JP3930929B2 - 共焦点顕微鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、共焦点(コンフォーカル)顕微鏡に係り、特に標本(試料)の励起方法、蛍光観察方法に最適な共焦点顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の走査型共焦点顕微鏡の第1の例として、図9に示すように、標本の励起、蛍光観察が可能なものがある。これは、レーザ光源1と、レンズ23、励起フィルタ3A、マイクロレンズディスク4、ショートパスダイクロイックミラー5、ピンホールディスク6を備えたスキャナユニット2と、対物レンズ8と、測光フィルタ11、集光レンズ12、撮像素子13を備えた観察ユニット10から構成されている。
【0003】
ここで、マイクロレンズディスク4上のマイクロレンズ4a,4b,4cの配置は、図2に示すようにディスクの半径方向にある一定間隔で複数の開口部が形成され各開口部にそれぞれマイクロレンズが配設され、さらに隣の配列に対して少しずつ半径方向に位置がシフトするように配列されており、互いにシフトした複数列を1セットとして1枚の画像を取得できるようになっており、同様にピンホールディスク6上のピンホールも同様に構成されている。図2の例では、各ディスク4,6の6分の1で1枚の画像が取得できるように、マイクロレンズ列ならびにピンホール列の同一パターンが6セット形成されている。従って、ディスク4,6の1回転で6枚の画像が得られる。
【0004】
レーザ光源1から発せられた光は、レンズ23により平行光にコリメートされ、該平行光は励起フィルタ3Aを介してマイクロレンズディスク4のマイクロレンズに透過され、該マイクロレンズを透過した平行光はダイクロイックミラー5を透過して、ピンホールディスク6に設けられたピンホール面で結像する。該ピンホールを透過した光は対物レンズ8を透過して標本9の表面で再び結像する。
【0005】
そして、該標本9の表面から発せられた蛍光は対物レンズ8を透過し、ピンホール面で結像する。ピンホールを透過した光は、ダイクロイックミラー5で反射し、測光フィルタ11および集光レンズ12を透過して、撮像素子13もしくは接眼レンズで結像し、標本像として確認できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図9の励起光を抽出する励起フィルタ3Aは、光源1とマイクロレンズディスク4の間に、また測光フィルタ11は撮像素子13もしくは接眼レンズ(図示せず)の手前に設定されており、1波長励起、1波長蛍光の観察が可能となる。
【0007】
ところが、図9の例は、励起フィルタ3A、測光フィルタ11が共に固定であるため、1波長励起、1波長蛍光の観察、測定ができるものの、標本の種類によっては次に述べる多重励起、多重蛍光観察、測定が困難である。
【0008】
ここで、多重励起とは、励起光を導入する際に標本を複数の波長で励起することをいう。また多重蛍光観察とは、標本から発せられる蛍光を、複数の波長で観察、測定することをいう。
【0009】
図10は図9の問題点を改善するため、図9の構成に新たにダイクロイックミラー31と、観察ユニット30A,30Bを追加したものである。観察ユニット30Aは、集光レンズ12Aと、測光フィルタ28Aと、TV(テレビ)カメラ29Aから構成されている。観察ユニット30Bは、集光レンズ12Bと、測光フィルタ28Bと、TV(テレビ)カメラ29Bから構成されている。
【0010】
このように、ダイクロイックミラー31の光路に観察ユニット30A,30Bが配設されているので、両測光フィルタ28A,28Bとして波長の異なるものを使用すれば、2波長蛍光の観察、測定が可能である。
【0011】
ところが、TVカメラ29A,29Bのそれぞれの画像を元にしてレシオ画像を計算するような場合、TVカメラ29A,29Bの画素を合わせるという調整は非常に困難である。
【0012】
さらに、両TVカメラ29A,29Bの性能のばらつきにより、TVカメラ29A,29Bの交換時に必ずこの調整作業が必要となり、煩わしい。
本発明の目的は、上記の問題点を除去するためなされたものであり、励起光を導入する際に標本を複数の波長で励起でき、また標本から発せられる蛍光を、複数の波長で観察、測定できる共焦点顕微鏡を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に対応する発明は、回転することにより照射光を標本に対して走査する機能を有するディスクを備えたディスク走査型の共焦点顕微鏡において、前記ディスクの回転に同期して照明光および観察光の少なくとも一方の波長または波長領域を切り換えることのできる波長選択手段を具備したことを特徴とする共焦点顕微鏡である。
