JP2002053289A - ジブクレーン - Google Patents

ジブクレーン

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊荷を吊上げる地切り時や吊荷の設置時に、
吊荷が移動することがないようにする。 【解決手段】 ジブクレーンのAフレーム20が、上端
に吊上ロープ用のシーブ13を備え下端が旋回フレーム
2に枢着された後部フレーム22と、後部フレーム22
のシーブ13の下部に上端が枢着され下端が旋回フレー
ム2に枢着された前部フレーム25とから構成されてお
り、前部フレーム25の応力に対して後部フレーム22
の応力を小さく設定することにより、最大荷重の吊上げ
時に前部フレーム25が延びてAフレーム20の上端が
後方へ移動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジブクレーンに関
し、特に吊荷を吊上げる地切り時や吊荷の設置時に、吊
荷が移動しないようにしたジブクレーンに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3はジブクレーンの一例を示す側面図
であり、1は走行式や定置式(図示の場合は走行式)の
支持架台、2は支持架台1の上部に旋回台3を介して旋
回自在に載置された旋回フレームであり、上記支持架台
1と旋回フレーム2とによりクレーン本体4が構成され
ている。
【0003】クレーン本体4における旋回フレーム2の
前部には、ジブ5が支持ピン6を中心に起伏自在に取付
けられている。また、旋回フレーム2上に設置した起伏
ウインチ7により巻取り繰出しされる起伏ロープ8は、
旋回フレーム2上に設けられたAフレーム9の頂部のシ
ーブ10a、ジブ5先端のシーブ10b、及び再びシー
ブ10aを介して旋回フレーム2に固定されており、起
伏ウインチ7によって起伏ロープ8を巻取り繰出しする
ことにより、ジブ5を起伏できるようにしている。
【0004】また、旋回フレーム2上に設置した巻上ウ
インチ11により巻取り繰出しされる吊上ロープ12
は、Aフレーム9の頂部のシーブ13に掛けられ、更に
該シーブ13とジブ5の頂部のシーブ14(吊点)との
間、及び該シーブ14とフックブロック15のシーブ1
6との間に掛け回し、吊上ロープ12の終端は、起伏ウ
インチ7に連動する図示しない引込みドラムに、巻取り
方向が逆になるように巻付けている。巻上ウインチ11
を駆動すると、フックブロック15に吊った吊荷17の
吊上げ吊下げが行えるようになっている。
【0005】また、前記起伏ウインチ7により起伏ロー
プ8を巻取ってジブ5が起立する時には引込みドラムに
より吊上ロープ12を繰出し、ジブ5が起立状態から水
平に近い状態に寝る時には引込みドラムにより吊上ロー
プ12を巻取ることにより、吊荷17の高さを変えない
で水平引込が行えるようにしている。更に、吊点14と
フックブロック15のシーブ16との間に吊上ロープ1
2を懸け回す回数に対して、吊点14とAフレーム9上
端のシーブ13との間に懸け回す回数を例えば2倍とす
ることにより、吊上ロープ12による負荷がジブ5の起
伏の抵抗にならないようにして、ジブ5の起伏を容易に
し、吊荷17の水平引き込みがスムーズに行えるように
している。
【0006】図3は、ジブクレーンのジブ5が最も起立
した状態を示しており、この状態のときには最大荷重
(或いは定格荷重)の吊荷17を吊上げることができ
る。また、図3の状態からジブ5が水平に近い状態に寝
てくると、モーメント荷重の増加の関係から、吊上げる
ことができる吊荷17の大きさは減少する。
【0007】図4は前記旋回フレーム2上に設けられて
いる従来のAフレーム9の一例を示したものであり、従
来のAフレーム9は、一般に、剛性強度を有する前部フ
レーム18と、テンションバーとして作用する断面積が
小さい後部フレーム19とから構成されている。図3に
おいても、前部フレーム18は剛性強度を有する構造物
となっており、後部フレーム19は断面積の小さいテン
ションバーとなっている。
【0008】図3のジブクレーンにおいて、ジブ5が水
平に近い状態の時には、Aフレーム9の前部フレーム1
8には圧縮荷重が作用し、後部フレーム19には引張り
荷重が作用する。また、ジブ5が起立した状態になって
最大荷重(或いは定格荷重)の吊荷17を吊上げるよう
になると、前部フレーム18と後部フレーム19の両方
が大きな引張り荷重Pを受けるようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のジブク
レーンは、一般に次のような問題を有していた。図3の
実線は、吊荷17を吊っていないときのジブクレーンの
状態を示しており、この状態から最大過重の吊荷17を
吊上げると、クレーン本体4及びジブ5が、大きな荷重
