JP2002062480A - 光学画像分離装置及び共焦点スキャナユニット - Google Patents

光学画像分離装置及び共焦点スキャナユニット

Info

Publication number
JP2002062480A
JP2002062480A JP2001030294A JP2001030294A JP2002062480A JP 2002062480 A JP2002062480 A JP 2002062480A JP 2001030294 A JP2001030294 A JP 2001030294A JP 2001030294 A JP2001030294 A JP 2001030294A JP 2002062480 A JP2002062480 A JP 2002062480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
dichroic mirror
optical image
confocal
wavelength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2001030294A
Other languages
English (en)
Inventor
Jafer Shelbee
シェブリー ジェイファー
Kenneth Bell
ベル ケンネス
Shinichiro Kawamura
信一郎 河村
Hideomi Negishi
秀臣 根岸
Nobuhiro Tomosada
伸浩 友定
Shinya Otsuki
真也 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Visitech International Ltd
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Visitech International Ltd
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Visitech International Ltd, Yokogawa Electric Corp filed Critical Visitech International Ltd
Publication of JP2002062480A publication Critical patent/JP2002062480A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/0004Microscopes specially adapted for specific applications
    • G02B21/002Scanning microscopes
    • G02B21/0024Confocal scanning microscopes (CSOMs) or confocal "macroscopes"; Accessories which are not restricted to use with CSOMs, e.g. sample holders
    • G02B21/0036Scanning details, e.g. scanning stages
    • G02B21/0044Scanning details, e.g. scanning stages moving apertures, e.g. Nipkow disks, rotating lens arrays
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/0004Microscopes specially adapted for specific applications
    • G02B21/002Scanning microscopes
    • G02B21/0024Confocal scanning microscopes (CSOMs) or confocal "macroscopes"; Accessories which are not restricted to use with CSOMs, e.g. sample holders
    • G02B21/0052Optical details of the image generation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニポウディスク方式共焦点スキャナの共焦点
画像取り出しポートに接続される光学画像分離装置であ
って、上記共焦点画像取り出しポートから射出された試
料からの戻り光を複数の異なる波長領域毎に分離して検
出することができ、コストアップを招くことなくスルー
プットを高く保つことができる光学画像分離装置を提供
する。 【解決手段】 共焦点スキャナ100の共焦点画像取り
出しポート110から射出された試料60からの戻り光
7を複数の波長領域の光に分離するダイクロイックミラ
ー30(戻り光分離手段)を備えた光学画像分離装置3
00とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共焦点顕微観察系
における光学系に関する発明であり、さらに詳しくは、
ニポウディスク方式共焦点スキャナの共焦点画像取り出
しポートに接続される光学画像分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、顕微鏡と共に使用されるニポ
ウディスク方式共焦点スキャナの例を示す。図11にお
いて、共焦点スキャナ100は顕微鏡200に接続して
あり、照明用平行励起光束1(一点鎖線)はマイクロレ
ンズアレイディスク(以下、MLディスクと呼ぶ)2に
より個別の光束に集光され、ダイクロイックミラー(以
下、DMと呼ぶ)3を透過後、ピンホールアレイディス
ク(以下、ニポウディスクと呼ぶ)4の個々のピンホー
ルを通過し、顕微鏡の対物レンズ5により、試料6に集
光される。試料6から出た蛍光信号7(実線)は再び対
物レンズ5を通り、ニポウディスク4の個々のピンホー
ル上に集光される。個々のピンホールを通過した蛍光信
号7はDM3で反射され、リレーレンズ9により、2次
元センサ10上に蛍光画像を結像する。DM3は励起用
光束1は透過し、所望の蛍光信号7は反射するよう設計
