JPS62111864A - 巻物細長片搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ）産業上の利用分野 この発明は、資材の取扱いと容器形成、とりわけ製缶の
技術に関し、より詳言すれば、多数の巻物細長片を、シ
ート資材より剥離する機械からホッパーに向かわせるた
めの巻物細長片搬送システムに関し、そして、ホッパー
にその巻物細長片を集積するための新規な細長片取扱い
または供給装置に関する。

ｂ）従来の技術 本発明システムによって取り扱われるタイプの巻物細長
片は容器製作技術において周知であり、それらの巻物細
長片は、シート資材から形成された、フラットであらか
じめ形づくられた金属材であって、その後他所で円形の
缶端に形成される。それらのフラットであらかじめ形づ
くられた巻物細長片は、打ち抜きまたは他の形成手段に
より多くの缶端を極大にするため、及び多くの不要の資
材を少なくするため、不規則な周辺形状を伴なって形成
されており、そして、そのようであるので取扱いと搬送
が困難である。

Ｃ）発明が解決しようとする問題点 缶端の製作において最も考慮すべきことは終結端で小孔
のような欠陥を避けることである。

缶端の形成に先行して巻物細長片にそのような孔とか他
の不規則なものがあるかどうかを初めに検査することが
より効果的であることが判った。複数の缶端、例えば６
乃至１８以上の缶端が各細長片から作られるので、そこ
から各缶端の作成をする前における細長片の検査が生産
処理時間の節約になることが評価される。

付加的な問題は、巻物細長片を切断機から各缶端成型プ
レス機に搬送する過程に関して生じる。前記検査と不良
品の抽出は、巻物細長片が各機械の間に搬送されつつあ
る間にすることが望ましい。この関係において、本発明
装置は適当な光学的検査とそれに合った不良品台とを有
するコンベヤを使用する。巻物細長片はコンベヤベルト
に沿ったフラットな条件で前記視的検査に個別的に運ば
れねばならないと思われている。しかしながら、通常望
まれることは、缶端を成型プレスに送るべき面対面条件
で互いに隣接させながら、巻物細長片をフラットな状態
で集積することである。更に、成型プレスへの送り込み
台は、また、細長片の適当な供給を調和させねばならな
いので、プ１／スは切断機をサービスや修理のために閉
鎖すべく停止される必要がない。前記過程に関して生じ
る１つの問題は、成型プレスの送り出し台でホッパー内
の集積条件に向けて、巻物細長片を、それらのフラット
端対端条件から、再び方向づけることである。

そのフラットな巻物細長片が単にコンベヤベルトからホ
ッパーまたは他の容器内に排出されるとき、それらの方
向づけは調整することが困難もしくは不可能となる。通
常、巻物細長片は、垂直縦向きに平行した条件では残ら
ず、むしろ、傾斜乃至落下する傾向にある。通常、送り
込みホッパーは重力により巻物細長片がその中に集積さ
れ易いように逆錐形をしており、ホッパーのこの角度が
一層細長片の傾斜を助長し、それによって各細長片はホ
ッパー内への詰め込みを生じつつ、過度に傾けられ、そ
れらが巻物細長片をホッパー内に本来的に集積されるの
を防ぎ、またはホッパー内に後続の巻物細長片を誘導す
るのを妨げる。

この発明の一般的な目的は、上述した先行技術の諸問題
に打ち勝った新規かつ改良された巻物細長片搬送システ
ムを設けることである。

この発明の他の目的は、巻物細長片をコンベヤベルトか
らホッパーまたは他の容器内の集積条件の中に確実に転
送し得る新規な電磁的ホッパー供給機構を設けることで
ある。

この発明の前記目的に関連する目的は、コンベヤで送ら
れてくる不良品を確認するために巻物細長片を検出する
手段と、その不良品がホッパーに到達する以前にそれを
コンベヤから除外−＋１壬懇九錯１＋スデトづ諷ス ｄ）問題点を解決するための手段 本発明は、前記目的を達するために、そこから巻物細長
片を各端部な連ねて順次受け取るため、及び、巻物細長
片をホッパー内で面対面を接するフラットな条件に並べ
換えるためにコンベヤの端部にホッパー供給手段を設け
る。

