JP2002177444A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2002177444A
JP2002177444A JP2000376600A JP2000376600A JP2002177444A JP 2002177444 A JP2002177444 A JP 2002177444A JP 2000376600 A JP2000376600 A JP 2000376600A JP 2000376600 A JP2000376600 A JP 2000376600A JP 2002177444 A JP2002177444 A JP 2002177444A
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medal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットマシンのメダル払い出しにおける不
正行為を検出する。 【解決手段】 制御管理部48からの払出信号により払
出時間計測タイマ44−2において払出計測時間が計測
される。計測終了後、払出時間計測タイマ44−2から
制御管理部48へ払出計測時間が送られる。制御管理部
48において、記憶部43から払出基準時間が取り出さ
れ、払出計測時間とともに、比較判断部45へ送られ
る。比較判断部45において、入力された払出基準時間
と払出計測時間との差異時間が算出される。次いで、制
御管理部48を介して記憶部43から取り出した差異基
準時間と算出された差異時間とが比較され、比較の結果
が、制御管理部48へ送られる。制御管理部48におい
て、比較の結果が差異基準時間よりも差異時間の方が長
いことが確認されたときは、ゲームが中断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンに
関し、特に、メダルの不正な払い出しを検出する機能を
備えたスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスロットマシンは、遊技者が遊技
用のメダルを投入してスタートレバーを押下することに
より、図柄を表示した複数のドラム(通常は三つのドラ
ム)が回転を開始し、続いて遊技者が任意のタイミング
でストップボタンを押すと各ドラムが順次停止し、停止
したドラムの図柄の配列によって各種入賞が決定され
て、入賞内容に応じた量のメダルが払い出されるという
遊技機である。
【0003】払い出される前のメダルは、スロットマシ
ン内のホッパータンクに一時蓄えられている。開始され
たゲームが入賞したときは、ホッパータンクの底面又は
側面に付設されたメダル払出部が所定枚数のメダルを確
保してスロットマシン前面にあるメダル払出口へ送り出
す。
【0004】このメダル払出部には、メダル払出口まで
のメダルの通過を検知する検知センサが設けられてい
る。また、スロットマシンの各構成部を制御する制御装
置には、検知センサからの検知信号によりメダルの払出
枚数をカウントするカウンタが設けられている。
【0005】このような構成において、メダルが払い出
されている間は、カウンタにおける払出枚数と入賞内容
に応じ設定された設定払出枚数とが制御装置において比
較される。そして、検知枚数が設定払出枚数に達したと
きに、制御装置はメダル払出部にメダルの払い出しを終
了させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スロットマシンにおいては、ゲーム中、遊技者の不正行
為により設定払出枚数以上のメダルが払い出されるとい
う問題があった。この不正行為とは、カウンタにおける
払出枚数の満了まではメダルが払い出され続けることを
利用し、遊技者がメダル払出部におけるメダルの通過を
確保し、かつ検知センサに対しメダルの検知ができない
ような細工を行うことで、検知センサが検知信号を出力
しなくなり、カウンタが検知信号の入力にともなう払出
枚数のカウントを行わず、払出枚数が満了しないため、
遊技者による細工が行われている間は、通過が確保され
たメダルが制限無く払い出させるというものであった。
【0007】その検知センサの動作を阻止する細工とし
ては、検出センサを含む検出手段の構成により異なる
が、たとえば、赤外線発光部及び受光部を用いた場合
は、これらの発光面や受光面を遮断するもの、また、メ
ダルの落下に一端が接触することで他端が跳ね上がるア
ーム及びこのアームの他端により検知面を遮られる検知
センサを用いた場合は、アームを固定するものなどがあ
る。
【0008】本発明は、上記の問題を解決すべくなされ
たものであり、メダルの払い出しにおける不正行為を検
出するとともに、発生した不正行為に対して即時な対応
ができ、かつ不正行為の発生防止を可能とするスロット
マシンの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載のスロットマシンは、ゲーム
の入賞内容に応じてメダルの払出枚数が設定されたスロ
ットマシンであって、所定の設定払出枚数が払い出され
るのに必要とされる時間を払出基準時間として記憶する
記憶部と、ゲーム中に所定の設定払出枚数が払い出され
るまでに要した時間を払出計測時間として計測する払出
時間計測部と、記憶部から取り出した払出基準時間と、
払出時間計測部からの払出計測時間との差異時間を求
め、この差異時間にもとづきメダルの払い出しに関して
不正が行われたか否かを判断する制御部とを有した構成
としてある。
【0010】スロットマシンをこのような構成とする
と、制御部における比較の結果、払出基準時間よりも払
出計測時間が長い場合は、その間にもメダルが払い出し
続けられた、すなわち、入賞内容ごとに設定された設定
払出枚数よりも多くのメダルが払い出されたものと推定
されることから、不正行為が起こったものと判断でき
る。
【0011】また、請求項2記載のスロットマシンは、
記憶部が、所定の累計基準時間を記憶し、制御部が、複
数のゲームにおける各差異時間の累計時間を求め、この
累計時間が記憶部から取り出した所定の累計基準時間に
達しているときに不正が行われたものと判断する構成と
してある。また、請求項3記載のスロットマシンは、記
憶部が、所定の基準回数を記憶し、制御部が、所定の基
準時間に達する差異時間の求められたゲームの回数をカ
ウントし、この回数が記憶部から取り出した所定の基準
回数に達したときに不正が行われたものと判断する構成
としてある。
