JPH03192056A - ウェブ供給装置 - Google Patents

ウェブ供給装置

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JPH03192056A
JPH03192056A JP32369390A JP32369390A JPH03192056A JP H03192056 A JPH03192056 A JP H03192056A JP 32369390 A JP32369390 A JP 32369390A JP 32369390 A JP32369390 A JP 32369390A JP H03192056 A JPH03192056 A JP H03192056A
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JP
Japan
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web
roll
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new
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Application number
JP32369390A
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English (en)
Inventor
Takeo Kajiura
梶浦 武雄
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ISOWA FUUPAA SUIFUTO KK
Isowa KK
Original Assignee
ISOWA FUUPAA SUIFUTO KK
Isowa KK
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Publication date
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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ウェブ供給装置に装填したロール体から所
要のウェブ消費機構に供給中の旧ウェブに、別のロール
体から引き出された新ウェブをスプライスし終えた際に
、新ウェブのロール体をウェブ供給方向に回転駆動して
、引き出し供給されるウェブに大きな負荷が加わって破
断するのを有効に防止し得るウェブ供給装置に関するも
のである。
従来技術 長尺の紙やフィルム、金属箔等の単体ウェブその他ラミ
ネートフィルム等の複合シート等を中空巻芯に巻取った
ロール体が、産業上の諸分野で各種の用途に応じて広く
使用されている。例えば段ボールシートを製造するコル
ゲートマシンでは、中芯紙やライナその他バックライナ
等のウェブ(こ1 れらの「ウェブ」を以下「原紙」という)を巻回したロ
ール体(以下「原紙ロール」という)を装填して、原紙
の繰出し供給を行なう原紙供給装置の配設が不可欠とな
っている。
原紙供給装置としては、第8図に示す如く、所謂スイン
グアーム式のミルロールスタンドが広く知られている。
このミルロールスタンド10は、水平な回動軸12.1
4に夫々スプライン結合される左右一対のスイングアー
ム16,16(一方のみ図示する)を2基有し、この回
動輪12.14は、図示しない油圧シリンダによって所
定の角度範囲内で回動される。また一対のスイングアー
ム16゜16は、図示しない別の油圧シリンダの正逆付
勢により、相対的に近接方向および離間方向へ移動し得
るよう構成される。
各スイングアーム16の先端には、対をなす他方のスイ
ングアーム16の先端に指向して突出する円錐または角
錐形状のセンターブロック18が自由回転可能に枢支さ
れる。このセンターブロック18は、その先端部を原紙
ロール20の中芯となる紙管22に端部側から挿入可能
な寸法に設定されている。なお、センターブロック18
