JP5926966B2 - 蛍光観察装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蛍光観察装置に関し、特に、レーザ光で標本を走査して標本を観察する蛍光観察ユニットと、水銀ランプなどの光源からの光で標本を面照明して標本を観察する蛍光観察ユニットと、を備える蛍光観察装置に関する。
従来から、蛍光観察装置では、標本を面照明し2次元検出器で蛍光を検出することで標本を観察する蛍光観察(以降、ワイドフィールド型蛍光観察と記す)や、走査手段を用いてレーザ光で標本を走査することで標本を観察する蛍光観察(以降、レーザ走査型蛍光観察と記す)が行われている。
ワイドフィールド型蛍光観察とレーザ走査型蛍光観察の両方の観察を行うことができる装置は、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示されている。特許文献1及び特許文献2に開示される顕微鏡システムは、顕微鏡切換ミラーを光路に対して挿脱することで、ワイドフィールド型蛍光観察とレーザ走査型蛍光観察を切換えて行うことができる。
特開2011−107257号公報 特開2011−090248号公報
特許文献1及び特許文献2に開示されるように、従来の蛍光観察装置では、ワイドフィールド型蛍光観察を行うためのユニット(以降、ワイドフィールド型蛍光観察ユニットと記す)とレーザ走査型蛍光観察を行うためのユニット(以降、レーザ走査型蛍光観察ユニットと記す)の両方を備える場合であっても、これらの観察は同時に行われず、切換えて行われるのが通常である。これは、ワイドフィールド型蛍光観察とレーザ走査型蛍光観察の両方の観察を同時に行う場合には、励起フィルタやバリアフィルタなどのフィルタの選択が非常に複雑になってしまうからである。
以下、フィルタの選択が複雑になる理由について具体的に説明する。
蛍光観察装置では、蛍光だけを検出するために検出器の前に励起光を遮断するバリアフィルタを配置する構成が一般的である。上述した両方の観察を同時に行う場合には、電荷結合素子(CCD:Charge Coupled Device)などのワイドフィールド型蛍光観察ユニットの検出器の前に、ワイドフィールド型蛍光観察ユニットで使用する励起光を遮断するだけではなく、レーザ走査型蛍光観察ユニットで使用する励起光(レーザ光)も遮断することができるバリアフィルタを配置する必要がある。同様に、光電子増倍管(PMT:Photomultiplier Tube)などのレーザ走査型蛍光観察ユニットの検出器の前には、レーザ走査型蛍光観察ユニットで使用する励起光(レーザ光)を遮断するだけではなく、ワイドフィールド型蛍光観察ユニットで使用する励起光も遮断するバリアフィルタを配置する必要がある。
また、ワイドフィールド型蛍光観察ユニットでは、光源から出射される光から励起に必要な波長の光を選択的に透過させる励起フィルタを光源から標本に至る出射光路上に配置する構成が一般的である。上述した両方の観察を同時に行う場合には、単に励起に必要な波長の光を選択するだけでなく、選択された波長(励起波長)がレーザ走査型蛍光観察ユニットの検出対象とされる蛍光波長と重ならないような励起フィルタを出射光路上に配置する必要がある。
このように、ワイドフィールド型蛍光観察ユニットとレーザ走査型蛍光観察ユニットを備えた蛍光観察装置では、一方のユニット内に配置されるバリアフィルタや励起フィルタなどのフィルタの選択は、一方のユニットで使用される励起波長や蛍光波長を考慮するだけではなく、他方のユニットで使用される励起波長や蛍光波長をも考慮して行う必要がある。このため、使用するフィルタの選択、ひいては、使用するフィルタの組み合わせの選択が非常に複雑になってしまう。
以上のような実情を踏まえ、本発明は、ワイドフィールド型蛍光観察とレーザ走査型蛍光観察の両方の観察を同時に行う場合に、適切なバリアフィルタと励起フィルタの組み合わせの選択を容易に行い得る蛍光観察装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、複数のレーザと、前記複数のレーザからのレーザ光で標本を走査する走査手段と、前記レーザ光により励起された前記標本からの蛍光を検出する検出器と、を含むレーザ走査型蛍光観察ユニットと、前記標本を面照明するための光源と、前記光源からの光の光路上に選択的に配置される、各々が前記複数のレーザの各々に対応する複数の励起フィルタと、前記光源からの光の光路上に配置された励起フィルタを透過した光により励起された前記標本からの蛍光を検出する2次元検出器と、を