JP2796517B2 - ジブクレ−ンにおけるラフイングジブのポスト倒し機構 - Google Patents
ジブクレ−ンにおけるラフイングジブのポスト倒し機構Info
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- JP2796517B2 JP2796517B2 JP10363395A JP10363395A JP2796517B2 JP 2796517 B2 JP2796517 B2 JP 2796517B2 JP 10363395 A JP10363395 A JP 10363395A JP 10363395 A JP10363395 A JP 10363395A JP 2796517 B2 JP2796517 B2 JP 2796517B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジブクレ−ンにおけるラ
フイングジブのポスト倒し機構に関するものである。
フイングジブのポスト倒し機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1を参照して説明する。図1に示すジ
ブクレ−ンにおいて、俯仰ロ−プ1の巻取り・巻出しに
よって動くリヤポスト2があり、このリヤポスト2はリ
ンク3でフロントポスト4と連結され、フロントポスト
4はロ−プ5でラフイングジブ6と連結されている。そ
して俯仰ロ−プ1の巻出しにより、リヤポスト2とフロ
ントポスト4がラフイングジブ6側へ自動的に倒れるよ
うになっている。しかしこの構造では、俯仰ロ−プ1を
巻出しても、リヤポスト2,リンク3,フロントポスト
4が自立したまゝで、ラフイングジブ6側へ倒れないこ
とがある。
ブクレ−ンにおいて、俯仰ロ−プ1の巻取り・巻出しに
よって動くリヤポスト2があり、このリヤポスト2はリ
ンク3でフロントポスト4と連結され、フロントポスト
4はロ−プ5でラフイングジブ6と連結されている。そ
して俯仰ロ−プ1の巻出しにより、リヤポスト2とフロ
ントポスト4がラフイングジブ6側へ自動的に倒れるよ
うになっている。しかしこの構造では、俯仰ロ−プ1を
巻出しても、リヤポスト2,リンク3,フロントポスト
4が自立したまゝで、ラフイングジブ6側へ倒れないこ
とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにラフイング
ジブ6を分解する手順として、俯仰ロ−プ1を巻出し、
リヤポスト2およびフロントポスト4をラフイングジブ
6側へ倒し、その後ラフイングジブ6とブ−ム7を分離
するものがあるが、このような場合にリヤポスト2、リ
ンク3で連結されたフロントポスト4が自立したまゝで
倒れないことがある。このためラフイングジブ6の分解
作業が中断するという不具合がある。本発明はラフイン
グジブ6の分解作業の中断が起きないようにするため、
リヤポスト2とフロントポスト4を俯仰ロ−プ1の巻出
しに伴い強制的に倒すことができるようにし、分解作業
の作業性の向上を図ることを目的とする。
ジブ6を分解する手順として、俯仰ロ−プ1を巻出し、
リヤポスト2およびフロントポスト4をラフイングジブ
6側へ倒し、その後ラフイングジブ6とブ−ム7を分離
するものがあるが、このような場合にリヤポスト2、リ
ンク3で連結されたフロントポスト4が自立したまゝで
倒れないことがある。このためラフイングジブ6の分解
作業が中断するという不具合がある。本発明はラフイン
グジブ6の分解作業の中断が起きないようにするため、
リヤポスト2とフロントポスト4を俯仰ロ−プ1の巻出
しに伴い強制的に倒すことができるようにし、分解作業
の作業性の向上を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】俯仰ロ−プ1の巻取り・
巻出しによって動くリヤポスト2を有し、このリヤポス
ト2がリンク3でフロントポスト4と連結され、該フロ
ントポスト4はロ−プ5でラフイングジブ6と連結され
ているジブクレ−ンにおいて、ラフイングジブ6に取付
けたピン9に一端を枢支された一対の丸棒11と、これ
ら一対の丸棒11に案内され、前記ラフイングジブ6に
取付けたピン9にロッド端を枢支したシリンダ8を有
し、該シリンダ8のチュ−ブ側に丸棒11のガイド穴1
0aを具えたプレ−ト10を固着し、該プレ−ト10を
前記一対の丸棒11に案内させて摺動可能とし、プレ−
ト10とフロントポスト4をリンク機構又はロ−プを介
して連結し、シリンダ8の縮みにより、フロントポスト
4がラフイングジブ6側に強制的に倒されるようにし
た。
巻出しによって動くリヤポスト2を有し、このリヤポス
ト2がリンク3でフロントポスト4と連結され、該フロ
ントポスト4はロ−プ5でラフイングジブ6と連結され
ているジブクレ−ンにおいて、ラフイングジブ6に取付
けたピン9に一端を枢支された一対の丸棒11と、これ
ら一対の丸棒11に案内され、前記ラフイングジブ6に
取付けたピン9にロッド端を枢支したシリンダ8を有
し、該シリンダ8のチュ−ブ側に丸棒11のガイド穴1
