JP3637208B2 - 巻取紙製造設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製紙工場に配置される巻取紙製造設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は最新の製紙工場に設置された巻取紙製造設備の代表的な配置を示す説明図、図11(a)〜(c)は上記巻取紙製造設備の操業中における主要な動作を示す説明図である。
【0003】
図10に示すような巻取紙製造設備は、アンワインダ1、スプールエジェクタ2、スリッタセクション3、ワインドアップセクション(以下、単にワインダという)及びロール回転装置5をその製造工程順に配置することによって構成されており、最新の設備として、例えば新聞用紙巻取り用として採用されている。
上記アンワインダ1は、抄紙機の最後尾に配置されたリールパート(図示せず)で連続的に生産された親巻き(ペアレントロール)7と呼ばれる大径で広幅の巻取紙を受け入れて巻き戻す装置である。しかも、アンワインダ1は、親巻き7から印刷会社が要求する寸法の巻取紙、巻取りロール(以下、「シッピングロール」と呼ぶ)を製造する工程において、最初に必要となる装置である。
図示しない抄紙機のリールパートからアンワインダ1まで親巻き7を運搬する方式としては、クレーンを用いる方式が一般的であるが、最近では図外のリールパートとアンワインダ1とをレールで連結し、そのレールで親巻き7の両端部に突き出したリールスプールと呼ばれる巻き芯部を支えながら、同親巻き7をアンワインダ1まで運ぶ方式も採用され始めている。このような親巻き7の運搬手段については、既に製紙業界では広く知られており、その詳細な説明は省略する。
【0004】
また、上記スプールエジェクタ2は、アンワインダ1上で親巻き7が巻き戻されて残りが少なくなり、新たにシッピングロール8を生産するためには不十分と判断されたときに若干紙が残った状態のリールスプールをアンワインダ1から垂直方向へ持ち上げて取り除く設備である。
この設備の構成装置として、垂直上方への移動途中の適当な位置で一旦上昇動作を止め、リールスプールから垂れ下がった紙と新たにアンワインダ1に運び込まれた親巻き7の外層紙とを継ぎ合わせるための必要装置を付属した方式が最近用いられるケースが増えているが、それらを含めて本装置の詳細は特公平2ー11493号公報で説明されているので、ここではその詳細な説明を省略する。
【0005】
図11(a)は、ワインダ4の巻取り運転を停止してアンワインダ1で紙継ぎを行っている状態を示している。紙継ぎ動作は通常自動化されている。
なお、この紙継ぎ動作における接着部がシッピングロール8に含まれて、製品の一部として出荷されることは製紙業界では許されていない。したがって、後述するワインダドラム上に所定長さのシッピングロール8が巻上がると、ワインダ4の作動が停止され、その後紙継ぎを行い、再びワインダ4を起動させて紙継ぎ接着部を既に所定長さ巻き終わったシッピングロール8の外層部に追加巻きを行うという操業方式が採用されている。
【0006】
上記スリッタセクション3は、アンワインダ1から巻き戻された紙がこの装置を通過する過程で、シッピングロール8の所要巻き幅に回転刃を用いて連続的に裁断されるように構成されている。スリッタセクション3としては種々の形式があるが、いずれも公知の装置であるので、その詳細な説明は省略する。
また、上記ワインダ4は巻取り装置であり、本図は製紙工場で最も広く用いられているツウドラムワインダ方式を示している。印刷会社の求める幅と巻き長さのシッピングロール8は、水平に配置された2本の回転ドラム(ワインダドラム)41上に巻き上げられるようになっている。
さらに、上記ロール回転装置5は、これを構成する2本のロール51上にワインダ4で巻き終わったシッピングロール8を受け入れ、それを適当量回転させることにより、同シッピングロール8の紙端をロール面に接着させるものである。その結果、作業の効率化が図られることから、最近の巻取紙製造設備にはロール回転装置5を組み込むことが一般的になってきている。
【0007】
