JPH05277539A - ストリップサンプリング装置 - Google Patents

ストリップサンプリング装置

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JPH05277539A
JPH05277539A JP16834891A JP16834891A JPH05277539A JP H05277539 A JPH05277539 A JP H05277539A JP 16834891 A JP16834891 A JP 16834891A JP 16834891 A JP16834891 A JP 16834891A JP H05277539 A JPH05277539 A JP H05277539A
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JP
Japan
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sample
box
conveyor
strip
receiving member
Prior art date
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Pending
Application number
JP16834891A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Naruse
卓也 鳴瀬
Ichiji Seo
一司 瀬尾
Koji Matsubayashi
弘二 松林
Yoichi Miyagawa
洋一 宮川
Toshio Kawashima
敏雄 河島
Masanobu Urushibara
正信 漆原
Hiroyoshi Sushi
博義 須子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
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Publication date
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Publication of JPH05277539A publication Critical patent/JPH05277539A/ja
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  • Coating With Molten Metal (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、サンプルを傷付けないように、採
取することができるストリップサンプリング装置を提供
することを目的とする。 【構成】 ストリップ搬送ラインの下方に設けられたス
トリップサンプリング装置において、サンプルとなるべ
き切片とスクラップとなるべき切片とを振り分ける磁石
式コンベアと、サンプル切片を受ける受け部およびこの
受け部を昇降させる少なくとも二段の昇降機構を備え、
磁石式コンベアにより誘導されたサンプル切片を収集す
るボックスと、を有することを特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、連続溶融亜鉛めっき
ライン等でストリップのサンプルを収集するストリップ
サンプリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続溶融亜鉛めっきラインの下流側には
シャ−カッタ−が設けられ、ストリップの適所を切断
し、これらをサンプル切片又はスクラップ切片とする。
シャ−カッタ−の直ぐ下流のライン下方にはストリップ
サンプリング装置が設けられ、シャ−カッタ−で剪断さ
れたサンプル切片をスクラップ切片と区分・収集し、収
集したサンプル切片によりストリップ表面の外観及びめ
っき付着状態を検査するようになっている。
【0003】図2に示すように、従来のサンプリング装
置は、パスラインの下方にコンベア3およびサンプルボ
ックス6を有する。切断されたサンプル切片2aは、ロ
−ラテ−ブル(図示せず)上からコンベア3上に乗り移
り、コンベア3で搬送された後に、サンプルボックス6
内に落下する。サンプルボックス6は、走行台車4に搭
載され、単一のシリンダを有する一段式昇降装置5によ
って適正高さに位置調整されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ストリップサンプリング装置においては、コンベアから
ボックスまでの落差が大きく、サンプル切片が落下衝撃
により損傷を受けるので、製造時に受けた損傷であるか
否かの判断が困難な場合があり、所望の外観及びめっき
付着試験をすることができないという欠点がある。
【0005】また、サンプル切片がボックス内で斜めに
なることがあり、整然と積み重ねられない。このため、
サンプルボックス内に所望数のサンプル切片を収集する
ことができないという欠点がある。
【0006】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、サンプル切片に実質的に損傷を与え
ることなく、また、サンプルボックス内に整然とサンプ
ル切片を収集することができるストリップサンプリング
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るストリッ
プサンプリング装置は、ストリップ搬送ラインの下方に
設けられたストリップサンプリング装置において、サン
プルとなるべき切片とスクラップとなるべき切片とを振
り分ける磁石式コンベアと、サンプル切片を受ける受け
部およびこの受け部を昇降させる少なくとも二段の昇降
機構を備え、前記磁石式コンベアにより誘導されたサン
プル切片を収集するボックスと、を有することを特徴と
する。
【0008】
【作用】この発明に係るストリップサンプリング装置に
おいては、磁石式コンベアを用いてサンプル切片をボッ
クス内に誘導するので、サンプル切片は緩やかにボック
ス内に落下し、衝撃が少ない。また、サンプル収集ボッ
クスを二段昇降式としているので、ボックスのサンプル
受け部をコンベアに接近させ、コンベアからボックス受
け部までの落差が小さくなる。このため、サンプル切片
は、損傷をほとんど受けることなく、ボックス内に整然
と積載される。
【0009】
【実施例】以下、添付の図面を参照しながらこの発明の
