JP2002058795A - メダル遊技機のメダル通路装置 - Google Patents

メダル遊技機のメダル通路装置

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JP2002058795A
JP2002058795A JP2000249225A JP2000249225A JP2002058795A JP 2002058795 A JP2002058795 A JP 2002058795A JP 2000249225 A JP2000249225 A JP 2000249225A JP 2000249225 A JP2000249225 A JP 2000249225A JP 2002058795 A JP2002058795 A JP 2002058795A
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medals
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Shunichi Takemoto
俊一 武本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メダルの引き抜き操作を防止して,付勢の介入
を防止する。 【解決手段】投入通路10の途中の通路内に進出する回
転中心を有するレバー部材31、31が対向して設けら
れている。レバー部材31は、揺動可能に支持され、圧
縮バネ34により、レバー部材31の先端が開口10a
を通して投入通路10に進出するように付勢されてい
る。メダルMが落下しその荷重がレバー部材31,31
に作用したとき、レバー部材31,31はメダルMの荷
重によりそれぞれ回転軸33,33をもって回転し通路
中心から離れメダルMの通過を許容する。その通過後に
は、レバー部材31,31は圧縮バネ34の付勢力によ
り元の進出位置に復元する。レバー部材31,31を通
過したメダルMは、上流側への移動はレバー部材31,
31の存在により阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンな
どのメダル遊技機のメダル通路装置に係り、特にいわゆ
る「コインセレクターゴト」の介入を防止するメダル通
路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のスロット遊技においては、コンピ
ュータによる遊技管理が行われており、大当たり状態
(特賞)に対する興味が遊技指向を高めている。その反
面、短時間で特賞が多数回続くと、きわめて大きい利益
を得ることができるために、各種の不正行為が行われ
る。
【0003】この一つに、メダル識別機に対する「コイ
ンセレクターゴト」である。これは、各種の手段によ
り、一旦メダル(コインとも呼ばれる)を投入し、正規
のものとしてスロットマシン側に認識させた後、当該メ
ダルを引き抜いて次の投入を行なう、あるいはメダルの
投入通路に設けたセンサに対して介入し、その通過信号
を不正に動作させるなどの手法があると言われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の不正の介入が
あると、ホール側の経営に多大な損害を与えるばかりで
なく、一般遊技者に対してスロットマシン遊技そのもの
の信頼性を損ない、業界全体の信用を崩すことになる。
【0005】したがって、本発明の主たる課題は、特に
メダルの引き抜き操作を防止して「コインセレクターゴ
ト」の介入を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は次記のとおりである。 <請求項1記載の発明>メダルの投入により遊技が開始
可能となるメダル遊技機において、前記メダルの自重に
より下流に流れる投入通路の途中に投入メダルの逆流防
止手段が設けられ、前記メダルの逆流防止手段は、メダ
ルの上流から下流への流れを許容し、メダルの下流から
上流への移動を阻止する機構を有することを特徴とする
メダル遊技機のメダル通路装置。
【0007】(作用効果)本発明では、メダルの自重に
より下流に流れる投入通路の途中に投入メダルの逆流防
止手段が設け、このメダルの逆流防止手段を、メダルの
上流から下流への流れを許容し、メダルの下流から上流
