JP2002239066A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002239066A
JP2002239066A JP2001041600A JP2001041600A JP2002239066A JP 2002239066 A JP2002239066 A JP 2002239066A JP 2001041600 A JP2001041600 A JP 2001041600A JP 2001041600 A JP2001041600 A JP 2001041600A JP 2002239066 A JP2002239066 A JP 2002239066A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常警報を発した状態で待機することによる
稼働率の低下を抑えるとともに、係員の監視の手間を軽
減することができる遊技機を提供する。 【解決手段】 異常の検知に基づいて実施する異常時対
処用制御において、遊技者無しを検知した場合には、遊
技者有りが検知されるまで異常警報を発信させないよう
にした(S16でN)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、スロ
ットマシン等の遊技機に係り、詳しくは、異常検知手段
の検知結果に基づいて異常発生情報を報知する異常報知
手段を備える遊技機に関するものである。
【0002】パチンコ機、スロットマシン等の遊技機に
よって顧客に遊技を提供する遊技場内には、通常、遊技
機が数百から多い場合には数千といった規模で配設され
ており、営業時間中には至るところで遊技機の異常が発
生する。パチンコ玉やメダルなどの遊技用物の出し入れ
を頻繁に行う遊技機は、どうしても遊技用物の詰まりな
どの異常が発生し易くなるからである。特に、メダルを
扱うスロットマシンでは、各遊技機に対するメダルの自
動補給回収システムが普及していないため、メダルの過
不足異常が比較的頻繁に発生する。
【0003】遊技機は、異常が発生した場合には、異常
発生ランプを点灯させるなどして異常警報を発信し、係
員に知らせるように構成されている。
【0004】遊技場の係員は、遊技機から発せられる様
々な異常に対処しながら、いわゆる打ち止めによる遊技
者の入れ替え、大当たりを入賞させた遊技者の補助、遊
技機の清掃(吸い殻除去)などを行わなければならない
ため、場内をせわしなく動き回ることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、異常警報を
発した遊技機には、必ずしも遊技者が着いているとは限
らない。例えば、遊技者のいないスロットマシンにおい
て、機内に貯留されていたメダルの姿勢が振動等によっ
て変化することで、それまで生じていなかったメダル不
足異常が発生するようなケースも少なからずある。また
例えば、何らかの異常警報を発した遊技機を遊技者がそ
のまま放棄してしまうこともある。
【0006】遊技されていない待機状態の遊技機はでき
るだけ早く新たな顧客に選ばれて遊技されるようになる
ことが経営上望ましいが、異常警報を発した状態で待機
している遊技機は心理的な理由によって敬遠されがちに
なるため、稼働率を低下させてしまうおそれがある。
【0007】かかる稼働率の低下を抑えるためには、待
機状態にある遊技機の監視を強化し、できるだけ早い段
階でその異常警報を感知する必要があるが、係員は上述
のようにせわしなく動き回っているため、どうしても監
視の目があまくなり易い。
【0008】本発明は、以上の背景に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、異常警報を発した
状態で待機することによる稼働率の低下を抑えるととも
に、係員の監視の手間を軽減することができる遊技機を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、払い出した遊技用物を受け入れ
ながら所定の遊技を提供する遊技提供手段と、該遊技提
供手段の異常を検知する異常検知手段と、該異常検知手
段の検知結果に基づいて異常警報を発信する異常警報手
段とを備える遊技機において、遊技者の有無を検知する
遊技者検知手段を設け、該異常検知手段によって異常が
検知され、且つ該遊技者検知手段によって遊技者無しが
検知された場合には、遊技者有りが検知されるまで異常
警報を発信させないように、該異常警報手段を構成した
ことを特徴とするものである。
【0010】この遊技機においては、待機状態で異常が
発生した場合には、新たな遊技者に選ばれて遊技される
ようになるまで異常警報の発信を遅らせる。また、遊技
者に遊技されている状態で異常が発生して異常警報を発
信したものの、遊技者に放棄されて待機状態になってし
まった場合には、新たな遊技者に遊技されるようになる
まで異常警報の発信を中止する。このようにして待機す
る遊技機は、見た目には正常なものと変わらないため、
新たな遊技者に敬遠されるというようなことがなくな
る。新たな遊技者に選ばれて遊技が行われ始めると、異
常警報を発信するようになる。このとき、新たな遊技者
はその遊技機での遊技を希望しているため、係員が異常
警報になかなか気づかないと、自ら係員に知らせに行く
ことが多い。よって、異常警報の発信を係員に伝達する
警報伝達手段の役割を、新たな遊技者に担ってもらうこ
とが可能になる。以上の構成の本遊技機では、たとえ異
常が発生しても異常警報を発信しないで待機することが
可能であるので、異常警報を発した状態で待機すること
による稼働率の低下を抑えることができる。また、新た
に着いた遊技者に異常警報の発生を知らせてもらうこと
が可能になるので、係員による異常警報の監視の手間を
軽減することができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の遊技機にお
いて、部品の交換や修理を必要とする種類の異常が検知
された場合には、たとえ遊技者無しが検知されていても
異常警報を発信させるように、上記異常警報手段を構成
したことを特徴とするものである。
【0012】この遊技機においては、部品交換や修理の
ために復旧に長時間を要することから、しばらくの間は
使用することができないといった種類の異常が発生した
場合には、異常警報を遅らせたり中止したりすることな
く速やかに発信する。かかる構成では、せっかく新たに
選んでもらった遊技者に遊技を断念してもらわなければ
ならないといった事態を低減することができる。更に、
異常警報の発信をわざわざ係員まで伝達するという手間
を行ってもらったにもかかわらず、遊技を断念してもら
わなければならないことによって遊技者に憤りを感じさ
せるといった事態も低減することができる。
【0013】請求項3の発明は、請求項2の遊技機にお
いて、遊技場の係員の手操作のみによって復帰させ得る
異常についてだけ、遊技者有りが検知されるまでその異
常警報を発信させないように、上記異常警報手段を構成
したことを特徴とするものである。
