JP2004081574A - 不正払出管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技媒体の払い出しに関する不正行為の防止に有効に対応することのできる不正払出管理装置を提供する。
【解決手段】遊技媒体の払い出しに関する不正行為を検出する異常検出手段11と、前記異常検出手段11による不正行為の検出回数を計数する制御手段15と、前記異常検出手段11が不正行為を検出するとアラーム出力を行うとともに、前記制御部15による計数結果が1回目と2回目とで異なるアラーム出力を行う異常出力手段12,13とを備えて、不正払出管理装置を構成する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシンやパチンコ機等の遊技機またはメダルやパチンコ玉等の遊技媒体を遊技者に対して貸し出すための遊技媒体貸出機に付設されて用いられる不正払出管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、メダルやパチンコ玉等を遊技媒体とするスロットマシンやパチンコ機等の遊技機では、その遊技機への遊技媒体の投入を条件に遊技者に遊技を行わせ、その遊技の結果に応じて遊技者に対して遊技媒体の払い出しを行う。また、このような遊技機には、通常、遊技媒体貸出機が隣接して配置されており、その遊技媒体貸出機が、貨幣(プリペイドカードを含む)の投入を条件に遊技者に対して遊技機での遊技に必要な遊技媒体の貸し出し(払い出し)を行う。
【0003】
ところで、遊技機または遊技媒体貸出機に対しては、いわゆる「ゴト師」と呼ばれる不正行為者により、遊技媒体を不正に抜き取られてしまうといったことが後を絶たない。このような不正行為については、遊技機内または遊技媒体貸出機内に不正払出管理装置としての機能を設けることによって、その防止を図ることが広く知られている。すなわち、不正払出管理装置としての機能により、本来の遊技機または遊技媒体貸出機における動作とは異なる遊技媒体の払い出しについてはこれを不正行為としてセンサで検出し、不正行為の検出があった場合にはアラーム出力(異常表示)を行って遊技場の店員等に通知するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の不正払出管理装置においては、不正行為を検出すると、直ちに異常表示を行い、それ以降その異常表示状態が続くため、以下に述べるような難点が生じてしまうことが考えられる。
【0005】
一般に、遊技媒体の払い出しに関する不正行為は、短時間で、かつ、複数回に分けて、継続的に行われる傾向にある。ところが、従来の不正払出管理装置における異常表示は、必ずしもこのような傾向に適切に対応しているとは言えない。つまり、不正行為検出後直ちに異常表示を行い、それ以降1回の不正行為検出の場合においてもその異常表示状態が続いたのでは、その異常表示状態に気付いた遊技場の店員等が遊技機または遊技媒体貸出機の設置場所に赴いても、不正行為の現場を確認できず、本当に不正行為があったか否かの判断をすることが困難になってしまう。そのため、例えば不正行為のあった後に、その不正行為の行われた遊技機に正当な遊技者が着席したような場合には、不正行為の有無の判断が困難なことから、不要なトラブルが生じてしまうおそれもある。
【0006】
そこで、本発明は、遊技媒体の払い出しに関する不正行為の防止に有効に対応することのできる不正払出管理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために案出された不正払出管理装置で、遊技媒体の払い出しに関する不正行為を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段による不正行為の検出回数を計数する制御手段と、前記異常検出手段が不正行為を検出するとアラーム出力を行うとともに、前記制御部による計数結果が1回目と2回目とで異なるアラーム出力を行う異常出力手段とを備えることを特徴とするものである。
【0008】
上記構成の不正払出管理装置によれば、異常検出手段が遊技媒体の払い出しに関する不正行為を検出すると、異常出力手段がアラーム出力を行う。ここで、遊技媒体の払い出しに関する不正行為には、遊技媒体を不正に払い出す行為の他に、遊技媒体の不正な払い出しに直接繋がる行為も含まれる。また、異常出力手段によるアラーム出力としては、目視可能な表示出力の他に、音声出力によるものやホスト装置への信号出力等が挙げられる。
