JP5371694B2 - 顕微鏡接続ユニットおよび顕微鏡システム - Google Patents

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Description

本発明は、顕微鏡接続ユニットおよび顕微鏡システムに関するものである。
従来、接眼レンズを通して行う目視観察とともに、鏡体にカメラ等を取り付けて試料の拡大像を撮影可能にした顕微鏡装置が知られている。(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。特許文献1に記載の顕微鏡装置は顕微鏡に写真用光路を一体化したものであり、シンプルな光学系で装置全体をコンパクトにするとともに標本を載置するステージを低い位置に配置することで人間工学を考慮し作業性を向上することとしている。また、特許文献2に記載の顕微鏡装置は、対物レンズを通過した光を観察光路と撮影光路とに分岐するプリズムを備え、プリズムにより分岐された観察光路および撮影光路の2ポートを同時に使用して観察および撮影することができる。
特許第3069911号公報 特開2004−318181号公報
しかしながら、特許文献1に記載の顕微鏡装置では、観察しながら刺激した標本の反応を撮影するための観察用、刺激用および撮影用等の3つ以上のデバイスを同時に使用することができない。
また、特許文献2に記載の顕微鏡装置においては、結像レンズの焦点距離を延ばし結像レンズから1次像が形成される位置までの間に分岐手段を追加することにより3光路を同時に使用することが可能となるが、結像レンズの焦点距離を延ばすと目視観察光路のリレーレンズ系や撮像光路のTVカメラアダプタ(写真レンズ)の焦点距離が相対的に大きくなり、装置が大型化してしまう。また、対物レンズの倍率が変わってしまうなど、周辺機器との互換性がなくなってしまう。また、対物レンズと結像レンズとの間の距離を広げて分岐手段を追加することとすると、レンズ径も大きくしなければならず、装置全体が大型化したりステージ位置が高くなったりし作業性が低下するという不都合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、顕微鏡に3以上のデバイスを接続可能とするとともに各デバイスを同時に使用することができる顕微鏡接続ユニットおよび顕微鏡システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、標本の観察を行う顕微鏡に接続される顕微鏡接続部と、前記標本に光を照射する照射手段または前記標本において発せられる光を検出する検出手段が接続可能な3以上の接続ポートと、前記顕微鏡接続部と前記接続ポートとの間に配置され、前記顕微鏡と前記照射手段または前記検出手段とを光学的に接続する光路を合成する2以上の光路合成部とを備える顕微鏡接続ユニットを提供する。
本発明によれば、顕微鏡接続部および接続ポートにより、顕微鏡を大型化したり顕微鏡の作業性を悪化させたりすることなく顕微鏡に3以上の照射手段や検出手段を光学的に接続することができる。また、光路合成部により、顕微鏡と照射手段または検出手段とを光学的に接続する光路を合成することで、照射手段および検出手段間の光路を切り替えることなくそれぞれ同時に使用することができる。これにより、例えば、刺激光照射直後の標本の反応を逃すことなく観察することが可能となる。
上記発明においては、前記光路を形成し、前記顕微鏡により結像される前記標本の1次像をリレーするリレー光学系を備えることとしてもよい。
このように構成することで、リレー光学系により標本の1次像を顕微鏡から遠い位置に再構築することができる。したがって、顕微鏡接続部と接続ポートとの間に光路合成部を容易に配置し、複数の光路を合成し易くすることができる。
また、上記発明においては、前記光路合成部が、前記リレー光学系によって形成される略平行光束上に配置されていることとしてもよい。
このように構成することで、光路合成部によって略平行光束の光路が合成されるので、非点隔差による像の劣化を防止することができる。なお、非点隔差とは、光を集光したときの光軸に垂直な2方向の集光位置のずれのことをいう。
また、上記発明においては、前記リレー光学系が非平行光束を形成することとしてもよい。
このように構成することで、光路合成部における光の裏面反射の影響により干渉縞が生じて像が劣化するのを防止することができる。
また、上記発明においては、前記接続ポートが略同一形状を有することとしてもよい。
このように構成することで、照射手段および検出手段を接続ポートの数に応じて自由に組み合わせることができ、観察方法のバリエーションを増加することができる。
また、上記発明においては、前記光路合成部を挿脱可能な切替手段を備えることとしてもよい。
このように構成することで、切替手段により光路合成部を挿脱するだけで、顕微鏡と照射手段または検出手段との間の光路を合成したり分離したりすることができる。なお、切替手段による光路合成部の挿脱は自動で行うこととしてもよいし手動で行うこととしてもよい。
また、上記発明においては、前記光路合成部が、前記切替手段に着脱可能な複数のビームスプリッタにより構成されていることとしてもよい。
このように構成することで、照射手段または検出手段による観察方法の切り替えに連動して複数のビームスプリッタから最適なものを光路に配置することができる。
本発明は、上記本発明の顕微鏡接続ユニットと、前記顕微鏡と、前記照射手段および/または前記検出手段と、これらを制御する制御装置とを備える顕微鏡システムを提供する。
本発明によれば、制御装置により、顕微鏡接続ユニットと照射手段や検出手段間の同期を高速かつ正確にとることができる。
上記発明においては、前記照射手段による前記標本上の照射位置および前記検出手段による光の検出位置の基準情報を記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されている前記基準情報に基づき前記照射手段による照射位置ずれおよび前記検出手段による検出位置ずれを補正する補正手段と備えることとしてもよい。
