JP2001120714A - 遊技機、およびその制御方法 - Google Patents

遊技機、およびその制御方法

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JP2001120714A JP30146499A JP30146499A JP2001120714A JP 2001120714 A JP2001120714 A JP 2001120714A JP 30146499 A JP30146499 A JP 30146499A JP 30146499 A JP30146499 A JP 30146499A JP 2001120714 A JP2001120714 A JP 2001120714A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機に対して不正な操作が行われた場合
に、遊技機の管理者にこれを確実に報知すると同時に、
不正行為の反復を繰り返すことができない遊技機および
その制御方法を提供する。 【解決手段】 遊技価値払い出し装置7のエラーを検出
して、エラー発生信号を出力するエラー検出手段44
と、当該エラー発生信号に基づいてエラー発生を外部に
報知するエラー報知制御手段20と、前記報知を解除さ
せるための解除信号をエラー報知制御手段に出力するエ
ラー報知解除手段8とを有し、エラー報知制御手段20
はエラー発生信号の受信から所定時間内においては解除
信号を受信してもエラー報知を継続して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に遊技機に関
し、特に詳細に不正な操作を防止する機能を有する遊技
機、およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ・パチスロに代表される弾球・
スロット遊技機は一般によく知られている。パチンコホ
ール等への来場者はこれらの遊技機で遊技を行うに際
し、まず所定の遊技価値(パチンコ玉、メダル、プリペ
イドカード等)を借り出し、遊技に先だって遊技価値を
投入する。遊技の結果に応じて、これらの遊技価値が遊
技者に払い戻されたり、そのまま遊技の対価として徴収
されたりすることは周知である。
【0003】ところで、これらの遊技機を不正に操作し
て、遊技価値を実際に投入することなしに遊技を行おう
としたり、遊技価値の不正に奪取する者が存在する。例
えば、パチスロ機において、糸で釣ったメダルをメダル
投入口から挿入し、メダルを上下させて投入メダルカウ
ンタに何度もメダルをカウントさせ、複数枚のメダルが
投入されたかのように誤認識させたり、メダル払い出し
枚数カウンタのコネクタを引き抜くことにより、メダル
払い出し装置を誤動作させてメダルを不当に払い出させ
たりする。
【0004】このような人為的な不正行為を防止するた
めに、遊技機は不正操作検出機構を備えており、制御回
路が遊技価値の処理に関係する装置を監視して、不正な
操作を検出すると遊技の進行を停止するとともに、視覚
的(ランプ)および/または音響的(スピーカ)な報知
手段を用いて不正操作の検出を外部に知らせるようにな
っている。また、人為的でない装置の故障・障害の発
生、例えば払い出すメダルの不足を検出した場合にも、
同様に異常の発生を外部に知らせる必要がある。以下、
本明細書において、不正な操作および装置の故障・障害
の発生をまとめて「エラー」と呼ぶ。
【0005】エラーが発生すると、遊技機は動作を一時
停止する。遊技を再開するには、管理者が遊技機内部の
エラー解除スイッチを操作して遊技機を再起動する必要
がある。
【0006】しかしながら、最近、針金等の異物を遊技
機内部に突っ込んで不正にエラー解除スイッチを操作
し、エラー報知を停止させるとともに遊技機を再起動さ
せ、管理者にエラー発生を知られないようにして、不正
に遊技価値を奪取する手法を繰り返し行い、遊技機の設
置者に多額の損害を与えている事例があることが明らか
になった。遊技機が設置されるパチンコホール等の遊技
場はBGM、アナウンス、ゲーム効果音等の様々な音で充
満しており、エラー報知を短時間で止められると、たと
えそれを繰り返していても発見は困難と考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】遊技機メーカーにおい
ても、遊技機自体に不正操作を防止するための様々な対
策を施している。例えば、エラー解除スイッチにカバー
を取りつけて、筐体の隙間から異物を差し込んでも操作
できないような対策を施したりしている。しかしなが
ら、このような機械的な対策には限界があり、不正遊技
者との間でいわゆるいたちごっこの様相を呈しているこ
とから、不正操作に対する根本的な対策が求められてい
る。
【0008】よって、本発明が解決しようとする課題
は、遊技機に対して不正な操作が行われた場合に、遊技
機の管理者にこれを確実に報知すると同時に、不正行為
者が短時間のうちに不正操作およびエラー解除を繰り返
すことができない遊技機およびそのための遊技機の制御