されている。
【0003】MLディスク2とニポウディスク4とは互
いに部材8で機械的に連結された状態で、回転中心軸1
1の周りを回転する。この場合、ニポウディスク4上に
形成された個々のピンホールが試料6の被観察平面12
を掃引するように、個々のマイクロレンズとピンホール
は配置されている。また、ニポウディスク4のピンホー
ルが並んでいる平面と、試料6上の被観察平面12と、
2次元センサ10の受光面とは互いに光学的に共役な関
係に配置されているので、2次元センサ10上には試料
6の光学的断面像、すなわち共焦点画像が結像される。
【0004】上述したように、ニポウディスク方式の共
焦点スキャナは2次元センサを用いるため、同一面内に
ある複数個の試料を同時に観察することができる。ま
た、MLディスク2とニポウディスク4を高速で回転さ
せることにより、試料6の共焦点画像を2次元センサ1
0の受光面上に短時間で形成することができるので、図
12に示すように多数の被検査試料をマトリックス状に
並べたサンプル60を顕微鏡と共焦点スキャナに対して
相対的に移動させながら試料全数の共焦点画像を高速に
取り込むことが可能となる。そのため、上記共焦点スキ
ャナは新薬開発のスクリーニング手法に用いられてい
る。なお、十分に明るい蛍光信号を発する試料を検査対
象とする場合には、前述のMLディスク2が用いられな
いこともある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したような共焦点
スキャナは、試料が一種類の蛍光を発する場合に限れ
ば、図12に示したスクリーニング方法で単位時間あた
りに処理できる試料数、すなわちスループットの問題は
生じない。しかし、多くの場合、サンプル60の各試料
に蛍光波長の異なる別々の蛍光試薬を付加するか、ある
いは、複数種の蛍光試薬を全試料に付加することによ
り、試料の反応によって異なる複数の蛍光波長を検出で
きるようにした多重染色法によるスクリーニング方法が
用いられる。
【0006】上記のように異なる複数の蛍光波長を検出
する場合、まず特定の反射特性を持ち第1の蛍光波長を
検出できるDMを用いてサンプル60(マトリックス状
に配置された試料全数)を検査した後、同じサンプルに
対して、第2の蛍光波長に対応した別の反射特性を持つ
DMに交換してから、再度全数を検査しなければならな
い。したがって、必要な波長種類の数だけこのDM交換
と全数検査を繰り返すことが必要であるため、スループ
ットが低減する欠点があった。
【0007】また、図13に示すように各蛍光波長毎に
顕微鏡200a…、共焦点スキャナ100a…、2次元
センサ10a…を複数台並べる方法を採ることも考えら
れる。しかし、この方法では、サンプル60nに対する
蛍光波長λnの検査が終了すると、このサンプル60n
は顕微鏡200n+1,スキャナ100n+1、2次元
センサ10n+1から成る次の検査系n+1に送られ
る。これと同時に顕微鏡200n−1,スキャナ100
n−1、2次元センサ10n−1から成る検査系n−1
で波長λn−1に対する検査が終了したサンプル60n
−1は検査系nに、また顕微鏡200n+1,スキャナ
100n+1、2次元センサ10n+1から成る検査系
n+1で波長λn+1に対する検査が終了したサンプル
60n+1は検査系n+2に送られる。すなわち、ある
検査系で検査が終了したサンプルは、各々次の検査系に
送られる。そのため、この方法ではスループットを高く
保つことができるが、複数台の共焦点スキャナ、顕微鏡
が必要となるためコストが高くなるという欠点があっ
た。
【0008】本発明は、前述した事情に鑑みてなされた
もので、ニポウディスク方式共焦点スキャナに接続して
用いる光学画像分離装置であって、従来技術のように必
要な波長種類の数だけDM交換と全数検査を繰り返した
り、複数台の共焦点スキャナ、顕微鏡を使用したりする
ことなく、試料からの戻り光を複数の異なる波長領域毎
に分離して検出することができ、したがってコストアッ
プを招くことなくスループットを高く保つことができる
光学画像分離装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、ニポウディスク方式共焦点スキャナの共焦
点画像取り出しポートに接続される光学画像分離装置で
あって、前記共焦点画像取り出しポートから射出された
試料からの戻り光を複数の波長領域の光又は複数の同一
波長領域部分に分離する戻り光分離手段を備えたことを
特徴とする光学画像分離装置を提供する。ここで、上記
共焦点画像取り出しポートとは、試料からの戻り光がニ
ポウディスクを通過することによって形成される共焦点
画像情報を共焦点スキャナ内から外部に出射するための
カメラポート、アイポート、分光ポートなど全てのポー
トを言う。
【0010】本発明の光学画像分離装置によれば、共焦
点スキャナの共焦点画像取り出しポートから射出された
試料からの戻り光を、戻り光分離手段によって任意の複
数の波長領域の光又は複数の同一波長領域部分に分離で
きるので、従来技術のように必要な波長種類の数だけD
M交換と全数検査を繰り返したり、複数台の共焦点スキ
ャナ、顕微鏡を使用したりすることなく、任意に分離し
た波長領域毎又は複数の同一波長領域部分毎の共焦点画
像を同時に、高速に、かつ分解能度の低下なしに取得す
ることができる。
【0011】この場合、本発明の光学画像分離装置の戻
り光分離手段は、共焦点スキャナの共焦点画像取り出し
ポートから射出された試料からの戻り光を複数の波長領
域の光に分離し、分離した光の少なくとも1つをさらに
複数の同一波長領域部分に分離したり、上記試料からの
戻り光を複数の同一波長領域部分に分離し、分離した光
の少なくとも1つをさらに複数の波長領域の光に分離し
たりするものであってもよい。
【0012】本発明の光学画像分離装置を接続するニポ
ウディスク方式共焦点スキャナとしては、例えば下記
(a)〜(d)に示すものを挙げることができるが、こ
れらに限定されるものではない。
【0013】(a)入射光の内の一部の波長領域の光は
透過し、他部の波長領域の光は反射するダイクロイック
ミラーと、複数のピンホールを有する回転可能なピンホ
ールアレイディスクとを具備し、光源からの照射光をダ
イクロイックミラーに入射させ、ダイクロイックミラー
