JP2002054268A - トラス構造の継手構造 - Google Patents

トラス構造の継手構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立て及び据え付け作業を簡単化し、その作
業能率及び安全性を向上させることができるトラス構造
の継手構造を提供する。 【解決手段】 複数のトラス構造ブロックを順次搭載し
て直列的に連結してなるトラス構造において、搭載順序
が先のトラス構造ブロック5Aに対し、搭載順序が後の
トラス構造ブロック5Bの上弦材2の継手20の位置
を、トラス構造ブロック5Bの下弦材3の継手21の位
置より先のトラス構造ブロック5A側に所定間隔δずら
して配置するとともに、上弦材2と下弦材3のブロック
継手13の継手形状を、先のトラス構造ブロック5Aに
よって後のトラス構造ブロック5Bを下側から受け止め
得るように形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、トラス構造の継
手構造に関し、特にトラス構造の組立て及び据え付け作
業を簡単化し、これらの作業を安全に行うことができる
トラス構造の継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】 橋梁や建築物やプラント設備等の骨格
構造としてトラス構造のものが広く実用に供されてい
る。例えば水平方向向きに架設されるプラント設備の架
構においては、図6に示すように、上弦材50と、下弦
材51と、これら上弦材50と下弦材51とを連結する
複数のラチス材52からなるトラス構造53であって、
複数のトラス構造ブロック54を順次搭載して直列的に
連結してなるトラス構造53のものが構築される。
【0003】各トラス構造ブロック54の上弦材50の
継手の長手方向位置(図6における左右方向位置)は同
じトラス構造ブロック54の下弦材51の継手の長手方
向位置と同じ位置に配置されている。各トラス構造ブロ
ック54の上弦材50の両端には、予め鉛直向きに切断
された例えば断面H形の切断面が夫々形成され、下弦材
51の両端にも、予め鉛直向きに切断された例えば断面
H形の切断面が夫々形成されている。
【0004】継手のうち上弦材50の上面と下面には、
1対の添板55が上弦材50の両端部に亙って夫々設け
られボルトにより連結されている。継手のうち上弦材5
0の左側面と右側面には、1対の添板56が上弦材50
の両端部に亙って夫々設けられボルトにより連結されて
いる。下弦材51の継手についても、同様の1対の添板
55と1対の添板56が設けられている。尚、上弦材5
0と下弦材51には、H形鋼、みぞ形鋼、等辺山形鋼等
が一般的に用いられ、ラチス材52としては、等辺山形
鋼等が一般的に用いられる。
【0005】トラス構造ブロック54を連結する際に
は、架構の一端側から他端側へ連結する場合、架構の両
端側から長さ方向中央側へ連結する場合があるが、何れ
にしてもこのトラス構造ブロック54をクレーンを用い
て吊持し、搭載順序が先のトラス構造ブロックの上弦材
50と下弦材51のブロック継手に対し、搭載順序が後
のトラス構造ブロック54の上弦材50と下弦材51の
ブロック継手を突合わせ状に位置決めしたうえで、2枚
の添板55と2枚の添板56を夫々連結する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 橋梁やプラント設備
等の大型トラス構造のものでは、複数のトラス構造ブロ
ックを工場で一体的に組立てておいて搬送することがで
きないから、各トラス構造ブロックを現地まで夫々搬送
し、組立て(据え付け)を行わなければならない。この
とき、搭載順序が先のトラス構造ブロックに対し、搭載
順序が後のトラス構造ブロックの継手位置をクレーンに
より位置決めしなければならない。
【0007】このクレーン操作時、前記後のトラス構造
ブロックを上方から徐々に下降させて位置決めするが、
