JP2001293142A - 不正払い出し対応遊技設備 - Google Patents

不正払い出し対応遊技設備

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JP2001293142A
JP2001293142A JP2000114087A JP2000114087A JP2001293142A JP 2001293142 A JP2001293142 A JP 2001293142A JP 2000114087 A JP2000114087 A JP 2000114087A JP 2000114087 A JP2000114087 A JP 2000114087A JP 2001293142 A JP2001293142 A JP 2001293142A
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medal
medals
game machine
signal
time
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JP2000114087A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Oya
高敏 大宅
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Jetter Co Ltd
Original Assignee
Jetter Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正にメダルが払い出された場合に確実に不
正を検知し、不正を防止し、不正による損害を最小にす
る不正払い出し対応遊技設備を提供することにある。 【解決手段】 電動メダル払い出し器5hの作動状態を
検出する状態検出装置3を設け、作動状態の時間が設定
作動時間を超えると不正信号を送る不正検出回路2を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイン・硬貨・メ
ダル(以下メダルと総称する)を使用して遊技を行うパ
チスロ機、スロット、その他ゲーム機において、メダル
が不正に払い出されるとそれを検知してゲーム機へのメ
ダル補給を止めるようにした不正払い出し対応遊技設備
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、メダル不正払い出し対応
遊技設備で遊技を行う人が、電磁波や磁力、ゲーム機内
部又はメダル払い出し部分に何らかの手段を施すなどし
て不正を行ってゲーム機から不正にメダルが払い出すの
を防止するためには、人が目視でチェックしたり、監視
カメラでチェックしたりしていた。しかし、不正を行う
者が巧妙なやり方になって行くので、人によるチェック
では、見つからない場合がある。特に何らかの方法で、
ゲーム機からメダルが払い出される際にその枚数を多く
した不正を行った場合は、見た目が通常にゲームを行っ
ている場合と変わらないために見分けることが困難であ
った。このような不正が行なわれるとメダル不正払い出
し対応遊技設備を運営する者に大きな損害が生じ、また
正しく遊技を行っている者に対しても様々な害が及ぶこ
とになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、これらの問題点を解消し、不正にメダルが
払い出された場合に確実に不正を検知し、不正を防止
し、不正による損害を最小にする不正払い出し対応遊技
設備を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) メダルを投入してゲームを行うゲーム機内に一時
的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設け、前記
メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受皿に払い
出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本体から信
号で電動メダル払い出し器を作動させて、所要枚数のメ
ダルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応遊技設備
であって、電動メダル払い出し器の作動状態及び非作動
状態を検出する状態検出装置を設け、同状態検出装置が
検出する作動状態の時間が設定作動時間を超えると不正
信号を送る不正検出回路を設けたことを特徴とする不正
払い出し対応遊技設備 2) メダルを投入してゲームを行うゲーム機内に一時
的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設け、前記
メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受皿に払い
出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本体から信
号で電動メダル払い出し器を作動させて、所要枚数のメ
ダルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応遊技設備
であって、電動メダル払い出し器の作動状態及び非作動
状態を検出する状態検出装置を設け、同状態検出装置が
検出する作動状態の時間が設定作動時間を超えることが
2回以上連続して起こると不正信号を送る不正検出回路
を設けたことを特徴とする不正払い出し対応遊技設備 3) メダルを投入してゲームを行うゲーム機内に一時
的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設け、前記
メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受皿に払い
出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本体から信
号で電動メダル払い出し器を作動させて、所要枚数のメ
ダルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応遊技設備
であって、電動メダル払い出し器の作動状態及び非作動