更に、本発明は、他の前記目的を達成するために、巻物
細長片から不良品を確実に検出する手段とコンベヤから
その不良品を排出する手段とを設ける。

更に、本発明は、その他の目的を達成するために、巻物
細長片の列をその上にのせて運ぶコンベヤベルト手段と
、検出手段と、排出手段と、ホッパー供給手段とを備え
た巻物細長片搬送システムを設ける。

ｅ）作　用 細長片が、コンベヤ上に配置された後、ホッパー内に入
り、ベルトコンベヤに付着させられて搬送され、その搬
送途中で不規則なものや小孔のある細長片が検出され、
不良品はベルトコンベヤの終端に備えた不良品台から外
部へ取り除かれ、完全な細長片のみがホッパー並送り出
しアセンブリーに到達して、そこから、順次次期工程の
機械に運び出される。

ｆ）実　施　例 第１図から第３図において、本発明に関する巻物細長片
搬送システム１０は、図示しない切断機からの搬出コン
ベヤ１６と、図示しない缶端成型プレス機への搬入台に
おけるホッパー２４との間で、巻物細長片１４をその端
部間隔を離した列の状態で順次運ぶための電磁ベルトコ
ンベヤ１２を含み、そのコンベヤ１２の道に沿って、検
出台１５を設けることが望ましく、その検出台１５は、
前記巻物細長片１４から不良品を検出するためのもので
あり、その不良品は排出台２０で朔除される。

巻物細長片１４は薄いシート状金属集積から成り、その
辺縁は不規則な形状をしており、その不規則形状は、円
形の缶端の多様形状を要求する後の成型工程に対応する
ために備えられている。従って、多数の缶端の成型に先
立って、そこに孔などのような不規則なものがある場合
にはそれを不良品として除外することが最も効果的であ
ると考える。

コンベヤ１６は巻物細長片１４を１つ１つ整列用ホッパ
ー１８に排出し、そのホッパー１８からコンベヤ１２の
端部が走行している（第２図参照）。この整列用ホッパ
ー１８は巻物細長片がコンベヤに沿って図示の方向に送
られるように位置決めされている。この関係で、前記巻
物細長片は強磁性の金属を素材とする一方、コンベヤ１
２はその巻物細長片を吸着維持するため表面に磁力を有
せしめたベルトを使用し、それらを第２図で示すように
直列に配置し、巻物細長片が順次乗り次いで進行し得る
ように構成する。この磁気コンベヤ１２は周知であるの
でその詳細については図示と記述を割愛する。

この発明の他の特色に関して、不良品台２０はコンベヤ
１２に沿って設けられ、不良の細長片１４を排除する。

その検出は、巻物細長片をプレス機に排出する以前の段
階において、コンベヤに沿って設けた検査台１５で行な
われる。

不良品台２０は磁気ベルトコンベヤ１２に沿って検査台
１５より下流に設けられる。

図示の実施例において、１乃至それ以上の転送手段２８
．３０は、比較的柔軟な巻物細長片１４を転送するよう
にベルトコンベヤ１２の中間の区分が使われ、それによ
って本発明システム据付に要するスペースを極小化し得
る。他の配列であっても本発明の精神と範囲から離れな
いものが使われること勿論である。この転送手段２８．
３０は通常円筒状のドラム類似の磁気ロール劇２８　ａ
　、　３０　ａを含み、それらはベルトコンベヤ１２の
中間区分において所望の角度で巻物細長片を案内するた
めに配置され得る。

本発明の他の特色に関し、受け入れ用ホッパー無道り出
し機構２２がベルトコンベヤ１２の端部に設けられ、そ
こで１つ１つ列をなした状態の巻物細長片１４を受け入
れると共に、その巻物細長片をホッパー２４の中に面と
面とを近づけた平行状態に並べ換える。ホッパー２４は
缶端成型機に巻物細長片１４を供給する。

