JP2000343044A - 物体の供給装置 - Google Patents

物体の供給装置

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JP2000343044A
JP2000343044A JP11158221A JP15822199A JP2000343044A JP 2000343044 A JP2000343044 A JP 2000343044A JP 11158221 A JP11158221 A JP 11158221A JP 15822199 A JP15822199 A JP 15822199A JP 2000343044 A JP2000343044 A JP 2000343044A
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crushed
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JP11158221A
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Inventor
Fumio Takeda
文夫 武田
Tetsuo Miyamoto
哲郎 宮本
Masakatsu Hayashi
政克 林
Tsutomu Hasegawa
勉 長谷川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物体を1個づつ搬送方向に間隔を開けて供給
することができる供給装置を提供する。 【解決手段】 物体17を振動により分散する振動フィ
ーダ5、7と、分散された物体を搬送する搬送手段9
と、搬送されている先行する物体17と後続する物体1
7との搬送方向の間隔を検出する間隔検出手段13と、
この検出された間隔が設定された値以下のときにいずれ
か一方の物体を搬送経路から除去する除去手段15とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業製品、農作
物、荷物などの様々な物体を供給する供給装置に係り、
特に、廃棄物の破砕片の材質を選別する材質選別装置な
どへの破砕片の供給手段として好適な供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近では工業製品の廃棄物などのリサイ
クルが進み、廃棄された工業製品などを破砕して材質ご
とに選別回収することが行なわれている。工業製品など
の破砕片を選別する材質選別装置としては、赤外センサ
などを使ってプラスチックなどの材質を選別する装置
や、特開平6−106091号公報などに提案されてい
るような、CCD画像センサなどを使って金属の破砕片
などの色を識別して金属の種類などを選別する装置、特
開平9−24344号公報などに提案されているよう
な、コイルなどで発生させた交流磁界の破砕片による変
化と、破砕片の重量とに基づいて金属の種類や、金属と
樹脂やガラスなどの非金属などを選別する装置などがあ
る。このような、材質選別装置への破砕片の供給装置と
して、実公平8−1007号公報などにホッパと振動フ
ィーダの組み合わせにより、破砕片をばらばらにほぐし
て選別装置に供給するものが提案されている。
【0003】一方、果実などの供給装置として、特開昭
63−306122号公報や特開平2−8116号公報
などに提案がある。特開昭63−306122号公報で
は、搬送される果実などを略V字状に傾斜させて配置さ
れた左右一対の無端状のベルトを備えた搬送コンベアで
受けて、1列に整列させながら搬送している。略V字状
に傾斜させて配置された左右一対の搬送コンベアの内、
左右何れか一方の外側に、さらにコンベアの搬送面を振
動させる振動手段を有する副搬送コンベアを設け、副搬
送コンベア上の果実などを、振動と傾斜により、略V字
状に傾斜させて配置された左右一対の搬送コンベアの底
部へ移動させることで、果実などを1列に整列させて搬
送している。また、搬送コンベアの底部へ移動できずに
副搬送コンベア上にある果実などは、副搬送コンベアの
終端部から落下させて搬送経路から除去されている。特
開平2−8116号公報では、特開昭63−30612
2号公報に提案されている装置の略V字状に傾斜させて
配置された左右一対の搬送コンベアの一方を、搬送方向
の軸心回りに回転する断面円形のブラシ体に置き換えて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な材質選別装置などでは、破砕片を精度高く選別するた
め、各センサの検知範囲や交流磁界中などに、同時に2
個の破砕片などが存在しないように、破砕片が1個づつ
搬送方向に間隔を開けて送られてくる必要がある。
【0005】しかし、実公平8−1007号公報などに
提案されているような供給装置では、破砕片を1個づつ
破砕片の搬送方向に間隔を開けて供給することはできな
