JPH0928896A - プリペイドカード管理システム - Google Patents

プリペイドカード管理システム

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Publication number
JPH0928896A
JPH0928896A JP7205199A JP20519995A JPH0928896A JP H0928896 A JPH0928896 A JP H0928896A JP 7205199 A JP7205199 A JP 7205199A JP 20519995 A JP20519995 A JP 20519995A JP H0928896 A JPH0928896 A JP H0928896A
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JP
Japan
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information
control device
prepaid card
card
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP7205199A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Hamano
雅弘 濱野
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takasago Electric Industry Co Ltd filed Critical Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偽造カードを用いた不正を簡単かつ完全に防
止する。 【構成】 プリペイドカードを発行する発券装置1とメ
ダル貸出装置2とを制御装置3にオンライン接続する。
発券装置1は、プリペイドカード発行時に、その金額価
値や発券番号などの発券情報を制御装置3に送信し、制
御装置3はこれを内部のメモリに登録する。発行された
プリペイドカードがメダル貸出装置2に投入されると、
メダル貸出装置2の制御部はこのカードの情報を読み取
って制御装置3に送信する。制御装置3が受信した読取
り情報を登録データと照合し、その照合結果を送信元の
メダル貸出装置2に返送すると、メダル貸出装置2は、
受け付けたカードの金額価値から所定の金額価値を差し
引き、差し引いた金額価値に関する情報を隣接するスロ
ットマシン5へと伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金額価値を含む発券
情報が書き込まれたプリペイドカードを発行する発券装
置と、発行されたプリペイドカードを受け付けてその発
券情報を読み取った後、その読取り情報に基づいて遊戯
機に対する遊戯媒体の貸出しを行う遊戯媒体貸出装置
と、これらの装置との間で情報のやり取りを行う送受信
部を設けた制御装置とから成るプリペイドカード管理シ
ステムに関連する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリペイドカードの普及に伴い、
パチンコホールなどの遊戯場でもプリペイドカードによ
りパチンコ玉やメダルなどの遊戯媒体を貸し出すように
なっている。これらの遊戯場には、金額価値などの情報
が書き込まれたプリペイドカードを発行する発券装置や
このプリペイドカードを受け付けて遊戯機に対する遊戯
媒体の貸出しを行う遊戯媒体貸出装置が設けられてお
り、顧客が自由に利用できるようになっている。
【0003】上記の各発券装置や遊戯媒体貸出装置は、
遊戯場の適所に設けられた制御装置に複数個の中継機を
介して無線または有線による情報送信を行なっており、
発券装置はカードの売上金額に関する情報を、遊戯媒体
貸出装置は受け付けたカードから差し引いた金額価値に
関する情報をそれぞれ送信する。制御装置は、各発券装
置や遊戯媒体貸出装置から受信した情報を処理した結果
を用いて遊戯場全体のプリペイドカードの販売状況や遊
戯媒体の貸出状況などを一元管理する。
【0004】前記制御装置は、さらにプリペイドカード
の販売元のカード会社のセンター装置に回線接続されて
おり、各遊戯媒体貸出装置で差し引きされた金額価値に
関わる情報を適宜センター装置へと送信する。
【0005】カード会社のセンター装置では、各遊戯場
から送られてくる情報を用いて月単位など所定の期間内
のプリペイドカードの利用額を遊戯場毎に集計し、その
集計結果に応じた清算処理を行う。なおプリペイドカー
ドの書込み情報はカード会社により共通のフォーマット
に設定されており、システムが導入された遊戯場であれ
ばどこでも利用することができる。また発行されたプリ
ペイドカードは、金額価値の残っている限りいつでも使
用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のシステムでは、
プリペイドカードの汎用性が高いためにカードの偽造が
行われる可能性が高くなるが、システム内に偽造カード
の判別機能を盛り込んだり、カードのデータが不正に書
き換えられないように設定することは容易ではなく、不
正行為を防止するのは大変難しいという問題がある。
【0007】この発明は上記問題点に着目してなされた
もので、プリペイドカードの発行時にその発券情報を制
御装置内に登録しておき、遊戯媒体貸出装置でプリペイ
ドカードを受け付けたとき、そのプリペイドカードの情
報を制御装置に送信してその登録データと照合すること
により、偽造カードを用いた不正を簡単かつ完全に防止
できるプリペイドカード管理システムを提供することを
目的とする。
【0008】またこの発明が他に目的とするところは、
各発券装置および各遊戯媒体貸出装置において、制御装
置に所定の予告信号を送信してこの予告信号に対する制
御装置からの応答を得たときにカードに関する情報の送
信を行うことにより、制御装置に管理に必要な情報を確
実に送信してシステムのセキュリティーをより一層強化
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、金額価値を
含む発券情報が書き込まれたプリペイドカードを発行す
る発券装置と、受け付けられたプリペイドカードより発
券情報を読取りその読取り情報に基づいて遊戯機に対す
る遊戯媒体の貸出しを行う遊戯媒体貸出装置と、発券装
置および遊戯媒体貸出装置との間で情報のやり取りを行
う送受信部を備えた制御装置とから成るシステムにおい
て、前記制御装置に、前記送受信部が発券装置より発券
情報を受信したとき、その発券情報を登録データとして
登録する登録手段と、前記送受信部が遊戯媒体貸出装置