【0014】
さらに、前記ピンホールディスクの回転に同期して蛍光波長の切換ができる手段を持つことで標本から発せられる蛍光を、複数の波長で観察、測定できる共焦点顕微鏡を提供することにある。
【0015】
前記目的を達成するため請求項2に対応する発明は、複数のピンホールを有するピンホールディスクおよび複数の開口部にそれぞれマイクロレンズを有するマイクロレンズディスクを回転させて、該各ピンホールを通過した照射光を標本に対して走査する共焦点顕微鏡において、
前記マイクロレンズディスク及び前記ピンホールディスクの回転に同期して照明光および観察光の少なくとも一方の波長または波長領域を切り換えることのできる波長選択手段と、
前記マイクロレンズディスク及び前記ピンホールディスクの回転と前記波長選択手段による波長又は波長領域の切り換えを機械的または電気的に同期結合する同期結合手段とを具備したことを特徴とする共焦点顕微鏡である。
【0016】
前記目的を達成するため請求項3に対応する発明は、前記波長選択手段を、前記マイクロレンズディスクの入射側、前記マイクロレンズディスクの出射側、前記観察光路上のいずれかに設けたことを特徴とする請求項2記載の共焦点顕微鏡である。
【0017】
請求項4に対応する発明は、回転することにより照射光を標本に対して走査する機能を有するディスクを備えたディスク走査型の共焦点顕微鏡において、前記ディスクを透過した観察光を撮像する撮像手段と、前記撮像手段による画像取得のタイミングに同期して照明光及び観察光の少なくとも一方の波長又は波長領域を切り換える波長選択手段とを具備したことを特徴とする共焦点顕微鏡である。
請求項5に対応する発明は、前記撮像手段による画像取得のタイミングと、前記ディスクの回転を同期させるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の共焦点顕微鏡である。
請求項6に対応する発明は、前記照明光及び前記観察光の少なくとも一方の波長又は波長領域を切り換えて取得した複数の画像を元にしてレシオ画像を計算することを特徴とする請求項4,5に記載の共焦点顕微鏡である。
請求項7に対応する発明は、回転することにより照射光を標本に対して走査する機能を有するディスクを備えたディスク走査型の共焦点顕微鏡において、前記ディスクの回転に同期して照明光および観察光の少なくとも一方の波長または波長領域を切り換えることのできる波長選択手段と、前記ディスクの回転と前記波長選択手段による波長又は波長領域の切り換えを機械的又は電気的に同期結合する同期結合手段を具備したことを特徴とする共焦点顕微鏡である。
請求項8に対応する発明は、前記ディスクは複数のピンホールを有するピンホールディスクであることを特徴とする請求項1、4、5、6または7のいずれかに記載の共焦点顕微鏡である。
本発明によれば、励起光を導入する際に標本を複数の波長で励起でき、また標本から発せられる蛍光を、複数の波長で観察、測定できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、図9に示す従来の共焦点顕微鏡に、新たにピンホールディスク9の回転に同期して照明光および観察光の少なくとも一方の波長または波長領域を切り換えることのできる波長選択手段を設けたものである。以下波長選択手段について具体的に説明する。
【0019】
波長選択手段は、励起フィルタディスク3と、クラッチ7からなる。励起フィルタディスク3は中心部に回転軸31を有し、図3(a)に示すように扇形状であって波長の異なる複数の励起フィルタ33a,33bを交互に配設した円形状のものであり、励起フィルタディスク3の周縁部の一部がレンズ23とマイクロレンズディスク4の間に位置するように設置されている。
【0020】
クラッチ7は、励起フィルタディスク3の回転軸31とマイクロレンズディスク4の回転軸14を機械的または電気的に接離できるものであればよく、例えば電磁力により接離可能な電磁クラッチを用いることができる。
【0021】
励起フィルタディスク3は図3(a)に示す扇形状の励起フィルタ33a,33bに代えて、図3(b)に示すように、円形状であって波長の異なる複数の励起フィルタ33a,33bを交互に配設したものであってもよい。
【0022】