0aを具えたプレ−ト10を固着し、該プレ−ト10を
前記一対の丸棒11に案内させて摺動可能とし、プレ−
ト10とフロントポスト4をリンク機構又はロ−プを介
して連結し、シリンダ8の縮みにより、フロントポスト
4がラフイングジブ6側に強制的に倒されるようにし
た。
【0005】
【作用】シリンダ8のロッドを縮めるとシリンダ8のチ
ュ−ブにプレ−ト10が固定されているので、丸棒11
をガイドにしてプレ−ト10が移動し、ピン9に向って
プレ−ト10は接近する。プレ−ト10にはピン14,
リンク13,ピン15,リンク16,ピン17を介して
フロントポスト4に連結されているので、フロントポス
ト4がピン9に近づく。かくして俯仰ロ−プ1の巻出し
に伴ない、シリンダ8のロッドが縮まり、その結果フロ
ントポスト4,リンク3,リヤポスト2はラフイングジ
ブ6側へ倒れる。
ュ−ブにプレ−ト10が固定されているので、丸棒11
をガイドにしてプレ−ト10が移動し、ピン9に向って
プレ−ト10は接近する。プレ−ト10にはピン14,
リンク13,ピン15,リンク16,ピン17を介して
フロントポスト4に連結されているので、フロントポス
ト4がピン9に近づく。かくして俯仰ロ−プ1の巻出し
に伴ない、シリンダ8のロッドが縮まり、その結果フロ
ントポスト4,リンク3,リヤポスト2はラフイングジ
ブ6側へ倒れる。
【0006】
【実施例】図2および図3により説明する。図2は本発
明のポスト倒し機構を示し、図3は図2のA矢視図であ
る。ラフイングジブ6上に取付けられたピン9に一対の
丸棒11が枢支されている。又ピン9の中央部にはシリ
ンダ8のロッド端が枢着されている。シリンダ8のチュ
−ブ端にはプレ−ト10を固定し、このプレ−ト10に
ガイド穴10aを設けて、このガイド穴10aに丸棒1
1が挿通されている。丸棒11の他端にはハンマ−12
が固定されている。プレ−ト10はピン14でリンク1
3と、そしてこのリンク13はピン15でリンク16
と、さらにリンク16はピン17でフロントポスト4と
連結されている。なおプレ−ト10とフロントポスト4
の連結をリンクとピンの連結でなくロ−プ等で連結して
もよい。
明のポスト倒し機構を示し、図3は図2のA矢視図であ
る。ラフイングジブ6上に取付けられたピン9に一対の
丸棒11が枢支されている。又ピン9の中央部にはシリ
ンダ8のロッド端が枢着されている。シリンダ8のチュ
−ブ端にはプレ−ト10を固定し、このプレ−ト10に
ガイド穴10aを設けて、このガイド穴10aに丸棒1
1が挿通されている。丸棒11の他端にはハンマ−12
が固定されている。プレ−ト10はピン14でリンク1
3と、そしてこのリンク13はピン15でリンク16
と、さらにリンク16はピン17でフロントポスト4と
連結されている。なおプレ−ト10とフロントポスト4
の連結をリンクとピンの連結でなくロ−プ等で連結して
もよい。
【0007】
【作動】図4に基いて説明する。 (1)シリンダ8のロッドを縮めるとシリンダ8のチュ
−ブにプレ−ト10が固定されているので、丸棒11を
ガイドにしてプレ−ト10は移動し、プレ−ト10がピ
ン9に接近する。プレ−ト10はピン14,リンク1
3,ピン15,リンク16,ピン17を介してフロント
ポスト4に連結されているので、フロントポスト4がピ
ン9に近づく。フロントポスト4とリヤポスト2はリン
ク3を介し連結しているため、リンク3とリヤポスト2
もピン9に向って近づく。 (2)このように俯仰ロ−プ1の巻出しに伴ない、シリ
ンダ8のロッドは縮まり、その結果フロントポスト4,
リンク3,リヤポスト2は強制的にラフイングジブ6側
へ倒される。
−ブにプレ−ト10が固定されているので、丸棒11を
ガイドにしてプレ−ト10は移動し、プレ−ト10がピ
ン9に接近する。プレ−ト10はピン14,リンク1
3,ピン15,リンク16,ピン17を介してフロント
ポスト4に連結されているので、フロントポスト4がピ
ン9に近づく。フロントポスト4とリヤポスト2はリン
ク3を介し連結しているため、リンク3とリヤポスト2
もピン9に向って近づく。 (2)このように俯仰ロ−プ1の巻出しに伴ない、シリ
ンダ8のロッドは縮まり、その結果フロントポスト4,
リンク3,リヤポスト2は強制的にラフイングジブ6側
へ倒される。
【0008】
【効果】ラフイングジブ6に取付けたピン9に一対の丸
棒11を取付け、これら一対の丸棒11に案内され、前
記ラフイングジブ6に取付けたピン9にロッド端を枢着
したシリンダ8のチュ−ブ側にプレ−ト10を固着し、
プレ−ト10を一対の丸棒11に案内させて摺動可能と
した。さらにプレ−ト10とフロントポスト4をリンク
機構を介して連結し、シリンダ8の縮みにより、フロン
トポスト4がラフイングジブ6側に強制的に倒されるよ
うにした。この構成によりフロントポスト4が何かの理
由で倒れなくなるという不具合がなくなった。このため
ラフイングジブ6の分解作業が途中中断することなく、
分解作業の作業性を一段と向上させることが可能となっ
た。
棒11を取付け、これら一対の丸棒11に案内され、前
