JP3237769B2 - 板状材の曲げ成形装置 - Google Patents

板状材の曲げ成形装置

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用の複曲面サイ
ドウインド用ガラス板等の板状材を曲げ成形する曲げ成
形装置
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用複曲面サイドウインド
に使用されるガラス板を曲げ形成する場合、垂直プレス
炉又は水平曲げ炉が使用されている。垂直プレス炉は、
ガラス板を吊り治具に垂直に吊り下げ、加熱炉で加熱し
た後、炉外のプレス成形型に引き出して成形型でプレス
成形し、さらに冷却ステーションに引き出して冷却、強
化する。一方、水平曲げ炉は搬送ローラによって加熱炉
内で加熱されたガラス板が水平曲げ炉内に搬入される。
ガラス板が水平曲げ炉の終端付近まで搬送されると、炉
床下部からの熱風を吹き上げるとともに、上部のモール
ド部材の吸着面全体に形成されている小孔から部材内に
エアが吸い込まれ、この吹き上げ力、吸い込み力でガラ
ス板が平板吸着部材に吸着される。
【0003】次にモールド部材が上昇し、側方からクエ
ンチリングをガラス板の下方まで移動する。そしてクエ
ンチリング上にガラス板の周縁を載置してガラス板を平
板吸着部材から離し、冷却ステーションに運んでから冷
却して強化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、垂直プ
レス炉では、ガラス板を垂直に吊り治具によって吊るた
めに、吊り跡が残るという問題があった。また、水平曲
げ炉では製品の種類に応じてモールド部材を交換する場
合、モールド部材が炉内に設けられているのでモールド
部材が交換可能な温度に冷却されるまで待つ必要があ
る。従って、ジョブチェンジ時間が長くなり生産性が低
下するという問題がある。更に、水平曲げ炉ではモール
ド部材でガラス板を曲げ成形している間、搬送されてき
た次のガラス板がモールド部材の前で待機しなければな
らず、生産性が低いという問題がある。
【0005】さらに上述の成形法を単純に炉外成形法に
適当することはきわめて困難である。すなわち、ガラス
板成形モールドに吹き上げて吸着させると、拭き上げの
風が外気をまき込むため、ガラスを成形可能温度に保つ
ことができないためである。本発明は、このような事情
に鑑みてなされたもので、自動車用のサイドウインドガ
ラスの生産性向上を図ることができ、更に品質の向上を
図ることができる板状材の曲げ成形装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、板状材を加熱しながら搬送する加熱炉
と、該加熱炉の下流側に位置し、前記板状材の周縁を支
持する昇降自在なリングが上下に通過可能なように搬送
ローラが分割、配置されると共に該リングの上方に設け
られた成形型を具備する成形部と、該成形部の下流側に
位置し、前記板状材を冷却する冷却部と、前記リングを
前記冷却部と前記成形部間で移動すると共に、前記リン
グを前記分割された搬送ローラの下方のリング収納位置
と前記成形型に当接した曲げ成形位置間で昇降する搬送
機構と、を備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記目的を達成するため
に、前記冷却部が前記成形部の両側に一対設けられ、か
つ、前記搬送機構が前記一対の冷却部に対応して一対設
けられ、前記成形部で曲げ成形された前記板状材を一方
の冷却部と他方の冷却部とに振り分けることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、加熱炉内で板状材を加熱する
と共に加熱炉内を搬送して、加熱炉から搬出された板状
材を成形部の搬送ローラで成形型の下方まで搬送する。
板状材が成形型の下方に配置されると共に搬送機構を作
動し、搬送ローラの下方に収納された板状材の周面に当
接可能なリングを上昇させて、板状材をリングに載置す
ると共に成形型に板状材を押圧して曲げ成形する。
【0009】曲げ成形完了後成形型を上昇し、次いで、
搬送機構を作動してリングを成形型の下方から冷却部ま
で移動して曲げ成形された板状材を冷却部に配置し、冷
却部で板状材を冷却する。このように、板状材の周面に
当接可能なリングを搬送ローラの下方に収納可能にした
ので、成形部は炉外に配設することができる。また、本
発明によれば、冷却部が成形部の両側に一対設けられ、
かつ、搬送機構が一対の冷却部に対応して一対設けら
れ、成形部で曲げ成形された板状材を一方の冷却部と他
方の冷却部とに振り分けることができる。
【0010】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る板状材の
曲げ成形装置について詳説する。図1に示すように本発
