JP3282033B2 - パチンコ遊技機の賞球払出装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の賞球払出装置

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JP3282033B2
JP3282033B2 JP10998499A JP10998499A JP3282033B2 JP 3282033 B2 JP3282033 B2 JP 3282033B2 JP 10998499 A JP10998499 A JP 10998499A JP 10998499 A JP10998499 A JP 10998499A JP 3282033 B2 JP3282033 B2 JP 3282033B2
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宏 榎本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
の賞球払出装置に関し、特に入賞口への球の入賞時に直
ちに賞球を払い出す構造の賞球払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ遊技機は、遊技盤の裏
側の中央下側に、入賞球を誘導する入賞球誘導板が設け
られ、入賞球誘導板の下流側に入賞球排出装置が配設さ
れ、そこに入賞球を検出する入賞球検出スイッチが設け
られる。パチンコ遊技機の遊技中、各入賞口に入った入
賞球は、入賞球誘導板上に集合され、そして順に入賞球
排出装置に送られ、そこで入賞球検出スイッチにより入
賞球が検出される。賞球制御部は、入賞球が検出される
毎に賞球払出指令を発生し、これにより、賞球払出装置
を駆動して、入賞球毎に予め決められた数の賞球を払い
出すように動作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、入賞した際
にはできるだけ早急に賞球を払い出すことが理想的であ
るという見方から、各入賞口に球が入った場合、入賞球
誘導板に集合させる前に直ちに入賞球を検出し、入賞球
毎に予め決められた数の賞球を払い出す構造のパチンコ
遊技機が考えられている。
【0004】しかしながら、この種のパチンコ遊技機
は、遊技盤に設けられた入賞口のすぐ内側、或はそこに
接続される近傍の誘導通路内に、入賞球検出器を設置す
ることになる。従って、このようなパチンコ遊技機の入
賞球検出器の位置が遊技盤のすぐ内側で、遊技者に近く
なることから、磁石や発信機等の不正器具を用いて不正
行為をされた場合、近接スイッチ等の入賞球検出器が誤
動作をおこし、不正に多くの賞球が払い出される恐れが
あった。
【0005】また、反対に、故意に入賞球検出器が不正
改造され、或は故障により一部の入賞球検出器の機能が
停止した状態で、パチンコ遊技機が使用された場合、賞
球の払出数が少なくなり、遊技者に不測の損害を与える
恐れがあった。
【0006】一方、パチンコ遊技機においては、通常、
下皿が払い出された賞球により満杯になると、下皿満杯
検出器が作動して賞球の払出を停止する機構を備えてい
るが、この下皿満杯検出器にはマイクロスイッチ等が使
用されるため、スイッチ類の部品点数が増大する問題が
あった。
【0007】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、球の入賞時に直ちに賞球を払い出し、磁石等の不
正器具での不正払出を防止することができると共に、ス
イッチ類の部品点数を削減し得る賞球払出装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の賞球
払出装置は、各入賞口の近傍に設けられ或は各入賞口に
接続された誘導樋に設けられた、各入賞球検出手段によ
り入賞球を検出し、入賞球毎に予め決められた数の賞球
を払い出す賞球払出機構を有するパチンコ遊技機の賞球