方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】実際の遊技場等におい
て、遊技機に機械的な(不正操作でない)エラーが発生
した場合、操作者がそのことを管理者に連絡して、管理
者にエラーを解除してもらうには、エラー発生から解除
操作まで最低でも数秒から数十秒の時間がかかると考え
られる。すなわちエラー解除装置が不正に操作されない
限りは、エラー発生・報知からおおよそ上記の時間が経
過するまではエラー解除されないといえる。
【0010】このような営業実態から、本発明の発明者
は、エラー発生・報知後の所定時間内はエラー解除を強
制的に禁止することにより、管理者にはエラー発生の事
実を確実に知らせることができ、また不正行為者が短時
間に連続して不正操作を行うことができなくなることに
想到し、本発明を完成させた。このようなエラー解除不
能な時間を設けても、通常の営業実態では、エラー解除
にその程度の時間がかかるのは確実であるから、善良な
遊技者に過度の不快感を与えることもなく、営業上の問
題は生じない。
【0011】また、上記不正行為の実態を考慮すると、
短時間に何度もエラーが発生した場合には、これを通常
のエラー発生と区別し、エラー出現頻度が異常であるこ
とを検知して、これを特別に報知することが好ましいと
考えられる。
【0012】したがって、本発明の遊技機は、遊技価値
払い出し装置と、当該遊技価値払い出し装置のエラーを
検出して、エラー発生信号を出力するエラー検出手段
と、当該エラー発生信号に基づいてエラー発生を外部に
報知するエラー報知制御手段と、前記報知を解除させる
ための解除信号をエラー報知制御手段に出力するエラー
報知解除手段とを有し、前記エラー報知制御手段は前記
エラー発生信号の受信から所定時間内においては前記解
除信号を受信しても前記エラー報知を継続して行う、こ
とを特徴とする。
【0013】また、上記課題を解決する本発明の遊技機
は、構成装置の動作異常または構成装置に対する不正操
作を検出し、エラー発生信号を出力するエラー検出手段
と、当該エラー発生信号に基づいてエラーの発生を判定
するエラー判定手段と、エラー発生を外部に報知する警
報手段と、当該エラー発生の判定を解除させるための解
除信号をエラー判定手段に出力するエラー報知解除手段
とを有し、前記エラー判定手段は前記エラー発生信号の
受信から所定時間内においては前記解除信号を受信して
も前記警報手段によるエラー発生の報知を継続して行わ
せる、ことを特徴とする。
【0014】さらに、上記課題を解決する本発明の遊技
機は、遊技価値払い出し装置と、当該遊技価値払い出し
装置の異常を検出して、エラー発生信号を出力するエラ
ー検出手段と、当該エラー発生信号に基づいて前記遊技
価値払い出し手段の動作を停止させるエラー制御手段
と、前記前記遊技価値払い出し手段の動作を再開させる
ための再起動信号を前記エラー制御手段に出力するエラ
ー解除手段とを有し、前記エラー制御手段は前記エラー
発生信号の受信から所定時間内においては前記再起動信
号を受信しても前記遊技価値払い出し手段の停止を継続
させる、ことを特徴とする。
【0015】さらに、上記課題を解決する本発明の遊技
機は、構成装置の動作異常または構成装置に対する不正
操作を検出し、エラー発生信号を出力するエラー検出手
段と、当該エラー発生信号に基づいてエラーの発生を判
定するエラー判定手段と、警報手段と、前記エラー発生
の判定を解除させるための解除信号を出力するエラー解
除手段とを有し、前記エラー判定手段はエラーが発生し
たと判定した場合には、少なくとも動作異常を検出また
は不正操作を検出した構成装置の動作を停止させ、前記
警報手段により外部にエラーの発生を報知するととも
に、前記エラー発生信号の受信から所定時間内において
は前記解除信号を受信しても前記エラー発生の報知およ
び前記構成装置の動作の停止を継続して行う、ことを特
徴とする。
【0016】さらに、上記課題を解決する本発明の遊技
機は、遊技価値払い出し装置と、当該遊技価値払い出し
装置のエラーを検出して、エラー発生信号を出力するエ
ラー検出手段と、当該エラー発生信号に基づいてエラー
発生を外部に報知するエラー報知制御手段と、前記報知
を解除させるための解除信号をエラー報知制御手段に出
力するエラー報知解除手段とを有し、前記エラー報知制
御手段は、所定のエラー頻度計測時間内における前記エ
ラー検出手段によるエラーの検出が所定回数以上あった
場合は、前記解除信号を受信しても前記エラー報知を継
続して行う、ことを特徴とする。
【0017】さらに、上記課題を解決する本発明の遊技
機は、構成装置の動作異常または構成装置に対する不正
操作を検出し、エラー発生信号を出力するエラー検出手
段と、当該エラー発生信号に基づいてエラーの発生を判
定するエラー判定手段と、エラー発生を外部に報知する
警報手段と、当該エラー判定を解除させるための解除信
号をエラー判定手段に出力するエラー報知解除手段とを
有し、前記エラー判定手段は所定のエラー頻度計測時間
内において前記エラー検出手段によるエラーの検出が所
定回数以上あった場合は前記解除信号を受信しても前記
警報手段によるエラー発生の報知を継続して行わせる、