含むワイドフィールド型蛍光観察ユニットと、前記レーザ光の光路と前記光源からの光の光路とを合成するダイクロイックミラーと、を含み、前記複数の励起フィルタの各々は、透過帯の中心波長が対応するレーザの発振波長一致し、透過帯のバンド幅が対応するレーザの発振波長の公差幅一致するような、光学特性を有し、前記レーザ走査型蛍光観察ユニットは、さらに、前記ダイクロイックミラーと前記検出器の間に選択的に配置される、各々が前記複数のレーザの各々に対応する複数の第1のバリアフィルタを含み、前記ワイドフィールド型蛍光観察ユニットは、さらに、前記ダイクロイックミラーと前記2次元検出器の間に選択的に配置される、各々が前記複数のレーザの各々に対応する複数の第2のバリアフィルタを含み、同一のレーザに対応する第1のバリアフィルタと第2のバリアフィルタは、同じ光学特性を有する蛍光観察装置を提供する。
本発明の第の態様は、第の態様に記載の蛍光観察装置において、レーザ走査型蛍光観察ユニットとワイドフィールド型蛍光観察ユニットの両方で蛍光観察をする場合、前記光源からの光の光路上に、前記複数の励起フィルタのうちの、前記複数のレーザから選択された、蛍光観察に使用するレーザを除く、他のレーザに対応する励起フィルタが配置され、前記ダイクロイックミラーと前記検出器の間に、前記複数の第1のバリアフィルタのうちの、前記蛍光観察に使用するレーザに対応する第1のバリアフィルタが配置され、前記ダイクロイックミラーと前記2次元検出器の間に、前記複数の第2のバリアフィルタのうちの、前記他のレーザに対応する第2のバリアフィルタが配置される蛍光観察装置を提供する。
本発明の第の態様は、第の態様に記載の蛍光観察装置において、さらに、前記レーザ走査型蛍光観察ユニットと前記複数のレーザを共有し、前記複数のレーザからのレーザ光で前記標本を光刺激する刺激ユニットを含む蛍光観察装置を提供する。
本発明の第の態様は、第1の態様乃至第の態様のいずれか1つに記載の蛍光観察装置において、前記光源は、前記複数のレーザの発振波長を含む連続的または離散的な光源波長を有する光源である蛍光観察装置を提供する。
本発明の第の態様は、第の態様に記載の蛍光観察装置において、前記光源は、水銀ランプである蛍光観察装置を提供する。
本発明の第の態様は、第の態様に記載の蛍光観察装置において、前記光源は、複数のLEDチップを備えた白色LED光源である蛍光観察装置を提供する。
本発明の第の態様は、第の態様に記載の蛍光観察装置において、前記光源は、LEDチップの周りに蛍光体を備えた白色LED光源である蛍光観察装置を提供する。
本発明によれば、ワイドフィールド型蛍光観察とレーザ走査型蛍光観察の両方の観察を同時に行う場合に、適切なバリアフィルタと励起フィルタの組み合わせの選択を容易に行い得る蛍光観察装置を提供することができる。
本発明の実施例1に係る蛍光観察装置の構成を例示した図である。 本発明の実施例1に係る蛍光観察装置に含まれるワイドフィールド型蛍光観察ユニットの光源の変形例の構成を例示した図である。 本発明の実施例1に係る蛍光観察装置に含まれるワイドフィールド型蛍光観察ユニットの光源の他の変形例の構成を例示した図である。 本発明の実施例1に係る蛍光観察装置に含まれるバリアフィルタと励起フィルタの光学特性の決定手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る蛍光観察装置に含まれるレーザの発振波長の交差範囲を示す図である。 本発明の実施例1に係る蛍光観察装置に含まれるバリアフィルタの光学特性を示す図である。 本発明の実施例1に係る蛍光観察装置に含まれる励起フィルタの光学特性を示す図である。 ワイドフィールド型蛍光観察とレーザ走査型蛍光観察の両方の観察を同時に行う場合における、本実施例に係る蛍光観察装置に含まれるバリアフィルタと励起フィルタの切換手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る蛍光観察装置の構成を例示した図である。
図1は、本実施例に係る蛍光観察装置の構成を例示した図である。まず、図1を参照しながら、本実施例に係る蛍光観察装置の構成について説明する。なお、実際の装置では適宜2次元検出器の前段に結像レンズ、瞳等をリレーするためのリレー光学系等が配置されるが、図1では、蛍光観察装置を説明のために模式的に示し、これらを省略している。
図1に例示される蛍光観察装置1は、走査手段を用いてレーザ光で標本Sを走査することで標本Sを観察するレーザ走査型蛍光観察ユニット100と、標本Sを面照明し2次元検出器で蛍光を検出することで標本Sを観察するワイドフィールド型蛍光観察ユニット200と、を備えた蛍光観察装置であり、レーザ走査型蛍光観察とワイドフィールド型蛍光観察とを同時に行うことができる。