より読取り情報を受信したとき、その読取り情報と前記
登録手段の登録データとを照合することにより遊戯媒体
の貸出しの可否を判断して、その判断結果を送受信部へ
出力する照合手段とを配備した。また前記遊戯媒体貸出
装置には、前記制御装置の送受信部より遊戯媒体の貸出
しを可とする判断結果を受信したことに応じて、所定の
金額価値に応じた枚数の遊戯媒体を遊戯機へ貸し出すと
共に、金額価値の書換え処理を実行する情報処理手段が
設けられると共に、前記制御装置には、前記送受信部が
遊戯媒体貸出し装置より金額価値の書換え処理に関わる
情報を受信したとき、前記登録手段の登録データを前記
受信データを用いて書き換える情報処理手段が備えられ
ている。
【0010】請求項2の発明では、前記制御装置の登録
手段は、前記発券装置からの発券情報の送信に対し、発
券情報の登録処理が完了した段階で、前記送受信部より
所定の信号を送信元の発券装置に返送しており、前記各
発券装置は、前記信号返送手段からの返送信号を受信し
た時点でプリペイドカードの発行処理を実行する。
【0011】請求項3の発明では、前記遊戯媒体貸出装
置は、前記情報処理手段による遊戯媒体の貸出し処理お
よび金額価値の書換え処理に先立ち、前記金額価値の書
換え処理に関わる情報を制御装置へと送信すると共に、
前記制御装置は、遊戯媒体貸出し装置からの書換え処理
に関わる情報に基づき前記情報処理手段による登録デー
タの書換え処理を行った後、前記送受信部より所定の信
号を送信元の遊戯媒体貸出装置に返送している。そして
前記遊戯媒体貸出装置の情報処理手段は、この制御装置
からの返送信号を受信した時点で、遊戯媒体の貸出し処
理および金額価値の書換え処理を実行する。
【0012】請求項4の発明では、前記発券装置および
遊戯媒体貸出装置に、制御装置への情報の送信に先立
ち、この情報送信を予告する信号を制御装置へと送信す
る予告信号送信手段と、前記予告信号送信手段による予
告信号の送信に対する制御装置の応答信号を受信した時
点で前記情報を送信する送信制御手段とを配備するよう
にしている。
【0013】請求項5の発明では、前記発券装置および
遊戯媒体貸出装置の各予告信号送信手段は、前記制御装
置からの送信情報を受信した最新の時刻からそれぞれ個
別に設定された時間が経過するまで前記予告信号の送信
を遅延させる遅延手段を含んでいる。
【0014】請求項6の発明では、前記遊戯媒体貸出装
置には、取り込んだプリペイドカードを回収するための
カード回収手段と、前記情報処理手段による書換え処理
後のプリペイドカードの金額価値を読み取る残高読取り
手段と、前記残高読取り手段により読み取られた金額価
値がゼロのとき、前記カード回収手段を作動させる制御
手段とが配備されている。
【0015】
【作用】発券装置は、プリペイドカードの発行に際して
その発券情報を制御装置に送信し、遊戯媒体貸出装置
は、プリペイドカードの受付時に、読み取ったプリペイ
ドカードの発券情報を制御装置へと送信する。制御装置
では、発券装置からのプリペイドカードの発券情報を受
信したときこれを内部に登録しておき、遊戯媒体貸出装
置から読取り情報を受信したとき、この情報を登録デー
タと照合して遊戯媒体の貸出しの可否を判断し、その判
断結果を遊戯媒体貸出装置に返送する。遊戯媒体貸出装
置は、遊戯媒体の貸出しを可とする判断結果を受信した
ことに応じて、遊戯媒体の貸出し処理およびカードの金
額価値の書換え処理を行うもので、これにより遊戯媒体
貸出装置は、制御装置内に情報が登録されているプリペ
イドカード、すなわち同じ制御装置の管理下にある発券
装置で発行されたプリペイドカードのみを受け入れるこ
とになる。さらに制御装置は、遊戯媒体貸出装置からの
プリペイドカードの書換え処理に関わる情報を受信し
て、その受信データに基づき登録データの書換え処理を
行っており、これにより制御装置内の登録データと使用
中のプリペイドカードの情報との整合性が保持される。
【0016】請求項2の発明では、各発券装置は、制御
装置における発券情報の登録処理が完了してからプリペ
イドカードの発行処理を行うので、発券情報の登録もれ
が防止される。
【0017】請求項3の発明では、各遊戯媒体貸出装置
は、制御装置における登録データの更新処理が完了して
からプリペイドカードの金額価値情報の書換え処理を行
うので、制御装置内の登録データは使用中のプリペイド
カードの情報と常に合致する。
【0018】請求項4の発明では、各発券装置および各
遊戯媒体貸出し装置において、プリペイドカードに関す
る情報の送信に先立ち予告信号を制御装置へと送信し、
この予告信号に対する制御装置からの応答を持って情報
を送信するので、制御装置に確実に情報を送信すること
ができる。
【0019】請求項5の発明では、制御装置からの情報
を受信した最新の時刻から各装置に応じた所定の時間が
経過するまで予告信号の送信を遅延させることにより、
制御装置の処理終了後に情報を確実に送信することがで
きる。
【0020】請求項6の発明では、各遊戯媒体におい
て、金額価値がゼロとなったプリペイドカードを内部に
回収するようにしたので、使用済みのカードを用いた不
正を防止することができる。
【0021】
【実施例】図1は、この発明の一実施例にかかるプリペ
イドカード管理システムの構成を示す。このプリペイド
カード管理システムは、特定の遊戯場内に配備された発
券装置1と複数のメダル貸出装置2とを、通信ケーブル
4a,4bにより制御装置3に電気接続して成るもの
で、さらに制御装置3は、公衆回線などの伝送ライン6
を介してカード会社のセンター装置7に接続される。
【0022】上記システムで用いられるプリペイドカー
ドは、この遊戯場において発行当日限り有効になるよう
設定されており、発券装置1により、所定の金額価値
(この実施例では千円)や遊戯場に付与された店番号,
カードの発券番号などが書き込まれたプリペイドカード
が発行される。発券装置1は、このプリペイドカードの
発行処理に先立ち、プリペイドカードに書き込むカード
番号,金額価値などの情報(以下「発券情報」と総称す
る)を制御装置3に送信する。制御装置3は、パーソナ
ルコンピュータから成るもので、受信した発券情報は、
登録データとして内部のメモリ(ハードディスクなど)
内に記憶される。
【0023】前記各メダル貸出装置2は、それぞれスロ
ットマシン5に隣接して設けられており、各スロットマ
シン5とメダル貸出装置2との間は、コード線9により
電気接続されている。各メダル貸出装置2は、プリペイ
ドカード専用のもので、投入されたプリペイドカードか
ら読み取られた情報(以下「読取り情報」という)は、
制御装置3へと送信され、前記登録データとの照合が行
われる。
【0024】制御装置3内の照合処理が終わるとその照