【0012】スロットマシンをこれらのような構成とす
れば、損害の程度により基準時間及び基準回数の設定が
可能となる。すなわち、入賞にともなうメダルの払い出
しについて制限時間が設けている場合は、一回の払出処
理のうちに不正を行うことができる時間が通常数秒程度
に限られるため、損害もごく少量となるものの、この不
正行為が何度も行われるとその被害が大きくなることか
ら、度重なる不正行為による被害の拡大を防止するため
に、不正と判断する累計時間及び回数の閾値(累計基準
時間及び基準回数)を設けることで、差異時間の累計又
は基準時間を超過する差異時間の生じたゲームの回数が
基準回数以上となったときに、所定の損害をともなう不
正が発生したとして検出できる。
【0013】また、請求項4記載のスロットマシンは、
不正の発生を示す不正発生信号を制御部から入力して外
部に報知する不正報知部を有した構成としてある。スロ
ットマシンをこのような構成とすると、スロットマシン
の管理者や遊技者に対し、メダルの払い出しに関する不
正が発生したことを報知できる。このため、管理者は、
発生した不正行為に対して対処できるとともに、遊技者
は、不正が発見されることで以後警戒して不正を行わな
くなる。
【0014】また、請求項5記載のスロットマシンは、
不正報知部が、発光器及び/又は音声出力器からなる構
成としてある。スロットマシンをこのような構成とすれ
ば、装飾器具からの発光や報知音の出力により、管理者
や遊技者の注意を惹き、不正の発生を即座に知らせるこ
とができる。
【0015】また、請求項6記載のスロットマシンは、
不正発生信号を制御部から入力して外部接続された所定
の装置及び/又は設備へ送信する送信部を有した構成と
してある。スロットマシンをこのような構成とすれば、
スロットマシンに接続された制御装置,ホールコンピュ
ータあるいは端末機等に、不正行為が発生した旨の不正
発生信号を送信できる。このため、スロットマシンの管
理者は、スロットマシンから離隔した場所に居ても、不
正行為の発生を知ることができる。
【0016】また、請求項7記載のスロットマシンは、
入賞にともなうメダルの払い出しを外部に報知する報知
部と、この報知部の報知を制御する報知制御部とを有
し、記憶部が、所定時間内の報知基準回数を記憶し、報
知制御部が、前記所定時間内における前記報知部での報
知回数をカウントし、前記制御部が、前記報知制御部か
らの前記報知回数が前記記憶部から取り出した前記報知
基準回数に達したときに前記不正が行われたものと判断
する構成としてある。
【0017】スロットマシンをこのような構成とすれ
ば、予めクレジット機能が設定されているスロットマシ
ンにおいて、入賞にともなうメダルの払い出しを外部に
知らせるための報知が所定時間内に基準回数以上行われ
たときは、クレジット機能からメダル払出機能への切り
換えが遊技者により故意に行われ、かつ、所定時間内に
メダルの払い出しが複数回行われたときに不正が行われ
たものと判断できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、本発明のスロットマシンの第一
の実施形態について、図1及び図2を参照して説明す
る。図1は本実施形態のスロットマシンの前面構造を示
す正面図であり、図2は内部構造を示す斜視図である。
【0019】図1に示すように、スロットマシン本体1
は、前面パネル10に、メダル投入口11と、スタート
ボタン12と、ストップボタン13a〜13cと、メダ
ル払出口14と、表示窓15a〜15cとを有してい
る。
【0020】また、スロットマシン本体1の内部には、
図2に示すように、メダル払出装置20と、回胴ドラム
30a〜30cと、制御装置40とを有している。ここ
で、メダル払出装置20は、メダル払出部21と、ホッ
パータンク22と、シュータ23と、メダル検知センサ
24(図4に示す)とを有している。
【0021】メダル払出部21は、後述する払出駆動部
46における駆動制御により、ホッパータンク22の底
面部又は側面部からメダルを所定の枚数だけ確保し、シ
ュータ23へ送り出す。このメダル払出部21には、た
とえば、図3に示すようなロータディスク21−1を、
また、ホッパータンク22には遮蔽板22−2をそれぞ
れ設けることができる。
【0022】ロータディスク21−1は、複数のディス
ク孔21−2において確保されたメダルを、回転により
シュータ23の上方へ誘導する。誘導されたメダルはロ
ータディスク21−1からシュータ23へ落下し、メダ
ル払出口14へ送り出される。遮蔽板22−2は、ホッ
パータンク22の底面におけるロータディスク21−1
の露出面のうち、シュータ23への落下口を含む一部を
覆い隠す。これにより、ディスク孔21−2に対し、メ
ダルの確保を円滑に行わせることができる。
【0023】なお、図4は、ロータディスク21−1を
有するメダル払出部21の上面図であり、ディスク孔2
1−2により確保された後、シュータ23へ払い出され
るまでのメダルの軌跡を示す。また、メダル払出部21
は、ロータディスク21−1を必ず有するものではな
く、ホッパータンク22からメダルを所定の枚数だけ確
保し、シュータ23へ送り出す機能を有するものであれ
ばよい。
【0024】シュータ23は、メダル払出部21からの
メダルを、傾斜を利用してメダル払出口14へ送出す
る。メダル検知センサ24は、メダル払出部21から払
い出されるメダルを検知したときに検知信号を出力する
ものであり、たとえば、リミットスイッチ、赤外線セン
サなどを用いることができる。なお、メダル払出部21
からシュータ23へ払い出されたメダルを検知する手法
としては、他に、メダル検知センサ24と揺動可能なア
ーム(図示せず)とを組合せたものがある。
【0025】この組合せを用いた場合、通過するメダル
により一端を押し下げられたアームが、支点を中心に他
端を跳ね上げ、メダル検知センサ24を遮断する。この
遮断によりメダル検知センサ24から検知信号が出力さ
れる。そして、メダルの通過後は、アームは元の位置に
戻る。すなわち、アームは、メダルが通過するたびに他
端を跳ね上げてメダル検知センサ24を遮断し、次いで
元の位置に復帰するという動作を繰り返す。
【0026】回胴ドラム30a〜30cは、表面に図柄
が描かれたものであり、スタートボタン12の押下によ
り回転が始動され、ストップボタン13a〜13cの押
下により、対応する回胴ドラム30a〜30cの回転が
停止する。なお、これら回転の始動及び停止は、後述す