このように構成することで、切替手段により観察方法に応じて光路合成部を切り替えても、記憶部および補正手段の作動により照射手段における照射位置ずれや検出手段における検出位置ずれを防ぐことができる。
また、上記発明においては、前記検出手段が、前記接続ポートに接続されるユニット接続部と、前記標本に照射する観察用励起光を発生する観察用光源と、該観察用光源から発せられる前記観察用励起光を前記標本上で2次元的に走査する観察用走査手段と、前記観察用励起光が照射された前記標本から発せられ前記観察用走査手段を介して戻る観察光を部分的に通過させる共焦点ピンホールと、該共焦点ピンホールを通過した前記観察光を検出する検出光学系とを備えることとしてもよい。
このように構成することで、観察用光源から発生され観察用走査手段によって走査される観察用励起光がユニット接続部を介して標本に照射されるとともに、標本において発せられ観察用走査手段を介して共焦点ピンホールを通過した観察光が検出部によって検出されることにより、標本を共焦点観察することができる。
また、上記発明においては、前記照射手段が、前記接続ポートに接続されるユニット接続部と、前記標本に照射する刺激光を発する刺激用光源と、該刺激用光源から発せられる前記刺激光を前記標本上で2次元的に走査する刺激用走査手段とを備えることとしてもよい。
このように構成することで、刺激用光源から発生され刺激用走査手段によって走査される刺激光がユニット接続部を介して標本に照射されることで、標本の所望の位置を光刺激することができる。
また、上記発明においては、前記検出手段が、前記接続ポートに着脱可能な2次元撮像デバイスを備えることとしてもよい。
2次元撮像デバイスは面で光を検出するため、共焦点観察を行う場合と比較してフレームレートが高い。したがって、2次元撮像デバイスにより、例えば、カルシウムイオン等の速い反応を捉えることができる。
また、上記発明においては、前記検出手段が、前記光を同時並列に多点走査する多点走査手段と、前記標本に照明光を照射する照明手段とを備えることとしてもよい。
検出手段としては、DMD(微小偏向素子アレイ)多点レーザ走査やディスク共焦点等が挙げられる。これらはガルバノスキャナやレゾナントスキャナと比較してフレームレートが高いので、標本の速い反応を逃すことなく観察することができる。
本発明によれば、顕微鏡に3以上のデバイスを接続可能とするとともに各デバイスを同時に使用することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る顕微鏡システムの概略構成を示す図である。 図1の顕微鏡接続ユニットの概略構成を示す図である。 (a)は図1の顕微鏡の概略構成を示す図であり、(b)はビームスプリッタの形状を示す図である。 図1の共焦点観察ユニットの概略構成を示す図である。 図1の刺激ユニットの概略構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の変形例に係る光路合成部の概略構成を示す図である。 (a)は図6のビームスプリッタの概略構成を示す図であり、(b)はスライド式切替手段の概略構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る顕微鏡システムの概略構成を示す図である。 図8の多点走査ユニットの概略構成を示す図である。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係る顕微鏡接続ユニットおよび顕微鏡システムについて、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る顕微鏡システム100は、図1および図2に示すように、標本Sを目視観察する顕微鏡10と、レーザ光(観察用励起光、刺激光)を発生するレーザユニット(観察用光源、刺激用光源)140と、標本Sを共焦点観察する共焦点観察ユニット(検出手段)50と、標本Sを光刺激する刺激ユニット(照射手段)70と、標本Sの2次元画像を取得する撮影ユニット(検出手段)110と、顕微鏡10とこれら共焦点観察ユニット50、刺激ユニット70および撮影ユニット110とを光学的に接続する顕微鏡接続ユニット120とを備えている。
また、顕微鏡システム100には、システム全体を制御するコントローラ(制御装置)152と、情報処理や記憶、画像構築等を行うPC154と、PC154により処理された情報や画像を表示するモニタ156とが備えられている。
コントローラ152によりシステム全体を制御することで、共焦点観察ユニット50、刺激ユニット70および撮影ユニット110間の同期を高速かつ正確にとることができる。
また、コントローラ152およびPC154は、GUI(図示略)により操作することができるようになっている。これにより、操作が簡単で操作ミスを防止することできる。
顕微鏡10は、図3(a)に示すように、透過観察用の照明光を発するハロゲンランプ11と、ハロゲンランプ11から発せられ顕微鏡第1反射ミラー13Aにより反射された照明光を視野絞り(FS)15および開口絞り(AS)17を介してステージ21上の標本Sに集光するコンデンサ19と、コンデンサ19により集光された照明光が照射されることにより標本Sを透過した透過光を集光する複数の対物レンズ23とを備えている。対物レンズ23はレボルバ25により支持されている。
また、顕微鏡10は、対物レンズ23からの光を結像する結像レンズ27と、結像レンズ27により結像され、顕微鏡第2反射ミラー13Bを介してプリズム29により分割された像を目視観察する接眼レンズ31とを備えている。なお、符号33は顕微鏡シャッタを示し、符号35は照準を合わせるための照準部を示している。