明に係る曲げ成形装置10は加熱炉12、成形部14、
第1、第2の冷却部16、18及び搬送機構20等から
成り、加熱炉12は搬送路22を備えている。搬送路2
2は搬送ローラ22A、22A…で構成されていて、搬
送路22は炉枠22Bで覆われている。
【0011】加熱炉12の下流側には成形部14が設け
られていて、成形部14は搬送手段24とモールド手段
26とから構成されている。搬送手段24は図2に示す
ように、駆動用ローラ28、28…が等間隔に平行に、
且つ回動自在に支持されている。駆動用ローラ28、2
8…の両端部にはタングステンカーバイド等が溶射さ
れ、高摩擦部28A、28A…を形成していて、高摩擦
部28A、28A…には一対の無端状のスチールベルト
30が接触している。
【0012】一対のスチールベルト30はそれぞれ一対
の駆動プーリ32とテンションプーリ34とに張設され
ていて、一対の駆動プーリ32はシャフト36の両端部
に固着されている。シャフト36は減速機38を介して
ACサーボモータ40の駆動軸42に連結されている。
また、一対のテンションプーリ34は回動自在に支持さ
れ、さらに、一対のスチールベルト30に所定の張力を
付与することができるように調整される。
【0013】スチールベルト30の上方には押えローラ
44、44…が回動自在の設けられ、押えローラ44、
44…と駆動用ローラ28、28…とはスチールベルト
30を挟持している。これにより、ACサーボモータ4
0が駆動するとスチールベルト30の回動力が駆動用ロ
ーラ28、28…に伝達されて、駆動用ローラ28、2
8…が回動する。
【0014】また、駆動用ローラ28、28…には一対
のタングステンカーバイド等が溶射された高摩擦部28
Bが形成されていて、一対の高摩擦部28Bには駆動デ
ィスク46の外周が当接している。駆動ディスク46は
図示しない支持部材で回動自在に支持されていて、その
外周には28Bと同様の高摩擦部46Aが形成されてい
る。さらに、駆動ディスク46の高摩擦部46Aには搬
送ローラ48の外周が当接している。搬送ローラ48は
図示しない支持部材で回動自在に支持されている。従っ
て、ACサーボモータ40が駆動すると駆動用ローラ2
8、28…の回動力が駆動ディスク46、46…を介し
て搬送ローラ48、48…に伝達されて、搬送ローラ4
8、48…が回動する。
【0015】搬送ローラ48、48…は図1に示す後述
するプレスクエンチリング(以下「PQリング」と称す
る。)50の枠形状に対応する位置で分割されている。
これにより、PQリング50は搬送ローラ48、48…
を通過して、搬送ローラ48、48…の下方と上方とに
移動することができる。更に、図3に示すように搬送ロ
ーラ48、48…は、加熱炉12の搬送ローラ22A、
22A…と面一に支持されていて、加熱炉12の搬送ロ
ーラ22A、22A…から搬送されてきたサイドウイン
ド用ガラス板52をモールド手段26のモールド26A
の下方まで搬送する。サイドウインド用ガラス板52が
モールド26Aの下方まで搬送されると、サイドウイン
ド用ガラス板52の後端部が図示しない検出手段で検出
され、この検出信号に基づいてACサーボモータ40が
停止する。これにより、サイドウインド用ガラス板52
がモールド26Aの直下に位置決めされる。
【0016】この時、搬送ローラ48、48…の下方か
らPQリング50を上昇させると、PQリング50の枠
体がサイドウインド用ガラス板52の周縁部に当接す
る。そして、PQリング50をさらに上昇させるとサイ
ドウインド用ガラス板52がモールド26Aの成形面に
当接して曲げ成形される。この場合、モールド手段26
はモールド26Aの成形面からサイドウインド用ガラス
板52を吸着するように作動する。
【0017】成形部14の左側には第1の1次冷却部1
6が設けられていて、成形部14の右側には第2の1次
冷却部18が設けられている。第1、第2の冷却部1
6、18は同一に構成されていて、それぞれ上部冷却用
吹口16A、18Aと下部冷却用吹口16B、18Bと
が対向して設けられている。尚、16Aは図が簡単なた
め、図示していないが、16Bに対向した位置に18
A、18Bと同様に設けられる。そして、上部冷却用吹
口16Aと下部冷却用吹口16Bとの間、及び上部冷却
用吹口18Aと下部冷却用吹口18Bとの間にはPQリ
ング50及びPQリング50に載置されたサイドウイン
ド用ガラス板52が進入して、サイドウインド用ガラス
板52は吹口から吹き出されたエアーで冷却される。
【0018】搬送機構20は図1に示すように、成形部
14及び第1、第2の冷却部16、18に沿ってレール
60が設けられている。レール60には図3に示すよう
に移動部62がガイド64を介して摺動自在に支持され
ていて、移動部62には昇降部66が設けられている。
昇降部66はリンク66Aとリンク66Bが中折れ可能
