JPS5822231B2 - 自動玉貸装置 - Google Patents

自動玉貸装置

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JPS5822231B2
JPS5822231B2 JP52118332A JP11833277A JPS5822231B2 JP S5822231 B2 JPS5822231 B2 JP S5822231B2 JP 52118332 A JP52118332 A JP 52118332A JP 11833277 A JP11833277 A JP 11833277A JP S5822231 B2 JPS5822231 B2 JP S5822231B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動玉貸装置に関し、特に例えば不正にパチ
ンコ玉を払い出すように操作されたことを検出するよう
な自動玉貸装置に関する。
一般に、パチンコ遊技場においては、パチンコ玉の貸出
業務の省力化の目的で自動玉貸装置が実用に供されてい
る。
第1図は従来の自動玉貸装置の正面パネルであり、かつ
この発明にも適用される正面パネルの外観図である。
図において、自動玉貸装置10の正面パネルには、硬貨
(またはコイン)を投入するためのコイン投入口1と、
硬貨返却用押ボタン2と、該正面パネルを鎖錠するため
の鍵3と、不良硬貨(または押ボタン2が押圧されたと
き返却される通常のコイン)を放出するコイン取出口4
と、硬貨の投入に応じて払い出されるパチンコ玉を取り
出すための貸玉取出口5とが設けられる。
このような正面パネルを備えた従来の自動玉貸装置は、
コイン投入口1へ硬貨を投入すると、硬貨の通過径路に
関連して設けられた硬貨検出スイッチ(図示せず)が硬
貨検出出力を導出したことに応答して、所定数のパチン
コ玉を貸玉取出口5から払い出すように構成されている
ところが、従来の自動玉貸装置は、悪質な遊技客が貸玉
取出口5またはコイン取出口4からピアノ線を挿入し該
ピアノ線で硬貨検出スイッチをオン−オフさせると、硬
貨を投入していないにもかかわらず、硬貨検出スイッチ
を1回オン−オフする毎に所定数のパチンコ玉を繰り返
して払い出すという問題点があった。
このため、多量のパチンコ玉が不正に払い出さへ発見が
遅れると遊技場では多大な損害を被ることになる。
従来では、前述のような不正にパチンコ玉を払い出され
るのを防止するために、係員が遊技場内を見廻っている
が、省力化の要望される昨今においては、自動的に正確
かつ迅速にパチンコ玉の不正払い出し操作を検出できる
ことが望まれる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、上述の要望を満
足し得るような、パチンコ玉の不正払い出し操作を自動
的に正確かつ迅速に検出できるような自動玉貸装置を提
供することである。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特徴は図面
を参照して行なう以下の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
第2図Aはこの発明の一実症例の自動玉貸装置10の内
部構造を示す図解図であ−リ、第2図Bはこの発明の特
徴となる内部構造の要部詳細図である。
構成において、コイン投入口1の裏側には、投入された
硬貨を下方へ案内するコインシュート11が設けられる
このコインシュート11の下方には、硬貨を選別するコ
インセレクタ12が設けられる。
このコインセレクタ12は、投入された硬貨が使用可能
な所定の硬貨(例えば百円硬貨)の場合に投入硬貨を径
路13へ導き、不良硬貨または使用不可能な硬貨(例え
ば、千円硬貨等)の場合に投入硬貨を前記コイン取出口
4へ放出する。
径路13の側面には、硬貨の通過方向に沿って切欠き部
14が形成される。
そして、径路13に形成された切欠き部14の上方位置
にはその位置を通過した投入硬貨を検出してパチンコ玉
の払い出を指令するために第1の硬貨検出スイッチ(第
1の検出器)15のレバーが挿入され、切欠き部14の
下方位置にはその位置を通過した投入硬貨を検出するた
めに第2の硬貨検出スイッチ(第2の検出器)16のレ
バーが挿入される。
また、径路13の上方には、硬貨の通過方向に直交する
方向に切欠き部17が形成される。