さらに、顕微鏡10は、落射観察用の照明光を発する顕微鏡水銀ランプ37と、顕微鏡水銀ランプ37から発せられた照明光を対物レンズ23へと反射して標本Sに照射する一方、標本Sからの観察光を透過して結像レンズ27に入射させる顕微鏡ビームスプリッタ39とを備えている。以下、ビームスプリッタを「BS」とする。
顕微鏡BS39は、検鏡方法を切り替えるためのキューブターレット41内に設けられている。また、顕微鏡BS39は、図3(b)に示すように、長手方向に沿って厚さが徐々に変化するくさび形状を有し、裏面反射光が光軸に対して角度をもつように形成されている。
また、この顕微鏡10には、顕微鏡接続ユニット120が接続される外部接続ポート43が設けられている。また、結像レンズ27と顕微鏡第2反射ミラー13Bとの間には顕微鏡切替ミラー45が挿脱可能に配置されている。顕微鏡10の光路から顕微鏡切替ミラー45を外した状態では、標本Sの1次像が接眼レンズ31側(図3の目視光路上)に結像され、顕微鏡10の光路に顕微鏡切替ミラー45を配置した状態では、標本Sの1次像が外部接続ポート43を介して顕微鏡接続ユニット120側(同図の1次像位置K)に結像されるようになっている。
レーザユニット140は、図示しないレーザ発振器、波長選択手段およびレーザ強度調光手段等を備え、波長選択手段およびレーザ強度調光手段により、レーザ発振器よって発振されたレーザ光を観察に適した波長および強度に調整して出力することができるようになっている。
また、レーザユニット140には、図4および図5に示すように、レーザ光を共焦点観察ユニット50および刺激ユニット70に導光するシングルモードファイバ141,142と、シングルモードファイバ141,142の出射端面に対向配置され、導光されたレーザ光を平行光束にするレーザユニットコリメートレンズ143,144とが備えられている。
共焦点観察ユニット50は、図4に示すように、顕微鏡接続ユニット120に接続される観察ユニット接続部(ユニット接続部)51を備えている。また、共焦点観察ユニット50は、レーザユニット140から導光されたレーザ光を反射する観察ユニット第1反射ミラー53Aおよび観察ユニット第1BS55Aと、これらにより反射されたレーザ光を観察ユニット接続部51を介して顕微鏡10の標本S上で2次元的に走査する観察ユニットガルバノスキャナ(観察用走査手段)57と、観察ユニットガルバノスキャナ57により走査されたレーザ光を標本Sの2次像位置Lに集光する観察ユニット瞳投影レンズ59とを備えている。以下、ガルバノスキャナを「GS」とする。
また、共焦点観察ユニット50には、観察ユニット第1反射ミラー53Aまたは観察ユニット第1BS55Aにより反射されたレーザ光を観察ユニットGS57へ反射する一方、レーザ光が照射された標本Sにおいて発生し観察ユニットGS57によりディスキャンされた蛍光を透過する観察ユニット励起DM61が備えられている。観察ユニットGS57は、ガルバノスキャナとレゾナントスキャナとを組み合わせて構成された観察ユニットスキャナ58に切り替え可能となっている。
さらに、共焦点観察ユニット50は、観察ユニット励起DM61を透過し観察ユニット第2BS55Bにより反射された蛍光を波長ごとに反射する分光DM63A,63Bおよび観察ユニット第2反射ミラー53Bと、これらにより反射され共焦点レンズ65A,65B,65Cにより集光された蛍光を部分的に通過させる共焦点ピンホール67A,67B,67Cと、共焦点ピンホール67A,67B,67Cを通過した蛍光を検出するPMT(光電子増倍管、検出光学系)69A,69B,69Cとを備えている。
なお、共焦点観察ユニット50は、標本Sに光を照射する照明手段としても機能する。また、共焦点観察ユニット50は、標本Sを光刺激する照射手段として用いることもできる。
分光DM63A,63Bは観察ユニットフィルタターレット64A,64Bに設けられ、分光する波長特性に応じて切り替え可能となっている。
PMT69A,69B,69Cは、蛍光を検出して得られた画素ごとの検出信号をPC154へ出力するようになっている。これにより、PC154において、入力された検出信号に基づいて2次元画像が構築される。
刺激ユニット70は、図5に示すように、顕微鏡接続ユニット120に接続される刺激ユニット接続部(ユニット接続部)71を備えている。また、刺激ユニット70は、光(刺激光)を発する刺激ユニット水銀ランプ(刺激用光源)73と、刺激ユニット水銀ランプ73から発せられた光を通過または遮断する刺激ユニットシャッタ75と、刺激ユニットシャッタ75を通過した所定の波長の光を透過させる励起フィルタ77と、励起フィルタ77を透過し刺激ユニット集光レンズ79により刺激ユニット第1反射ミラー81Aを介して集光された光を偏向する刺激ユニットDMD(微小偏向素子アレイ)83と、刺激ユニットDMD83により偏向された光を標本Sの2次像位置Mに集光する刺激ユニットリレー光学系85とを備えている。
刺激ユニット水銀ランプ73は、刺激ユニット70のフレームに着脱可能に設けられている。
励起フィルタ77は、刺激ユニットフィルタターレット78に設けられ、波長特性に応じて切り替え可能となっている。
刺激ユニットDMD83は、刺激ユニットリレー光学系85によりリレーされる結像レンズ27の像位置と共役な位置に2次元配列された揺動可能な複数のマイクロミラー(図示略)を備えている。マイクロミラーは、ON領域/OFF領域がGUI上で任意に選択され、コントローラ152により制御されるようになっている。これにより、標本Sの多点同時刺激や範囲指定刺激ができる。
また、刺激ユニット70は、レーザユニット140から導光されたレーザ光を反射する刺激ユニット第2反射ミラー81B、刺激ユニット第1BS87Aおよび刺激ユニット第3反射ミラー81Cと、これらにより反射されたレーザ光を刺激ユニット接続部71を介して顕微鏡10の標本S上で2次元的に走査する刺激ユニットGS(刺激用走査手段)89と、刺激ユニットGS89により走査されたレーザ光を標本Sの2次像位置Mに集光する刺激ユニット瞳投影レンズ91とを備えている。