【0014】この遊技機においては、係員の手操作のみ
で迅速に復帰させ得る異常が発生したときだけ、異常警
報を発しない状態での待機を行うので、新たに選んでも
らった遊技者に速やかに遊技を開始してもらうことがで
きる。
【0015】請求項4の発明は、請求項3の遊技機にお
いて、上記遊技用物の過不足や詰まりに関する異常の場
合についてだけ、遊技者有りが検知されるまでその異常
警報を発信させないように、上記異常警報手段を構成し
たことを特徴とするものである。
【0016】この遊技機においては、メダル等の遊技用
物の過不足や詰まりといった極めて迅速に復帰させるこ
とのできる異常が発生したときだけ、異常警報を発しな
い状態での待機を行うので、新たに選んでもらった遊技
者に更に迅速に遊技を開始してもらうことができる。
【0017】請求項5の発明は、請求項1、2、3又は
4の遊技機であって、予め定められた入賞態様を抽選す
る抽選手段と、複数の図柄を所定の順序で可変表示する
可変表示器を複数有する可変表示ユニットと、各可変表
示器の可変表示を停止させる表示停止手段と、各可変表
示器を跨ぐように設定された入賞ライン上で停止した図
柄の組合せが、当選した入賞態様に対応する役を構成し
た場合に、遊技用物をその入賞態様に応じた量だけ払い
出す遊技用物払出手段とを、上記遊技提供手段に有する
ことを特徴とするものである。
【0018】この遊技機においては、特定の図柄組み合
わせである役を可変表示ユニットの入賞ライン上に成立
させるという図柄合わせ遊技を提供しながら、異常警報
を発した状態で待機することによる稼働率の低下を抑
え、且つ、係員による異常警報の監視の手間を軽減する
ことができる。
【0019】請求項6の発明は、請求項5の遊技機であ
って、上記異常警報手段は、遊技者有りが検知されるま
で発信しないでいた異常警報が遊技用物不足異常警報で
ある場合には、遊技者有りが検知されても、それから所
定時間が経過するまでは該遊技用物不足異常警報を発信
しないことを特徴とするものである。
【0020】この遊技機においては、次に説明する理由
により、係員の遊技用物補充の手間を省くことを期待す
ることができる。即ち、遊技中においては、一般に、機
内のメダルが相対的に増加する傾向にあるときと、減少
する傾向にあるときとが交互に起こる。遊技用物不足異
常が発生するのは後者の傾向にあるときであるが、発生
後すぐに前者の傾向に変化することもある。このように
変化した場合、メダルや玉等の遊技用物が補充されなく
ても遊技用物不足異常が自然に解消されるため、係員の
遊技用物補充の手間を省くことができる。そこで、本遊
技機では、遊技用物不足異常警報の場合には所定時間が
経過するまでその発信を更に遅らせるように構成されて
いる。このように遅らせている間に、遊技用物不足が解
消されれば、係員の遊技用物補充の手間を省くことがで
きる。
【0021】請求項7の発明は、払い出した遊技用物を
受け入れながら所定の遊技を提供する遊技提供手段と、
該遊技提供手段の異常を検知する異常検知手段と、該異
常検知手段の検知結果に基づいて異常警報を発信する異
常警報手段とを備える遊技機において、遊技者の有無を
検知する遊技者検知手段を設け、該異常警報を継続して
所定時間以上発信しているにもかかわらず、異常が復帰
されない場合には、該遊技者検知手段によって遊技者有
りが検知されるまで異常警報の発信を中止させるよう
に、該異常警報手段を構成したことを特徴とするもので
ある。
【0022】この遊技機において、異常警報を所定時間
以上発信しているにもかかわらず、異常が復帰されない
場合には、遊技者が遊技を放棄するなどの理由によって
いなくなっている可能性が高い。異常復帰後の遊技を希
望する遊技者がいれば、なかなか異常警報に気付かない
係員を呼びに行く可能性が高いからである。そこで、異
常が所定時間以上復帰されない場合には、遊技者有りが
検知されるまで異常警報の発信を中止する。所定時間以
上復帰されないと判断した段階で遊技者有りが検知され
れば異常警報の発信を継続することになるが、遊技者無
しが検知されれば、次の遊技者が検知されるまで異常警
報の発信を中止するのである。かかる構成においては、
異常警報の発信を開始してから所定時間が経過したとき
に遊技者がいなければ、その後は異常警報を発信しない
で待機するようになるので、異常警報を発した状態で待
機することによる稼働率の低下を抑えることができる。
また、新たに着いた遊技者に異常警報の発生を知らせて
もらうことが可能になるので、係員による異常警報の監
視の手間を軽減することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、本発明を
適用した遊技機として、スロットマシンの第1実施形態
について説明する。まず、本第1実施形態に係るスロッ
トマシンの基本的な構成について説明する。図1は、本
第1実施形態に係るスロットマシンの外観斜視図であ
る。このスロットマシン1は、箱型の筺体2、この筺体
2の前面側に開閉自在に取り付けられた前面パネル3な
どを有する。前面パネル3には、後述の切替表示ユニッ
トの一部を構成する表示窓4、メダル投入口5、スター
トレバー6、停止操作手段としての3つの停止ボタン7
a、b、c、クレジット精算ボタン8、スピーカ9、メ
ダル払出ロ10aを有するメダル受皿10、液晶表示部
11、ライン表示部12、ゲーム表示部13、カウント
表示部14、BET操作部15、警報ランプ33などが
設けられている。なお、停止ボタン7a、b、cには、
ランプ機能付きのものが用いられている。
【0024】図2は、スロットマシン1の内部構造を示
す概略構成図である。筺体2の内部には、外周面上に複
数の図柄がプリントされた3個のリール16a、16
b、16cが組み込まれている。また、CPUやROM
その他種々の電子部品によって電子回路が形成されたメ
イン制御回路基板17、遊技用物としてのメダルを多数
枚収容可能なメダルホッパ18aを持つメダル払出装置
18、リセットスイッチ19aや段階設定キースイッチ
19bを有する設定操作部19、内部スピーカ20など
も組み込まれている。
【0025】上記リセットスイッチ19aや段階設定キ
ースイッチ19bは、後述の抽選テーブルを、「大当た
り」や「中当たり」の当選確率の高いものに設定した
り、低いものに設定したりするためのものである。段階
設定キースイッチ19bがONの位置に倒されながら、
図示しないメインスイッチがOFFからONにされる
と、段階設定モードの制御が実施される。この段階設定
モードでは、上記リセットスイッチ19aが押下される
毎に、段階モードが例えば1〜6に向けて順次変化し
て、それぞれ対応する当選確率の抽選テーブルが一般遊
技状態のものとして設定される。段階モードの表示は、
上記配当表示器になされる。
【0026】上記リール16a、16b、16c(以
下、左リール、中リール、右リールともいう)は、それ
ぞれ、ステッピングモータで構成された図示しないリー
ル駆動モータによって回転駆動するようになっている。
これらリールには、それぞれ図3(a)〜(g)に示す