そして、異常出力手段がアラーム出力を行うのにあたって、異常出力手段では、制御手段が異常検出手段による不正行為の検出回数を計数しているため、その計数結果が1回目と2回目とで異なるアラーム出力を行う。したがって、例えば不正行為は、短時間で、かつ、複数回に分けて、継続的に行われる傾向にあっても、その傾向に適切に対応したアラーム出力を行い得るようになり、1回目のアラーム出力で注意を払いつつ、2回目のアラーム出力で不正行為の現場を確認するといったことが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明に係る不正払出管理装置について説明する。ただし、ここでは、スロットマシンに付設されて用いられる不正払出管理装置を例に挙げて説明する。図1は、スロットマシンに付設された不正払出管理装置の概略構成例を示す模式図である。
【0010】
ここで、先ず、不正払出管理装置が付設されるスロットマシンについて簡単に説明する。スロットマシン1は、その前面にメダル投入口2、遊技操作部3およびメダル受皿4とを有しており、遊技媒体であるメダルのメダル投入口2への投入を条件に、遊技操作部3を操作する遊技者に遊技を行わせ、その遊技の結果に応じてメダル受皿4へのメダルの払い出しを行うように構成されたものである。
【0011】
このような遊技およびその結果に応じたメダル払い出しを行うために、スロットマシン1は、開閉可能な前面パネルの内側に、リール機構部と、メインコントロール部と、メダル払出部と、を備えている(ただし、いずれも不図示)。
【0012】
リール機構部は、複数のリールを回転自在に支持するとともに、これを回転させる駆動源を有するもので、遊技者による遊技操作部3での操作に応じて、各リールの回転/停止を行うものである。
【0013】
メインコントロール部は、例えば所定プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)やその所定プログラムを格納したROM(Read Only Memory)等を有するもので、リール機構部やメダル払出部をはじめとしたスロットマシン1全体の動作制御を行うものである。このメインコントロール部が行う動作制御の一つとして、遊技の結果に応じて行うメダルの払い出し制御がある。すなわち、メインコントロール部では、例えばリール機構部の各リールを停止させた際のそれぞれの絵柄が当たりパターンに該当すれば、メダル払出部に対して所定枚数のメダル払い出しを指示するようになっている。
【0014】
メダル払出部は、メインコントロール部からの指示に従いつつ、メダル受皿4へのメダル払い出しを行うものである。そのために、メダル払出部は、払い出すメダルを貯留しておくメダル払出ホッパーと、そのメダル払出ホッパー内のメダルをメダル受皿4へ排出するメダル払出機構と、を備えている。このうち、メダル払出ホッパーは、メダルの自動回収および自動補給を行うものとして広く知られた、図示しないメダル循環補給装置からのメダル補給を受け得るようになっている。これにより、メダル払出ホッパー内には、常に一定量のメダルが貯留されることになる。また、メダル払出機構は、モータ等の駆動源によって駆動され、その駆動によってメダル受皿4へのメダル払い出しを行うようになっている。
【0015】
続いて、以上のようなスロットマシン1に付設された不正払出管理装置の構成について説明する。不正払出管理装置は、複数の異常検出センサ11と、警告表示灯12と、呼出ランプ13と、リセットスイッチ14と、これらと接続する制御部15と、を備えてなるものである。
【0016】
複数の異常検出センサ11は、いずれも、スロットマシン1でのメダル払い出しに関する不正行為を検出するためのものである。ここでいう「メダル払い出しに関する不正行為」には、例えばスロットマシン1のメダル払出機構を不正に動作させるようなメダルを不正に払い出す行為の他に、スロットマシン1の前面パネルを不正に開けるといったメダルの不正な払い出しに直接繋がる行為も含まれる。これらの不正行為を検出するために、異常検出センサ11としては、例えば、メダル払出時間検知センサ、メダル払出枚数検知センサ、電波感知センサ、磁気感知センサおよびパネル開閉検知センサを用いることが考えられる。
