JP2003070978A - スロットマシン - Google Patents
スロットマシンInfo
- Publication number
- JP2003070978A JP2003070978A JP2001264861A JP2001264861A JP2003070978A JP 2003070978 A JP2003070978 A JP 2003070978A JP 2001264861 A JP2001264861 A JP 2001264861A JP 2001264861 A JP2001264861 A JP 2001264861A JP 2003070978 A JP2003070978 A JP 2003070978A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- batch
- slot machine
- medals
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一括投入装置を効率よく動作させて操作性を
向上させるとともに、一括投入装置に収容されているメ
ダルを遊技者に適切に返却可能とする。 【解決手段】 一括投入装置は、メダル投入口より一括
して投入された複数枚のメダルを収容可能とし、収容し
たメダルを取り込むための取込動作を行う。メダルの取
込によって加算更新したクレジット数の値が最大値以下
にて予め定められた設定値に達した場合には、一括投入
装置によるメダルの取込動作を停止させる。また、精算
ボタン操作がなされた場合には、クレジットとして蓄積
されているメダル数に相当するメダルを払い出すととも
に、同時に一括投入装置を動作させ、一括投入装置に収
容されているメダルを返却する。
向上させるとともに、一括投入装置に収容されているメ
ダルを遊技者に適切に返却可能とする。 【解決手段】 一括投入装置は、メダル投入口より一括
して投入された複数枚のメダルを収容可能とし、収容し
たメダルを取り込むための取込動作を行う。メダルの取
込によって加算更新したクレジット数の値が最大値以下
にて予め定められた設定値に達した場合には、一括投入
装置によるメダルの取込動作を停止させる。また、精算
ボタン操作がなされた場合には、クレジットとして蓄積
されているメダル数に相当するメダルを払い出すととも
に、同時に一括投入装置を動作させ、一括投入装置に収
容されているメダルを返却する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンに
関し、特に遊技媒体の一括投入を可能とする一括投入装
置を備えたものに関する。
関し、特に遊技媒体の一括投入を可能とする一括投入装
置を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】スロットマシンは、一般に、外周部に複
数種類の図柄が描かれた複数のリールを有する可変表示
装置を備えており、各リールの回転を停止した時におけ
る表示態様に従って、有価価値を表章する遊技媒体とし
てのメダルを払い出すものである。遊技者がこのような
各回のゲームを行っていくためには、メダルを投入する
ことによって賭数を設定する必要がある。賭数は、スロ
ットマシンの内部にデータとして蓄積されたクレジット
から設定することもできるが、クレジットの蓄積のため
には、やはりメダルを投入しなければならない。
数種類の図柄が描かれた複数のリールを有する可変表示
装置を備えており、各リールの回転を停止した時におけ
る表示態様に従って、有価価値を表章する遊技媒体とし
てのメダルを払い出すものである。遊技者がこのような
各回のゲームを行っていくためには、メダルを投入する
ことによって賭数を設定する必要がある。賭数は、スロ
ットマシンの内部にデータとして蓄積されたクレジット
から設定することもできるが、クレジットの蓄積のため
には、やはりメダルを投入しなければならない。
【0003】スロットマシンのメダル投入口は、通常、
メダルを1枚ずつ投入するためのスリット状の開口とな
っている。これに対して、スロットマシンに複数のメダ
ルを一括して投入可能とする一括投入装置を設けて、メ
ダル投入の煩わしさを緩和するものも提案されている。
メダルを1枚ずつ投入するためのスリット状の開口とな
っている。これに対して、スロットマシンに複数のメダ
ルを一括して投入可能とする一括投入装置を設けて、メ
ダル投入の煩わしさを緩和するものも提案されている。
【0004】こうしたメダルの一括投入を可能としたス
ロットマシンでは、賭数の上限を超える枚数のメダルが
メダル投入口より投入されることが予想される。このよ
うな場合、投入されたメダルの取込動作を充分長い時間
にわたって行うことで、多数のメダルを速やかに取込可
能とし、賭数の上限を超過して投入されたメダルの数を
そのままクレジットとしてスロットマシンの内部に蓄積
させることも可能であると考えられている。
ロットマシンでは、賭数の上限を超える枚数のメダルが
メダル投入口より投入されることが予想される。このよ
うな場合、投入されたメダルの取込動作を充分長い時間
にわたって行うことで、多数のメダルを速やかに取込可
能とし、賭数の上限を超過して投入されたメダルの数を
そのままクレジットとしてスロットマシンの内部に蓄積
させることも可能であると考えられている。
【0005】さらに、こうしたメダルの一括投入を可能
としたスロットマシンでは、クレジットとして蓄積可能
な枚数よりも多くのメダルがメダル投入口より投入され
ることも予想される。このときクレジットの上限を超過
して投入されたメダルは、流路の切替により返却通路か
ら遊技者に返却されることとなる。或いは、投入された
メダルを払出用ホッパーに一旦取り込んだ後、クレジッ
トの上限を超過してオーバーカウントされた枚数のメダ
ルを払出用モータの駆動により払い出すことが考えられ
る。
としたスロットマシンでは、クレジットとして蓄積可能
な枚数よりも多くのメダルがメダル投入口より投入され
ることも予想される。このときクレジットの上限を超過
して投入されたメダルは、流路の切替により返却通路か
ら遊技者に返却されることとなる。或いは、投入された
メダルを払出用ホッパーに一旦取り込んだ後、クレジッ
トの上限を超過してオーバーカウントされた枚数のメダ
ルを払出用モータの駆動により払い出すことが考えられ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一括投
入装置を用いてメダルの取込を行わせる場合には、一括
投入装置に収容されているメダルの枚数を把握すること
が困難となるため、遊技者は、クレジットの上限を大き
く超過する枚数のメダルを投入することが予測される。
こうした場合、一括投入装置が動作するごとにクレジッ
トの上限を超過したメダルが返却されることになれば、
せっかく投入した数多くのメダルが返却されることとな
り、遊技者は返却されたメダルを再度投入しなければな
らなくなる。このように一括投入装置が必要以上に動作
してしまうと、遊技者に余計な操作を強いることとなっ
て、かえってメダル投入における効率の悪さが顕著とな
り、一括投入装置を設けたことの意味が薄れてしまう。
さらに、遊技者は、クレジットの上限を超過したメダル
が返却されるまでの時間を待つ必要が生じる。このた
め、一括投入装置を設けたことで、かえって不便になっ
たとの印象を遊技者に与えてしまうおそれがある。
入装置を用いてメダルの取込を行わせる場合には、一括
投入装置に収容されているメダルの枚数を把握すること
が困難となるため、遊技者は、クレジットの上限を大き
く超過する枚数のメダルを投入することが予測される。
こうした場合、一括投入装置が動作するごとにクレジッ
トの上限を超過したメダルが返却されることになれば、
せっかく投入した数多くのメダルが返却されることとな
り、遊技者は返却されたメダルを再度投入しなければな
らなくなる。このように一括投入装置が必要以上に動作
してしまうと、遊技者に余計な操作を強いることとなっ
て、かえってメダル投入における効率の悪さが顕著とな
り、一括投入装置を設けたことの意味が薄れてしまう。
さらに、遊技者は、クレジットの上限を超過したメダル
が返却されるまでの時間を待つ必要が生じる。このた
め、一括投入装置を設けたことで、かえって不便になっ
たとの印象を遊技者に与えてしまうおそれがある。
【0007】また、一括投入装置に収容されているメダ
ルを遊技者に返却することができなければ遊技者に多大
な不利益が発生することとなるため、一括投入装置内の
メダルは遊技者に返却できるようになっていなければな
らない。
ルを遊技者に返却することができなければ遊技者に多大
な不利益が発生することとなるため、一括投入装置内の
メダルは遊技者に返却できるようになっていなければな
らない。
【0008】本発明は、一括投入装置を効率よく動作さ
せて操作性を向上させるとともに、一括投入装置に収容
されている遊技媒体としてのメダルを遊技者に適切に返
却することが可能なスロットマシンを提供することを目
的とする。
せて操作性を向上させるとともに、一括投入装置に収容
されている遊技媒体としてのメダルを遊技者に適切に返
却することが可能なスロットマシンを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るスロットマシンは、1ゲ
ームに対して賭数を設定することによりゲームを開始さ
せることが可能となり、可変表示装置の表示結果が導出
表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装
置の表示結果に応じて所定の入賞が発生可能となるスロ
ットマシンにおいて、遊技媒体投入口より一括して投入
された複数の遊技媒体を収容可能とし、収容した遊技媒
体を送り出して取込可能とする遊技媒体取込動作を行う
一括投入装置と、前記一括投入装置の遊技媒体取込動作
によって取り込まれた遊技媒体を計数して特定される遊
技者所有の有価価値の大きさを、予め定められた最大値
を上限として記憶する有価価値記憶手段と、遊技媒体を
払出可能な遊技媒体払出手段と、前記有価価値記憶手段
に記憶されている有価価値の大きさに応じた数の遊技媒
体の払出を遊技者の精算操作により指示する精算指示手
段と、前記一括投入装置の遊技媒体取込動作にて送り出
された遊技媒体を遊技媒体返却口に導いて返却可能とす
る返却通路と、前記一括投入装置を制御して遊技媒体取
込動作を開始させた後、前記有価価値記憶手段に記憶さ
れている有価価値の大きさが前記最大値以下の値として
予め定められた設定値に達した場合に、前記一括投入装
置による遊技媒体取込動作を停止させる取込制御手段と
を備え、前記精算指示手段からの指示に従って、前記有
価価値記憶手段に記憶されている有価価値の大きさに応
じた枚数の遊技媒体を前記遊技媒体払出手段により払い
出すとともに、同時に前記一括投入装置を動作させて該
一括投入装置に収容されている遊技媒体を前記返却通路
に誘導して返却することを特徴とする。
め、本発明の第1の観点に係るスロットマシンは、1ゲ
ームに対して賭数を設定することによりゲームを開始さ
せることが可能となり、可変表示装置の表示結果が導出
表示されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装
置の表示結果に応じて所定の入賞が発生可能となるスロ
ットマシンにおいて、遊技媒体投入口より一括して投入
された複数の遊技媒体を収容可能とし、収容した遊技媒
体を送り出して取込可能とする遊技媒体取込動作を行う
一括投入装置と、前記一括投入装置の遊技媒体取込動作
によって取り込まれた遊技媒体を計数して特定される遊
技者所有の有価価値の大きさを、予め定められた最大値
を上限として記憶する有価価値記憶手段と、遊技媒体を
払出可能な遊技媒体払出手段と、前記有価価値記憶手段
に記憶されている有価価値の大きさに応じた数の遊技媒
体の払出を遊技者の精算操作により指示する精算指示手
段と、前記一括投入装置の遊技媒体取込動作にて送り出
された遊技媒体を遊技媒体返却口に導いて返却可能とす
る返却通路と、前記一括投入装置を制御して遊技媒体取
込動作を開始させた後、前記有価価値記憶手段に記憶さ
れている有価価値の大きさが前記最大値以下の値として
予め定められた設定値に達した場合に、前記一括投入装
置による遊技媒体取込動作を停止させる取込制御手段と
を備え、前記精算指示手段からの指示に従って、前記有
価価値記憶手段に記憶されている有価価値の大きさに応
じた枚数の遊技媒体を前記遊技媒体払出手段により払い
出すとともに、同時に前記一括投入装置を動作させて該
一括投入装置に収容されている遊技媒体を前記返却通路
に誘導して返却することを特徴とする。
【0010】上記のスロットマシンでは、有価価値記憶
手段に記憶されている遊技者所有の有価価値の大きさが
最大値以下の値として予め定められた設定値に達した場
合に、一括投入装置の動作が停止されることとなる。ま
た、精算指示手段により遊技媒体の払出が指示される
と、有価価値記憶手段に記憶されている有価価値の大き
さに応じた枚数の遊技媒体、すなわちクレジットとして
蓄積されている有価価値に相当する遊技媒体の払出が行
われるとともに、一括投入装置に収容されている遊技媒
体の返却が行われる。このため、一括投入装置を必要以
上に動作させることがなくなり、一括投入装置を効率よ
く動作させてスロットマシンの操作性を向上することが
でき、また、一括投入装置に収容されて溜まっている遊
技媒体を適切に返却することができる。さらに、精算指
示手段により遊技媒体の払出が指示されると、一括投入
装置に収容されている遊技媒体は、取り込まれることな
く返却されるので、余計な動作をすることなく遊技媒体
を返却することができる。また、クレジットとして蓄積
されている有価価値の大きさに相当する遊技媒体の払出
と、一括投入装置に収容されている遊技媒体の返却とが
同時に行われるので、遊技媒体の精算や返却を素早く行
うことができる。
手段に記憶されている遊技者所有の有価価値の大きさが
最大値以下の値として予め定められた設定値に達した場
合に、一括投入装置の動作が停止されることとなる。ま
た、精算指示手段により遊技媒体の払出が指示される
と、有価価値記憶手段に記憶されている有価価値の大き
さに応じた枚数の遊技媒体、すなわちクレジットとして
蓄積されている有価価値に相当する遊技媒体の払出が行
われるとともに、一括投入装置に収容されている遊技媒
体の返却が行われる。このため、一括投入装置を必要以
上に動作させることがなくなり、一括投入装置を効率よ
く動作させてスロットマシンの操作性を向上することが
でき、また、一括投入装置に収容されて溜まっている遊
技媒体を適切に返却することができる。さらに、精算指
示手段により遊技媒体の払出が指示されると、一括投入
装置に収容されている遊技媒体は、取り込まれることな
く返却されるので、余計な動作をすることなく遊技媒体
を返却することができる。また、クレジットとして蓄積
されている有価価値の大きさに相当する遊技媒体の払出
と、一括投入装置に収容されている遊技媒体の返却とが
同時に行われるので、遊技媒体の精算や返却を素早く行
うことができる。
【0011】上記のスロットマシンにおいて、前記一括
投入装置によって実行される遊技媒体取込動作の開始を
操作者の操作により指示する取込開始指示手段をさらに
備える場合には、前記取込制御手段は、前記取込開始指
示手段からの指示に従って、前記一括投入装置による遊
技媒体取込動作を開始させることができる。
投入装置によって実行される遊技媒体取込動作の開始を
操作者の操作により指示する取込開始指示手段をさらに
備える場合には、前記取込制御手段は、前記取込開始指
示手段からの指示に従って、前記一括投入装置による遊
技媒体取込動作を開始させることができる。
【0012】この場合、取込開始指示手段からの指示で
一括投入装置を動作させることができるので、一括投入
装置を常に動作させている必要はなく、効率よく一括投
入装置を動作させることができる。
一括投入装置を動作させることができるので、一括投入
装置を常に動作させている必要はなく、効率よく一括投
入装置を動作させることができる。
【0013】ここで、前記取込開始指示手段は、前記賭
数を設定するための手段によって構成されてもよい。
数を設定するための手段によって構成されてもよい。
【0014】賭数を設定するための手段は、スロットマ
