JP2001300109A - 遊技用装置 - Google Patents
遊技用装置Info
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- JP2001300109A JP2001300109A JP2000116561A JP2000116561A JP2001300109A JP 2001300109 A JP2001300109 A JP 2001300109A JP 2000116561 A JP2000116561 A JP 2000116561A JP 2000116561 A JP2000116561 A JP 2000116561A JP 2001300109 A JP2001300109 A JP 2001300109A
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- game
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 遊技用記録媒体に記録される遊技用有価価値
の上限値の変更を容易に実施できる遊技用装置を提供す
ること。 【解決手段】 遊技機２に対応して設けられ、遊技機２
で遊技を行う際に使用される遊技用有価価値の大きさを
特定可能な情報が記録された遊技用記録媒体を受付け、
該受付けた遊技用記録媒体の記録情報から特定される大
きさの遊技用有価価値を遊技に使用される遊技媒体に変
換するための処理を行う記録媒体処理手段３１７と、現
金を受付け、該受付現金の識別を行う現金識別手段３１
５、３１６と、を有し、識別結果が正当と判断された受
付現金の金額に該当する大きさの遊技用有価価値を、前
記遊技用記録媒体の記録情報から特定される大きさの遊
技用有価価値に加算更新する価値加算処理を行う遊技用
装置３であって、前記遊技用有価価値の大きさには所定
の上限値が設けられ、該遊技用有価価値の上限値を変更
可能な設定手段３２０、５０を具備する。
の上限値の変更を容易に実施できる遊技用装置を提供す
ること。 【解決手段】 遊技機２に対応して設けられ、遊技機２
で遊技を行う際に使用される遊技用有価価値の大きさを
特定可能な情報が記録された遊技用記録媒体を受付け、
該受付けた遊技用記録媒体の記録情報から特定される大
きさの遊技用有価価値を遊技に使用される遊技媒体に変
換するための処理を行う記録媒体処理手段３１７と、現
金を受付け、該受付現金の識別を行う現金識別手段３１
５、３１６と、を有し、識別結果が正当と判断された受
付現金の金額に該当する大きさの遊技用有価価値を、前
記遊技用記録媒体の記録情報から特定される大きさの遊
技用有価価値に加算更新する価値加算処理を行う遊技用
装置３であって、前記遊技用有価価値の大きさには所定
の上限値が設けられ、該遊技用有価価値の上限値を変更
可能な設定手段３２０、５０を具備する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技が可能とさ
れた遊技場に設けられ、プリペイドカード等の遊技用記
録媒体に基づく遊技用有価価値への価値加算（追加入
金）を実施可能な遊技用装置に関する。
れた遊技場に設けられ、プリペイドカード等の遊技用記
録媒体に基づく遊技用有価価値への価値加算（追加入
金）を実施可能な遊技用装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、多くの遊技場においてプリペイド
カード等の遊技用記録媒体を用いて遊技を実施可能とす
る遊技用装置が使用されている。これら遊技用記録媒体
を用いて遊技を実施可能とすることは、従来の現金にて
遊技媒体であるパチンコ玉やコインを貸し出す方式に比
較して、これら投入された現金を各貸出装置より逐次回
収するための労力等を省くことができるという遊技場側
にとっての利点がある反面、これらプリペイドカ−ド等
の遊技用記録媒体の発行には所定の発行コストがかかる
ことから、遊技用記録媒体が使い切りであると、遊技場
側が負担する発行コストが膨大なものとなってしまうと
いう問題があり、これらの問題を解消するために、使用
済みの遊技用記録媒体を回収可能として回収された遊技
用記録媒体を再使用できるようにするとともに、回収以
前の状況において、現金（硬貨や紙幣）を投入すること
で遊技用記録媒体であるプリペイドカードへの価値加算
（追加入金）が可能とされた遊技用装置が提案されてき
ている。
カード等の遊技用記録媒体を用いて遊技を実施可能とす
る遊技用装置が使用されている。これら遊技用記録媒体
を用いて遊技を実施可能とすることは、従来の現金にて
遊技媒体であるパチンコ玉やコインを貸し出す方式に比
較して、これら投入された現金を各貸出装置より逐次回
収するための労力等を省くことができるという遊技場側
にとっての利点がある反面、これらプリペイドカ−ド等
の遊技用記録媒体の発行には所定の発行コストがかかる
ことから、遊技用記録媒体が使い切りであると、遊技場
側が負担する発行コストが膨大なものとなってしまうと
いう問題があり、これらの問題を解消するために、使用
済みの遊技用記録媒体を回収可能として回収された遊技
用記録媒体を再使用できるようにするとともに、回収以
前の状況において、現金（硬貨や紙幣）を投入すること
で遊技用記録媒体であるプリペイドカードへの価値加算
（追加入金）が可能とされた遊技用装置が提案されてき
ている。
【０００３】しかしながら、これら価値加算（追加入
金）を可能とした場合においては、前記のように遊技用
記録媒体の発行コスト等を低減できる利点がある反面、
遊技用記録媒体により特定される遊技用有価価値の大き
さを不正なデータの書き換え等により著しく大きくされ
てしまうと、該不正なデータの書き換えがなされた遊技
用記録媒体が使用されることによる被害が著しく甚大な
ものとなってしまうという問題があるばかりか、同一の
遊技用記録媒体に繰返し価値加算（追加入金）が可能と
なることから、これら遊技用記録媒体を遊技者が比較的
長い期間所持するようになるため、前記価値加算（追加
入金）を無制限にできて遊技用記録媒体に残存する遊技
用有価価値の大きさを非常に大きくできてしまうと、こ
の遊技用記録媒体を紛失した場合に遊技者の被害が大き
なものとなってしまうという問題もあることから、前記
遊技用有価価値の大きさに所定の上限値を設けたものが
提案されてきている。
金）を可能とした場合においては、前記のように遊技用
記録媒体の発行コスト等を低減できる利点がある反面、
遊技用記録媒体により特定される遊技用有価価値の大き
さを不正なデータの書き換え等により著しく大きくされ
てしまうと、該不正なデータの書き換えがなされた遊技
用記録媒体が使用されることによる被害が著しく甚大な
ものとなってしまうという問題があるばかりか、同一の
遊技用記録媒体に繰返し価値加算（追加入金）が可能と
なることから、これら遊技用記録媒体を遊技者が比較的
長い期間所持するようになるため、前記価値加算（追加
入金）を無制限にできて遊技用記録媒体に残存する遊技
用有価価値の大きさを非常に大きくできてしまうと、こ
の遊技用記録媒体を紛失した場合に遊技者の被害が大き
なものとなってしまうという問題もあることから、前記
遊技用有価価値の大きさに所定の上限値を設けたものが
提案されてきている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これら上限値を設ける
ことは、前述の問題を解決する手法として好ましいが、
これら上限値は遊技場によって異なる場合があるばかり
か、同一の遊技場においても、運営上において不正の被
害状況等により前記上限値を変更する場合があり、これ
ら上限値の変更をするには、従来においては搭載されて
いるＲＯＭを上限値が変更されたプログラムを記憶した
ＲＯＭに取り替える必要があり、これら上限値の変更処
理が煩雑であるという問題があった。
ことは、前述の問題を解決する手法として好ましいが、
これら上限値は遊技場によって異なる場合があるばかり
か、同一の遊技場においても、運営上において不正の被
害状況等により前記上限値を変更する場合があり、これ
ら上限値の変更をするには、従来においては搭載されて
いるＲＯＭを上限値が変更されたプログラムを記憶した
ＲＯＭに取り替える必要があり、これら上限値の変更処
理が煩雑であるという問題があった。
【０００５】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、前記上限値の変更を容易に実施でき
る遊技用装置を提供することを目的としている。
てなされたもので、前記上限値の変更を容易に実施でき
る遊技用装置を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、遊技機で遊技を行う際に使用される遊技用有価
価値の大きさを特定可能な情報が記録された遊技用記録
媒体を受付け、該受付けた遊技用記録媒体の記録情報を
少なくとも読み取る記録媒体処理手段と、現金を受付
け、該受付現金の識別を行う現金識別手段と、を有し、
識別結果が正当と判断された受付現金の金額に該当する
大きさの遊技用有価価値を、前記遊技用記録媒体の記録
情報から特定される大きさの遊技用有価価値に加算更新
する価値加算処理を行う遊技用装置であって、前記遊技
用有価価値の大きさには所定の上限値が設けられ、該遊
技用有価価値の上限値を変更可能な設定手段を具備する
ことを特徴としている。この特徴によれば、前記遊技用
有価価値の上限値を変更可能な設定手段を具備すること
で、上限値の変更を容易に実施でき、上限値の変更処理
の労力を大幅に低減できる。
ために、遊技機で遊技を行う際に使用される遊技用有価
価値の大きさを特定可能な情報が記録された遊技用記録
媒体を受付け、該受付けた遊技用記録媒体の記録情報を
少なくとも読み取る記録媒体処理手段と、現金を受付
け、該受付現金の識別を行う現金識別手段と、を有し、
識別結果が正当と判断された受付現金の金額に該当する
大きさの遊技用有価価値を、前記遊技用記録媒体の記録
情報から特定される大きさの遊技用有価価値に加算更新
する価値加算処理を行う遊技用装置であって、前記遊技
用有価価値の大きさには所定の上限値が設けられ、該遊
技用有価価値の上限値を変更可能な設定手段を具備する
ことを特徴としている。この特徴によれば、前記遊技用
有価価値の上限値を変更可能な設定手段を具備すること
で、上限値の変更を容易に実施でき、上限値の変更処理
の労力を大幅に低減できる。
【０００７】本発明の遊技用装置は、遊技機に対応して
設けられ、遊技機で遊技を行う際に使用される遊技用有
価価値の大きさを特定可能な情報が記録された遊技用記
録媒体を受付け、該受付けた遊技用記録媒体の記録情報
から特定される大きさの遊技用有価価値を遊技に使用さ
れる遊技媒体に変換するための処理を行う記録媒体処理
手段と、現金を受付け、該受付現金の識別を行う現金識
別手段と、を有し、識別結果が正当と判断された受付現
金の金額に該当する大きさの遊技用有価価値を、前記遊
技用記録媒体の記録情報から特定される大きさの遊技用
有価価値に加算更新する価値加算処理を行う遊技用装置
であって、前記遊技用有価価値の大きさには所定の上限
値が設けられ、該遊技用有価価値の上限値を変更可能な
設定手段を具備することを特徴としている。この特徴に
よれば、前記遊技用有価価値の上限値を変更可能な設定
手段を具備することで、上限値の変更を容易に実施で
き、上限値の変更処理の労力を大幅に低減できる。
設けられ、遊技機で遊技を行う際に使用される遊技用有
価価値の大きさを特定可能な情報が記録された遊技用記
録媒体を受付け、該受付けた遊技用記録媒体の記録情報
から特定される大きさの遊技用有価価値を遊技に使用さ
れる遊技媒体に変換するための処理を行う記録媒体処理
手段と、現金を受付け、該受付現金の識別を行う現金識
別手段と、を有し、識別結果が正当と判断された受付現
金の金額に該当する大きさの遊技用有価価値を、前記遊
技用記録媒体の記録情報から特定される大きさの遊技用
有価価値に加算更新する価値加算処理を行う遊技用装置
であって、前記遊技用有価価値の大きさには所定の上限
値が設けられ、該遊技用有価価値の上限値を変更可能な
設定手段を具備することを特徴としている。この特徴に
よれば、前記遊技用有価価値の上限値を変更可能な設定
手段を具備することで、上限値の変更を容易に実施で
き、上限値の変更処理の労力を大幅に低減できる。
【０００８】本発明の遊技用装置は、前記現金識別手段
は、複数金種の現金を識別することが好ましい。このよ
うにすれば、利用者は所有する額面の現金を、両替を実
施することなく使用できるようになり、利用者の利便性
を向上できるばかりか、これら両替等に伴う遊技機の稼
働率の低下を回避できる。
は、複数金種の現金を識別することが好ましい。このよ
うにすれば、利用者は所有する額面の現金を、両替を実
施することなく使用できるようになり、利用者の利便性
を向上できるばかりか、これら両替等に伴う遊技機の稼
働率の低下を回避できる。
【０００９】本発明の遊技用装置は、前記上限値或いは
前記上限値に該当する金額を表示する上限値表示手段を
具備することが好ましい。このようにすれば、上限値が
変更されても、その遊技場またはその時点での上限値を
遊技者は認識することができる。
前記上限値に該当する金額を表示する上限値表示手段を
具備することが好ましい。このようにすれば、上限値が
変更されても、その遊技場またはその時点での上限値を
遊技者は認識することができる。
【００１０】本発明の遊技用装置は、前記上限値から前
記記録情報により特定される遊技用有価価値の大きさを
差し引いて、その時点において価値加算可能な金額を表
示する入金可能金額表示部を具備することが好ましい。
このようにすれば、遊技者は、その時点において価値加
算可能な金額を容易に確認することができる。
記記録情報により特定される遊技用有価価値の大きさを
差し引いて、その時点において価値加算可能な金額を表
示する入金可能金額表示部を具備することが好ましい。
このようにすれば、遊技者は、その時点において価値加
算可能な金額を容易に確認することができる。
【００１１】本発明の遊技用装置は、前記記録情報によ
り特定される遊技用有価価値の大きさが前記上限値未満
である場合に、現金の受付が可能であることを報知する
報知手段を具備することが好ましい。このようにすれ
ば、遊技者は、その時点において価値加算が可能か否か
を確認することができる。
り特定される遊技用有価価値の大きさが前記上限値未満
である場合に、現金の受付が可能であることを報知する
報知手段を具備することが好ましい。このようにすれ
ば、遊技者は、その時点において価値加算が可能か否か
を確認することができる。
【００１２】本発明の遊技用装置は、前記設定手段が、
前記上限値の変更を集中して行う管理装置にて形成され
ていることが好ましい。このようにすれば、上限値の変
更を管理装置にて集中して行うことができるため、これ
ら設定に伴う労力や煩雑さを大幅に低減できる。
前記上限値の変更を集中して行う管理装置にて形成され
ていることが好ましい。このようにすれば、上限値の変
更を管理装置にて集中して行うことができるため、これ
ら設定に伴う労力や煩雑さを大幅に低減できる。
【００１３】
【発明の実施形態】以下、図面に基づいて本発明の実施
形態を説明する。なお、以下の説明において、遊技機の
一例としてパチンコ機を示すが、本発明に係る遊技機は
これらパチンコ機に限定されるものではなく、遊技媒体
としてコインを使用するコイン遊技機やスロットマシン
等にも適用可能である。
形態を説明する。なお、以下の説明において、遊技機の
一例としてパチンコ機を示すが、本発明に係る遊技機は
これらパチンコ機に限定されるものではなく、遊技媒体
としてコインを使用するコイン遊技機やスロットマシン
等にも適用可能である。
【００１４】（実施例）図１は、本実施例に用いた遊技
島を示す外観斜視図であり、図２は、本実施例の遊技機
であるパチンコ機並びに遊技用装置を構成するカードユ
ニットの正面図であり、図３は、前記パチンコ機におけ
る遊技盤を示す拡大図であり、図４は、前記パチンコ機
並びにカードユニットの背面を示す図であり、図５は、
前記パチンコ機の前方に突設された打球供給皿の上面に
設けられた操作部の上面図であり、図６は、前記パチン
コ機の構成を示すブロック図であり、図７は、前記パチ
ンコ機とカードユニットとの接続状況並びに該カードユ
ニットの構成を示すブロック図であり、図８は、前記カ
ードユニットに設けられたＩＣカードリーダライタの構
成を示す断面図であり、図９は、本実施例に用いた遊技
用記録媒体としてのＩＣカードを示す一部破断上面図で
あり、図１０は、前記パチンコ機の賞球制御基板と前記
カードユニットとから出力される各信号の出力状況を示
す図であり、図１１は、前記カードユニットと前記遊技
島内に設けられた紙幣搬送路及び混合搬送路との接続状
況を示す断面図であり、図１２は、前記カードユニット
と前記紙幣搬送路及び混合搬送路との接続状況を示す斜
視図であり、図１３は、前記遊技島の島端に配置された
本実施例の遊技用装置を構成する発行入金機を示す外観
斜視図であり、図１４は、前記発行入金機の構成を示す
ブロック図である。
島を示す外観斜視図であり、図２は、本実施例の遊技機
であるパチンコ機並びに遊技用装置を構成するカードユ
ニットの正面図であり、図３は、前記パチンコ機におけ
る遊技盤を示す拡大図であり、図４は、前記パチンコ機
並びにカードユニットの背面を示す図であり、図５は、
前記パチンコ機の前方に突設された打球供給皿の上面に
設けられた操作部の上面図であり、図６は、前記パチン
コ機の構成を示すブロック図であり、図７は、前記パチ
ンコ機とカードユニットとの接続状況並びに該カードユ
ニットの構成を示すブロック図であり、図８は、前記カ
ードユニットに設けられたＩＣカードリーダライタの構
成を示す断面図であり、図９は、本実施例に用いた遊技
用記録媒体としてのＩＣカードを示す一部破断上面図で
あり、図１０は、前記パチンコ機の賞球制御基板と前記
カードユニットとから出力される各信号の出力状況を示
す図であり、図１１は、前記カードユニットと前記遊技
島内に設けられた紙幣搬送路及び混合搬送路との接続状
況を示す断面図であり、図１２は、前記カードユニット
と前記紙幣搬送路及び混合搬送路との接続状況を示す斜
視図であり、図１３は、前記遊技島の島端に配置された
本実施例の遊技用装置を構成する発行入金機を示す外観
斜視図であり、図１４は、前記発行入金機の構成を示す
ブロック図である。
【００１５】本実施例の遊技島１は、図１に示すよう
に、その前後面（後面は図示せず）に本実施例の遊技機
であるパチンコ機２と、該パチンコ機２の側部位置に１
対１にて配置される遊技用装置を構成するカードユニッ
ト３と、が複数並設されており、該遊技島１の内部に
は、前記各パチンコ機２にパチンコ玉を供給する供給樋
や、前記各パチンコ機２にて使用され、排出されたパチ
ンコ玉を集めて前記供給樋に揚送する揚送装置等（図示
略）が設けられているとともに、高さ方向略中央部には
前記各カードユニット３より排出された紙幣を所定方向
島端に設けられた分別収容部３６０に搬送可能な紙幣搬
送路３４０や、同様に前記各カードユニット３より排出
された硬貨及び後述のＩＣカード３７（図９参照）を前
記分別収容部３６０に混合搬送可能な混合搬送路３５０
が設けられている。
に、その前後面（後面は図示せず）に本実施例の遊技機
であるパチンコ機２と、該パチンコ機２の側部位置に１
対１にて配置される遊技用装置を構成するカードユニッ
ト３と、が複数並設されており、該遊技島１の内部に
は、前記各パチンコ機２にパチンコ玉を供給する供給樋
や、前記各パチンコ機２にて使用され、排出されたパチ
ンコ玉を集めて前記供給樋に揚送する揚送装置等（図示
略）が設けられているとともに、高さ方向略中央部には
前記各カードユニット３より排出された紙幣を所定方向
島端に設けられた分別収容部３６０に搬送可能な紙幣搬
送路３４０や、同様に前記各カードユニット３より排出
された硬貨及び後述のＩＣカード３７（図９参照）を前
記分別収容部３６０に混合搬送可能な混合搬送路３５０
が設けられている。
【００１６】また、本実施例の遊技島１の島端には、後
述のＩＣカード３７の新規発行並びに追加入金が可能と
された本実施例の遊技用装置を構成する発行入金機４３
０が設けられており、前記各カードユニット３ととも
に、遊技用装置を構成する設定手段としての管理コンピ
ュータ５０（図７参照）にデータ通信可能に接続されて
いる。
述のＩＣカード３７の新規発行並びに追加入金が可能と
された本実施例の遊技用装置を構成する発行入金機４３
０が設けられており、前記各カードユニット３ととも
に、遊技用装置を構成する設定手段としての管理コンピ
ュータ５０（図７参照）にデータ通信可能に接続されて
いる。
【００１７】本実施例の遊技機であるパチンコ機２を図
２〜図６に基づいて説明すると、該パチンコ機２は、図
２に示すように、額縁状に形成されたガラス扉枠２０２
を有し、該ガラス扉枠２０２の下部表面には打球供給皿
２０３がある。打球供給皿２０３の上面所定箇所には、
操作部３２が設けられているとともに、打球供給皿２０
３の下部には、打球供給皿２０３から溢れた景品玉を貯
留する余剰玉受皿２０４と打球を発射する打球操作ハン
ドル（以下、操作ノブという）２０５とが設けられてい
る。
２〜図６に基づいて説明すると、該パチンコ機２は、図
２に示すように、額縁状に形成されたガラス扉枠２０２
を有し、該ガラス扉枠２０２の下部表面には打球供給皿
２０３がある。打球供給皿２０３の上面所定箇所には、
操作部３２が設けられているとともに、打球供給皿２０
３の下部には、打球供給皿２０３から溢れた景品玉を貯
留する余剰玉受皿２０４と打球を発射する打球操作ハン
ドル（以下、操作ノブという）２０５とが設けられてい
る。
【００１８】前記操作部３２の上面には、図５に示すよ
うに、遊技者により前記カードユニット３に設けられた
後述するＩＣカード挿入口３１４に挿入された遊技用記
録媒体であるＩＣカード３７（図９参照）より読み出さ
れた遊技用有価価値としての度数を表示する度数表示部
２２と、遊技の開始または前記打球供給皿に持玉が少な
くなったか無くなった際に押圧操作されて、前記度数表
示部２２に残度数が存在する場合に所定数量のパチンコ
玉の貸出を実施する貸出ボタン１６と、遊技を終了する
際に押圧操作されることにより、前記カードユニット３
に挿入されているＩＣカード３７に新たな残度数が記録
されて返却がなされる返却ボタン１５と、入金可能金額
等が表示可能とされた本実施例の上限値表示手段、入金
可能金額表示部並びに報知手段を構成するＬＣＤ表示器
１７と、が設けられており、これら各部は操作部３２内
部に設けられている操作基板１８上に実装されている。
また、該操作基板１８には前記ＬＣＤ表示器１７の表示
制御を行うＬＣＤドライバ１７’（図７参照）が実装さ
れている。
うに、遊技者により前記カードユニット３に設けられた
後述するＩＣカード挿入口３１４に挿入された遊技用記
録媒体であるＩＣカード３７（図９参照）より読み出さ
れた遊技用有価価値としての度数を表示する度数表示部
２２と、遊技の開始または前記打球供給皿に持玉が少な
くなったか無くなった際に押圧操作されて、前記度数表
示部２２に残度数が存在する場合に所定数量のパチンコ
玉の貸出を実施する貸出ボタン１６と、遊技を終了する
際に押圧操作されることにより、前記カードユニット３
に挿入されているＩＣカード３７に新たな残度数が記録
されて返却がなされる返却ボタン１５と、入金可能金額
等が表示可能とされた本実施例の上限値表示手段、入金
可能金額表示部並びに報知手段を構成するＬＣＤ表示器
１７と、が設けられており、これら各部は操作部３２内
部に設けられている操作基板１８上に実装されている。
また、該操作基板１８には前記ＬＣＤ表示器１７の表示
制御を行うＬＣＤドライバ１７’（図７参照）が実装さ
れている。
【００１９】次いで、前記ガラス扉枠２０２の後方に
は、遊技盤２０６が着脱可能に取付けられている。ま
た、遊技盤２０６の前面には遊技領域２０７が設けられ
ている。この遊技領域２０７の中央付近には、図３に示
すように、「特別図柄」と呼ばれる複数種類の識別情報
可変表示するための可変表示部２０９と、「普通図柄」
と呼ばれる複数種類の識別情報が可変表示される可変表
示器２１０とを含む可変表示装置２０８が設けられてい
る。尚、本実施例では、可変表示部２０９はＬＣＤ表示
器（液晶表示器）にて形成されていて、特別図柄を可変
表示可能とされている。具体的に、可変表示部２０９の
表示エリアにおいては、横方向に並ぶ態様で３つの可変
表示エリアを表示上形成し、それらのエリアにおいて、
「左図柄」、「中図柄」、「右図柄」の３つの特別図柄
が可変表示可能である。また、可変表示器２１０は、７
セグメントＬＥＤよりなり、１つの図柄表示エリアがあ
る。可変表示部２０９に表示される特別図柄は、後述す
るように打玉が始動入賞口２１４へ始動入賞することに
基づいて可変開始される。一方、可変表示部２１０に表
示される普通図柄は、後述するように打玉が通過ゲート
２１１を通過することに基づいて可変開始される。
は、遊技盤２０６が着脱可能に取付けられている。ま
た、遊技盤２０６の前面には遊技領域２０７が設けられ
ている。この遊技領域２０７の中央付近には、図３に示