刺激ユニットGS89により走査されたレーザ光は、刺激ユニット第2BS87Bにより、刺激ユニットDMD83によって偏向される光の光路に合成することができるようになっている。刺激ユニット第2BS87Bは、刺激ユニットDMD83により偏向された光を透過する一方、刺激ユニットGS89により走査されたレーザ光を反射する特性を有している。
この刺激ユニット第2BS87Bは、フィルタターレット等の刺激ユニット切替手段93により刺激ユニット切替ミラー95に切り替え可能に配置されていることとしてもよい。刺激ユニット切替ミラー95は、刺激ユニット水銀ランプ73から発せられる光により標本Sを刺激する場合に光路に配置し、レーザユニット140から導光されるレーザ光により標本Sを刺激する場合に光路から外すこととすればよい。
撮影ユニット110は、結像レンズ27により2次像位置Nに結像された標本Sの像を撮影するCCD(2次元撮像デバイス)111を備えている。CCD111により取得された2次元画像はモニタ156に表示されるようになっている。2次元撮像デバイスは面で光を検出するため、共焦点観察を行う場合と比較してフレームレートが高い。したがって、CCD111により、例えば、カルシウムイオン等の速い反応を捉えることができる。
また、CCDカメラの取付けマウントは通常規格化されており、取付面から受光面までの距離(フランジバック)が決まっている。そのため、CCD111は、接続部とCCDカメラマウントを変換するカメラアダプタ(ユニット接続部)113を介して顕微鏡接続ユニット120に接続される。なお、カメラアダプタ113は、単にマウント変換や距離をかせぐだけのものでなく、変倍アダプタやフィルタターレットとして機能することとしてもよい。
顕微鏡接続ユニット120は、図2に示すように、顕微鏡10の外部接続ポート43に接続される顕微鏡接続ポート(顕微鏡接続部)121と、撮影ユニット110のカメラアダプタ113が接続される第1接続ポート123Aと、刺激ユニット70の刺激ユニット接続部71が接続される第2接続ポート123Bと、共焦点観察ユニット50の観察ユニット接続部51が接続される第3接続ポート123Cとを備えている。以下、第1接続ポート123A、第2接続ポート123Bおよび第3接続ポート123Cをユニット接続ポート123A,123B,123Cという。これらユニット接続ポート123A,123B,123Cは全て同一形状となっている。
また、顕微鏡接続ユニット120には、顕微鏡10と撮影ユニット110、刺激ユニット70および共焦点観察ユニット50とを光学的に接続する接続ユニット光学系(リレー光学系)125と、接続ユニット光学系125の光路を合成する光路合成部127A,127Bとが備えられている。
接続ユニット光学系125は、結像レンズ27により結像された標本Sの1次像を共焦点観察ユニット50、刺激ユニット70および撮影ユニット110にリレーするものである。この接続ユニット光学系125は、略平行光束を形成するようになっている。
また、接続ユニット光学系125は、顕微鏡10から顕微鏡接続ポート121を介して入射される光を略平行光束とする第1リレーレンズ129Aと、第1リレーレンズ129Aを通過した光を第1接続ポート123Aを介して集光する第2リレーレンズ129Bと、第1リレーレンズ129Aを通過した光を第2接続ポート123Bを介して集光する第3リレーレンズ129Cと、第1リレーレンズ129Aを通過した光を第3接続ポート123Cを介して集光する第4リレーレンズ129Dとを備えている。
第1リレーレンズ129Aと第2リレーレンズ129Bとの間には、撮影ユニット110のCCD111により撮影される光を透過する一方、それ以外の波長の光を反射する第1光路合成部127Aが配置されている。第1光路合成部127Aの反射側には、第1光路合成部127Aからの光を第3リレーレンズ129Cへと反射する一方、それ以外の波長の光を透過する第2光路合成部127Bが配置されている。第2光路合成部127Bの透過側には、第2光路合成部127Bを透過した光を第4リレーレンズ129Dへと反射する接続ユニット反射ミラー131が配置されている。
これら光路合成部127A,127Bは略平行光束上に配置されているので、非点隔差による像の劣化を防止することができる。なお、非点隔差とは、光を集光したときの光軸に垂直な2方向の集光位置のずれのことをいう。なお、接続ユニット光学系125が非平行光束を形成することにより、光路合成部127A,127Bにおいて光が裏面反射するのを防ぎ、干渉縞が生じて像が劣化するのを防止することもできる。
このように構成された接続ユニット光学系125は、第1リレーレンズ129Aと第2リレーレンズ129Bにより、標本Sの1次像を撮影ユニット110内の2次像位置Nにリレーするようになっている。また、第1リレーレンズ129Aと第3リレーレンズ129Cにより、標本Sの1次像を刺激ユニット70内の2次像位置Mにリレーするようになっている。また、第1リレーレンズ129Aと第4リレーレンズ129Dにより、標本Sの1次像を共焦点観察ユニット50内の2次像位置Lにリレーするようになっている。
接続ユニット光学系125によりリレーされる標本Sの2次像は、それぞれ各ユニット接続ポート123A,123B,123Cから等しい距離だけ離れた位置に結像されるようになっている。すなわち、第1接続ポート123Aから2次像位置Nまでの距離と,第2接続ポート123Bから2次像位置Mまでの距離と,第3接続ポート123Cから2次像位置Lまでの距離は、全て等しい距離となっている。
光路合成部127A,127Bは、モータ(図示略)によって回転可能な円盤状の接続ユニットフィルタターレット(切替手段)128A,128Bに設けられ、コントローラ152の作動により波長特性に応じて切り替え可能となっている。