る回胴制御部42により制御される。
【0027】制御装置40は、スロットマシン本体1の
構成各部を制御する制御系を有している。この制御装置
40は、図5に示すように、メダル投入検出部41と、
回胴制御部42と、記憶部43と、計測部44と、比較
判断部45と、払出駆動部46と、カウンタ47と、制
御管理部48とを有している。
【0028】メダル投入検出部41は、メダル投入口1
1においてメダルが投入されたことを検出して、投入検
出信号を制御管理部48へ送る。回胴制御部42は、制
御管理部48からの回胴制御信号(回転開始信号及び停
止制御信号)にしたがい、回胴ドラム30a〜30cの
回転の開始及び停止を制御する。また、回胴制御部42
は、停止された回胴ドラム30a〜30cの図柄を確認
し、図柄配列及び入賞結果を示す配列信号を制御管理部
48へ送る。
【0029】記憶部43は、各種入賞のそれぞれについ
て設定されたメダルの払出枚数(設定払出枚数)と、こ
の払出枚数に対応する払出基準時間とを記憶する。払出
基準時間とは、所定の設定払出枚数のすべてが払い出さ
れるまでに必要とされる時間をいう。また、払出基準時
間は、ゲームの開始前に予め設定され、記憶部43に記
憶される。なお、記憶された払出基準時間は、再設定が
可能である。
【0030】また、記憶部43は、後述する基準時間
(累計基準時間及び基準回数)を記憶することもでき
る。なお、払出基準時間,累計基準時間及び基準回数
は、それぞれ異なる記憶部に記憶させることもできる。
【0031】計測部44は、払出時間制限タイマ44−
1と、払出時間計測タイマ44−2と、検知時間制限タ
イマ44−3とを有している。払出時間制限タイマ44
−1は、制御管理部48からの払出信号の入力時間(払
出所要時間)を測定し、この払出所要時間が制限時間
(払出制限時間X〔sec〕)に達したときに、払出エ
ラー信号を出力する。
【0032】払出制限時間Xは、払出時間制限タイマ4
4−1に記憶させることも、記憶部43等に記憶させる
こともできる。また、払出制限時間Xとして設定される
時間は、変更可能である。
【0033】なお、払出時間制限タイマ44−1は、払
い出されるべきメダルがホッパータンク22内に貯留さ
れていないことを、払出所要時間が払出制限時間に達す
ることにより検出する。この払出時間制限タイマ44−
1において払出所要時間が払出制限時間に達する場合の
メダルの払い出し状況について説明する。
【0034】払出所要時間が払出制限時間に達する場合
とは、言い換えれば、制御管理部48において払出信号
が出力され続けた場合である。この払出信号は、制御管
理部48において入賞が確認されたときに出力が開始さ
れ、カウンタ47からのカウント値が設定払出枚数に達
したときに終了される。
【0035】このうちカウント値は、カウンタ47にお
けるメダル検知センサ24からの検知信号の入力回数で
あるが、カウント値が設定払出枚数に達しないとき、す
なわち検知信号が出力されないときとは、メダル払出部
21が払出信号の入力により駆動してもメダルが払い出
されない状態であることを意味し、この状態は、ホッパ
ータンク22が空か、あるいは必要量のメダルが貯留さ
れていないときに生ずる。したがって、払出時間制限タ
イマ44−1は、払出所要時間の計測により、ホッパー
タンク22におけるメダルの貯留量が設定払出枚数を満
たしていないことを検知するために設けられる。
【0036】払出時間計測タイマ44−2(払出時間計
測部)は、制御管理部48からの払出信号の入力時間
を、メダルが実際に払い出されるのに要した時間(払出
計測時間Y〔sec〕)として計測する。計測された払
出計測時間Yは、制御管理部48へ送られる。なお、払
出時間計測タイマ44−2に代えて、払出時間制限タイ
マ44−1により払出計測時間を計測させることもでき
る。
【0037】検知時間制限タイマ44−3は、メダル検
知センサ24からの検知信号の入力時間を計測し、この
入力時間が制限時間(検知制限時間Z〔sec〕)に達
したときに、検知エラー信号を制御管理部48へ送る。
この検知エラー信号の入力により制御管理部48は、メ
ダル払出装置20おいてメダル詰まりが発生したものと
判断し、ゲームを中断する。
【0038】比較判断部45は、払出基準時間と払出計
測時間との差異時間を求め、この差異時間にもとづき不
正が発生したか否かを判断する。この判断の結果は、制
御管理部48へ送られる。この比較判断部45で求めら
れた差異時間は、記憶部43に記憶させることもでき
る。なお、比較判断部45における判断手法については
後述する。
【0039】払出駆動部46は、制御管理部48からの
払出信号にもとづきメダル払出部21を駆動する。カウ
ンタ47は、メダル払出センサ24からの検知信号の入
力回数をカウントし、この入力回数(カウント値)を制
御管理部48へ送る。
【0040】制御管理部48(制御部)は、メダル投入
検出部41から投入検出信号を入力する。また、スター
トボタン12からのスタート信号にともない回転開始信
号を回胴制御部42へ送り、かつ管理する入賞確率につ
いての現在の設定状態(抽選状態)を確認する。さら
に、制御管理部48は、ストップボタン13a〜13c
からのストップ信号にともない、確認した入賞確率を示
す停止制御信号を回胴制御部42へ送る。
【0041】また、制御管理部48は、回胴制御部42
からの配列信号の示す図柄配列及び入賞結果にもとづき
入賞の種類(内容)を判断する。そして、この判断され
た入賞内容に対応するメダルの設定払出枚数を記憶部4
3から取り出す。そして、制御管理部48は、メダルの
払い出しを指示する払出信号を、払出駆動部46,払出
時間制限タイマ44−1及び払出時間計測タイマ44−
2のそれぞれへ送る。
【0042】さらに、制御管理部48は、払出時間制限
タイマ44−1からの払出エラー信号及び検知時間制限
タイマ44−3からの検知エラー信号によりゲームを中
断する。また、制御管理部48は、カウンタ47からカ
ウント値を入力し、所定の設定払出枚数に達したとき
に、払出信号の出力を終了する。
【0043】さらに、制御管理部48は、払出時間計測
タイマ44−2からの払出計測時間と、記憶部43から
取り出した払出基準時間とを比較判断部45へ送り、判
断結果を入力する。この入力した判断結果にもとづきメ
ダルの払い出しに関して不正が行われたか否かを判断
し、判断の結果、行われたものとしたときは、ゲームを
中断する。
【0044】また、制御管理部48は、入賞にともない