状態を検出する状態検出装置を設け、同状態検出装置が
検出する作動状態の時間が設定作動時間を超えた後の所
定時間内に状態検出装置が検出する作動状態の時間が設
定作動時間を超えると不正信号を送る不正検出回路を設
けたことを特徴とする不正払い出し対応遊技設備 4) メダルを投入してゲームを行うゲーム機内に一時
的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設け、前記
メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受皿に払い
出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本体から信
号で電動メダル払い出し器を作動させて、所要枚数のメ
ダルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応遊技設備
であって、電動メダル払い出し器の作動状態及び非作動
状態を検出する状態検出装置を設け、同状態検出装置が
検出する作動状態の時間が設定作動時間を超えたその作
動の終了時から所定時間内に次の設定作動時間を超えた
作動状態が開始されている場合に不正信号を送る不正検
出回路を設けたことを特徴とする不正払い出し対応遊技
設備 5) メダルを投入してゲームを行うゲーム機内に一時
的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設け、前記
メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受皿に払い
出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本体から信
号で電動メダル払い出し器を作動させて、所要枚数のメ
ダルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応遊技設備
であって、電動メダル払い出し器の作動状態及び非作動
状態を検出する状態検出装置を設け、同状態検出装置が
検出する作動状態の時間が設定作動時間を超えたその作
動の終了時から所定時間内に次の作動状態の時間が設定
作動時間を超えた場合に不正信号を送る不正検出回路を
設けたことを特徴とする不正払い出し対応遊技設備 6) メダルを投入してゲームを行うゲーム機内に一時
的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設け、前記
メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受皿に払い
出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本体から信
号で電動メダル払い出し器を作動させて所要枚数のメダ
ルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応遊技設備で
あって、電動メダル払い出し器の作動状態及び非作動状
態を検出する状態検出装置を設け、同状態検出装置が検
出する作動状態の時間が設定作動時間を超えるとレベル
の低い不正信号を送り且つ前記状態検出装置が検出する
作動状態の時間が設定作動時間を超えることが2回以上
連続して起こるとレベルの高い不正信号を送る不正検出
回路を設けたことを特徴とする不正払い出し対応遊技設
備 7) メダルを投入してゲームを行うゲーム機内に一時
的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設け、前記
メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受皿に払い
出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本体から信
号で電動メダル払い出し器を作動させて所要枚数のメダ
ルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応遊技設備で
あって、電動メダル払い出し器の作動状態及び非作動状
態を検出する状態検出装置を設け、同状態検出装置が検
出する作動状態の時間が設定作動時間を超えるとレベル
の低い不正信号を送り且つ前記状態検出装置が検出する
作動状態の時間が設定作動時間を超える場合が所定時間
内に複数回発生するとレベルの高い不正信号を送る不正
検出回路を設けたことを特徴とする不正払い出し対応遊
技設備 8) 電動メダル払い出し器が、モーターの回転によっ
てメダルを射出する構造であって、状態検出装置のセン
サー部を前記モーターの駆動線に取り付けるようにした
前記1)〜7)いずれかに記載の不正払い出し対応遊技
設備 9) 不正検出回路の不正信号で不正な払い出しを光・
音で知らせる警報装置を設けるようにした前記1)〜
8)いずれかに記載の不正払い出し対応遊技設備 10) 不正検出回路の不正信号を設備運営者側に送る
ようにした前記1)〜8)いずれかに記載の不正払い出
し対応遊技設備 11) 不正検出回路の不正信号でメダルホッパーへの
メダルの供給を停止させるようにした前記1)〜8)い
ずれかに記載の不正払い出し対応遊技設備にある。
【0005】
【作用】本発明では、ゲーム機のメダル受皿にメダルを
払い出す電動メダル払い出し器に状態検出装置を設けて
電動メダル払い出し器が作動状態か非作動状態かを検出
する。この作動状態の時間と、通常のメダル払い出しに
おける所要時間として設定した設定作動時間とを不正検
出回路によって比較し、状態検出装置で検出した作動状
態の時間が設定作動時間を超えると不正と判断して、不
正信号を送るようにする。電動メダル払い出し器の作動
状態の時間が設定時間を超えることが2回以上連続して
起こると不正信号を送るようにしたものは、設定された
枚数のメダルの払い出しに要する設定作動時間を電動メ
ダル払い出し器の実際の作動時間が超えることが2回以
上連続すると不正信号を送るようにし、設定作動時間相
当のメダル枚数を超える正当な払い出しがある場合であ
ってその正当な払い出しがほとんどない場合に不正な払
い出しを検出できるようにする。電動メダル払い出し器
の作動状態の時間が設定作動時間を超えた後の所定時間
内に状態検出装置が検出する作動状態の時間が設定作動