検査台１５は巻物細長片を光学的に検査し易くするため
自動光学機構を含む。図示するように、検査台１５はベ
ルトコンベヤ１２の中間途切れ部１６に隣接して設けら
れ、このギャップ１６の一側に光源１５ａが、その他側
に光センサ−１５ｂが設けられる。従って、巻物細長片
１４の所望の形状中の透孔またはその他の欠陥は、各巻
物細長片１４がギャップ２６を横切って通るときに光源
からの光束を光センサーで確かめることができる。反射
的センサ一手段が、この場所に使われ得ることも本発明
の原理から逸脱しない限り評価される。

検査台１５を通過した後、その巻物細長片は不良品台１
５の方へ搬出される。ベルトコンベヤ１２のスピードは
可変制御可能であるから、台２０の不良品排除機構は第
８図及び第９図に関して後述するように、不適当に成型
されたいかなる細長片をもコンベヤ１２の道から排除操
作し得る。

第４図において、受け入れホッパー並送り出し機構２２
は、底壁４４、一対の側壁、（その一方４．６は第４図
で示され、その他方４７は第２図で見ることができる）
をもった囲みを有すルカ、その第１側壁４６は、ベルト
コンベヤ１２から１枚づつ各細長片の端部を受け入れる
細長孔４８を定め、更に、これらの３つの壁４４．４６
及び４７はホッパー並送り出し機構２２の内部形状を定
め、その大きさは、巻物細長片１４の最大周辺寸法に本
質的に類似する。この関係で、巻物細長片１４は、第４
図の破線で示すように、壁のすべてに対して直立した状
態で立つようにそれらの壁によって内部空間内に導き入
れられ得る。

磁気細長片の整列とその位置を保持するための機［５０
が設けられており、細長片を、ホッパー並送り出し装置
２２内で、第４図で示すように、互いに平行でかつ離間
した状態で整列し並び換えられるので、細長片の平らな
面が」ニヤ、底壁、底壁に対して直立する。更に、図示
の実施例において、ホッパー並送り出し機構２２は入口
案内部５２を持ち、それは通常コンベヤベルト１２に対
してその後方の送り出し機構２２とホッパー２４が下方
に傾斜した方向になるように３角形をしている。この下
方傾斜方向性は矢印５４で示すように、ホッパー並送り
出し機構２２内に細長片が入り易く、また、その後重力
によってホッパー２４内に集積した状態で細長片を支持
するのに好適する。

第５図が第７図において、磁気細長片の整列とその位置
保持機構５０は送り出し機構２２の上部に隣接した磁気
手段５０を含み、それによって、細長片１４は第４図で
示す方向で支持されるように磁気吸着される。巻物細長
片１４は、送り手段２２の壁に沿ってまたは少なくとも
ホッパー２４の入口で直立する互いに離れた平行な状態
で支持され、ホッパーは細長片１４の移動方向に対して
遠い端部に取り付けられる。

第４〜７図で示すマグネット手段５０は沢山の長いマグ
ネットアセンブリー６２．６４．６６及び６８を含み、
それらは図示の実施例では４個存在する。これらのマグ
ネットアセンブリーは、第５図に最もよく示すように、
例えば沢山の棒状のマグネッ）７０，７２．７４及び７
６を含み、それらは細長片を第４図で示す状態で維持す
るため、第５〜７図のＮ及びＳで示すように磁極指向性
を備えている。マグネット７０．７２．７４及び７６は
、マグネットアセンブリーの典型的な１つ６２を形成し
、そして、図示のように直方形の非磁性ハウジング材７
９内に配置されることが望まく、そのハウジング材７９
は例えばねじ林８１．８３のような適当な手段によって
非磁性板７８に付着されている。

磁性材は図示のように多数設けることもあるが、単一の
磁性材を使うことも可能である。磁気アセンブリー６２
〜６８はそれらの各Ｎ−３極性が非磁性板７８の長手方
向及び巻物細長片１４の通る道に沿った方向を横切る方
向に延びるように配置される。磁気手段の他の端部は磁
気回路上からは基本的に中立である。