すように、「特別図柄」と呼ばれる複数種類の識別情報
可変表示するための可変表示部２０９と、「普通図柄」
と呼ばれる複数種類の識別情報が可変表示される可変表
示器２１０とを含む可変表示装置２０８が設けられてい
る。尚、本実施例では、可変表示部２０９はＬＣＤ表示
器（液晶表示器）にて形成されていて、特別図柄を可変
表示可能とされている。具体的に、可変表示部２０９の
表示エリアにおいては、横方向に並ぶ態様で３つの可変
表示エリアを表示上形成し、それらのエリアにおいて、
「左図柄」、「中図柄」、「右図柄」の３つの特別図柄
が可変表示可能である。また、可変表示器２１０は、７
セグメントＬＥＤよりなり、１つの図柄表示エリアがあ
る。可変表示部２０９に表示される特別図柄は、後述す
るように打玉が始動入賞口２１４へ始動入賞することに
基づいて可変開始される。一方、可変表示部２１０に表
示される普通図柄は、後述するように打玉が通過ゲート
２１１を通過することに基づいて可変開始される。
【００２０】可変表示部２０９の下部には、始動入賞口
２１４に入った始動入賞玉数を記憶して表示する４個の
表示部（ＬＥＤ）を有する始動入賞記憶表示器２１８が
設けられている。この例では、４個を上限として、始動
入賞が記憶される毎に、始動入賞記憶表示器２１８のＬ
ＥＤが１つ追加して点灯する。そして、可変表示部２０
９において特別図柄の可変表示が開始される毎に、ＬＥ
Ｄが１つ滅灯する。
２１４に入った始動入賞玉数を記憶して表示する４個の
表示部（ＬＥＤ）を有する始動入賞記憶表示器２１８が
設けられている。この例では、４個を上限として、始動
入賞が記憶される毎に、始動入賞記憶表示器２１８のＬ
ＥＤが１つ追加して点灯する。そして、可変表示部２０
９において特別図柄の可変表示が開始される毎に、ＬＥ
Ｄが１つ滅灯する。
【００２１】可変表示装置２０８の側部には、打玉を導
く通過ゲート２１１が設けられている。可動片２１５
は、ソレノイド２１６によって開状態とされる。通過ゲ
ート２１１には、通過ゲート２１１を通過した打玉を検
出するゲートスイッチ２１２がある。また、始動入賞口
２１４に入った始動入賞玉は、遊技盤２０６の背面に導
かれ、始動ロスイッチ２１７によって検出される。
く通過ゲート２１１が設けられている。可動片２１５
は、ソレノイド２１６によって開状態とされる。通過ゲ
ート２１１には、通過ゲート２１１を通過した打玉を検
出するゲートスイッチ２１２がある。また、始動入賞口
２１４に入った始動入賞玉は、遊技盤２０６の背面に導
かれ、始動ロスイッチ２１７によって検出される。
【００２２】可動片２１５の下方には、開閉板２２０が
設けられた可変入賞球装置２１９が取付けられている。
遊技状態が大当り状態（特定遊技状態）となれば、ソレ
ノイド２２１によって開閉板２２０が傾動し、可変入賞
球装置２１９の大入賞口が開口する。大入賞口に進入し
た玉のうち特定入賞領域（Ｖポケット）に入った入賞玉
はＶカウントスイッチ２２２で検出される。一方、大入
賞口内における特定入賞領域以外の通常入賞領域へ入賞
した入賞玉はカウントスイッチ２２３で検出される。
設けられた可変入賞球装置２１９が取付けられている。
遊技状態が大当り状態（特定遊技状態）となれば、ソレ
ノイド２２１によって開閉板２２０が傾動し、可変入賞
球装置２１９の大入賞口が開口する。大入賞口に進入し
た玉のうち特定入賞領域（Ｖポケット）に入った入賞玉
はＶカウントスイッチ２２２で検出される。一方、大入
賞口内における特定入賞領域以外の通常入賞領域へ入賞
した入賞玉はカウントスイッチ２２３で検出される。
【００２３】遊技盤２０６には、複数の入賞口２２４ａ
〜ｄが設けられている。遊技領域２０７の左右周辺に
は、遊技中に点灯表示される装飾ランプ２２５が設けら
れ、下部には、入賞しなかった打玉を回収するアウト口
２２６がある。また、図２に示すように、遊技領域２０
７の外側の左右上部には、効果音を発する２つのスピー
カ２２７が設けられている。遊技領域２０７の外周に
は、遊技効果ＬＥＤ２２８ａおよび遊技効果ランプ２２
８ｂ、２２８ｃが設けられている。そして、この例で
は、一方のスピーカ２２７の近傍に、景品玉払出時に点
灯する賞球ランプ２５１が設けられ、他方のスピーカ２
２７の近傍に、補給玉が切れたときに点灯する玉切れラ
ンプ２５２が設けられている。
〜ｄが設けられている。遊技領域２０７の左右周辺に
は、遊技中に点灯表示される装飾ランプ２２５が設けら
れ、下部には、入賞しなかった打玉を回収するアウト口
２２６がある。また、図２に示すように、遊技領域２０
７の外側の左右上部には、効果音を発する２つのスピー
カ２２７が設けられている。遊技領域２０７の外周に
は、遊技効果ＬＥＤ２２８ａおよび遊技効果ランプ２２
８ｂ、２２８ｃが設けられている。そして、この例で
は、一方のスピーカ２２７の近傍に、景品玉払出時に点
灯する賞球ランプ２５１が設けられ、他方のスピーカ２
２７の近傍に、補給玉が切れたときに点灯する玉切れラ
ンプ２５２が設けられている。
【００２４】前記打球操作ノブ２０５の操作によって駆
動モータ２９４（図６参照）により揺動されるハンマー
によって発射された打玉は、打球レールを通って遊技領
域２０７に入り、その後、遊技領域２０７を流下してい
く。この際、発射勢いが弱すぎて前記遊技領域２０７に
達しなかったパチンコ玉は、環流経路（図示略）を通じ
て前記余剰玉受皿２０４に環流されるようになってい
る。
動モータ２９４（図６参照）により揺動されるハンマー
によって発射された打玉は、打球レールを通って遊技領
域２０７に入り、その後、遊技領域２０７を流下してい
く。この際、発射勢いが弱すぎて前記遊技領域２０７に
達しなかったパチンコ玉は、環流経路（図示略）を通じ
て前記余剰玉受皿２０４に環流されるようになってい
る。
【００２５】また、前記遊技領域２０７に打ち込まれた
打玉が通過ゲート２１１を通ってゲートスイッチ２１２
で検出されると、可変表示器２１０に停止表示されてい
る普通図柄が可変開始する。なお、可変表示器２１０の
可変表示中に打玉が通過ゲート２１１を通過した場合に
はその通過が記憶され、可変表示器２１０が停止して再
度変動を開始可能な状態になってから前記通過記憶を
「１」減算して可変表示器２１０が可変表示制御され
る。この通過記憶の上限はたとえば「４」に定められて
おり、現時点での通過記憶数が通過記憶表示器（図示せ
ず）により表示される。
打玉が通過ゲート２１１を通ってゲートスイッチ２１２
で検出されると、可変表示器２１０に停止表示されてい
る普通図柄が可変開始する。なお、可変表示器２１０の
可変表示中に打玉が通過ゲート２１１を通過した場合に
はその通過が記憶され、可変表示器２１０が停止して再
度変動を開始可能な状態になってから前記通過記憶を
「１」減算して可変表示器２１０が可変表示制御され
る。この通過記憶の上限はたとえば「４」に定められて
おり、現時点での通過記憶数が通過記憶表示器（図示せ
ず）により表示される。
【００２６】また、打玉が始動入賞口２１４に入り始動
口スイッチ２１７で検出されると、特別図柄の変動を開
始できる状態であれば、可変表示部２０９に表示される
特別図柄がスクロールを始める。たとえば、すでに可変
表示が開始されて特別図柄が変動中である等の理由によ
って特別図柄の変動をすぐに開始できる状態でなけれ
ば、始動入賞記憶を一つ増やす。
口スイッチ２１７で検出されると、特別図柄の変動を開
始できる状態であれば、可変表示部２０９に表示される
特別図柄がスクロールを始める。たとえば、すでに可変
表示が開始されて特別図柄が変動中である等の理由によ
って特別図柄の変動をすぐに開始できる状態でなけれ
ば、始動入賞記憶を一つ増やす。
【００２７】可変表示器２１０の可変表示動作後の表示
結果が予め定められた特定の表示結果（たとえば７）と
なった場合に、始動入賞口２１４に設けられた可動片２
１５が所定時間開成して遊技者にとって有利な第１の状
態となる。
結果が予め定められた特定の表示結果（たとえば７）と
なった場合に、始動入賞口２１４に設けられた可動片２
１５が所定時間開成して遊技者にとって有利な第１の状
態となる。
【００２８】この始動入賞口２１４にパチンコ玉が入賞
して始動口スイッチ２１７で検出されると、特別図柄の
変動を開始できる状態であれば、可変表示装置２０８の
可変表示部２０９において全特別図柄が可変表示（変動
表示）を開始する。そして、その後、左,中,右の特別図
柄が停止し、その停止表示結果が予め定められた特定の
表示態様（たとえば７７７）となった場合に、特定遊技
状態（大当り状態）が発生する。このような大当り状態
が発生する特定の表示態様は、大当り図柄と呼ばれ、こ
の例では予め複数種類定められている。このように大当
り状態が発生した場合には、可変入賞球装置２１９の開
閉板２２０が開成して遊技者にとって有利な第１の状態
となる。この第１の状態は、所定期間（たとえば３０秒
間）の経過または打玉の所定個数（たとえば１０個）の
入賞のうちいずれか早い方の条件が成立することにより
終了し、その後、遊技者にとって不利な第２の状態とな
る。第１の状態となっている可変入賞球装置２１９の大
入賞口内に進入した打玉が特定入賞領域（Ｖポケット）
に入賞してＶカウントスイッチ２２２により検出されれ
ば、その回の第１の状態の終了を待って再度開閉板２２
０が開成されて第１の状態となる。この第１の状態の繰
返し継続制御は、最大１５回まで実行可能である。この
ような最大１５回実行可能である第１の状態となってい
る時期は、繰返し継続制御のラウンド（回）と呼ばれ
る。この例では、繰返し継続制御は、第１ラウンドから
最大第１５ラウンドまで繰返し実行可能である。
して始動口スイッチ２１７で検出されると、特別図柄の
変動を開始できる状態であれば、可変表示装置２０８の
可変表示部２０９において全特別図柄が可変表示（変動
表示）を開始する。そして、その後、左,中,右の特別図
柄が停止し、その停止表示結果が予め定められた特定の
表示態様（たとえば７７７）となった場合に、特定遊技
状態（大当り状態）が発生する。このような大当り状態
が発生する特定の表示態様は、大当り図柄と呼ばれ、こ
の例では予め複数種類定められている。このように大当
り状態が発生した場合には、可変入賞球装置２１９の開
閉板２２０が開成して遊技者にとって有利な第１の状態
となる。この第１の状態は、所定期間（たとえば３０秒
間）の経過または打玉の所定個数（たとえば１０個）の
入賞のうちいずれか早い方の条件が成立することにより
終了し、その後、遊技者にとって不利な第２の状態とな
る。第１の状態となっている可変入賞球装置２１９の大
入賞口内に進入した打玉が特定入賞領域（Ｖポケット）
に入賞してＶカウントスイッチ２２２により検出されれ
ば、その回の第１の状態の終了を待って再度開閉板２２
０が開成されて第１の状態となる。この第１の状態の繰
返し継続制御は、最大１５回まで実行可能である。この
ような最大１５回実行可能である第１の状態となってい
る時期は、繰返し継続制御のラウンド（回）と呼ばれ
る。この例では、繰返し継続制御は、第１ラウンドから
最大第１５ラウンドまで繰返し実行可能である。
【００２９】また、可変表示装置２０８の可変表示部２
０９で可変表示された左,中,右の特別図柄が同じ図柄の
種類に一致した大当り図柄の組合せで停止表示されたと
きには前述したように大当りが発生するが、その大当り
図柄が複数種類の大当り図柄のうちの予め定められた種
類の大当り図柄（特別の表示態様の図柄）である場合に
は、通常遊技状態に比べて大当りが発生する確率が高く
変動した確率変動状態（以下、確変状態ともいう）とな
る。このような確率変動状態の発生のきっかけとなる特
別の表示態様の大当り図柄は、確変図柄とよばれる。以
下、確変図柄により発生する大当りを確変大当りとい
い、確変図柄以外の大当り図柄（非確変図柄）により発
生する大当りを非確変大当りという。
０９で可変表示された左,中,右の特別図柄が同じ図柄の
種類に一致した大当り図柄の組合せで停止表示されたと
きには前述したように大当りが発生するが、その大当り
図柄が複数種類の大当り図柄のうちの予め定められた種
類の大当り図柄（特別の表示態様の図柄）である場合に
は、通常遊技状態に比べて大当りが発生する確率が高く
変動した確率変動状態（以下、確変状態ともいう）とな
る。このような確率変動状態の発生のきっかけとなる特
別の表示態様の大当り図柄は、確変図柄とよばれる。以
下、確変図柄により発生する大当りを確変大当りとい
い、確変図柄以外の大当り図柄（非確変図柄）により発
生する大当りを非確変大当りという。
【００３０】通常遊技状態中に、一旦、確変大当りが発
生すると、その確率変動状態は、たとえば、少なくとも
予め定められた確変継続回数（たとえば、１回、あるい
は２回）分の大当りが発生するまで確率変動状態に継続
制御される。また、確率変動状態中に確変大当りが発生
すれば、その確変大当り以降、改めて確変継続回数が計
数され、その後、少なくとも確変継続回数だけ大当りが
発生するまで確率変動状態が継続する。そして、確変継
続回数に達した大当りが確変図柄以外の非確変図柄によ
るものであった場合には、確率変動の生じていない通常
遊技状態に戻る。
生すると、その確率変動状態は、たとえば、少なくとも
予め定められた確変継続回数（たとえば、１回、あるい
は２回）分の大当りが発生するまで確率変動状態に継続
制御される。また、確率変動状態中に確変大当りが発生
すれば、その確変大当り以降、改めて確変継続回数が計
数され、その後、少なくとも確変継続回数だけ大当りが
発生するまで確率変動状態が継続する。そして、確変継
続回数に達した大当りが確変図柄以外の非確変図柄によ
るものであった場合には、確率変動の生じていない通常
遊技状態に戻る。
【００３１】したがって、確率変動状態の継続制御に制
限を設けない場合には、少なくとも確変継続回数に達し
た大当りが確変大当りである限り、無制限に確率変動状
態が継続する。このパチンコ機２の場合には、ある程
度、確率変動状態が継続すれば、一旦、確率変動状態へ
の継続制御を終了させるべく、確率変動状態中に確変大
当りが連続的に発生する回数について、上限回数が設定
されている。そして、この上限回数に基づいて大当りの
表示態様が非確変大当りとされた場合には、その時点で
確率変動状態の継続制御が強制的に終了する。以下、こ
のような制御を回数制限制御と呼ぶ。なお、回数制限制
御の実行により、確変図柄での大当りを禁止する制限が
行われること（これを継続規制状態という）は、通称、
（確変）リミッタの作動と呼ばれる。
限を設けない場合には、少なくとも確変継続回数に達し
た大当りが確変大当りである限り、無制限に確率変動状
態が継続する。このパチンコ機２の場合には、ある程
度、確率変動状態が継続すれば、一旦、確率変動状態へ
の継続制御を終了させるべく、確率変動状態中に確変大
当りが連続的に発生する回数について、上限回数が設定
されている。そして、この上限回数に基づいて大当りの
表示態様が非確変大当りとされた場合には、その時点で
確率変動状態の継続制御が強制的に終了する。以下、こ
のような制御を回数制限制御と呼ぶ。なお、回数制限制
御の実行により、確変図柄での大当りを禁止する制限が
行われること（これを継続規制状態という）は、通称、
（確変）リミッタの作動と呼ばれる。
【００３２】このように、回数制限制御の実行により、
確変図柄での大当りが制限された場合において大当りが
発生する場合には、確変図柄以外の通常の大当り図柄
（非確変図柄）による大当りが発生する。したがって、
回数制限制御が実行されると、確変図柄での大当りが一
旦禁止される。そして、その回数制限状態は、次の大当
りが発生すると解除され、確変図柄での大当り発生の禁
止解除後は、再び、通常通りに確変図柄での大当りが許
容される。
確変図柄での大当りが制限された場合において大当りが
発生する場合には、確変図柄以外の通常の大当り図柄
（非確変図柄）による大当りが発生する。したがって、
回数制限制御が実行されると、確変図柄での大当りが一
旦禁止される。そして、その回数制限状態は、次の大当
りが発生すると解除され、確変図柄での大当り発生の禁
止解除後は、再び、通常通りに確変図柄での大当りが許
容される。
【００３３】可変表示装置２０８の可変表示部２０９に
おいては、リーチ状態が発生する場合がある。ここで、
「リーチ状態」とは、可変表示装置２０８の可変表示部
２０９が可変開始された後、表示制御が進行して表示結
果が導出表示される前段階にまで達した時点でも、特定
の表示態様となる表示条件から外れていない表示態様を
いう。言い換えれば、リーチとは、表示状態が変化可能
な可変表示装置を有し、該可変表示装置が時期を異なら
せて複数の表示結果を導出表示し、該複数の表示結果が
予め定められた特定の表示態様の組合せとなった場合
に、遊技状態が遊技者にとって有利な特定遊技状態とな
る遊技機において、前記複数の表示結果の一部がまだ導
出表示されていない段階で、既に導出表示されている表
示結果が前記特定の表示態様の組合せとなる条件を満た
している表示状態をいう。また、別の表現をすれば、リ
ーチとは、表示状態が変化可能な可変表示部を複数有す
る可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示
態様の組合せになった場合に、遊技状態が遊技者にとっ
て有利な特定遊技状態となる遊技機において、前記可変
表示装置の表示結果がまだ導出表示されていない段階
で、前記特定の表示態様の組合せが表示されやすい可変
表示態様となったと遊技者に思わせるための表示状態を
いう。そして、たとえば、前記特定の表示態様の組合せ
が揃った状態を維持しながら複数の前記可変表示部によ
る可変表示を行う状態もリーチ表示状態に含まれる。さ
らにリーチの中には、それが出現すると、通常のリーチ
（ノーマルリーチ）に比べて、大当りが発生しやすいも
のがある。このような特定のリーチをスーパーリーチと
いう。
おいては、リーチ状態が発生する場合がある。ここで、
「リーチ状態」とは、可変表示装置２０８の可変表示部
２０９が可変開始された後、表示制御が進行して表示結
果が導出表示される前段階にまで達した時点でも、特定
の表示態様となる表示条件から外れていない表示態様を
いう。言い換えれば、リーチとは、表示状態が変化可能
な可変表示装置を有し、該可変表示装置が時期を異なら
せて複数の表示結果を導出表示し、該複数の表示結果が
予め定められた特定の表示態様の組合せとなった場合
に、遊技状態が遊技者にとって有利な特定遊技状態とな
る遊技機において、前記複数の表示結果の一部がまだ導
出表示されていない段階で、既に導出表示されている表
示結果が前記特定の表示態様の組合せとなる条件を満た
している表示状態をいう。また、別の表現をすれば、リ
ーチとは、表示状態が変化可能な可変表示部を複数有す
る可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示
態様の組合せになった場合に、遊技状態が遊技者にとっ
て有利な特定遊技状態となる遊技機において、前記可変
表示装置の表示結果がまだ導出表示されていない段階
で、前記特定の表示態様の組合せが表示されやすい可変
表示態様となったと遊技者に思わせるための表示状態を
いう。そして、たとえば、前記特定の表示態様の組合せ
が揃った状態を維持しながら複数の前記可変表示部によ
る可変表示を行う状態もリーチ表示状態に含まれる。さ
らにリーチの中には、それが出現すると、通常のリーチ
（ノーマルリーチ）に比べて、大当りが発生しやすいも
のがある。このような特定のリーチをスーパーリーチと
いう。
【００３４】また、リーチ状態とは、可変表示装置の表
示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にま
で達した時点での表示状態であって、前記表示結果が導
出表示される以前に決定されている複数の可変表示領域
の表示結果の少なくとも一部が前記特定の表示態様とな
る条件を満たしている場合の表示状態をもいう。
示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にま
で達した時点での表示状態であって、前記表示結果が導
出表示される以前に決定されている複数の可変表示領域
の表示結果の少なくとも一部が前記特定の表示態様とな
る条件を満たしている場合の表示状態をもいう。
【００３５】次に、パチンコ機２の背面の構造について
図４に基づき説明する。パチンコ機２の遊技盤２０６の
裏面側には、機構板２３６が設けられている。この機構
板２３６の上部には玉タンク２３８が設けられ、前記遊
技島１の前記供給樋より導出された供給管（図示略）よ
りパチンコ玉が玉タンク２３８に供給される。玉タンク
２３８内のパチンコ玉は、誘導樋２３９を通って玉払出
装置２９７に供給される。
図４に基づき説明する。パチンコ機２の遊技盤２０６の
裏面側には、機構板２３６が設けられている。この機構
板２３６の上部には玉タンク２３８が設けられ、前記遊
技島１の前記供給樋より導出された供給管（図示略）よ
りパチンコ玉が玉タンク２３８に供給される。玉タンク
２３８内のパチンコ玉は、誘導樋２３９を通って玉払出
装置２９７に供給される。
【００３６】機構板２３６には、可変表示部２０９の表
示制御を行う表示制御基板２８０等が搭載された可変表
示制御ユニット２２９、基板ケース２３２に覆われ遊技
制御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技制御基
板２３１、パチンコ玉の払出制御を行う払出制御用マイ
クロコンピュータ等が搭載された賞球制御基板２３７が
設置されている。さらに、機構板２３６には、駆動モー
タ２９４の回転力を利用して遊技球を遊技領域２０７に
発射する打球発射装置２３４と、打球発射装置の制御を
行うマイクロコンピュータ等が搭載された発射制御基板
２９１と、スピーカ２２７および遊技効果ランプ・ＬＥ
Ｄ２２８ａ,２２８ｂ,２２８ｃに信号を送るためのラン
プ制御基板２３５と、スピーカ２２７から出力する音声
制御を行うマイクロコンピュータ等が搭載された音声制
御基板２７０と、が設けられている。
示制御を行う表示制御基板２８０等が搭載された可変表
示制御ユニット２２９、基板ケース２３２に覆われ遊技
制御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技制御基
板２３１、パチンコ玉の払出制御を行う払出制御用マイ
クロコンピュータ等が搭載された賞球制御基板２３７が
設置されている。さらに、機構板２３６には、駆動モー
タ２９４の回転力を利用して遊技球を遊技領域２０７に
発射する打球発射装置２３４と、打球発射装置の制御を
行うマイクロコンピュータ等が搭載された発射制御基板
２９１と、スピーカ２２７および遊技効果ランプ・ＬＥ
Ｄ２２８ａ,２２８ｂ,２２８ｃに信号を送るためのラン
プ制御基板２３５と、スピーカ２２７から出力する音声
制御を行うマイクロコンピュータ等が搭載された音声制
御基板２７０と、が設けられている。
【００３７】本実施例のパチンコ機２の遊技制御基板２
３１における回路構成の一例を図６に示す。
３１における回路構成の一例を図６に示す。
【００３８】遊技制御基板２３１は、プログラムに従っ
てパチンコ機２を制御する基本回路２５３と、ゲートス
イッチ２１２、始動口スイッチ２１７、Ｖカウントスイ
ッチ２２２、カウントスイッチ２２３、入賞球検出スイ
ッチ２９９ａ〜ｄ、満タンスイッチ１５４（余剰玉受皿
２０４の満タンを検出する満タンスイッチ１５４）から
の信号を基本回路２５３に与えるスイッチ回路２５８
と、可動片２１５を開閉するソレノイド２１６および開
閉板２２０を開閉するソレノイド２２１を基本回路２５
３からの指令に従って駆動するソレノイド回路２５９
と、始動入賞記憶表示器２１８の点灯および点滅を行う
とともに、可変表示器２１０と装飾ランプ２２５とを駆
動するランプ・ＬＥＤ回路２６０とを含む。
てパチンコ機２を制御する基本回路２５３と、ゲートス
イッチ２１２、始動口スイッチ２１７、Ｖカウントスイ
ッチ２２２、カウントスイッチ２２３、入賞球検出スイ
ッチ２９９ａ〜ｄ、満タンスイッチ１５４（余剰玉受皿
２０４の満タンを検出する満タンスイッチ１５４）から
の信号を基本回路２５３に与えるスイッチ回路２５８
と、可動片２１５を開閉するソレノイド２１６および開
閉板２２０を開閉するソレノイド２２１を基本回路２５
３からの指令に従って駆動するソレノイド回路２５９
と、始動入賞記憶表示器２１８の点灯および点滅を行う
とともに、可変表示器２１０と装飾ランプ２２５とを駆
動するランプ・ＬＥＤ回路２６０とを含む。
【００３９】また、遊技制御基板２３１は、基本回路２
５３から与えられるデータに従って、大当りの発生を示
す大当り情報、可変表示装置２０８の可変表示に利用さ
れた始動入賞玉の個数を示す始動情報、確率変動が生じ
たことを示す確変情報等を外部の管理コンピュータ５０
等に対して出力する第１情報出力回路２６４を含む。
５３から与えられるデータに従って、大当りの発生を示
す大当り情報、可変表示装置２０８の可変表示に利用さ
れた始動入賞玉の個数を示す始動情報、確率変動が生じ
たことを示す確変情報等を外部の管理コンピュータ５０
等に対して出力する第１情報出力回路２６４を含む。
【００４０】基本回路２５３は、ＲＯＭ２５４、ＲＡＭ
２５５、ＣＰＵ２５６、Ｉ／Ｏポート２５７、および、
