JP4441985B2 - スロットマシンのセキュリティ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシンのセキュリティ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ店には、パチンコ機の他、パチスロ機と称されるスロットマシン(回胴式遊技機)が複数台設置されている。スロットマシンにおいては、その誤動作(動作不良)あるいは不正行為によって、払い出すコインの枚数が正規の枚数と異なるなどの異常状態が生じたとき、その異常状態を検出してセキュリティを図るものが実用化されている。
【0003】
例えば、コインの払い出しを行うホッパーのコイン払出口に光センサを設け、この光センサによって検出したホッパー払出枚数と、払い出すコインの枚数との関係によりホッパー払出異常を検出するもの、あるいはホッパーを駆動するホッパーモータに電流センサ(又は磁界センサ)を設け、ホッパーの動作時間からホッパー払出異常を検出するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したスロットマシンのセキュリティ装置においては、特定のホッパー払出異常を検出することができるもの、実際には検出すべき異常状態が種々あり、実用上改良すべき余地がある。
【0005】
本発明は、改良されたスロットマシンのセキュリティ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、スロットマシンから出力されるコインの払い出し枚数を示す信号と、前記スロットマシンのコイン払出機の動作時間を示す信号とに基づき、前記コインの払い出し枚数を示す信号が出力された状態で前記コイン払出機の動作時間が1回の当たりで払い出される最大枚数よりも多い枚数に相当する時間に設定された第1の所定時間(後述する実施形態では3秒)より長いときに払出異常と判定する手段を備えたことを特徴としている。
【0015】
コインの払い出し枚数を示す信号が出力された状態では、コイン払出機の動作時間が1回の当たりで払い出される最大枚数よりも多くなることはないはずである。従って、コイン払出機の動作時間が1回の当たりで払い出される最大枚数よりも多い枚数に相当する時間に設定された第1の所定時間より長いときには、払出異常と考えられ、この発明ではその異常状態を検出することができる。
【0016】
さらに、請求項1に記載の発明では、前記コインの払い出し枚数を示す信号が出力された状態で前記コイン払出機の動作時間が前記1回の当たりで払い出される最大枚数よりも多い枚数に相当する時間であってかつ前記第1の所定時間より短い時間に設定された第2の所定時間(後述する実施形態では2秒)より長いことを判定する手段と、前記スロットマシンからスロットを回すレバーが操作されたときに出力されるコインの投入を示す信号に基づいてゲーム数をカウントする手段と、前記コイン払出機の動作時間が第2の所定時間より長いことの判定が所定ゲーム数以内に所定回数行われたときに払出異常と判定する手段を備えたことを特徴としている。
【0017】
コイン払出機の動作時間が第1の所定時間より短くても第2の所定時間より長いときには、払出異常の可能性がある。しかし、そのような状態が所定ゲーム数以内に所定回数行われたときには、払出異常と考えられ、この発明ではその異常状態を検出することができる。
【0018】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のスロットマシンのセキュリティ装置において、前記コインの払い出し枚数を示す信号と、前記コイン払出機の動作時間を示す信号とに基づき、前記コインの払い出し枚数を示す信号が出力されていない状態で前記コイン払出機が動作したことを判定する手段と、前記コインの払い出し枚数を示す信号が出力されていない状態で前記コイン払出機が動作したことの判定が所定ゲーム数以内に所定回数行われたときに払出異常と判定する手段とを備えたことを特徴としている。
【0019】
コインの払い出し枚数を示す信号が出力されていない状態で前記コイン払出機が動作することは、通常、クレジットの払い出し以外の場合起こり得ない。しかし、そのような状態が所定ゲーム数以内に所定回数行われたときには、払出異常と考えられ、この発明ではその異常状態を検出することができる。
【0020】
