JPH10120160A - ガラス板の搬送仕分装置 - Google Patents
ガラス板の搬送仕分装置Info
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- JPH10120160A JPH10120160A JP27827996A JP27827996A JPH10120160A JP H10120160 A JPH10120160 A JP H10120160A JP 27827996 A JP27827996 A JP 27827996A JP 27827996 A JP27827996 A JP 27827996A JP H10120160 A JPH10120160 A JP H10120160A
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- defective
- conveying
- roll
- rolls
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G49/00—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
- B65G49/05—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
- B65G49/06—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
- B65G49/063—Transporting devices for sheet glass
- B65G49/064—Transporting devices for sheet glass in a horizontal position
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- Sorting Of Articles (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ガラス板の搬送仕分処理に関し、搬送ライン上
の不良板を高速に仕分排出処理をする装置に関する。 【解決手段】ガラス板の搬送途中の不良板を仕分落下さ
せる装置において、搬送方向に平行に設けた２条の搬送
ロールの各条毎に搬送高さ調整を自在とする高さ調整手
段と、搬送方向と直交する幅方向に搬送ロールの幅位置
調整を自在とする幅方向調整手段と、前記搬送ロールの
少なくとも１条が円弧を描いて幅方向に広がりながら下
降する旋回下降手段とからなり、搬送ロールを旋回下降
手段によって下降させて、不良板を落下処理するように
した。
の不良板を高速に仕分排出処理をする装置に関する。 【解決手段】ガラス板の搬送途中の不良板を仕分落下さ
せる装置において、搬送方向に平行に設けた２条の搬送
ロールの各条毎に搬送高さ調整を自在とする高さ調整手
段と、搬送方向と直交する幅方向に搬送ロールの幅位置
調整を自在とする幅方向調整手段と、前記搬送ロールの
少なくとも１条が円弧を描いて幅方向に広がりながら下
降する旋回下降手段とからなり、搬送ロールを旋回下降
手段によって下降させて、不良板を落下処理するように
した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はガラス板の搬送仕分
処理に関し、搬送ライン上の不良板を高速に仕分排出処
理をする装置を提供する。
処理に関し、搬送ライン上の不良板を高速に仕分排出処
理をする装置を提供する。
【０００２】
【従来の技術】水平状態で連続的に搬送されるガラス板
の不良品を仕分け処理する装置としては、従来より種々
のものが開示されている。
の不良品を仕分け処理する装置としては、従来より種々
のものが開示されている。
【０００３】例えば、特公昭５３−２６９０１号公報
に、板状体を水平に移送するコンベアの一部を下方へ傾
動させ、板状体を斜め下方に取り出す装置において、取
出部に設けた傾動コンベアと、この傾動コンベアを下方
に傾動させる装置と、この下方傾動装置による傾動コン
ベアの下方最大限傾斜位置に於ける傾動コンベア移送表
面よりも上位にある滑降装置とからなり、板状体を前記
滑降装置表面上に移添滑降させて取り出すようにした装
置を本出願人によって開示した。
に、板状体を水平に移送するコンベアの一部を下方へ傾