なお、図11(b)は、ワインダドラム41上から押し出されたシッピングロール8をクッションストッパ52で衝撃を緩和させながらロール回転装置5上に受け入れている状態を示している。また、図11(c)は、ワインダドラム41上で次の巻取り動作が既に始まっており、ロール回転装置5上ではシッピングロール8の紙端接着工程が始まる状態を示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の巻取紙製造設備の構成では、ロール回転装置5の上にアンワインダ1で紙継ぎされた接着部を外層に含むシッピングロール8が来た場合、その除去作業に非常に手間と時間が掛かるという不具合点がある。
すなわち、前述したように紙継ぎは、図11(a)に示す如く、ワインダ4の全体を一旦停止させた状態でアンワインダ1において行われるが、その時ワインダドラム41からスリッタセクション3を経てアンワインダ1に至る紙に皺が発生することになる。この皺入りの原因は、運転中に皺の発生を防いでいた張力がワインダ4の停止とともに殆どゼロに近いレベルまで低下することにあるが、新聞用紙や通常の印刷用紙の如き紙種の場合、皺の発生を確実に防止できる手段は現在のところ見つかっていない。
したがって、ロール回転装置5上で皺と紙継ぎ接着部を含む全ての不良紙を取り除く必要が生じる。通常、不良紙はシッピングロール8の外層部を4〜5層を取り除くことにより除去させることができる。
【0009】
ここで、図12(a)は、オペレータOが機内に入り不良外層紙30をシッピングロール8の全幅にわたって切断し、皺を含まない紙端をシッピングロール8の表面に接着している作業状態を示している。また、図12(b)は、紙端の接着作業終了後、シッピングロール8を適当量矢印方向に回転させて、切断した不良外層紙30の全てをワインダドラム41側に繰り出し、それをオペレータOが機外に運び出そうとしている状態を示している。さらに、図12(c)は、オペレータOが不良外層紙30を全て機外に運び出した後、ロール51を反時計方向へ回動させることによりシッピングロール8をロール回転装置5上から開閉可能な連絡プレート53を介して送り出している状態を示している。
【0010】
このように、図12(a)〜(c)に示す不良外層紙30の除去作業は、多量の紙を取り除く重労働である上、所要時間も長いので、除去作業が終わる前に、次のシッピングロール8がワインダドラム41上で巻き上がってしまい、ワインダ4が停止している状態、すなわちワインダ4の巻取り生産能力の低下となる好ましくない状態が発生するという不具合を有している。
【0011】
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、ワインダオペレータによる直接作業を行うことなく、ロール回転装置上の不良外層紙を含むシッピングロールから自動的に不良外層紙を取り除くことができ、かつ人手作業に比べて短時間で不良外層紙を取り除くことが可能な巻取紙製造設備を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明では、巻取り装置の下流側に、該巻取り装置で巻き終えた巻取りロールを受け入れて回転自在に支持するロール回転装置を設け、該ロール回転装置のロール排出側に、前記巻取りロールの幅方向に沿って往復移動可能な紙裂きユニットを備えた不良外層紙除去装置を配設し、該不良外層紙除去装置の紙裂きユニットを移動させることにより前記巻取りロールの外層から不良外層紙を切断すると共に、前記ロール回転装置により前記巻取りロールを回転させて前記不良外層紙を除去するように構成した巻取紙製造設備において、前記紙裂きユニットは揺動可能なローラ台を備え、該ローラ台には、リンク機構により支持され、前記巻取りロールの円筒面に平行に動く押えローラ台が設けられ、該押えローラ台には、押えローラと紙裂きへらが間隔を置いて取付けられており、前記紙裂きユニットが前進すると、前記押えローラが前記巻取りロールの外層を押え込み、浮き上がった紙層間に前記紙裂きへらの先端部分が突っ込んで進むように構成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係る巻取紙