JP2008178681A - メダル遊戯機の監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 不正遊戯をリアルタイムで検知できるようにしたメダル遊戯機の監視システムを提供する。
【解決手段】 監視処理装置(43)で遊戯機内の制御装置から外部の監視制御システム(40)に出力される遊戯使用枚数の信号、遊戯機内の制御装置からメダル払出し器に出力される遊戯払出し枚数の信号、投入カウンター(41)及び払出しカウンター(42)からの計数信号を受け、メダルの実投入枚数−遊戯使用枚数+遊戯結果払出し枚数−実払出し枚数、の式によってクレジット枚数を演算し、クレジット枚数が設定範囲内のときには正常と判断し、クレジット枚数が設定範囲外のときには不正遊戯と判断する。
【選択図】 図2

Description

この発明はメダル遊戯機の監視システムに関し、特に遊戯機の不正遊戯を監視できるようにしたシステムに関する。
パチンコ機やパチスロ機の遊戯機によって娯楽を提供する遊戯場では、管理室に、いわゆるホールコンピュータ(監視制御システム)を設置し、場内の遊戯機毎の稼働状況を監視することが行われる。通常、ホールコンピュータには各遊戯機のパチンコ玉やメダルのIN・OUT個数、ボーナスなどのイベントの出現回数が与えられるので、これをチェックすることによって不正遊戯があったか否かを推定することができる。
しかし、多数の遊戯機からのデータを逐次取り込んで統計処理し、その結果から不正遊戯を推定する必要があるので、遊戯場の営業終了後になってはじめて不正遊戯が分かり、不正遊戯が行われている最中に検知することができないのが実情であった。特に、最近は不正遊戯が巧妙となり、特殊機器の取付けや電磁的操作によって遊戯機内の制御装置を改変し入賞パターンによらずに大きな賞品を獲得したり、あるいは入賞パターンを出現しやすくするなどの不正遊戯は直ちに発見することは難しく、損害が拡大する傾向にある。
他方、入賞に対するホール側の恣意的な操作を排除するため、遊戯機の外部から遊戯機内の制御装置をコントロールすることは認められておらず、外部からの信号を取り込むことができるような機器は遊戯機に取付けることは認可されないので、不正遊戯を自動的に検知することは非常に難しい状況にある。
これに対し、パチスロ機から入賞パターンとメダル払出し枚数をホールコンピュータに出力し、入賞パターンとメダル払出し枚数とが一致しないときに不正遊戯があったと判断するようにした入賞状況監視装置が提案されている(特許文献1)。
また、パチスロ機内のメダル払出し器にセンサーを設けてメダルの通過を検知し、1回の払出し枚数を計数し、1回のメダル払出し枚数が設定限度枚数を超えるときには不正遊戯と判断するようにした不正払出し検出装置が提案されている(特許文献2)。
特開2003−275371号公報 特開2001−178872号公報
しかし、特許文献1記載の入賞状況監視装置ではメダルのクレジット(貯留)については考慮されておらず、例えば50枚がクレジットされるまでは入賞があってもメダルは払い出されず、誤って不正遊戯と検知されるおそれがあり、又メダルの投入を偽装する機器を用い、クレジットのメダルを使用せず、あるいはメダルを投入しないで遊戯を行うような不正行為には入賞パターンとメダル払出し枚数を比較するのみでは対処できない。
また、特許文献2記載の不正払出し検出装置では1回のメダル払出し枚数が設定限度枚数を超えないような枚数を獲得する行為はたとえ不正遊戯によるものであっても検知することはできない。
本発明はかかる状況に鑑み、不正遊戯をリアルタイムで検知できるようにしたメダル遊戯機の監視システムを提供することを課題とする。
そこで、本発明に係るメダル遊戯機の監視装置は、遊戯機における遊戯の不正遊戯を検知するようにしたメダル遊戯機の監視システムであって、遊戯機のメダル投入口に投入されるメダルを検出する投入センサーと、該投入センサーの信号を受けて実投入枚数を計数する投入カウンターと、遊戯機内のメダル払出し器のホッパーから受皿に払い出されるメダルを検出する払出しセンサーと、該払出しセンサーの信号を受けて実払出し枚数を計数する払出しカウンターと、遊戯機内の制御装置から外部の監視制御システムに出力される遊戯使用枚数の信号、遊戯機内の制御装置からメダル払出し器に出力される遊戯払出し枚数の信号、上記投入カウンター及び払出しカウンターからの計数信号を入力とし、下記の式Iからをクレジット枚数を演算し、クレジット枚数が設定範囲内のときには正常と判断し、クレジット枚数が設定範囲外のときには不正遊戯と判断する監視処理装置と、を備えたことを特徴とする。