7種類の図柄が、所定の順序で21個プリントされてい
る。なお、以下、これらの図柄をそれぞれ「赤7」「青
7」「BAR」「スイカ」「ベル」「チェリー」「プラ
ム」という。
【0027】図4は、上記前面パネル3の一部を示す詳
細正面図である。図において、上記リール16a、16
b、16cの所定の回転位置における約3コマ分の図柄
は、表示窓4を通して視認されるようになっている。こ
の表示窓4には、リール16a、16b、16cを横断
する5本の入賞ラインが描かれており、それぞれ、上段
横並び、中段横並び、下段横並び、右斜め上並び、右斜
め下並びの図柄組合せを示している。これら入賞ライン
上で予め定められた役が成立すると、上記メダル受皿に
メダルが払い出されたり、リプレイが許可されたりす
る。なお、本第1実施形態に係るスロットマシン1で
は、5本の入賞ラインを設けているが、入賞ライン数を
これより少なくあるいは多くしてもよい。
【0028】上記ライン表示部12は、1MEDALラ
ンプ12a、2つの2MEDALSランプ12b、2つ
の3MEDALSランプ12c、スタートランプ12d
などを備えている。1MEDALランプ12aは、表示
窓4における5本の入賞ラインのうち、中段横並びの入
賞ラインの延長線上に配設されている。また、2つの2
MEDALSランプ12bは、それぞれ、上段横並び、
下段横並びの入賞ラインの延長線上に配設されている。
また、2つの3MEDALSランプ12cは、それぞ
れ、右斜め上並び、右斜め下並びの入賞ラインの延長線
上に配設されている。
【0029】上記カウント表示部14は、クレジット表
示器14a、ボーナスカウント表示器14b、配当表示
器14cなどを備えている。
【0030】上記BET操作部15は、1BETボタン
15a、2BETボタン15b(図中で15aの奥側に
位置している)、マックスBETボタン15cなどを備
えている。
【0031】上記ゲーム表示部13は、リプレイランプ
13a、入賞ランプ13b、ゲームオーバーランプ13
d、BB(ビックボーナス、以下同様)ランプ13e、
RB(レギュラーボーナス、以下同様)ランプ13f、
メダル投入ランプ13gなどを備えている。リプレイ以
外の「小当たり」が入賞した際には、入賞ランプ13b
が灯される。また、リプレイという「小当たり」が入賞
した際には、入賞ランプ13bの代わりに上記リプレイ
ランプ13aが灯される。また、「大当たり」や「中当
たり」が入賞した際には、入賞ランプ13bの代わりに
上記BBランプ13eやRBランプ13fが灯される。
また、ゲーム開始前の状態で、且つ後述のメダルクレジ
ットが50枚未満の場合には、上記メダル投入ランプ1
3gが点滅し、メダルの投入が可能である旨を遊技者に
報知する。
【0032】遊技者によって図示しないメダルがメダル
投入口5に投入されると、このメダルは図示しない通路
を通って上記メダルホッパ18a(図2参照)に落ち
る。この通路には、規定よりも小さいメダルを落とし込
んで上記メダル払出ロ10a(図1参照)に戻すための
落下口、メダルの通過を阻止してメダル払出ロ10aに
戻したり許可したりするためのメダルブロックソレノイ
ド、通過したメダルを1枚ずつ検知するためのフォトセ
ンサ等で構成されたメダル投入センサなどが設けられて
いる。メダルを検知したメダル投入センサから出力され
るメダル検知信号は、上記メイン制御回路基板17(図
2参照)に送られる。
【0033】投入されたメダルが上記メダル投入センサ
に検知されると、上記1MEDALランプ12aが灯さ
れるとともに、上記スタートランプ12dが点滅する。
この1MEDALランプ12aの点灯は、5本の入賞ラ
インのうち、中段横並びの1本の入賞ラインだけが有効
になったことを示している。このように有効になった入
賞ライン上で「役」が成立しないと、たとえ他の入賞ラ
イン上で役が成立したとしても入賞とはならない。ま
た、スタートランプ12dの点滅は、ゲームの開始が許
可され得る状態になったことを示している。この状態で
遊技者によって上記スタートレバー6(図1参照)が操
作されると、リール16a、16b、16cの回転が開
始する。
【0034】スタートレバー6の操作前にメダルがもう
一枚投入されて正式に受け付けられると、1つの1ME
DALランプ12aに加えて、2つの上記2MEDAL
Sランプ13bが灯される。これにより、中段横並びの
入賞ラインに加えて、上段横並び及び下段横並びの入賞
ラインも有効になる。メダルが更にもう一枚投入されて
正式に受け付けられると、更に2つの上記3MEDAL
Sランプ13cも灯され、5本全ての入賞ラインが有効
になる。
【0035】メダルが更に投入されていくと、それまで
「0」であった上記クレジット表示器14aの表示が、
1枚投入毎に1ずつ増えていく。このメダルクレジット
は最大で50枚まで可能であり、50枚に達すると上記
メダルブロックソレノイドが作動して、メダルがそれ以
上受け付けられなくなる。
【0036】メダルクレジットが1以上である場合に
は、メダルを投入する代わりに、BETボタンを押下す
ることによっても入賞ラインを有効にして遊技可能な状
態にすることができる。但し、押下したBETボタンに
対応する枚数よりもメダルクレジットが小さい場合に
は、メダルクレジットの分だけの入賞ラインしか有効に
ならない。
【0037】遊技者によって上記スタートレバー6が操
作されると、上記メイン制御回路基板17のCPUは、
リール16a、16b、16cの回転駆動を開始させ
る。リール16a、16b、16cは、それぞれ所定の
回転位置が図示しないエンコーダ等のリール位置センサ
によって検知される。図示しない乱数発生回路は、所定
の周期で乱数を発生させて乱数信号として出力する。メ
イン制御回路基板17のCPUは、リール回転開始直後
に送られてくる乱数信号のデータを、上記ROMに記憶
されている抽選テーブルに照らし合わせる。この抽選テ
ーブルは、各乱数と、入賞態様(「小当たり」「中当た
り」「大当たり」)や「はずれ」とを関連付けるもので
ある。このように関連付けされることで、各種の入賞態
様がそれぞれ所定の確率で内部当選したり、「はずれ」
が所定確率で発生したりする。よって、これら乱数発生
回路とCPUとの組合せは、抽選手段を構成している。
【0038】各リールの回転中に停止ボタン7a、7
b、7cが遊技者によって押下されると、その押下タイ
ミングと、抽選結果とに基づいて、「引き込み」制御や
「蹴り蹴り飛ばし」制御が実施される。具体的には、内
部当選した入賞態様に対応する図柄が停止ボタン7a、
7b、7cの押下時に有効な入賞ライン上になく、これ
よりも回転上流側の例えば4コマ分の引込範囲内にある
場合には、「引き込み」制御が実施される。これによ
り、入賞態様に対応する図柄が入賞ライン上に引き込ま
れてから、各リール16a、16b、16cの回転が停
止する。また、「はずれ」が抽選されたにもかかわら
ず、有効な入賞ライン上で何らかの「役」が成立しそう
な場合には、例えば4コマ分を限度としてリール16
a、16b、16cが追加回転せしめられ、その「役」
