JP2002079318A - 曲げ加工方法及びその装置 - Google Patents

曲げ加工方法及びその装置

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JP2002079318A JP2000270580A JP2000270580A JP2002079318A JP 2002079318 A JP2002079318 A JP 2002079318A JP 2000270580 A JP2000270580 A JP 2000270580A JP 2000270580 A JP2000270580 A JP 2000270580A JP 2002079318 A JP2002079318 A JP 2002079318A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 キー入力で行うことなく角度センサの位置を
検出して段取りの手間や入力ミスをなくし、高精度の曲
げ加工を行う。 【解決手段】 パンチとダイとの協働によりワークに曲
げ加工を行う際に、ダイホルダの長手方向に予め2本の
レール電極29,31を配線する。ワークの曲げ角度を
検出する複数の曲げ角度検出装置39をダイホルダの長
手方向の適宜位置に配置する。複数の各曲げ角度検出装
置39を2本のレール電極に接触せしめる。曲げ加工中
に2本のレール電極29,31に通電してダイホルダの
基準位置から各曲げ角度検出装置39までの抵抗値を測
定し、この抵抗値により各曲げ角度検出装置39の位置
が容易に計算される。各曲げ角度検出装置39によりリ
アルタイムにワークの曲げ角度が検出されるので、各曲
げ角度検出装置におけるワークの曲げ角度が目標角度に
達するように曲げ加工が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲げ加工方法及び
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板状のワークの曲げ加工にはプレ
スブレーキが多用されており、品質の高い加工品を製作
する上で高精度な曲げ加工の要望が強い。ちなみに、高
精度とは曲げ加工後のワークの曲げ角度とフランジ寸法
の精度をいう。
【0003】実際の曲げ加工では、例えばパンチを装着
した上部テーブルを往復動せしめて、このパンチと下部
テーブルに装着したダイとの協働によりワークに曲げ加
工が行われる。なお、プレスブレーキにはワークの曲げ
角度を測定する角度センサがダイの長手方向に取り付け
られる。
【0004】曲げ加工を行う際に、角度センサの位置は
上部テーブルに張り付けられたスケールからオペレータ
により読み取られ、オペレータはこの読み取った値を制
御装置にテンキーで入力する。
【0005】また、他の例のプレスブレーキでは角度セ
ンサが金型の長手方向に移動自在に設けられており、ワ
ークに曲げ加工を行う際に、角度センサは制御装置によ
り自動的に移動されてワークの曲げ角度が自動的に計測
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
て、前者は、オペレータがプレスブレーキに取り付けた
角度センサの位置を上部テーブルのスケールから読み取
る際に、左端の基準位置からmmの単位で読み取り、そ
れを暗記して制御装置まで移動し、暗記した読み取り数
値をテンキーで入力するので、入力の手間や入力ミスが
生じるという問題点があった。なお、角度センサは例え
ば最大3箇所設けられているので、上記の作業を3回繰
り返すことになり、オペレータにとって煩わしい作業で
ある。
【0007】後者は、角度センサは制御装置により自動
的に移動されるが、自動で決定した場所に穴などがあっ
て計測できない場合、テンキーを用いて角度センサの位
置を入力し、角度センサの配置場所を調整しなければな
らないという問題点があった。
【0008】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、オペレータによりキー入力で
行うことなく角度センサの位置を検出することにより段
取りの手間や入力ミスをなくすと共にリアルタイムにワ
ークの曲げ角度を検出して高精度の曲げ加工を行い得る
曲げ加工方法及びその装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の曲げ加工方法は、パンチを
装着した上部テーブルと、ダイホルダを介してダイを装
着した下部テーブルとのいずれか一方を往復動せしめて
パンチとダイとの協働によりワークに曲げ加工を行う際
に、前記ダイホルダの長手方向に予め抵抗レール電極と
グランド用レール電極からなる2本のレール電極を配線