に連結されていて、リンク66Aとリンク66Bとの折
りたたみ、及び伸長は図示しないACサーボモータ等の
アクチュエータで行われる。
【0019】リンク66B、66Bの下端部には支持台
66Cが軸支されていて、支持台66Cの左端部には前
述したPQリング50が張り出した状態で固着されてい
る。また、移動部62は成形部14の左右に一対設けら
れていて、各々の移動部62にはACサーボモータ等の
アクチュエータが設けられている。これらのアクチュエ
ータの作動で左側の移動部62のPQリング50が成形
部14と第1の1次冷却部16間を移動し、右側の移動
部62のPQリング50が成形部14と第2の1次冷却
部18間を移動する。また、リンク66Aとリンク66
Bとが折りたたまれた時、PQリング50は搬送ローラ
48、48…の上方に位置し、リンク66Aとリンク6
6Bとが伸長した時、PQリング50は搬送ローラ4
8、48…の下方に位置する。
【0020】また、図1に示すように第1の1次冷却部
16の左側には第1の2次冷却部70が設けられてい
て、この2次冷却部70にはサイドウインド用ガラス板
52を受ける第1支持部材72が移動自在に設けられて
いる。1次冷却が終了すると、上部冷却用吹口16Aか
らのエアーを停止し、サイドウインド用ガラス板52を
PQリング50から浮揚させる。次に第1支持部材72
を吹き口内に移動させ、第1支持部材72は第1の1次
冷却部16でサイドウインド用ガラス板52を受けて、
受けたサイドウインド用ガラス板52を第1の2次冷却
部70まで搬送することができる。これにより、サイド
ウインド用ガラス板52は2次冷却される。
【0021】さらに、第2の1次冷却部18の右側には
第2の2次冷却部74が設けられていて、この2次冷却
部74にはサイドウインド用ガラス板52を受ける第2
支持部材76が移動自在に設けられている。第2支持部
材76は第1支持部材72と同様に作動してサイドウイ
ンド用ガラス板52を第2の1次冷却部18から第2の
2次冷却部74まで搬送する。
【0022】前記の如く構成された本発明に係る曲げ成
形装置の作用について説明する。先ず、図1に示すよう
に左側の移動部62のPQリング50を成形部14の搬
送ローラ48、48…の下方に配置する。この状態で、
加熱炉12の搬送路22でサイドウインド用ガラス板5
2を成形部14の方向に搬送する。搬送されてきたサイ
ドウインド用ガラス板52は加熱炉12から搬出され、
成形部14の搬送ローラ48、48…まで搬送される。
この場合、成形部14のACサーボモータ40が駆動し
ているのでACサーボモータ40の回動力が駆動用ロー
ラ28、28…、駆動ディスク46、46…を介して搬
送ローラ48、48…に伝達されて、搬送ローラ48、
48…が回動している。
【0023】従って、搬送ローラ48、48…まで搬送
されたサイドウインド用ガラス板52は搬送ローラ4
8、48…でモールド26Aの下方まで搬送される。こ
の時、サイドウインド用ガラス板52の後端部が図示し
ない検出手段で検出され、この検出信号に基づいてAC
サーボモータ40が停止する。これにより、サイドウイ
ンド用ガラス板52がモールド26Aの直下に位置決め
される。
【0024】次に、搬送ローラ48、48…の下方に配
置されている左側の移動部62のPQリング50を搬送
ローラ48、48…の上方に移動して、PQリング50
でサイドウインド用ガラス板52を受ける。サイドウイ
ンド用ガラス板52を受けた後、更にPQリング50を
上昇してサイドウインド用ガラス板52をモールド26
Aの成形面に当接させる。
【0025】この場合、モールド26Aの成形面からは
エアーが吸い込まれ、サイドウインド用ガラス板52を
吸着する。また、サイドウインド用ガラス板52の外周
はPQリング50でモールド26Aの成形面に押圧され
るので、サイドウインド用ガラス板52が所望の形状に
曲げ成形される。曲げ成形完了後モールド26Aが上昇
し、次いで左側の移動部62のPQリング50及びPQ
リング50に載置されたサイドウインド用ガラス板52
が第1の冷却部16の上部冷却用吹口16Aと下部冷却
用吹口16Bとの間に進入する。この時、上部冷却用吹
口16Aと下部冷却用吹口16Bの吹口からエアーが吹
き出されてサイドウインド用ガラス板52は1次冷却さ
れる。
【0026】1次冷却されたサイドウインド用ガラス板
52は第1支持部材72に載置され、第1支持部材72
と共に第1の2次冷却部70まで搬送される。ここでサ
イドウインド用ガラス板52は2次冷却される。一方、
第1の1次冷却部16でサイドウインド用ガラス板52
を冷却中に、新たなサイドウインド用ガラス板52が成
形部14まで搬送されてくる。そして、新たなサイドウ
インド用ガラス板52は右側の移動部62のPQリング
50で、左側のPQリング50と同様に移送されて曲げ
成形、1次、2次冷却される。
