JP2916199B2 - 弾球遊技機の玉抜装置 - Google Patents

弾球遊技機の玉抜装置

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、営業終了時や故障時等に弾球遊技機の背
面に貯留されている景品玉を抜き取る弾球遊技機の玉抜
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、弾球遊技機の玉抜装置としては、例えば、実公
昭56−26777号に示すように、所定量の景品玉を貯留す
る玉タンクから景品玉ケース(景品玉払出装置)に景品
玉を導くカーブレールの屈曲部に玉抜弁を開閉可能に設
け、該玉抜弁を操作することにより、景品玉タンク及び
タンクレールに残存する景品玉を玉抜通路を介して弾球
遊技機(パチンコ機)外に排出するものが一般的に使用
されていた。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来の玉抜装置にあっては、玉抜弁より上流
に残留していた景品玉を抜き取ることはできるが、玉抜
弁より下流であって景品玉払出装置までに残留している
景品玉は、そのまま残留してしまい、その残留した景品
玉は、玉抜操作後に景品玉払出装置を手動的に動作させ
て抜き取るという面倒な操作をしなければならないとい
う問題があった。
本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、玉抜操作が行われたときには、
すべての景品玉が排出されるような弾球遊技機の玉抜装
置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この発明に係る弾球
遊技機の玉抜装置は、 景品玉を払出す景品玉払出装置と、該景品玉払出装置
に景品玉を連続的に供給する供給通路とを備えた弾球遊
技機であって、 該弾球遊技機には、 前記景品玉払出装置によって払出された景品玉が流下
する排出通路と、 該排出通路に隣接して設けられる玉抜通路と、玉抜指
令信号があったときに前記供給通路から前記玉抜通路へ
景品玉が移動可能となるように前記景品玉排出装置を駆
動し、玉抜きすべき景品玉がなくなったことを検出する
検出する検出器からの検出信号があったことを条件に前
記景品玉排出装置の駆動を停止する電気的駆動源と、が
設けられていることを特徴とするものである。
[作 用] 玉抜指令信号があったときには、電気的駆動源が駆動
されて景品玉払出装置が景品玉を供給通路から玉抜通路
で移動させ、玉抜きすべき景品玉がなくなったことを検
出する検出する検出器からの検出信号があったことを条
件に電気的駆動源の駆動が停止されて玉抜動作が終了す
る。このため、景品玉払出装置から上流側に残留してい
た景品玉がすべて玉抜通路に排出される。つまり、本発
明に係る玉抜装置にあっては、景品玉が残留する末端部
分である景品玉払出装置の下流側に玉抜通路を設けてい
るので、1つの景品玉も残留することなく、すべての景
品玉を排出することができると共に玉抜きすべき景品玉
がなくなったときに自動的に停止する。このため、玉抜
操作後に面倒な玉抜動作及び玉抜き終了動作をさらにす
る必要はない。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説
明する。まず、実施例に係る玉抜装置が適用される弾球
遊技機の全体の構成について第7図及び第8図を参照し
て説明する。第7図は、弾球遊技機の一例としてのパチ
ンコ遊技機の正面図であり、第8図は、パチンコ遊技機
の背面図である。図において、パチンコ遊技機1の遊技
盤2には、打玉を誘導する誘導レール3が植立され、該
誘導レール3によって囲まれる範囲が遊技領域4を構成
している。遊技領域4のほぼ中央には、モータ6(図示
しない;ただし第3図のブロック図に表示)によって回
転する回転ドラムを有する可変表示装置5が設けられ、
その下方には、ソレノイド9によって駆動される開閉扉
8を有する可変入賞球装置7が設けられている。可変入
賞球装置7内には、後述する大当り状態中に開閉扉8に
受入れられた入賞玉数を検出するための入賞玉検出器10
が設けられている。また、可変入賞球装置7の下方に
は、始動入賞玉検出器12a〜12cを内蔵する始動入賞口11
a〜11cが配設されている。更に、可変表示装置5の上部
及び左右両側と可変入賞球装置7の左右両側には、打玉
を通常の入賞とする通常入賞口13、14a,14b,15a,15bが
配置されている。しかして、打玉が始動入賞口11a〜11c
に入賞することにより可変表示装置5の回転ドラムが回
転開始し、所定時間経過後、あるいは遊技者によるスト
ップスイッチの操作により、その回転を停止し、その停
止時の表示態様が予め定められた組み合せであるときに
大当り状態と判定されて可変入賞球装置7の開閉扉8が