蛍光観察装置1は、さらに、対物レンズ20と、対物レンズ20の光軸上に配置するダイクロイックミラー(ダイクロイックミラー10a、ダイクロイックミラー10b)を切換えるフィルタ切換手段10と、を含んでいる。
フィルタ切換手段10は、レーザ走査型蛍光観察ユニット100及びワイドフィールド型蛍光観察ユニット200で使用される励起波長及び蛍光波長に応じて、光軸上に配置するダイクロイックミラーを切換える。フィルタ切換手段10は、レーザ走査型蛍光観察ユニット100で使用される励起波長及び蛍光波長の光を反射させて、ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200で使用される励起波長及び蛍光波長の光を透過させる光学特性を有するダイクロイックミラーが光軸上に配置されるように、ダイクロイックミラーを切換える。これにより、フィルタ切換手段10内のダイクロイックミラーは、レーザ走査型蛍光観察ユニット100からのレーザ光の光路とワイドフィールド型蛍光観察ユニット200の光源からの光の光路とを合成する手段として機能する。
なお、フィルタ切換手段10は、さらに、ハーフミラーを含んでもよく、レーザ走査型蛍光観察ユニット100で使用される励起波長とワイドフィールド型蛍光観察ユニット200で使用される励起波長が同じ場合には、フィルタ切換手段10は、ハーフミラーを光路上に配置してもよい。
レーザ走査型蛍光観察ユニット100は、複数のレーザ(レーザ101、レーザ102、レーザ103)と、複数のレーザからのレーザ光で標本を走査する走査手段であるガルバノミラー108と、レーザ光により励起された標本Sからの蛍光を検出する検出器である複数の光電子増倍管(PMT109、PMT110、PMT111)と、を含んでいる。
レーザ走査型蛍光観察ユニット100は、さらに、フィルタ切換手段10内のダイクロイックミラーと各PMTの間に、フィルタ切換手段により選択的に配置される、各々が複数のレーザの各々に対応する複数のバリアフィルタを含んでいる。具体的には、フィルタ切換手段10内のダイクロイックミラーとPMT109の間には、フィルタ切換手段115を含み、フィルタ切換手段115は、レーザ101に対応するバリアフィルタ115a、レーザ102に対応するバリアフィルタ115b、さらに図示しないレーザ103に対応するバリアフィルタを含んでいる。同様に、フィルタ切換手段10内のダイクロイックミラーとPMT110の間のフィルタ切換手段116、フィルタ切換手段10内のダイクロイックミラーとPMT111の間のフィルタ切換手段117も、それぞれ、各レーザに対応する複数のバリアフィルタ(バリアフィルタ116a、バリアフィルタ116b、バリアフィルタ117a、バリアフィルタ117bなど)を含んでいる。
ここで、「レーザに対応するバリアフィルタ」とは、対応するレーザの発振波長を励起波長とする蛍光物質が発する蛍光を透過させる光学特性を有し、且つ、その蛍光の波長以外の波長、特に、蛍光観察装置1に含まれる複数のレーザの発振波長、の光を十分に遮断する光学特性を有するバリアフィルタをいうものとする。
レーザ走査型蛍光観察ユニット100は、その他に、複数のレーザからのレーザ光を同一光路上に導くための手段(ミラー104、ダイクロイックミラー105、ダイクロイックミラー106)、レーザ光の光路と蛍光の光路とを合成するための手段(フィルタ切換手段107、ダイクロイックミラー107a、ダイクロイックミラー107b)、複数のPMTの各々に一の蛍光物質からの蛍光を導くための手段(フィルタ切換手段112、ダイクロイックミラー112a、ダイクロイックミラー112b、フィルタ切換手段113、ダイクロイックミラー113a、ダイクロイックミラー113b、ミラー114)を含んでいる。
ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200は、標本Sを面照明するための光源である水銀ランプ201と、水銀ランプ201からの光の光路上に、フィルタ切換手段202により選択的に配置される、各々が複数のレーザの各々に対応する複数の励起フィルタ(レーザ101に対応する励起フィルタ202a、レーザ102に対応する励起フィルタ202b、レーザ103に対応する図示しない励起フィルタ)と、光路上に配置された励起フィルタを透過した光により励起された標本Sからの蛍光を検出する2次元検出器であるCCD204と、を含んでいる。