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載のスロットマシンのセキュリティ装置において、前記コイン払出機内にコインがない状態を示す信号が前記スロットマシンから出力されたことを判定して、前記払出異常のいずれの判定も行わないようにする手段を備えたことを特徴としている。
【0021】
コイン払出機内にコインがないときには、コイン払出機のコイン払い出し状態を示す信号がコインの払い出しを示すものとはならないため、払出異常の判定を行わないようにし、誤判定を防ぐことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態にかかるスロットマシン(以下、パチスロ機という)のセキュリティ装置の全体構成を示す。
【0023】
パチンコ店には、パチスロ機10が複数台設置されている。各パチスロ機10には、内部にコイン払出機としてのホッパー11が設けられており、このホッパー11からコインが払い出される。また、各パチスロ機10からは、コインの投入を示すIN信号(この実施形態ではコインの投入枚数を示す信号としている)、コインの払い出し枚数を示すOUT信号、ホッパー11内にコインがない状態(空状態)を検出する図示しない空スイッチからの信号などが出力される。さらに、この実施形態では、各パチスロ機10のホッパー11のコイン払出口13に光センサ14が取り付けられており、払い出されたコインに応じたパルス信号(1パルス/枚)が出力される。
【0024】
各パチスロ機10には、パチスロ機10からの情報を基にセキュリティ処理などの各種処理を実行するコンピュータ20が設けられている。各コンピュータ20は、その処理に伴う異常情報などの情報を、図示しないホールコンピュータ(管理コンピュータ)に送出する。
【0025】
各コンピュータ20は、図2、図3に示すセキュリティ処理を繰り返し実行する。まず、パチスロ機10からの信号により、空接点ONか否か、すなわち空スイッチからホッパー11内にコインがない状態を示す信号が出力されているか否かを判定する(ステップ101)。空接点ONのときには、ホッパー11が空回り動作し、光センサ14からの出力がコインの払い出しを示すものとはならないため、後述するホッパー払出異常の判定を行わないようにし、エンドに進む処理を行う。
【0026】
空接点ONでないときには、ホッパーOFF状態が1秒以上継続しているか否かを判定する(ステップ102)。これは、ホッパーOFF状態が1秒以上継続したことを1つの条件として、ホッパー払出異常の検出処理を実行するために設けられている。ホッパー11がOFF状態であるかどうかは、光センサ14からの信号により求められる。
【0027】
ホッパーOFF状態が1秒以上継続していないときには、IN信号があるか否かを判定する(ステップ103)。これは、IN信号があることも他の1つの条件として、ホッパー払出異常の検出処理を実行するために設けられている。なお、IN信号は、コインの入力枚数に応じた数の連続したパルス信号を意味し、3枚のコインが入力されスロットを回すレバーが操作されて3つの連続したパルスが出力されても、1つのIN信号とされる。
【0028】
IN信号があるときには、IN信号でゲーム数をカウントする(ステップ104)。具体的には、IN信号がなくなった状態が1秒経過したときにゲーム数をカウントする。なお、1ゲームとは、IN信号とIN信号の間をいう。
【0029】
そして、10ゲーム以内に後述する軽警報(注意喚起程度の警報)が3回連続したか否かを判定する(ステップ105)。軽警報であっても、10ゲーム以内に3回連続して軽警報が出されたときには、何らかのホッパー払出異常が生じたものと考えられる。その場合にはホッパー払出異常と判定して、重警報処理を行う(ステップ106)。なお、ステップ105の判定に用いるゲーム数および軽警報の連続回数は、上記した数に限らず他の値にすることも可能である。
【0030】
そして、上記したIN信号があるとき又はホッパーOFF状態が1秒以上継続しているときには、ステップ105を介して図3に示すホッパー払出異常等の異常検出処理を実行する。
【0031】
まず、光センサ14の出力が1秒以上ホッパーONを示す信号であるか否かを判定する(ステップ107)。光センサ14の出力は、払い出されたコインに応じたパルス信号となるので、図4(a)に示すように、光センサ14の出力が1秒以上ホッパーONを示す信号であることはあり得ない。そこで、このような場合には、光センサ14の異常あるいは光センサ14に何らかの不正行為が行われたと判定し、重警報処理を行う(ステップ106)。