クロック発生部１５２を含む。ＲＯＭ２５４は、ゲーム
制御用のプログラム等の各種の情報（データ）を記憶す
るためのものである。ＲＡＭ２５５は、ワークメモリと
して使用されるためのものである。ＣＰＵ２５６は、ゲ
ーム制御用のプログラム等の各種の制御用プログラムに
従って遊技制御動作等の奇種の制御動作を行う。Ｉ／Ｏ
ポート２５７は、データおよび信号等の各種情報の入出
力用に設けられた複数のポートを有する。クロック発生
部１５２は、基本回路２５３が動作する場合の基準タイ
ミングとなる動作クロックをＣＰＵ２５６等の基本回路
２５３内の各部に与えるものである。
２５５、ＣＰＵ２５６、Ｉ／Ｏポート２５７、および、
クロック発生部１５２を含む。ＲＯＭ２５４は、ゲーム
制御用のプログラム等の各種の情報（データ）を記憶す
るためのものである。ＲＡＭ２５５は、ワークメモリと
して使用されるためのものである。ＣＰＵ２５６は、ゲ
ーム制御用のプログラム等の各種の制御用プログラムに
従って遊技制御動作等の奇種の制御動作を行う。Ｉ／Ｏ
ポート２５７は、データおよび信号等の各種情報の入出
力用に設けられた複数のポートを有する。クロック発生
部１５２は、基本回路２５３が動作する場合の基準タイ
ミングとなる動作クロックをＣＰＵ２５６等の基本回路
２５３内の各部に与えるものである。
【００４１】さらに、遊技制御基板２３１には、電源投
入時に基本回路２５３をリセットするための初期リセッ
ト回路２６６と、電源投入後に基本回路２５３を定期的
にリセットするための定期リセット回路２６５と、基本
回路２５３から与えられるアドレス信号をデコードして
Ｉ／Ｏポート２５７のうちのいずれかのＩ／Ｏポートを
選択するための信号を出力するアドレスデコード回路２
６７とが設けられている。
入時に基本回路２５３をリセットするための初期リセッ
ト回路２６６と、電源投入後に基本回路２５３を定期的
にリセットするための定期リセット回路２６５と、基本
回路２５３から与えられるアドレス信号をデコードして
Ｉ／Ｏポート２５７のうちのいずれかのＩ／Ｏポートを
選択するための信号を出力するアドレスデコード回路２
６７とが設けられている。
【００４２】基本回路２５３は、電源投入時において、
初期リセット回路２６５により初期リセットされる。ま
た、電源投入後、基本回路２５３は、定期リセット回路
２６５により定期的（例えば、２ｍｓ毎）にリセットさ
れ、割込み処理が実行される。これにより、割込み処理
が実行される毎に、ゲーム制御用のプログラムが所定位
置から再度実行される。
初期リセット回路２６５により初期リセットされる。ま
た、電源投入後、基本回路２５３は、定期リセット回路
２６５により定期的（例えば、２ｍｓ毎）にリセットさ
れ、割込み処理が実行される。これにより、割込み処理
が実行される毎に、ゲーム制御用のプログラムが所定位
置から再度実行される。
【００４３】打玉を発射する打球発射装置２３４は、発
射制御基板２９１上の回路によって制御される駆動モー
タ２９４で駆動される。そして、駆動モータ２９４の駆
動力は、操作ノブ２０５の操作量に従って調整される。
すなわち、発射制御基板２９１上の回路によって、操作
ノブ２０５の操作量に応じた速度で打球が発射されるよ
うに制御される。
射制御基板２９１上の回路によって制御される駆動モー
タ２９４で駆動される。そして、駆動モータ２９４の駆
動力は、操作ノブ２０５の操作量に従って調整される。
すなわち、発射制御基板２９１上の回路によって、操作
ノブ２０５の操作量に応じた速度で打球が発射されるよ
うに制御される。
【００４４】また、遊技制御基板２３１から表示制御基
板２８０には、可変表示装置２０８の可変表示部２０９
の表示制御に関する指令情報として、表示制御コマンド
データと、ストローブ信号としての割込信号（以下、表
示制御信号ＩＮＴともいう）とが伝送される。表示制御
基板２８０側では、表示制御コマンドデータＣＤの指令
内容にしたがって、可変表示部２０９の表示制御を行
う。
板２８０には、可変表示装置２０８の可変表示部２０９
の表示制御に関する指令情報として、表示制御コマンド
データと、ストローブ信号としての割込信号（以下、表
示制御信号ＩＮＴともいう）とが伝送される。表示制御
基板２８０側では、表示制御コマンドデータＣＤの指令
内容にしたがって、可変表示部２０９の表示制御を行
う。
【００４５】遊技制御基板２３１からランプ制御基板２
３５には、ランプ制御基板２３５により制御が行われる
遊技効果ＬＥＤ２２８ａ、賞球ランプ２５１、玉切れラ
ンプ２５２、および、遊技効果ランプ２２８ａ、２２８
ｂの制御に関する指令情報としてのランプ制御信号等の
情報が伝送される。
３５には、ランプ制御基板２３５により制御が行われる
遊技効果ＬＥＤ２２８ａ、賞球ランプ２５１、玉切れラ
ンプ２５２、および、遊技効果ランプ２２８ａ、２２８
ｂの制御に関する指令情報としてのランプ制御信号等の
情報が伝送される。
【００４６】遊技制御基板２３１から音声制御基板２７
０には、音声制御基板２７０によりスピーカ２２７から
出力される効果音等の音声の制御に関する指令情報とし
ての音声制御用コマンドデータ等の情報が伝送される。
この音声制御用コマンドデータに応じて、音声制御基板
２７０内に設けられた音声制御用のマイクロコンピュー
タは、スピーカ２２７からの効果音の発生等の音声の制
御を行う。
０には、音声制御基板２７０によりスピーカ２２７から
出力される効果音等の音声の制御に関する指令情報とし
ての音声制御用コマンドデータ等の情報が伝送される。
この音声制御用コマンドデータに応じて、音声制御基板
２７０内に設けられた音声制御用のマイクロコンピュー
タは、スピーカ２２７からの効果音の発生等の音声の制
御を行う。
【００４７】また、基本回路２５３は、入賞球検出スイ
ッチ２９９ａ〜ｄ検出信号と始動口スイッチ２１７の検
出信号、Ｖカウントスイッチ２２２の検出信号、カウン
トスイッチ２２３の検出信号に基づいて、所定個数の景
品玉を払出すための賞球信号を賞球制御基板２３７に出
力する。賞球制御基板２３７では、その出力されてきた
賞球信号に基づいて玉払出装置２９７を制御して所定個
数の景品玉を払出すための制御を行う。
ッチ２９９ａ〜ｄ検出信号と始動口スイッチ２１７の検
出信号、Ｖカウントスイッチ２２２の検出信号、カウン
トスイッチ２２３の検出信号に基づいて、所定個数の景
品玉を払出すための賞球信号を賞球制御基板２３７に出
力する。賞球制御基板２３７では、その出力されてきた
賞球信号に基づいて玉払出装置２９７を制御して所定個
数の景品玉を払出すための制御を行う。
【００４８】具体的には、可変入賞球装置２１９の大入
賞口に入賞した入賞玉については１個の入賞玉がカウン
トＳＷに検出されることで例えば１５個の景品玉が払出
され、始動入賞口２１４に入賞した入賞玉については１
個の入賞玉が始動口ＳＷに検出されることでたとえば５
個の景品玉が払出され、その他の入賞口２２４ａ〜ｄの
いずれかに入賞した入賞玉については入賞玉１個が各入
賞口に対応して設けられた入賞球検出ＳＷ２９９ａ〜ｄ
のいずれかに検出されることでたとえば５個の景品玉が
払出されるように制御される。
賞口に入賞した入賞玉については１個の入賞玉がカウン
トＳＷに検出されることで例えば１５個の景品玉が払出
され、始動入賞口２１４に入賞した入賞玉については１
個の入賞玉が始動口ＳＷに検出されることでたとえば５
個の景品玉が払出され、その他の入賞口２２４ａ〜ｄの
いずれかに入賞した入賞玉については入賞玉１個が各入
賞口に対応して設けられた入賞球検出ＳＷ２９９ａ〜ｄ
のいずれかに検出されることでたとえば５個の景品玉が
払出されるように制御される。
【００４９】このような２種類の個数の景品玉を払出制
御するべく、遊技制御基板２３１は次のように制御動作
を行う。始動口スイッチ２１７、Ｖカウントスイッチ２
２２またはカウントスイッチ２２３からの検出信号が入
力されると、その検出信号を賞球の払出個数決定の際に
用いる払出個数決定用データとして、スイッチに応じた
賞球の払出個数別に一時的に内部に記憶する。その後、
入賞球検出スイッチ２９９ａ〜ｄのいずれかの検出信号
が入力されれば、その入力以前に始動口スイッチ２１７
からの検出信号があったかどうかを払出個数決定用デー
タを参照することによって判断し、あった場合には遊技
制御基板２３１は賞球制御基板２３７に対し「５」の賞
球個数を払出指令するための賞球指令信号を出力する。
一方、入賞球検出スイッチ２０９ａ〜ｄのいずれかから
の検出信号があった場合において、それ以前に始動口ス
イッチ２１７、カウントスイッチ２２３からのいずれか
からも検出信号が入力されていなかった場合には、遊技
制御基板２３１は「５」の賞球個数の賞球指令信号を賞
球制御基板２３７に出力する。賞球制御基板２３７にお
いては、賞球指令信号に基づいて、玉払出装置２９７か
ら賞球を払出させる制御が払出制御用マイクロコンピュ
ータにより実行される。
御するべく、遊技制御基板２３１は次のように制御動作
を行う。始動口スイッチ２１７、Ｖカウントスイッチ２
２２またはカウントスイッチ２２３からの検出信号が入
力されると、その検出信号を賞球の払出個数決定の際に
用いる払出個数決定用データとして、スイッチに応じた
賞球の払出個数別に一時的に内部に記憶する。その後、
入賞球検出スイッチ２９９ａ〜ｄのいずれかの検出信号
が入力されれば、その入力以前に始動口スイッチ２１７
からの検出信号があったかどうかを払出個数決定用デー
タを参照することによって判断し、あった場合には遊技
制御基板２３１は賞球制御基板２３７に対し「５」の賞
球個数を払出指令するための賞球指令信号を出力する。
一方、入賞球検出スイッチ２０９ａ〜ｄのいずれかから
の検出信号があった場合において、それ以前に始動口ス
イッチ２１７、カウントスイッチ２２３からのいずれか
からも検出信号が入力されていなかった場合には、遊技
制御基板２３１は「５」の賞球個数の賞球指令信号を賞
球制御基板２３７に出力する。賞球制御基板２３７にお
いては、賞球指令信号に基づいて、玉払出装置２９７か
ら賞球を払出させる制御が払出制御用マイクロコンピュ
ータにより実行される。
【００５０】また、満タンスイッチ１５４からの検出信
号が満タン状態を示している場合には、その状況に応じ
て、賞球禁止指令信号を賞球制御基板２３７へ送り、玉
払出装置２９７による賞球の払出しの停止をさせる。
号が満タン状態を示している場合には、その状況に応じ
て、賞球禁止指令信号を賞球制御基板２３７へ送り、玉
払出装置２９７による賞球の払出しの停止をさせる。
【００５１】また、賞球制御基板２３７上には、第２情
報出力回路部２６８が設けられており、これら賞球制御
基板２３７において制御される景品玉の払い出し数の情
報等を外部出力できるようになっている。
報出力回路部２６８が設けられており、これら賞球制御
基板２３７において制御される景品玉の払い出し数の情
報等を外部出力できるようになっている。
【００５２】また、賞球制御基板２３７は、前記カード
ユニット３のカードユニット制御基板（図示略）に設け
られたＩ／Ｏポート３１９に接続ケーブル２６２（図４
参照）を介して接続されており、後述の貸出完了信号
（ＥＸＳ）やパチンコ機レディー信号（ＰＲＤＹ）が前
記カードユニット３に設けられた後述のマイクロプロセ
ッシングユニット（ＭＰＵ）３２１に出力されるように
なっているとともに、前記カードユニット３のＭＰＵ３
２１より出力される後述のカードユニットレディー信号
（ＢＲＤＹ）や貸出要求完了確認信号（ＢＲＱ）が入力
されるようになっている。
ユニット３のカードユニット制御基板（図示略）に設け
られたＩ／Ｏポート３１９に接続ケーブル２６２（図４
参照）を介して接続されており、後述の貸出完了信号
（ＥＸＳ）やパチンコ機レディー信号（ＰＲＤＹ）が前
記カードユニット３に設けられた後述のマイクロプロセ
ッシングユニット（ＭＰＵ）３２１に出力されるように
なっているとともに、前記カードユニット３のＭＰＵ３
２１より出力される後述のカードユニットレディー信号
（ＢＲＤＹ）や貸出要求完了確認信号（ＢＲＱ）が入力
されるようになっている。
【００５３】また、前記操作基板１８は、図７に示すよ
うに、前記カードユニット３のＩ／Ｏポート３１９に接
続ケーブル２６２を介して接続されており、前記貸出ボ
タン１６が操作されて遊技者による玉貸し操作がなされ
た場合に出力される貸出入力信号や、返却ボタン１６が
操作されて遊技者による後述のＩＣカード挿入口３１４
に挿入されたＩＣカード３７の返却操作がなされた場合
に出力される返却入力信号が前記カードユニット３のＭ
ＰＵ３２１に出力されるようになっているとともに、該
ＭＰＵ３２１より出力される前記度数表示部２２の表示
データや前記報知ランプ１７の制御信号が入力されるよ
うになっている。
うに、前記カードユニット３のＩ／Ｏポート３１９に接
続ケーブル２６２を介して接続されており、前記貸出ボ
タン１６が操作されて遊技者による玉貸し操作がなされ
た場合に出力される貸出入力信号や、返却ボタン１６が
操作されて遊技者による後述のＩＣカード挿入口３１４
に挿入されたＩＣカード３７の返却操作がなされた場合
に出力される返却入力信号が前記カードユニット３のＭ
ＰＵ３２１に出力されるようになっているとともに、該
ＭＰＵ３２１より出力される前記度数表示部２２の表示
データや前記報知ランプ１７の制御信号が入力されるよ
うになっている。
【００５４】次いで、本実施例の遊技用装置を構成する
カードユニット３について図２並びに図７に基づき説明
すると、該カードユニット３の前面には、図２に示すよ
うに、点灯によりカードユニット３の動作を報知する動
作ランプ３０１と、貨幣である紙幣が挿入及び返却可能
とされた紙幣挿入口３０４と、該紙幣挿入口３０４から
の紙幣の返却の際に点滅点灯されて該紙幣の返却を遊技
者に報知する紙幣インジケータ３０３と、貨幣である硬
貨が投入可能とされた硬貨投入口３０５と、該硬貨投入
口３０５に投入された硬貨を返却する際に押圧操作され
る硬貨返却ボタン３０６と、前記紙幣挿入口８並びに硬
貨投入口３０５より紙幣並びに硬貨が投入された際に、
該投入された紙幣並びに硬貨の金額を表示する金額表示
部３０７と、該金額表示部３０７に表示されている金額
を追加入金額として決定して追加入金を実施する際に押
圧操作される入金ボタン３０８と、前記紙幣挿入口３０
４や硬貨投入口３０５にて投入された紙幣並びに硬貨の
返却を実施する際に押圧操作されるキャンセルボタン３
０９と、入金可能金額等が表示可能とされた本実施例の
上限値表示手段、入金可能金額表示部並びに報知手段を
構成するＬＣＤ表示器３１０と、前記硬貨返却ボタン３
０６やキャンセルボタン３０９が操作されること等によ
り硬貨が返却される硬貨返却口３１２と、該硬貨返却口
３１２からの硬貨の返却の際に点滅点灯されて該硬貨の
返却を遊技者に報知する硬貨インジケータ３１１と、前
記ＩＣカード３７を挿入可能とされたＩＣカード挿入口
３１４と、該ＩＣカード挿入口３１４に挿入されている
ＩＣカード３７の排出を遊技者に報知するカードインジ
ケータ３１３と、が設けられている。
カードユニット３について図２並びに図７に基づき説明
すると、該カードユニット３の前面には、図２に示すよ
うに、点灯によりカードユニット３の動作を報知する動
作ランプ３０１と、貨幣である紙幣が挿入及び返却可能
とされた紙幣挿入口３０４と、該紙幣挿入口３０４から
の紙幣の返却の際に点滅点灯されて該紙幣の返却を遊技
者に報知する紙幣インジケータ３０３と、貨幣である硬
貨が投入可能とされた硬貨投入口３０５と、該硬貨投入
口３０５に投入された硬貨を返却する際に押圧操作され
る硬貨返却ボタン３０６と、前記紙幣挿入口８並びに硬
貨投入口３０５より紙幣並びに硬貨が投入された際に、
該投入された紙幣並びに硬貨の金額を表示する金額表示
部３０７と、該金額表示部３０７に表示されている金額
を追加入金額として決定して追加入金を実施する際に押
圧操作される入金ボタン３０８と、前記紙幣挿入口３０
４や硬貨投入口３０５にて投入された紙幣並びに硬貨の
返却を実施する際に押圧操作されるキャンセルボタン３
０９と、入金可能金額等が表示可能とされた本実施例の
上限値表示手段、入金可能金額表示部並びに報知手段を
構成するＬＣＤ表示器３１０と、前記硬貨返却ボタン３
０６やキャンセルボタン３０９が操作されること等によ
り硬貨が返却される硬貨返却口３１２と、該硬貨返却口
３１２からの硬貨の返却の際に点滅点灯されて該硬貨の
返却を遊技者に報知する硬貨インジケータ３１１と、前
記ＩＣカード３７を挿入可能とされたＩＣカード挿入口
３１４と、該ＩＣカード挿入口３１４に挿入されている
ＩＣカード３７の排出を遊技者に報知するカードインジ
ケータ３１３と、が設けられている。
【００５５】このカードユニット３の構成を説明する
と、図７に示すように、前記動作ランプ３０１や、紙幣
インジケータ３０３や、金額表示部３０７や、入金ボタ
ン３０８や、キャンセルボタン３０９や、ＬＣＤ表示器
３１０や、硬貨インジケータ３１１や、カードインジケ
ータ３１３に加えて、前記紙幣挿入口３０４に連設され
て投入紙幣の検出および該紙幣の種類と真贋の識別を行
い、投入された紙幣が正規の紙幣であり、かつ前記入金
ボタン３０７が操作された際に該投入された紙幣を背面
側の紙幣回収口３４３より排出するとともに、正規の紙
幣でない場合や後述のＭＰＵ３２１の指示に基づき投入
された紙幣を前記紙幣挿入口３０４より返却する現金識
別手段としての紙幣識別ユニット３１５と、前記硬貨投
入口３０５に連設されて投入硬貨の検出及び硬貨の種類
と真贋の識別を行い、投入された硬貨が正規の硬貨であ
り、かつ前記入金ボタン３０７が操作された際に該投入
された硬貨を背面側の硬貨回収口３５３に排出するとと
もに、正規の硬貨でない場合や後述のＭＰＵ３２１の指
示に基づき投入された硬貨を前記硬貨返却口３１２に排
出する現金識別手段としての硬貨識別ユニット３１６
と、前記ＩＣカード挿入口３１４に連設され、挿入され
るＩＣカード３７に記録されている後述の識別情報（Ｉ
Ｄ）や遊技用有価価値である度数の読み出し並びに遊技
により更新された新たな度数の書き込み等を行うととも
に、前記挿入されているＩＣカード３７より読み出され
た度数が０度となった際に該挿入されているＩＣカード
３７を背面側のカード排出口３５４より排出する記録媒
体処理手段としてのＩＣカードリーダライタ３１７と、
前記投入された紙幣並びに硬貨の金額や、前記挿入され
たＩＣカード３７から読み出しおよび書き込まれる度数
等を記憶するとともに、後述するＭＰＵ３２１が実行す
る制御内容等が記述された制御プログラム等を記憶する
記憶部３１８と、前記接続ケーブル２６２が接続され、
前記パチンコ機２の賞球制御基板２３７や操作基板１８
との各種信号の入出力が行われるＩ／Ｏポート３１９
と、前記ＩＣカード３７から読み出され、前記挿入され
ているＩＣカードより読み出された度数における上限値
としての上限度数を適宜変更可能な設定手段としての設
定装置３２０と、前記ＬＣＤ表示器３１０の表示制御を
行うＬＣＤドライバ３１０’と、表示器通信ケーブル４
８を介して前記管理コンピュータ５０とのデータ通信を
行うための通信部３２５と、これら各部並びに前記操作
基板１８に実装された度数表示部２２やＬＣＤドライバ
１７’の制御等を行う前記ＭＰＵ３２１と、を具備して
おり、これら各部は図７に示すように接続されている。
と、図７に示すように、前記動作ランプ３０１や、紙幣
インジケータ３０３や、金額表示部３０７や、入金ボタ
ン３０８や、キャンセルボタン３０９や、ＬＣＤ表示器
３１０や、硬貨インジケータ３１１や、カードインジケ
ータ３１３に加えて、前記紙幣挿入口３０４に連設され
て投入紙幣の検出および該紙幣の種類と真贋の識別を行
い、投入された紙幣が正規の紙幣であり、かつ前記入金
ボタン３０７が操作された際に該投入された紙幣を背面
側の紙幣回収口３４３より排出するとともに、正規の紙
幣でない場合や後述のＭＰＵ３２１の指示に基づき投入
された紙幣を前記紙幣挿入口３０４より返却する現金識
別手段としての紙幣識別ユニット３１５と、前記硬貨投
入口３０５に連設されて投入硬貨の検出及び硬貨の種類
と真贋の識別を行い、投入された硬貨が正規の硬貨であ
り、かつ前記入金ボタン３０７が操作された際に該投入
された硬貨を背面側の硬貨回収口３５３に排出するとと
もに、正規の硬貨でない場合や後述のＭＰＵ３２１の指
示に基づき投入された硬貨を前記硬貨返却口３１２に排
出する現金識別手段としての硬貨識別ユニット３１６
と、前記ＩＣカード挿入口３１４に連設され、挿入され
るＩＣカード３７に記録されている後述の識別情報（Ｉ
Ｄ）や遊技用有価価値である度数の読み出し並びに遊技
により更新された新たな度数の書き込み等を行うととも
に、前記挿入されているＩＣカード３７より読み出され
た度数が０度となった際に該挿入されているＩＣカード
３７を背面側のカード排出口３５４より排出する記録媒
体処理手段としてのＩＣカードリーダライタ３１７と、
前記投入された紙幣並びに硬貨の金額や、前記挿入され
たＩＣカード３７から読み出しおよび書き込まれる度数
等を記憶するとともに、後述するＭＰＵ３２１が実行す
る制御内容等が記述された制御プログラム等を記憶する
記憶部３１８と、前記接続ケーブル２６２が接続され、
前記パチンコ機２の賞球制御基板２３７や操作基板１８
との各種信号の入出力が行われるＩ／Ｏポート３１９
と、前記ＩＣカード３７から読み出され、前記挿入され
ているＩＣカードより読み出された度数における上限値
としての上限度数を適宜変更可能な設定手段としての設
定装置３２０と、前記ＬＣＤ表示器３１０の表示制御を
行うＬＣＤドライバ３１０’と、表示器通信ケーブル４
８を介して前記管理コンピュータ５０とのデータ通信を
行うための通信部３２５と、これら各部並びに前記操作
基板１８に実装された度数表示部２２やＬＣＤドライバ
１７’の制御等を行う前記ＭＰＵ３２１と、を具備して
おり、これら各部は図７に示すように接続されている。
【００５６】また、これら各カードユニット３は、前記
発行入金機４３０とともに、通信ケーブル４８を介して
管理コンピュータ５０に接続されており、前記ＩＣカー
ド３７が挿入された場合や、該挿入されているＩＣカー
ド３７から読み出され記憶部３１８に記憶されている度
数に変更が加えられた場合や、該挿入されているＩＣカ
ード３７の返却処理並びに回収処理等が行われた場合
に、該ＩＣカード３７に記録された後述の識別情報（Ｉ
Ｄ）や度数データ、変更された度数データ等が前記管理
コンピュータ５０に出力されるようになっている。
発行入金機４３０とともに、通信ケーブル４８を介して
管理コンピュータ５０に接続されており、前記ＩＣカー
ド３７が挿入された場合や、該挿入されているＩＣカー
ド３７から読み出され記憶部３１８に記憶されている度
数に変更が加えられた場合や、該挿入されているＩＣカ
ード３７の返却処理並びに回収処理等が行われた場合
に、該ＩＣカード３７に記録された後述の識別情報（Ｉ
Ｄ）や度数データ、変更された度数データ等が前記管理
コンピュータ５０に出力されるようになっている。
【００５７】本実施例に用いた前記ＩＣカードリーダラ
イタ３１７の構成を図８に基づいて説明すると、該ＩＣ
カードリーダライタ３１７の内部には、前記ＩＣカード
挿入口３１４からのＩＣカード３７の挿入を検知する挿
入センサ３９７や、前記ＩＣカード挿入口３１４から延
設され、ＩＣカード３７がスライド可能とされ、後部に
設けられたカード回収口３５４に連設されたガイドレー
ル３９８と、該ガイドレール３９８を挟むように配設さ
れて該ＩＣカード３７の移動を、駆動モータ３８６、３
９３にて駆動回転されることにより実施する搬送ローラ
３８７、３８８と、前記搬送ローラ３８７、３８８の一
方側に張架された搬送ベルト３９１と、から成る搬送機
構や、該搬送されるＩＣカード３７を所定位置に停止さ
せるストップピンの出没を行うソレノイド３８９や、所
定位置に停止されたＩＣカード３７への給電やデータ通
信を行う通信ヘッド３９０や、前記の各部に接続されて
その制御を実施する制御基板３９２が設けられており、
挿入されているＩＣカード３７へのデータの読み取り及
び書き込みが非接触状態にて可能とされている。
イタ３１７の構成を図８に基づいて説明すると、該ＩＣ
カードリーダライタ３１７の内部には、前記ＩＣカード
挿入口３１４からのＩＣカード３７の挿入を検知する挿
入センサ３９７や、前記ＩＣカード挿入口３１４から延
設され、ＩＣカード３７がスライド可能とされ、後部に
設けられたカード回収口３５４に連設されたガイドレー
ル３９８と、該ガイドレール３９８を挟むように配設さ
れて該ＩＣカード３７の移動を、駆動モータ３８６、３
９３にて駆動回転されることにより実施する搬送ローラ
３８７、３８８と、前記搬送ローラ３８７、３８８の一
方側に張架された搬送ベルト３９１と、から成る搬送機
構や、該搬送されるＩＣカード３７を所定位置に停止さ
せるストップピンの出没を行うソレノイド３８９や、所
定位置に停止されたＩＣカード３７への給電やデータ通
信を行う通信ヘッド３９０や、前記の各部に接続されて
その制御を実施する制御基板３９２が設けられており、
挿入されているＩＣカード３７へのデータの読み取り及
び書き込みが非接触状態にて可能とされている。
【００５８】また、前記ＩＣカード３７より読み出され
た遊技用有価価値である度数が「０（無価値）」となっ
た場合には、前記ソレノイド３８９によりストップピン