この切欠き部17の横方向にはコイン払い出し用ソレノ
イド18が配設される。
このソレノイド18は、コインセレクタ12が不良硬貨
または使用不可能な硬貨を検出したとき、プランジャを
切欠き部17へ挿入させて、不良硬貨が径路13を通過
するのを禁止するとともに、該不良硬貨を前記コイン取
出口4へ導く。
さらに、径路13の下方には、投入硬貨を収納する収納
箱19が設けられる。
前記自動玉貸装置10には、パチンコ玉を貯蔵しておき
硬貨の投入に応じて所定数のパチンコ玉を払い出すため
のパチンコ玉払出機構20が内蔵される。
以下に、パチンコ玉払出機構20の具体的な構成につい
て説明する。
前記自動玉貸装置10の上部には、パチンコ玉を貯蔵す
るタンク21が設けられる。
このタンク21の頂部には、パチンコ玉の供給を受ける
玉供給口22が形成される。
また、タンク21の底面には、パチンコ玉を順次落下さ
せるための透孔(図示せず)が穿設される。
この透孔の下方には、落下するパチンコ玉を受けてパチ
ンコ玉払出しドラム23のパチンコ玉収納部23aへ案
内するための案内筒24が配設される。
この案内筒24の下方には、それぞれが一定個数(例え
ば5個)のパチンコ玉を収納できる円筒孔から成り一定
回転角度毎にパチンコ玉を収納する収納部23aを複数
個形成したパチンコ玉払出しドラム23が設けられる。
このドラム23の底部に相対して、固定された板状部材
25aが設dられる。
この板状部材25aは、一部にパチンコ玉よりもやや大
きな径の透孔を有し、ドラム23の収納部23aと協働
してパチンコ玉を収納する。
この板状部材25aの透孔の下方には、パチンコ玉を前
記貸玉取出口5へ案内するパチンコ玉案内部材26が設
けられる。
従って、ドラム23が回動して、透孔の真上にパチンコ
玉を収納している収納部23aが位置すると、該パチン
コ玉は板状部材25aの透孔を通って案内部材26へ流
出する。
また、案内筒24の底面の一部(板状部材25aの透孔
と対応する位置)には、案内筒24に落下したパチンコ
玉を直接案内部材26へ流下させないためのストッパ2
5bが設ケられる。
さらに、案内筒24の中央部の側面には、パチンコ玉の
径よりも少し小さい孔が穿設され、該孔にパチンコ玉の
無くなったことを検知する玉切れ検出スイッチ27のレ
バーが挿入される。
このスイッチ27は、パチンコ玉があるとき該パチンコ
玉でレバーを押圧されているが、パチンコ玉が無くなる
(すなわちパチンコ玉が供給されなくなる)と、レバー
が押圧されなくなるため、玉切れ検出出力(バイレベル
信号)を発生する。
前記ドラム23の軸は下方に延びてモータ28の回転軸
に連結される。
このモータ28の回転軸には、複数の収納部23aに対
応する位置の円周上に透孔を有する円板29aが固着さ
れる。
この円板29aの透孔に対応して、ドラム23の回転を
検出するための光電センサ29bが設けられ、該光電セ
ンサ29bと円板29aとでドラム23の回転位置を検
出する位置検出手段29を構成する。
第3図はこの発明の一実施例の不正検出回路30の回路
図である。
図ζこおいて、前記第4の硬貨検出スイッチ15の検出
出力は、カウンタ31に与えられるとともに、遅延回路
32に与えられる。
カウンタ31は硬貨検出スイッチ15の出力回数(すな
わち投入された硬貨の枚数)を計数して、その計数値(
Pl)を比較回路33の一方入力として与える。
一方、前記第2の硬貨検出スイッチ16の検出出力はカ
ウンタ34に与えられる。
カウンタ34は硬貨検出スイッチ16の出力回数(投入
された硬貨の枚数)を計数して、その計数値(P2)を
比較回路33の他方入力として与える。
このとき、遅延回路32は正常な場合における硬貨検出
スイッチ15の出力時点から硬貨が径路13の下方に設
けられた硬貨検出スイッチ16の位置を通過するまでの
時間に相当する予め定められた遅延時間で比較指令信号
を与える。
今、自動玉貸装置10のコイン投入口1へ硬貨を投入す
ることによって、正常にパチンコ玉が払い出される場合
を想定して、その動作を説明する。
投入された硬貨は、コインシュート11を介してコイン
セレクタ12へ与えられ、該コインセレクタ12で使用
可能となることを判定されると、径路13を通って収納
箱19へ収納される。
このとき、硬貨検出スイッチ15が通過する硬貨を検出
して出力を導出し、その後しばらく遅れて硬貨検出スイ
ッチ16が通過する硬貨を検出して出力を導出する。