ここで、「レーザに対応する励起フィルタ」とは、透過帯の中心波長が対応するレーザの発振波長と略一致し、透過帯のバンド幅が対応するレーザの発振波長の公差幅と略一致する光学特性を有する励起フィルタをいう。
ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200では、励起フィルタ202aは、透過帯の中心波長が対応するレーザ101の発振波長と略一致し、透過帯のバンド幅が対応するレーザ101の発振波長の公差幅と略一致するような光学特性を有し、励起フィルタ202bは、透過帯の中心波長が対応するレーザ102の発振波長と略一致し、透過帯のバンド幅が対応するレーザ102の発振波長の公差幅と略一致するような光学特性を有している。さらに、レーザ103に対応する図示しない励起フィルタは、透過帯の中心波長が対応するレーザ103の発振波長と略一致し、透過帯のバンド幅が対応するレーザ103の発振波長の公差幅と略一致するような光学特性を有している。
ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200は、さらに、フィルタ切換手段10内のダイクロイックミラーとCCD204の間に、フィルタ切換手段205により選択的に配置される、各々が複数のレーザの各々に対応する複数のバリアフィルタを含んでいる。フィルタ切換手段205は、レーザ101に対応するバリアフィルタ205a、レーザ102に対応するバリアフィルタ205b、さらに図示しないレーザ103に対応するバリアフィルタを含んでいる。
なお、レーザに対応するバリアフィルタの定義は、上述したとおりである。従って、同一のレーザに対応する、レーザ走査型蛍光観察ユニット100に含まれるバリアフィルタとワイドフィールド型蛍光観察ユニット200に含まれるバリアフィルタでは、同一の光学特性を有していてもよい。
ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200は、その他に、水銀ランプ201からの光の光路と蛍光の光路とを合成するための手段(フィルタ切換手段203、ダイクロイックミラー203a、ダイクロイックミラー203b)を含んでいる。
なお、図1では、ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200の光源として、水銀ランプ201を例示したが、ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200の光源は、水銀ランプ201に限られない。ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200の光源は、複数のレーザの発振波長を含む連続的または離散的な光源波長を有する光源であることが望ましい。従って、蛍光観察装置1は、水銀ランプ201の代わりに、図2Aに例示されるような、LEDチップ212の周りに蛍光体を含有する封止部材213を備えた白色LED光源211を含んでもよい。また、蛍光観察装置1は、水銀ランプ201の代わりに、図2Bに例示されるような、複数のLEDチップ(LEDチップ222a、LEDチップ222b、LEDチップ222c)を備えた白色LED光源221であってもよい。
図3は、本実施例に係る蛍光観察装置に含まれるバリアフィルタと励起フィルタの光学特性の決定手順を示すフローチャートである。図4Aは、本実施例に係る蛍光観察装置に含まれるレーザの発振波長の交差範囲を示す図である。図4Bは、本実施例に係る蛍光観察装置に含まれるバリアフィルタの光学特性を示す図である。図4Cは、本実施例に係る蛍光観察装置に含まれる励起フィルタの光学特性を示す図である。図3、及び、図4Aから図4Cを参照しながら、蛍光観察装置1に含めるべきバリアフィルタと励起フィルタの光学特性の決定手順について説明する。
まず、最初に、蛍光観察装置1に含まれる複数のレーザの仕様から、複数のレーザの発振波長とその交差幅を決定する(図3のステップS1)。図4Aでは、発振波長が405nmで発振波長交差が±5nmのレーザ101の発振波長の交差範囲L1が、発振波長が488nmで発振波長交差が±5nmのレーザ102の発振波長の交差範囲L2が、発振波長が561nmで発振波長交差が±5nmのレーザ103の発振波長の交差範囲L3が示されている。