には、原紙ロール20の回転時における慣性による原紙
の過剰な繰出しを防止するために、電磁または空圧ある
いは油圧作動のブレーキ手段(図示せず)が同軸的に配
設されて、当該センターブロック18の回転に対し適切
な制動を付与するようになっている。
また、ミルロールスタンド10の上方には、原紙の紙継
ぎ(スプライス)を行なう公知のスプライサ−25が配
設されている。該スプライサ−25は、旧原紙と新原紙
(何れも後述)とを紙継ぎすると共に旧原紙を切断する
スプライスヘッド24と、所定量の原紙を貯留する公知
の原紙貯留機構(フエストーン)27とから構成され、
原紙貯留機構27内に貯留されている旧原紙を消費して
いる間に、スプライスヘッド24による紙継ぎ作業を行
なうことにより、コルゲートマシンへの原紙の供給を停
止することなく紙継ぎを行ない得るよう構成されている
=4− このように構成したミルロールスタンド10では、第8
図(a)に示す如く、一方のスイングアーム16.16
に装填した原紙ロール20から引き出された原紙は、ス
プライサ−25を介して下流側に設けたコルゲートマシ
ン(図示せず)に繰出し供給される。このとき、前記セ
ンターブロック18゜18は、スイングアーム16,1
6に対して原紙ロール20と共に自由回転している。そ
して、原紙の消費につれ該ロール20の直径が減少して
張力が変動する場合は、前記ブレーキ手段によりセンタ
ーブロック18.18の回転に適切な制動が付与される
次に、ライン稼動中におけるオーダ変更に伴い、別の規
格の原紙ロール20に交換する場合は、センターブロッ
ク18.18に制動を付与して、原紙ロール20の回転
を停止させる。また、前記スプライサ−25の原紙貯留
機構27を解放し、該貯留機構27に貯留されている原
紙をコルゲートマシンに供給する。そして、第8図(b
)に示す如く、スプライスヘッド24において、供給中
の原紙(「旧原紙」という)と別のスイングアーム16
.16に装填されて待機している原紙ロール20の原紙
(「新原紙」という)との自動紙継ぎを行なうと共に旧
原紙を切断し、新原紙を引続きコルゲートマシンに供給
する。
また、前記スイングアーム形式のミルロールスタンド1
0以外に、第9図に示す如く、回動輪に対し夫々反対方
向に延出したアームが一体的に揺動するターンオーバー
形のミルロールスタンドも、必要に応じて好適に使用さ
れている。このミルロールスタンド10は、図に示す如
く、1本の回動軸26に夫々スプライン結合される左右
一対のアーム16.16を2基有し、上アーム16と下
アーム16とは、回動軸26を挟んで逆「<」字形状と
なるよう配設されている。この回動軸26は、図示しな
い回動装置または油圧シリンダによって所定の角度で回
動され、上アーム16と下アーム16とを一体的に回動
するよう構成されている。
なお、一対のアーム16.16は、図示しない別の機構
または油圧シリンダを正逆付勢することによ− − リ、相対的に近接方向および離間方向へ移動する。
前記アーム16は、先端部に対をなす他方のアーム16
の先端部に指向するセンターブロック18が回転自在に
装着され、両七ンターブロック18.18により原紙ロ
ール20の紙管22を挟圧して、当該原紙ロール20の
装填がなされる。上アーム16と下アーム16との中間
位置には、図に示す如く、公知のスプライサ−25を構
成するスプライスヘッド24が配設され、このスプライ
スヘッド24により原紙の紙継ぎおよび切断が行なわれ
る。また、スプライスヘッド24の下流側に、スプライ
サ−25を構成する原紙貯留機構27が配置され、該貯
留機構27内に貯留される原紙を消費している間に、ス
プライスヘッド24で紙継ぎが行なわれる。
このミルロールスタンド10では、第9 図(a )に
示す如く、上方に延在するアーム16.16に装填され
た原紙ロール20の旧原紙は、スプライサ−25(スプ
ライスヘッド24および原紙貯留機構27)を介してコ
ルゲートマシンの所要個所に繰出し供給される。そして
、上アーム16.16に装填した原紙ロール20を交換
する場合は、スプライスヘッド24により下アーム16
