JP2002066078A - 遊技用装置 - Google Patents

遊技用装置

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JP2002066078A
JP2002066078A JP2000253670A JP2000253670A JP2002066078A JP 2002066078 A JP2002066078 A JP 2002066078A JP 2000253670 A JP2000253670 A JP 2000253670A JP 2000253670 A JP2000253670 A JP 2000253670A JP 2002066078 A JP2002066078 A JP 2002066078A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 通信異常が発生しても遊技用記録媒体が使用
不能となることを回避することのできる遊技用装置を提
供すること。 【解決手段】 遊技機毎に設けられ、特定可能な識別情
報が記録された遊技用記録媒体を受付けて、遊技へ使用
させるための処理を行う遊技用記録媒体処理装置309
とデータ通信可能に接続され、遊技用記録媒体情報の管
理を行う管理装置50と、から成り、媒体処理装置30
9は、管理装置50と通信不能な状態において、該通信
不能状態中における記録媒体の利用情報を該遊技用記録
媒体に記録するとともに、管理装置50と通信可能な状
態の時に受付けた記録媒体の記録情報に利用情報が記録
されている場合において、該利用情報と受付けた記録媒
体の識別情報とを管理装置50に送信し、管理装置50
は、利用情報と前記受付けた記録媒体の識別情報との受
信に基づき、該当する遊技用記録媒体の遊技用記録媒体
情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技が可能とさ
れた遊技場に設置される遊技機に対応して設けられ、プ
リペイドカード等の遊技用記録媒体を受付けて、該遊技
用記録媒体に残存する遊技用有価価値を遊技に使用可能
とするとともに、これら遊技用記録媒体に残存する遊技
用有価価値の管理を実施可能とされた遊技用装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、多くの遊技場においてプリペイド
カード等の遊技用記録媒体を用いて遊技を実施可能とす
る遊技用装置が使用されている。これら遊技用記録媒体
を用いて遊技を実施可能とすることは、従来の現金にて
遊技媒体であるパチンコ玉やコインを貸し出す方式に比
較して、これら投入された現金を各貸出装置より逐次回
収するための労力等を省くことができるという遊技場側
にとっての利点がある反面、これらプリペイドカード等
の遊技用記録媒体の記録データを改竄して残存する遊技
用有価価値の大きさを不正に大きくする等の不正がなさ
れる可能性があることから、これら遊技用記録媒体に残
存する遊技用有価価値を管理装置等にて管理し、遊技用
記録媒体の記録データによる遊技用有価価値の大きさと
管理装置等にて管理されている遊技用有価価値の大きさ
が一致しない場合においては、その遊技用記録媒体を使
用不可とする遊技用装置が汎用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの遊技用装置
は、前述の不正による遊技場側の被害を大幅に低減或い
は解消することができることから好ましいが、前記管理
装置と遊技用記録媒体を受付けるカードユニット等の処
理装置との間の通信に異常が生じた際に、遊技用記録媒
体の記録データによる遊技用有価価値の大きさと管理装
置等にて管理されている遊技用有価価値の大きさとが一
致しないデータの不整合状態が発生して、遊技者が所有
する遊技用記録媒体を他のカードユニット等の処理装置
において使用できなくなってしまうという問題があっ
た。
【0004】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、通信異常が発生しても前述のような
データの不整合状態が発生して遊技用記録媒体が使用不
能となることを回避することのできる遊技用装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の遊技用装置は、遊技機に対応して設け
られ、少なくとも遊技用記録媒体を特定可能な識別情報
が記録された遊技用記録媒体を受付けて、遊技へ使用さ
せるための処理を行う遊技用記録媒体処理装置と、該遊
技用記録媒体処理装置にデータ通信可能に接続され、少
なくとも前記遊技用記録媒体に残存する遊技用有価価値
の大きさを含む遊技用記録媒体情報の管理を行う管理装
置と、から成り、前記遊技用記録媒体処理装置は、前記
管理装置との通信が不可能な状態において、該通信不可
能状態中における遊技用記録媒体の利用情報を該遊技用
記録媒体に記録するとともに、前記管理装置との通信が
可能な状態の時に受付けた遊技用記録媒体の記録情報に
前記利用情報が記録されている場合において、該利用情
報と前記受付けた遊技用記録媒体の識別情報とを前記管
理装置に送信し、前記管理装置は、前記利用情報と前記
受付けた遊技用記録媒体の識別情報との受信に基づき、
該当する遊技用記録媒体の前記遊技用記録媒体情報を更
新することを特徴としている。この特徴によれば、管理
装置との通信に異常が発生して通信が不可能な状態とな
っても、該異常による通信の切断中における遊技用有価
価値の変更履歴或いは遊技に使用された遊技用有価価値
の大きさ等を含む利用情報が受付け中の遊技用記録媒体
に記録され、その遊技用記録媒体処理装置と管理装置と
の通信が復旧した場合、或いはその遊技用記録媒体が、
前記管理装置との通信が可能状態にあるその他の遊技用
記録媒体処理装置において受付けられた場合に、前記利
用情報並びにその遊技用記録媒体を特定可能な識別情報
とが遊技用記録媒体より読み出されて管理装置に送信さ
れて該当する遊技用記録媒体の遊技用記録媒体情報が更
新されることで、これら遊技用記録媒体情報に不整合状
態が発生することがなく、これら遊技用記録媒体が使用
不能となることを回避できるばかりか、これら遊技用記
録媒体情報の不整合を解消できることから前記通信の切
断中において遊技用記録媒体処理装置を継続して稼働さ
せることもできるようになる。
【0006】本発明の遊技用装置は、前記管理装置は、
前記遊技用記録媒体情報を更新した場合に前記利用情報
を送信した遊技用記録媒体処理装置に更新済情報を返信
することが好ましい。このようにすれば、前記利用情報
に基づく遊技用記録媒体情報の更新が、送信元の遊技用
記録媒体処理装置においても把握できる。
【0007】本発明の遊技用装置は、前記遊技用記録媒
体処理装置は、前記更新済情報の受信に基づいて受付け
ている遊技用記録媒体に記録されている前記利用情報を
消去することが好ましい。このようにすれば、更新済の
利用情報が消去されるので、遊技用記録媒体に必要とさ
れる記憶容量を最小限に抑えることができる。
【0008】本発明の遊技用装置は、前記利用情報は、
前記通信不可能状態中における遊技用記録媒体の利用履
歴情報を含んでいることが好ましい。このようにすれ
ば、管理装置との通信不可能状態中において使用された
遊技用記録媒体の利用状況の経過を把握することができ
る。
【0009】本発明の遊技用装置は、前記遊技用記録媒
体処理装置には、遊技用有価価値の大きさが残存しない
前記遊技用記録媒体を遊技者に返却せずに回収する回収
機構が設けられており、該回収機構に連設されて複数の
遊技用記録媒体処理装置にて回収された遊技用記録媒体
を、該回収された遊技用記録媒体を貯留するための遊技
用記録媒体貯留部に搬送する搬送路と、該回収された遊
技用記録媒体に記録されている記録情報を読み取る読取
部と、前記管理装置とのデータ通信を行う通信手段と、
を備え、前記読取部にて読み取った記録情報に前記利用
情報が存在する場合において、該利用情報とその遊技用
記録媒体の識別情報とを前記管理装置に送信する遊技用
記録媒体回収処理装置を有することが好ましい。このよ
うにすれば、通信異常時において使用されて回収された
遊技用記録媒体においても、該回収された遊技用記録媒