せしめ、ワークの曲げ角度を検出する複数の曲げ角度検
出装置を前記ダイホルダの長手方向の適宜位置に配置せ
しめると共に前記複数の各曲げ角度検出装置を前記2本
のレール電極に接触せしめ、曲げ加工中に前記2本のレ
ール電極に通電してダイホルダの基準位置から各曲げ角
度検出装置までの前記抵抗レール電極の抵抗値を測定
し、この抵抗値により各曲げ角度検出装置の位置を計算
すると共に各曲げ角度検出装置によりリアルタイムにワ
ークの曲げ角度を検出し、各曲げ角度検出装置における
ワークの曲げ角度が目標角度に達するように曲げ加工を
行うことを特徴とするものである。
【0010】したがって、ダイホルダの長手方向に適宜
配置された複数の各曲げ角度検出装置の位置が自動的に
検出されると共に曲げ角度検出装置によりワークの曲げ
角度もリアルタイムに検出されるので、曲げ加工中にワ
ークの曲げ状態がリアルタイムに検出され、パンチとダ
イの間隔が容易に調整されるので高精度の曲げ角度のワ
ークが得られる。
【0011】なお、曲げ角度検出装置の位置が自動検出
されるので、従来のようにオペレータが曲げ角度検出装
置の位置を読み取り手入力する時間が省略されると共に
手入力ミスも回避される。
【0012】請求項2によるこの発明の曲げ加工方法
は、パンチを装着した上部テーブルと、ダイホルダを介
してダイを装着した下部テーブルとのいずれか一方を往
復動せしめてパンチとダイとの協働によりワークに曲げ
加工を行う際に、前記下部テーブルの長手方向に予め被
覆体内に抵抗線と電線の2本を常時接触しないようにほ
ぼ平行に配線せしめ、ワークの曲げ角度を検出する複数
の曲げ角度検出装置を前記ダイホルダの長手方向の適宜
位置に配置せしめ、曲げ加工中に前記抵抗線と電線の2
本に通電すると共に前記複数の各曲げ角度検出装置の位
置で外部から押して抵抗線と電線とを接触せしめること
により、このとき流れる電流により下部テーブルの基準
位置から前記各曲げ角度検出装置までの抵抗値を距離に
換算すると共に各曲げ角度検出装置によりリアルタイム
にワークの曲げ角度を検出し、各曲げ角度検出装置にお
けるワークの曲げ角度が目標角度に達するように曲げ加
工を行うことを特徴とするものである。
【0013】したがって、ダイホルダの長手方向に適宜
配置された複数の各曲げ角度検出装置の位置は、外部か
ら抵抗線と電線を接触せしめるように押すだけの簡単な
手入力で容易に検出される。従来のようにオペレータが
曲げ角度検出装置の位置を読み取り手入力する時間が省
略されると共に手入力ミスも回避される。しかも、曲げ
角度検出装置によりワークの曲げ角度もリアルタイムに
検出されるので、曲げ加工中にワークの曲げ状態がリア
ルタイムに検出され、パンチとダイの間隔が容易に調整
されるので高精度の曲げ角度のワークが得られる。
【0014】請求項3によるこの発明の曲げ加工方法
は、請求項1又は2記載の曲げ加工方法において、前記
各曲げ角度検出装置におけるワークの曲げ角度を同一の
角度にすべくクラウニング量を調整することを特徴とす
るものである。
【0015】したがって、ワークの通り角度精度を出す
ためのラム駆動量(補正量)、クラウニング量に基づい
てパンチとダイとの間隔を的確に微調整することによ
り、高精度の曲げ角度のワークが得られる。
【0016】請求項4によるこの発明の曲げ加工装置
は、パンチを装着した上部テーブルと、ダイホルダを介
してダイを装着した下部テーブルとのいずれか一方を往
復動せしめてパンチとダイとの協働によりワークに曲げ
加工を行う曲げ加工装置において、前記ダイホルダの長
手方向に抵抗レール電極とグランド用レール電極からな
る2本のレール電極を配線せしめ、ワークの曲げ角度を
検出する複数の曲げ角度検出装置を前記2本のレール電
極に接触せしめて前記ダイホルダの長手方向の適宜位置
に配置して設け、曲げ加工中に前記2本のレール電極に
通電して前記抵抗レール電極の抵抗値を測定し、この測
定された抵抗値を基にしてダイホルダの基準位置から各
曲げ角度検出装置までの距離を計算する位置演算装置を
設け、この位置演算装置により得られた各曲げ角度検出
装置の位置と、各曲げ角度検出装置によりリアルタイム
に検出されたワークの曲げ角度とからワークの曲げ状態
を検出すると共にこの検出されたワークの曲げ状態と目
標角度とを比較判断して適正な曲げ加工を行うべくパン
チとダイの間隔を調整する指令を与える比較判断装置を
設けてなることを特徴とするものである。
【0017】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、ダイホルダの長手方向に適宜配置された複数の各
曲げ角度検出装置の位置が自動的に検出されると共に曲
げ角度検出装置によりワークの曲げ角度もリアルタイム
に検出されるので、曲げ加工中にワークの曲げ状態がリ
