JP2002191832A - 遊技用装置 - Google Patents

遊技用装置

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JP2002191832A
JP2002191832A JP2000391773A JP2000391773A JP2002191832A JP 2002191832 A JP2002191832 A JP 2002191832A JP 2000391773 A JP2000391773 A JP 2000391773A JP 2000391773 A JP2000391773 A JP 2000391773A JP 2002191832 A JP2002191832 A JP 2002191832A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Toshihiro Tozaki
智弘 戸崎
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者が台移動等を行う都度毎に本人確認情
報を入力する面倒を解消でき、かつ前記本人確認情報の
入力に伴って該本人確認情報が第三者に知覚され難くす
ることのできる遊技用装置を提供すること。 【解決手段】 遊技者本人を特定するための本人確認情
報を特定可能な情報が少なくとも記録された記録媒体を
受付け、該受付けた記録媒体の記録情報を少なくとも読
み出す記録媒体処理手段309と、遊技者により入力さ
れる本人確認情報を受付ける本人確認情報受付け手段3
06と、前記記録媒体処理手段309にて読み出した情
報から特定される本人確認情報と、前記本人確認情報受
付け手段306にて受付けた本人確認情報と、を照合す
る照合手段と、を少なくとも有する遊技用装置であっ
て、前記照合手段における本人確認情報の照合結果が一
致したことを条件に、前記照合手段における本人確認情
報の照合を所定条件の成立まで実施しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技場に設置さ
れる遊技用装置、特には暗証番号等の本人確認情報を遊
技者が入力することにより、遊技者の本人確認を実施す
る遊技用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、遊技場においては、遊技客の射幸
性の向上や遊技客へのサービスの向上等を目的として、
遊技機の遊技データを遊技客に提供したり、遊技におい
て獲得した遊技媒体を会員カード等の記録媒体を用いて
貯蓄しておき、これら貯蓄した遊技媒体を再度使用して
遊技を行うことのできるようにした遊技用装置が用いら
れるようになってきている。
【0003】これら遊技用装置においては、予め登録さ
れた所定の遊技客にのみ詳細な遊技データを提供した
り、前記貯蓄した遊技媒体を再使用できるようにするた
めに、遊技者が正規の所持者本人であるか否かを確認す
ることがなされている。
【0004】これら本人確認を実施する方法としては、
通常として遊技用装置に遊技客が予め自分で定めた暗証
番号等の本人確認情報を受付け可能な受付け操作部を設
けておき、該受付け操作部にて入力された本人確認情報
と予め登録されている本人確認情報とを照合することで
該遊技客が本人であるか否かの判断を実施することがな
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
本人確認は、前記のように不正防止の観点から実施され
るものであるが、例えば遊技者が遊技機である台を移動
して異なる台にて遊技を行う場合においては、その都
度、前記本人確認情報を入力する必要があり面倒である
ばかりか、これら本人確認情報の入力回数が増えると、
該本人確認情報が第三者に知覚されて、その記録媒体が
不正に使用されやすくなってしまうという問題があっ
た。
【0006】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、遊技者が台移動等を行う都度毎に本
人確認情報を入力する面倒を解消でき、かつ前記本人確
認情報の入力に伴って該本人確認情報が第三者に知覚さ
れ難くすることのできる遊技用装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の遊技用装置は、遊技者本人を特定する
ための本人確認情報を特定可能な情報が少なくとも記録
された記録媒体を受付け、該受付けた記録媒体の記録情
報を少なくとも読み出す記録媒体処理手段と、遊技者に
より入力される本人確認情報を受付ける本人確認情報受
付け手段と、前記記録媒体処理手段にて読み出した情報
から特定される本人確認情報と、前記本人確認情報受付
け手段にて受付けた本人確認情報と、を照合する照合手
段と、を少なくとも有する遊技用装置であって、前記照
合手段における本人確認情報の照合結果が一致したこと
を条件に、前記照合手段における本人確認情報の照合を
所定条件の成立まで実施しないことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技者は、一度本人確認情報を前記
本人確認情報受付け手段に入力することで、所定条件が
成立するまで本人確認情報の照合が必要なくなるため、
例えば台移動等を行っても、その都度本人確認情報を入
力しなけらばならない面倒を解消でき、よって前記本人
確認情報の入力回数が低減できることから結果的に本人
確認情報が第三者に知覚され難くすることができる。
【0008】本発明の遊技用装置は、前記照合結果の一
致に基づき、前記記録媒体処理手段にて受付けている記
録媒体の記録情報を、前記照合を実施しない旨の情報に
更新記録するものであることが好ましい。このようにす
れば、照合を実施しない旨の情報が記録媒体自体に記録
されることで、これら照合を実施しないようにするため
の機能を簡便に形成することができる。
【0009】本発明の遊技用装置は、前記記録媒体の記
録情報には、該記録媒体を識別可能な識別情報が含まれ
ているとともに、前記照合手段は、前記記録媒体の識別
情報とその記録媒体に該当する前記本人確認情報とが対
応付けて登録されている管理装置にて構成されており、
該管理装置は、前記記録媒体処理手段にて読み出した記
録媒体の識別情報に対応して登録されている本人確認情
報と、前記本人確認情報受付け手段にて受付けた本人確
認情報との照合を実施することが好ましい。このように
すれば、管理装置により各記録媒体に該当する本人確認
情報が一元管理されることにより、より正確な照合を実
施でき、装置のセキュリティー性を向上できる。
【0010】本発明の遊技用装置は、遊技者が操作可能
とされ、所定操作により前記照合手段における本人確認
情報の照合の再開要求を受付ける照合再開要求受付け手
段を備え、前記所定条件の成立が前記照合再開要求の受
付けであることが好ましい。このようにすれば、遊技者
は前記照合再開要求受付け手段を操作することにより、
所望する際に本人確認情報の照合による記録媒体の保護
を再開することができる。
【0011】本発明の遊技用装置は、前記記録媒体処理
手段にて受付けた記録媒体が返却されてからの経過時間
を計測する経過時間計測手段を備え、前記所定条件の成
立が前記経過時間が予め定められた所定時間に達したこ
とであることが好ましい。このようにすれば、予め定め
られた所定時間が経過した場合において自動的に本人確
認情報の照合による記録媒体の保護が再開され、これら
保護の再開のし忘れによる不都合を回避できる。
【0012】本発明の遊技用装置は、前記本人確認情報
受付け手段における本人確認情報の受付けが、予め定め
られた所定回数まで可能とされ、該所定回数に達しても
照合が一致しない場合においては、前記記録媒体処理手
段にて受付けている記録媒体の使用を不能とする処理を
行うことが好ましい。このようにすれば、前記記録媒体
の不正使用を未然に防止できる。
【0013】本発明の遊技用装置は、遊技機に対応して
設置され、前記記録媒体処理手段を有して前記記録媒体
を受付けて所定の処理を実施する記録媒体処理装置に、
前記本人確認情報受付け手段が設けられていることが好
ましい。このようにすれば、例えば、遊技機に対応して
設置され、該遊技機の遊技データを提供したり、貯蓄し
た遊技媒体を遊技に再度使用させるための処理を行う遊
技用装置等にて本人確認情報の入力を実施できるように
なり、これら本人確認情報の入力のために新たに装置を
設ける必要がないばかりか、遊技者も本人確認情報の入
力のために特定の装置に出向く必要がなく便利である。
【0014】本発明の遊技用装置は、遊技場内の所定位
置に設置され、前記記録媒体処理手段を有して前記記録
媒体を受付けて、所定の来店処理を実施する来店受付装
置に、前記本人確認情報受付け手段が設けられているこ
とが好ましい。このようにすれば、例えば、来店時に来
店ポイントの付与等を行う来店受付機にて本人確認情報
の入力を実施できるようになり、これら本人確認情報の
入力のために新たに装置を設ける必要がなく、限られた
遊技場内のスペースを有効に活用できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。尚、以下の実施例においては、遊技
機として遊技媒体であるパチンコ玉が払い出される通常
のパチンコ機を用いた例を示すが、本発明はこれに限定
されるものではなく、その他の遊技機、例えばパチンコ
玉が指触不能に封入された封入式パチンコ機や、遊技媒
体としてコインやパチンコ玉を使用するスロットマシ
ン、更には完全クレジット式のスロットマシン等の遊技
機においても適用可能である。
【0017】(実施例)図4は、本実施例における遊技
用装置としてのカード管理システムの構成を示すブロッ
ク図であり、該カード管理システムは、図1に示す遊技
島1の島端等に設置される来店受付装置としてのカード
受付機400と、前記遊技島1を構成する遊技島台1’
にパチンコ機2とともに搭載される記録媒体処理装置と
してのカードユニット3と、これらカード受付機4並び
にカードユニット3とデータ通信可能に接続された照合
手段並びに管理装置としてのカード管理コンピュータ5
0と、から構成されている。
【0018】まず、本実施例に用いた遊技島1は、図1
に示すように、ユニット構成とされた筐体内部に遊技機
としてのパチンコ機2を稼動させるのに必要なパチンコ
玉の揚送装置26や研磨装置41等(図3参照)の装置
が全て収容されるとともに、その前後面(後面は図示せ
ず)に所定の台数(本実施例では4台)の前記パチンコ
機2並びに前記カードユニット3とが搭載された遊技島
台1’が横長状に複数連結された構成とされている。
【0019】この遊技島台1’は、図2に示すように、
該遊技島台1’の下部を覆う腰板5と、該腰板5上に並
設される前記パチンコ機2及び該パチンコ機2に1対1
とされて隣接して設けられる前記カードユニット3と、
遊技島台1’の各パチンコ機2の上部を覆う幕板6a、
ランプ板6bと、該ランプ板6bに個々のパチンコ機2
に1対1とされ呼出ボタン22を備えた呼び出しランプ
8と、から主に構成され、前記パチンコ機2の下部位置
には、各パチンコ機2毎に計数装置4が設けられてい
る。
【0020】この計数装置4は、該計数装置4の一部を
構成する玉受皿35が、前記各パチンコ機2の余剰玉受
皿204に設けられた排出口(図示せず)を下から覆う
ように固設され、遊技により獲得されたパチンコ玉は、
前記余剰玉受皿204より玉受皿35に適宜投入され、
スライドレバー34を操作することで計数装置4により
計数され、遊技島台1’内部の下方に設けられた回収桶
部40(図3参照)にパチンコ玉が回収されるようにな
っている。また前記スライドレバー34の側部位置に
は、該計数装置4において一度計数して回収されたパチ
ンコ玉を返却させる際に操作される返却ボタン12が設
けられている。
【0021】前記幕板6a、6bは、本実施例において
は前方に開放可能に設けられており、幕板を開放するこ
とにより、図3に示すように、該遊技島台1’内の上部
位置に設けられた供給樋36に連結されて各カードユニ
ット3に玉を供給する供給管29や各パチンコ機2に玉
を供給する供給管30の内部において発生する玉詰まり
や各電設部等のメンテナンスを外部より容易に行えるよ
うになっている。
【0022】また、前記ランプ板6bとパチンコ機2と
の間を被覆する電設パネル7には、前記計数装置4によ
り計数された獲得玉数の合計が表示される7セグメンン
トLED表示パネル38が設けられている。