トラス構造ブロックの慣性力や風等の影響により、先の
トラス構造ブロックの上弦材に後のトラス構造ブロック
の下弦材が干渉する慮があるし、トラス構造ブロックを
位置決めした後でも手作業により継手のボルトを連結す
るまでは位置ズレをおこしてしまう場合がある。
【0008】このように、トラス構造ブロックの位置決
めが難しく不安定であるから、クレーンの使用時間と高
所作業の時間が長くなるだけでなく組立て及び据え付け
作業の作業能率が悪くなる。本発明の目的は、トラス構
造の継手構造において、その組立て及び据え付け作業を
簡単化すること、その作業能率及び安全性を向上させる
こと、等である。
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項1のトラス構造
の継手構造は、上弦材と下弦材とこれら上弦材と下弦材
とを連結する複数のラチス材からなるトラス構造であっ
て、複数のトラス構造ブロックを順次搭載して直列的に
連結してなるトラス構造において、搭載順序が先のトラ
ス構造ブロックに対し、搭載順序が後のトラス構造ブロ
ックの上弦材の継手位置を、このトラス構造ブロックの
下弦材の継手位置より搭載順序が先のトラス構造ブロッ
ク側にずらして配置するとともに、前記上弦材と下弦材
のブロック継手の継手形状を、搭載順序が先のトラス構
造ブロックによって搭載順序が後のトラス構造ブロック
を下側から受け止め得るように形成したことを特徴とす
るものである。
【0010】複数のトラス構造ブロックを現地にて連結
する際には、トラス構造ブロックをクレーンにより吊持
し、搭載順序が先のトラス構造ブロックの上弦材と下弦
材の継手位置に対し、搭載順序が後のトラス構造ブロッ
クの上弦材と下弦材の継手位置を突き合わせ状に位置決
めする。
【0011】このとき、搭載順序が先のトラス構造ブロ
ックに対し、搭載順序が後のトラス構造ブロックの上弦
材の継手位置を、このトラス構造ブロックの下弦材の継
手位置より先のトラス構造ブロック側にずらして配置し
てあるから、後のトラス構造ブロックをクレーン操作で
上方から徐々に下降させる際、後のトラス構造ブロック
の下弦材が先のトラス構造ブロックの上弦材に干渉する
のを極力防止することができる。
【0012】上弦材と下弦材のブロック継手の継手形状
を、搭載順序が先のトラス構造ブロックによって搭載順
序が後のトラス構造ブロックを下側から受け止め得るよ
うに形成したから、連結対象のブロック継手を仮固定す
ることができる。少なくともブロック継手の上下方向の
位置ズレを防止でき、ブロック継手の位置決めが簡単化
する。
【0013】請求項2のトラス構造の継手構造は、請求
項1の発明において、前記上弦材と下弦材の継手形状を
段付き状に形成したことを特徴とするものである。この
段付き状の継手形状により、連結対象のブロック継手の
位置決めが簡単化するうえ、搭載順序が先のトラス構造
ブロックによって搭載順序が後のトラス構造ブロックを
下側から確実に受け止めることができる。
【0014】請求項3のトラス構造の継手構造は、請求
項1の発明において、前記上弦材と下弦材の継手形状を
斜め状に形成したことを特徴とするものである。この継
手形状を簡単に形成することができ且つ段付き状のもの
と略同様に後のトラス構造ブロックを下側から受け止め
ることができる。
【0015】請求項4のトラス構造の継手構造は、請求
項1の発明において、前記隣接する上弦材と下弦材を支
持する添板を隣接する上弦材と下弦材のうちの一方側に
予め設けたことを特徴とするものである。上弦材と下弦
材のブロック継手の継手形状を簡単化できるし、従来の
ものを兼用することもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本実施形態は、水平方向向
きに架設されたプラント設備の架構の鉄骨トラス構造に
本発明のトラス構造の継手構造を適用した場合の一例で
ある。但し、図1に示すトラス構造の長手方向を左右方