い。また、特開昭63−306122号公報や特開平2
−8116号公報などに提案されている供給装置は、物
体を1列にすることはできるが、前後して搬送されてい
る物体の搬送方向の間隔を開けることはできない。この
ため、物体を1個づつ、かつ、先行する破砕片と後続す
る破砕片を、物体の搬送方向に所定の間隔以上離した状
態で供給できる供給装置が望まれている。
【0006】本発明の課題は、物体を1個づつ搬送方向
に間隔を開けて供給する供給装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の供給装置は、以
下の手段により上記課題を解決する。複数の物体を搬送
する搬送手段と、搬送されている先行する物体と後続す
る物体との搬送方向の間隔を検出する間隔検出手段と、
この検出された間隔が設定された値以下のときにいずれ
か一方の物体を搬送経路から除去する除去手段とを備え
る。このようにすれば、搬送経路を流れている複数の物
体を、先行する物体と後続する物体との搬送方向の間隔
に応じて間引くことができるので、物体を1個づつ搬送
方向に間隔を開けて次工程に供給することができる。
【0008】また、除去手段は、気体を物体に向けて噴
出して物体を搬送経路から除去すれば、簡単な構成で物
体を搬送経路から除去できるので好ましい。さらに、除
去手段は、気体を噴出するノズルと、このノズルに気体
を供給する気体供給手段と、間隔検出手段からの信号に
応じて気体のノズルへの供給と遮断とを制御する気体噴
出制御部とを備える。
【0009】また、廃棄物を破砕した破砕片を供給する
供給手段と、この供給手段から供給された破砕片を搬送
して破砕片の材質を選別する選別手段とを備える材質選
別装置において、供給手段は、破砕片を振動により分散
する振動フィーダと、分散された破砕片を搬送する搬送
手段と、搬送されている先行する破砕片と後続する破砕
片との搬送方向の間隔を検出する間隔検出手段と、この
検出された間隔が設定された値以下のときにいずれか一
方の破砕片を搬送経路から除去する除去手段とを備え
る。
【0010】このような構成とすることにより、破砕片
を、所望の間隔以上に1個づつ搬送方向に間隔を開けて
材質選別装置に供給できるため、選別手段の材質検知範
囲、例えばセンサの検出範囲や交流磁界の範囲などに同
時に2個の破砕片が存在し難くなるため、材質選別装置
の選別精度を向上することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用してなる物体
の供給装置の一実施形態を図1乃至図3を参照して説明
する。図1は、本発明を適用してなる供給装置の斜視図
である。図2は、供給装置を金属選別装置に設置した状
態を示す図である。図3は、供給装置の平面図である。
なお、本実施形態では、廃工業製品などの破砕片を材質
によって選別回収する材質選別装置に破砕片を供給する
ための供給手段として用いられている場合について説明
する。
【0012】本実施形態の供給装置1は、図1に示すよ
うに、ホッパ3、第1振動フィーダ5、第2振動フィー
ダ7、搬送部9、回収部11、フォトセンサ13、そし
てエアーノズル15などで構成されている。ホッパ3
は、図示していないフレームに固定されており、上部に
破砕片17を投入するための図示していない投入口を有
し、底部に破砕片を排出する排出口19を有している。
電磁振動式の第1振動フィーダ5は、平板状の底部とこ
の底部の両縁部に形成された側板20とを有し、断面略
U字形状、すなわち樋形状に形成されており、側板20
の内側に設けられ、側板20と平行に延在する2枚のガ
イド板21と、底部のガイド板21間に挟まれた部分で
ある分散面23とを備えている。第1振動フィーダ5の
破砕片17の移送方向に対して上流側の端部には、ホッ
パ3の排出口19が挿入されている。また、第1振動フ
ィーダ5のホッパ3の排出口19が挿入されている側の
端部には、電磁石などからなる加振部26が備えられて
おり、第1振動フィーダは、加振部26によって、分散
面21が破砕片17の移送方向の斜め上方に向けて移動
する方向、すなわち振動方向22に振動する。第1振動
フィーダ5は、第1振動フィーダ5の破砕片17の移送
方向に対して下流側端部の側板20の外側と加振部26
の両側部に取付けられたばねなどの弾性部材25で吊り
下げられており、分散面21がほぼ水平になるように設
置されている。
【0013】第2振動フィーダ7は、第1振動フィーダ
5の下流側に配置され、振動部27、振動部27に加振
するための電磁石などからなる加振部29などから構成
されている。振動部27は、平板状の底部とこの底部の
両縁部に形成された側板30とを有し、断面が略U字形
状、すなわち全体が樋状に形成され、底部が分散面31
となっており、下流側の端部が低くなるように、上流側
の端部から下流側の端部にかけて傾斜させて設置されて
いる。側板30間の分散面31の破砕片17の搬送方向
