JP5667921B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
また、請求項1に記載の遊技機において、警報停止手段は、開放角度が制限角度を超えていること検知された後に扉状部材の閉扉が検知された場合には、所定時間が経過した後に警報処理を停止させても良い。
(1)全体の構成について
図1に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機1は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠21にて構成の各部を保持する構造を有している。
(2)電気的構成について
このパチンコ機1の電気的構成は、図2のブロック図に示すとおり、主制御装置50を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板及び電源基板等は記載していない。また、詳細の図示は省略するが、主制御装置50、払出制御装置51、演出図柄制御装置54a、サブ統合装置53のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えているが、本実施例では、発射制御装置52、電源基板にはCPU、ROM、RAMは設けられていない。しかし、これに限るわけではなく、発射制御装置52にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置50からの出力信号は試験信号端子にも出力されほか、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板61に出力されてホールコンピュータ70に送られる。
主制御装置50と払出制御装置51とは双方向通信が可能である。
払出制御装置51は、主制御装置50から送られてくるコマンドに応じて払出モータ24aを稼働させて賞球を払い出させる。本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出SW24bの検出信号は払出制御装置51に入力され、払出制御装置51で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置50と払出制御装置51に払出SW24bの検出信号が入力され、主制御装置50と払出制御装置51の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
発射制御装置52は発射モータ22を制御して、遊技領域に遊技球を発射させる。
演出図柄制御装置54aは、サブ統合装置53から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置50から送信されてきたものとサブ統合装置53が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置54bを制御して、演出図柄等の演出画像を表示させる。
次に、本実施形態のパチンコ機1の動作について説明する。
(1)概要について
本実施形態のパチンコ機1の主制御装置50は、始動口への入球に応じて各種乱数を抽出して保留記憶する(最大4個)と共に、保留記憶された乱数を読み出して当否判定を行うことで、保留記憶を消化し、大当りに当選した際には大当り遊技を行う。大当り遊技では、大入賞口が長期間にわたり開放され、遊技者は、大入賞口に遊技球を入球させることで大量の賞球を獲得できる。また、主制御装置50は、大当り抽選を行う際に、サブ統合装置53に各種コマンドを送信することで、演出図柄表示装置54bにて大当り抽選の結果を報知するための大当り演出を行う。
本実施形態のパチンコ機1では、内枠閉鎖SW37により内枠2の開閉が検知されると共に、内枠開放SW38により、内枠2が大きく開放されたこと(開扉された内枠2と外枠21との開放角度が制限角度以上となること)が検知される。
また、内枠開放SW38からの検知信号に基づき、内枠2の開放角度が制限角度以上となったことを検知した後に(図3(c)参照)に、内枠2が閉扉されたことを検知すると、主制御装置50は、内枠2が閉扉された後、警報継続時間(例えば10秒)が経過した後に警報処理を停止するが、所定の継続条件が成立した場合には、警報処理を継続する。
(3)不正行為防止処理について
内枠2の開扉により不正行為が行われる危険性が生じていることを警告する不正行為防止処理について、図4,5に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、主制御装置50にて定期的に実行される処理である。
また、S110では、主制御装置50は、内枠開放SW38からの検知信号のOFFからONへの立ち上がりを検知することで、制限角度以上に内枠2を大きく開放する動作(開放動作)の有無を判定する。そして、該動作が行われた場合には(S110:Yes)、S112に処理を移行し、該動作が行われなかった場合には(S110:No)、S120に処理を移行する。