【0027】このように、サイドウインド用ガラス板5
2が交互に左右に振り分けられるので、サイドウインド
用ガラス板52を連続的に曲げ成形することができる。
前記実施例では一対のPQリング50が設けられている
場合について説明したが、これに限らず、1個又は2個
以上のPQリングを設けられた場合にも適用することが
できる。
【0028】前記実施例では自動車用サイドウインド用
ガラス板の曲げ成形について述べたが、本願発明の曲げ
成形装置が自動車のサイドウインド用ガラス板に限ら
ず、その他のガラス板、例えばルーフ、リヤ用のガラス
板や、ガラス板以外のプラスチィック等の他の板状材に
も適用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る板状材の
曲げ成形装置によれば、板状材の周面に当接可能なリン
グを搬送ローラの下方に収納可能にしたので、成形部は
炉外に配設することができる。従って、成形型が高温に
ならないので成形型を交換する場合、成形型を交換可能
な温度に冷却されるまで待つ必要がなくなり、ジョブチ
ェンジ時間の短縮を図ることができる。
【0030】また、板状材の曲げ成形装置には、冷却部
が成形部の両側に一対設けられ、かつ、搬送機構が一対
の冷却部に対応して一対設けられている。従って、成形
部で曲げ成形された板状材を一方の冷却部と他方の冷却
部とに振り分けることができるので、板状材を連続的に
曲げ成形することができる。これにより、板状材の生産
性を向上することができる。
【0031】更に、本発明は水平曲げ炉を採用したので
板状材を垂直に吊り治具によって吊る必要がなく、板状
材に吊り跡が残らないので、板状材の品質の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板状材の曲げ成形装置の斜視図で
ある。
【図2】本発明に係る板状材の曲げ成形装置の要部拡大
図である。
【図3】本発明に係る板状材の曲げ成形装置の側面図で
ある。
【符号の説明】
10…曲げ成形装置 12…加熱炉 14…成形部 16、18…1次冷却部 20…搬送機構 26A…成形型 28…駆動ローラ 46…駆動ディスク 48…搬送ローラ 50…PQリング 52…サイドウインド用ガラス板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 博史 神奈川県川崎市川崎区田町2丁目4番1 号 旭硝子株式会社 京浜工場内 (72)発明者 河口 津慶 神奈川県川崎市川崎区田町2丁目4番1 号 旭硝子株式会社 京浜工場内 (56)参考文献 特開 平2−258642(JP,A) 特開 昭64−14121(JP,A) 特開 平3−271126(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03B 23/00 - 35/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状材を加熱しながら搬送する加熱炉
    と、 該加熱炉の下流側に位置し、前記板状材の周縁を支持す
    る昇降自在なリングが上下に通過可能なように搬送ロー
    ラが分割、配置されると共に該リングの上方に設けられ
    た成形型を具備する成形部と、 該成形部の下流側に位置し、前記板状材を冷却する冷却
    部と、 前記リングを前記冷却部と前記成形部間で移動すると共
    に、前記リングを前記分割された搬送ローラの下方のリ
    ング収納位置と前記成形型に当接した曲げ成形位置間で
    昇降する搬送機構と、 を備えたことを特徴とする曲げ成形装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却部が前記成形部の両側に一対設
    けられ、かつ、前記搬送機構が前記一対の冷却部に対応
    して一対設けられ、前記成形部で曲げ成形された前記板
    状材を一方の冷却部と他方の冷却部とに振り分けること
    を特徴とする請求項1の曲げ成形装置。
  3. 【請求項3】 前記成形部の分割された複数の搬送ロー
    ラの下方に回転可能な複数の駆動ローラが前記搬送ロー
    ラと所定間隔をおいて平行に設けられ、該駆動ローラと
    前記搬送ローラとの間にディスク部材が前記駆動ローラ
    と前記搬送ローラとに接触すると共に回動自在に設けら
    れ、前記駆動ローラの回転力が前記ディスク部材を介し
    て前記複数の搬送ローラに伝達されることを特徴とする
    請求項1の曲げ成形装置。
  4. 【請求項4】 前記分割された複数の搬送ローラ及び前
    記複数のディスク部材は一体構成され、前記駆動ローラ
    に着脱可能であることを特徴とする請求項3の曲げ成形
    装置。
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