の負荷により仮想線で示すように前傾状態に撓むように
なる。即ち、ジブ5の先端が下方に曲り、クレーン本体
4の支持架台1が前側に撓み、旋回台3が前方に撓む。
更に、最大荷重の吊上げ時には、図4に示すように、A
フレーム9の前部フレーム18と後部フレーム19の両
方に非常に大きな引張り荷重Pが作用するが、従来のA
フレーム9における後部フレーム19はテンションバー
として用いられるものであって断面積が小さく形成され
ているために、この後部フレーム19が引張り荷重Pに
よって延び、このためにAフレーム9全体が仮想線で示
すように前側に傾くように変形する。
【0010】上記したクレーン本体4及びジブ5の撓み
は、ジブ5を起立状態にして最大荷重の吊荷17を吊上
げた時が最も大きく、ジブ5の角度が水平に近付いた場
合には、吊上げることができる吊荷17の荷重が小さく
なること、およびジブ5の水平面よりの起伏角θの関係
からジブ5の先端の前方移動距離は減少する。
【0011】上記したように、ジブクレーンでは、最大
荷重の吊荷17を吊上げた時に、クレーン本体4及びジ
ブ5が前傾状態に撓むことにより、図3に示すように、
ジブ5先端の吊点14の位置が前方移動距離+Xだけ前
方へ移動するようになり、このために吊荷17の位置が
予想される位置から前方移動距離+Xだけ前方へ移動し
てしまうことになる。
【0012】このため、図3のジブクレーンにおいて、
フックブロック15を吊荷17の重心位置に合わせて、
地上に設置した最大荷重の吊荷17を吊上げる地切り時
には、前記したようにクレーン本体4が仮想線の状態に
前傾し、吊荷17が前方移動距離+Xだけ前方に振り出
されることになり、このために吊上げた吊荷17が前後
に振れるという問題が生じる。
【0013】また、図3のジブクレーンによって仮想線
のように最大荷重の吊荷17を吊上げた状態から、所定
位置に据付けるために吊荷17を所定の位置に合わせて
吊下げると、吊荷17が設置位置に接した瞬間に吊荷1
7の荷重が軽減されることにより、前傾していたクレー
ン本体4が実線で示すように起き上がることになり、こ
のために吊荷17が前方移動距離+Xの分だけ後方に引
きずり込まれるようになる。
【0014】このように、吊荷17の地切り時及び吊荷
17の設置時に吊荷17が移動するために、吊荷17が
近傍の構造物などに衝突するといった問題を生じる可能
性がある。また、鋼製ブロック等の吊荷17を吊上げて
移動し、溶接対象物に位置決めして設置するような場合
にも、鋼製ブロックが溶接対象物に設置される瞬間に移
動してしまうために、正確な位置決めが難しく、位置決
め作業に長時間を要するといった問題が生じていた。
【0015】本発明は、上記実情に鑑みてなしたもの
で、吊荷を吊上げる地切り時や吊荷の設置時に、吊荷が
移動することがないようにしたジブクレーンを提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、クレーン本体
にジブが支持ピンにより起伏自在に取付られ、クレーン
本体の旋回フレーム上に備えたAフレームの上端から前
記ジブの先端に掛けられた吊上ロープにより吊荷の吊上
げ吊下げを行うようにしているジブクレーンであって、
前記Aフレームが、上端に吊上ロープ用のシーブを備え
下端が旋回フレームに枢着された後部フレームと、該後
部フレームのシーブの下部に上端が枢着され下端が旋回
フレームに枢着された前部フレームとから構成されてお
り、最大荷重の吊上げ時にAフレームの前部フレームに
作用する引張り力がPf、後部フレームに作用する引張
り力がPb、前部フレームの断面積がAf、後部フレー
ムの断面積がAb、であるとき、
【数2】(Pf/Af)>(Pb/Ab) を満足するように、前部フレームの断面積Afと後部フ
レームの断面積Abとを設定し、最大荷重の吊上げ時に
前部フレームが延びてAフレームの上端が後方へ移動す
るようにしたことを特徴とするジブクレーン、に係るも
のである。
【0017】上記手段において、最大荷重の吊上げ時に
クレーン本体が前傾することによりジブ先端が水平方向
前方へ移動する前方移動距離と、最大荷重の吊上げ時に
前部フレームが延びてAフレームの上端が後方へ移動し
ジブ先端が水平方向後方へ移動する後方移動距離と、が
略同一になるようにすることは好ましい。
【0018】上記手段は、以下のように作用する。
【0019】最大荷重の吊上げ時に、クレーン本体が前
傾することによるジブ先端の前方移動距離と、Aフレー
ムが後方に変形することによるジブ先端の後方移動距離
とが相殺されるようにしたことにより、ジブクレーンに
より吊荷を吊上げる地切り時や、吊荷の設置等を行う際
に、吊荷が不意に動くという問題を防止できる。
【0020】従って、吊荷を正確な位置に位置決めする