【0023】また、本実施例の遊技島台1’の下部位置
には、図3に示すように、回収樋部40に連接されて、
揚送モータ25によりパチンコ玉を揚送樋27を通じて
前記供給樋36に揚送する揚送装置26が設けられてい
るとともに、この供給樋36に至る経路中にはパチンコ
玉の研磨を行う研磨装置41が設けられていて、該遊技
島台1’内においてパチンコ玉が循環使用されるように
なっている。
【0024】また、前記遊技島台1’の内部には各カー
ドユニット3に対応してカード貯留部9が設けられてお
り、これらカードユニット3より回収された後述のIC
カード37(図10参照)が貯留されるようになってい
る。
【0025】また、前記回収樋部40の下方空間には、
図4に示すように、これら遊技島台1’の各部に接続さ
れて遊技島台1’全体の制御を行うコントロールユニッ
ト42が配設されている。
【0026】これら各遊技島台1’毎に設けられたコン
トロールユニット42は、遊技島台1’を構成する各部
との信号やデータのやり取りを行う入出力部や各部の状
況データや前記計数装置4において計数された計数玉数
等を記憶するためのメモリや所定の制御プログラムを実
行して制御処理を行うCPU(中央演算処理装置)等を
内在しており、該コントロールユニット42は、各部の
制御を実施するようになっている。
【0027】また、前記コントロールユニット42は、
図4に示すように、各カードユニット3に接続され、払
出要求や計数玉数等各種データの送受が実施可能とされ
ている。
【0028】また、前記コントロールユニット42に
は、図4に示すように、前記揚送装置26や研磨装置4
1が接続されて、その動作が適宜に制御されるようにな
っている。
【0029】また、前記コントロールユニット42で
は、前記計数装置4において計数された計数玉数がメモ
リに記憶され、逐次最新の計数玉数に更新されるように
なっており、該メモリに記憶された計数玉数は、前記7
セグメンントLED表示パネル38の表示動作を制御す
る表示ドライバ43に出力され、該出力に基づき前記計
数装置4による計数玉数が該7セグメンントLED表示
パネル38に表示されるようになっている。
【0030】また、前記コントロールユニット42は、
これら計数装置4による計数玉数がメモリに記憶されて
いる場合において、対応する返却ボタン12が操作され
ると、該記憶されている計数玉数より所定数(本実施例
では100玉)の減算処理が実施されるとともに、払出
要求が対応するカードユニット3に出力されるようにな
っており、該払出要求を検出したカードユニット3にお
いては、後述の玉払出ユニット315による所定数(本
実施例では100玉)のパチンコ玉の払出が実施される
ようになっている。
【0031】また、前記コントロールユニット42で
は、前記カードユニット3からの後述する精算処理等に
よる出力要求に基づき前記メモリに記憶されているその
時点での計数玉数を対応するカードユニット3に出力
し、メモリをクリアする処理が実施されるようになって
いる。
【0032】次に、前記遊技島台1’に設置されるパチ
ンコ機2について説明すると、該パチンコ機2は、図5
に示すように、額縁状に形成されたガラス扉枠202を
有し、該ガラス扉枠202の下部表面には打球供給皿2
03がある。打球供給皿203の上面所定箇所には、操
作部14が設けられているとともに、打球供給皿203
の下部には、打球供給皿203から溢れた景品玉を貯留
する余剰玉受皿204と打球を発射する打球操作ハンド
ル(以下、操作ノブという)205とが設けられてい
る。
【0033】前記操作部14の上面には、図6に示すよ
うに、遊技者により前記カードユニット3に設けられた
後述するカード挿入口303に挿入された記録媒体とし
てのICカード37(図7、図10参照)より読み出さ
れた度数を表示する度数表示部17と、遊技の開始また
は前記打球供給皿に持玉が少なくなったか無くなった際
に押圧操作されて、前記度数表示部17に残度数が存在
する場合に所定数量のパチンコ玉の貸出を実施する貸出
ボタン16と、遊技を終了する際に押圧操作されること
により、その時点で残存する度数を挿入されているIC
カード37の記録情報に対して更新し、前記計数装置4
にて計数された計数玉数が存在する場合には、該計数玉
数を精算玉数または後述の貯蓄玉数として挿入されてい
るICカード37に記録する精算処理(認証解除付き精
算処理並びに認証解除無し精算処理を含む)が実施さ
れ、ICカード37が遊技者に対して返却される操作部
としての精算ボタン15と、が設けられており、これら
各部は操作部14内部に設けられている操作基板18上
に実装されている。
【0034】前記ガラス扉枠202の後方には、遊技盤
206が着脱可能に取付けられている。また、遊技盤2
06の前面には遊技領域207が設けられている。この
遊技領域207の中央付近には、「特別図柄」と呼ばれ
る複数種類の識別情報が可変表示される可変表示部20
9と、「普通図柄」と呼ばれる複数種類の識別情報が可
変表示される可変表示器210とが設けられている。ま
た遊技盤206には、複数の入賞口224や通過ゲート
211、始動入賞口214、可変入賞級装置216が設
けられているとともに、遊技領域207の下部には、入
賞しなかった打玉を回収するアウト口226が形成され
ている。
【0035】前記打球操作ノブ205の操作によって揺
動されるハンマー(図示略)によって発射された打玉
は、打球レールを通って遊技領域207に入り、その
後、遊技領域207を流下していく。この際、発射勢い
が弱すぎて前記遊技領域207に達しなかったパチンコ
玉は、環流経路(図示略)を通じて前記余剰玉受皿20
4に環流されるようになっている。
【0036】また、前記遊技領域207に打ち込まれた
打玉が通過ゲート211を通過すると、可変表示器21
0に停止表示されている普通図柄が可変開始するととも
に、打玉が始動入賞口214に入賞すると、可変表示部
209に表示される特別図柄がスクロールを始める。
【0037】可変表示器210の可変表示動作後の表示
結果が予め定められた特定の表示結果(たとえば7)と
なった場合に、始動入賞口214に設けられた可動片2
15が所定時間開成して遊技者にとって有利な状態とな
る。
【0038】この始動入賞口214にパチンコ玉が入賞
すると、可変表示部209において全特別図柄が可変表
示(変動表示)を開始する。そして、その後、左,中,右
の特別図柄が停止し、その停止表示結果が予め定められ
た特定の表示態様(たとえば777)となった場合に、
特定遊技状態(大当り状態)が発生する。このように大
当り状態が発生した場合には、可変入賞球装置216に
設けられた開閉板220が開成して遊技者にとって有利
な第1の状態となる。この第1の状態は、所定期間(た
とえば30秒間)の経過または打玉の所定個数(たとえ
ば10個)の入賞のうちいずれか早い方の条件が成立す
ることにより終了し、その後、遊技者にとって不利な第
2の状態となる。第1の状態となっている可変入賞球装
置216の大入賞口内に進入した打玉が特定入賞領域
(Vポケット)に入賞して図示しないVカウントスイッ
チにより検出されれば、その回の第1の状態の終了を待
って前記第2の状態から前記第1の状態に制御する繰返
し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御の上限回
数は例えば15回と定められている。
【0039】これらパチンコ機2の構成を図8に基づい
て説明すると、該パチンコ機2には、可変表示部209
の表示制御を行う表示制御基板280等が搭載された可
変表示制御ユニットと、図示しない玉タンクに供給され
たパチンコ玉の払出を実施する玉払出装置297に接続
され、後述の遊技制御基板231から出力される賞球信
号並びにカードユニット3より入出力される各種信号に
基づきパチンコ玉の払出制御を行う払出制御用マイクロ
コンピュータ等が搭載された賞球制御基板237と、遊
技効果ランプ等の制御を実施するランプ制御基板235
と、スピーカから出力される音声制御を行うマイクロコ
ンピュータ等が搭載された音声制御基板270と、前記
操作ノブ205の操作に基づき打球供給皿に払い出され
たパチンコ玉を遊技領域207に発射する打球発射装置
の制御を行うマイクロコンピュータ等が搭載された発射
制御基板291と、これら各部の制御を実施する遊技制
御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技制御基板
231、が設けられており、これらは図8に示すように
接続されて、前述の打球供給皿203に払い出されたパ
チンコ玉を使用して遊技を実施可能とされている。
【0040】また、前記賞球制御基板237は、前記カ
ードユニット3のカードユニット制御基板(図示略)に
信号ケーブルを介して接続されており、後述の貸出完了
信号(EXS)やパチンコ機レディー信号(PRDY)
が前記カードユニット3に設けられた後述のマイクロプ
ロセッシングユニット(MPU)313に出力されるよ
うになっているとともに、前記カードユニット3のMP
U313より出力される後述のカードユニットレディー
信号(BRDY)や貸出要求完了確認信号(BRQ)が
入力されるようになっている。
【0041】また、前記操作基板18は、前述の賞球制
御基板の信号ケーブルとともにカードユニット3に接続
されており、前記貸出ボタン16が操作されて遊技者に
よる玉貸し操作がなされた場合に出力される貸出入力信
号や、精算ボタン15が操作されて遊技者による精算操
作がなされた場合に出力される精算入力信号が前記カー
ドユニット3のMPU313に出力されるようになって
いるとともに、該MPU313より出力される前記度数
表示部17の表示制御を行う度数表示信号が入力される
ようになっている。
【0042】次に、記録媒体処理装置としてのカードユ
ニット3を図7並びに図8に基づいて説明すると、該カ
ードユニット3の前面には、図7に示すように、点灯に
よりカードユニット3の動作を報知する動作ランプ30
1と、紙幣を挿入可能とされた紙幣挿入口302と、該
紙幣挿入口302からの紙幣の排出を点滅により報知す
る紙幣インジケータ305と、前方に突出する態様にて
設けられ、遊技者側の側面にLCDパネル306が内蔵
されたモニタ部307と、後述する玉払出ユニット31
5より払い出されたパチンコ玉を前記パチンコ機2の打
球供給皿204内に排出させるための払出樋11と、前
記ICカード37を挿入可能とされたカード挿入口30
3と、該カード挿入口303に挿入されているICカー
ド37の排出を遊技者に報知するカードインジケータ3
04と、が設けられている。
【0043】また、前記モニタ部307に内蔵されたL
CDパネル306は、その表面に指先等が接触した際
に、その接触位置を検出する位置検出パネル308(図
8参照)が装着されたタッチパネル式のLCDパネルと
されており、このLCDパネル306に表示される各メ
ニュー画面にて本発明における本人確認情報受付け手段
並びに照合再開要求受付け手段が形成されるようになっ
ている。
【0044】このカードユニット3の構成を図8に基づ
いて説明すると、該カードユニット3は、前記動作ラン
プ301や、紙幣インジケータ305や、LCDパネル
306や、カードインジケータ304に加えて、前記紙
幣挿入口302に連設されて該紙幣挿入口302より投
入された紙幣の検出及び該紙幣の真贋の識別を行い、投
入された紙幣が正規の紙幣(千円札紙幣、2千円札紙
幣、5千円札紙幣、1万円札紙幣)である場合に該投入
された紙幣を図示しない紙幣貯留部に送り出すととも
に、正規の紙幣ではない場合に投入された紙幣を前記紙
幣挿入口302より返却する紙幣識別ユニット316
と、前記遊技島台1’の供給管29より供給されたパチ
ンコ玉を貯留し、前記返却ボタン12の操作によりコン
トロールユニット42から出力される払出要求並びに後
述する再プレイボタン(図12(c)参照)の操作に基
づき、所定個数のパチンコ玉を払出樋11から払い出す
払出ユニット315と、前記カード挿入口303に連設
され、挿入されるICカード37の記録情報の読み出し
並びに書き込みを行う記録媒体処理手段としてのICカ
ードリーダライタ309と、カレンダ情報並びに時刻情
報を出力可能なリアルタイムクロック(RTC)314
と、前記LCDパネル306の表示制御を実施するLC
Dドライバ317と、前記位置検出パネル308にて検
出された接触位置を特定し、これに基づく位置情報を後
述のMPU313に出力するタッチパネルコントローラ
318と、前記挿入されたICカード37から読み出し