獲得されたメダルの枚数を累計し記憶部43に記憶させ
る機能(クレジット機能)を有する。累計されたメダル
枚数は、前面パネル10の図示しない表示部に表示させ
ることもできる。クレジット機能は、獲得されたメダル
をメダル払出口14に直接払い出すメダル払出機能に比
べて、ゲームを迅速に進行させることができるため、多
くのスロットマシンにおいて、ゲーム開始前に予め設定
される。
【0045】このクレジット機能においては、通常、累
計限度枚数が設定されており、この限度を超えたとき
は、メダル払出機能が動作して、超過枚数分のメダルが
直接メダル払出口14へ払い出される。なお、スロット
マシン1の前面パネル10に、クレジット機能とメダル
払出機能との切換を行うスイッチを設けることもでき
る。
【0046】また、制御装置40は、図2においては、
スロットマシン1内の上方に設けてあるが、上方に限る
ものではなく、スロットマシン1内部のいずれの位置に
設けても良い。
【0047】次に、本実施形態のスロットマシンの通常
の遊技(ゲーム)動作について、図6を参照して説明す
る。同図は、本実施形態のスロットマシンの通常の遊技
動作を示すフローチャートである。
【0048】ゲームの開始にあたり、メダル投入口11
にメダルが投入されると(ステップ100)、メダル投
入検出部41においてメダルの投入及び投入枚数が検知
され、制御管理部48へ投入検出信号が送られる。次い
で、スタートボタン12が押下されると(ステップ10
1)、スタート信号が制御管理部48へ送られる。
【0049】スタート信号が入力された制御管理部48
において、現在の抽選状態が確認され(ステップ10
2)、回胴制御部42へ回転開始信号が送られる。回転
開始信号が入力された回胴制御部42において、回胴ド
ラム30a〜30cの回転が開始される(ステップ10
3)。
【0050】続いて、ストップボタン13a〜13cの
押下がされると(ステップ104)、ストップ信号が制
御管理部48へ送られる。ストップ信号が入力された制
御管理部48において、確認された抽選状態を示す停止
制御信号が回胴制御部42へ送られる。
【0051】回胴制御部42において、入力された停止
制御信号の示す抽選状態にもとづき回胴ドラム30a〜
30cの回転が停止制御される(ステップ105)。停
止された回胴ドラム30a〜30cについての図柄配列
が回胴制御部42で確認され、入賞配列か否かが判断さ
れる(ステップ106)。判断の結果及び図柄配列が配
列信号として、回胴制御部42から制御管理部48へ送
られる。
【0052】配列信号が入力された制御管理部48にお
いて、配列信号の示す図柄配列及び判断結果が確認さ
れ、入賞配列のときは、続いてメダル貯留に設定されて
いるか否かが確認される(ステップ107)。確認の結
果、設定されているときは、クレジット機能により、制
御管理部48でメダル枚数が累計され記憶部43に記憶
される(ステップ108)。
【0053】一方、メダル貯留に設定されていないとき
は、続いてメダル払出処理が行われる(ステップ10
9)。メダル払出処理の終了により、一つのゲームが終
了する(ステップ110)。
【0054】次に、遊技動作におけるメダル払出処理に
ついて、図7を参照して説明する。スタートされたゲー
ムが入賞しており、入賞にともない獲得されたメダルに
ついて貯留ではなく払い出しの設定であることが確認さ
れると(図6のステップ107)、制御管理部48から
払出駆動部46へ払出信号が送られる。払出信号を入力
した払出駆動部46において、メダル払出部21の駆動
制御が行われ、メダル払出口14へのメダルの払い出し
が開始される(図7のステップ200)。
【0055】制御管理部48から出力された払出信号
は、払出時間制限タイマ44−1及び払出時間計測タイ
マ44−2にも送られ、それぞれ払出所要時間及び払出
計測時間の計測が開始される。また、メダル払出部21
の駆動にともない、メダル検知センサ24においてメダ
ルの検知が行われる。
【0056】メダルの払い出しが行われている間に、払
出時間制限タイマ44−1から払出エラー信号が、ま
た、検知時間制限タイマ44−3から検知エラー信号が
それぞれ出力されると(ステップ201)、制御管理部
48において、これらエラー信号が入力され、ゲームが
中断される(ステップ202)。
【0057】一方、制御管理部48において、各エラー
信号が入力されず、カウンタ47からのカウント値が、
入賞内容に対応する設定払出枚数と同じ枚数(あるいは
設定払出枚数以上の枚数)となったときは(ステップ2
03)、払出信号の出力が終了され、メダル払出処理が
終了する(ステップ204)。
【0058】次に、遊技動作において、メダル払出処理
とともに行われる計測処理について、図8を参照して説
明する。スタートされたゲームが入賞しており、入賞に
ともない獲得されたメダルについて貯留せず払い出す設
定であることが確認されると(図6のステップ10
7)、計測部44の各タイマ(払出時間制限タイマ44
−1,払出時間計測タイマ44−2及び検知時間制限タ
イマ44−3)が初期化される(図8のステップ30
0)。
【0059】次いで、制御管理部48から払出駆動部4
6,払出時間制限タイマ44−1及び払出時間計測タイ
マ44−2へメダルの払い出しを指示する払出信号が送
られる。この払出信号が入力された払出駆動部46にお
いて、メダル払出部21が駆動制御され、メダルがホッ
パータンク22からメダル払出口14へ払い出される。
【0060】一方、払出信号が入力された払出時間制限
タイマ44−1及び払出時間計測タイマ44−2におい
て、それぞれ払出所要時間及び払出計測時間の計測が開
始される(ステップ301)。メダル払出部21の駆動
にともない、払い出されたメダルがメダル検知センサ2
4において検知され、検知信号が検知時間制限タイマ4
4−3へ送られる。
【0061】検知信号が入力された検知時間制限タイマ
44−3において、検知時間の計測が開始される(ステ
ップ302)。この検知時間制限タイマ44−3におい
て、検知信号の入力時間が検知制限時間に達したときは
(ステップ303)、検知エラー信号が制御管理部48
へ送られる。
【0062】検知エラー信号が入力された制御管理部4
8において、メダル払出部21内でメダル詰まりが発生
したものとして、ゲームが中断される(ステップ30
4)。一方、検知制限時間に達する前に、検知信号の入
力が終了すると(ステップ305)、検知時間制限タイ
マ44−3における検知時間の計測が終了される(ステ
ップ306)。