に垂直な方向の幅は、第1振動フィーダ5の分散面23
の破砕片17の搬送方向に垂直な方向の幅よりもやや広
くなっており、分散面31には、破砕片17の移送方向
に平行に延在し、分散面31からわずかに突出した直線
状の複数のガイド突起33が形成されている。第2振動
フィーダ7の振動部27は、加振部29によって、破砕
片17の移送方向の斜め上方に振動部27を移動させる
方向、すなわち振動方向35に振動する。また、第1振
動フィーダ5の分散面23の下流側端部は、第2振動フ
ィーダの分散面27の上流側端部上方に、わずかな間隙
を介して重なっている。なお、第1振動フィーダ5と第
2振動フィーダ7は、破砕片17を分散させるための分
散手段を構成している。
【0014】搬送部9は、水平に間隔を置いて配置され
た2つのローラー37に掛け渡された無端状の搬送ベル
ト39からなるベルトコンベア型に形成されており、2
ラインの搬送ベルト39を有している。また、搬送部9
は、搬送ベルト39の下流側に、下流側が低くなるよう
に上流側から下流側に傾斜し、搬送ベルト39の搬送面
41の下流側端部とわずかな間隙を介して連なるガイド
面43を有する搬送プレート45を備えている。回収部
11は、搬送部9と同様に、水平に間隔を置いて配置さ
れた2つのローラー47に掛け渡された無端状の回収ベ
ルト49からなるベルトコンベア型に形成されており、
2ラインの回収ベルト49を有している。搬送ベルト3
9と回収ベルト49とは、平行に交互に隣接して配置さ
れ、搬送ベルト39の上側部分の搬送面41は、回収ベ
ルト49の上側部分の搬送面51よりも高い位置に配置
されている。搬送ベルト39の搬送面41の上流側端部
は、第2振動フィーダ7の分散面31の下流側端部より
も低い位置に設けられており、搬送ベルト39の搬送面
41の上流側端部と第2振動フィーダ7の分散面31の
下流側端部とは、段差を有して連なっている。
【0015】搬送プレート45の下流側には、供給装置
1と金属選別装置などの次工程との間を連結するための
連結部53が設けられている。連結部53は、水平に間
隔を置いて配置された2つのローラー55に掛け渡され
た無端状の連結ベルト57を有している。連結部53の
連結ベルト57の上側部分である搬送面59の破砕片1
7の搬送方向に垂直な方向の幅は、搬送部9の2ライン
の搬送ベルト39の破砕片17の搬送方向に垂直な方向
の幅と、2ラインの搬送ベルト39の間にある1ライン
の回収ベルト49の破砕片17の搬送方向に垂直な方向
の幅とを合わせた幅とほぼ同じになっており、これは、
第2振動フィーダ7の分散面31の破砕片17の搬送方
向に垂直な方向の幅ともほぼ同じになっている。搬送プ
レート45のガイド面43の下流側端部は、連結部53
の搬送面59の上流側端部とわずかな間隙を有して連な
っている。このように、搬送部9は、第2振動フィーダ
7と連結部53の間に設置されている。一方、回収部1
1、すなわち回収ベルト49は、連結部53と第1振動
フィーダ5の下方の間に設置されている。なお、搬送ベ
ルト39と回収ベルト49は、各々のローラー37、4
7に連結された図示していないモータなどの駆動手段に
より、互いに逆方向に循環するようになっており、回収
ベルト49の第1振動フィーダ5の下方に位置する端部
側には、回収ベルト49で回収された破砕片17をホッ
パ3の投入口に再投入するための図示していないバケッ
トコンベアなどからなる再投入手段を備えている。
【0016】フォトセンサ13とエアーノズル15は、
搬送部9の搬送プレート45の同一側方に設けられてお
り、フォトセンサ13が上流側に、エアーノズル15が
下流側に位置している。フォトセンサ13は、図2に示
すように、フォトセンサ13の信号を増幅するセンサア
ンプ61とインターフェース63とを順次介して、供給
装置1と金属選別装置65とを制御しているコンピュー
タ67に接続されている。エアーノズル15は、エアー
の噴出と遮断とを切り換えるための電磁弁69を介し
て、例えば圧縮気体やコンプレッサーなどの空気供給源
71に連結されており、電磁弁69は、ドライバ73と
インターフェイス63とを順次介してコンピュータ67
に接続されている。なお、フォトセンサ13、センサア
ンプ61、そしてコンピュータ67などは、間隔検出手
段を構成し、エアーノズル15、空気供給源71、そし
て電磁弁69とコンピュータ67などからなる気体噴出
制御部は、除去手段を構成している。
【0017】本実施形態において連結されている金属選
別装置65は、図2に示すように、交流磁界を発生して
破砕片17によるインダクタンスの変化量を検出する検
出コイル75、2つの検出コイル75の間を通り、破砕
片17を搬送する検出搬送部77、破砕片17の重量を
測定する重量測定器79、そして、破砕片17をその材
質毎に回収する回収部81などから構成されている。ま
た、コンピュータ63は、検出コイル75で測定したイ
ンダクタンス変化量と重量測定器79で測定した重量か