及び書き込まれる情報を記憶するとともに、後述するM
PU313が実行する制御内容等が記述された制御プロ
グラム等が記憶された記憶部310と、前記パチンコ機
2の賞球制御基板237や操作基板18との各種信号の
入出力が行われるI/Oポート311と、各遊技島台
1’に設けられた通信ユニット45(図4参照)を介し
てカード管理コンピュータ50とのデータ通信を行うた
めの第1通信インターフェイス312と、遊技島台1’
のコントロールユニット42とのデータ通信を行うため
の第2通信インターフェイス319と、これら各部の制
御や前記操作基板18に実装された度数表示部17の制
御等を行う前記MPU(マイクロプロセッシングユニッ
ト)313と、を具備しており、これら各部は図8に示
すように接続されている。
【0045】また、前記LCDパネルには、LCDドラ
イバ317のビデオメモリに予め登録された複数の画面
が表示されるようになっており、MPU313からの出
力信号に基づきこれら画面の表示更新が実施されるよう
になっている。
【0046】また、前記記憶部310には、これら各画
面を特定可能な画面番号と該画面に表示される所定の操
作ボタンの位置情報と各操作ボタンに該当する動作処理
とが対応付けて登録されており、MPU313は、前記
タッチパネルコントローラ318から出力される位置情
報に基づいて、現在LCDパネル306に表示されてい
るメニュー画面において操作された操作ボタンを特定
し、該当する処理を実施するようになっており、遊技者
がLCDパネル306に表示されているメニュー画面の
操作ボタンに接触することで、各種の入力が可能とされ
ている。
【0047】本実施例に用いた前記ICカードリーダラ
イタ309の構成を図9に基づいて説明すると、該IC
カードリーダライタ309の内部には、前記カード挿入
口303からのICカード37の挿入を検知する挿入セ
ンサ397や、前記カード挿入口303から延設され、
ICカード37がスライド可能とされ、後部に設けられ
たカード回収口354に連設されたガイドレール398
と、該ガイドレール398を挟むように配設されて該I
Cカード37の移動を、駆動モータ386、393にて
駆動回転されることにより実施する搬送ローラ387、
388と、前記搬送ローラ387、388の一方側に張
架された搬送ベルト391と、から成る搬送機構や、該
搬送されるICカード37を所定位置に停止させるスト
ップピンの出没を行うソレノイド389や、所定位置に
停止されたICカード37への給電やデータ通信を行う
通信ヘッド390や、前記の各部に接続されてその制御
を実施する制御基板392が設けられており、挿入され
ているICカード37へのデータの読み取り及び書き込
みが非接触状態にて可能とされている。
【0048】また、挿入されているICカード37が後
述するビジターカードであって、該ICカード37より
読み出された度数が「0(無価値)」となった場合にお
いて、該「0」となったICカード37は内部に貯留さ
れるようになっているとともに、この状態で新たなIC
カード37が前記カード挿入口303より挿入されるこ
とで、前記ソレノイド389によりストップピンが上方
に励磁された状態にてICカード37が搬送ベルト39
1並びに搬送ローラ387、388により付勢されるこ
とで後方に搬送され、前記貯留されていたICカード3
7がカード排出口354より前記カード回収路10を介
してカード貯留部9へ排出され、回収されるようになっ
ている。
【0049】尚、挿入されているICカード37が後述
する会員カードである場合には、新たなICカード37
の挿入は不可とされており、貯留されているICカード
37は回収されず、精算ボタン15の操作によりカード
挿入口303より返却されるようになっている。
【0050】前記ICカードリーダライタ309に挿入
されて使用される記録媒体としてのICカード37の構
成は、図10に示すように所定厚みとされ、その内部が
凹状とされた樹脂製の基体381の該凹部外周所定位置
に、テープオートボンディング(TAB)実装によりそ
の内部にメモリ(図示せず)を内蔵したICチップ38
2が実装されるとともに、該ICチップ382から該基
体381の外周に沿うように設けられたパターンコイル
383を有するフレキシブルプリント基板384が内挿
され、該凹部全面がトップフィルム385にて覆われた
構成とされており、これらICカード37は、前記IC
カードリーダライタ309に挿入されることで、該リー
ダライタから出力される電磁波が前記パターンコイル3
83に誘導起電力を生じさせて前記ICチップ382が
動作可能に付勢されるとともに、該パターンコイル38
3を介して図9に示す前記ICカードリーダライタ30
9との各種のデータ通信を電磁波により非接触にて実施
可能とされた非接触ICカードとされている。
【0051】また、これらICカード37におけるIC
チップ382のメモリには、各ICカード37に対して
個別に付与されたカードIDが予め書き換え不可に記録
されており、該カードIDを読み取ることで個々のIC
カード37が識別されるようになっているとともに、前
記ICカードリーダライタ309とのデータ通信によ
り、残存する度数や、後述の精算処理が実施された際に
記録される景品玉数または貯蓄玉数、返却時刻情報や、
使用が不可とされた場合に登録される無効フラグ等の情
報が書き換え可能に記録されるようになっている。
【0052】また、これらICカード37には、ビジタ
ーカード(プリペイドカード)と、会員カードとの2種
類があり、前記ビジターカードとして用いられるICカ
ード37は図示しないカード発行機にて購入可能とされ
ており、カードユニット3にて使用され、残度数が
「0」となり、新たなICカード37が挿入された場合
には回収されるようになっており、前記会員カードとし
て用いられるICカード37は遊技場の所定箇所に設け
られたカウンタ等にて個人情報の登録等の諸手続きを経
ることで発行可能とされており、該会員カードは回収さ
れることなく恒常的に使用できるとともに、前記パチン
コ機2において獲得した計数玉数を次回の遊技に再度使
用できる貯蓄玉数として記録できるようになっている。
【0053】また、これらビジターカードとして用いら
れるICカード37に付与されているカードIDのヘッ
ダ部分には、「VC」の識別符号が割り当てられている
とともに、会員カードとして用いられるICカード37
に付与されているカードIDのヘッダ部分には、「FE
V」の識別符号が割り当てられており、各装置において
は、これらカードIDのヘッダ部分を識別することで、
該当するICカード37がビジターカードであるか、会
員カードであるかを判別できるようになっている。
【0054】また、前記カードユニット3においては、
ICカード37が挿入された際に、該ICカード37の
記録情報を読み取り、該読み取った情報を記憶部310
に記憶するとともに、挿入されたICカード37がビジ
ターカードである場合には、前記記録情報のうち挿入さ
れたICカード37のカードIDと残存する度数とが使
用許諾要求とともにカード管理コンピュータ50に送信
され、該カード管理コンピュータ50からの使用許諾の
受信に基づき、前記記憶された度数を度数表示部17に
表示させ、前記貸出ボタン16の入力を有効とする受付
処理が実施されるようになっており、この時点にて前記
記憶された度数を使用して対応するパチンコ機2の遊技
に使用されるパチンコ玉の貸出を行う貸出処理が実施可
能となる。尚、前記使用許諾要求の送信に基づきカード
管理コンピュータ50より使用不可の返信を受けたカー
ドユニット3においては、挿入されたICカード37を
返却するようになっている。
【0055】この貸出処理の制御状況を図11に基づき
説明すると、まず前記パチンコ機2の賞球制御基板23
7は、該パチンコ機2の玉タンクに玉が供給されてパチ
ンコ玉の払出が可能な状態であるとスタンバイ状態とな
り、前記PRDYをONとしてカードユニット3のMP
U313に出力する(S1)。
【0056】このようにPRDYが出力されている状態
において前記貸出ボタン16が操作されると、カードユ
ニット3のMPU313は、前記BRDYをONとして
前記賞球制御基板237に出力し(S2)、この状態に
おいて、更に前記BRQをONとして前記賞球制御基板
237に出力する(S3)。
【0057】次いで、前記賞球制御基板237は、前記
MPU313より出力されているBRDYを検出してい
る状態においてBRQを検出すると、前記EXSをON
としてMPU313に出力する(S4)。
【0058】該EXSを検出したMPU313は、前記
BRQの出力をOFFとし(S5)、該BRQのOFF
を検出した賞球制御基板237は、玉払出装置297に
玉払出信号を出力し、これに基づき1度数に該当する玉
数(本実施例では25玉)の払出が実施されるととも
に、該払出の終了に基づき、前記EXSの出力をOFF
とする(S6)。
【0059】該EXSのOFFを検出したMPU313
は、前記カードユニット3のカード挿入口303に挿入
されているICカード37より読み出されて記憶部31
0に記憶されている度数から1度を減算するとともに、
前記度数表示部17に表示されている度数から1度を減
算して表示更新する。
【0060】MPU313は、これら(S3)〜(S
6)の信号制御並びに記憶部310や度数表示部17に
おける度数の減算更新制御を、1回の貸出ボタン16の
操作に基づいて貸し出される度数分繰返し実施し、これ
ら制御が終了した後、BRDYをOFFとして(S
7)、貸出処理を終了する。
【0061】このようにカードユニット3のMPU31
3からBRQが出力される回数に基づき、前記賞球制御
基板237は1度分に該当する数量(25玉)のパチン
コ玉の貸出を実施するようになっており、このようにし
て貸出されたパチンコ玉を使用して遊技者はパチンコ機
2における遊技を実施できるようになっている。
【0062】尚、本実施例においては、前記S6が終了
した段階で記憶部310の度数並びに度数表示部17の
度数から1度を減算するようにしているが、前記S3〜
S6の処理を貸し出される度数分(例えば5度分の貸出
であれば5回)繰返し実施した後、すなわち、貸し出さ
れる度数分のパチンコ玉が払い出された後、該貸し出さ
れた度数(例えば5度分の貸出であれば5度)を記憶部
310の度数並びに度数表示部17の度数から減算する
ようにしても良い。
【0063】また、これら貸出処理が実施される毎にカ
ードユニット3は、カード管理コンピュータ50に対し
て挿入されているICカード37のカードIDと貸出に
よる更新後の度数と度数更新要求と、を出力するように
なっており、これによりカード管理コンピュータ50の
後述するカード管理データベースにおけるビジターカー
ドテーブルもしくは会員カードテーブルの度数が更新さ
れるようになっている。
【0064】また、前記カードユニット3では、ビジタ
ーカードとしてのICカード37が挿入されている場合
において、貸出処理が実施され、記憶されている度数が
0度となった場合に、該ICカード37を内部に貯留す
るようになっており、新たなICカード37が挿入され
た場合において前記貯留されているICカード37に記
録されている度数が0度に更新され、回収されるように
なっている。
【0065】また、前記カードユニット3では、ビジタ
ーカードとしてのICカード37が挿入されている場合
または残存する度数が0度となって内部に貯留されてい
る場合において、精算ボタン15が入力されると、該カ
ードユニット3が設置されている遊技島台1’のコント
ロールユニット42に対して計数玉数の出力要求を送信
するようになっており、該出力要求に基づき出力された
計数玉数に相当する景品玉数と、その時点に残存する度
数と、を挿入または貯留されているICカード37の記
録情報に対して更新記録した後、返却する精算処理を実
施するようになっている。
【0066】この際カードユニット3は、カード管理コ
ンピュータ50に対して精算処理が実施されたICカー
ド37のカードIDと前記景品玉数と景品玉数更新要求
とを出力するようになっており、これによりカード管理
コンピュータ50の後述するカード管理データベースに
おけるビジターカードテーブルの景品玉数が更新される
ようになっている。
【0067】また、前記カードユニット3では、挿入さ
れたICカード37が会員カードである場合に経過時間
計測手段としてのMPU313が、前記記録情報に返却
時刻情報が含まれているか否かを判別し、該判別におい