シンには不可欠な手段である。この手段を取込開始指示
手段として機能させることにより、部品の共通化を図っ
てスロットマシンを低コストで製造することができる。
シンには不可欠な手段である。この手段を取込開始指示
手段として機能させることにより、部品の共通化を図っ
てスロットマシンを低コストで製造することができる。
【0015】上記のスロットマシンにおいて、前記遊技
媒体投入口より遊技媒体が投入されたことを検出する投
入検出手段をさらに備える場合には、前記取込制御手段
は、前記投入検出手段によって遊技媒体の投入が検出さ
れた場合に、前記一括投入装置による遊技媒体取込動作
を開始させることができる。
媒体投入口より遊技媒体が投入されたことを検出する投
入検出手段をさらに備える場合には、前記取込制御手段
は、前記投入検出手段によって遊技媒体の投入が検出さ
れた場合に、前記一括投入装置による遊技媒体取込動作
を開始させることができる。
【0016】遊技媒体の投入はスロットマシンでの遊技
を開始させるために不可欠な操作である。従って、投入
検出手段を設けて遊技媒体の投入が検出されたことを条
件として一括投入装置の動作を開始させることで、遊技
者にとって必要な操作を少なくして一括投入装置を動作
させることができる。
を開始させるために不可欠な操作である。従って、投入
検出手段を設けて遊技媒体の投入が検出されたことを条
件として一括投入装置の動作を開始させることで、遊技
者にとって必要な操作を少なくして一括投入装置を動作
させることができる。
【0017】上記のスロットマシンにおいて、前記取込
制御手段は、前記可変表示装置の表示結果が導出表示さ
れることにより1ゲームが終了した後、自動的に前記一
括投入装置による遊技媒体取込動作を開始させることが
できる。
制御手段は、前記可変表示装置の表示結果が導出表示さ
れることにより1ゲームが終了した後、自動的に前記一
括投入装置による遊技媒体取込動作を開始させることが
できる。
【0018】この場合には、遊技者が一括投入装置を動
作させるための特別な操作が不要となり、簡単に一括投
入装置を動作させることができる。
作させるための特別な操作が不要となり、簡単に一括投
入装置を動作させることができる。
【0019】上記のスロットマシンにおいて、前記一括
投入装置によって実行されている遊技媒体取込動作の停
止を操作者の操作により指示する取込停止指示手段をさ
らに備える場合には、前記取込制御手段は、前記有価価
値記憶手段に記憶されている有価価値の大きさが前記上
限に達するよりも前であっても、前記取込停止指示手段
からの指示に従って、前記一括投入装置によって実行さ
れている遊技媒体取込動作を停止させることができる。
投入装置によって実行されている遊技媒体取込動作の停
止を操作者の操作により指示する取込停止指示手段をさ
らに備える場合には、前記取込制御手段は、前記有価価
値記憶手段に記憶されている有価価値の大きさが前記上
限に達するよりも前であっても、前記取込停止指示手段
からの指示に従って、前記一括投入装置によって実行さ
れている遊技媒体取込動作を停止させることができる。
【0020】この場合、取込停止指示手段からの指示に
よって一括投入装置の動作を停止させる。このため、遊
技者が所望のタイミングで一括投入装置の動作を停止さ
せることができる。
よって一括投入装置の動作を停止させる。このため、遊
技者が所望のタイミングで一括投入装置の動作を停止さ
せることができる。
【0021】ここで、前記取込停止指示手段は、操作者
の操作により1ゲームの開始を指示するための手段によ
って構成されてもよい。
の操作により1ゲームの開始を指示するための手段によ
って構成されてもよい。
【0022】1ゲームの開始を指示するための手段は、
スロットマシンには不可欠な手段である。この手段を取
込停止指示手段として機能させることにより、部品の共
通化を図ってスロットマシンを低コストで製造すること
ができる。
スロットマシンには不可欠な手段である。この手段を取
込停止指示手段として機能させることにより、部品の共
通化を図ってスロットマシンを低コストで製造すること
ができる。
【0023】上記のスロットマシンにおいて、前記取込
制御手段は、前記賭数が設定可能な最大値に達していな
い場合に、前記一括投入装置による遊技媒体取込動作を
開始した後、前記賭数が最大値に達するまでに取り込ま
れた遊技媒体数に対応して前記賭数を加算更新すること
ができる。
制御手段は、前記賭数が設定可能な最大値に達していな
い場合に、前記一括投入装置による遊技媒体取込動作を
開始した後、前記賭数が最大値に達するまでに取り込ま
れた遊技媒体数に対応して前記賭数を加算更新すること
ができる。
【0024】この場合、一括投入装置による遊技媒体取
込動作を開始した後、最初に取り込まれた遊技媒体数が
賭数に加算されることとなる。このため、賭数を設定す
るための特別な操作が不要となり、賭数を簡単に設定す
ることができる。
込動作を開始した後、最初に取り込まれた遊技媒体数が
賭数に加算されることとなる。このため、賭数を設定す
るための特別な操作が不要となり、賭数を簡単に設定す
ることができる。
【0025】上記のスロットマシンにおいて、前記一括
投入装置と、前記一括投入装置により取り込まれた遊技
媒体を計数するための計数手段との間に、予め定められ
た規格に適合しない投入物を前記返却通路に選別する選
別手段をさらに備えてもよい。
投入装置と、前記一括投入装置により取り込まれた遊技
媒体を計数するための計数手段との間に、予め定められ
た規格に適合しない投入物を前記返却通路に選別する選
別手段をさらに備えてもよい。
【0026】このような選別手段を設けることで、規格
に適合しない投入物の取込を阻止することができる。
に適合しない投入物の取込を阻止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
明の実施の形態について説明する。
【0028】図1は、この発明の実施の形態にかかるス
ロットマシンの全体構造を示す正面図である。図2は、
図1のスロットマシンの前面扉を開放した状態で視認さ
れる内部構造を示す図である。図3は、図1のスロット
マシンの前面扉の背面側の構造を示す図である。スロッ
トマシン1の前面扉は、施錠装置19(図1)にキーを
差し込み、時計回り方向に回動操作することにより開放
状態とすることができる。
ロットマシンの全体構造を示す正面図である。図2は、
図1のスロットマシンの前面扉を開放した状態で視認さ
れる内部構造を示す図である。図3は、図1のスロット
マシンの前面扉の背面側の構造を示す図である。スロッ
トマシン1の前面扉は、施錠装置19(図1)にキーを
差し込み、時計回り方向に回動操作することにより開放
状態とすることができる。
【0029】図1〜図3を参照して説明すると、このス
ロットマシン1の上部前面には、可変表示部2が設けら
れている。可変表示部2には、可変表示装置10に収容
されているリールユニット3が備える3つのリール3
L、3C、3Rの外周部に配置された図柄が表示され
る。リール3L、3C、3Rは、それぞれリールモータ
3ML、3MC、3MRの駆動によって回転/停止させ
られる。
ロットマシン1の上部前面には、可変表示部2が設けら
れている。可変表示部2には、可変表示装置10に収容
されているリールユニット3が備える3つのリール3
L、3C、3Rの外周部に配置された図柄が表示され
る。リール3L、3C、3Rは、それぞれリールモータ
3ML、3MC、3MRの駆動によって回転/停止させ
られる。
【0030】リール3L、3C、3Rの外周部には、図
4に示すように、それぞれ「色なし7」、「色つき
7」、「BAR」、「JAC」、「スイカ」、「チェリ
ー」、「ベル」といった図柄が所定の順序で描かれてい
る。リール3L、3C、3Rの外周部に描かれた図柄
は、可変表示部2において上中下三段に表示される。ま
た、リールユニット3内には、リール3L、3C、3R
のそれぞれに対して、その基準位置を検出するリールセ
ンサ3SL、3SC、3SRと、背面から光を照射する
リールランプ3LPが設けられている。
4に示すように、それぞれ「色なし7」、「色つき
7」、「BAR」、「JAC」、「スイカ」、「チェリ
ー」、「ベル」といった図柄が所定の順序で描かれてい
る。リール3L、3C、3Rの外周部に描かれた図柄
は、可変表示部2において上中下三段に表示される。ま
た、リールユニット3内には、リール3L、3C、3R
のそれぞれに対して、その基準位置を検出するリールセ
ンサ3SL、3SC、3SRと、背面から光を照射する
リールランプ3LPが設けられている。
【0031】また、スロットマシン1の前面側には、可
変表示部2の周囲に、各種表示部が設けられている。可
変表示部2の下側にはゲーム回数表示部21と、クレジ
ット表示部22と、ペイアウト表示部23が設けられて
いる。ゲーム回数表示部21は、7セグメント表示器に
よるゲーム回数表示器51によって構成され、ビッグボ
ーナスやレギュラーボーナス時にゲーム数、入賞数をカ
ウントするカウンタの値を表示する。
変表示部2の周囲に、各種表示部が設けられている。可
変表示部2の下側にはゲーム回数表示部21と、クレジ
ット表示部22と、ペイアウト表示部23が設けられて
いる。ゲーム回数表示部21は、7セグメント表示器に
よるゲーム回数表示器51によって構成され、ビッグボ
ーナスやレギュラーボーナス時にゲーム数、入賞数をカ
ウントするカウンタの値を表示する。
【0032】クレジット表示部22は、7セグメント表
示器によるクレジット表示器52によって構成され、遊
技媒体の一例であるメダルの投入枚数および払出枚数に
応じてデータとして蓄積されたクレジットの数を表示す
る。クレジットとは、遊技者所有の有価価値としてスロ
ットマシン1の内部に記憶して蓄積させているメダル数
である。ペイアウト表示部23は、7セグメント表示器
によるペイアウト表示器53によって構成され、入賞が
成立した場合に払い出されるメダルの枚数を表示する。
示器によるクレジット表示器52によって構成され、遊
技媒体の一例であるメダルの投入枚数および払出枚数に
応じてデータとして蓄積されたクレジットの数を表示す
る。クレジットとは、遊技者所有の有価価値としてスロ
ットマシン1の内部に記憶して蓄積させているメダル数
である。ペイアウト表示部23は、7セグメント表示器
によるペイアウト表示器53によって構成され、入賞が
成立した場合に払い出されるメダルの枚数を表示する。
【0033】可変表示部2の左側には、1枚賭け表示部
24、2枚賭け表示部25、26、および3枚賭け表示
部27、28が設けられている。1枚、2枚、3枚賭け
表示部24〜28は、賭数に応じて有効化されたライン
(以下、有効ラインという)に対応してそれぞれ1枚、
2枚、3枚賭けランプ54〜58(図8参照)が点灯状
態となることで、各ゲームにおける有効ラインを遊技者
に示す。1枚、2枚、3枚賭け表示部24〜28は、ま
た、後述する役への入賞があった場合に1枚、2枚、3
枚賭けランプ54〜58のうち、入賞ラインに対応した
ランプが点滅状態となることで、後述する役に入賞した
有効ラインを遊技者に示す。
24、2枚賭け表示部25、26、および3枚賭け表示
部27、28が設けられている。1枚、2枚、3枚賭け
表示部24〜28は、賭数に応じて有効化されたライン
(以下、有効ラインという)に対応してそれぞれ1枚、
2枚、3枚賭けランプ54〜58(図8参照)が点灯状
態となることで、各ゲームにおける有効ラインを遊技者
に示す。1枚、2枚、3枚賭け表示部24〜28は、ま
た、後述する役への入賞があった場合に1枚、2枚、3
枚賭けランプ54〜58のうち、入賞ラインに対応した
ランプが点滅状態となることで、後述する役に入賞した
有効ラインを遊技者に示す。
【0034】可変表示部2の右側には、投入指示表示部
29と、スタート表示部30と、ウェイト表示部31
と、リプレイ表示部32と、ゲームオーバー表示部33
とが設けられている。投入指示表示部29は、投入指示
ランプ59(図8参照)が点灯状態となることで、メダ
ルが投入可能なことを示す。スタート表示部30は、ス
タートランプ60(図8参照)が点灯状態となること
で、スタート可能、すなわちスタートレバー11の操作
が受付可能であることを示す。ウェイト表示部31は、
ウェイトランプ61(図8参照)が点灯状態となること
で、ウェイトがかかっていることを示す。リプレイ表示
部32は、リプレイランプ62(図8参照)が点灯状態
となることで、後述するリプレイ入賞をしたことを示
す。ゲームオーバー表示部33は、ゲームオーバーラン
プ63(図8参照)が点灯状態となることで、スロット
マシン1が打ち止めになったことを示す。
29と、スタート表示部30と、ウェイト表示部31
と、リプレイ表示部32と、ゲームオーバー表示部33
とが設けられている。投入指示表示部29は、投入指示
ランプ59(図8参照)が点灯状態となることで、メダ
ルが投入可能なことを示す。スタート表示部30は、ス
タートランプ60(図8参照)が点灯状態となること
で、スタート可能、すなわちスタートレバー11の操作
が受付可能であることを示す。ウェイト表示部31は、
ウェイトランプ61(図8参照)が点灯状態となること
で、ウェイトがかかっていることを示す。リプレイ表示
部32は、リプレイランプ62(図8参照)が点灯状態
となることで、後述するリプレイ入賞をしたことを示
す。ゲームオーバー表示部33は、ゲームオーバーラン
プ63(図8参照)が点灯状態となることで、スロット
マシン1が打ち止めになったことを示す。
【0035】さらに、スロットマシン1の前面側には、
可変表示部2の周囲を取り囲むように、演出手段として
の遊技効果ランプ75A〜75M(図8参照)の発光に
より光による演出を行う遊技効果表示部5A〜5Mが設
けられている。なお、遊技効果表示部5A〜5Mの発光
色は、単色からなるものであっても、複数色からなるも
のであっても構わない。
可変表示部2の周囲を取り囲むように、演出手段として
の遊技効果ランプ75A〜75M(図8参照)の発光に
より光による演出を行う遊技効果表示部5A〜5Mが設
けられている。なお、遊技効果表示部5A〜5Mの発光
色は、単色からなるものであっても、複数色からなるも
のであっても構わない。
【0036】可変表示部2の下方に設けられた台状部分
の水平面には、メダル投入口13と、1枚BETボタン
14と、MAXBETボタン15と、精算ボタン16が
設けられている。1枚BETボタン14およびMAXB
ETボタン15には、データとして蓄積されたクレジッ
ト(最大50)から賭数の設定を可能としている時に点
灯するBETボタンランプ70a、70b(図8参照)
が内部に配されている。精算ボタン16は、クレジット
の払出および投入メダルの返却を指示するためのボタン
であり、精算スイッチ47(図8参照)によって操作が
検出されると、データとして蓄積されたクレジット数に
応じた枚数のメダルの払出と、一括投入装置4に収容さ
れているメダルの返却が行われる。
の水平面には、メダル投入口13と、1枚BETボタン
14と、MAXBETボタン15と、精算ボタン16が
設けられている。1枚BETボタン14およびMAXB
ETボタン15には、データとして蓄積されたクレジッ
ト(最大50)から賭数の設定を可能としている時に点
灯するBETボタンランプ70a、70b(図8参照)
が内部に配されている。精算ボタン16は、クレジット
の払出および投入メダルの返却を指示するためのボタン
であり、精算スイッチ47(図8参照)によって操作が
検出されると、データとして蓄積されたクレジット数に
応じた枚数のメダルの払出と、一括投入装置4に収容さ
れているメダルの返却が行われる。
【0037】メダル投入口13は、遊技者がここからメ
ダルを投入するものであり、複数のメダルを一括して投
入することができる開口を形成している。もちろん、メ
ダル投入口13には、メダルを1枚ずつ投入することも
可能である。1枚BETボタン14およびMAXBET
ボタン15は、データとして蓄積されているクレジット
から賭数(それぞれ1、3)を設定する際に遊技者が操
作するボタンであり、遊技者によって操作されたことが
1枚BETスイッチ45(図8参照)またはMAXBE
Tスイッチ46(図8参照)によって検出されると、ク
レジットからの賭数の設定が行われる。また、1枚BE