ら破砕片17の種類を選別し、回収部81での選別回収
を制御している。
【0018】検出搬送部77は、無端状の搬送ベルト8
3を水平に配置した2つのローラー85に掛け渡したベ
ルトコンベア型になっており、ローラー85に連結され
た図示していないモータなどの駆動手段により搬送部9
の搬送ベルト39と同一方向に循環する。2つの検出コ
イル75は、互いに平行かつ同軸に、検出搬送部77の
搬送ベルト83の上側部分にある搬送面87の搬送経路
の中央部に、搬送面87を挟んで搬送面87と水平に設
置されており、各々、検出コイル75に交流磁界を発生
させてインダクタンス変化量を検出する検出器89に接
続されている。検出器89は、インターフェース63を
介してコンピュータ67に接続されている。
【0019】重量測定器79は、破砕片17を搬送ベル
ト83の搬送面87の下流側端部から回収部81に表面
を滑らせて案内するための傾斜した受け台95が、軸受
け91によって垂直に支持されているシャフト93の頂
部に固定されている。また、受け台95に破砕片17が
載ると、荷重に応じて受け台95とシャフト93が下方
へ位置変位することにより破砕片17の重量を測定する
荷重センサ97が、シャフト93の下端部に設けられて
いる。荷重センサ97は、ストレインアンプ99、A/
D変換器101、そしてインターフェース63を順次介
してコンピュータ67に接続されている。
【0020】回収部81は、重量測定器79の受け台9
5の下流側端部から滑り降りる破砕片17をアルミニウ
ム回収容器103、銅回収容器105、またはその他の
材質の回収容器107に案内するための板状のセパレー
タ109、111、各々のセパレータ109、111を
駆動するためのアクチュエータ113、115などで構
成されている。セパレータ109は、アルミニウム回収
容器103に蓋をした状態の位置aと、斜め上方に傾斜
した状態の位置bとの間で、下端縁部にそって設けられ
た図示していない軸部により回動可能に軸支されてお
り、その軸部にセパレータ109を駆動するアクチュエ
ータ113が取り付けられている。同様に、セパレータ
111は、銅回収容器105に蓋をした状態の位置a
と、斜め上方に傾斜した状態の位置bとの間で、下端縁
部にそって設けられた図示していない軸部により回動可
能に軸支されており、その軸部にセパレータ111を駆
動するアクチュエータ115が取り付けられている。ア
クチュエータ113、115は、各々、ドライバ11
7、119とインターフェース63とを順次介してコン
ピュータ67に接続されている。
【0021】供給装置1の連結部59の連結ベルト57
と金属選別装置65の検出搬送部77の搬送ベルト83
との間、検出搬送部77の搬送ベルト83と重量測定器
79の受け台95との間、そして重量測定器79の受け
台95と回収部81との間には、各々、上流側から下流
側に向けて下流側が低くなるように傾斜し、破砕片17
を、表面を滑らせて案内するためのガイドプレート12
1、123、125が設置されている。また、検出コイ
ル75の上流側近傍の搬送面87上方には、センサアン
プ127とインターフェース63とを順次介してコンピ
ュータ67に接続されたフォトセンサ129が、重量測
定器79の受け台95の上流側近傍、すなわちガイドプ
レート123の下流側端部の上方には、センサアンプ1
31とインターフェース63とを順次介してコンピュー
タ67に接続されたフォトセンサ133が、回収部81
の上流側近傍、すなわちガイドプレート125の下流側
端部の上方には、センサアンプ135とインターフェー
ス63とを順次介してコンピュータ67に接続されたフ
ォトセンサ137が設置されている。
【0022】このような構成の本発明に係る供給装置の
動作と特徴部、及び本実施形態の供給装置が備えられた
金属選別装置の動作について説明する。工業製品などの
廃棄物が図示していない破砕機にかけられ破砕される。
このとき、得られた破砕片は、塊状、板状、パイプ状、
さらにそれらが屈曲したり、ねじれたりした多様な形状
を有している。このような破砕片は、図示していない篩
装置にかけられ、次工程の金属選別装置などの選別能力
などに応じた大きさ、例えば約20mmから約150m
mの範囲の大きさを有する破砕片に分けられる。篩装置
にかけられた破砕片は、風力式の選別器にかけられ、破
砕片中の樹脂フィルムや、紙様のものなどが選別回収さ
れる。樹脂フィルムや、紙様のものなどが回収された後
に残った破砕片は、磁力式の金属選別装置にかけられ、
破砕片中の鉄などの磁性金属が選別回収される。
【0023】磁性金属が選別回収された後に残った破砕
片、すなわち弱磁性または非磁性金属と樹脂やガラスな
どの非金属などからなる破砕片17は、図1に示すよう
に、ホッパ3に投入され、ホッパ3の排出口19から第
1振動フィーダ5の分散面23上に、第1振動フィーダ
5が振動方向22に振動することで一定量づつ切り出さ