動させ、板状体を斜め下方に取り出す装置において、取
出部に設けた傾動コンベアと、この傾動コンベアを下方
に傾動させる装置と、この下方傾動装置による傾動コン
ベアの下方最大限傾斜位置に於ける傾動コンベア移送表
面よりも上位にある滑降装置とからなり、板状体を前記
滑降装置表面上に移添滑降させて取り出すようにした装
置を本出願人によって開示した。
【０００４】また、実開昭６３−１１５３３号公報に
は、板ガラスを載置搬送するローラ群の一部を搬送作用
姿勢とその搬送下手側ほど下方に位置する仕分け姿勢と
に切替える姿勢切替機構を設けてある搬送板ガラスの仕
分け装置であって、前記可動ローラー群のその搬送上手
側に位置する可動ローラをこれよりも搬送下手側に位置
する可動ローラよりも早く搬送作用姿勢に復帰作動させ
る早戻し手段を設けた仕分け装置が開示されている。
は、板ガラスを載置搬送するローラ群の一部を搬送作用
姿勢とその搬送下手側ほど下方に位置する仕分け姿勢と
に切替える姿勢切替機構を設けてある搬送板ガラスの仕
分け装置であって、前記可動ローラー群のその搬送上手
側に位置する可動ローラをこれよりも搬送下手側に位置
する可動ローラよりも早く搬送作用姿勢に復帰作動させ
る早戻し手段を設けた仕分け装置が開示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】特公昭５３−２６９０
１号公報に記載のものは、不良品が搬入されると板状体
を水平に移送するコンベアの一部を下方へ傾動させ、不
良品を斜め下方に滑降させて処理するものであるが、不
良品の処理中に続く良品の板状体が搬送された時、不良
品の滑降が終了しないと傾動したコンベアを元の搬送状
態に戻すことができず、搬送速度が速い場合は対応が困
難であった。
１号公報に記載のものは、不良品が搬入されると板状体
を水平に移送するコンベアの一部を下方へ傾動させ、不
良品を斜め下方に滑降させて処理するものであるが、不
良品の処理中に続く良品の板状体が搬送された時、不良
品の滑降が終了しないと傾動したコンベアを元の搬送状
態に戻すことができず、搬送速度が速い場合は対応が困
難であった。
【０００６】また、実開昭６３−１１５３３号公報のも
のは、不良品の板ガラスを処理後搬送下手側の可動ロー
ラよりも搬送上手側の可動ローラを早く戻して搬送作用
姿勢に早く復帰させるようにしたもので、前記特公昭５
３−２６９０１号公報に記載のものより搬送作用姿勢の
復帰を早くすることができるものの、不良ガラス板を搬
送方向斜め下方に滑動させて処理するためにガラス板の
最後端が可動ローラの最先端を通過するのに時間がかか
るといった問題点があった。
のは、不良品の板ガラスを処理後搬送下手側の可動ロー
ラよりも搬送上手側の可動ローラを早く戻して搬送作用
姿勢に早く復帰させるようにしたもので、前記特公昭５
３−２６９０１号公報に記載のものより搬送作用姿勢の
復帰を早くすることができるものの、不良ガラス板を搬
送方向斜め下方に滑動させて処理するためにガラス板の
最後端が可動ローラの最先端を通過するのに時間がかか
るといった問題点があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点、
すなわちほぼ水平状態で搬送されるガラス板の不良品の
仕分け処理、および処理後の搬送コンベアの復帰を短時
間で行うことを目的として、ガラス板の搬送途中の不良
板を仕分落下させる装置において、搬送方向に平行に設
けた２条の搬送ロールの各条毎に搬送高さ調整を自在と
する高さ調整手段と、搬送方向と直交する幅方向に搬送
ロールの幅位置調整を自在とする幅方向調整手段と、前
記搬送ロールの少なくとも１条が円弧を描いて幅方向に
広がりながら下降する旋回下降手段とからなり、搬送ロ
ールを前記旋回下降手段によって下降させて、不良板を
落下処理するようにし、また、前記搬送ロールの片方の
１条が円弧を描いて幅方向に広がりながら下降する旋回
下降手段と、他方の１条が昇降自在な昇降手段とからな
り、搬送ロールを旋回下降手段と昇降手段によって下降
させて、不良板を落下処理するようにし、さらに、前記
仕分装置の搬送ロールの各条の長さの大小のものを直列
に複数台配設し、搬送処理するガラス板の寸法に合わせ
た組合せのものを、作動下降させるようにし、さらにま
た、前記搬送ロールの少なくとも片方の１条を上流側と
下流側で搬送高さを変化できるようにした角度調整手段