払出装置において、各入賞口から入賞した全ての入賞球
が通過する集合樋に設置され、全ての入賞球を検出する
入賞確認検出手段と、入賞球検出手段が検出する入賞球
毎に1を加算し、入賞確認検出手段が検出する入賞球毎
に1を減算する計数手段と、下皿が賞球の払出により満
杯状態となった時、ストッパ部を集合樋内に進入させて
入賞球の通過を停止させる球量検知レバーと、計数手段
の計数値が所定の数値範囲外となったとき、或は球量検
知レバーの作動と入賞確認検出手段の動作に基づき下皿
の満杯状態を検知したとき、エラー発生として賞球払出
機構を停止させる払出停止制御手段と、エラー発生時に
それを報知する報知手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0009】また、請求項2の賞球払出装置は、請求項
1の装置において、下皿の満杯時、球量検知レバーのス
トッパ部が入賞確認検出手段の直下の集合樋内に進入
し、入賞球を入賞確認検出手段の検出位置に保持し、入
賞確認検出手段が一定時間以上入賞球の検出を継続した
とき、下皿の満杯状態が検知されることを特徴とする。
【0010】また、請求項3の賞球払出装置は、請求項
1の装置において、下皿の満杯時、球量検知レバーのス
トッパ部が入賞確認検出手段の上流側の集合樋内に進入
して、入賞球を入賞確認検出手段の上流側で停止させ、
入賞確認検出手段が入賞球を一定時間以上検出しないと
き、或は入賞球検出手段が所定数以上の入賞球を検出し
たとき、下皿の満杯状態が検知されることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】この賞球払出装置は、パチンコ遊技機の遊技中
に球が入賞口に入ると、各入賞口の近傍に設けられ或は
各入賞口に接続された誘導樋に各々設けられた入賞球検
出手段が入賞球を検出し、賞球払出機構が入賞球毎に予
め決められた数の賞球を払い出す。このため、入賞口へ
の球の入賞時に直ちに賞球を払い出すことができる。
【0012】さらに、各入賞口から入賞した全ての入賞
球は、それらが集合する集合樋に設置された入賞確認検
出手段により検出され、計数手段は、入賞球検出手段が
検出する入賞球毎に1を加算し、入賞確認検出手段が検
出する入賞球毎に1を減算する。このとき、計数手段の
計数値が所定の数値範囲外となった時、払出停止制御手
段はエラー発生として賞球払出機構を停止させ、また、
計数手段の計数値が所定の数値範囲外となった時、報知
手段はエラー発生としてそれを報知する。
【0013】入賞球検出手段が入賞球を検出した時、正
常に検出信号を出力し、入賞球の樋内での詰まり等が発
生しない場合、計数手段の計数値はゼロに近い整数とな
り、これが所定の数値範囲内に入るから、賞球の払出は
賞球払出機構により正常に行なわれる。
【0014】一方、磁石や発信機等の不正器具を用いて
不正行為をされた場合、遊技盤のすぐ内側に位置する近
接スイッチ等の入賞球検出手段が誤動作をおこし、入賞
がないにも係らず検出信号が出力されるが、このとき、
計数手段の計数値は所定の数値範囲を越えて大きくなる
から、払出停止制御手段が賞球払出機構の払出動作を停
止させ、報知手段はそれを報知する。従って、不正行為
により入賞球検出手段が誤動作した場合の賞球の払出を
防止し、管理者はそれを直ちに認識することができる。
【0015】さらに、下皿が賞球の払出により満杯状態
となった時、球量検知レバーのストッパ部が集合樋内に
進入し、入賞球の通過を停止させる。これにより、入賞
確認検出手段が一定時間以上入賞球の検出を継続し、或
は一定時間以上入賞球の検出をできなくなることによ
り、下皿の満杯状態が検知され、払出停止制御手段は、
エラー発生として賞球払出機構を停止させる。このよう
に、球量検知レバーと入賞確認検出手段により、下皿満
杯検出器の機能をさせることができるから、マイクロス