れる。このとき、第1振動フィーダ5は、例えば、振動
状態と静止状態を交互に繰り返すか、または大きな振動
と小さな振動を交互に繰り返すなど、間欠的に加振され
ることで、ホッパ3の排出口19から切り出されて来る
破砕片17の搬送方向の間隔が開くようにしている。ま
た、破砕片17は、単独状態、重なり合った状態、そし
て、絡み合った状態で切り出されてくるが、第1振動フ
ィーダ5が振動方向22、すなわち斜め上方に振動する
ことで、重なり合った状態、または絡み合った状態にな
っている複数の破砕片17を互いに分離して分散させて
いる。振動方向22の振動により第1振動フィーダ5の
分散面23上を分散面23の下流側端部に向かって移動
した破砕片17は、第2振動フィーダ7の傾斜した分散
面31上に移動する。
【0024】第2振動フィーダー7の振動部27は、振
動方向35に一定の強度で加振されている。このため、
第1振動フィーダ5で分離できなかった重なり合った、
または絡み合った複数の破砕片17を分離し、分散面3
1上に分散させる。また、分散面31上の破砕片17
は、振動部27の振動方向35の振動により、側板30
とガイド突起33、または2本のガイド突起33の間の
範囲内に分散が制限されながら、搬送部9または回収部
11に向かって移動する。このとき、本実施形態では、
側板30とガイド突起33の間を移動してきた2ライン
の破砕片17は、搬送部9の搬送ベルト39上に落下
し、2本のガイド突起33の間を移動してきた破砕片1
7と、搬送ベルト39の搬送面41に載らなかった破砕
片17は、回収部11の回収ベルト49上に落下する。
【0025】回収ベルト49の搬送面51上の破砕片1
7は、第1振動フィーダ5の下方にある回収部11の端
部まで搬送され、図示していないバケットコンベアなど
によりホッパ3へ戻される。一方、搬送ベルト39の搬
送面41上に載った破砕片17は、搬送ベルト39の搬
送面41の下流側端部に向けて搬送される。このとき、
搬送ベルト39の循環速度が、第2振動フィーダー7の
分散面31上での破砕片17の移動速度よりも速く設定
されていれば、同じ搬送ベルト39の搬送面41上に載
る先行する破砕片17と後続する破砕片17との搬送方
向の間隔を、第2振動フィーダー7の分散面31上にあ
ったときのこれらの砕片17の間隔よりも広げることが
できる。
【0026】搬送ベルト39の搬送面41の下流側端部
に達した破砕片17は、搬送プレート45のガイド面4
3上に移動し、ガイド面43上を連結部53に向かって
滑り降りる。このとき、ガイド面43の側部に設けられ
たフォトセンサ13で、破砕片17の前端部の通過を検
知し、コンピュータ67は、先行する破砕片17と後続
する破砕片17との搬送方向の間隔を検出する。検出さ
れた間隔が予め設定した値を超える場合は、後続する破
砕片17をそのまま搬送プレート45を通過させる。検
出された間隔が設定された値以下の場合には、コンピュ
ータ67が電磁弁69を開状態に切り換え、空気供給源
71からのエアーを、エアーノズル15から噴射させ、
破砕片17を、搬送プレート45のガイド面43上から
回収ベルト49の搬送面51上へ落とす。回収ベルト4
9の搬送面51上へ落とされた破砕片17は、前述と同
様に、ホッパ3へ戻される。
【0027】ここで、破砕片17の搬送方向に沿った間
隔の検出例を示す。図3に示すように、各々異なるライ
ンの搬送プレート45のガイド面43上を滑り降りる先
行する破砕片17−1と後続する破砕片17−2の間隔
T1が設定された値以下であるとき、フォトセンサ13
で後続する破砕片17−2の前端部の通過を検知し、コ
ンピュータ67で先行する破砕片17−1と後続する破
砕片17−2の間隔を検出した時点で、エアーノズル1
5からエアーを噴出し、後続する破砕片17−2を搬送
プレート45のガイド面43から回収ベルト49の搬送
面51上へ落下させ、破砕片17の供給経路から破砕片
17−2を除去する。破砕片17−2を破砕片17の供
給経路から除去すると、破砕片17−1と異なるライン
の搬送ベルト39の搬送面41上にある破砕片17−3
が、破砕片17−1に後続することになる。先行する破
砕片17−1と後続する破砕片17−3の間隔T2が設
定値より大きいとき、後続する破砕片17−3は、除去
されること無く搬送プレート45のガイド面43上を滑
り降り、連結ベルト57の搬送面59上に移る。
【0028】破砕片17−3には、破砕片17−3と異
なるラインの搬送ベルト39の搬送面41上にある破砕
片17−4が後続している。先行する破砕片17−3と
後続する破砕片17−4の間隔T3が設定値以下である
とき、前述のように、エアーノズル15からエアーを噴
出し、後続する破砕片17−4を搬送プレート45のガ
イド面43から回収ベルト49の搬送面51へ落下させ
て破砕片17の供給経路から除去する。破砕片17−4
を破砕片17の供給経路から除去すると、破砕片17−
3と同じラインの搬送ベルト39の搬送面41上にある