.16に装填した原紙ロール20の新原紙に対する紙継
ぎを行なった後に、供給中の旧原紙を該スプライスヘッ
ド24に配設したナイフ32で切断し、当該新原紙をコ
ルゲートマシンに供給する(第9図(b)参照)。
この紙継ぎ直後に、第9図(c)に示すように、スプラ
イスヘッド24を所定距離だけ右方向に移動させて、ア
ーム16.16に装填された原紙ロール20がスプライ
スヘッド24に当接するのを回避する。そして、前記回
動軸26を反時計方向に所定の角度だけ回動させて、図
示しない台車等の原紙ロール搬送手段上に原紙ロール2
0を移載し、別の原紙ロールを前記センターブロック1
8.18に装填する。
更に、前記スイングアーム式、ターンオーバー式と異な
る構成のミルロールスタンドも一部で採用されている。
このミルロールスタンドは、一対の無端軌道が所定間隔
離間して対向配置され、無端7 8− 軌道には夫々無端子ェンが走行自在に配設されている。
また無端チェノにベースが配設され、該ベースには対を
なす他方のベースに向けて近接離間可能なセンターブロ
ックが配設されている。すなわち、このミルロールスタ
ンドにおいても、各センターブロックにより原紙ロール
が挟持されると共に、該ミルロールスタンドの上方に配
設した公知のスプライサ−により、原紙の紙継ぎが行な
われる。
前述した何れの構造のミルロールスタンドにおいても、
センターブロック18.18に挟持された原紙ロール2
0の原紙の消費が進行して直径が小さくなったり、オー
ダ変更により別の規格の原紙ロールと交換する場合は、
スプライサ−25により供給中の旧原紙と、待機中の別
の原紙ロール20の新原紙との紙継ぎを行なうよう構成
されている。
発明が解決しようとする課題 前記旧原紙と新原紙とを紙継ぎする際には、新原紙の原
紙ロール20は停止した状態で待機している。しかも、
該原紙ロール20は未使用の場合が殆どであるので直径
は大きく、極めて重量がある。従って、旧原紙と新原紙
との紙継ぎが終了して、停止している原紙ロール20か
ら新原紙が引き出される際に、該原紙に過大な負荷が加
わって原紙が破断してしまい、コルゲートマシンの運転
停止に到る重大な問題がある。
そこで従来は、オーダ変更等により旧原紙と新原紙とを
紙継ぎする際には、コルゲートマシンを一旦減速運転し
、紙継ぎ終了後に元の運転速度まで徐々に増速すること
により、新原紙の引き出し始めに該原紙に過大な負荷が
加わらないようにすることが行なわれている。
ここで、近年ではユーザからの戸請により、コルゲート
マシンで製造される段ボールシートは、多品種、小ロッ
トとなっており、オーダ変更等による原紙ロールの交換
は一日の間に頻繁に行なわれている。しかるに、前述し
た如く、原紙ロールの交換に伴なう紙継ぎ作業の都度コ
ルゲートマシンを減速運転すると、−日の生産能力が著
しく低9 −】〇− 下する欠点があった。また、薄手の原紙や再生紙等の低
品質原紙は強度が低いために、前述した如く紙継ぎに際
してコルゲートマシンを減速運転しても、その増速時に
破断する事故が多発する難点があった。
そこで、特公昭53−26557号公報の発明「自動紙
継装置」に開示される如く、旧原紙と新原紙との紙継ぎ
を行なうに際し、新原紙の原紙ロールに回転を与えるよ
う構成した提案がある。しかし、該装置では、原紙ロー
ルの外周に回転自在に当接する駆動車輪を積極駆動する
よう構成しているため、交換される原紙ロールの直径に
合わせて駆動車輪を移動させる機構が必要となり、装置
が大型化すると共に複雑となる難点がある。また、新原
紙に両面貼着テープを貼着する等の紙継ぎの準備作業を
行なうに際し、前記駆動車輪が邪魔となったり、作業者
の手指が挟まれるおそれもあり、危険な作業となる欠点
も指摘される。
発明の目的 この発明は、前述したウェブ巻装ロールの交換に際し内
在している前記解決課題に鑑み、これを好適に解決する
べく提案されたものであって、ウェブのスプライスを行
なった際に、新ウェブの巻装ロールを回転させて、該ウ
ェブに過大な負荷が加わるのを防止し得る簡単な構成に