製造設備の全体配置図、図2は本発明の実施の形態に係る巻取紙製造設備のロール回転装置部の拡大図、図3は図2におけるA−A矢視図、図4は本発明の実施の形態に係る巻取紙製造設備において、不良外層除去工程開始直後の不良外層除去装置の正面図、図5(a),(b)は図3及び図4におけるB矢視図とその側面図、図6は図5の状態から不良外層除去装置の紙裂きユニットが少し駆動側に移動した状態の図、図7は図6で示した紙裂きユニットの移動工程を操作側から見た図、図8は上記不良外層除去装置の紙裂きユニットが駆動側まで移動した後の状態の図、図9(a)〜(c)は上記ロール回転装置を作動させて不良外層紙をシッピングロールの表面から取り除く工程図である。なお、前記従来技術の項において説明したものと同一部位は同一符号を付して説明を省略する。
【0014】
本発明の実施の形態に係る巻取紙製造設備では、図1及び図2に示すように、従来の代表的配置例と同様、ワインダ(巻取り装置)4の下流側に、このワインダ4で巻き終えたシッピングロール(巻取りロール)8を受け入れて回転自在に支持するロール回転装置5が設けられていると共に、従来例と異なり、このロール回転装置5のロール排出側(図1中左側)に不良外層紙除去装置6が更に配設されている。しかも、この不良外層紙除去装置6は、後述するように、シッピングロール8の幅方向(軸芯方向)に沿って往復移動可能な紙裂きユニット17を備えている。
【0015】
このため、本実施の形態に係るロール回転装置5は、図2〜図4に示す如く、構成部品としてのクロスビーム11がシッピングロール8の幅方向に沿って配設されている。このクロスビーム11の垂直面には、上下2列のローラスライドレール12が固定されており、これら各ローラスライドレール12には図示しないスライドユニットが組み込まれている。このスライドユニットは、ローラスライドレール12とセットになって市販されている部品であるが、同ローラスライドレール12にガイドされてレールの全長を移動することができるようになっている。
【0016】
また、上記スライドユニットには移動台車13が取付けられている。この移動台車13は、ブレーキ付きギヤードモータ(以下、単にモータという)19で駆動され、プーリ20に巻回されたベルト21に取付けられている。このため、移動台車13は、モータ19を正逆転させると、モータ出力軸に固定されたプーリ20及びベルト21の動きを得てローラスライドレール12に沿って往復移動することができるように構成されている。
【0017】
一方、上記移動台車13には、上下方向へ延びるロッド14aを備えたエアシリンダ14が搭載されており、該エアシリンダ14はコイルホース18を介して空気供給源に連通されている。エアシリンダ14のロッド14aの先端には、正面T字状のスイングアーム15の一端が回動自在に連結されており、スイングアーム15の基端は、移動台車13のフレーム13aに回動自在に取付けられている。したがって、コイルホース18を通じてエアシリンダ14に出入りする空気を制御すれば、スイングアーム15を揺動させたり、揺動する力の大きさを変えることができるようになっている。
【0018】
また、上記スイングアーム15の他端には、紙裂きユニット17が同スイングアーム15上で揺動可能に取付けられている。この紙裂きユニット17は、図5及び図6に示す如く、スイングアーム15の上端に揺動可能に取付けられたローラ台22を備えており、該ローラ台22には、4組の太鼓形ローラ24が回転可能に取付けられている。しかも、ローラ台22には、リンク27及び屈折リンク28により支持された押えローラ台23が付属して設けられている。この押えローラ台23には、押えローラ25と紙裂きへら26が所定の間隔を置いて取付けられている。
屈折リンク28は、リンク27と共同して平行リンク機構を構成し、押えローラ台23をシッピングロール8の円筒面に平行に動かせるように作用すると同時に、その一端は引張りばね29に連結されている。したがって、押えローラ25及び紙裂きへら26は、屈折リンク28を介して引張りばね29のばね力でシッピングロール8の円筒面に押し付けられるようになっている。なお、紙裂きへら26は、シッピングロール8の紙層間への進入が容易となるよう、あひるの嘴のような形状に形成されている。