アルタイムに検出され、パンチとダイの間隔が容易に調
整されるので高精度の曲げ角度のワークが得られる。
【0018】なお、曲げ角度検出装置の位置が自動検出
されるので、従来のようにオペレータが曲げ角度検出装
置の位置を読み取り手入力する時間が省略されると共に
手入力ミスも回避される。
【0019】請求項5によるこの発明の曲げ加工装置
は、パンチを装着した上部テーブルと、ダイホルダを介
してダイを装着した下部テーブルとのいずれか一方を往
復動せしめてパンチとダイとの協働によりワークに曲げ
加工を行う曲げ加工装置において、前記下部テーブルの
長手方向に延伸した被覆体内に抵抗線と電線の2本を常
時は接触しないようにほぼ平行に配線して位置検出装置
を構成し、ワークの曲げ角度を検出する複数の曲げ角度
検出装置を前記ダイホルダの長手方向の適宜位置に配置
して設け、曲げ加工中に前記抵抗線と電線に通電すると
共に前記複数の各曲げ角度検出装置の位置で外部から押
して前記抵抗線と電線を接触せしめたときに流れる電流
により下部テーブルの基準位置から前記抵抗線と電線の
接触位置までの距離を計算する位置演算装置を設け、こ
の位置演算装置により得られた各曲げ角度検出装置の位
置と、各曲げ角度検出装置によりリアルタイムに検出さ
れたワークの曲げ角度とからワークの曲げ状態を検出す
ると共にこの検出されたワークの曲げ状態と目標角度と
を比較判断して適正な曲げ加工を行うべくパンチとダイ
の間隔を調整する指令を与える比較判断装置を設けてな
ることを特徴とするものである。
【0020】したがって、請求項2記載の作用と同様で
あり、ダイホルダの長手方向に適宜配置された複数の各
曲げ角度検出装置の位置は、外部から抵抗線と電線を接
触せしめるように押すだけの簡単な手入力で容易に検出
される。従来のようにオペレータが曲げ角度検出装置の
位置を読み取り手入力する時間が省略されると共に手入
力ミスも回避される。しかも、曲げ角度検出装置により
ワークの曲げ角度もリアルタイムに検出されるので、曲
げ加工中にワークの曲げ状態がリアルタイムに検出さ
れ、パンチとダイの間隔が容易に調整されるので高精度
の曲げ角度のワークが得られる。
【0021】請求項6によるこの発明の曲げ加工装置
は、請求項4又は5記載の曲げ加工装置において、前記
曲げ角度検出装置が、隣接する分割ダイの間隔に挿脱可
能なユニットベースと、このユニットベースの上部にス
プリングを介して常時上方へ付勢される接触子支持板
と、この接触子支持板の上部にダイの溝部の中心からダ
イの幅方向の両側に軸承した2つの半円状の回転接触子
と、この2つの回転接触子の円弧部を常時はダイの上面
とほぼ平行にしてダイ上面とほぼ同じ高さに位置すべ
く、2つの回転接触子の外周面に一端を固定して巻回し
た線条体を介して移動自在に引張るように付勢せしめた
リニアスケールと、このリニアスケールの移動量を検出
するスケール移動量検出装置と、からなることを特徴と
するものである。
【0022】したがって、曲げ角度検出装置は分割ダイ
の所望の位置に着脱自在であり、2つの回転接触子は、
ワークの曲げ加工に伴って回転するので、リニアスケー
ルが線条体を介して移動し、この移動量がスケール移動
量検出装置により検出され、前記移動量はワークの曲げ
角度にリアルタイムに変換される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の曲げ加工方法及び
その装置の実施の形態について、プレスブレーキとして
油圧式プレスブレーキを例にとって図面を参照して説明
する。
【0024】図1及び図6を参照するに、本実施の形態
に係わるプレスブレーキ1は、下降式油圧プレスブレー
キを対象としているが、上昇式のプレスブレーキ或いは
油圧式でなくクランクなどの機械式のプレスブレーキで
あっても構わない。
【0025】下降式の油圧式プレスブレーキ1はパンチ
Pが等間隔に配置されている複数の中間板3を介して上
下動自在な可動テーブルすなわちラムとしての例えば上
部テーブル5の下面に装着され固定されている。ダイD
は固定テーブルとしての例えば下部テーブル7の上面に
ダイホルダ9を介して装着され固定されている。したが
って、上部テーブル5が下降し、パンチPとダイDとの
協働によりパンチPとダイDの間で板材のワークWの曲
げ加工が行われる。
【0026】本体フレームを構成する図6において左右
のサイドフレーム11,13の上部には、左軸及び右軸
油圧シリンダ15,17が装備されており、これらの左
軸及び右軸油圧シリンダ15,17のピストンロッド1
9の下端に上部テーブル5が連結されている構造であ
る。
【0027】また、左右のサイドフレーム11,13の
下部には下部テーブル7が固定されており、この下部テ