体に記録されている利用情報が読み出されて、管理装置
に送信されることで、遊技用記録媒体情報の不整合によ
り、例えば回収された該遊技用記録媒体の再使用ができ
ない等の不具合を解消できる。
【0010】本発明の遊技用装置は、前記利用情報は、
該利用情報を記録した遊技用記録媒体処理装置を特定可
能な情報を含んでいることが好ましい。このようにすれ
ば、前記管理装置において、該利用情報がどの遊技用記
録媒体処理装置におけるものであるかを把握することが
できる。
【0011】本発明の遊技用装置は、前記遊技用記録媒
体が、記録情報を電気的に記憶可能な不揮発性メモリを
少なくとも有する集積回路を内在しているICカードで
あることが好ましい。このようにすれば、前記不揮発性
メモリは、例えば従来の磁気によりデータ記録を行う記
録媒体に比較して容量が大きいことから、前記利用情報
等の多くの情報を記憶できる。
【0012】本発明の遊技用装置は、前記管理装置は、
前記遊技用記録媒体処理装置との通信状況を監視する通
信状況監視手段を有し、該管理装置と通信不可能となっ
た遊技用記録媒体処理装置を特定可能な情報と通信不可
能となった時刻とを対応付けて管理することが好まし
い。このようにすれば、例えば、管理装置に複数の遊技
用記録媒体処理装置が接続されている場合において、通
信不可能となった時刻とその遊技用記録媒体処理装置と
を個別に把握することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。尚、以下の実施例においては、遊技
機としてパチンコ機を用いた例を示すが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、その他の遊技機、例えばス
ロットマシン等の遊技機においても適用可能である。
【0014】(実施例)本実施例における遊技用装置
は、図1に示す遊技島1に遊技機であるパチンコ機2と
ともに設置される遊技用記録媒体処理装置としてのカー
ドユニット3と、遊技島1内に設置された搬送路として
のカード搬送路6と読取部としてのICカードリーダ4
1を内在するカード収容部29とからなる遊技用記録媒
体回収処理装置としてのカード回収処理装置(図9参
照)と、前記遊技島1が設置される遊技場の所定箇所に
設置された管理装置としての管理コンピュータ50(図
5参照)と、から主に構成されており、該管理コンピュ
ータ50は前記遊技島1に設置されている各カードユニ
ット3並びにカード収容部29のカードリーダ41とデ
ータ通信可能に接続されているとともに、前記遊技場の
外部に設置される第三者機関であるカード管理センター
内の管理サーバ90(図5参照)と、電話回線等の通信
回線網80を介してデータ通信可能に接続されている。
【0015】まず、本実施例に用いた遊技島1は、その
前後面(後面は図示せず)に遊技機であるパチンコ機2
と、該パチンコ機2の側部位置に1対1にて設置される
前記カードユニット3と、が複数並設されており、該遊
技島1の内部には、前記各パチンコ機2にパチンコ玉を
供給する供給樋や、前記各パチンコ機2にて使用され、
排出されたパチンコ玉を集めて前記供給樋に揚送する揚
送装置等(図示略)が設けられているとともに、該遊技
島1内部の前記パチンコ機2並びにカードユニット3に
挟まれた略中央部には、前記並設された各カードユニッ
ト3から排出される遊技用記録媒体である後述のICカ
ード37(図4、図7参照)を該遊技島1の一方側へ搬
送可能とされた前記カード搬送路6が設けられ、該搬送
方向の遊技島1端部には、カード搬送路6において搬送
されたICカード37が回収される前記カード収容部2
9(図9参照)が遊技島1内部に収納される形にて設け
られている。
【0016】また、前記遊技島1の島端には図1に示す
ように、前記遊技用記録媒体としてのICカード37を
新規に発行可能とされたカード発行機4が設けられてお
り、該カード発行機4は前記カードユニット3とともに
管理コンピュータ50とデータ通信可能に接続されてい
る。
【0017】次に、前記遊技島1に設置されるパチンコ
機2は、図2に示すように、額縁状に形成されたガラス
扉枠202を有し、該ガラス扉枠202の下部表面には
打球供給皿203がある。打球供給皿203の上面所定
箇所には、操作部14が設けられているとともに、打球
供給皿203の下部には、打球供給皿203から溢れた
景品玉を貯留する余剰玉受皿204と打球を発射する打
球操作ハンドル(以下、操作ノブという)205とが設
けられている。
【0018】前記操作部14の上面には、図3に示すよ
うに、遊技者により前記カードユニット3に設けられた
後述するカード挿入口303に挿入された遊技用記録媒
体であるICカード37(図4、図7参照)より読み出
された遊技用有価価値としての度数を表示する度数表示
部17と、遊技の開始または前記打球供給皿に持玉が少
なくなったか無くなった際に押圧操作されて、前記度数
表示部17に残度数が存在する場合に所定数量のパチン
コ玉の貸出を実施する貸出ボタン16と、遊技を終了す
る際に押圧操作されることにより、前記カードユニット
3に挿入されているICカード37を返却させる返却ボ
タン15と、が設けられており、これら各部は操作部1
4内部に設けられている操作基板18上に実装されてい
る。
【0019】前記ガラス扉枠202の後方には、遊技盤
206が着脱可能に取付けられている。また、遊技盤2
06の前面には遊技領域207が設けられている。この
遊技領域207の中央付近には、「特別図柄」と呼ばれ
る複数種類の識別情報が可変表示される可変表示部20
9と、「普通図柄」と呼ばれる複数種類の識別情報が可
変表示される可変表示器210とが設けられている。ま
た遊技盤206には、複数の入賞口224や通過ゲート
211、始動入賞口214、可変入賞級装置216が設
けられているとともに、遊技領域207の下部には、入
賞しなかった打玉を回収するアウト口226が形成され
ている。
【0020】前記打球操作ノブ205の操作によって揺
動されるハンマー(図示略)によって発射された打玉
は、打球レールを通って遊技領域207に入り、その
後、遊技領域207を流下していく。この際、発射勢い
が弱すぎて前記遊技領域207に達しなかったパチンコ
玉は、環流経路(図示略)を通じて前記余剰玉受皿20
4に環流されるようになっている。
【0021】また、前記遊技領域207に打ち込まれた
打玉が通過ゲート211を通過すると、可変表示器21
0に停止表示されている普通図柄が可変開始するととも
に、打玉が始動入賞口214に入賞すると、可変表示部
209に表示される特別図柄がスクロールを始める。
【0022】可変表示器210の可変表示動作後の表示
結果が予め定められた特定の表示結果(たとえば7)と
なった場合に、始動入賞口214に設けられた可動片2
15が所定時間開成して遊技者にとって有利な状態とな
る。
【0023】この始動入賞口214にパチンコ玉が入賞
すると、可変表示部209において全特別図柄が可変表
示(変動表示)を開始する。そして、その後、左,中,右
の特別図柄が停止し、その停止表示結果が予め定められ
た特定の表示態様(たとえば777)となった場合に、
特定遊技状態(大当り状態)が発生する。このように大
当り状態が発生した場合には、可変入賞球装置216に
設けられた開閉板220が開成して遊技者にとって有利
な第1の状態となる。この第1の状態は、所定期間(た
とえば30秒間)の経過または打玉の所定個数(たとえ
ば10個)の入賞のうちいずれか早い方の条件が成立す
ることにより終了し、その後、遊技者にとって不利な第
2の状態となる。第1の状態となっている可変入賞球装
置216の大入賞口内に進入した打玉が特定入賞領域
(Vポケット)に入賞して図示しないVカウントスイッ
チにより検出されれば、その回の第1の状態の終了を待
って前記第2の状態から前記第1の状態に制御する繰返
し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御の上限回
数は例えば15回と定められている。
【0024】これらパチンコ機2の構成を図5に基づい
て説明すると、該パチンコ機2には、可変表示部209
の表示制御を行う表示制御基板280等が搭載された可