次に、ステップS1で決定した複数のレーザの発振波長とその交差幅に基づいて、蛍光観察装置1に含まれる各レーザに対応するバリアフィルタの光学特性を決定する(図3のステップS2)。図4Bでは、レーザ101に対応するバリアフィルタの光学特性が線B1で、レーザ102に対応するバリアフィルタの光学特性が線B2で、レーザ103に対応するバリアフィルタの光学特性が線B3で示されている。
具体的には、レーザ101に対応するバリアフィルタの光学特性(線B1)は、交差範囲L1と交差範囲L2の間で、且つ、レーザ101のレーザ光により励起される蛍光物質の蛍光波長を含む帯域(例えば、420nmから470nm)に透過帯が形成されるように決定される。より詳細には、バリアフィルタの透過率が交差範囲L1及び交差範囲L2において所定の光学密度(例えば、OD6やOD7)以上に相当するように決定される。
同様に、レーザ102に対応するバリアフィルタの光学特性(線B2)は、交差範囲L2と交差範囲L3の間で、且つ、レーザ102のレーザ光により励起される蛍光物質の蛍光波長を含む帯域(例えば、500nmから550nm)に透過帯が形成されるように決定される。より詳細には、バリアフィルタの透過率が交差範囲L2及び交差範囲L3において所定の光学密度(例えば、OD6やOD7)以上に相当するように決定される。さらに、レーザ103に対応するバリアフィルタの光学特性(線B3)は、交差範囲L3を上回り帯域(例えば、580nmから620nm)で、且つ、レーザ103のレーザ光により励起される蛍光物質の蛍光波長を含む帯域に透過帯が形成されるように決定される。より詳細には、バリアフィルタの透過率が交差範囲L3において所定の光学密度(例えば、OD6やOD7)以上に相当するように決定される。
最後に、ステップS1で決定した複数のレーザの発振波長とその交差幅に基づいて、蛍光観察装置1に含まれる各レーザに対応する励起フィルタの光学特性を決定する(図3のステップS3)。この際、ステップS2で決定したバリアフィルタの光学特性も合わせて考慮することが望ましい。図4Cでは、レーザ101に対応する励起フィルタの光学特性が線E1で、レーザ102に対応する励起フィルタの光学特性が線E2で、レーザ103に対応する励起フィルタの光学特性が線E3で示されている。
具体的には、レーザ101に対応する励起フィルタの光学特性(線E1)は、透過帯の中心波長が対応するレーザ101の発振波長405nmと略一致し、透過帯のバンド幅が対応するレーザ101の発振波長の公差幅10nmと略一致する光学特性を有するように決定される。より望ましくは、レーザ101に対応するバリアフィルタと励起フィルタの透過率の積が、所定の光学密度(例えば、OD6やOD7)以上に相当するように決定される。
同様に、レーザ102に対応する励起フィルタの光学特性(線E2)は、透過帯の中心波長が対応するレーザ102の発振波長488nmと略一致し、透過帯のバンド幅が対応するレーザ102の発振波長の公差幅10nmと略一致する光学特性を有するように決定される。より望ましくは、レーザ102に対応するバリアフィルタと励起フィルタの透過率の積が、所定の光学密度(例えば、OD6やOD7)以上に相当するように決定される。また、レーザ103に対応する励起フィルタの光学特性(線E3)は、透過帯の中心波長が対応するレーザ103の発振波長561nmと略一致し、透過帯のバンド幅が対応するレーザ103の発振波長の公差幅10nmと略一致する光学特性を有するように決定される。より望ましくは、レーザ103に対応するバリアフィルタと励起フィルタの透過率の積が、所定の光学密度(例えば、OD6やOD7)以上に相当するように決定される。
以上のように、蛍光観察装置1では、蛍光観察装置1に含まれるバリアフィルタと励起フィルタの光学特性を、ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200の光源の特性を考慮することなく、レーザ走査型蛍光観察ユニット100のレーザの特性に基づいて決定することができる。このため、各フィルタの種類が基本的にはレーザの数と同数で足りることから、フィルタの種類を大幅に削減することが可能となる。これは、比較的自由に選択することができるワイドフィールド型蛍光観察ユニットで使用する励起波長の選択肢を、敢えて、レーザ走査型蛍光観察ユニットで使用し得る励起波長に制限することにより実現される。
なお、図3では、バリアフィルタの光学特性の決定後に励起フィルタの光学特性を決定する例を示したが、励起フィルタの光学特性の決定後にバリアフィルタの光学特性を決定してもよい。
図5は、ワイドフィールド型蛍光観察とレーザ走査型蛍光観察の両方の観察を同時に行う場合における、本実施例に係る蛍光観察装置に含まれるバリアフィルタと励起フィルタの切換手順を示すフローチャートである。図5を参照しながら、バリアフィルタと励起フィルタの切換手順について説明する。
