JP3016944U - 重量選別機の振分装置 - Google Patents

重量選別機の振分装置

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JP3016944U
JP3016944U JP1995003242U JP324295U JP3016944U JP 3016944 U JP3016944 U JP 3016944U JP 1995003242 U JP1995003242 U JP 1995003242U JP 324295 U JP324295 U JP 324295U JP 3016944 U JP3016944 U JP 3016944U
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JP
Japan
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conveyor
conveyors
sorting
articles
weight
Prior art date
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JP1995003242U
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Inventor
三郎 前田
正展 西澤
石井  博
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Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 底面積に対して高さが比較的高い物品をロー
ラ径の大きく異なるコンベア間やローラ径の大きなコン
ベア間でも安定して計重・振り分け・送り出しを高速処
理できる重量選別機の振分装置を提供すること。 【構成】 計量コンベアにて物品の重量を計重し、予め
設定された各重量ランク別に物品を振り分ける自動重量
選別機において、重量センサ2を備えた計量コンベア1
の後段に振り分けコンベア3を設け、更にその後段に一
定の間隔をあけて送り出しコンベア4を配置し、この両
コンベアをまたいだ上部にこれらのコンベアと垂直とな
るコンベアを一対とした挟持コンベア9を設け、上記振
り分けコンベア3と送り出しコンベア4との下部に不良
排出コンベア5を設け、上記重量ランク別の信号により
良品は挟持コンベア9で挟んで送り出しコンベア4へ移
送し、不良品は挟持コンベア9を振分装置8の揺動駆動
装置18によって少し開いて挟持を解いて排出コンベア
5に落下させて振り分けるように構成した重量選別機の
振分装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ベルトコンベア上を搬送される物品の重量を計重し、各重量ラン ク別に物品を振り分ける自動重量選別機の振分装置で特に良品と不良品との振り 分けに関する。
【0002】
【従来の技術】
重量選別機で良品と不良品とを振り分けする装置は、図3A、3Bに示すよう に計量コンベア1と付属の重量センサ2によって計重された物品7は、上記計量 コンベア1の後段に配置された振り分けコンベア3に移送されたとき、重量セン サ2から発せられる計重信号によって予め設定された過量、適量、軽量等のそれ ぞれの重量範囲のランク別に振り分けられる。振り分けは、上記振り分けコンベ ア3の搬送方向とほぼ直角方向に配置された例えばエヤシリンダ等からなるプッ シャー6により、例えば適量のときはプッシャー6は作動せずに物品7はそのま ま次段の送り出しコンベア4へ移行し、過量、軽量のときは上記プッシャー6が 作動して物品7は不良品排出コンベア5の7Aの位置へ排除されるような構成が 多く用いられていた。又特開平5−178452においては、物品を上下に挟ん で搬送する振り分けコンベアを設け、同じく物品を上下に挟んで搬送する受け取 りコンベアを複数設け、上記振り分けコンベアの搬送方向の上流側を揺動中心と して上記各々の受け取りコンベアへ揺動して物品を受け渡す発明が開示されてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、図3A、Bに示すような方法では底面積に対して高さが比較的高い物 品を搬送振り分けするときは、ローラ径の大きく異なるコンベア又はローラ径の 大きなコンベアの端部接続部の隙間aが大きくなり、物品が倒れる恐れがある。 又特開平5−178452の方法では上下を挟持するのが難しく、例えばコンベ アを上下でなく左右として物品の側面を挟持するようにしても、振り分け動作が 遅く、しかも装置が複雑になるという問題点があった。そこでこの考案は、底面 積に対して高さが比較的高い物品の振り分けにおいて、ローラ径が大きく異なっ たり、ローラ径が大きいコンベア間を搬送振り分けするときでも、比較的簡単な 構造でしかも高速で処理できる振分装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案は、計量コンベアにて物品の重量を計 重し、予め設定した各重量ランクに応じて振り分けるようにした自動重量選別機 において、計量コンベアの後段に同一レベルの振り分けコンベアを設け、その後 段に物品が下へ落下し得る間隙をあけて振り分け後の物品を搬出する送り出しコ ンベアを設け、この両コンベアをまたいだ上部にこれらのコンベアと垂直となる 挟持コンベアを設け、上記の重量ランク別の信号によって良品は挟持コンベアで 挟んで送り出しコンベアへ移送し、不良品は挟持コンベアを振分装置の揺動駆動 装置によって少し開いて物品の挟持を解き振り分けコンベアと送り出しコンベア の間から落下させて、その下部に設けた排出コンベアに移送して振り分けるよう に構成した。
【0005】
【作用】
計量コンベアで計重された物品は、後段に設けた振り分けコンベアまで搬送さ れてくると上部に設けた垂直な挟持コンベアで挟持され、良品のときは挟持され たまま最後段に設けた送り出しコンベアまで移送される。又不良品のときは挟持 されて移送の途中振り分けコンベアと送り出しコンベアとの間にきたとき挟持コ ンベアが少し開くので挟持が解かれその物品が下部に設けた排出コンベアに落下 して排出されるようになっている。
【0006】
【実施例】
この考案の実施例を図1〜図2に示す。図1Aは平面図、図1Bは正面図、図 2A、図2Bは図1の良品振り分けの状態に対し不良品を振り分けして排出して いる状態を示す図である。これらの図において、物品7を搬送しながら計重する 計量コンベア1には重量センサ2が付属されており、この重量センサ2から発せ られる計重信号により重量ランク判別装置(図示せず)によって過量、適量、軽 量のいずれかに判別される。物品7が計量コンベア1から振り分けコンベア3に 移送されると、振分装置8に上記の判別信号が入力されているので、適量のとき はこの振分装置8により送り出しコンベア4に移送され、過量、軽量を不良とし た場合は、不良排出コンベア5に排出される。上記振分装置8の構成とその動作 について以下に詳述する。10、10’は上下のフレームであり、前後のローラ 12、12’は適当な間隔をおいてローラ軸13、13’にてそれぞれ上記の上 下フレーム10、10’の間に取り付けられている。11は駆動電動機でその回 転軸はローラ軸13に取り付けられた図示しないプーリーとベルトにより接続さ れ、ローラ12が矢印方向に回転されるようになっている。上記ローラ12、1 2’にはエンドレスベルト16がはめられ、そのベルトの内側で物品を挟持する 箇所に複数のフリーローラー14を適当な間隔をおいてフレーム10、10’に それぞれ取り付け、物品7を挟持し易いようにされている。15はテープアップ プーリーでエンドレスベルト16を張設状態に維持できるよう調節できるように なっている。このような構成の挟持コンベア9を左右一対として上記振分装置8 が構成されている。又物品7の幅bを挟持するために前後調節装置17を挟持コ ンベア9にそれぞれ設け、物品を両側で確実に挟持して搬送できるように挟持力 が調節されている。更に一対の挟持コンベア9のいずれか一方に上流側のローラ 12の中心点pを支点として下流側が小さな距離cを揺動するよう例えばエヤシ リンダによる揺動駆動装置18を下流側のフレーム10、10’に取り付けてい る。上記不良排出コンベア5は振り分けコンベア3と送り出しコンベア4の下部 で物品の高さ合わせ適当な間隔をあけて設置し、その間に不良物品が落下し易い ようにシュート19が設けられている。従って、振り分けコンベア3に移送され た物品が良品のときは振分装置8の一対の挟持コンベア9で物品が挟持されたま ま送り出しコンベア4に移送され、不良品のときは振り分けコンベア3を物品が 離れたタイミングでエヤシリンダ18が作動して下流にcの隙間をあけるので挟 持されていた物品は挟持が解かれ振り分けコンベア3と送り出しコンベア4の間 を落下し、図2Bの7Aに示すようにシュート19上を滑って不良排出コンベア 5に落下し排出される。なお説明では挟持コンベアを片開きとしたが両開きでも よく、又平行な片開きまたは両開きでもよい。
【0007】
【考案の効果】
この考案によれば、振り分けコンベアと送り出しコンベアとをまたがるように 一対の挟持コンベアを配置し、不良物品が移送されたときはこの挟持コンベアを 少しだけ開けるので、わずかの動きで物品を下方に落とすことができるので、ロ ーラ径が大きく異なったり大きなローラ径のコンベア間での受け渡しが容易にで きると共に高速の振り分けができ、且つ振分装置の平面積を小さくすることがで きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例による重量選別機の振分装置
の平面図A及び正面図Bである。
【図2】この考案の実施例による重量選別機の振分装置
で不良品を振り分けする状態を示す平面図A及び正面図
Bである。
【図3】従来例による重量選別機の振分装置の平面図A
及び正面図Bである。
【符号の説明】
1 計量コンベア 2 重量センサ 3 振り分けコンベア 4 送り出しコンベア 5 不良排出コンベア 6 プッシャー 7 物品 8 振分装置 9 挟持コンベア 10,10’ フレーム 11 駆動電動機 12,12’ ローラ 13,13’ ローラ軸 14 フリーローラ 15 テークアッププーリ 16 エンドレスベルト 17 前後調節装置 18 揺動駆動装置 19 シュート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01G 11/00 H