作業が容易となり、よって鋼製ブロックの位置決め、溶
接などの作業性を大幅に向上させることができる。ま
た、吊荷の地切り時や設置時等に吊荷が不意に動くこと
を防止できるので、作業の安全性も向上できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づき説明する。図1、図2は本発明の一実施
形態に係るジブクレーンの一例を示したものであり、図
中、図3、図4と同一のものについては同一の符号を付
して説明を省略し、本発明の特徴部分についてのみ詳細
に説明する。
【0022】図1、図2に示すように、旋回フレーム2
上に備えるAフレーム20を次のように構成する。即
ち、Aフレーム20は、上端に吊上ロープ12用のシー
ブ13を備え、下端が旋回フレーム2にピン21にて枢
着された後部フレーム22と、該後部フレーム22の上
端に近い位置に上端がピン23にて枢着され、下端が旋
回フレーム2にピン24にて枢着された前部フレーム2
5とを有している。このとき、後部フレーム22は断面
積Abが大きく剛性強度を備えた構成としてあり、ま
た、前部フレーム25は断面積Afが小さい構成となっ
ている。
【0023】一方、図1のジブクレーンでは、後部フレ
ーム22の上端におけるシーブ13の下側位置にシーブ
10aを設け、また、ジブ5の長手方向中間部の支持ピ
ン寄りの位置にシーブ10bを設け、起伏ウインチ7か
ら巻き出した起伏ロープ8を、前記シーブ10a,10
b間に掛け回してその端部を旋回フレーム2に固定し、
起伏ウインチ7を作動することによりジブ5を起伏でき
るようにしている。また、巻上ウインチ11の吊上ロー
プ12は、後部フレーム22上端のシーブ13、ジブ5
上端のシーブ14(吊点)、フックブロック15のシー
ブ16間に掛け回されて、吊荷17の吊上げ下げを行う
ようにしている。
【0024】図1において、最大荷重の吊荷17を吊上
げる状態(Iの状態)の時には、図2のようにAフレー
ム20に大きな引張り荷重Pが作用するが、このとき前
部フレーム25には引張り応力のみを受ける。一方、後
部フレーム22には、その上端のシーブ13より下側の
位置に前部フレーム25の上端がピン23にて枢着され
ているので、後部フレーム22には引張り応力と同時に
曲げモーメントによる応力が作用する。
【0025】上記において、前部フレーム25に作用す
る引張り力をPf、後部フレーム22に作用する引張り
力をPb、前部フレーム25の断面積をAf、後部フレ
ーム22の断面積をAbとすると、前部フレーム25の
応力σfは、σf=(Pf/Af)であり、後部フレー
ム22の応力σbは、σb=(Pb/Ab)である。
【0026】このとき、
【数3】 (Pf/Af)>(Pb/Ab)・・・(1) を満足するように、前部フレーム25の断面積Afと、
後部フレーム22の断面積Abとを決定する。
【0027】即ち、図2のように、後部フレーム22の
断面積Abを大きく設定し、前部フレーム25の断面積
Afを小さく設定する。
【0028】このように、式(1)を満足するように、
前部フレーム25の断面積Afと、後部フレーム22の
断面積Abとを設定すると、最大荷重の吊上げ時に、前
部フレーム25が延び、これによってAフレーム20は
その上端が後方へ移動するように変形する。
【0029】Aフレーム20の上端が後方へ移動するよ
うに変形すると、シーブ10a,10b間に掛け回され
ている起伏ロープ8によってジブ5が後方に引っ張ら
れ、これにより、ジブ5先端の吊点14は、図1に破線
で示すように水平方向後方へ向かって後方移動距離−X
だけ移動することになる。
【0030】以下に、上記形態の作用を説明する。
【0031】例えば最大荷重200トン(定格荷重であ
ってもよい)の吊荷17を吊上げる図3に示したジブク
レーンにおいて、最大荷重の吊荷17を吊上げた時に、
クレーン本体4が前傾すること及びジブ5が変形するこ
とによって、ジブ5先端が水平方向前方へ移動する前方
移動距離+Xを予め求めておく。
【0032】一方、図1に示した例えば最大荷重200
トンのジブクレーンにおいて、最大荷重の吊荷17を吊
上げ時に、Aフレーム20の上端が後方へ移動するよう
に変形することによってジブ5の上端が後方へ移動する
ように、式(1)
【数4】 (Pf/Af)>(Pb/Ab)・・・(1) を満足する、前部フレーム25の断面積Afと、後部フ
レーム22の断面積Abとを設定する。即ち、後部フレ
ーム22の断面積Abを大きく設定し、前部フレーム2
5の断面積Afを小さく設定する。これにより、式
(1)の左辺の応力σfが右辺の応力σbより大きくな
るようにする。これによって、最大荷重の吊荷17を吊
上げたときに、Aフレーム20は必ず後方に向かって変
形されるようになり、Aフレーム20の変形を一方向に
方向付けすることができる。