ことを特徴とする。
【0018】さらに、上記課題を解決する本発明の遊技
機は、遊技価値払い出し装置と、当該遊技価値払い出し
装置の異常を検出して、エラー発生信号を出力するエラ
ー検出手段と、当該エラー発生信号に基づいて前記遊技
価値払い出し手段の動作を停止させるエラー制御手段
と、前記遊技価値払い出し手段の動作を再開させるため
の再起動信号を前記エラー制御手段に出力するエラー解
除手段とを有し、前記エラー制御手段は所定のエラー頻
度計測時間内において前記エラー検出手段によるエラー
の検出が所定回数以上あった場合は前記再起動信号を受
信しても前記遊技価値払い出し手段の停止を継続させ
る、ことを特徴とする。
【0019】さらに、上記課題を解決する本発明の遊技
機は、構成装置の動作異常または構成装置に対する不正
操作を検出し、エラー発生信号を出力するエラー検出手
段と、当該エラー発生信号に基づいてエラーの発生を判
定するエラー判定手段と、警報手段と、前記エラー発生
の判定を解除させるための解除信号を出力するエラー解
除手段とを有し、前記エラー判定手段は所定のエラー頻
度計測時間内において前記エラー検出手段によるエラー
の検出が所定回数以上あった場合には、少なくとも最後
に動作異常を検出または不正操作を検出した構成装置の
動作を停止させ、前記警報手段により外部にエラーの発
生を報知するとともに、前記解除信号を受信しても前記
エラー発生の報知および前記構成装置の動作の停止を継
続して行う、ことを特徴とする。
【0020】さらに、上記課題を解決する本発明の遊技
機の制御方法は、構成装置の動作異常または構成装置に
対する不正操作を検出して、エラーが発生しているかど
うかを判定し、エラー発生を外部に報知するとともに、
所定の方法により前記報知を解除可能な遊技機の制御方
法であって、前記エラー発生の判定後所定の時間内は前
記報知の解除を禁止する、ことを特徴とする。
【0021】さらに、上記課題を解決する本発明の遊技
機の制御方法は、構成装置の動作異常または構成装置に
対する不正操作を検出して、エラーが発生しているかど
うかを判定し、構成装置の動作を停止させるとともに、
所定の方法により前記停止させた構成装置の動作を再開
させることが可能な遊技機の制御方法であって、前記エ
ラー発生の判定後所定の時間内は前記動作の再開を禁止
する、ことを特徴とする。
【0022】さらに、上記課題を解決する本発明の遊技
機の制御方法は、構成装置の動作異常または構成装置に
対する不正操作を検出して、エラーが発生しているかど
うかを判定し、エラー発生を外部に報知するとともに、
所定の方法により前記報知を解除可能な遊技機の制御方
法であって、所定のエラー頻度計測時間内においてエラ
ー発生が所定回数以上あったと判定した場合は前記報知
の解除を禁止する、ことを特徴とする。
【0023】さらに、上記課題を解決する本発明の遊技
機の制御方法は、構成装置の動作異常または構成装置に
対する不正操作を検出して、エラーが発生しているかど
うかを判定し、構成装置の動作を停止させるとともに、
所定の方法により前記停止させた構成装置の動作を再開
させることが可能な遊技機の制御方法であって、所定の
エラー頻度計測時間内においてエラー発生が所定回数以
上あったと判定した場合は前記動作の再開を禁止する、
ことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明を、遊技機の一種であるパ
チスロ機に適用した場合について、以下図面を参照しな
がら詳しく説明する。まず始めに、本発明に適用可能な
パチスロ機の標準的な構成について説明する。
【0025】図1は、標準的なパチスロ機1の正面図で
ある。パチスロ機1は、箱型のキャビネット部2と、こ
の前面に開閉自在に取り付けられる前面パネル部3とか
ら構成される。前面パネル部3には、各リールの絵柄を
3コマ分ずつ表示させる絵柄表示窓10、メダル投入口
11、スタートレバー12、リール毎に設けられたスト
ップボタン13、警報ランプ14、メダル払い出し口1
5、メダル受け皿16などが設けられている。前面パネ
ル部3の裏側には、メダル投入口11に接続され、投入
されたメダルの真偽や枚数を判別するメダル判別装置
(図示せず)が設けられている。
【0026】図2は、パチスロ機1の内部構造を示す概
略図である。キャビネット部2の内部には、周囲面上に
複数の絵柄がプリントされた3個のリール4a〜4c、
回路基板5、メダルを多数枚収容可能なホッパ6を持つ
メダル払い出し装置7、エラー解除スイッチ8、スピー
カ9などが組み込まれている。
【0027】次に、パチスロ機1を使用した遊技の手順
およびパチスロ機1の動作を簡単に説明する。遊技者が
メダル投入口11に投入したメダルは、まずメダル判別
装置に導かれる。メダル判別装置で所定の条件に照らし
合格と判別されたメダルは有効なメダルとしてカウント
されるとともにホッパ6へと送られる。不合格のメダル
はカウントされず、メダル払い出し口15から返却され
る。メダル判別装置は、公知の不正操作検出センサを備
えており、上述したようなメダルの不正な引き出しを検
出することが可能である。
