JP2002052367A - 薄板選別装置 - Google Patents

薄板選別装置

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JP2002052367A
JP2002052367A JP2001175514A JP2001175514A JP2002052367A JP 2002052367 A JP2002052367 A JP 2002052367A JP 2001175514 A JP2001175514 A JP 2001175514A JP 2001175514 A JP2001175514 A JP 2001175514A JP 2002052367 A JP2002052367 A JP 2002052367A
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line
belt conveyor
sheet
branch line
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JP2001175514A
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Hugo Bartels
フーゴ・バルテルス
M Ali Mansuroglu
エム・アリ・マンスログル
Wolfgang Melies
ヴォルフガング・メリース
Thomas Luecking
トーマス・リュッキング
Heribert Toelle
ヘリベルト・テレ
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Robert Buerkle GmbH
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Robert Buerkle GmbH
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    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07CPOSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
    • B07C5/00Sorting according to a characteristic or feature of the articles or material being sorted, e.g. by control effected by devices which detect or measure such characteristic or feature; Sorting by manually actuated devices, e.g. switches
    • B07C5/04Sorting according to size
    • B07C5/12Sorting according to size characterised by the application to particular articles, not otherwise provided for
    • B07C5/14Sorting timber or logs, e.g. tree trunks, beams, planks or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07CPOSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
    • B07C5/00Sorting according to a characteristic or feature of the articles or material being sorted, e.g. by control effected by devices which detect or measure such characteristic or feature; Sorting by manually actuated devices, e.g. switches
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    • B07C5/342Sorting according to other particular properties according to optical properties, e.g. colour