に対応する図柄が入賞ライン上から飛ばされる。
【0039】リール16a、16b、16cの回転停止
時に、有効な入賞ライン上に「役」が成立すると入賞と
なり、上記リプレイランプ13a、入賞ランプ13b、
BBランプ13e、RBランプ13fのうち、その
「役」に対応するものが灯される。また、「役」の成立
した入賞ラインに対応する位置のメダルランプが点滅す
る。例えば、下段横並びの入賞ライン上で「ベル」が揃
った場合には、入賞ランプ13bが灯されるとともに、
2つの2MEDALSランプ12bのうち、図中下側に
あるものが点滅する。
【0040】入賞が発生すると、上記カウント表示部1
4の配当表示器14cに、その入賞態様に対応するメダ
ル払出枚数が表示されるとともに、上記クレジット表示
器14aのメダルクレジットがその分だけ増加する。但
し、増加中のメダルクレジットが50に達した場合に
は、それ以上メダルクレジットが増加しなくなる代わり
に、残りの分のメダルが上記メダル払出装置18によっ
て払い出される。
【0041】なお、スロットマシン1にカードユニット
を付帯して設け、これにプリペイドカード等の有価媒体
が挿入された際に、その対価に応じた枚数分だけメダル
クレジットを加算させたり、メダル受皿にメダルを払い
出させたりしてもよい。
【0042】本スロットマシン1では、図示しない主電
源の投入直後には、一般遊技状態といわれる遊技状態で
遊技が提供される。この一般遊技状態では、「スイカ−
スイカ−スイカ」からなる「スイカ役」、「ベル−ベル
−ベル」からなる「ベル役」、「チェリー−図柄問わず
−図柄問わず」からなる「チェリー役」、「プラム−プ
ラム−プラム」からなる「プラム役」の成立によって入
賞する各種の「小当たり」が、それぞれ所定確率で当選
する。また、「赤7−赤7−赤7」からなる「赤7役」
の成立や、「青7−青7−青7」からなる「青7役」の
成立によって入賞するBBが、例えば1/250といっ
た比較的低い確率で当選する。更に、「BAR−BAR
−BAR」からなる「BAR役」の成立によって入賞す
るRBが、例えば1/400といった低い確率で当選す
る。
【0043】一方、RB(中当たり)やBB(大当た
り)が入賞すると、「小当たり」や「中当たり」が極め
て高確率で当選する特別遊技状態での遊技が提供され
る。この特別遊技状態は、RBの入賞時に発生するRB
状態と、BBの入賞時に発生するBB状態とに分類さ
れ、更に、このBB状態は、BB中非RB状態であると
きと、BB中RB状態であるときとがある。
【0044】具体的には、一般遊技状態でRBが入賞す
ると、遊技状態がRB状態に切り替えられる。このRB
状態では、たとえ2BETボタン15bやマックスBE
Tボタン15cが押下されても、1BETであるとみな
されて中段横並びの入賞ラインしか有効にならないジャ
ックゲームと呼ばれる遊技が提供される。このジャック
ゲームでは「ジャック当たり」という入賞態様と、「は
ずれ」としか定められておらず、この「ジャック当た
り」を極めて高確率で内部当選させるジャックゲーム専
用の上記抽選テーブルが用いられる。このため、「ジャ
ック当たり」が高確率で入賞して多量のメダルが払い出
される。「ジャック当たり」に対応する役には「プラム
役」が利用されている。RB状態で「ジャック当たり」
が8回入賞するか、あるいは累計で12回のジャックゲ
ームが実施されると、遊技状態が一般遊技状態に戻され
る。
【0045】また、一般遊技状態でBBが入賞すると、
遊技状態がBB中非RB状態に切り替えられる。BB中
非RB状態では、「小当たり」やRBを極めて高確率で
内部当選させるBB中非RB専用の上記抽選テーブルが
用いられる。よって、「小当たり」が高確率で入賞して
多量のメダルが払い出されたり、RBが入賞してBB中
RB状態に移行したりする。BB中RB状態に移行する
と、上述のジャックゲームが提供された後、遊技状態が
再びBB中非RB状態に戻される。そして、BB中非R
B状態における累積ゲーム実施回数(1回のBB内での
累計)が30回に達するか、あるいは、3回目のBB中
RB状態が終了すると、遊技状態が一般遊技状態に戻さ
れる。かかるBB状態では、1〜3回のRB状態が発生
することに加えて、BB中非RB状態のもとで「小当た
り」が高確率で入賞するため、RB状態の場合よりも多
量のメダルが払い出される。BB中非RB状態でのRB
に対応する役には、「プラム役」が利用されている。
【0046】なお、一般遊技状態では、RBやBBを
「小当たり」よりも遙かに低確率で内部当選させる上記
抽選テーブルが用いられるため、取りこぼしによってこ
れらの内部当選が無効になると、遊技者の被る損害が極
めて大きくなる。このため、取りこぼされたRBやBB
については、入賞するまでその内部当選が持ち越される
ようになっている。但し、持ち越されている際にも「小
当たり」の抽選が行われ、「小当たり」が内部当選した
場合には、RBやBBに対応する図柄の「引き込み」よ
りも、「小当たり」に対応する図柄の「引き込み」が優
先して行われる。
【0047】図5は、スロットマシン1の電気回路の一
部を示すブロック図である。図示のように、スロットマ
シン1は、上記メイン制御回路基板17の他に、サブ制
御回路基板21を備えている。
【0048】上記メイン制御回路基板17は、CPU1
7a、クロック発生回路17b、ROM17c、RAM
17d、乱数発生回路17e、データ送出回路17f、
送出タイミング制御回路17g、入力ポート17h、出
力ポート17iなどを有している。
【0049】上記クロック発信回路17bは、所定の周
波数のクロック信号を上記CPU17aに出力する。
【0050】また、上記ROM17cは、各種の制御プ
ログラムや後述の抽選テーブルなどのデータを格納して
おり、これらを上記CPU17aに出力する。
【0051】また、上記RAM17dは、上記CPU1
7aによって演算された変数データなどを一時的に格納
する。
【0052】また、上記乱数発生回路17eは、所定の
周期毎に乱数を発生させてそのデータを上記CPU17
aに出力する。
【0053】上記CPU17aには、入力ポート17h
を介して、上記1BETボタン15a、2BETボタン
15b、マックスBETボタン15c、スタートレバー
6、停止ボタン7a、7b、7c、クレジット精算ボタ
ン8、段階設定キースイッチ19b、リセットスイッチ
19a、メダル投入センサ22、リール位置センサ
(左)25、リール位置センサ(中)26、及びリール
位置センサ(右)27からの出力信号が入力されるよう
になっている。また、メダル払出センサ23、メダル残
量センサ24からの出力信号も入力されるようになって
いる。
【0054】このメダル払出センサ23は、上記メダル
払出装置18から払い出されるメダルを1枚ずつ検知
し、検知信号をCPU17aに出力する。CPU17a
は、メダル払出センサ23からの出力信号に基づいて後
述のメダル払出モータの駆動を停止させることで、上記
メダル払出装置18によるメダル払出枚数を調整する。
また、メダル払出センサ23からの検知信号を所定時間