【0028】有効なメダルが投入された後、スタートレ
バー12を操作すると、3個のリール4a〜4cが始動
し、ストップボタン13を押すと、対応するリールが停
止する。
【0029】全てのリールが止まると、入賞判定ライン
上に揃った絵柄の組合せにより入賞の有無が判定され
る。入賞であれば、メダル払い出し装置7から、所定の
枚数のメダルが払い出される。
【0030】図3は、パチスロ機1の電気的構成を示す
ブロック図である。パチスロ機1は、制御回路20と、
制御回路20にバス50を介して接続される出力インタ
ーフェイス30および入力インターフェイス40とを含
み、この制御回路20に、出力インターフェイス30を
介してメダル払い出し装置駆動回路31、リールモータ
制御回路32、スピーカ9、警報ランプ14などが接続
され、入力インターフェイス40を介して、メダル判別
装置41、第1不正操作検出回路42、メダル払い出し
装置7、払い出しメダル数カウンタ43、第2不正操作
検出回路44、スタートレバー12、ストップボタン1
3、エラー解除スイッチ8などが接続されている。ま
た、制御回路20には、入力インターフェイス40を介
して、その他の装置の機械的な故障・障害の発生を検出
する一般故障・障害検出回路45が接続されている。
【0031】制御回路20は、パチスロ機1の制御・演
算全般を行うCPU21と、制御プログラム・固定的デー
タを格納するROM22と、作業データの読み書きに用い
られるRAM23とを含む。
【0032】第1不正操作検出回路42は、メダル判別
装置41に対する不正な操作を検出するための回路であ
る。第2不正操作検出回路44は、メダル払い出し装置
7および払い出しメダル数カウンタ43に対する不正な
操作を検出するための回路である。これらの第1・第2不
正操作検出回路42・44は、周知であるため、説明を
省略する。
【0033】リールモータ駆動回路32は、パチスロ機
10の三個のリール(4a〜4c)を回転させるモータ
(図示せず)を駆動する制御回路であり、制御回路20
からの指令によって動作する。スピーカ9は、パチスロ
機1のゲーム効果音、各種警報音等を出力するためのス
ピーカである。警報ランプ14は、エラー発生を報知す
るためのランプである。メダル払い出し数カウンタ43
は、メダル払い出し装置7の出口付近に設けられ、払い
出されるメダルの枚数をカウントする。ストップボタン
13は、パチスロ機1の各リール(4a〜4c)に対応
して設けられ、リールの回転を停止させるためのボタン
である。スタートレバー12は、パチスロ機1のリール
の回転を開始させるためのレバーである。エラー解除ス
イッチ8は、制御回路20によるエラー報知を解除する
ためのスイッチである。
【0034】(第1実施形態)図4は、前記制御回路20
によるパチスロ機の制御手順の第1例を示す流れ図であ
る。説明の簡略化のため、以下明細書および図面におい
てステップを適宜「ST」と省略して表示する。
【0035】パチスロ機の動作中、制御回路20は入力
インターフェイス40に接続された第1・第2不正操作検
出回路42・44および一般故障・障害検出回路45の
出力を常に監視し、エラーの発生をチェックする(ST10
1)。
【0036】例えば、メダル払い出し装置駆動回路31
を駆動しているにもかかわらず一定時間以上メダル払い
出し数カウンタ43によってメダルの払い出しがカウン
トされない場合、第2不正操作検出回路44がこれを検
出し、エラー発生信号を出力する。
【0037】入力インターフェイス40を介して、エラ
ー発生信号を受信した制御回路20は、リールモータ制
御回路32にリールの停止を指令する等してゲームの進
行を停止する(ST102)とともに、スピーカ9、警報ラン
プ14の報知手段を用いてエラーの発生を音響的又は視
覚的に報知する(ST103)。この段階でパチスロ機の外
部からエラーの発生が確認できるようになり、近傍に管
理者がいれば当該パチスロ機の状態をチェックさせるき
っかけとなる。
【0038】次に、制御回路20は、エラー解除スイッ
チ8からの入力(エラー解除要求信号)を監視し、エラ
ー解除スイッチ8が押されたことを検出するまでエラー
報知を継続する(ST104,ST103)。エラー解除スイッチ8
の操作は、管理者が、パチスロ機1の前面パネル3を開
けて行う。
【0039】エラー解除スイッチ8が押されたことを検
出すると、制御回路20は、ST101におけるエラーの検
出からエラー解除スイッチ8が押されるまでに所定の時
間が経過したかどうかを判定する(ST105)。所定の時間
が経過している場合、制御回路20は、エラー報知を停
止させるとともに、ゲームの再開処理を行う(ST106,ST
107)。一方、所定の時間が経過していない場合には、制
御回路20は、エラー解除スイッチ8からのエラー解除
要求信号を無視し、エラー報知を継続する(ST105,ST10
3)。
【0040】本実施形態において、上記全ての段階は、
ROM22に記憶されたプログラムに従い、CPU21によっ
てソフトウェア的に実行される。特に、上記所定の時間
が経過したかどうかを判定するステップ(ST105)は、周