第６図は、端部が部分的に示されている巻物細長片１４
の列を伴なった磁気アセンブリー６２の長手方向断面を
示す。図示のように極性をもったマグネット７０〜７６
により定められた磁気配列及び回路は、第６図のＮ及び
Ｓによって示される磁気極性に効果的に導かれると言わ
れる。総体的な効果は隣接する細長片１４が対向磁極に
導かれるので、それらは矢印７５で示すように相互に反
発する傾向にある。

更に、磁気手段５０により生産される磁力は、金属細長
片１４を各アセンブリー６２−６８に向けて引きつけ、
そして非磁性板７８にくっつく。

従って、送り出しホッパーアセンブリー２２内に入って
くる後続の巻物細長片１４は、アセンブリー内の先行細
長片をホッパー２４内に向けた長手方向に強制する。よ
り評言すれば、細長片１４がアセンブリー２２に入ると
、磁気手段５０の影響を受け、そして、はじめは、非磁
性板７８に向けて引かれ、次にその細長片１４は先行の
隣接細長片１４のそれに対向する極性で導かれるので、
隣接する細長片は互いに反発する傾向にある。また、第
４図で示すようにホッパー並送り出しアセンブリー２２
と磁気アセンブリー５０はある角度で傾いているので、
重力が細長片を内方に動かし易く、細長片を磁気アセン
ブリー５０に引きつけることにより細長片の倒壊が防１
１ニされる。その綜合的な効果は、細長片１４がホッパ
ー並送り出し機構２２に入ることが、直接隣接する細長
片１４がホッパー２４に向けた板７８に沿って短距離付
勢されることを生み出し、それから、この細長片はそれ
に隣接する細長片１４に反発して、その片に類似の運動
を生ぜしめる。木質的には、隣接する細長片に反発する
各細長片と、ホッパー２４に向けてその中に入るように
動く細長片とが鎖反動を生ずる。

かくして、ホッパー並送り出しアセンブリー２２の向き
と磁気アセンブリー５０の配列と共に、アセンブリー２
２に入ってくる巻物細長片１４は通常たて向き平行に支
持され、倒壊から防止される。更に、各細長片１４は、
後述の細長片１４がホッパー並送り出しアセンブリー２
２に入るので、板７８に沿って動き、やがて、ホッパー
２４内の極限に配置され、缶端成型機に向けて搬出され
る。この配列と共に、細長片１４の充分な供給はホッパ
ー２４とその送り出しアセンブリー内にだくわえること
ができるので、仮りに細長片切断機が欠落した場合、ま
たは他のものがその操作を妨害する場合でも、成型機を
充分な時間操作することができる。また、細長片１４の
位置を維持する磁気手段５０を使わない場合には、細長
片が倒壊し易いし、僅かな供給したホッパー２４内にた
くわえることができない。

図示された本発明の最も好ましい実施例において、磁気
材またはアセンブリー６２及び６６は、蝶番８６．８８
によって各磁気アセンブリー６４及び６８に角変位可能
に取り付けられており、この運動はそれに働く過剰な磁
力を選択的に変換し得るようにしたものである。この関
係において、隣接プレス機の操作に伴なって、考慮すべ
き振動力がホッパー送り機構に伝えられるので、全部で
４つの磁気アセンブリーは通常巻物細長片の所望の方向
づけを維持するために、要求される。しかしながら、プ
レス機が稼動しないとき、４つの全磁気アセンブリーに
よって提供される綜合的な磁力が、ホッパー２４内の集
積の方向５４に細長片を希望通りに運ぶにはその力があ
まりにも大きいので、成る条件下の細長片からこれらの
磁気材のうちの２つを蝶番で離すことによって、細長片
を所望の方向へ運ぶことと、ホッパー２４内へ集積運動
を続けることの双方を許容すれば、缶端成型プレスが稼
動しないときにも対応し得る。