向と定義して説明する。架構1は、図1、図2に示すよ
うに、上弦材2と、下弦材3と、ラチス材4等からな
り、複数のトラス構造ブロック5が順次搭載され直列的
に連結される構造になっている。この架構1の長さ方向
途中部が複数の脚部材6の上端で支持され、上弦材2の
上に例えばパイプライン等が敷設される。
【0017】上弦材2と下弦材3について説明すると、
図2に示すように、各トラス構造ブロック5は、上弦材
2と下弦材3が上下に所定間隔を空けて平行に且つ図2
において左右方向向きに配設されている。これら上弦材
2と下弦材3は断面H形のH形鋼で夫々形成され、上弦
材2の下面のフランジと下弦材3の上面のフランジに
は、一定間隔おき且つ対向状に複数のブラケット7が夫
々付設されている。
【0018】次にラチス材4について説明すると、上弦
材2と下弦材3とを連結する為の複数のラチス材4が設
けられ、ラチス材4としては立向きの立ラチス8と鉛直
方向に対し傾斜角度を有する傾斜ラチス9とがある。こ
れら立ラチス8と傾斜ラチス9が長手方向に交互に配設
され、ブラケット7を介して上弦材2と下弦材3とを連
結する構造になっている。
【0019】次に、継手構造について説明する。図2、
図3に示すように、ブロック継手13は、上弦材2の継
手20と、下弦材3の継手21とから構成されている。
搭載順序が先のトラス構造ブロック5A(以下、先ブロ
ック5Aという)に対し、搭載順序が後のトラス構造ブ
ロック5B(以下、後ブロック5Bという)の上弦材2
の継手20の位置を、この後ブロック5Bの下弦材3の
継手21の位置より先ブロック5A側に所定間隔δずら
して配置している。
【0020】以下、継手20と継手21とは同一構造で
あるから上弦材2の継手20の構造についてのみ詳しく
説明する。図3に示すように、後ブロック5Bの上弦材
2の右端には、そのフランジと同幅の係止板22が溶接
接合され、この係止板22は、鉛直向きの上半部10
と、この上半部10の下端に連なる水平方向向きの係止
部11と、係止部11の左端に連なる鉛直向きの下半部
12とからなる。即ち、上半部10は下半部12より先
ブロック5A側に配置されて段付き状に形成されてい
る。
【0021】先ブロック5Aの上弦材2の左端にも、フ
ランジと同幅の略同様の係止板23が溶接接合され、こ
の係止板23により後ブロック5Bの係止板22を下側
から受け止めると共に、係止板23に係止板22を当接
させた状態で、両係止板22,23を複数のボルトによ
り連結する構造になっている。継手20のうち上弦材2
の上面と下面には、1対の添板14が両端部に亙って夫
々設けられボルトにより連結されている。尚、継手21
のうち下弦材3の上面と下面には、1対の添板15が両
端部に亙って夫々設けられボルトにより連結されてい
る。
【0022】次に、以上説明したトラス構造の継手構造
の作用について説明する。図1、図2に示すように、複
数のトラス構造ブロック5を現地にて連結する際には、
トラス構造ブロック5Bをクレーン(図示略)により吊
持し、搭載順序が先ブロック5Aの上弦材2と下弦材3
の継手位置に対し、搭載順序が後ブロック5Bの上弦材
2と下弦材3の継手位置を突き合わせ状に位置決めす
る。但し、トラス構造ブロック5A,5B間の傾斜ラチ
ス9は後に連結可能に予め取り外してある。
【0023】このとき、先ブロック5Aに対し、後ブロ
ック5Bの上弦材2の継手20の位置を、このトラス構
造ブロック5Bの下弦材3の継手21の位置より先ブロ
ック5A側に所定間隔δずらして配置してあるから、後
ブロック5Bをクレーン操作で上方から徐々に下降させ
る際、後ブロック5Bの下弦材3が先ブロック5Aの上
弦材2に干渉するのを防止することができる。
【0024】その後、先ブロック5Aの係止板23によ
り後ブロック5Bの係止板22を下側から受け止め、係
止板23に係止板22を当接させた状態で、両係止板2
2,23を複数のボルトにより連結すると共に、添板1
4,15を夫々ボルト連結する。その後、予め取り外し