知のソフトウェアタイマ機能を制御回路20に実現する
ことで処理可能である。
【0041】ここで、上記所定の時間は、パチンコ店に
おいて管理者がエラー解除に通常要すると思われる時間
に、好適には数秒から数十秒の時間の間で設定される。
この所定時間が短すぎると不正行為者に不正なエラー解
除を許してしまうおそれがある。一方、あまりに長いと
エラー解除に時間がかかりすぎ善良な遊技者に対して不
快感を与えてしまい、また遊技機の稼動率も下がること
になり好ましくない。所定時間はパチスロ機の出荷時に
固定的に設定しておいてもよいし、パチンコ店の管理者
が店舗において間単に変更できるように時間設定スイッ
チ等を設けて可変にしてもよい。所定時間を経過した後
は、不正遊技者もエラー解除スイッチ8の不正操作によ
り、エラー解除をすることが可能である。しかし、所定
時間内においてはエラー報知が継続的に行われるので、
遊技場の管理者および/または周囲の遊技者にエラー発
生の事実が確実に報知され、不正操作が発覚する可能性
が大きい。また、エラー解除・遊技再開には必ずこの所
定時間の経過を待たなければならないので、短時間に連
続して不正操作を行うことができない。
【0042】(第2実施形態)図5は、前記制御回路2
0によるパチスロ機の制御手順の第2例を示す流れ図で
ある。
【0043】パチスロ機の動作中、制御回路20は、上
記第1例と同様に常時エラーの発生をチェックし(ST20
1)、所定のエラー処理を実行する。ここで、所定のエラ
ー処理とは上記第1例において説明したようなエラー報
知(ST103)、エラー解除スイッチによるエラー報知解除
(ST106)、ゲームの再開処理(ST107)を含む。
【0044】以下、パチスロ機1が起動した後、最初に
エラー発生を検出したときを例に説明する。エラー発生
を検出した制御回路20は、エラーカウンタをチェック
して、エラーカウンタの値が0であるかどうかを判定す
る(ST202)。エラーカウンタとは、制御回路20におい
てソフトウェア的に実現可能なカウンタ機能であって、
エラー発生の回数を計数するためのものである。エラー
カウンタはパチスロ機1の起動時に初期化される(初期
値0)。
【0045】上記判定の結果、エラーカウンタの値は0
であるので、タイマをスタートさせる(ST203)。タイマ
とは、制御回路20においてソフトウェア的に実現可能
なタイマ機能であって、所定のエラー頻度計測時間を計
測するためのものである。ここでエラー頻度計測時間と
は、その時間内に発生したエラーの回数を計数するため
の時間期間であって、好適には1分程度である。タイマ
はパチスロ機1の起動時に初期化され(初期値=エラー
頻度計測時間)、スタート後経過時間に応じて減算され
る(スタート後のタイマ値=初期値−経過時間)。タイ
マ値が0になったとき、タイマは停止し、同時にエラー
カウンタが初期化される。
【0046】次に、エラーカウンタに1を加算し、エラ
ー発生の回数を計数する(ST204)。次にタイマをチェッ
クしてタイムアウトになっていないかどうかを判定する
(ST205)。このタイムアウトの判定は、タイマの現在値
が0か否かで判定可能である。この最初のエラー発生検
出においては、タイマスタートからタイムアウトのチェ
ックまでの間にタイムアウトにはならない(エラー頻度
計測時間は当該処理にかかる時間よりも大きく設定され
る)。
【0047】次に、エラーカウンタが所定のエラー回数
値に到達したかどうかを判定する(ST206)。この所定の
エラー回数値は、エラー頻度計測時間内における許容不
可能なエラー頻度であって、2以上の適切な値(例えば
3)に設定される。最初のエラー検出の際には、エラー
カウンタの値1はエラー回数値よりも小さいので、再び
エラー検出のステップへと戻る(ST201)。
【0048】次に、最初のエラー発生後、続いてエラー
が発生した場合について説明する。この場合、2番目以
降のエラー発生を検出すると(ST201)、エラーカウンタ
の値は0ではないので(ST202)、エラーカウンタに1を
加算してから(ST204)、タイムアウトになっていないか
どうかを判定する(ST205)。
【0049】タイムアウトでない場合には、エラーカウ
ンタが前記所定のエラー回数値に到達しているか否かが
判定される(ST205)。エラーカウンタが所定のエラー回
数値に到達していると、解除不能なエラー報知を行い
(ST208)、ゲームの進行を停止する(ST209)。ここで、
解除不能なエラー報知とは、上記エラー解除スイッチ8
の操作によっては解除することができないエラー報知を
いう。エラーカウンタが所定のエラー回数値に到達して
いなければ、再びエラー検出のステップへと戻る(ST20
1)。
【0050】上記制御により、予め定められた一定期間
(エラー頻度計測時間)内において、所定回数以上のエ
ラー発生が検出された場合には、エラー発生が異常な頻
度であると認識して、解除不能なエラー報知を実行し、
管理者に当該エラー頻発を知らしめることが可能にな
る。これにより、不正遊技者による不正な行為の発見が
容易になる。
【0051】エラー発生が異常な頻度であるか否かを判
定するための条件は、上記エラー頻度計測時間と上記エ