て返却時刻情報が含まれている場合には、RTC314
より現在時刻を入手し、該入手した現在時刻が前記返却
時刻情報に基づく認証有効時刻(返却時刻から30分経
過した時刻)以前か否かを判別する処理を実施し、前記
記録情報に返却時刻情報が含まれていない場合や前記現
在時刻が認証有効時刻を過ぎている場合には、認証処理
が必要とみなし、LCDパネル306に表示されている
デフォルトの画面(図12(a)参照)を、図12
(b)に示すように、0〜9までの番号を入力可能なテ
ンキーボタンと、該テンキーボタンが入力された際に入
力された数の「*」が表示される暗証番号表示部と、入
力された番号が本人確認情報としての暗証番号として決
定される決定ボタンと、入力された番号を削除するキャ
ンセルボタンと、認証処理を中止して挿入されたICカ
ード37の返却が実施される中止ボタンと、が設けられ
た本人確認情報受付け手段としての暗証番号入力メニュ
ー画面に表示更新して暗証番号の入力を促す。
【0068】この暗証番号入力メニュー画面において遊
技者により暗証番号が入力され、決定ボタンが入力され
ると、照合要求並びに前記入力された暗証番号と、使用
許諾要求並びに前記読み出された記録情報に含まれるカ
ードID、度数、貯蓄玉数と、をカード管理コンピュー
タ50に送信する。
【0069】これに基づきカード管理コンピュータ50
より、暗証番号一致並びに使用許諾が返信された場合に
は、前記記憶された度数を度数表示部17に表示させ、
前述したビジターカードと同一の貸出処理が実施可能な
状態とするとともに、図12(c)に示すように、LC
Dパネル306の暗証番号入力メニュー画面を、前記記
憶された貯蓄玉数が表示されるとともに、該貯蓄玉数を
使用してパチンコ玉の払出を実施させる再プレイボタン
と、照合再開要求受付け手段としての認証解除中止ボタ
ンと、が設けられた受付状態メニュー画面に表示更新し
て、前記貯蓄玉数の払出処理が実施可能な状態とする。
尚、前記使用許諾要求の送信に基づきカード管理コンピ
ュータ50より使用不可の返信を受けたカードユニット
3においては、挿入されたICカード37を返却するよ
うになっている。
【0070】このように本実施例では、各パチンコ機2
に対応して設けられたカードユニット3において、会員
カードとしてのICカード37における本人確認を行う
ための暗証番号の入力が実施でき、これに伴う認証解除
が実施できるようになっており、新たに暗証番号受付用
の装置を設ける必要がないばかりか、遊技者も認証解除
のために受付機等、特定の遊技用装置に出向く必要がな
く便利となる。
【0071】前記貯蓄玉数の払出処理について説明する
と、前記MPU313は、図12に示す受付状態メニュ
ー画面にて、再プレイボタンが入力された際に、前記記
憶部310に記憶されている貯蓄玉数から所定玉数(本
実施例では100玉、尚、貯蓄玉数が100玉に到達し
ない場合には、残存する玉数)を減算し、かつ受付状態
メニュー画面に表示されている貯蓄玉数を減算更新後の
貯蓄玉数に更新表示するとともに、払出ユニット315
に所定玉数のパチンコ玉の払出を実施させるようになっ
ており、これら貯蓄玉数が変換されたパチンコ玉を用い
て対応するパチンコ機2における遊技が実施可能とな
る。
【0072】また、前記再プレイボタンが入力され、貯
蓄玉数が変換されてパチンコ玉の払出を実施した際にカ
ードユニット3は、カード管理コンピュータ50に対し
て挿入されているICカード37のカードIDと払出に
よる更新後の貯蓄玉数と貯蓄玉数更新要求と、を出力す
るようになっており、これによりカード管理コンピュー
タ50の後述するカード管理データベースにおける会員
カードテーブルの該当項目が更新されるようになってい
る。
【0073】また、図13(a)に示す暗証番号入力メ
ニュー画面(図12(b)と同一)において入力された
暗証番号と、カード管理コンピュータ50に登録されて
いる暗証番号との照合の結果が不一致であり、カード管
理コンピュータ50より暗証番号不一致を受信した場合
には、不一致の回数をカウントするとともに、LCDパ
ネル306の表示を図13(a)の暗証番号入力メニュ
ー画面とほぼ同様に構成された図13(b)に示す暗証
番号再入力メニュー画面に表示更新し、再度暗証番号の
入力を促す。
【0074】これら暗証番号の不一致が繰返し発生し、
不一致の回数のカウントが所定回数(本実施例では3
回)に到達した場合、即ち連続3度の暗証番号の照合不
一致が発生した場合には、LCDパネル306の表示を
図13(c)に示すカード無効通知画面に表示更新し、
挿入されているICカード37に無効フラグを登録し
て、該ICカード37を返却するようになっている。
【0075】また、これら無効フラグを登録した際にカ
ードユニット3は、カード管理コンピュータ50に対し
て無効フラグの登録が実施されたICカード37のカー
ドIDと無効フラグ登録要求と、を出力するようになっ
ており、これによりカード管理コンピュータ50におけ
る前記カード管理データベースの会員カードテーブルに
登録されている該当カードIDに対応して無効フラグが
登録されるようになっている。
【0076】尚、これら無効フラグが登録されたICカ
ード37が再びカードユニット3や後述の来店受付機4
00に挿入された場合には、使用不可とされ返却される
ようになる。
【0077】このように本実施例では、暗証番号入力メ
ニュー画面にて入力された暗証番号と、カード管理コン
ピュータ50に登録されている暗証番号との照合が3回
まで実施可能とされ、これら照合を3回実施しても一致
しない場合には、カードユニット3に挿入されているI
Cカード37に無効フラグを登録し、該ICカード37
の使用を不可とするようになっており、これら会員カー
ドとして使用されるICカード37の不正使用を未然に
防止できるようになっている。
【0078】尚、本実施例では、無効フラグが登録され
たICカード37を返却するようにしているが、この無
効フラグが登録されたICカード37をカードユニット
3の内部に保留若しくは回収し、照合が不一致であり不
正使用の疑いがあることを遊技場の係員等に報知するよ
うにしても良い。
【0079】また、本人でありながら、暗証番号の入力
ミス等により3回の照合不一致が発生し、無効フラグが
登録されてしまった場合には、遊技場の係員等の操作に
より、これら登録された無効フラグを解除できるように
しても良い。
【0080】また、前記カードユニット3では、挿入さ
れたICカード37が会員カードである場合の現在時刻
が認証有効時刻以前か否かの判別において、現在時刻が
認証有効時刻以前の場合にMPU313は、認証処理を
不要とみなし、使用許諾要求並びに前記読み出された記
録情報に含まれるカードID、度数、貯蓄玉数と、をカ
ード管理コンピュータ50に送信する。
【0081】これに基づきカード管理コンピュータ50
より、使用許諾が返信された場合には、前記記憶された
度数を度数表示部17に表示させ、前述したビジターカ
ードと同一の貸出処理が実施可能な状態とするととも
に、図14(a)に示すように、LCDパネル306に
表示されているデフォルトの画面を、図14(b)に示
す受付状態メニュー画面(図12(c)の受付状態メニ
ュー画面と同一)に表示更新して、前記貯蓄玉数の払出
処理が実施可能な状態とする。尚、前記使用許諾要求の
送信に基づきカード管理コンピュータ50より使用不可
の返信を受けたカードユニット3においては、挿入され
たICカード37を返却するようになっている。
【0082】このように本実施例では、挿入されたIC
カード37が会員カードであって、現在時刻が、該IC
カード37に記録されている返却時刻情報に基づく認証
解除有効時刻以前である場合において、暗証番号の認証
処理が省かれるようになっている。
【0083】また、前記カードユニット3では、会員カ
ードとしてのICカード37が挿入され、認証処理が実
施されて前記貸出処理や貯蓄玉数の払出処理が実施可能
な状態において、図12(c)並びに図14(b)に示
すLCDパネル306に表示された受付状態メニュー画
面の認証解除中止ボタンが入力されると、前記記憶部3
10に認証解除中止フラグを登録するとともに、LCD
パネル306の表示を、図14(c)に示すように、認
証解除中止ボタンが削除された受付状態メニュー画面に
更新するようになっている。
【0084】また、前記カードユニット3では、会員カ
ードとしてのICカード37が挿入されている場合にお
いて、精算ボタン15が入力されると、該カードユニッ
ト3が設置されている遊技島台1’のコントロールユニ
ット42に対して計数玉数の出力要求を送信するととも
に、認証解除中止フラグが記憶部310に登録されてい
ない場合にはRTC314より現在時刻を入手するよう
になっており、前記出力要求に基づきコントロールユニ
ット42より出力された計数玉数に相当する貯蓄玉数を
記憶部310に記憶されている貯蓄玉数に加算更新した
更新後の貯蓄玉数と、その時点に残存する度数と、RT
C314より入手した現在時刻に基づく返却時刻情報
と、を挿入されているICカード37の記録情報に対し
て更新記録した後、カード挿入口303より返却する認
証解除付き精算処理が実施されるようになっている。
【0085】また、前記認証解除中止フラグが記憶部3
10に登録されている場合には、計数玉数に相当する貯
蓄玉数を記憶部310に記憶されている貯蓄玉数に加算
更新した更新後の貯蓄玉数と、その時点に残存する度数
と、を挿入されているICカード37の記録情報に対し
て更新記録するとともに、該ICカード37に記録され
ている返却時刻情報を削除した後、カード挿入口303
より返却する認証解除無し精算処理が実施されるように
なっている。
【0086】また、これら認証解除付き精算処理並びに
認証解除無し精算処理が実施された場合においてカード
ユニット3は、カード管理コンピュータ50に対して返
却がなされたICカード37のカードIDと更新された
貯蓄玉数と、貯蓄玉数更新要求と、を送信するようにな
っており、これによりカード管理コンピュータ50にお
ける前記カード管理データベースの会員カードテーブル
の該当項目が更新されるようになっている。
【0087】このように本実施例のカードユニット3で
は、認証解除付き精算処理が実施された際に、その際の
時刻に基づく返却時刻情報を照合を実施しない旨の情報
としてICカード37の記録情報に更新記録するように
なっており、ICカード37がカードユニット3や来店
受付機400に挿入された場合に、該ICカード37に
記録された返却時刻情報に基づき認証処理が必要か否か
を判別できることから認証解除の機能を簡便に形成する
ことができる。
【0088】また、本実施例のカードユニット3では、
前記精算ボタン15が入力され、挿入されているICカ
ード37の返却がなされる場合において、記憶部310
に認証解除中止フラグが登録されている場合に、認証解
除した旨を示す返却時刻情報の更新記録を実施しないよ
うになっているとともに、返却がなされるICカード3
7に返却時刻情報が記録されている場合には、該返却時
刻情報を削除する認証解除無し精算処理を実施するよう
になっており、これにより該ICカード37の認証解除
が中止されるようになるため、以前に認証解除がなされ
ている(以前に認証処理が実施されている)場合であっ
てもICカード37(会員カード)における本人確認の
保護を再開できるようになっている。
【0089】また、本実施例のカードユニット3では、
LCDパネル306に表示された図12(c)並びに図
14(b)に示す受付状態メニュー画面における認証解
除中止ボタンが遊技者に操作されることで、前記記憶部
に認証解除中止フラグが登録されるようになっており、
この状態で前記精算ボタン15が入力されることで認証
解除無し精算処理を実施し、認証解除が中止されるよう
になるため、遊技者が所望する場合にICカード37
(会員カード)における本人確認の保護を再開できるよ
うになっている。
【0090】また、本実施例のカードユニット3におい
て会員カードとしてのICカード37が挿入された場合
に、該カードユニット3のMPU313は、現在時刻が
前記ICカード37に記録された返却時刻情報に基づく
認証解除有効時刻(返却時刻から30分経過した時刻)
以前か否かの判別を実施し、現在時刻が認証解除有効時
刻以前であれば認証解除されているとみなし、前記認証
処理を省略するとともに、現在時刻が認証解除有効時刻
過ぎている場合には、認証解除が終了されているとみな
し、認証処理を実施するようになっており、返却がなさ