時間を超えると不正信号を送るようにしたものは、設定
作動時間相当のメダル枚数を超える払い出しがある場合
に、正常な状態では繰り返して起こることがほとんどな
い所定時間内に状態検出装置が検出する作動状態の時間
が設定作動時間を超える場合に不正信号を送るようにし
て、不正な払い出しを確実に検出できるようにする。電
動メダル払い出し器の作動状態の時間が設定作動時間を
超えるとレベルの低い不正信号を送り、さらに実際の作
動状態の時間が設定作動時間を超えることが2回以上連
続するか、又は所定時間内に複数回発生するとレベルの
高い不正信号を送るようにしたものは、段階に分けてレ
ベルの異なる不正信号を送って不正の確実さによって対
応を変えられるようにする。電動メダル払い出し器が、
モーターの回転によってメダルを射出する構造であっ
て、状態検出装置のセンサー部をモーターの駆動線に取
り付けるようにしたものは、モーターが回転しているか
どうかをモーターの駆動線に取り付けた状態検出装置の
センサー部で検出するようにする。警報装置を設けるよ
うにしたものは、光や音による警報で不正が起こったこ
とを人に知らせることができる。不正信号を設備管理者
側に送るようにしたものは、不正があったことを設備管
理者側に送って不正のデータ収集、明らかな不正かどう
かを再度設備管理者側で行うことなどの対応ができるよ
うにする。不正信号でメダルホッパーへのメダルの供給
を停止させるようにしたものは、不正があった際にそれ
以上メダルホッパーにメダルが供給されないようにし
て、メダルが不正に払い出される量を所定の範囲内に留
めるようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の不正払い出し対応遊技設
備の不正検出回路は、どの部分に設けるようにしてもよ
い。不正検出回路は複数のゲーム機に使用できるように
してもよい。不正検出に関する処理は論理回路で行って
も、プログラムで行うようにしてもよい。実施例中のメ
ダルが一度に連続して払い出される量15枚、及びクレ
ジット枚数の50枚は法令等を遵守するために定められ
るものであり、法令等の改正等が行なわれた場合にはそ
れを遵守するよう変更して定めるものとする。状態検出
装置のセンサー部は、電動メダル払い出し器の作動を電
流・電圧を取り出すものでもよく、ホール素子を用いて
電線回りの磁場の変化を検出するものなどでもよい。本
発明の不正払い出し対応遊技設備における設定作動時間
は、電動メダル払い出し器の性能バラツキ、及び回転盤
にメダルが係合せず空射出の状態が生じる確率によって
は設定するメダル枚数分の作動時間に余裕を見た時間と
してもよい。本発明の設定限度超過時間T0 は、1回目
の設定枚数(15枚)を超えたコインの払い出し終了時
から時間を起算し2回目の設定枚数(15枚)を超える
コインの払い出しの開始までの時間T1 に、設定枚数
(15枚)を超えたコインの払い出し時間T2 (2回目
の16枚目又は17枚,18枚目等の払い出しまでの略
一定の時間)を加算した時間T1+T2との比較となるの
で、1回目の設定枚数(15枚目)を超えた払い出しの
終了時点から2回目の設定枚数(15枚目)を超えた払
い出し開始までの時間T1 でもって表現し直すこともで
きる。そのときは、1回目払い出し終了時点から2回目
払い出し開始時点までの時間T1 が、この場合の設定限
度超過時間T3 ≒(T0−T2)より短いか、長いかで不
正か否か判断する。判断を行う時点は2回目の払い出し
が設定枚数(15枚)を超える払い出しがあった時点以
降となる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照し具体的
に説明する。 実施例1(図1〜4参照) 図1〜4に示す実施例1は、電動メダル払い出し器がモ
ーターの回転によってメダルを射出する構造であって、
状態検出装置のセンサー部をモーターの駆動線に取り付
けるようにし、不正検出回路の不正信号を設備運営者側
に送るようにし、かつ不正検出回路の不正信号でメダル
ホッパーへのメダルの供給を停止させるようにした不正
払い出し対応遊技設備の例である。図1は実施例1の不
正払い出し対応遊技設備の説明図である。図2は実施例
1の不正払い出し対応遊技設備の説明図である。図3は
実施例1の電動メダル払い出し器の説明図である。図4
は実施例1の不正払い出し対応遊技設備の不正検出回路
の説明図である。図中、1は不正払い出し対応遊技設
備、2は不正検出回路、2aは論理回路、2cは信号出
力部、2dはタイマー、3は状態検出装置、3aはセン
サー部、3bは状態検出回路、4は信号線、5はゲーム
機、5aはメダルホッパー、5bはタッチセンサー、5
cはメダル投入口、5dはメダル搬送路、5eはメダル
受皿、5fはメダル排出路、5gは制御部、5hは電動
メダル払い出し器、5iはモーター、5jはモーターの
ドライバ、5kはモーターの駆動線、6は使用者用メダ
ル払い出し器、7はメダル供給装置、8はメダル供給ラ
イン、9は取り込み装置、9aはモーター、9bはアー
ム、9cは蛇腹、10はメダル供給管理装置、10aは
制御部、11はメダル回収ライン、12はメダル供給制
御中継部、13はアダプタ、14はホールコンピュー
タ、mはメダルである。実施例1では、ゲーム機5とし
てパチスロ機を用いたものである。まず、ゲーム機5を
所定の間隔で複数並べるようにして設ける。ゲーム機5
は、前面にメダル投入口5cを設け、メダル投入口5c
にメダルが投入されるとそれを検知するセンサーを設け
る。メダル投入口5cに投入されたメダルの送り先に
は、メダルを一時的に収容しておくメダルホッパー5a
を設ける。メダルホッパー5aの下部には、図3に示す
ようにメダルホッパー5aのメダルをゲーム機5の制御
部5gから送られる信号に応じた枚数を前方に射出する
ように払い出す電動メダル払い出し器5hを設ける。電
動メダル払い出し器5hは、下方に設けたモーター5i
の出力軸の先端に円盤を設ける。この円盤には、メダル
が一枚嵌入する開口部分を設け、射出部分で開口部分に
嵌入されたメダルと接触してメダルを誘導する誘導板に
よって回転盤の回転でメダルがメダル搬送路5dに射出
されるようにする。モーター5iの駆動線5kはモータ
ーのドライバ5jに取り付けられる。モーターのドライ
バ5jは、ゲーム機5の制御部5gからのメダル払い出