ーブル7の中央部には切欠部21が設けられており、こ
の切欠部21にクラウニング装置としての例えばクラウ
ニングシリンダ23,25(油圧シリンダ)が設けられ
ている。このクラウニングシリンダ23,25のピスト
ンの加圧力が制御されることにより下部テーブル7の中
央部のたわみ量が調整される構造である。
【0028】下部テーブル7には図2に示されているよ
うに複数の分割されたダイホルダ9が連結されてネット
ワークダイホルダ27を構成している。このネットワー
クダイホルダ27の底部には抵抗レール電極29と銅レ
ール電極31の2本のレール電極がほぼ平行に配線され
て位置検出装置33の一部が構成されている。各ダイホ
ルダ9のつなぎ目は隣接するダイホルダ9の抵抗レール
電極29同士及び銅レール電極31同士がそれぞれ接続
ケーブル35によって接続されている。なお、上記の抵
抗レール電極29と銅レール電極31の一端側はNC装
置などの制御装置37に接続されている。
【0029】また、上記のダイDは本実施の形態では、
図5に示されているように分割ダイDsを組み合わせて
連結して構成されており、上記のネットワークダイホル
ダ27に装着されている。
【0030】段取り作業としてオペレータによりワーク
Wの形状や長さに応じてパンチPとダイDが装着される
際に、ワークWの曲げ角度を検出する複数の曲げ角度検
出装置としての例えば図4に示されているような角度セ
ンサユニット39が複数個、本実施の形態では3個の角
度センサユニット39がネットワークダイホルダ27の
長手方向の適宜位置に配置されて隣接する分割ダイDs
の間隔に取り付けられる。
【0031】このとき、各角度センサユニット39はそ
れぞれ、図2に示されているように抵抗レール電極29
と銅レール電極31に接触するように取り付けられる。
【0032】図4及び図5を参照するに、角度センサユ
ニット39は、隣接する分割ダイDsの間隔に挿脱可能
なユニットベース41と、このユニットベース41の上
部に2つの圧縮スプリング43を介して常時上方へ付勢
されるV字形状をなす接触子支持板45と、この接触子
支持板45のV字形状の上部の両側に軸承された半円状
の回転接触子47と、から構成されている。上記の2つ
の圧縮スプリング43、接触子支持板45、2つの回転
接触子47は、ユニットベース41と共に、図5に示さ
れているように隣接する分割ダイDsの間隔に挿脱可能
である。
【0033】さらに、ユニットベース41には補助ベー
ス49が本実施の形態では分割ダイDsの外側に位置し
て取り付けられており、この補助ベース49の下部に一
端を取り付けた引張スプリング51の他端にリニアスケ
ール53と、このリニアスケール53の上端からワイヤ
55が複数のホイール57を介して回転接触子47の外
周面に沿って1/4半卷回された状態で線条体としての
例えばワイヤ55の一端が回転接触子47の外周面に固
定されている。他方の回転接触子47も同様の構成であ
り、図4においてはワイヤ55、複数のホイール57が
点線で示されている。
【0034】したがって、2つの回転接触子47は引張
スプリング51により常時下方へ引っ張られているの
で、通常状態では回転接触子47の円弧の部分が水平状
態に位置すべく図示せざるストッパにより停止されるよ
うに構成される。回転接触子47の円弧の部分は、通常
状態ではダイDの上面とほぼ同じ位置かあるいは若干高
い位置になっている。
【0035】また、各リニアスケール53の近傍には、
リニアスケール53の移動量を検出するスケール移動量
検出装置としての例えば読取りヘッド59が補助ベース
49に取り付けられており、読取りヘッド59は制御装
置37に接続されている。
【0036】上記構成により、ワークWがパンチPとダ
イDとの協働により曲げられて行くにつれて2つの回転
接触子47はワークWの折曲げ状態に伴って旋回してい
くことになり、これに伴ってワイヤ55が引張スプリン
グ51の付勢力に抗して引っ張られるので、リニアスケ
ール53が上昇していく。このリニアスケール53の移
動量が読取りヘッド59で読み取られることにより、回
転接触子47の回転量が検出されることになり、ワーク
Wの曲げ角度が制御装置37により計算されて検出され
る。
【0037】ネットワークダイホルダ27の底部には、
図5に示されているように前述した抵抗レール電極29
と銅レール電極31の2本のレール電極の他に、制御装
置37に電気的に接続された検出線61が配線されてい
る。そして、角度センサユニット39のユニットベース
41の下部には読取りヘッド59に接続する信号線端子
63が上記の検出線61に接触可能に設けられているの
で、角度センサユニット39はワークWの長手方向の複
数箇所の角度を測定可能に適宜の間隔で隣接する分割ダ