れてから所定時間を経過したICカード37(会員カー
ド)における本人確認の保護が自動的に再開されことと
なるため、本人確認の保護を再開するための認証解除の
中止をし忘れても、それに伴う不都合を回避できる。
【0091】また、本実施例では、前記認証解除付き精
算処理が実施された際に、その時点の時刻に基づく返却
時刻情報がICカード37に記録され、この返却時刻情
報に基づき認証解除有効時刻が特定されるようになって
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、ICカード37が返却された時刻や抜き取られた時
刻を管理コンピュータ50におけるカード管理DBの該
当するカードIDに対応付けて登録し、これら登録した
時刻に基づき前記認証解除有効時刻を特定できるように
しても良い。
【0092】また、前記カードユニット3においては、
ビジターカードとしてのICカード37が挿入または貯
留されている場合もしくは会員カードとしてのICカー
ド37が挿入されている場合において、遊技者により紙
幣が投入されることで、該投入紙幣の金額に基づく度数
の追加入金処理が実施可能とされている。
【0093】この追加入金処理について説明すると、ビ
ジターカードとしてのICカード37が挿入または貯留
されている場合もしくは会員カードとしてのICカード
37が挿入されている場合において、遊技者により紙幣
が紙幣挿入口302に投入されると、該投入された紙幣
の金額が紙幣識別ユニット316にて識別される。
【0094】これに基づきMPU313は前記識別され
た金額を度数に変換し、該変換した度数を前記挿入また
は貯留されているICカード37より読み出され、記憶
部310に記憶されている度数に加算更新するととも
に、前記度数表示部17に表示されている度数を、前記
加算更新した度数に表示更新するようになっており、こ
れらの処理により遊技者は前記加算更新された度数に基
づいて前記貸出処理が実施できるようになる。
【0095】また、前記カードユニット3においては、
これら追加入金処理を実施する毎に、挿入または貯留さ
れているICカード37のカードIDと、追加入金によ
る更新後の度数と、度数更新要求と、をカード管理コン
ピュータ50に送信するようになっており、これにより
カード管理コンピュータ50における前記カード管理デ
ータベースのビジターカードテーブルもしくは会員カー
ドテーブルにて該当するカードIDの度数が加算更新さ
れるようになっている。
【0096】次に本実施例における来店受付装置として
の来店受付機400について説明すると、該来店受付機
400は図15に示すような外観とされており、その前
面には、稼働中であることを点灯により報知する動作ラ
ンプ401と、各種ガイド等のメニュー画面が表示され
るLCDパネル402と、暗証番号やメニュー項目の選
択等を行うテンキー403と、該テンキー403におけ
る入力をクリアするキャンセルボタン404と、テンキ
ー403における入力を決定する決定ボタン405と、
処理を中止して挿入したICカード37の返却を実施さ
せるための返却ボタン406と、前記ICカード37を
挿入可能とされたカード挿入口407と、該カード挿入
口407におけるICカード37の排出を点滅により報
知するカードインジケータ408と、が設けられてい
る。
【0097】この来店受付機400の構成について説明
すると、該来店受付機400には、前記動作ランプ40
1や、LCDパネル402や、テンキー403や、キャ
ンセルキー404や、決定ボタン405や、返却ボタン
406や、カードインジケータ408に加えて、前記カ
ード挿入口407に連設され、該カード挿入口407よ
り挿入されたICカード37に記録されたカードID等
の情報の読み出し並びに前記返却時刻情報等の情報の書
き込みや削除等を行う記録媒体処理手段としてのICカ
ードリーダライタ414と、前記LCDパネル402に
表示される各種画面が登録され、後述するMPU413
より出力される制御信号に基づき表示制御を行うLCD
ドライバ409と、カレンダ情報並びに時刻情報を出力
可能なリアルタイムクロック410と、ICカードリー
ダライタ414にてICカード37より読み出された情
報が記憶されるとともに、後述のMPU413が行う各
種処理を実施するためのプログラム等が記憶された記憶
部411と、通信ケーブルを介してカード管理コンピュ
ータ50との各種のデータの送受を行う通信部412
と、これら各部の制御を行うマイクロプロセッシングユ
ニット(MPU)413と、が設けられている。
【0098】前記来店受付機400は、会員カードとし
てのICカード37を受付け、該受付けたICカード3
7に対する来店ポイントの付与を行うポイント加算処理
や、該来店ポイントの確認処理、認証処理による暗証番
号の認証解除等の各種処理が実施可能とされている。
【0099】以下、来店受付機400における各種処理
状況について説明すると、まず、該来店受付機400で
はICカード37が挿入されていない状態においては、
ICカード37の挿入待ちの状態となっており、LCD
パネル402には、図17(a)に示すように、「会員
カードを挿入してください。」のメッセージが表示され
る受付け待ち画面が表示されるようになっている。
【0100】この状態においてICカード37が挿入さ
れると、該挿入されたICカード37のカードID等の
記録情報を読み取り、該読み取った情報を記憶部411
に記憶するとともに、挿入されたICカード37がビジ
ターカードである場合には、LCDパネル402の表示
を、ビジターカードは受付けできない旨のメッセージが
表示される図示しない報知画面に表示更新するととも
に、挿入されたICカード37を返却し、再びICカー
ド37の挿入待ちの状態に戻る。
【0101】また、挿入されたICカード37が会員カ
ードである場合には、経過時間計測手段としてのMPU
413が、前記記録情報に返却時刻情報が含まれている
か否かを判別し、該判別において返却時刻情報が含まれ
ている場合には、RTC410より現在時刻を入手し、
該入手した現在時刻が前記返却時刻情報に基づく認証有
効時刻(返却時刻から30分経過した時刻)以前か否か
を判別する処理を実施し、前記記録情報に返却時刻情報
が含まれていない場合や前記現在時刻が認証有効時刻を
過ぎている場合には、認証処理を必要とみなし、LCD
パネル402に表示されている受付け待ち画面(図17
(a)参照)を、図17(b)に示すように、暗証番号
の入力を促す旨のメッセージが表示された暗証番号入力
画面に表示更新する。
【0102】この時点で遊技者により暗証番号がテンキ
ー403にて入力され、決定ボタン406が入力される
と、照合要求並びに前記入力された暗証番号と、来店情
報出力要求と、前記読み出された記録情報に含まれるカ
ードIDと、をカード管理コンピュータ50に送信す
る。
【0103】これに基づきカード管理コンピュータ50
より、暗証番号一致並びに来店ポイントと来店ポイント
更新日とからなる来店情報が返信された場合において
は、RTCより本日の日付を入手し、該入手した本日の
日付が来店情報に基づく来店ポイント更新日と一致しな
い場合には、来店情報に基づく来店ポイントに所定の来
店ポイント(本実施例では1点)を加算し、図17
(c)に示すように、LCDパネル402の暗証番号入
力画面を、来店ポイントが加算された旨のメッセージと
前記加算した来店ポイントとが表示された来店ポイント
加算画面に表示更新し、該来店ポイント加算画面を所定
時間表示した後、図18(a)に示すように、LCDパ
ネル402の表示を、認証解除するか否かの選択を促す
旨のメッセージが表示された認証解除選択画面に表示更
新する。
【0104】尚、前記照合要求並びに来店情報出力要求
の送信に基づきカード管理コンピュータ50より使用不
可の返信を受けた来店受付機400においては、挿入さ
れたICカード37を返却するようになっている。
【0105】また、前記来店ポイントが加算された場合
に来店受付機400のMPU413は、カード管理コン
ピュータ50に対して挿入されているICカード37の
カードIDと本日の日付と加算された来店ポイントと来
店情報更新要求と、を出力するようになっており、これ
によりカード管理コンピュータ50の前記カード管理デ
ータベースにおける会員カードテーブルの該当項目が更
新されるようになっている。
【0106】また、RTC411より入手した本日の日
付が来店情報に基づく来店ポイント更新日と一致する場
合には、LCDパネル402の暗証番号入力画面を、前
記来店情報に基づく来店ポイントが表示された来店ポイ
ント確認画面(図示略)に表示更新し、該来店ポイント
確認画面を所定時間表示した後、LCDパネル402の
表示を、図18(a)に示す前記認証解除選択画面に表
示更新する。
【0107】これら図18(a)に示す認証解除選択画
面がLCDパネル402に表示されている状態におい
て、遊技者により「認証解除する」が選択される(テン
キー403における「1」が入力される)と、図18
(b)に示すように、LCDパネル402の認証解除選
択メニュー画面を、30分以内であれば暗証番号の認証
による本人確認無しでカードの使用できる旨のメッセー
ジが表示された認証解除案内画面に表示更新するととも
に、RTC411より現在時刻を入手し、該入手した現
在時刻に基づく返却時刻情報と、を挿入されているIC
カード37の記録情報に対して更新記録した後、カード
挿入口407より返却する認証解除処理を実施し、前記
認証解除案内画面を所定時間表示した後、再びICカー
ド37の挿入待ちの状態に戻る。
【0108】このように本実施例では、所定の来店処理
としての来店ポイントの加算処理を実施可能な来店受付
機400において、会員カードとしてのICカード37
における本人確認を行うための暗証番号の入力が実施で
き、これに伴う認証解除が実施できるようになってお
り、新たに暗証番号受付用の装置を設ける必要がなく、
限られた遊技場内のスペースを有効に活用できる。
【0109】また、LCDパネル402に図18(a)
に示す前記認証解除選択画面が表示されている状態で、
遊技者により「認証解除しない」が選択される(テンキ
ー403における「2」が入力される)と、挿入されて
いるICカード37の記録情報において返却時刻情報が
記録されている場合には該返却時刻情報を削除した後、
カード挿入口407より返却するとともに、返却情報が
記録されていない場合には記録情報の更新は実施せずに
カード挿入口407より返却する認証解除中止処理を実
施し、再びICカード37の挿入待ちの状態に戻る。
【0110】また、前記記録情報に返却時刻情報が含ま
れているか否かの判別において返却時刻情報が含まれて
おり、RTC410より入手した現在時刻が前記返却時
刻情報に基づく認証有効時刻(返却時刻から30分経過
した時刻)以前である場合にMPU413は、認証処理
を不要とみなし、該MPU413は来店情報出力要求
と、前記読み出された記録情報に含まれるカードID
と、をカード管理コンピュータ50に送信し、該管理コ
ンピュータ50より、来店ポイントと来店ポイント更新
日とからなる来店情報が返信された場合においては、前
記認証処理を実施した場合と同様に、来店ポイントの加
算や確認、遊技者の選択による認証解除の実施/非実施
等の処理を実施した後、挿入されているICカード37
を返却するようになっている。
【0111】尚、前記来店情報出力要求の送信に基づき
カード管理コンピュータ50より使用不可の返信を受け
た来店受付機400においては、挿入されたICカード
37を返却するようになっている。
【0112】このように本実施例では、挿入されたIC
カード37が会員カードであって、現在時刻が、該IC
カード37に記録されている返却時刻情報に基づく認証
解除有効時刻以前である場合において、暗証番号の認証
処理が省かれるようになっている。
【0113】また、本実施例の来店受付機400では、
前記認証解除選択メニュー画面がLCDパネル402に
表示されている状態で遊技者により「認証解除する」が
選択されると、その際の時刻に基づく返却時刻情報を照
合を実施しない旨の情報としてICカード37の記録情
報に更新記録するようになっており、ICカード37が
前記カードユニット3や来店受付機400に挿入された
場合に、該ICカード37に記録された返却時刻情報に
基づき認証処理が必要か否かを判別できることから認証
解除の機能を簡便に形成することができる。
【0114】また、本実施例の来店受付機400では、
前記認証解除選択メニュー画面がLCDパネル402に