【0032】
ステップ107の判定がNOになると、次に光センサ14によって検出されたホッパー11の払出枚数(以下、ホッパー払出枚数という)が50枚より多いか否かを判定する(ステップ108)。クレジットは最大50枚であるため、クレジットの払い出し(クレジットキャンセル)を行うときでも、1回の払い出しで50枚を超えることはない。従って、図4(b)に示すように、1回の払い出しが50枚より多いときには、ホッパー払出異常が生じた(例えば、パチスロ機10が誤動作した、あるいは不正行為が行われた)と判定し、重警報処理を行う(ステップ106)。
【0033】
ステップ108の判定がNOになると、次にOUT信号があるか否かを判定する(ステップ109)。この場合、OUT信号の出力とホッパー11の動作との間の誤差を考慮し、その分のマージンを見てOUT信号の有無を判別する。
【0034】
OUT信号があるときには、ホッパー払出枚数がOUT枚数(OUT信号のパルス数から得られるもの)より多いか否かを判定する(ステップ110)。ホッパー11の払い出しが正常であるときには、ホッパー払出枚数とOUT枚数は等しいが、図4(c)に示すように、ホッパー払出枚数がOUT枚数より多いときには、ホッパー払出異常と判定して、重警報処理を行う(ステップ106)。なお、パチスロ機10でのコインの払い出しは、1回の当たりで最大15枚であるため、OUT信号があるときにホッパー払出枚数が16枚以上となると、このステップ110でその判定がYESになり、重警報処理が行われる。
【0035】
また、OUT信号がないときには、ホッパー払出16枚以上が連続して2回続いたか否かの判定(ステップ111)、ホッパー払出枚数が1枚以上であるか否かの判定(ステップ112)を行う。
【0036】
クレジットの払い出しを行うときには、ホッパー払出枚数が16枚以上となる場合があるが、図4(d)に示すように、2回連続して16枚以上の払い出しが起こる可能性は少ない。従って、各ゲーム毎(すなわちゲーム数のカウント値毎)にホッパー払出枚数が16枚以上あったか否かを記憶するとともに、2回連続してホッパー払出枚数が16枚以上となったときには、ホッパー払出異常と判定して、重警報処理を行う(ステップ106)。
【0037】
なお、OUT信号がないときには、通常、クレジットの払い出しを行うとき以外にコインの払い出しはないため、16枚以外の枚数(例えば10枚)でその枚数以上のホッパー払い出しが2回連続したときにホッパー払出異常が生じたとしてもよい。しかし、パチスロ機10の誤動作等を考慮し、より安全サイドにホッパー払出異常を検出するためには、ホッパー払出枚数が16枚以上であるかどうかで判定するのが好ましい。また、2回に限らずそれ以上連続したときにホッパー払出異常と判定してもよい。
【0038】
また、OUT信号がないときにホッパー払出枚数が1枚以上あった場合には、クレジットの払い出しの他、ホッパー払出異常によることもあり得るため、軽警報処理を行う(ステップ113)。この場合、10ゲーム以内に3回連続して軽警報となると、何らかのホッパー払出異常が生じたものと考えられるため、ステップ105に到来したときその判定がYESになり、重警報処理を行う(ステップ106)。
【0039】
なお、ステップ113の軽警報処理においては、コンピュータ20内に軽警報の記録を行うとともに、ホールコンピュータに軽警報を知らせる信号を送出する処理を行う。また、ステップ106の重警報処理においては、警報ランプ(外部に異常を知らせる手段)21を点灯させるとともに、ホールコンピュータに重警報を知らせる信号を送出する処理を行う。警報ランプ21が点灯した場合には、リセットスイッチ22によってその警報を解除することができる。なお、上記した軽警報処理、重警報処理において、例えばホールコンピュータに送出する信号の時間幅を変えることで、ホールコンピュータに軽警報であるか重警報であるかを知らせることができる。
【0040】
上述したようにこの実施形態によれば、光センサ14の出力が1秒以上ONした場合、1回のホッパー払出枚数が50枚より多い場合、OUT信号があるときにホッパー払出枚数がOUT枚数より多い場合、OUT信号がないときにホッパー払出16枚以上が2回連続した場合に、重警報としている。また、OUT信号がないときにホッパー払出枚数が1枚以上になったときに軽警報とし、10ゲーム以内に3回連続して軽警報が出された場合にも重警報としている。このようにIN信号、OUT信号、光センサ14の出力信号を用いて種々の異常状態を検出することができる。