【0063】次いで、払出時間制限タイマ44−1にお
いて計測された払出所要時間が、払出制限時間に達した
ときは(ステップ307)、払出エラー信号が制御管理
部48へ送られる。払出エラー信号が入力された制御管
理部48において、ホッパータンク22内にメダルが残
留していないものとして、ゲームが中断される(ステッ
プ304)。
【0064】ところで、メダル検知センサ24から出力
された検知信号は、カウンタ47へも送られる。カウン
タ47において検知信号の入力回数がカウントされ、カ
ウント値が制御管理部48へ送られる。
【0065】制御管理部48において、入力されたカウ
ント値が記憶部43から取り出した入賞内容に対応する
設定払出枚数に達したか否か、すなわち、メダルの払い
出しを終了するか否かが判断される(ステップ30
8)。
【0066】判断の結果、カウント値が設定払出枚数に
達していないときは、制御管理部48からの払出信号が
継続して払出駆動部46へ送られる。この払出信号の出
力が継続されている間、すなわち、払い出されたメダル
の数が所定の払出枚数に達するまでの間は、ステップ3
02からステップ308までの動作が繰り返される。
【0067】一方、カウント値が設定払出枚数に達して
いるときは、制御管理部48からの払出信号の出力が終
了される。この払出信号の出力の終了にともない、払出
時間制限タイマ44−1及び払出時間計測タイマ44−
2において、払出所要時間及び払出計測時間の計測が終
了される(ステップ309)。
【0068】計測終了後、払出時間計測タイマ44−2
から制御管理部48へ払出計測時間が送られる。制御管
理部48において、記憶部43から払出基準時間が取り
出され、払出計測時間とともに、比較判断部45へ送ら
れる。
【0069】比較判断部45において、入力された払出
基準時間と払出計測時間との差異時間が算出される(ス
テップ310)。次いで、制御管理部48を介して記憶
部43から取り出した差異基準時間と算出された差異時
間とが比較され(ステップ311)、比較の結果が、制
御管理部48へ送られる。
【0070】制御管理部48において、比較の結果が差
異基準時間よりも差異時間の方が長いことが確認された
ときは、ゲームが中断される(ステップ304)。一
方、差異時間よりも差異基準時間の方が長いことが確認
されたときは、メダル払出処理が終了される。
【0071】次に、払出時間制限タイマ,検知時間制限
タイマ及び払出時間計測タイマにおける払出所要時間,
センサ検知時間及び払出計測時間の計測について、図9
を参照して説明する。同図の(a)は、正常にメダルが
払い出された場合、(b)は、メダル払出において不正
が行われた場合の信号波形図を示す。
【0072】また、(a)及び(b)における(i)
は、制御管理部48からの払出信号の出力状態を、(i
i)は、メダル検知センサ24からの検知信号の出力状
態をそれぞれ示す。なお、同図においては設定払出枚数
を五枚としているが、五枚に限るものではなく、複数枚
の設定が可能である。
【0073】まず、同図(a)を参照して、メダルが正
常に払い出された場合の各計測手段における測定につい
て説明する。メダル払出の開始にあたり、制御管理部4
8から払出信号が入力された払出時間制限タイマ44−
1及び払出時間計測タイマ44−2において、それぞれ
払出所要時間及び払出計測時間の計測が開始される(同
図中)。
【0074】同じく払出信号を受けた払出駆動部46に
おいて、メダル払出部21の駆動制御が行われ、ホッパ
ータンク22からメダルが確保され払い出される。メダ
ル検知センサ24において、メダル払出部21から払い
出されたメダルが検知されると、検知信号が検知時間制
限タイマ44−3へ送られる。検知時間制限タイマ44
−3において、検知信号の入力により検知時間の計測が
開始される()。
【0075】メダル検知センサ24からの検知信号の入
力が終了すると、検知時間制限タイマ44−3において
検知時間の計測が終了される()。なお、検知時間制
限タイマ44−3において、計測中の検知時間が検知制
限時間Z〔sec〕に達したときは、検知時間制限タイ
マ44−3から制御管理部48へ検知エラー信号が送ら
れる。そして、制御管理部48において、メダル検知セ
ンサ24付近でメダル詰まりが発生したものと判断され
て、ゲームが中断される。
【0076】その後、検知時間制限タイマ44−3にお
いて、検知信号が入賞内容に対応する設定払出枚数(五
枚)と同数に達するまで、順次検知時間について計測さ
れる(,,,)。カウンタ47から制御管理部
48へ送られたカウント値により、設定払出枚数と同数
のメダルが払い出されたことが確認されると、制御管理
部48において払出信号の出力が終了される()。
【0077】払出信号の出力の終了にともない払出時間
制限タイマ44−1及び払出時間計測タイマ44−2に
おける払出所要時間及び払出計測時間Ya〔sec〕の
計測が終了される。なお、払出時間制限タイマ44−1
において、払出所要時間の計測中に払出制限時間X〔s
ec〕に達したときは、ホッパータンク22にメダルが
貯留されていないものと判断されて、払出時間制限タイ
マ44−1から制御管理部48へ払出エラー信号が送ら
れる。
【0078】次に、図9(b)を参照して、メダルの払
い出しにおいて不正が行われた場合の各計測手段におけ
る測定について説明する。払出時間制限タイマ44−1
及び払出時間計測タイマ44−2のそれぞれは、払出信
号の入力により、払出所要時間及び払出計測時間Ybを
測定している。
【0079】たとえば、カウンタ47からのカウント値
が「三」に達したところで不正が行われたものとする
(図9(b)中のTs)。不正行為の発生後は、メダル
検知センサ24においてメダルの払い出しが検知されな
いため、カウンタ47へ検知信号が送られない。
【0080】カウンタ47からのカウント値を入力しな
い制御管理部48において、カウント値が設定払出枚数
に達しないために、払出信号を出力しつづける。継続し
て払出信号を入力した払出駆動部46において、メダル
払出部21の払出制御がさらに行われるため、カウンタ
47においてカウントされないメダルが次々と払い出さ
れる。
【0081】しかし、通常のスロットマシンには、払出
制限時間Xが設定されているため、継続して出力された
払出信号の出力時間が払出制限時間Xに達するとゲーム
が中断される。そこで、払出制限時間Xに達する前に、
不正を行う者により不正行為が取り止められる(図9
(b)中のT)。この不正行為の取り止めにより、そ