表示されている状態で遊技者により「認証解除しない」
が選択されると、認証解除した旨を示す返却時刻情報の
更新記録を実施しないようになっているとともに、挿入
されているICカード37に返却時刻情報が記録されて
いる場合には、該返却時刻情報を削除する認証解除中止
処理を実施するようになっており、これにより該ICカ
ード37の認証解除が中止されるようになるため、以前
に認証解除がなされている(認証処理が実施されてい
る)場合であってもICカード37(会員カード)にお
ける本人確認の保護を再開できるようになっている。
【0115】また、本実施例の来店受付機400では、
前記認証解除選択メニュー画面がLCDパネル402に
表示されている状態で遊技者により「認証解除しない」
が選択されることで、前記認証解除中止処理を実施し、
認証解除が中止されるようになるため、遊技者が所望す
る場合にICカード37(会員カード)における本人確
認の保護を再開できるようになっている。
【0116】また、本実施例の来店受付機400におい
て会員カードとしてのICカード37が挿入された場合
に、該来店受付機400は、現在時刻が前記ICカード
37に記録された返却時刻情報に基づく認証解除有効時
刻(返却時刻から30分経過した時刻)以前か否かの判
別し、現在時刻が認証解除有効時刻以前であれば認証解
除されているとみなし、前記認証処理を省略するととも
に、現在時刻が認証解除有効時刻過ぎている場合には、
認証解除が終了されているとみなし、認証処理を実施す
るようになっており、返却がなされてから所定時間を経
過したICカード37(会員カード)における本人確認
の保護が自動的に再開されることとなるため、本人確認
の保護を再開するための認証解除の中止をし忘れても、
それに伴う不都合を回避できる。
【0117】また、本実施例では、前記認証解除処理が
実施された際に、その時点の時刻に基づく返却時刻情報
がICカード37に記録され、この返却時刻情報に基づ
き認証解除有効時刻が特定されるようになっているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、IC
カード37が返却された時刻や抜き取られた時刻を管理
コンピュータ50におけるカード管理DBの該当するカ
ードIDに対応付けて登録し、これら登録した時刻に基
づき前記認証解除有効時刻を特定できるようにしても良
い。
【0118】また、図19(a)に示す暗証番号入力画
面(図17(b)と同一)において入力された暗証番号
と、カード管理コンピュータ50に登録されている暗証
番号との照合の結果が不一致であり、カード管理コンピ
ュータ50より暗証番号不一致を受信した場合には、不
一致の回数をカウントするとともに、LCDパネル40
2の表示を図19(a)の暗証番号入力画面とほぼ同様
に構成された図19(b)に示す暗証番号再入力画面に
表示更新し、再度暗証番号の入力を促す。
【0119】これら暗証番号の不一致が繰返し発生し、
不一致の回数のカウントが所定回数(本実施例では3
回)に到達した場合、即ち連続3度の暗証番号の照合不
一致が発生した場合には、LCDパネル306の表示を
図19(c)に示すカード無効通知画面に表示更新し、
挿入されているICカード37に無効フラグを登録し
て、該ICカード37を返却するようになっている。
【0120】また、これら無効フラグを登録した際に来
店受付機400は、カード管理コンピュータ50に対し
て無効フラグの登録が実施されたICカード37のカー
ドIDと無効フラグ登録要求と、を出力するようになっ
ており、これによりカード管理コンピュータ50におけ
る前記カード管理データベースの会員カードテーブルに
登録されている該当カードIDに対応して無効フラグが
登録されるようになっている。
【0121】このように本実施例では、暗証番号入力画
面にて入力された暗証番号と、カード管理コンピュータ
50に登録されている暗証番号との照合が3回まで実施
可能とされ、これら照合を3回実施しても一致しない場
合には、来店受付機400に挿入されているICカード
37に無効フラグを登録し、該ICカード37の使用を
不可とするようになっており、これら会員カードとして
使用されるICカード37の不正使用を未然に防止でき
るようになっている。
【0122】次いで、これらカードユニット3や来店受
付機400がデータ通信可能に接続された照合手段並び
に管理装置としてのカード管理コンピュータ50につい
て説明すると、該管カード管理コンピュータ50は、図
20に示すように、コンピュータ内部にてデータの送受
を行うデータバス51に、該コンピュータが実施する各
種処理を行う中央演算処理装置(CPU)52、RAM
53、時刻情報やカレンダ情報を出力するリアルタイム
クロック58、表示装置54、キーボードやマウス等の
入力装置55、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る
記憶装置56、前記各カードユニット3並びに来店受付
機400とのデータ通信を行う通信インターフェィス5
7と、が接続された通常のコンピュータである。
【0123】また、前記記憶装置56には、該カード管
理コンピュータ50の処理を実施する処理プログラムに
加えて、図21(a)に示すように、会員カードとして
のICカード37における各カードIDに対応して、本
人確認情報としての暗証番号と、当該カードIDのIC
カード37の使用が不可とされている場合に登録される
無効フラグの有無(登録されている場合には「1」)
と、その時点にて残存する度数と、その時点にて残存す
る貯蓄玉数と、現在の来店ポイントと、該来店ポイント
が更新された日付を示す来店ポイント更新日と、が登録
される会員カードテーブルと、図21(b)に示すよう
に、ビジターカードとしてのICカード37における各
カードIDに対応して、その時点にて残存する度数と、
獲得したパチンコ玉数である景品玉数と、が登録される
ビジターカードテーブルと、からなるカード管理データ
ベース(DB)が記憶されている。
【0124】またカード管理コンピュータ50では、前
記カードユニット3から送信される使用許諾要求並びに
カードID、度数の受信に基づき、該受信した度数と、
前記ビジターカードテーブルにおいて該当するカードI
Dの度数と、を照合し、該照合が一致した場合には使用
許諾を返信するとともに、前記照合が一致しない場合ま
たは該当するカードIDが存在しない場合には使用不可
を返信する処理を行うようになっている。
【0125】またカード管理コンピュータ50では、前
記カードユニット3から送信される度数更新要求並びに
カードID、度数の受信に基づき、前記会員カードテー
ブル並びにビジターカードテーブルにおいて該当するカ
ードIDの度数を、前記受信した度数に更新する処理を
行うようになっている。
【0126】またカード管理コンピュータ50では、前
記カードユニット3から送信される景品玉数更新要求並
びにカードID、景品玉数の受信に基づき、前記ビジタ
ーカードテーブルにおいて該当するカードIDの景品玉
数を、前記受信した景品玉数に更新する処理を行うよう
になっている。
【0127】またカード管理コンピュータ50では、前
記カードユニット3から送信される照合要求並びに暗証
番号、使用許諾要求、カードID、度数、貯蓄玉数の受
信に基づき、該受信した暗証番号と、前記会員カードテ
ーブルにおいて該当するカードIDの暗証番号と、を照
合し、該照合が一致した場合には、前記受信した度数並
びに貯蓄玉数と、前記会員カードテーブルにおいて該当
するカードIDの度数並びに貯蓄玉数と、を照合し、該
照合が一致した場合には使用許諾並びに暗証番号一致を
返信するとともに、前記暗証番号の照合が一致しない場
合には暗証番号不一致を返信し、前記度数並びに貯蓄玉
数の照合が一致しない場合または該当するカードIDに
無効フラグが登録されている場合または該当するカード
IDが存在しない場合には使用不可を返信する処理を行
うようになっている。
【0128】またカード管理コンピュータ50では、前
記カードユニット3から送信される貯蓄玉数更新要求並
びにカードID、貯蓄玉数の受信に基づき、前記会員カ
ードテーブルにおいて該当するカードIDの貯蓄玉数
を、前記受信した貯蓄玉数に更新する処理を行うように
なっている。
【0129】またカード管理コンピュータ50では、前
記カードユニット3並びに来店受付機400から送信さ
れる無効フラグ登録要求並びにカードIDの受信に基づ
き、前記会員カードテーブルにおいて該当するカードI
Dに対応して無効フラグを登録する処理を行うようにな
っている。
【0130】またカード管理コンピュータ50では、前
記カードユニット3から送信される使用許諾要求、カー
ドID、度数、貯蓄玉数の受信に基づき、該受信した度
数並びに貯蓄玉数と、前記会員カードテーブルにおいて
該当するカードIDの度数並びに貯蓄玉数と、を照合
し、該照合が一致した場合には使用許諾を返信するとと
もに、前記度数並びに貯蓄玉数の照合が一致しない場合
または該当するカードIDに無効フラグが登録されてい
る場合または該当するカードIDが存在しない場合には
使用不可を返信する処理を行うようになっている。
【0131】またカード管理コンピュータ50では、前
記来店受付機400から送信される照合要求並びに暗証
番号、来店情報出力要求、カードIDの受信に基づき、
該受信した暗証番号と、前記会員カードテーブルにおい
て該当するカードIDの暗証番号と、を照合し、該照合
が一致した場合には、該当するカードIDの来店ポイン
トと来店ポイント更新日とからなる来店情報並びに暗証
番号一致を返信するとともに、前記暗証番号の照合が一
致しない場合には暗証番号不一致を返信し、該当するカ
ードIDに無効フラグが登録されている場合または該当
するカードIDが存在しない場合には使用不可を返信す
る処理を行うようになっている。
【0132】またカード管理コンピュータ50では、前
記来店受付機400から送信される来店ポイント更新要
求並びに来店ポイント、カードIDの受信に基づき、前
記会員カードテーブルにおいて該当するカードIDの来
店ポイントを、前記受信した来店ポイントに更新する処
理を行うようになっている。
【0133】またカード管理コンピュータ50では、前
記来店受付機400から送信される来店情報出力要求、
カードIDの受信に基づき、前記会員カードテーブルに
おいて該当するカードIDの来店ポイントと来店ポイン
ト更新日とからなる来店情報を返信するとともに、該当
するカードIDに無効フラグが登録されている場合また
は該当するカードIDが存在しない場合には使用不可を
返信する処理を行うようになっている。
【0134】このように本実施例のカード管理コンピュ
ータ50は、会員カードとしての各ICカード37を識
別可能なカードIDに対応して本人確認情報としての暗
証番号が登録されているカード管理DB(会員カードテ
ーブル)を有し、会員カードとしてのICカード37に
おける本人確認のための暗証番号の照合処理が、該カー
ド管理コンピュータ50において実施されるようになっ
ており、該カード管理コンピュータ50にて各会員カー
ドにおける暗証番号が一元管理されるため、より正確な
照合を実施でき、照合システムのセキュリティー性を向
上できるようになっている。
【0135】以上説明したように本実施例においては、
会員カードとしてのICカード37を所持する遊技者
が、一度暗証番号を前記カードユニット3または来店受
付機400にて入力し、認証処理を受けることで認証解
除が実施され、認証解除中止処理が実施されるか返却か
ら所定時間が経過するまで、認証処理を受ける必要がな
くなることから、例えば遊技を実施するパチンコ機2の
移動等を行っても、その都度、暗証番号を再度入力して
認証処理を受ける面倒を解消でき、よって前記暗証番号
の入力回数が低減できることから結果的に暗証番号が第
三者に知覚され難くすることができる。
【0136】前記各実施例における各要素は、本発明に
対して以下のように対応している。
【0137】本発明の請求項1は、遊技者本人を特定す
るための本人確認情報(暗証番号)を特定可能な情報
(カードID)が少なくとも記録された記録媒体(IC
カード37)を受付け、該受付けた記録媒体(ICカー
ド37)の記録情報を少なくとも読み出す記録媒体処理
手段(ICカードリーダライタ309、414)と、遊
技者により入力される本人確認情報(暗証番号)を受付
ける本人確認情報受付け手段(LCDパネル306に表
示された暗証番号入力メニュー画面、テンキー403)