変表示制御ユニット229と、図示しない玉タンクに供
給されたパチンコ玉の払出を実施する玉払出装置297
に接続され、後述の遊技制御基板231から出力される
賞球信号並びにカードユニット3より入出力される各種
信号に基づきパチンコ玉の払出制御を行う払出制御用マ
イクロコンピュータ等が搭載された賞球制御基板237
と、遊技効果ランプ等の制御を実施するランプ制御基板
235と、スピーカから出力される音声制御を行うマイ
クロコンピュータ等が搭載された音声制御基板270
と、前記操作ノブ205の操作に基づき打球供給皿に払
い出されたパチンコ玉を遊技領域207に発射する打球
発射装置の制御を行うマイクロコンピュータ等が搭載さ
れた発射制御基板291と、これら各部の制御を実施す
る遊技制御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技
制御基板231、が設けられており、これらは図5に示
すように接続されて、前述の打球供給皿203に払い出
されたパチンコ玉を使用して遊技を実施可能とされてい
る。
【0025】また、前記賞球制御基板237は、前記カ
ードユニット3のカードユニット制御基板(図示略)に
信号ケーブルを介して接続されており、後述の貸出完了
信号(EXS)やパチンコ機レディー信号(PRDY)
が前記カードユニット3に設けられた後述のマイクロプ
ロセッシングユニット(MPU)313に出力されるよ
うになっているとともに、前記カードユニット3のMP
U313より出力される後述のカードユニットレディー
信号(BRDY)や貸出要求完了確認信号(BRQ)が
入力されるようになっている。
【0026】また、前記操作基板18は、前述の賞球制
御基板の信号ケーブルとともにカードユニット3に接続
されており、前記貸出ボタン16が操作されて遊技者に
よる玉貸し操作がなされた場合に出力される貸出入力信
号や、返却ボタン15が操作されて遊技者による後述の
カード挿入口303に挿入されたICカード37の返却
操作がなされた場合に出力される返却入力信号が前記カ
ードユニット3のMPU313に出力されるようになっ
ているとともに、該MPU313より出力される前記度
数表示部17の表示制御信号が入力されるようになって
いる。
【0027】次に、遊技用記録媒体処理装置としてのカ
ードユニット3を図4並びに図5に基づいて説明する
と、該カードユニット3の前面には、図4に示すよう
に、点灯によりカードユニット3の動作を報知する動作
ランプ301と、前記ICカード37を挿入可能とされ
たカード挿入口303と、該カード挿入口303に挿入
されているICカード37の排出を遊技者に報知するカ
ードインジケータ304と、が設けられている。
【0028】このカードユニット3の構成を図5に基づ
いて説明すると、前記動作ランプ301や、カードイン
ジケータ304に加えて、前記カード挿入口303に連
設され、挿入されるICカード37に記録されている後
述の識別情報(カードID)や遊技用有価価値である度
数の読み出し並びに遊技により更新された新たな度数の
書き込み等を行うとともに、前記挿入されているICカ
ード37より読み出された度数が「0」となった際に該
挿入されているICカード37を背面側のカード排出口
354(図6参照)より排出するICカードリーダライ
タ309と、時刻情報を出力可能なリアルタイムクロッ
ク(RTC)314と、前記挿入されたICカード37
から読み出しおよび書き込まれる度数等を記憶するとと
もに、後述するMPU313が実行する制御内容等が記
述された制御プログラムや各カードユニット3に対して
個別に付与されて個々のカードユニット3を識別可能な
識別情報(ユニットID)が記憶された記憶部310
と、前記パチンコ機2の賞球制御基板237や操作基板
18との各種信号の入出力が行われるI/Oポート31
1と、管理コンピュータ50とのデータ通信を行うため
の通信手段である通信部312と、これら各部の制御や
前記操作基板18に実装された度数表示部17の制御等
を行う前記MPU(マイクロプロセッシングユニット)
313と、を具備しており、これら各部は図5に示すよ
うに接続されている。
【0029】また、これら各カードユニット3は、通信
ケーブル48を介して管理コンピュータ50に接続され
ており、該管理コンピュータ50との各種のデータの送
受が実施可能とされている。
【0030】本実施例に用いた前記ICカードリーダラ
イタ309の構成を図6に基づいて説明すると、該IC
カードリーダライタ309の内部には、前記カード挿入
口303からのICカード37の挿入を検知する挿入セ
ンサ397や、前記カード挿入口303から延設され、
ICカード37がスライド可能とされ、後部に設けられ
たカード排出口354に連設されたガイドレール398
と、該ガイドレール398を挟むように配設されて該I
Cカード37の移動を、駆動モータ386、393にて
駆動回転されることにより実施する搬送ローラ387、
388と、前記搬送ローラ387、388の一方側に張
架された搬送ベルト391と、から成る搬送機構(回収
機構)や、該搬送されるICカード37を所定位置に停
止させるストップピンの出没を行うソレノイド389
や、所定位置に停止されたICカード37への給電やデ
ータ通信を行う通信ヘッド390や、前記の各部に接続
されてその制御を実施する制御基板392が設けられて
おり、挿入されているICカード37へのデータの読み
取り及び書き込みが非接触状態にて可能とされている。
【0031】また、前記ICカード37より読み出され
た遊技用有価価値である度数が「0(無価値)」となっ
た場合には、前記ソレノイド389によりストップピン
が上方に励磁された状態にてICカード37が搬送ベル
ト391並びに搬送ローラ387、388により付勢さ
れて後方に向かって搬送され、これらICカード37が
カード排出口354より前記カード回収路19を介して
前記カード搬送路6へ排出されるようになっている。
【0032】このICカードリーダライタ309に挿入
されて使用される遊技用記録媒体としてのICカード3
7の構成は、図7に示すように所定厚みとされ、その内
部が凹状とされた樹脂製の基体381の該凹部外周所定
位置に、テ−プオ−トボンディング(TAB)実装によ
りその内部に不揮発性のメモリ(図示せず)を内蔵した
ICチップ(集積回路)382が実装されるとともに、
該ICチップ382から該基体381の外周に沿うよう
に設けられたパターンコイル383を有するフレキシブ
ルプリント基板384が内挿され、該凹部全面がトップ
フィルム385にて覆われた構成とされており、これら
ICカード37は、前記ICカードリーダライタ309
に挿入されることで、該リーダライタから出力される電
磁波が前記パターンコイル383に誘導起電力を生じさ
せて前記ICチップ382が動作可能に付勢されるとと
もに、該パターンコイル383を介して図6に示す前記
ICカードリーダライタ309との各種のデータ通信を
電磁波により非接触にて実施可能とされた非接触ICカ
ードとされている。
【0033】これらICカード37におけるICチップ
382のメモリには、各ICカード37に対して個別に
付与されたカードIDが予め書き換え不可に記録されて
おり、該カードIDを読み取ることで個々のICカード
37が識別されるようになっているとともに、前記IC
カードリーダライタ309とのデータ通信により、その
時点にて残存する度数や後述の利用履歴情報が書き換え
可能に記録されるようになっている。
【0034】尚、本実施例においては使用されるICカ
ード37を、図1に示す前記カード発行機4により発行
されるプリペイドカ−ド(ビジタ−カ−ド)とした例を
示すが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
らICカードを特定の会員に予め発行された会員カ−ド
として使用するようにしても良く、この場合、記録され
ている度数が「0」となっても回収せずに返却されるよ
うになる。
【0035】上述のように構成されたカードユニット3
においては、挿入されているICカード37より読み出
され、記憶部310に記憶されている度数が残存する場
合に、該記憶されている度数に基づき前記パチンコ機2