Tボタン14およびMAXBETボタン15は、メダル
の取込動作開始を指示する際にも操作され、後述するク
レジット変数Cdtが”0”である場合に、1枚BET
スイッチ45またはMAXBETスイッチ46によって
操作が検出されると、一括投入装置4によるメダルの取
込が行われる。
ダルを投入するものであり、複数のメダルを一括して投
入することができる開口を形成している。もちろん、メ
ダル投入口13には、メダルを1枚ずつ投入することも
可能である。1枚BETボタン14およびMAXBET
ボタン15は、データとして蓄積されているクレジット
から賭数(それぞれ1、3)を設定する際に遊技者が操
作するボタンであり、遊技者によって操作されたことが
1枚BETスイッチ45(図8参照)またはMAXBE
Tスイッチ46(図8参照)によって検出されると、ク
レジットからの賭数の設定が行われる。また、1枚BE
Tボタン14およびMAXBETボタン15は、メダル
の取込動作開始を指示する際にも操作され、後述するク
レジット変数Cdtが”0”である場合に、1枚BET
スイッチ45またはMAXBETスイッチ46によって
操作が検出されると、一括投入装置4によるメダルの取
込が行われる。
【0038】その台状部分の垂直面には、スタートレバ
ー11と、停止ボタン12L、12C、12Rとが設け
られている。また、停止ボタン12Rの右側には、メダ
ルが詰まったときなどにおいてスロットマシン1に機械
的な振動を与えるメダル詰まり解消ボタン20が設けら
れている。スタートレバー11は、ゲームを開始する際
に遊技者が操作するもので、その操作がスタートスイッ
チ41(図8参照)によって検出されると、リールモー
タ3ML、3MC、3MRが駆動開始され、リール3
L、3C、3Rが回転開始する。また、一括投入装置4
によるメダルの取込動作が行われている場合には、スタ
ートレバー11の操作により、その動作が停止される。
停止ボタン12L、12C、12Rは、それぞれ遊技者
が所望のタイミングでリール3L、3C、3Rの回転を
停止させるべく操作するボタンであり、その操作がスト
ップスイッチ42L、42C、42R(図8参照)で検
出されると、リール3L、3C、3Rの回転が停止され
る。
ー11と、停止ボタン12L、12C、12Rとが設け
られている。また、停止ボタン12Rの右側には、メダ
ルが詰まったときなどにおいてスロットマシン1に機械
的な振動を与えるメダル詰まり解消ボタン20が設けら
れている。スタートレバー11は、ゲームを開始する際
に遊技者が操作するもので、その操作がスタートスイッ
チ41(図8参照)によって検出されると、リールモー
タ3ML、3MC、3MRが駆動開始され、リール3
L、3C、3Rが回転開始する。また、一括投入装置4
によるメダルの取込動作が行われている場合には、スタ
ートレバー11の操作により、その動作が停止される。
停止ボタン12L、12C、12Rは、それぞれ遊技者
が所望のタイミングでリール3L、3C、3Rの回転を
停止させるべく操作するボタンであり、その操作がスト
ップスイッチ42L、42C、42R(図8参照)で検
出されると、リール3L、3C、3Rの回転が停止され
る。
【0039】その台状部分の下部背面側には、一括投入
装置4と、案内部材6と、メダルセレクター8と、返却
通路17が設けられている。一括投入装置4は、図5に
示すように、メダル投入口13に連通接続されて、メダ
ル投入口13より一括して投入された複数枚のメダルを
収容することができる移送用ホッパーである。メダル投
入口13と一括投入装置4との連通部分には、投入セン
サ18が設けられている。一括投入装置4は、また、収
容したメダルを1枚ずつ移送して払出用ホッパー80に
取り込むための取込動作を行う。一括投入装置4から送
り出されたメダルは、案内部材6の案内によりメダルセ
レクター8へ流下する。返却通路17は、上部開口がメ
ダルセレクター8の下方に位置し、下端開口がメダル払
出口71に連通するように構成されており、メダルセレ
クター8から排出されたメダルをメダル払出口71より
メダル貯留皿72に誘導する。
装置4と、案内部材6と、メダルセレクター8と、返却
通路17が設けられている。一括投入装置4は、図5に
示すように、メダル投入口13に連通接続されて、メダ
ル投入口13より一括して投入された複数枚のメダルを
収容することができる移送用ホッパーである。メダル投
入口13と一括投入装置4との連通部分には、投入セン
サ18が設けられている。一括投入装置4は、また、収
容したメダルを1枚ずつ移送して払出用ホッパー80に
取り込むための取込動作を行う。一括投入装置4から送
り出されたメダルは、案内部材6の案内によりメダルセ
レクター8へ流下する。返却通路17は、上部開口がメ
ダルセレクター8の下方に位置し、下端開口がメダル払
出口71に連通するように構成されており、メダルセレ
クター8から排出されたメダルをメダル払出口71より
メダル貯留皿72に誘導する。
【0040】一括投入装置4には、収容タンク4aと、
メダル移送機構4bと、送出口4cと、移送用モータ4
d(図8参照)が設けられている。収容タンク4aは、
メダル投入口13より投入されたメダルを収容する。収
容タンク4aの底部には、収容したメダルを効率よくメ
ダル移送機構4bに供給するための傾斜面が設けられて
いる。送出口4cは、メダル移送機構4bにより搬送さ
れたメダルを案内部材6に送り出す。
メダル移送機構4bと、送出口4cと、移送用モータ4
d(図8参照)が設けられている。収容タンク4aは、
メダル投入口13より投入されたメダルを収容する。収
容タンク4aの底部には、収容したメダルを効率よくメ
ダル移送機構4bに供給するための傾斜面が設けられて
いる。送出口4cは、メダル移送機構4bにより搬送さ
れたメダルを案内部材6に送り出す。
【0041】メダル移送機構4bの表面側には、図6に
示すように、メダルよりも少し大きな径を有する複数の
貫通孔34がメダル移送機構4bの周方向に所定間隔を
おいて設けられている。その裏面側には、各貫通孔34
それぞれの回転方向後方側に、凸状に形成された搬送ガ
イド35が設けられている。メダル移送機構4bは、移
送用モータ4dの駆動により回転し、例えば図6に示す
矢印Aの方向に回転することで、貫通孔34に落下した
メダルを送出口4cの方向に放出する。送出口4cから
送り出されたメダルは、案内部材6の案内によりメダル
セレクター8に誘導される。
示すように、メダルよりも少し大きな径を有する複数の
貫通孔34がメダル移送機構4bの周方向に所定間隔を
おいて設けられている。その裏面側には、各貫通孔34
それぞれの回転方向後方側に、凸状に形成された搬送ガ
イド35が設けられている。メダル移送機構4bは、移
送用モータ4dの駆動により回転し、例えば図6に示す
矢印Aの方向に回転することで、貫通孔34に落下した
メダルを送出口4cの方向に放出する。送出口4cから
送り出されたメダルは、案内部材6の案内によりメダル
セレクター8に誘導される。
【0042】メダルセレクター8には、図7に示すよう
に、メダル流下路の上流側から順に、メダル選別部43
と、メダルブロッカー44と、取込センサ50が設けら
れている。案内部材6の案内により図7に示す矢印Bの
方向より誘導されたメダルは、適正なメダルである場合
に、メダルセレクター8内を流下して矢印Cの方向に誘
導され、そのメダルが払出用ホッパー80に取り込まれ
て貯留される。
に、メダル流下路の上流側から順に、メダル選別部43
と、メダルブロッカー44と、取込センサ50が設けら
れている。案内部材6の案内により図7に示す矢印Bの
方向より誘導されたメダルは、適正なメダルである場合
に、メダルセレクター8内を流下して矢印Cの方向に誘
導され、そのメダルが払出用ホッパー80に取り込まれ
て貯留される。
【0043】メダル選別部43は、一括投入装置4と取
込センサ50との間のメダル流下路において、大きさや
厚みが予め定められた規格に適合しない不正メダルを返
却通路17の上部開口に排出させ、或いはメダル選別部
43の内部に停止させることで、払出用ホッパー80へ
の取込を阻止する。一方、規格に適合するメダルは、メ
ダルブロッカー44側に流下する。
込センサ50との間のメダル流下路において、大きさや
厚みが予め定められた規格に適合しない不正メダルを返
却通路17の上部開口に排出させ、或いはメダル選別部
43の内部に停止させることで、払出用ホッパー80へ
の取込を阻止する。一方、規格に適合するメダルは、メ
ダルブロッカー44側に流下する。
【0044】メダルブロッカー44は、その内部に流路
切替ソレノイド49を有し、メダルの流路を選択的に切
替可能とする。例えば、精算ボタン16が操作されるな
どして払出用ホッパー80への取込が禁止されている場
合には、流路切替ソレノイド49の励磁が解除されるこ
とで、一括投入装置4より送り出されたメダルは返却通
路17の上部開口に排出され、メダル払出口71を介し
てメダル貯留皿72に誘導される。一方、払出用ホッパ
ー80への取込が禁止されていない場合には、流路切替
ソレノイド49は励磁されており、メダル選別部43を
流下したメダルが取込センサ50側に誘導されて、取込
貯留タンク82に貯留される。取込センサ50は、こう
して払出用ホッパー80に取り込まれるメダルが検知さ
れたことを示す検知信号を出力し、払出用ホッパー80
に取り込まれるメダルの計数を可能とする。
切替ソレノイド49を有し、メダルの流路を選択的に切
替可能とする。例えば、精算ボタン16が操作されるな
どして払出用ホッパー80への取込が禁止されている場
合には、流路切替ソレノイド49の励磁が解除されるこ
とで、一括投入装置4より送り出されたメダルは返却通
路17の上部開口に排出され、メダル払出口71を介し
てメダル貯留皿72に誘導される。一方、払出用ホッパ
ー80への取込が禁止されていない場合には、流路切替
ソレノイド49は励磁されており、メダル選別部43を
流下したメダルが取込センサ50側に誘導されて、取込
貯留タンク82に貯留される。取込センサ50は、こう
して払出用ホッパー80に取り込まれるメダルが検知さ
れたことを示す検知信号を出力し、払出用ホッパー80
に取り込まれるメダルの計数を可能とする。
【0045】リールユニット3の下部には、電源ユニッ
ト9と、払出用ホッパー80と、オーバーフロータンク
95が設けられている。電源ユニット9は、内部抽選へ
の当選確率を設定する設定スイッチ91、設定スイッチ
91を開錠操作により操作可能とする設定キースイッチ
92、内部状態をリセットする第2リセットスイッチ9
3、および電源のON/OFF切替を行うメインスイッ
チ94を備えている。また、第2リセットスイッチ93
と同様の機能を有する第1リセットスイッチ48が、前
面扉背面側の施錠装置19に対応する位置に設けられて
いる。払出用ホッパー80からオーバーフローしたメダ
ルを貯留するオーバーフロータンク95の内部には、貯
留するメダルが満タンになったことを検知する満タンセ
ンサ90が設けられている。
ト9と、払出用ホッパー80と、オーバーフロータンク
95が設けられている。電源ユニット9は、内部抽選へ
の当選確率を設定する設定スイッチ91、設定スイッチ
91を開錠操作により操作可能とする設定キースイッチ
92、内部状態をリセットする第2リセットスイッチ9
3、および電源のON/OFF切替を行うメインスイッ
チ94を備えている。また、第2リセットスイッチ93
と同様の機能を有する第1リセットスイッチ48が、前
面扉背面側の施錠装置19に対応する位置に設けられて
いる。払出用ホッパー80からオーバーフローしたメダ
ルを貯留するオーバーフロータンク95の内部には、貯
留するメダルが満タンになったことを検知する満タンセ
ンサ90が設けられている。
【0046】払出用ホッパー80には、払出センサ81
と、取込貯留タンク82と、払出用モータ83が設けら
れている。取込貯留タンク82に貯留されたメダルは、
払出用モータ83の駆動により返却通路17の下部に払
い出され、メダル払出口71から排出される。払出用ホ
ッパー80から払い出されるメダルは、払出センサ81
により検知される。
と、取込貯留タンク82と、払出用モータ83が設けら
れている。取込貯留タンク82に貯留されたメダルは、
払出用モータ83の駆動により返却通路17の下部に払
い出され、メダル払出口71から排出される。払出用ホ
ッパー80から払い出されるメダルは、払出センサ81
により検知される。
【0047】スロットマシン1の下部前面側には、メダ
ル払出口71と、メダル貯留皿72が設けられている。
メダル払出口71は、メダルセレクター8によって排除
されたメダルおよび払出用ホッパー80によって払い出
されたメダルを、外部に排出するものである。メダル貯
留皿72は、排出されたメダルを貯めておくためのもの
である。メダル貯留皿72の上の前面パネルには、内部
に設置された蛍光灯64(図8参照)が発した光が照射
される。
ル払出口71と、メダル貯留皿72が設けられている。
メダル払出口71は、メダルセレクター8によって排除
されたメダルおよび払出用ホッパー80によって払い出
されたメダルを、外部に排出するものである。メダル貯
留皿72は、排出されたメダルを貯めておくためのもの
である。メダル貯留皿72の上の前面パネルには、内部
に設置された蛍光灯64(図8参照)が発した光が照射
される。
【0048】スロットマシン1の下部前面側と、上部前
面側の左右には、それぞれ演出手段としてのスピーカ7
U、7L、7Rが設けられている。スピーカ7U、7
L、7Rは、入賞時およびビッグボーナス、レギュラー
ボーナス突入時の効果音の出力や、異常時における警報
音の出力を行うと共に、遊技状態に応じた様々な演出用
の音声の出力を行う。
面側の左右には、それぞれ演出手段としてのスピーカ7
U、7L、7Rが設けられている。スピーカ7U、7
L、7Rは、入賞時およびビッグボーナス、レギュラー
ボーナス突入時の効果音の出力や、異常時における警報
音の出力を行うと共に、遊技状態に応じた様々な演出用
の音声の出力を行う。
【0049】上記の各部を制御する制御基板として、内
部下側に配された電源基板100、内部上側にそれぞれ
配された遊技制御基板101、リール中継基板103、
リールランプ中継基板104および外部出力基板10
5、並びに前面扉裏側に配された演出制御基板102が
設けられている。図8は、各制御基板100〜105を
含む、このスロットマシン1の制御回路の構成を示す図
である。図9は、遊技制御基板101および演出制御基
板102に搭載された回路構成要素および信号配線を示
す図である。
部下側に配された電源基板100、内部上側にそれぞれ
配された遊技制御基板101、リール中継基板103、
リールランプ中継基板104および外部出力基板10
5、並びに前面扉裏側に配された演出制御基板102が
設けられている。図8は、各制御基板100〜105を
含む、このスロットマシン1の制御回路の構成を示す図
である。図9は、遊技制御基板101および演出制御基
板102に搭載された回路構成要素および信号配線を示
す図である。
【0050】電源基板100は、AC100Vの外部電
源電圧を変圧し、遊技制御基板101その他のスロット
マシン1の各部に動作電力を供給する。なお、図8で
は、遊技制御基板101、一括投入装置4および払出用
ホッパー80にのみ接続されているが、他の各部への電
力の供給も行っている。また、電源基板100には、設
定スイッチ91、設定キースイッチ92、第2リセット
スイッチ93、メインスイッチ94が接続されており、
これらのスイッチの検出信号を遊技制御基板101へと
送る。
源電圧を変圧し、遊技制御基板101その他のスロット
マシン1の各部に動作電力を供給する。なお、図8で
は、遊技制御基板101、一括投入装置4および払出用
ホッパー80にのみ接続されているが、他の各部への電
力の供給も行っている。また、電源基板100には、設
定スイッチ91、設定キースイッチ92、第2リセット
スイッチ93、メインスイッチ94が接続されており、
これらのスイッチの検出信号を遊技制御基板101へと
送る。
【0051】遊技制御基板101は、スロットマシン1
における遊技の進行全体の流れを制御するメイン側の制
御基板であり、CPU111、RAM112、ROM1
13およびI/Oポート114を含む1チップマイクロ
コンピュータからなる制御部110を搭載している。ま