記ラフイングジブ6に取付けたピン9にロッド端を枢着
したシリンダ8のチュ−ブ側にプレ−ト10を固着し、
プレ−ト10を一対の丸棒11に案内させて摺動可能と
した。さらにプレ−ト10とフロントポスト4をリンク
機構を介して連結し、シリンダ8の縮みにより、フロン
トポスト4がラフイングジブ6側に強制的に倒されるよ
うにした。この構成によりフロントポスト4が何かの理
由で倒れなくなるという不具合がなくなった。このため
ラフイングジブ6の分解作業が途中中断することなく、
分解作業の作業性を一段と向上させることが可能となっ
た。
【図1】従来型のラフイングジブのポスト倒し機構を示
す。
す。
【図2】本発明に関るポスト倒し機構を示す。
【図3】図2のA矢視図。
【図4】本発明の作用説明図。
1 俯仰ロ−プ 2 リヤポスト 3 リンク 4 フロントポスト 5 ロ−プ 6 ラフイングジブ 7 ブ−ム 8 シリンダ 9 ピン 10 プレ−ト 10a ガイド穴 11 丸棒 12 ハンマ− 13,16 リンク 14,15,17 ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 俯仰ロ−プ(1)の巻取り・巻出しによっ
て動くリヤポスト(2)を有し、このリヤポスト(2)がリ
ンク(3)でフロントポスト(4)と連結され、該フロント
ポスト(4)はロ−プ(5)でラフイングジブ(6)と連結さ
れているジブクレ−ンにおいて、前記ラフイングジブ
(6)に取付けたピン(9)に一端を枢支された一対の丸棒
(11)と、これら一対の丸棒(11)に案内され、前記ラフイ
ングジブ(6)に取付けたピン(9)にロッド端を枢支した
シリンダ(8)を有し、該シリンダ(8)のチュ−ブ側に前
記丸棒(11)のガイド穴(10a)を具えたプレ−ト(10)を固
着し、該プレ−ト(10)を前記一対の丸棒(11)に案内させ
て摺動可能とし、さらにプレ−ト(10)とフロントポスト
(4)をリンク機構を介して連結し、シリンダ(8)の縮み
により、フロントポスト(4)がラフイングジブ(6)側に
強制的に倒されるようにしたことを特徴とするジブクレ
−ンにおけるラフイングジブのポスト倒し機構。 - 【請求項2】 プレ−ト(10)とフロントポスト(4)をリ
ンク機構に代えロ−プで連結した請求項1のジブクレ−
ンにおけるラフイングジブのポスト倒し機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10363395A JP2796517B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ジブクレ−ンにおけるラフイングジブのポスト倒し機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10363395A JP2796517B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ジブクレ−ンにおけるラフイングジブのポスト倒し機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08295491A JPH08295491A (ja) | 1996-11-12 |
JP2796517B2 true JP2796517B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=14359182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10363395A Expired - Fee Related JP2796517B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ジブクレ−ンにおけるラフイングジブのポスト倒し機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2796517B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5377727B1 (ja) * | 2012-08-27 | 2013-12-25 | Ihi建機株式会社 | クレーン |
CN105060142A (zh) * | 2015-08-06 | 2015-11-18 | 徐工集团工程机械股份有限公司 | 一种一体化安装、运输的履带起重机变幅副臂 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10363395A patent/JP2796517B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08295491A (ja) | 1996-11-12 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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