メダルの実投入枚数−遊戯使用枚数+遊戯払出し枚数−実払出し枚数=クレジット枚数
(式I)
パチスロ機を遊戯する場合、遊戯機のメダル投入口に1枚〜3枚のメダルを投入し、あるいはクレジット内の1枚〜3枚のメダルを使用し、レバー操作を行うと遊戯が開始される。入賞があると、入賞パターンに対応したメダルの払出し数が決定され、クレジットが満杯でないときにはクレジットが満杯になるまで実際のメダルの払出しは行われず、クレジットが満杯になると、入賞パターンに対応した枚数からクレジットした枚数を減算した枚数がメダル払出し器から受皿に払い出される。
入賞は遊戯毎にあるわけではなく、通常の遊戯では投入と払出しの差枚数は投入側に増加し、ビッグボーナスやレギュラーボーナスなどのイベントがあると、大量のメダルが受皿に払い出される。
本発明の特徴の1つは投入センサーと投入カウンターによって実投入枚数を計数し、払出しセンサーと払出しカウンターによって実払出し枚数を計数するようにした点にある。
パチスロ店のホールコンピュータでは遊戯使用枚数(各遊戯に使用した枚数)と遊戯払出し枚数(入賞枚数)との差枚数をチェックすることが行われているが、メダルの実投入枚数と実払出し枚数が計数できると、下記の式Iからクレジット枚数を演算することができる。
メダルの実投入枚数−遊戯使用枚数+遊戯払出し枚数−実払出し枚数=クレジット枚数
(式I)
このクレジット枚数はパチスロ店の営業中には各パチスロ機毎に0〜53の範囲内で変動し、営業が終了すると、0になる値である。つまり、営業終了時には、メダルの実投入枚数−実払出し枚数=遊戯使用枚数−遊戯払出し枚数、の式が成立する。しかし、実際にはホールコンピュータやカウンターのノイズや電源事情などの影響を受けるので、クレジット枚数は−53〜+53の範囲内で変動するときは問題がないと考えることができる。したがって、クレジット枚数が−53〜+53の範囲内のときには正常であり、−53〜+53の範囲外の時には不正遊戯であると判断することができる。
例えば、メダルの投入を偽装する機器を用いると、メダル投入口にメダルが投入されないにもかかわらず、又遊戯機内の制御装置からクレジットを増加させる制御信号がないにもかかわらず、クレジット枚数が増加し、−53〜+53の範囲外の値となる。なお、53枚は現在のパチスロ機のクレジット可能な枚数50枚に対応させたものであり、これ以外の数値によって範囲を設定することもできる。
例えば、ビックボーナス中の入賞時に払出しセンサーをショートさせてメダルを検出できないようにし、ホッパーを回転させ続けてメダルを詐取するような場合には演算されたクレジット枚数が正常な範囲内であるので、不正遊戯を検知することができない。
通常、メダル1枚の払い出し時間は現在のパチスロ機では0.1秒程度である。そこで、最後のメダル払い出しから次のメダルの払い出しまでの間にホッパーの空転時間があるときには、その空転時間を検出し、その間に何枚のメダルが出たかを演算し、その枚数を誤差監視の値とし、その平均値を求める。
上述のような不正遊戯の場合、誤差監視の値がその平均値を大きく超え、例えば10倍以上の値となるので、クレジット枚数が−53〜+53の範囲内ではあるが、誤差監視の値が平均値を大きく超える設定値以上の場合には不正遊戯と判断することができる。
メダルの実投入枚数及びメダルの実払出し枚数の各々を2つのセンサーで検知するようにすると、誤差監視の値を用いることなくホッパーの空転によるメダルの不正な払い出しを検知することができる。
すなわち、遊戯機内のメダル払出し器のホッパーから受皿に払い出されるメダルを検出する2つの払出しセンサーを異なる箇所に設け、監視処理装置によって、クレジット枚数が設定範囲内でかつ2つの払出しセンサーの信号から計数された払出し枚数が一致する時には正常と判断し、クレジット枚数が設定範囲外のとき又はクレジット枚数が設定範囲内でかつ2つの払出しセンサーから計数された払出し枚数が一致しない時には不正遊戯と判断するように構成することもできる。
この場合、2つの払出しセンサーの信号から計数された払出し枚数が一致しないときにそのパチスロ機やホールコンピュータで警報し、その払い出し枚数の差を表示するようにすると、対応がよりスムーズにできる。