を設けたガラス板の搬送仕分装置を提供する。
すなわちほぼ水平状態で搬送されるガラス板の不良品の
仕分け処理、および処理後の搬送コンベアの復帰を短時
間で行うことを目的として、ガラス板の搬送途中の不良
板を仕分落下させる装置において、搬送方向に平行に設
けた２条の搬送ロールの各条毎に搬送高さ調整を自在と
する高さ調整手段と、搬送方向と直交する幅方向に搬送
ロールの幅位置調整を自在とする幅方向調整手段と、前
記搬送ロールの少なくとも１条が円弧を描いて幅方向に
広がりながら下降する旋回下降手段とからなり、搬送ロ
ールを前記旋回下降手段によって下降させて、不良板を
落下処理するようにし、また、前記搬送ロールの片方の
１条が円弧を描いて幅方向に広がりながら下降する旋回
下降手段と、他方の１条が昇降自在な昇降手段とからな
り、搬送ロールを旋回下降手段と昇降手段によって下降
させて、不良板を落下処理するようにし、さらに、前記
仕分装置の搬送ロールの各条の長さの大小のものを直列
に複数台配設し、搬送処理するガラス板の寸法に合わせ
た組合せのものを、作動下降させるようにし、さらにま
た、前記搬送ロールの少なくとも片方の１条を上流側と
下流側で搬送高さを変化できるようにした角度調整手段
を設けたガラス板の搬送仕分装置を提供する。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明は、水平状態で搬送される
ガラス板の不良板を高速で仕分落下させる装置であっ
て、搬送方向に平行に２条の搬送ロールを間隔をもって
設け、搬送ロールの各条毎に搬送高さ方向と、搬送幅の
位置調整を自在としたものであり、さらに前記搬送ロー
ルの少なくとも１条は旋回レバーの外側の一点を軸とし
て円弧を描き、幅方向側の外側に広がりながら下降する
旋回下降手段を備えている。
ガラス板の不良板を高速で仕分落下させる装置であっ
て、搬送方向に平行に２条の搬送ロールを間隔をもって
設け、搬送ロールの各条毎に搬送高さ方向と、搬送幅の
位置調整を自在としたものであり、さらに前記搬送ロー
ルの少なくとも１条は旋回レバーの外側の一点を軸とし
て円弧を描き、幅方向側の外側に広がりながら下降する
旋回下降手段を備えている。
【０００９】該搬送ロールはガラス板の幅方向の両端付
近に位置し、通常はガラス板を搬送通過させるものであ
るが、不良ガラス板が搬入されると、該不良ガラス板を
処理すべく一方の搬送ロールを旋回下降させてガラス板
の幅より大きく広げ、ガラス板の外側まで移動させる。
不良ガラス板の下降落下と同時に旋回下降の搬送ロール
を復帰させ、次ぎに搬入されるガラス板の仕分け処理を
行う。
近に位置し、通常はガラス板を搬送通過させるものであ
るが、不良ガラス板が搬入されると、該不良ガラス板を
処理すべく一方の搬送ロールを旋回下降させてガラス板
の幅より大きく広げ、ガラス板の外側まで移動させる。
不良ガラス板の下降落下と同時に旋回下降の搬送ロール
を復帰させ、次ぎに搬入されるガラス板の仕分け処理を
行う。
【００１０】また、搬送ロールの一方の１条をシリンダ
ー等の動作により昇降自在な昇降手段を備えたものとし
ても良い。この場合、不良ガラス板の仕分け時に旋回下
降する搬送ロールと同時に下降するようにすれば、不良
ガラス板がほぼ水平姿勢のまま不良ガラス板を落下で
き、不良ガラス板が片方の搬送ロール側にずれ込むこと
なくスムーズに落下する。
ー等の動作により昇降自在な昇降手段を備えたものとし
ても良い。この場合、不良ガラス板の仕分け時に旋回下
降する搬送ロールと同時に下降するようにすれば、不良
ガラス板がほぼ水平姿勢のまま不良ガラス板を落下で
き、不良ガラス板が片方の搬送ロール側にずれ込むこと
なくスムーズに落下する。
【００１１】このように不良ガラス板を支持する搬送ロ
ールをガラス板の幅方向に広げながら下降させるので、
搬送ロールが不良ガラス板の幅方向の端部から外れると
同時に不良ガラス板は落下することとなる。
ールをガラス板の幅方向に広げながら下降させるので、
搬送ロールが不良ガラス板の幅方向の端部から外れると
同時に不良ガラス板は落下することとなる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明に係わるガラス板の搬送仕分装
置の実施例について図面に基づき詳細に説明する。
置の実施例について図面に基づき詳細に説明する。