し信号及び払い出し停止信号によってモーター5iの駆
動線5kを通電・非通電の状態にするものである。電動
メダル払い出し器5hのメダルを射出する部分には、メ
ダルを前方下部に送るメダル搬送路5dを設ける。メダ
ル搬送路5dは電動メダル払い出し器5hに取り付けた
ものとゲーム機前面に取り付けたものの2つの搬送路か
らなる。メダル搬送路5dの送り口の下方でゲーム機5
の前面となる部分にはメダル受皿5eを設けてメダル搬
送路5dで送ったメダルを一時的に収容できるようにし
ている。また、メダルホッパー5aは、図1,2に示す
ように所定の量を超える量のメダルの量となった場合に
は、側方側の下方に排出されるようにしている。さらに
その排出口からのメダルを受けてさらに下方に排出でき
るようにメダル排出路5fを設ける。さらにメダルホッ
パー5aには所定の量のメダルが収容されると2本のセ
ンサー部分に接触してメダルを介して電気的に導通する
ことによってON・OFFを感知するタッチセンサー5
bを設ける。また、ゲーム機5の内部には、メダル投入
口5cからのメダルの投入、ゲームの内容、ゲームの結
果に対するメダルの払い出し等、ゲーム機5に関する制
御を行う制御部5gを設ける。
【0008】次にゲーム機5のそれぞれの間には、ゲー
ム機5の1台に対し1台、又はゲーム機5の2台に対し
て1台、ゲーム機5に隣接するようにして使用者用メダ
ル払い出し器6を設ける。使用者用メダル払い出し器6
は、ゲームを行う者がゲーム機のメダル投入口5cに投
入してゲームを行うためのメダルを払い出すためのもの
である。次にメダル供給装置7を設ける。次に、この一
列に並んだ複数のゲーム機5及び使用者用メダル払い出
し器6の端に近い位置にメダル供給管理装置10を設け
る。メダル供給管理装置10は下方から送られたメダル
を洗浄して一時的に収容して、必要に応じて上方から送
り出すものである。次にメダル供給管理装置10の上方
のメダルの送り出し口を始端とし、複数並列したゲーム
機5及び使用者用メダル払い出し器6の上方を通るよう
にメダル供給ライン8を設ける。メダル供給ライン8は
コンベアでメダルを送るものである。次にメダル供給管
理装置10の下方のメダルの収容口を終端とし、複数並
列したゲーム機5及び使用者用メダル払い出し器6の下
方を通るようにメダル回収ライン11を設ける。メダル
回収ライン11はコンベヤでメダルを送るものである。
ゲーム機5のメダル排出路5fは、送り先がメダル回収
ライン11のコンベヤ上面になるようにする。次に図2
に示すようにメダル供給ライン8のゲーム機5及び使用
者用メダル払い出し器6の位置に取り込み装置9を設け
る。取り込み装置9は、メダル供給ライン8のコンベア
の側壁に沿ってアーム9bを設け、アーム9bのコンベ
ア下流側の端を回転自在に軸支してアーム9bが開くと
アームを軸支した側と反対側のコンベア側壁に当てて、
メダルの搬送路を斜めにさえぎりメダルを軸支した側の
コンベア側壁に誘導するようにする。さらにモーター9
aをアーム9bの軸部分にギアを介して駆動するように
設ける。このアーム9bは閉じた状態でメダル供給ライ
ン8のコンベア側壁を兼ねるようにする。このようにア
ーム9bで兼用した部分のコンベア側壁を切り欠くよう
に無くし、この側方開口部に誘導されたメダルを蛇腹9
cに誘導するガイド部分を設け、蛇腹9cは、ゲーム機
5又は使用者用メダル払い出し器6の背面より内部に貫
入してメダルを内部に送り込むようにする。次にゲーム
機5の上方にタッチセンサー5bからの信号を入力する
メダル供給制御中継部12を設ける。次にメダル供給制
御中継部12に不正検出回路2を設ける。不正検出回路
2は図4に示すように論理回路2a、信号出力部2c、
タイマー2dからなり、さらに不正検出回路2の一部に
状態検出装置3のセンサー部3aからの出力を処理する
状態検出回路3bを設ける。さらに、ゲーム機の上方に
は、アダプタ13を設けて、ゲーム機の制御部から取り
出した信号を複数のゲーム機を管理するホールコンピュ
ータ14に送るように配線する。また、メダル供給管理
装置10の制御部10aからは、各取り込み装置9を制
御するように信号線を配線する。
【0009】本実施例1の不正払い出し対応遊技設備で
は、ゲーム機5のメダルホッパー5a内にメダルmを一
時的に所定量貯めておき、ゲームを使用する人がゲーム
機5のメダル投入口5cより投入したメダルmは誘導さ
れてメダルホッパー5a内に入り込む。ゲームの結果と
してメダルを払い出す場合にはメダルホッパー5aから
メダル受皿5eにメダル搬送路5dを通してメダルが払
い出される。実施例1のゲーム機5はパチスロ機で、大
当り、小当りなどゲーム機5のメダル受皿5eに払い出
すメダルの量が違うものが数種類設定されている。ま
た、ゲーム機5には図示しないがクレジット装置が設け
られており、ゲームの結果として払い出されるメダルを
払い出さずにゲームを行う人に見えるよう表示してカウ
ントし、そのカウント数を使用してメダルの代わりにゲ
ームを行うものである。ゲーム終了時には、ゲームを行
う人の操作によってそのカウント数分のメダルがゲーム
機5のメダル受皿5eに払い出される。このようにメダ
ルをメダルホッパー5aから払い出す際には、ゲーム機
の制御部5gからのゲームの結果又はクレジットに対応
した信号をモーターのドライバ5jが受け取り、モータ
ー5iを回転させ、モーター5iの出力軸の先端に設け
た回転盤によって、メダルをメダル搬送路5dに射出す
る。メダル搬送路5dへの接続部分にはメダルの通過を
カウントするカウンターを設け、このカウンターからの
信号をゲーム機の制御部5gに送る。所定量のメダルが
払い出されたならば、制御部5gよりモーターのドライ
バ5jに払い出し停止信号が送られて、モーター5iが
止まるようにして所定量のメダルが払い出される。この
ようなメダルの払い出しによってメダルホッパー5a内
のメダルの量が減少すると、メダルホッパー5aに設け
られたタッチセンサー5bのセンサー部分にメダルmが
接触しなくなる。するとタッチセンサー5bがOFFと
なる。このタッチセンサー5bのON・OFFは信号と
してゲーム機5上に設けられたメダル供給制御中継部1
2を介してメダル供給管理装置10の制御部10aに信
号として送られる。制御部10aは、この情報を受け取