また、本発明は遊戯機からの信号を受けて監視処理し、遊戯機内の機器に制御信号を入力していないので、規制に適応した監視システムを構築することができる。
上述の不正遊戯か正常かの判断は遊戯毎に行うようにしてもよく、さらに1日単位で行うようにしてもよい。
クレジットカウンターは遊戯機のクレジット表示をカウントしてもよいが、遊戯機内の制御装置内にはクレジット命令やクレジット枚数の信号が存在するので、その信号を取り出して利用することができる。
投入センサー及び払出しセンサーは公知の光センサーや磁気センサー、あるいはメダルの接触を検知する接触センサーを用いることができる。投入センサーは遊戯機内のメダル投入口近傍に設ければよい。また、払出しセンサーはメダル払出し器からメダルの受皿の間に配置すればよい。
監視処理装置はホールコンピュータによってその機能を実現するようにしてもよく、又専用コンピュータを設けてその機能を実現することもできる。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係るメダル遊戯機の監視システムの好ましい実施形態を示す。図において、メダル遊戯機10は筐体11の前面に扉12が開閉可能に設けられ、扉12には窓13が形成され、窓13からリール14の図柄を見ることができるようになっている。
また、扉12にはスタートレバー15、メダル投入口16、メダル払出し口17が設けられ、筐体11内にはメダルホッパー18が配置され、メダル投入口16にはメダル搬送路19が筐体11内のメダルホッパー18に延びて設けられ、又メダルホッパー18の下側にはメダル払出し器20が設けられ、メダル払出し器20にはメダル払出し口17が形成され、メダル払出し口17はメダル受皿21に指向されている。なお、メダル遊戯機10の構造は従来公知のものと同様であるので、その詳細な説明は省略する。
メダル搬送路19にはメダルの投入を検知する投入センサー31が設けられ、メダル払出し口21にはメダルの払出しを検知する払出しセンサー32が設けられ、両センサー31、32は例えば光センサー、磁気センサーあるいは接触センサーによって構成されている。
また、メダル遊戯機10内にはリール11の動作、入賞やボーナスなどのイベント、コインの投入枚数、クレジット、入賞パターンに対応する払出し枚数などを制御する1又は複数のCPUを搭載した主基板やサブ基板からなる制御装置22が搭載されている。
投入センサー31及び払出しセンサー32の信号、制御装置23の各種制御信号やデータはホールコンピュータ40に入力され、ホールコンピュータ40は制御装置22の各種制御信号やデータを受けてメダル遊戯機10の稼働状況を監視するようになっている。
また、ホールコンピュータ40は投入カウンター及び払出しカウンターの機能手段41、42によって投入センサー31及び払出しセンサー32の信号を受けてコインの実投入枚数及びコインの実払出し枚数を計数し、又制御装置32の信号やデータを受け、
メダルの実投入枚数−遊戯使用枚数+遊戯払出し枚数−実払出し枚数=クレジット枚数
の式を用いてクレジット枚数を演算するようになっている。
また、パチスロ機10の制御装置22は最後のメダル払い出しから次のメダルの払い出しまでの間にメダルホッパー18の空転がある時にはその空転時間を例えばメダルホッパー18の駆動モータの回転動作から、あるいはセンサーを設けて検出し、その間に何枚出たかを演算し、その枚数を誤差監視の値としてホールコンピュータ40に出力し、ホールコンピュータ40は誤差監視の平均値を求め、クレジット枚数が設定範囲内でかつ誤算監視がその平均値を超える設定値未満のときには正常と判断し、クレジット枚数が設定範囲外のとき又はクレジット枚数が設定範囲内でかつ誤算監視がその平均値を超える設定値以上のときには不正遊戯と判断するようになっている。
パチスロ機を遊戯する場合、遊戯機10のメダル投入口に1枚〜3枚のメダルを投入し、あるいはクレジット内の1枚〜3枚のメダルを投入し、レバー15の操作を行うと、ドラム14が回転して遊戯が開始され、3つのストップボタンを押すことによってドラム14が停止する。入賞があると、ドラム14には入賞パターンに対応した絵柄が停止し、同時に入賞パターンに対応したメダルの払出し枚数が決定され、クレジット数が満杯でないときにはまずクレジットが満杯になるまで実際のメダルの払い出しは行わず、満杯になると、遊戯に使用した枚数をクレジットし、入賞パターンに対応した枚数からクレジットした枚数を減算した枚数がメダル払出し器20からメダル受皿21に払い出される。