よりも長く受信し続けると、メダル詰まり異常が発生し
たと判断する。
【0055】上記メダル残量センサ24は、メダルホッ
パ18a内のメダル貯留レベルを検知し得るように構成
されており、メダル貯留レベルに応じて満杯信号やニア
エンド信号をCPU17aに出力する。CPU17a
は、この満杯信号を受信するとメダル満杯異常が発生し
たと判断し、ニアエンド信号を受信するとメダルニアエ
ンド異常が発生したと判断する。
【0056】上記CPU17aは、出力ポート17iを
介して、上記リール駆動モータ28(左)、リール駆動
モータ(中)29、リール駆動モータ30(右)、上記
メダル払出装置18のメダル払出モータ18b、メダル
ブロックソレノイド31、1MEDALランプ12a、
2MEDALSランプ12b、3MEDALSランプ1
2c、スタートランプ12d、リプレイランプ13a、
入賞ランプ13b、ゲームオーバーランプ13d、BB
ランプ13e、RBランプ13f、メダル投入ランプ1
3g、クレジット表示器14a、ボーナスカウント表示
器14b、配当表示器14c、警報ランプ33に、それ
ぞれ制御信号を出力するようになっている。また、ゲー
ムの進行状況に応じて、上記データ送出回路17fに出
力タイミング情報信号を出力するようになっている。デ
ータ送出回路17fに出力されたこの出力タイミング情
報信号は、ここに一時的に蓄えられた後、上記送出タイ
ミング制御回路17gからの出力信号に基づいて、上記
サブ制御回路基板21のデータ入力回路21iに出力さ
れる。
【0057】上記サブ制御回路基板21は、上記前面パ
ネル3の裏側に配設され、このデータ入力回路21iの
他、CPU21a、クロック発生回路21b、画像用R
OM21c、RAM21d、音声用ROM21e、音声
LSI21f、表示回路21g、アンプ回路21h、制
御用ROM21jなどを備えている。
【0058】かかるサブ制御回路基板21において、上
記データ入力回路21iに入力された上記出力タイミン
グ情報信号はCPU21aに出力される。
【0059】上記クロック発生回路21bは、所定の周
波数のクロック信号を上記CPU21aに出力する。
【0060】上記画像用ROM21cは、各種の制御プ
ログラムや画像データを格納しており、必要に応じてこ
れらを上記CPU21aに出力する。
【0061】上記RAM17dは、上記CPU21aに
よって演算された変数データなどを一時的に格納する。
【0062】上記音声用ROM21eは、各種の音声デ
ータを格納しており、必要に応じてこれらを上記音声L
SI21fに出力する。
【0063】上記CPU21aは、上記データ入力回路
21iから画像用受信した上記出力タイミング情報信号
に対応する画像データを上記画像用ROM21cから読
み込んで上記表示回路21gに出力する。更に、この出
力タイミング情報信号に対応する音声出力命令信号を上
記音声LSI21fに出力する。
【0064】上記表示回路21gは、上記CPU21a
から受信した上記画像データに所定の処理を施した後、
上記液晶表示部11に出力する。この出力により、ゲー
ムの進行状況に応じた演出画像や、内部当選した入賞態
様に対応する図柄などが液晶表示部11に表示される。
【0065】上記音声LSI21fは、上記CPU21
aから受信した上記音声出力命令信号に対応する音声デ
ータを、上記音声用ROM21eから読み込んで上記ア
ンプ回路21hに出力する。
【0066】このアンプ回路21hは、音声LS121
fから受信した上記音声データに所定の処理を施した
後、音量声調整基板32の音量調整回路32aを介して
スピーカ9、内部スピーカ20に出力する。この出力に
より、ゲームの進行状況に応じた音声がスピーカ9や内
部スピーカ20から出力される。
【0067】次に、本スロットマシン1の特徴的な構成
について説明する。上記CPU17aは、機内での異常
の発生を判断すると、上述の引込制御、蹴り飛ばし制
御、メダル払出制御などといった遊技に直接関係するメ
イン制御に割り込んで、異常時対処用制御を実施するよ
うになっている。そして、この異常時対処用制御によ
り、上記警報ランプ33を点滅させて警報を発するとと
もに、異常の種類に応じたエラー番号を上記配当表示器
14cに表示させる。よって、本スロットマシンは、C
PU17a、警報ランプ33などによって異常警報手段
を構成している。
【0068】警報ランプ33の点滅に気付いた係員は、
配当表示器14cに表示されるエラー番号に基づいて異
常の種類を判断して復帰のための作業を行う。この作業
によって異常が取り除かれると、CPUは警報ランプ3
3の点滅制御や配当表示器14cのエラー番号表示制御
を終了する。なお、警報ランプ33については、これに
設けられた図示しないストップボタンを押下することに
よっても、その点滅を消すことができる。
【0069】また、上記CPU17aは、上記メイン制
御や異常時対処用制御と並行して、遊技者検知制御を実
施するように構成されている。図6は、この遊技者検知
制御の内容を示すフローチャートである。CPU17a
は、まず、遊技者の何らかの操作を検知しているか否か
について判断する(S1)。具体的には、上記1BET
ボタン15a、2BETボタン15b、マックスBET
ボタン15c、スタートレバー6、停止ボタン7a、7
b、7c、クレジット精算ボタン8、メダル投入センサ
22からの出力信号を検知しているか否かである。検知
していると判断した場合には(S1でY)、「遊技者有
り」とみなして遊技者フラグをセットした後(S2)、
制御フローをリターンさせる。また、検知していないと
判断した場合には(S1でN)、計時処理をスタートさ
せる(S3)。
【0070】計時処理をスタートさせたCPU17a
は、次に、遊技者の何らかの操作を検知しているか否か
について再び判断する(S4)。そして、検知している
と判断した場合には制御フローを上記S2にループさせ
て(S4でY)、遊技者フラグをセットする。
【0071】上記S4においても遊技者の操作を検知し
ていないと再び判断した場合には(S4でN)、次に、
計時開始から所定時間が経過しているか否かについて判
断する(S5)。ここで、所定時間が経過している場合
には、遊技者の操作が何も行われないままに例えば1分
といった時間が経過したことになり、遊技者無しの状態
である可能性が極めて高い。そこで、CPU17aは、
所定時間が経過している場合には(S5でY)、「遊技
者無し」とみなして遊技者フラグを解除した後(S
6)、制御フローをリターンさせる。但し、経過してい
ない場合には(S5でN)、制御フローを上記S4にル
ープさせて遊技者の操作の有無について更に判断する。
【0072】なお、メダルクレジットのある無しを「遊
技者有り」「遊技者無し」の判断基準を加えてもよい。
具体的には、所定時間が経過した後でもメダルクレジッ
トが有ると判断された場合には、遊技者を両替やトイレ
休憩などのために一時的にスロットマシンの前から離席
させていると判断し、「遊技者有り」と判断させてもよ
い。遊技者がスロットマシンの席に戻って警報に気づけ
ば、異常を係員に知らせにいかせることができるからで