の遊技に使用されるパチンコ玉の貸出を行う貸出処理が
実施可能とされている。
【0036】この貸出処理の制御状況を図8に基づき説
明すると、まず前記パチンコ機2の賞球制御基板237
は、該パチンコ機2の玉タンクに玉が供給されてパチン
コ玉の払出が可能な状態となるとスタンバイ状態とな
り、前記PRDYをONとしてカードユニット3のMP
U313に出力する(S1)。
【0037】このようにPRDYが出力されている状態
において前記貸出ボタン16が操作されると、カードユ
ニット3のMPU313は、前記BRDYをONとして
前記賞球制御基板237に出力し(S2)、この状態に
おいて、更に前記BRQをONとして前記賞球制御基板
237に出力する(S3)。
【0038】次いで、前記賞球制御基板237は、前記
MPU313より出力されているBRDYを検出してい
る状態においてBRQを検出すると、前記EXSをON
としてMPU313に出力する(S4)。
【0039】該EXSを検出したMPU313は、前記
BRQの出力をOFFとし、該BRQのOFFを検出し
た賞球制御基板237は、玉払出装置297に玉払出信
号を出力し、これに基づき1度数に該当する玉数(本実
施例では25玉)の払出が実施されるとともに、該払出
の終了に基づき、前記EXSの出力をOFFとする(S
5)。
【0040】該EXSのOFFを検出したMPU313
は、前記カードユニット3のカード挿入口303に挿入
されているICカード37より読み出されて記憶部31
0に記憶されている度数から1度を減算するとともに、
前記度数表示部17に表示されている度数から1度を減
算して表示更新する(S6)。
【0041】MPU313は、これら(S3)〜(S
6)の制御を、1回の貸出ボタン16の操作に基づいて
貸し出される度数分繰返し実施し、これら制御が終了し
た後、BRDYをOFFとして(S7)、貸出処理を終
了するとともに、前記ICカードリーダライタ309に
より、挿入されているICカード37に記録された度数
から該貸出処理により使用された度数を減算更新する。
【0042】このようにカードユニット3のMPU31
3からBRQが出力される回数に基づき、前記賞球制御
基板237は1度分に該当する数量(25玉)のパチン
コ玉の貸出を実施するようになっており、このようにし
て貸出されたパチンコ玉を使用して遊技者はパチンコ機
2における遊技を実施できるようになっている。
【0043】尚、本実施例においては、前記S6の段階
で記憶部310の度数並びに度数表示部17の度数から
1度を減算するようにしているが、前記S3〜S5の処
理を貸し出される度数分(例えば5度分の貸出であれば
5回)繰返し実施した後、すなわち、貸し出される度数
分のパチンコ玉が払い出された後、該貸し出された度数
(例えば5度分の貸出であれば5度)を記憶部310の
度数並びに度数表示部17の度数から減算するようにし
ても良い。
【0044】また、これら貸出処理により挿入されてい
るICカード37より読み出された度数が「0」度とな
った際には、前記ICカードリーダライタ309の後端
に設けられたカード排出口354より排出され、カード
回収路19を介して前記遊技島1内のカード搬送路6に
排出されるようになっている。
【0045】次に、遊技島1の内部に設置された遊技用
記録媒体回収処理装置としてのカード回収処理装置を図
9並びに図10に基づいて説明すると、該カード回収処
理装置は、前記遊技島1に設置された各カードユニット
3からカード回収路19を介して排出されたICカード
37を所定方向島端に搬送する搬送路としてのカード搬
送路6と、該カード搬送路6にて搬送されたICカード
37を貯留する遊技用記録媒体貯留部としてのカード収
容部29と、該カード収容部29に設置され、回収され
るICカード37の記録情報を読み取り可能な読取部と
してのICカードリーダ41と、から構成されている。
【0046】まず、カード搬送路6は、遊技島1の長手
方向の両端部に設けられた駆動モータ24およびタイミ
ングベルト25により駆動回転する駆動ローラ26と回
転自在とされた架設ローラ27との間に無端状の搬送ベ
ルト23が張架された構成とされており、該搬送ベルト
23の下部がガイドローラ28により支持されている。
【0047】また、搬送ベルト23の周囲には、図10
に示すように、該搬送ベルト23を収容可能とされたコ
字状の搬送樋22が設けられていて、該搬送ベルト23
上を搬送されるICカード37が落下しないようになっ
ている。
【0048】この搬送ベルト23は循環移動するように
前記駆動ローラ26により所定方向に駆動され、その搬
送方向終端側には、搬送ベルト23上を搬送されるIC
カード37の重なりを解消する重なり防止機構40と、
搬送されたICカード37を収容・貯留するカード収容
部29と、が設けらており、これらカードユニット3よ
り回収されたICカード37は、搬送ベルト23上に排
出されて該搬送ベルト23上を所定の搬送方向に搬送さ
れ、重なり防止機構40にて重なりが解消された後、前
記カード収容部29に搬送、供給されるようになってい
る。
【0049】このカード収容部29は、前記搬送ベルト
23の搬送方向終端側に連設され、該搬送ベルト23上
を搬送されてきたICカード37を案内するガイド樋3
0と、このガイド樋30の終端に連設され、該ガイド樋
30をスライドしたICカード37を一時的に貯留する
一時貯留部32と、前記管理コンピュータ50と通信手
段としての通信ケーブル48を介してデータ通信可能に
接続され、前記一時貯留部32に貯留されたICカード
37の記録情報の読み取りを実施するICカードリーダ
41と、該ICカードリーダ41より排出されたICカ
ード37が回収樋42を介して収容されるカード回収箱
43と、から構成されており、カード回収箱43は、前
記遊技島1(図1参照)の内部に取り出し可能に収容さ
れている。尚、前記ICカードリーダ41の構成は前記
したICカードリーダライタ309とほぼ同一の構成と
されているため、ここでの説明は省略する。
【0050】また、前記ガイド樋30をスライドして一
時貯留部32に貯留されたICカード37は、1枚ずつ
ICカードリーダ41に送り込まれ、該ICカードリー
ダ41により、カードID並びに記録情報が読み取られ
た後、回収樋42に排出され、カード回収箱43に収容
されるようになっている。また、前記ICカードリーダ
41により読み取られた記録情報に後述する利用履歴情
報が含まれる場合においては、該ICカードリーダ41
より管理コンピュータ50に対して読み取られたカード
ID並びに利用履歴情報が送信されるようになってい
る。
【0051】次いで、これらカードユニット3や、カー
ド収容部29に設けられているICカードリーダ41が
接続された管理装置としての管理コンピュータ50につ
いて説明すると、該管理コンピュータ50は、図11に
示すように、管理コンピュータ50内部にてデ−タの送
受を行うデータバス51に、中央演算処理装置(CP
U)52(通信状況監視手段)と、RAM53と、リア
ルタイムクロック(RTC)59と、表示装置54と、
キーボードやマウス等の入力装置55と、磁気ディスク
や光磁気ディスクから成る記憶装置56と、前記カード
ユニット3やICカードリーダ41とのデ−タ通信を行
う通信インタ−フェィス57と、前記遊技場の外部に設
置されたカード管理センターの管理サーバ90と通信回
線網80を介してデータの送受を行う通信モデム58
と、が接続された通常のコンピュ−タである。
【0052】また、前記記憶装置56には、該管理コン
ピュータ50の処理を実施する処理プログラムに加え
て、図12に示すように、各ICカード37のカードI
Dに対応して、該当するICカード37の発行時におけ
る発行額と、その時点までに利用された利用度数と、そ
の時点における残度数と、からなる遊技用記録媒体情報
が各々登録されるカード管理データベース(DB)や、
図13に示すように、各カードユニット3に付与されて
いるユニットIDに対応して、カードユニット3との通
信異常発生時刻(中断時刻)と、その際利用された利用
度数並びに利用されたICカード37のカードIDと、
が登録されるとともに、これら登録された利用度数の合
計値が算出されて登録される利用履歴データベース(D