への移動を阻止する機構を有するものとして構成したの
で、「コインセレクターゴト」、すなわち、各種の手段
により、一旦メダルを投入し、正規のものとしてスロッ
トマシン側に認識させた後、当該メダルを引き抜いて次
の投入を行なう不正介入を、メダルの下流から上流への
移動を阻止する機構によって防止できる。
【0008】<請求項2記載の発明>前記メダルの逆流
防止手段は、前記投入通路の途中の通路内に臨み、メダ
ルの通過時、外周凹部にメダルが嵌合しメダルの荷重に
より回転するスプロケットと、その逆転防止機構とを備
え、前記スプロケットの爪と対向する前記投入通路の壁
面との離間距離はメダルの外径より小さい請求項1記載
のメダル遊技機のメダル通路装置。
【0009】(作用効果)スプロケットによりメダルを
一枚ごと区切りながら下流側に流下させることができ
る。また、逆転防止機構を設けるとともに、スプロケッ
トの爪と対向する投入通路の壁面との離間距離はメダル
の外径より小さく構成することにより、メダルの下流か
ら上流への移動を阻止することができる。さらに、構造
が簡素であり、実用性に富むものとなる。
【0010】<請求項3記載の発明>前記メダルの逆流
防止手段は、前記投入通路の途中の通路内に進出する回
転中心を有するレバー部材と、メダルが落下しその荷重
が前記レバー部材に作用したとき前記レバー部材はメダ
ルの荷重により前記回転中心をもって回転し通路中心か
ら離れメダルの通過を許容し、その通過後に前記レバー
部材は元の進出位置に復元するようにした請求項1記載
のメダル遊技機のメダル通路装置。
【0011】(作用効果)この構成も構造が簡素であ
り、実用性に富むものとなる。この発明におけるレバー
部材は、一つのほか対向して配置することもできる。
【0012】<請求項4記載の発明>メダルの投入によ
り遊技が開始可能となるメダル遊技機において、前記メ
ダルの自重により下流に流れる投入通路の途中に投入メ
ダルの逆流防止手段が設けられ、前記メダルの逆流防止
手段は、前記投入通路の途中の通路内に進退して、その
進出時にメダルの阻止及び退出時に通過を許容するシャ
ッター手段と、このシャッター手段近傍にメダルが到達
したことを検出するメダル到達検出手段とを有し、前記
メダル到達検出手段によりメダルの到達が検出された時
点で前記シャッター手段が退出し、1枚のメダルの通過
を許容し、この通過後において前記シャッター手段が進
出し、メダルを1枚ごと下流へ通過させる構成としたこ
とを特徴とするメダル遊技機のメダル通路装置。
【0013】(作用効果)この発明においては、投入通
路の途中の通路内に進退して、その進出時にメダルの阻
止及び退出時に通過を許容するシャッター手段を設けた
ものである。そして、シャッター手段の近傍にメダルが
到達したことを検出するメダル到達検出手段を設け、こ
のメダル到達検出手段によりメダルの到達が検出された
時点でシャッター手段を退出させて1枚のメダルの通過
を許容し、この通過後においてシャッター手段を進出さ
せてメダルを1枚ごと下流へ通過させる構成とすること
により、シャッター手段の開閉のタイミングの制御を行
いながら、メダルを一枚ごと下流の導くことができる。
【0014】<請求項5記載の発明>メダルの投入によ
り遊技が開始可能となるメダル遊技機において、前記メ
ダルの自重により下流に流れる投入通路の途中に投入メ
ダルの逆流防止手段が設けられ、前記投入通路は上流側
の第1通路と、下流側の第2通路とに分離されており、
これらが掛け渡し手段を介してメダルの第1通路から第
2通路への移行を許容する構成とされ、メダルの第2通
路から第1通路への移動は前記掛け渡し手段により阻止
されるように構成したことを特徴とするメダル遊技機の
メダル通路装置。
【0015】(作用効果)この発明においては、投入通
路を上流側の第1通路と、下流側の第2通路とに分離
し、メダルの第1通路から第2通路への移行は掛け渡し
手段を介して許容する構成とし、メダルの第2通路から
第1通路への移動は掛け渡し手段により阻止されるよう
に構成した。したがって、メダルが第2通路に移行した
ならば、これと分離した第1通路の入口からメダルを引
き抜くことを試みても、掛け渡し手段の存在が邪魔とな
りこれを実行できないものとなる。
【0016】<請求項6記載の発明>前記掛け渡し手段