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  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より高い処理速度と結果的により大きな
処理能力を備えた寄せ木細工床用化粧薄板のための選別
装置を提供すること。 【解決手段】 選別された薄板を搬送ライン3から分岐
するための少なくとも一つの分岐ステーション4と、こ
の分岐ステーション4から延びる分岐ライン5を備えた
薄板の選別装置。選別された薄板を分岐ライン5に案内
するための方向転換手段が分岐ステーション4に設けら
れている。この方向転換手段は薄板に上向きの衝撃を付
与するための装置として構成され、分岐ライン5の少な
くとも出発点は搬送ライン3の上方に位置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄板、特に木製寄
せ木細工用薄板の選別装置であって、水平方向に延びた
薄板搬送ラインと、選別された薄板を前記搬送ラインか
ら分岐するための少なくとも一つの分岐ステーション
と、前記分岐ステーションから延びる分岐ラインを備
え、選別された薄板を前記分岐ラインに案内するために
動作する方向転換手段を前記分岐ステーションに設けて
いるものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の選別装置は特に寄せ木細工床用
化粧薄板の量産にあたって使用される。木材は天然の産
物であることから、素材からそのまま製造された薄板は
ほとんど常にさまざまに異なった表面構造を有してい
る。しかしながら高級寄せ木細工床のための化粧薄板と
して使用することができるのは均質な木目模様を備え
た、特に節による模様の乱れのない薄板のみである。そ
のため、品質要件に応じた種々の等級区分が設定されて
いる。
【0003】品質等級別の寄せ木細工用薄板の選別は今
もなお手作業によって行われているのが一般的である
が、最近では選別作業効率を高めることを目的として冒
頭に述べたタイプの選別装置を備えた自動設備も使用さ
れている。このような設備において選別さるべき薄板は
保管マガジンから搬送ラインに個別に搬入され、搬送ラ
イン上では短辺を基底にした立ち姿勢で実質的に水平に
搬送される。この搬送ラインにはカメラが取付けられて
おり、このカメラにより撮影走査された個々の寄せ木細
工用薄板の品質が検定される。設備のコントローラは検
定された品質に対して搬送ライン内に設けられた所定の
分岐ステーションを割り当て、適合する品質の薄板がこ
の分岐ステーションを通過する時点でそこに設けられて
いる方向転換手段を動作させる。薄板はこうして方向転
換手段により搬送ラインから側方に押出され、搬送ライ
ンに対して横方向に延びる分岐ラインに落ち、同レーン
を経て一定な品質の薄板が収集される収集ステーション
に送られる。
【0004】前述したタイプの選別設備によれば1分当
たり約150枚の寄せ木細工用薄板の処理能力を達成す
ることが可能である。ただし、立ち姿勢搬送される薄板
の転倒を防止するために手すり状のガイド部材が不可欠
であり且つこのガイド部材を分岐ステーションで適当に
欠落させなければならないし、分岐されなかった薄板を
その下流側で受け入れるための装置を設けなければなら
ないといった理由から処理速度は制限される。手すり状
のガイド部材はさらに摩擦効果によって薄板に制動作用
を及ぼす一方で薄板はその短辺を基底にしてベルトコン
ベヤ上に立っていることから薄板とベルトコンベヤとし
て形成された搬送ラインとの間の摩擦は相対的に小さ
い。
【0005】前述の従来技術では搬送ラインにおける薄
板の立ち姿勢搬送が横寝かせ搬送(横臥搬送)よりも好
ましいものとして意識的に選択されているが、それは横
臥搬送にあっては前述のガイド部材は不要になるとして
も、分岐時に薄板を側方にずらす際に薄板とベルトコン
ベヤとの間の摩擦が大であることから不都合な遅れが生
じる結果、分岐ステーションにおいて搬送速度が大幅に
制限されるという問題が生ずるからである。つまり、搬
送速度が1m/sにおいて、分岐の際0.25秒の遅れ
を停滞なしに許容し得るためには、各寄せ木細工用薄板
の間にそれぞれ25cmの間隔を取らざるを得ないこと
になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点に鑑み、本
発明の課題は、冒頭部で説明された従来技術の選別装置
を出発点としてそのような選別装置を改良し、より高い
処理速度と結果的により大きな処理能力が達成されるこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば、特許請求の範囲、請求項1に記載の特徴、つま
り、方向転換手段が薄板に上向きの衝撃を付与するため