一定時間(例えば、30秒)あるいは所定個数(例えば、
10個)入賞するまで開放状態を続け、開閉扉8内に設け
られたV入賞口に入賞すると再度上記した開放状態を繰
り返すようになっている。なお、上記した各入賞口や入
賞球装置に入賞した入賞玉によって払出される景品玉数
は、すべて同一(例えば、13個)であってもよいし、特
定の入賞口への入賞によるものだけ異なるように設定し
ても良い。本実施例の場合には、上記始動入賞口11a〜1
1cのうち中央の始動入賞口11aに入賞した入賞玉によっ
て払い出される景品玉数を7個と設定し、他の始動入賞
口11b,11c及び開閉扉8に入賞した入賞玉によって払い
出される景品玉数を13個と設定し、上記以外の他の入賞
口13、14a,14b、15a,15bへの入賞玉によって払い出され
る景品玉数を10個と設定している。つまり、3種類の景
品玉数に分類されている。
更に、前記遊技盤2の遊技領域4の下方には、前記し
たいずれの入賞口、あるいは入賞球装置に入賞しなかっ
た打玉を取り入れるアウト口16が形成されていると共
に、前記した大当り状態となったときにその旨を報知す
る遊技効果ランプ17a,17bが設けられている。この遊技
効果ランプ17a,17bと同じ作用を奏するものとしてパチ
ンコ遊技機1の上部前面にも遊技効果ランプ18a〜18cが
設けられている。また、遊技領域4の外側であって、遊
技盤2の上部には、その一側に後述する景品玉払出装置
40によって景品玉が払出されている旨を報知する払出動
作中表示器19、及び後述する玉切れ検出器35の検出信号
に基づいて払出すべき景品玉が欠乏した旨を報知する玉
切れ表示器20が設けられ、その他側に入賞個数、あるい
は未払いの景品玉数を表示する記憶景品玉数表示器21が
設けられている。
更に、パチンコ遊技機1の正面には、後述する景品玉
払出装置40から払い出された景品玉を貯留し、且つ発射
位置に打玉を誘導する打球供給皿22や、該打球供給皿22
に貯留しきれない余剰の景品玉を貯留する余剰玉受皿23
や、打玉の弾発力を調節する操作ハンドル25等の周知の
構成を有する。なお、余剰玉受皿23の上部には、後述す
る満タン検出器64がONしたときに点灯して払い出された
景品玉が余剰玉受皿23内にも満杯となった旨を報知する
満タン表示器24が設けられている。
パチンコ遊技機1の背面構造は、第8図に示すよう
に、前記遊技盤2の裏面全体を覆うように機構板26が配
設されている。この機構板26は、周知のように、入賞玉
を1個づつ処理し、その入賞玉に対応して所定個数の景
品玉を払い出すための各種の機構が設けられるものであ
る。しかして、図示の機構板26においては、その前面側
に前記遊技盤2の入賞口あるいは入賞球装置から落下す
る入賞玉を受け止めて一側に集合せしめる入賞玉集合樋
27が形成されている。この入賞玉集合樋27は、入賞玉を
一列に整列して流下させるようになっているが、その流
下通路の途中には、通過する入賞玉を検出する入賞玉検
出器28が設けられている。入賞玉検出器28からの信号
は、景品玉払出制御回路基板70に送られて、後述する景
品玉払出装置40の動作を制御する。なお、入賞玉検出器
28の近傍には、後に詳述するように停止ソレノイド66及
びストッパー部材67とからなる入賞玉停止機構が設けら
れている。
一方、機構板26の後面側には、その上部に図示しない
補給機構から補給される景品玉を貯留する景品玉タンク
29が設けられ、該景品玉タンク29の下方に景品玉を整列
させて流下させる景品玉誘導樋30が設けられている。景
品玉誘導樋30の上流側には、貯留されている景品玉が少
なくなると揺動する景品玉不足感知板31が設けられ、こ
の景品玉不足感知板31の揺動動作により、その下方に位
置する景品玉不足検出器32がONして図示しない管理コン
ピュータに補給指令信号を送り、景品玉タンク29に景品
玉が補給されるようになっている。景品玉誘導樋30の下
流には、景品玉の流下方向を180度変更すると共に、そ
の玉圧を弱めるカーブ樋33が接続されている。カーブ樋
33の屈曲部より下方には、玉切れ感知板34が配置されて
いる。この玉切れ感知板34は、前記景品玉不足感知板31
が作動したにも拘らず景品玉が補給されない状態で景品
玉が払い出され続けたときに動作して、その下方に配置
された玉切れ検出器35をOFFさせることにより後述する
景品玉払出装置40の駆動モータであるステッピングモー
タ54の動作を停止させ、以って遊技を中断させるように
したものである。また、カーブ樋33の屈曲部の側方に
は、パチンコ遊技機1の前面側方に穿設された玉抜操作
穴37aから挿入される図示しない操作ピンに押圧されて
揺動する玉抜操作レバー37(第1図参照)が軸支され、
該玉抜操作レバー37に係合するように作動部材38が軸支
されている。作動部材38は、「へ」字状に形成された中
心部を軸支されると共に、その一端部を前記玉抜操作レ