このため、カウンタ31の方が先に数値「1」を加算し
、しばらく遅れてカウンタ34が数値「1」を加算する
1個の硬貨投入に応じて硬貨検出スイッチ15と硬貨検
出スイッチ16とはいずれも1回だけ出力を導出するた
め、スイッチ15の出力時点からスイッチ16の出力ま
での時間だけ遅れて、遅延回路32が比較指令信号を比
較回路33に与えると比較回路33はカウンタ31の計
数値(P 1 )とカウンタ34の計数値(P2)とを
比較するが、両肘数値が等しい(Pl−P2)とき不正
操作検出出力を導出しない。
次に、悪質な客が貸玉取出口5からピアノ線等を挿入し
て該ピアノ線で硬貨検出スイッチ15をオン−オフさせ
ることによって、不正にパチンコ玉を払い出させるよう
に操作した場合を想定して、その動作を説明する。
ピアノ線で硬貨検出スイッチ15の開閉を繰り返すこと
によって不正にパチンコ玉を払い出させるように操作す
ると、硬貨検出スイッチ15のみが出力を導出し、カウ
ンタ31の計数値(pl)のみが増加し、カウンタ34
の計数値(P2)はそのままである。
従って、硬貨検出スイッチ15の出力時点から一定時間
だけ遅れて、遅延回路32が比較指令信号を比較回路3
3jこ与えると、比較回路33はカウンタ31の計数値
(PL)の方がカウンタ34の計数値(P2)よりも大
きい(PI>P2)ことを判定し、不正操作検出出力(
・・イレベル信号)を導出して記憶保持手段の一例のフ
リップフロップ35をセットする。
このフリップフロップ35のセット出力によって、不正
操作を知らせる表示ランプ36が点灯表示される。
また、不正操作を確実に知らしめるために、フリップフ
ロップ35のセット出力でブザーをならせて警報を発す
るようにしてもよい。
さらに、不正検出に応じてパチンコ玉の払い出しを禁止
するために、フリップフロップ35のセット出力がパチ
ンコ玉払出し禁止指令信号として後述の第5図に示すパ
チンコ玉払出制御回路に与えられる。
なお、係員が不正操作に気付き復旧させる場合は、リセ
ットボタン37を押圧することによってフリップフロッ
プ35をリセットし、復旧させる。
なお、比較回路33ではカウンタ31の計数値(pl)
の方がカウンタ34の計数値(P2 )よりも大きい(
P 1>P 2 )ときに不正検出出力を導出する場合
について述べたが、成る範囲の数よりも大きくなったと
き、例えば(P1+1>P2)のときまたは(P1+2
>P2)のときに不正検出出力を導出するようにしても
よい。
第4図はこの発明の他の実症例の不正検出回路40の回
路図である。
図において、硬貨の投入によってパチンコ玉を払出すよ
うな正常な場合は、前述したように硬貨検出スイッチ1
5が出力を導出した後、しばらく遅れて硬貨検出スイッ
チ16が出力を導出する。
そこで、正常な場合は、硬貨検出スイッチ15の出力が
フリップフロップ41をセットするが、硬貨検出スイッ
チ16の出力がフリップフロップ41をリセットする。
かつフリップフロップ43をセットする。
このフリップフロップ43のセット出力がインバータ4
5で反転されてANDゲート42を不能動化するため、
続けて硬貨、を投入することによって次に硬貨検出スイ
ッチ15が出力を導出してフリップフロップ41をセッ
トしても、ANDゲート42は出力を導出せず、かつ従
ってANDゲート46も出力を導出しない。
このため、正常な場合はフリップフロップ35がセット
されることがない。
ところが、貸玉取出口5からピアノ線を挿入して該ピア
ノ線で硬貨検出スイッチを繰り返してオン−オフさせる
ことによって、不正にパチンコ玉を払い出させるように
操作した場合は、硬貨検出スイッチ15のみが出力を導
出するため、硬貨検出スイッチ15の最初の出力でフリ
ップフロップ41はセットされたままきなる。
このフリップフロップ41のセット出力がANDゲ゛−
ト42を能動化するとともに、フリップフロップ43を
リセットする。
このフリップフロップ43のセット出力(ローレベル信
号)がインバータ45でバイレベル信号に反転されてA
NDゲート42に与えられるため、ANDゲ゛−ト42
は出力を導出してANDゲート46を能動化する。
そして、硬貨検出スイッチ16が硬貨を検出しないにも
かかわらず、硬貨検出スイッチ15が再び出力を導出す
ると、その出力がANDゲ゛−ト46に与えられる。
応シて、ANDゲート46はバイレベル信号の出力を導
出してフリップフロップ35をセットする。
このフリップフロップ35のセット出力は不正操作を表