た、乱数発生回路115、サンプリング回路116、バ
ッファ回路117、スイッチ回路118、モータ回路1
19その他の回路を搭載している。
における遊技の進行全体の流れを制御するメイン側の制
御基板であり、CPU111、RAM112、ROM1
13およびI/Oポート114を含む1チップマイクロ
コンピュータからなる制御部110を搭載している。ま
た、乱数発生回路115、サンプリング回路116、バ
ッファ回路117、スイッチ回路118、モータ回路1
19その他の回路を搭載している。
【0052】CPU111は、計時機能、タイマ割り込
み機能を備え、ROM113に記憶されたプログラムを
実行して、遊技の進行に関する処理を行うと共に、スロ
ットマシン1内の制御回路の各部を直接的または間接的
に制御する。ROM113は、CPU111が実行する
プログラムや固定的なデータを記憶する。I/Oポート
114は、遊技制御基板101に接続された各回路との
間で制御信号を入出力する。
み機能を備え、ROM113に記憶されたプログラムを
実行して、遊技の進行に関する処理を行うと共に、スロ
ットマシン1内の制御回路の各部を直接的または間接的
に制御する。ROM113は、CPU111が実行する
プログラムや固定的なデータを記憶する。I/Oポート
114は、遊技制御基板101に接続された各回路との
間で制御信号を入出力する。
【0053】RAM112は、CPU111がプログラ
ムを実行する際の作業領域として使用されるもので、各
種当選フラグや各種遊技状態フラグ、或いは各種のカウ
ンタの値の記憶領域が設けられる。例えば、RAM11
2には、取込センサ50からの検出信号に基づいて取込
メダル数を計数する取込メダルカウンタの値を記憶する
領域が設けられている。RAM112には、また、遊技
者が設定した賭数を示す賭数変数Bet、データとして
スロットマシン1に蓄積された遊技者所有のメダル数を
示すクレジット変数Cdtを記憶する領域が設けられて
いる。
ムを実行する際の作業領域として使用されるもので、各
種当選フラグや各種遊技状態フラグ、或いは各種のカウ
ンタの値の記憶領域が設けられる。例えば、RAM11
2には、取込センサ50からの検出信号に基づいて取込
メダル数を計数する取込メダルカウンタの値を記憶する
領域が設けられている。RAM112には、また、遊技
者が設定した賭数を示す賭数変数Bet、データとして
スロットマシン1に蓄積された遊技者所有のメダル数を
示すクレジット変数Cdtを記憶する領域が設けられて
いる。
【0054】乱数発生回路115は、クロック信号に従
ってカウントするカウンタによって構成され、サンプリ
ング回路116は、乱数発生回路115が発生している
数値を取得する。CPU111は、その処理に応じてサ
ンプリング回路116に指示を送ることで、乱数発生回
路115が示している数値を乱数として取得する(以
下、この機能をハードウェア乱数機能という)。CPU
111は、I/Oポート114およびバッファ回路11
7を介して演出制御基板102に、各種のコマンドを送
信する。なお、遊技制御基板101から演出制御基板1
02へ情報は一方向のみで送られ、演出制御基板102
から遊技制御基板101へ向けて情報が送られることは
ない。
ってカウントするカウンタによって構成され、サンプリ
ング回路116は、乱数発生回路115が発生している
数値を取得する。CPU111は、その処理に応じてサ
ンプリング回路116に指示を送ることで、乱数発生回
路115が示している数値を乱数として取得する(以
下、この機能をハードウェア乱数機能という)。CPU
111は、I/Oポート114およびバッファ回路11
7を介して演出制御基板102に、各種のコマンドを送
信する。なお、遊技制御基板101から演出制御基板1
02へ情報は一方向のみで送られ、演出制御基板102
から遊技制御基板101へ向けて情報が送られることは
ない。
【0055】遊技制御基板101には、投入センサ1
8、1枚BETスイッチ45、MAXBETスイッチ4
6、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42L、
42C、42R、精算スイッチ47、第1リセットスイ
ッチ48、取込センサ50が接続されており、これらの
スイッチ/センサ類の検出信号が入力される。また、リ
ール中継基板103を介して、リールセンサ3SL、3
SC、3SRの検出信号が入力される。I/Oポート1
14を介して入力されるこれらスイッチ/センサ類の検
出信号、或いは前述したように電源基板100を介して
入力される各種スイッチの検出信号に従って、遊技制御
基板101上のCPU111は、処理を行っている。
8、1枚BETスイッチ45、MAXBETスイッチ4
6、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42L、
42C、42R、精算スイッチ47、第1リセットスイ
ッチ48、取込センサ50が接続されており、これらの
スイッチ/センサ類の検出信号が入力される。また、リ
ール中継基板103を介して、リールセンサ3SL、3
SC、3SRの検出信号が入力される。I/Oポート1
14を介して入力されるこれらスイッチ/センサ類の検
出信号、或いは前述したように電源基板100を介して
入力される各種スイッチの検出信号に従って、遊技制御
基板101上のCPU111は、処理を行っている。
【0056】遊技制御基板101には、また、流路切替
ソレノイド49、ゲーム回数表示器51、クレジット表
示器52、ペイアウト表示器53、投入指示ランプ5
9、1枚、2枚、3枚賭けランプ54〜58、スタート
ランプ60、ウェイトランプ61、リプレイランプ6
2、ゲームオーバーランプ63、BETボタンランプ7
0a、70bが接続されており、CPU111は、遊技
の進行状況に従ってこれらの動作を制御している。ま
た、遊技制御基板101には、リール中継基板103を
介してリールモータ3ML、3MC、3MRが接続され
ており、CPU111は、モータ回路119およびリー
ル中継基板103を介して引き込み制御を行っている。
ソレノイド49、ゲーム回数表示器51、クレジット表
示器52、ペイアウト表示器53、投入指示ランプ5
9、1枚、2枚、3枚賭けランプ54〜58、スタート
ランプ60、ウェイトランプ61、リプレイランプ6
2、ゲームオーバーランプ63、BETボタンランプ7
0a、70bが接続されており、CPU111は、遊技
の進行状況に従ってこれらの動作を制御している。ま
た、遊技制御基板101には、リール中継基板103を
介してリールモータ3ML、3MC、3MRが接続され
ており、CPU111は、モータ回路119およびリー
ル中継基板103を介して引き込み制御を行っている。
【0057】演出制御基板102は、スロットマシン1
における演出の実行を制御するサブ側の制御基板であ
り、CPU121、RAM122、ROM123および
I/Oポート124を含む1チップマイクロコンピュー
タからなる制御部120を搭載している。また、乱数発
生回路125およびサンプリング回路126を搭載して
おり、CPU121は、サンプリング回路126により
乱数発生回路125がカウントしている値を取得するこ
とにより、遊技制御基板101と同様のハードウェア乱
数機能を形成している。
における演出の実行を制御するサブ側の制御基板であ
り、CPU121、RAM122、ROM123および
I/Oポート124を含む1チップマイクロコンピュー
タからなる制御部120を搭載している。また、乱数発
生回路125およびサンプリング回路126を搭載して
おり、CPU121は、サンプリング回路126により
乱数発生回路125がカウントしている値を取得するこ
とにより、遊技制御基板101と同様のハードウェア乱
数機能を形成している。
【0058】CPU121は、ROM123に記憶され
たプログラムを実行して、演出の実行に関する処理を行
うと共に、演出制御基板102内の各回路およびこれに
接続された各回路を制御する。演出の実行は、バッファ
127およびI/Oポート124を介して遊技制御基板
101から受信したコマンドに基づいて行われる。RA
M122は、CPU121がプログラムを実行する際の
作業領域として使用される。ROM123は、CPU1
21が実行するプログラムや固定的なデータを記憶す
る。I/Oポート124は、演出制御基板102に接続
された各回路との間で制御信号を入出力する。
たプログラムを実行して、演出の実行に関する処理を行
うと共に、演出制御基板102内の各回路およびこれに
接続された各回路を制御する。演出の実行は、バッファ
127およびI/Oポート124を介して遊技制御基板
101から受信したコマンドに基づいて行われる。RA
M122は、CPU121がプログラムを実行する際の
作業領域として使用される。ROM123は、CPU1
21が実行するプログラムや固定的なデータを記憶す
る。I/Oポート124は、演出制御基板102に接続
された各回路との間で制御信号を入出力する。
【0059】演出制御基板102には、遊技効果ランプ
75A〜75M、スピーカ7L、7R、7U、蛍光灯6
4が接続されており、これらを駆動するため、スピーカ
駆動回路131、表示駆動回路132、ランプ駆動回路
133等を備えている。また、リールランプ中継基板1
04を介してリールランプ3LPが接続されている。演
出制御基板102の制御部は、これら各部をそれぞれ制
御して、演出を行っている。
75A〜75M、スピーカ7L、7R、7U、蛍光灯6
4が接続されており、これらを駆動するため、スピーカ
駆動回路131、表示駆動回路132、ランプ駆動回路
133等を備えている。また、リールランプ中継基板1
04を介してリールランプ3LPが接続されている。演
出制御基板102の制御部は、これら各部をそれぞれ制
御して、演出を行っている。
【0060】リール中継基板103は、遊技制御基板1
01と外部出力基板105およびリールユニット3との
間を中継している。リール中継基板103には、また、
満タンセンサ90が接続されており、その検出信号が入
力される。リールランプ中継基板104は、演出制御基
板102とリールユニット3との間を中継している。外
部出力基板105は、ホールの管理コンピュータなどの
外部装置に接続されており、遊技制御基板101からリ
ール中継基板103を介して入力されたビッグボーナス
中信号、レギュラーボーナス中信号、リール制御信号、
ストップスイッチ信号、メダルIN信号、メダルOUT
信号を、当該外部装置に出力する。
01と外部出力基板105およびリールユニット3との
間を中継している。リール中継基板103には、また、
満タンセンサ90が接続されており、その検出信号が入
力される。リールランプ中継基板104は、演出制御基
板102とリールユニット3との間を中継している。外
部出力基板105は、ホールの管理コンピュータなどの
外部装置に接続されており、遊技制御基板101からリ
ール中継基板103を介して入力されたビッグボーナス
中信号、レギュラーボーナス中信号、リール制御信号、
ストップスイッチ信号、メダルIN信号、メダルOUT
信号を、当該外部装置に出力する。
【0061】次に、内部抽選について説明する。内部抽
選は、後述する各役への入賞を許容するかどうかを決定
するものであり、ハードウェア乱数機能を用いて取得し
た乱数、設定スイッチ91による設定、遊技者が設定し
た賭数(賭数変数Betの値)、および現在の遊技状態
に基づいてROM113内に用意された当選判定用テー
ブルを参照し、CPU111が行うものである。内部抽
選に当選した場合は、当選した役に対応した当選フラグ
が遊技制御基板101のRAM112に設定される。当
選フラグは、ビット毎に役の種類が決められた1ワード
(16ビット)内に格納される。
選は、後述する各役への入賞を許容するかどうかを決定
するものであり、ハードウェア乱数機能を用いて取得し
た乱数、設定スイッチ91による設定、遊技者が設定し
た賭数(賭数変数Betの値)、および現在の遊技状態
に基づいてROM113内に用意された当選判定用テー
ブルを参照し、CPU111が行うものである。内部抽
選に当選した場合は、当選した役に対応した当選フラグ
が遊技制御基板101のRAM112に設定される。当
選フラグは、ビット毎に役の種類が決められた1ワード
(16ビット)内に格納される。
【0062】また、上記の内部抽選の結果によって、ビ
ッグボーナス当選フラグ、レギュラーボーナス当選フラ
グ、小役当選フラグ(小役の種類に応じて複数あり)、
リプレイ当選フラグ、さらにビッグボーナス中ではJA
CIN当選フラグ(リプレイ当選フラグと実質的に同じ
位置に設定されるフラグ)が遊技制御基板101内のR
AM112に設定される。ビッグボーナス当選フラグお
よびレギュラーボーナス当選フラグは、実際に入賞する
まで次ゲーム以降に持ち越される。
ッグボーナス当選フラグ、レギュラーボーナス当選フラ
グ、小役当選フラグ(小役の種類に応じて複数あり)、
リプレイ当選フラグ、さらにビッグボーナス中ではJA
CIN当選フラグ(リプレイ当選フラグと実質的に同じ
位置に設定されるフラグ)が遊技制御基板101内のR
AM112に設定される。ビッグボーナス当選フラグお
よびレギュラーボーナス当選フラグは、実際に入賞する
まで次ゲーム以降に持ち越される。
【0063】この内部抽選の結果に基づいてRAM11
2に設定された各種当選フラグに関する情報は、当選状
況通知コマンドとして、各回のゲーム毎に遊技制御基板
101から演出制御基板102へと送られる。但し、内
部抽選の結果を外部に完全に出さないようにするため、
例えば60000分の1の割合で内部抽選の結果を特定
不可能な当選状況通知コマンドが送られる。
2に設定された各種当選フラグに関する情報は、当選状
況通知コマンドとして、各回のゲーム毎に遊技制御基板
101から演出制御基板102へと送られる。但し、内
部抽選の結果を外部に完全に出さないようにするため、
例えば60000分の1の割合で内部抽選の結果を特定
不可能な当選状況通知コマンドが送られる。
【0064】上記した各種当選フラグがRAM112に
設定されていると、それぞれに対応した役、或いはビッ
グボーナス中のJACINが発生可能となる。すなわ
ち、リール3L、3C、3Rが停止させられたときに、
可変表示部2の賭数に応じて設定された有効ライン上に
役図柄の入賞が可能となる。入賞の際には、メダルの払
出が行われ、また、入賞に伴って遊技状態が変化させら
れる。以下、これらの入賞と判定される“役”について
説明する。
設定されていると、それぞれに対応した役、或いはビッ
グボーナス中のJACINが発生可能となる。すなわ
ち、リール3L、3C、3Rが停止させられたときに、
可変表示部2の賭数に応じて設定された有効ライン上に
役図柄の入賞が可能となる。入賞の際には、メダルの払
出が行われ、また、入賞に伴って遊技状態が変化させら
れる。以下、これらの入賞と判定される“役”について
説明する。
【0065】賭数に応じた有効ライン上に、例えば「B
AR」が3つ揃った場合、遊技状態がレギュラーボーナ
スに移行する。レギュラーボーナスは、レギュラーボー
ナスゲームと称されるゲームを所定回(例えば、12
回)だけ行うこと、または所定回(例えば、8回)だけ
入賞する(有効ライン上に「JAC」が揃う)ことによ
り終了する。遊技制御基板101には、レギュラーボー
ナスゲームの回数およびその入賞回数をカウントするカ
ウンタが設けられている。なお、このレギュラーボーナ
ス中には、遊技制御基板101内のRAM112にレギ
ュラーボーナス中フラグが設定される。
AR」が3つ揃った場合、遊技状態がレギュラーボーナ
スに移行する。レギュラーボーナスは、レギュラーボー
ナスゲームと称されるゲームを所定回(例えば、12
回)だけ行うこと、または所定回(例えば、8回)だけ
入賞する(有効ライン上に「JAC」が揃う)ことによ
り終了する。遊技制御基板101には、レギュラーボー
ナスゲームの回数およびその入賞回数をカウントするカ
ウンタが設けられている。なお、このレギュラーボーナ
ス中には、遊技制御基板101内のRAM112にレギ
ュラーボーナス中フラグが設定される。
【0066】賭数に応じた有効ライン上に、例えば「色
つき7」が3つ、または「色なし7」が3つ揃った場合
には、遊技状態がビッグボーナスに移行する。ビッグボ