破砕片17−5が、破砕片17−3に後続することにな
る。先行する破砕片17−3と後続する破砕片17−5
の間隔T4が設定値より大きいとき、後続する破砕片1
7−5は、除去されること無く搬送プレート45のガイ
ド面43上を滑り降り、連結ベルト57の搬送面59上
に移る。
【0029】このように、先行する破砕片17に対して
後続する破砕片17の搬送方向の間隔が設定された値以
下であるとき、その後続する破砕片17を破砕片17の
供給ラインから除去することで、連結ベルト57の搬送
面59上にある破砕片17間の搬送方向の間隔、例え
ば、先行する破砕片17−6と後続する破砕片17−7
の間隔T5、連結ベルト57の搬送面59上にある破砕
片17−7に後続する搬送プレート45のガイド面43
の他流側端部にある破砕片17−1の間隔T6が、要求
される破砕片17の搬送方向の間隔よりも大きくなる。
したがって、金属選別装置65には、破砕片17が1個
づつ、要求される破砕片17の搬送方向の間隔よりも大
きな間隔を有して供給される。本実施形態の供給装置1
の要求される破砕片17の搬送方向の間隔に対する設定
値、すなわち破砕片17の除去を判定するための破砕片
17の搬送方向の間隔に対する設定値は、供給装置1
と、連結された金属選別装置65の検出コイル75が形
成する交流磁界の破砕片17の搬送方向の範囲か、また
は、重量測定器79の受け台95の破砕片17の搬送方
向の長さ、すなわち搬送距離のうちの何れか大きい方の
値にすればよい。
【0030】なお、本実施形態では、破砕片17は、搬
送部9の2ラインの搬送ベルト39の間隔とほぼ同じ間
隔に分かれてほぼ2列に整列されて、金属選別装置65
に供給されるが、金属選別装置65の検出コイル75が
形成する交流磁界の破砕片17の搬送方向に垂直な方向
の幅よりも、ほぼ2列に整列された破砕片17の列間の
間隔が小さくなっているため、金属選別装置65での選
別に問題はない。もし、破砕片17をほぼ1列に整列し
て供給する必要がある場合には、例えば、連結ベルト5
7の断面を略V字形状に形成して、略V字形状の連結ベ
ルト57の底部に破砕片17が落ちてほぼ1列に並ぶよ
うにすればよい。
【0031】供給装置1から1個づつ破砕片17の搬送
方向の間隔を開けて金属選別装置65に供給される破砕
片17は、図2に示すように、ガイドプレート121を
滑り、検出搬送部77の搬送面87の上流側端部に落ち
る。搬送面87の上の搬送物17は、2つの検出コイル
75の間を通り、搬送面87の下流側に向けて搬送され
る。ここで、フォトセンサ129が破砕片17の通過を
検知して出力した信号により、コンピュータ67は、検
出器89が検出して出力した破砕片17による検出コイ
ル75のインダクタンス変化量を記憶する。このとき、
前述のように破砕片17の搬送方向の間隔に対する設定
値が、破砕片17の搬送方向に検出コイル75が形成す
る交流磁界の範囲よりも大きな値に設定されているた
め、供給装置1殻供給される破砕片17は、検出コイル
75が形成する交流磁界中に1度に2個の破砕片17が
存在しないような搬送方向の間隔を有している。したが
って、検出器89は、1個の破砕片17による正確な検
出コイル75のインダクタンス変化量を検出することが
できる。
【0032】検出コイル75の間を通過した破砕片17
は、検出搬送部77の搬送面87の下流側端部からガイ
ドプレート123に落ち、ガイドプレート123上を滑
り降りて、重量測定器79の受け台95上に移動する。
このとき、フォトセンサ133が破砕片17の通過を検
知して出力した信号により、コンピュータ67は、荷重
センサ97の出力電圧をセンシングアンプ99で増幅
し、A/D変換器101でデジタル化した信号を重量に
換算し、あらかじめ求めておいた受け台95、シャフト
93の重量を差し引いて破砕片17の重量測定値を記憶
する。このとき、前述のように破砕片17の搬送方向の
間隔に対する設定値が受け台95の搬送距離よりも大き
な値に設定されているため、供給装置1から供給された
破砕片17は、受け台95に1度に2個の破砕片17が
載る事が無いような搬送方向の間隔を有している。した
がって、1個の破砕片17の正確な重量を得ることがで
きる。
【0033】重量測定器79の受け台95上、さらにガ
イドプレート125上を滑り降りた破砕片17は、回収
部81で材質毎に選別回収される。すなわち、コンピュ
ーター67は、記憶したインダクタンス変化量と重量の
比を求め、得られた値を予め設定した閾値と比較して材
質を識別し、フォトセンサ137で破砕片17の通過を
感知すると、その破砕片17の識別結果に基づき各セパ
レータ109、111を動作させる。破砕片17がアル
ミニウムである場合には、アクチュエータ113を駆動
してセパレータ109をアルミニウム回収容器103の
蓋を開けた状態、つまりbの位置に回動させる。これに
より、破砕片17は、ガイドプレート125からアルミ