前記全磁気アセンブリー５０は、内側に近寄れるように
、ホッパーアセンブリー２２の側壁４６．４７から離れ
ることができるように取り付けられている。すなわち、
ホッパーアセンブリー２２は前壁部９０をもち、それは
側壁４６．４７及び底壁４４に固定されており、細長片
１４をアセンブリー２２内へ誘導するギャップ乃至孔４
８は、この壁９０と側壁４６の面端部との間に定められ
る。

壁９０は、かくして、コンベヤベルトシステム１２の端
部に隣接して設けられ、そして、ベルトコンベヤ１２を
去る細長片をホッパーアセンブリー２２内に案内するの
に役立つ。

壁９０は磁気アセンブリー５０をホッパーアセンブリー
２２の上面に近づけたり遠ざけたりする蝶番９２をもつ
。

この関係で更に評言すれば、図示の実施例は、搬送手段
１００を使用し、それは、長く伸びる複数のロッド１０
４，１０６に滑動可能に取り付けたブラケッｌ−１０２
を含み、それらのロッド１０４及び１０６は適当な固定
具１０８゜１１０によって各磁気アセンブリー６４及び
６８の上面に取り付けられ、更に、各口、ンドの１０４
　、１．０６　にに小孔１１２，１１４のような適当な
−Ｌ段が、図示しないビンまたは他の手段と共に、各磁
気アセンブリー６４及び６８の距離を運送支持材１０２
のド面から調節するのに使用される。それ故、細長片の
」−限を形成するその下面と磁気アセンブリーの有効高
さは、ホッパーアセンブリー２２の内側に関して調整可
能である。これは、また、細長片のサイズの相違に調和
させるためにアセンブリー２２の有効高さ変化を選択す
ることが許される。図示しない適当な離間手段が、また
、細長片の長さに調和させるために側壁４６及びまたは
４７の内側に隣接して使用し得る。

図示の実施例では、搬送支持材１０２は蝶番９２によっ
て壁９０に取り（＝Ｊげられており、ピストンシリンダ
ーアセンブリー１２０の形式における駆動手段は、搬送
支持材１０２とそれに付着する磁気アセンブリー５０を
蝶番９２を中心にして動かずために、搬送支持材１０２
の伸反部１０２ａと支点１２４で連結される一方、壁９
０の支持材１２２にその他端が連結されている。

第４図に部分的に示されているホッパー２４は追加コン
ベヤまたはロール材１２５と共に画かれており、そのロ
ール材１２５は各細長片１４を受け入れそして、それら
を成型機に排出する。しかしながら、この追加ロールも
しくは他の送り機構は本発明の部分でない。むしろ、ホ
ッパー２４はそのアセンブリー２２から取り外し可能に
し、それによってその中に入っている細長片１４の後加
工のために遠隔位置に送ることができる。

第８及び９図において、不良品台２０は一対の互いに離
れた排出用フィンガー１０４，１４２を含み、それらは
、ベルトコンベヤに沿った細長片の道を妨げない休息位
置と、ベルトコンベヤに沿った細長片の道の中に突出す
る排出位置との間を動くように取り付けられている。排
出位置は、第８図で示すように、細長片をコンベヤから
離し、そして、そのコンベヤベルトに隣接する排出貯蔵
置き場１４４に向けて再指向するために、コンベヤ１２
から成る角度で突出する。この関係において、コンベヤ
ベルトは可動ベル）１２ａを含み、そのベルトは細長片
１４の１ゴと高さより狭く、かつ、全コンベヤアセンブ
リー１２の高さより狭い（第９図参照）。

このベル）１２ａは、また、可動であるので、アセンブ
リー１２と細長片１４の中央に位置させることが望まし
い。排出フィンガー１４０及び１４２は、第８図で示す
排出位置で細長片１４を「＃す」］」的でベル）１２ａ
の運動を許すように、コンベヤベルト材１２ａの両側に
位置する。

更に、その不良品置き場１４４は、矢印１５０で示すよ
うに、向きが換えられた細長片１４が受け入れられるよ
うにそれが排出位置にあるとき排出フィンガー１４０及
び１４２に整合した入口１４６と、その中に細長片を向
ける助けとなるように入ｎ　１４６の後に隣接して案内
材１５２とをもっている。第８図で示すように、この案
内手段は、細長片が不良品置き場１４４の内側に案内さ
れる排出位置にあるときにフィンガー１４０及び１４２
の外端に整合するところの櫟形傾斜構造をしている。