ると、メダル供給ライン8のコンベヤを作動させ、さら
にそのゲーム機5の上方の取り込み装置9のモーター9
aを作動させてアーム9bがメダル供給ライン8を斜め
にさえぎるようにしてメダルをゲーム機に誘導する状態
にする。また、この際には、少なくともこのメダルの補
給を行うゲーム機上方の取り込み装置9とメダル供給管
理装置10との間の取り込み装置9のアーム9bは閉じ
た状態にしておく。この状態で、メダル供給管理装置1
0からメダル供給ライン8にメダルを送り込む。メダル
はメダル供給ライン8上を移動し、取り込み装置9のア
ーム9bにぶつかってゲーム機5側に移動して蛇腹9c
を通ってゲーム機背面からメダルホッパー5a内に移動
する。メダルホッパー5aのメダルがこのようにして補
給されるとメダルがタッチセンサー5bに接触してタッ
チセンサー5bがONになる。タッチセンサー5bがO
Nになったことは、メダル供給制御中継部12を介して
信号として制御部10aに送られる。制御部10aはこ
の情報を受け取るとメダル供給ライン8へのメダルの送
りを停止し、メダルを補給していたゲーム機の上方の取
り込み装置9のアーム9bを閉の状態になるようモータ
ー9aを駆動させ、メダル供給ライン8のコンベヤを停
止させる。メダルホッパー5aへのメダルの補給量が多
過ぎた場合には、メダルはメダルホッパー5aの側方側
に仕切った部分から下方に排出され、メダル排出路5f
を通ってメダル回収ライン11のコンベヤ上に移動して
コンベヤによってメダル供給管理装置10に回収され
る。
【0010】本実施例1では、ゲームの結果として15
枚のメダルを払い出す際にゲーム機の制御部5gがモー
ターのドライバ5jにメダル払い出し信号を送る。メダ
ル払い出し信号を受け取るとモーターのドライバ5jは
モーター5iを回転させてメダルを射出するようにして
払い出しを始める。モーター5iの駆動線5kには状態
検出装置3のセンサー部3aを取り付けているので、駆
動線5kに電流が流れたことを検知して、検出信号を状
態検出回路3bに送る。不正検出回路2内に設けた状態
検出回路3bはセンサー部3aからの信号を処理して論
理回路2aに信号を送る。論理回路2aでは状態検出回
路3bからの信号を受け取るとタイマー2dを用いてモ
ーター5iの回転時間をカウントする。モーター5iの
回転によって15枚のメダルが払い出されたならば、カ
ウンターで15枚をカウントし、制御部5gからモータ
ーのドライバ5jに払い出し停止信号を送る。モーター
のドライバ5jはこの信号を受け取るとモーター5iの
駆動線5kに電流が流れないようにしてモーター5iの
回転を停止させてメダルの払い出しを止める。状態検出
回路3bはセンサー部3aが駆動線5kに電流が流れな
くなったことにより検出信号を送らなくなったことによ
ってモーターの停止したことを示す信号を論理回路2a
に送る。
【0011】論理回路2aはモーターの停止を示す信号
を受け取ることによってタイマー2dのカウントを停止
する。これによって1回の払い出しに要したモーターの
回転時間がわかる。次に論理回路2aは、あらかじめ設
定された1回の払い出しに要する設定払い出し時間とカ
ウントした1回の払い出しに要したモーターの回転時間
を比較する。ゲームを行う者がゲーム機の制御部5g、
電動メダル払い出し器5h、払い出し停止信号を送る信
号線や他の部分又は他の方法で不正を行って、15枚よ
り多くメダルが払い出されるようにしたならば、論理回
路2aで比較する設定払い出し時間よりもカウントした
モーターの回転時間が長くなる。この場合には論理回路
2aから信号出力部2cに信号を送り、信号出力部2c
は、ホールコンピュータ14に不正があったことを知ら
せる信号を送るとともにメダル供給管理装置10の制御
部10aに信号を送って、不正があったゲーム機にメダ
ルを供給するのを停止させる。これによって、この不正
によって払い出せるメダルの損害の最大量は不正があっ
た時間でゲーム機のメダルホッパー5aに一時的に貯め
られている量となるので損害を抑えることができる。ま
た、ホールコンピュータ14によって設備の管理者に知
らせて対応し、さらに不正による損害を抑えることがで
きる。
【0012】実施例1の不正払い出し対応遊技設備では
15枚の払い出しに要する時間に少しの余裕を持たせた
時間を設定払い出し時間としているがクレジットによっ
て払い出される50枚を設定払い出し時間としてもよ
い。表1にそれぞれの設定払い出し時間にした場合の対
応を示す。
【0013】
【表1】
【0014】また、本実施例1の不正払い出し対応遊技
設備では、モーター5iの駆動線からセンサーによって
状態を検出しているので、ゲーム機の各部や信号線への
不正に影響を受けることなく確実に不正を検出できる。
このように本実施例1の不正払い出し対応遊技設備によ
って不正による損害を抑えることができ、また不正の防
止に役立てることができる。また、ゲーム機の制御部5
gから払い出し枚数を信号として取り出せる場合には、
それぞれに対応させた設定払い出し時間とモーターの回
転時間を比較して不正を検出できるようにしてもよい。
また、不正信号を警報装置に送るようにして、ランプの
点灯・点滅・スピーカーからの音などによって警報を行
うようにしてもよい。図5に示すのは、電動メダル払い
出し器の他の例である。電動でメダルを払い出すもので
あれば電動メダル払い出し器はどのようなものでもよ
い。
【0015】実施例2(図6〜8参照) 図6〜8に示す実施例2は、電動メダル払い出し器の実
際の作動状態時間が設定作動時間を超えることが連続し
て発生すると不正信号が不正検出回路から送られるよう
にした不正払い出し対応遊技設備の例である。図6は実
施例2の不正払い出し対応遊技設備の説明図である。図
7は実施例2の不正払い出し対応遊技設備の不正検出回
路の説明図である。図8は実施例2の不正払い出し対応
遊技設備の不正検出回路の情報処理を示すフローチャー
トである。図中、16は不正検出回路、16aはタイマ
ーである。実施例2では、図7に示すように不正検出回
路16としてCPUを用いている。この不正検出回路1
6を用いて図8に示すフローチャートのように情報の処
理を行う。まず、図8の処理A部分で、電動メダル払い
出し器5hのモーター5iの実際にメダルを送り出すの
に要した時間をカウントする。その後メダル15枚相当