バー37と係合し、その他端部を玉抜操作検出器39に対応
させている。しかして、玉抜操作レバー37が揺動操作さ
れたときに作動部材38が反時計方向に回動して玉抜操作
検出器39をONさせ、その信号に基づいて後述する景品玉
払出装置40のステッピングモータ54が逆回転するように
制御される。この制御動作については、後に詳述する。
ところで、カーブ樋33の下流側は、垂直状の供給樋36
を構成し、この供給樋36には、1回の払出動作によって
払い出される景品玉数よりもやや多い数の景品玉が貯留
されるようになっている。また、供給樋36の流下端に
は、この実施例の要部を構成する景品玉払出装置40が接
続されている。なお、供給樋36は、景品玉払出装置40の
供給通路の一部を構成している。
景品玉払出装置40は、主として供給通路42と、排出通
路46と、玉抜通路47と、ステッピングモータ54と、スプ
ロケット56とから構成されており、ステッピングモータ
54の回転による所定個数の景品玉を払い出すようになっ
ている。その構成については、後に詳述する。
景品玉払出装置40の下方には、該装置40から払い出さ
れた景品玉を誘導する景品玉排出樋58と玉抜樋59とが隣
接するように設けられている。景品玉排出樋58の下端に
は、誘導開口60が開設されて前記打球供給皿22と連通す
るようになっている。一方、玉抜樋59の流下端は、パチ
ンコ遊技機1の裏側に導かれており、玉抜樋59を落下す
る玉をパチンコ遊技機1の外に導くようになっている。
更に、前記誘導開口60の一側から景品玉が溢れるよう
に連絡樋61が構成され、その溢れた余剰の景品玉を連絡
樋61を介して前記余剰玉受皿23に誘導する余剰玉排出樋
62に導くようになっている。この余剰玉排出樋62の一側
には、満タン検知板63が揺動自在に設けられており、こ
れが余剰玉排出樋62に貯留された余剰玉によって押圧さ
れたときには、図示しない玉送り供給装置の玉送り動作
が停止されて、遊技が中断されるようになっていると共
に、満タン検出器64がONして前記景品玉払出装置40のス
テッピングモータ54の動作が停止され、それ以上の景品
玉の払出を停止するようになっている。
上記した構成以外に機構板26には、外部からの電極あ
るいは外部との情報をやり取りするための接続端子を有
するターミナルボックス68や前記遊技盤2に設けられる
可変表示装置5や可変入賞球装置7等の遊技動作を制御
する遊技制御回路基板69や前記景品玉払出装置40の動作
を制御する景品玉払出制御回路基板70等が設けられてい
る。前記ターミナルボックス68に設けられる接続端子に
は、例えば、図示しない管理コンピュータからパチンコ
遊技機1への玉抜指令信号や打球発射装置停止信号等の
信号を伝達するための信号線、及びパチンコ遊技機1か
ら管理コンピュータへの前記玉切り検出器35による玉切
れ信号や遊技盤2の前面を覆うガラス扉の不正開放信号
等の信号を伝達するための信号線が接続される。また、
前記遊技制御回路基板69と景品玉払出制御回路基板70の
詳細な構成については、後に詳述する。
また、パチンコ遊技機1の裏面には、前記操作ハンド
ル25に対応するように打玉を弾発するための打球発射装
置65が設けられている。
次に、第1図及び第2図を参照して、この実施例の要
部を構成する景品玉払出装置40の構成について詳細に説
明する。景品玉払出装置40は、第2図に示すように、前
記機構板26に取り付ける取付板41と、駆動源としてのス
テッピングモータ54を取り付けるモータ取付板48によっ
て枠組構成される。取付板41には、前記供給樋36に連続
する供給通路42が形成され、該供給通路42の下流側に景
品玉の方向を後述する玉載置部50に向けて変化させる流
路変更部43が形成されている。流路変更部43の上流側の
供給通路42には、払出される景品玉数を計数するための
払出景品玉検出器44が配置され、流路変更部43のさらに
下方には、供給通路42の最先端のパチンコ玉P1の下部1
点を支持する玉支持部52bが形成され、該玉支持部52bの
下方に、スプロケット56が収納されるスプロケット収納
部45が形成されている。また、スプロケット収納部45の
一側には、景品玉の排出通路46が形成され、他側には玉
抜通路47が形成されている。そして、排出通路46は、前
記景品玉排出樋58に接続され、玉抜通路47は、前記玉抜
樋59に接続される。
一方、モータ取付板48の上部には、前記供給通路42を
流下してきたパチンコ玉を下方に向けてガイドするガイ
ド部49が突設され、このガイド部49の下方にパチンコ玉
1個が載置される玉載置部50が構成されている。玉載置
部50は、前記ガイド部49の下部側面に形成された玉受壁
51と、該玉受壁51の下方であって、前記玉支持部52bと
対応するように位置してパチンコ玉の他方の下部1点を
支持する玉支持部52aと、パチンコ玉の一方の下部1点