【0019】
本実施の形態に係る巻取製造設備おいて、不良外層紙除去装置6の紙裂きユニット17は、通常、図3に示すように操作側(図中右側)で待機している。そして、後述の不良外層紙30を有するシッピングロール8がロール回転装置5の上に転入後(図2に示す状態)、モータ19が起動され、紙裂きユニット17は図5に示す位置まで前進し、そこでエアシリンダ14のヘッド側に空気圧が作用させられて同エアシリンダ14のロッド14aを押し出す。この動きは、スイングアーム15を介してローラ台22上の4組の太鼓形ローラ24に伝えられ、これら太鼓形ローラ24は、シッピングロール8の円筒面に押し付けられることになる。また、ローラ台22は揺動可能であることから、4組の太鼓形ローラ24が均等に荷重を分担すべく適当に揺動し、その結果、シッピングロール8の径が変化しても、ローラ台22の姿勢はシッピングロール8の円周の接線方向に保たれることになる。
【0020】
この状態になった後、紙裂きユニット17は駆動側(図3中左側)へ向かって前進を始めるが、押えローラ25が引張りばね29から与えられた弾撥力によりシッピングロール8の外層を押え込み、その後を紙裂きへら26が進むことになるので、押えローラ25の通過直後の少し浮き上がった紙層間に紙裂きへら26の先端部分が突っ込まれることになる。
その状態で紙裂きユニット17を前進させると、図6に示すように、シッピングロール8の外層が切断される。何枚の外層を切断するかは、引張りばね29のばね力を加減することにより決定される。しかる後、図7に示すように、紙裂きユニット17とシッピングロール8との位置関係を保ちながら、図8に示すように、紙裂きユニット17を駆動側まで移動させると、不良外層紙除去のための切断工程が終了する。
【0021】
次いで、図9(a)に示す如く、ロール回転装置5によりシッピングロール8を矢印方向へ回転させると、同シッピングロール8の外周に沿って残っている不良外層紙30は、図9(b)に示すように、ブロークトレイ31内に落ち込む。そして、更にシッピングロール8の回転を続けると、最下層に位置するシッピングロール8の紙端32が図9(c)に示す位置となる。したがって、シッピングロール8の回転をそこで停止させれば、楽な姿勢でシッピングロール8の紙端接着作業を行うことが可能となる。また、図示は省略されているが、紙端自動接着装置を備えていれば、図9(c)に示す状態から自動接着工程に入ることもできる。
【0022】
本発明の実施の形態に係る巻取紙製造設備では、従来の製造設備に加えて、ロール回転装置5のロール排出側に紙裂きユニット17を備えた不良外層紙除去装置6を設けており、太鼓形ローラ24、押えローラ25及び紙裂きへら26をシッピングロール8の円筒面に押し付けながら紙裂きユニット17を操作側から駆動側へ向かって移動させることによりシッピングロール8の外層を切断しているため、重労働である不良外層紙30の除去作業を人手によらずに自動的に行うことができ、生産性を高めることができる。しかも、紙裂きユニット17で切断され、シッピングロール8の外周に残っている不良外層紙30は、ロール回転装置5によりシッピングロール8を回転させると、ブロークトレイ31内に落ちるため、除去作業が容易となる。また、切断された最下層のシッピングロール8の紙端32を適当な位置に持って来れるため、シッピングロール8の紙端接着作業を容易に行うことができる。
【0023】
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び変更を加え得るものである。
【0024】
【発明の効果】