合結果は送信元のメダル貸出装置2に返送される。この
照合結果が送信された情報が登録データに合致するとい
うものであったとき、つぎにメダル貸出装置2の制御部
は、プリペイドカードから差し引く金額価値(以下これ
を「差引き金額データ」という)を所定の度数に変換す
る。
【0025】各スロットマシン5は、周面に複数の図柄
がそれぞれ表示された3個のリール(図示せず)を備え
ており、その前面には、始動レバー8,リール毎の停止
釦スイッチ10,メダル貸出スイッチ11,度数表示器
12,メダル枚数表示器13などが設けられるととも
に、機内には、CPUを制御主体として構成各部を電気
制御する制御回路部14が組み込まれている。
【0026】前記度数表示器12はメダル貸出装置2と
電気接続されており、メダル貸出装置2で前記差引金額
データの度数変換処理が行われたとき、この度数データ
を表示する。このとき遊戯者によりメダル貸出スイッチ
11が押操作されると、制御回路部14は、メダル貸出
装置2側の制御部に信号を出力する。この信号を受け取
ったメダル貸出装置2の制御部は、前記差引き金額デー
タなどを含んだ更新用のデータ(以下これを「書換え情
報」という)を作成し、これを制御装置3へと送信す
る。
【0027】制御装置3は、メダル貸出装置2から送信
された書換え情報を用いて前記メモリ内の登録データの
更新を行う。この更新処理が終了すると、その旨を報知
する信号(後記する確認信号)がメダル貸出装置2に返
送される。メダル貸出装置2は、この信号を受けて、取
り込んだプリペイドカードの金額価値を前記差引き金額
データに応じて書き換え処理すると共に、前記度数デー
タをスロットマシン5の制御回路部14へと伝送する。
制御回路部14は、この度数データをさらに所定のメダ
ル枚数に換算し、機体をこの枚数分のメダルが預け入れ
られた状態に設定する。
【0028】なお、メダル貸出装置2には必ずしもスロ
ットマシン5に電気接続するタイプのものを用いる必要
はなく、プリペイドカードの投入に応じて実物のメダル
を貸し出す構成の装置を用いても良い。
【0029】制御装置3は、各発券装置1やメダル貸出
装置2から得た情報を適宜処理し、その処理結果をモニ
タ50などに出力する。またこの処理結果は、適宜、回
線6を介してカード会社のセンター装置7に送信され、
清算処理などに利用される。
【0030】前記発券装置1の前面には、図2に示すご
とく、販売対象のプリペイドカードを表示するためのカ
ード表示部15,プリペイドカードの購入枚数を選択す
るための選択釦スイッチ16a〜16d,紙幣投入口1
7,カード発行口18,つり紙幣返却口19などが配備
されている。
【0031】図3は、この発券装置1の電気的構成を示
すもので、制御・演算の主体であるCPU20にバス2
1を介してプログラムなどが格納されるROM22,各
種データを記憶するためのRAM23,前記選択釦スイ
ッチ16a〜16dのほか、紙幣検知センサ24,紙幣
判別器25,紙幣搬送機構26,カード搬送機構27,
情報記録機構28,送受信部29などが接続されてい
る。
【0032】紙幣検知センサ24,紙幣判別器25は、
ともに紙幣投入口17の内側に配備され、それぞれ紙幣
の投入検知,真偽判別に用いられる。紙幣搬送機構26
は搬送ベルトなどから成り、投入された紙幣を内部の紙
幣回収部まで搬送する。またカード搬送機構27は、内
部のストッカ(図示せず)に収容された磁気カードを順
次取り出してカード発行口18まで搬送するためのもの
で、情報記録機構28は、搬送途中の磁気カードの所定
の記憶領域に前記発券情報の書込み処理を行う磁気ヘッ
ドなどから構成される。送受信部29は、前記制御装置
3との間で必要な情報の交信を行うために用いられる。
【0033】図4は、前記メダル貸出装置2の前面の構
成を示すもので、装置の作動状態を表示するための表示
ランプ30,プリペイドカードのカード受付口31,プ
リペイドカードの受付時に点灯する作動報知用ランプ3
2,機体がエラー状態になったとき、これを解除するた
めに用いられるリセットスイッチ33やキースイッチ3
4などが配備されている。
【0034】図5は、前記メダル貸出装置2の電気的構
成を示すもので、CPU35にバス36を介してROM
37,RAM38,前記表示ランプ30,作動報知用ラ
ンプ32,カード検知センサ33,カード搬送機構3
4,情報読取機構39,情報書換機構40,送受信部4
1,差引き金額設定スイッチ42,情報入力部52など
が接続されている。
【0035】カード検知センサ33は前記カード受付口
31の内側に配備される光電センサであって、挿入され
たカードを検知して電気信号を出力する。カード搬送機
構34は、挿入されたカードを機体内部に取り込むため
のものである。
【0036】情報読取機構39および情報書換機構40
は、ともにカードの搬送路に配備され、取り込まれたカ
ードに対する情報の読取りや書換え処理を行なう。情報
入力部52は、情報読取機構39により読み取られた情
報を受け取るためのもので、この情報は、バス36を介
してCPU35に取り込まれる。なお情報書換機構40
により書き換えられたカードの金額価値がゼロになった
とき、カード搬送機構34はカードを機体内部のカード
回収部(図示せず)に搬送する。
【0037】送受信部41は、制御装置3およびスロッ
トマシン5との間で情報の送受信を行うためのものであ
る。また差引き金額設定スイッチ42は、取り込まれた
プリペイドカードから差し引く金額価値を設定するため
のスイッチであって、機体内部の所定位置に配備され
る。
【0038】前記発券装置1およびメダル貸出装置2の
RAM23,38内には、図6に示すような時刻記憶領
域が設定されている。この時刻記憶領域は、さらに現在
の時刻TN を記憶するための領域R1 ,制御装置からデ
ータを受け取った最新の時刻Tr (以下「最新受信時刻
r 」という)を記憶するための領域R2 ,制御装置に
データを送信した最新の時刻TS (以下「最新送信時刻
s 」という)を記憶するための領域R3 に細分割され
る。
【0039】図7は、制御装置3の電気的構成を示すも
ので、CPU43にバス43を介してROM45,RA
M46,入力部47,表示回路48,送受信部49,5
1などが接続される。
【0040】ROM45は、他装置やカード会社との通
信や情報処理に関するプログラムなどを記憶し、RAM
46内には、発行されたプリペイドカードに関する登録
データなどが記憶される。入力部47は、キーボードな
どから成り、適宜、処理に必要なデータを入力するため
に用いられる。表示回路48は、前記モニタ50にデー
タ処理結果などを表示させるためのものである。
【0041】第1の送受信部49は、前記発券装置1や
メダル貸出装置2との情報のやりとりを行うために、第