時間である設定作動時間とカウントしたモーター回転時
間を比較する。モーター回転時間が設定作動時間を超え
なければ、超過回数Xを0にクリアして処理Aに戻る。
不正がまず1回行なわれたならば、超過回数X=1とし
て処理Aに戻す。このあとに正常な払い出しが行なわれ
れば超過回数は0にクリアされる。しかし、連続して2
回目の不正な払い出しが行なわれたならば、超過回数を
加算してX=2となり不正信号が送られる。表2に実施
例2の不正払い出し対応遊技設備による対応を示す。
【0016】
【表2】
【0017】メダル15枚を超えるクレジットの払い出
しは、通常、ゲーム終了時に行なわれるものであり、連
続して行なわれることはほとんどないので、このように
連続してメダル15枚を超える払い出しを不正と判断す
るようにして確実に不正を検出して確実な不正への対応
ができる。その他符号、構成、作用、使い方は実施例1
と同じである。
【0018】実施例3(図9〜11参照) 図9〜11に示す実施例3は、電動メダル払い出し器の
実際の作動状態時間が設定作動時間を超えた後の所定時
間内に電動メダル払い出し器の実際の作動状態時間が設
定作動時間を超えると不正検出回路が不正信号を送るよ
うにした不正払い出し対応遊技設備の例である。図9は
実施例3の不正払い出し対応遊技設備の不正検出回路の
上方処理を示すフローチャートである。図10,11は
実施例3の不正払い出し対応遊技設備の対応を示す説明
図である。実施例3では図9に示すように、電動メダル
払い出し器5hのモーター5iの実際の作動時間をモー
ター回転時間とし、このモーター回転時間が設定作動時
間を超えた場合に限度超過時間t1 をカウントさせる。
実施例3では、設定作動時間をメダルが15枚を払い出
すのに要する十分な時間として5秒としている。また、
所定時間として設定限度超過時間を10秒としている。
正常な15枚を超える払い出しとしてクレジットによる
払い出しが考えられる。クレジットは払い出し操作を行
うと、その時点でメダルの代わりにカウントされたカウ
ント数分のメダルをカウント数が0になるまで払い出す
ものである。メダルはゲームの結果として一度に連続し
て払い出す最大数を15枚としているので、一度クレジ
ットによるメダルが払い出されて、次にクレジットで払
い出されるメダルが15枚を超えるためには、少なくと
も2回ゲームが行なわれる必要がある。このように2回
ゲームが行なわれてメダルが払い出されるのに必要な時
間を設定限度超過時間とし、モーター回転時間が設定作
動時間を超えた場合に限度超過時間t1 をカウントさせ
る。この限度超過時間t1 が設定限度超過時間に達しな
い状態で再度メダルの払い出しが発生し、モーター回転
時間が設定作動時間を超えると不正信号を出力する。よ
って、この不正信号が出力された状態は不正な払い出し
が行なわれた確実性が非常に高い。また、図9に示すよ
うに実施例3では、再度の払い出しが長い時間かかった
場合でも、設定限度超過時間内であれば再度の払い出し
でのモーターの回転時間が設定作動時間を超えた時点で
不正と判断するようにして、メダルの払い出し時間の長
短にかかわらず不正を検出できるようにしている。その
他符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じである。
【0019】実施例4(図12参照) 図12に示す実施例4は、低レベルの不正信号と高レベ
ルの不正信号が出力されるようにした不正払い出し対応
遊技設備の例である。図12は実施例4の不正払い出し
対応遊技設備の不正検出回路の情報処理を示すフローチ
ャートである。実施例4では、電動メダル払い出し器5
hの実際の作動状態時間が設定作動時間を超えるとまず
低レベルの不正信号が不正検出回路16から出力され、
さらに電動メダル払い出し器の実際の作動状態時間が設
定作動時間を超えることが連続して起こると高レベルの
不正信号が出力されるようにしている。これによって、
低レベルの不正信号と高レベルの不正信号で対応を変え
るようにすれば、さらに確実な不正の防止に役立てるこ
とができる。その他符号、構成、作用、使い方は実施例
2と同じである。
【0020】実施例5(図13参照) 図13に示す実施例5は低レベルの不正信号と高レベル
の不正信号が出力されるようにした不正払い出し対応遊
技設備の例である。図11は実施例5の不正払い出し対
応遊技設備の不正検出回路の情報処理を示すフローチャ
ートである。実施例5では、電動メダル払い出し器5h
の実際の作動状態時間が設定作動時間を超えるとまず低
レベルの不正信号が不正検出回路16から出力され、さ
らに電動メダル払い出し器の実際の作動状態時間が再
度、設定作動時間を超える場合が設定限度超過時間内に
複数回発生すると高レベルの不正信号が発生するように
している。このように低レベルと高レベルの不正信号で
対応を変えるようにしてさらに確実に不正の防止を行え
るようにしてもよい。その他符号、構成、作用、使い方
は実施例3と同じである。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、不正にメダルが払い出
された場合に確実に不正を検知し、不正を防止し、不正
による損害を最小にすることができる。電動メダル払い
出し器の作動状態の時間が超えることが2回以上連続し
て起こると不正信号を送るようにしたものと電動メダル
払い出し器の作動状態の時間が設定作動時間を超えるこ
とが所定時間内に再度発生すると不正信号を送るように
したものは、さらに確実に不正な払い出しを検出して、
通常ゲームを行う人に不快感を与えるような場合が発生
しないようにして不正を防止し、不正による損害を最小
にすることができる。電動メダル払い出し器の作動状態
の時間が設定作動時間を超えるとレベルの低い不正信号
を送り、さらに実際の作動状態の時間が設定作動時間を
超えることが2回以上連続するか、又は所定時間内に複
数回発生するとレベルの高い不正信号を送るようにした
ものは、段階に分けてレベルの異なる不正信号を送っ
て、それぞれのレベルに対応するようにしてさらに確実
に不正の防止、不正による損害を最小にすることができ
る。電動メダル払い出し器が、モーターの回転によって
メダルを射出する構造であって、状態検出装置のセンサ
ー部をモーターの駆動線に取り付けるようにしたもの