が上方に励磁された状態にてＩＣカード３７が搬送ベル
ト３９１並びに搬送ローラ３８７、３８８により付勢さ
れて後方に向かって搬送され、これらＩＣカード３７が
カード回収口３５４より前記カード回収路３５２を介し
て前記混合搬送路３５０へ排出されて回収されるように
なっている。
た遊技用有価価値である度数が「０（無価値）」となっ
た場合には、前記ソレノイド３８９によりストップピン
が上方に励磁された状態にてＩＣカード３７が搬送ベル
ト３９１並びに搬送ローラ３８７、３８８により付勢さ
れて後方に向かって搬送され、これらＩＣカード３７が
カード回収口３５４より前記カード回収路３５２を介し
て前記混合搬送路３５０へ排出されて回収されるように
なっている。
【００５９】このＩＣカードリーダライタ３１７に挿入
されて使用される本実施例の遊技用記録媒体であるＩＣ
カード３７の構成は、図９に示すように所定厚みとさ
れ、その内部が凹状とされた樹脂製の基体３８１の該凹
部外周所定位置に、テ−プオ−トボンディング（ＴＡ
Ｂ）実装によりその内部にメモリ（図示せず）を内蔵し
た専用マイコン３８２が実装されるとともに、該専用マ
イコン３８２から該基体３８１の外周に沿うように設け
られたパターンコイル３８３を有するフレキシブルプリ
ント基板３８４が内挿され、該凹部全面がトップフィル
ム３８５にて覆われた構成とされており、これらＩＣカ
ード３７は、前記ＩＣカードリーダライタ３１７に挿入
されることで、該リーダライタから出力される電磁波が
前記パターンコイル３８３に誘導起電力を生じさせて前
記専用マイコン３８２が動作可能に付勢されるととも
に、該パターンコイル３８３を介して図８に示す前記Ｉ
Ｃカードリーダライタ３１７との各種のデータ通信を電
磁波により非接触にて実施可能とされた非接触ＩＣカー
ドとされている。
されて使用される本実施例の遊技用記録媒体であるＩＣ
カード３７の構成は、図９に示すように所定厚みとさ
れ、その内部が凹状とされた樹脂製の基体３８１の該凹
部外周所定位置に、テ−プオ−トボンディング（ＴＡ
Ｂ）実装によりその内部にメモリ（図示せず）を内蔵し
た専用マイコン３８２が実装されるとともに、該専用マ
イコン３８２から該基体３８１の外周に沿うように設け
られたパターンコイル３８３を有するフレキシブルプリ
ント基板３８４が内挿され、該凹部全面がトップフィル
ム３８５にて覆われた構成とされており、これらＩＣカ
ード３７は、前記ＩＣカードリーダライタ３１７に挿入
されることで、該リーダライタから出力される電磁波が
前記パターンコイル３８３に誘導起電力を生じさせて前
記専用マイコン３８２が動作可能に付勢されるととも
に、該パターンコイル３８３を介して図８に示す前記Ｉ
Ｃカードリーダライタ３１７との各種のデータ通信を電
磁波により非接触にて実施可能とされた非接触ＩＣカー
ドとされている。
【００６０】このように、本実施例においては、遊技用
記録媒体として非接触ＩＣカード３７を用いており、非
接触状態にてデータ通信が可能となることから、従来の
遊技用記録媒体である磁気カードに比較して損耗が少な
く、長期に渡ってＩＣカード３７繰返し使用できること
から好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
記録媒体として非接触ＩＣカード３７を用いており、非
接触状態にてデータ通信が可能となることから、従来の
遊技用記録媒体である磁気カードに比較して損耗が少な
く、長期に渡ってＩＣカード３７繰返し使用できること
から好ましいが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【００６１】尚、本実施例においては使用されるＩＣカ
ード３７を、前記発行入金機４３０により発行されるプ
リペイドカ−ド（ビジタ−カ−ド）とした例を示すが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これらＩＣカ
ードを特定の会員に予め発行された会員カ−ドとして使
用するようにしても良く、この場合、記録されている度
数が「０」となっても回収せずに返却されるようにな
る。
ード３７を、前記発行入金機４３０により発行されるプ
リペイドカ−ド（ビジタ−カ−ド）とした例を示すが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これらＩＣカ
ードを特定の会員に予め発行された会員カ−ドとして使
用するようにしても良く、この場合、記録されている度
数が「０」となっても回収せずに返却されるようにな
る。
【００６２】これらＩＣカード３７は、図１に示す前記
発行入金機４３０にて遊技者が購入できるようになって
おり、該購入に伴い新規に発行されるＩＣカード３７に
おいては、個々のＩＣカード３７を識別可能な識別情報
（ＩＤ）が発行時において前記管理コンピュータ５０に
より各ＩＣカード３７毎に付与されて、記録されるとと
もに、該管理コンピュータ５０には、これら各ＩＣカー
ド３７に記録された度数情報等が各ＩＤ毎に登録され、
前記ＩＣカード３７に記録された度数が、カードユニッ
ト３における後述の貸出処理の実施により減算された
り、該カードユニット３もしくは前記発行入金機４３０
における追加入金処理の実施により加算される等、該Ｉ
Ｃカード３７の記録情報が変更される毎に前記管理コン
ピュータ５０に登録された各ＩＤ毎の情報も逐次更新さ
れて同様の情報に更新されるようになっており、これら
発行されたＩＣカード３７の記録内容が前記管理コンピ
ュータ５０により管理されるようになっている。
発行入金機４３０にて遊技者が購入できるようになって
おり、該購入に伴い新規に発行されるＩＣカード３７に
おいては、個々のＩＣカード３７を識別可能な識別情報
（ＩＤ）が発行時において前記管理コンピュータ５０に
より各ＩＣカード３７毎に付与されて、記録されるとと
もに、該管理コンピュータ５０には、これら各ＩＣカー
ド３７に記録された度数情報等が各ＩＤ毎に登録され、
前記ＩＣカード３７に記録された度数が、カードユニッ
ト３における後述の貸出処理の実施により減算された
り、該カードユニット３もしくは前記発行入金機４３０
における追加入金処理の実施により加算される等、該Ｉ
Ｃカード３７の記録情報が変更される毎に前記管理コン
ピュータ５０に登録された各ＩＤ毎の情報も逐次更新さ
れて同様の情報に更新されるようになっており、これら
発行されたＩＣカード３７の記録内容が前記管理コンピ
ュータ５０により管理されるようになっている。
【００６３】また、前記発行入金機４３０において新規
にＩＣカード３７が発行される場合には、３０００円、
５０００円、１００００円の購入金額に基づくＩＣカー
ド３７が発行可能とされており、これら各ＩＣカード３
７には発行時において、購入金額に基づく発行金額が記
録されるようになっている。
にＩＣカード３７が発行される場合には、３０００円、
５０００円、１００００円の購入金額に基づくＩＣカー
ド３７が発行可能とされており、これら各ＩＣカード３
７には発行時において、購入金額に基づく発行金額が記
録されるようになっている。
【００６４】また、本実施例では、これらＩＣカード３
７に記録された発行金額が書き換え可能に記録されるよ
うになっており、例えば、ＩＣカード３７を回収して再
度使用する場合において、回収したＩＣカード３７を各
購入金額（３０００円、５０００円、１００００円）毎
に分別する必要がなく、前記発行金額を書き換えるのみ
で、新たな購入金額に該当する発行金額が記録されたＩ
Ｃカード３７として使用することができるようになって
いる。
７に記録された発行金額が書き換え可能に記録されるよ
うになっており、例えば、ＩＣカード３７を回収して再
度使用する場合において、回収したＩＣカード３７を各
購入金額（３０００円、５０００円、１００００円）毎
に分別する必要がなく、前記発行金額を書き換えるのみ
で、新たな購入金額に該当する発行金額が記録されたＩ
Ｃカード３７として使用することができるようになって
いる。
【００６５】上述のように構成されたカードユニット３
においては、前記ＩＣカード挿入口３１４にＩＣカード
３７が挿入されることで、ＩＣカードリーダライタ３１
７により該挿入されたＩＣカード３７に記録された度数
が読み出され、記憶部３１８に記憶されるとともに、該
記憶された度数に基づき前記パチンコ機２の遊技に使用
されるパチンコ玉の貸出を行う貸出処理が実施可能とさ
れている。
においては、前記ＩＣカード挿入口３１４にＩＣカード
３７が挿入されることで、ＩＣカードリーダライタ３１
７により該挿入されたＩＣカード３７に記録された度数
が読み出され、記憶部３１８に記憶されるとともに、該
記憶された度数に基づき前記パチンコ機２の遊技に使用
されるパチンコ玉の貸出を行う貸出処理が実施可能とさ
れている。
【００６６】この貸出処理の制御状況を図７及び図１０
に基づいて説明すると、まず前記パチンコ機２の賞球制
御基板２３７は、該パチンコ機２の玉タンク２３８（図
４参照）に玉が供給されてパチンコ玉の払出が可能な状
態となるとスタンバイ状態となり、前記ＰＲＤＹをＯＮ
としてカードユニット３のＭＰＵ３２１に出力する（Ｓ
１）。
に基づいて説明すると、まず前記パチンコ機２の賞球制
御基板２３７は、該パチンコ機２の玉タンク２３８（図
４参照）に玉が供給されてパチンコ玉の払出が可能な状
態となるとスタンバイ状態となり、前記ＰＲＤＹをＯＮ
としてカードユニット３のＭＰＵ３２１に出力する（Ｓ
１）。
【００６７】このようにＰＲＤＹが出力されている状態
において前記貸出ボタン１６が操作されると、カードユ
ニット３のＭＰＵ３２１は、前記ＢＲＤＹをＯＮとして
前記賞球制御基板２３７に出力し（Ｓ２）、この状態に
おいて、更に前記ＢＲＱをＯＮとして前記賞球基板２３
７に出力する（Ｓ３）。
において前記貸出ボタン１６が操作されると、カードユ
ニット３のＭＰＵ３２１は、前記ＢＲＤＹをＯＮとして
前記賞球制御基板２３７に出力し（Ｓ２）、この状態に
おいて、更に前記ＢＲＱをＯＮとして前記賞球基板２３
７に出力する（Ｓ３）。
【００６８】次いで、前記賞球制御基板２３７は、前記
ＭＰＵ３２１より出力されているＢＲＤＹを検出してい
る状態においてＢＲＱを検出すると、前記ＥＸＳをＯＮ
としてＭＰＵ３２１に出力する（Ｓ４）。
ＭＰＵ３２１より出力されているＢＲＤＹを検出してい
る状態においてＢＲＱを検出すると、前記ＥＸＳをＯＮ
としてＭＰＵ３２１に出力する（Ｓ４）。
【００６９】該ＥＸＳを検出したＭＰＵ３２１は、前記
ＢＲＱの出力をＯＦＦとし、該ＢＲＱのＯＦＦを検出し
た賞球制御基板２３７は、玉払出装置２９７に玉払出信
号を出力し、これに基づき１度数に該当する玉数（本実
施例では２５玉）の払出が実施されるとともに、該払出
の終了に基づき、前記ＥＸＳの出力をＯＦＦとする（Ｓ
５）。
ＢＲＱの出力をＯＦＦとし、該ＢＲＱのＯＦＦを検出し
た賞球制御基板２３７は、玉払出装置２９７に玉払出信
号を出力し、これに基づき１度数に該当する玉数（本実
施例では２５玉）の払出が実施されるとともに、該払出
の終了に基づき、前記ＥＸＳの出力をＯＦＦとする（Ｓ
５）。
【００７０】該ＥＸＳのＯＦＦを検出したＭＰＵ３２１
は、前記カードユニット３のカード挿入部３１４に挿入
されているＩＣカード３７より読み出されて記憶部３１
８に記憶されている度数から１度を減算するとともに、
前記度数表示部２２に表示されている度数から１度を減
算して表示更新する（Ｓ６）。
は、前記カードユニット３のカード挿入部３１４に挿入
されているＩＣカード３７より読み出されて記憶部３１
８に記憶されている度数から１度を減算するとともに、
前記度数表示部２２に表示されている度数から１度を減
算して表示更新する（Ｓ６）。
【００７１】ＭＰＵ３２１は、これら（Ｓ３）〜（Ｓ
６）の制御を、１回の貸出ボタン１６の操作に基づいて
貸し出される度数分繰返し実施し（図１０中においては
５度分）、これら制御が終了した後、ＢＲＤＹをＯＦＦ
として、貸出処理を完了する（Ｓ７）。
６）の制御を、１回の貸出ボタン１６の操作に基づいて
貸し出される度数分繰返し実施し（図１０中においては
５度分）、これら制御が終了した後、ＢＲＤＹをＯＦＦ
として、貸出処理を完了する（Ｓ７）。
【００７２】このようにカードユニット３のＭＰＵ３２
１からＢＲＱが出力される回数に基づき、前記賞球基板
２３７は１度分に該当する数量（２５玉）のパチンコ玉
の貸出を実施するようになっており、このようにして貸
出されたパチンコ玉を使用して遊技者はパチンコ機２に
おける遊技を実施できるようになっている。
１からＢＲＱが出力される回数に基づき、前記賞球基板
２３７は１度分に該当する数量（２５玉）のパチンコ玉
の貸出を実施するようになっており、このようにして貸
出されたパチンコ玉を使用して遊技者はパチンコ機２に
おける遊技を実施できるようになっている。
【００７３】尚、本実施例においては、前記Ｓ６の段階
で記憶部３１８の度数並びに度数表示部２２の度数から
１度を減算するようにしているが、前記Ｓ３〜Ｓ５の処
理を貸し出される度数分（例えば５度分の貸出であれば
５回）繰返し実施した後、すなわち、貸し出される度数
分のパチンコ玉が払い出された後、該貸し出された度数
（例えば５度分の貸出であれば５度）を記憶部３１８の
度数並びに度数表示部２２の度数から減算するようにし
ても良い。
で記憶部３１８の度数並びに度数表示部２２の度数から
１度を減算するようにしているが、前記Ｓ３〜Ｓ５の処
理を貸し出される度数分（例えば５度分の貸出であれば
５回）繰返し実施した後、すなわち、貸し出される度数
分のパチンコ玉が払い出された後、該貸し出された度数
（例えば５度分の貸出であれば５度）を記憶部３１８の
度数並びに度数表示部２２の度数から減算するようにし
ても良い。
【００７４】また、前記カードユニット３においては、
後に詳述するように、前記挿入されているＩＣカード３
７から読み出された度数が残存する場合に、遊技者によ
り貨幣である紙幣または硬貨が前記紙幣挿入口３０４ま
たは硬貨投入口３０５から投入されることで、前記投入
された紙幣並びに硬貨の投入金額を金額表示部３０７に
表示した後、遊技者により入金ボタン３０８が入力され
ることで、該投入金額に基づく度数（投入金額５００円
毎に５度を乗算した度数）を前記残存する度数に加算す
る価値加算処理である追加入金処理が可能とされてい
る。
後に詳述するように、前記挿入されているＩＣカード３
７から読み出された度数が残存する場合に、遊技者によ
り貨幣である紙幣または硬貨が前記紙幣挿入口３０４ま
たは硬貨投入口３０５から投入されることで、前記投入
された紙幣並びに硬貨の投入金額を金額表示部３０７に
表示した後、遊技者により入金ボタン３０８が入力され
ることで、該投入金額に基づく度数（投入金額５００円
毎に５度を乗算した度数）を前記残存する度数に加算す
る価値加算処理である追加入金処理が可能とされてい
る。
【００７５】このように本実施例では、前記挿入されて
いるＩＣカード３７より読み出された度数が残存する場
合に追加入金処理が可能とされており、前記度数が０度
となった場合にＩＣカード３７を一義的に回収する等の
処理を実施できるようになり、これらの制御を簡素化で
きるようになっている。
いるＩＣカード３７より読み出された度数が残存する場
合に追加入金処理が可能とされており、前記度数が０度
となった場合にＩＣカード３７を一義的に回収する等の
処理を実施できるようになり、これらの制御を簡素化で
きるようになっている。
【００７６】また、前記カードユニット３における紙幣
識別ユニット３１５は、全種類の紙幣を受付可能とされ
ているとともに、硬貨識別ユニット３１６は、１００円
硬貨と５００円硬貨を識別及び受付可能とされている。
尚、該硬貨識別ユニット３１６において１００円硬貨が
投入された際に、５００円以下の端数となる場合には、
該端数となった１００円硬貨は返却されるようになって
いる。
識別ユニット３１５は、全種類の紙幣を受付可能とされ
ているとともに、硬貨識別ユニット３１６は、１００円
硬貨と５００円硬貨を識別及び受付可能とされている。
尚、該硬貨識別ユニット３１６において１００円硬貨が
投入された際に、５００円以下の端数となる場合には、
該端数となった１００円硬貨は返却されるようになって
いる。
【００７７】このように本実施例のカードユニット３に
おいては、複数の金種である全種類の紙幣と１００円硬
貨と５００円硬貨とを受付可能とされており、遊技者の
利便性が向上できるばかりか、遊技者が両替等のために
パチンコ機２が占拠された状態にて離席することを低減
できるようになるため、前記離席に伴いパチンコ機２の
稼働率が低下することを抑止できる。
おいては、複数の金種である全種類の紙幣と１００円硬
貨と５００円硬貨とを受付可能とされており、遊技者の
利便性が向上できるばかりか、遊技者が両替等のために
パチンコ機２が占拠された状態にて離席することを低減
できるようになるため、前記離席に伴いパチンコ機２の
稼働率が低下することを抑止できる。
【００７８】尚、本発明はこれに限定されるものではな
く、上記以外の金種の組合せで紙幣または硬貨を受付可
能とされていても良い。
く、上記以外の金種の組合せで紙幣または硬貨を受付可
能とされていても良い。
【００７９】また、カードユニット３においては、前記
挿入されているＩＣカード３７から読み出された度数が
残存する場合に、返却ボタン１５が入力されることで、
前記記憶部３１８に記憶されているその時点での残存す
る度数を該挿入されているＩＣカード３７の記録内容に
上書き更新して、ＩＣカード挿入口３１４より排出する
返却処理が実施されるようになっている。
挿入されているＩＣカード３７から読み出された度数が
残存する場合に、返却ボタン１５が入力されることで、
前記記憶部３１８に記憶されているその時点での残存す
る度数を該挿入されているＩＣカード３７の記録内容に
上書き更新して、ＩＣカード挿入口３１４より排出する
返却処理が実施されるようになっている。
【００８０】また、カードユニット３に設けられた設定
装置３２０には、図１５に示すように、挿入されている
ＩＣカード３７から読み出された度数の上限度数の設定
状況等が表示される表示部３３１と、前記上限度数の設
定時において設定項目を選択する際に操作される選択キ
ー３３２と、前記上限度数の設定を変更する場合並びに
変更された上限度数を確定する場合に操作される設定キ
ー３３３と、前記上限度数の設定時において、もとの設
定を変更せずに終了する際に操作されるキャンセルキー
３３４と、が設けられており、これら各キーの操作によ
り前記上限度数の設定を図１７に示す設定Ａ〜設定Ｅの
設定に適宜に変更できるようになっている。
装置３２０には、図１５に示すように、挿入されている
ＩＣカード３７から読み出された度数の上限度数の設定
状況等が表示される表示部３３１と、前記上限度数の設
定時において設定項目を選択する際に操作される選択キ
ー３３２と、前記上限度数の設定を変更する場合並びに
変更された上限度数を確定する場合に操作される設定キ
ー３３３と、前記上限度数の設定時において、もとの設
定を変更せずに終了する際に操作されるキャンセルキー
３３４と、が設けられており、これら各キーの操作によ
り前記上限度数の設定を図１７に示す設定Ａ〜設定Ｅの
設定に適宜に変更できるようになっている。
【００８１】本実施例のカードユニット３においては、
図１７に示すように、前記設定装置３２０において前記
上限度数の設定項目が設定Ａに設定されている際に上限
度数が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額が３
０００円の場合には３０度、発行金額が５０００円の場
合には５０度、発行金額が１００００円の場合には１０
０度と設定され、設定Ｂに設定されている際に上限度数
が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額が３００
０円の場合には６０度、発行金額が５０００円の場合に
は１００度、発行金額が１００００円の場合には２００
度と設定され、設定Ｃに設定されている際に上限度数
が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額に関わら
ず１００度と設定され、設定Ｄに設定されている際に上
限度数が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額に
関わらず１５０度と設定され、設定Ｅに設定されている
際に上限度数が、挿入されているＩＣカード３７の発行
金額に関わらず２００度と設定されるようになってい
る。
図１７に示すように、前記設定装置３２０において前記
上限度数の設定項目が設定Ａに設定されている際に上限
度数が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額が３
０００円の場合には３０度、発行金額が５０００円の場
合には５０度、発行金額が１００００円の場合には１０
０度と設定され、設定Ｂに設定されている際に上限度数
が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額が３００
０円の場合には６０度、発行金額が５０００円の場合に
は１００度、発行金額が１００００円の場合には２００
度と設定され、設定Ｃに設定されている際に上限度数
が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額に関わら
ず１００度と設定され、設定Ｄに設定されている際に上
限度数が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額に
関わらず１５０度と設定され、設定Ｅに設定されている
際に上限度数が、挿入されているＩＣカード３７の発行
金額に関わらず２００度と設定されるようになってい
る。
【００８２】尚、本実施例においては設定される上限度
数を上記設定項目の度数としているが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば、任意に上限度数を設
定できるようにしても良く、少なくとも前記上限度数が
適宜に設定できるようになっていれば、その設定方法や
設定される上限度数の組合せ等は任意に変更可能であ
る。
数を上記設定項目の度数としているが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば、任意に上限度数を設
定できるようにしても良く、少なくとも前記上限度数が
適宜に設定できるようになっていれば、その設定方法や
設定される上限度数の組合せ等は任意に変更可能であ
る。
【００８３】これら設定装置３２０における上限度数の
設定方法について説明すると、例えば、上限度数の設定
項目が当初設定Ａに設定されている場合に、設定Ｂに変
更する際には、まず図１６（ａ）に示すように、所定時
間（例えば５秒）以上押圧操作する。
設定方法について説明すると、例えば、上限度数の設定
項目が当初設定Ａに設定されている場合に、設定Ｂに変
更する際には、まず図１６（ａ）に示すように、所定時
間（例えば５秒）以上押圧操作する。
【００８４】これに基づき、前記表示部３３１に表示さ
れている現在の設定項目の「設定Ａ」が白黒反転した状
態にて表示されるようになり、この状態にて図１６
（ｂ）に示すように、選択キー３３２を操作して所望の
設定項目「設定Ｂ」を表示させ選択する。
れている現在の設定項目の「設定Ａ」が白黒反転した状
態にて表示されるようになり、この状態にて図１６
（ｂ）に示すように、選択キー３３２を操作して所望の
設定項目「設定Ｂ」を表示させ選択する。
【００８５】次いで、所望の設定項目「設定Ｂ」が白黒
反転して表示されている状態で、前記設定キーを再度操
作すると、選択された設定項目「設定Ｂ」に基づく上限
度数が、カードユニット３の上限度数の設定として登録
され、上限度数の設定が変更されるようになっている。
反転して表示されている状態で、前記設定キーを再度操
作すると、選択された設定項目「設定Ｂ」に基づく上限
度数が、カードユニット３の上限度数の設定として登録
され、上限度数の設定が変更されるようになっている。
【００８６】次いで、これらカードユニット３は、前記
遊技島１への配設時において、図１１および図１２に示
すように、遊技島１の前後面に設置されるカードユニッ
ト３における前記紙幣識別ユニット３１５の紙幣回収口
３４３が、前記紙幣搬送路３４０における後述の連結ユ
ニット３４１に設けられた紙幣回収路３４２に連結され
て、該紙幣回収口３４３から排出された紙幣が、前記紙
幣回収路３４２を介して紙幣搬送路３４０へ排出される
とともに、前記硬貨識別ユニット３１６の硬貨回収口３
５３並びにＩＣカードリーダライタ３１７のカード回収
口３５４が、前記混合搬送路３５０に連設された硬貨回
収路３５１並びにカード回収路３５２に連結されて、こ
れら硬貨回収口３５３やカード回収口３５４から排出さ
れた硬貨やＩＣカード３７が前記混合搬送路３５０に排
出されるようになっている。
遊技島１への配設時において、図１１および図１２に示
すように、遊技島１の前後面に設置されるカードユニッ
ト３における前記紙幣識別ユニット３１５の紙幣回収口
３４３が、前記紙幣搬送路３４０における後述の連結ユ
ニット３４１に設けられた紙幣回収路３４２に連結され