この関係において、不良品置き場１４４の後壁部１５４
に一対の孔１５６．１５８を設けて、各排出フィンガー
１４０及び１４２の端部をそれで受け入れ、細長片が不
良品置き場１４４の内側に案内され易くする。

第８図において、排出フィンガ一手段は軸１６０に枢支
され、適当な駆動手段がそれらの排出フィンガー１４０
，１４２を休息位置と排出位置との間で駆動するために
設けられている。

この駆動手段はピストンとシリンダーのアセンブリー１
６２を含み、それは、その一端部がコンベヤアセンブリ
ー１２の後部に接続するブラケット１６４と連結する一
方、その他端部はそれに直角に外方へ向けて延びるフィ
ンガー１４０及び１４２の延長部１６６に連結する。図
示の実施例では、この延長部材１６６は軸１６０に枢支
されている。排出フィンガー１４０及び１４２はピスト
ンとシリンダー１６２に対向する軸１６０の側方に延び
る延長部１６６の一端に取り付けられており、それによ
って、それらが休息位置にあるときは、ベル）１２ａの
後背、かつ、コンベヤ材１２の表面と同一の面になるよ
うに、そして、排出位置にあるときは第８図で示すよう
に外方へ延びるように、ピストンとシリンダーアセンブ
リー１６２の伸縮に対応して、コンベヤベル）　１．２
　ａの表面に位置付けられている。

本発明のコンベヤシステムが操作されているとき、細長
片１４は、図示しない切断機を去り、そして再位置決め
用のホッパー１８の方へ搬出されるためにコンベヤ１６
上に配置され、次いで、第２図で示すように、磁気ベル
トコンベヤ１２の前端部がホッパー１８内に延び、かく
して、細長片１４がホッパー１８に入るので、ベルトコ
ンベヤ１２に付着するそれらは、コンベヤの道に沿って
搬送される。

細長片１４は検査台１５を通過し、そこで、細長片にあ
る不規則なものや小孔が検出され、更に、細長片は不良
品台２０に向けて運ばれる。

細長片１４が、仮に不完全でないならば、台２０を通過
してホッパー並送り出しアセンブリー２２の方へ搬送さ
れ、もし仮に検査台１５で不完全なものが検出されたな
らば、第８〜９図の不良品排除機構が操作されて、傷の
ある細長片１４は不良品置き場１４４内に向けられる。

ホッパー並送り出しアセンブリー２２に到着すると、細
長片１４はコンベヤ１２から出て壁９０によってアセン
ブリー２２内に案内される。

細長片が送り出しアセンブリー２２に入ると、それらは
磁気アセンブリー５０による磁場の影響化におかれ、初
めに細長片は、重力の影響と、送り出しアセンブリー２
２が傾斜して作られていることの双方の関係によって、
送り出しアセンブリー２２の方へ動かされる。細長片は
磁気アセンブリー５０に向けて引きつけられ、対向する
磁極に導かれる。磁気アセンブリー５０は細長片１４を
所望の方向に維持し、それに伴なって、先行する細長片
をアセンブリー２２の長手方向に沿ってホッパー２４に
向けその中に動かしつつ、後続の各細長片１４を送り出
しアセンブリー２２内に入れる。細長片１４は反発カフ
５と重力により磁気アセンブリーの長手方向に沿って間
隔をあけながら動かされる。細長片が磁気アセンブリー
５０の端部に着くと、それらは磁場から出て、第４図で
示すコンベヤ１２５により図示しない缶端成型プレス機
の方へ排出するためにホッパー２４内に重力により落下
する。

かくして、細長片１４は本発明システム１０から缶端ブ
レス機に継続して供給される。更にもし切断機が欠落し
ている場合には、本システム１０はホッパー２４に排出
されるところのベルトコンベヤ１２を取り除いて操作す
ることができる。かくして、切断機の欠落は静摩擦式缶
端成型機の直接的停止を要求しない。更に、缶端成型プ
レス機が欠落している場合には、システム１０は細長片
１４をホッパー並送り出しアセンブリー２２及びホッパ
ー２４に排出する考慮可能な時間、操作し続けることが
できる。

