JP4063761B2 - 有価遊技媒体払出監視装置 - Google Patents

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Description

本発明はパチンコ遊技機のような遊技機からパチンコ球等の有価遊技媒体が不正に払い出されることのないように監視する装置に関するものである。
近時、パチンコ遊技機の内部にピアノ線等を侵入させ大入賞口を開放させる等の行為によりパチンコ球を不正に払い出させる事犯、或いは、不正な電波を発信しパチンコ遊技機のセンサを誤作動させパチンコ球を不正に取得するといった事犯が頻発しており、これらの不正行為をいかに防止するかが遊技場にとって大きな問題となっている。
なお、従来から所定数のパチンコ球が遊技機に補給されたときに発せられる補給信号や、大当たり発生時に発せられる大当信号が遊技場の管理室に設けられたホールコンピュータに伝達され、その発生回数等が管理されていたが、上記の事犯に対しては的確に監視できていないのが現状であった。
また、特許文献1に示されたパチンコ店におけるセキュリティ装置は、パチンコ遊技機の入玉数と出玉数の比を計算し設定値より大きく外れたとき異常・不正とみなし警報装置を作動させるものであった。
特開平11−179038号公報
しかしながら従来の上記セキュリティ装置では、遊技機に通常設けられていない入玉カウンタ、出玉カウンタ等を設けなければならないため、従来のパチンコ遊技機に追加的に設けることが困難であったり、或いは非常にコストが掛かるという問題があった。
そこで本発明は、既存のパチンコ遊技機にも追加的に容易に設置でき、不正行為を的確に監視できる装置を提供しようとするものである。
そのために請求項1に記載の有価遊技媒体払出監視装置の発明は、所定数のパチンコ球等の有価遊技媒体が遊技機に補給されたときに補給信号を出力する補給数計数器と、大当信号および貸球払出信号を出力する遊技機とに接続され、遊技機に対応して設けられる有価遊技媒体払出監視装置であって、補給信号が出力されたときに時間計測を開始するタイマと、補給信号が出力された回数を計数する補給回数計数手段とからなり、大当信号または貸球払出信号が出力された場合、および、大当信号または貸球払出信号が出力されることなく前記タイマの計測時間が予め設定された設定時間を超した場合に前記補給回数計数手段の補給回数計数値が初期状態に戻されるようにするとともに、前記タイマの計測時間が予め設定された設定時間を超すことなく、かつ大当信号または貸球払出信号が出力されることなく、前記補給回数計数手段の補給回数計数値が予め設定された設定補給回数を超した場合に異常発生報知装置に異常発生信号が出力されるようにしたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の有価遊技媒体払出監視装置において、遊技機は特定遊技モード信号が出力されるものであって、該特定遊技モード信号が出力された場合に補給回数計数手段の補給回数計数値が初期状態に戻されるようにしたことを特徴とする。
請求項1に記載の有価遊技媒体払出監視装置は、既存の遊技機に簡単に追加的に設けることができ、設置コストが軽減されるとともに、所定の計測時間内に所定の補給回数を超す有価遊技媒体の補給があると異常発生が報知されることから、不正行為により有価遊技媒体が多量に払い出されるのを確実に防止することができる。
請求項に記載の発明では、確率変動モードや時間短縮モード等の有価遊技媒体が一時に多量に払い出される状態となったときの誤検知が防止される。
次に本発明の実施例を図面とともに説明する。図1は、既存のパチンコ遊技機10と、該パチンコ遊技機に隣接して設けられた球貸機20と、本発明に係る監視装置30とを示すブロック図である。パチンコ遊技機10は背面に遊技制御回路11、景品球タンク12、賞球払出装置13等が設けられ、遊技盤に設けられた図柄変動表示器(図示せず)が「777」、或いは「222」「444」等の特定図柄に揃うことにより大当たり状態になると、周知の大入賞口(図示せず)が継続的に開成状態となって短時間のうち多数の遊技球を入賞させることが可能となり、その入賞球により賞球払出装置13が作動し、景品球タンク12に蓄えられた有価遊技媒体であるパチンコ球が遊技者に多数払い出される。このため景品球タンク12の貯留球は急速に減少し、球補給樋14に設けられた球補給装置15より補給数計数器16を通してパチンコ球が該景品球タンク12に頻繁に補給されるようになる。この補給数計数器16はパチンコ球が10個通過する毎に1パルスの補給信号を出力端子17より出力するもので、この出力端子17は遊技場のホールコンピュータに出力するために従来から設けられたものである。
また、大当たり状態になると遊技制御回路11は出力端子18に大当信号を出力し、その大当信号もホールコンピュータに伝達される。また、図柄変動表示器が「777」等の奇数の数字で揃った場合に確率変動状態または時短遊技状態と称される特定遊技モードとなり、この状態でも短時間で多数のパチンコ球が遊技者に払い出される状態となり、そのとき該遊技制御回路11の出力端子19に特定遊技モード信号が出力され、その特定遊技モード信号もホールコンピュータに伝達されるようにしている。
また、現金やプリペイドカードが球貸機20に挿入され、球貸操作がされた場合にも上記賞球払出装置13が作動することにより遊技者にパチンコ球が払い出されるとともに、出力端子21に貸球払出信号が出力され、その貸球払出信号も従来からホールコンピュータに伝達されるようになっている。