を支持する前記玉支持部52bとから構成されている。つ
まり、玉載置部50は、供給通路42で待機している景品玉
の玉圧を受け止める機能と、最先端のパチンコ玉の下部
を2点で支持する機能を有するものである。なお、モー
タ取付板48及び取付板41には、それぞれの玉支持部52a,
52bから排出通路46及び玉抜通路47に向けて円弧状のガ
イドリブ53a,53bが突設され、玉載置部50に載置されて
いたパチンコ玉が排出通路46に排出されるまでの間、及
び玉抜通路47に排出されるまでの間、その流下をガイド
するようになっている。また、モータ取付板48の後面に
は、パルス信号がある毎に所定角度回転するステッピン
グモータ54が取り付けられ、そのモータ軸55は、モータ
取付板48の前面に貫通して位置し、その先端には、外周
に複数の爪部57を有するスプロケット56が固着されてい
る。スプロケット57の爪部57は、パチンコ玉の外周面と
係合するように凹状に形成されており、その爪部57が前
記玉支持部52a,52bの間に挿入された位置配置となって
いる。なお、前記ステッピングモータ54は、停止状態に
おいて、スプロケット56が常に第2図に示される状態と
なるようにされている。このとき、第2図に示されるよ
うに、爪部57の凹状の低部が玉支持部52a,52bより低い
位置となっているので、玉載置部50に載置されているパ
チンコ玉は、玉支持部52a,52bで支持された状態とな
り、スプロケット56には、玉圧が掛からないようになっ
ている。しかして、ステッピングモータ54が正回転する
ことにより、スプロケット56が第1図に示す実線矢印方
向(反時計回転方向)に回転して景品玉を排出通路46に
排出し、ステッピングモータ54が逆回転することによ
り、スプロケット56が第1図に示す二点鎖線矢印方向
(時計回転方向)に回転して景品玉を玉抜通路47に排出
する。なお、景品玉の払出が終了しステッピングモータ
54が停止した場合、前記玉載置部50の下流側の玉(点線
で示す)は、爪部57を乗り越えて落下する。
以上、説明したパチンコ遊技機1と景品玉払出装置40
は、第3図に示すように、前記遊技制御回路基板69と景
品玉払出制御回路基板70とによって駆動制御される。こ
こで遊技制御回路基板69と景品玉払出制御回路基板70の
回路構成について説明する。まず、遊技制御回路基板69
は、遊技制御回路71を含み、その遊技制御回路71に検出
回路72を介して始動入賞玉検出器12b,12c(以下、始動
入賞玉検出器Aという)、始動入賞玉検出器12a(以
下、始動入賞玉検出器Bという)、及び可変入賞球装置
7に設けられる入賞玉検出器10が接続されている。ま
た、遊技制御回路71には、駆動回路73を介して可変表示
装置5の回転ドラムを駆動するモータ6が接続され、駆
動回路74を介して開閉扉8を駆動するソレノイド9が接
続され、制御回路75を介して遊技効果ランプ17a,17b、1
8a〜18cがそれぞれ接続されている。これにより、遊技
制御回路71に組み込まれたプログラムにしたがって前記
した大当り状態の出現可能な遊技を行うことができる。
一方、景品玉払出制御回路基板70には、演算回路75と
該演算回路75で演算された演算結果を記憶する複数の記
憶回路76〜78と、該記憶回路76〜78の記憶値のいずれか
を選択する選択回路79と、該選択回路79によって選択さ
れた記憶値に基づいて景品玉の払出動作に関連するすべ
てを制御する払出制御回路80と、該払出制御回路80の制
御結果に基づいていずれかの記憶回路76〜78の記憶値を
減算させる分岐回路81とを含んでいる。なお、記憶回路
76〜78には、電源回路90に接続されるバックアップ電源
91からバックアップ電流が供給されるようになってお
り、停電時にその記憶値が消滅しないようになってい
る。
ところで、前記演算回路75は、前記遊技制御回路71と
接続されて前記検出回路72によって検出された信号を受
け取るようになっている。すなわち、始動入賞玉検出器
12b,12c及び入賞玉検出器10で検出された信号が検出信
号Aとして、始動入賞玉検出器12aで検出された信号が
検出信号Bとしてそれぞれ演算回路75に与えられる。ま
た、演算回路75には、すべての入賞玉を検出する入賞玉
検出器28からの検出信号が検出回路82を介して検出信号
Cとして与えられる。そして、検出信号Aが送られてき
たときには、「+3」として演算処理され、検出信号B
が送られてきたときには、「−3」として演算処理さ
れ、検出信号Cが送られてきたときには、「+10」とし
て演算処理される。しかして、始動入賞口11b,11c及び
開閉扉8に入賞した入賞玉は、検出信号Aと検出信号C
とを導出するので、演算回路75内での演算結果「+13」
が記憶回路76(以下、記憶回路Aという)に記憶され、
始動入賞口11aに入賞した入賞玉は、検出信号Bと検出