わす警告のための表示ランプ36を点灯表示させる。
なお、フリップフロップ35の出力は、好ましくは前述
の第3図の場合と同様にして、警報を発生するためのブ
ザーに与えられるとともに、後述の第5図に示すパチン
コ玉払出制御回路のパチンコ玉払出し禁止信号さして与
えられる。
このように、第4図の不正検出回路では、硬貨検出スイ
ッチ15が連続的に出力を導出したことを論理回路で検
出することによって、不正操作を検出するものである。
このため、第3図の回路に比べて回路構成が簡単となり
、かつ安価となる。
第5図は前記パチンコ玉払出制御回路の回路図である。
次に、第2図および第5図を参照して制御回路の構成と
ともに、硬貨の投入に応じて前記パチンコ玉払出機構2
0を駆動して所定数のパチンコ玉を払出し制御する場合
と前記不正検出出力に応じてパチンコ玉の払出しを禁止
制御する場合の動作を説明しよう。
計数回路51は前記光電センサ29bからの出力を受け
て歩進されるカウンタであって、数値「0」から予め定
める数値のとき計数出力を導出するための端子が設けら
れる。
この予め定める数値(例えば7)は、1個の硬貨(例え
ば百円)に対して貸出されるパチンコ玉数(例えば35
個)を払出すために、前記ドラム23の収納部23aに
収納される玉数(例えば5個)に基づく収納部23aの
列数(例えば7列)に相関する。
この計数値「0」を特定する出力端子は、インバータI
Nを介してフリップフロップFF2のセット入力端に接
続されるとともに、直接リセット入力端に接続される。
この計数回路51は初期状態ではリセットされて数値「
0」であるため、フリップフロップFF2がリセットさ
れたままである。
このリセット出力はタイマ52ζこ与えられる。
このタイマ52はディレィオフタイマであって、リセッ
ト出力が与えられなくなった後、1個の硬貨に対して貸
出されるパチンコ玉数が払出される時間(すなわち、計
数回路が数値7を計数する時間)だけ遅れてオフとなる
ものである。
従って、初期状態においては、タイマ52はバイレベル
信号をANDゲートG2の1つの入力として与える。
また、ANDゲートG2には前記玉切れ検出スイッチ2
7の出力が反転されて与えられる。
例えば、玉切れ検出スイッチ2γは、前記案内筒24に
パチンコ玉が供給されている場合にローレベル(以下「
L」)信号(玉有り検知信号)を導出するため、・・イ
レベル(以下「H」)信号がANDゲートG2の1つの
入力として与えられる。
今、前記コイン投入口1へ硬貨(例えば百円硬貨)が投
入されると、前記コインセレクタ12は投入硬貨を選別
して予め定められた硬貨であれば該硬貨を径路13へ導
き、該硬貨が径路13を通って収納箱19へ収納される
このとき、硬貨検出スイッチ15が検出出力を導出して
フリップフロップFF1をセットする。
また、硬貨検出スイッチ15の出力後しばらく遅れて、
硬貨検出スイッチ16が出力を導出するため、前述の不
正検出回路30(または40)のフリップフロップ35
がセットされることなく、かつ従ってセット出力(7)
iLJレベルが「H」レベルに反転されてANDゲート
G3に与えられ、該ANDゲートG3を能動化させる。
応じて、フリップフロップFF1 のセット出力がAN
DゲートG1を能動化させるとともに、ANDゲートG
2の残余の入力として与えられる。
従って、ANDゲートG2は「H」信号を導出して、該
「H」信号を駆動指令信号としてANDゲートG3を介
してモータ駆動制御回路53に与える。
応じて、モータ駆動制御回路53は電源EをリレーRy
の常閉接点54bを介して前記モータ28に供給制菌し
、該モータ28を駆動別画する。
このため、モータ28が回転駆動し、連設される前記ド
ラム23を回動させる。
このとき、ドラム23に形成された収納部23aが前記
板状部材25aの透孔に相対すると、それまで収納され
ていた複数のパチンコ玉(5個)が案内部材26を介し
て貸玉取出口5まで落下される。
このとき、ドラム23の軸に固着されている円板29a
が、ドラム23の回動と同期的に回動するため、前記光
電センサ29bは1個のパルス出力を発生して計数回路
51へ与える。
従って、計数回路51は数値「1」を計数する。
さらに、モータ28が回動すると、同様にして隣接する
収納部23aに収納されている複数のパチンコ玉が貸玉
取出口5まで落下されるとともに、光電センサ29bが