かくして、本発明の実施例が詳細に記載された一方、当
業者による本発明の改変、設計の変更は、本発明の技術
思想を逸脱しない範囲内において自明であり、また、本
発明の範囲は実施例に記載された特殊な構造のみに限定
されるものでなく、従って、特許請求の範囲における目
的は、本発明の真の精神と範囲内に陥いるところのすべ
ての改造変更に及ぶものである。

ｇ）発明の効果 以上詳述したように、缶の周囲を形成する巻物細長片１
４を、図示しない切断機で作成したのち、図示しない成
型プレス機に供給する前段階において、本発明では、そ
の巻物細長片を１枚づつ直列にしてコンベヤ１２で搬送
し、その搬送途中で小孔などがある不良品を検出し、コ
ンベヤの最終端部に移送される間に不良品のみを列外に
排出し、完全な細長片のみを選別して後工程機械へ搬入
させ得るようにしたので、品質の向」二に寄与するとこ
ろ大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明搬送システムの図式的な斜視図、 第２図は、第１図の平面図、 第３図は、第１図の正面図、 第４図は本発明に使用する受け入れホッパー並送り出し
機構の拡大側面図、 第５図は第４図５−５線に沿った拡大部分図、第６図は
第５図６−６線に沿った断面図、第７図は第４図７−７
線に沿った拡大断面図、第８図は本発明に使用する搬出
機構の拡大平面図、 第９図は第８図９−９線に沿った側面図である１２・・
・・電磁ベルトコンベヤ、 １２ａ・・・・可動ベルト、 １４・・・・巻物細長片、 １５・・・・検査台、　　１５ａ・・・・光源、１５ｂ
・・・・光センサ、 １６・・・・他からの搬出コンベヤ（本発明から見れば
搬入コンベヤ）、 １８・・・・再位置決めまたは選別用のホッパー、２０
・・・・不良品台、 ２２・・・・受入れホッパー並送り出し機構、２４・・
・・ホッパー。 ２６・・・・ギャップ、 ２８．３０・・・・転送手段、 ２８ａ、３０ａ・・・・磁気コール、 ４４、　、４６　、４７・・・・壁、 ５０・・・・磁気細長片の整列とその位置保持機構、５
２・・・・入１」案内部、 ６２　、６４　、６６　、及び６８・・・・マグネット
材７０．７２，７４．及び７６・・・・棒状のマグネッ
ト・ ７５・・・・反発力、 ７８．８０，８２．及び８４・・・・非磁性板、７９・
・・・非磁性ハウジング材、 ８１．８３・・・・ねじ棒、 ９０・・・・前壁部、　　９２・・・・蝶番、１００・
・・・搬送手段、 １０２・・・・ブラケット、 １０４．１０６・・・・ロッド、 １０８　、１　；−０・・・・固定具、１１２．１１４
・・・・小孔、 １４０．１４２・・・・排出用フィンガー、１４４・・
・・不良品置き場、 １５４・・・・後壁部、 １６０・・・・軸、 １６２・・・・ピストンシリンダーアセンブリー、１６
４・山ブラケット。 １６６・・・・フィンガーの延長部。 特許出願人　フリートウッド伊システムズ・インコーホ
レーテッド

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）巻物細長片を順次平らな状態で各端部間を離した
   列にして運ぶコンベヤベルトと、 前記巻物細長片から不良品を検出する手段と、その不良
   品を前記コンベヤベルトから排出する手段と、 前記コンベヤベルトから前記巻物細長片を列の状態から
   １つ１つ受け取って、ホッパー内で面と面とを近接して
   平らに集積されるように、前記巻物細長片を平行な面対
   面間を離した状態に並べ換えるために、前記コンベヤベ
   ルトの端部に設けたホッパー供給手段と、 から成る巻物細長片搬送装置。