ラーカウンタの所定のエラー回数値である。これらの条
件は、パチスロ機の設置環境等に応じて適切に設定され
る。すなわち、エラー頻度計測時間を短く設定し、エラ
ーカウンタの所定のエラー回数値を大きく設定すればか
なりの頻度でエラーが発生しなければ解除不能のエラー
報知は行われず、逆にエラー頻度計測時間を長く設定
し、エラーカウンタの所定のエラー回数値を小さく設定
すれば、比較的少ないエラー発生頻度でも当該エラー報
知が行われることになる。例えば、エラー頻度計測時間
を1分に設定し、所定のエラー回数値を3に設定する
と、制御回路20が、最初にエラー発生を検出してか
ら、1分以内に3回目のエラー発生を検出すると、上記
の解除不能なエラー報知を行う。逆に、最初のエラー検
出から、1分以内に3回目のエラーを検出しない場合に
は、タイムアウトとなり、エラーカウンタは初期化され
るので、次にエラー発生を検出した場合には最初からや
りなおすことになる。エラー頻度計測時間とエラーカウ
ンタの所定のエラー回数値とはパチスロ機の出荷時に固
定的に設定しておいてもよいし、パチンコ店の管理者が
店舗において間単に変更できるように設定スイッチ等を
設けて可変にしてもよい。
【0052】以上、本発明を特定の実施の形態に従って
説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるもの
ではない。例えば、本発明はパチスロ機のみではなく、
いわゆるパチンコ機などの遊技価値の払い出しを行うす
べての遊技機に適用可能である。さらには貨幣等の社会
的な価値を払い出すすべての装置、例えば、銀行等に設
置される現金払い出し機、現金自動貸し出し機等にも適
用できる。
【0053】また、上記実施形態では所定時間の経過を
ソフトウェアによって判定しているが、これを制御回路
20に接続されたハードウェア回路によって実現するこ
とも可能である。さらに、上記実施形態において第1・
第2不正操作検出回路42・44は、独立の回路として
説明しているが、これらの機能をソフトウェアによって
制御回路20において実現させてもよい。この場合に
は、制御回路20がメダル払い出し装置7および/また
はメダル払い出し枚数カウンタ43の出力信号を直接監
視して、エラー検出を行う。
【0054】さらに、上記実施形態においては、ROM中
にプログラムを予め組み込んであるものとして説明した
が、マイクロコンピュータからなる制御装置に、上記方
法を実行させるプログラムを記憶させた記憶媒体を接続
してこれをRAM等の内部記録装置に読み取らせることも
可能である。
【0055】
【効果】以上の説明から理解されるように、本発明の価
値払い出し装置によれば、不正行為者が、管理者に不正
操作を知られることなく短時間に不正操作およびエラー
解除を繰り返すことができなくなる。また、管理者は不
正操作によるエラー発生を確実に知ることができるよう
になる。これにより、大きな損害の発生を未然に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかるパチスロ機の正
面図である。
【図2】 上記実施形態にかかるパチスロ機の前面パネ
ル部を開放した状態を示す正面図である。
【図3】 上記実施形態にかかるパチスロ機の電気的構
成を示すブロック図である。
【図4】 上記実施形態にかかるパチスロ機の制御回路
による制御手順の一例を示す流れ図である。
【図5】 上記実施形態にかかるパチスロ機の制御回路
による制御手順の一例を示す流れ図である。
【符号の説明】
7 メダル払い出し装置 8 エラー解除スイッチ 9 スピーカ 11 メダル投入口 12 スタートレバー 14 警報ランプ 15 メダル払い出し口 20 制御回路 21 CPU 22 ROM 23 RAM 42 第1不正操作検出回路 44 第2不正操作検出回路 45 一般故障・障害検出回路

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技価値払い出し装置と、当該遊技価値
    払い出し装置のエラーを検出して、エラー発生信号を出
    力するエラー検出手段と、当該エラー発生信号に基づい
    てエラー発生を外部に報知するエラー報知制御手段と、
    前記報知を解除させるための解除信号をエラー報知制御
    手段に出力するエラー報知解除手段とを有し、前記エラ
    ー報知制御手段は前記エラー発生信号の受信から所定時
    間内においては前記解除信号を受信しても前記エラー報
    知を継続して行う、遊技機。
  2. 【請求項2】 構成装置の動作異常または構成装置に対
    する不正操作を検出し、エラー発生信号を出力するエラ
    ー検出手段と、当該エラー発生信号に基づいてエラーの
    発生を判定するエラー判定手段と、エラー発生を外部に
    報知する警報手段と、当該エラー判定を解除させるため
    の解除信号をエラー判定手段に出力するエラー報知解除
    手段とを有し、前記エラー判定手段は前記エラー発生信
    号の受信から所定時間内においては前記解除信号を受信