は、モーターの回転をセンサー部で検出して他の各部に
不正な操作がされた場合にも影響を受けず確実に不正を
検出できるようにする。警報を設けるようにしたものと
不正信号を設備管理者側に送るようにしたものは、さら
に不正の防止に役立てることができ、不正による損害を
さらに抑えることができる。不正信号でメダルホッパー
へのメダルの供給を停止させるようにしたものは、さら
に確実に不正による損害を所定量以下に抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の不正払い出し対応遊技設備の説明図
である。
【図2】実施例1の不正払い出し対応遊技設備の説明図
である。
【図3】実施例1の不正払い出し対応設備の電動メダル
払い出し器の説明図である。
【図4】実施例1の不正払い出し対応設備の不正検出回
路の説明図である。
【図5】実施例1の不正払い出し対応設備の電動メダル
払い出し器の他の例の説明図である。
【図6】実施例2の不正払い出し対応遊技設備の説明図
である。
【図7】実施例2の不正払い出し対応遊技設備の不正検
出回路の説明図である。
【図8】実施例2の不正払い出し対応遊技設備の不正検
出回路の情報処理を示すフローチャートである。
【図9】実施例3の不正払い出し対応遊技設備の不正検
出回路の情報処理を示すフローチャートである。
【図10】実施例3の不正払い出し対応遊技設備の対応
を示す説明図である。
【図11】実施例3の不正払い出し対応遊技設備の対応
を示す説明図である。
【図12】実施例4の不正払い出し対応遊技設備の不正
検出回路の情報処理を示すフローチャートである。
【図13】実施例5の不正払い出し対応遊技設備の不正
検出回路の情報処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 不正払い出し対応遊技設備 2 不正検出回路 2a 論理回路 2c 信号出力部 2d タイマー 3 状態検出装置 3a センサー部 3b 状態検出回路 4 信号線 5 ゲーム機 5a メダルホッパー 5b タッチセンサー 5c メダル投入口 5d メダル搬送路 5e メダル受皿 5f メダル排出路 5g 制御部 5h 電動メダル払い出し器 5i モーター 5j ドライバ 5k 駆動線 6 使用者用メダル払い出し器 7 メダル供給装置 8 メダル供給ライン 9 取り込み装置 9a モーター 9b アーム 9c 蛇腹 10 メダル供給管理装置 10a 制御部 11 メダル回収ライン 12 メダル供給制御中継部 13 アダプタ 14 ホールコンピュータ 16 不正検出回路 16a タイマー m メダル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メダルを投入してゲームを行うゲーム機
    内に一時的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設
    け、前記メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受
    皿に払い出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本
    体から信号で電動メダル払い出し器を作動させて、所要
    枚数のメダルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応
    遊技設備であって、電動メダル払い出し器の作動状態及
    び非作動状態を検出する状態検出装置を設け、同状態検
    出装置が検出する作動状態の時間が設定作動時間を超え
    ると不正信号を送る不正検出回路を設けたことを特徴と
    する不正払い出し対応遊技設備。
  2. 【請求項2】 メダルを投入してゲームを行うゲーム機
    内に一時的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設
    け、前記メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受
    皿に払い出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本
    体から信号で電動メダル払い出し器を作動させて、所要
    枚数のメダルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応
    遊技設備であって、電動メダル払い出し器の作動状態及
    び非作動状態を検出する状態検出装置を設け、同状態検
    出装置が検出する作動状態の時間が設定作動時間を超え
    ることが2回以上連続して起こると不正信号を送る不正
    検出回路を設けたことを特徴とする不正払い出し対応遊
    技設備。
  3. 【請求項3】 メダルを投入してゲームを行うゲーム機
    内に一時的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設
    け、前記メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受
    皿に払い出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本
    体から信号で電動メダル払い出し器を作動させて、所要
    枚数のメダルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応
    遊技設備であって、電動メダル払い出し器の作動状態及
    び非作動状態を検出する状態検出装置を設け、同状態検
    出装置が検出する作動状態の時間が設定作動時間を超え
    た後の所定時間内に状態検出装置が検出する作動状態の
    時間が設定作動時間を超えると不正信号を送る不正検出
    回路を設けたことを特徴とする不正払い出し対応遊技設
    備。
  4. 【請求項4】 メダルを投入してゲームを行うゲーム機
    内に一時的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設
    け、前記メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受