(第2実施形態)
上記した第1実施形態では、光センサ14を用いてホッパー払出枚数を検出するものを示したが、この第2実施形態では、光センサ14の代わりに電流センサを用いてホッパー払出枚数を検出するようにしている。すなわち、図1に示すように、ホッパー11を駆動するホッパーモータ12に電流センサ15を設け、ホッパーモータ12に流れる電流からホッパー11の動作状態を検出し、ホッパー11の動作時間(以下、ホッパー動作時間という)からホッパー払出枚数を検出するようにしている。
【0041】
図5に、この実施形態における各コンピュータ20でのセキュリティ処理を示す。この図5に示す処理は、第1実施形態における図3の異常検出処理に対応している。また、この実施形態における図2の処理部分は、図2に示すものと基本的に同じであるため、同じ符号を用いて以下説明する。但し、ホッパーOFF状態であるかどうかは、電流センサ15からの信号により求められる。
【0042】
この実施形態における図5に示す異常検出処理では、まず、ホッパー動作時間が7秒以上であるか否かを判定する(ステップ114)。ホッパー11による1枚の払い出しに要する時間は、通常80ミリ秒程度であるので、クレジットの払い出しで50枚の払い出しを行ったとしても、ホッパー動作時間は通常最大4秒程度である。従って、多少の余裕を見てもホッパー動作時間が7秒以上となることはない。このため、図6(a)に示すように、ホッパー動作時間が7秒以上となったときには、電流センサ15の異常あるいは電流センサ15に何らかの不正行為が行われたと判定し、重警報処理を行う(ステップ106)。
【0043】
ホッパー動作時間が7秒以上でなく電流センサ15が正常であるときには、OUT信号があるか否かを判定する(ステップ115)。OUT信号があるときには、ホッパー動作時間が3秒以上であるか否かの判定(ステップ116)、ホッパー動作時間が2秒以上であるか否かの判定(ステップ117)を行う。なお、OUT信号が出力されてからホッパー11が動作するまでの若干の誤差が生じるため、OUT信号の検知前後に1秒間マージンを設けて、電流センサ15からの出力を検出するようにする。
【0044】
OUT信号があるときのコインの払い出しは最大15枚である。上記したようにホッパー11による1枚の払い出しに要する時間は、通常80ミリ秒程度であるので、15枚の払い出しの場合にはホッパー動作時間は通常1.2秒程度である。従って、多少の余裕を見ても1回の当たりでホッパー動作時間が3秒以上となることはない。このため、図6(b)に示すように、OUT信号があってホッパー動作時間が3秒以上となったときには、ホッパー払出異常と判定して、重警報処理を行う(ステップ106)。
【0045】
また、ホッパー動作時間が3秒以上でなくてもホッパー動作時間が2秒以上のときには、ホッパー払出異常の可能性がある。この場合には、軽警報処理を行う(ステップ119)。
【0046】
また、OUT信号がないときには、ホッパー11が動作したか否か、具体的にはホッパー動作時間が所定時間(例えば、0.005秒)以上であるか否かを判定する(ステップ118)。OUT信号がなくてホッパー11が動作したときには、ホッパー払出異常の可能性があるため、軽警報処理を行う(ステップ119)。
【0047】
上記したいずれかの軽警報が、10ゲーム以内に3回連続して軽警報となった場合には、何らかのホッパー払出異常が生じたものと考えられるため、ステップ105に到来したときその判定がYESになり、重警報処理を行う(ステップ106)。
【0048】
上述したようにこの実施形態においては、電流センサ15を用いて種々の異常状態を検出している。電流センサ15を用いた場合には、光センサ14を用いた場合と違ってホッパー払出枚数を直接検出することはできない。このため、電流センサ15からの信号に基づいて得られるホッパー動作時間から、ホッパー動作時間が7秒以上となった場合、OUT信号があるときにホッパー動作時間が3秒以上である場合に、重警報としている。また、OUT信号があるときにホッパー動作時間が2秒以上(3秒未満)のとき又はOUT信号がないときにホッパー11が動作したときに軽警報とし、いずれかの軽警報が10ゲーム以内に3回連続したときにも重警報としている。このようにIN信号、OUT信号、電流センサ15の出力信号を用いて種々の異常状態を検出することができる。