B)が記憶されている。
【0053】また、これらカード管理DBや利用履歴D
Bの登録状況は表示装置54に表示可能とされていると
ともに、前記各カードユニット3やカードリーダ41よ
り送信される情報に基づいて該カード管理DBや利用履
歴DBの内容が逐次最新の情報に更新されるようになっ
ている。
【0054】更に本実施例では、記憶装置56に記憶さ
れたカード管理DBにおける各カードID毎の更新履歴
が記憶されるようになっており、該記憶された更新履歴
が所定期間毎(例えば1日毎)に前記通信回線網80を
介してカード管理センターに設置された管理サーバ90
に出力されるようになっており、該管理サーバ90にお
いても前記ICカード37の使用状況が把握できるよう
になっている。
【0055】また、管理コンピュータ50のCPU52
は、前記カードユニット3に対して、これら各カードユ
ニット3の接続台数に応じて所定間隔毎に所定の応答要
求を出力するようになっており、これら応答要求を受信
したカードユニット3から、各カードユニット3のユニ
ットIDとともに返信される返答情報の有無に基づい
て、これらカードユニット3との通信状況が正常である
か否かを確認する確認処理を実施するようになってい
る。
【0056】更にCPU52は、前記確認処理の応答要
求に基づく返答情報が返信されないカードユニット3を
検出した場合において、これら返答情報が返信されない
カードユニット3に対して再度の応答要求を出力し、該
再度の応答要求に対しても返答情報が検出されない場合
に、返答情報の返信が為されなかったカードユニット3
との通信エラーと判断して、前記利用履歴DBの該当す
るユニットIDの中断時刻に、その時点にてRTC59
より入手した時刻を登録するようになっている。
【0057】以下、上述のように構成された遊技用装置
の動作状況を説明すると、まず、遊技者が前記パチンコ
機2において遊技を実施する際には、前記遊技島1の島
端に設けられたカード発行機4にて購入したICカード
37を所望のパチンコ機2に対応して設けられたカード
ユニット3のカード挿入口303に挿入する。
【0058】これに基づきカードユニット3は、管理コ
ンピュータ50との間で挿入されたICカード37の受
付処理を実施する。この受付処理について説明すると、
カードユニット3は、ICカードリーダライタ309に
より挿入されたICカード37からカードID並びに度
数を読み出し、該読み出した情報を管理コンピュータ5
0に対して使用許諾要求とともに送信する。
【0059】該使用許諾要求を受信した管理コンピュー
タ50においては、使用許諾要求とともに受信した度数
と、前記カード管理DBの該当するカードIDに対応づ
けて登録されている残度数との比較を実施し、該比較に
おいて受信した度数とカード管理DBに登録されている
残度数とが一致した場合には、該当するカードユニット
3に対して使用許諾を返信する。
【0060】また、前記管理コンピュータ50による比
較において、受信した度数が登録されている残度数を越
える場合には、該当するカードユニット3に対して排出
指示を返信し、該排出指示の受信を受けたカードユニッ
ト3においては、挿入されたICカード37を返却する
処理が実施される。
【0061】また、前記管理コンピュータ50による比
較において、受信した度数が登録されている残度数未満
である場合には、該当するカードユニット3に対して利
用履歴要求を送信し、該利用履歴要求を受信したカード
ユニット3はICカードリーダライタ309により挿入
されているICカード37の後述する利用履歴情報を読
み出し、利用履歴情報が記録されている場合には、読み
出された利用履歴情報を挿入されているICカード37
のカードIDとともに管理コンピュータ50に対して送
信する。
【0062】管理コンピュータ50では、受信した利用
履歴情報に含まれる使用度数を合計した度数をカード管
理DBにおいて該当するカードIDに登録された利用度
数に加算更新し、かつ残度数からは減算更新し、該更新
された残度数と、前記カードユニット3において挿入さ
れているICカード37の度数との比較を実施し、該比
較が一致した場合には該当するカードユニット3に対し
て使用許諾と更新済情報とを返信するとともに、該比較
において一致しない場合においては排出指示を返信し、
挿入されているICカード37の返却処理を実施させ
る。
【0063】このように本実施例管理コンピュータ50
は、前記カードユニット3から送信された利用履歴情報
に基づきカード管理DBの情報が更新された際に、前記
利用履歴情報を送信したカードユニット3に対して更新
済情報を返信するようになっており、送信元のカードユ
ニット3においても送信した利用履歴情報に基づくカー
ド管理DBの更新が正常になされた否かが把握できるよ
うになっている。
【0064】これら管理コンピュータ50からの使用許
諾を受信したカードユニット3においては、挿入されて
いるICカード37より読み出された度数を記憶部31
0に記憶し、度数表示部17に表示させるとともに、前
記記憶した度数に基づき前述の貸出処理が実施可能とな
る。
【0065】また、この際使用許諾とともに更新済情報
を受信したカードユニット3においては、ICカードリ
ーダライタ309により挿入されているICカード37
の利用履歴情報が消去されるようになっている。
【0066】このように本実施例では、カード管理DB
において更新済の利用履歴情報がICカード37の記録
より消去されるようになっており、該ICカード37に
おいて必要とされる記憶容量を最小限に抑えることがで
きることから好ましいが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、これら利用履歴情報をICカード37に履
歴として残すようにしても良い。
【0067】また、本実施例のカードユニット3におい
ては、これら受付処理における管理コンピュータ50へ
の使用許諾要求の送信に基づき、管理コンピュータ50
からの返信が所定期間(例えば500ms)以上受信さ
れない場合にMPU313は、再度の使用許諾要求の送
信を実施し、この再度の送信に対しても返信が所定期間
(例えば500ms)以上受信されない場合にMPU3
13は、管理コンピュータ50との通信異常と判断し、
この場合においても前記挿入されたICカード37より
読み出された度数を記憶部310に記憶するとともに、
該記憶した度数に基づき前述した貸出処理が実施可能と
なる。
【0068】次いで、これら貸出処理が実施され、1回
の処理(5度分の貸出処理)が終了する毎にカードユニ
ット3から管理コンピュータ50に対して貸出完了情報
と挿入されているICカード37のカードIDとが送信
されるようになっており、該貸出完了情報を受信した管
理コンピュータ50では、カード管理DBにおいて該当
するカードIDの利用度数に1回の貸出度数である5度
を加算するとともに、残度数からは5度を減算する更新
処理が実施されるとともに、該カード管理DBにおける
更新処理が実施されたことを示す更新完了情報が該当す
るカードユニット3に対して返信されるようになってい
る。
【0069】また、本実施例のカードユニット3におい
ては、前記貸出完了情報の送信に基づく管理コンピュー
タ50からの更新完了情報の返信が所定期間(例えば5
00ms)以上受信されない場合に、MPU313再度
貸出完了情報を送信し、この再度の貸出完了情報の送信
による管理コンピュータ50からの更新完了情報の返信
についても所定期間(例えば500ms)以上受信され
ない場合には、MPU313が管理コンピュータ50と
の通信異常と判断して、図14に示すように、貸出に使
用された使用度数とRTC314より入手した使用時刻
と記憶部310に記憶されているユニットIDとを対応
付けた利用履歴情報を挿入されているICカード37に
記録する処理を実施するようになっている。
【0070】また、カードユニット3と管理コンピュー
タ50との通信異常が発生している状態において複数回
にわたって貸出処理が実施された場合においては、図1
4(a)〜(c)に示すように、履歴1、履歴2、履歴
3…として個別に前記利用履歴情報を挿入されているI
Cカード37に記録するようになっている。
【0071】このように本実施例では、利用履歴情報に