と、前記記録媒体処理手段(ICカードリーダライタ3
09、414)にて読み出した情報(カードID)から
特定される本人確認情報(暗証番号)と、前記本人確認
情報受付け手段(LCDパネル306に表示された暗証
番号入力メニュー画面、テンキー403)にて受付けた
本人確認情報(暗証番号)と、を照合する照合手段(カ
ード管理コンピュータ50)と、を少なくとも有する遊
技用装置であって、前記照合手段(カード管理コンピュ
ータ50)における本人確認情報(暗証番号)の照合結
果が一致したことを条件に、前記照合手段(カード管理
コンピュータ50)における本人確認情報(暗証番号)
の照合を所定条件の成立まで実施しない(認証処理を実
施しない)。
【0138】本発明の請求項2は、前記照合結果の一致
に基づき、前記記録媒体処理手段(ICカードリーダラ
イタ309、414)にて受付けている記録媒体(IC
カード37)の記録情報を、前記照合を実施しない旨の
情報(返却時刻情報)に更新記録するものである。
【0139】本発明の請求項3は、前記記録媒体(IC
カード37)の記録情報には、該記録媒体(ICカード
37)を識別可能な識別情報(カードID)が含まれて
いるとともに、前記照合手段(カード管理コンピュータ
50)は、前記記録媒体(ICカード37)の識別情報
(カードID)とその記録媒体(ICカード37)に該
当する前記本人確認情報(暗証番号)とが対応付けて登
録されている管理装置(カード管理コンピュータ50)
にて構成されており、該管理装置(カード管理コンピュ
ータ50)は、前記記録媒体処理手段(ICカードリー
ダライタ309、414)にて読み出した記録媒体(I
Cカード37)の識別情報(カードID)に対応して登
録されている本人確認情報(暗証番号)と、前記本人確
認情報受付け手段(LCDパネル306に表示された暗
証番号入力メニュー画面、テンキー403)にて受付け
た本人確認情報(暗証番号)との照合を実施する。
【0140】本発明の請求項4は、遊技者が操作可能と
され、所定操作により前記照合手段(カード管理コンピ
ュータ50)における本人確認情報(暗証番号)の照合
の再開要求(認証解除の中止)を受付ける照合再開要求
受付け手段(LCDパネル306に表示された受付状態
メニュー画面、LCDパネル402において認証解除選
択メニュー画面が表示されている際のテンキー403)
を備え、前記所定条件の成立が前記照合再開要求(認証
解除の中止)の受付けである。
【0141】本発明の請求項5は、前記記録媒体処理手
段(ICカードリーダライタ309、414)にて受付
けた記録媒体(ICカード37)が返却されてからの経
過時間を計測する経過時間計測手段(MPU313、4
13)を備え、前記所定条件の成立が前記経過時間が予
め定められた所定時間(30分)に達したことである。
【0142】本発明の請求項6は、前記本人確認情報受
付け手段(LCDパネル306に表示された暗証番号入
力メニュー画面、テンキー403)における本人確認情
報(暗証番号)の受付けが、予め定められた所定回数
(3回)にまで可能とされ、該所定回数(3回)に達し
ても照合が一致しない場合においては、前記記録媒体処
理手段(ICカードリーダライタ309、414)にて
受付けている記録媒体(ICカード37)の使用を不能
とする処理(無効フラグの登録)を行う。
【0143】本発明の請求項7は、遊技機(パチンコ機
2)に対応して設置され、前記記録媒体処理手段(IC
カードリーダライタ309)を有して前記記録媒体(I
Cカード37)を受付けて所定の処理(貸出処理等)を
実施する記録媒体処理装置(カードユニット3)に、前
記本人確認情報受付け手段(LCDパネル306に表示
された暗証番号入力メニュー画面)が設けられている。
【0144】本発明の請求項8は、遊技場内の所定位置
に設置され、前記記録媒体処理手段(ICカードリーダ
ライタ414)を有して前記記録媒体(ICカード3
7)を受付けて、所定の来店処理(来店ポイント加算)
を実施する来店受付装置(来店受付機400)に、前記
本人確認情報受付け手段(テンキー403)が設けられ
ている。
【0145】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0146】例えば、前記実施例では、記録媒体として
の会員カードであるICカード37を受付ける記録媒体
処理手段と、本人確認のための暗証番号を受付ける本人
確認情報受付け手段が、カードユニット3並びに来店受
付機400に設けられているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、例えば、景品カウンタ等に設けられ
るPOS端末や遊技場における遊技機の遊技情報などを
提供する情報提供装置等にて会員カードと暗証番号を受
付けできるようにしても良く、これら本人確認情報受付
け手段が設けられる装置は、遊技場に設置され、遊技者
が操作可能な装置であれば適宜選択可能である。
【0147】また、前記実施例のカードユニット3で
は、プリペイドカードであるビジターカードと会員カー
ドとの双方が受付け可能とされているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、少なくとも本人確認情報の
入力により本人確認が必要とされた記録媒体を受付け可
能とされていれば良い。
【0148】また、前記実施例のカードユニット3で
は、タッチパネル式のLCDパネル306において暗証
番号の入力を実施し、来店受付機400では、テンキー
403において暗証番号の入力を実施するようになって
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
らの入力方法は適宜選択可能である。
【0149】また、前記実施例では、認証解除を実施し
た場合に、照合を実施しない旨の情報である返却時刻情
報がICカード37に記録され、前記カードユニット3
や来店受付機400においては、挿入されたICカード
37の返却時刻情報に基づき認証解除されているか否か
を判別するようになっているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これら照合を実施しない旨の情報と
して所定の認証解除フラグをICカード37に登録する
ようにしても良いし、更には、カード管理コンピュータ
50におけるカード管理DBに登録されている該当カー
ドIDに対応して認証解除を登録するようにして、該認
証解除の登録の有無に基づき認証解除がされているか否
かを判別するようにしても良く、少なくとも暗証番号の
照合の一致により認証解除の実施が実施できるようにな
っていれば良い。
【0150】また、前記実施例では、遊技者が入力した
暗証番号と予め設定された確認用の暗証番号との照合を
カード管理コンピュータ50が実施するようになってい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、確認用
の暗証番号をICカード37に記録しておき、記録され
ている暗証番号と遊技者が入力した暗証番号とをカード
ユニット3や来店受付機400等にて照合するようにし
ても良い。
【0151】また、前記カードユニット3や来店受付機
400が、受付けたICカード37の識別情報に基づく
暗証番号を前記カード管理コンピュータ50から入手
し、該入手した暗証番号と遊技者が入力した暗証番号と
をカードユニット3や来店受付機400にて照合するよ
うにしても良く、これによりカード管理コンピュータ5
0における照合処理の負荷を低減することができる。
【0152】また、前記実施例では、前記カードユニッ
ト3のLCDパネル306に表示された受付状態メニュ
ー画面において認証解除中止ボタンが操作された場合
や、来店受付機400のLCDパネル402に表示され
た認証解除選択画面にて「認証解除しない」が選択され
る等、遊技者により認証解除の中止操作が行われた場
合、またはICカード37の返却がなされてから所定時
間経過した後に、認証解除が中止または終了されるよう
になっているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば、認証解除日付情報を記録し、該記録された
情報に基づき暗証番号の照合を実施した当日に限り認証
解除が実施されるようになっていても良い。
【0153】また、前記実施例では、本人確認情報とし
て暗証番号を用いているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、文字や図形等の組み合わせによる暗証コ
ード等を本人確認情報として用いるようにしても良く、
更には遊技者の指紋や虹彩等の本人固有の身体的特徴を
示すデータを登録しておき、記録媒体の使用の際にこれ
らを受付けて照合を行うようにしても良く、これら本人
確認情報の形態は適宜選択可能である。
【0154】また、前記実施例では、パチンコ機2並び
にカードユニット3が所定台数搭載されるとともに、前
記パチンコ機2にて獲得されたパチンコ玉の計数を行う
計数装置4が、各パチンコ機2に対応して設けられてい
る遊技島台1’使用されているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、これを通常の遊技島とし、パチン
コ機2において獲得されたパチンコ玉を該遊技島の島端
等に設けられた計数装置にて計数するようにしても良
い。更に、これら計数装置に会員カードとしてのICカ
ード37を受付け可能なICカードリーダライタと暗証
番号を入力可能なテンキー等を設け、認証解除を実施で
きるようにしても良い。
【0155】また前記実施例では、度数や景品玉数、貯
蓄玉数、無効フラグ等がICカード37並びにカード管
理コンピュータ50におけるカード管理データベースの
双方において記録(登録)されるようになっており、来
店ポイントや来店ポイント更新日はカード管理コンピュ
ータ50におけるカード管理データベースのみに登録さ
れるようになっているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、ICカード37にはカードIDのみを記録
しておき、該カードIDに基づきカード管理コンピュー
タ50におけるカード管理データベースに登録された度
数や景品玉数、貯蓄玉数等の情報を特定するようにして
も良いし、カード管理コンピュータを設けず、ICカー
ド37にのみ各情報を記録して特定できるようにしても
良い。
【0156】また前記実施例では、遊技用記録媒体とし
て非接触型のICカード37を用いているが、本発明は
これに限定されるものではなく、これを磁気カードや接
触型のICカードとしても良いし、更にはカードIDを
用いて記録情報を特定できる場合等には、記録媒体を特
定可能なカードID等の情報を少なくとも読み取り可能
に記録できるものであれば良く、例えばバーコード等の
所定の情報記録シンボル等が読み取り可能にプリントさ
れた記録媒体等であっても良い。
【0157】また、前記カードユニット3は、カード管
理コンピュータ50に対して、遊技島台1’に設置され
た通信ユニット45を介して接続されているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、カードユニット3と
カード管理コンピュータ50とが、前記通信ユニット4
5を介さず直接接続されていても良い。
【0158】また前記実施例では、遊技機であるパチン
コ機2において使用される遊技用有価価値の形態として
度数を用いているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、これら遊技用有価価値を遊技者が金銭的に把握
できるように金額と一致させるようにしても良いし、更
にはこれら遊技用有価価値を所定のポイントや相当する
パチンコ玉数やコイン数としても良く、その形態は任意
に選択すれば良い。
【0159】また前記実施例では、遊技機であるパチン
コ機2に使用される遊技媒体としてパチンコ玉を用いて
いるが、これら遊技媒体をコインや点数、更には後述す
る画像式のパチンコ機やスロットマシン等における画像
にて形成されたパチンコ玉やコイン等としても良く、こ
れら遊技媒体は遊技において使用される媒体であれば、
本発明の遊技媒体に含まれるものであり、その形態が限
定されるものではない。
【0160】また前記実施例においては、遊技機として
遊技媒体であるパチンコ玉が外部に払い出される通常の
パチンコ機2を用いているが、本発明はこれら通常のパ
チンコ機のみならず、コインやパチンコ玉を用いて遊技