は、天秤体を有する天秤機構を有し、前記天秤体は前記
第1通路側にメダルのメダル受け入れ部を有し、平時は
そのメダル受け入れ部を前記第1通路の出口に臨ませる
バランス関係にあり、メダルが前記メダル受け入れ部に
落下したときそのメダルの荷重により前記天秤体が転回
し、前記メダル受け入れ部を前記第2通路の入口に臨ま
せて受け入れたメダルを前記第2通路内に移行させ、こ
の移行の終了により前記天秤体が復元するものである請
求項5記載のメダル遊技機のメダル通路装置。
【0017】(作用効果)天秤機構により、メダルの一
枚ごとメダル受け入れ部に受け入れ、後続のメダルの流
れを阻止しながら、当該を下流に流下させることができ
る。
【0018】<請求項7記載の発明>前記掛け渡し手段
は、メダルのメダル受け入れ部と、これを前記第1通路
の出口と前記第2通路の入口との間を移動させる移動手
段と、前記メダル受け入れ部にメダルが到達したことを
検出するメダル到達検出手段とを備え、前記メダル到達
検出手段によるメダル受け入れ部へのメダル到達信号に
基づいて、前記移動手段はメダル受け入れ部のメダルを
前記第2通路の入口へ移行させ、この移行後原位置に復
元する構成とした請求項5記載のメダル遊技機のメダル
通路装置。
【0019】(作用効果)この発明のように、掛け渡し
手段は電気的制御により移動させることもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の、メダル遊技機とし
てスロットマシン(回転胴遊技装置)の場合における実
施の形態を図面を参照しながらさらに詳説する。図1に
示すように、一般的にスロットマシン1は、メダル投入
口2から1〜3枚の遊技媒体としてのメダルを投入して
スタートレバー3を操作してスタートさせると、回胴
4,4,4が回転する。ストップボタン5,5,5によ
り回胴4,4,4を停止させて、これらが揃った場合に
は入賞状態となり、遊技基盤6からの入賞信号に基づい
て、メダル払出装置7が作動し、そのホッパー7Aに貯
留しておいたメダルを入賞の価値に応じた枚数のメダル
を、払い出し口8aを通して遊技媒体を受取部位として
の受け皿8に払い出すようにしてある。
【0021】この場合、クレジット(貯留)遊技も可能
であり、貯留しておいたメダルのうちから、投入する一
枚、二枚及び三枚のメダル数に応じてそれぞれ貯留メダ
ル投入ボタン9A,9B,9Cを選択的に押し、クレジ
ット精算(貯留メダル精算)ボタン9Dを押して精算す
るまで貯留するものである。したがって、クレジット精
算ボタン9Dを押すまで受け皿8にはメダルが払い出し
されず、これを押したときになって始めて、入賞総数の
価値に応じた枚数の貯留メダルが受け皿8に払い出され
る。
【0022】メダル投入口2から投入したメダルMは、
その自重により投入通路10通して下流に流れ、投入通
路10の出口からたとえばメダル払出装置7のホッパー
7Aに落下される。
【0023】本発明は、この投入通路10の途中に投入
メダルの逆流防止手段を設けるものである。このメダル
の逆流防止手段は、メダルの上流から下流への流れを許
容し、メダルの下流から上流への移動を阻止する機構を
有する。この投入メダルの逆流防止手段として種々の具
体的形態を提案しており、これを順次説明する。
【0024】<第1の実施の形態:請求項2に関係する
>図2〜図4は、第1の実施の形態を示したもので、メ
ダルM寸法に応じた横断面扁平の投入通路10の入口近
傍には識別機11が設けられ、不良メダルは返却通路1
2により返却するようにしてある。この構成は、後述す
る各実施の形態においても同様であることを説明し、実
施の形態ごとの説明を省略する。
【0025】識別機11以後の投入通路10の途中の通
路内に臨んでスプロケット21が回転軸22を回転中心
として一方向に回転可能に設けられ、その外周凹部21
aにメダルMの通過時、メダルMが嵌合しメダルMの荷
重により回転するように構成されている。ここでスプロ
ケット10の爪と対向する投入通路10の壁面との離間
距離はメダルMの外径より小さく設計されている。
【0026】さらに、回転軸22には、ラチェット機構
による逆転防止機構が設けられている。すなわち、回転
軸22にラチェット車23Aがキー固定され、このラチ
ェット車23Aの段部内に対して、固定座に固定された