【００１３】図１は本発明の実施例のガラス板の搬送仕
分装置の斜視図を示し、図２は本発明の実施例のガラス
板の搬送仕分装置の側面図を示し、図３は本発明の実施
例を説明するガラス板の通常搬送状態の概略正面図を示
し、図４は、本発明の実施例を説明する不良ガラス板を
落下処理した状態の概略正面を示し、図５は本発明の別
の実施例を説明する不良ガラス板を落下処理状態の概略
正面図を示す。
分装置の斜視図を示し、図２は本発明の実施例のガラス
板の搬送仕分装置の側面図を示し、図３は本発明の実施
例を説明するガラス板の通常搬送状態の概略正面図を示
し、図４は、本発明の実施例を説明する不良ガラス板を
落下処理した状態の概略正面を示し、図５は本発明の別
の実施例を説明する不良ガラス板を落下処理状態の概略
正面図を示す。
【００１４】まず、図１、図２に示すように、ガラス板
の搬送手段５として搬送するガラス板１の両端付近に２
条の搬送ロール３、３’を設け、該２条の搬送ロール
３、３’はそれぞれ複数のディスクロール４を搬送方向
に直列に並べてチェーン等で連動させ、各条毎に独立し
た駆動モーターによって駆動する。
の搬送手段５として搬送するガラス板１の両端付近に２
条の搬送ロール３、３’を設け、該２条の搬送ロール
３、３’はそれぞれ複数のディスクロール４を搬送方向
に直列に並べてチェーン等で連動させ、各条毎に独立し
た駆動モーターによって駆動する。
【００１５】該搬送ロールの符号３で示す片側の１条は
搬送ロールの旋回下降手段６、搬送ロールの高さ調整手
段９、及び搬送ロールの幅方向調整手段８を備えてお
り、符号３’で示すもう一方の１条は搬送ロールの昇降
手段７、搬送ロールの高さ調整手段９’、及び搬送ロー
ルの幅方向調整手段８’を備えている。
搬送ロールの旋回下降手段６、搬送ロールの高さ調整手
段９、及び搬送ロールの幅方向調整手段８を備えてお
り、符号３’で示すもう一方の１条は搬送ロールの昇降
手段７、搬送ロールの高さ調整手段９’、及び搬送ロー
ルの幅方向調整手段８’を備えている。
【００１６】前記旋回下降手段６としては、旋回シリン
ダ１１のロッドの先端にＬ字形のレバー１４の上方端を
軸着し、該レバー１４の下方端を片側の搬送ロール３の
支持部材１５に固着した。また該レバー１４の上端付近
に旋回軸１３を設け、旋回シリンダ１１のロッドの突出
によって搬送ロール３は旋回軸１３を中心にして円弧を
描いて幅方向に広がりながら下降する。
ダ１１のロッドの先端にＬ字形のレバー１４の上方端を
軸着し、該レバー１４の下方端を片側の搬送ロール３の
支持部材１５に固着した。また該レバー１４の上端付近
に旋回軸１３を設け、旋回シリンダ１１のロッドの突出
によって搬送ロール３は旋回軸１３を中心にして円弧を
描いて幅方向に広がりながら下降する。
【００１７】また、前記旋回シリンダ１１は高さ調整手
段９によって昇降自在な昇降プレート（図示せず）にブ
ラケット１６を介して旋回側フレーム１２に固着されて
おり、該昇降プレートは高さ調整モーター２１によって
レール２４上を摺動するガイド２３に取り付けられてい
る。
段９によって昇降自在な昇降プレート（図示せず）にブ
ラケット１６を介して旋回側フレーム１２に固着されて
おり、該昇降プレートは高さ調整モーター２１によって
レール２４上を摺動するガイド２３に取り付けられてい
る。
【００１８】さらにまた、前記幅方向調整手段８は、搬
送手段５の搬送方向に直交する方向で水平に設けたレー
ル３４上を摺動自在とするガイド３３上に水平プレート
３２を固着し、該水平プレート３２に高さ調整手段９を
固着させたもので、幅方向調整モーター３１の駆動によ
って水平プレート３２を摺動させるものである。
送手段５の搬送方向に直交する方向で水平に設けたレー
ル３４上を摺動自在とするガイド３３上に水平プレート
３２を固着し、該水平プレート３２に高さ調整手段９を
固着させたもので、幅方向調整モーター３１の駆動によ
って水平プレート３２を摺動させるものである。
【００１９】符号３’で示すもう一方の１条について
は、搬送ロールの支持部材２０の下部に該支持部材２０
を昇降させる昇降シリンダ１８が設けられており、該昇
降シリンダ１８はフレーム１９上に設けられ、該フレー
ム１９は高さ調整手段９’によって昇降自在な昇降プレ
ートにブラケット（図示せず）を介して固着されてお
り、該昇降プレートは高さ調整モーターによってレール
上を摺動する。前記幅方向調整手段８’は、搬送手段５