ある。
【0073】かかる遊技者検知制御を実施するCPU1
7aは、上記1BETボタン15a、2BETボタン1
5b、マックスBETボタン15c、スタートレバー
6、停止ボタン7a、7b、7c、クレジット精算ボタ
ン8、メダル投入センサ22などとともに、遊技者検知
手段を構成していることになる。
【0074】なお、このような遊技者検知制御によって
遊技者の有無を間接的に検知させる代わりに、赤外線セ
ンサや座席に設けた重量センサなどによって遊技者を直
接的に検知させてもよい。
【0075】図7は、上記メダル払出装置18を示す斜
視図である。このメダル払出装置18は、多量のメダル
200を収容するメダルホッパ18a、本体部18b、
メダル排出機構18cなどを備えている。
【0076】図8は、上記メダル排出機構18cを上方
から見た部分破断図である。このメダル排出機構18c
は、図5に示したメダル払出モータ18bの他、台部1
8f、回転円盤18eなどを有している。この回転円盤
18eは、台部18fの円形の凹部に収容されながら、
メダル払出モータ18bを駆動源として回転するように
支持されている。また、メダル200よりも少し大きい
径の円形開口18dを複数有しており、これらの内部に
上記メダルホッパ18aからのメダル200を受け入れ
る。
【0077】回転円盤18eを受け入れる円形の凹部は
メダル排出通路18gに連通しており、このメダル排出
通路18gの底面には2つのメダル払出センサ18hが
配設されている。また、そのメダル受入側の開口付近に
は、固定ローラ18i、可動ローラ18jが配設されて
いる。
【0078】回転円盤18eの下側には、その円形開口
18dに対応した複数のガイド爪を有するメダル送出ガ
イド板18kが回転円盤18eと同期して回転するよう
に配設されている。このガイド爪は、上記円形開口18
d内に収容されたメダル200を回転に伴って上記メダ
ル排出通路18gに向けて送り出す。
【0079】上記メダル排出通路18gの開口付近に設
けられた固定ローラ18iは、台部18fに回動自在に
取り付けられている。また、上記可動ローラ18jは、
図示しないコイルバネの付勢によって揺動するアームの
先端に取り付けられており、アーム113aの先端に回
動自在に取り付けられている。
【0080】メダル送出ガイド板18kの回転に伴って
メダル排出通路18gの入口まで移動したメダル200
は、上記可動ローラ18jに接触した後、これを上記コ
イルバネの付勢方向とは逆方向に付勢して変位させる。
この変位によってメダル200が可動ローラ18jをメ
ダル排出通路18g側に乗り越えると、コイルバネの復
元力によってメダル200が排出通路内に勢いよく飛ば
される。これにより、メダル200はメダル排出通路1
8gを通って上記メダル受皿10に排出される。この
際、反射型フォトセンサ等で構成された2つの上記メダ
ル払出センサ18hがメダルを検知して、検知信号を上
記CPU17aに送信する。
【0081】「大当たり」時には所定枚数のメダル払出
を伴う「小当たり」が連発して多量のメダルがメダルホ
ッパ18aから払い出されるため、払出先にある上記メ
ダル受け皿10(図1参照)が次第に満杯状態になって
くる。にもかかわらず、メダル受け皿10からメダルが
取り除かれず、更なるメダルの払い出しが行われると、
メダル払出装置18とメダル受け皿10との間でメダル
が玉突きを起こし始める。この玉突きが起こると、メダ
ル払い出しを終えたメダル払出装置18のメダル排出通
路18g内にメダルが残り、これを上記メダル払出セン
サ23がいつまでも検知し続けるようになる。
【0082】図9は、上記メダルホッパ18aの内壁の
一部を、上記メダル残量センサ24とともに示す構成図
である。メダルホッパ18aはプラスチック等の絶縁性
材料で構成され、その内壁には3つの電極板18m、1
8n、118pがそれぞれホッパ底部付近、メダル下限
レベル、メダル上限レベルの位置に貼り付けられてい
る。これら電極板18m、18n、18pは、それぞれ
電気的に独立してメダル残量センサ24に接続されてい
る。
【0083】上記メダル残量センサ24は、電極板18
mと電極板18nとの間や、電極板18mと電極板pと
の間の導通を検知するように構成されている。
【0084】遊技者によるメダル200の投入に伴っ
て、絶縁性のメダルホッパ18a内のメダル貯留レベル
が、メダル上限レベルに位置する電極板18pよりも上
側にくると、電極板18mと電極板18pとがメダル2
00を介して導通する(以下、この導通を上限レベル導
通という)。このように導通すると、上記メダル残量セ
ンサ24は満杯信号を上記CPU17aに出力する。こ
のとき、当然ながら電極板18mと電極板18nとの間
もメダル200を介して導通(以下、下限レベル導通と
いう)しているはずであるが、それにもかかわらず導通
が検知されない場合には、満杯信号に代えて導通異常信
号を出力する。上記CPU17aは、この導通異常信号
を受信すると、センサ導通異常と判断する。
【0085】メダルホッパ18a内のメダル貯留レベル
が、メダル下限レベルに位置する電極板18nと、メダ
ル上限レベルに位置する電極板18pとの間にある場合
には、下限レベル導通のみが検知されるが、電極板18
nよりもメダル貯留レベルが下がると、下限レベル導通
も検知されなくなる。よって、メダル残量センサ24
は、下限レベル導通を検知しなくなるとニアエンド信号
をCPU17aに出力する。
【0086】遊技用物としてパチンコ玉を扱うパチンコ
機には、機内の貯留玉の過不足に応じてパチンコ玉を自
動的に補給回収する自動補給回収システムが付設される
が、遊技用物としてメダルを取り扱うスロットマシン1
ではこのような自動補給回収システムを付設することが
難しい。このため、通常、メダルの補充や回収について
は係員が対応する。
【0087】先に示した図5において、上記CPU17
aは、上記クロック発生回路17b、ROM17c、R
AM17d、乱数発生回路17e、送出タイミング制御
回路17gに対して、それぞれ定期的に診断信号を発信
し、これに応じた適切な信号が発信先から帰ってこない
場合には、メイン基板異常であると判断する。
【0088】また、上記データ送出回路にも診断信号を
発信し、これに応じた適切な信号がサブ制御回路基板2
1のCPU21aから帰ってこない場合には、サブ基板
異常であると判断する。
【0089】以上のように、本第1実施形態に係るスロ
ットマシン1では、メダル詰まり異常、メダル満杯異
常、メダルニアエンド異常、センサ導通異常、メイン基
板異常、サブ基板異常などの異常警報を発する。これら
のうち、メダルに関する3つの異常警報は、詰まったメ
ダルを取り除いたり、メダルを回収したり、メダルを補
充したりすることで速やかに復帰させることができる軽
度の異常に基づいて発信されている。これに対し、その
他の3つの異常警報は、基板、センサ、電極板、配線な
どの修理や交換のために復帰に比較的長時間を要する重
度の異常に基づいて発信される。
【0090】図10は、上記異常時対処用制御の内容を