ーナスにおいては、小役ゲームと称されるゲームを最大
30ゲーム行うことができる。この小役ゲームでは、比
較的高い確率で有効ライン上に「JAC」が揃い(JA
CIN)、JACINすると、前述したレギュラーボー
ナスが提供される(最大3回)。
つき7」が3つ、または「色なし7」が3つ揃った場合
には、遊技状態がビッグボーナスに移行する。ビッグボ
ーナスにおいては、小役ゲームと称されるゲームを最大
30ゲーム行うことができる。この小役ゲームでは、比
較的高い確率で有効ライン上に「JAC」が揃い(JA
CIN)、JACINすると、前述したレギュラーボー
ナスが提供される(最大3回)。
【0067】ビッグボーナスは、30回の小役ゲームが
終了するか、3回目のJACINに基づいたレギュラー
ボーナスが終了することにより終了する。遊技制御基板
101には、小役ゲーム回数、JACINの回数、レギ
ュラーボーナスゲームのゲーム数およびその入賞数、並
びにビッグボーナス中におけるメダルの獲得枚数をカウ
ントするカウンタが設けられている。なお、このビッグ
ボーナス中には、遊技制御基板101内のRAM112
にビッグボーナス中フラグが設定される。
終了するか、3回目のJACINに基づいたレギュラー
ボーナスが終了することにより終了する。遊技制御基板
101には、小役ゲーム回数、JACINの回数、レギ
ュラーボーナスゲームのゲーム数およびその入賞数、並
びにビッグボーナス中におけるメダルの獲得枚数をカウ
ントするカウンタが設けられている。なお、このビッグ
ボーナス中には、遊技制御基板101内のRAM112
にビッグボーナス中フラグが設定される。
【0068】また、レギュラーボーナスゲーム(ビック
ボーナス中に提供された場合を含む)以外のゲームで、
「スイカ」、「チェリー」または「ベル」が揃った場合
には、小役入賞となる。また、「色なし7−スイカ−ス
イカ」、「色つき7−スイカ−スイカ」、或いは「BA
R−スイカ−スイカ」となった場合にも、小役入賞とな
る。これらの小役は、内部抽選において重複して当選す
ることはない。
ボーナス中に提供された場合を含む)以外のゲームで、
「スイカ」、「チェリー」または「ベル」が揃った場合
には、小役入賞となる。また、「色なし7−スイカ−ス
イカ」、「色つき7−スイカ−スイカ」、或いは「BA
R−スイカ−スイカ」となった場合にも、小役入賞とな
る。これらの小役は、内部抽選において重複して当選す
ることはない。
【0069】さらに、ビッグボーナス期間中において提
供される小役ゲームとレギュラーボーナスゲームとを除
き、有効ライン上に「JAC」が揃った場合には、リプ
レイ入賞となる。以上説明した役への入賞があった場合
には、リプレイ入賞であった場合を除いて、それぞれの
役に応じた枚数のメダルが払い出される(但し、クレジ
ット数が50に達するまでは、役に応じた数のクレジッ
トがデータとして蓄積される)。払出の枚数は、「スイ
カ」のみによる小役が8枚、「チェリー」による小役が
4枚である他は、全て15枚である。
供される小役ゲームとレギュラーボーナスゲームとを除
き、有効ライン上に「JAC」が揃った場合には、リプ
レイ入賞となる。以上説明した役への入賞があった場合
には、リプレイ入賞であった場合を除いて、それぞれの
役に応じた枚数のメダルが払い出される(但し、クレジ
ット数が50に達するまでは、役に応じた数のクレジッ
トがデータとして蓄積される)。払出の枚数は、「スイ
カ」のみによる小役が8枚、「チェリー」による小役が
4枚である他は、全て15枚である。
【0070】以下、この実施の形態にかかるスロットマ
シン1における遊技動作について説明する。なお、以下
の説明において”ゲーム”といった場合には、賭数を設
定してから、リール3L、3C、3Rを回転/停止する
までの一連の過程を含むものとする。さらに、リール3
L、3C、3Rの回転停止に伴って、その後に何らかの
処理(例えば、メダルの払出や遊技状態の移行)が行わ
れる場合には、これも1ゲーム内の処理として含まれる
ものとする。
シン1における遊技動作について説明する。なお、以下
の説明において”ゲーム”といった場合には、賭数を設
定してから、リール3L、3C、3Rを回転/停止する
までの一連の過程を含むものとする。さらに、リール3
L、3C、3Rの回転停止に伴って、その後に何らかの
処理(例えば、メダルの払出や遊技状態の移行)が行わ
れる場合には、これも1ゲーム内の処理として含まれる
ものとする。
【0071】図10は、遊技制御基板101のCPU1
11が実行する1ゲーム分の処理を示すフローチャート
である。1ゲームの処理が開始すると、まず、初期処理
が行われる(ステップS1)。なお、通常に遊技が進行
している場合には、初期処理としては何も行われない。
すなわち、この初期処理は、電源投入時やエラーからの
復帰時に、設定のチェックやバックアップされた情報の
復元などを行うものである。
11が実行する1ゲーム分の処理を示すフローチャート
である。1ゲームの処理が開始すると、まず、初期処理
が行われる(ステップS1)。なお、通常に遊技が進行
している場合には、初期処理としては何も行われない。
すなわち、この初期処理は、電源投入時やエラーからの
復帰時に、設定のチェックやバックアップされた情報の
復元などを行うものである。
【0072】次に、1枚BETボタン14またはMAX
BETボタン15を操作することにより、或いはメダル
投入口13からメダルを投入することにより賭数を設定
し、スタートレバー11を操作することにより、当該ゲ
ームの実質的な開始を指示するBET処理を行う(ステ
ップS2)。なお、BET処理の詳細については後述す
る。
BETボタン15を操作することにより、或いはメダル
投入口13からメダルを投入することにより賭数を設定
し、スタートレバー11を操作することにより、当該ゲ
ームの実質的な開始を指示するBET処理を行う(ステ
ップS2)。なお、BET処理の詳細については後述す
る。
【0073】BET処理により賭数が設定され、スター
トレバー11が操作されると、上記した各役への入賞を
許容するかどうかを決定する抽選処理を行う(ステップ
S3)。この抽選処理における抽選結果に基づいて、各
種当選フラグコマンドがRAM112に設定されると共
に、各役への当選状況を示す当選状況通知コマンドが演
出制御基板102へと送られる。
トレバー11が操作されると、上記した各役への入賞を
許容するかどうかを決定する抽選処理を行う(ステップ
S3)。この抽選処理における抽選結果に基づいて、各
種当選フラグコマンドがRAM112に設定されると共
に、各役への当選状況を示す当選状況通知コマンドが演
出制御基板102へと送られる。
【0074】抽選処理が終了すると、次にリール変動開
始処理が行われる(ステップS4)。リール変動開始処
理では、前回のゲームでのリール3L、3C、3Rの回
転開始から1ゲームタイマが計時する時間が所定時間
(例えば、4.1秒)だけ経過していることを条件に、
リールモータ3ML、3MC、3MRを駆動させ、左、
中、右の全てのリール3L、3C、3Rを回転開始させ
る。これにより、可変表示部2において図柄が可変表示
される。前回のゲームでの回転開始から所定時間が経過
していない場合、回転開始待ちとなり、ウェイトランプ
61を点灯させることによりその旨をウェイト表示部3
1で報知する。なお、リール3L、3C、3Rを回転開
始させる順序は、RAM112に設定されている各種フ
ラグの状態に従って変化させてもよい。また、回転開始
時にリール停止タイマおよび次回のゲームのための1ゲ
ームタイマの計時を開始する。
始処理が行われる(ステップS4)。リール変動開始処
理では、前回のゲームでのリール3L、3C、3Rの回
転開始から1ゲームタイマが計時する時間が所定時間
(例えば、4.1秒)だけ経過していることを条件に、
リールモータ3ML、3MC、3MRを駆動させ、左、
中、右の全てのリール3L、3C、3Rを回転開始させ
る。これにより、可変表示部2において図柄が可変表示
される。前回のゲームでの回転開始から所定時間が経過
していない場合、回転開始待ちとなり、ウェイトランプ
61を点灯させることによりその旨をウェイト表示部3
1で報知する。なお、リール3L、3C、3Rを回転開
始させる順序は、RAM112に設定されている各種フ
ラグの状態に従って変化させてもよい。また、回転開始
時にリール停止タイマおよび次回のゲームのための1ゲ
ームタイマの計時を開始する。
【0075】その後、リール変動停止処理が行われる
(ステップS5)。リール変動停止処理では、リールの
回転開始から所定の条件(回転速度が一定速度に達した
後、リールセンサ3SL、3SC、3SRにより基準位
置を検出すること)が成立した後、停止ボタン12L、
12C、12Rを操作有効とし、それぞれ遊技者によっ
て操作されることにより、リールモータ3ML、3M
C、3MRを駆動停止させ、リール3L、3C、3Rの
回転を停止させる。このとき、RAM112に設定して
いる各種当選フラグと遊技状態とに基づいて、リール3
L、3C、3Rの駆動停止を制御する引き込み制御によ
り停止図柄を選択している。また、リール停止タイマが
計時する時間が所定時間(例えば、30秒)を経過する
と、リール3L、3C、3Rの駆動を強制的に停止させ
る。
(ステップS5)。リール変動停止処理では、リールの
回転開始から所定の条件(回転速度が一定速度に達した
後、リールセンサ3SL、3SC、3SRにより基準位
置を検出すること)が成立した後、停止ボタン12L、
12C、12Rを操作有効とし、それぞれ遊技者によっ
て操作されることにより、リールモータ3ML、3M
C、3MRを駆動停止させ、リール3L、3C、3Rの
回転を停止させる。このとき、RAM112に設定して
いる各種当選フラグと遊技状態とに基づいて、リール3
L、3C、3Rの駆動停止を制御する引き込み制御によ
り停止図柄を選択している。また、リール停止タイマが
計時する時間が所定時間(例えば、30秒)を経過する
と、リール3L、3C、3Rの駆動を強制的に停止させ
る。
【0076】リール3L、3C、3Rの駆動がそれぞれ
停止すると、その停止時における表示態様において、ス
テップS2のBET処理で設定した賭数に応じた有効ラ
イン上に上記したいずれかの役図柄が揃ったかどうかを
判定する入賞判定処理が行われる(ステップS6)。こ
の入賞判定処理でいずれかの役に入賞したと判定される
と、遊技制御基板101において入賞の種類に応じた各
種設定が行われると共に、入賞情報コマンドが演出制御
基板102へと送られる。また、ビッグボーナスの終了
となった場合には、ビッグボーナス終了コマンドが演出
制御基板102へと送られる。
停止すると、その停止時における表示態様において、ス
テップS2のBET処理で設定した賭数に応じた有効ラ
イン上に上記したいずれかの役図柄が揃ったかどうかを
判定する入賞判定処理が行われる(ステップS6)。こ
の入賞判定処理でいずれかの役に入賞したと判定される
と、遊技制御基板101において入賞の種類に応じた各
種設定が行われると共に、入賞情報コマンドが演出制御
基板102へと送られる。また、ビッグボーナスの終了
となった場合には、ビッグボーナス終了コマンドが演出
制御基板102へと送られる。
【0077】入賞判定処理が終了すると、払出処理が行
われ、入賞判定処理において設定した払出予定メダル枚
数だけクレジットを増加させる。但し、データとして蓄
積されているクレジットの数、すなわちクレジット変数
Cdtが“50”に達した場合には、払出用モータ83
を駆動させることにより、超過した枚数のメダルをメダ
ル払出口71から払い出させる(ステップS7)。払出
処理において、演出制御基板102に演出を行わせるた
めの演出コマンドを送信したり、クレジット表示器52
などの表示を更新する場合もある。そして、1ゲーム分
の処理が終了し、次の1ゲーム分の処理が開始する。
われ、入賞判定処理において設定した払出予定メダル枚
数だけクレジットを増加させる。但し、データとして蓄
積されているクレジットの数、すなわちクレジット変数
Cdtが“50”に達した場合には、払出用モータ83
を駆動させることにより、超過した枚数のメダルをメダ
ル払出口71から払い出させる(ステップS7)。払出
処理において、演出制御基板102に演出を行わせるた
めの演出コマンドを送信したり、クレジット表示器52
などの表示を更新する場合もある。そして、1ゲーム分
の処理が終了し、次の1ゲーム分の処理が開始する。
【0078】次に、上記したステップS2のBET処理
について詳しく説明する。図11は、CPU111がス
テップS2で実行するBET処理を詳細に示すフローチ
ャートである。BET処理では、まず、RAM112に
リプレイゲームフラグが設定されているかどうかを調
べ、前回のゲームでリプレイ入賞(JACIN、JAC
入賞の場合を除く)して、今回のゲームがリプレイゲー
ムとして行われるものとなっているかどうかを判定する
(ステップS101)。
について詳しく説明する。図11は、CPU111がス
テップS2で実行するBET処理を詳細に示すフローチ
ャートである。BET処理では、まず、RAM112に
リプレイゲームフラグが設定されているかどうかを調
べ、前回のゲームでリプレイ入賞(JACIN、JAC
入賞の場合を除く)して、今回のゲームがリプレイゲー
ムとして行われるものとなっているかどうかを判定する
(ステップS101)。
【0079】リプレイゲームとして行われるゲームでな
ければ、賭数変数Betに初期値として“0”を代入す
る(ステップS102)。次に、精算ボタン操作がなさ
れたかどうか、すなわち精算ボタン16が操作され、そ
の旨を示す信号が精算スイッチ47から入力されたかど
うかを判定する(ステップS103)。精算ボタン操作
がなされていなければ、ステップS105の処理に進
む。
ければ、賭数変数Betに初期値として“0”を代入す
る(ステップS102)。次に、精算ボタン操作がなさ
れたかどうか、すなわち精算ボタン16が操作され、そ
の旨を示す信号が精算スイッチ47から入力されたかど
うかを判定する(ステップS103)。精算ボタン操作
がなされていなければ、ステップS105の処理に進
む。
【0080】精算ボタン操作がなされた場合には、クレ
ジット数に応じた枚数のメダルの払出および一括投入装
置4に収容されてるメダルの返却を行わせる(ステップ
S104)。すなわち、払出用モータ83を駆動させる
ことにより払い出されたメダルが払出センサ81により
検知される毎に、クレジット変数Cdtの値を“1”ず
つ減算更新し、クレジット変数Cdtの値が“0”とな
ったことを条件として、払出用モータ83を駆動停止さ
せる。これと同時に、流路切替ソレノイド49の励磁を
解除した状態で移送用モータ4dを駆動させることによ
り、収容タンク4aに収容されているメダルを送り出
し、メダルブロッカー44から返却通路17へ排出させ
る。返却通路17へ排出されたメダルは、メダル払出口
71に誘導されてメダル貯留皿72にて遊技者に返却さ
れる。収容タンク4aに収容されているメダルを送り出
すために所定時間だけ移送用モータ4dを駆動させたの
ち、その駆動を停止させることでメダルを返却するため
の動作を終了し、ステップS105の処理に進む。な
お、収容タンク4aの内部にメダルがなくなったことを
検出する手段を設け、当該検出手段によりメダルがなく
なったことが検出された場合に移送用モータ4dの駆動
を停止させてもよい。
ジット数に応じた枚数のメダルの払出および一括投入装
置4に収容されてるメダルの返却を行わせる(ステップ
S104)。すなわち、払出用モータ83を駆動させる
ことにより払い出されたメダルが払出センサ81により
検知される毎に、クレジット変数Cdtの値を“1”ず
つ減算更新し、クレジット変数Cdtの値が“0”とな
ったことを条件として、払出用モータ83を駆動停止さ
せる。これと同時に、流路切替ソレノイド49の励磁を
解除した状態で移送用モータ4dを駆動させることによ
り、収容タンク4aに収容されているメダルを送り出
し、メダルブロッカー44から返却通路17へ排出させ
る。返却通路17へ排出されたメダルは、メダル払出口
71に誘導されてメダル貯留皿72にて遊技者に返却さ
れる。収容タンク4aに収容されているメダルを送り出
すために所定時間だけ移送用モータ4dを駆動させたの
ち、その駆動を停止させることでメダルを返却するため