を行うスロットマシンや、パチンコ玉やコインが外部に
排出されることなく遊技可能な封入式のパチンコ機やス
ロットマシン、さらにはこれら遊技媒体を用いずにデー
タ等により遊技可能な遊技機や、遊技盤やパチンコ玉が
画像にて表示される画像式のパチンコ機や、リールが画
像にて表示される画像式のスロットマシンにも適用可能
であることはいうまでもなく、これら遊技機が限定され
るものではない。
【0161】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0162】(a)請求項1の発明によれば、遊技者
は、一度本人確認情報を前記本人確認情報受付け手段に
入力することで、所定条件が成立するまで本人確認情報
の照合が必要なくなるため、例えば台移動等を行って
も、その都度本人確認情報を入力しなけらばならない面
倒を解消でき、よって前記本人確認情報の入力回数が低
減できることから結果的に本人確認情報が第三者に知覚
され難くすることができる。
【0163】(b)請求項2の発明によれば、照合を実
施しない旨の情報が記録媒体自体に記録されることで、
これら照合を実施しないようにするための機能を簡便に
形成することができる。
【0164】(c)請求項3の発明によれば、管理装置
により各記録媒体に該当する本人確認情報が一元管理さ
れることにより、より正確な照合を実施でき、装置のセ
キュリティー性を向上できる。
【0165】(d)請求項4の発明によれば、遊技者は
前記照合再開要求受付け手段を操作することにより、所
望する際に本人確認情報の照合による記録媒体の保護を
再開することができる。
【0166】(e)請求項5の発明によれば、予め定め
られた所定時間が経過した場合において自動的に本人確
認情報の照合による記録媒体の保護が再開され、これら
保護の再開のし忘れによる不都合を回避できる。
【0167】(f)請求項6の発明によれば、前記記録
媒体の不正使用を未然に防止できる。
【0168】(g)請求項7の発明によれば、例えば、
遊技機に対応して設置され、該遊技機の遊技データを提
供したり、貯蓄した遊技媒体を遊技に再度使用させるた
めの処理を行う遊技用装置等にて本人確認情報の入力を
実施できるようになり、これら本人確認情報の入力のた
めに新たに装置を設ける必要がないばかりか、遊技者も
本人確認情報の入力のために特定の装置に出向く必要が
なく便利である。
【0169】(h)請求項8の発明によれば、例えば、
来店時に来店ポイントの付与等を行う来店受付機にて本
人確認情報の入力を実施できるようになり、これら本人
確認情報の入力のために新たに装置を設ける必要がな
く、限られた遊技場内のスペースを有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における遊技用装置を構成する
カードユニット及び来店受付機が設置された遊技島を示
す斜視図である。
【図2】本発明の実施例における遊技島を構成する遊技
島台を示す正面図である。
【図3】本発明の実施例における遊技島台の内部構造を
示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例における遊技島台の構成を示す
ブロック図である。
【図5】本発明における実施例のパチンコ機の正面図で
ある。
【図6】本発明の実施例におけるパチンコ機の操作部の
上面図である。
【図7】本発明における実施例のカードユニットの前面
側の構成を示す一部破断斜視図である。
【図8】本発明の実施例におけるパチンコ機とカードユ
ニットの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施例におけるカードユニットにおけ
るICカードリーダライタの構成を示す断面図である。
【図10】本発明の実施例において用いたICカードの
構成を示す一部破断上面図である。
【図11】本発明の実施例におけるパチンコ機の賞球制
御基板とカードユニットとから出力される各信号の出力
状況を示す図である。
【図12】本発明の実施例におけるカードユニットに設
けられたLCDパネルの表示状況を示す図である。
【図13】本発明の実施例におけるカードユニットに設
けられたLCDパネルの表示状況を示す図である。
【図14】本発明の実施例におけるカードユニットに設
けられたLCDパネルの表示状況を示す図である。
【図15】本発明の実施例における遊技用装置を構成す
る来店受付機の外観斜視図である。
【図16】本発明の実施例における遊技用装置を構成す
る来店受付機の構成を示すブロック図である。
【図17】本発明の実施例における来店受付機に設けら
れたLCDパネルの表示状況を示す図である。
【図18】本発明の実施例における来店受付機に設けら
れたLCDパネルの表示状況を示す図である。
【図19】本発明の実施例における来店受付機に設けら
れたLCDパネルの表示状況を示す図である。
【図20】本発明の実施例の遊技用装置を構成するカー
ド管理コンピュータの構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の実施例におけるカード管理コンピュ
ータに記憶されているカード管理データベースの登録状
況を示す図である。
【符号の説明】
1 遊技島 1’ 遊技島台 2 パチンコ機(遊技機) 3 カードユニット(記録媒体処理装置) 4 計数装置 5 腰板 6a 幕板 6b ランプ板 7 電設パネル 8 呼出ランプ 9 カード貯留部 10 カード回収路 11 払出樋 12 返却ボタン 14 操作部 15 精算ボタン 16 貸出ボタン 17 度数表示部 18 操作基板 22 呼出ボタン 25 揚送モータ 26 揚送装置 27 揚送樋 29 供給管 30 供給管 33 ガイド樋 34 スライドレバー 35 玉受皿 35’ 玉受皿 36 供給樋 37 ICカード(記録媒体) 38 7セグメンントLED表示パネル 40 回収樋部 41 研磨装置 42 コントロールユニット 43 表示ドライバ 45 通信ユニット 46 アウト玉計数機 48 供給玉計数機 50 カード管理コンピュータ(管理装置、照合手
段) 51 データバス 52 中央演算処理装置(CPU) 53 RAM 54 表示装置 55 入力装置 56 記憶装置 57 通信インターフェイス 202 ガラス扉枠 203 打球供給皿 204 余剰玉受皿 205 打球操作ハンドル(操作ノブ) 206 遊技盤 207 遊技領域 209 可変表示部 210 可変表示器 211 通過ゲート 214 始動入賞口 215 可動片 216 可変入賞球装置 220 開閉板 224 入賞口 226 アウト口 231 遊技制御基板 235 ランプ制御基板 237 賞球制御基板 270 音声制御基板 280 表示制御基板 291 発射制御基板 297 玉払出装置 301 動作ランプ 302 紙幣挿入口 303 カード挿入口 304 カードインジケータ 305 紙幣インジケータ 306 LCDパネル 307 モニタ部 308 位置検出パネル 309 ICカードリーダライタ(記録媒体処理手
段) 310 記憶部 311 I/Oポート 312 通信部 313 マイクロプロセッシングユニット(MPU)
(経過時間計測手段) 314 リアルタイムクロック(RTC) 315 玉払出ユニット 316 紙幣識別ユニット 317 LCDドライバ 318 タッチパネルコントローラ 354 カード回収口 381 基体 382 ICチップ 383 パターンコイル 384 基板 385 トップフィルム 386 駆動モータ 387 搬送ローラ 388 搬送ローラ 389 電磁ソレノイド 390 通信ヘッド 391 搬送ベルト 392 制御基板 393 駆動モータ 397 挿入センサ 398 ガイドレール 400 来店受付機(来店受付装置) 401 動作ランプ 402 LCDパネル 403 テンキー(本人確認情報受付け手段、照合再
開要求受付け手段) 404 キャンセルキー 405 決定ボタン 406 返却ボタン 407 カード挿入口 408 カードインジケータ 409 LCDドライバ 410 リアルタイムクロック(RTC) 411 記憶部 412 通信部 413 マイクロプロセッシングユニット(MPU)
(経過時間計測手段) 414 ICカードリーダライタ(記録媒体処理手
段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者本人を特定するための本人確認情
    報を特定可能な情報が少なくとも記録された記録媒体を
    受付け、該受付けた記録媒体の記録情報を少なくとも読
    み出す記録媒体処理手段と、遊技者により入力される本
    人確認情報を受付ける本人確認情報受付け手段と、前記
    記録媒体処理手段にて読み出した情報から特定される本
    人確認情報と、前記本人確認情報受付け手段にて受付け
    た本人確認情報と、を照合する照合手段と、を少なくと
    も有する遊技用装置であって、前記照合手段における本
    人確認情報の照合結果が一致したことを条件に、前記照
    合手段における本人確認情報の照合を所定条件の成立ま
    で実施しないことを特徴とする遊技用装置。
  2. 【請求項2】 前記照合結果の一致に基づき、前記記録
    媒体処理手段にて受付けている記録媒体の記録情報を、
    前記照合を実施しない旨の情報に更新記録するものであ
    る請求項1に記載の遊技用装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体の記録情報には、該記録媒
    体を識別可能な識別情報が含まれているとともに、前記
    照合手段は、前記記録媒体の識別情報とその記録媒体に
    該当する前記本人確認情報とが対応付けて登録されてい
    る管理装置にて構成されており、該管理装置は、前記記
    録媒体処理手段にて読み出した記録媒体の識別情報に対
    応して登録されている本人確認情報と、前記本人確認情
    報受付け手段にて受付けた本人確認情報との照合を実施
    する請求項1または2に記載の遊技用装置。
  4. 【請求項4】 遊技者が操作可能とされ、所定操作によ
    り前記照合手段における本人確認情報の照合の再開要求
    を受付ける照合再開要求受付け手段を備え、前記所定条
    件の成立が前記照合再開要求の受付けである請求項1〜
    3のいずれかに記載の遊技用装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体処理手段にて受付けた記録
    媒体が返却されてからの経過時間を計測する経過時間計
    測手段を備え、前記所定条件の成立が前記経過時間が予
    め定められた所定時間に達したことである請求項1〜4
    のいずれかに記載の遊技用装置。
  6. 【請求項6】 前記本人確認情報受付け手段における本
    人確認情報の受付けが、予め定められた所定回数まで可
    能とされ、該所定回数に達しても照合が一致しない場合
    においては、前記記録媒体処理手段にて受付けている記
    録媒体の使用を不能とする処理を行う請求項1〜5のい
    ずれかに記載の遊技用装置。
  7. 【請求項7】 遊技機に対応して設置され、前記記録媒
    体処理手段を有して前記記録媒体を受付けて所定の処理
    を実施する記録媒体処理装置に、前記本人確認情報受付
    け手段が設けられている請求項1〜6のいずれかに記載
    の遊技用装置。
  8. 【請求項8】 遊技場内の所定位置に設置され、前記記
    録媒体処理手段を有して前記記録媒体を受付けて、所定
    の来店処理を実施する来店受付装置に、前記本人確認情
    報受付け手段が設けられている請求項1〜7のいずれか
    に記載の遊技用装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293713A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Fujitsu Fip Corp カード管理サーバ、及び、カード管理システム、カード管理方法、並びに、カード管理プログラム
JP2008212467A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Glory Ltd 遊技カードシステムおよび管理装置

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