係る手段を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本発明は
、ウェブ消費機構に繰出し供給中の旧ウェブと待機中の
新ウェブとのスプライスを行なうスプライサ−のウェブ
供給方向上流側に配設され、ウェブ供給方向と交差する
方向に対向配置した一対の移動部材に、センターブロッ
クを相互に近接および離間自在に備え、該センターブロ
ックにウェブ巻装ロールを繰出し供給可能に装填される
ウェブ供給装置において、 前記移動部材に関係的に配設され、前記センターブロッ
クの少なくとも一方とをクラッチを介して連結された回
転駆動手段と、 前記センターブロックに装填されたウェブ巻装】1− 2 0−ルの繰出し方向指示信号に基づき、前記ウェブのス
プライスが終了したタイミングで、前記クラッチを接続
すると共に、新ウェブの巻装ロールが装填されたセンタ
ーブロックをウェブ繰出し方向に回転させるよう回転駆
動手段を駆動制御する手段とから構成したことを特徴と
する。
実施例 次に、本発明に係るウェブ供給装置につき、好適な実施
例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
(第1実施例に係るミルロールスタンドについて)第1
図は、本発明の第1実施例に係るミルロールスタンドの
要部縦断面を示す。図に示す如く、水平な回動軸12に
、左右一対のスイングアーム16.16が配設され、該
スイングアーム16゜16は、図示しない油圧シリンダ
等の駆動機構により付勢されて相対的に近接および離間
移動可能に構成されている。このスイングアーム16の
先端には、対向する他方のスイングアーム16の先端に
指向して突出するセンターブロック18が、回転軸18
aを介して夫々自由回転可能に枢支されている。また回
転軸18aには、ブレーキ手段33が配設され、必要に
応じて当該センターブロック18の回転に対し制動を付
与し得るよう構成している。なおスイングアーム16は
中空に形成され、その内部に後述するモータ36の動力
を回転軸18aに伝達する機構が内蔵されている。
前記右側のスイングアーム16の背面側には、回動軸1
2に近接する位置に取付は部材34を介してモータ36
が配設され、その出力軸36aは、スイングアーム16
の内部において前記回動軸18aと平行に回転自在に枢
支された駆動軸38に、カップリング40を介して連結
されている。
また、前記センターブロック18の回転軸18aには、
第1図に示す如く、クラッチ42が一体的に回転可能に
配設され、このクラッチ42の可動部にスプロケット4
4が配設されている。すなわち、クラッチ42のロータ
42aが回転軸18aに固定され、このロータ42aに
接続および接続解除されると共に、回転軸18aに対し
ては回転3 −14= 自在なアーマチュア42bに、スプロケット44がボル
ト固定されている。そして、このスプロケット44と、
前記駆動軸38に配設したスプロケット46とにチェノ
48が巻装されている。従って、クラッチ42のロータ
42aとアーマチュア42bとが接続した状態で、前記
モータ36を正逆何れかの方向に駆動すれば、センター
ブロック18は所定方向に回転する。なおりラッチ42
としては、例えば電磁ツースクラッチが好適に使用され
る。
前記モータ36には、第2図に示す如く、該モータ36
の駆動・停止および回転方向の制御を行なう制御装置7
0が接続されている。この制御装置70には、旧原紙と
新原紙との紙継ぎを行なうに際し、前記スプライサ−2
5を作動させる起動スイッチ72が接続され、該起動ス
イッチ72を操作することにより発生されるスプライサ
−25の起動信号が制御装置70に入力されるようにな
っている。そして、該スプライサ−25の起動信号の入
力により、前記モータ36を駆動して、当該モータ36
が配設されるスイングアーム16.16に装填されてい
る原紙ロール20を原紙繰出し方向に回転させて、紙継
ぎ終了後に該原紙ロール20から引き出される新原紙に
過大な負荷が加わるのを防止するよう構成されている。
ここで、前記原紙ロール20には、その製造メーカーに