【0017】
これらのうち、メダル払出時間検知センサは、例えばメダル払出機構の駆動源への電流のオン/オフを基にしてその駆動源の動作時間を検知するものである。このメダル払出時間検知センサによれば、正当なメダルの払い出しは所定時間内に終了するので、それを超える時間のメダル払い出しを不正行為として検出することができる。また、メダル払出枚数検知センサは、例えばメダル払出機構の動作回数を基にしてそのメダル払出機構が排出したメダル枚数を検知するものである。このメダル払出枚数検知センサによれば、正当なメダルの払い出しは所定枚数単位で行われるので、それを超える時間のメダル払い出しを不正行為として検出することができる。また、電波感知センサは、スロットマシン1の近傍で発生する所定の周波数帯域(例えば50MHz〜3GHz、1W〜100Wレベル)の電波を感知するものである。この電波感知センサによれば、スロットマシン1のメインコントロール部を誤動作させる目的の電波の発生を不正行為として検出することができる。また、磁気感知センサも、電波感知センサと同様に、スロットマシン1の近傍で発生する磁気(電磁気を含む)を感知するもので、これにより誤動作を目的とした磁気の発生を不正行為として検出することができる。また、パネル開閉検知センサは、スロットマシン1の前面パネルの施錠状態および開閉状態を検知するもので、これにより解錠を伴わない前面パネルの開閉を不正行為として検出することができる。
【0018】
ただし、異常検出センサ11としては、必ずしもここで説明した全てのセンサを用いる必要はなく、これら各センサのうちの少なくとも一つを選択的に用いたものであってもよい。また、メダル払い出しに関する不正行為を検出するためのものであれば、ここで説明した以外のセンサを用いても構わない。なお、ここで説明した各センサの詳細(特に、その検知の仕組み等)については、周知技術を利用したものであるため、ここではその説明を省略する。
【0019】
警告表示灯12および呼出ランプ13は、いずれもスロットマシン1の前面パネルの上方側に配設されているもので、異常検出センサ11が不正行為を検出すると、制御部15からの指示に従いつつ、アラーム出力を行うものである。警告表示灯12は、例えば小型のLED(Light Emitting Diode)ランプからなるもので、その点灯または点滅によってアラーム出力を行うようになっている。また、呼出ランプ13は、例えば大型の表示ランプ(装飾ランプ)からなるもので、警告表示灯12と同様に、その点灯または点滅によってアラーム出力を行うようになっている。
【0020】
リセットスイッチ14は、遊技場の店員等の特定の者のみが操作すべく、スロットマシン1の前面パネルの内側に配設された押し釦スイッチからなるもので、警告表示灯12および呼出ランプ13でのアラーム出力状態、並びに後述する制御部15での計数結果をリセットするためのものである。
【0021】
制御部15は、例えばCPUやRAM(Random Access Memory)等のメモリを組み合わせてなるもので、不正払出管理装置全体の動作制御を行うものである。具体的には、異常検出センサ11から不正行為を検出した旨の異常信号を受け取ると、警告表示灯12または呼出ランプ13に対してアラーム出力を行うよう指示するようになっている。
【0022】
ただし、制御部15では、異常検出センサ11による不正行為の検出回数を計数する機能を有しており、その計数結果が1回目と2回目とで異なるアラーム出力を行わせるようになっている。すなわち、制御部15は、単に異常検出センサ11からの異常信号に応じて警告表示灯12または呼出ランプ13に対してアラーム出力を指示するのではなく、異常信号の回数を計数しており、その計数結果が1回目であれば警告表示灯12に対してアラーム出力を指示するが、2回目の場合には呼出ランプ13に対してアラーム出力を指示するようになっている。
【0023】
この制御部15での計数機能は、例えばCPUのレジスタ機能を利用し、異常信号を受け取った旨のフラグを立てておくことによって実現することが考えられる。また、RAM等のメモリにおける記憶保持機能を利用して実現しても構わない。なお、この計数機能による計数結果は、リセットスイッチ14からのリセット指示または後述するタイマー検知機能からの通知によってリセットされるものとする。