を透過してピンホールアレイディスクを通過した光を試
料に対して走査するとともに、ピンホールアレイディス
クを通過した試料からの戻り光を前記ダイクロイックミ
ラーに入射させ、該戻り光の一部又は全部をダイクロイ
ックミラーで反射させて共焦点画像取り出しポートから
射出させるニポウディスク方式共焦点スキャナ。
【0014】(b)入射光の内の励起光波長の光は透過
し、蛍光波長の光は反射するダイクロイックミラーと、
複数のピンホールを有する回転可能なピンホールアレイ
ディスクとを具備し、光源からの照射光をダイクロイッ
クミラーに入射させ、ダイクロイックミラーを透過して
ピンホールアレイディスクを通過した光を試料に対して
走査するとともに、ピンホールアレイディスクを通過し
た試料からの蛍光を前記ダイクロイックミラーに入射さ
せ、該蛍光の一部又は全部をダイクロイックミラーで反
射させて共焦点画像取り出しポートから射出させるニポ
ウディスク方式共焦点スキャナ。
【0015】(c)入射光の内の一部の波長領域の光は
透過し、他部の波長領域の光は反射するダイクロイック
ミラーと、複数のピンホールを有する回転可能なピンホ
ールアレイディスクとを具備し、光源からの照射光をダ
イクロイックミラーに入射させ、ダイクロイックミラー
で反射してピンホールアレイディスクを通過した光を試
料に対して走査するとともに、ピンホールアレイディス
クを通過した試料からの戻り光を前記ダイクロイックミ
ラーに入射させ、該戻り光の一部又は全部をダイクロイ
ックミラーに透過させて共焦点画像取り出しポートから
射出させるニポウディスク方式共焦点スキャナ。
【0016】(d)入射光の内の励起光波長の光は反射
し、蛍光波長の光は透過するダイクロイックミラーと、
複数のピンホールを有する回転可能なピンホールアレイ
ディスクとを具備し、光源からの照射光をダイクロイッ
クミラーに入射させ、ダイクロイックミラーで反射して
ピンホールアレイディスクを通過した光を試料に対して
走査するとともに、ピンホールアレイディスクを通過し
た試料からの蛍光を前記ダイクロイックミラーに入射さ
せ、該蛍光の一部又は全部をダイクロイックミラーに透
過させて共焦点画像取り出しポートから射出させるニポ
ウディスク方式共焦点スキャナ。
【0017】また、本発明の光学画像分離装置は、さら
に下記構成(1)〜(8)を採用することができる。 (1)戻り光分離手段が、ニポウディスク方式共焦点ス
キャナのダイクロイックミラーとは反射透過特性の異な
る1つ又は2つ以上の戻り光分離用ダイクロイックミラ
ーを備えた構成。 (2)上記戻り光分離用ダイクロイックミラーの反射波
長帯域が、共焦点スキャナのダイクロイックミラーの反
射波長帯域に含まれている構成。 (3)上記戻り光分離用ダイクロイックミラーの透過波
長帯域が、共焦点スキャナのダイクロイックミラーの反
射波長帯域に含まれている構成。 (4)戻り光分離手段により分離された複数の波長領域
の光又は複数の同一波長領域部分をそれぞれ検出手段に
より検出するための結像光学系を備えた構成。検出手段
としては例えば2次元センサ、結像光学系としては例え
ばリレーレンズを用いることができる。 (5)戻り光分離手段と検出手段との間に、戻り光分離
手段により分離された複数の波長領域の光又は複数の同
一波長領域部分の少なくとも1つから迷光を除去する迷
光除去手段を設けた構成。迷光除去手段としては、例え
ば、上記複数の波長領域の光又は複数の同一波長領域部
分の少なくとも1つから励起光波長の光を除去するバリ
アフィルタが挙げられる。 (6)上記1つ又は2つ以上の戻り光分離用ダイクロイ
ックミラーが、それぞれ平板ミラー又はプリズムミラー
である構成。 (7)上記戻り光分離用ダイクロイックミラーである平
板ミラー又はプリズムミラーの一部又は全部が、波長分
離特性は持たず部分透過特性を持つ平板ガラス又はプリ
ズムに置換されている構成。この平板ガラス又はプリズ
ムは、入射光を複数の同一波長領域部分に分離するもの
である。 (8)上記戻り光分離用ダイクロイックミラーである平
板ミラー又はプリズムミラーの一部又は全部が、波長分
離特性を持つ回折格子又は分光プリズムに置換されてい
る構成。
【0018】本発明の光学画像分離装置は、複数の共焦
点画像取り出しポートを有する共焦点スキャナの各共焦
点画像取り出しポートにそれぞれ接続したり、共焦点ス
キャナの共焦点画像取り出しポートに複数個を連結して
接続したりすることができる。したがって、本発明は、
下記(イ)、(ロ)に示す共焦点スキャナユニットを提
供する。 (イ)複数の共焦点画像取り出しポートを有するニポウ
ディスク方式共焦点スキャナと、前記本発明の光学画像
分離装置とを具備し、ニポウディスク方式共焦点スキャ
ナの各共焦点画像取り出しポートに本発明の光学画像分
離装置がそれぞれ接続されていることを特徴とする共焦
点スキャナユニット。 (ロ)共焦点画像取り出しポートを有するニポウディス
ク方式共焦点スキャナと、前記本発明の光学画像分離装
置とを具備し、本発明の光学画像分離装置の複数個が互
いに連結されているとともに、これらの連結された光学
画像分離装置がニポウディスク方式共焦点スキャナの共
焦点画像取り出しポートに接続されていることを特徴と
する共焦点スキャナユニット。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)図1は本発明の
第1の実施例を示す構成図である。図1において、図1
1と同一要素には同一符号を付して重複する説明は省略
する。共焦点スキャナ100は顕微鏡に接続してあり、
第1の蛍光波長λ1=532nmと第2の波長λ2=6
47nmを含む照明用平行励起光束1(一点鎖線)はM
Lディスク2により個別の光束に集光され、図2に示さ
れた分光特性を持つ平板ミラーからなる第1のDM3を
透過後、ニポウディスク4の個々のピンホールを通過
し、顕微鏡の対物レンズ5により、サンプル60の各試
料に集光され蛍光試薬を励起する。対物レンズ5は、収
斂レンズ(図示せず)を用いて無限遠光学系を構成して
いてもよい。
【0020】また、図1において、300は共焦点スキ
ャナ100の共焦点画像取り出しポート110に接続さ
れた光学画像分離装置を示す。この光学画像分離装置3
00は、戻り光分離手段として平板ミラーからなる第2
のDM30、迷光除去手段として図4の分光特性を持つ
バリアフィルタ20a及び20bを備えている。