よって、紙管22に原紙の表面側が巻かれる規格のもの
と、紙管22に原紙の裏面側が巻かれる規格のものとの
2種類が存在して、規格統一はなされていない。このた
め、スイングアーム16.16に装填した原紙ロール2
0は、コルゲートマシンに供給される際の繰出し方向が
自ら異なってくる。例えば、原紙ロール20に原紙の表
面が表われるタイプでは、第3図に示す如く、時計方向
に原紙が繰出されるし、また反対にロール20に原紙の
裏面が表われるタイプでは、第4図に示す如く、反時計
方向に原紙が繰出される。なお、原紙に裏表がないもの
であっても、作業者の使い勝手による原紙ロール20の
装填状態によっても、原紙の繰出し方向が異なることが
ある。
5− 6− このため、紙継ぎがなされた際に、新原紙の原紙ロール
20を原紙繰出し方向に回転させるためには、予め原紙
ロール20の装填状態を制御装置70に入力しておく必
要がある。そこで実施例では、前記制御装置70に原紙
ロール20の装填状態に応じて、該原紙ロール20の繰
出し方向が、正転方向(時計方向)か逆転方向(反時計
方向)かを指定する2個のスイッチ74.76が接続さ
れている。従って、原紙ロール20をスイングアーム1
6.16に装填した際に、作業者が両スイッチ74.7
6の何れか一方を選択操作しておくことにより、繰出し
方向の信号が制御装置70に入ノJされて、該信号に基
づきスプライス終了後の原紙ロール20の繰出し方向が
決定される。なおこの繰出し方向の入力信号は、紙継ぎ
が終了した際に、旧原紙の切断端部を原紙ロール20に
巻戻す信号としても利用し得る。
ところでコルゲートマシン等のメンテナンスに際し、前
記スプライサ−25のスプライステストを行なうことが
ある。このときは、コルゲートマシンの運転は停止して
いるので、スプライサ−25の原紙貯留機構27には所
定量の原紙が貯留されており、この状態で前記モータ3
6を駆動して原紙ロール20を回転させると、事故を発
生するおそれがある。また、メンテナンスに際しては、
貯留機構27を解放(貯留されている原紙をコルゲート
マシンに供給し得る状態)しない。そこで、スプライス
テストに際して事故の発生を防止するために、原紙貯留
機構27の解放を検出するセンサ78を前記制御装置7
0に接続し、該センサ78の検出信号が入力されない限
り、モータ36を駆動しないようにしている。
(第1実施例の作用について) 次に、第1実施例の作用につき説明する。
第5図(a)に示す如く、ミルロールスタンドの方のス
イングアーム16,16に装填した原紙ロール20から
引き出された旧原紙は、スプライサ−25(スプライス
ヘッド24および原紙貯留機構27)を介して、図示し
ないコルゲートマシンの所要個所に繰出し供給されてい
る。なお、前記クラ7 】8 ッチ42の接続は解除されているので、該クラッチのア
ーマチュア42bに配設したスプロケット44と、セン
ターブロック18の回転軸18aとは駆動伝達が遮断さ
れている。
そして、オーダ変更等により原紙ロール20を交換する
のに先立ち、現在供給中の旧原紙の原紙ロール20が装
填されているスイングアーム16゜16とは別のスイン
グアーム16,16に、新なたオーダに係る原紙ロール
20を装填する。このとき、原紙ロール20の表裏を確
認し、作業者は前記繰出し方向の指定スイッチ74.7
6の何れか一方、例えば逆転方向(反時計方向)を指定
するスイッチ76を操作して制御装置70に繰出し方向
の信号を入力する。
次いで、オーダ変更指令によりスプライサ−25の起動
スイッチ72が操作されると、該スプライサ−25に内
蔵した原紙貯留機構27が解放され、該貯留機構27に
貯留されている原紙がコルゲートマシンに供給される。
また、原紙貯留機構27が解放したことを紬記検知セン
サ78が検出し、その信号を制御装置70に供給する。
更に前記旧原紙の原紙ロール20が装填されたセンター
ブロック18.18にブレーキ手段により制動を付与し
て、原紙ロール20を停正すると共に、スプライスヘッ
ド24により旧原紙と新原紙との紙継ぎを行なう。なお
紙継ぎのなされた旧原紙は、所定個所で切断される。