    しても前記警報手段によるエラー発生の報知を継続して
    行わせる、遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技価値払い出し装置と、当該遊技価値
    払い出し装置の異常を検出して、エラー発生信号を出力
    するエラー検出手段と、当該エラー発生信号に基づいて
    前記遊技価値払い出し手段の動作を停止させるエラー制
    御手段と、前記前記遊技価値払い出し手段の動作を再開
    させるための再起動信号を前記エラー制御手段に出力す
    るエラー解除手段とを有し、前記エラー制御手段は前記
    エラー発生信号の受信から所定時間内においては前記再
    起動信号を受信しても前記遊技価値払い出し手段の停止
    を継続させる、遊技機。
  4. 【請求項4】 構成装置の動作異常または構成装置に対
    する不正操作を検出し、エラー発生信号を出力するエラ
    ー検出手段と、当該エラー発生信号に基づいてエラーの
    発生を判定するエラー判定手段と、警報手段と、前記エ
    ラー発生の判定を解除させるための解除信号を出力する
    エラー解除手段とを有し、前記エラー判定手段はエラー
    が発生したと判定した場合には、少なくとも動作異常を
    検出または不正操作を検出した構成装置の動作を停止さ
    せ、前記警報手段により外部にエラーの発生を報知する
    とともに、前記エラー発生信号の受信から所定時間内に
    おいては前記解除信号を受信しても前記エラー発生の報
    知および前記構成装置の動作の停止を継続して行う、遊
    技機。
  5. 【請求項5】 前記遊技価値払い出し装置は、メダル払
    い出し部と当該メダル払い出し部のメダル出口に設けら
    れた払い出しメダルカウンタを含んで構成され、前記エ
    ラー検出手段は、当該メダル払い出し装置を一定時間動
    作させたにもかかわらず当該払い出しメダルカウンタに
    よるメダルの検出が行えないときに前記エラー発生信号
    を出力する、請求項1または3記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記構成装置はメダル払い出し部と当該
    メダル払い出し部のメダル出口に設けられた払い出しメ
    ダルカウンタを含んで構成されるメダル払い出し装置を
    含み、前記エラー検出手段は、当該メダル払い出し装置
    を一定時間動作させたにもかかわらず当該払い出しメダ
    ルカウンタによるメダルの検出が行えないときに動作異
    常を認識して前記エラー発生信号を出力するように構成
    される、請求項2または4記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記構成装置はメダル払い出し部と当該
    メダル払い出し部のメダル出口に設けられた払い出しメ
    ダルカウンタを含んで構成されるメダル払い出し装置を
    含み、前記エラー検出手段は、当該払い出しメダルカウ
    ンタが不能化されたときに不正操作を認識して前記エラ
    ー発生信号を出力するように構成される、請求項2また
    は4記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記所定時間を設定するための設定手段
    をさらに有する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載
    の遊技機。
  9. 【請求項9】 遊技価値払い出し装置と、当該遊技価値
    払い出し装置のエラーを検出して、エラー発生信号を出
    力するエラー検出手段と、当該エラー発生信号に基づい
    てエラー発生を外部に報知するエラー報知制御手段と、
    前記報知を解除させるための解除信号をエラー報知制御
    手段に出力するエラー報知解除手段とを有し、前記エラ
    ー報知制御手段は、所定のエラー頻度計測時間内におけ
    る前記エラー検出手段によるエラーの検出が所定回数以
    上あった場合は、前記解除信号を受信しても前記エラー
    報知を継続して行う、遊技機。
  10. 【請求項10】 構成装置の動作異常または構成装置に
    対する不正操作を検出し、エラー発生信号を出力するエ
    ラー検出手段と、当該エラー発生信号に基づいてエラー
    の発生を判定するエラー判定手段と、エラー発生を外部
    に報知する警報手段と、当該エラー判定を解除させるた
    めの解除信号をエラー判定手段に出力するエラー報知解
    除手段とを有し、前記エラー判定手段は所定のエラー頻
    度計測時間内において前記エラー検出手段によるエラー
    の検出が所定回数以上あった場合は前記解除信号を受信
    しても前記警報手段によるエラー発生の報知を継続して
    行わせる、遊技機。
  11. 【請求項11】 遊技価値払い出し装置と、当該遊技価
    値払い出し装置の異常を検出して、エラー発生信号を出
    力するエラー検出手段と、当該エラー発生信号に基づい