支持軸により揺動可能に支持されたラチェット爪23B
が、弾発するバネ23Cにより付勢されて配置されてい
る。したがって、スプロケット10の回転方向(図示例
では時計方向)の回転は許容するが、反対方向の回転、
換言すればメダルMの上流側への移動は、ラチェット車
23Aの段部にラチェット爪23Bの先端が当たるの
で、これにより阻止される。
【0027】他方、回転軸22には、メダル通過検出器
13が設けられている。このメダル通過検出器13は、
回転軸22と一体化された円盤13Aと、凹部21aの
数分の円盤24Aに均等に形成された透孔13Bと、透
孔13Bに対向してその通過光を検出するホトセンサ1
3Cとを備える。これにより、メダルMの通過に伴うス
プロケット10の60度分の回転がある度に、透孔13
Bを通して光が通過するので、これをホトセンサ13C
により検出し、メダル通過信号として得ることができ
る。
【0028】従来は、識別機11またはその出側に設け
たメダルカウンターにより検出し、その検出信号に基づ
いて、遊技開始可能信号を得ているが、本発明の実施の
形態のように、メダルの逆流防止手段を通過したことの
メダル通過信号を、遊技開始可能信号とすることが、不
正介入防止のために望ましい。また、既設のメダルカウ
ンターにより遊技開始可能信号としてもよいが、前記の
メダル通過信号と数やタイミング比較により、相違する
もしくは相違が著しいときは不正が介入された可能性が
高いなどと判断することもできる。
【0029】また、必要ならば、図2に示すように、メ
ダルの逆流防止手段の下流側にメダル通過検出器13を
設けてもよい。さらに、メダル通過検出器としては、こ
の実施の形態のように光学的な検出法のほか、近接スイ
ッチなどの磁気的な検出方法、リードスイッチなどの機
械的な検出法などの適宜の方式を採用できる。
【0030】これらの、メダル通過信号及びその利用並
びにメダル通過検出器に関する事項は、他の実施の形態
においても同様である。したがって、可能な限りその説
明を省略する。
【0031】<第2の実施の形態:請求項3に関係する
>図5は、第2の実施の形態を示したもので、レバー方
式によりメダルの逆流防止手段を構成したものである。
すなわち、投入通路10の途中の通路内に進出する回転
中心を有するレバー部材31、31が対向して設けられ
ている。レバー部材31は、投入通路10の外壁に一体
化されたブラケット32に回転軸33をもって揺動可能
に支持され、また、引き上げ圧縮バネ34により、レバ
ー部材31の先端が開口10aを通して投入通路10に
進出するように付勢されている。13は前述のメダル通
過検出器である。
【0032】この構成においては、メダルMが落下しそ
の荷重がレバー部材31,31に作用したとき、レバー
部材31,31はメダルMの荷重によりそれぞれ回転軸
33,33をもって回転し通路中心から離れメダルMの
通過を許容する。その通過後には、レバー部材31,3
1は圧縮バネ34の付勢力により元の進出位置に復元す
る。レバー部材31,31を通過したメダルMは、上流
側への移動はレバー部材31,31の存在により阻止さ
れる。
【0033】<第3の実施の形態:請求項4に関係する
>図6は、第3の実施の形態を示したもので、シャッタ
ー方式によりメダルの逆流防止手段を構成したものであ
る。すなわち、投入通路10の途中の通路内に進退し
て、その進出時にメダルの阻止及び退出時に通過を許容
する、ソレノイド41A及びシャッター部材41Bを有
するシャッター手段41が設けられている。また、この
シャッター手段41近傍にメダルMが到達したことを検
出するメダル到達検出器42が設けられている。13は
前述のメダル通過検出器である。
【0034】この構成においては、メダル到達検出器4
2によりメダルの到達が検出された時点でシャッター部
材41Bが退出し、1枚のメダルの通過を許容し、この
通過後においてシャッター部材41Bが進出し、メダル
Mを1枚ごと下流へ通過させるものである。シャッター
手段41を通過したメダルMは、上流側への移動は進出
したシャッター部材41Bの存在により阻止される。な
お、1枚のメダルMが通過した後においてシャッター部
材41Bが進出するタイミングは、後続のメダルMを仕
切るべく高速で開閉される。
【0035】<第4の実施の形態:請求項5及び6に関