示すフローチャートである。この異常時対処用制御は、
上述のように何らかの異常が検知された時にメイン制御
に割り込んで実施される。この割り込み制御が行われる
と、まず、検知された異常について軽度であるか否かが
判断される(S10)。具体的には、検知された異常が
メダル詰まり、メダル満杯、あるいはメダルニアエンド
の何れかである場合には軽度な異常であると判断され、
それ以外の場合には軽度な異常ではないと判断される。
【0091】軽度な異常ではないと判断された場合には
(S10でN)、直ちに異常警報の発信と遊技停止処理
とがなされた後(S11、S12)、異常が復帰される
まで待機状態になる(S13でN)。そして、異常が復
帰されると(S13でY)、異常警報の停止と遊技再開
処理とがなされて正常な遊技状態に戻された後(S1
4、S15)、制御フローが終了する。
【0092】一方、軽度な異常であると判断された場合
には(S10でY)、次に、「遊技者有り」か否か(遊
技者フラグセット中か否か)が判断される(S16)。
そして、「遊技者有り」の場合には(S16でY)、軽
度な異常でなかった場合と同様に、直ちに異常警報の発
信と遊技停止処理とがなされる(S17、S18)。こ
れに対し、「遊技者無し」の場合には(S16でN)、
制御フローがそのままS16にループする。このループ
により、次の遊技者がくるまで異常警報が発せられない
まま、あたかも正常であるかのような待機状態になる。
【0093】このような待機状態のスロットマシン1
は、見た目には正常なものと変わらないため、新たな遊
技者に敬遠されるというようなことがなくなる。
【0094】上述のように、発生した異常が復帰に長時
間を要する重度なものである場合には、上記S11及び
S12の制御によって異常警報を直ちに発信する。即
ち、復帰に長時間を要する重度の異常の場合には、次の
遊技者がくるまであたかも正常であるかのような待機状
態が維持されるというようなことはない。よって、あた
かも正常なものであるかのように待機していたスロット
マシン1を選んでもらった遊技者に、遊技を断念しても
らわなければならないといった事態を回避することがで
きる。
【0095】また、発生した異常が速やかに復帰し得る
軽度なものであっても、発生時に遊技者がいる場合に
は、上述のS17及びS18によって異常警報が直ちに
発信される。このため、遊技を継続している遊技者に対
し、軽度な異常が発生したにもかかわらず異常警報を発
信しないといった事態も回避することができる。
【0096】しかしながら、軽度な異常が発生した段階
では遊技者がいたものの、係員がなかなか来ないなどの
理由によってその遊技者が遊技の継続を放棄していなく
なってしまう可能性がある。それにもかかわらず異常警
報を発信し続けると、次の遊技者に敬遠されていつまで
も選ばれないといった事態に陥ってしまう。
【0097】そこで、上記CPU17aは、上記S18
で遊技停止処理を行った後には、「遊技者有り」か否か
を判断しながら(S19)、異常の復帰を待機する(S
20)。そして、復帰の待機中に「遊技者有り」が検知
されなくなると(S19でN)、異常警報の停止と遊技
再開処理とを実施した後に制御フローを上記S16にル
ープさせる(S21、S22)。このような制御によ
り、軽度の異常が発生してしばらくしてから遊技者がい
なくなった場合でも、それまで発信していた異常警報を
停止してあたかも正常であるかのような状態で待機する
ことができる。
【0098】ところで、遊技中においては、一般に、機
内のメダルが相対的に増加する傾向にあるときと、減少
する傾向にあるときとが交互に起こる。メダルニアエン
ド異常が発生するのは後者の傾向にあるときであるが、
発生後すぐに前者の傾向に変化することもある。このよ
うに傾向が変化した場合、メダルが補充されなくてもメ
ダルニアエンド異常が自然に解消されるため、係員のメ
ダル補充の手間を省くことができる。
【0099】そこで、図10に示した異常時対処用制御
のS16とS17との間には、更に、図11に示すよう
な制御を実施することが望ましい。即ち、軽度な異常が
発生した時点で遊技者がいた場合や、あたかも正常であ
るかのように待機してから新たな遊技者が来た場合に
は、まず、その軽度な異常についてメダルニアエンド異
常であるか否かを判断させる(S16a)。そして、メ
ダルニアエンド異常である場合には(S16aでY)、
次の遊技者に選ばれることを待機させた後(S16bで
N)、選ばれた時点から30秒経過してから異常時対処
用制御を終了させるのである(16c、16d)。この
30秒間に、遊技者のメダルクレジットによって多量の
メダルクレジットがなされれば、次のメイン制御でメダ
ルニアエンド異常が検知されなくなる。そして、メダル
減少傾向からメダル増加傾向に変化してしばらく落ち着
けば、係員のメダル補充の手間を省くことができる。但
し、メダル減少傾向が引き続いて起こるような場合に
は、メインフローでメダルニアエンド異常が再び検知さ
れる。
【0100】[第2実施形態]次に、第2実施形態のス
ロットマシンについて説明する。なお、本第2実施形態
のスロットマシンは、異常時対処用制御を除けば第1実
施形態のスロットマシンと同様の構成であるので、異常
時対処用制御についてのみ説明する。
【0101】図12は、本第2実施形態の上記CPU1
7aが行う異常時対処用制御の内容を示すフローチャー
トである。CPU17aは、まず、直ちに異常警報の発
信や遊技中止処理を行った後(S30、S31)、計時
処理をスタートさせる(S32)。そして、異常の復帰
を確認し(S33)、復帰しない場合には計時開始から
例えば5分といった所定時間が経過しているか否かを判
断する(S36)。
【0102】所定時間が経過していない場合には(S3
6でN)、制御フローを上記S33にループさせて復帰
と経過時間の確認を再び行う。この間、異常が復帰され
た場合には(S33でY)、異常警報の停止と遊技再開
処理とを実施して異常時対処用制御を終了する(S3
4、S35)。
【0103】一方、異常が復帰されないまま所定時間が
経過した場合には(S36でY)、「遊技者無し」であ
る可能性が高いので異常警報を停止した方がよい。但
し、「遊技者無し」であっても、重度の異常である場合
には異常警報を継続することが望ましい。そこで、ま
ず、異常について軽度であるか否かを判断し(S3
7)、軽度である場合にだけ異常警報の停止と遊技再開
処理とを実施した後、あたかも正常であるかの状態で次
の遊技者を待機する(S41)。
【0104】遊技者に選ばれると(S41でY)、異常
時対処用制御を終了する。そして、次のメインフローで
軽度の異常を再度検知して異常時対処用制御に再び戻っ
てくる。
【0105】かかる異常時対処用制御でも、軽度の異常
が発生し、且つ遊技者がいない場合には、あたかも正常
であるかのような状態で待機することができる。
【0106】以上、可変表示ユニットとして、リール1
6や表示窓4などから構成されるものを備えるスロット
マシン1について説明したが、ディスプレイ等から構成
されるものを備える遊技機についても、本発明の適用が