まず、レーザ走査型蛍光観察ユニット100に含まれる複数のレーザから、蛍光観察に使用するレーザを選択し(ステップS11)、レーザ走査型蛍光観察ユニット100で使用する励起波長と蛍光波長を決定する。なお、蛍光観察に使用するレーザは一つに限られない。蛍光観察装置1では、PMTが複数設けられていることから、例えば、レーザ101とレーザ102など複数のレーザを選択して同時に使用してもよい。以降、レーザ101を選択した場合とレーザ101とレーザ102を選択した場合を例に説明する。
次に、ステップS11で選択したレーザに基づいて、レーザ走査型蛍光観察ユニット100内のバリアフィルタを切換える(ステップS12)。ステップS11でレーザ101が選択されている場合には、フィルタ切換手段10内のダイクロイックミラーと蛍光観察に使用するPMT109の間に、フィルタ切換手段115を用いて、レーザ101に対応するバリアフィルタ115aを配置する。また、ステップS11でレーザ101とレーザ102が選択されている場合には、さらに、フィルタ切換手段10内のダイクロイックミラーと蛍光観察に使用するPMT110の間に、フィルタ切換手段116を用いて、レーザ102に対応するバリアフィルタ116bを配置する。
次に、ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200内の励起フィルタを選択して、切換える(ステップS13)。例えば、レーザ走査型蛍光観察ユニット100とワイドフィールド型蛍光観察ユニット200とで異なる蛍光物質を励起して標本を観察する場合であって、ステップS11でレーザ101が選択されている場合には、水銀ランプ201からの光の光路上に、フィルタ切換手段202を用いて、レーザ101を除く、他のレーザに対応する励起フィルタを配置する。具体的には、例えば、レーザ102に対応する励起フィルタ202bを配置する。また、ステップS11でレーザ101とレーザ102が選択されている場合には、水銀ランプ201からの光の光路上に、フィルタ切換手段202を用いて、レーザ101及びレーザ102を除く、他のレーザ103に対応する図示しない励起フィルタを配置する。
また、レーザ走査型蛍光観察ユニット100とワイドフィールド型蛍光観察ユニット200とで同じ蛍光物質を励起して標本を観察する場合であれば、水銀ランプ201からの光の光路上に、フィルタ切換手段202を用いて、ステップS11で選択されたレーザに対応する励起フィルタを配置する。具体的には、ステップS11でレーザ101が選択されている場合には、レーザ101に対応する励起フィルタ202aを配置する。また、ステップS11でレーザ101とレーザ102が選択されている場合には、レーザ101に対応する励起フィルタ202aまたはレーザ102に対応する励起フィルタ202bを配置する。
最後に、ステップS12で選択した励起フィルタに基づいて、ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200内のバリアフィルタを切換える(ステップS14)。ステップS11でレーザ101が選択され、ステップS13でレーザ102に対応する励起フィルタ202bが配置されている場合には、フィルタ切換手段10内のダイクロイックミラーとCCD204の間に、フィルタ切換手段205を用いて、レーザ102に対応するバリアフィルタ205bを配置する。また、ステップS11でレーザ101及びレーザ102が選択され、ステップS13でレーザ103に対応する励起フィルタが配置されている場合には、フィルタ切換手段10内のダイクロイックミラーとCCD204の間に、フィルタ切換手段205を用いて、レーザ103に対応する図示しないバリアフィルタを配置する。
以上のように、蛍光観察装置1では、ワイドフィールド型蛍光観察とレーザ走査型蛍光観察の両方の観察を同時に行う場合に、レーザ走査型蛍光観察ユニット100内で光路上に配置するバリアフィルタは、利用者が観察に利用する蛍光物質に基づいて使用するレーザを選択することで、比較的少ない種類のバリアフィルタの中から一意に決定することができる。また、ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200内で光路上に配置する励起フィルタは、利用者が観察に利用する蛍光物質に基づいて任意に選択することができる。また、ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200内で光路上に配置するバリアフィルタは、励起フィルタを選択することで、比較的少ない種類のバリアフィルタの中から一意に決定することができる。このため、適切なバリアフィルタと励起フィルタの組み合わせの選択を容易に行うことができる。