て、該紙幣回収口３４３から排出された紙幣が、前記紙
幣回収路３４２を介して紙幣搬送路３４０へ排出される
とともに、前記硬貨識別ユニット３１６の硬貨回収口３
５３並びにＩＣカードリーダライタ３１７のカード回収
口３５４が、前記混合搬送路３５０に連設された硬貨回
収路３５１並びにカード回収路３５２に連結されて、こ
れら硬貨回収口３５３やカード回収口３５４から排出さ
れた硬貨やＩＣカード３７が前記混合搬送路３５０に排
出されるようになっている。
【００８７】前記紙幣搬送路３４０は、図１２に示すよ
うに、内部に紙幣を搬送するコンベアベルト（図示略）
が張架され、所定長さとされた複数の搬送ユニット３４
４と、各搬送ユニット３４４のコンベアベルトを駆動す
る駆動モータ３４５が設けられた連結ユニット３４１と
から構成されており、これらが遊技島１の内部にて連結
され、島端から島端に延びる１本状の搬送路が形成され
るようになっている。また、この連結ユニット３４１の
前後面には、前記紙幣回収路３４２が設けられており、
その先端部が前記紙幣識別ユニット３１５の紙幣回収口
３４３に連結されるようになっており、該紙幣識別ユニ
ット３１５より排出され、紙幣回収路３４２を介して紙
幣搬送路３４０内部に排出された紙幣は、前記コンベア
ベルトの循環により島端に設けられた分別収容部３６０
に搬送されて回収されるようになっている。
うに、内部に紙幣を搬送するコンベアベルト（図示略）
が張架され、所定長さとされた複数の搬送ユニット３４
４と、各搬送ユニット３４４のコンベアベルトを駆動す
る駆動モータ３４５が設けられた連結ユニット３４１と
から構成されており、これらが遊技島１の内部にて連結
され、島端から島端に延びる１本状の搬送路が形成され
るようになっている。また、この連結ユニット３４１の
前後面には、前記紙幣回収路３４２が設けられており、
その先端部が前記紙幣識別ユニット３１５の紙幣回収口
３４３に連結されるようになっており、該紙幣識別ユニ
ット３１５より排出され、紙幣回収路３４２を介して紙
幣搬送路３４０内部に排出された紙幣は、前記コンベア
ベルトの循環により島端に設けられた分別収容部３６０
に搬送されて回収されるようになっている。
【００８８】また、前記混合搬送路３５０は、図１１に
示すように、前記遊技島１の島端から島端にかけて架設
され、図示しない駆動モータにより所定方向に循環する
搬送ベルト３５５と、該搬送ベルト３５５上の搬送物の
落下を防止する断面略コ字型の搬送樋３５６と、から構
成されており、前記硬貨識別ユニット３１６やＩＣカー
ドリーダライタ３１７より排出され、硬貨回収路３５１
並びにカード回収路３５２より流下した硬貨やＩＣカー
ド３７は、該搬送ベルト３５５上に排出され、前記島端
の分別回収部３６０に搬送されたのち硬貨とＩＣカード
３７とが分別されて回収されるようになっている。
示すように、前記遊技島１の島端から島端にかけて架設
され、図示しない駆動モータにより所定方向に循環する
搬送ベルト３５５と、該搬送ベルト３５５上の搬送物の
落下を防止する断面略コ字型の搬送樋３５６と、から構
成されており、前記硬貨識別ユニット３１６やＩＣカー
ドリーダライタ３１７より排出され、硬貨回収路３５１
並びにカード回収路３５２より流下した硬貨やＩＣカー
ド３７は、該搬送ベルト３５５上に排出され、前記島端
の分別回収部３６０に搬送されたのち硬貨とＩＣカード
３７とが分別されて回収されるようになっている。
【００８９】次いで、本実施例の遊技用装置を構成する
前記発行入金機４３０を図１３及び図１４に基づいて説
明すると、該発行入金機４３０の外観形状は図１３に示
すようになっており、その前面に前記ＩＣカード３７の
発行及び追加入金処理が可能であることを遊技者に報知
するための動作ランプ４３１と、新規にＩＣカード３７
が発行可能な場合、若しくは後述のＩＣカード挿入口４
３８に挿入されたＩＣカード３７から読み出された度数
に追加入金が可能な場合において紙幣の挿入を受付る紙
幣挿入口４３３と、前記挿入されたＩＣカード３７から
読み出された度数の上限度数や追加入金可能な金額や前
記紙幣挿入口４３３より挿入された紙幣の金額等が表示
可能とされた本実施例の上限値表示手段、入金可能金額
表示部並びに報知手段を構成するＬＣＤ表示器４３４
と、入金ボタン４３５と、中止／返却ボタン４３６と、
新規に購入するＩＣカード３７の購入金額を３０００
円、５０００円、１００００円の３種から選択する発行
金額選択ボタン４３２と、前記ＩＣカード３７の発行処
理や挿入された紙幣の金額に基づく度数が加算されるこ
とによる追加入金処理が実施中であることを報知する処
理中ランプ４３７と、遊技者が所持するＩＣカード３７
が挿入及び返却可能とされているとともに、発行される
ＩＣカード３７が排出されるＩＣカード挿入口４３８
と、該ＩＣカード挿入口４３８からのＩＣカード３７の
排出を報知するＩＣカードインジケータ４３９と、前記
紙幣挿入口４３３の近傍に設けられ、挿入された紙幣の
返却を遊技者に報知する返却報知手段としての紙幣イン
ジケータ４４２と、が設けられている。
前記発行入金機４３０を図１３及び図１４に基づいて説
明すると、該発行入金機４３０の外観形状は図１３に示
すようになっており、その前面に前記ＩＣカード３７の
発行及び追加入金処理が可能であることを遊技者に報知
するための動作ランプ４３１と、新規にＩＣカード３７
が発行可能な場合、若しくは後述のＩＣカード挿入口４
３８に挿入されたＩＣカード３７から読み出された度数
に追加入金が可能な場合において紙幣の挿入を受付る紙
幣挿入口４３３と、前記挿入されたＩＣカード３７から
読み出された度数の上限度数や追加入金可能な金額や前
記紙幣挿入口４３３より挿入された紙幣の金額等が表示
可能とされた本実施例の上限値表示手段、入金可能金額
表示部並びに報知手段を構成するＬＣＤ表示器４３４
と、入金ボタン４３５と、中止／返却ボタン４３６と、
新規に購入するＩＣカード３７の購入金額を３０００
円、５０００円、１００００円の３種から選択する発行
金額選択ボタン４３２と、前記ＩＣカード３７の発行処
理や挿入された紙幣の金額に基づく度数が加算されるこ
とによる追加入金処理が実施中であることを報知する処
理中ランプ４３７と、遊技者が所持するＩＣカード３７
が挿入及び返却可能とされているとともに、発行される
ＩＣカード３７が排出されるＩＣカード挿入口４３８
と、該ＩＣカード挿入口４３８からのＩＣカード３７の
排出を報知するＩＣカードインジケータ４３９と、前記
紙幣挿入口４３３の近傍に設けられ、挿入された紙幣の
返却を遊技者に報知する返却報知手段としての紙幣イン
ジケータ４４２と、が設けられている。
【００９０】これら発行入金機４３０の構成は、図１４
のブロック図に示すようになっており、前記動作ランプ
４３１や、処理中ランプ４３７や、ＩＣカードインジケ
ータ４３９や、紙幣インジケ−タ４４２や、ＬＣＤ表示
部４３４や、入金ボタン４３５や、中止／返却ボタン４
３６や、発行金額選択ボタン４３２とともに、前記紙幣
挿入口４３３に連設されて投入紙幣の検出および該紙幣
の種類と真贋の識別を行い、投入された紙幣が正規の紙
幣であって、かつ前記ＩＣカード３７の発行及び追加入
金が可能な場合において前記入金ボタン４３５または発
行金額選択ボタン４３２が入力された場合に該投入され
た紙幣を図示しない紙幣ストッカーに貯留するととも
に、正規の紙幣でない場合または、受付不可と判断され
た場合に投入された紙幣を前記紙幣挿入口４３３より返
却する現金識別手段としての紙幣識別ユニット４４４
と、前記ＬＣＤ表示器４３４の表示制御を行うＬＣＤド
ライバ４４７と、前記ＩＣカード挿入口４３８に連設さ
れ、挿入されるＩＣカード３７に記録されている前記各
種情報の読み出しを行うとともに、該ユニット後部に発
行されるＩＣカード３７を貯溜、供給する供給ユニット
（図示略）を具備し、前記挿入または発行されるＩＣカ
ード３７に前記ＩＤや発行金額等の所定の各種情報の読
み取り並びに書き込みを非接触にて実施する記録媒体処
理手段としてのＩＣカードリーダライタ４４５と、前記
ＩＣカード３７より読み出しまたは書き込みされる前記
各種情報や、後述するマイクロプロセッシングユニット
（ＭＰＵ）４４８の制御内容が記述された制御プログラ
ム等を記憶する記憶部４４６と、前記挿入されているＩ
Ｃカード３７より読み出された度数における上限値とし
ての上限度数を適宜変更可能な設定手段としての設定装
置４５０と、前記図７に示されるように、通信ケーブル
４８を介して前記管理コンピュータ５０とデータ通信を
行うための通信部４４９と、これら各部の制御等を行う
マイクロプロセッシングユニット（ＭＰＵ）４４８と、
を具備しており、これら各部は図１４に示すように接続
されて、前記ＩＣカード３７の新規発行及び追加入金処
理が可能とされている。
のブロック図に示すようになっており、前記動作ランプ
４３１や、処理中ランプ４３７や、ＩＣカードインジケ
ータ４３９や、紙幣インジケ−タ４４２や、ＬＣＤ表示
部４３４や、入金ボタン４３５や、中止／返却ボタン４
３６や、発行金額選択ボタン４３２とともに、前記紙幣
挿入口４３３に連設されて投入紙幣の検出および該紙幣
の種類と真贋の識別を行い、投入された紙幣が正規の紙
幣であって、かつ前記ＩＣカード３７の発行及び追加入
金が可能な場合において前記入金ボタン４３５または発
行金額選択ボタン４３２が入力された場合に該投入され
た紙幣を図示しない紙幣ストッカーに貯留するととも
に、正規の紙幣でない場合または、受付不可と判断され
た場合に投入された紙幣を前記紙幣挿入口４３３より返
却する現金識別手段としての紙幣識別ユニット４４４
と、前記ＬＣＤ表示器４３４の表示制御を行うＬＣＤド
ライバ４４７と、前記ＩＣカード挿入口４３８に連設さ
れ、挿入されるＩＣカード３７に記録されている前記各
種情報の読み出しを行うとともに、該ユニット後部に発
行されるＩＣカード３７を貯溜、供給する供給ユニット
（図示略）を具備し、前記挿入または発行されるＩＣカ
ード３７に前記ＩＤや発行金額等の所定の各種情報の読
み取り並びに書き込みを非接触にて実施する記録媒体処
理手段としてのＩＣカードリーダライタ４４５と、前記
ＩＣカード３７より読み出しまたは書き込みされる前記
各種情報や、後述するマイクロプロセッシングユニット
（ＭＰＵ）４４８の制御内容が記述された制御プログラ
ム等を記憶する記憶部４４６と、前記挿入されているＩ
Ｃカード３７より読み出された度数における上限値とし
ての上限度数を適宜変更可能な設定手段としての設定装
置４５０と、前記図７に示されるように、通信ケーブル
４８を介して前記管理コンピュータ５０とデータ通信を
行うための通信部４４９と、これら各部の制御等を行う
マイクロプロセッシングユニット（ＭＰＵ）４４８と、
を具備しており、これら各部は図１４に示すように接続
されて、前記ＩＣカード３７の新規発行及び追加入金処
理が可能とされている。
【００９１】また、発行入金機４３０は、図７に示すよ
うに、通信ケーブル４８を介して前記管理コンピュータ
５０に接続されており、ＩＣカード３７の新規発行に際
して生成されるＩＤ並びに追加入金時において挿入され
ているＩＣカード３７のＩＤや、これらＩＣカードに記
録される記録情報が前記管理コンピュータ５０に出力さ
れるようになっている。
うに、通信ケーブル４８を介して前記管理コンピュータ
５０に接続されており、ＩＣカード３７の新規発行に際
して生成されるＩＤ並びに追加入金時において挿入され
ているＩＣカード３７のＩＤや、これらＩＣカードに記
録される記録情報が前記管理コンピュータ５０に出力さ
れるようになっている。
【００９２】また、前記発行入金機４３０における紙幣
識別ユニット４４４は、複数金種の紙幣を受付可能とさ
れており、遊技者は所持する紙幣を、両替を実施するこ
となく使用できるようになり、遊技者の利便性を向上で
きるようになっている。
識別ユニット４４４は、複数金種の紙幣を受付可能とさ
れており、遊技者は所持する紙幣を、両替を実施するこ
となく使用できるようになり、遊技者の利便性を向上で
きるようになっている。
【００９３】また、前記設定装置４５０には、図１５に
示すように、挿入されているＩＣカード３７から読み出
された度数の上限度数の設定状況等が表示される表示部
３３１と、前記上限度数の設定時において設定項目を選
択する際に操作される選択キー３３２と、前記上限度数
の設定を変更する場合並びに変更された上限度数を確定
する場合に操作される設定キー３３３と、前記上限度数
の設定時において、もとの設定を変更せずに終了する際
に操作されるキャンセルキー３３４と、が設けられてお
り、これら各キーの操作により前記上限度数の設定を図
１７に示す設定Ａ〜設定Ｅの設定に適宜に変更できるよ
うになっている。
示すように、挿入されているＩＣカード３７から読み出
された度数の上限度数の設定状況等が表示される表示部
３３１と、前記上限度数の設定時において設定項目を選
択する際に操作される選択キー３３２と、前記上限度数
の設定を変更する場合並びに変更された上限度数を確定
する場合に操作される設定キー３３３と、前記上限度数
の設定時において、もとの設定を変更せずに終了する際
に操作されるキャンセルキー３３４と、が設けられてお
り、これら各キーの操作により前記上限度数の設定を図
１７に示す設定Ａ〜設定Ｅの設定に適宜に変更できるよ
うになっている。
【００９４】本実施例の発行入金機４３０においては、
図１７に示すように、前記設定装置４５０において前記
上限度数の設定項目が設定Ａに設定されている際に上限
度数が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額が３
０００円の場合には３０度、発行金額が５０００円の場
合には５０度、発行金額が１００００円の場合には１０
０度と設定され、設定Ｂに設定されている際に上限度数
が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額が３００
０円の場合には６０度、発行金額が５０００円の場合に
は１００度、発行金額が１００００円の場合には２００
度と設定され、設定Ｃに設定されている際に上限度数
が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額に関わら
ず１００度と設定され、設定Ｄに設定されている際に上
限度数が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額に
関わらず１５０度と設定され、設定Ｅに設定されている
際に上限度数が、挿入されているＩＣカード３７の発行
金額に関わらず２００度と設定されるようになってい
る。
図１７に示すように、前記設定装置４５０において前記
上限度数の設定項目が設定Ａに設定されている際に上限
度数が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額が３
０００円の場合には３０度、発行金額が５０００円の場
合には５０度、発行金額が１００００円の場合には１０
０度と設定され、設定Ｂに設定されている際に上限度数
が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額が３００
０円の場合には６０度、発行金額が５０００円の場合に
は１００度、発行金額が１００００円の場合には２００
度と設定され、設定Ｃに設定されている際に上限度数
が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額に関わら
ず１００度と設定され、設定Ｄに設定されている際に上
限度数が、挿入されているＩＣカード３７の発行金額に
関わらず１５０度と設定され、設定Ｅに設定されている
際に上限度数が、挿入されているＩＣカード３７の発行
金額に関わらず２００度と設定されるようになってい
る。
【００９５】尚、これら設定装置４５０における上限度
数の設定方法は前述した設定装置３２０の設定方法と同
一であるので、ここでの説明は省略する。
数の設定方法は前述した設定装置３２０の設定方法と同
一であるので、ここでの説明は省略する。
【００９６】また、本実施例においては設定される上限
度数を上記設定項目の度数としているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、任意に上限度数を
設定できるようにしても良く、少なくとも前記上限度数
が適宜に設定できるようになっていれば、その設定方法
や設定される上限度数の組合せ等は任意に変更可能であ
る。
度数を上記設定項目の度数としているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、任意に上限度数を
設定できるようにしても良く、少なくとも前記上限度数
が適宜に設定できるようになっていれば、その設定方法
や設定される上限度数の組合せ等は任意に変更可能であ
る。
【００９７】次いで、これら各カードユニット３並びに
発行入金機４３０が接続された管理コンピュータ５０の
構成は、図１８に示すように、管理コンピュータ５０内
部にてデ−タの送受を行うデ−タバス１２９に、中央演
算処理装置（ＣＰＵ）１２０、ＲＡＭ１２４、表示装置
１２３、日時情報を出力可能な時間情報出力部としての
時計装置１２６、キーボードやマウス等の入力装置１２
７、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置１
２５、前記各カードユニット３並びに発行入金機４３０
とのデ−タ通信を行う通信インタ−フェィス１２１と、
が接続された通常のコンピュ−タであり、前記記憶装置
１２５には、該管理コンピュータ５０において、図２０
の設定状況画面に示すような各カードユニット３並びに
発行入金機４３０における前記上限度数の設定状況が記
憶される上限度数データベース（ＤＢ）が記憶されてお
り、図１９に示す上限設定画面において、前記各カード
ユニット３並びに発行入金機４３０における前記上限度
数を適宜設定できるようになっている。
発行入金機４３０が接続された管理コンピュータ５０の
構成は、図１８に示すように、管理コンピュータ５０内
部にてデ−タの送受を行うデ−タバス１２９に、中央演
算処理装置（ＣＰＵ）１２０、ＲＡＭ１２４、表示装置
１２３、日時情報を出力可能な時間情報出力部としての
時計装置１２６、キーボードやマウス等の入力装置１２
７、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置１
２５、前記各カードユニット３並びに発行入金機４３０
とのデ−タ通信を行う通信インタ−フェィス１２１と、
が接続された通常のコンピュ−タであり、前記記憶装置
１２５には、該管理コンピュータ５０において、図２０
の設定状況画面に示すような各カードユニット３並びに
発行入金機４３０における前記上限度数の設定状況が記
憶される上限度数データベース（ＤＢ）が記憶されてお
り、図１９に示す上限設定画面において、前記各カード
ユニット３並びに発行入金機４３０における前記上限度
数を適宜設定できるようになっている。
【００９８】本実施例の上限設定画面には、図１９に示
すように、上限度数の設定項目（設定Ａ〜設定Ｅ）を選
択する設定項目部１３０と、該設定項目部１３０にて設
定された項目を適用する遊技島を選択する島設定部１３
２及び設定された遊技島におけるカードユニットを選択
する台設定部１３３と、この上限設定画面による設定を
有効とするか各カードユニット３及び発行入金機４３０
の設定装置３２０及び４５０による設定を有効とするか
を選択する有効設定選択部１３１と、設定項目部１３０
による設定情報を指定されたカードユニット３若しくは
発行入金機４３０に送信する送信ボタン部１３４と、設
定をデフォルト状態に戻すクリアボタン部１３５とが設
けられている。
すように、上限度数の設定項目（設定Ａ〜設定Ｅ）を選
択する設定項目部１３０と、該設定項目部１３０にて設
定された項目を適用する遊技島を選択する島設定部１３
２及び設定された遊技島におけるカードユニットを選択
する台設定部１３３と、この上限設定画面による設定を
有効とするか各カードユニット３及び発行入金機４３０
の設定装置３２０及び４５０による設定を有効とするか
を選択する有効設定選択部１３１と、設定項目部１３０
による設定情報を指定されたカードユニット３若しくは
発行入金機４３０に送信する送信ボタン部１３４と、設
定をデフォルト状態に戻すクリアボタン部１３５とが設
けられている。
【００９９】本実施例においては、設定項目部１６０に
て設定できる上限度数の設定項目として、設定Ａ〜設定
Ｅの項目が設けられており、設定Ａが選択されることで
設定される上限度数は、ＩＣカード３７の発行金額が３
０００円の場合に３０度、発行金額が５０００円の場合
に５０度、発行金額が１００００円の場合に１００度と
設定され、設定Ｂが選択されることで設定される上限度
数は、ＩＣカード３７の発行金額が３０００円の場合に
６０度、発行金額が５０００円の場合に１００度、発行
金額が１００００円の場合に２００度と設定され、設定
Ｃが選択されることで設定される上限度数は、ＩＣカー
ド３７の発行金額に関わらず１００度と設定され、設定
Ｄが選択されることで設定される上限度数は、ＩＣカー
ド３７の発行金額に関わらず１５０度と設定され、設定
Ｅが選択されることで設定される上限度数は、ＩＣカー
ド３７の発行金額に関わらず２００度と設定されるよう
になっている。
て設定できる上限度数の設定項目として、設定Ａ〜設定
Ｅの項目が設けられており、設定Ａが選択されることで
設定される上限度数は、ＩＣカード３７の発行金額が３
０００円の場合に３０度、発行金額が５０００円の場合
に５０度、発行金額が１００００円の場合に１００度と
設定され、設定Ｂが選択されることで設定される上限度
数は、ＩＣカード３７の発行金額が３０００円の場合に
６０度、発行金額が５０００円の場合に１００度、発行
金額が１００００円の場合に２００度と設定され、設定
Ｃが選択されることで設定される上限度数は、ＩＣカー
ド３７の発行金額に関わらず１００度と設定され、設定
Ｄが選択されることで設定される上限度数は、ＩＣカー
ド３７の発行金額に関わらず１５０度と設定され、設定
Ｅが選択されることで設定される上限度数は、ＩＣカー
ド３７の発行金額に関わらず２００度と設定されるよう
になっている。
【０１００】これら設定項目は、有効設定選択部１３１
において管理コンピュータが選択されている場合に、マ
ウス等の入力装置１２７により対応するチェック欄をチ
ェックすることで選択され、前記送信ボタン部１３４を
入力することで、チェックされた設定項目に該当する設
定情報が、前記島設定部１３２並びに台設定部１３３に
て指定された各カードユニット３または発行入金機４３
０に対して送信されるとともに、該当するカードユニッ
ト３または発行入金機４３０においては、受信した設定
情報に基づいて上限度数の設定が変更されるようになっ
ている。
において管理コンピュータが選択されている場合に、マ
ウス等の入力装置１２７により対応するチェック欄をチ
ェックすることで選択され、前記送信ボタン部１３４を
入力することで、チェックされた設定項目に該当する設
定情報が、前記島設定部１３２並びに台設定部１３３に
て指定された各カードユニット３または発行入金機４３
０に対して送信されるとともに、該当するカードユニッ
ト３または発行入金機４３０においては、受信した設定
情報に基づいて上限度数の設定が変更されるようになっ
ている。
【０１０１】また、有効設定選択部１３１にて個別設定
が選択されている場合においては、前記送信ボタン部１
３４を入力することで、個別設定有効情報が、前記島設
定部１３２並びに台設定部１３３にて指定された各カー
ドユニット３または発行入金機４３０に対して送信され
るとともに、該当するカードユニット３または発行入金
機４３０においては、受信した個別設定有効情報に基づ
いて前記上限度数の設定が各カードユニット３若しくは
発行入金機４３０における設定装置３２０及び４５０に
おいて設定された上限度数の設定に変更されるようにな
っている。
が選択されている場合においては、前記送信ボタン部１
３４を入力することで、個別設定有効情報が、前記島設
定部１３２並びに台設定部１３３にて指定された各カー
ドユニット３または発行入金機４３０に対して送信され
るとともに、該当するカードユニット３または発行入金
機４３０においては、受信した個別設定有効情報に基づ
いて前記上限度数の設定が各カードユニット３若しくは
発行入金機４３０における設定装置３２０及び４５０に
おいて設定された上限度数の設定に変更されるようにな
っている。
【０１０２】このように本実施例では、各カードユニッ
ト３並びに発行入金機４３０において挿入されているＩ
Ｃカード３７から読み出された度数の上限値である上限
度数を管理コンピュータ５０にて集中して設定できるよ
うになっており、これら上限度数の設定に伴う労力や煩
雑さを大幅に低減できることから好ましいが、本発明は
これに限定されるものではなく、これら上限度数の設定
を各カードユニット３並びに発行入金機４３０の設定装
置３２０、４５０においてのみ行えるようにしても良い
し、管理コンピュータ５０においてのみ行えるようにし
ても良い。
ト３並びに発行入金機４３０において挿入されているＩ
Ｃカード３７から読み出された度数の上限値である上限