可能である。また、スロットマシン以外のパチンコ機等
の遊技機についても本発明の適用が可能である。
【0107】
【発明の効果】請求項1、2、3、4、5、6又は7の
発明によれば、異常警報を発した状態で待機することに
よる稼働率の低下を抑えるとともに、係員による異常警
報の監視の手間を軽減することができるという優れた効
果がある。
【0108】特に、請求項2、3又は4の発明によれ
ば、せっかく新たに選んでもらった遊技者に遊技を断念
してもらわなければならないといった事態を低減するこ
とができるという優れた効果がある。更に、異常警報の
発信をわざわざ係員まで伝達するという手間を行っても
らったにもかかわらず、遊技を断念してもらわなければ
ならないことによって遊技者に憤りを感じさせるといっ
た事態も低減することができるという優れた効果があ
る。
【0109】また特に、請求項3又は4の発明によれ
ば、新たに選んでもらった遊技者に速やかに遊技を開始
してもらうことができるという優れた効果がある。
【0110】また特に、請求項4の発明によれば、新た
に選んでもらった遊技者に更に迅速に遊技を開始しても
らうことができるという優れた効果がある。
【0111】また特に、請求項5又は6の発明によれ
ば、図柄合わせ遊技を提供しながら、異常警報を発した
状態で待機することによる稼働率の低下を抑え、且つ、
係員による異常警報の監視の手間を軽減することができ
るという優れた効果がある。
【0112】また特に、請求項6の発明によれば、係員
の遊技用物補充の手間を省くことを期待することができ
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るスロットマシンの外観斜視
図。
【図2】同スロットマシンの内部構造を示す概略構成
図。
【図3】(a)から(g)は、それぞれ同スロットマシ
ンの各リールに付される図柄を示す模式図。
【図4】同スロットマシンの前面パネルの一部を示す詳
細正面図。
【図5】同スロットマシンの電気回路の一部を示すブロ
ック図。
【図6】同スロットマシンの実施する遊技者検知制御の
内容を示すフローチャート。
【図7】同スロットマシンのメダル払出装置を示す斜視
図。
【図8】同メダル払出装置のメダル排出機構を上方から
見た部分破断図。
【図9】同メダル払出装置におけるメダルホッパの内壁
の一部をメダル残量センサと共に示す構成図。
【図10】同スロットマシンが実施する異常時対処用制
御の内容を示すフローチャート。
【図11】同異常時対処用制御の変形例における一部の
制御を示すフローチャート。
【図12】第2実施形態のスロットマシンが実施する異
常時対処用制御の内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 スロットマシン(遊技機) 2 筺体 3 前面パネル 4 表示窓 5 メダル投入口 6 スタートレバー 7a、b、c 停止ボタン 8 クレジット精算ボタン 9 スピーカ 10 メダル受皿 10a メダル払出ロ 11 液晶表示部 12 ライン表示部 13 ゲーム表示部 14 カウント表示部 15 操作部 16a、b、c リール(可変表示器) 17 メイン制御回路基板 18 メダル払出装置 18a メダルホッパ 19 設定操作部 20 内部スピーカ 21 サブ制御回路基板 22 メダル投入センサ 23 メダル払出センサ 24 メダル残量センサ 25、26、27 リール位置センサ 28、29、30 リール駆動モータ 31 メダルブロックソレノイド 32 音量声調整基板 33 警報ランプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】払い出した遊技用物を受け入れながら所定
    の遊技を提供する遊技提供手段と、該遊技提供手段の異
    常を検知する異常検知手段と、該異常検知手段の検知結
    果に基づいて異常警報を発信する異常警報手段とを備え
    る遊技機において、遊技者の有無を検知する遊技者検知
    手段を設け、該異常検知手段によって異常が検知され、
    且つ該遊技者検知手段によって遊技者無しが検知された
    場合には、遊技者有りが検知されるまで異常警報を発信
    させないように、該異常警報手段を構成したことを特徴
    とする遊技機。
  2. 【請求項2】請求項1の遊技機において、部品の交換や
    修理を必要とする種類の異常が検知された場合には、た
    とえ遊技者無しが検知されていても異常警報を発信させ
    るように、上記異常警報手段を構成したことを特徴とす
    る遊技機。
  3. 【請求項3】請求項2の遊技機において、遊技場の係員
    の手操作のみによって復帰させ得る異常についてだけ、
    遊技者有りが検知されるまでその異常警報を発信させな
    いように、上記異常警報手段を構成したことを特徴とす
    る遊技機。
  4. 【請求項4】請求項3の遊技機において、上記遊技用物
    の過不足や詰まりに関する異常の場合についてだけ、遊
    技者有りが検知されるまでその異常警報を発信させない
    ように、上記異常警報手段を構成したことを特徴とする
    遊技機。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4の遊技機であっ
    て、予め定められた入賞態様を抽選する抽選手段と、複
    数の図柄を所定の順序で可変表示する可変表示器を複数
    有する可変表示ユニットと、各可変表示器の可変表示を
    停止させる表示停止手段と、各可変表示器を跨ぐように
    設定された入賞ライン上で停止した図柄の組合せが、当
    選した入賞態様に対応する役を構成した場合に、遊技用
    物をその入賞態様に応じた量だけ払い出す遊技用物払出
    手段とを、上記遊技提供手段に有することを特徴とする
    遊技機。
  6. 【請求項6】請求項5の遊技機であって、上記異常警報
    手段は、遊技者有りが検知されるまで発信しないでいた
    異常警報が遊技用物不足異常警報である場合には、遊技
    者有りが検知されても、それから所定時間が経過するま
    では該遊技用物不足異常警報を発信しないことを特徴と
    する遊技機。
  7. 【請求項7】払い出した遊技用物を受け入れながら所定
    の遊技を提供する遊技提供手段と、該遊技提供手段の異
    常を検知する異常検知手段と、該異常検知手段の検知結
    果に基づいて異常警報を発信する異常警報手段とを備え
    る遊技機において、遊技者の有無を検知する遊技者検知
    手段を設け、該異常警報を継続して所定時間以上発信し
    ているにもかかわらず、異常が復帰されない場合には、
    該遊技者検知手段によって遊技者有りが検知されるまで
    異常警報の発信を中止させるように、該異常警報手段を
    構成したことを特徴とする遊技機。
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