2の送受信部51は、カード会社のセンター装置との間
で情報のやりとりを行うために、それぞれ用いられる。
【0042】つぎに上記の発券装置1およびメダル貸出
装置2(以下「端末装置」と総称する)と制御装置3と
の間で行われる送受信方法について説明する。制御装置
3は、各端末装置に対し、前記したプリペイドカードに
関する情報の送受信のほか、各端末装置の初期設定に関
する情報の送受信を行っており、各送信情報は図8に示
すような構成のコマンド文として出力される。
【0043】図中の各矩形は、それぞれキャラクタコー
ドを表現するための1バイト分のデータを意味するもの
で、ここでは説明の都合上、各データの内容を具体的な
キャラクタの形で矩形内に表現している。
【0044】先頭の1バイトは、制御装置3からのコマ
ンド文であることを示すキャラクタ「*」を表現する。
つぎの3バイト分のデータは、コマンド文の対象となる
端末装置の識別番号NMを示すもので、最初の1バイト
で100の位が、つぎの1バイトで10の位が、最後の
1バイトで1の位が、それぞれ表現される。
【0045】つぎの1バイトは、後記するコマンドコー
ドCDを表すもので、続く数バイト分のデータによりコ
マンドコードCDの内容に応じた送信情報SIが示され
た後、ここまでの各バイトについて所定の演算を行って
求めたチェックサムCM1が2バイト分のデータとして
表され、最後の1バイトにコマンド文の最後を意味する
キャリッジリターンコードが付加される。なお、前記送
信情報SIの容量は、所定のコマンドコードCDに対し
ては0バイトとなり、この場合コマンドコードCDの後
にすぐにチェックサムCM1が付加されたコマンド文が
作成される。
【0046】上記のコマンド文は回線を介して各端末装
置に送信されるが、このうち前記識別番号NMにより特
定される端末装置(図示例の場合、識別番号「001」
の端末装置)のみがコマンド文を認識し、図9に示すよ
うな応答文を返送する。 この応答文は、端末装置から
の応答であることを示すキャラクタ「!」と、数バイト
分の応答情報RI,2バイト分のチェックサムCM2,
および応答文の最後を示すキャリッジリターンコードに
より構成される。なお送信されたコマンド文の内容によ
っては、応答文の返送が行われない場合もある。
【0047】前記制御装置3のコマンド文中のコマンド
コードCDは、「A」から「J」までのいずれかのアル
ファベット文字に相当するキャラクタコードにより構成
される。各コマンドコードにより特定される送信内容,
送信情報SIのデータ容量,および端末装置からの応答
情報RIのデータ容量を対応づけるとつぎの表1のよう
になる。
【0048】
【表1】
【0049】以下、上記表1を参照しつつ、各コマンド
文と応答文との関係について説明する。
【0050】(1)端末装置の種別情報の送信命令(コ
マンドコードA) 端末装置に対し、その種別、すなわち端末装置が発券装
置,メダル貸出装置のいずれかであるかを送信するよう
に命令するもので、この場合の送信情報SIは0バイト
となる。このコマンド文を受けた端末装置は、発券装置
であれば「1」,メダル貸出装置であれば「2」のデー
タを前記応答情報RIとして含む応答文を作成し、制御
装置に返送する。
【0051】(2)端末装置の稼働状況の送信命令(コ
マンドコードB) 端末装置に対し、現在の稼働状況に関する情報を送信す
るように命令するもので、この場合も送信情報SIは0
バイトとなる。このコマンド文を受けた端末装置は、装
置の稼働状態に応じてつぎの表2に示すような1バイト
分のコードを応答情報RIとして設定し、制御装置3へ
と返送する。
【0052】
【表2】
【0053】(3)端末装置への時刻設定処理(コマン
ドコードC) 端末装置に対し現在時刻の設定を行うためのもので、図
10に示すようなデータ構成の送信情報SIが作成され
る。この送信情報SIは12バイトのデータ構成をとる
もので、このうち最上位の2バイトにより西暦の下2桁
を示すデータYRが、つぎの2バイトにより月を示すデ
ータMTが表され、以下順次、日,時,分,秒を示すデ
ータDT,HR,MIN,SDがそれぞれ2バイト単位
で表現される(図示例の場合、「1995年6月30日
15時13分5秒」という時刻が表されている)。なお
端末装置はこのコマンド文に対する応答文を出力しない
が、上記の送信情報SIに応じて前記したRAM内の領
域R1 の現在時刻データTN の書き換えを行う。
【0054】(4)設定時刻の送信命令(コマンドコー
ドD) 端末装置に対し、設定された現在時刻を送信するよう命
令するためのもので、この場合の送信情報SIは0バイ
トとなる。このコマンド文に対し、端末装置は、RAM
内の現在時刻データTN を読み出して前記図10と同様
の構成の応答情報RIを作成し、制御装置3へと返送す
る。
【0055】(5)店番号の設定処理(コマンドコード
E) 制御装置3には、前記カード会社のセンター装置7より
遊戯場の固有の店番号が送信されており、制御装置3は
このコマンドコードEを用いて各端末装置にも同じ店番
号を設定する。この実施例では、図11に示すような7
バイト構成のデータにより店番号が示されており、この
店番号が送信情報SIとして各端末装置に送信される。
なおこのコマンド文に対しては、端末装置は応答文を出
力しない。
【0056】(6)店番号の確認処理(コマンドコード
F) 各端末装置に設定された店番号が遊戯場に付与されたも
のと同じであるか否かを確認するためのもので、この場
合の送信情報SIは0バイトとなる。このコマンド文に
対し、端末装置は、前記図11と同様の構成の応答情報
RIを作成し、制御装置3へと返送する。
【0057】(7)セキュリティー用キーコードの設定
処理(コマンドコードG) 各端末装置に対し、発行するカードにおける発券情報の
暗号化または受け付けたカードから読み取った情報の複
号化に用いるキーコードを設定するためのもので、制御
装置3内で8バイトの乱数列を生成してこれを送信情報
SIとし、各端末装置に送信する。これにより遊戯場の
すべての端末装置に同じキーコードが設定される。なお
このコマンド文に対しては、端末装置は応答文を出力し
ない。
【0058】(8)セキュリティー用キーコードの設定
確認処理(コマンドコードH) 各端末装置に設定されたセキュリティー用キーコードを
確認するためのもので、この場合の送信情報SIは0バ
イトとなる。このコマンド文に対し、端末装置は、設定
されたキーコードを表す8バイト構成の応答情報RIを
作成して制御装置3へと返送する。
【0059】上記したコマンドコードA〜Hによる処理
は、システムの起動時などに適宜行われるもので、遊戯
場の各端末装置に順次各コマンド文を送信することによ
り、システム内の設定データを統合のとれたものにする