の動作を終了し、ステップS105の処理に進む。な
お、収容タンク4aの内部にメダルがなくなったことを
検出する手段を設け、当該検出手段によりメダルがなく
なったことが検出された場合に移送用モータ4dの駆動
を停止させてもよい。
【0081】ステップS105では、賭数変数Betの
値が“3”となって、設定可能な最大数まで賭数が設定
されているかどうかを判定する(ステップS105)。
もっとも、賭数変数Betの初期値は“0”であり、少
なくとも最初にステップS105が実行されたときには
賭数変数Betの値が“3”となってはいない。
値が“3”となって、設定可能な最大数まで賭数が設定
されているかどうかを判定する(ステップS105)。
もっとも、賭数変数Betの初期値は“0”であり、少
なくとも最初にステップS105が実行されたときには
賭数変数Betの値が“3”となってはいない。
【0082】賭数変数Betの値が“3”となっていな
ければ、遊技者によってBETボタン操作がなされたか
どうか、すなわち1枚BETボタン14またはMAXB
ETボタン15が操作され、その旨を示す信号が1枚B
ETスイッチ45またはMAXBETスイッチ46から
入力されたかどうかを判定する(ステップS106)。
BETボタン操作がなされていなければ、ステップS1
08の処理に進む。一方、BETボタン操作がなされた
場合には、ステップS110の処理に進む。
ければ、遊技者によってBETボタン操作がなされたか
どうか、すなわち1枚BETボタン14またはMAXB
ETボタン15が操作され、その旨を示す信号が1枚B
ETスイッチ45またはMAXBETスイッチ46から
入力されたかどうかを判定する(ステップS106)。
BETボタン操作がなされていなければ、ステップS1
08の処理に進む。一方、BETボタン操作がなされた
場合には、ステップS110の処理に進む。
【0083】また、ステップS105で賭数変数Bet
の値が“3”となっていれば、クレジット変数Cdtの
値が“50”となって、設定可能な最大数まで遊技者所
有の有価価値がスロットマシン1内に蓄積されているか
どうかを判定する(ステップS107)。クレジット変
数Cdtの値が“50”となっている場合には、ステッ
プS112の処理に進む。一方、クレジット変数Cdt
の値が“50”となっていなければ、ステップS108
の処理に進む。
の値が“3”となっていれば、クレジット変数Cdtの
値が“50”となって、設定可能な最大数まで遊技者所
有の有価価値がスロットマシン1内に蓄積されているか
どうかを判定する(ステップS107)。クレジット変
数Cdtの値が“50”となっている場合には、ステッ
プS112の処理に進む。一方、クレジット変数Cdt
の値が“50”となっていなければ、ステップS108
の処理に進む。
【0084】ステップS108では、投入センサ18か
ら入力される信号に基づいて、メダル投入口13よりメ
ダルの投入がなされたかどうかを判定する(ステップS
108)。投入がなされた場合には、図12に示すステ
ップS201の処理に進む。一方、メダルの投入がなさ
れていない場合には、ステップS112の処理に進む。
ら入力される信号に基づいて、メダル投入口13よりメ
ダルの投入がなされたかどうかを判定する(ステップS
108)。投入がなされた場合には、図12に示すステ
ップS201の処理に進む。一方、メダルの投入がなさ
れていない場合には、ステップS112の処理に進む。
【0085】ステップS110では、クレジット変数C
dtの値が“0”となって、遊技者所有の有価価値がス
ロットマシン1の内部に蓄積されていないかどうかを判
定する(ステップS110)。クレジット変数Cdtの
値が“0”となっている場合には、図12に示すステッ
プS201の処理に進む。一方、クレジット変数Cdt
の値が“0”となっていない場合には、遊技者が操作し
た1枚BETボタン14またはMAXBETボタン15
に応じて、賭数変数Betの値の加算更新およびクレジ
ット変数Cdtの値の減算更新を行うなどして賭数を設
定し(ステップS111)、ステップS112の処理に
進む。
dtの値が“0”となって、遊技者所有の有価価値がス
ロットマシン1の内部に蓄積されていないかどうかを判
定する(ステップS110)。クレジット変数Cdtの
値が“0”となっている場合には、図12に示すステッ
プS201の処理に進む。一方、クレジット変数Cdt
の値が“0”となっていない場合には、遊技者が操作し
た1枚BETボタン14またはMAXBETボタン15
に応じて、賭数変数Betの値の加算更新およびクレジ
ット変数Cdtの値の減算更新を行うなどして賭数を設
定し(ステップS111)、ステップS112の処理に
進む。
【0086】ステップS112では、スタートスイッチ
41から入力される信号により、スタートレバー11が
遊技者によって操作されたかどうかを判定する(ステッ
プS112)。スタートレバー11が操作されていなけ
れば、ステップS103の処理に戻る。スタートレバー
11が操作された場合には、さらに賭数変数Betの値
が“0”でないかどうかを判定する(ステップS11
3)。ここで、賭数変数Betの値が“0”であれば、
ステップS103の処理に戻る。一方、賭数変数Bet
の値が“0”ではない場合には、このBET処理を終了
し、ステップS3の抽選処理に進むこととなる。
41から入力される信号により、スタートレバー11が
遊技者によって操作されたかどうかを判定する(ステッ
プS112)。スタートレバー11が操作されていなけ
れば、ステップS103の処理に戻る。スタートレバー
11が操作された場合には、さらに賭数変数Betの値
が“0”でないかどうかを判定する(ステップS11
3)。ここで、賭数変数Betの値が“0”であれば、
ステップS103の処理に戻る。一方、賭数変数Bet
の値が“0”ではない場合には、このBET処理を終了
し、ステップS3の抽選処理に進むこととなる。
【0087】また、ステップS101の判定においてリ
プレイゲームとして行われるゲームであると判定された
場合には、RAM112に設定されているリプレイゲー
ムフラグをクリアする(ステップS114)。その後、
スタートレバー11が操作されたかどうかを判定する
(ステップS115)。スタートレバー11が操作され
ていなければ、ステップS115の処理を繰り返し、ス
タートレバー11が操作されるのを待機する。ここで、
賭数変数Betの値は、前回のゲームのままで変更され
ていない。そして、スタートレバー11が操作される
と、BET処理を終了し、ステップS3の抽選処理に進
むこととなる。
プレイゲームとして行われるゲームであると判定された
場合には、RAM112に設定されているリプレイゲー
ムフラグをクリアする(ステップS114)。その後、
スタートレバー11が操作されたかどうかを判定する
(ステップS115)。スタートレバー11が操作され
ていなければ、ステップS115の処理を繰り返し、ス
タートレバー11が操作されるのを待機する。ここで、
賭数変数Betの値は、前回のゲームのままで変更され
ていない。そして、スタートレバー11が操作される
と、BET処理を終了し、ステップS3の抽選処理に進
むこととなる。
【0088】次に、図12に示すステップS201以降
の処理について説明する。図12に示すステップS20
1からステップS214までの処理は、一括投入装置4
による取込動作を制御するための処理となっている。
の処理について説明する。図12に示すステップS20
1からステップS214までの処理は、一括投入装置4
による取込動作を制御するための処理となっている。
【0089】ステップS201では、クレジット変数C
dtの値が予め定められた基準値を超過しているかどう
かを判定する(ステップS201)。ここでの基準値
は、スロットマシン1内に蓄積可能な遊技者所有の有価
価値の上限近傍の値、すなわちクレジット変数Cdtの
値として設定可能な最大値に近い値(例えば、“4
0”)として、予め定められている。
dtの値が予め定められた基準値を超過しているかどう
かを判定する(ステップS201)。ここでの基準値
は、スロットマシン1内に蓄積可能な遊技者所有の有価
価値の上限近傍の値、すなわちクレジット変数Cdtの
値として設定可能な最大値に近い値(例えば、“4
0”)として、予め定められている。
【0090】クレジット変数Cdtの値が基準値以下で
あれば、電源基板100を介して一括投入装置4を制御
し、メダル移送機構4bを予め定められた通常の速度で
回転させてメダルの取込動作を行わせる(ステップS2
02)。この場合、メダル移送機構4bは、移送用モー
タ4dの駆動により回転し、メダルセレクター8へのメ
ダル送出間隔時間の限界(例えば、0.2秒)を超えな
い程度の速さでメダルを移送する。一方、クレジット変
数Cdtの値が基準値を超過している場合には、一括投
入装置4を制御してメダル移送機構4bを通常よりも低
速で回転させることにより、動作速度を低下させた状態
でのメダルの取込動作を行わせる(ステップS20
3)。また、一括投入装置4の起動時には、取込停止タ
イマの計時を開始する。
あれば、電源基板100を介して一括投入装置4を制御
し、メダル移送機構4bを予め定められた通常の速度で
回転させてメダルの取込動作を行わせる(ステップS2
02)。この場合、メダル移送機構4bは、移送用モー
タ4dの駆動により回転し、メダルセレクター8へのメ
ダル送出間隔時間の限界(例えば、0.2秒)を超えな
い程度の速さでメダルを移送する。一方、クレジット変
数Cdtの値が基準値を超過している場合には、一括投
入装置4を制御してメダル移送機構4bを通常よりも低
速で回転させることにより、動作速度を低下させた状態
でのメダルの取込動作を行わせる(ステップS20
3)。また、一括投入装置4の起動時には、取込停止タ
イマの計時を開始する。
【0091】次に、スタートスイッチ41から入力され
る信号により、スタートレバー11が遊技者によって操
作されたかどうかを判定する(ステップS204)。ス
タートレバー11が操作された場合には、さらに賭数変
数Betの値が“0”でないかどうかを判定する(ステ
ップS205)。ここで、賭数変数Betの値が“0”
でなければ、電源基板100を介して一括投入装置4を
制御することでメダルの取込動作を停止させるととも
に、BET処理を終了してステップS3の抽選処理に復
帰する(ステップS206)。一方、賭数変数Betの
値が“0”である場合には、ステップS207の処理に
進む。ステップS204でスタートレバー11が操作さ
れていない場合にも、ステップS207の処理に進む。
る信号により、スタートレバー11が遊技者によって操
作されたかどうかを判定する(ステップS204)。ス
タートレバー11が操作された場合には、さらに賭数変
数Betの値が“0”でないかどうかを判定する(ステ
ップS205)。ここで、賭数変数Betの値が“0”
でなければ、電源基板100を介して一括投入装置4を
制御することでメダルの取込動作を停止させるととも
に、BET処理を終了してステップS3の抽選処理に復
帰する(ステップS206)。一方、賭数変数Betの
値が“0”である場合には、ステップS207の処理に
進む。ステップS204でスタートレバー11が操作さ
れていない場合にも、ステップS207の処理に進む。
【0092】ステップS207では、取込センサ50か
ら入力される信号により、払出用ホッパー80に取り込
まれるメダルが検出されていないかどうかを判定する
(ステップS207)。メダルが検出されていない場合
には、取込停止タイマが計時する時間が所定時間(例え
ば、3秒)を経過してタイムオーバーとなったかどう
か、すなわち一括投入装置4の停止時間に達したかどう
かを判定する(ステップS208)。ここで、停止時間
に達していない場合には、ステップS204の処理に戻
る。一方、停止時間に達すると、電源基板100を介し
て一括投入装置4を制御することでメダルの取込動作を
停止させたのち(ステップS209)、ステップS10
3の処理に戻る。
ら入力される信号により、払出用ホッパー80に取り込
まれるメダルが検出されていないかどうかを判定する
(ステップS207)。メダルが検出されていない場合
には、取込停止タイマが計時する時間が所定時間(例え
ば、3秒)を経過してタイムオーバーとなったかどう
か、すなわち一括投入装置4の停止時間に達したかどう
かを判定する(ステップS208)。ここで、停止時間
に達していない場合には、ステップS204の処理に戻
る。一方、停止時間に達すると、電源基板100を介し
て一括投入装置4を制御することでメダルの取込動作を
停止させたのち(ステップS209)、ステップS10
3の処理に戻る。
【0093】また、ステップS207で払出用ホッパー
80に取り込まれるメダルが検出されると、賭数変数B
etの値が“3”であるかどうかを判定する(ステップ
S210)。この時に取込停止タイマをクリアして、再
び計時を開始(リセット)する。賭数変数Betの値が
“3”ではない場合には、取込センサ50から入力され
る信号に基づいて計数したメダル数に対応して、賭数変
数Betの値の加算更新を行うなどして賭数を設定し
(ステップS211)、ステップS201の処理に戻
る。
80に取り込まれるメダルが検出されると、賭数変数B
etの値が“3”であるかどうかを判定する(ステップ
S210)。この時に取込停止タイマをクリアして、再
び計時を開始(リセット)する。賭数変数Betの値が
“3”ではない場合には、取込センサ50から入力され
る信号に基づいて計数したメダル数に対応して、賭数変
数Betの値の加算更新を行うなどして賭数を設定し
(ステップS211)、ステップS201の処理に戻
る。
【0094】一方、賭数変数Betの値が“3”である
場合には、取込センサ50から入力される信号に基づい
て計数したメダル数に対応して、クレジット変数Cdt
の値の加算更新を行う(ステップS212)。そして、
加算更新したクレジット変数Cdtの値が“50”とな
って、遊技者所有の有価価値がクレジットの上限に達す
るまでスロットマシン1の内部に蓄積されたかどうかを
判定する(ステップS213)。クレジット変数Cdt
の値が“50”となっていない場合には、ステップS2
01の処理に戻る。
場合には、取込センサ50から入力される信号に基づい
て計数したメダル数に対応して、クレジット変数Cdt
の値の加算更新を行う(ステップS212)。そして、
加算更新したクレジット変数Cdtの値が“50”とな
って、遊技者所有の有価価値がクレジットの上限に達す
るまでスロットマシン1の内部に蓄積されたかどうかを
判定する(ステップS213)。クレジット変数Cdt
の値が“50”となっていない場合には、ステップS2
01の処理に戻る。
【0095】加算更新したクレジット変数Cdtの値が
“50”となって、スロットマシン1の内部に蓄積され
ているメダル数がクレジットの上限に達した場合には、
電源基板100を介して一括投入装置4を制御すること
でメダルの取込動作を停止させたのち(ステップS21
4)、ステップS112の処理に戻る。クレジット変数
Cdtの値が“50”となって一括投入装置4によるメ
ダルの取込動作を停止させる場合、流路切替ソレノイド
49の励磁を解除することで、メダル移送機構4bの慣
性力により送り出されたメダルを返却通路17に排出さ
せ、メダル払出口71を介してメダル貯留皿72に返却
するようにしてもよい。
“50”となって、スロットマシン1の内部に蓄積され
ているメダル数がクレジットの上限に達した場合には、
電源基板100を介して一括投入装置4を制御すること
でメダルの取込動作を停止させたのち(ステップS21
4)、ステップS112の処理に戻る。クレジット変数
Cdtの値が“50”となって一括投入装置4によるメ
ダルの取込動作を停止させる場合、流路切替ソレノイド
49の励磁を解除することで、メダル移送機構4bの慣
性力により送り出されたメダルを返却通路17に排出さ
せ、メダル払出口71を介してメダル貯留皿72に返却
するようにしてもよい。
【0096】なお、レギュラーボーナスゲームの場合に
は、1枚賭の遊技しか認められないため、賭数変数Be
tの値が“1”を超える値にならないように制御する必
要がある。そこで、レギュラーボーナス中フラグが設定
されている場合には、ステップS105およびステップ