イッチ等をスイッチ類の部品点数を削減することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はパチンコ遊技機の正面図を
示し、図2はその背面図を示している。図1において、
1はパチンコ機の木枠で、木枠1の前には前面枠2が蝶
番を介して開閉可能に装着され、前面枠2の前面にはガ
ラス扉5を開閉可能に設けた金枠が取り付けられ、前面
枠2の内側に遊技盤3が着脱可能に取り付けられる。ま
た、図2のように、遊技盤3の背面側に合成樹脂製の機
構板4がヒンジを介して回動可能に装着される。
【0017】ガラス扉5の下側に、前板7が図示しない
発射レールや打球杆を覆うように開閉可能に装着され、
前板7の前面には打球供給皿6が設けられる。更に、前
面枠2の下部に、打球発射装置の一部を構成する打球発
射ハンドル13が設けられると共に、打球供給皿6で貯
留できなくなった賞球を貯留する下皿8が設けられる。
【0018】遊技盤3の前面には、中央に、例えば3列
の図柄を順に上下に移動(回動)させながら表示する図
柄可変表示器10が配設される。更に、図柄可変表示器
10の上部には通常入賞口として天入賞口K1が設けら
れ、その下側に始動入賞口K6が配設され、その両側に
左入賞口K2と右入賞口K4が配設され、左入賞口K2
の下側に左袖入賞口K3が設けられ、右入賞口K4の下
側に右袖入賞口K5が設けられる。また、始動入賞口K
6の下側には、特別入賞口として継続入賞口K7と大入
賞口K8が設けられる。
【0019】また、前面枠2の上部には、入賞球のカウ
ント値に異常が発生した場合、それを報知するための報
知ランプ24a,24bが設けられ、さらに、下皿の満
杯時にそれを報知する報知ランプ24cが設けられる。
例えば報知ランプ24aは赤色ランプ、報知ランプ24
bは黄色ランプ、報知ランプ24cは緑色ランプと、各
々相違した色のランプを内蔵し、後述の入賞球をカウン
トしたカウント値が例えばプラスで異常になった場合、
第一エラー報知として赤色の報知ランプ24aが点滅
し、カウント値が例えばマイナスで異常になった場合、
第二エラー報知として黄色の報知ランプ24bが点滅
し、下皿の満杯時には、緑色の報知ランプ24cが点滅
するように構成される。
【0020】図2の背面図に示すように、遊技盤3の背
面側に装着した機構板4に賞球払出装置が設けられる。
15は払出用の賞球を貯留する賞球タンクであり、賞球
タンク15の下側に、タンクレール16が接続され、タ
ンクレール16の流下端に略S字状の誘導レール17が
接続され、誘導レール17の下に賞球払出機構18が取
り付けられる。賞球払出機構18は、図3に示すよう
に、誘導レール17に連通する球通路19に、ロータ1
8aを賞球払出モータ18bにより回転駆動可能に配設
すると共に、賞球の通過を検出する球検出器18cを設
けて構成される。
【0021】賞球払出機構18の球通路19は、ここで
は前後2列に形成され、両方の球通路19内に回転位置
を180度ずらした2個のロータ18aが配設され、賞
球払出モータ18bの軸に軸着される。各ロータ18a
はその半回転時に1個の賞球を送り得る形状に形成さ
れ、モータ18bの回転駆動により、指令された数の賞
球を下方に払い出すことができる。ロータ18aの停止
時には賞球の送出は停止する。賞球払出機構18を通過
する賞球の通過数は、賞球を磁気的或は光学的に検出す
る球検出器18cから出力される検出信号を図示しない
カウンタで計数することによりカウントされる。
【0022】賞球払出装置の本体部20は合成樹脂によ
り形成され、賞球払出機構18の球通路の下端が本体部
20の上部球通路に接続され、その球通路は本体部20
内で排出通路21aと球抜き通路21bに分岐され、そ
の分岐箇所にレバー状の排出球抜き切替弁22が手動で
切替操作可能に設けられる。排出通路21a内には賞球
が当って音を発するベルが設けれる。排出通路21aを
通過した賞球は貯留部を経て打球供給皿6に送られ、貯
留部をオーバフローした賞球は余剰球通路21cを通り