の後払い出されたメダルは、メダル検知センサ24で検
知され、カウンタ47でカウントされる(,)。
【0082】そして、制御管理部48においてカウント
値が設定払出枚数に達したことが確認されると、払出信
号の出力が終了される。この払出信号の出力の終了にと
もない、払出時間制限タイマ44−1及び払出時間計測
タイマ44−2における払出時間及び払出計測時間Yの
計測が終了する()。
【0083】スロットマシンにこのような払出時間計測
タイマを設けて、払出計測時間Yを計測することによ
り、図9(a)の払出計測時間Yaを払出基準時間とし
て予め記憶しておき、(b)の払出計測時間Ybと比較
することにより、差異が生じた時間において不正が行わ
れメダルが設定払出枚数よりも多く払い出されたものと
判断できる。
【0084】次に、比較判断部における判断手法につい
て説明する。比較判断部45における不正行為発生の判
断手法には、払出計測時間と払出基準時間とをそのまま
比較するもの、払出計測時間と払出基準時間との差異時
間の累計を累計基準時間と比較するもの、及び払出計測
時間と払出基準時間との差異時間の累計が累計基準時間
を超過したゲーム回数を基準回数と比較するものがあ
る。
【0085】これら判断を行うための準備として、記憶
部43には、予め設定払出枚数に対応する払出基準時間
が記憶されている。これら設定払出枚数と払出基準時間
との対応を図10に示す。また、記憶部43には、累計
基準時間及び基準回数が記憶されている。そして、比較
判断部45において不正行為発生の判断が行われるとき
は、制御管理部48において記憶部43から取り出され
た払出基準時間,累計基準時間及び基準回数が、払出計
測時間とともに入力される。
【0086】まず、払出計測時間と払出基準時間とをそ
のまま比較する手法について説明する。たとえば、設定
払出枚数が五枚の場合、図10に示すように、払出基準
時間は0.47秒である。ここで、払出計測時間が1.
84秒のときは、差異時間が1.37秒となるため、こ
の間に不正が行われメダルが多く払い出されたものと判
断する。
【0087】ただし、図10に示す数値については、あ
らゆる状況において、所定の設定払出枚数が、対応する
払出基準時間通りに必ず払い出されるものではない。す
なわち、メダルの払出時間は、物理的又は機械的な理
由、たとえば、ホッパータンク22に貯留されているメ
ダルの量、メダル払出部21及びメダル検知センサ24
の精度劣化などにより、単位枚数当たり0.1秒オーダ
で変動する。
【0088】このため、払出基準時間には許容時間を付
加して不正行為の発生の有無を判断することもできる。
許容時間として0.20秒を払出基準時間に付加した場
合、上記の例では、払出基準時間+許容時間と払出計測
時間との差異は1.17秒となる。よって、この1.1
7秒の間には少なくとも不正行為でメダルが多く払い出
されたものと判断できる。
【0089】次に、払出計測時間と払出基準時間との差
異の累計を閾値と比較する手法について説明する。上記
の払出計測時間と払出基準時間とをそのまま比較する手
法を用いた場合は、不正行為を発見することはできるも
のの、差異時間が多くても一〜二秒程度であるため、一
回の不正行為で払い出されるメダルの枚数は、せいぜい
二十枚以下である。
【0090】十数枚程度では、営業上特に大きな損害と
なるとは言い難い。また、差異時間の生じる原因が不正
行為の発生以外の可能性も考えられるため、一回のメダ
ル払出についての払出計測時間のみで判断することは不
正発見の確実性を低くする。この点を改善するために、
複数回のゲームにおける各差異時間の累計を求め、この
累計が累計基準時間を超過したときに、不正行為が発生
したと判断する手法を用いることができる。
【0091】累計基準時間は、任意の値を設定できる
が、図10に示すように、払出枚数と払出時間とはほぼ
比例関係にあることを考慮して、営業上損害とされる枚
数に対応した払出時間を累計基準時間として設定するこ
とが望ましい。
【0092】さらに、払出計測時間と払出基準時間との
差異時間の累計が累計基準時間を超過したゲーム回数を
基準回数と比較することもできる。不正行為は、通常、
人為的に行われる。このため、正確な時間、たとえば
0.1秒以下のオーダで不正を行うことは困難である。
【0093】また、払出制限時間Xが設定されているた
め、一回の不正行為には時間的な限界がある。このた
め、一回の不正行為で払い出されるメダルの枚数も、通
常、二十数枚を上回ることはないから、差異の生じた回
数を知ることで、ある程度、不正によるメダルの払出枚
数を予測することもできる。
【0094】したがって、不正行為が繰り返し行われる
ことを重視して防止を図ろうとする場合は、払出計測時
間と払出基準時間との差異の累計が閾値を超過した回数
をカウントし、この回数が閾値に達したときに不正行為
が発生する手法を用いることもできる。
【0095】スロットマシンをこのような構成とすれ
ば、予めメダルの払出に必要な払出基準時間を記憶し、
実際に払い出されたメダルの払出計測時間と差異を求
め、この差異時間を用いて、メダルの払い出しにおける
不正行為を検出できる。また、複数のゲームにおける各
差異時間の累計を求め、この累計が累計基準時間を超え
たときに不正が行われたものと判断できる。さらに、差
異基準時間を超過する差異時間の生じたゲームの回数を
カウントし、この回数が基準回数を超過したときに不正
が行われたものと判断できる。
【0096】[第二実施形態]次に、本発明のスロット
マシンの第二の実施形態について、図11を参照して説
明する。同図は、本実施形態のスロットマシンにおける
制御装置の構成を示すブロック図である。
【0097】本実施形態は、第一実施形態と比較して、
報知部を設けた点が相違する。他の構成要素は第一実施
形態と同様である。したがって、図11において、図5
と同様の構成部分については同一の符号を付して、その
詳細な説明を省略する。
【0098】図11に示すように、スロットマシン1
は、報知部50を有している。この報知部50は、制御
管理部48からの不正報知信号を入力して、スロットマ
シン1の外部にメダルの払い出しで不正行為が発生した
ことを報知する機能を有するものであり、図示しない発
光器及び音声出力器からなる。発光器及び音声出力器
は、スロットマシン1の前面パネル10に設けられ、た
とえば、入賞ランプやスピーカなどを用いることができ
る。
【0099】ところで、制御装置40には、制御管理部