【0021】サンプル60の各試料は蛍光試薬CY3及
びCY5を付加されており、各々の蛍光試薬が発した蛍
光7は再び対物レンズ5を通り、ニポウディスク4の個
々のピンホール上に集光される。個々のピンホールを通
過した蛍光信号7はDM3で反射され、リレーレンズ9
を介して、2次元センサ10a及び10b(検出手段)
に結像されるよう共焦点スキャナ100の共焦点画像取
り出しポート110より射出される。
【0022】共焦点画像取り出しポート110に接続さ
れた光学画像分離装置300において、前述のDM3で
反射された蛍光信号7は、第2のDM30に到達する。
DM30は図3に示す分光特性を持っているので、CY
5の蛍光成分の波長660nmから720nmの信号は
DM30を透過し、図4の分光特性を持つバリアフィル
タ20aを通過後、2次元センサ10aに到達する。一
方、CY3の蛍光成分の波長550nmから630nm
の信号は反射され、図4の分光特性を持つバリアフィル
タ20bを通過後、2次元センサ10bに到達する。リ
レーレンズ9により、ニポウディスク4上に形成された
共焦点光学像は2次元センサ10a及び10bに結像さ
れる。
【0023】本実施例では、ニポウディスク4のピンホ
ールが並んでいる平面と、サンプル60上の被観察平面
と、2次元センサ10a、10bの受光面とは互いに光
学的に共役な関係に配置してあるので、2次元センサ1
0a、10b上にはサンプル60の光学的断面像、すな
わち共焦点画像が結像される。したがって、本実施例で
は、サンプル60の共焦点画像を2次元センサ10a、
10bの受光面上に同時に形成することができるため、
多数の被検査試料をマトリックス上に並べたサンプル6
0を顕微鏡と共焦点スキャナに対して相対的に移動させ
ることにより、試料全数の任意の波長選択分離をした共
焦点画像を高速に取り込むことが可能となる。なお、十
分に明るい蛍光信号を発する試料を検査対象とする場合
には、MLディスク2は省略してもよい。
【0024】なお、図4の分光特性を持つバリアフィル
タ20a,20bは、励起迷光が蛍光信号に混ざって2
次元センサに到達することを阻止するために使用されて
いるが、蛍光信号が励起迷光より十分に大きい場合に
は、バリアフィルタを省いてもよい。
【0025】本実施例で使用する蛍光試薬はCY3、C
Y5に限定されるものではなく、DMに試薬の組み合わ
せに応じた波長分光特性を持たせることにより、任意の
蛍光試薬を選択することが可能である。使用可能な蛍光
色素(励起波長ピーク[nm]/蛍光波長ピーク[n
m])を下記に例示する。また、蛍光試薬の付加の代わ
りに、特定の蛍光を発する蛋白を遺伝子操作で発現する
よう組み込む手法を用いてもよい。
【0026】[蛍光試薬]BODYPY−FL(503
/512)、FITC(494/520)、R−phy
coerythrin(480/578)、GFP(G
reen Fluorescent Protein)
(488/509)、YOYO−1(491/50
9)、TOTO−1(514/533)、Ethidi
um Bromide(510/595)、Propi
dium Iodide(494又は536/61
7)、Acridine Orange(487/52
6又は650)、Rhodamine 123(505
/534)、DiO(484/505)、DiA(49
1/595)、Di−8−ANEPPS(498/68
0)、DiOC5.6.7(478/500から51
0)、BCECF(490/530)、Fluo−3
(506/526)、Calcium Green(5
06/533)、Fura red(480から500
/640又は425から450)、Fura redと
Fluo−3(503/526又は640)、Magn
ecium Green(506/532)
【0027】(第2の実施例)図5は本発明の第2の実
施例を示す構成図である。図5において、図1と同一要
素には同一符号を付して重複する説明は省略する。本実
施例は、光学画像分離装置300において、リレーレン
ズ9a,9b(結像光学系)をDM30と2次元センサ
10a、10bとの間に各々配置することによって、バ
リアフィルタ20a,20bにおける収差及び2次元セ
ンサ10a、10bの光軸上の位置自由度を改善したも
のである。リレーレンズ9a,9bは異なる形状、焦点
距離を持っていてもよい。
【0028】(第3の実施例)図6は本発明の第3の実
施例を示す構成図である。図6において、図1と同一要
素には同一符号を付して重複する説明は省略する。本実
施例は、光学画像分離装置300において、第2のDM
30がプリズムミラーである例を示したものである。プ
リズムミラーは平板ミラーに比べて取り扱いが容易であ
るという利点がある。
【0029】(第4の実施例)図7は本発明の第4の実
施例を示す構成図である。図7において、図1と同一要
素には同一符号を付して重複する説明は省略する。本実
施例は、光学画像分離装置300において、第2のDM
30が、波長分離特性は持たず部分透過特性を持つ平板
ガラス(又はプリズム)からなるビームスプリッタ31
である例を示したものである。ビームスプリッタ31で
分けられた蛍光信号は同じ蛍光スペクトルを有し、2つ
の2次元センサ10a,10bにおいて、解像度、感
度、画角を違えた画像を同時に取得することができる。
部分透過率は主に50:50で用いられることが多い
が、この範囲に留まらず任意の部分透過率で使用でき
る.
【0030】(第5の実施例)図8は本発明の第5の実
施例を示す構成図である。図8において、図1と同一要
素には同一符号を付して重複する説明は省略する。本実
施例は、光学画像分離装置300において、第2のDM
30が、波長分離特性を持つ回折格子(又は分光プリズ
ム)32である例を示したものである。本実施例は、回
折格子(又は分光プリズム)32への蛍光7の入射角度
を変えることで、任意の波長を選択することができる。
【0031】(第6の実施例)図9は本発明の第6の実
施例を示す構成図である。図9において、図1と同一要
素には同一符号を付して重複する説明は省略する。本実
施例は、光学画像分離装置300において、第2のDM
30a及び第3のDM30b(戻り光分離手段)及びリ
レーレンズ9a,9b,9c(結像光学系)を配置し、