てあった傾斜ラチス9をボルト連結する。以下、同様に
複数のトラス構造ブロック5を順次連結していく。
【0025】以上説明した継手構造によれば、段付き状
の継手形状により、先ブロック5Aによって後ブロック
5Bを下側から確実に受止めることができるから、連結
対象のブロック継手13を仮固定することができる。少
なくともブロック継手13の上下方向の位置ズレを防止
でき、ブロック継手13の位置決めが簡単化する。この
ように、連結対象のブロック継手13の位置決めが簡単
化し安定するから、クレーンの使用時間と高所作業時間
の短縮化を図る事ができ、組立て及び据付け作業の作業
能率が向上する。
【0026】次に、本実施形態を部分的に変更した変更
形態について説明する。但し、前記実施形態と同じ部材
には同一の符号を付して説明を適宜省略する。1)図4
に示すように、上弦材2Aと下弦材3Aの継手形状は斜
め状に形成されている。即ち、上弦材2Aの継手20A
について説明すると、後ブロック5Dの上弦材2Aの右
端には、上弦材2Aのフランジと同幅の係止板22Aが
溶接接合され、係止板22Aは、鉛直方向に対して約4
5度の角度で斜め状に形成されている。
【0027】先ブロック5Cの上弦材2Aの左端にも、
上弦材2Aのフランジと同幅の略同様の係止板23Aが
溶接接合され、この係止板23Aにより後ブロック5D
の係止板22Aを下側から受け止めると共に、係止板2
3Aに係止板22Aを当接させた状態で、両係止板22
A,23Aを複数のボルトにより連結する構造になって
いる。この場合、係止板22A,23Aを簡単に形成す
ることができ、前記実施形態のものと略同様に搭載順序
が先ブロック5Cによって搭載順序が後ブロック5Dを
下側から受止めることができる。その他前記実施形態と
同様の構成を有し、同様の効果を奏する。
【0028】2)図5に示すように、継手のうち上弦材
(図示略)又は下弦材3Bを支持する添板16を、搭載
順序が前のトラス構造ブロック5Eの下弦材3Bの下面
の左端部に左方向に突出するように予め溶接接合した構
成になっている。但し、上弦材の合わせ面は予め鉛直向
きに切断され、下弦材3Bの合わせ面も予め鉛直向きに
切断されている。継手のうち上弦材の左側面と右側面に
は、1対の添板17が上弦材の両端部に亙って夫々設け
られボルトにより連結されている。下弦材3Bの継手に
ついても、同様の1対の添板17が設けられボルトによ
り連結されている。
【0029】この場合、前記実施形態のものと略同様に
搭載順序が先ブロック5Eによって搭載順序が後ブロッ
ク5Fを下側から受け止めることができる。上弦材2B
と下弦材3Bのブロック継手の継手形状を簡単化できる
し、従来のものを兼用することもできる。尚、添板16
を、搭載順序が後ブロック5Fの上弦材の上面の右端部
に右方向に突出するように予め溶接接合する構成にして
もよい。その他前記実施形態と同様の構成を有し、同様
の効果を奏する。
【0030】上弦材と下弦材は必ずしもH形鋼で形成さ
れるものではなく、みぞ形鋼、等辺山形鋼等で形成する
こともできる。トラス構造ブロックを連結する際には、
架構の一端側から他端側へ連結する場合、架構の両端側
から長さ方向中央側へ連結する場合の何れにも本発明の
トラス構造の継手構造を適用可能である。プラント設備
の架構以外の橋梁その他の建築物のトラス構造に本発明
のトラス構造の継手構造を適用可能である。その他、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態に種々の
変更を付加した形態で実施することも可能である。
【0031】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、搭載順序が
先のトラス構造ブロックに対し、搭載順序が後のトラス
構造ブロックの上弦材の継手位置を、このトラス構造ブ
ロックの下弦材の継手位置より先のトラス構造ブロック
側にずらして配置してあるから、後のトラス構造ブロッ