該利用履歴情報を記録したカードユニット3を特定可能
なユニットIDが含まれており、該利用履歴情報がどの
カードユニット3において記録されたのかを管理コンピ
ュータ50においても把握することができるようになっ
ている。
【0072】これらICカード37に記録された利用履
歴情報は、遊技者による返却ボタン15の操作によりカ
ードユニット3から返却され、管理コンピュータ50と
通信可能状態にある他のカードユニット3にて挿入さ
れ、前述の受付処理に基づき管理コンピュータ50に送
信されるようになっており、該管理コンピュータ50の
カード管理DBにおいて該当するカードIDの利用度数
並びに残度数とが前述のように更新され、この時点にて
ICカード37の残度数とカード管理DBにおいて該当
するカードIDの残度数とが一致するようになる。
【0073】また、これら利用履歴情報を受信した際に
管理コンピュータ50は、該利用履歴情報に含まれるユ
ニットIDに該当する利用履歴DBの履歴項目に受信し
たカードIDと利用履歴情報に含まれる使用度数を合計
した度数とを対応付けて登録し、利用履歴DBの内容を
更新させるようになっている。
【0074】また、利用履歴情報が記録された状態にて
ICカード37に残存する度数が「0」となり、回収さ
れたICカード37においては、前記カード収容部29
のICカードリーダ41により、カードID並びに利用
履歴情報が読み取られ、管理コンピュータ50に送信さ
れるようになっており、該ICカードリーダ41から受
信した情報に基づいて、前記カード管理DB並びに利用
履歴DBの内容がカードユニット3からの送信された利
用履歴情報と同様に更新されるようになっている。
【0075】このように本実施例では、管理コンピュー
タ50との通信異常が発生中のカードユニット3におい
て使用されて残度数が「0」となり回収されてしまった
ICカード37においても、該ICカード37に記録さ
れた利用履歴情報が、カード収容部29のICカードリ
ーダ41により読み出され、管理コンピュータ50に送
信されるようになっており、これら回収されたICカー
ド37の残度数「0」とカード管理DBにおいて該当す
るカードIDの残度数との不整合により、例えば回収さ
れたICカード37の再使用ができない等の不具合を解
消できるようになっている。
【0076】また、本実施例の管理コンピュータ50の
利用履歴DBにおいては、カードユニット3やカードリ
ーダ41より受信した利用履歴情報に基づき、利用履歴
DBにおいて通信異常時に使用された度数の合計が、通
信異常を起こしたカードユニット3のユニットID毎に
登録されるようになっており、カードユニット3との通
信異常の発生時において利用履歴が複数存在する場合
に、該通信異常時における複数の利用履歴における使用
度数の合計等の集計情報を個別に管理、把握することが
できる。
【0077】また、本実施例の管理コンピュータ50の
利用履歴DBにおいては、カードユニット3のユニット
ID毎に通信異常の発生時刻(中断時刻)が登録される
ようになっており、通信異常が発生した時刻とその際通
信が不可能となったカードユニット3とを個別に把握す
ることができる。
【0078】以上説明したように本実施例の遊技用装置
においては、カードユニット3と管理コンピュータ50
との通信に異常が発生して通信が不可能な状態となって
も、該異常による通信の切断中において貸出処理により
使用された度数の大きさを含む利用履歴情報が、受付け
中のICカード37に記録され、カードユニット3と管
理コンピュータ50との通信が復旧した場合、或いはそ
のICカード37が、前記管理コンピュータ50との通
信が可能状態にあるその他のカードユニット3において
受付けられた場合に、前記利用履歴情報並びにそのIC
カード37を特定可能なカードIDとがICカード37
より読み出されて管理コンピュータ50に送信され、カ
ード管理DBにおいて該当するカードIDの利用度数や
残度数が更新されることで、これらICカード37の記
録情報とカード管理DBにおける登録情報に不整合状態
が発生することがなく、これらICカード37が使用不
能となることを回避できるばかりか、これらICカード
37の記録情報とカード管理DBにおける登録情報の不
整合を解消できることから前記通信の切断中においても
カードユニット3を継続して稼働させることもできるよ
うになる。
【0079】前記各実施例における各要素は、本発明に
対して以下のように対応している。
【0080】本発明の請求項1は、遊技機(パチンコ機
2)に対応して設けられ、少なくとも遊技用記録媒体
(ICカード37)を特定可能な識別情報(カードI
D)が記録された遊技用記録媒体(ICカード37)を
受付けて、遊技へ使用させるための処理(貸出処理)を
行う遊技用記録媒体処理装置(ICカードリーダライタ
309)と、該遊技用記録媒体処理装置(ICカードリ
ーダライタ309)にデータ通信可能に接続され、少な
くとも前記遊技用記録媒体(ICカード37)に残存す
る遊技用有価価値(度数)の大きさを含む遊技用記録媒
体情報の管理を行う管理装置(管理コンピュータ50)
と、から成り、前記遊技用記録媒体処理装置(ICカー
ドリーダライタ309)は、前記管理装置(管理コンピ
ュータ50)との通信が不可能な状態において、該通信
不可能状態中における遊技用記録媒体(ICカード3
7)の利用情報を該遊技用記録媒体(ICカード37)
に記録するとともに、前記管理装置(管理コンピュータ
50)との通信が可能な状態の時に受付けた遊技用記録
媒体(ICカード37)の記録情報に前記利用情報が記
録されている場合において、該利用情報と前記受付けた
遊技用記録媒体(ICカード37)の識別情報(カード
ID)とを前記管理装置(管理コンピュータ50)に送
信し、前記管理装置(管理コンピュータ50)は、前記
利用情報と前記受付けた遊技用記録媒体(ICカード3
7)の識別情報(カードID)との受信に基づき、該当
する遊技用記録媒体(ICカード37)の前記遊技用記
録媒体情報を更新する。
【0081】本発明の請求項2は、前記管理装置(管理
コンピュータ50)は、前記遊技用記録媒体情報を更新
した場合に前記利用情報を送信した遊技用記録媒体処理
装置(カードユニット3)に更新済情報を返信する。
【0082】本発明の請求項2は、前記遊技用記録媒体
処理装置(カードユニット3)は、前記更新済情報の受
信に基づいて受付けている遊技用記録媒体(ICカード
37)に記録されている前記利用情報を消去する。
【0083】本発明の請求項4は、前記利用情報は、前
記通信不可能状態中における遊技用記録媒体(ICカー
ド37)の利用履歴情報を含んでいる。
【0084】本発明の請求項5は、前記遊技用記録媒体
処理装置(カードユニット3)には、遊技用有価価値
(度数)の大きさが残存しない前記遊技用記録媒体(I
Cカード37)を遊技者に返却せずに回収する回収機構
が設けられており、該回収機構に連設されて複数の遊技
用記録媒体処理装置(カードユニット3)にて回収され
た遊技用記録媒体(ICカード37)を、該回収された
遊技用記録媒体(ICカード37)を貯留するための遊
技用記録媒体貯留部(カード収容部29)に搬送する搬
送路(カード搬送路6)と、該回収された遊技用記録媒
体(ICカード37)に記録されている記録情報を読み
取る読取部(ICカードリーダ41)と、前記管理装置
(管理コンピュータ50)とのデータ通信を行う通信手
段(通信ケーブル48)と、を備え、前記読取部(IC
カードリーダ41)にて読み取った記録情報に前記利用
情報が存在する場合において、該利用情報とその遊技用
記録媒体(ICカード37)の識別情報(カードID)
とを前記管理装置(管理コンピュータ50)に送信する
遊技用記録媒体回収処理装置(カード回収処理装置)を
有する。
【0085】本発明の請求項6は、前記利用履歴情報
は、該利用履歴情報を記録した遊技用記録媒体処理装置
(カードユニット3)を特定可能な情報(ユニットI
D)を含んでいる。
【0086】本発明の請求項7は、前記遊技用記録媒体
が、記録情報を電気的に記憶可能な不揮発性メモリを少
なくとも有する集積回路(ICチップ382)を内在し
ているICカード37である。