また、光路合成部127A,127Bは、図示しない複数の接続ユニットBS、ミラーおよびガラスにより構成され、各接続ユニットBSが接続ユニットフィルタターレット128A,128Bに着脱可能に設けられている。これら接続ユニットBSは、GUI(図示略)により観察方法に応じて適切なものを選択することができるようになっている。
このように構成された本実施形態に係る顕微鏡接続ユニット120および顕微鏡システム100の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る顕微鏡システム100を用いて、共焦点観察ユニット50により標本Sを観察しながら刺激ユニット70により標本Sを刺激するとともに、刺激による標本Sの反応を撮影ユニット110により撮影する場合は、コントローラ152により観察方法に応じた適切な光路合成部127A,127Bが顕微鏡接続ユニット120に配置される。
第1光路合成部127Aとしては、共焦点観察ユニット50からのレーザ光および刺激ユニット70からの光と、共焦点観察ユニット50により検出される蛍光とを反射する一方、CCD111により撮影される蛍光を透過する波長特性のものが選択される。
また、第2光路合成部127Bとしては、共焦点観察ユニット50からのレーザ光およびこれにより励起されて標本Sにおいて発生した蛍光を透過する一方、刺激ユニット70からの光を反射する波長特性のものが選択される。
共焦点観察ユニット50においては、レーザユニット140から導光されたレーザ光が観察ユニット第1反射ミラー53Aまたは観察ユニット第1BS55Aを介して観察ユニット励起DM61により観察ユニットGS57へと反射される。そして、レーザ光は観察ユニットGS57により走査され、観察ユニット瞳投影レンズ59により集光されて第3接続ポート123Cを通過して顕微鏡接続ユニット120に入射される。
顕微鏡接続ユニット120に入射されたレーザ光は、第4リレーレンズ129Dを透過して略平行光束となり、接続ユニット反射ミラー131で反射される。接続ユニット反射ミラー131で反射されたレーザ光は、第2光路合成部127Bを透過して第1光路合成部127Aで反射された後、第1リレーレンズ129Aにより集光されて顕微鏡接続ポート121を通過して顕微鏡10に入射される。
顕微鏡10に入射されたレーザ光は、顕微鏡切替ミラー45および結像レンズ27を介してキューブターレット41内の顕微鏡BS39を透過し、対物レンズ23により標本Sに照射される。レーザ光が照射されることにより標本Sにおいて蛍光が発生すると、蛍光は対物レンズ23によって集光された後、結像レンズ27を透過して顕微鏡切替ミラー45で反射され、顕微鏡接続ポート121を通過して顕微鏡接続ユニット120に入射される。
顕微鏡接続ユニット120に入射された蛍光は、第1リレーレンズ129Aを透過して第1光路合成部127Aにより反射される。そして、蛍光は第2光路合成部127Bを透過して接続ユニット反射ミラー131で反射され、第4リレーレンズ129Dにより集光されて第3接続ポート123Cを通過して共焦点観察ユニット50に入射される。
共焦点観察ユニット50に入射された蛍光は、観察ユニットGS57によりディスキャンされ、観察ユニット励起DM61を透過して観察ユニット第2BS55Bを介して分光DM63A,63Bにより波長特性に応じて分光される。分光された蛍光は共焦点レンズ65A,65B,65Cにより集光され、共焦点ピンホール67A,67B,67Cを通過してPMT69A,69B,69Cに入射される。
PMT69A,69B,69Cにおいては、蛍光を検出して画素ごとに得られた検出信号がPC154へ出力される。そして、PC154により、入力された検出信号に基づいて標本Sの2次元画像が構築され、モニタ156に表示される。
次に、刺激ユニット70においては、刺激ユニット水銀ランプ73から発せられた光が、刺激ユニットシャッタ75、励起フィルタ77、刺激ユニット集光レンズ79、刺激ユニット第1反射ミラー81Aを介して刺激ユニットDMD83に入射される。刺激ユニットDMD83に入射された光はON領域のマイクロミラーにより反射され、刺激ユニットリレー光学系85および刺激ユニット第2BS87Bを透過し第2接続ポート123Bを通過して顕微鏡接続ユニット120に入射される。
一方、レーザ光により標本Sを刺激する場合には、レーザユニット140から導光されたレーザ光が刺激ユニット第2反射ミラー81Bまたは刺激ユニット第1BS87Aを介して刺激ユニット第3反射ミラー81Cにより刺激ユニットGS89へと反射される、そして、レーザ光は刺激ユニットGS89により走査され、刺激ユニット瞳投影レンズ91を介して刺激ユニット第2BS87Bで反射され、第2接続ポート123Bを通過して顕微鏡接続ユニット120に入射される。
顕顕微鏡接続ユニット120に入射された光は、第3リレーレンズ129Cを透過して略平行光束となり、第2光路合成部127Bおよび第1光路合成部127Aで反射される。第1光路合成部127Aで反射された光は、第1リレーレンズ129Aにより集光され、顕微鏡接続ポート121を通過して顕微鏡10に入射される。顕微鏡10に入射された光は、顕微鏡切替ミラー45、結像レンズ27および対物レンズ23を介して標本Sに照射される。これにより標本Sが刺激される。
次に、撮影ユニット110においては、顕微鏡水銀ランプ37から発せられた励起光がキューブターレット41内の顕微鏡BS39で反射され、対物レンズ23により標本Sに照射される。励起光が照射されることにより標本Sにおいて蛍光が発生すると、蛍光は顕微鏡BS39および結像レンズ27を透過して顕微鏡切替ミラー45で反射され、顕微鏡接続ポート121を通過して顕微鏡接続ユニット120に入射される。
顕微鏡接続ユニット120に入射された蛍光は、第1リレーレンズ129A、第1光路合成部127A、第2リレーレンズ129Bを透過し、第1接続ポート123Aを通過して撮影ユニット110に入射される。撮影ユニット110に入射された蛍光は、カメラアダプタ113を介してCCD111により撮影される。CCD111により取得された標本Sの2次元画像はモニタ156に表示される。