48からの不正報知信号を報知部50へ送るための報知
制御部49が設けられている。報知制御部49は、入賞
による祝福のための報知(祝福音や装飾発光)及び不正
払出の報知(警報)について出力調整を行う。
【0100】たとえば、祝福音や装飾発光は、入賞時に
必ず出力されるものであるのに対し、警報は、入賞時の
獲得メダルの払い出しにおける突発的な事態にともない
出力される。このため、報知制御部49は、入賞時に不
正が発見されたときに、出力されている祝福音等を停止
して、警報を出力する。
【0101】また、報知制御部49は、祝福音等や警報
のメロディー及び発光パターンを制御する。この場合、
祝福音等と警報とは異なる発光パターン等とすることが
望ましい。
【0102】さらに、報知制御部49は、警報が連続的
に出力される場合、一定時間経過ごとに出力音量の増
大、音声のテンポやリズムの加速、ランプの光量の増加
及び点滅間隔の短縮などを行うことにより、遊技場の管
理者や不正行為者により積極的に不正行為の発生を知ら
せることもできる。
【0103】なお、報知制御部49が、報知部50にお
ける祝福音及び装飾発光の出力頻度(所定時間内の報知
回数)をカウントし、制御管理部48が、記憶部43か
ら取り出した報知基準回数と報知制御部49からの報知
回数とを比較し、この報知回数が報知基準回数に達して
いることを確認することにより、不正行為の発生を知る
ことができる。
【0104】スロットマシンの多くは、入賞により獲得
されたメダルを直接メダル払出口14へ払い出す機能
(メダル払出機能)と、獲得メダルの枚数を記憶部に累
積するクレジット機能とを有している。このようなスロ
ットマシンにおいては、メダル払出機能の動作時とクレ
ジット機能の動作時とでは異なる祝福音等が出力される
ように設定される。このため、遊技場の管理者は、遊技
台から離れた場所に居ても、視聴した祝福音等にもとづ
き、現在、メダル払出機能又はクレジット機能のいずれ
が動作しているかを判断できる。
【0105】また、通常のゲームを迅速に進行させるた
め、ゲームの開始時点においては、クレジット機能が予
め設定される。この設定は、前面パネル10に設けられ
た図示しない払い出しボタンの操作により、容易に直接
メダル払出機能に切り替えることができる。
【0106】ところで、不正行為は、直接メダルが払い
出されているときでなければ行うことができない。さら
に、一回のゲーム(一回のメダル払い出し)で得られる
メダルの枚数はわずかであるため、通常、不正行為は複
数回のゲームにわたって行われる。
【0107】したがって、クレジット機能が予め設定さ
れたスロットマシンであって、クレジット機能の貯留限
度枚数を超過したメダルの配当があった場合、クレジッ
ト機能を無効にしてゲームを行いメダルの配当があった
場合、及び、クレジット機能によりメダルが貯留されて
いる状態でメダル払出機能に切り替えられた場合におい
て、祝福音等が短時間のうちに何度も出力されたとき、
つまり祝福音等の出力頻度が高いときには、不正行為が
行われているものと判断することができる。
【0108】そして、このような判断が行える場合にお
いても、報知制御部49が、祝福音等を一定時間経過ご
とに出力音量の増大等行うことにより、遊技場の管理者
や不正行為者により積極的に不正行為の発生を知らせる
ことができる。
【0109】スロットマシンに報知部を設けることとす
れば、スロットマシンの管理者及び遊技者に対し、不正
が発生したことを報知できる。このため、管理者に対し
ては不正の発見を確実にできるとともに、不正行為者に
対しては、警告することで不正の抑止及びその後の不正
発生の防止に役立たせることができる。
【0110】[第三実施形態]次に、本発明のスロット
マシンにおける第三の実施形態について、図12を参照
して説明する。同図は、本実施形態のスロットマシン及
び接続された管理装置の構成を示すブロック図である。
【0111】本実施形態は、第一実施形態と比較して、
スロットマシンに送信部を設け、かつ管理装置と接続さ
れた点が相違する。他の構成要素は第一実施形態と同様
である。したがって、図12において、図5と同様の構
成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明
を省略する。
【0112】図12に示すように、スロットマシン1
は、送信部60を有している。ここで、送信部60は、
スロットマシン1に関する情報及びスロットマシン1に
おいて発生した不正行為によるメダルの払い出しに関す
る情報を、外部接続された装置や設備へ送信する。この
送信される情報には、スロットマシン1の台番号,差異
時間,差異時間の累計,不正が行われた旨,累計から算
出されたメダル損失枚数などが含まれる。
【0113】スロットマシン1の外部に接続される装置
や設備としては、ホールコンピュータ,パソコン,遊技
台管理設備などがある。管理装置2には、ホールコンピ
ュータやパソコンを含むことができる。また、管理装置
2は、装置管理部2−1及び表示部2−2を有してい
る。装置管理部2−1は、スロットマシン1からの情報
を表示部2−2へ送り表示させる。
【0114】スロットマシン管理システムをこのような
構成とすれば、スロットマシンにおけるメダルの払い出
し中に発生した不正行為に関する情報を、スロットマシ
ンから離隔した場所においても管理装置を設置すること
で入手できる。また、管理装置において、不正行為に関
する情報を画面表示させることで、不正行為についての
詳しい状況、たとえば、不正が発生した台番号、メダル
損失枚数などを把握できる。
【0115】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、メダル
が払い出されるのに要した時間を払出計測時間として計
測し、この払出計測時間と、予め記憶された払出基準時
間との差異時間を求めることで、この差異時間にもとづ
きメダルの払い出しにおいて不正行為が発生したか否か
を判断できる。
【0116】また、複数のゲームにおける差異時間の累
計を求めることにより、この累計が累計基準時間を超過
しているときを不正が行われたものと判断できる。さら
に、差異基準時間を超過する差異時間の生じたゲームの
回数をカウントすることにより、この回数が基準回数に
達したときを不正行為が発生したものと判断できる。
【0117】また、スロットマシンに報知部を設けるこ
とにより、スロットマシンの管理者及び遊技者に対し、
不正が発生したことを報知できる。このため、管理者に