【0087】本発明の請求項8は、前記管理装置(管理
コンピュータ50)は、前記遊技用記録媒体処理装置
(カードユニット3)との通信状況を監視する通信状況
監視手段(CPU52)を有し、該管理装置(管理コン
ピュータ50)と通信不可能となった遊技用記録媒体処
理装置(カードユニット3)を特定可能な情報と通信不
可能となった時刻とを対応付けて管理する。
【0088】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0089】例えば、前記実施例では、1台のパチンコ
機2に対して1台のカードユニット3が設けられている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、2台のパ
チンコ機2に対して1台としたものとしても良い。
【0090】また、前記実施例では、使用されるICカ
ード37を、プリペイドカ−ド(ビジタ−カ−ド)とし
た例を示すが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これらICカードを特定の会員に予め発行された会
員カ−ドとして使用するようにしても良い。
【0091】また、前記実施例では、残度数が「0」と
なったICカード37がカード搬送路6に排出され、遊
技島1内に設けられたカード収容部29にて回収される
ようになっているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、これらカード搬送路等の回収機構を設けずに、
残度数が「0」となったICカード37をカード挿入口
303より排出するようにしても良い。
【0092】また、前記実施例では遊技用記録媒体とし
て記録情報を電気的に記憶可能な不揮発性メモリを有す
るICチップ382を内在しているICカード37を用
いており、これにより従来の磁気によりデータ記録を行
う磁気カードに比較して記録容量が大きく、前記利用履
歴情報等の多くの情報を記憶できることから好ましい
が、本発明はこれらに限定されるものではなく、これを
磁気カード等としても良いし、更にはカードの表面に書
き換え可能な例えばバーコード等のシンボルが印字さ
れ、これらカード表面のシンボルを読み取ることで記録
情報を読み取りできるようにした記録媒体であっても良
い。
【0093】また、前記実施例ではカードユニット3と
管理コンピュータ50との通信異常時において、ICカ
ード37に記録される利用履歴情報に、該利用履歴情報
の書き込みを実施したカードユニット3のユニットID
や使用時刻が含まれており、管理コンピュータ50との
通信不可能状態中において使用されたICカード37の
利用状況の経過を把握することができることから好まし
いが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なく
とも前記通信異常時において使用された遊技用有価価値
としての使用度数が記録されるようになっていれば良
い。
【0094】また、前記実施例の管理コンピュータ50
においては、カードユニット3やICカードリーダ41
より受信した利用履歴情報に基づく使用度数を集計し、
ユニットID毎に登録・管理する利用履歴DBが設けら
れているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
少なくとも管理コンピュータ50においては、受信した
利用履歴情報に基づく使用度数をカード管理DBにおい
て該当するカードIDの残度数から減算更新し、該減算
更新した残度数と、ICカード37に記録されている実
際の度数とが一致するようになっていれば良い。
【0095】また、前記実施例では、遊技用有価価値の
形態として発行金額100円に対して1単位とする度数
を用いているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これら遊技用有価価値を遊技者が金銭的に把握でき
るように金額と一致させるようにしても良いし、更には
これら遊技用有価価値を所定のポイントや相当するパチ
ンコ玉数やコイン数としても良く、その形態は任意に選
択すれば良い。
【0096】また、前記実施例においては、遊技媒体と
してパチンコ玉を用いているが、これら遊技媒体をコイ
ンや点数、更には後述する画像式のパチンコ機やスロッ
トマシン等における画像にて形成されたパチンコ玉やコ
イン等としても良く、これら遊技媒体は遊技において使
用される媒体であれば、本発明の遊技媒体に含まれるも
のであり、その形態が限定されるものではない。
【0097】また、前記実施例においては、遊技媒体で
あるパチンコ玉が外部に払い出される通常のパチンコ機
2を用いているが、本発明はこれら通常のパチンコ機の
みならず、コインを用いて遊技を行うスロットマシン
や、パチンコ玉やコインが外部に排出されることなく遊
技可能な封入式のパチンコ機やスロットマシン、さらに
はこれら遊技媒体を用いずにデータ等により遊技可能な
遊技機や、遊技盤やパチンコ玉が画像にて表示される画
像式のパチンコ機や、リールが画像にて表示される画像
式のスロットマシンにも適用可能であることはいうまで
もなく、これら遊技機が限定されるものではない。
【0098】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0099】(a)請求項1の発明によれば、管理装置
との通信に異常が発生して通信が不可能な状態となって
も、該異常による通信の切断中における遊技用有価価値
の変更履歴或いは遊技に使用された遊技用有価価値の大
きさ等を含む利用情報が受付け中の遊技用記録媒体に記
録され、その遊技用記録媒体処理装置と管理装置との通
信が復旧した場合、或いはその遊技用記録媒体が、前記
管理装置との通信が可能状態にあるその他の遊技用記録
媒体処理装置において受付けられた場合に、前記利用情
報並びにその遊技用記録媒体を特定可能な識別情報とが
遊技用記録媒体より読み出されて管理装置に送信されて
該当する遊技用記録媒体の遊技用記録媒体情報が更新さ
れることで、これら遊技用記録媒体情報に不整合状態が
発生することがなく、これら遊技用記録媒体が使用不能
となることを回避できるばかりか、これら遊技用記録媒
体情報の不整合を解消できることから前記通信の切断中
において遊技用記録媒体処理装置を継続して稼働させる
こともできるようになる。
【0100】(b)請求項2の発明によれば、前記利用
情報に基づく遊技用記録媒体情報の更新が、送信元の遊
技用記録媒体処理装置においても把握できる。
【0101】(c)請求項3の発明によれば、更新済の
利用情報が消去されるので、遊技用記録媒体に必要とさ
れる記憶容量を最小限に抑えることができる。
【0102】(d)請求項4の発明によれば、管理装置
との通信不可能状態中において使用された遊技用記録媒
体の利用状況の経過を把握することができる。
【0103】(e)請求項5の発明によれば、通信異常
時において使用されて回収された遊技用記録媒体におい
ても、該回収された遊技用記録媒体に記録されている利
用情報が読み出されて、管理装置に送信されることで、
遊技用記録媒体情報の不整合により、例えば回収された
該遊技用記録媒体の再使用ができない等の不具合を解消
できる。
【0104】(f)請求項6の発明によれば、該利用情
報がどの遊技用記録媒体処理装置におけるものであるか
を把握することができる。
【0105】(g)請求項7の発明によれば、前記不揮
発性メモリは、例えば従来の磁気によりデータ記録を行
う記録媒体に比較して容量が大きいことから、前記利用
情報等の多くの情報を記憶できる。
【0106】(h)請求項8の発明によれば、例えば、
管理装置に複数の遊技用記録媒体処理装置が接続されて
いる場合において、通信不可能となった時刻とその遊技
用記録媒体処理装置とを個別に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における遊技用装置が設置され
た遊技島を示す斜視図である。
【図2】本発明における実施例のパチンコ機の正面図で
ある。
【図3】本発明の実施例におけるパチンコ機の操作部の
上面図である。
【図4】本発明における実施例のカードユニットの前面
側の構成を示す一部破断斜視図である。