下皿8に送られる構造である。
【0023】余剰球通路21cの下部には、集合樋12
を通過する入賞球を一時停止させるためのストッパ部2
6bを有した球量検知レバー26が揺動可能に軸支され
る。この球量検知レバー26は、図5に示すように、余
剰球通路21c内に配設された板状の球量検知部26a
と、集合樋12の下部内に位置する入賞確認検出器25
の直下の開口部から樋内に進入可能に配設されるストッ
パ部26bとを備え、レバーの下部が枢軸26cにより
揺動可能に支持される。
【0024】また、この球量検知レバー26には戻しば
ね(コイルばね)27が、球量検知部26aを余剰球通
路21cの中央側に戻すと共に、ストッパ部26bを集
合樋12内から出すように付勢して設けられる。したが
って、余剰球通路21c内に賞球がそれほど溜ってない
場合、球量検知レバー26は、図5のように、球量検知
部26aを余剰球通路21cの中央側に突き出し、スト
ッパ部26bを集合樋12内から退出させた状態にあ
り、余剰球通路21c内に賞球が溜ってくると、図6の
ように、賞球により球量検知部26aが通路21cの壁
側に押され、ストッパ部26bを集合樋12内に進入さ
せて入賞球の通過を止めるように球量検知レバー26が
傾動する。
【0025】図4に示すように、遊技盤の裏側には、各
入賞口つまり天入賞口K1、始動入賞口K6、左入賞口
K2、右入賞口K4、左袖入賞口K3、右袖入賞口K
5、継続入賞口K7、及び大入賞口K8から入った入賞
球を各々誘導する誘導樋11a〜11gが設けられ、そ
の下方には、それらの誘導樋11a〜11gから出され
た入賞球を集める集合樋12が配設される。そして、各
誘導樋11a〜11gには入賞球を検出するための検出
器9a〜9gが設置される。
【0026】即ち、誘導樋11aには始動入賞口検出器
9aが設けられ、誘導樋11bには天入賞口・左入賞口
検出器9bが設けられ、誘導樋11cには右入賞口検出
器9cが設けられ、誘導樋11dには左袖入賞口検出器
9dが設けられ、誘導樋11eには右袖入賞口検出器9
eが設けられ、誘導樋11fには大入賞口検出器9fが
設けられ、誘導樋11gには継続入賞口検出器9gが設
けられる。そして、上記のように、集合樋12の下部に
は入賞確認検出器25が設けられ、入賞確認検出器25
の直下には、球量検知レバー26のストッパ部26bが
進入可能に位置する。これらの検出器9a〜9f及び2
5には、入賞球を磁気的に検出する近接スイッチ、光学
的に検出する光電スイッチ、機械的に検出するマイクロ
スイッチ等を使用することができる。
【0027】図7は遊技機における賞球払出の制御を行
なう賞球制御部30のブロック図を示している。この賞
球制御部30はマイクロコンピュータを主要部として構
成され、入賞球の計数と賞球払出機構18の制御を実行
するCPU、制御プログラムを格納する固定メモリのR
OM、一時メモリのRAM、入出力回路等を備えてい
る。入賞個数を加算・減算するカウンタ領域、払出賞球
数をカウントするカウンタ領域は、例えばRAMの一部
に設けられる。上記賞球払出機構18の賞球払出モータ
18b及び報知ランプ24a,24b,24cが、ドラ
イバを介して賞球制御部30の入出力回路に接続され
る。また、賞球払出機構18の球検知器18c及び入賞
球を検出する入賞確認検出器25が入出力回路に接続さ
れる。
【0028】次に、図8のフローチャートを参照して賞
球払出装置の動作を説明する。パチンコ遊技機の遊技中
に、球が天入賞口K1、始動入賞口K6、左入賞口K
2、右入賞口K4、左袖入賞口K3、右袖入賞口K5の
通常入賞口の何れかに入ると、入賞球は各々の各誘導樋
11a〜11eを通り下降する際、そこに設置された検
出器9a〜9eにより直ちに検出される。
【0029】即ち、誘導樋11aに入った球は始動入賞
口検出器9aに検出され、誘導樋11bに入った球は天
入賞口・左入賞口検出器9bに検出され、誘導樋11c
に入った球は右入賞口検出器9cに検出され、誘導樋1
