JP2796515B2 - ジブクレ−ンに於けるブライドル・ベイルのワイヤリング構造 - Google Patents
ジブクレ−ンに於けるブライドル・ベイルのワイヤリング構造Info
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- JP2796515B2 JP2796515B2 JP10363195A JP10363195A JP2796515B2 JP 2796515 B2 JP2796515 B2 JP 2796515B2 JP 10363195 A JP10363195 A JP 10363195A JP 10363195 A JP10363195 A JP 10363195A JP 2796515 B2 JP2796515 B2 JP 2796515B2
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- JP
- Japan
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- bail
- bridle
- jib
- sheave block
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジブクレ−ンに於けるブ
ライドル・ベイルのワイヤリング構造に関するものであ
る。
ライドル・ベイルのワイヤリング構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図1を参照して説明する。従来ジブクレ
−ンにおいて、ブライドル・ベイルのワイヤリング方法
は、まずラフイングジブaをブ−ムbの先端に取り付け
る。次に俯仰ロ−プcをリヤポストdの先端に設けたシ
−ブeに掛け回し、この掛け回した俯仰ロ−プcによっ
てブライドルfとベイルgの間のワイヤリングをしてい
る。この構造であると、俯仰ロ−プcをリヤポスト先端
のシ−ブeに掛けるため、まずラフイングジブaをブ−
ムbに取り付けた状態でないと不可能であった。
−ンにおいて、ブライドル・ベイルのワイヤリング方法
は、まずラフイングジブaをブ−ムbの先端に取り付け
る。次に俯仰ロ−プcをリヤポストdの先端に設けたシ
−ブeに掛け回し、この掛け回した俯仰ロ−プcによっ
てブライドルfとベイルgの間のワイヤリングをしてい
る。この構造であると、俯仰ロ−プcをリヤポスト先端
のシ−ブeに掛けるため、まずラフイングジブaをブ−
ムbに取り付けた状態でないと不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ラフイングジブaを組
立てる手順の中にブライドルfとベイルgのワイヤリン
グの作業があるが、上にのべた如く、ワイヤリング作業
はラフイングジブaをブ−ムbに取り付けた後でないと
できない。このためラフイングジブaの取り付け作業後
にワイヤリング作業をすることになり組立時間が長くな
るという問題があった。本発明は、ラフイングジブaを
ブ−ムbに取り付けない状態でもブライドル・ベイルの
ワイヤリング作業を可能とし、ラフイングジブaの組立
時間を短縮し、作業性の向上を図ることを目的とする。
立てる手順の中にブライドルfとベイルgのワイヤリン
グの作業があるが、上にのべた如く、ワイヤリング作業
はラフイングジブaをブ−ムbに取り付けた後でないと
できない。このためラフイングジブaの取り付け作業後
にワイヤリング作業をすることになり組立時間が長くな
るという問題があった。本発明は、ラフイングジブaを
ブ−ムbに取り付けない状態でもブライドル・ベイルの
ワイヤリング作業を可能とし、ラフイングジブaの組立
時間を短縮し、作業性の向上を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】ジブクレ−ンにおいて、
ブ−ムb上に設けたブラケット1にピン6を介しシ−ブ
ブロックhを着脱可能にし、他方リヤポストdにリンク
11を設け、該リンク11の先端にピン12で前記シ−
ブブロックhを着脱可能にし、ラフイングジブaなしで
俯仰ロ−プcのワイヤリング作業を可能にした。
ブ−ムb上に設けたブラケット1にピン6を介しシ−ブ
ブロックhを着脱可能にし、他方リヤポストdにリンク
11を設け、該リンク11の先端にピン12で前記シ−
ブブロックhを着脱可能にし、ラフイングジブaなしで
俯仰ロ−プcのワイヤリング作業を可能にした。
【0005】
【作用】ブ−ム上でシ−ブブロックhとベイルgの間で
俯仰ロ−プcをワイヤリングする。同時にジブaをブ−
ムbの先端に取付ける。シ−ブブロックhのピン6を抜
き、補助クレ−ンでシ−ブブロックhを吊り上げる。し
かるのち俯仰ロ−プcの巻出しにあわせて、シ−ブブロ
ックhをリンク11まで移動し、シ−ブブロックhをリ
ンク11の先端にピン12で連結するようにした。
俯仰ロ−プcをワイヤリングする。同時にジブaをブ−
ムbの先端に取付ける。シ−ブブロックhのピン6を抜
き、補助クレ−ンでシ−ブブロックhを吊り上げる。し
かるのち俯仰ロ−プcの巻出しにあわせて、シ−ブブロ
ックhをリンク11まで移動し、シ−ブブロックhをリ
ンク11の先端にピン12で連結するようにした。
【0006】
【実施例】図2と図3で説明する。図2でhはブ−ムb
上に設けたシ−ブブロックである。このシ−ブブロック
hはブ−ムb上に固着したブラケット1に対し着脱可能
に取り付けられている。このブラケット1はブ−ムbに
固着した取付板2と、取付板2に立設した支柱3と、支
柱3上に固設した基板4と、基板4の両側に立設した支
持板5,5にピン6で回動可能に枢支されている。
上に設けたシ−ブブロックである。このシ−ブブロック
hはブ−ムb上に固着したブラケット1に対し着脱可能
に取り付けられている。このブラケット1はブ−ムbに
固着した取付板2と、取付板2に立設した支柱3と、支
柱3上に固設した基板4と、基板4の両側に立設した支
持板5,5にピン6で回動可能に枢支されている。
【0007】シ−ブブロックhは前記ピン6が挿入され
る中空軸7と、その両側端に固着した2枚の側板8,8