このようにして、共焦点観察ユニット50により得られたモニタ156上の標本Sの画像を観ながら、刺激ユニット70により標本Sの所望の位置を刺激することができる。また、撮影ユニット110により、刺激ユニット70によって刺激された標本Sの反応を撮影して2次元画像を高速で取得することができる。また、撮影ユニット110により取得した標本Sの2次元画像を観ながら、刺激ユニット70により標本Sの所望の位置を刺激し、刺激による標本Sの反応を共焦点観察ユニット50により観察してより詳細な画像を得ることとしてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る顕微鏡接続ユニット120および顕微鏡システム100によれば、顕微鏡接続ポート121およびユニット接続ポート123A,123B,123Cにより、顕微鏡10を大型化したり顕微鏡10の作業性を悪化させたりすることなく顕微鏡10に共焦点観察ユニット50、刺激ユニット70および撮影ユニット110を光学的に接続することができる。
また、光路合成部127A,127Bにより接続ユニット光学系125の光路を合成することで、共焦点観察ユニット50、刺激ユニット70および撮影ユニット110間の光路を切り替えることなくそれぞれ同時に使用することができる。これにより、標本Sの速い反応を逃すことなく観察することが可能となる。
また、接続ユニット光学系125により標本Sの1次像をリレーして顕微鏡10から遠い位置に再構築することで、顕微鏡接続ユニット121とユニット接続ポート123A,123B,123Cとの間に光路合成部127A,127Bを容易に配置することができる。これにより、複数の光路を合成し易くすることができる。
また、ユニット接続ポート123A,123B,123Cが全て同一形状を有し、さらに、ユニット接続ポートから123A,123B,123Cから標本Sの2次像までの距離が全て等しいので、ユニット接続ポート123A,123B,123Cのいずれにも共焦点観察ユニット50、刺激ユニット70および撮影ユニット110を自由に組み合わせて接続することができる。したがって、観察方法のバリエーションを増加することができる。
なお、本実施形態においては、光路合成部127A,127Bの切替手段として円盤状の接続ユニットフィルタターレット128A,128Bを例示して説明したが、これに代えて、例えば、図6および図7(a),(b)に示すようなリニアガイド161により構成されるスライド式切替手段163を採用することとしてもよい。この場合、光路合成部127C,127Dとしては、スライド式切替手段163のアリ溝163aに嵌め合されるアリ165aを有するキューブ式の複数の接続ユニットBS165により構成することとすればよい。また、各キューブ式接続ユニットBS165とスライド式切替手段163はビス固定により着脱可能とすればよい。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態に係る顕微鏡接続ユニット120および顕微鏡システム200について説明する。
本実施形態に係る顕微鏡システム200は、図8に示すように、撮影ユニット110に代えて、照明手段および検出手段としての観察用高速レーザ走査ユニット(DMD多点レーザ走査ユニット。以下、単に「多点走査ユニット」という。)210を備える点で、第1の実施形態と異なる。
以下、第1の実施形態に係る顕微鏡システム100と構成を共通する箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
多点走査ユニット210は、図9に示すように、顕微鏡接続ユニット120の第1接続ポート123Aに接続される多点走査ユニットGS接続部(ユニット接続部)211を備えている。また、多点走査ユニット210は、レーザユニット(照明手段)140のシングルモードファイバ145およびレーザユニットコリメートレンズ146により導光されたレーザ光(照明光)を反射する多点走査ユニット第1反射ミラー213Aおよび多点走査ユニットBS215と、これらにより反射されたレーザ光を多点走査ユニット第2反射ミラー213Bを介してライン状に収束する多点走査ユニットコリメートレンズ217およびシリンドリカルレンズ219と、収束したレーザ光を偏向する多点走査ユニットDMD221とを備えている。
多点走査ユニットDMD221は、対物レンズ23の標本側焦点位置と光学的に共役な位置に配列された揺動可能な複数のマイクロミラー(図示略)を備えている。
多点走査ユニットコリメートレンズ217およびシリンドリカルレンズ219は、多点走査ユニットDMD221のマイクロミラーの切替方向に対して直交する方向にライン状にレーザ光を収束するようになっている。
また、多点走査ユニット210は、多点走査ユニットDMD221により偏向させられ、多点走査ユニット第1集光レンズ223Aを透過したレーザ光を1次元走査する多点走査ユニットGS(多点走査手段)225と、走査されたレーザ光を標本Sの2次像位置Nに集光する多点走査ユニット瞳投影レンズ227とを備えている。
また、多点走査ユニット210には、シリンドリカルレンズ219により収束させられたレーザ光を多点走査ユニットDMD221へと反射する一方、レーザ光が照射された標本Sにおいて発生し多点走査ユニットDMD221によりディスキャンされた蛍光を透過する多点走査ユニット励起DM229が備えられている。
多点走査ユニット励起DM229は多点走査ユニットフィルタターレット228に設けられ、観察方法に合わせて異なる波長特性に切り替え可能となっている。
さらに、多点走査ユニット210は、多点走査ユニット励起DM229を透過し多点走査ユニット第2集光レンズ223B、多点走査ユニット第3反射ミラー213Cおよび多点走査ユニット210第3集光レンズ223Cを介して集光された蛍光を検出する光検出器(検出手段)231を備えている。光検出器231としては、例えば、ラインセンサ等の1次元撮像素子やCCD等の2次元撮像素子等が用いられる。