の搬送方向に直交する方向で水平に設けたレール上を摺
動自在とするガイド上に水平プレートを固着する。
は、搬送ロールの支持部材２０の下部に該支持部材２０
を昇降させる昇降シリンダ１８が設けられており、該昇
降シリンダ１８はフレーム１９上に設けられ、該フレー
ム１９は高さ調整手段９’によって昇降自在な昇降プレ
ートにブラケット（図示せず）を介して固着されてお
り、該昇降プレートは高さ調整モーターによってレール
上を摺動する。前記幅方向調整手段８’は、搬送手段５
の搬送方向に直交する方向で水平に設けたレール上を摺
動自在とするガイド上に水平プレートを固着する。
【００２０】図１は、該旋回シリンダ１１にて旋回下降
する搬送ロール３の長さの異なるものを２基直列に設け
たもので、上記旋回側フレーム１２上にはそれぞれ旋回
シリンダ１１を設け、各シリンダを制御装置にて同時に
あるいは独立して作動できるようにした。
する搬送ロール３の長さの異なるものを２基直列に設け
たもので、上記旋回側フレーム１２上にはそれぞれ旋回
シリンダ１１を設け、各シリンダを制御装置にて同時に
あるいは独立して作動できるようにした。
【００２１】また、該昇降手段７にて昇降する搬送ロー
ル３’の長さの異なるもの２基を直列に設け、昇降側の
フレーム１９にもそれぞれ昇降シリンダ１８を設け、各
シリンダを制御装置にて同時にあるいは独立して作動で
きるようにした。
ル３’の長さの異なるもの２基を直列に設け、昇降側の
フレーム１９にもそれぞれ昇降シリンダ１８を設け、各
シリンダを制御装置にて同時にあるいは独立して作動で
きるようにした。
【００２２】以下にその動作を説明する。搬送装置の２
条の搬送ロール３、３’上で図３に示すようにほぼ水平
状態、若しくはやや傾斜状態のガラス板１が搬入される
と、前工程の検査工程より該ガラス板１が良品であるか
不良品であるかの判別信号も制御装置に送り込まれ、ガ
ラス板１が良品である場合はそのままガラス板１を搬送
させて、通過させる。一方ガラス板１が不良板である場
合は、搬入されたガラス板１の後端が本搬送ロール３、
３’上の所定の位置に移動後、旋回シリンダー１１のロ
ッドを突出させ、ロッドの先端に軸着したレバー１４の
下端側に固着した支持部材１５に取付けた搬送ロール３
が前記旋回軸１３を軸として円弧を描いて旋回下降す
る。また同時にもう一方の搬送ロール３’も昇降シリン
ダ１８の作動によって下降し、２条の搬送ロール３、
３’上のガラス板１は下降しながら、片側の搬送ロール
３が旋回によって外側に移動し、ガラス板１から外れる
と、図４に示すようにガラス板１は自然落下する。
条の搬送ロール３、３’上で図３に示すようにほぼ水平
状態、若しくはやや傾斜状態のガラス板１が搬入される
と、前工程の検査工程より該ガラス板１が良品であるか
不良品であるかの判別信号も制御装置に送り込まれ、ガ
ラス板１が良品である場合はそのままガラス板１を搬送
させて、通過させる。一方ガラス板１が不良板である場
合は、搬入されたガラス板１の後端が本搬送ロール３、
３’上の所定の位置に移動後、旋回シリンダー１１のロ
ッドを突出させ、ロッドの先端に軸着したレバー１４の
下端側に固着した支持部材１５に取付けた搬送ロール３
が前記旋回軸１３を軸として円弧を描いて旋回下降す
る。また同時にもう一方の搬送ロール３’も昇降シリン
ダ１８の作動によって下降し、２条の搬送ロール３、
３’上のガラス板１は下降しながら、片側の搬送ロール
３が旋回によって外側に移動し、ガラス板１から外れる
と、図４に示すようにガラス板１は自然落下する。
【００２３】図５に示すように、昇降手段の代わりに搬
送ロール３’側にも旋回下降手段を用いるようにしても
良い。搬送するガラス板１の寸法によって、旋回下降す
る搬送ロール３、および下降する搬送ロール３’を組み
合わせて作動させることにより搬送方向のロールの長さ
を調節することができ、ガラス板１間の間隔が狭くて
も、あるいは高速にガラス板１が搬送されていても、ガ
ラス板１の寸法が小さいときはロールの長さの小さいも
ののみを作動させることにより、不良板のみを落下処理
させることができる。
送ロール３’側にも旋回下降手段を用いるようにしても
良い。搬送するガラス板１の寸法によって、旋回下降す
る搬送ロール３、および下降する搬送ロール３’を組み
合わせて作動させることにより搬送方向のロールの長さ
を調節することができ、ガラス板１間の間隔が狭くて