クをクレーン操作で上方から徐々に下降させる際、後の
トラス構造ブロックの下弦材が先のトラス構造ブロック
の上弦材に干渉するのを極力防止することができる。
【0032】上弦材と下弦材のブロック継手の継手形状
を、搭載順序が先のトラス構造ブロックによって搭載順
序が後のトラス構造ブロックを下側から受け止め得るよ
うに形成したから、連結対象のブロック継手を仮固定す
ることができる。少なくともブロック継手の上下方向の
位置ズレを防止でき、ブロック継手の位置決めが簡単化
する。このように、連結対象のブロック継手の位置決め
が簡単化し安定するから、クレーンの使用時間と高所作
業時間の短縮化を図る事ができ、組立て及び据付け作業
の作業能率が向上する。
【0033】請求項2の発明によれば、段付き状の継手
形状により、搭載順序が先のトラス構造ブロックによっ
て搭載順序が後のトラス構造ブロックを下側から確実に
受け止めることができる。その他請求項1と同様の効果
を奏する。請求項3の発明によれば、継手形状を簡単に
形成することができ且つ搭載順序が先のトラス構造ブロ
ックによって搭載順序が後のトラス構造ブロックを下側
から受け止めることができる。その他請求項1と同様の
効果を奏する。
【0034】請求項4の発明によれば、上弦材と下弦材
のブロック継手の継手形状を簡単化できるし、従来のも
のを兼用することも可能となる。その他請求項1と同様
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の架構の正面図である。
【図2】トラス構造の要部部分正面図である。
【図3】トラス構造の継手構造を示す拡大正面図であ
る。
【図4】変更形態に係る継手構造の拡大正面図である。
【図5】別の変更形態に係る継手構造の拡大正面図であ
る。
【図6】従来のトラス構造の要部部分正面図である。
【符号の説明】
2 上弦材 3 下弦材 4 ラチス材 5,5A,5B,5C,5D,5E,5F トラス
構造ブロック 13 ブロック継手 16 添板 20,21 継手
フロントページの続き (72)発明者 神谷 誠 神戸市中央区東川崎町3丁目1番1号 川 崎重工業株式会社神戸工場内 Fターム(参考) 2E125 AA35 AB01 AB02 AB05 AB11 AC15 AG03 AG12 BB22 BB37 BE05 BF06 CA05 2E163 FB02 FB03 FB04 FB32 FB45

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上弦材と下弦材とこれら上弦材と下弦材
    とを連結する複数のラチス材からなるトラス構造であっ
    て、複数のトラス構造ブロックを順次搭載して直列的に
    連結してなるトラス構造において、 搭載順序が先のトラス構造ブロックに対し、搭載順序が
    後のトラス構造ブロックの上弦材の継手位置を、このト
    ラス構造ブロックの下弦材の継手位置より搭載順序が先
    のトラス構造ブロック側にずらして配置するとともに、 前記上弦材と下弦材のブロック継手の継手形状を、搭載
    順序が先のトラス構造ブロックによって搭載順序が後の
    トラス構造ブロックを下側から受け止め得るように形成
    したことを特徴とするトラス構造の継手構造。
  2. 【請求項2】 前記上弦材と下弦材の継手形状を段付き
    状に形成したことを特徴とする請求項1に記載のトラス
    構造の継手構造。
  3. 【請求項3】 前記上弦材と下弦材の継手形状を斜め状
    に形成したことを特徴とする請求項1に記載のトラス構
    造の継手構造。
  4. 【請求項4】 前記隣接する上弦材と下弦材を支持する
    添板を、隣接する上弦材と下弦材のうちの一方側に予め
    設けたことを特徴とする請求項1に記載のトラス構造の
    継手構造。
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