と、2枚の側板8,8に支持される軸9とシ−ブ10で
構成されている。11はリヤポストdに設けたリンク
で、その先端にピン12によってシ−ブブロックhが着
脱可能に取付けられる。
る中空軸7と、その両側端に固着した2枚の側板8,8
と、2枚の側板8,8に支持される軸9とシ−ブ10で
構成されている。11はリヤポストdに設けたリンク
で、その先端にピン12によってシ−ブブロックhが着
脱可能に取付けられる。
【0008】(ワイヤリングの方法) (1)シ−ブブロックhとベイルgの間で俯仰ロ−プc
をワイヤリングする(図2)。 (2)ワイヤリングと同時に、ジブaをブ−ムbの先端
に取り付ける。 (3)シ−ブブロックhのピン6(図2(b))を抜く。
補助クレ−ン13でシ−ブブロックhを吊り上げる。 (4)俯仰ロ−プcの巻出しにあわせて、シ−ブブロッ
クhをリンク11まで移動する(図3(a)一点鎖線参
照)。 (5)シ−ブブロックhをリンク11の先端にピン12
で連結する。
をワイヤリングする(図2)。 (2)ワイヤリングと同時に、ジブaをブ−ムbの先端
に取り付ける。 (3)シ−ブブロックhのピン6(図2(b))を抜く。
補助クレ−ン13でシ−ブブロックhを吊り上げる。 (4)俯仰ロ−プcの巻出しにあわせて、シ−ブブロッ
クhをリンク11まで移動する(図3(a)一点鎖線参
照)。 (5)シ−ブブロックhをリンク11の先端にピン12
で連結する。
【0009】
【効果】ブ−ムb上に設けたブラケット1と、ジブa側
に設けたリンク11とにシ−ブブロックhを移し替え、
ラフイングジブaを取付けない状態でもブライドル・ベ
イルのワイヤリングを可能にした。このようにしたの
で、ラフイングジブaの組立時間を短縮することがで
き、作業性が一段と向上した。
に設けたリンク11とにシ−ブブロックhを移し替え、
ラフイングジブaを取付けない状態でもブライドル・ベ
イルのワイヤリングを可能にした。このようにしたの
で、ラフイングジブaの組立時間を短縮することがで
き、作業性が一段と向上した。
【図1】公知ジブクレ−ンのブライドル・ベイルのワイ
ヤリング方法を示す。
ヤリング方法を示す。
【図2】本発明のワイヤリング構造におけるブ−ムに着
脱可能なシ−ブブロック。
脱可能なシ−ブブロック。
【図3】本発明を用いたワイヤリング方法の説明図。
a ラフイングジブ b ブ−ム c 俯仰ロ−プ d リヤポスト e シ−ブ f ブライドル g ベイル h シ−ブブロック 1 ブラケット 2 取付板 3 支柱 4 基板 5 支持板 6 ピン 7 中空軸 8 側板 9 軸 10 シ−ブ 11 リンク 12 ピン 13 補助クレ−ン
Claims (1)
- 【請求項1】 ジブクレ−ンにおいて、ブ−ム(b)上に
設けたブラケット(1)にピン(6)を介しシ−ブブロック
(h)を着脱可能にし、他方リヤポスト(d)の一端にシ−
ブブロック(h)を連結するリンク(11)を設け、該リンク
(11)の先端にピン(12)で前記シ−ブブロック(h)を着脱
可能にし、ラフイングジブ(a)なしで俯仰ロ−プ(c)の
ブライドル・ベイルへのワイヤリング作業を可能にした
ことを特徴とするジブクレ−ンに於けるブライドル・ベ
イルのワイヤリング構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10363195A JP2796515B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ジブクレ−ンに於けるブライドル・ベイルのワイヤリング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10363195A JP2796515B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ジブクレ−ンに於けるブライドル・ベイルのワイヤリング構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08295490A JPH08295490A (ja) | 1996-11-12 |
JP2796515B2 true JP2796515B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=14359124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10363195A Expired - Fee Related JP2796515B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ジブクレ−ンに於けるブライドル・ベイルのワイヤリング構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2796515B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007056289B4 (de) * | 2007-10-29 | 2009-06-04 | Liebherr-Werk Ehingen Gmbh | Verfahren zum Aufrichten eines Kranauslegers |
CN104817025B (zh) * | 2015-04-30 | 2016-11-16 | 徐工集团工程机械股份有限公司 | 辊轮装置、一体化安装运输托架及起重机 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10363195A patent/JP2796515B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08295490A (ja) | 1996-11-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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