【0024】
なお、制御部15は、スロットマシン1のメインコントロール部にその機能を兼用させたものであっても、あるいはスロットマシン1を管理するホスト装置(ホストコンピュータ)にその機能を兼用させたものであってもよい。
【0025】
次に、以上のように構成された不正払出管理装置における処理動作例について説明する。
【0026】
「ゴト師」と呼ばれる不正行為者は、不正なメダルの払い出しを受けるべく、スロットマシン1に対して何らかの不正行為を行う。そして、その不正行為は、短時間で、かつ、複数回に分けて、継続的に行われる傾向にある。これを防止するために、不正払出管理装置では、スロットマシン1の起動後、各異常検出センサ11が不正行為の発生有無を監視している。そして、不正行為の発生を検出すると、異常検出センサ11は、直ちに異常信号を制御部15に対して出力する。
【0027】
このとき、制御部15では、異常信号の計数機能がリセット状態にあれば、異常検出センサ11からの異常信号を受けて、フラグを立てる等の処理を行い、その計数結果を1回目とする。そして、1回目の異常信号であることから、警告表示灯12に対してアラーム出力を指示する。このアラーム出力指示を受けて、警告表示灯12は、アラーム出力を行い、その状態を継続させる。ただし、この時点では、警告表示灯12のみがアラーム出力を行い、呼出ランプ13はアラーム出力を行っていない。
【0028】
その後、制御部15が計数結果を1回目としたままの状態で、異常検出センサ11からの異常信号を受け取ると、制御部15は、2回目の異常信号であることから、呼出ランプ13に対してアラーム出力を指示する。このアラーム出力指示を受けて、呼出ランプ13は、アラーム出力を行う。そして、リセットスイッチ14からのリセット指示があるまで、制御部15および呼出ランプ13は、そのアラーム出力状態を継続させる。
【0029】
このとき、1回目の異常信号に対応した警告表示灯12によるアラーム出力および制御部15での計数結果(フラグ等)については、2回目の異常信号があった時点でリセットしてもよいが、2回目の異常信号に対応して呼出ランプ13によるアラーム出力を行った後にリセットスイッチ14からのリセット指示があった時点でリセットするようにしてもよい。
【0030】
また、制御部15では、フラグを立てる等の処理を行って異常信号の計数結果を1回目とした後から、周知技術を利用したタイマー検知機能を用いて経過時間の計測を行い、1回目の異常信号から所定時間(例えば5分間)が経過しても2回目の異常信号を受け取らなければ、後述する理由により、その計数結果(フラグ等)および警告表示灯12によるアラーム出力をリセットすることが望ましい。
【0031】
このように、不正払出管理装置では、異常検出センサ11からの異常信号に応じたアラーム出力を行うのにあたって、制御部15がその異常信号の回数、すなわち不正行為の検出回数を計数しているため、1回目は警告表示灯12でアラーム出力を行い、2回目は呼出ランプ13でアラーム出力を行うといったように、1回目と2回目とで異なるアラーム出力を行うようになっている。そのために、例えば不正行為は、短時間で、かつ、複数回に分けて、継続的に行われる傾向にあっても、その傾向に適切に対応したアラーム出力を行い得るようになる。つまり、遊技場の店員等が警告表示灯12のアラーム出力で不正行為者に注意を払いつつ、呼出ランプ13のアラーム出力で不正行為の現場を確認するといったことが可能になる。
【0032】
したがって、上述した構成の不正払出管理装置をスロットマシン1に付設すれば、遊技場の店員等にとっては、不正行為の現場を確認し得るようになるため、本当に不正行為があったか否かの判断をすることが容易となる。また、不正行為者やその周りの遊技者等にとっても、不正行為の抑止効果が期待できる。
【0033】
また、タイマー検知機能を用いてアラーム出力をリセットするようにした場合には、正当な遊技者との間の不要なトラブルを極力回避し得るようになる。これは、メダルの払い出しに関する不正行為は、上述したように短時間で、かつ、複数回に分けて継続的に行われる傾向にあるが、1回目の異常信号から所定時間が経過しても2回目の異常信号が無ければ、最早スロットマシン1の前には不正行為者ではなく新たな遊技者が着席していると考えられるからである。つまり、1回目の異常信号から所定時間が経過しても2回目の異常信号が無ければ、異常信号の計数結果および警告表示灯12によるアラーム出力をリセットすることによって、不要なトラブルの回避が可能となるのである。