前記スプライサ−25の起動信号および原紙貯留機構2
7の解放信号が制御装置70に入力されると、前記クラ
ッチ42が接続されると共に、そ−タ36が所定方向に
回転駆動される。なおモータ36は、前記指定スイッチ
76により予め入力された信号に基づいて逆転方向(反
時計方向)に回転する。これにより、モータ36の回転
が前記回転軸18aに伝達されて、第5図(b)に示す
如く、新原紙の原紙ロール20は繰出し方向に回転する
すなわち、旧原紙が消費されるのに引き続いて新原紙が
原紙ロール20から引き出されるに際し、原紙ロール2
0は繰出し方向に回転されるので、引き出される原紙に
過大な負荷が加わることがな+9− 20− い。
また、スプライスヘッド24中で切断された旧原紙の切
断端部は、原紙ロール20から所定長さだけ垂れ下がっ
ているので、当該原紙ロール20が装填されているスイ
ングアーム16,16のモータ36を駆動して、原紙ロ
ール20を繰出し方向と反対方向に回転することにより
、旧原紙の切断端部を巻戻すことができる。なお、この
ときのモータ36の回転方向は、該原紙ロール20をス
イングアーム16,16に装填した際に、前記指定スイ
ッチ74.76を選択して入力した繰出し方向とは逆方
向となる。
(第2実施例に係るミルロールスタンドについて)次に
、第6図は、本発明の別実施例に係るターンオーバー式
のミルロールスタンドを示す。なお、上アーJA16と
下アーム16とは、構造が同一であるので、上アーム1
6についてのみ説明する。
第7図に概略的に示すように、右側の上アーム16には
、その出力軸36aをアーム内部に臨ませてモータ36
が配設され、この出力軸36aにギヤ62が配設されて
いる。また、アーム16の内部にブラケット64が配設
され、このブラケット64に、前記ギヤ62と噛合する
中間ギヤ66が回転自在に枢支されている。更に、セン
ターブロック18の回転軸18aにギヤ68が配設され
、このギヤ68は中間ギヤ66と噛合している。従って
、前記モータ36を駆動することによって、ギヤ列を介
してセンターブロック18は所要方向に回転される。
なお、前記ギヤ62は、クラッチ42を介してそ一夕3
6の出力軸36gに配設されて、モータ36からギヤ6
2への動力の伝達を入・切し得るよう構成されている。
また、第2実施例においても、繰出し方向の指定スイッ
チ74.76、スプライサ−25の起動スイッチ72お
よび原紙貯留機構27(第9図参照)の解放検知センサ
78が接続された制御装[70が、前記モータ36に接
続されている。
(第2実施例の作用について) 次に、このように構成した第2実施例に係るミ21 2− ルロールスタンドの作用につき説明する。上方アーム1
6.16に装填されて、原紙が図示しない紙消費機構に
供給されている原紙ロール20を交換するのに先立ち、
次回オーダの原紙ロール20を下アーム16.16に装
填する。このとき、下アーム16.16に装填した原紙
ロール20の表裏を確認して、作業者は前記繰出し方向
の指定スイッチ74.76の何れか一方を選択して制御
装置70に繰出し方向の信号を入力しておく。
次に、オーダ変更指令により前記スプライサ−25の起
動信号が制御装置70に入力されると共に、原紙貯留機
構27の解放検知センサ78の検知信号が入力されると
、下アーム16.16に配設した前記モータ36が所定
方向に回転駆動される。
このときモータ36は、予め設定スイッチ74゜76で
指定された方向に回転駆動される。また、前記クラッチ
42が接続されるので、モータ36の回転は前記ギヤ列
を介してセンターブロック18の回転軸18aに伝達さ
れ、センターブロック18.18に挟持した原紙ロール
20は、原紙供給方向に回転される。従って、旧原紙が
消費されるのに引き続き新原紙が引き出されるに際し、
該新原紙に過大な負荷が加わることがなく、該原紙が破
断して紙消費機構が停止するのを有効に防止し得る。
また、紙継ぎに際してスプライスヘッド24中で切断さ
れて垂下する旧原紙の切断端部は、センターブロック1
8.18に挟持した原紙ロール20を、上アーム16.