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量コンベアにて物品の重量を計重し、
    予め設定された各重量ランク別に物品を振り分ける自動
    重量選別機において、上記計量コンベアの後段に配置さ
    れた振り分けコンベアと、この後段で一定の間隙をあけ
    て設けられた振り分け後の物品を排出する送り出しコン
    ベアと、この両コンベアをまたいだ上部に設けられ、ベ
    ルトが上記両コンベアに対して垂直方向としたコンベア
    を一対とした挟持コンベアと、上記振り分けコンベアと
    送り出しコンベアとの下部に位置し、この両コンベア間
    の隙間から落とした物品を受け入れ排出する排出コンベ
    アとで構成し、上記重量ランク別の信号により上記挟持
    コンベアで物品を挟持しながら上記送り出しコンベアへ
    移送する手段と、上記挟持コンベアを揺動駆動装置によ
    って開くことで物品を上記排出コンベアへ落下させる手
    段により振り分けることを特徴とした重量選別機の振分
    装置。
JP1995003242U 1995-04-13 1995-04-13 重量選別機の振分装置 Expired - Lifetime JP3016944U (ja)

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JP3016944U true JP3016944U (ja) 1995-10-17

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ID=43152448

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513456U (ja) * 1991-08-06 1993-02-23 テルモ株式会社 人工肺回路
JP2010036077A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Yamato Scale Co Ltd 重量選別機
KR101291453B1 (ko) * 2011-11-22 2013-08-07 김형광 어묵 적층장치
JP2015120522A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 凸版印刷株式会社 フレキシブル包装体の検査装置
CN115971070A (zh) * 2022-12-31 2023-04-18 东莞市雅创自动化科技有限公司 一种铆钉外观ccd检测机及其检测方法

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