【0034】
なお、アラーム出力を行う警告表示灯12および呼出ランプ13のうち、1回目のアラーム出力、すなわち不正行為の警告表示を行う警告表示灯12については、呼出ランプ13と同様にスロットマシン1の設置箇所に付設することが考えられるが、例えば複数のスロットマシン1がスロットマシン島を構成している場合には、各スロットマシン1の設置箇所に個別に設けるのではなく、島端等に各スロットマシン1に対応した複数の警告表示灯12をまとめて配設しても構わない。このようにすれば、遊技場の店員等にとって、警告表示灯12によるアラーム出力を確認するのが非常に容易となる。
【0035】
また、上述したように警告表示灯12および呼出ランプ13をそれぞれ設け、これらを用いて1回目と2回目とで異なるアラーム出力を行うようにすれば、そのアラーム出力の違いを認識することが非常に容易となり、またその設置箇所の自由度(警告表示灯12および呼出ランプ13をスロットマシン1に対応して配設したり、警告表示灯12のみをまとめて島端に配設する等)を確保することが可能となるが、1回目と2回目とで異なるアラーム出力を行うためには、必ずしも警告表示灯12や呼出ランプ13等の表示装置を異なる箇所に設ける必要はない。すなわち、例えば呼出ランプ13のみといったように、一つの表示装置のみを配設した場合であっても、1回目と2回目とで異なるアラーム出力を行うことは可能である。この場合には、異なるアラーム出力として、その表示状態(点滅と点灯等)や表示色といった表示態様を相違させることが考えられる。しかも、一つの表示装置のみを利用して異なるアラーム出力を行えば、既存の遊技システム(スロットマシン島)についても容易に適用することが可能となる。
【0036】
さらに、アラーム出力は、上述したような目視可能な表示出力の他に、音声出力によるものや、スロットマシン1を管理するホスト装置への信号出力等によって行うことも考えられる。すなわち、表示出力に代わって音声出力または信号出力を行ったり、あるいはこれらを適宜組み合わせてアラーム出力を行うようにしても構わない。
【0037】
また、上述した実施形態では、スロットマシン1に付設されて用いられる不正払出管理装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技媒体の払い出しを行うものであれば、パチンコ機等の他の遊技機や、メダルやパチンコ玉等の遊技媒体を遊技者に貸し出す遊技媒体貸出機であっても、全く同様に適用することが可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明に係る不正払出管理装置では、不正行為の検出回数が1回目と2回目とで異なるアラーム出力を行うようになっているので、遊技媒体の払い出しに関する不正行為の傾向に適切に対応したアラーム出力を行い得るようになり、その不正行為の防止に有効に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る不正払出管理装置の概略構成例を示す模式図である。
【符号の説明】
1…スロットマシン、11…異常検出センサ、12…警告表示灯、13…呼出ランプ、14…リセットスイッチ、15…制御部

Claims (3)

  1. 遊技媒体の払い出しに関する不正行為を検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段による不正行為の検出回数を計数する制御手段と、
    前記異常検出手段が不正行為を検出するとアラーム出力を行うとともに、前記制御部による計数結果が1回目と2回目とで異なるアラーム出力を行う異常出力手段と
    を備えることを特徴とする不正払出管理装置。
  2. 前記異なるアラーム出力は、異なる箇所に設けられた表示装置によるものである
    ことを特徴とする請求項1記載の不正払出管理装置。
  3. 前記異なるアラーム出力は、同一の表示装置が行う異なる表示態様によるものである
    ことを特徴とする請求項1記載の不正払出管理装置。
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