度数を管理コンピュータ５０にて集中して設定できるよ
うになっており、これら上限度数の設定に伴う労力や煩
雑さを大幅に低減できることから好ましいが、本発明は
これに限定されるものではなく、これら上限度数の設定
を各カードユニット３並びに発行入金機４３０の設定装
置３２０、４５０においてのみ行えるようにしても良い
し、管理コンピュータ５０においてのみ行えるようにし
ても良い。
【０１０３】尚、本実施例では送信ボタン部１３４の入
力に伴い、チェックされた設定項目に該当する設定情報
が、前記島設定部１３２並びに台設定部１３３にて指定
された各カードユニット３または発行入金機４３０に対
して即時に送信されるようになっているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば、これら設定情報
の送信時間を設定可能な送信時間設定部等を設け、該送
信時間設定部にて設定された時間に前記設定情報が各カ
ードユニット３や発行入金機４３０に対して送信され、
前記上限度数の設定が変更されるようにしても良く、こ
のようにすれば、開店時や閉店時に設定情報を送信する
ように設定することができ、営業中に前記上限度数の設
定変更が実施されることで生じる遊技者の混乱を回避で
きる。
力に伴い、チェックされた設定項目に該当する設定情報
が、前記島設定部１３２並びに台設定部１３３にて指定
された各カードユニット３または発行入金機４３０に対
して即時に送信されるようになっているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば、これら設定情報
の送信時間を設定可能な送信時間設定部等を設け、該送
信時間設定部にて設定された時間に前記設定情報が各カ
ードユニット３や発行入金機４３０に対して送信され、
前記上限度数の設定が変更されるようにしても良く、こ
のようにすれば、開店時や閉店時に設定情報を送信する
ように設定することができ、営業中に前記上限度数の設
定変更が実施されることで生じる遊技者の混乱を回避で
きる。
【０１０４】以下、本実施例の遊技用装置を構成するカ
ードユニット３の追加入金時における動作状況を図２１
のフローに基づいて説明する。
ードユニット３の追加入金時における動作状況を図２１
のフローに基づいて説明する。
【０１０５】まず、前記カードユニット３にＩＣカード
３７が挿入されている状態において、前記ＭＰＵ３２１
は、貨幣である紙幣または硬貨の投入待ちの状態である
（Ｓａ１）。
３７が挿入されている状態において、前記ＭＰＵ３２１
は、貨幣である紙幣または硬貨の投入待ちの状態である
（Ｓａ１）。
【０１０６】次いで、この状態で紙幣または硬貨が投入
されると、ＭＰＵ３２１は、投入された紙幣または硬貨
の金額を前記記憶部３１８に投入金額として記憶し（Ｓ
ａ２）、該記憶された投入金額に基づく度数（投入金額
５００円毎に５度）と、前記挿入されているＩＣカード
３７より読み出されて前記記憶部３１８に記憶されてい
る度数と、の合計度数を算出する（Ｓａ３）。
されると、ＭＰＵ３２１は、投入された紙幣または硬貨
の金額を前記記憶部３１８に投入金額として記憶し（Ｓ
ａ２）、該記憶された投入金額に基づく度数（投入金額
５００円毎に５度）と、前記挿入されているＩＣカード
３７より読み出されて前記記憶部３１８に記憶されてい
る度数と、の合計度数を算出する（Ｓａ３）。
【０１０７】次いで、ＭＰＵ３２１は、該算出された合
計度数が、前記管理コンピュータ５０または設定装置３
２０にて設定された上限度数以内かどうか判断し（Ｓａ
４）、前記合計度数が前記上限度数以内であれば、金額
表示部３０７に前記記憶された投入金額を表示し（Ｓａ
５）、入金ボタン３０８の入力待ちの状態となる（Ｓａ
６）。
計度数が、前記管理コンピュータ５０または設定装置３
２０にて設定された上限度数以内かどうか判断し（Ｓａ
４）、前記合計度数が前記上限度数以内であれば、金額
表示部３０７に前記記憶された投入金額を表示し（Ｓａ
５）、入金ボタン３０８の入力待ちの状態となる（Ｓａ
６）。
【０１０８】次いで、Ｓａ６の状態において、入金ボタ
ン３０８が入力されると、前記ＭＰＵ３２１は、前記記
憶部３１８に記憶された投入金額を追加入金額として確
定し、該追加入金額に基づく度数を、前記記憶部３１８
に記憶された度数並びに度数表示部２２に表示されてい
る度数に加算更新し（Ｓａ７）、前記上限度数から加算
更新された度数を減算して追加加算可能な度数を算出し
（Ｓａ８）、前記上限度数と算出された度数に基づく入
金可能金額とをＬＣＤ表示器１７、３１０に表示する
（Ｓａ９）とともに、前記投入された紙幣または硬貨を
回収して（Ｓａ１０）、再び紙幣または硬貨の投入待ち
の状態となる（Ｓａ１）。
ン３０８が入力されると、前記ＭＰＵ３２１は、前記記
憶部３１８に記憶された投入金額を追加入金額として確
定し、該追加入金額に基づく度数を、前記記憶部３１８
に記憶された度数並びに度数表示部２２に表示されてい
る度数に加算更新し（Ｓａ７）、前記上限度数から加算
更新された度数を減算して追加加算可能な度数を算出し
（Ｓａ８）、前記上限度数と算出された度数に基づく入
金可能金額とをＬＣＤ表示器１７、３１０に表示する
（Ｓａ９）とともに、前記投入された紙幣または硬貨を
回収して（Ｓａ１０）、再び紙幣または硬貨の投入待ち
の状態となる（Ｓａ１）。
【０１０９】また、前記Ｓａ４において、前記合計度数
が前記上限度数を越えている場合に前記ＭＰＵ３２１
は、ＬＣＤ表示器１７、３１０に「上限度数を越えてい
ます」のメッセージを表示し（Ｓａ１１）、投入された
紙幣または硬貨を返却し、所定時間にわたり紙幣インジ
ケ―タ３０３または硬貨インジケータ３１１を点滅点灯
する（Ｓａ１２）。
が前記上限度数を越えている場合に前記ＭＰＵ３２１
は、ＬＣＤ表示器１７、３１０に「上限度数を越えてい
ます」のメッセージを表示し（Ｓａ１１）、投入された
紙幣または硬貨を返却し、所定時間にわたり紙幣インジ
ケ―タ３０３または硬貨インジケータ３１１を点滅点灯
する（Ｓａ１２）。
【０１１０】これらを具体的に説明すると、例えば、前
記管理コンピュータ５０にて上限度数の設定項目が設定
Ｂと設定され、かつ上限度数の有効設定が管理コンピュ
ータ側と設定され、挿入されているＩＣカード３７より
読み出された残度数が２０度、発行金額が５０００円の
場合において、まず、ＬＣＤ表示器１７、３１０には、
挿入されているＩＣカード３７の上限度数が１００度で
あり、現時点において８０００円までの追加入金が可能
である旨のメッセージが表示されており、この状態にお
いて遊技者が１００００円札を投入すると、該１０００
０円に基づく１００度と前記残度数２０度の合計度数１
２０度が算出され、該合計度数が上限度数１００度を越
えるので、前記ＬＣＤ表示器１７及び３１０に「上限度
数を越えています」のメッセージが表示され、追加入金
後の度数が上限度数を越えており追加入金ができない旨
を遊技者に対して報知するとともに、投入された１００
００円札が返却され、紙幣インジケータ３０３が点滅点
灯されて遊技者に対して投入した紙幣が返却された旨を
報知する。
記管理コンピュータ５０にて上限度数の設定項目が設定
Ｂと設定され、かつ上限度数の有効設定が管理コンピュ
ータ側と設定され、挿入されているＩＣカード３７より
読み出された残度数が２０度、発行金額が５０００円の
場合において、まず、ＬＣＤ表示器１７、３１０には、
挿入されているＩＣカード３７の上限度数が１００度で
あり、現時点において８０００円までの追加入金が可能
である旨のメッセージが表示されており、この状態にお
いて遊技者が１００００円札を投入すると、該１０００
０円に基づく１００度と前記残度数２０度の合計度数１
２０度が算出され、該合計度数が上限度数１００度を越
えるので、前記ＬＣＤ表示器１７及び３１０に「上限度
数を越えています」のメッセージが表示され、追加入金
後の度数が上限度数を越えており追加入金ができない旨
を遊技者に対して報知するとともに、投入された１００
００円札が返却され、紙幣インジケータ３０３が点滅点
灯されて遊技者に対して投入した紙幣が返却された旨を
報知する。
【０１１１】次いで、遊技者が５０００円札を投入する
と、該投入金額５０００円に基づく度数５０度と前記残
度数の２０度との合計度数７０度が算出され、該合計度
数が１００度以内であるので、金額表示部３０７には、
前記投入金額である「５０００」円が表示される。
と、該投入金額５０００円に基づく度数５０度と前記残
度数の２０度との合計度数７０度が算出され、該合計度
数が１００度以内であるので、金額表示部３０７には、
前記投入金額である「５０００」円が表示される。
【０１１２】次いで、この状態で遊技者が入金ボタン３
０８を入力すると、前記挿入されているＩＣカード３７
より読み出された残度数２０度に投入金額５０００円に
基づく度数５０度が加算され、前記残度数は７０度とな
り、度数表示部２２の度数は７０度に表示更新され、Ｌ
ＣＤ表示器１７及び３１０には挿入されているＩＣカー
ド３７の上限度数が１００度であり、現時点にて３００
０円までの追加入金が可能である旨のメッセージが表示
され、前記投入された５０００円札は回収されることと
なる。
０８を入力すると、前記挿入されているＩＣカード３７
より読み出された残度数２０度に投入金額５０００円に
基づく度数５０度が加算され、前記残度数は７０度とな
り、度数表示部２２の度数は７０度に表示更新され、Ｌ
ＣＤ表示器１７及び３１０には挿入されているＩＣカー
ド３７の上限度数が１００度であり、現時点にて３００
０円までの追加入金が可能である旨のメッセージが表示
され、前記投入された５０００円札は回収されることと
なる。
【０１１３】尚、本実施例では、紙幣挿入口３０４また
は硬貨投入口３０５に紙幣または硬貨が投入された後、
遊技者により入金ボタン３０８が入力されることで、追
加入金処理が実施されるようになっているが、本発明は
これに限定されるものではなく、前記入金ボタン３０８
を設けず、投入された紙幣又は硬貨が正規のものと識別
された場合に、追加入金が可能であれば一義的に追加入
金処理が実施されるようになっていても良い。
は硬貨投入口３０５に紙幣または硬貨が投入された後、
遊技者により入金ボタン３０８が入力されることで、追
加入金処理が実施されるようになっているが、本発明は
これに限定されるものではなく、前記入金ボタン３０８
を設けず、投入された紙幣又は硬貨が正規のものと識別
された場合に、追加入金が可能であれば一義的に追加入
金処理が実施されるようになっていても良い。
【０１１４】このように本実施例のカードユニット３に
おいては、投入された貨幣である紙幣または硬貨の金額
に基づく度数と前記挿入されているＩＣカード３７から
読み出された残度数との合計度数が前記管理コンピュー
タ５０または設定装置３２０にて設定された上限度数を
越える場合に、該上限度数を越える追加入金ができない
ようになっており、該上限度数を越える場合には投入さ
れた紙幣または硬貨は返却されるようになっている。
おいては、投入された貨幣である紙幣または硬貨の金額
に基づく度数と前記挿入されているＩＣカード３７から
読み出された残度数との合計度数が前記管理コンピュー
タ５０または設定装置３２０にて設定された上限度数を
越える場合に、該上限度数を越える追加入金ができない
ようになっており、該上限度数を越える場合には投入さ
れた紙幣または硬貨は返却されるようになっている。
【０１１５】また、本実施例のカードユニット３では前
記上限度数を越えて投入された紙幣または硬貨が返却さ
れる際に、前記ＬＣＤ表示器１７及び３１０に「上限度
数を越えています」のメッセージが表示され、追加入金
後の度数が上限度数を越えており追加入金ができない旨
を遊技者に対して報知するようになっており、追加入金
が為されずに投入した紙幣または硬貨が返却された理由
を遊技者は認識することができ、かつ上限度数を越える
追加入金が為されたことを遊技場の係員等も知覚するこ
とができるようになっている。
記上限度数を越えて投入された紙幣または硬貨が返却さ
れる際に、前記ＬＣＤ表示器１７及び３１０に「上限度
数を越えています」のメッセージが表示され、追加入金
後の度数が上限度数を越えており追加入金ができない旨
を遊技者に対して報知するようになっており、追加入金
が為されずに投入した紙幣または硬貨が返却された理由
を遊技者は認識することができ、かつ上限度数を越える
追加入金が為されたことを遊技場の係員等も知覚するこ
とができるようになっている。
【０１１６】また、本実施例のカードユニット３では前
記上限度数を越えて投入された紙幣または硬貨が返却さ
れる際に、前記紙幣インジケータ３０３または硬貨イン
ジケータ３１１が点滅点灯されて報知するようになって
おり、遊技者が投入した紙幣または硬貨の返却を認識で
きるため、返却された紙幣または硬貨の取り忘れを可能
な限り回避できるようになっている。
記上限度数を越えて投入された紙幣または硬貨が返却さ
れる際に、前記紙幣インジケータ３０３または硬貨イン
ジケータ３１１が点滅点灯されて報知するようになって
おり、遊技者が投入した紙幣または硬貨の返却を認識で
きるため、返却された紙幣または硬貨の取り忘れを可能
な限り回避できるようになっている。
【０１１７】尚、本実施例では上記のように設定手段と
して設定装置３２０及び管理コンピュータ５０に設けら
れた上限設定画面を用いているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えばディップスイッチ等を用い
て前記上限度数の設定が為されるようにしても良い。
して設定装置３２０及び管理コンピュータ５０に設けら
れた上限設定画面を用いているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えばディップスイッチ等を用い
て前記上限度数の設定が為されるようにしても良い。
【０１１８】また、本実施例のカードユニット３におい
ては、前記ＩＣカード３７より読み出され記憶部３１８
に記憶された度数並びに前記度数表示部２２に表示され
た度数に投入金額に基づく度数の加算処理が実施される
以前に、前記記憶された度数並びに度数表示部２２に表
示された度数と投入金額に基づく度数との合計度数が算
出されて、該算出された合計度数が前記上限度数を越え
るか否かが判断されるようになっており、これら算出さ
れた合計度数が上限度数を越える場合においては、前記
加算処理が実施されることなく前記投入された硬貨並び
に紙幣の返却が実施されることから、カードユニット３
における処理を簡素化できるようになっている。
ては、前記ＩＣカード３７より読み出され記憶部３１８
に記憶された度数並びに前記度数表示部２２に表示され
た度数に投入金額に基づく度数の加算処理が実施される
以前に、前記記憶された度数並びに度数表示部２２に表
示された度数と投入金額に基づく度数との合計度数が算
出されて、該算出された合計度数が前記上限度数を越え
るか否かが判断されるようになっており、これら算出さ
れた合計度数が上限度数を越える場合においては、前記
加算処理が実施されることなく前記投入された硬貨並び
に紙幣の返却が実施されることから、カードユニット３
における処理を簡素化できるようになっている。
【０１１９】また、本実施例のカードユニット３では、
挿入されているＩＣカード３７への追加入金が可能な場
合において、前記ＬＣＤ表示器１７及び３１０に該ＩＣ
カード３７から読み出された度数への入金可能金額が表
示されるようになっており、遊技者はその時点にて追加
入金が可能か否かを確認することができるとともに、そ
の時点にて追加入金可能な金額を容易に確認することが
できる。
挿入されているＩＣカード３７への追加入金が可能な場
合において、前記ＬＣＤ表示器１７及び３１０に該ＩＣ
カード３７から読み出された度数への入金可能金額が表
示されるようになっており、遊技者はその時点にて追加
入金が可能か否かを確認することができるとともに、そ
の時点にて追加入金可能な金額を容易に確認することが
できる。
【０１２０】また、本実施例では、挿入されているＩＣ
カード３７への追加入金が可能な場合において、前記Ｌ
ＣＤ表示器１７及び３１０に、前記入金可能金額に加え
て挿入されているＩＣカード３７の上限度数が表示され
るようになっており、前記管理コンピュータ５０または
設定装置３２０にて上限度数の設定が変更されても、そ
の時点での上限度数を遊技者は認識することができる。
尚、本実施例では、上限度数がＬＣＤパネル１７及び３
１０に、挿入されているＩＣカード３７の上限度数が表
示されるようになっているが、該上限度数に基づく上限
金額が表示されるようになっていても良い。
カード３７への追加入金が可能な場合において、前記Ｌ
ＣＤ表示器１７及び３１０に、前記入金可能金額に加え
て挿入されているＩＣカード３７の上限度数が表示され
るようになっており、前記管理コンピュータ５０または
設定装置３２０にて上限度数の設定が変更されても、そ
の時点での上限度数を遊技者は認識することができる。
尚、本実施例では、上限度数がＬＣＤパネル１７及び３
１０に、挿入されているＩＣカード３７の上限度数が表
示されるようになっているが、該上限度数に基づく上限
金額が表示されるようになっていても良い。
【０１２１】以下、本実施例の遊技用装置を構成する発
行入金機４３０の追加入金時における動作状況を図２２
のフローに基づいて説明する。
行入金機４３０の追加入金時における動作状況を図２２
のフローに基づいて説明する。
【０１２２】まず、発行入金機４３０は、通常時におい
て前記ＩＣカード３７の新規発行における紙幣の投入待
ちの状態並びにＩＣカード３７の挿入待ちの状態となっ
ている（Ｓｂ１）。
て前記ＩＣカード３７の新規発行における紙幣の投入待
ちの状態並びにＩＣカード３７の挿入待ちの状態となっ
ている（Ｓｂ１）。
【０１２３】この状態においてＩＣカード３７が挿入さ
れると、前記ＭＰＵ４４８は該挿入されたＩＣカード３
７に記録された度数をＩＣカードリーダライタ４４５に
より読み取り、該読み取られた度数を記憶部４４６に記
憶する（Ｓｂ２）。
れると、前記ＭＰＵ４４８は該挿入されたＩＣカード３
７に記録された度数をＩＣカードリーダライタ４４５に
より読み取り、該読み取られた度数を記憶部４４６に記
憶する（Ｓｂ２）。
【０１２４】次いで前記ＭＰＵ４４８は、前記管理コン
ピュータ５０または設定装置４５０にて設定された上限
度数から前記記憶された度数を減算して追加加算可能な
度数を算出し（Ｓｂ３）、前記上限度数と算出された度
数に基づく入金可能金額とをＬＣＤ表示器４３４に表示
して（Ｓｂ４）、紙幣の投入待ちの状態となる（Ｓｂ
５）。
ピュータ５０または設定装置４５０にて設定された上限
度数から前記記憶された度数を減算して追加加算可能な
度数を算出し（Ｓｂ３）、前記上限度数と算出された度
数に基づく入金可能金額とをＬＣＤ表示器４３４に表示
して（Ｓｂ４）、紙幣の投入待ちの状態となる（Ｓｂ
５）。
【０１２５】次いで、この状態で紙幣が投入されると、
ＭＰＵ４４８は、投入された紙幣の金額を前記記憶部４
４６に投入金額として記憶し（Ｓｂ６）、該記憶された
投入金額に基づく度数（投入金額５００円毎に５度）
と、前記挿入されたＩＣカード３７より読み出されて前
記記憶部４４６に記憶されている度数と、の合計度数を
算出する（Ｓｂ７）。
ＭＰＵ４４８は、投入された紙幣の金額を前記記憶部４
４６に投入金額として記憶し（Ｓｂ６）、該記憶された
投入金額に基づく度数（投入金額５００円毎に５度）
と、前記挿入されたＩＣカード３７より読み出されて前
記記憶部４４６に記憶されている度数と、の合計度数を
算出する（Ｓｂ７）。
【０１２６】次いで、ＭＰＵ４４８は、該算出された合
計度数が、前記上限度数以内かどうか判断し（Ｓｂ
８）、該合計度数が前記上限度数を越えている場合に前
記ＭＰＵ４４８は、ＬＣＤ表示器４３４に「上限度数を
越えています」のメッセージを表示し（Ｓｂ９）、投入
された紙幣を返却し、所定時間にわたり紙幣インジケ―
タ４４２を点滅点灯して（Ｓｂ１０）、再び紙幣の投入
待ちの状態となる（Ｓｂ５）。
計度数が、前記上限度数以内かどうか判断し（Ｓｂ
８）、該合計度数が前記上限度数を越えている場合に前
記ＭＰＵ４４８は、ＬＣＤ表示器４３４に「上限度数を
越えています」のメッセージを表示し（Ｓｂ９）、投入
された紙幣を返却し、所定時間にわたり紙幣インジケ―
タ４４２を点滅点灯して（Ｓｂ１０）、再び紙幣の投入
待ちの状態となる（Ｓｂ５）。
【０１２７】また、前記Ｓｂ８において、前記合計度数
が前記上限度数以内であれば、ＬＣＤ表示器４３４に前
記記憶された投入金額を表示し（Ｓｂ１１）、入金ボタ
ン４３５の入力待ちの状態となる（Ｓｂ１２）。
が前記上限度数以内であれば、ＬＣＤ表示器４３４に前
記記憶された投入金額を表示し（Ｓｂ１１）、入金ボタ
ン４３５の入力待ちの状態となる（Ｓｂ１２）。
【０１２８】次いで、Ｓｂ１２の状態において、入金ボ
タン４３５が入力されると、前記ＭＰＵ４４８は、前記
記憶部４４６に記憶された投入金額を追加入金額として
確定し、該追加入金額に基づく度数を、前記記憶部４４
６に記憶された度数に加算更新し（Ｓｂ１３）、該更新
された度数を前記ＩＣカードリーダライタ４４５により
挿入されているＩＣカード３７に記録された度数に替え
て記録し（Ｓｂ１４）、前記投入された紙幣を回収する
（Ｓｂ１５）とともに、挿入されているＩＣカード３７
を返却して、所定時間カードインジケータ４３９を点滅
点灯し、再びＩＣカード３７の新規発行における紙幣の
投入待ちの状態並びにＩＣカード３７の挿入待ちの状態
となる（Ｓｂ１）。
タン４３５が入力されると、前記ＭＰＵ４４８は、前記
記憶部４４６に記憶された投入金額を追加入金額として
確定し、該追加入金額に基づく度数を、前記記憶部４４
６に記憶された度数に加算更新し（Ｓｂ１３）、該更新
された度数を前記ＩＣカードリーダライタ４４５により
挿入されているＩＣカード３７に記録された度数に替え
て記録し（Ｓｂ１４）、前記投入された紙幣を回収する
（Ｓｂ１５）とともに、挿入されているＩＣカード３７
を返却して、所定時間カードインジケータ４３９を点滅
点灯し、再びＩＣカード３７の新規発行における紙幣の
投入待ちの状態並びにＩＣカード３７の挿入待ちの状態
となる（Ｓｂ１）。
【０１２９】これらを具体的に説明すると、例えば、前
記管理コンピュータ５０にて上限度数の設定項目が設定
Ｂと設定され、かつ上限度数の有効設定が管理コンピュ
ータ側と設定され、挿入されたＩＣカード３７より読み
出された残度数が２０度、発行金額が５０００円の場合
において、まず、ＬＣＤ表示器４３４には、挿入されて
いるＩＣカード３７の上限度数が１００度であり、現時
点において８０００円までの追加入金が可能である旨の
メッセージが表示されており、この状態において遊技者
が１００００円札を投入すると、該１００００円に基づ
く１００度と前記残度数２０度の合計度数１２０度が算
出され、該合計度数が上限度数１００度を越えるので、
前記ＬＣＤ表示器４３４に「上限度数を越えています」
のメッセージが表示され、追加入金後の度数が上限度数
を越えており追加入金ができない旨を遊技者に対して報
知するとともに、投入された１００００円札が返却さ
れ、紙幣インジケータ４４２が点滅点灯されて遊技者に
対して投入した紙幣が返却された旨を報知する。
記管理コンピュータ５０にて上限度数の設定項目が設定
Ｂと設定され、かつ上限度数の有効設定が管理コンピュ
ータ側と設定され、挿入されたＩＣカード３７より読み
出された残度数が２０度、発行金額が５０００円の場合
において、まず、ＬＣＤ表示器４３４には、挿入されて
いるＩＣカード３７の上限度数が１００度であり、現時
点において８０００円までの追加入金が可能である旨の
メッセージが表示されており、この状態において遊技者
が１００００円札を投入すると、該１００００円に基づ
く１００度と前記残度数２０度の合計度数１２０度が算
出され、該合計度数が上限度数１００度を越えるので、
前記ＬＣＤ表示器４３４に「上限度数を越えています」
のメッセージが表示され、追加入金後の度数が上限度数
を越えており追加入金ができない旨を遊技者に対して報
知するとともに、投入された１００００円札が返却さ
れ、紙幣インジケータ４４２が点滅点灯されて遊技者に
対して投入した紙幣が返却された旨を報知する。
【０１３０】次いで、遊技者が５０００円札を投入する
と、該投入金額５０００円に基づく度数５０度と前記残
度数の２０度との合計度数７０度が算出され、該合計度
数が１００度以内であるので、ＬＣＤ表示器４３４に
は、前記投入金額である「５０００」円が表示される。
と、該投入金額５０００円に基づく度数５０度と前記残
度数の２０度との合計度数７０度が算出され、該合計度
数が１００度以内であるので、ＬＣＤ表示器４３４に
は、前記投入金額である「５０００」円が表示される。
【０１３１】次いで、この状態で遊技者が入金ボタン４
３５を入力すると、前記挿入されているＩＣカード３７
より読み出された残度数２０度に投入金額５０００円に
基づく度数５０度が加算され、前記残度数は７０度とな
って、前記投入された５０００円札は回収されるととも
に、該更新された７０度がＩＣカードに記録された後返
却され、カードインジケータ４３９が点滅表示される。
３５を入力すると、前記挿入されているＩＣカード３７