しかして、本発明に係る監視装置30は、ワンチップマイクロコンピュータが内蔵され、上記出力端子17,18,19,21にこれを接続することにより各遊技機毎に設置されるもので、上記補給信号の出力によって時間計測を開始するタイマ31と、上記補給信号の回数を計数する補給回数計数手段32が構成される。33はタイマ31の計測時間を可変設定するロータリースイッチで、該計測時間は例えば50秒に設定する。34は大当信号および特定遊技モード信号の遅延時間を可変設定するロータリースイッチで、該遅延時間は例えば20秒に設定する。35は貸球払出信号の遅延時間を可変設定するロータリースイッチで、該遅延時間は例えば20秒に設定する。36は異常発生を報知する補給回数を可変設定するロータリースイッチで、該補給回数は例えば45回、即ち、450個に設定する。そして、補給回数計数手段32は、タイマ31の所定の計測時間(50秒に設定)内における補給回数計数値が所定の補給回数(45回に設定)を超したときに、異常報知装置40に異常報知信号を出力し、該異常報知装置は店員等に警報ランプ、音声等により異常発生を報知し得る。なお、38はタイマ31および補給回数計数手段32を初期状態戻すリセットスイッチである。
次に、図2のフローチャートに従い本発明の作動をさらに詳しく説明する。先ず、ステップaにより補給回数Hが初期状態(ゼロ)に設定され、ステップbでは上記補給信号の有無を判別し、補給信号が有った場合はステップcに移行し上記タイマ31が時間計測を開始する。そしてステップdでそのタイマの計測時間が上記設定時間(50秒)を超していないかどうかを判定し、ステップeでは上記大当信号または特定遊技モード信号の有無を判定し、ステップfでは上記貸球払出信号の有無を判定する。そしてタイマの計測時間が設定時間を超した場合、および、大当信号、特定遊技モード信号または貸球払出信号が有った場合は、ステップaの初期状態に戻る。また、ステップgでさらに上記補給信号の有無が判定され、補給信号が無かった場合はステップdに戻る。また、補給信号が有った場合はステップgからステップhに移行し補給回数Hに1回が加算され、さらにステップiにてその補給回数Hが上記の設定補給回数(45回)を超していないかどうかが判定され、超していなければステップdに戻ってさらに計測時間の終了、大当信号,貸球払出信号等の有無、補給回数Hの増加の如何等の監視が続けられる。そして、所定の計測時間(50秒)内に補給回数Hが所定の補給回数(45回)を超すとステップjに移行し異常発生信号を出力し異常報知装置40を作動させる。
このように本発明の有価遊技媒体払出監視装置は、所定数のパチンコ球等の有価遊技媒体が遊技機に補給されたときに補給信号を出力する補給数計数器と、大当信号を出力する遊技制御回路と、貸球払出信号を出力する払出制御回路とを備えた既存の遊技機に、プログラムソフトを改変したりすることなく、簡単に追加的に設けることができるので、設置コストが軽減されるとともに、所定の計測時間内に所定の補給回数を超す有価遊技媒体の補給があると異常発生が報知されることから、不正行為により有価遊技媒体が多量に払い出されるのを確実に防止することができる。
そして上記設定では、大当たりでも特定遊技モードでもなく、また球貸機が使用されたわけでもない状態で、50秒以内に補給信号が45回(補給球数が450個)を超すと異常発生が報知される。
なお、タイマの計測時間の設定、大当信号および貸球払出信号の遅延時間の設定、および異常発生を報知する補給回数の設定を夫々ロータリースイッチによって可変し得るようにしたので、遊技機の機種に合わせてこれらを適当な値に設定することにより、不正行為の見逃しや、大当たり時間が長引くこと等が原因となる誤検知を防ぐことができる。
本発明は、実施例に示したパチンコ遊技機の不正行為を監視することに限らず、スロットマシンの有価遊技媒体として使用されているメダル等の不正払出を防止できるなど、他の遊技機の不正行為を監視することにも適用できる。
本発明の実施例であるパチンコ遊技機とその有価遊技媒体払出監視装置のブロック図。 本発明の実施例である有価遊技媒体払出監視装置の略フローチャート。
符号の説明
10 パチンコ遊技機
11 遊技制御回路
12 景品球タンク
13 賞球払出装置
14 球補給樋
15 球補給装置
16 補給数計数器
17 補給信号の出力端子
18 大当信号の出力端子
19 特定遊技モード信号の出力端子
20 球貸機
21 貸球払出信号の出力端子
30 監視装置
31 タイマ
32 補給回数計数手段
33 タイマの計測時間を可変設定するロータリースイッチ
34 大当信号および特定遊技モード信号の遅延時間を可変設定するロータリースイッチ
35 貸球払出信号の遅延時間を可変設定するロータリースイッチ
40 異常報知装置

Claims (2)

  1. 所定数のパチンコ球等の有価遊技媒体が遊技機に補給されたときに補給信号を出力する補給数計数器と、大当信号および貸球払出信号を出力する遊技機とに接続され、遊技機に対応して設けられる有価遊技媒体払出監視装置であって、
    補給信号が出力されたときに時間計測を開始するタイマと、補給信号が出力された回数を計数する補給回数計数手段とからなり、大当信号または貸球払出信号が出力された場合、および、大当信号または貸球払出信号が出力されることなく前記タイマの計測時間が予め設定された設定時間を超した場合に前記補給回数計数手段の補給回数計数値が初期状態に戻されるようにするとともに、前記タイマの計測時間が予め設定された設定時間を超すことなく、かつ大当信号または貸球払出信号が出力されることなく、前記補給回数計数手段の補給回数計数値が予め設定された設定補給回数を超した場合に異常発生報知装置に異常発生信号が出力されるようにしたことを特徴とする有価遊技媒体払出監視装置。
  2. 遊技機は特定遊技モード信号が出力されるものであって、該特定遊技モード信号が出力された場合に補給回数計数手段の補給回数計数値が初期状態に戻されるようにした請求項1に記載の有価遊技媒体払出監視装置。
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