1dに入った球は左袖入賞口検出器9dに検出され、誘
導樋11eに入った球は右袖入賞口検出器9eに検出さ
れ、検出信号は賞球制御部30に送られる。賞球制御部
30はこのときステップ100で、通常入賞口の入賞と
判断して、次にステップ120に進み、賞球払出機構1
8に対し6個の賞球払出指令を出力すると共に、ステッ
プ140で、入賞個数カウンタに1を加える。入賞球1
個に対し1を加えるため、n個入賞球が入った場合は入
賞個数カウンタにnが加算されることになる。
【0030】一方、球が継続入賞口K8又は大入賞口K
7の特別入賞口に入った場合、入賞球は、誘導樋11f
又は11gを通り大入賞口検出器9f又は継続入賞口検
出器9gに直ちに検出され、その検出信号は賞球制御部
30に送られる。賞球制御部30はこのときステップ1
10で、特別入賞口の入賞と判断して、次にステップ1
30に進み、賞球払出機構18に対し15個の賞球払出
指令を出力すると共に、ステップ140で、入賞個数カ
ウンタに1を加える。入賞球1個に対し1を加えるた
め、n個入賞球が入った場合は入賞個数カウンタにnが
加算されることになる。
【0031】賞球払出機構18は賞球払出指令を受ける
と、賞球払出モータ18bを起動し、指示された個数の
賞球を払い出す。即ち、モータ18bの回転駆動により
賞球払出機構18のロータ18aが、その半回転に1個
(この例では2列の通路に2個のロータが設けられるか
ら1/4回転に1個)の賞球が、賞球払出機構18から
排出通路21aに送られる。この賞球が払い出される際
に、球検出器18cによって払い出された賞球が検出さ
れ、それがカウントされることから、指示された個数の
賞球、つまり通常入賞口に入賞した場合は入賞球1個に
対し6個の賞球が、特別入賞口に入賞した場合は入賞球
1個に対し15個の賞球が、払い出される。
【0032】一方、入賞球は、誘導樋11a〜11gか
ら集合樋12に流れ、その下部に設けた入賞確認検出器
25によりその通過が検出されると、賞球制御部30は
ステップ160で、入賞個数カウンタから1を減算す
る。そして、入賞球1個に対し1を減算するため、n個
の入賞球が通過した場合、入賞個数カウンタからnが減
算されることになる。従って、このステップ160を実
行した段階で、各入賞口の検出器9a〜9gが正常に動
作し、入賞確認検出器25が正常に動作している場合、
入賞個数カウンタのカウント値はゼロ或はそれに近い正
の整数である。しかし、検出器9a〜9gが入賞球の不
通過にも係らず通過と誤動作した場合、カウント値はプ
ラス側の値になり、検出器9a〜9gが入賞球の通過に
も係らず不通過と誤動作した場合、カウント値はマイナ
ス側の値になる。
【0033】次に、ステップ165で、入賞確認検出器
25の検出動作が一定時間(例えば秒)以上継続してい
るか否かを判定し、一定時間以上継続していない場合、
ステップ185に進み、入賞個数カウンタのカウント値
が予め設定した正の所定数例えば6以上か否かを判定す
る。
【0034】一方、入賞確認検出器25の検出動作が一
定時間以上継続している場合、球量検知レバー26が下
皿満杯の検知動作を行なって揺動し、ストッパ部26b
が集合樋12の下部内に進入し入賞確認検出器25の直
下で入賞球を停止させているものと判定する。つまり、
多数の球が入賞口に入った場合、賞球払出機構18が多
数の賞球を払出すことにより、打球供給皿6の貯留部を
オーバーフローした賞球が余剰球通路21cに流れるよ
うになり、その通路21cの賞球の数がさらに多くなる
と、下皿8が満杯となって、余剰球通路21cの下部に
も図6のように、賞球が溜ってくる。
【0035】すると、そこに溜った賞球が球量検知部2
6aを図6の左側(壁側)に押し、球量検知レバー26
が図の反時計方向に回動し、これにより、ストッパ部2
6bが入賞確認検出器25の直下の集合樋12内に進入
し、入賞確認検出器25の検出位置で入賞球を停止させ
る。この状態が一定時間継続すると、ステップ165で