ニウム回収容器103内に落下して回収される。
【0034】銅の場合には、アクチュエータ113を駆
動してセパレータ109をアルミニウム回収容器103
の蓋を締めた状態、つまりaの位置に回動させ、アクチ
ュエータ115を駆動してセパレータ111を銅回収容
器105の蓋を開けた状態、つまりbの位置に回動させ
る。これにより、破砕片17は、セパレータ109上を
滑り降り、銅回収容器105内に落下して回収される。
その他の金属や非金属などの場合には、アクチュエータ
113を駆動してセパレータ109をアルミニウム回収
容器103の蓋を締めた状態、つまりaの位置に回動さ
せ、アクチュエータ115を駆動してセパレータ111
を銅回収容器105の蓋を閉じた状態、つまりaの位置
に回動させる。これにより、破砕片17は、セパレータ
109上とセパレータ111上を滑り降り、その他の材
質の回収容器107内に落下して回収される。
【0035】このように、本実施形態の供給装置1で
は、搬送プレート45のガイド面43を滑り降りる破砕
片17の搬送方向の間隔をフォトセンサ13で検出し、
先行する破砕片17と後続する破砕片17との搬送方向
の間隔が設定された値以下の場合には、エアーノズル1
5からエアーを噴出させて後続する破砕片17を搬送部
9から、つまり破砕片17の搬送経路から除去すること
で、破砕片17の搬送方向の間隔を所望の間隔以上に開
けることができる。すなわち、破砕片17を1個づつ搬
送方向に間隔を開けて供給することができる。
【0036】さらに、重なり合った状態や絡み合った状
態にある様々な形状の破砕片17を、振動する第1振動
フィーダ5と第2振動フィーダ7により、分離させて分
散させることができる。また、破砕片17を、第2振動
フィーダ7から、第2振動フィーダ7の分散面31の破
砕片17の搬送方向に垂直な方向の幅よりも狭い幅に形
成された搬送ベルト39の搬送面41を有する搬送部9
へ落とすことにより、搬送面41上に載らなかった破砕
片17を破砕片17の搬送経路から除去し、さらに、搬
送ベルト39の循環速度を第2振動フィーダの分散面3
1上での破砕片17の移動速度よりも速くすることで、
破砕片17の搬送方向の間隔を開けることができる。ま
た、搬送部9の搬送面41上に載らなかった破砕片17
は、回収部11でホッパ3に戻されるので、全ての破砕
片17を金属選別装置65などの次工程に無駄なく供給
できる。
【0037】一方、本実施形態の供給装置1を破砕片1
7の供給手段として備えた金属選別装置65では、検出
コイル75の交流磁界中や重量測定器79の受け台95
上に同時に2個の破砕片17が存在し難くなり、インダ
クタンス変化量や重量の測定不良が起こりにくくなるた
め、選別精度や処理量を向上することができる。
【0038】また、本実施形態の供給装置1では、先行
する破砕片17と後続する破砕片17との搬送方向の間
隔が設定された値以下の場合には、エアーノズル15か
らエアーを噴出させて、破砕片17を供給経路から除去
しているが、図4に示すように、先行する破砕片17と
後続する破砕片17との搬送方向の間隔が設定された値
以下の場合には、搬送プレート45のガイド面43上を
そのまま滑り降りて除去され、回収部11などによりホ
ッパ3に戻されるようにし、先行する破砕片17と後続
する破砕片17との搬送方向の間隔が設定された値より
大きい場合には、エアーノズル15からエアーを噴出さ
せて、破砕片17を、回収ベルト49と連結ベルト57
との間に、搬送プレート45と平行に設置された搬送ベ
ルト139に移動させて供給経路に載せるようにしても
よい。
【0039】また、本実施形態では、搬送プレート45
の側方にフォトセンサ13とエアーノズル15を各々1
基づつ設けているが、フォトセンサを2基設置し、1基
を間隔検出手段として、他の1基をエアーノズル15の
駆動タイミングの制御手段として用いるようにしてもよ
い。さらに、本実施形態ではフォトセンサ13を用いて
いるが、フォトセンサ13の代えて、磁気センサやCC
D画像センサなどを用いて破砕片17の搬送方向の間隔
を検知するようにしてもよい。
【0040】また、本実施形態では、搬送プレート45
の側方にフォトセンサ13とエアーノズル15を設置し
ているが、搬送プレート45を設けず、搬送ベルト39
の搬送面41の側方などにフォトセンサ13とエアーノ
ズル15を設置してもよい。但し、搬送プレート45を
設け、搬送プレート45の側方にフォトセンサ13とエ
アーノズル15を設置したほうが、搬送プレート45の
ガイド面が滑面であるため、破砕片17のエアーの噴出
によって移動しやすく、破砕片17を確実に除去し易
い。
【0041】さらに、本実施形態では、除去手段として
エアーノズル15からエアーを噴出する方法を用いた
が、エアーノズル15に代えて、搬送プレート45の側
方に設けられたモータやソレノイドなどの駆動部を有す
るピストン式の装置などにより、機械的に破砕片17を