より読み出された残度数２０度に投入金額５０００円に
基づく度数５０度が加算され、前記残度数は７０度とな
って、前記投入された５０００円札は回収されるととも
に、該更新された７０度がＩＣカードに記録された後返
却され、カードインジケータ４３９が点滅表示される。
【０１３２】尚、本実施例では、紙幣挿入口４３３に紙
幣が投入された後、遊技者により入金ボタン４３５が入
力されることで、追加入金処理が実施されるようになっ
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、前
記入金ボタン４３５を設けず、投入された紙幣が正規の
ものと識別された場合に、追加入金が可能であれば一義
的に追加入金処理が実施されるようになっていても良
い。
幣が投入された後、遊技者により入金ボタン４３５が入
力されることで、追加入金処理が実施されるようになっ
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、前
記入金ボタン４３５を設けず、投入された紙幣が正規の
ものと識別された場合に、追加入金が可能であれば一義
的に追加入金処理が実施されるようになっていても良
い。
【０１３３】このように本実施例の発行入金機４３０に
おいては、投入された貨幣である紙幣の金額に基づく度
数と前記挿入されたＩＣカード３７から読み出された残
度数との合計度数が前記管理コンピュータ５０または設
定装置４５０にて設定された上限度数を越える場合に、
該上限度数を越える追加入金ができないようになってお
り、該上限度数を越える場合には投入された紙幣は返却
されるようになっている。
おいては、投入された貨幣である紙幣の金額に基づく度
数と前記挿入されたＩＣカード３７から読み出された残
度数との合計度数が前記管理コンピュータ５０または設
定装置４５０にて設定された上限度数を越える場合に、
該上限度数を越える追加入金ができないようになってお
り、該上限度数を越える場合には投入された紙幣は返却
されるようになっている。
【０１３４】また、本実施例の発行入金機４３０では前
記上限度数を越えて投入された紙幣が返却される際に、
前記ＬＣＤ表示器４３４に「上限度数を越えています」
のメッセージが表示され、追加入金後の度数が上限度数
を越えており追加入金ができない旨を遊技者に対して報
知するようになっており、追加入金が為されずに投入し
た紙幣または硬貨が返却された理由を遊技者は認識する
ことができ、かつ上限度数を越える追加入金が為された
ことを遊技場の係員等も知覚することができるようにな
っている。
記上限度数を越えて投入された紙幣が返却される際に、
前記ＬＣＤ表示器４３４に「上限度数を越えています」
のメッセージが表示され、追加入金後の度数が上限度数
を越えており追加入金ができない旨を遊技者に対して報
知するようになっており、追加入金が為されずに投入し
た紙幣または硬貨が返却された理由を遊技者は認識する
ことができ、かつ上限度数を越える追加入金が為された
ことを遊技場の係員等も知覚することができるようにな
っている。
【０１３５】また、本実施例の発行入金機４３０では前
記上限度数を越えて投入された紙幣が返却される際に、
前記紙幣インジケータ４４２が点滅点灯されて報知する
ようになっており、遊技者が投入した紙幣または硬貨の
返却を認識できるため、返却された紙幣の取り忘れを可
能な限り回避できるようになっている。
記上限度数を越えて投入された紙幣が返却される際に、
前記紙幣インジケータ４４２が点滅点灯されて報知する
ようになっており、遊技者が投入した紙幣または硬貨の
返却を認識できるため、返却された紙幣の取り忘れを可
能な限り回避できるようになっている。
【０１３６】尚、本実施例では上記のように設定手段と
して設定装置４５０及び管理コンピュータ５０に設けら
れた上限設定画面を用いているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えばディップスイッチ等を用い
て前記上限度数の設定が為されるようにしても良い。
して設定装置４５０及び管理コンピュータ５０に設けら
れた上限設定画面を用いているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えばディップスイッチ等を用い
て前記上限度数の設定が為されるようにしても良い。
【０１３７】また、本実施例の発行入金機４３０におい
ては、前記挿入されたＩＣカード３７より読み出された
度数に投入金額に基づく度数の加算処理が実施される以
前に、前記ＩＣカード３７より読み出された度数と投入
金額に基づく度数との合計度数が算出されて、該算出さ
れた合計度数が前記上限度数を越えるか否かが判断され
るようになっており、これら算出された合計度数が上限
度数を越える場合においては、前記加算処理が実施され
ることなく前記投入された紙幣の返却が実施されること
から、発行入金機４３０における処理を簡素化できるよ
うになっている。
ては、前記挿入されたＩＣカード３７より読み出された
度数に投入金額に基づく度数の加算処理が実施される以
前に、前記ＩＣカード３７より読み出された度数と投入
金額に基づく度数との合計度数が算出されて、該算出さ
れた合計度数が前記上限度数を越えるか否かが判断され
るようになっており、これら算出された合計度数が上限
度数を越える場合においては、前記加算処理が実施され
ることなく前記投入された紙幣の返却が実施されること
から、発行入金機４３０における処理を簡素化できるよ
うになっている。
【０１３８】また、本実施例の発行入金機４３０では、
挿入されたＩＣカード３７への追加入金が可能な場合に
おいて、前記ＬＣＤ表示器４３４に該ＩＣカード３７か
ら読み出された度数への入金可能金額が表示されるよう
になっており、遊技者は挿入したＩＣカード３７への追
加入金が可能か否かを確認することができるとともに、
その時点にて追加入金可能な金額を容易に確認すること
ができる。
挿入されたＩＣカード３７への追加入金が可能な場合に
おいて、前記ＬＣＤ表示器４３４に該ＩＣカード３７か
ら読み出された度数への入金可能金額が表示されるよう
になっており、遊技者は挿入したＩＣカード３７への追
加入金が可能か否かを確認することができるとともに、
その時点にて追加入金可能な金額を容易に確認すること
ができる。
【０１３９】また、本実施例では、挿入されたＩＣカー
ド３７への追加入金が可能な場合において、前記ＬＣＤ
表示器４３４に、前記入金可能金額に加えて挿入された
ＩＣカード３７の上限度数が表示されるようになってお
り、前記管理コンピュータ５０または設定装置４５０に
て上限度数の設定が変更されても、その時点での上限度
数を遊技者は認識することができる。尚、本実施例で
は、上限度数がＬＣＤパネル４３４に、挿入されたＩＣ
カード３７の上限度数が表示されるようになっている
が、該上限度数に基づく上限金額が表示されるようにな
っていても良い。
ド３７への追加入金が可能な場合において、前記ＬＣＤ
表示器４３４に、前記入金可能金額に加えて挿入された
ＩＣカード３７の上限度数が表示されるようになってお
り、前記管理コンピュータ５０または設定装置４５０に
て上限度数の設定が変更されても、その時点での上限度
数を遊技者は認識することができる。尚、本実施例で
は、上限度数がＬＣＤパネル４３４に、挿入されたＩＣ
カード３７の上限度数が表示されるようになっている
が、該上限度数に基づく上限金額が表示されるようにな
っていても良い。
【０１４０】以上説明したように本実施例の遊技用装置
を構成する発行入金機４３０では、前記挿入されたＩＣ
カード３７から読み出された度数における上限度数の設
定を、設定装置４５０または管理コンピュータ５０にお
いて適宜に変更できるようになっているため、上限度数
の設定変更を容易に実施することができ、これら上限度
数の設定の変更処理に伴う労力を大幅に低減できる。
を構成する発行入金機４３０では、前記挿入されたＩＣ
カード３７から読み出された度数における上限度数の設
定を、設定装置４５０または管理コンピュータ５０にお
いて適宜に変更できるようになっているため、上限度数
の設定変更を容易に実施することができ、これら上限度
数の設定の変更処理に伴う労力を大幅に低減できる。
【０１４１】また、本実施例の遊技用装置を構成するカ
ードユニット３では、前記挿入されているＩＣカード３
７から読み出された度数における上限度数の設定を、設
定装置３２０または管理コンピュータ５０において適宜
に変更できるようになっているため、上限度数の設定変
更を容易に実施することができ、これら上限度数の設定
の変更処理に伴う労力を大幅に低減できる。
ードユニット３では、前記挿入されているＩＣカード３
７から読み出された度数における上限度数の設定を、設
定装置３２０または管理コンピュータ５０において適宜
に変更できるようになっているため、上限度数の設定変
更を容易に実施することができ、これら上限度数の設定
の変更処理に伴う労力を大幅に低減できる。
【０１４２】前記各実施例における各要素は、本発明に
対して以下のように対応している。
対して以下のように対応している。
【０１４３】本発明の請求項１は、本発明の遊技用装置
は、遊技機（パチンコ機２）で遊技を行う際に使用され
る遊技用有価価値（度数）の大きさを特定可能な情報が
記録された遊技用記録媒体（ＩＣカード３７）を受付
け、該受付けた遊技用記録媒体（ＩＣカード３７）の記
録情報を少なくとも読み取る記録媒体処理手段（ＩＣカ
ードリーダライタ４４５）と、現金（紙幣、硬貨）を受
付け、該受付現金の識別を行う現金識別手段（紙幣識別
ユニット４４４）と、を有し、識別結果が正当と判断さ
れた受付現金の金額に該当する大きさの遊技用有価価値
（度数）を、前記遊技用記録媒体（ＩＣカード３７）の
記録情報から特定される大きさの遊技用有価価値（度
数）に加算更新する価値加算処理（追加入金処理）を行
う遊技用装置（発行入金機４３０）であって、前記遊技
用有価価値（度数）の大きさには所定の上限値（上限度
数）が設けられ、該遊技用有価価値（度数）の上限値
（上限度数）を変更可能な設定手段（設定装置４５０、
管理コンピュータ５０）を具備する。
は、遊技機（パチンコ機２）で遊技を行う際に使用され
る遊技用有価価値（度数）の大きさを特定可能な情報が
記録された遊技用記録媒体（ＩＣカード３７）を受付
け、該受付けた遊技用記録媒体（ＩＣカード３７）の記
録情報を少なくとも読み取る記録媒体処理手段（ＩＣカ
ードリーダライタ４４５）と、現金（紙幣、硬貨）を受
付け、該受付現金の識別を行う現金識別手段（紙幣識別
ユニット４４４）と、を有し、識別結果が正当と判断さ
れた受付現金の金額に該当する大きさの遊技用有価価値
（度数）を、前記遊技用記録媒体（ＩＣカード３７）の
記録情報から特定される大きさの遊技用有価価値（度
数）に加算更新する価値加算処理（追加入金処理）を行
う遊技用装置（発行入金機４３０）であって、前記遊技
用有価価値（度数）の大きさには所定の上限値（上限度
数）が設けられ、該遊技用有価価値（度数）の上限値
（上限度数）を変更可能な設定手段（設定装置４５０、
管理コンピュータ５０）を具備する。
【０１４４】本発明の請求項２は、遊技機（パチンコ機
２）に対応して設けられ、遊技機（パチンコ機２）で遊
技を行う際に使用される遊技用有価価値（度数）の大き
さを特定可能な情報が記録された遊技用記録媒体（ＩＣ
カード３７）を受付け、該受付けた遊技用記録媒体（Ｉ
Ｃカード３７）の記録情報から特定される大きさの遊技
用有価価値（度数）を遊技に使用される遊技媒体（パチ
ンコ玉）に変換するための処理（貸出処理）を行う記録
媒体処理手段（ＩＣカードリーダライタ３１７）と、現
金（紙幣、硬貨）を受付け、該受付現金の識別を行う現
金識別手段（紙幣識別ユニット３１５、硬貨識別ユニッ
ト３１６）と、を有し、識別結果が正当と判断された受
付現金の金額に該当する大きさの遊技用有価価値（度
数）を、前記遊技用記録媒体（ＩＣカード３７）の記録
情報から特定される大きさの遊技用有価価値（度数）に
加算更新する価値加算処理（追加入金処理）を行う遊技
用装置（カードユニット３）であって、前記遊技用有価
価値（度数）の大きさには所定の上限値（上限度数）が
設けられ、該遊技用有価価値（度数）の上限値（上限度
数）を変更可能な設定手段（設定装置３２０、管理コン
ピュータ５０）を具備する。
２）に対応して設けられ、遊技機（パチンコ機２）で遊
技を行う際に使用される遊技用有価価値（度数）の大き
さを特定可能な情報が記録された遊技用記録媒体（ＩＣ
カード３７）を受付け、該受付けた遊技用記録媒体（Ｉ
Ｃカード３７）の記録情報から特定される大きさの遊技
用有価価値（度数）を遊技に使用される遊技媒体（パチ
ンコ玉）に変換するための処理（貸出処理）を行う記録
媒体処理手段（ＩＣカードリーダライタ３１７）と、現
金（紙幣、硬貨）を受付け、該受付現金の識別を行う現
金識別手段（紙幣識別ユニット３１５、硬貨識別ユニッ
ト３１６）と、を有し、識別結果が正当と判断された受
付現金の金額に該当する大きさの遊技用有価価値（度
数）を、前記遊技用記録媒体（ＩＣカード３７）の記録
情報から特定される大きさの遊技用有価価値（度数）に
加算更新する価値加算処理（追加入金処理）を行う遊技
用装置（カードユニット３）であって、前記遊技用有価
価値（度数）の大きさには所定の上限値（上限度数）が
設けられ、該遊技用有価価値（度数）の上限値（上限度
数）を変更可能な設定手段（設定装置３２０、管理コン
ピュータ５０）を具備する。
【０１４５】本発明の請求項３は、前記現金識別手段
（紙幣識別ユニット３１５、４４４、硬貨識別ユニット
３１６）は、複数金種の現金を識別する。
（紙幣識別ユニット３１５、４４４、硬貨識別ユニット
３１６）は、複数金種の現金を識別する。
【０１４６】本発明の請求項４は、前記上限値（上限度
数）或いは前記上限値（上限度数）に該当する金額を表
示する上限値表示手段（ＬＣＤ表示器１７、３１０、４
３４）を具備する。
数）或いは前記上限値（上限度数）に該当する金額を表
示する上限値表示手段（ＬＣＤ表示器１７、３１０、４
３４）を具備する。
【０１４７】本発明の請求項５は、前記上限値（上限度
数）から前記記録情報により特定される遊技用有価価値
（度数）の大きさを差し引いて、その時点において価値
加算（追加入金）可能な遊技用有価価値（度数）の大き
さに該当する金額を表示する入金可能金額表示部（ＬＣ
Ｄ表示器１７、３１０、４３４）を具備する。
数）から前記記録情報により特定される遊技用有価価値
（度数）の大きさを差し引いて、その時点において価値
加算（追加入金）可能な遊技用有価価値（度数）の大き
さに該当する金額を表示する入金可能金額表示部（ＬＣ
Ｄ表示器１７、３１０、４３４）を具備する。
【０１４８】本発明の請求項６は、前記記録情報により
特定される遊技用有価価値（度数）の大きさが前記上限
値（上限度数）未満である場合に、現金（紙幣、硬貨）
の受付が可能であることを報知する報知手段（ＬＣＤ表
示器１７、３１０、４３４）を具備する。
特定される遊技用有価価値（度数）の大きさが前記上限
値（上限度数）未満である場合に、現金（紙幣、硬貨）
の受付が可能であることを報知する報知手段（ＬＣＤ表
示器１７、３１０、４３４）を具備する。
【０１４９】本発明の請求項７は、前記設定手段が、前
記上限値（上限度数）の変更を集中して行う管理装置
（管理コンピュータ５０）にて形成されている。
記上限値（上限度数）の変更を集中して行う管理装置
（管理コンピュータ５０）にて形成されている。
【０１５０】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【０１５１】例えば、前記実施例のカードユニット３に
おいては、紙幣識別ユニット３１５並びに硬貨識別ユニ
ット３１６の両方が設けられ、遊技者は貨幣である紙幣
と硬貨との両方を用いて追加入金を実施できるようにな
っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
少なくともこれら硬貨あるいは紙幣のどちらかを用いて
追加入金できるようになっていれば良い。
おいては、紙幣識別ユニット３１５並びに硬貨識別ユニ
ット３１６の両方が設けられ、遊技者は貨幣である紙幣
と硬貨との両方を用いて追加入金を実施できるようにな
っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
少なくともこれら硬貨あるいは紙幣のどちらかを用いて
追加入金できるようになっていれば良い。
【０１５２】また前記実施例の発行入金機４３０におい
ては、紙幣識別ユニット４４４のみが設けられ、遊技者
は貨幣である紙幣のみを用いて追加入金を実施できるよ
うになっているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、少なくとも硬貨あるいは紙幣のどちらかを用いて
追加入金できるようになっていれば良く、更には硬貨及
び紙幣の双方を用いて追加入金できるようになっていて
も良い。
ては、紙幣識別ユニット４４４のみが設けられ、遊技者
は貨幣である紙幣のみを用いて追加入金を実施できるよ
うになっているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、少なくとも硬貨あるいは紙幣のどちらかを用いて
追加入金できるようになっていれば良く、更には硬貨及
び紙幣の双方を用いて追加入金できるようになっていて
も良い。
【０１５３】また、前記実施例のカードユニット３にお
いては、複数の金種である全種類の紙幣と１００円硬貨
と５００円硬貨とを受付可能とされているが、本発明は
これに限定されるものではなく、上記以外の金種の組合
せで紙幣または硬貨を受付可能とされていても良く、更
には、１種類の金種を受付可能とされているものとして
も良い。
いては、複数の金種である全種類の紙幣と１００円硬貨
と５００円硬貨とを受付可能とされているが、本発明は
これに限定されるものではなく、上記以外の金種の組合
せで紙幣または硬貨を受付可能とされていても良く、更
には、１種類の金種を受付可能とされているものとして
も良い。
【０１５４】また、前記実施例の発行入金機４３０にお
いては、複数の金種である全種類の紙幣を受付可能とさ
れているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
上記以外の金種の組合せで紙幣または硬貨を受付可能と
されていても良く、更には、１種類の金種を受付可能と
されているものとしても良い。
いては、複数の金種である全種類の紙幣を受付可能とさ
れているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
上記以外の金種の組合せで紙幣または硬貨を受付可能と
されていても良く、更には、１種類の金種を受付可能と
されているものとしても良い。
【０１５５】また前記実施例のカードユニット３並びに
発行入金機４３０においては、追加入金を実施するため
に貨幣が投入された際に、挿入されているＩＣカード３
７より読み出された度数に該投入貨幣に基づく度数が加
算処理が実施される以前に、前記ＩＣカード３７より読
み出された度数と投入貨幣に基づく度数との合計度数が
算出され、該合計度数が前記上限度数を越えるか否かが
判断されるようになっているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、貨幣投入に伴い、前記加算処理を一
義的に実施した後、該加算された度数が前記上限度数を
超えるか否かを判断し、加算された度数が上限度数を越
える場合において、投入貨幣を返却するとともに、加算
された度数を減算するようにしても良い。
発行入金機４３０においては、追加入金を実施するため
に貨幣が投入された際に、挿入されているＩＣカード３
７より読み出された度数に該投入貨幣に基づく度数が加
算処理が実施される以前に、前記ＩＣカード３７より読
み出された度数と投入貨幣に基づく度数との合計度数が
算出され、該合計度数が前記上限度数を越えるか否かが
判断されるようになっているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、貨幣投入に伴い、前記加算処理を一
義的に実施した後、該加算された度数が前記上限度数を
超えるか否かを判断し、加算された度数が上限度数を越
える場合において、投入貨幣を返却するとともに、加算
された度数を減算するようにしても良い。
【０１５６】また、前記実施例では、１台のパチンコ機
２に対して１台のカードユニット３が設けられている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、２台のパ
チンコ機２に対して１台としたものとしても良い。
２に対して１台のカードユニット３が設けられている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、２台のパ
チンコ機２に対して１台としたものとしても良い。
【０１５７】また、前記実施例においては、遊技用装置
を構成するカードユニット３と遊技機としてのパチンコ
機２とを別体としているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、これらパチンコ機及びカードユニットの
双方の機能を有する一体型のものとしても良い。
を構成するカードユニット３と遊技機としてのパチンコ
機２とを別体としているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、これらパチンコ機及びカードユニットの
双方の機能を有する一体型のものとしても良い。
【０１５８】また、前記実施例では、カードユニット３
より回収された紙幣及び硬貨並びにＩＣカード３７が紙
幣搬送路３４０や混合搬送路３５０により搬送され、前
記遊技島１の島端に設けられた分別収容部３６０にて回
収されるようになっているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、各々のカードユニット３に貯留部を設
け、該貯留部に回収された紙幣及び硬貨並びにＩＣカー
ド３７を貯留するようにしても良い。
より回収された紙幣及び硬貨並びにＩＣカード３７が紙
幣搬送路３４０や混合搬送路３５０により搬送され、前
記遊技島１の島端に設けられた分別収容部３６０にて回
収されるようになっているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、各々のカードユニット３に貯留部を設
け、該貯留部に回収された紙幣及び硬貨並びにＩＣカー
ド３７を貯留するようにしても良い。
【０１５９】また、前記実施例では、ＩＣカード３７の
発行を発行入金機４３０のみにおいて行っているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、カードユニット
３に新規ＩＣカード３７の貯留部を設け、該カードユニ
ット３において新規発行を行うようにしても良い。
発行を発行入金機４３０のみにおいて行っているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、カードユニット
３に新規ＩＣカード３７の貯留部を設け、該カードユニ
ット３において新規発行を行うようにしても良い。
【０１６０】また、前記実施例においては、前記ＩＤを
発行時にＩＣカ−ド３７に記録するようにしているが、
本発明はこれに限定されるもではなく、これらＩＤを予
めＩＣカード３７に書き換え不可に記録するようにして
も良い。
発行時にＩＣカ−ド３７に記録するようにしているが、
本発明はこれに限定されるもではなく、これらＩＤを予
めＩＣカード３７に書き換え不可に記録するようにして
も良い。
【０１６１】更に、前記実施例におけるＩＣカード３７
にはＩＤ及び残存する度数とが記録されているととも
に、同様の度数データが各ＩＤ毎に前記管理コンピュー
タ５０に登録されるようになっているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、前記ＩＣカード３
７にはＩＤのみを記録しておき、該ＩＣカード３７のカ
ードユニット３への挿入に基づき、該挿入されたＩＣカ
ード３７のＩＤに対応付けて前記管理コンピュータ５０
に記憶された度数を特定できるようにしても良いし、逆
に、前記管理コンピュータ５０を設けず、ＩＣカード３
７のみに残存する度数を記録するようにしても良い。
にはＩＤ及び残存する度数とが記録されているととも
に、同様の度数データが各ＩＤ毎に前記管理コンピュー
タ５０に登録されるようになっているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、前記ＩＣカード３
７にはＩＤのみを記録しておき、該ＩＣカード３７のカ
ードユニット３への挿入に基づき、該挿入されたＩＣカ
ード３７のＩＤに対応付けて前記管理コンピュータ５０
に記憶された度数を特定できるようにしても良いし、逆
に、前記管理コンピュータ５０を設けず、ＩＣカード３
７のみに残存する度数を記録するようにしても良い。
【０１６２】また、前記実施例においては、遊技用記録
媒体として非接触型のＩＣカード３７を用いているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これらを接触