本実施例に係る蛍光観察装置1によれば、励起フィルタの光学特性が複数のレーザのいずれかの光学特性に対応しているため、励起フィルタを通過した水銀ランプ201からの光をレーザ光であるかのように扱うことができる。つまり、ワイドフィールド型蛍光観察ユニット200内の水銀ランプ201を、レーザ走査型蛍光観察ユニット100内の複数のレーザとみなすことができる。これにより、レーザ走査型蛍光観察ユニット100とワイドフィールド型蛍光観察ユニット200内のバリアフィルタの光学特性の共通化することが可能となる。
また、レーザ走査型蛍光観察ユニット100とワイドフィールド型蛍光観察ユニット200の各々では、バリアフィルタや励起フィルタといった各種フィルタを、他方のユニットで使用される励起波長及び蛍光波長を考慮することなく、そのユニットで使用する励起波長及び蛍光波長に基づいて選択することができる。その結果、レーザ走査型蛍光観察ユニット100による観察(レーザ走査型蛍光観察)とワイドフィールド型蛍光観察ユニット200による観察(ワイドフィールド型蛍光観察)との両方の観察を同時に行う場合であっても、適切なバリアフィルタと励起フィルタの組み合わせの選択を容易に行うことができる。
図6は、本実施例に係る蛍光観察装置の構成を例示した図である。まず、図6を参照しながら、本実施例に係る蛍光観察装置の構成について説明する。なお、図1と同様に実際の装置では適宜2次元検出器の前段に結像レンズ、瞳等をリレーするためのリレー光学系等が配置されるが、図6では、蛍光観察装置を説明のために模式的に示し、これらを省略している。
図6に例示される蛍光観察装置2は、走査手段を用いてレーザ光で標本Sを走査することで標本Sを観察するレーザ走査型蛍光観察ユニット400と、標本Sを面照明し2次元検出器で蛍光を検出することで標本Sを観察するワイドフィールド型蛍光観察ユニット200と、レーザ走査型蛍光観察ユニット100と複数のレーザを共有し、その複数のレーザからのレーザ光で標本を光刺激する刺激ユニット300と、を備えた蛍光観察装置であり、レーザ走査型蛍光観察とワイドフィールド型蛍光観察とを同時に行うことができる。
蛍光観察装置2は、刺激ユニット300を含む点、レーザ走査型蛍光観察ユニット100の代わりにレーザ走査型蛍光観察ユニット400を含む点を除き、実施例1に係る蛍光観察装置1と同様である。従って、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、蛍光観察装置1との相違点を中心に説明する。
レーザ走査型蛍光観察ユニット400は、刺激ユニット300と共有するレーザからのレーザ光を蛍光観察用と光刺激用とに分割するハーフミラー401を含む点、入射したレーザ光から任意の波長のレーザ光を選択する音響光学素子(以降、AOTFと記す)402を含む点が、レーザ走査型蛍光観察ユニット100と異なっている。その他の構成は、レーザ走査型蛍光観察ユニット100と同様である。なお、AOTF402は、光刺激用に出射されたレーザ光を遮断するために用いられる。
刺激ユニット300は、複数のレーザ(レーザ101、レーザ102、レーザ103)と、複数のレーザからのレーザ光を同一光路上に導くための手段(ミラー104、ダイクロイックミラー105、ダイクロイックミラー106)と、ハーフミラー401とをレーザ走査型蛍光観察ユニット400と共有している。
刺激ユニット300は、さらに、入射したレーザ光から任意の波長のレーザ光を選択するAOTF302と、レーザ光(刺激光)で標本上の任意の部位を刺激するためのガルバノミラー303と、ミラー304と、刺激ユニット300からの光の光路とレーザ走査型蛍光観察ユニット400からの光の光路とを合成するための手段(フィルタ切換手段305、ダイクロイックミラー305a、ダイクロイックミラー305b)を含んでいる。なお、AOTF302は、蛍光観察用に出射されたレーザ光を遮断するために用いられる。
以上のように構成された蛍光観察装置2でも、図3に示される手順に従って、バリアフィルタと励起フィルタの光学特性を決定し、図5に示される手順に従って、バリアフィルタと励起フィルタを切換えることができる。従って、実施例1に係る蛍光観察装置1と同様の効果を得ることができる。