【図5】本発明の実施例における遊技用装置の構成並び
にパチンコ機とカードユニットの構成を示すブロック図
である。
【図6】本発明の実施例におけるカードユニットのIC
カードリーダライタの構成を示す断面図である。
【図7】本発明の実施例において用いたICカードの構
成を示す一部破断上面図である。
【図8】本発明の実施例におけるパチンコ機の賞球制御
基板とカードユニットとから出力される各信号の出力状
況を示す図である。
【図9】本発明の実施例におけるカード搬送路およびカ
ード収容部の構成を示す側面模式図である。
【図10】本発明の実施例におけるカード搬送路の構成
を示す図9のA−A断面図である。
【図11】本発明の実施例における管理コンピュータの
構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の実施例における管理コンピュータの
記憶装置に記憶されたカード管理DBを示す図である。
【図13】本発明の実施例における管理コンピュータの
記憶装置に記憶された利用履歴DBを示す図である。
【図14】(a)〜(c)は、本発明の実施例における
ICカードに記録される利用履歴情報を示す図である。
【符号の説明】
1 遊技島 2 パチンコ機(遊技機) 3 カードユニット(遊技用記録媒体処理装置) 4 カード発行機 6 カード搬送路(搬送路) 14 操作部 15 返却ボタン 16 貸出ボタン 17 度数表示部 18 操作基板 19 カード回収路 22 搬送樋 23 搬送ベルト 24 駆動モータ 25 タイミングベルト 26 駆動ローラ 27 架設ローラ 28 ガイドローラ 29 カード収容部(遊技用記録媒体貯留部) 30 ガイド樋 32 一時貯留部 37 ICカード(遊技用記録媒体) 40 重なり防止機構 41 ICカードリーダ(読取部、遊技用記録媒体
回収処理装置) 42 回収樋 43 カード回収箱 48 通信ケーブル(通信手段) 50 管理コンピュータ(管理装置) 51 データバス 52 中央演算処理装置(CPU) 53 RAM 54 表示装置 55 入力装置 56 記憶装置 57 通信インターフェイス 58 通信モデム 80 通信回線網 90 管理サーバ 202 ガラス扉枠 203 打球供給皿 204 余剰玉受皿 205 打球操作ハンドル(操作ノブ) 206 遊技盤 207 遊技領域 209 可変表示部 210 可変表示器 211 通過ゲート 214 始動入賞口 215 可動片 216 可変入賞球装置 220 開閉板 224 入賞口 226 アウト口 231 遊技制御基板 235 ランプ制御基板 237 賞球制御基板 270 音声制御基板 280 表示制御基板 291 発射制御基板 297 玉払出装置 301 動作ランプ 303 カード挿入口 304 カードインジケータ 309 ICカードリーダライタ(記録媒体処理手
段) 310 記憶部 311 I/Oポート 312 通信部(通信手段) 313 マイクロプロセッシングユニット(MPU) 354 カード回収口 381 基体 382 ICチップ 383 パターンコイル 384 基板 385 トップフィルム 386 駆動モータ 387 搬送ローラ 388 搬送ローラ 389 電磁ソレノイド 390 通信ヘッド 391 搬送ベルト 392 制御基板 393 駆動モータ 397 挿入センサ 398 ガイドレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 510 G06F 17/60 510 5B049 G06K 13/06 G06K 13/06 A 5B058 17/00 17/00 R 19/00 G07F 17/32 G07F 17/32 G06K 19/00 U Fターム(参考) 2C005 MA02 MA03 MB02 MB09 NA09 NB03 NB22 SA05 SA23 2C088 BA88 BB01 BB07 BB16 BB20 BB21 BB23 BB30 BB36 BB43 BC45 CA02 CA08 CA17 CA35 EA10 3E048 AA02 BA07 5B023 BA01 BA05 FA03 GA01 JA07 5B035 AA13 BB09 BC02 CA23 5B049 AA05 BB61 CC39 DD04 EE25 FF08 GG04 GG07 5B058 CA02 CA15 KA01 KA06 KA11 KA12 KA33 YA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に対応して設けられ、少なくとも
    遊技用記録媒体を特定可能な識別情報が記録された遊技
    用記録媒体を受付けて、遊技へ使用させるための処理を
    行う遊技用記録媒体処理装置と、該遊技用記録媒体処理
    装置にデータ通信可能に接続され、少なくとも前記遊技
    用記録媒体に残存する遊技用有価価値の大きさを含む遊
    技用記録媒体情報の管理を行う管理装置と、から成り、
    前記遊技用記録媒体処理装置は、前記管理装置との通信
    が不可能な状態において、該通信不可能状態中における
    遊技用記録媒体の利用情報を該遊技用記録媒体に記録す
    るとともに、前記管理装置との通信が可能な状態の時に
    受付けた遊技用記録媒体の記録情報に前記利用情報が記
    録されている場合において、該利用情報と前記受付けた
    遊技用記録媒体の識別情報とを前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、前記利用情報と前記受付けた遊技用記
    録媒体の識別情報との受信に基づき、該当する遊技用記
    録媒体の前記遊技用記録媒体情報を更新することを特徴
    とする遊技用装置。
  2. 【請求項2】 前記管理装置は、前記遊技用記録媒体情
    報を更新した場合に前記利用情報を送信した遊技用記録
    媒体処理装置に更新済情報を返信する請求項1に記載の
    遊技用装置。
  3. 【請求項3】 前記遊技用記録媒体処理装置は、前記更
    新済情報の受信に基づいて受付けている遊技用記録媒体
    に記録されている前記利用情報を消去する請求項2に記
    載の遊技用装置。
  4. 【請求項4】 前記利用情報は、前記通信不可能状態中
    における遊技用記録媒体の利用履歴情報を含んでいる請
    求項1〜3のいずれかに記載の遊技用装置。
  5. 【請求項5】 前記遊技用記録媒体処理装置には、遊技
    用有価価値の大きさが残存しない前記遊技用記録媒体を
    遊技者に返却せずに回収する回収機構が設けられてお
    り、該回収機構に連設されて複数の遊技用記録媒体処理
    装置にて回収された遊技用記録媒体を、該回収された遊
    技用記録媒体を貯留するための遊技用記録媒体貯留部に
    搬送する搬送路と、該回収された遊技用記録媒体に記録
    されている記録情報を読み取る読取部と、前記管理装置
    とのデータ通信を行う通信手段と、を備え、前記読取部
    にて読み取った記録情報に前記利用情報が存在する場合
    において、該利用情報とその遊技用記録媒体の識別情報
    とを前記管理装置に送信する遊技用記録媒体回収処理装
    置を有する請求項1〜4のいずれかに記載の遊技用装
    置。
  6. 【請求項6】 前記利用情報は、該利用情報を記録した
    遊技用記録媒体処理装置を特定可能な情報を含んでいる
    請求項1〜5のいずれかに記載の遊技用装置。
  7. 【請求項7】 前記遊技用記録媒体が、記録情報を電気
    的に記憶可能な不揮発性メモリを少なくとも有する集積
    回路を内在しているICカードである請求項1〜6のい
    ずれかに記載の遊技用装置。
  8. 【請求項8】 前記管理装置は、前記遊技用記録媒体処
    理装置との通信状況を監視する通信状況監視手段を有
    し、該管理装置と通信不可能となった遊技用記録媒体処
    理装置を特定可能な情報と通信不可能となった時刻とを
    対応付けて管理する請求項1〜7のいずれかに記載の遊
    技用装置。
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