    て前記遊技価値払い出し手段の動作を停止させるエラー
    制御手段と、前記前記遊技価値払い出し手段の動作を再
    開させるための再起動信号を前記エラー制御手段に出力
    するエラー解除手段とを有し、前記エラー制御手段は所
    定のエラー頻度計測時間内において前記エラー検出手段
    によるエラーの検出が所定回数以上あった場合は前記再
    起動信号を受信しても前記遊技価値払い出し手段の停止
    を継続させる、遊技機。
  12. 【請求項12】 構成装置の動作異常または構成装置に
    対する不正操作を検出し、エラー発生信号を出力するエ
    ラー検出手段と、当該エラー発生信号に基づいてエラー
    の発生を判定するエラー判定手段と、警報手段と、前記
    エラー発生の判定を解除させるための解除信号を出力す
    るエラー解除手段とを有し、前記エラー判定手段は所定
    のエラー頻度計測時間内において前記エラー検出手段に
    よるエラーの検出が所定回数以上あった場合には、少な
    くとも最後に動作異常を検出または不正操作を検出した
    構成装置の動作を停止させ、前記警報手段により外部に
    エラーの発生を報知するとともに、前記解除信号を受信
    しても前記エラー発生の報知および前記構成装置の動作
    の停止を継続して行う、遊技機。
  13. 【請求項13】 前記遊技価値払い出し装置は、メダル
    払い出し部と当該メダル払い出し部のメダル出口に設け
    られた払い出しメダルカウンタを含んで構成され、前記
    エラー検出手段は、当該メダル払い出し装置を一定時間
    動作させたにもかかわらず当該払い出しメダルカウンタ
    によるメダルの検出が行えないときに前記エラー発生信
    号を出力する、請求項9または11記載の遊技機。
  14. 【請求項14】 前記構成装置はメダル払い出し部と当
    該メダル払い出し部のメダル出口に設けられた払い出し
    メダルカウンタを含んで構成されるメダル払い出し装置
    を含み、前記エラー検出手段は、当該メダル払い出し装
    置を一定時間動作させたにもかかわらず当該払い出しメ
    ダルカウンタによるメダルの検出が行えないときに動作
    異常を認識して前記エラー発生信号を出力するように構
    成される、請求項10または12記載の遊技機。
  15. 【請求項15】 前記構成装置はメダル払い出し部と当
    該メダル払い出し部のメダル出口に設けられた払い出し
    メダルカウンタを含んで構成されるメダル払い出し装置
    を含み、前記エラー検出手段は、当該払い出しメダルカ
    ウンタが不能化されたときに不正操作を認識して前記エ
    ラー発生信号を出力するように構成される、請求項10
    または12記載の遊技機。
  16. 【請求項16】 前記所定のエラー頻度計測時間および
    /または前記所定回数を設定するための設定手段をさら
    に有する、請求項9乃至15のいずれか1項に記載の遊
    技機。
  17. 【請求項17】 構成装置の動作異常または構成装置に
    対する不正操作を検出して、エラーが発生しているかど
    うかを判定し、エラー発生を外部に報知するとともに、
    所定の方法により前記報知を解除可能な遊技機の制御方
    法であって、前記エラー発生の判定後所定の時間内は前
    記報知の解除を禁止する、ことを特徴とする遊技機の制
    御方法。
  18. 【請求項18】 構成装置の動作異常または構成装置に
    対する不正操作を検出して、エラーが発生しているかど
    うかを判定し、構成装置の動作を停止させるとともに、
    所定の方法により前記停止させた構成装置の動作を再開
    させることが可能な遊技機の制御方法であって、前記エ
    ラー発生の判定後所定の時間内は前記動作の再開を禁止
    する、ことを特徴とする遊技機の制御方法。
  19. 【請求項19】 構成装置の動作異常または構成装置に
    対する不正操作を検出して、エラーが発生しているかど
    うかを判定し、エラー発生を外部に報知するとともに、
    所定の方法により前記報知を解除可能な遊技機の制御方
    法であって、所定のエラー頻度計測時間内においてエラ
    ー発生が所定回数以上あったと判定した場合は前記報知
    の解除を禁止する、ことを特徴とする遊技機の制御方
    法。
  20. 【請求項20】 構成装置の動作異常または構成装置に
    対する不正操作を検出して、エラーが発生しているかど
    うかを判定し、構成装置の動作を停止させるとともに、
    所定の方法により前記停止させた構成装置の動作を再開
    させることが可能な遊技機の制御方法であって、所定の
    エラー頻度計測時間内においてエラー発生が所定回数以
    上あったと判定した場合は前記動作の再開を禁止する、
    ことを特徴とする遊技機の制御方法。
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