の装置として構成され、分岐ラインの少なくとも出発点
は搬送ラインの上方に位置している選別装置によって解
決される。
【0008】本発明の好適な実施形態は請求項2〜11
に記載されている。
【0009】本発明による選別装置の重要な点は、従来
採用されてきた薄板の立ち姿勢搬送という方式とは異な
り、横臥搬送の長所を利用することである。従来指摘さ
れていた横臥搬送の短所は新しい分岐方式によって回避
される。つまり、方向転換手段が必要に応じて薄板に上
向きの衝撃を与える結果、薄板は搬送ラインから上方に
持ち上げられる。容易に理解できるように、薄板が偏向
される瞬間に搬送ラインと薄板との間の粘着摩擦はゼロ
に低減する結果、分岐工程はまったく遅れなしに行われ
る。薄板は搬送ラインに対して横方向に投げ出されるの
ではなく、補助的な上向きの衝撃を受けるにすぎないこ
とから、搬送によって得られている薄板の運動エネルギ
ーは分岐運動に利用される。こうして分岐工程に対して
不都合な作用を与えることなく高い搬送速度が容易に実
現可能となる。衝撃力ないし衝撃パルスの付与という方
式により、平坦でない面をもつ木細工用薄板も本発明に
よる選別装置で遅れなしに問題なく分岐させられる。
【0010】薄板に上向きの衝撃を付与する方向転換手
段として、空気衝撃を発生する装置、たとえば搬送ライ
ンの隙間または穴を通して薄板に作用するように圧縮空
気システムに連結された制御式ノズルを用いることがで
きる。また方向転換手段として簡単なプランジャを用い
ことや、または搬送ラインに配置された搬送方向切換器
として機能する揺動式方向切換部材を用いることも可能
である。
【0011】分岐ステーションの上方に配置され、方向
転換手段によって上方に偏向された薄板を分岐ラインに
中継送りするために利用される補助的なガイド手段は特
別な利点をもたらす。この場合、たとえば偏向に利用さ
れる空気衝撃は正確に計算された所定の衝撃値を付与す
る必要はなく、付与される衝撃は分岐対象となる薄板が
分岐ラインに達するのに必要な最低値を上回っていれば
十分である。過剰な衝撃はガイド手段によって吸収さ
れ、分岐ラインへの薄板の所定の中継送りが常に保障さ
れる。この場合ガイド手段はさまざまな長さの薄板を確
実に分岐することができるように寸法設計されていれば
よい。とにかく、分岐工程を実施するのに十分な強さの
衝撃が薄板の前端に付与されるように設計すれば十分で
ある。
【0012】分岐ラインの方向に向きを変えられた薄板
の運動を加速するように前記ガイド手段を構成すればさ
らなる特別な長所利点が得られる。このような構成は分
岐されるべき薄板を積極的に引き上げる作用をもたら
し、これによって分岐工程での不都合な遅れが確実に防
止される。この薄板の加速はたとえばガイド手段を薄板
の搬送方向に駆動する駆動式ベルトコンベヤとして構成
し、分岐されるべき薄板が方向転換手段の上向き衝撃に
よってこのベルトコンベヤのベルト面に押し付けられる
ように構成することによって実現可能である。分岐され
るべき薄板とベルトコンベヤとして形成されたガイド手
段との間の摩擦を高めるため、向きを変えられた薄板を
吸引するための真空吸引装置をガイド手段に装備するこ
とも可能であり、これにより吊り下げ搬送を行う吸引式
ベルトコンベアが構成されることとなる。
【0013】分岐ラインは上り勾配を成すベルトコンベ
ヤとして形成されるのが合理的であり、その結果、薄板
の運動方向は分岐ステーションでの方向転換時以外には
変更される必要がないこととなる。したがって、相応に
高い運動エネルギーを維持シアタ状態で非常に高い搬送
速度が得られる。
【0014】ここで、分岐ラインに対して横方向に延び
るとともに実質的に水平に配置されたせき止めベルトコ
ンベヤを分岐ラインに接続し、分岐ラインが薄板を上向
傾斜状態でせき止めベルトコンベヤ上に送り出すように
構成すればさらなる利点が得られる。各薄板はこうした
方法でせき止めベルトコンベヤ上に水平にすることとな
り、薄板が最初にその前端で強くせき止めベルトコンベ
ヤに接触することがなくなる。薄板のせき止めベルトコ
ンベヤに対する平行平面状態での接触によって十分に得
られる粘着摩擦は確実な送り運動をもたらすと同時にさ
らにこの選別装置におけるより高い搬送速度とより大き
な処理能力の実現に貢献することとなる。
【0015】最後に搬送ラインをも、ベルトコンベヤと
このベルトコンベヤに設けられる真空吸引装置とで構成
することができる。これにより選別さるべき薄板と搬送
ラインとの間の摩擦はさらに高められ、その結果、非常
に高い搬送速度とそれに伴う大きな薄板選別処理能力も
実現可能となる。本発明によるその他の特徴及び利点
は、以下図面を用いた実施例の説明により明らかになる