パルスを発生して計数回路51の計数値を歩進させる。
このようにして、1個の硬貨(百円)に対して予め定め
る数(35個)のパチンコ玉が貸玉取出口5まで落下さ
れると、計数回路51は予め設定された数(例えば7)
を計数してカウントアツプ出力を導出する。
このカウントアツプ出力がANDゲートG1に与えられ
ると、ANDゲートG1はフリップフロップFF1およ
び計数回路51をリセットさせる。
このフリップフロップFF1のリセットに応じてAND
ゲートG2が出力を導出しなくなるため、モータ駆動制
御回路53はモータ28を停止制菌する。
硬貨が投入されて、硬貨検出スイッチ15が硬貨を検出
する毎に上述の動作を繰り返す。
ところが、前述の第3図(または第4図)で説明したよ
うに、フリップフロップ35がセットされることによっ
て、不正検出回路30(または40)が不正操作を検出
すると、該フリップフロップ35のセット出力(IHJ
レベル)がrLJレベルに反転されてANDゲートG
3に与えられる。
応じて、ANDゲート13が不能動化されるため、硬貨
検出スイッチ15のみがピアノ線等でオン−オフされて
フリップフロップFF1をセットしても、モータ駆動制
御回路53に駆動指令信号が与えられない。
従って、不正操作の場合はパチンコ玉の払出操作が禁止
制菌される。
なお、パチンコ玉が前記タンク21へ供給されず、前記
案内筒24のパチンコ玉が無くなると、前記玉切れ検出
スイッチ27が作動してrHJ信号を導出し、ANDゲ
ートG2を不能動化する。
また、前記計数回路51が何らかの故障によって計数動
作しなくなり、光電センサ29bが7回パルスを発生し
たにもかかわらずカウントアツプ出力を導出しない場合
は、計数回路51が数値「1」を計数したときから一定
時間遅れて、タイマ52がディレィオフする。
従って、ANDゲートG2は計数回路51の異常時にお
いても一定時間後年能動化される。
また、何らかの異常によってモータ28が所定のパチン
コ玉を払出すための回転数(または角度)以上に回転す
る場合は、次のようにして防止される。
すなわち、前記モータ、駆動制菌回路53の出力がAN
DゲートG4の一方入力に与えられるとトモニタイマ5
5に与えられる。
このタイマ55は駆動制菌回路53から出力を受けた時
点より1個の硬貨に対して所定のパチンコ玉を払出すた
めにモータ28が成る回転数(または角度)だけ回転す
るのに要する時間を設定している。
このタイマ55のタイムアツプ出力がANDゲ゛−t−
G4の他方入力として与えられると、該ANDゲートG
はりレーコイルRyを付勢する。
応じて、リレーRyの常閉接点54bが開成されて、モ
ータ28への電源供給を遮断して該モータ28を停止さ
せるとともに、常開接点54aが閉成される。
このため、電源(+V)が接点54aを介してブザーB
Zを付勢し、該ブザーBZが警報を発する。
なお、上述の説明では1台の自動玉貸装置10の不正操
作を検出する場合について述べたが、一般のパチンコ遊
技場においては複数台の自動玉貸装置が配設される。
そこで、以下に複数台の自動玉貸装置の不正操作を監視
する場合について説明する。
第6図は複数台の自動玉貸装置を設置した遊技場におけ
る遊技場内および不正操作監視盤60の一例を示す図解
図である。
図において、パチンコ遊技場には、複数台の自動玉貸装
置10が配置される。
例えば、各自動玉貸装置10は複数台のパチンコ機を並
んで設置した各島の側部に配置される。
そして、各自動玉貸装置10の不正操作検出出力は、景
品交換所61等に設置された不正操作監視盤60まで伝
送されて入力される。
この不正操作監視盤60には、電源スィッチ62と、パ
イロットランプ63さ、不正操作のあったとき警報を発
するためのブザー64と、各島に対応する自動玉貸装置
の不正操作を知らせる複数の表示ランプ65とが設けら
れる。
この不正操作監視盤60の盤上には、表示ランプ65に
相対して、各自動玉貸装置の番号が描かれている。
このような不正操作監視盤60を設けることによって、
複数台の自動玉貸装置10の不正操作を集中的に監視す
ることができる。
以上のように、この発明によれば、第1の検出器または
第2の検出器を不正に作動させることによって、不正に
パチンコ玉を放出させようとする不正行為を防止でき、
不正行為によって遊技場が多大な不利益を受けるのを防
止でき、玉切れの場合に一定数の玉を払出さずに遊技客
に不利益を与えるのを防止できるなどの特有の効果が奏