2次元センサ10a、10b、10c(検出手段)によ
り3つに波長分離された共焦点蛍光画像を同時に取得す
る例を示したものである。
【0032】(第7の実施例)図10は本発明の第7の
実施例を示す構成図である。図10において、図1と同
一要素には同一符号を付して重複する説明は省略する。
本実施例は、第1〜第3の光学画像分離装置300、3
01、302をポート111、112を介して互いに連
結し、これらを共焦点スキャナ100の共焦点画像取り
出しポート110に接続した例を示したものである。
【0033】共焦点スキャナ100の共焦点画像取り出
しポート110から射出した共焦点蛍光信号7は、まず
第1の光学画像分離装置300内に配置されたDM30
aで波長成分λaが分離され、励起迷光成分がバリアフ
ィルタ20aで除去された後、リレーレンズ9aにより
2次元センサ10a上に結像される。次に、DM30a
を透過した蛍光信号成分は、第2の光学画像分離装置3
01内に配置されたDM30bで波長成分λbが分離さ
れ、励起迷光成分がバリアフィルタ20bで除去された
後、リレーレンズ9bにより2次元センサ10b上に結
像される。さらに、DM30bを透過した蛍光信号成分
は、第3の光学画像分離装置302内に配置されたDM
30cで波長成分λcが分離され、励起迷光成分がバリ
アフィルタ20cで除去された後、リレーレンズ9cに
より2次元センサ10c上に結像される。同様に、DM
30cを透過した蛍光信号成分は、第3の光学画像分離
装置302内に配置されたDM30c’で波長成分λ
c’が分離され、励起迷光成分がバリアフィルタ20
c’で除去された後、リレーレンズ9c’により2次元
センサ10c’上に結像される。そして、DM30c’
を透過した全ての蛍光信号成分は、第3の光学画像分離
装置302内に配置されたバリアフィルタ20c”で励
起迷光成分が除去された後、リレーレンズ9c”により
2次元センサ10c”上に結像される。
【0034】本実施例のように、必要とする波長成分を
分離する特性のDMを備えた光学画像分離装置を必要数
だけ連結し、これらを共焦点スキャナの共焦点画像取り
出しポートに接続することにより、蛍光波長成分の任意
の波長分離を容易に行うことができ、異なる波長成分の
共焦点画像を同時観測することが可能となる。また、折
り返しミラーを適宜用いて光路を変え、装置のレイアウ
トを自由に変更することも容易である。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明の光学画像分離装
置によれば、共焦点スキャナの共焦点画像取り出しポー
トから射出された試料からの戻り光を、戻り光分離手段
によって任意の複数の波長領域の光又は複数の同一波長
領域部分に分離できるので、必要な波長種類の数だけD
M交換と全数検査を繰り返したり、複数台の共焦点スキ
ャナ、顕微鏡を使用したりすることなく、任意に分離し
た波長領域毎又は複数の同一波長領域部分毎の共焦点画
像を同時に、高速に、かつ分解能度の低下なしに取得す
ることができる。また、分離を必要とする複数の波長領
域又は複数の同一波長領域部分に合わせて、光学画像分
離装置の構成を容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】第1の実施例で用いたニポウディスク方式共焦
点スキャナのダイクロイックミラーの分光特性を示すグ
ラフである。
【図3】第1の実施例で用いた光学画像分離装置のダイ
クロイックミラーの分光特性を示すグラフである。
【図4】第1の実施例で用いたバリアフィルタの分光特
性を示すグラフである。
【図5】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す構成図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示す構成図である。
【図8】本発明の第5の実施例を示す構成図である。
【図9】本発明の第6の実施例を示す構成図である。
【図10】本発明の第7の実施例を示す構成図である。
【図11】顕微鏡と共に使用される共焦点スキャナの従
来例を示す構成図である。
【図12】顕微鏡と共に使用される共焦点スキャナの従
来例を示す構成図である。
【図13】共焦点スキャナを用いた従来のスクリーニン
グ方法の一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 照明用平行励起光束 2 マイクロレンズアレイディスク 3 ダイクロイックミラー 4 ピンホールアレイディスク 5 対物レンズ 7 蛍光信号 9 リレーレンズ 10 2次元センサ 20 バリアフィルタ 30 ダイクロイックミラー 31 ビームスプリッタ 32 回折格子又は分光プリズム 60 サンプル 100 共焦点スキャナ 110 共焦点画像取り出しポート 300 光学画像分離装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイファー シェブリー サンダーランド エンタープライズ パー ク(イースト) サンダーランド、 イン グランド SR5 2TA ザ ユナイテ ッド キングダム ヴィジテック インタ ーナショナル リミテッド内 (72)発明者 ケンネス ベル サンダーランド エンタープライズ パー ク(イースト) サンダーランド、 イン グランド SR5 2TA ザ ユナイテ ッド キングダム ヴィジテック インタ ーナショナル リミテッド内 (72)発明者 河村 信一郎 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 根岸 秀臣 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 友定 伸浩 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 大槻 真也 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 Fターム(参考) 2G043 CA03 DA02 EA01 FA01 FA02 FA06 GA04 GB01 GB03 HA02 HA09 LA03 MA01 2H052 AA07 AA08 AA09 AC04 AC12 AC15 AC27 AC34 AD34 AF14 AF25