信号Cとを導出するので、演算回路75内での演算結果
「+7」が記憶回路78(以下、記憶回路Cという)に記
憶され、その他の入賞口13、14a,14b、15a,15bに入賞し
た入賞玉は、検出信号Cだけを導出するので、演算回路
75内での演算結果「+10」が記憶回路77(以下、記憶回
路Bという)に記憶される。また、上記した各記憶回路
A〜Cに記憶された記憶値信号aは、合算された数値信
号Aとして制御回路84を介して記憶景品玉数表示器21に
表示される。
また、前記選択回路79は、記憶回路A〜Cのいずれの
記憶値に基づいて景品玉の払出制御を行うかを選択する
もので、本実施例の場合、払出景品玉数の多い記憶回路
A、記録回路B、記憶回路Cの順に優先して選択され
る。もちろん、優先順位を決めることなくランダムに選
択されるようにしても良い。
選択回路79で選択されたいずれかの記憶回路の記憶値
に基づいて払出制御回路80が景品玉の払出動作を制御す
るものであるが、その払出制御回路80には、制御回路83
を介して払出動作中表示器19、駆動回路85を介してステ
ッピングモータ54、検出回路87を介して玉切れ検出器35
及び満タン検出器64、検出回路88を介して玉抜操作検出
器39、及び駆動回路89を介してソレノイド66がそれぞれ
接続されている。また、選択回路79によっていずれの記
憶回路が選択されたかの情報は、分岐回路81にも送ら
れ、その分岐回路81に検出回路86を介して払出量品玉検
出器44が接続されている。
しかして、払出制御回路80は、上記した景品玉の払出
動作の制御の他に、後の第4図及び第5図で詳述する満
タン・玉切れ制御と玉抜制御と、後の第6A図で詳述する
入賞玉検出器異常判定制御とを行うものである。
そこで、まず、景品玉の払出動作の制御について説明
すると、払出制御回路80は、選択回路79で選択された記
憶回路が記憶回路Aとした場合に、その記憶回路Aの記
憶値に基づいて駆動回路85を介してステッピングモータ
54に駆動信号を与える。ステッピングモータ54が回転し
始めるとスプロケット56も回転するので、玉載置部50に
待機していた景品玉が排出通路56に1個づつ放出され
る。そして、景品玉が1個づつ放出される毎に払出景品
玉検出器44が供給通路42を落下する景品玉を検出するの
で、その検出信号が検出回路86を介して分岐回路81に与
えられる。分岐回路81は、入力した検出信号を選択回路
79で選択されている記憶回路Aに「−1」の減算信号と
して送る。上記した制御動作を1個の入賞玉に対応する
景品玉数分だけ繰り返した後に、一定時間(例えば、0.
5秒程度)を空けて次の入賞玉がある場合には、その入
賞玉に対応する景品玉数を払出制御する。また、景品玉
が1個払出される毎に記憶回路の記憶値が減少し、その
数値は、記憶景品玉数表示器21に刻々と表示される。更
に、ステッピングモータ54が駆動されている期間中は、
払出動作中表示器19が点灯されている。
次に払出制御回路80の満タン・玉切れ制御について第
4図のフロー図を参照して説明すると、まず、通常の状
態においては、払出動作が能動化された状態であり(ス
テップS1)、満タン検出器64がOFFの場合(ステップS
2)及び玉切れ検出器35がOFFの場合(ステップS9)に
は、そのまま払出動作が能動化された状態を維持し(ス
テップS12)、前記した景品玉の払出動作が行われる。
一方、満タン検出器64がONしたと判別された場合(ス
テップS2)には、景品玉払出装置40において景品玉の払
出動作が行われているか否かが判別され(ステップS
3)、払出中であると判別されたときには、払出動作が
終了したか否かが判別され(ステップS4)、未だ払出中
であれば玉切れ検出器35がOFFであるか否か、つまり玉
切れ感知板34が揺動して玉切れ状態となったか否かが判
別される(ステップS5)。玉切れ状態でないと判別され
た場合には、満タン検出器64がOFFとなったか否かが判
別され(ステップS6)、OFFでない場合には、前記ステ
ップS4に戻ってステップS4〜ステップS6を繰り返す。
ところで、前記ステップS3において景品玉の払出動作
中でないと判別された場合、前記ステップS4において景
品玉の払出動作が終了したと判別された場合、及び前記
ステップS5において景品玉の払出動作中であるにも拘ら
ず玉切れ検出器35がOFFとなったと判別された場合に
は、払出動作が直ちに禁止される(ステップS7)。そし
て、その後、満タン検出器64がOFFとなったか否かが判
別される(ステップS8)。
一方、前記ステップS6及びステップS8において、満タ
ン検出器64がOFFになったと判別された場合、すなわち
余剰玉受皿23での満タン状態が解消された場合には、次
に玉切れ検出器35がOFFであるか否かが判別され(ステ
ップS9)、OFFであると判別された場合には、払出動作
が直ちに禁止され(ステップS10)、その後、玉切れ検