される。
また、不正に第1の検出器または第2の検出器を作動さ
せたときは、その状態を記憶保持しておき、遊技場の係
員がそれを確認して手動リセット手段で解除しない限り
パチンコ玉の払出しを禁止しているので、不正のあった
ことを確実に係員に知らしめることができ、適当な処置
を講することもできる。
さらに、一定数のパチンコ玉を払出すのに要する一定時
間よりもやや遅れた時間後に玉払出駆動手段の動作を禁
止しているので、玉払出駆動手段が何らかの異常で不所
望に多量の玉を放出するのを防止でき、玉払出1駆動手
段の異常によって遊技場が不利益を受けるのを防止でき
る効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動玉貸装置の正面パネルであり、かつ
この発明にも適用される正面パネルの外観図である。 第2図Aはこの発明の一実症例の自動玉貸装置10の内
部構造を示す図解図であり、第2図Bはこの発明の特徴
となる内部構造の要部詳細図である。 第3図はこの発明の一実癩例の不正検出回路30の回路
図である。 第4図はこの発明の他の実症例の不正検出回路40の回
路図である。 第5図はパチンコ玉払出制菌回路の回路図である。 第6図は複数台の自動玉貸装置を設置した遊技場におけ
る遊技場内および不正操作監視盤60の一例を示す図解
図である。 図において、10は自動玉貸装置、11はコインシュー
ト、12はコインセレクタ、13は硬貨の通過径路、1
5は第1の硬貨検出スイッチ(第1の検出器)、16は
第2の硬貨検出スイッチ(第2の検出器)、20はパチ
ンコ玉払出機構、29は位置検出手段、31,34はカ
ウンタ、32は遅延回路、33は比較回路、35,41
。 43、FF1.FF2はフリップフロップ、36は表示
器、37はリセットボタン、42,46゜01〜G4は
ANDゲート、51は計数回路、52゜55はタイマ、
53はモータ駆動制御回路、BZはブザー、60は不正
操作監視盤を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 硬貨の投入に応じて、パチンコ遊技に用いられるパ
    チンコ玉を払出すための自動玉貸装置であって、 前記自動玉貸装置の前面パネルに設けられる硬貨投入口
    、 前記前面パネルに設けられるパチンコ玉放出口、前記硬
    貨投入口へ投入された硬貨を内部へ導くための通過径路
    、 前記通過径路に関連的に配設され、かつ投入された硬貨
    がその位置を通過したことを検出する第1の検出器、 前記第1の検出器の配設位置よりも硬貨の通過方向へ成
    る長さだけ離れた位置の前記通過径路に関連的に配設さ
    れ、かつ投入された硬貨がその位置を通過したことを検
    出する第2の検出器、前記第1の検出器の出力状態と、
    投入された硬貨が第1の検出器の配設位置を通過してか
    ら前記第2の検出器の配設位置を通過するのに要する一
    定時間経過後における前記第2の検出器の出力状態とに
    基づいて、第1の検出器および第2の検出器のいずれか
    一方を不正に作動させたことを検出する不正検出回路、 前記不正検出回路が不正を検出したことを記憶保持する
    記憶保持手段、 前記記憶保持手段が不正状態のあったことを記憶保持し
    ていることに応答して警報を発生する警報手段、 多量のパチンコ玉を貯留する玉貯留部を含み、1回の駆
    動によって一定数のパチンコ玉を払出す玉払出手段、 前記第1の検出器および前記第2の検出器の予め定める
    いずれか一方の出力に応答して、一定数のパチンコ玉を
    払出すのに要する一定時間だけ前記玉払出手段を駆動さ
    せる玉払出駆動手段、前記玉貯留部で貯留されているパ
    チンコ玉の玉切れを検出する玉切れ検出手段、 前記記憶保持手段の記憶保持状態または前記玉切れ検出
    手段の出力に応答して、前記玉払出駆動手段を不能動化
    させる不能動化手段、 前記玉払出駆動手段が作動開始してから一定数のパチン
    コ玉を払出すのに要する一定時間よりもやや長い時間後
    に、玉払出駆動手段の動作を禁止する禁止手段、ならび
    に 手動操作によって前記記憶保持手段の記憶状態を解除さ
    せる手動リセット手段を備えた、自動玉貸装置。
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