ことができる。
【0060】コマンドコードI,Jは、各端末装置との
情報のやりとりに関わるもので、以下、表3および図1
2〜16を用いて、制御装置3と各端末装置との間での
送受信方法の詳細を説明する。
【0061】いずれかの端末装置から制御装置3に前記
した発券情報,読取り情報,書換え情報を送信する場
合、まず端末装置は、制御装置3に対し、情報送信の予
告を意味する信号(以下「予告信号」という)を送信す
る。図12(1)はこの予告信号の構成例を示すもの
で、予告信号であることを意味するキャラクタ「#」
と、自装置の識別番号のデータNMとを組み合わせた4
バイトのデータにより構成される。
【0062】制御装置3は、上記の予告信号を受信する
と、受信した識別番号NMとコマンドコードIとを含む
コマンド文(図12(2)に示す)を作成し、これを端
末装置側に返送する。このコマンド文は、端末装置から
の情報送信を受け入れることを意味するもので、このコ
マンド文(以下「受入れ信号」という)を受けた端末装
置は、送信する情報の種類に応じた応答文を作成し、こ
れを制御装置3へと返送する。
【0063】図12(3)は、上記の応答文の構成例を
示す。この場合の応答情報RIは、送信する情報の種類
を示す類別コードVDと数バイト分の送信情報siとか
ら構成される。
【0064】前記類別コードVDは、a〜fまでのアル
ファベット文字のコードにより表現されるもので、各類
別コードVDにより特定される送信内容,対応する端末
装置,送信情報siのデータ容量は、つぎの表3のとお
りである。
【0065】
【表3】
【0066】つぎに端末装置からの情報送信を各類別に
説明する。 送信する情報なし(類別コードa) 制御装置3の誤動作やノイズなどに対応するもので、予
告信号を送信していないのに受入れ信号が与えられた場
合に用いる。この場合、送信情報siは0バイトとな
る。
【0067】 発券情報の送信(類別コードb) 発券装置1がプリペイドカードを発行する際に送信する
もので、カードを発行する時刻,カードの発行枚数,発
行するカードに付与するカード番号などのデータが送信
情報siとして送信される。
【0068】図13は、この送信情報siのデータ構成
例を示す。まず先頭の1バイトはカードの発行枚数(図
示例の場合は1枚)にかかる情報を示すもので、残り1
7バイトは発行されるカードに書き込まれる情報を示
す。このうち最初の6バイトにより現在時刻(時,分,
秒)を示すデータHR,MIN,SDが表され、さらに
つぎの3バイトで発行するカードの金額価値VLが、続
く8バイトでカードに付与する発券番号NBが、それぞ
れ表現される。なお、発券番号NBは発券装置1のCP
U20により決定される。また金額価値VLの1バイト
目は万の単位を、2バイト目は千の単位を、3バイト目
は百の単位を、それぞれ表現する。
【0069】さらに2枚以上のカードが発行される場合
は、2枚目以下のカードについても上記と同様の17バ
イト分のデータが作成され、図13のデータの後尾に順
次付加される。
【0070】 稼働状態の送信(類別コードc) この類別コードは、発券装置1において現在の稼働状態
を送信する際に用いられるもので、稼働状態に応じて前
記表2に示したいずれかのコードが送信情報siとして
選択され、制御装置3に送信される。
【0071】 読取り情報の送信(類別コードd) この類別コードは、メダル貸出装置2において受け付け
たプリペイドカードについての読取り情報を送信する際
に用いられる。この場合の送信情報siは、図14に示
すように、カードの発券番号NBと金額価値VLとから
成る11バイトのデータ構成をとる。
【0072】 書換え情報の送信(類別コードe) この類別コードは、メダル貸出装置2において受け付け
たプリペイドカードの金額価値の書換え処理に先立ち、
書換え処理にかかる情報を送信する際に用いられる。こ
の場合の送信情報siは、図15に示すように、カード
の発券番号NB,カードから差し引く金額価値VL1,
差引後のカードの金額価値VL2,および現在時刻を示
すデータHR,MIN,SDを順次つないだ20バイト
のデータ構成となる。
【0073】 現在の稼働状態の送信(類別コード
f) メダル貸出装置2からの現在の稼働状態を送信する際に
用いられるもので、稼働状態に応じて表2に示した1〜
3のいずれかのコードが送信情報siとして選択され、
制御装置3に送信される。
【0074】上記〜の情報を受信した制御装置は、
図16に示すように、送信元の端末装置の識別番号N
M,コマンドコードJ,および文字「1」のコードから
成る送信情報SIを含むコマンド文を作成し、端末装置
へと送信する。このコマンド文(以下「確認信号」とい
う)は、信号中の識別番号NMに該当する端末装置によ
り認識され、該当する端末装置は、送信した情報が制御
装置3に受け入れられたことを判断してつぎの処理を実
行する。なお、前記の読取り情報が送信されて制御装
置3で照合処理が行われた結果、読取り情報が登録デー
タと合致しないことが判明した場合には、送信情報SI
として、文字「2」のコードが送信される。
【0075】このプリペイドカード管理システムでは、
上記したように、まず端末装置から自装置の識別番号を
含む予告信号を送信することにより制御装置3に情報送
信を行う端末装置を認識させ、つぎに制御装置3が受信
した識別番号NMとコマンドコードIとを用いた受入れ
信号を作成して送信することにより、該当する端末装置
からの情報送信を促すようにしている。この場合、複数
台の端末装置から同時に予告信号が送信されると混信が
起こり、制御装置3内での処理が不可能になる虞があ
る。
【0076】そこでこのシステムでは、制御装置3がな
んらかの処理を行っている場合や、送信された情報を認
識できなくなった場合には、制御装置3から各端末装置
に対し、特定のコマンド文を出力するようにしている。
図17は、上記のコマンド文の構成例を示す。このコマ
ンド文(以下「ビジー信号」という)は、すべての端末
装置を対象としているため、識別番号NMにかかるデー
タなどは含まれておらず、ビジー信号であることを示す
キャラクタ「$」により表現される。
【0077】各端末装置では、制御装置3から送信され
たデータについて、自装置を対象としているか否かにか
かわらず、受信した最新の時刻を前記RAM内の領域R
2 内に記憶しており、前記予告信号の送信をこの最新受
信時刻Tr から所定時間DTが経過するまで遅延するよ
うにしている。この遅延時間DTは、端末装置に付与さ
れた識別番号NMに基づくつぎの(A)式により決定さ
れる。 DT=100+5*NM (msec) ・・・(A)
【0078】なお上記(A)式における固定値(100
msec,5msec)は、制御装置3や端末装置の情