出器35がONとなるまで待って払出動作が能動化される
(ステップS11、ステップS12)。前記ステップS9で玉切
れ検出器35がOFFとなっていないと判別されたときに
は、直ちに景品玉の払出動作が能動化される(ステップ
S12)。
以上、満タン・玉切れ制御について説明してきたが、
これによれば、満タン検出器64と玉切れ検出器35とが作
動したときには、最終的に景品玉の払出動作が停止され
るものであるが、満タン検出器64がONしたときに、払出
動作の途中であるときには、その払出動作が終了した後
に払出動作が停止されるのに対し、玉切れ検出器35がOF
Fとなったときには、直ちに払出動作が停止されるよう
になっている。これは、玉切れ検出器35が作動したとき
に景品玉払出装置40に供給される景品玉数が不足して所
定数の景品玉が払出されない事態を確実に防止するため
である。最も、本実施例においては、前記したように玉
切れ感知板34の下流側の供給樋36及び供給通路42に最大
払出景品玉数(13個)よりもやや多い景品玉数を収容す
るようになっているので、上記した事態を未然に防止す
ることができる。しかし、最大払出景品玉数が変更され
た場合(例えば、20個)には、上記したような制御が必
要となる。
次に、払出制御回路80の玉抜制御について第5図のフ
ロー図を参照して説明する。
まず、いずれかの記憶回路A又はB又はCに記憶値が
あるか否かが判別され(ステップS13)、記憶値がある
場合には、その後の処理が行われることがない。つま
り、玉抜処理は行われない。いずれの記憶回路A又はB
又はCにも記憶値がないと判別された場合には、玉抜操
作検出器39がONしたか否か、すなわち、玉抜操作が行わ
れたか否かが判別され(ステップS14)、操作されてい
なければ、当然のことながら玉抜処理は行われない。一
方、玉抜操作検出器39がONした場合には、ステッピング
モータ54が逆回転し始める(ステップS15)。ステッピ
ングモータ54が逆回転すると供給通路42を流下する景品
玉は、玉抜通路47に放出されて玉抜樋59を流下し、パチ
ンコ遊技機1の外に排出される。
ステッピングモータ54が逆回転を開始した後には、玉
切れ検出器35がOFFとなったか否かが判別され(ステッ
プS16)、OFFになるまで次に進まない。これは、景品玉
タンク29、景品玉誘導樋30、カーブ樋33に残留していた
景品玉がすべて玉抜きされたか否かを検出するためのも
のであり、最後の残留玉が玉切れ感知板34上を通過して
玉切れ検出器35がOFFとなったことにより玉抜きが終了
したと判断するものである。しかして、玉切れ検出器35
がOFFになったと判別された場合には、タイマT1がセッ
トされる(ステップS17)。このタイマT1は、玉切れ検
出器35がOFFとなった後に、直ちにステッピングモータ
の逆回転を停止させると、玉切れ感知板34から玉載置部
50に至るまでの通路に景品玉が残留した状態となり、す
べての景品玉の玉抜動作が行われないという不都合を解
消するために設定されるもので、例えば、2〜5秒程度
が設定される。そして、タイマT1がセットされた後に玉
切れ検出器35がONしたか否かが判別される(ステップS1
8)。これは、玉抜きされる景品玉の流下する状態にお
いて、たまたま何等かの原因で景品玉の流れが一旦とぎ
れた場合に、玉切れ検出器35が一旦OFFとなった後に再
度ONする場合があり、このような場合においても玉抜処
理を十分に行うために設けられる処理である。しかし
て、玉切れ検出器35がONすることなくタイマT1が終了し
た場合(ステップS19)には、ステッピングモータの逆
回転を停止させ(ステップS20)、玉抜処理を終了す
る。また、タイマT1が作動中に玉切れ検出器35がONした
場合には、タイマT1をリセットし(テップS21)、その
後、玉切れ検出器35がOFFとなるのを待って(ステップS
22)、前記ステップS17に戻り、前記した処理を行う。
以上、玉抜制御について説明してきたが、これによれ
ば、玉抜操作検出器39をONさせることにより景品玉払出
装置40のステッピングモータ54が逆回転してすべての景
品玉を払出す。このため、パチンコ遊技機1に景品玉を
1つも残すことなく玉抜動作が行われる。また、本実施
例においては、玉抜処理を行う構成において、玉抜弁や
該玉抜弁を駆動するリンク機構等を使用しないので、従
来の玉抜装置に比較して構成が簡単であると共に故障が
少ないという利点もある。更に、上記した玉抜制御にお
いては、玉抜モード時に玉切れ検出器35を景品玉の払出
動作を停止させるための検出手段としてではなく、玉抜
処理を完全に行うための検出手段として使用して、玉抜
装置全体の構成を簡略化させている。
次に、払出制御回路80の入賞玉検出器異常判定制御に
ついて第6A図ないし第6C図を参照して説明する。第6A図
ないし第6C図において、入賞玉検出器28に異常状態が発