【0033】そして、最大荷重の吊荷17の吊上げによ
ってクレーン本体4が前傾することによりジブ5先端が
水平方向前方へ移動する前方移動距離+Xと、Aフレー
ム20が後方に変形してジブ5先端が水平方向後方へ移
動する後方移動距離−Xの大きさの絶対値が略同一にな
るようにする。これにより、ジブ5先端の移動はキャン
セルされて、移動距離は最小となる。
【0034】上記したように、最大荷重の吊上げ時に、
クレーン本体4が前傾することによるジブ5先端の前方
移動距離+Xと、Aフレーム20が後方に変形すること
によるジブ5先端の後方移動距離−Xとが相殺されるよ
うにしたことにより、ジブクレーンにより吊荷17を吊
上げる地切り時や、吊荷17の設置等を行う際に、吊荷
17が不意に大きく動くという問題を確実に防止するこ
とができる。
【0035】従って、吊荷17を正確な位置に位置決め
する作業が容易となり、よって鋼製ブロックの位置決
め、溶接などの作業性を大幅に向上させることができ
る。また、吊荷17の地切り時や設置時等に吊荷17が
不意に動くことが防止されるので、作業の安全性も向上
できる。
【0036】尚、本発明は上記形態例にのみ限定される
ものではなく、種々の形式のジブクレーンに適用できる
こと、Aフレーム及びジブの形状、寸法などは図示例に
のみ限定されることなく種々変更し得ること、その他本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ること、等は勿論である。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、最大荷重の吊上げ時
に、クレーン本体が前傾することによるジブ先端の前方
移動距離と、Aフレームが後方に変形することによるジ
ブ先端の後方移動距離とが相殺されるようにしたことに
より、ジブクレーンにより吊荷を吊上げる地切り時や、
吊荷の設置等を行う際に、吊荷が不意に動くという問題
を防止できる効果がある。
【0038】従って、吊荷を正確な位置に位置決めする
作業が容易となり、よって鋼製ブロックの位置決め、溶
接などの作業性を大幅に向上させることができる効果が
ある。また、吊荷の地切り時や設置時等に吊荷が不意に
動くことを防止できるので、作業の安全性も向上できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジブクレーンの形態の一例を示す側面
図である。
【図2】図1に示したAフレームの側面図である。
【図3】従来のジブクレーンの一例を示す側面図であ
る。
【図4】従来のAフレームの側面図である。
【符号の説明】
2 旋回フレーム 4 クレーン本体 5 ジブ 6 支持ピン 12 吊上ロープ 17 吊荷 20 Aフレーム 22 後部フレーム 25 前部フレーム +X 前方移動距離 −X 後方移動距離 Af 前部フレームの断面積 Ab 後部フレームの断面積 Pf 前部フレームに作用する引張り力 Pb 後部フレームに作用する引張り力

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン本体にジブが支持ピンにより起
    伏自在に取付られ、クレーン本体の旋回フレーム上に備
    えたAフレームの上端から前記ジブの先端に掛けられた
    吊上ロープにより吊荷の吊上げ吊下げを行うようにして
    いるジブクレーンであって、前記Aフレームが、上端に
    吊上ロープ用のシーブを備え下端が旋回フレームに枢着
    された後部フレームと、該後部フレームのシーブの下部
    に上端が枢着され下端が旋回フレームに枢着された前部
    フレームとから構成されており、最大荷重の吊上げ時に
    Aフレームの前部フレームに作用する引張り力がPf、
    後部フレームに作用する引張り力がPb、前部フレーム
    の断面積がAf、後部フレームの断面積がAb、である
    とき、 【数1】(Pf/Af)>(Pb/Ab) を満足するように、前部フレームの断面積Afと後部フ
    レームの断面積Abとを設定し、最大荷重の吊上げ時に
    前部フレームが延びてAフレームの上端が後方へ移動す
    るようにしたことを特徴とするジブクレーン。
  2. 【請求項2】 最大荷重の吊上げ時にクレーン本体が前
    傾することによりジブ先端が水平方向前方へ移動する前
    方移動距離と、最大荷重の吊上げ時に前部フレームが延
    びてAフレームの上端が後方へ移動しジブ先端が水平方
    向後方へ移動する後方移動距離と、が略同一になるよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のジブクレーン。
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