係する>図7は、第4の実施の形態を示したもので、投
入通路10は上流側の第1通路101と、下流側の第2
通路102とに分離されており、これらが掛け渡し手段
51を介してメダルMの第1通路101から第2通路1
02への移行を許容する構成とされている。メダルMの
第1通路101から第2通路102への移動は掛け渡し
手段51により阻止される。
【0036】掛け渡し手段51は、天秤体52を有する
天秤機構を有し、天秤体52は第1通路側101にメダ
ルのメダル受け入れ部52aを有し、平時はそのメダル
受け入れ部52aを第1通路101の出口に臨ませるよ
うに、バランスウエイト54による支持軸53を支点と
するバランス関係にあり、メダルMがメダル受け入れ部
52aに落下したときそのメダルMの荷重が作用するの
でバランス関係が崩れ、これにより天秤体52が時計方
向に転回し、メダル受け入れ部52aを第2通路102
の入口に臨ませて受け入れたメダルMを第2通路102
内に移行させ、この移行の終了によりバランス関係が元
に戻るので、天秤体52の位置が復元するものである。
13は前述のメダル通過検出器である。
【0037】第2通路102内に移行したメダルMは、
上流側への移動は掛け渡し手段51の存在により阻止さ
れる。また、天秤体52の時計方向に転回時において、
後続のメダルMは、シャッター部材55により第1通路
101の出口において待機されるようになっている。
【0038】<第5の実施の形態:請求項7に関係する
>図8は、第5の実施の形態を示したもので、前記の形
態のように、投入通路10は上流側の第1通路101
と、下流側の第2通路102とに分離されており、これ
らが掛け渡し手段61を介してメダルMの第1通路10
1から第2通路102への移行を許容する構成とされて
いる。メダルMの第1通路101から第2通路102へ
の移動は掛け渡し手段61により阻止される。
【0039】掛け渡し手段61は、メダルのメダル受け
入れ部62と、これを第1通路101の出口と第2通路
102の入口との間を移動させるソレノイドなどからな
る移動手段63と、メダル受け入れ部62にメダルMが
到達したことを検出するメダル到達検出器64とを備え
る。
【0040】この構成においては、メダル到達検出器6
4によるメダル受け入れ部62へのメダル到達信号に基
づいて、移動手段63はメダル受け入れ部62を進出さ
せ、メダルMを第2通路102の入口へ移行させ、この
移行後、原位置に復元する構成としてある。
【0041】第2通路102内に移行したメダルMは、
上流側への移動は、投入通路10が上流側の第1通路1
01と下流側の第2通路102とに分離されているため
に阻止される。また、メダル受け入れ部62の進出時に
おいて、後続のメダルMは、メダル受け入れ部62に一
体化されたシャッター部材62aにより第1通路101
の出口において待機されるようになっている。
【0042】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、特にメ
ダルの引き抜き操作を防止して、不正の介入を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの全体構成例の概要図である。
【図2】第1の実施の形態の概要図である。
【図3】その要部拡大図である。
【図4】スプロケット部分の側面図である。
【図5】第2の実施の形態の概要図である。
【図6】第3の実施の形態の概要図である。
【図7】第4の実施の形態の概要図である。
【図8】第5の実施の形態の概要図である。
【符号の説明】
1…スロットマシン、2…メダル投入口、3…スタート
レバー、4…回胴、6…遊技基盤、8…受け皿、10…
投入通路、11…識別機、12…返却通路、13…メダ
ル通過検出器、13B…透孔、13C…ホトセンサ、2
1…スプロケット、22…回転軸、23A…ラチェット
車、23B…ラチェット爪、31…レバー部材、33…
回転軸、34…圧縮バネ、41…シャッター手段、41
A…ソレノイド、41B…シャッター部材、42…メダ
ル到達検出器、51…掛け渡し手段、52…天秤体、5
2a…メダル受け入れ部、53…支持軸(支点)、61
…掛け渡し手段、62…メダル受け入れ部、63…移動
手段、63…メダル到達検出器、101…第1通路、1