生した場合であり、第6A図に入賞玉検出器28に接続され
る検出回路82の回路図が示されている。これについて説
明すると、図中、28は入賞玉検出器、95は低電圧ダイオ
ード(ツェナーダイオード)、96はコンデンサ、92、93
はPNPトランジスタ、94はNANDゲートである。そして、
入賞玉が入賞玉検出器28を通過しない通常の状態では、
低電圧ダイオード95の入力側に約18V程度のハイレベル
信号が入力された状態となっており、この状態で、低電
圧ダイオード95からハイレベル信号がNANDゲート94の一
方端子に導出される。一方、前記通常の状態では、PNP
トランジスタ92のゲートには、18Vの電圧が印加されて
いる。また、PNPトランジスタ92のエミッタには、ゲー
ト電圧(18V)よりも高い24Vの電圧が印加されているた
めに、PNPトランジスタ92がON状態となり、コレクタ側
に電流が流れてアースに電流が流れる。すると、PNPト
ランジスタ92のエミッタ側の電圧が低下し、PNPトラン
ジスタ93のゲート電圧が低下する。PNPトランジスタ93
のゲート電圧が低下すると、PNPトランジスタ93がON状
態となり、エミッタからコレクタに電流が流れ、PNPト
ランジスタ93のコレクタ側からハイレベル信号が導出さ
れ、NANDゲート94の他方入力端子にハイレベル信号が入
力される。すると、NANDゲート94からローレベル信号が
出力され、演算回路75(第3図参照)に入力される。
次に、入賞玉が入賞玉検出器28を通過すると、その瞬
間入賞玉検出器28からローレベル信号が出力される。入
賞玉検出器28からローレベル信号が出力されると、NAND
ゲート94の一方入力端子にローレベル信号が入力され
る。一方、PNPトランジスタ92のゲートにもローレベル
信号が入力されてPNPトランジスタ92がON状態となり、
エミッタからコレクタ側に電流が流れる。すると、前述
と同様に、PNPトランジスタ93もON状態となり、NANDゲ
ート94の他方入力端子にハイレベル信号が入力され、NA
NDゲート94からハイレベル信号が瞬間的に出力されて演
算回路75へ導出される。演算回路75は、この瞬間的に出
力されたハイレベル信号を検出して入賞玉が入賞玉検出
器28を通過したことを検出する。
次に、入賞玉検出器28が断線した場合には、入賞玉検
出器28からローレベル信号が出力されるために、前述と
同様にNANDゲート94の一方入力端子には、ローレベル信
号が入力され、他方入力端子には、ハイレベル信号が入
力されることとなる。その結果、NANDゲート94からハイ
レベル信号が持続的に出力され、演算回路75に導出され
る。演算回路75は、この持続的に出力されたハイレベル
信号を検出し、入賞玉検出器28の異常を判定する。
更に、入賞玉検出器28がショートした場合には、入賞
玉検出器28から24Vのハイレベル信号が出力され、NAND
ゲート94の一方入力端子にハイレベル信号が入力され
る。一方、PNPトランジスタ92のゲートには、24Vの電圧
が印加されることとなり、PNPトランジスタ92のエミッ
タに印加される電圧とゲート電圧とが同じになるため
に、PNPトランジスタ92は、OFF状態となり、電流が流れ
ない。その結果、PNPトランジスタ93のゲート電圧が24V
となり、PNPトランジスタ93もOFF状態となり、電流が流
れずNANDゲート94の他方入力端子にローレベル信号が入
力される。その結果、NANDゲート94からはハイレベル信
号が持続的に出力され、演算回路75に導出される。演算
回路75は、この持続的に出力されたハイレベル信号を検
出し、入賞玉検出器28の異常を判定する。そして、演算
回路75からの信号を受けて払出制御回路80は、入賞玉検
出器28の異常を検出して遊技不能動化状態にする。ま
た、NANDゲート94からの持続的なハイレベル信号がロー
レベル信号に切り換ることにより、遊技不能動化状態を
解除する。この場合、遊技不能動化状態として、例え
ば、第6B図及び第6C図に示すような具体的な動作を行う
とよい。すなわち、入賞玉検出器28に異常状態が生じた
ときには、入賞玉検出器28を通過する入賞玉を検出しな
い状態であるため、少なくとも発生した入賞玉がパチン
コ遊技機1の外に排出されないように入賞玉を停止させ
る必要がある。このため、本実施例においては、入賞玉
検出器28の直前に出没するストッパー部材67を配置し、
そのストッパー部材67を駆動する停止ソレノイド66を設
けている。しかして、入賞玉検出器28が正常な状態で
は、第6B図に示すように入賞玉を入賞玉検出器28へ導く
べく停止ソレノイド66をそのままにし、入賞玉検出器28
からの異常信号が発生した際には、払出制御回路60から
停止ソレノイド66に励磁信号が導出され、第6C図に示す
ようにストッパー部材67を入賞玉の流下通路に突入さ
せ、発生した入賞玉を入賞玉集合樋27に貯留させるよう