なお、多点走査ユニット210は、標本Sを光刺激する照射手段として用いることもできる。
このように構成された本実施形態に係る顕微鏡システム200の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る顕微鏡システム200を用いて、多点走査ユニット210により標本Sの蛍光画像を取得する場合は、コントローラ152により観察方法に応じた適切な第1光路合成部127Cおよび第2光路合成部127Bが顕微鏡接続ユニット120に配置される。
第1光路合成部127Cとしては、共焦点観察ユニット50からのレーザ光および刺激ユニット70からの光と、共焦点観察ユニット50により検出される蛍光とを反射する一方、多点走査ユニット210からの光およびこれにより励起されて標本Sにおいて発生する蛍光を透過する波長特性のものが選択される。
また、第2光路合成部127Bは、撮影ユニット110の場合と同じものである。
多点走査ユニット210においては、レーザユニット140から導光され多点走査ユニット第1反射ミラー213Aまたは多点走査ユニットBS215で反射されたレーザ光が、多点走査ユニットコリメートレンズ217およびシリンドリカルレンズ219によりマイクロミラーの切替方向と直交する方向にライン状に収束させられる。そして、収束したレーザ光は、多点走査ユニット励起DM229および多点走査ユニット第2反射ミラー213Bにより多点走査ユニットDMD221へと反射される。
多点走査ユニットDMD221は、隣接する1以上のマイクロミラーをオン領域とし、このオン領域によりレーザ光を反射する。マイクロミラーにより反射されたレーザ光は、多点走査ユニット第1集光レンズ223Aを介して多点走査ユニットGS225に入射される。この場合において、多点走査ユニットDMD221がオン領域を一方向に移動させるように切り替えていくことで、多点走査ユニットGS225に対してレーザ光がオン領域の切替方向に移動するように入射される。
そして、多点走査ユニットGS225が揺動されることにより、多点走査ユニットDMD221のオン領域の切替方向に対して直交する一方向にレーザ光が走査され、多点走査ユニット瞳投影レンズ227により集光されて第1接続ポート123Aを通過して顕微鏡接続ユニット120に入射される。
顕微鏡接続ユニット120に入射されたレーザ光は、第2リレーレンズ129Bを透過して略平行光束となり、第2光路合成部128Aを透過して第1リレーレンズ129Aにより集光され、顕微鏡接続ポート121を通過して顕微鏡10に入射される。
ここで、多点走査ユニットDMD221のオン領域の切替動作と多点走査ユニットGS225の揺動動作とを同期させることにより、顕微鏡10に入射されたレーザ光は対物レンズ23により集光されて、標本S上で2次元的に走査される。
レーザ光が照射されることにより標本Sにおいて発生した蛍光は、対物レンズ23によって集光された後、結像レンズ27、顕微鏡切替ミラー45を介して顕微鏡接続ポート121を通過する。そして、蛍光は顕微鏡接続ユニット120内の第1リレーレンズ129Aおよび第2リレーレンズ129Bを透過し、第1接続ポート123Aを通過して多点走査ユニット210に入射される。
多点走査ユニット210に入射された蛍光は、多点走査ユニット瞳投影レンズ227、多点走査ユニットGS225、多点走査ユニット第1集光レンズ223Aを介して多点走査ユニットDMD221によりディスキャンされる。
多点走査ユニットDMD221によりディスキャンされた蛍光は、DMD−I反射ミラー213Bを介して多点走査ユニット励起DM229を透過し、レーザ光から分離される。そして、蛍光は多点走査ユニット第2集光レンズ223B、多点走査ユニット第3反射ミラー213Cおよび多点走査ユニット第3集光レンズ223Cを介して集光され、光検出器231に入射される。
ここで、多点走査ユニットDMD221が対物レンズ23の標本側焦点位置と光学的に共役な位置に配置されているので、レーザ光が反射されたマイクロミラーと同一のマイクロミラーにより蛍光が反射されて光検出器231に入射される。
この場合において、多点走査ユニットDMD221のオン領域を十分に小さく設定しておくことにより、オン領域を共焦点ピンホールとして機能させることができる。これにより、対物レンズ23の標本側焦点面に沿う標本Sの鮮明な蛍光画像、すなわち、多点走査ユニットDMD221のオン領域を一方向に移動させることによって生成されたラインスキャン画像が光検出器231により取得される。
このようにして、多点走査ユニットGS225の揺動位置ごとに光検出器231により取得されたラインスキャン画像は、多点走査ユニットGS225の揺動位置と対応づけられてPC154に記憶される。そして、PC154に記憶されたラインスキャン画像に基づいて、2次元の蛍光画像が構築される。
以上説明したように、本実施形態に係る顕微鏡接続ユニット120および顕微鏡システム200によれば、照射手段および検出手段として多点走査型の多点走査ユニット210を用いることで、ガルバノスキャナやレゾナントスキャナ等を用いた場合と比較してフレームレートが高く、標本Sの速い反応を逃すことなく観察することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上記各実施形態においては、PC154が、刺激ユニット70等の照射手段による標本S上の照射位置および共焦点観察ユニット50、撮影ユニット110、多点走査ユニット210等の検出手段による光の検出位置の基準情報を記憶する記憶手段として機能し、コントローラ152が、光路合成部127A、127B、127Cの切り替えによって発生する上記照射手段による標本S上の照射位置ずれおよび上記検出手段による光の検出位置ずれを補正する補正手段として機能することとしてもよい。