だろう。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて本発
明の3つの実施形態を取り上げ、本発明による選別装置
の詳細な説明を行う。
【0017】図1に示した平面図は薄板、特に寄せ木細
工用薄板に適した選別装置を備えた設備全体を大まかに
概観したものである。寄せ木細工用薄板は保管マガジン
1から個別に取出され、縦長に横たえられてカメラステ
ーション2を通過し、同ステーションにおいて光学走査
され、種々の品質等級に分類される。続いて薄板は分岐
ステーション4を備えるとともに、実質的に水平に延設
された搬送ライン3を通過する。所定の品質等級の寄せ
木細工用薄板は分岐ステーション4で分岐ライン5に導
かれ、同レーンから分岐ライン5に対して横方向送りを
行うせき止めベルトコンベヤ6に達し、さらにこのベル
トコンベヤ6からスライダ7によりパレット面をカバー
するロット単位で収集ベルトコンベヤ8上に押し込めら
れ、最後にこのベルトコンベヤ8からパレットコンベア
9に達する。この特別な品質等級に分類されない薄板は
分岐ステーション4で選別されずに搬送ライン3をさら
に先へと送られ、分類品質等級の数に対応して場合によ
りさらに別の前記のように形成された分岐ステーション
(図示されていない)で選別されることとなる。
【0018】図1中の方向Aから見た側面図である図2
は、分岐ステーション4での寄せ木細工用薄板の分岐が
上方に向かって行われることを明らかにしている。分岐
ステーション4で搬送ライン3から分岐される寄せ木細
工用薄板は後に図3を用いて詳しく説明する方向転換運
動により、搬送ライン3の上方に配置され左から右に向
かって上り勾配を成す分岐ライン5の方に向きを変えら
れながら案内される。分岐ライン5は分岐ステーション
4からせき止めベルトコンベヤ6に達するまで直線状に
上り勾配を成して延びていることから、分岐された寄せ
木細工用薄板はベルトコンベヤ6と同じ傾斜姿勢からせ
き止めベルトコンベヤ6上に放出され、これによりせき
止めベルトコンベヤ6上に平行平面姿勢で着地する。同
図から、せき止めベルトコンベヤ6、スライダ7および
収集ベルト8は搬送ライン3の上方の同一平面内にある
一方で、選別された寄せ木細工用薄板を収容したパレッ
トコンベア9は床レベルまで降下することが認められ
る。
【0019】図2から明らかなように、搬送ライン3は
一連のベルトコンベヤ10,11,12,13とそれぞ
れに付属する駆動ユニット14,15,16,17で構
成されている。カメラステーション2は総数で5台のC
CDカメラ18,19,20,21,22を装備し、処
理量が大量で搬送速度が相応して高い場合でも通過する
寄せ木細工用薄板を種々の品質判定基準に応じて高い信
頼性を維持しながら等級選別することを保障する。
【0020】図3は本発明に基づき、この選別設備の核
心部を成す分岐ステーション4に設けられた選別装置を
示しており、図3は図2中の個所Xの詳細を拡大して示
したものとなっている。第1の懸架具23には通常のベ
ルトコンベヤ24として構成され、搬送ライン3の上方
に上り勾配を成して配置された分岐ライン5が取付けら
れている。分岐ステーション4の搬送ライン3と分岐ラ
イン5の上方の第2の懸架具25にはガイド手段26が
取付けられており、このガイド手段26も同じく付属す
る駆動ユニット28によって分岐搬送方向に駆動される
ベルトコンベヤ27として構成されている。ただしこの
ベルトコンベヤ27は“吊り”搬送を目的として設けら
れており、そのために真空吸引装置29を備え、この装
置29によって吸引搬送式ベルトコンベアとして機能す
る。分岐ステーション4において共に搬送ライン3の一
部を形成するベルトコンベヤ12と13との間には隙間
30が位置し、この隙間30には分岐ステーション4で
選別さるべき寄せ木細工用薄板に空気衝撃を与えるため
のフラットノズル31が設けられている。
【0021】本実施例の分岐ステーション4の作用は図
3から理解できる。ベルトコンベヤ12上に縦長に横た
えられて送られてきた、隙間30の幅を上回る長さを有
した寄せ木細工用薄板は通常の場合には搬送ライン3に
沿ってベルトコンベヤ13に引き渡される。ただし、こ
の設備のコントローラがカメラステーション2から伝達
されたデータと搬送ライン3の搬送速度とに基づいて分
岐ステーション4で選別さるべき品質等級の寄せ木細工
用薄板が隙間30に到達すると判定した時点でのみフラ
ットノズル31が動作して空気衝撃が発生させられ、選
別さるべき寄せ木細工用薄板の前端がその衝撃により上
方に持ち上げられてガイド手段26に向かって押し付け
られる。ガイド手段26はその際確実にその寄せ木細工
用薄板が正しく分岐ライン5に引き渡されるように機能