も、あるいは高速にガラス板１が搬送されていても、ガ
ラス板１の寸法が小さいときはロールの長さの小さいも
ののみを作動させることにより、不良板のみを落下処理
させることができる。
【００２４】本装置はフラットなガラス板から湾曲ガラ
ス板まで対応できるものであるが、湾曲ガラス板の曲げ
成形方法においては、例えば搬送方向に直角方向にガラ
ス板１の側部をやや傾斜させて搬送する場合もあるた
め、２条の搬送ロール３、３’の夫々の搬送高さを独立
して調整することができるとともに、ガラス板１の大き
さに合わせて搬送方向と直角方向の幅を調節変更するこ
とができる。
ス板まで対応できるものであるが、湾曲ガラス板の曲げ
成形方法においては、例えば搬送方向に直角方向にガラ
ス板１の側部をやや傾斜させて搬送する場合もあるた
め、２条の搬送ロール３、３’の夫々の搬送高さを独立
して調整することができるとともに、ガラス板１の大き
さに合わせて搬送方向と直角方向の幅を調節変更するこ
とができる。
【００２５】また、図１に示すように、搬送されるガラ
ス板１が傾斜状態で進入してくる場合は、水平状態に徐
々に姿勢を変更できるように、旋回側フレーム１２の下
流側が上流側よりも低くなるように傾きを変えることが
できる角度調整手段１０を備えても良い。例えば昇降プ
レートに旋回側フレーム１２を固着する場合、旋回側フ
レーム１２に固着したブラケット１６に長孔を設け、ネ
ジ等で昇降プレートに角度を変えて取付け固定するよう
にすれば良い。
ス板１が傾斜状態で進入してくる場合は、水平状態に徐
々に姿勢を変更できるように、旋回側フレーム１２の下
流側が上流側よりも低くなるように傾きを変えることが
できる角度調整手段１０を備えても良い。例えば昇降プ
レートに旋回側フレーム１２を固着する場合、旋回側フ
レーム１２に固着したブラケット１６に長孔を設け、ネ
ジ等で昇降プレートに角度を変えて取付け固定するよう
にすれば良い。
【００２６】以上好適な例について述べたが、本発明は
これに限定されるものではなく、種々の応用が考えられ
る。前記搬送ロール３、３’は図５に示すように、２条
共旋回下降するようにしても良い。
これに限定されるものではなく、種々の応用が考えられ
る。前記搬送ロール３、３’は図５に示すように、２条
共旋回下降するようにしても良い。
【００２７】ガラス板１は前記したようにフラット板、
湾曲板のいずれでも良く、また強化ガラス、未強化ガラ
スのいずれでも良い。
湾曲板のいずれでも良く、また強化ガラス、未強化ガラ
スのいずれでも良い。
【００２８】
【発明の効果】本発明は、搬送中の不良ガラス板を支持
する搬送ロールを搬送ラインから瞬時に落下させ、排出
処理できるので、ガラス板の搬送タクトが短時間であっ
ても不良ガラスのみを処理でき、検査工程の自動化等と
合わせれば、作業の自動化、省力化を図ることができ、
生産性の向上を図ることができる。
する搬送ロールを搬送ラインから瞬時に落下させ、排出
処理できるので、ガラス板の搬送タクトが短時間であっ
ても不良ガラスのみを処理でき、検査工程の自動化等と
合わせれば、作業の自動化、省力化を図ることができ、
生産性の向上を図ることができる。
【図１】本発明の実施例のガラス板の搬送仕分装置の斜
視図。
視図。
【図２】本発明の実施例のガラス板の搬送仕分装置の側
面図。
面図。
【図３】本発明の実施例を説明するガラス板の通常搬送
状態の概略正面図。
状態の概略正面図。
【図４】本発明の実施例を説明する不良ガラス板を落下
処理状態の概略正面図。
処理状態の概略正面図。
【図５】本発明の別の実施例を説明する不良ガラス板を
落下処理状態の概略正面図。
落下処理状態の概略正面図。
１ ガラス板 ２ 搬送仕分装置 ３、３’ 搬送ロール ５ 搬送手段 ６ 旋回下降手段 ７ 昇降手段 ８、８’ 幅方向調整手段 ９、９’ 高さ調整手段 １０ 角度調整手段 １１ 旋回シリンダ １２ 旋回側フレーム １３ 旋回軸 １４ Ｌ字形レバー １５ 支持部材 １８ 昇降シリンダ １９ 昇降側フレーム ２０ 支持部材 ２１ 高さ調整モーター ３１ 幅方向調整モーター
Claims (4)
- 【請求項１】ガラス板の搬送途中の不良板を仕分落下さ
せる装置において、搬送方向に平行に設けた２条の搬送
ロールの各条毎に搬送高さ調整を自在とする高さ調整手
段と、搬送方向と直交する幅方向に搬送ロールの幅位置