このようにすることで、観察方法によって光路合成部127A,127B、127Cを切り替えても、共焦点観察ユニット50、撮影ユニット110または多点走査ユニット210により取得される画像間で像ずれが発生するのを防ぐとともに、刺激ユニット70による刺激の位置ずれが発生するのを防ぐことができる。
また、上記各実施形態においては、顕微鏡接続ポート120に共焦点観察ユニット50、刺激ユニット70、撮影ユニット110または多点走査ユニット210を接続することとしたが、顕微鏡接続ポート120が3以上のユニット接続ポートを備え、顕微鏡10に3以上の照射手段や検出手段を接続することとしてもよい。
50 共焦点観察ユニット(検出手段)
51 観察ユニット接続部(ユニット接続部)
57 観察ユニットガルバノスキャナ(観察用走査手段)
67A,67B,67C 共焦点ピンホール
69A,69B,69C PMT(光電子増倍管、検出光学系)
70 刺激ユニット(照射手段)
71 刺激ユニット接続部(ユニット接続部)
89 刺激ユニットGS(刺激用走査手段)
100,200 顕微鏡システム
110 撮影ユニット(検出手段)
111 CCD(2次元撮像デバイス)
113 カメラアダプタ(ユニット接続部)
120 顕微鏡接続ユニット
121 顕微鏡接続ポート(顕微鏡接続部)
123A,123B,123C ユニット接続ポート
125 接続ユニット光学系(リレー光学系)
127A,127B,127C 光路合成部
128A,128B 接続ユニットフィルタターレット(切替手段)
140 レーザユニット(観察用光源、刺激用光源、照明手段)
152 コントローラ(制御装置、補正手段)
154 PC(記憶部)
211 多点走査ユニットGS接続部(ユニット接続部)
225 多点走査ユニットGS(多点走査手段)
S 標本

Claims (13)

  1. 標本の観察を行う顕微鏡と、この顕微鏡に接続された顕微鏡接続ユニットとを備えた顕微鏡システムであって、
    前記顕微鏡接続ユニットは、
    前記顕微鏡に接続される顕微鏡接続部と、
    前記標本に光を照射する照射手段または前記標本において発せられる光を検出する検出手段が接続可能な3以上の接続ポートと、
    前記顕微鏡接続部と前記接続ポートとの間に配置され、前記顕微鏡と前記照射手段または前記検出手段とを光学的に接続する光路を合成する2以上の光路合成部と、
    記光路を形成し、前記顕微鏡により結像される前記標本の1次像をリレーして前記3以上の接続ポートのそれぞれに2次像を生成するリレー光学系を備えており、
    前記リレー光学系は、前記顕微鏡接続部と前記光路合成部との間に設けられた第1レンズと、前記3以上の接続ポートのそれぞれに対して当該接続ポートと前記光路合成部との間に設けられた複数の第2レンズとを備えており、
    レーザー光を二次元走査する走査手段を備えた検出手段または照射手段が前記接続ポートの少なくとも一つに接続され、前記レーザー光が前記顕微鏡接続ユニットを介して前記顕微鏡へ導入されて標本上で二次元走査されるようにした顕微鏡システム
  2. 前記顕微鏡接続ユニットの前記光路合成部が、前記リレー光学系によって形成される略平行光束上に配置されている請求項に記載の顕微鏡システム
  3. 前記顕微鏡接続ユニットの前記リレー光学系が非平行光束を形成する請求項に記載の顕微鏡システム
  4. 前記顕微鏡接続ユニットの前記接続ポートが略同一形状を有する請求項1から請求項3のいずれかに記載の顕微鏡システム
  5. 前記顕微鏡接続ユニットの前記光路合成部を切り替え可能な切替手段を備える請求項1から請求項のいずれかに記載の顕微鏡システム
  6. 前記顕微鏡接続ユニットの前記光路合成部の少なくとも1つが、前記切替手段に着脱可能である請求項5に記載の顕微鏡システム。
  7. 前記顕微鏡接続ユニットの前記光路合成部が、前記切替手段に着脱可能な複数のビームスプリッタにより構成されている請求項5に記載の顕微鏡システム。
  8. 記顕微鏡と、前記顕微鏡接続ユニットに接続された前記照射手段および/または前記検出手段とを制御する制御装置備える請求項5から請求項7のいずれかに記載の顕微鏡システム。
  9. 前記照射手段による前記標本上の照射位置および前記検出手段による光の検出位置の基準情報を記憶する記憶部と、
    該記憶部に記憶されている前記基準情報に基づき前記照射手段による照射位置ずれおよび前記検出手段による検出位置ずれを補正する補正手段と備える請求項8に記載の顕微鏡システム。
  10. 前記検出手段が、前記接続ポートに接続されるユニット接続部と、
    前記標本に照射する観察用励起光を発生する観察用光源と、
    該観察用光源から発せられる前記観察用励起光を前記標本上で2次元的に走査する観察用走査手段と、
    前記観察用励起光が照射された前記標本から発せられ前記観察用走査手段を介して戻る観察光を部分的に通過させる共焦点ピンホールと、
    該共焦点ピンホールを通過した前記観察光を検出する検出光学系とを備える請求項1から請求項9のいずれかに記載の顕微鏡システム。
  11. 前記照射手段が、前記接続ポートに接続されるユニット接続部と、
    前記標本に照射する刺激光を発する刺激用光源と、
    該刺激用光源から発せられる前記刺激光を前記標本上で2次元的に走査する刺激用走査手段とを備える請求項1から請求項10のいずれかに記載の顕微鏡システム。
  12. 前記検出手段が、前記接続ポートに着脱可能な2次元撮像デバイスを備える請求項から請求項11のいずれかに記載の顕微鏡システム。
  13. 前記検出手段が、前記光を同時並列に多点走査する多点走査手段と、前記標本に照明光を照射する照明手段とを備える請求項1から請求項12のいずれかに記載の顕微鏡システム。
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