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニポウディスク方式共焦点スキャナの共
    焦点画像取り出しポートに接続される光学画像分離装置
    であって、前記共焦点画像取り出しポートから射出され
    た試料からの戻り光を複数の波長領域の光又は複数の同
    一波長領域部分に分離する戻り光分離手段を備えたこと
    を特徴とする光学画像分離装置。
  2. 【請求項2】 ニポウディスク方式共焦点スキャナが、
    入射光の内の一部の波長領域の光は透過し、他部の波長
    領域の光は反射するダイクロイックミラーと、複数のピ
    ンホールを有する回転可能なピンホールアレイディスク
    とを具備し、光源からの照射光をダイクロイックミラー
    に入射させ、ダイクロイックミラーを透過してピンホー
    ルアレイディスクを通過した光を試料に対して走査する
    とともに、ピンホールアレイディスクを通過した試料か
    らの戻り光を前記ダイクロイックミラーに入射させ、該
    戻り光の一部又は全部をダイクロイックミラーで反射さ
    せて共焦点画像取り出しポートから射出させるものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の光学画像分離装
    置。
  3. 【請求項3】 ニポウディスク方式共焦点スキャナが、
    入射光の内の励起光波長の光は透過し、蛍光波長の光は
    反射するダイクロイックミラーと、複数のピンホールを
    有する回転可能なピンホールアレイディスクとを具備
    し、光源からの照射光をダイクロイックミラーに入射さ
    せ、ダイクロイックミラーを透過してピンホールアレイ
    ディスクを通過した光を試料に対して走査するととも
    に、ピンホールアレイディスクを通過した試料からの蛍
    光を前記ダイクロイックミラーに入射させ、該蛍光の一
    部又は全部をダイクロイックミラーで反射させて共焦点
    画像取り出しポートから射出させるものであることを特
    徴とする請求項1に記載の光学画像分離装置。
  4. 【請求項4】 ニポウディスク方式共焦点スキャナが、
    入射光の内の一部の波長領域の光は透過し、他部の波長
    領域の光は反射するダイクロイックミラーと、複数のピ
    ンホールを有する回転可能なピンホールアレイディスク
    とを具備し、光源からの照射光をダイクロイックミラー
    に入射させ、ダイクロイックミラーで反射してピンホー
    ルアレイディスクを通過した光を試料に対して走査する
    とともに、ピンホールアレイディスクを通過した試料か
    らの戻り光を前記ダイクロイックミラーに入射させ、該
    戻り光の一部又は全部をダイクロイックミラーに透過さ
    せて共焦点画像取り出しポートから射出させるものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の光学画像分離装
    置。
  5. 【請求項5】 ニポウディスク方式共焦点スキャナが、
    入射光の内の励起光波長の光は反射し、蛍光波長の光は
    透過するダイクロイックミラーと、複数のピンホールを
    有する回転可能なピンホールアレイディスクとを具備
    し、光源からの照射光をダイクロイックミラーに入射さ
    せ、ダイクロイックミラーで反射してピンホールアレイ
    ディスクを通過した光を試料に対して走査するととも
    に、ピンホールアレイディスクを通過した試料からの蛍
    光を前記ダイクロイックミラーに入射させ、該蛍光の一
    部又は全部をダイクロイックミラーに透過させて共焦点
    画像取り出しポートから射出させるものであることを特
    徴とする請求項1に記載の光学画像分離装置。
  6. 【請求項6】 戻り光分離手段が、ニポウディスク方式
    共焦点スキャナのダイクロイックミラーとは反射透過特
    性の異なる1つ又は2つ以上の戻り光分離用ダイクロイ
    ックミラーを備えたことを特徴とする請求項2〜5のい
    ずれか1項に記載の光学画像分離装置。
  7. 【請求項7】 戻り光分離用ダイクロイックミラーの反
    射波長帯域が、共焦点スキャナのダイクロイックミラー
    の反射波長帯域に含まれていることを特徴とする請求項
    6に記載の光学画像分離装置。
  8. 【請求項8】 戻り光分離用ダイクロイックミラーの透
    過波長帯域が、共焦点スキャナのダイクロイックミラー
    の反射波長帯域に含まれていることを特徴とする請求項
    6又は7に記載の光学画像分離装置。
  9. 【請求項9】 戻り光分離手段により分離された複数の
    波長領域の光又は複数の同一波長領域部分をそれぞれ検
    出手段により検出するための結像光学系を備えたことを
    特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光学画
    像分離装置。
  10. 【請求項10】 戻り光分離手段と検出手段との間に、
    戻り光分離手段により分離された複数の波長領域の光又
    は複数の同一波長領域部分の少なくとも1つから迷光を
    除去する迷光除去手段を設けたことを特徴とする請求項
    9に記載の光学画像分離装置。
  11. 【請求項11】 1つ又は2つ以上の戻り光分離用ダイ
    クロイックミラーが、それぞれ平板ミラー又はプリズム
    ミラーであることを特徴とする請求項6〜10のいずれ
    か1項に記載の光学画像分離装置。
  12. 【請求項12】 戻り光分離用ダイクロイックミラーで
    ある平板ミラー又はプリズムミラーの一部又は全部が、
    波長分離特性は持たず部分透過特性を持つ平板ガラス又
    はプリズムに置換されていることを特徴とする請求項1
    1に記載の光学画像分離装置。
  13. 【請求項13】 戻り光分離用ダイクロイックミラーで
    ある平板ミラー又はプリズムミラーの一部又は全部が、
    波長分離特性を持つ回折格子又は分光プリズムに置換さ
    れていることを特徴とする請求項11に記載の光学画像
    分離装置。
  14. 【請求項14】 複数の共焦点画像取り出しポートを有
    するニポウディスク方式共焦点スキャナと、請求項1〜
    13のいずれか1項に記載の光学画像分離装置とを具備
    し、ニポウディスク方式共焦点スキャナの各共焦点画像
    取り出しポートに前記光学画像分離装置がそれぞれ接続
    されていることを特徴とする共焦点スキャナユニット。
  15. 【請求項15】 共焦点画像取り出しポートを有するニ
    ポウディスク方式共焦点スキャナと、請求項1〜13の
    いずれか1項に記載の光学画像分離装置とを具備し、前
    記光学画像分離装置の複数個が互いに連結されていると
    ともに、これらの連結された光学画像分離装置がニポウ
    ディスク方式共焦点スキャナの共焦点画像取り出しポー
    トに接続されていることを特徴とする共焦点スキャナユ
    ニット。
JP2001030294A 2000-06-23 2001-02-07 光学画像分離装置及び共焦点スキャナユニット Ceased JP2002062480A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0015412A GB2363857A (en) 2000-06-23 2000-06-23 Nipkow disk confocal scanner with optical image separation system
GB0015412.0 2000-06-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002062480A true JP2002062480A (ja) 2002-02-28