イDsの間隔に挿入して容易に取り付けることができ
る。なお、ユニットベース41の下部には抵抗レール電
極29と銅レール電極31に接触可能な接続端子65も
設けられている。
【0038】図7を参照するに、制御装置37として
は、中央処理装置としてのCPU67に、ワークWの材
質、板厚、加工形状、金型条件、曲げの目標角度、加工
プログラム等のデータを入力する曲げ加工条件入力手段
としての例えば入力装置69と、CRTディスプレイな
どの表示装置71と、この入力されたデータを記憶する
メモリ73が電気的に接続されている。
【0039】また、CPU67には、曲げ加工中に2本
の抵抗レール電極29及び銅レール電極(グランド用レ
ール電極)31に通電することによりネットワークダイ
ホルダ27の基準位置から各角度センサユニット39ま
での距離を計算する位置演算装置としての例えば第1演
算装置75と、各角度センサユニット39のリニアスケ
ール53の移動量を読み取った読取りヘッド59の信号
に基づいて曲げ角度を計算する第2演算装置77が接続
されている。
【0040】また、CPU67には、上記の第1演算装
置75により得られた各角度センサユニット39の位置
と、各角度センサユニット39によりリアルタイムに検
出されたワークWの曲げ角度とからワークWの曲げ状態
を検出し、この検出されたワークWの曲げ状態と目標角
度とを比較判断して適正な曲げ加工を行うべくパンチP
とダイDの間隔を調整する指令を与える比較判断装置7
9が接続されている。
【0041】次に、各角度センサユニット39の位置が
第1演算装置75により計算される位置検出原理を説明
する。
【0042】図3を参照するに、角度センサユニット3
9が2本の抵抗レール電極29及び銅レール電極31に
接触し、電源の供給を受けると、制御装置37との通信
が行われることになる。
【0043】抵抗レール電極29と銅レール電極31に
は電圧Epがかかっている。制御装置37の抵抗レール
電極29にはシャント抵抗Rsが設けられており、この
シャント抵抗Rsには電圧Esがかかっている。角度セ
ンサユニット39の内部には抵抗器Rlが接続されてい
る。
【0044】抵抗レール電極29は1Ω/m程度の低抵
抗であるので、ネットワークダイホルダ27の基準位置
から角度センサユニット39までの距離Lxは、抵抗レ
ール電極29の抵抗Rxから計算される。
【0045】制御装置37では、位置検出を行いたい角
度センサユニット39に対して、抵抗器RlのONを要
求するパケットが送信される。角度センサユニット39
は上記のパケットを受信すると一定時間だけ抵抗器Rl
がONとなる。制御装置37では抵抗器RlがONの時
間内に電圧Esと電圧Epが測定される。
【0046】次いで、制御装置37では、上記の抵抗器
RlのOFFを要求するパケットが送信される。以上の
ようにして、所望の角度センサユニット39に対してO
N、OFFのパケットが送信されてシャフト抵抗Rs、
抵抗器R1が測定される。
【0047】上記の電圧Esと電圧Ep並びにシャフト
抵抗Rs、抵抗器R1の計測結果を用いて、下記の
(1)式に基づいて抵抗Rxが計算される。
【0048】 Rx=Rs(Ep/Es−1)−Rl……(1) 抵抗レール電極29の抵抗が1Ω/mであるとすると、
上記のようにして求められたRxから、ネットワークダ
イホルダ27の基準位置から角度センサユニット39ま
での距離Lxは、Rx/1(単位はm)となる。
【0049】上記構成により、段取り作業時には、ワー
クWの曲げ情報に基づいてオペレータにより分割ダイD
sが組合わされてダイDが配置され、本実施の形態では
3個の角度センサユニット39がネットワークダイホル
ダ27の長手方向の適宜位置に配置される。3個の角度
センサユニット39のユニットベース41の下部の接続
端子65はそれぞれ、ネットワークダイホルダ27の底
部の2本の抵抗レール電極29と銅レール電極31に接
触すると共に、ユニットベース41の下部の信号線端子
63もネットワークダイホルダ27の底部の検出線61
に接触する。
【0050】上述した手順により、制御装置37では各
角度センサユニット39の位置が自動的に検出される。
【0051】また、ワークWがダイD上に位置決めセッ
トされてパンチPが下降してワークWの曲げ加工が行わ
れる。この曲げ加工中に、各角度センサユニット39に
よりリアルタイムにワークWの曲げ角度と傾きが測定さ
れて制御装置37に送られる。
【0052】制御装置37では、各角度センサユニット
39により受け取った曲げ角度が目標角度に達している
かどうかを比較判断装置79により判断される。
【0053】複数の各角度センサユニット39における
曲げ角度にバラツキが生じている場合は、クラウニング
装置としてのクラウニングシリンダ23,25のピスト