S114では、主制御装置50は、開時間が第一継続時間を超えるか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S114:Yes)、S116に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S114:No)、S118に処理を移行する。
S118では、主制御装置50は、開放時間の計測を開始し、本処理を終了する。
また、S120では、主制御装置50は、内枠開放SW38からの検知信号のONからOFFへの立ち下がりを検知することで、開放角度が制限角度未満となるように内枠2を閉扉する動作(開放解除動作)の有無を判定する。そして、該動作が行われた場合には(S120:Yes)、S122に処理を移行し、該動作が行われなかった場合には(S120:No)、図5のS128に処理を移行する。
続いて図6のS128では、主制御装置50は、内枠閉鎖SW37からの検知信号のOFFからONへの立ち上がりを検知することで、内枠2を閉扉する動作(閉鎖動作)の有無を判定する。そして、該動作が行われた場合には(S128:Yes)、S130に処理を移行し、該動作が行われなかった場合には(S128:No)、S140に処理を移行する。
S134では、主制御装置50は、閉鎖解除時間が第三継続時間未満であるか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S134:Yes)、S136に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S134:No)、本処理を終了する。
また、S140では、主制御装置50は、解除フラグのON/OFFを判定し、解除フラグがONである場合には(S140:Yes)、S142に処理を移行すると共に、OFFである場合には(S140:No)、本処理を終了する。
なお、不正行為防止処理では、開時間に基づく継続条件と、開放時間に基づく継続条件と、閉鎖解除時間に基づく継続条件とのうちのいずれかが成立した時には、開放動作が行われた後に内枠2が閉鎖された場合であっても警報処理を継続させているが、これらの条件のうちの少なくとも2つが成立した場合に警報処理を継続させても良い。
上述の不正行為防止処理では、継続条件として開時間等に基づく条件が設定されていたが、内枠2を開扉した後に行われた開放動作の数に基づく条件を継続条件として設定しても良い。以下では、該開放動作の数に基づく条件を継続条件とした場合の不正行為防止処理について、図6に記載のフローチャートを用いて説明する。
S230では、主制御装置50は、ランダムに設定された警報停止回数を報知する。具体的には、例えば、特別図柄表示装置29に警報停止回数を表示しても良いし、サブ統合装置53にコマンドを送信し、演出図柄表示装置54bに警報停止回数を表示しても良い。また、図示しないスピーカ等により警報停止回数を音声で報知しても良い。さらに、警報停止回数と共に、警報停止回数から、内枠2の開扉後に行われた開放動作の回数(後述の開放カウンタが示す数)を減じた値である残り回数を、映像或いは音声により報知しても良い。そして、S235に処理を移行する。
また、S240では、主制御装置50は、内枠閉鎖SW37からの検知信号のOFFからONへの立ち上がりを検知することで、内枠2を閉扉する動作(閉鎖動作)の有無を判定する。そして、該動作が行われた場合には(S240:Yes)、S245に処理を移行し、該動作が行われなかった場合には(S240:No)、S260に処理を移行する。
また、S260では、主制御装置50は、解除フラグのON/OFFを判定し、解除フラグがONである場合には(S260:Yes)、S265に処理を移行すると共に、OFFである場合には(S260:No)、本処理を終了する。
なお、先に述べた開時間,開放時間,閉鎖解除時間に基づく各継続条件と、開放動作の回数に基づく継続条件の複数の継続条件とに基づき、開放動作が行われた後に内枠2が閉鎖された後、警報処理を継続させるか否かを決定しても良い。具体的には、これらの継続条件のうちのいずれかが成立した場合に警報処理を継続させても良いし、これらの継続条件のうちの少なくとも2つが成立した場合に警報処理を継続させても良い。
上記では内枠2の開扉により行われる不正行為防止処理について説明したが、本実施形態のパチンコ機1には、内枠閉鎖SW37と同様にして意匠枠9の開閉を検知する意匠枠閉鎖SW39と、内枠開放SW38と同様にして意匠枠9が大きく開放されたことを検知する意匠枠開放SW40が設けられている。このため、上述の不正行為防止処理において、内枠閉鎖SW37,内枠開放SW38を、それぞれ、意匠枠閉鎖SW39,意匠枠開放SW40に置き換えることで、意匠枠9に関して、同様にして開扉により不正行為が行われる危険性が生じていること等を警告することができる。また、意匠枠9に対して不正行為防止処理を適用する場合には、警報処理において、例えば、遊技盤に向けて発射された遊技球が零れる可能性について警告することも考えられる。