このような構成のものにおいて、光源1より発せられた光は、レンズ23によって平行光にコリメートされ、励起フィルタディスク3に設置されている励起フィルタ33a,33bによって波長を選択され、マイクロレンズディスク4上に設定されている複数のマイクロレンズによって、ピンホールディスク6上に設定されているマイクロレンズ4a,4b,4cと個々に対になっている複数のピンホールに集光する。
【0023】
ここで、ダイクロイックミラー5はショートパスの特性を持つため、この励起光はダイクロイックミラー5を透過する。複数のピンホールを通過した光は、対物レンズ8によって標本9の同一平面上で再び集光する。照射された光によって標本9が励起され、蛍光を発する。蛍光は再び対物レンズ8を透過してピンホール面で結像する。さらにピンホールを通過した光はダイクロイックミラー5によって反射され、観察ユニット10に導かれる。観察ユニット10内に設けられた測光フィルタ11によって波長を制限し、集光レンズ12によってTVカメラなどの撮像素子13の受光面に結像する。
【0024】
次に、励起方法について説明する。マイクロレンズディスク4上のマイクロレンズおよびピンホールディスク6上のピンホールの配列は、例えば図2に示すように、ディスクの半径方向に、ある一定間隔で配列されている。さらに隣の配列に対して少しずつ半径方向に位置がシフトするように配列されており、互いにシフトした複数列を1セットとして1枚の画像を取得できるようになっている。
【0025】
図2の例では、各ディスク4a,4bの6分の1で1枚の画像が取得できるように、マイクロレンズ列4a,4b,4cならびにピンホール列6a、6b、6cのセットが、同一のパターンで6セット形成されている。従って、マイクロレンズディスク4とピンホールディスク6の1回転で6枚の画像が得られる。
【0026】
そこで、マイクロレンズディスク4およびピンホールディスク6のパターンに合わせて励起フィルターディスク3を形成し、図3(a)のように、ディスク上に扇状のフィルタ33a,33bを搭載する。例えば2波長励起の場合には、波長の異なる励起フィルタ33a,33bを交互に設置する。例えばカルシウムイオン蛍光指示薬であるfura- 2を励起する場合には、励起フィルタディスク3として340nm および380nm の励起フィルタを交互に設定する。
【0027】
以上述べた第1実施形態は、次のように変形して実施できる。
1)前記2つの励起フィルタの励起光の光量バランスをとる場合には、各々のフィルタの上にNDフィルタを設置すればよい。
【0028】
2)マイクロレンズディスク4およびピンホールディスク6の回転軸14に、励起フィルタディスク3をクラッチ7で連結する。この励起フィルタディスク3に搭載する励起フィルタは、図3(b)に示すように、円形のフィルタに形成し、さらに着脱可能にし励起波長に応じて交換できるようにしてもよい。ただし、この場合励起光のビーム径より大きな径のフィルタにすることが必要である。
【0029】
3)マイクロレンズディスク4の回転すなわち励起フィルタディスク3による励起光の切換に同期して、撮像素子13の画像取得のタイミングをとることで、時系列的に2波長励起の画像を取得することができる。
【0030】
4)図1の撮像素子13の代りに、接眼レンズを設けてもよい。
以上述べた第1実施形態によれば、マイクロレンズディスク4、ピンホールディスク6および励起フィルタディスク3を備えた回転式スキャナーユニットを利用することで、高速で共焦点像を取得できるので、2波長測光で、交互に画像を取得したとしても、十分に高速な観察、測定ができる。
【0031】
ピンホールディスク6の回転に同期して励起光の切換ができる励起フィルタディスク3を持つことで、多重励起すなわち励起光を導入する際に標本を複数の波長で励起することができる。
【0032】
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態を図4に示しており、図1と異なる点は、図1の励起フィルタディスク3と、クラッチ7からなる波長選択手段の構成が、以下のように異なる。すなわち、ミラーディスク15、励起フィルタ16a,16b、ミラー17a,17b、回転軸18、ギャ19,20からなる波長選択手段を設けたものである。
【0033】
ミラーディスク15は、例えば図5のように円形ディスクに扇形の透過部15aと扇形の反射部15bが交互に配設され、円形ディスクの中央部に回転軸18貫通固定され、回転軸18の一端部にはギャ20が固定されたものである。
【0034】