S210で、賭数変数Betの値が“3”となってはい
ないかどうかの判定に代えて、賭数変数Betの値が
“1”となってはいないかどうかの判定を行うようにし
てもよい。
は、1枚賭の遊技しか認められないため、賭数変数Be
tの値が“1”を超える値にならないように制御する必
要がある。そこで、レギュラーボーナス中フラグが設定
されている場合には、ステップS105およびステップ
S210で、賭数変数Betの値が“3”となってはい
ないかどうかの判定に代えて、賭数変数Betの値が
“1”となってはいないかどうかの判定を行うようにし
てもよい。
【0097】以上説明したように、この実施の形態にか
かるスロットマシン1では、一括投入装置4によるメダ
ルの取込動作を開始させた後、スロットマシン1の内部
にクレジットとして蓄積されたメダル数が上限に達した
場合に、メダルの取込動作を停止させる。このため、ク
レジットの上限までメダルが取り込まれた後には、収容
タンク4a内にメダルが溜まった状態で一括投入装置4
の動作を停止させることができるので、一括投入装置4
を必要以上に動作させることなく、効率よくメダルを取
り込むことができ、スロットマシン1の操作性を向上す
ることができる。
かるスロットマシン1では、一括投入装置4によるメダ
ルの取込動作を開始させた後、スロットマシン1の内部
にクレジットとして蓄積されたメダル数が上限に達した
場合に、メダルの取込動作を停止させる。このため、ク
レジットの上限までメダルが取り込まれた後には、収容
タンク4a内にメダルが溜まった状態で一括投入装置4
の動作を停止させることができるので、一括投入装置4
を必要以上に動作させることなく、効率よくメダルを取
り込むことができ、スロットマシン1の操作性を向上す
ることができる。
【0098】また、一括投入装置4に収容されているメ
ダルの返却を指示する場合、遊技者は、精算ボタン16
を操作することとなる。精算ボタン16は、スロットマ
シン1に不可欠のものであり、また、このような操作は
クレジットとして蓄積されているメダルを払い出させる
ために通常行われる操作である。従って、遊技者が精算
のために通常行う操作によって一括投入装置4に収容さ
れているメダルも返却できるようにすることで、遊技者
にとって必要な操作を増やすことなく、円滑にメダルを
返却させることができる。さらに、精算ボタン16が操
作された場合には、クレジットとして蓄積されているメ
ダル数に相当するメダルの払出と、一括投入装置4に収
容されているメダルの返却とが同時に行われるため、メ
ダルの精算や返却を素早く行うことができる。
ダルの返却を指示する場合、遊技者は、精算ボタン16
を操作することとなる。精算ボタン16は、スロットマ
シン1に不可欠のものであり、また、このような操作は
クレジットとして蓄積されているメダルを払い出させる
ために通常行われる操作である。従って、遊技者が精算
のために通常行う操作によって一括投入装置4に収容さ
れているメダルも返却できるようにすることで、遊技者
にとって必要な操作を増やすことなく、円滑にメダルを
返却させることができる。さらに、精算ボタン16が操
作された場合には、クレジットとして蓄積されているメ
ダル数に相当するメダルの払出と、一括投入装置4に収
容されているメダルの返却とが同時に行われるため、メ
ダルの精算や返却を素早く行うことができる。
【0099】遊技者は、クレジットがないときに1枚B
ETボタン14またはMAXBETボタン15を操作す
れば一括投入装置4によるメダルの取込動作を開始させ
ることができるので、一括投入装置4を常に動作させて
いる必要はなくなる。また、これらの手段はスロットマ
シン1には不可欠のものである。従って、部品の共通化
によってスロットマシン1を低コストで構成することが
できる。
ETボタン14またはMAXBETボタン15を操作す
れば一括投入装置4によるメダルの取込動作を開始させ
ることができるので、一括投入装置4を常に動作させて
いる必要はなくなる。また、これらの手段はスロットマ
シン1には不可欠のものである。従って、部品の共通化
によってスロットマシン1を低コストで構成することが
できる。
【0100】さらに、投入センサ18によりメダルの投
入が検出されることによってもメダルの取込動作が開始
されるので、ボタン操作などの手間を要することなくメ
ダルの取込動作を簡単に開始させることができる。ま
た、メダルの投入はゲームを開始させる上で不可欠な操
作である。従って、遊技者にとって必要な操作を増やす
ことなく、円滑に遊技を進行させることができる。
入が検出されることによってもメダルの取込動作が開始
されるので、ボタン操作などの手間を要することなくメ
ダルの取込動作を簡単に開始させることができる。ま
た、メダルの投入はゲームを開始させる上で不可欠な操
作である。従って、遊技者にとって必要な操作を増やす
ことなく、円滑に遊技を進行させることができる。
【0101】また、賭数が設定されている状態でスター
トレバー11が操作されると、一括投入装置4の動作が
停止されて抽選処理やリール変動開始処理が実行され
る。これにより、遊技者が所望のタイミングでメダルの
取込動作を停止させることができ、操作性を向上させる
ことができる。さらに、スタートレバー11はスロット
マシン1に不可欠のものである。従って、部品の共通化
によってスロットマシン1を低コストで構成することが
できる。
トレバー11が操作されると、一括投入装置4の動作が
停止されて抽選処理やリール変動開始処理が実行され
る。これにより、遊技者が所望のタイミングでメダルの
取込動作を停止させることができ、操作性を向上させる
ことができる。さらに、スタートレバー11はスロット
マシン1に不可欠のものである。従って、部品の共通化
によってスロットマシン1を低コストで構成することが
できる。
【0102】賭数変数Betの値が設定可能な最大値に
達していない場合には、取込センサ50からの信号に基
づいて計数したメダル数に対応して、賭数変数Betの
値が加算更新される。すなわち、最初に取り込まれたメ
ダル数は、賭数が最大となるまで賭数に加算される。従
って、遊技者にとって必要な操作を増やすことなく、賭
数を簡単に設定することができる。
達していない場合には、取込センサ50からの信号に基
づいて計数したメダル数に対応して、賭数変数Betの
値が加算更新される。すなわち、最初に取り込まれたメ
ダル数は、賭数が最大となるまで賭数に加算される。従
って、遊技者にとって必要な操作を増やすことなく、賭
数を簡単に設定することができる。
【0103】なお、一括投入装置4が備える送出口4c
と取込センサ50との間のメダル流下路にはメダル選別
部43が設けられており、規格に適合しない不良メダル
の取込を阻止することができる。
と取込センサ50との間のメダル流下路にはメダル選別
部43が設けられており、規格に適合しない不良メダル
の取込を阻止することができる。
【0104】本発明は、上記の実施の形態に限られず、
種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可
能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可
能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0105】上記実施の形態では、クレジット変数Cd
tの値が“50”となって、スロットマシン1の内部に
蓄積されているメダル数がクレジットの上限に達した場
合に一括投入装置4の動作を停止させるものとした。と
ころが、クレジット変数Cdtの値が“50”となった
時点で一括投入装置4の動作を停止させようとしても、
メダル移送機構4bの慣性力によりメダルが送り出され
てしまい、オーバーカウントが発生することがある。オ
ーバーカウントが発生すると、払出用モータ83の駆動
によるメダルの払出といった、メダルの取込とは直接関
係のない付加的な動作を行わなければならなくなるた
め、できるだけオーバーカウントの発生を抑制すること
が望まれる場合がある。そこで、クレジット変数Cdt
の値がクレジットの上限近傍にて予め定められた値に達
した場合に一括投入装置4の動作を停止させるようにし
てもよい。これにより、メダル移送機構4bの慣性力に
より送り出されてしまうメダルも考慮に入れて一括投入
装置4の動作を停止させることができ、オーバーカウン
トの発生を防止してメダルを効率よく取り込むことがで
きる。
tの値が“50”となって、スロットマシン1の内部に
蓄積されているメダル数がクレジットの上限に達した場
合に一括投入装置4の動作を停止させるものとした。と
ころが、クレジット変数Cdtの値が“50”となった
時点で一括投入装置4の動作を停止させようとしても、
メダル移送機構4bの慣性力によりメダルが送り出され
てしまい、オーバーカウントが発生することがある。オ
ーバーカウントが発生すると、払出用モータ83の駆動
によるメダルの払出といった、メダルの取込とは直接関
係のない付加的な動作を行わなければならなくなるた
め、できるだけオーバーカウントの発生を抑制すること
が望まれる場合がある。そこで、クレジット変数Cdt
の値がクレジットの上限近傍にて予め定められた値に達
した場合に一括投入装置4の動作を停止させるようにし
てもよい。これにより、メダル移送機構4bの慣性力に
より送り出されてしまうメダルも考慮に入れて一括投入
装置4の動作を停止させることができ、オーバーカウン
トの発生を防止してメダルを効率よく取り込むことがで
きる。
【0106】また、クレジット変数Cdtの値が基準値
を超えたことによって動作速度を低下させる場合には、
クレジット変数Cdtの値に応じて段階的に減速させる
ようにしてもよい。すなわち、クレジット変数Cdtの
値がクレジットの上限に近付くに従って、メダル移送機
構4bをより低速で回転させ、クレジットの上限に達し
た時点で直ちに一括投入装置4の動作を停止させてもよ
い。
を超えたことによって動作速度を低下させる場合には、
クレジット変数Cdtの値に応じて段階的に減速させる
ようにしてもよい。すなわち、クレジット変数Cdtの
値がクレジットの上限に近付くに従って、メダル移送機
構4bをより低速で回転させ、クレジットの上限に達し
た時点で直ちに一括投入装置4の動作を停止させてもよ
い。
【0107】上記実施の形態では、ステップS103で
精算ボタン操作がなされた場合に、流路切替ソレノイド
49の励磁を解除した状態で移送用モータ4dを駆動さ
せることにより、収容タンク4aに収容されているメダ
ルを送り出して返却するものとした。しかしながら、収
容タンク4aに収容されているメダルがメダル移送機構
4bに設けられた貫通孔34へ落下せずに収容タンク4
a内に滞留してしまう場合がある。このような場合、投
入されたメダルが遊技者に返却されないこととなり、遊
技者に不利益が発生してしまう。そこで、図13に示す
ように、収容タンク4aの底部に開閉自在の排出扉4e
を設け、精算ボタン操作がなされた場合に排出扉4eを
開放することにより、収容タンク4aに収容されている
メダルを返却通路17に落下させて返却できるようにし
てもよい。この場合には、メダル移送機構4bを回転さ
せることにより一括投入装置4から送り出されたメダル
の返却と同時に、排出扉4eを開放することにより一括
投入装置4から落下させたメダルの返却を行うようにし
てもよい。
精算ボタン操作がなされた場合に、流路切替ソレノイド
49の励磁を解除した状態で移送用モータ4dを駆動さ
せることにより、収容タンク4aに収容されているメダ
ルを送り出して返却するものとした。しかしながら、収
容タンク4aに収容されているメダルがメダル移送機構
4bに設けられた貫通孔34へ落下せずに収容タンク4
a内に滞留してしまう場合がある。このような場合、投
入されたメダルが遊技者に返却されないこととなり、遊
技者に不利益が発生してしまう。そこで、図13に示す
ように、収容タンク4aの底部に開閉自在の排出扉4e
を設け、精算ボタン操作がなされた場合に排出扉4eを
開放することにより、収容タンク4aに収容されている
メダルを返却通路17に落下させて返却できるようにし
てもよい。この場合には、メダル移送機構4bを回転さ
せることにより一括投入装置4から送り出されたメダル
の返却と同時に、排出扉4eを開放することにより一括
投入装置4から落下させたメダルの返却を行うようにし
てもよい。
【0108】上記の実施の形態では、メダル投入口13
からのメダルの投入、もしくは1枚BETボタン14ま
たはMAXBETボタン15の操作によって、一括投入
装置4によるメダルの取込動作が開始されるものとして
いた。これに対して、メダルの投入とBETボタン操作
のいずれか一方のみによって、メダルの取込動作が開始
されるものとしてもよい。
からのメダルの投入、もしくは1枚BETボタン14ま
たはMAXBETボタン15の操作によって、一括投入
装置4によるメダルの取込動作が開始されるものとして
いた。これに対して、メダルの投入とBETボタン操作
のいずれか一方のみによって、メダルの取込動作が開始
されるものとしてもよい。
【0109】例えば、メダル投入口13からのメダル投
入のみによって一括投入装置4の動作を開始させるため
に、ステップS106でBETボタン操作がなされた場
合に、ステップS110の処理を実行することなく、直
ちにステップS111の処理に進むものとしてもよい。
また、1枚BETボタン14またはMAXBETボタン
15の操作のみによって一括投入装置4の動作を開始さ
せるために、ステップS105で賭数変数Betが
“3”である場合およびステップS106でBETボタ
ン操作がなされていない場合に、ステップS112の処
理に進むものとしてもよい。
入のみによって一括投入装置4の動作を開始させるため
に、ステップS106でBETボタン操作がなされた場
合に、ステップS110の処理を実行することなく、直
ちにステップS111の処理に進むものとしてもよい。
また、1枚BETボタン14またはMAXBETボタン
15の操作のみによって一括投入装置4の動作を開始さ
せるために、ステップS105で賭数変数Betが
“3”である場合およびステップS106でBETボタ
ン操作がなされていない場合に、ステップS112の処
理に進むものとしてもよい。
【0110】また、スロットマシン1にメダルの取込動
作の開始を指示する専用のボタンを設け、このボタンを
遊技者が操作することによって一括投入装置4の動作を
開始させるようにしてもよい。
作の開始を指示する専用のボタンを設け、このボタンを
遊技者が操作することによって一括投入装置4の動作を
開始させるようにしてもよい。
【0111】さらに、メダルの投入やBETボタン操作
だけでなく、リプレイ入賞とならずに1ゲームが終了し
たことによって、自動的に一括投入装置4によるメダル
の取込動作が開始されるようにしてもよい。この場合、
ステップS6の入賞判定処理でリプレイ入賞していない
と判定された場合に、ステップS109と同様にして取
込制御処理を実行し、一括投入装置4に収容されている
メダルを取り込むようにしてもよい。この場合、遊技者
は一括投入装置4の動作を開始させるために特別な操作
を行う必要がない。
だけでなく、リプレイ入賞とならずに1ゲームが終了し
たことによって、自動的に一括投入装置4によるメダル
の取込動作が開始されるようにしてもよい。この場合、
ステップS6の入賞判定処理でリプレイ入賞していない
と判定された場合に、ステップS109と同様にして取
込制御処理を実行し、一括投入装置4に収容されている
メダルを取り込むようにしてもよい。この場合、遊技者
は一括投入装置4の動作を開始させるために特別な操作
を行う必要がない。
【0112】上記の実施の形態では、ステップS204
およびステップS205において賭数が設定された状態
でスタートレバー11が操作された場合に、一括投入装
置4の動作を停止させるものとしていた。これに対し
て、スロットマシン1に一括投入装置4の動作停止を指
示する専用のボタンを設け、このボタンを遊技者が操作
することによって一括投入装置4の動作を停止させるよ
うにしてもよい。
およびステップS205において賭数が設定された状態
でスタートレバー11が操作された場合に、一括投入装
置4の動作を停止させるものとしていた。これに対し
て、スロットマシン1に一括投入装置4の動作停止を指