(他の実施形態)
異常検出処理を行う場合の1つの判定条件であるホッパーOFF時間の1秒は固定でなく、可変にできるようになっていてもよい。例えば、図2、図3、図5などの処理を行うためのソフトウェアが記録されたROMの差し替えによって、その時間を変更するようにすることができる。
【0049】
また、ホッパーを駆動するホッパーモータの動作状態を検出する動作状態検出手段としては、電流センサ以外に磁界センサ(磁気センサ)を用いるようにしてもよい。
【0050】
また、異常検出等の処理は、各コンピュータ20で行われるものに限らず、各パチスロ機10からの信号に基づいてホールコンピュータで行われるようになっていてもよい。
【0051】
なお、図2、図3、図5に示す各ステップでの処理は、それぞれの機能を実現する手段として把握できるものであり、コンピュータによるソフトウェア以外にハードロジック構成によって実現することもできる。また、上記した実施形態では、複数のホッパー払出異常検出を行うものを示したが、他のホッパー払出異常検出(例えば、第2実施形態において、IN信号によりパチスロ機10の稼働状態を認識し、1分間IN信号入力がないときに未稼働状態とし、このときホッパーが動作した場合にホッパー払出異常とするなど)と組み合わせるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかるパチスロ機のセキュリティ装置の全体構成を示す図である。
【図2】図1中のコンピュータ20の処理を示すフローチャートである。
【図3】図2に続く処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1実施形態の作動説明に供するタイミングチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態におけるコンピュータ20の処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態の作動説明に供するタイミングチャートである。
【符号の説明】
10…パチスロ機、11…ホッパー、12…ホッパーモータ、
13…コイン払出口、14…光センサ、15…電流センサ、
20…コンピュータ、21…警報ランプ、22…リセットスイッチ。
Claims (3)
- スロットマシンから出力されるコインの払い出し枚数を示す信号と、前記スロットマシンのコイン払出機の動作時間を示す信号とに基づき、前記コインの払い出し枚数を示す信号が出力された状態で前記コイン払出機の動作時間が1回の当たりで払い出される最大枚数よりも多い枚数に相当する時間に設定された第1の所定時間より長いときに払出異常と判定する手段と、
前記コインの払い出し枚数を示す信号が出力された状態で前記コイン払出機の動作時間が前記1回の当たりで払い出される最大枚数よりも多い枚数に相当する時間であってかつ前記第1の所定時間より短い時間に設定された第2の所定時間より長いことを判定する手段と、
前記スロットマシンからスロットを回すレバーが操作されたときに出力されるコインの投入を示す信号に基づいてゲーム数をカウントする手段と、
前記コイン払出機の動作時間が第2の所定時間より長いことの判定が所定ゲーム数以内に所定回数行われたときに払出異常と判定する手段とを備えたことを特徴とするスロットマシンのセキュリティ装置。 - 前記コインの払い出し枚数を示す信号と、前記コイン払出機の動作時間を示す信号とに基づき、前記コインの払い出し枚数を示す信号が出力されていない状態で前記コイン払出機が動作したことを判定する手段と、
前記コインの払い出し枚数を示す信号が出力されていない状態で前記コイン払出機が動作したことの判定が所定ゲーム数以内に所定回数行われたときに払出異常と判定する手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシンのセキュリティ装置。 - 前記コイン払出機内にコインがない状態を示す信号が前記スロットマシンから出力されたことを判定して、前記払出異常のいずれの判定も行わないようにする手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のスロットマシンのセキュリティ装置。
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