その際、メダル投入口16へのメダルの投入は投入センサー31で検知され、メダル払出し器20からのメダルの払い出しは払出しセンサー32で検知される。これらのセンサー31、32の信号はホールコンピュータ40に入力される。
また、パチスロ機10内の制御装置22にはクレジット枚数、クレジット命令、クレジットすべき枚数、クレジットを使ってメダルを投入する命令、クレジット枚数から減算すべき枚数等の信号があり、それらの信号もホールコンピュータ40に入力される。
ホールコンピュータ40では投入カウンターの機能手段41が投入センサー31の信号を受けてメダルの実投入枚数を演算し、払出しカウンターの機能手段42が払出しセンサー32の信号を受けてメダルの実払出し枚数を演算し、演算結果を監視処理装置43に与える。
この監視処理装置43にはパチスロ機10の制御装置22からクレジットに関連する信号が入力されており、監視処理装置43ではメダルの実投入枚数、メダルの実払出し枚数、遊戯に使用したメダル枚数(遊戯使用枚数)、入賞枚数(遊戯払出し枚数)からクレジット枚数が演算される。
また、パチスロ機10内の制御装置22では最後のメダル払い出しから次のメダルの払い出しまでの間にメダルホッパー18の空転があった時にはその空転時間が検出され、例えば空転時間/0.1の計算式を用いてその間に何枚でたかが演算され、その枚数が誤差監視の値とされ、ホールコンピュータ40に入力され、その平均値が求められて記憶されている。
クレジット枚数が−53〜+53の範囲内にあり、しかも誤差監視の値が平均値の10倍の値未満の場合には監視処理装置43は正常と判断し、警報44を作動させることはない。
例えば、メダル投入の偽装機器が使われ、クレジットを50に上げて10ゲーム遊戯が行われた場合(但し、入賞はなしとする。)、実投入0−遊戯使用枚数30+遊戯結果払出し枚数0−実払出し枚数0=−30となって、いきなり−30となるが、これは−53〜+53の範囲内である。しかし、さらに不正遊戯を続けると、−のクレジット枚数が次第に増加し、−53を超えるようになることから、遊戯の不正行為と判断することができ、監視処理装置43は警報44を作動させるので、ホールの管理者は不正遊戯に迅速に対処することができる。
なお、この場合、クレジット枚数が−53〜+53の範囲を超えると、直ちに不正遊戯の警報を発してもよいが、クレジット枚数が−53〜+53の範囲を超えた後、−のクレジット枚数を増加させる遊戯がさらに継続された時に不正遊戯と判断するようにしてもよい。
また、電源ボックスをショートさせるなどして、メダルホッパー18を連続回転させてメダルが詐取された場合、この場合も実投入枚数、遊戯使用枚数、遊戯払出し枚数が変動しないにもかかわらず、−のクレジット枚数が急増し、−53を超えることから、不正遊戯と判断することができ、監視処理装置43は警報44を作動させる。
さらに、払出しセンサー32のカウントを停止させる不正遊戯の場合、クレジットを50にした状態で、入賞すると、メダルの払い出しが開始されるが、ほぼ同時に払出しセンサー32をショートさせ、制御装置22でエラーの警報が発生する直前にショートを解除する。例えば、10枚の入賞があった場合、最初の2枚くらいでショートさせ、メダルホッパー18を回転させ続けると、2〜3秒で概ね30枚程度が払い出され、その後にショートを解除すると、払出しセンサー32が正常にカウントし、残りの8枚が払い出される。この手口が例えばビッグボーナス中に何度も実行されると、大量のメダルが不正に詐取されてしまう。
この不正遊戯の場合にはクレジット枚数は−53〜+53の範囲内にあるので、不正遊戯と判断することできない。しかし、本例のシステムの場合、誤差監視の値及びその平均値が演算されているので、上述の不正遊戯が行われると、空転時間から監視誤差の値が演算され、その値が監視誤差の平均値を遥かに超えた値となるので、この場合も監視処理装置43は不正遊戯と判断し、警報44を作動させる。
また、営業の終了後、クレジット枚数は−53〜+53であるにもかかわらず、誤差監視の値が平均値を大きく超える値以上となった日が何日も続いたときには、クレジット枚数は−53〜+53であるのでセンサー31、32は正常と判断でき、メダルホッパー18の異常又は故障が疑われる。そこで、メダルホッパー18を交換し、誤差監視の値が平均値を大きく超える値未満に戻った時には最終的にメダルホッパー18の異常又は故障と判断することができる。