は「Yes」と判定し、次に、ステップ168に進み、
賞球制御部30は下皿満杯エラーとして、賞球払出装置
の払出動作を停止させ、打球発射装置の動作を停止させ
る。さらに、ステップ170で、下皿満杯のエラー報知
を行ない、報知ランプ24cを緑色点滅させる。
【0036】このような下皿満杯のエラーが発生した場
合、賞球払出装置の払出が停止すると共に打球発射装置
の動作が停止するため、下皿8内に溜った賞球が別の収
納箱等に排出されると、余剰球通路21cの下部に溜っ
た賞球の数が減少し、これによって、球量検知レバー2
6が戻しばね27の作用により図5の時計方向に回動
し、元の位置に戻る。すると、ストッパ部26bが集合
樋12の下部内から退出し、そこで止められていた入賞
球は検出器25を通過するようになる。このとき、入賞
確認検出器25が非検出に変わり、ステップ175で
は、満杯状態の解除と判定し、次のステップ180で、
下皿満杯エラーを報知する報知ランプ24cを消灯し、
満杯エラーを解除する。
【0037】次に、賞球制御部30は、ステップ185
で、入賞個数カウンタのカウント値が予め設定した正の
所定数例えば6以上か否かを判定し、カウント値が所定
数の6未満である場合、次にステップ190に進み、入
賞個数カウンタのカウント値が予め設定した負の所定数
例えば−6以下か否かを判定し、カウント値が所定数の
−6より大きい場合、動作は正常として、ステップ23
0を経て最初のステップ100に戻る。
【0038】一方、検出器9a〜9gが入賞球の不通過
にも係らず通過と誤動作し、入賞個数カウンタのカウン
ト値が所定数以上の6になった場合、ステップ185か
らステップ195に進み、賞球制御部30は、賞球払出
機構18の払出動作を停止すると共に、打球発射装置の
動作を停止させ、ステップ200で、第一のエラー報知
を行ない、報知ランプ24aを赤色点滅させる。これに
より、報知ランプ24aを見た係員は、検出器9a〜9
gが入賞球の不通過にも係らず通過と誤動作したことを
認識することができ、磁石や発信機等を用いての不正行
為があったか否かをチェックすることができる。また、
誘導樋や集合樋内で入賞球の詰まりがあった場合にも、
入賞個数カウンタの数値は正の整数となり、それが所定
数以上の6になった場合、第一のエラー報知がなされ
る。
【0039】一方、検出器9a〜9gが入賞球の通過に
も係らず不通過と誤動作し、入賞個数カウンタのカウン
ト値が所定数以下の−6になった場合、ステップ190
からステップ210に進み、賞球制御部30は、賞球払
出機構18の払出動作を停止すると共に、ステップ22
0で、第二のエラー報知を行ない、報知ランプ24bを
黄色点滅させる。これにより、報知ランプ24を見た係
員は、検出器9a〜9gが入賞球の通過にも係らず不通
過と誤動作したことを認識することができ、検出器9a
〜9gの故障などをチェックすることができる。
【0040】上記のような第一エラー報知時や第二エラ
ー報知時においても、ステップ100〜ステップ190
は実行されるが、例えば、誘導樋11a〜11gや集合
樋12に入賞球が詰まりエラーとなり、その後、入賞球
の詰まりが解消された場合、ステップ190からステッ
プ230を経てステップ240に進み、エラーが解消し
たとして、賞球払出機構18の払出動作を復帰・再開さ
せると共に、ステップ250で報知ランプ24を消灯し
て第一エラー又は第二エラーの報知を停止し、通常の運
転状態に復帰することができる。
【0041】このように、入賞口から入った入賞球を入
賞個数カウンタで加算し、集合樋12を通して排出した
入賞球を入賞確認検出器25で検出して、その数を入賞
個数カウンタのカウント値より減算し、そのカウント値
が予め設定した所定数以上又は以下になったとき、エラ
ー報知を行なうから、検出器9a〜9gを磁石や発信機
等の不正器具で誤動作させるような不正行為があった場
合、及び検出器9a〜9gの故障があった場合、それを