    皿に払い出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本
    体から信号で電動メダル払い出し器を作動させて、所要
    枚数のメダルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応
    遊技設備であって、電動メダル払い出し器の作動状態及
    び非作動状態を検出する状態検出装置を設け、同状態検
    出装置が検出する作動状態の時間が設定作動時間を超え
    たその作動の終了時から所定時間内に次の設定作動時間
    を超えた作動状態が開始されている場合に不正信号を送
    る不正検出回路を設けたことを特徴とする不正払い出し
    対応遊技設備。
  5. 【請求項5】 メダルを投入してゲームを行うゲーム機
    内に一時的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設
    け、前記メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受
    皿に払い出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本
    体から信号で電動メダル払い出し器を作動させて、所要
    枚数のメダルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応
    遊技設備であって、電動メダル払い出し器の作動状態及
    び非作動状態を検出する状態検出装置を設け、同状態検
    出装置が検出する作動状態の時間が設定作動時間を超え
    たその作動の終了時から所定時間内に次の作動状態の時
    間が設定作動時間を超えた場合に不正信号を送る不正検
    出回路を設けたことを特徴とする不正払い出し対応遊技
    設備。
  6. 【請求項6】 メダルを投入してゲームを行うゲーム機
    内に一時的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設
    け、前記メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受
    皿に払い出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本
    体から信号で電動メダル払い出し器を作動させて所要枚
    数のメダルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応遊
    技設備であって、電動メダル払い出し器の作動状態及び
    非作動状態を検出する状態検出装置を設け、同状態検出
    装置が検出する作動状態の時間が設定作動時間を超える
    とレベルの低い不正信号を送り且つ前記状態検出装置が
    検出する作動状態の時間が設定作動時間を超えることが
    2回以上連続して起こるとレベルの高い不正信号を送る
    不正検出回路を設けたことを特徴とする不正払い出し対
    応遊技設備。
  7. 【請求項7】 メダルを投入してゲームを行うゲーム機
    内に一時的にメダルを収容しておくメダルホッパーを設
    け、前記メダルホッパーのメダルをゲーム機のメダル受
    皿に払い出す電動メダル払い出し器を設け、ゲーム機本
    体から信号で電動メダル払い出し器を作動させて所要枚
    数のメダルをメダル受皿に払い出す不正払い出し対応遊
    技設備であって、電動メダル払い出し器の作動状態及び
    非作動状態を検出する状態検出装置を設け、同状態検出
    装置が検出する作動状態の時間が設定作動時間を超える
    とレベルの低い不正信号を送り且つ前記状態検出装置が
    検出する作動状態の時間が設定作動時間を超える場合が
    所定時間内に複数回発生するとレベルの高い不正信号を
    送る不正検出回路を設けたことを特徴とする不正払い出
    し対応遊技設備。
  8. 【請求項8】 電動メダル払い出し器が、モーターの回
    転によってメダルを射出する構造であって、状態検出装
    置のセンサー部を前記モーターの駆動線に取り付けるよ
    うにした請求項1〜7いずれかに記載の不正払い出し対
    応遊技設備。
  9. 【請求項9】 不正検出回路の不正信号で不正な払い出
    しを光・音で知らせる警報装置を設けるようにした請求
    項1〜8いずれかに記載の不正払い出し対応遊技設備。
  10. 【請求項10】 不正検出回路の不正信号を設備運営者
    側に送るようにした請求項1〜8いずれかに記載の不正
    払い出し対応遊技設備。
  11. 【請求項11】 不正検出回路の不正信号でメダルホッ
    パーへのメダルの供給を停止させるようにした請求項1
    〜8いずれかに記載の不正払い出し対応遊技設備。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004065334A (ja) * 2002-08-02 2004-03-04 Yamasa Kk スロットマシン
JP2007195938A (ja) * 2005-12-28 2007-08-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008178681A (ja) * 2006-12-28 2008-08-07 Hashiba Sangyo Kk メダル遊戯機の監視システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004065334A (ja) * 2002-08-02 2004-03-04 Yamasa Kk スロットマシン
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JP2008178681A (ja) * 2006-12-28 2008-08-07 Hashiba Sangyo Kk メダル遊戯機の監視システム

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