また、不正遊戯がないことが確認されているのに、クレジット枚数が−53〜+53の範囲外になることが継続的にある場合にはセンサー23、32の取付け不良や故障が考えられるので、センサー31、32の取付け状態を確認し、それでもクレジット枚数が−53〜+53の範囲外になる場合にはセンサー31、32を交換する。
上記の例では1つの投入センサー31及び1つの払出しセンサー32を採用したが、2つの投入センサー及び2つの払出しセンサーを採用すると、2つの払出しセンサーを同時にショートさせることは困難であり、メダルホッパーの空転を悪用した不正遊戯の場合には2つの払出しセンサーの信号から計数されるメダルの払出し枚数に差が出るので、直ちに不正遊戯であると判断でき、誤差監視の値と平均値に基づく設定値とを比較する必要がなくなる。
すなわち、遊戯機内のメダル払出し器のホッパー18から受皿に払い出されるメダルを検出する2つの払出しセンサー32、32を異なる箇所に設け、制御装置(監視処理装置)22によって、クレジット枚数が設定範囲内でかつ2つの払出しセンサー32、32の信号から計数された払出し枚数が一致する時には正常と判断し、クレジット枚数が設定範囲外のとき又はクレジット枚数が設定範囲内でかつ2つの払出しセンサー32、32から計数された払出し枚数が一致しない時には不正遊戯と判断するように構成することができる。
本発明に係る監視システムを備えたパチスロ機を示す一部切開概略図である。 上記実施形態におけるシステム構成例を示す図である。
符号の説明
10 パチスロ機(メダル遊戯機)
16 メダル投入口
18 メダルホッパー
20 メダル払出し器
22 制御装置
31 投入センサー
32 払出しセンサー
40 ホールコンピュータ(外部監視制御システム)
41 投入カウンター
42 払出しカウンター
43 監視処理手段
44 警報

Claims (5)

  1. 遊戯機における遊戯の不正行為を検知するようにしたメダル遊戯機の監視システムであって、
    遊戯機のメダル投入口に投入されるメダルを検出する投入センサーと、
    該投入センサーの信号を受けて実投入枚数を計数する投入カウンターと、
    遊戯機内のメダル払出し器のホッパーから受皿に払い出されるメダルを検出する払出しセンサーと、
    該払出しセンサーの信号を受けて実払出し枚数を計数する払出しカウンターと、
    遊戯機内の制御装置から外部の監視制御システムに出力される遊戯使用枚数の信号、遊戯機内の制御装置からメダル払出し器に出力される遊戯払出し枚数の信号、上記投入カウンター及び払出しカウンターからの計数信号を入力とし、下記の式Iからをクレジット枚数を演算し、クレジット枚数が設定範囲内のときには正常と判断し、クレジット枚数が設定範囲外のときには不正遊戯と判断する監視処理装置と、
    を備えたことを特徴とするメダル遊戯機の監視システム。
    メダルの実投入枚数−遊戯使用枚数+遊戯払出し枚数−実払出し枚数=クレジット枚数
    (式I)
  2. 上記監視処理装置は、メダル払出し器のホッパー空転時間から演算される誤差監視の値を受けて誤差監視の平均値を演算し、クレジット枚数が設定範囲内でかつ誤算監視の値がその平均値を超える設定値未満のときには正常と判断し、クレジット枚数が設定範囲外のとき又はクレジット枚数が設定範囲内でかつ誤算監視の値がその平均値を超える設定値以上のときには不正遊戯と判断するようになした請求項1記載のメダル遊戯機の監視システム。
  3. 遊戯機内のメダル払出し器のホッパーから受皿に払い出されるメダルを検出する2つの払出しセンサーが異なる箇所に設けられ、
    上記監視処理装置は、クレジット枚数が設定範囲内でかつ2つの払出しセンサーの信号から計数された払出し枚数が一致する時には正常と判断し、クレジット枚数が設定範囲外のとき又はクレジット枚数が設定範囲内でかつ2つの払出しセンサーから計数された払出し枚数が一致しない時には不正遊戯と判断するようになした請求項1記載のメダル遊戯機の監視システム。
  4. 上記監視処理装置は、不正遊戯及び正常の判断を遊戯毎に行うようになっている請求項1記載のメダル遊戯機の監視システム。
  5. 上記監視処理装置は、不正遊戯及び正常の判断を1日単位で行うようになっている請求項1記載のメダル遊戯機の監視システム。
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