ンの加圧力が制御されて下部テーブル7のたわみ量が調
整され、パンチPとダイDとの間隔が微調整される。
【0054】さらに、ワークWの曲げ角度が目標角度に
達していないときは、左軸及び右軸油圧シリンダ15,
17が制御されて上部テーブル5のストローク制御され
ることによりパンチPとダイDとのストローク間隔の最
小単位が送られる。目標角度に達しているときは曲げ加
工が終了される。
【0055】以上のことから、段取り作業で配置した角
度センサユニット39の位置が自動的に検出されると共
に角度センサユニット39によりワークWの曲げ角度も
リアルタイムに検出されるので、ワークWの曲げ状態が
リアルタイムに検出されることから、通り角度精度を出
すためにラム駆動量(補正量)、クラウニング量が容易
に計算される。したがって、この算出されたラム駆動量
(補正量)、クラウニング量に基づいてパンチPとダイ
Dとの間隔を的確に微調整することができるので、高精
度の曲げ角度の製品を加工することができる。
【0056】なお、角度センサユニット39が取り付け
られている下部テーブル7上の位置が自動検出されるの
で、従来のようにオペレータが角度センサユニット39
の位置を読み取り手入力する時間を省略すると共にヒュ
ーマンエラーを回避できる。
【0057】次に、本発明の他の実施の形態の曲げ加工
方法及びその装置について説明する。前述した実施の形
態と同様の部材は同一符号で付すものとする。
【0058】この実施の形態における各角度センサユニ
ット39の位置は、前述した実施の形態の場合のように
自動的に検出されなくとも、オペレータの簡単な手入力
により検出されるものである 図8および図9を参照するに、銅線81(銅レール電極
31に相当する)と抵抗線83(抵抗レール電極29に
相当する)が、下部テーブル7のダイDの近傍位置に、
しかも下部テーブル7の長手方向に向けて、被覆体85
内を互いに接触させずにほぼ平行に配線されている。
【0059】銅線81と抵抗線83の一端側は、前述し
た実施の形態の銅レール電極31と抵抗レール電極29
と同様に、制御装置37に電気的に接続されている。
【0060】したがって、図9に示されているようにオ
ペレータが被覆体85の上から指で銅線81と抵抗線8
3のうちの一方を他方へ押圧することにより、銅線81
と抵抗線83がショートする。このとき、ショートした
位置に応じた電流が銅線81と抵抗線83に流れること
になる。この電流は制御装置37により検出されて、銅
線81と抵抗線83の一端側の基準位置からショートし
た位置までの距離間の抵抗値Rxが計算されるので、
抵抗線83の抵抗が1Ω/mであるとすると、前述した
実施の形態と同様に、上記のようにして求められたRx
により、基準位置からショートした位置までの距離L
は、Rx/1(単位はm)となる。
【0061】したがって、図8および図9に示されてい
るようにオペレータが位置検出したい角度センサユニッ
ト39の位置で被覆体85の上から指で銅線81と抵抗
線83をショートするように押すことにより、基準位置
から角度センサユニット39の位置までの距離が容易に
求められ、角度センサユニット39の位置入力が容易に
行われる。他は前述した実施の形態と同様であり、その
作用及び効果は前者の実施の形態では各角度センサユニ
ット39の位置が自動検出されることと、後者の実施の
形態では手入力であっても容易に行えることの違いはあ
るが、他は前述した実施の形態とほぼ同様である。
【0062】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、ダイホ
ルダの長手方向に適宜配置された複数の各曲げ角度検出
装置の位置を自動的に検出でき、各曲げ角度検出装置に
よりワークの曲げ角度もリアルタイムに検出できるの
で、曲げ加工中にワークの曲げ状態をリアルタイムに検
出できる。したがって、パンチとダイの間隔を容易に調
整できるので高精度の曲げ角度のワークを得ることがで
きる。
【0063】また、曲げ角度検出装置の位置を自動検出
できるので、従来のようにオペレータが曲げ角度検出装
置の位置を読み取り手入力する時間を省略でき、手入力
ミスも回避できる。
【0064】請求項2の発明によれば、ダイホルダの長
手方向に適宜配置された複数の各曲げ角度検出装置の位
置は、外部から抵抗線と電線を接触せしめるように押す
だけの簡単な手入力で容易に検出できるので、従来のよ
うにオペレータが曲げ角度検出装置の位置を読み取り手
入力する時間を省略でき、手入力ミスも回避できる。し
かも、曲げ角度検出装置によりワークの曲げ角度もリア
ルタイムに検出できるので、曲げ加工中にワークの曲げ
状態をリアルタイムに検出できる。したがって、パンチ
とダイの間隔を容易に調整できるので高精度の曲げ角度