報処理時間に応じて設定されたものである。
【0079】図18は、識別番号001,002,00
3がそれぞれ付与された3台の端末装置X,Y,Zから
の予告信号(図中#001,#002,#003で示
す)と制御装置3の送出するビジー信号(図中B$で示
す)との関係を示す。
【0080】いま時刻T1 において、各端末装置X,
Y,Zから同時に予告信号が送信されると、制御装置3
はビジー信号B$を返送する。このビジー信号の返送時
の時刻をT2 とすると、各端末装置X,Y,Zは、この
時刻T2 からそれぞれ自装置の識別番号に応じた遅延時
間DT1,DT2,DT3が経過するまで、予告信号の
出力を遅延する。遅延時間DT1,DT2,DT3は、
前記(A)式に示したごとく、各装置の識別番号NMに
比例しているので、2回目の送信タイミングは一致する
ことなく、X,Y,Zの順に予告信号が送信される。制
御装置3は、各予告信号を順に受け入れて前記した受入
れ信号を返送し、つぎの予告信号の受信までに端末装置
からの送信情報の処理や確認信号の送信処理を完了す
る。これにより2回目の送信時には混信を生じることな
く、制御装置は各端末装置からの送信情報を正確に把握
して処理することができる。
【0081】図19は、発券装置1のプリペイドカード
の発行にかかる制御手順を示す。前記したコマンドコー
ドA〜Hを含むコマンド文により、装置の初期設定がな
されると、CPU20は紙幣投入口17からの紙幣の投
入に待機する。前記紙幣検知センサ24により投入紙幣
が検知され、紙幣判別器25により適正紙幣であると判
断されると、ステップ1(図中「ST1」と記載す
る),ステップ2がともに「YES」となり、カードを
発行するための処理へと移行する。なお、紙幣判別器2
5により投入紙幣が適正でないと判別されたときは、ス
テップ13に移行し、紙幣の返却処理が行われる。
【0082】ステップ3で、CPU20は、前記RAM
23内の領域R1 から現在の時刻TN を読み出すととも
に、発行するカードの発券番号を決定し、これらのデー
タとカードに付与する金額価値,店番号などを組み合わ
せた発券情報を作成する。
【0083】つぎにCPU20は、RAM23内の領域
2 から制御装置からの最新受信時刻Tr (初期段階で
はゼロ値に設定される)を読み出して、この時刻Tr
現在時刻TN とにより受信後の経過時間を算出する。こ
の算出値が前記遅延時間DTを上回っていればステップ
4が「YES」となり、CPU20は、つぎのステップ
5で、前記した予告信号を制御装置3に向けて送信す
る。
【0084】この予告信号を送信した時刻は、前記最新
送信時刻TS としてRAM23内の領域R3 に記憶され
るもので、CPU20はこの時刻TS と現在時刻TN
を用いて、予告信号を送出してからの経過時間をチェッ
クする。(ステップ6)。
【0085】予告信号を出力してから所定のタイムアウ
ト時間BTが経過しても受入れ信号が受信できない場合
は、再度予告信号が出力される。またタイムアウト前に
制御装置3よりビジー信号が返送されてきた場合は、ス
テップ8が「YES」となり、再びステップ4に戻って
以後の処理を繰り返す。
【0086】制御装置3より受入れ信号が返送される
と、CPU20は、前記した発券情報より図13に示し
たような送信情報siを作成し、この情報を含む応答文
を制御装置3に向けて送信する(ステップ9)。この送
信に対し、制御装置3から確認信号が返送されるとステ
ップ10が「YES」となり、CPU20は、前記カー
ド搬送機構27や情報記録機構28を作動させて、カー
ドの発行処理を行う(ステップ12)。
【0087】なお、制御装置3が送信された発券情報を
正確に受信できなかった場合には、後記するように、再
度受入れ信号が返送される。これによりステップ11が
「YES」となり、CPU20は、再びステップ9へ戻
って発券情報を再送信する。
【0088】図20および21は、メダル貸出装置2に
よるプリペイドカード受入れ時の制御手順を示す。まず
カード受入口31からカードが挿入されると、カード検
知センサ33がこれを検知し、ステップ1が「YES」
となって、つぎに情報読取機構35による読取り処理が
行われる(ステップ2)。
【0089】CPU35は、読み取られた情報からカー
ドの発行日にかかるデータと店番号にかかるデータを抽
出し、受け付けたカードが自装置の所属する遊戯場で本
日付けで発行されたものか否かをチェックする(ステッ
プ3)。このとき、カードが前日に発行されたものであ
ったり、他の遊戯場で発行されたものであれば、ステッ
プ3の判定が「NO」となり、ステップ27のカードの
返却処理が行われる。
【0090】ステップ3の判定が「YES」のとき、C
PU35は、つぎのステップ4〜8で、前記図19のス
テップ4〜8と同様の手順を実行する。そして制御装置
3からの受入れ信号を受信すると、ステップ9で前記図
14に示した構成の送信情報siを作成し、制御装置3
へと送信する。
【0091】上記の送信に対し、制御装置3からの確認
信号が返送されると、CPU35はその送信情報により
制御装置3の照合結果をチェックする(ステップ1
2)。この送信情報SIが「1」であれば、適正な照合
結果が得られたものと判断してステップ13以下の処理
へと移行するが、送信情報SIとして「2」が返送され
ていれば、CPU35は送信した読取り情報は制御装置
3の登録データに合致しなかったものと判断して、表示
ランプを点滅させたり図示しない警報ブザーを慣らすな
どの処理を実行した後、装置の動作を停止する。
【0092】ステップ12の判定が「YES」のとき、
CPU35は、つぎのステップ13で、前記差引金額設
定スイッチ38の設定モードに応じて前記差引き金額デ
ータを設定すると共に、図15に示した構成の書換え情
報を作成する。前記差引き金額データは、前記したよう
に所定の度数データに変換されて隣接するスロットマシ
ン5の度数表示器12に表示されており、遊戯者が前記
メダル貸出スイッチ11を押操作したとき、この操作に
ともなう信号が、スロットマシン5の制御回路部14か
らメダル貸出装置2の送受信部41に入力される。これ
によりステップ14が「YES」となり、CPU35
は、ステップ15〜19で前記ステップ4〜8と同様の
手順を実行し、制御装置3からの受入れ信号の送信に応
じて、前記の書換え情報を送信情報siとして送信する
(ステップ20)。
【0093】上記の送信に対し、制御装置3から確認信
号が返送されると、ステップ21が「YES」となり、
CPU35は、前記差引き金額データを用いてプリペイ
ドカードの金額価値情報を書き換えるとともに、この差
引き金額データに応じた度数データを隣接するスロット
マシンへの制御回路部14へと伝送する(ステップ2
3,24)。