検知して報知することができる。また、下皿の満杯時に
は球量検知レバー26が作動し、入賞確認検出器25を
動作させて下皿満杯エラーを発生させてそれを報知する
ことができる。
【0042】さらに、入賞個数カウンタのカウント値が
プラス側で所定数以上になった時と、マイナス側で所定
数以下になった時と、下皿満杯エラー時とでは、異なっ
た色の報知ランプ24a,24b,24cが点滅するた
め、係員はこれらの報知ランプを見るだけで、検出器9
a〜9gを磁石や発信機等の不正器具で誤動作させるよ
うな不正行為があったか、検出器9a〜9gの故障があ
ったか、下皿満杯エラーかを区別して認識することがで
きる。
【0043】また、誘導樋11a〜11gや集合樋12
に入賞球が一時的に詰まり、その後、詰まりが解消され
たような場合、或は下皿満杯時には、一旦、第一エラー
報知又は下皿満杯エラー報知となってエラー状態となる
が、その後エラーが解消されれば、賞球払出機構18の
払出動作が再開するから、パチンコ遊技機の動作を自動
的に復帰させることができる。
【0044】更に、下皿満杯時に余剰球通路21cの下
部に賞球が溜った場合、球量検知レバー26が作動して
そのストッパ部21bを集合樋12の下部の入賞確認検
出器25の直下に進入させ、入賞球をその検出器25の
位置で停止させ、それを一定時間継続して検出すること
により、下皿の満杯状態を検出するため、従来使用して
いた下皿満杯スイッチ等は不要となり、スイッチ類の部
品点数を少なくすることができる。
【0045】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、以下のような態様でも実施することがで
きる。
【0046】 上記実施例では、球量検知レバー26
のストッパ部21bを集合樋12の下部の入賞確認検出
器25の直下に進入させる構造を採用したが、そのスト
ッパ部21bを集合樋12の下部の入賞確認検出器25
の直上に進入させる構造とすることもできる。この場
合、下皿満杯エラーの発生は、入賞確認検出器25での
入賞球の検出ができずその状態が一定時間継続したこ
と、或は入賞球を検出する検出器9a〜9gで検出した
入賞球の数が一定数以上になったにも係らず、入賞確認
検出器25が入賞球を検出できないことにより、行なう
ことになる。
【0047】 上記実施例では、第二エラー発生時、
賞球払出装置の払出動作のみを停止したが、同時に打球
発射装置の動作を停止させてもよい。
【0048】 上記実施例では、下皿満杯エラー発生
時、賞球払出装置と打球発射装置の動作を停止したが、
賞球払出装置のみを停止させることもできる。
【0049】 報知ランプ24a,24b,24cは
第一エラー報知、第二エラー報知、下皿満杯エラー報知
を区別して報知したが、区別せずにそれを報知するのみ
でも、賞球動作にエラーがあることを知らせる効果はあ
り、また報知手段には、ブザー等を使用することもでき
る。
【0050】 上記実施例では、通常入賞口と特別入
賞口に入る入賞球に応じて、通常入賞口の場合は6個、
特別入賞口の場合は15個の賞球を払い出したが、両者
を同じ個数にすることもできる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパチンコ
遊技器の賞球払出装置によれば、上記のように構成した
から、パチンコ遊技機の遊技中に球が入賞口に入ると、
各入賞口の近傍に設けられ或は各入賞口に接続された誘
導樋に各々設けられた入賞球検出手段が入賞球を検出
し、賞球払出機構が入賞球毎に予め決められた数の賞球
を払い出すため、入賞口への球の入賞時に直ちに賞球を
払い出すことができる。
【0052】また、各入賞口から入賞した全ての入賞球
は、それらが集合する集合樋に設置された入賞確認検出
手段により検出され、計数手段は、入賞球検出手段が検
出する入賞球毎に1を加算し、入賞確認検出手段が検出
する入賞球毎に1を減算する。このとき、計数手段の計
数値が所定の数値範囲外となった場合、払出停止制御手