する。真空吸引装置29は寄せ木細工用薄板がフラット
ノズル31によってガイド手段26に押し付けられると
直ちにその薄板を吸い付ける。このようにして、搬送ラ
イン3からの薄板の引き上げ方向転換を行うことによっ
てこの分岐工程を支援する。さらにガイド手段26は駆
動式ベルトコンベヤ27として構成されており、このベ
ルトコンベヤ27はベルトコンベヤ12よりも好ましく
は高速で駆動することから、選別さるべき寄せ木細工用
薄板を搬送ライン3から浮かし上げて引離す際に加速作
用を薄板に及ぼすことになり、この作用によって分岐時
に生ずるいっさいの不都合な遅れが確実に防止される。
もちろん、ガイド手段26がベルトコンベヤ27として
構成されていなければならない必要性も、分岐ライン5
への所定の引渡しを保障するために真空吸引装置29が
設けられていなければならない必要性も絶対的なもので
はなく、これらの構成は本発明の必須条件でないことは
自明である。ただしガイド手段26が吸引式ベルトコン
ベアとして構成されている場合には特に寄せ木細工用薄
板の高速通過を実現することが可能となる。そのような
高い処理能力はたとえば搬送ライン3のベルトコンベヤ
12および13をもそのような真空吸引装置33を備え
た吸引式ベルトコンベアとして構成することによってさ
らに増強することが可能である。
【0022】図4は図3と同様に設備の核心部を成す分
岐ステーション4に設けられた選別装置を示している
が、この図では本発明による上向きの衝撃が空気圧駆動
されるピストン−シリンダ−ユニットから成るプランジ
ャ32によって付与される実施形態が示されている。図
4に図示した分岐ステーション4のその他の部材は図3
に図示した部材と同一であり、それぞれ同一の符号が付
されていることから、その他の点については前記説明が
流用される。
【0023】このことは、分岐さるべき寄せ木細工用薄
板に本発明による上向きの衝撃を付与するための第3の
方式を示した図5についても同様である。この図におい
てベルトコンベヤ12と13との間の隙間30は揺動方
向切換部材(揺動式方向切換板)34によって中継され
ており、この揺動方向切換部材34は軸35に揺動可能
に支持され、レール切換器の要領で分岐さるべき寄せ木
細工用薄板を上方に方向転換させて分岐ライン5に引き
渡すことができる。図5は、半分だけ揺動変位したポジ
ションにある揺動方向切換部材34、正確には寄せ木細
工用薄板をさらに先へ送るための終端ポジションと寄せ
木細工用薄板を分岐するための他の終端ポジションとの
間の中間ポジションに位置している揺動方向切換部材3
4を示している。図示した実施形態において揺動方向切
換部材34は隙間30に配置された空気圧駆動式のピス
トン−シリンダ−ユニット36によって動作させられ
る。容易に理解できるように、揺動方向切換部材34を
備えた本実施形態は隙間30を越えることが容易でない
相対的に長さの短い寄せ木細工用薄板も問題なく上方に
分岐させることができるという利点を有する。
【0024】上述した実施形態では、寄せ木細工床用化
粧薄板を等級別に選別するための選別装置が例示された
が、もちろん、本発明による選別装置の選別対象はその
ような化粧薄板に限定されるわけではなく、薄板状の種
々の物品が選別対象として処理可能である。また、搬送
ラインや分岐ラインなどの具体的な構成としてベルトコ
ンベヤが取り上げられたが、薄板を横臥状態で搬送可能
なその他種々の搬送機構が本発明の選別装置に適用可能
である。
【0025】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による選別装置の平面図
【図2】図1中のAの方向から見た側面図
【図3】図2に図示したX部の詳細図
【図4】別の実施形態における図2のX部に該当する個
所の詳細図
【図5】さらに別の実施形態における図2のXに該当す
る個所の詳細図
【符号の説明】
1 保管マガジン 2 カメラステーション 3 搬送ライン 4 分岐ステーション 5 分岐ライン 26 ガイド手段 30 隙間 31 フラットノズル 32 プランジャ 34 揺動方向切換部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599098714 STUTTGARTER STRASSE 123, D‐72250 FREUDENST ADT, BUNDESREPUBLIK DEUTSCHLAND (72)発明者 エム・アリ・マンスログル ドイツ連邦共和国 デー‐59329 ヴァー ダースロー レッシングシュトラーセ 6 (72)発明者 ヴォルフガング・メリース ドイツ連邦共和国 デー‐33397 リート ベルク ヴァルハイデ 25 (72)発明者 トーマス・リュッキング ドイツ連邦共和国 デー‐33142 ビュー レン‐シュタインハウゼン グルント 6 (72)発明者 ヘリベルト・テレ ドイツ連邦共和国 デー‐33102 パーダ ーボルン ヤーンプラッツ 6アー Fターム(参考) 3F053 EA12 EC02 EC06 EC09 EC10 EC12 LA15 LB12 3F070 AA28 BB02 BC01 BC07 BD01 BE01 BE03 BE09 EA13 EA24 EB01 EB07 EB09 EB16 EE08 EE11 FA09 FC03 3F079 AD17 CA23 CA41 CB25 CB28 CB35 CC03 CC04 CC06 DA12 DA21 DA25 DA28

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に延びた薄板搬送ライン(3)
    と、選別された薄板を前記搬送ライン(3)から分岐す
    るための少なくとも一つの分岐ステーション(4)と、
    前記分岐ステーション(4)から延びる分岐ライン
    (5)を備えた薄板の選別装置であって、選別された薄
    板を前記分岐ライン(5)に案内するために動作する方
    向転換手段を前記分岐ステーション(4)に設けている
    ものにおいて、 前記方向転換手段は薄板に上向きの衝撃を付与するため
    の装置として構成され、前記分岐ライン(5)の少なく
    とも出発点は搬送ライン(3)の上方に位置しているこ
    とを特徴とする選別装置。
  2. 【請求項2】 前記方向転換手段が薄板に作用する空気
    衝撃発生装置(31)であることを特徴とする請求項1
    に記載の選別装置。
  3. 【請求項3】 前記方向転換手段が薄板に作用するプラ
    ンジャ(32)を備えていることを特徴とする請求項1
    に記載の選別装置。
  4. 【請求項4】 前記方向転換手段は搬送ライン(3)に
    配置された揺動方向切換部材(34)から構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の選別装置。
  5. 【請求項5】 前記方向転換手段(31)によって上方
    に向きを変えられた薄板を分岐ライン(5)に中継案内
    するためのガイド手段(26)が分岐ステーション
    (4)の上方に配置されていることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の選別装置。
  6. 【請求項6】 前記ガイド手段(26)が分岐ライン
    (5)の方向に向きを変えられた薄板の運動を加速する
    ように構成されていることを特徴とする請求項5に記載
    の選別装置。
  7. 【請求項7】 前記ガイド手段(26)がベルトコンベ
    ヤ(27)であることを特徴とする請求項5または6に
    記載の選別装置。
  8. 【請求項8】 前記ベルトコンベヤ(27)は向きを変
    えられた薄板を吸引するための真空吸引装置(29)を
    備えていることを特徴とする請求項7に記載の選別装
    置。
  9. 【請求項9】 前記分岐ライン(5)は上り勾配を成す
    ベルトコンベア(24)として構成されていることを特
    徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の選別装置。
  10. 【請求項10】 前記分岐ライン(5)に対して横方向
    に延びるとともに水平方向に配置されたせき止めベルト
    コンベヤ(6)を前記分岐ライン(5)に接続し、前記
    分岐ライン(5)が薄板を上向傾斜状態からせき止めベ
    ルトコンベヤ(6)上に送り出すように構成されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の選別装置。
  11. 【請求項11】 前記搬送ライン(3)はベルトコンベ
    ヤ(10,11,12,13)とこれらのベルトコンベ
    ヤに設けられた真空吸引装置(33)とから構成されて
    いることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載
    の選別装置。
JP2001175514A 2000-06-10 2001-06-11 薄板選別装置 Pending JP2002052367A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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