マイクロレンズディスク4の回転軸14の一端部にはギャ19が固定され、ギャ19とが互いに噛合するように互いに略45度傾斜した状態に設置され、回転軸14の回転に伴って回転軸18が回転するように構成されている。なお、ギャ19とギャ20のギヤ比は1:1となっている。
【0035】
そして、レンズ23によりコリメートされた平行光は、ミラーディスク15の反射部15bで直角に偏向され、反射光は励起フィルタ16aを透過し、ミラー17aで直角に偏向され、再びミラーディスク15の反射部15bで直角に偏向され、マイクロレンズディスク4上のマイクロレンズに導かれるように構成されている。
【0036】
また、レンズ23によりコリメートされた平行光は、ミラーディスク15の透過部15aで直角に偏向され、反射光は励起フィルタ16bを透過し、ミラー17bで直角に偏向され、再びミラーディスク15の透過部15aで直角に偏向され、マイクロレンズディスク4上のマイクロレンズに導かれるように構成されている。
【0037】
次に、このように構成された第2実施形態の動作について説明する。光源1から発せられた光はレンズ23によって平行光にコリメートされて、スキャナユニット2に設定されたミラーディスク15の透過部15aを透過し、励起フィルタ16bで波長を選択されてミラー17bで反射され、再び、ミラーディスク15の透過部15aを透過してマイクロレンズディスク4上のマイクロレンズヘ導光される。
【0038】
一方、ミラーディスク15がある一定角度回転すると、光源1から発せられた光はミラーディスク15の反射部15bで反射され、励起フィルタ16aで波長を選択されてミラ−17aで反射され、再びミラーディスク15の反射部15bで反射してマイクロレンズディスク4上のマイクロレンズヘ導光される。この後の動作は、第1実施形態と同じであるので、この説明を省略する。
【0039】
ここで、ミラーディスク15はギヤ20によってマイクロレンズディスク4の回転軸14とリンクしており、ギヤ比は1:1となっているで、マイクロレンズディスク4の回転すなわちミラーユニットによる励起光の切換に同期して、撮像素子13の画像取得のタイミングをとることで、時系列的に2波長励起の画像を取得することができる。これ以外の作用効果は、第1実施形態と同一である。
【0040】
なお、図4のようにミラ−17aにより反射された光が、回転軸14に干渉しないように、図5に示すように、光路がミラーディスク15および回転軸14からオフセットしている。このオフセット量は、励起光がミラーディスク15に入射する際に透過したときはミラ−17bによって反射され、再度必ずミラーディスク15を透過し、反射したときはミラ−17aによって反射され、再度必ずミラーディスク15を反射する位置となっている。
【0041】
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態を図6に示しており、図1と異なる点は、図1の励起フィルタディスク3と、クラッチ7からなる波長選択手段の構成が、以下のように異なる。すなわち、ガルバノミラー21、励起フィルタ16a,16b、光ファイバー22からなる波長選択手段を設けたものである。
【0042】
光源1から発せられた光は、ガルバノミラー21によって時系列的に分光され、一方は励起フィルタ16a、他方は励起フィルタ16bを透過し、それぞれの波長に選択され、光ファイバー22に導光される。光ファイバー22から出射された光はレンズ23によって平行光にコリメートされて、マイクロレンズディスク4上のマイクロレンズに導光される。この後の動作は、第1実施形態と同じであるので、この説明を省略する。
【0043】
ここで、電気的にガルバノミラー21の振動数とマイクロレンズディスク4の回転数をリンクさせ、すなわち図2のような6分割されたマイクロレンズディスク4の例の場合、マイクロレンズディスク4が1周で、ガルバノミラー21は3周期振動することになる。1波長で励起したい場合には、ガルバノミラー21をいずれかの方向で静止させておけばよい。従って、ガルバノミラー21の振動数に同期して撮像素子13の画像取得のタイミングをとることで、時系列的に2波長励起の画像を取得することができる。なお、高速で画像取得の必要がない場合には、ガルバノミラー21の切換に同期して、すなわち励起光の切換に同期して画像取得の切換えを行えば、マイクロレンズディスク4を同期させる必要はない。
これ以外の作用効果は、第1実施形態と同一である。
【0044】
<第4実施形態>
図7は、本発明の第4実施形態を示す概略構成図である。