【0094】つぎのステップ25でCPU35は、カー
ドの更新された金額価値をチェックし、これがゼロのと
きはカードを装置内部のカード回収部へと搬送する(ス
テップ26)。なお、このカード回収部に回収された使
用済みのプリペイドカードは、再び発券装置1内にセッ
トされ、再利用される。
【0095】カードに金額価値が残っている場合は、ス
テップ25は「NO」となり、CPU35は搬送機構を
逆駆動してカードをカード受入口31へと返却する(ス
テップ27)。
【0096】図22は、制御装置3の送受信にかかる制
御手順を示す。各端末装置への初期設定が終了すると、
CPU43は、いずれかの端末装置からの予告信号に待
機する(ステップ1)。予告信号を受信したとき、他の
端末装置に対する処理などが行われておらず、また受信
した予告信号が適正なものであれば、ステップ2,3が
ともに「YES」となり、受入れ信号の送信が行われる
(ステップ5)。
【0097】一方、CPU43が他の端末装置に対する
処理を行っている場合にはステップ2が「NO」とな
り、CPU43はステップ4に移行してビジー信号を返
送する。また他の端末装置からも同時に予告信号が送信
されて混信した場合など、予告信号が適切なフォーマッ
トで入力されなかった場合は、ステップ3が「NO」と
なり、同様にビジー信号が出力される。
【0098】ステップ5で受入れ信号の送信が行われる
と、CPU43は、該当する端末装置からの応答文に待
機する。もし受入れ信号の送信から所定の時間CTが経
過するまでに応答文が送信されなかったときは、ステッ
プ6が「YES」となり、前記の予告信号は無効処理さ
れ、再びステップ1に戻る。
【0099】前記時間CTが経過する前に、発券装置1
からの発券情報が送信されたとき、ステップ7が「YE
S」となり、CPU43はこの発券情報が前記図13の
フォーマットに準じているか否かをチェックする(ステ
ップ10)。この結果、適正な情報であると判断される
と、CPU43は、受信した発券情報を新たな登録デー
タとしてRAM43内の所定の領域に記憶した後、確認
信号を返送する(ステップ11,16)。
【0100】受信した情報がメダル貸出装置2からの読
出し情報であったときはステップ8が「YES」とな
り、CPU43は、つぎのステップ12で、受信した情
報が適正であるか否かをチェックした上で、この読出し
情報を前記登録データと照合し、その照合結果に応じた
確認信号を返送する(ステップ13,16)。なお、こ
のとき照合された読出し情報が登録データと合致しなか
ったときは、CPU43はモニタ50にエラーメッセー
ジなどを表示し、さらに場合に応じて照合処理の詳細な
経過や結果の表示などを行う。
【0101】受信した情報がメダル貸出装置2からの書
換え情報であったときはステップ9が「YES」とな
り、CPU43はつぎのステップ14で、受信した情報
のフォーマットをチェックするとともに、その発券番号
が、既に先のステップ8で受信されているか否かをチェ
ックする。この判定が「YES」のとき、CPU43は
受信した書換え情報に基づき該当する登録データの内容
を更新した後、確認信号を返送する(ステップ15,1
6)。
【0102】なお、上記以外の内容の応答文を受信した
場合は、ステップ17でその内容に応じた処理が実行さ
れる。またステップ11,12,14において、受信し
た情報が適正でないと判断されたときには、再びステッ
プ5に戻り、受入れ信号が再送信される。
【0103】なお上記の実施例では、スロットマシンの
メダル貸出装置とプリペイドカードの発券装置とを制御
装置に回線接続した構成を例にとって説明したが、これ
に限らず、パチンコ遊戯機に用いるパチンコ玉の貸出装
置など他の遊戯媒体を貸し出す装置を含むシステムにお
いても、同様の処理が行われることは勿論である。
【0104】またカード会社のセンター装置7により前
記店番号を適宜変更し、これに応じて各端末装置の店番
号も再設定するようにすれば、システムのセキュリティ
ーをさらに高めることができる。
【0105】さらにこの実施例では、プリペイドカード
を特定の遊戯場において発行日のみ使用するものに限定
しているが、これに限らず、複数の遊戯場で所定の期間
内使用できるように設定しても良い。この場合は、各遊
戯場の制御装置2からカード会社のセンター装置7に対
し、遊戯場内で発券されたプリペイドカードについて金
額価値,発行日,発券番号などの発券情報が適宜送信さ
れる。このときメダル貸出装置2から、受け付けたプリ
ペイドカードの読取り情報として、店番号,発行日,金
額価値,発券番号にかかる情報が制御装置2が送信され
ると、制御装置2は、これらの情報を登録データと照合
する。そして他店で発行されたカードの情報やカードの
有効期間についてはセンター装置7に対する照会を行な
うことにより、送信された情報が適正であるか否かが判
断される。
【0106】
【発明の効果】この発明は、上記の如く、プリペイドカ
ードの発行時にその発券情報を制御装置内に登録してお
き、遊戯媒体貸出装置にプリペイドカードが受け付けら
れたとき、その読出し情報を制御装置に送信して登録デ
ータと照合することにより遊戯媒体の貸出しの可否を判
定し、その判定結果に応じて遊戯媒体の貸出しや受け付
けたプリペイドカードの金額情報の書換え処理を行うよ
うにしたので、偽造カードによる不正行為を簡単かつ完
全に防止することができる。
【0107】請求項2の発明では、各発券装置は、制御
装置における発券情報の登録処理が完了してからプリペ
イドカードの発行処理を行うので、発行されたプリペイ
ドカードの発券情報が確実に登録され、登録もれのカー
ドを偽造するなどの不正行為に対処できる。
【0108】請求項3の発明では、各遊戯媒体貸出装置
は、制御装置における登録データの更新処理が完了して
からプリペイドカードの金額価値情報の書換え処理を行
うので、制御装置内の登録データと使用中のプリペイド
カードの情報とを常に合致させて正確な照合処理を行う
ことができる。
【0109】請求項4の発明では、各発券装置および各
遊戯媒体貸出装置において、プリペイドカードに関する
情報の送信に先立ち予告信号を制御装置へと送信し、こ
の予告信号に対する制御装置からの応答を待って情報を
送信するようにしたので、制御装置への情報送信を確実
に行うことができ、システムのセキュリティーをさらに
高めることができる。
【0110】請求項5の発明では、各発券装置および各
遊戯媒体貸出装置において、制御装置からの送信情報を
受信した最新時刻からそれぞれに設定された所定の時間
が経過するまで、予告信号の送信を遅延させるようにし
たので、複数の情報送信が一度に行われて混信する虞が
なく、各装置から制御装置に確実に情報を送信すること
ができる。
【0111】請求項6の発明では、各遊戯媒体貸出装置