調整を自在とする幅方向調整手段と、前記搬送ロールの
少なくとも１条が円弧を描いて幅方向に広がりながら下
降する旋回下降手段とからなり、搬送ロールを旋回下降
手段によって下降させて、不良板を落下処理するように
したことを特徴とするガラス板の搬送仕分装置。 - 【請求項２】前記搬送ロールの片方の１条が円弧を描い
て幅方向に広がりながら下降する旋回下降手段と、他方
の１条が昇降自在な昇降手段とからなり、搬送ロールを
旋回下降手段と昇降手段によって下降させて、不良板を
落下処理するようにしたことを特徴とする請求項１記載
のガラス板の搬送仕分装置。 - 【請求項３】前記仕分装置の搬送ロールの各条の長さの
大小のものを直列に複数台配設し、搬送処理するガラス
板の寸法に合わせた組合せのものを、作動下降させるよ
うにしたことを特徴とする請求項１乃至２記載のガラス
板の搬送仕分装置。 - 【請求項４】前記搬送ロールの少なくとも片方の１条を
上流側と下流側で搬送高さを変化できるようにした角度
調整手段を設けたことを特徴とする請求項１乃至３記載
のガラス板の搬送仕分装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27827996A JPH10120160A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | ガラス板の搬送仕分装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27827996A JPH10120160A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | ガラス板の搬送仕分装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10120160A true JPH10120160A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17595142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27827996A Pending JPH10120160A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | ガラス板の搬送仕分装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10120160A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103600990A (zh) * | 2013-10-30 | 2014-02-26 | 五河和润特种玻璃有限公司 | 一种简易的玻璃输送架 |
| CN105346982A (zh) * | 2015-12-10 | 2016-02-24 | 贵州正合博莱金属制品有限公司 | 铝材切割机的传输装置 |
| CN105502909A (zh) * | 2016-01-27 | 2016-04-20 | 中国建材国际工程集团有限公司 | 浮法玻璃用快速双片落板装置 |
| CN107931141A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-04-20 | 铭板精密科技(中山)有限公司 | 一种产品印刷图案错位检测分类装置 |
| WO2020090625A1 (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス板の製造方法および製造装置 |
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| CN112371533A (zh) * | 2020-10-15 | 2021-02-19 | 长泰县捷顺速递有限公司 | 一种快递智能化分拣系统 |
| CN116423224A (zh) * | 2023-04-10 | 2023-07-14 | 青岛海正轻合金有限公司 | 一种铝合金加工集成处理装置 |
-
1996
- 1996-10-21 JP JP27827996A patent/JPH10120160A/ja active Pending
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