この実施形態は、標本9から発する蛍光を多波長で観察、測定できるように、構成したものである。すなわち、図1と異なる点は、図1の励起フィルタディスク3と、クラッチ7からなる波長選択手段を、測光フィルタドラム24、クラッチ7からなる波長選択手段に変更したものである。
【0045】
測光フィルタドラム24は、図8に示すように、有底円筒状であって、該底面に回転軸27を貫通固定すると共に底面に複数の開口部24aが形成され、かつ周面に波長の異なる測光フィルタ26a,26bを交互に配置したものである。回転軸27と、マイクロレンズディスク4およびピンホールディスク6の回転軸14の間に、両者の回転を同期させることができるように構成したものである。なお、図8は分かりやすくするため、底面が省略してある。
【0046】
このような構成のものにおいて、光源1から発せられた光はレンズ23によって平行光にコリメートされて、励起フィルタ25で波長を選択されて、マイクロレンズディスク4上に設定されている複数のマイクロレンズに導光される。以下標本9から発せられた蛍光がダイクロイックミラー5によって反射されるまでは第1実施形態と同様の作用となる。
【0047】
ダイクロイックミラー5によって反射された蛍光は、測光フィルタドラム24に設置された測光フィルタ26aまたは26bを透過し、波長を制限されて観察ユニット10に導かれる。観察ユニット10内に設けられた集光レンズ12によってTVカメラなどの撮像素子13の受光面に結像する。
【0048】
次に、多波長測光方法について説明する。第1実施形態で説明したように、図2に示すようなマイクロレンズディスク4上のマイクロレンズおよびピンホールディスク6上のピンホールの配列が、ディスクの6分の1で1枚の画像が取得できるように、同一のパターンで6セット形成されているとしたとき、測光フィルタドラム24を図8のような構成とし、マイクロレンズディスク4の回転軸14にリンクさせる。例えばカルシウムイオン蛍光指示薬であるindo-1を用いて測光する場合には、励起フィルタ25に350nm のフィルタを設置し、測光フィルタドラム24に405nm と480nm の測光フィルタを交互に設置する。
【0049】
また、これら2波長の蛍光の光量バランスをとりたい場合には、各々のフィルタの上にNDフィルタを設置できるようにしてもよい。
なお、マイクロレンズディスク4とピンホールディスク6の回転軸14に測光フィルタドラム24をクラッチ7で連結できるようにしておき、いずれかの1波長で測光したい場合にはクラッチ7を解放して手動で測光フィルタドラム24を回転できるようにする。
【0050】
そして、マイクロレンズディスク4の回転すなわち測光フィルタドラム24による測光の切換に同期して、撮像素子13の画像取得のタイミングをとることで、時系列的に2波長測光の画像を取得することができる。
【0051】
これに対して、前述した従来の2波長測光する場合、図10に示すようにTVカメラのような撮像素子13を2台設定することがあるが、それぞれの画像を元にしてレシオ画像を計算するような場合に、互いのTVカメラの画素を合わせるという調整は非常に困難である。
【0052】
以上述べた第4実施形態によれば、ピンホールディスク6の回転に同期して蛍光波長の切換ができる測光フィルタドラム24を備えているので、多重蛍光観察すなわち標本から発せられる蛍光を、複数の波長で観察、測定することができ、レシオ画像を計算することも容易になる。
【0053】
<変形例>
前述の実施形態では、励起フィルタディスク3を、マイクロレンズディスク4とレンズ23の間に配置した例について説明したが、前述した励起フィルタディスク3と同一の励起フィルタディスク3を、マイクロレンズディスク4とダイクロイックミラー5の間に配置し、かつ励起フィルタディスク3とマイクロレンズディスク4とピンホールディスク6を同期回転するように構成してもよい。
【0054】
また、前述の実施形態では、ピンホールディスク6と、同一のパターンのマイクロレンズディスク4を同一回転軸14により回転させるように構成されているのは、光の利用効率を高めるためであるが、例えば用途等によっては光の利用効率を高める必要がないときには、マイクロレンズディスク4を省き、ピンホールディスク6と励起フィルタディスク3を同一の回転軸に連結するようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上述べた本発明によれば、次のような効果が得られる共焦点顕微鏡を提供することができる。
(1)多重励起すなわち励起光を導入する際に標本を複数の波長で励起することができる。