Family

ID=9894257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001030294A Ceased JP2002062480A (ja) 2000-06-23 2001-02-07 光学画像分離装置及び共焦点スキャナユニット

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6631029B2 (ja)
EP (1) EP1168029A3 (ja)
JP (1) JP2002062480A (ja)
GB (1) GB2363857A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002221663A (ja) * 2001-01-29 2002-08-09 Nikon Corp 走査型共焦点顕微鏡
JP2006030997A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Carl Zeiss Jena Gmbh 可動有孔ディスク付き光走査型顕微鏡およびそれの使用
WO2006088109A1 (ja) * 2005-02-21 2006-08-24 Olympus Corporation 微弱光標本撮像ユニットおよび微弱光標本撮像装置
US7280680B2 (en) 2002-03-04 2007-10-09 Riken Method and apparatus for observing three-dimensional localizations of in vivo expressed genes as well as method and apparatus for observing minute three-dimensional localizations of in vivo expressed genes
JP2008076530A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Yokogawa Electric Corp 顕微鏡
EP2090882A3 (en) * 2008-02-14 2010-03-17 Yokogawa Electric Corporation Drug discovery screening device
JP2015036698A (ja) * 2013-08-12 2015-02-23 オリンパス株式会社 ディスク走査装置、及び、顕微鏡装置
JP2015102629A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 オリンパス株式会社 検出ユニットおよびレーザ共焦点顕微鏡

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4014536B2 (ja) 2003-05-14 2007-11-28 横河電機株式会社 共焦点光スキャナ
EP1637871B1 (en) * 2003-05-30 2011-03-23 Olympus Corporation Measuring apparatus including a light-receiving unit
DE102007009551B3 (de) * 2007-02-27 2008-08-21 Ludwig-Maximilian-Universität Vorrichtung für die konfokale Beleuchtung einer Probe
JP2010145468A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Canon Inc 高さ検出装置、及びそれを用いたトナー高さ検出装置
JP5371694B2 (ja) 2009-10-26 2013-12-18 オリンパス株式会社 顕微鏡接続ユニットおよび顕微鏡システム
DE102011083726A1 (de) * 2011-09-29 2013-04-04 Siemens Aktiengesellschaft Konfokales Spektrometer und Verfahren zur Bildgebung in einem konfokalen Spektrometer