型のＩＣカードとしたり、その他、表面に貼着された磁
気テープにより情報が読み取り可能とされた磁気カード
やバーコード等の所定の情報記録シンボル等がプリント
可能とされた媒体等であっても良く、これら遊技用記録
媒体としては、前記遊技に使用可能な遊技用有価価値の
大きさを特定可能な情報を読み取り可能に記録できるも
のであれば特に限定されるものではない。
媒体として非接触型のＩＣカード３７を用いているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これらを接触
型のＩＣカードとしたり、その他、表面に貼着された磁
気テープにより情報が読み取り可能とされた磁気カード
やバーコード等の所定の情報記録シンボル等がプリント
可能とされた媒体等であっても良く、これら遊技用記録
媒体としては、前記遊技に使用可能な遊技用有価価値の
大きさを特定可能な情報を読み取り可能に記録できるも
のであれば特に限定されるものではない。
【０１６３】また、前記実施例においては、上限値表示
手段並びに入金可能金額表示部並びに報知手段としての
ＬＣＤ表示器を、カードユニット３と、パチンコ機２の
双方に設けているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、少なくともどちらか一方に設けられていれば良
い。更に、これら上限値表示手段、入金可能金額表示
部、報知手段を各々個別に形成するようにしても良い。
手段並びに入金可能金額表示部並びに報知手段としての
ＬＣＤ表示器を、カードユニット３と、パチンコ機２の
双方に設けているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、少なくともどちらか一方に設けられていれば良
い。更に、これら上限値表示手段、入金可能金額表示
部、報知手段を各々個別に形成するようにしても良い。
【０１６４】また、これら上限値表示手段並びに入金可
能金額表示部並びに報知手段をＬＣＤ表示器にて形成し
ているが本発明はこれに限定されるものではなく、これ
らをドットマトリックス状に配列したＬＥＤからなるＬ
ＥＤモジュールにより形成したものや、ＣＲＴディスプ
レイとしても良く、さらには、これらを点灯により表示
されるランプ装置等により形成しても良い。
能金額表示部並びに報知手段をＬＣＤ表示器にて形成し
ているが本発明はこれに限定されるものではなく、これ
らをドットマトリックス状に配列したＬＥＤからなるＬ
ＥＤモジュールにより形成したものや、ＣＲＴディスプ
レイとしても良く、さらには、これらを点灯により表示
されるランプ装置等により形成しても良い。
【０１６５】また、前記実施例においては、遊技媒体と
してパチンコ玉を用いているが、これら遊技媒体をコイ
ンや点数、更には後述する画像式のパチンコ機やスロッ
トマシン等における画像にて形成されたパチンコ玉やコ
イン等としても良く、これら遊技媒体は遊技において使
用される媒体であれば、本発明の遊技媒体に含まれるも
のであり、その形態が限定されるものではない。
してパチンコ玉を用いているが、これら遊技媒体をコイ
ンや点数、更には後述する画像式のパチンコ機やスロッ
トマシン等における画像にて形成されたパチンコ玉やコ
イン等としても良く、これら遊技媒体は遊技において使
用される媒体であれば、本発明の遊技媒体に含まれるも
のであり、その形態が限定されるものではない。
【０１６６】また、前記実施例においては、遊技媒体で
あるパチンコ玉が外部に払い出される通常のパチンコ機
２を用いているが、本発明はこれら通常のパチンコ機の
みならず、該パチンコ玉が指触不能に封入された封入式
パチンコ機や、コインを用いて遊技を行うスロットマシ
ンや、コインが外部に排出されることなく遊技可能なク
レジット式のスロットマシン、更にはこれら遊技媒体を
用いずにデータ等により遊技可能な遊技機や、遊技盤や
パチンコ玉が画像にて表示される画像式のパチンコ機
や、リールが画像にて表示される画像式のスロットマシ
ンにも適用可能であることはいうまでもなく、これら遊
技機が限定されるものではない。
あるパチンコ玉が外部に払い出される通常のパチンコ機
２を用いているが、本発明はこれら通常のパチンコ機の
みならず、該パチンコ玉が指触不能に封入された封入式
パチンコ機や、コインを用いて遊技を行うスロットマシ
ンや、コインが外部に排出されることなく遊技可能なク
レジット式のスロットマシン、更にはこれら遊技媒体を
用いずにデータ等により遊技可能な遊技機や、遊技盤や
パチンコ玉が画像にて表示される画像式のパチンコ機
や、リールが画像にて表示される画像式のスロットマシ
ンにも適用可能であることはいうまでもなく、これら遊
技機が限定されるものではない。
【０１６７】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【０１６８】（ａ）請求項１の発明によれば、前記遊技
用有価価値の上限値を変更可能な設定手段を具備するこ
とで、上限値の変更を容易に実施でき、上限値の変更処
理の労力を大幅に低減できる。
用有価価値の上限値を変更可能な設定手段を具備するこ
とで、上限値の変更を容易に実施でき、上限値の変更処
理の労力を大幅に低減できる。
【０１６９】（ｂ）請求項２の発明によれば、前記遊技
用有価価値の上限値を変更可能な設定手段を具備するこ
とで、上限値の変更を容易に実施でき、上限値の変更処
理の労力を大幅に低減できる。
用有価価値の上限値を変更可能な設定手段を具備するこ
とで、上限値の変更を容易に実施でき、上限値の変更処
理の労力を大幅に低減できる。
【０１７０】（ｃ）請求項３の発明によれば、利用者は
所有する額面の現金を、両替を実施することなく使用で
きるようになり、利用者の利便性を向上できるばかり
か、これら両替等に伴う遊技機の稼働率の低下を回避で
きる。
所有する額面の現金を、両替を実施することなく使用で
きるようになり、利用者の利便性を向上できるばかり
か、これら両替等に伴う遊技機の稼働率の低下を回避で
きる。
【０１７１】（ｄ）請求項４の発明によれば、上限値が
変更されても、その遊技場またはその時点での上限値を
遊技者は認識することができる。
変更されても、その遊技場またはその時点での上限値を
遊技者は認識することができる。
【０１７２】（ｅ）請求項５の発明によれば、遊技者
は、その時点において価値加算可能な金額を容易に確認
することができる。
は、その時点において価値加算可能な金額を容易に確認
することができる。
【０１７３】（ｆ）請求項６の発明によれば、遊技者
は、その時点において価値加算が可能か否かを確認する
ことができる。
は、その時点において価値加算が可能か否かを確認する
ことができる。
【０１７４】（ｇ）請求項７の発明によれば、上限値の
変更を管理装置にて集中して行うことができるため、こ
れら設定に伴う労力や煩雑さを大幅に低減できる。
変更を管理装置にて集中して行うことができるため、こ
れら設定に伴う労力や煩雑さを大幅に低減できる。
【図１】本発明にの実施例に用いた遊技島を示す外観斜
視図である。
視図である。
【図２】本発明における実施例のパチンコ機並びにカー
ドユニットの正面図である。
ドユニットの正面図である。
【図３】本発明における実施例のパチンコ機における遊
技盤を示す拡大図である。
技盤を示す拡大図である。
【図４】本発明における実施例のパチンコ機並びにカー
ドユニットの背面を示す図である。
ドユニットの背面を示す図である。
【図５】本発明の実施例におけるパチンコ機の操作部の
上面図である。
上面図である。
【図６】本発明の実施例におけるパチンコ機の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図７】本発明の実施例におけるパチンコ機とカードユ
ニットとの接続状況並びに該カードユニットの構成を示
すブロック図である。
ニットとの接続状況並びに該カードユニットの構成を示
すブロック図である。
【図８】本発明の実施例におけるカードユニットに設け
られたＩＣカードリーダライタの構成を示す断面図であ
る。
られたＩＣカードリーダライタの構成を示す断面図であ
る。
【図９】本発明の実施例に用いた遊技用記録媒体として
のＩＣカードを示す一部破断上面図である。
のＩＣカードを示す一部破断上面図である。
【図１０】本発明の実施例におけるパチンコ機の賞球制
御基板とカードユニットとから出力される各信号の出力
状況を示す図である。
御基板とカードユニットとから出力される各信号の出力
状況を示す図である。
【図１１】本発明の実施例におけるカードユニットと前
記遊技島内に設けられた紙幣搬送路及び混合搬送路との
接続状況を示す断面図である。
記遊技島内に設けられた紙幣搬送路及び混合搬送路との
接続状況を示す断面図である。
【図１２】本発明の実施例におけるカードユニットと前
記紙幣搬送路及び混合搬送路との接続状況を示す斜視図
である。
記紙幣搬送路及び混合搬送路との接続状況を示す斜視図
である。
【図１３】本発明の実施例における発行入金機を示す外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図１４】本発明の実施例における発行入金機の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図１５】本発明の実施例におけるカードユニット並び
に発行入金機における設定装置の正面図である。
に発行入金機における設定装置の正面図である。
【図１６】図１５における設定装置の操作状況を示す図
である。
である。
【図１７】図１５における設定装置の設定項目と該設定
項目に対応する上限度数の設定状況を示す図である。
項目に対応する上限度数の設定状況を示す図である。
【図１８】本発明の実施例における管理コンピュータの
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図１９】図１８における管理コンピュータの表示装置
に表示された上限設定画面を示す図である。
に表示された上限設定画面を示す図である。
【図２０】図１８における管理コンピュータの表示装置
に表示された設定状況画面を示す図である。
に表示された設定状況画面を示す図である。
【図２１】本発明の実施例におけるカードユニットの動
作状況を示すフロー図である。
作状況を示すフロー図である。
【図２２】本発明の実施例における発行入金機の動作状
況を示すフロー図である。
況を示すフロー図である。
１ 遊技島 ２ パチンコ機（遊技機） ３ カードユニット（遊技用装置） １５ 返却ボタン １６ 貸出ボタン １７ ＬＣＤ表示器（上限値表示手段、入金可能金
額表示部、報知手段、） １７’ ＬＣＤドライバ １８ 操作基板 ２２ 度数表示部 ３２ 操作部 ３７ ＩＣカード（遊技用記録媒体） ４８ 通信ケーブル ５０ 管理コンピュータ（管理装置） １２０ ＣＰＵ １２１ 通信インターフェイス １２３ 表示装置 １２４ ＲＡＭ １２５ 記憶装置 １２６ 時計装置 １２７ 入力装置 １２９ データバス １３０ 設定項目部 １３１ 有効設定選択部 １３２ 島設定部 １３３ 台設定部 １３４ 送信ボタン部 １３５ クリアボタン部 １５２ クロック発生部 １５４ 満タンスイッチ ２０２ ガラス扉枠 ２０３ 打球供給皿 ２０４ 余剰玉受皿 ２０５ 打球操作ハンドル（操作ノブ） ２０６ 遊技盤 ２０７ 遊技領域 ２０８ 可変表示装置 ２０９ 可変表示部 ２０９ａ 入賞球検出スイッチ ２１０ 可変表示器 ２１１ 通過ゲート ２１２ ゲートスイッチ ２１４ 始動入賞口 ２１５ 可動片 ２１６ ソレノイド ２１７ 始動ロスイッチ ２１８ 始動入賞記憶表示器 ２１９ 可変入賞球装置 ２２０ 開閉板 ２２１ ソレノイド ２２２ Ｖカウントスイッチ ２２３ カウントスイッチ ２２４ａ 入賞口 ２２４ｂ 入賞口 ２２４ｃ 入賞口 ２２４ｄ 入賞口 ２２５ 装飾ランプ ２２６ アウト口 ２２７ スピーカ ２２８ａ 遊技効果ＬＥＤ ２２８ｂ 遊技効果ランプ ２２８ｃ 遊技効果ランプ ２２９ 可変表示制御ユニット ２３１ 遊技制御基板 ２３２ 基板ケース ２３４ 打球発射装置 ２３５ ランプ制御基板 ２３６ 機構板 ２３７ 賞球制御基板 ２３８ 玉タンク ２３９ 誘導樋 ２５１ 賞球ランプ ２５２ 玉切れランプ ２５３ 基本回路 ２５４ ＲＯＭ（リードオンメモリー） ２５５ ＲＡＭ（ランダムアクセスメモリー） ２５６ ＣＰＵ（セントラルプロセッシングユニッ
ト） ２５７ Ｉ／Ｏポート ２５８ スイッチ回路 ２５９ ソレノイド回路 ２６０ ランプ・ＬＥＤ回路 ２６２ 接続ケーブル ２６４ 第１情報出力回路 ２６５ 定期リセット回路 ２６６ 初期リセット回路 ２６７ アドレスデコード回路 ２６８ 第２情報出力部 ２７０ 音声制御基板 ２８０ 表示制御基板 ２９１ 発射制御基板 ２９４ 駆動モータ ２９７ 玉払出装置 ２９９ａ 入賞球検出スイッチ ２９９ｂ 入賞球検出スイッチ ２９９ｃ 入賞球検出スイッチ ２９９ｄ 入賞球検出スイッチ ３０１ 動作ランプ ３０３ 紙幣インジケータ ３０４ 紙幣挿入口 ３０５ 硬貨投入口 ３０６ 硬貨返却ボタン ３０７ 金額表示部 ３０８ 入金ボタン ３０９ キャンセルボタン ３１０ ＬＣＤ表示器（上限値表示手段、入金可能金
額表示部、報知手段、） ３１０’ ＬＣＤドライバ ３１１ 硬貨インジケータ ３１２ 硬貨返却口 ３１３ カードインジケータ ３１４ ＩＣカード挿入口 ３１５ 紙幣識別ユニット（現金識別手段） ３１６ 硬貨識別ユニット（現金識別手段） ３１７ ＩＣカードリーダライタ（記録媒体処理手
段） ３１８ 記憶部 ３１９ Ｉ／Ｏポート ３２０ 設定装置（設定手段） ３２１ マイクロプロセッシングユニット（ＭＰＵ） ３２５ 通信部 ３３１ 表示部 ３３２ 選択キー ３３３ 設定キー ３３４ キャンセルキー ３４０ 紙幣搬送路 ３４１ 連結ユニット ３４２ 紙幣回収路 ３４３ 紙幣回収口 ３４４ 搬送ユニット ３４５ 駆動モータ ３５０ 混合搬送路 ３５１ 硬貨回収路 ３５２ カード回収路 ３５３ 硬貨回収口 ３５４ カード回収口 ３５５ 搬送ベルト ３５６ 搬送樋 ３６０ 分別収容部 ３８１ 基体 ３８２ 専用マイコン ３８３ パターンコイル ３８４ 基板 ３８５ トップフィルム ３８６ 駆動モータ ３８７ 搬送ローラ ３８８ 搬送ローラ ３８９ 電磁ソレノイド ３９０ 通信ヘッド ３９１ 搬送ベルト ３９２ 制御基板 ３９３ 駆動モータ ３９４ フリーローラ ３９５ 排出口 ３９７ 挿入センサ ３９８ ガイドレール ４３０ 発行入金機（遊技用装置） ４３１ 動作ランプ ４３２ 発行金額選択ボタン ４３３ 紙幣挿入口 ４３４ ＬＣＤ表示器（上限値表示手段、入金可能金
額表示部、報知手段、） ４３５ 入金ボタン ４３６ 中止／返却ボタン ４３７ 処理中ランプ ４３８ ＩＣカード挿入口 ４３９ カードインジケータ ４４２ 紙幣インジケータ ４４４ 紙幣識別ユニット（現金識別手段） ４４５ ＩＣカードリーダライタ（記録媒体処理手
段） ４４６ 記憶部 ４４７ ＬＣＤドライバ ４４８ マイクロプロセッシングユニット（ＭＰＵ） ４４９ 通信部 ４５０ 設定装置（設定手段）
額表示部、報知手段、） １７’ ＬＣＤドライバ １８ 操作基板 ２２ 度数表示部 ３２ 操作部 ３７ ＩＣカード（遊技用記録媒体） ４８ 通信ケーブル ５０ 管理コンピュータ（管理装置） １２０ ＣＰＵ １２１ 通信インターフェイス １２３ 表示装置 １２４ ＲＡＭ １２５ 記憶装置 １２６ 時計装置 １２７ 入力装置 １２９ データバス １３０ 設定項目部 １３１ 有効設定選択部 １３２ 島設定部 １３３ 台設定部 １３４ 送信ボタン部 １３５ クリアボタン部 １５２ クロック発生部 １５４ 満タンスイッチ ２０２ ガラス扉枠 ２０３ 打球供給皿 ２０４ 余剰玉受皿 ２０５ 打球操作ハンドル（操作ノブ） ２０６ 遊技盤 ２０７ 遊技領域 ２０８ 可変表示装置 ２０９ 可変表示部 ２０９ａ 入賞球検出スイッチ ２１０ 可変表示器 ２１１ 通過ゲート ２１２ ゲートスイッチ ２１４ 始動入賞口 ２１５ 可動片 ２１６ ソレノイド ２１７ 始動ロスイッチ ２１８ 始動入賞記憶表示器 ２１９ 可変入賞球装置 ２２０ 開閉板 ２２１ ソレノイド ２２２ Ｖカウントスイッチ ２２３ カウントスイッチ ２２４ａ 入賞口 ２２４ｂ 入賞口 ２２４ｃ 入賞口 ２２４ｄ 入賞口 ２２５ 装飾ランプ ２２６ アウト口 ２２７ スピーカ ２２８ａ 遊技効果ＬＥＤ ２２８ｂ 遊技効果ランプ ２２８ｃ 遊技効果ランプ ２２９ 可変表示制御ユニット ２３１ 遊技制御基板 ２３２ 基板ケース ２３４ 打球発射装置 ２３５ ランプ制御基板 ２３６ 機構板 ２３７ 賞球制御基板 ２３８ 玉タンク ２３９ 誘導樋 ２５１ 賞球ランプ ２５２ 玉切れランプ ２５３ 基本回路 ２５４ ＲＯＭ（リードオンメモリー） ２５５ ＲＡＭ（ランダムアクセスメモリー） ２５６ ＣＰＵ（セントラルプロセッシングユニッ
ト） ２５７ Ｉ／Ｏポート ２５８ スイッチ回路 ２５９ ソレノイド回路 ２６０ ランプ・ＬＥＤ回路 ２６２ 接続ケーブル ２６４ 第１情報出力回路 ２６５ 定期リセット回路 ２６６ 初期リセット回路 ２６７ アドレスデコード回路 ２６８ 第２情報出力部 ２７０ 音声制御基板 ２８０ 表示制御基板 ２９１ 発射制御基板 ２９４ 駆動モータ ２９７ 玉払出装置 ２９９ａ 入賞球検出スイッチ ２９９ｂ 入賞球検出スイッチ ２９９ｃ 入賞球検出スイッチ ２９９ｄ 入賞球検出スイッチ ３０１ 動作ランプ ３０３ 紙幣インジケータ ３０４ 紙幣挿入口 ３０５ 硬貨投入口 ３０６ 硬貨返却ボタン ３０７ 金額表示部 ３０８ 入金ボタン ３０９ キャンセルボタン ３１０ ＬＣＤ表示器（上限値表示手段、入金可能金
額表示部、報知手段、） ３１０’ ＬＣＤドライバ ３１１ 硬貨インジケータ ３１２ 硬貨返却口 ３１３ カードインジケータ ３１４ ＩＣカード挿入口 ３１５ 紙幣識別ユニット（現金識別手段） ３１６ 硬貨識別ユニット（現金識別手段） ３１７ ＩＣカードリーダライタ（記録媒体処理手
段） ３１８ 記憶部 ３１９ Ｉ／Ｏポート ３２０ 設定装置（設定手段） ３２１ マイクロプロセッシングユニット（ＭＰＵ） ３２５ 通信部 ３３１ 表示部 ３３２ 選択キー ３３３ 設定キー ３３４ キャンセルキー ３４０ 紙幣搬送路 ３４１ 連結ユニット ３４２ 紙幣回収路 ３４３ 紙幣回収口 ３４４ 搬送ユニット ３４５ 駆動モータ ３５０ 混合搬送路 ３５１ 硬貨回収路 ３５２ カード回収路 ３５３ 硬貨回収口 ３５４ カード回収口 ３５５ 搬送ベルト ３５６ 搬送樋 ３６０ 分別収容部 ３８１ 基体 ３８２ 専用マイコン ３８３ パターンコイル ３８４ 基板 ３８５ トップフィルム ３８６ 駆動モータ ３８７ 搬送ローラ ３８８ 搬送ローラ ３８９ 電磁ソレノイド ３９０ 通信ヘッド ３９１ 搬送ベルト ３９２ 制御基板 ３９３ 駆動モータ ３９４ フリーローラ ３９５ 排出口 ３９７ 挿入センサ ３９８ ガイドレール ４３０ 発行入金機（遊技用装置） ４３１ 動作ランプ ４３２ 発行金額選択ボタン ４３３ 紙幣挿入口 ４３４ ＬＣＤ表示器（上限値表示手段、入金可能金
額表示部、報知手段、） ４３５ 入金ボタン ４３６ 中止／返却ボタン ４３７ 処理中ランプ ４３８ ＩＣカード挿入口 ４３９ カードインジケータ ４４２ 紙幣インジケータ ４４４ 紙幣識別ユニット（現金識別手段） ４４５ ＩＣカードリーダライタ（記録媒体処理手
段） ４４６ 記憶部 ４４７ ＬＣＤドライバ ４４８ マイクロプロセッシングユニット（ＭＰＵ） ４４９ 通信部 ４５０ 設定装置（設定手段）
Claims (7)
- 【請求項１】 遊技機で遊技を行う際に使用される遊技
用有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された遊技
用記録媒体を受付け、該受付けた遊技用記録媒体の記録
情報を少なくとも読み取る記録媒体処理手段と、現金を
受付け、該受付現金の識別を行う現金識別手段と、を有
し、識別結果が正当と判断された受付現金の金額に該当
する大きさの遊技用有価価値を、前記遊技用記録媒体の
記録情報から特定される大きさの遊技用有価価値に加算
更新する価値加算処理を行う遊技用装置であって、前記
遊技用有価価値の大きさには所定の上限値が設けられ、
該遊技用有価価値の上限値を変更可能な設定手段を具備
することを特徴とする遊技用装置。 - 【請求項２】 遊技機に対応して設けられ、遊技機で遊
技を行う際に使用される遊技用有価価値の大きさを特定
可能な情報が記録された遊技用記録媒体を受付け、該受
付けた遊技用記録媒体の記録情報から特定される大きさ
の遊技用有価価値を遊技に使用される遊技媒体に変換す
るための処理を行う記録媒体処理手段と、現金を受付
け、該受付現金の識別を行う現金識別手段と、を有し、
識別結果が正当と判断された受付現金の金額に該当する
大きさの遊技用有価価値を、前記遊技用記録媒体の記録
情報から特定される大きさの遊技用有価価値に加算更新
する価値加算処理を行う遊技用装置であって、前記遊技
用有価価値の大きさには所定の上限値が設けられ、該遊
技用有価価値の上限値を変更可能な設定手段を具備する
ことを特徴とする遊技用装置。 - 【請求項３】 前記現金識別手段は、複数金種の現金を
識別する請求項１または２に記載の遊技用装置。 - 【請求項４】 前記上限値或いは前記上限値に該当する
金額を表示する上限値表示手段を具備する請求項１〜３
のいずれかに記載の遊技用装置。 - 【請求項５】 前記上限値から前記記録情報により特定
される遊技用有価価値の大きさを差し引いて、その時点
において価値加算可能な遊技用有価価値の大きさに該当
する金額を表示する入金可能金額表示部を具備する請求
項１〜４のいずれかに記載の遊技用装置。 - 【請求項６】 前記記録情報により特定される遊技用有
価価値の大きさが前記上限値未満である場合に、現金の
受付が可能であることを報知する報知手段を具備する請
求項１〜５のいずれかに記載の遊技用装置。 - 【請求項７】 前記設定手段が、前記上限値の変更を集
中して行う管理装置にて形成されている請求項１〜６の
いずれかに記載の遊技用装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000116561A JP2001300109A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | 遊技用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000116561A JP2001300109A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | 遊技用装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001300109A true JP2001300109A (ja) | 2001-10-30 |
Family
ID=18628009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000116561A Withdrawn JP2001300109A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | 遊技用装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001300109A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105727554A (zh) * | 2012-03-29 | 2016-07-06 | 株式会社得那 | 用于向用户提供游戏内容的方法、游戏系统以及信息处理设备 |
| JP6349045B1 (ja) * | 2018-02-08 | 2018-06-27 | 日本金銭機械株式会社 | 台間機用システム |
-
2000
- 2000-04-18 JP JP2000116561A patent/JP2001300109A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105727554A (zh) * | 2012-03-29 | 2016-07-06 | 株式会社得那 | 用于向用户提供游戏内容的方法、游戏系统以及信息处理设备 |
| CN105727554B (zh) * | 2012-03-29 | 2019-01-18 | 株式会社得那 | 用于向用户提供游戏内容的方法、游戏系统以及信息处理设备 |
| JP6349045B1 (ja) * | 2018-02-08 | 2018-06-27 | 日本金銭機械株式会社 | 台間機用システム |
| JP2019136235A (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-22 | 日本金銭機械株式会社 | 台間機用システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070322 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20091207 |