示する専用のボタンを設け、このボタンを遊技者が操作
することによって一括投入装置4の動作を停止させるよ
うにしてもよい。
【0113】上記の実施の形態では、投入センサ18
は、メダル投入口13と一括投入装置4との連通部分に
設けられてメダルの投入を検出するものとしていたが、
本発明は、これに限るものではない。例えば、メダル移
送機構4bへのメダルの接触を検知するものとしてもよ
く、収容タンク4aの内部の収容物を検知するものとし
てもよい。
は、メダル投入口13と一括投入装置4との連通部分に
設けられてメダルの投入を検出するものとしていたが、
本発明は、これに限るものではない。例えば、メダル移
送機構4bへのメダルの接触を検知するものとしてもよ
く、収容タンク4aの内部の収容物を検知するものとし
てもよい。
【0114】上記の実施の形態では、スロットマシン1
の遊技状態として、通常の遊技状態の他にビッグボーナ
スとレギュラーボーナスという特別遊技状態が含まれて
いた。これに加えて、CT(リールの停止を無制御状態
とするもの)、AT(当選した小役の種類を告知するも
の)、RT(リプレイ当選の確率を通常より高確率にす
るもの)、ST(ATとRTを含むもの)、押し順ナビ
(停止ボタン12L、12C、12Rを操作する順番を
示すもの)といった特定遊技状態を含むものであっても
よい。
の遊技状態として、通常の遊技状態の他にビッグボーナ
スとレギュラーボーナスという特別遊技状態が含まれて
いた。これに加えて、CT(リールの停止を無制御状態
とするもの)、AT(当選した小役の種類を告知するも
の)、RT(リプレイ当選の確率を通常より高確率にす
るもの)、ST(ATとRTを含むもの)、押し順ナビ
(停止ボタン12L、12C、12Rを操作する順番を
示すもの)といった特定遊技状態を含むものであっても
よい。
【0115】上記の実施の形態では、可変表示装置10
は、外周部に複数の図柄を所定順に配した3つのリール
3L、3C、3Rを備えるリールユニット3を収容した
ものとし、これらのリール3L、3C、3Rの回転駆動
によって図柄を可変表示部2に可変表示させるものとし
ていた。しかしながら、液晶表示装置などの表示装置上
で仮想的に図柄を可変表示させるものを、上記のような
可変表示装置10の代わりに用いてもよい。
は、外周部に複数の図柄を所定順に配した3つのリール
3L、3C、3Rを備えるリールユニット3を収容した
ものとし、これらのリール3L、3C、3Rの回転駆動
によって図柄を可変表示部2に可変表示させるものとし
ていた。しかしながら、液晶表示装置などの表示装置上
で仮想的に図柄を可変表示させるものを、上記のような
可変表示装置10の代わりに用いてもよい。
【0116】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一括投入装置
を必要以上に動作させることがなくなり、操作性を向上
させることができ、また、一括投入装置に収容されてい
る遊技媒体としてのメダルを素早く適切に返却すること
ができる。
を必要以上に動作させることがなくなり、操作性を向上
させることができ、また、一括投入装置に収容されてい
る遊技媒体としてのメダルを素早く適切に返却すること
ができる。
【0117】請求項2の発明によれば、一括投入装置を
常に動作させる必要がなくなり、効率よく一括投入装置
を動作させることができる。
常に動作させる必要がなくなり、効率よく一括投入装置
を動作させることができる。
【0118】請求項3の発明によれば、部品の共通化を
図ることができる。
図ることができる。
【0119】請求項4の発明によれば、遊技者が行う操
作を少なくすることができる。
作を少なくすることができる。
【0120】請求項5の発明によれば、一括投入装置を
動作させるための操作が不要となる。
動作させるための操作が不要となる。
【0121】請求項6の発明によれば、遊技者が所望の
タイミングで一括投入装置の動作を停止させることがで
きる。
タイミングで一括投入装置の動作を停止させることがで
きる。
【0122】請求項7の発明によれば、部品の共有化を
図ることができる。
図ることができる。
【0123】請求項8の発明によれば、賭数を簡単に設
定することができる。
定することができる。
【0124】請求項9の発明によれば、規格に適合しな
い投入物の取込を阻止することができる。
い投入物の取込を阻止することができる。
【図1】本発明の実施の形態にかかるスロットマシンの
全体構造を示す正面図である。
全体構造を示す正面図である。
【図2】図1のスロットマシンの前面扉を開放した状態
で視認される内部構造を示す図である。
で視認される内部構造を示す図である。
【図3】図1のスロットマシンの前面扉の背面側の構造
を示す図である。
を示す図である。
【図4】可変表示装置を構成する各リール上における図
柄の配列を示す図である。
柄の配列を示す図である。
【図5】一括投入装置の配置を示す図である。
【図6】メダル移送機構の構造を示す図である。
【図7】メダルセレクターの構造を示す図である。
【図8】図1のスロットマシンの制御回路の全体構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図9】遊技制御基板および演出制御基板に搭載された
回路構成要素および信号配線を示す図である。
回路構成要素および信号配線を示す図である。
【図10】遊技制御基板内の制御部が、1ゲーム毎に実
行する処理を示すフローチャートである。
行する処理を示すフローチャートである。
【図11】図10のBET処理を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図12】図10のBET処理を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図13】変形例のスロットマシンに適用される排出扉
が設けられた一括投入装置を示す図である。
が設けられた一括投入装置を示す図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン
2 可変表示装置
4 一括投入装置
13 メダル投入口
14 1枚BETボタン
15 MAXBETボタン
17 返却通路
18 投入センサ
43 メダル選別部
50 取込センサ
71 メダル払出口
Claims (9)
- 【請求項1】1ゲームに対して賭数を設定することによ
りゲームを開始させることが可能となり、可変表示装置
の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了
し、該可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞が発
生可能となるスロットマシンにおいて、 遊技媒体投入口より一括して投入された複数の遊技媒体
を収容可能とし、収容した遊技媒体を送り出して取込可
能とする遊技媒体取込動作を行う一括投入装置と、 前記一括投入装置の遊技媒体取込動作によって取り込ま
れた遊技媒体を計数して特定される遊技者所有の有価価
値の大きさを、予め定められた最大値を上限として記憶
する有価価値記憶手段と、 遊技媒体を払出可能な遊技媒体払出手段と、 前記有価価値記憶手段に記憶されている有価価値の大き
さに応じた数の遊技媒体の払出を遊技者の精算操作によ
り指示する精算指示手段と、 前記一括投入装置の遊技媒体取込動作にて送り出された
遊技媒体を遊技媒体返却口に導いて返却可能とする返却
通路と、 前記一括投入装置を制御して遊技媒体取込動作を開始さ
せた後、前記有価価値記憶手段に記憶されている有価価
値の大きさが前記最大値以下の値として予め定められた
設定値に達した場合に、前記一括投入装置による遊技媒
体取込動作を停止させる取込制御手段とを備え、 前記精算指示手段からの指示に従って、前記有価価値記
憶手段に記憶されている有価価値の大きさに応じた数の
遊技媒体を前記遊技媒体払出手段により払い出すととも
に、同時に前記一括投入装置を動作させて該一括投入装
置に収容されている遊技媒体を前記返却通路に誘導して
返却することを特徴とするスロットマシン。 - 【請求項2】前記一括投入装置によって実行される遊技
媒体取込動作の開始を操作者の操作により指示する取込
開始指示手段をさらに備え、 前記取込制御手段は、前記取込開始指示手段からの指示
に従って、前記一括投入装置による遊技媒体取込動作を
開始させることを特徴とする請求項1に記載のスロット
マシン。 - 【請求項3】前記取込開始指示手段は、前記賭数を設定
するための手段によって構成されることを特徴とする請
求項2に記載のスロットマシン。 - 【請求項4】前記遊技媒体投入口より遊技媒体が投入さ
れたことを検出する投入検出手段をさらに備え、 前記取込制御手段は、前記投入検出手段によって遊技媒
体の投入が検出された場合に、前記一括投入装置による
遊技媒体取込動作を開始させることを特徴とする請求項
1乃至3のいずれか1項に記載のスロットマシン。 - 【請求項5】前記取込制御手段は、前記可変表示装置の
表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し
た後、自動的に前記一括投入装置による遊技媒体取込動
作を開始させることを特徴とする請求項1乃至4のいず
れか1項に記載のスロットマシン。 - 【請求項6】前記一括投入装置によって実行されている
遊技媒体取込動作の停止を操作者の操作により指示する
取込停止指示手段をさらに備え、 前記取込制御手段は、前記有価価値記憶手段に記憶され
ている有価価値の大きさが前記上限に達するよりも前で
あっても、前記取込停止指示手段からの指示に従って、
前記一括投入装置によって実行されている遊技媒体取込
動作を停止させることを特徴とする請求項1乃至5のい
ずれか1項に記載のスロットマシン。 - 【請求項7】前記取込停止指示手段は、操作者の操作に
より1ゲームの開始を指示するための手段によって構成
されることを特徴とする請求項6に記載のスロットマシ
ン。 - 【請求項8】前記取込制御手段は、前記賭数が設定可能
な最大値に達していない場合に、前記一括投入装置によ
る遊技媒体取込動作を開始した後、前記賭数が最大値に
達するまでに取り込まれた遊技媒体数に対応して前記賭
数を加算更新することを特徴とする請求項1乃至7のい
ずれか1項に記載のスロットマシン。 - 【請求項9】前記一括投入装置と、前記一括投入装置に
より取り込まれた遊技媒体を計数するための計数手段と
の間に、予め定められた規格に適合しない投入物を前記
返却通路に選別する選別手段をさらに備えることを特徴
とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のスロット
マシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001264861A JP2003070978A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001264861A JP2003070978A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | スロットマシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003070978A true JP2003070978A (ja) | 2003-03-11 |
Family
ID=19091399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001264861A Pending JP2003070978A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | スロットマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003070978A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005270548A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2006130235A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2007236578A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Olympia:Kk | 遊技メダルの一括投入システム |
JP2014104105A (ja) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
-
2001
- 2001-08-31 JP JP2001264861A patent/JP2003070978A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005270548A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2006130235A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP4655591B2 (ja) * | 2004-11-09 | 2011-03-23 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2007236578A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Olympia:Kk | 遊技メダルの一括投入システム |
JP4597074B2 (ja) * | 2006-03-08 | 2010-12-15 | 株式会社オリンピア | 遊技メダルの一括投入システム |
JP2014104105A (ja) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2945443B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4417167B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2004223077A (ja) | スロットマシン | |
JP2002306681A (ja) | スロットマシン | |
JP6744562B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4649439B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4727911B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2008017921A (ja) | パチンコ機 | |
JP4048165B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4338918B2 (ja) | 遊技球を用いたスロットマシン | |
JP2005006862A (ja) | スロットマシン | |
JP2003070981A (ja) | スロットマシン | |
JP2003070978A (ja) | スロットマシン | |
JP2004321407A (ja) | スロットマシン | |
JPH11309242A (ja) | 遊技機 | |
JP2004089213A (ja) | スロットマシン | |
JP2004208710A (ja) | スロットマシン | |
JP2000271271A (ja) | 遊技機 | |
JP2004344496A (ja) | スロットマシン | |
JP2002360771A (ja) | スロットマシン | |
JP2004148009A (ja) | スロットマシン | |
JP2002253745A (ja) | 遊技機 | |
JP6828927B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4463486B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2000217968A (ja) | スロットマシン |