になっている。これにより、入賞玉検出器28に異常が生
じた場合でも、証拠となる入賞玉がパチンコ遊技機1の
外に排出されることなく貯留されるので、遊技者との間
でトラブルが発生することはない。ただし、入賞玉の異
常状態をそのままにして遊技を続行することはできない
ので、異常状態が発生したときには、景品玉の払出動作
が停止されるようにする必要がある。
なお、第6A図に示す回路図においては、入賞玉検出器
として入賞玉検出器28を例示したが、他の入賞玉検出器
12a〜12c、10等に異常が生じても同様に入賞玉の流下を
停止させるようにしてもよい。
以上、実施例に係るパチンコ遊技機1の玉抜装置につ
いて説明してきたが、この実施例によれば、玉抜操作検
出器39からの玉抜指令信号があったときには、電気的駆
動源としてのステッピングモータ54が駆動されて景品玉
払出装置40が供給通路42と玉抜通路47とを連通させる。
このため、景品玉払出装置40から上流側に残留していた
景品玉がすべて玉抜通路47に排出される。つまり、本実
施例にあっては、景品玉が残留する末端部分である景品
玉払出装置40の下流側に玉抜通路47を設けているので、
1つの景品玉も残留することなく、すべての景品玉を排
出することができる。このため、玉抜操作後に面倒な玉
抜動作をさらにする必要はない。
なお、上記した実施例では、玉抜動作を行う電気的駆
動源としてステッピングモータ54を例示したが、他の駆
動源、例えば、通常のモータやソレノイド等であっても
よい。また、景品玉払出装置40の構成もスプロケット56
を有するのものでなく、所定個数の景品玉を収納する収
納ケースを用い、その収納ケースの下端に電気的駆動源
によって駆動される玉抜弁を配置させ、その玉抜弁が駆
動されたときに収納ケースから玉抜通路に景品玉が流下
するような構成であってもよい。
また、玉抜指令信号を導出するものとして、パチンコ
遊技機1に設けられる玉抜操作検出器39だけでなく、遊
技場の管理室に設けられる管理コンピュータの操作に応
じて玉抜指令信号が導出されるように構成されたもので
も良い。
更に、弾球遊技機としてパチンコ遊技機を示したが、
要は、入賞の景品として景品玉が払出される形式の弾球
遊技機であれば、どのような形式の弾球遊技機(例え
ば、アレンジ式遊技機)であってもよい。
[発明の効果] 以上、説明したところから明らかなように、この発明
に係る玉抜装置にあっては、景品玉が残留する末端部分
である景品玉払出装置の下流側に玉抜通路を設けている
ので、1つの景品玉も残留することなく、すべての景品
玉を排出することができると共に玉抜きすべき景品玉が
なくなったときに自動的に停止する。このため、玉抜操
作後に面倒な玉抜動作及び玉抜き終了動作をさらにする
必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例に係る景品玉払出装置と玉抜装置との
関係を示す正面図、第2図は、景品玉払出装置の構造を
示す側方断面図、第3図は、遊技動作を制御する遊技制
御回路基板と景品玉の払出動作を制御する景品玉払出制
御回路基板との関係を示す電気回路のブロック図、第4
図は、景品玉払出制御のうち満タン・玉切れ制御の一例
を示すフロー図、第5図は、景品玉払出制御のうち玉抜
制御の一例を示すフロー図、第6A図ないし第6C図は、入
賞玉検出器に異常状態が発生したときの動作を説明する
ための回路図と動作図、第7図は、実施例に係る玉抜装
置が適用される弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技
機の正面図、第8図は、パチンコ遊技機の背面図であ
る。 1……パチンコ遊技機(弾球遊技機) 39……玉抜操作検出器(玉抜指令信号発生手段) 40……景品玉払出装置 42……供給通路、46……排出通路 47……玉抜通路 54……ステッピングモータ(電気的駆動源)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】景品玉を払出す景品玉払出装置と、該景品
    玉払出装置に景品玉を連続的に供給する供給通路とを備
    えた弾球遊技機であって、 該弾球遊技機には、 前記景品玉払出装置によって払出された景品玉が流下す
    る排出通路と、 該排出通路に隣接して設けられる玉抜通路と、 玉抜指令信号があったときに前記供給通路から前記玉抜
    通路へ景品玉が移動可能となるように前記景品玉排出装
    置を駆動し、玉抜きすべき景品玉がなくなったことを検
    出する検出する検出器からの検出信号があったことを条
    件に前記景品玉排出装置の駆動を停止する電気的駆動源
    と、が設けられていることを特徴とする弾球遊技機の玉
    抜装置。
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