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9014263D0 (en) * 1990-06-27 1990-08-15 Dixon Arthur E Apparatus and method for spatially- and spectrally- resolvedmeasurements
US5127730A (en) * 1990-08-10 1992-07-07 Regents Of The University Of Minnesota Multi-color laser scanning confocal imaging system
EP0627643B1 (en) * 1993-06-03 1999-05-06 Hamamatsu Photonics K.K. Laser scanning optical system using axicon
DE19510102C1 (de) * 1995-03-20 1996-10-02 Rainer Dr Uhl Konfokales Fluoreszenzmikroskop
US5717519A (en) * 1995-07-13 1998-02-10 Yokogawa Electric Corporation Confocal microscope
US5760950A (en) * 1996-07-25 1998-06-02 Advanced Scanning, Ltd. Scanning confocal microscope
JP3618481B2 (ja) * 1996-08-27 2005-02-09 オリンパス株式会社 レーザ走査型顕微鏡
JP3930929B2 (ja) * 1996-11-28 2007-06-13 オリンパス株式会社 共焦点顕微鏡
DE19713362A1 (de) * 1997-03-29 1998-10-01 Zeiss Carl Jena Gmbh Konfokale mikroskopische Anordnung
US6297904B1 (en) * 1998-09-22 2001-10-02 Olympus Optical Co., Ltd. Inverted confocal microscope
US6426835B1 (en) * 1999-03-23 2002-07-30 Olympus Optical Co., Ltd. Confocal microscope

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002221663A (ja) * 2001-01-29 2002-08-09 Nikon Corp 走査型共焦点顕微鏡
US7280680B2 (en) 2002-03-04 2007-10-09 Riken Method and apparatus for observing three-dimensional localizations of in vivo expressed genes as well as method and apparatus for observing minute three-dimensional localizations of in vivo expressed genes
JP2006030997A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Carl Zeiss Jena Gmbh 可動有孔ディスク付き光走査型顕微鏡およびそれの使用
WO2006088109A1 (ja) * 2005-02-21 2006-08-24 Olympus Corporation 微弱光標本撮像ユニットおよび微弱光標本撮像装置
US7630065B2 (en) 2005-02-21 2009-12-08 Olympus Corporation Low-light specimen image pickup unit and low-light specimen image pickup apparatus
JP4884369B2 (ja) * 2005-02-21 2012-02-29 オリンパス株式会社 微弱光標本撮像ユニット、微弱光標本撮像装置および微弱光標本撮像方法
JP2008076530A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Yokogawa Electric Corp 顕微鏡
EP2090882A3 (en) * 2008-02-14 2010-03-17 Yokogawa Electric Corporation Drug discovery screening device
JP2015036698A (ja) * 2013-08-12 2015-02-23 オリンパス株式会社 ディスク走査装置、及び、顕微鏡装置
JP2015102629A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 オリンパス株式会社 検出ユニットおよびレーザ共焦点顕微鏡

Also Published As

Publication number Publication date
GB0015412D0 (en) 2000-08-16
US20010054676A1 (en) 2001-12-27
EP1168029A3 (en) 2002-06-12
GB2363857A (en) 2002-01-09
US6631029B2 (en) 2003-10-07
EP1168029A2 (en) 2002-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK2594981T3 (en) Methods and apparatus for confocal imaging
CN109196333B (zh) 用于4-d高光谱成像的系统和方法
JP2002062480A (ja) 光学画像分離装置及び共焦点スキャナユニット
JP5953230B2 (ja) 空間的な色分離による可変フィルタリングを用いたスペクトル検出器又はレーザ走査顕微鏡
EP1872167B1 (en) Multi-photon fluorescence microscope
JP4865399B2 (ja) 光を調節可能に変化させるための方法および装置
JP2001281147A (ja) 共焦点スキャナ
JP7130628B2 (ja) 光学顕微鏡
US20060033988A1 (en) Confocal scanning microscope
JP5190773B2 (ja) 創薬スクリーニング装置
JP2008076530A (ja) 顕微鏡
WO2000050878A1 (en) Imaging system for an optical scanner
JP5257605B2 (ja) 共焦点顕微鏡装置
EP2090882A2 (en) Drug discovery screening device
JP2008065144A (ja) 分光光学ユニット
JP2003185927A (ja) 走査型レーザー顕微鏡
JP2013156510A (ja) 顕微鏡装置
JP2002501215A (ja) 複数の走査ビームを有する共焦点顕微鏡
JP2004212434A (ja) 共焦点スキャナ顕微鏡
JP4678601B2 (ja) 創薬スクリーニング装置
JP3689901B2 (ja) バイオチップ読取装置
JP2008185432A (ja) 創薬スクリーニング装置
JP4802950B2 (ja) 創薬スクリーニング装置
JP2008164719A (ja) 走査型共焦点顕微鏡
JP2008275791A (ja) 走査型共焦点顕微鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A101

Effective date: 20050527

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A042

Effective date: 20050826