段はエラー発生として賞球払出機構を停止させ、報知手
段はエラー発生としてそれを報知するから、磁石等の不
正器具での不正払出を防止し、管理者は不正行為や検出
手段の故障、入賞球の詰まり等を認識し、それに対処す
ることができる。
【0053】さらに、下皿満杯エラー時には、球量検知
レバーが作動して、集合樋内の入賞確認検出手段を通過
する入賞球を停止させ、そのときの入賞確認検出手段の
動作によって、下皿の満杯状態を検出するため、従来使
用していた下皿満杯スイッチ等は不要となり、スイッチ
類の部品点数を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すパチンコ遊技機の正
面図である。
【図2】同パチンコ遊技機の背面図である。
【図3】賞球払出機構18の斜視図である。
【図4】誘導樋と検出器の位置を示す遊技盤の背面側説
明図である。
【図5】集合樋と入賞確認検出器付近を示す部分背面拡
大図である。
【図6】下皿満杯時の集合樋と入賞確認検出器付近を示
す部分背面拡大図である。
【図7】賞球制御部及び検出器類のブロック図である。
【図8】賞球払出装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】 K1〜K8−入賞口 9a〜9g−入賞口検出器 18−賞球払出機構 25−入賞確認検出器 24a〜24c−報知ランプ 26−球量検知レバー 26a−球量検知部 26b−ストッパ部 30−賞球制御部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各入賞口の近傍に設けられ或は各入賞口
    に接続された誘導樋に設けられた、各入賞球検出手段に
    より入賞球を検出し、該入賞球毎に予め決められた数の
    賞球を払い出す賞球払出機構を有するパチンコ遊技機の
    賞球払出装置において、 前記各入賞口から入賞した全ての入賞球が通過する集合
    樋に設置され、全ての入賞球を検出する入賞確認検出手
    段と、 前記入賞球検出手段が検出する入賞球毎に1を加算し、
    前記入賞確認検出手段が検出する入賞球毎に1を減算す
    る計数手段と、 下皿が賞球の払出により満杯状態となった時、ストッパ
    部を該集合樋内に進入させて入賞球の通過を停止させる
    球量検知レバーと、 該計数手段の計数値が所定の数値範囲外となったとき、
    或は前記球量検知レバーの作動と前記入賞確認検出手段
    の動作に基づき下皿の満杯状態を検知したとき、エラー
    発生として賞球払出機構を停止させる払出停止制御手段
    と、 エラー発生時にそれを報知する報知手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機の賞球払出装
    置。
  2. 【請求項2】 下皿の満杯時、前記球量検知レバーのス
    トッパ部が前記入賞確認検出手段の直下の集合樋内に進
    入し、入賞球を該入賞確認検出手段の検出位置に保持
    し、該入賞確認検出手段が一定時間以上入賞球の検出を
    継続したとき、下皿の満杯状態が検知されることを特徴
    とする請求項1記載のパチンコ遊技機の賞球払出装置。
  3. 【請求項3】 下皿の満杯時、前記球量検知レバーのス
    トッパ部が前記入賞確認検出手段の上流側の集合樋内に
    進入して、入賞球を該入賞確認検出手段の上流側で停止
    させ、該入賞確認検出手段が入賞球を一定時間以上検出
    しないとき、或は前記入賞球検出手段が所定数以上の入
    賞球を検出したとき、下皿の満杯状態が検知されること
    を特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機の賞球払出
    装置。
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