1、2・・・蛍光観察装置、10、107、112、113、115、116、117、202、203、205、305・・・フィルタ切換手段、10a、10b、105、106、107a、107b、112a、112b、113a、113b、203a、203b、305a、305b・・・ダイクロイックミラー、20・・・対物レンズ、100、400・・・レーザ走査型蛍光観察ユニット、101、102、103・・・レーザ、104、114、304・・・ミラー、108、303・・・ガルバノミラー、109、110、111・・・PMT、115a、115b、116a、116b、117a、117b、205a、205b・・・バリアフィルタ、202a、202b・・・励起フィルタ、200・・・ワイドフィールド型蛍光観察ユニット、201・・・水銀ランプ、204・・・CCD、211、221・・・LED光源、212、222a、222b、222c・・・LEDチップ、213・・・封止部材、300・・・刺激ユニット、302、402・・・AOTF、401・・・ハーフミラー

Claims (7)

  1. 複数のレーザと、前記複数のレーザからのレーザ光で標本を走査する走査手段と、前記レーザ光により励起された前記標本からの蛍光を検出する検出器と、を含むレーザ走査型蛍光観察ユニットと、
    前記標本を面照明するための光源と、前記光源からの光の光路上に選択的に配置される、各々が前記複数のレーザの各々に対応する複数の励起フィルタと、前記光源からの光の光路上に配置された励起フィルタを透過した光により励起された前記標本からの蛍光を検出する2次元検出器と、を含むワイドフィールド型蛍光観察ユニットと、
    前記レーザ光の光路と前記光源からの光の光路とを合成するダイクロイックミラーと、を含み、
    前記複数の励起フィルタの各々は、
    透過帯の中心波長が対応するレーザの発振波長一致し、
    透過帯のバンド幅が対応するレーザの発振波長の公差幅一致するような、光学特性を有し、
    前記レーザ走査型蛍光観察ユニットは、さらに、前記ダイクロイックミラーと前記検出器の間に選択的に配置される、各々が前記複数のレーザの各々に対応する複数の第1のバリアフィルタを含み、
    前記ワイドフィールド型蛍光観察ユニットは、さらに、前記ダイクロイックミラーと前記2次元検出器の間に選択的に配置される、各々が前記複数のレーザの各々に対応する複数の第2のバリアフィルタを含み、
    同一のレーザに対応する第1のバリアフィルタと第2のバリアフィルタは、同じ光学特性を有する
    ことを特徴とする蛍光観察装置。
  2. 請求項に記載の蛍光観察装置において、
    レーザ走査型蛍光観察ユニットとワイドフィールド型蛍光観察ユニットの両方で蛍光観察をする場合、
    前記光源からの光の光路上に、前記複数の励起フィルタのうちの、前記複数のレーザから選択された、蛍光観察に使用するレーザを除く、他のレーザに対応する励起フィルタが配置され、
    前記ダイクロイックミラーと前記検出器の間に、前記複数の第1のバリアフィルタのうちの、前記蛍光観察に使用するレーザに対応する第1のバリアフィルタが配置され、
    前記ダイクロイックミラーと前記2次元検出器の間に、前記複数の第2のバリアフィルタのうちの、前記他のレーザに対応する第2のバリアフィルタが配置される
    ことを特徴とする蛍光観察装置。
  3. 請求項に記載の蛍光観察装置において、さらに、
    前記レーザ走査型蛍光観察ユニットと前記複数のレーザを共有し、前記複数のレーザからのレーザ光で前記標本を光刺激する刺激ユニットを含む
    ことを特徴とする蛍光観察装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の蛍光観察装置において、
    前記光源は、前記複数のレーザの発振波長を含む連続的または離散的な光源波長を有する光源である
    ことを特徴とする蛍光観察装置。
  5. 請求項に記載の蛍光観察装置において、
    前記光源は、水銀ランプである
    ことを特徴とする蛍光観察装置。
  6. 請求項に記載の蛍光観察装置において、
    前記光源は、複数のLEDチップを備えた白色LED光源である
    ことを特徴とする蛍光観察装置。
  7. 請求項に記載の蛍光観察装置において、
    前記光源は、LEDチップの周りに蛍光体を備えた白色LED光源である
    ことを特徴とする蛍光観察装置。
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