16に配設したモータ36により旧原紙の直前までの繰
出し方向と反対方向に回転することにより巻戻される。
なお本実施例では、段ボールシートを製造するコルゲー
トマシンに付帯するミルロールスタンドに採用した場合
につき説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、ウェブを回巻したロール体を回転自在に支持する
構成の供給装置であれば、例えば輪転印刷機やコーティ
ングマシン等の紙工機械の分野にも広く使用し得る。ま
た実施例では原紙ロールの繰出し方向を指定するのに、
作業者が指定スイッチを選択して行なっているが、3 24− 適宜のセンサにより原紙ロールの繰出し方向を自動的に
検出するようにしてもよい。
発明の効果 以上に説明した如く、本発明に係るウェブ供給装置によ
れば、ロール体を挟持するセンターブロックを、ウェブ
の供給方向に回転させるよう構成したので、スプライス
終了後に新ウェブのロール体から引き出されるウェブに
過大な負荷が加わることがなく、該ウェブが破断してウ
ェブ消費機構が停止に到るのを有効に防止し得る。また
、ウェブ消費機構の運転速度を低下させなくても、ウェ
ブのスプライスを行ない得るので、生産能力を向上させ
ることができる。また、センターブロックを回転駆動す
るので、スプライスの準備作業に際して駆動機構が邪魔
になることがなく、しかも構造が簡単で安全である、等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係るウェブ供給装置の好適な実施例を
示すものであって、第1図は、第1実施例に係るミルロ
ールスタンドの概略縦断面図、第2図は、スイングアー
ムのモータに接続される制御装置の説明図、第3図は、
原紙ロールに原紙の表面が表われる原紙ロールの原紙繰
出し方向を示す説明図、第4図は、原紙ロールに原紙の
裏面が表われる原紙ロールの原紙繰出し方向を示す説明
図、第5図(a)、(b)は、第1実施例に係るミルロ
ールスタンドにおいて紙継ぎを行なう状態を経時的に示
す説明図、第6図は、第2実施例に係るミルロールスタ
ンドを一部破断して示す概略斜視図、第7図は、第6図
に示すセンターブロックを破断して示す側面図、第8図
(a)、(b)は、従来技術に係るミルロールスタンド
において紙継ぎを行なう状態を経時的に示す説明図、第
9図(a)、(b)、(c)は、別の従来技術に係るミ
ルロールスタンドにおいて紙継ぎを行なう状態を経時的
に示す説明図である。 16・・・スイングアーム 18・・・センターブロッ
ク20・・・原紙ロール   25・・スプライサ−3
6・・・モータ     42・・・クラッチ25− 6 70・・・制御装置 特 許 出 願 人 株式会社 イソワ・ツーパー スイット 株 式

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ウェブ消費機構に繰出し供給中の旧ウェブと待機中の新
    ウェブとのスプライスを行なうスプライサー(25)の
    ウェブ供給方向上流側に配設され、ウェブ供給方向と交
    差する方向に対向配置した一対の移動部材(16、16
    )に、センターブロック(18、18)を相互に近接お
    よび離間自在に備え、該センターブロック(18、18
    )にウェブ巻装ロール(20)を繰出し供給可能に装填
    されるウェブ供給装置において、前記移動部材(16)
    に関係的に配設され、前記センターブロック(18)の
    少なくとも一方とをクラッチ(42)を介して連結され
    た回転駆動手段(36)と、前記センターブロック(1
    8、18)に装填されたウェブ巻装ロール(20)の繰
    出し方向指示信号に基づき、前記ウェブのスプライスが
    終了したタイミングで、前記クラッチ(42)を接続す
    ると共に、新ウェブの巻装ロール(20)が装填された
    センターブロック(18)をウェブ繰出し方向に回転さ
    せるよう回転駆動手段(36)を駆動制御する手段(7
    0)とから構成したことを特徴とするウェブ供給装置。
JP32369390A 1990-11-26 1990-11-26 ウェブ供給装置 Pending JPH03192056A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105565023A (zh) * 2015-12-28 2016-05-11 常熟市振泰无纺机械有限公司 双工放卷机
JP2016120943A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社トパック 自動包装機のロール支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016120943A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 株式会社トパック 自動包装機のロール支持装置
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