において、金額価値がゼロとなったプリペイドカードを
回収するようにしたので、使用済みのカードを悪用され
る虞がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるプリペイドカード
管理システムの構成を示す説明図である。
【図2】発券装置の構成例を示す正面図である。
【図3】発券装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図4】メダル貸出装置の構成例を示す正面図である。
【図5】メダル貸出装置の電気的構成を示すブロック図
である。
【図6】RAM内の時刻記憶領域のデータ構成を示す説
明図である。
【図7】制御装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図8】制御装置から送信されるコマンド文のデータ構
成例を示す説明図である。
【図9】端末装置からの応答文の構成例を示す説明図で
ある。
【図10】制御装置からの送信情報のデータ構成例を示
す説明図である。
【図11】制御装置からの送信情報のデータ構成例を示
す説明図である。
【図12】制御装置と端末装置との間でやりとりされる
信号のデータ構成を示す説明図である。
【図13】発券装置から送信される発券情報のデータ構
成例を示す説明図である。
【図14】メダル貸出装置から送信される読出し情報の
データ構成例を示す説明図である。
【図15】メダル貸出装置から送信される書換え情報の
データ構成例を示す説明図である。
【図16】制御装置から送信される確認信号のデータ構
成例を示す説明図である。
【図17】制御装置から送信されるビジー信号のデータ
構成例を示す説明図である。
【図18】各端末装置から送信される予告信号のタイミ
ングを示す説明図である。
【図19】発券装置の制御手順を示すフローチャートで
ある。
【図20】メダル貸出装置の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図21】メダル貸出装置の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図22】制御装置の制御手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 発券装置 2 メダル貸出装置 3 制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 7/08 S

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金額価値を含む発券情報が書き込まれた
    プリペイドカードを発行する発券装置と、受け付けられ
    たプリペイドカードより発券情報を読取りその読取り情
    報に基づいて遊戯機に対する遊戯媒体の貸出しを行う遊
    戯媒体貸出装置と、発券装置および遊戯媒体貸出装置と
    の間で情報のやり取りを行う送受信部を備えた制御装置
    とから成り、 前記制御装置は、 前記送受信部が発券装置より発券情報を受信したとき、
    その発券情報を登録データとして登録する登録手段と、 前記送受信部が遊戯媒体貸出装置より読取り情報を受信
    したとき、その読取り情報と前記登録手段の登録データ
    とを照合することにより遊戯媒体の貸出しの可否を判断
    して、その判断結果を送受信部へ出力する照合手段とを
    備えており、 前記遊戯媒体貸出装置には、前記制御装置の送受信部よ
    り遊戯媒体の貸出しを可とする判断結果を受信したこと
    に応じて、所定の金額価値に応じた枚数の遊戯媒体を遊
    戯機へ貸し出すと共に、金額価値の書換え処理を実行す
    る情報処理手段が設けられると共に、 前記制御装置には、前記送受信部が遊戯媒体貸出し装置
    より金額価値の書換え処理に関わる情報を受信したと
    き、前記登録手段の登録データを前記受信データを用い
    て書き換える情報処理手段が備えられて成るプリペイド
    カード管理システム。
  2. 【請求項2】 前記制御装置の登録手段は、前記発券装
    置からの発券情報の送信に対し、発券情報の登録処理が
    完了した段階で、前記送受信部より所定の信号を送信元
    の発券装置に返送しており、 前記各発券装置は、前記信号返送手段からの返送信号を
    受信した時点でプリペイドカードの発行処理を実行する
    請求項1に記載されたプリペイドカード管理システム。
  3. 【請求項3】 前記遊戯媒体貸出装置は、前記情報処理
    手段による遊戯媒体の貸出し処理および金額価値の書換
    え処理に先立ち、前記金額価値の書換え処理に関わる情
    報を制御装置へと送信すると共に、 前記制御装置は、遊戯媒体貸出し装置からの書換え処理
    に関わる情報に基づき前記情報処理手段による登録デー
    タの書換え処理を行った後、前記送受信部より所定の信
    号を送信元の遊戯媒体貸出装置に返送しており、 前記遊戯媒体貸出装置の情報処理手段は、この制御装置
    からの返送信号を受信した時点で、遊戯媒体の貸出し処
    理および金額価値の書換え処理を実行する請求項1に記
    載されたプリペイドカード管理システム。
  4. 【請求項4】 前記発券装置および遊戯媒体貸出装置
    は、制御装置への情報の送信に先立ち、この情報送信を
    予告する信号を制御装置へと送信する予告信号送信手段
    と、 前記予告信号送信手段による予告信号の送信に対する制
    御装置の応答信号を受信した時点で前記情報を送信する
    送信制御手段とをそれぞれ備えて成る請求項1〜3のい
    ずれかに記載されたプリペイドカード管理システム。
  5. 【請求項5】 前記発券装置および遊戯媒体貸出装置の
    各予告信号送信手段は、前記制御装置からの送信情報を
    受信した最新の時刻からそれぞれ個別に設定された時間
    が経過するまで前記予告信号の送信を遅延させる遅延手
    段を含んで成る請求項1〜4のいずれかに記載されたプ
    リペイドカード管理システム。
  6. 【請求項6】 前記遊戯媒体貸出装置は、取り込んだプ
    リペイドカードを回収するためのカード回収手段と、 前記情報処理手段による書換え処理後のプリペイドカー
    ドの金額価値を読み取る残高読取り手段と、 前記残高読取り手段により読み取られた金額価値がゼロ
    のとき、前記カード回収手段を作動させる制御手段とを
    備えて成る請求項1に記載されたプリペイドカード管理
    システム。
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