本実施形態のパチンコ機1や回胴式遊技機によれば、内枠2や意匠枠9や前扉が開扉されると警報処理が開始されるため、不正行為を容易に発見することが可能となるが、内枠2等を大きく開放した後に閉扉するという一連の操作により警報処理が停止されるため、球詰まりの解除等の作業の際には、パチンコ店の店員の手をさほど煩わすことなく警報処理を停止させることができる。
(1)本実施形態における不正行為防止処理では、継続条件が成立した場合には、内枠2等が開放状態となった後に閉扉されても警報処理が継続されるが、内枠2等が開放状態となった後に閉扉された場合には、無条件で警報処理を停止しても良い。このような場合であっても、警報処理を停止させるためには内枠2等を大きく開放させるという非常に目立つ行為が必要であるため、同様の効果を得ることができる。
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
また、本実施形態のパチンコ機1における外枠21と内枠2により形成される内部区間や、遊技盤が配置される空間や、回胴式遊技機における筺体と前扉とにより形成される空間が、配置領域に相当する。
Claims (7)
- 遊技を実現するための各種構成要素が配置された配置領域を覆う扉状部材が前面に枢設されている遊技機であって、
前記扉状部材の開閉を検知する開閉検知手段と、
開扉された前記扉状部材と前記前面との角度である開放角度が予め定められた制限角度を超えているか否かを検知する開放検知手段と、
前記開閉検知手段により前記扉状部材の開扉が検知されると、該扉状部材の開扉を報知する警報処理を開始する警報開始手段と、
前記警報処理が行われている時に、前記開放検知手段により前記開放角度が前記制限角度を超えていること検知された後に、前記開閉検知手段により前記扉状部材の閉扉が検知されると、該警報処理を停止させる警報停止手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機において、
前記警報停止手段は、前記開閉検知手段による検知結果と前記開放検知手段による検知結果とのうちの少なくとも一方に基づく1または複数の継続条件が成立した場合には、前記開放検知手段により前記開放角度が前記制限角度を超えていることが検知された後に、前記開閉検知手段により前記扉状部材の閉扉が検知されても、該警報処理を停止させないこと、
を特徴とする遊技機。 - 請求項2に記載の遊技機において、
前記開閉検知手段による検知結果と前記開放検知手段による検知結果とのうちの少なくとも一方に基づき、前記扉状部材の状態を判別する判別手段をさらに備え、
前記継続条件とは、前記判別手段により判別された前記状態が継続した時間に基づく条件であること、
を特徴とする遊技機。 - 請求項3に記載の遊技機において、
前記判別手段は、前記開閉検知手段により前記扉状部材の開扉が検知された時の前記扉状部材の前記状態を、閉鎖解除状態として判別し、
前記継続条件の一つは、前記閉鎖解除状態の継続時間が予め定められた時間に満たないという条件であること、
を特徴とする遊技機。 - 請求項3または請求項4に記載の遊技機において、
前記判別手段は、前記開放検知手段により前記開放角度が前記制限角度を超えていることが検知された時の前記扉状部材の前記状態を、開放状態として判別し、
前記継続条件の一つは、前記開放状態の継続時間が予め定められた時間に満たないという条件であること、
を特徴とする遊技機。 - 請求項3から請求項5のうちのいずれか1項に記載の遊技機において、
前記判別手段は、前記開閉検知手段により前記扉状部材の開扉が検知され、なおかつ、前記開放検知手段により前記開放角度が前記制限角度を超えていないことが検知された時の前記扉状部材の前記状態を、開状態として判別し、
前記継続条件の一つは、前記開状態の継続時間が予め定められた時間に達したという条件であること、
を特徴とする遊技機。 - 請求項2に記載の遊技機において、
前記開放検知手段による検知結果に基づき、前記開放角度が前記制限角度に満たない状態から、前記制限角度を超える状態に変化するよう前記扉状部材を操作する開放動作の発生回数をカウントするカウント手段と、
前記警報処理を停止するか否かを決定するために用いられる警報停止回数をランダムに設定する設定手段と、
前記開放検知手段により前記開放角度が前記制限角度を超えていることが検知された後に、前記警報停止回数を報知する報知手段と、
をさらに備え、
前記継続条件とは、前記開閉検知手段により前記扉状部材の開扉が検知された後に前記カウント手段によりカウントされた前記開放動作の発生回数と前記警報停止回数とに基づく条件であること、
を特徴とする遊技機。
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