02…第2通路、M…メダル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メダルの投入により遊技が開始可能となる
    メダル遊技機において、前記メダルの自重により下流に
    流れる投入通路の途中に投入メダルの逆流防止手段が設
    けられ、 前記メダルの逆流防止手段は、メダルの上流から下流へ
    の流れを許容し、メダルの下流から上流への移動を阻止
    する機構を有することを特徴とするメダル遊技機のメダ
    ル通路装置。
  2. 【請求項2】前記メダルの逆流防止手段は、前記投入通
    路の途中の通路内に臨み、メダルの通過時、外周凹部に
    メダルが嵌合しメダルの荷重により回転するスプロケッ
    トと、その逆転防止機構とを備え、前記スプロケットの
    爪と対向する前記投入通路の壁面との離間距離はメダル
    の外径より小さい請求項1記載のメダル遊技機のメダル
    通路装置。
  3. 【請求項3】前記メダルの逆流防止手段は、前記投入通
    路の途中の通路内に進出する回転中心を有するレバー部
    材と、メダルが落下しその荷重が前記レバー部材に作用
    したとき前記レバー部材はメダルの荷重により前記回転
    中心をもって回転し通路中心から離れメダルの通過を許
    容し、その通過後に前記レバー部材は元の進出位置に復
    元するようにした請求項1記載のメダル遊技機のメダル
    通路装置。
  4. 【請求項4】メダルの投入により遊技が開始可能となる
    メダル遊技機において、前記メダルの自重により下流に
    流れる投入通路の途中に投入メダルの逆流防止手段が設
    けられ、 前記メダルの逆流防止手段は、前記投入通路の途中の通
    路内に進退して、その進出時にメダルの阻止及び退出時
    に通過を許容するシャッター手段と、このシャッター手
    段近傍にメダルが到達したことを検出するメダル到達検
    出手段とを有し、前記メダル到達検出手段によりメダル
    の到達が検出された時点で前記シャッター手段が退出
    し、1枚のメダルの通過を許容し、この通過後において
    前記シャッター手段が進出し、メダルを1枚ごと下流へ
    通過させる構成としたことを特徴とするメダル遊技機の
    メダル通路装置。
  5. 【請求項5】メダルの投入により遊技が開始可能となる
    メダル遊技機において、前記メダルの自重により下流に
    流れる投入通路の途中に投入メダルの逆流防止手段が設
    けられ、 前記投入通路は上流側の第1通路と、下流側の第2通路
    とに分離されており、これらが掛け渡し手段を介してメ
    ダルの第1通路から第2通路への移行を許容する構成と
    され、 メダルの第2通路から第1通路への移動は前記掛け渡し
    手段により阻止されるように構成したことを特徴とする
    メダル遊技機のメダル通路装置。
  6. 【請求項6】前記掛け渡し手段は、天秤体を有する天秤
    機構を有し、前記天秤体は前記第1通路側にメダルのメ
    ダル受け入れ部を有し、平時はそのメダル受け入れ部を
    前記第1通路の出口に臨ませるバランス関係にあり、メ
    ダルが前記メダル受け入れ部に落下したときそのメダル
    の荷重により前記天秤体が転回し、前記メダル受け入れ
    部を前記第2通路の入口に臨ませて受け入れたメダルを
    前記第2通路内に移行させ、この移行の終了により前記
    天秤体が復元するものである請求項5記載のメダル遊技
    機のメダル通路装置。
  7. 【請求項7】前記掛け渡し手段は、メダルのメダル受け
    入れ部と、これを前記第1通路の出口と前記第2通路の
    入口との間を移動させる移動手段と、前記メダル受け入
    れ部にメダルが到達したことを検出するメダル到達検出
    手段とを備え、前記メダル到達検出手段によるメダル受
    け入れ部へのメダル到達信号に基づいて、前記移動手段
    はメダル受け入れ部のメダルを前記第2通路の入口へ移
    行させ、この移行後原位置に復元する構成とした請求項
    5記載のメダル遊技機のメダル通路装置。
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