搬送経路から押し出して除去してもよく、さらに、アク
チュエータなどで搬送プレート45の下流側先端部を開
閉するようにして破砕片17を供給経路から落下させて
除去してもよい。但し、金属選別装置などの次工程への
破砕片17などの供給速度を速くしなければならない場
合には、エアーノズル15からエアーを噴出する方法に
よる除去手段を用いる方が、破砕片17などの除去動作
に用する時間を短くできる。一方、本実施形態では、エ
アーノズル15からエアーを噴出しているが、エアーノ
ズル15から窒素などの気体を噴出するようにしてもよ
い。
【0042】また、本実施形態では、搬送部9と回収部
11は、各々2ラインの搬送ベルト39、または回収ベ
ルト49を有しているが、搬送部9と回収部11は、各
々1ラインの搬送ベルト39、または回収ベルト49を
有して構成されていてもよく、各々3ライン以上の搬送
ベルト39、または回収ベルト49を有して構成されて
いてもよい。但し、搬送部9と回収部11が有している
ライン数が多いほど、破砕片17の搬送方向の間隔が開
き過ぎないため、金属選別装置などの次工程への破砕片
17の供給量が多くなり、次工程での処理効率がよくな
る。
【0043】また、本実施形態では、供給装置1を、金
属選別装置65に設置した場合を示したが、本発明を適
用してなる供給装置は、これに限らず、様々な構成の廃
棄物の破砕片の材質選別装置や、物体を1個づつ搬送方
向の間隔を開けて供給される必要がある様々な装置、例
えば流通分野の物品や荷物などの仕分け装置、農作物の
選別装置や加工装置、工業製品の生産ラインなどに設置
することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、物体を1個づつ搬送方
向に間隔を開けて供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる供給装置の一実施形態の
斜視図である。
【図2】本発明を適用してなる供給装置を金属選別装置
に設置した状態を示す図である。
【図3】本発明を適用してなる供給装置の一実施形態の
平面図である。
【図4】本発明を適用してなる供給装置の別の実施形態
の平面図である。
【符号の説明】
1 供給装置 3 ホッパ 5 第1振動フィーダ 7 第2振動フィーダ 9 搬送部 11 回収部 13 フォトセンサ 15 エアーノズル 17 破砕片 39 搬送ベルト 45 搬送プレート 49 回収ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 政克 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 長谷川 勉 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所環境システム推進本部 内 Fターム(参考) 3F079 BA06 BA12 CA29 CA36 CB09 CB12 CB29 CC03 CC06 DA12 3F081 AA51 BA01 BB01 CC08 EA09 EA10 EA14 EA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の物体を搬送する搬送手段と、搬送
    されている先行する物体と後続する物体との搬送方向の
    間隔を検出する間隔検出手段と、該検出された間隔が設
    定された値以下のときにいずれか一方の物体を搬送経路
    から除去する除去手段とを備えてなる供給装置。
  2. 【請求項2】 前記除去手段は、気体を物体に向けて噴
    出して前記物体を前記搬送経路から除去することを特徴
    とする請求項1に記載の供給装置。
  3. 【請求項3】 前記除去手段は、気体を噴出するノズル
    と、該ノズルに前記気体を供給する気体供給源と、前記
    間隔検出手段からの信号に応じて前記気体の前記ノズル
    への供給と遮断とを制御する気体噴出制御部とを備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の供給装置。
  4. 【請求項4】 廃棄物を破砕した破砕片を供給する供給
    手段と、該供給手段から供給された前記破砕片を搬送し
    て前記破砕片の材質を選別する選別手段とを備えてなる
    材質選別装置において、 前記供給手段は、前記破砕片を振動により分散する振動
    フィーダと、前記分散された破砕片を搬送する搬送手段
    と、搬送されている先行する破砕片と後続する破砕片と
    の搬送方向の間隔を検出する間隔検出手段と、該検出さ
    れた間隔が設定された値以下のときにいずれか一方の破
    砕片を搬送経路から除去する除去手段とを備えることを
    特徴とする材質選別装置。
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