対しては不正の発見を確実にできるとともに、不正行為
者に対しては、警告することで不正の抑止及びその後の
不正発生の防止に役立たせることができる。
【0118】さらに、スロットマシンに送信部を設け、
かつ表示部を有する装置等を接続することにより、管理
者は、スロットマシンにおける不正の発生を離間した場
所に設置された装置等の表示部において知得できる。ま
た、送信部により差異時間,累計,不正払い出しされた
メダル枚数等を送信することで、外部装置の表示部にお
いて、それら不正行為に関するデータを確認できる。
【0119】また、予めクレジット機能が設定されてい
るスロットマシンにおいて、メダルの払い出しにともな
い所定時間内に行なわれた報知の回数をカウントして報
知基準回数と比較することにより、比較の結果、報知回
数が報知基準回数に達しているときは、クレジット機能
からメダル払出機能への切り換えが遊技者により故意に
行われ、かつ、所定時間内にメダルの払い出しが複数回
行われたときに不正が行われたものとして判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスロットマシンの第一実施形態におけ
る前面パネルの構成を示す正面図である。
【図2】本発明のスロットマシンの第一実施形態におけ
る内部構成を示す斜視図である。
【図3】本発明のスロットマシンにおけるメダル払出装
置の構成を示す上面図である。
【図4】本発明のスロットマシンのメダル払出部におけ
るメダルの軌跡を示す上面図である。
【図5】本発明のスロットマシンにおける制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図6】本発明のスロットマシンの遊技動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明のスロットマシンの遊技動作におけるメ
ダル払出処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明のスロットマシンにおける各計測手段の
動作を示すフローチャートである。
【図9】メダルの払い出しにおける払出信号及び検知信
号の出力状態を示す信号波形図である。
【図10】設定払出枚数と払出基準時間との対応を示す
対応表である。
【図11】本発明の第二実施形態のスロットマシンにお
ける制御装置の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第三実施形態のスロットマシン及び
管理装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン本体 2 管理装置 2−1 装置管理部 2−2 表示部 10 前面パネル 11 メダル投入口 12 スタートボタン 13a〜13c ストップボタン 14 メダル払出口 15a〜15c 表示窓 20 メダル払出装置 21 メダル払出部 21−1 ロータディスク 21−2 ディスク孔 22 ホッパータンク 22−1 遮蔽板 23 シュータ 24 メダル検知センサ 30a〜30c 回胴ドラム 40 制御装置 41 メダル投入検出部 42 回胴制御部 43 記憶部 44 計測部 44−1 払出時間制限タイマ 44−2 払出時間計測タイマ 44−3 検知時間制限タイマ 45 比較判断部 46 払出駆動部 47 カウンタ 48 制御管理部 49 報知制御部 50 報知部 60 送信部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲームの入賞内容に応じてメダルの払出
    枚数が設定されたスロットマシンであって、 所定の前記設定払出枚数が払い出されるのに必要とされ
    る時間を払出基準時間として記憶する記憶部と、 前記ゲーム中に所定の前記設定払出枚数が払い出される
    までに要した時間を払出計測時間として計測する払出時
    間計測部と、 前記記憶部から取り出した前記払出基準時間と、前記払
    出時間計測部からの前記払出計測時間との差異時間を求
    め、この差異時間にもとづき前記メダルの払い出しに関
    して不正が行われたか否かを判断する制御部とを有した
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 前記記憶部が、所定の累計基準時間を記
    憶し、 前記制御部が、複数のゲームにおける各差異時間の累計
    時間を求め、この累計時間が前記記憶部から取り出した
    前記所定の累計基準時間に達しているときに前記不正が
    行われたものと判断することを特徴とする請求項1記載
    のスロットマシン。
  3. 【請求項3】 前記記憶部が、所定の基準回数を記憶
    し、 前記制御部が、前記所定の基準時間に達する前記差異時
    間の求められた前記ゲームの回数をカウントし、この回
    数が前記記憶部から取り出した前記所定の基準回数に達
    したときに前記不正が行われたものと判断することを特
    徴とする請求項1又は2記載のスロットマシン。
  4. 【請求項4】 前記不正の発生を示す不正発生信号を前
    記制御部から入力して外部に報知する不正報知部を有し
    たことを特徴とする請求項1,2又は3記載のスロット
    マシン。
  5. 【請求項5】 前記不正報知部が、発光器及び/又は音
    声出力器からなることを特徴とする請求項1,2,3又
    は4記載のスロットマシン。
  6. 【請求項6】 前記不正発生信号を前記制御部から入力
    して外部接続された所定の装置及び/又は設備へ送信す
    る送信部を有したことを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載のスロットマシン。
  7. 【請求項7】 前記入賞にともなうメダルの払い出しを
    外部に報知する報知部と、 この報知部の報知を制御する報知制御部とを有し、 前記記憶部が、所定時間内の報知基準回数を記憶し、 前記報知制御部が、前記所定時間内における前記報知部
    での報知回数をカウントし、 前記制御部が、前記報知制御部からの前記報知回数が前
    記記憶部から取り出した前記報知基準回数に達したとき
    に前記不正が行われたものと判断することを特徴とする
    請求項1〜6のいずれかに記載のスロットマシン。
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