上述の如く、本発明に係る巻取紙製造設備は、巻取り装置の下流側に、該巻取り装置で巻き終えた巻取りロールを受け入れて回転自在に支持するロール回転装置を設け、該ロール回転装置のロール排出側に、前記巻取りロールの幅方向に沿って往復移動可能な紙裂きユニットを備えた不良外層紙除去装置を配設し、該不良外層紙除去装置の紙裂きユニットを移動させることにより前記巻取りロールの外層から不良外層紙を切断すると共に、前記ロール回転装置により前記巻取りロールを回転させて前記不良外層紙を除去するように構成したものであって、前記紙裂きユニットは揺動可能なローラ台を備え、該ローラ台には、リンク機構により支持され、前記巻取りロールの円筒面に平行に動く押えローラ台が設けられ、該押えローラ台には、押えローラと紙裂きへらが間隔を置いて取付けられており、前記紙裂きユニットが前進すると、前記押えローラが前記巻取りロールの外層を押え込み、浮き上がった紙層間に前記紙裂きへらの先端部分が突っ込んで進むように構成されているので、ワインダオペレータが煩雑で重労働である不良外層紙の除去作業を直接行うことなく、ロール回転装置上の不良外層紙を含むシッピングロールから自動的にかつ短時間に不良外層紙を確実に取り除くことができ、生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る巻取紙製造設備を示す全体配置図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る巻取紙製造設備のロール回転装置部を拡大して示す概要図である。
【図3】図2におけるA−A矢視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る巻取紙製造設備において、不良外層紙除去工程開始直後の不良外層紙除去装置を示す正面図である。
【図5】(a)は図3及び図4におけるB矢視図、(b)は(a)の側面図である。
【図6】図5の状態から不良外層除去装置の紙裂きユニットが少し駆動側に移動した状態を示す概要図である。
【図7】図6で示した紙裂きユニットの移動工程を操作側から見た概要図である。
【図8】上記不良外層紙除去装置の紙裂きユニットが駆動側まで移動した後の状態を示す概要図である。
【図9】(a)〜(c)は上記ロール回転装置を作動させて不良外層紙をシッピングロール表面から取り除く工程を示す概要図である。
【図10】最新の製紙工場に設置される巻取紙製造設備を示す代表的配置図である。
【図11】(a)〜(c)は図10で示した巻取紙製造設備の操業中における主要な動作を示す概要図である。
【図12】(a)〜(c)は図10で示した巻取紙製造設備に発生した不良外層紙を除去し、シッピングロールを送り出している状態を示す概要図である。
【符号の説明】
1 アンワインダ
2 スプールエジェクタ
3 スリッタセクション
4 ワインダ(巻取り装置)
5 ロール回転装置
6 不良外層紙除去装置
7 親巻き
8 シッピングロール(巻取紙、巻取りロール)
11 クロスビーム
12 ローラスライドレール
13 移動台車
14 エアシリンダ
15 スイングアーム
17 紙裂きユニット
18 コイルホース
19 モータ
20 プーリ
21 ベルト
22 ローラ台
23 押えローラ台
24 太鼓形ローラ
25 押えローラ
26 紙裂きへら
27 リンク
28 屈折リンク
29 引張りばね
30 不良外層紙
31 ブロークトレイ
32 シッピングロールの紙端

Claims (1)

  1. 巻取り装置の下流側に、該巻取り装置で巻き終えた巻取りロールを受け入れて回転自在に支持するロール回転装置を設け、該ロール回転装置のロール排出側に、前記巻取りロールの幅方向に沿って往復移動可能な紙裂きユニットを備えた不良外層紙除去装置を配設し、該不良外層紙除去装置の紙裂きユニットを移動させることにより前記巻取りロールの外層から不良外層紙を切断すると共に、前記ロール回転装置により前記巻取りロールを回転させて前記不良外層紙を除去するように構成した巻取紙製造設備において、前記紙裂きユニットは揺動可能なローラ台を備え、該ローラ台には、リンク機構により支持され、前記巻取りロールの円筒面に平行に動く押えローラ台が設けられ、該押えローラ台には、押えローラと紙裂きへらが間隔を置いて取付けられており、前記紙裂きユニットが前進すると、前記押えローラが前記巻取りロールの外層を押え込み、浮き上がった紙層間に前記紙裂きへらの先端部分が突っ込んで進むように構成されていることを特徴とする巻取紙製造設備。
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