のワークを得ることができる。
【0065】請求項3の発明によれば、ワークの通り角
度精度を出すためのラム駆動量(補正量)、クラウニン
グ量に基づいてパンチとダイとの間隔を的確に微調整で
きるので、高精度の曲げ角度のワークを得ることができ
る。
【0066】請求項4の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、ダイホルダの長手方向に適宜配置さ
れた複数の各曲げ角度検出装置の位置を自動的に検出で
き、各曲げ角度検出装置によりワークの曲げ角度もリア
ルタイムに検出できるので、曲げ加工中にワークの曲げ
状態をリアルタイムに検出できる。したがって、パンチ
とダイの間隔を容易に調整できるので高精度の曲げ角度
のワークを得ることができる。
【0067】また、曲げ角度検出装置の位置を自動検出
できるので、従来のようにオペレータが曲げ角度検出装
置の位置を読み取り手入力する時間を省略でき、手入力
ミスも回避できる。
【0068】請求項5の発明によれば、請求項2記載の
効果と同様であり、ダイホルダの長手方向に適宜配置さ
れた複数の各曲げ角度検出装置の位置は、外部から抵抗
線と電線を接触せしめるように押すだけの簡単な手入力
で容易に検出できるので、従来のようにオペレータが曲
げ角度検出装置の位置を読み取り手入力する時間を省略
でき、手入力ミスも回避できる。しかも、曲げ角度検出
装置によりワークの曲げ角度もリアルタイムに検出でき
るので、曲げ加工中にワークの曲げ状態をリアルタイム
に検出できる。したがって、パンチとダイの間隔を容易
に調整できるので高精度の曲げ角度のワークを得ること
ができる。
【0069】請求項6の発明によれば、曲げ角度検出装
置は分割ダイの所望の位置に装着できる。また、2つの
回転接触子がワークの曲げに伴って回転するので、リニ
アスケールが移動し、このリニアスケールの移動量を検
出して曲げ角度に変換され、リアルタイムに曲げ角度を
検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すプレスブレーキの全
体的な斜視図である。
【図2】図1のII部の詳細を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態を示すもので、角度センサ
ユニットの位置検出の原理を説明する概略図である。
【図4】本発明の実施の形態で用いられる角度センサユ
ニットの模式図である。
【図5】本発明の実施の形態で用いられる角度センサユ
ニットが取り付けられる状態説明図である。
【図6】本発明の実施の形態で用いられるプレスブレー
キの正面図である。
【図7】制御装置の構成ブロック図である。
【図8】本発明の他の実施の形態を示すプレスブレーキ
の全体的な斜視図である。
【図9】図8のIX部の詳細を示す模式図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ 5 上部テーブル 7 下部テーブル 9 ダイホルダ 15 左軸油圧シリンダ 17 右軸油圧シリンダ 23、25 クラウニングシリンダ 27 ネットワークダイホルダ 29 抵抗レール電極 31 銅レール電極 33 位置検出装置 37 制御装置 39 角度センサユニット(曲げ角度検出装置) 45 接触子支持板 47 回転接触子 53 リニアスケール 55 ワイヤ 59 読取りヘッド 65 接続端子 75 第1演算装置 77 第2演算装置 79 比較判断装置 81 銅線 83 抵抗線 85 被覆体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチを装着した上部テーブルと、ダイ
    ホルダを介してダイを装着した下部テーブルとのいずれ
    か一方を往復動せしめてパンチとダイとの協働によりワ
    ークに曲げ加工を行う際に、 前記ダイホルダの長手方向に予め抵抗レール電極とグラ
    ンド用レール電極からなる2本のレール電極を配線せし
    め、ワークの曲げ角度を検出する複数の曲げ角度検出装
    置を前記ダイホルダの長手方向の適宜位置に配置せしめ
    ると共に前記複数の各曲げ角度検出装置を前記2本のレ
    ール電極に接触せしめ、曲げ加工中に前記2本のレール
    電極に通電してダイホルダの基準位置から各曲げ角度検
    出装置までの前記抵抗レール電極の抵抗値を測定し、こ
    の抵抗値により各曲げ角度検出装置の位置を計算すると
    共に各曲げ角度検出装置によりリアルタイムにワークの
    曲げ角度を検出し、各曲げ角度検出装置におけるワーク
    の曲げ角度が目標角度に達するように曲げ加工を行うこ
    とを特徴とする曲げ加工方法。
  2. 【請求項2】 パンチを装着した上部テーブルと、ダイ