【0056】
(2)多重蛍光観察すなわち標本から発せられる蛍光を、複数の波長で観察、測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の共焦点顕微鏡の第1実施形態を示す概略構成図。
【図2】図1のマイクロレンズディスクまたはピンホールディスクの構成を説明するための図。
【図3】図1の励起フィルタディスクの構成を説明するための図。
【図4】本発明の共焦点顕微鏡の第2実施形態を示す概略構成図。
【図5】図4のミラーディスクの構成を説明するための図。
【図6】本発明の共焦点顕微鏡の第3実施形態を示す概略構成図。
【図7】本発明の共焦点顕微鏡の第4実施形態を示す概略構成図。
【図8】図7の測光フィルタドラムの構成を説明するための図。
【図9】従来の共焦点顕微鏡の第1の例を説明するための概略構成図。
【図10】従来の共焦点顕微鏡の第2の例を説明するための概略構成図。
【符号の説明】
1…レーザ光源
2…スキャナユニット
3…励起フィルタディスク
4…マイクロレンズディスク
5…ダイクロイックミラー
6…ピンホールディスク
7…クラッチ
8…対物レンズ
9…標本(試料)
10…観察ユニット
11…測光フィルタ
12…集光レンズ
13…撮像素子
14…回転軸
15…ミラーディスク
16a,16b…励起フィルタ
17a,17b…ミラー
18…回転軸
19…ギャ
20…ギャ
21…ガルバノミラー
22…光ファイバー
23…レンズ
24…測光フィルタドラム
25…励起フィルタ
26a,26b…測光フィルタ
27…回転軸

Claims (8)

  1. 回転することにより照射光を標本に対して走査する機能を有するディスクを備えたディスク走査型の共焦点顕微鏡において、
    前記ディスクの回転に同期して照明光および観察光の少なくとも一方の波長または波長領域を切り換えることのできる波長選択手段を具備したことを特徴とする共焦点顕微鏡。
  2. 複数のピンホールを有するピンホールディスクおよび複数の開口部にそれぞれマイクロレンズを有するマイクロレンズディスクを回転させて、該各ピンホールを通過した照射光を標本に対して走査する共焦点顕微鏡において、
    前記マイクロレンズディスク及び前記ピンホールディスクの回転に同期して照明光および観察光の少なくとも一方の波長または波長領域を切り換えることのできる波長選択手段と、
    前記マイクロレンズディスク及び前記ピンホールディスクの回転と前記波長選択手段による波長又は波長領域の切り換えを機械的または電気的に同期結合する同期結合手段とを具備したことを特徴とする共焦点顕微鏡。
  3. 前記波長選択手段は、前記マイクロレンズディスクの入射側、前記マイクロレンズディスクの出射側、前記観察光路上のいずれかに設けたことを特徴とする請求項2記載の共焦点顕微鏡。
  4. 回転することにより照射光を標本に対して走査する機能を有するディスクを備えたディスク走査型の共焦点顕微鏡において、
    前記ディスクを透過した観察光を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段による画像取得のタイミングに同期して照明光及び観察光の少なくとも一方の波長又は波長領域を切り換える波長選択手段とを具備したことを特徴とする共焦点顕微鏡。
  5. 前記撮像手段による画像取得のタイミングと、前記ディスクの回転を同期させるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の共焦点顕微鏡。
  6. 前記照明光及び前記観察光の少なくとも一方の波長又は波長領域を切り換えて取得した複数の画像を元にしてレシオ画像を計算することを特徴とする請求項4,5に記載の共焦点顕微鏡。
  7. 回転することにより照射光を標本に対して走査する機能を有するディスクを備えたディスク走査型の共焦点顕微鏡において、
    前記ディスクの回転に同期して照明光および観察光の少なくとも一方の波長または波長領域を切り換えることのできる波長選択手段と、
    前記ディスクの回転と前記波長選択手段による波長又は波長領域の切り換えを機械的又は電気的に同期結合する同期結合手段を具備したことを特徴とする共焦点顕微鏡。
  8. 前記ディスクは複数のピンホールを有するピンホールディスクであることを特徴とする請求項1、4、5、6または7のいずれかに記載の共焦点顕微鏡。
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