実施例について説明する。
【0010】図1に示すように、連続溶融亜鉛めっきの
パスラインには多数の搬送ロ−ラ41が設けられ、スト
リップ2が上流から下流へ向かって搬送され、下流側の
ロ−ラ42,44およびシャ−カッタ−43を経由した
後にテンションリ−ル45に巻き取られるようになって
いる。
【0011】シャ−カッタ−43の直ぐ下流側にはスト
リップサンプリング装置10が設けられている。ストリ
ップサンプリング装置10の第1コンベア12は、パス
ラインの直下に位置している。
【0012】第1コンベア12の下面にシリンダロッド
15が連結されている。第1コンベア12の上流側端部
は支軸13で支持され、ロッド15がシリンダ14内に
退入すると、支軸13を中心に第1コンベア12が揺動
するようになっている。第1コンベア12は、定常操業
時には水平姿勢で待機し、サンプリング時などには斜行
姿勢に変えられる。なお、第1コンベア12の斜行量
は、サンプリング時とスクラップ払い出し時とで二段に
変化するように、図示しないコントロ−ラで制御される
ようになっている。
【0013】第2コンベア16が、一段目の斜行姿勢の
第1コンベア12に続くように、所定の斜行角度で第1
コンベア12の下流側に設けられている。第2コンベア
16の下面にもロッド19が連結され、図示しないコン
トロ−ラによりロッド19がシリンダ18から突出・退
入するようになっている。
【0014】さらに、サンプル収集ボックス24が第2
コンベア16の下方に設けられている。ボックス24の
上部開口は第2コンベア16の下流側端部の近傍に位置
している。
【0015】サンプル収集ボックス24の下面に第1段
の昇降装置22のロッド23が連結されている。第1段
の昇降装置22の駆動部は図示しない圧縮エア源に接続
され、昇降装置22に圧縮エアが供給されると、ロッド
23が突出退入するようになっている。さらに、昇降装
置22は走行台車20上に設けられ、台車20により搬
送されるようになっている。
【0016】また、サンプル収集ボックス24のなかに
第2段の昇降装置26が設けられている。第2段の昇降
装置26のロッド27は受け部材28の下部に連結され
ている。第2段の昇降装置26の駆動部は図示しない圧
縮エア源に接続され、昇降装置26に圧縮エアが供給さ
れると、ロッド27が突出退入するようになっている。
この場合に、第2段の昇降装置26のストロ−クは、受
け部材28がボックス24の開口近傍に位置するところ
が上限である。なお、第1及び第2コンベア12,16
には、電磁石を有するマグネット式コンベアを用いる。
スクラップ2bがボックス30内に落下するように、台
車20の近傍にスクラップボックス30が置かれてい
る。次に、上記サンプリング装置を用いて、めっき処理
ストリップからオンラインでサンプリングする場合につ
いて説明する。
【0017】めっき処理した後に、ストリップ2をシャ
−カッタ−43で所定長に切断し、サンプルを採取す
る。サンプル切片2aは、長さ500mm で板幅のサイズで
ある。サンプル切片2aは、テ−ブルロ−ラ41から第
1コンベア12に乗り移り、第1コンベア12の磁力に
より引き寄せられつつ緩やかな速度で第2コンベア16
に向かって滑り落ち、さらに、第2コンベア16からボ
ックス24内に落下する。このとき、第2段目の昇降装
置26により受け部材28をボックス24の開口の近く
に位置させているので、第2コンベア16から受け部材
28までの落差が小さく、サンプル切片2aが実質的に
損傷を受けない。また、サンプル切片2aは緩やかな速
度でボックス24内に滑り落ちるので、ボックス24内
にて整然と積み重ねられる。
【0018】ボックス24内にサンプル切片2aが積み
重ねられるに従って、第2段目の昇降装置26により受
け部材28を下降させ、第2コンベア16から受け部材
28までの落差を一定にするようにする。なお、ストリ
ップ2の非定常部や不良部は、スクラップ切片2bとし
て第1コンベア12からスクラップボックス30に直接
払い出される。
【0019】
【発明の効果】この発明の装置によれば、サンプル収集
ボックスを二段昇降式としたので、コンベアからボック
ス内の受け部材までの落差が小さく、サンプル切片に実
質的に損傷を与えることなく採取することができる。採
取時のきずがないので、めっき付着性試験を精度よく行
なうことができる。
【0020】また、マグネットコンベアの使用によりサ
ンプル切片を緩やかな速度でボックス内に滑り落ちさせ
ることができるので、ボックス内に整然とサンプル切片
を収集することができ、一度に多数のサンプル切片を採
取することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るストリップサンプリン
グ装置が設けられた連続めっきラインの一部を示す模式
図。
【図2】従来のストリップサンプリング装置を示す模式
図。
【符号の説明】
2;ストリップ、2a;サンプル切片、10;サンプリ
ング装置、12,13;コンベア、20;台車、22,
26;昇降装置、28;受け部材、43;シャ−カッタ
−。
フロントページの続き (72)発明者 宮川 洋一 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 河島 敏雄 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 漆原 正信 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 須子 博義 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリップ搬送ラインの下方に設けられ
    たストリップサンプリング装置において、サンプルとな
    るべき切片とスクラップとなるべき切片とを振り分ける
    磁石式コンベアと、サンプル切片を受ける受け部および
    この受け部を昇降させる少なくとも二段の昇降機構を備
    え、前記磁石式コンベアにより誘導されたサンプル切片
    を収集するボックスと、を有することを特徴とするスト
    リップサンプリング装置。
JP16834891A 1991-07-09 1991-07-09 ストリップサンプリング装置 Pending JPH05277539A (ja)

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