    ホルダを介してダイを装着した下部テーブルとのいずれ
    か一方を往復動せしめてパンチとダイとの協働によりワ
    ークに曲げ加工を行う際に、 前記下部テーブルの長手方向に予め被覆体内に抵抗線と
    電線の2本を常時接触しないようにほぼ平行に配線せし
    め、ワークの曲げ角度を検出する複数の曲げ角度検出装
    置を前記ダイホルダの長手方向の適宜位置に配置せし
    め、曲げ加工中に前記抵抗線と電線の2本に通電すると
    共に前記複数の各曲げ角度検出装置の位置で外部から押
    して抵抗線と電線とを接触せしめることにより、このと
    き流れる電流により下部テーブルの基準位置から前記各
    曲げ角度検出装置までの抵抗値を距離に換算すると共に
    各曲げ角度検出装置によりリアルタイムにワークの曲げ
    角度を検出し、各曲げ角度検出装置におけるワークの曲
    げ角度が目標角度に達するように曲げ加工を行うことを
    特徴とする曲げ加工方法。
  3. 【請求項3】 前記各曲げ角度検出装置におけるワーク
    の曲げ角度を同一の角度にすべくクラウニング量を調整
    することを特徴とする請求項1又は2記載の曲げ加工方
    法。
  4. 【請求項4】 パンチを装着した上部テーブルと、ダイ
    ホルダを介してダイを装着した下部テーブルとのいずれ
    か一方を往復動せしめてパンチとダイとの協働によりワ
    ークに曲げ加工を行う曲げ加工装置において、 前記ダイホルダの長手方向に予め抵抗レール電極とグラ
    ンド用レール電極からなる2本のレール電極を配線せし
    め、 ワークの曲げ角度を検出する複数の曲げ角度検出装置を
    前記2本のレール電極に接触せしめて前記ダイホルダの
    長手方向の適宜位置に配置して設け、 曲げ加工中に前記2本のレール電極に通電して前記抵抗
    レール電極の抵抗値を測定し、この測定された抵抗値を
    基にしてダイホルダの基準位置から各曲げ角度検出装置
    までの距離を計算する位置演算装置を設け、 この位置演算装置により得られた各曲げ角度検出装置の
    位置と、各曲げ角度検出装置によりリアルタイムに検出
    されたワークの曲げ角度とからワークの曲げ状態を検出
    すると共にこの検出されたワークの曲げ状態と目標角度
    とを比較判断して適正な曲げ加工を行うべくパンチとダ
    イの間隔を調整する指令を与える比較判断装置を設けて
    なることを特徴とする曲げ加工装置。
  5. 【請求項5】 パンチを装着した上部テーブルと、ダイ
    ホルダを介してダイを装着した下部テーブルとのいずれ
    か一方を往復動せしめてパンチとダイとの協働によりワ
    ークに曲げ加工を行う曲げ加工装置において、 前記下部テーブルの長手方向に延伸した被覆体内に抵抗
    線と電線の2本を常時は接触しないようにほぼ平行に配
    線せしめ、 ワークの曲げ角度を検出する複数の曲げ角度検出装置を
    前記ダイホルダの長手方向の適宜位置に配置して設け、 前記複数の各曲げ角度検出装置の位置で外部から押して
    前記抵抗線と電線を接触せしめたときに流れる電流によ
    り下部テーブルの基準位置から前記抵抗線と電線の接触
    位置までの距離を計算する位置演算装置を設け、 この位置演算装置により得られた各曲げ角度検出装置の
    位置と、各曲げ角度検出装置によりリアルタイムに検出
    されたワークの曲げ角度とからワークの曲げ状態を検出
    すると共にこの検出されたワークの曲げ状態と目標角度
    とを比較判断して適正な曲げ加工を行うべくパンチとダ
    イの間隔を調整する指令を与える比較判断装置を設けて
    なることを特徴とする曲げ加工装置。
  6. 【請求項6】 前記曲げ角度検出装置が、隣接する分割
    ダイの間隔に挿脱可能なユニットベースと、 このユニットベースの上部にスプリングを介して常時上
    方へ付勢される接触子支持板と、 この接触子支持板の上部にダイの溝部の中心からダイの
    幅方向の両側に軸承した2つの半円状の回転接触子と、 この2つの回転接触子の円弧部を常時はダイの上面とほ
    ぼ平行にしてダイ上面とほぼ同じ高さに位置すべく、2
    つの回転接触子の外周面に一端を固定して巻回した線条
    体を介して移動自在に引張るように付勢せしめたリニア
    スケールと、 このリニアスケールの移動量を検出するスケール移動量
    検出装置と、からなることを特徴とする請求項4又は5
    記載の曲げ加工装置。
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