JP7242356B2 - 供給装置 - Google Patents
供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7242356B2 JP7242356B2 JP2019047287A JP2019047287A JP7242356B2 JP 7242356 B2 JP7242356 B2 JP 7242356B2 JP 2019047287 A JP2019047287 A JP 2019047287A JP 2019047287 A JP2019047287 A JP 2019047287A JP 7242356 B2 JP7242356 B2 JP 7242356B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- conveying
- belt
- products
- predetermined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Belt Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
一個ずつ搬入された所定形状の製品Wを下流側のローラ10と上流側のローラ11とに巻き付けられた搬送ベルト12,12a,12b,12c,12dに載置して所定の搬送方向に搬送しつつ所定姿勢にない製品WBを搬送ベルト12,12a,12b,12c,12dから排除して所定姿勢の製品Wを後段の装置4へ搬送する供給装置1であって、
前記搬送ベルト12,12a,12b,12c,12dには、
少なくとも前記上流側のローラ11が水平面に対して傾斜していることによって、前記搬送ベルト12,12a,12b,12c,12dに載置された製品Wを水平面に対して傾斜して搬送する傾斜搬送領域Aが設けられており、
かつ前記傾斜搬送領域Aにおいて、所定姿勢の製品Wを保持するとともに、所定姿勢にない製品WBの重心Gが製品WBとの接触点を通過する垂線VLを基準として前記搬送ベルト12,12a,12b,12c,12dの傾斜方向の下方側に位置するように構成された保持部15,15a,15b,15c,15dが前記搬送方向に沿って設けられていることを特徴としている。
前記保持部は、前記搬送ベルト12,12a,12b,12c,12dの搬送面Sから突出して設けられた桟15,15a,15b,15c,15dであることを特徴としている。
前記桟15b,15c,15dには、隣り合う製品Wを所定の間隔をおいて保持する保持溝26,28,29が設けられていることを特徴としている。
まず供給装置の概要と、供給される製品について説明する。
図1及び図2に示すように、この供給装置1は、製品Wが貯えられたフィーダ2と、フィーダ2から送り出された製品Wを搬送するベルトコンベア3を備えている。ベルトコンベア3は製品Wを所定間隔おいた1列の状態にして運び、後段の重量測定装置4に供給し、重量測定装置4は製品Wの重量を1個ずつ測定する。この供給装置1が供給する製品Wは、具体的な一例を挙げれば、「おつまみ」として販売されるホタテ貝の貝柱の乾燥品等である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の供給装置1が備えるフィーダ2は、多数の製品Wを貯容し、これを順次一個ずつ下流に送り出すための装置である。フィーダ2は、基台6の上に設置された収納容器7を備えている。収納容器7は上面が開放された皿型である。収納容器7の内周面には底部から上部へと内周面に沿って螺旋状に連続する製品Wの搬送ルート8が形成されている。搬送ルート8の底面は実質的に水平な緩傾斜面であり、かつ平面である。収納容器7は図示しない動力源によって振動するように構成されている。製品Wは、収納容器7の振動によって隙間なく密着した状態で螺旋状の搬送ルート8を一列になって登りながら徐々に進んでいく。
図3(a)は、所定姿勢の製品Wが、傾斜搬送領域Aにおいて所定の傾斜状態にある搬送ベルト12の搬送面Sに載置されており、桟15に当接して保持されている状態を示している。所定姿勢の製品Wの重心Gは、桟15の上端と製品Wとの接触点を通過する垂線VL(一点鎖線で示す)を基準として、搬送ベルト12の傾斜方向の上方側に位置している。この状態は、傾斜搬送領域Aのすべてにおいて保持される。従って、製品Wは搬送ベルト12の上で安定しており、搬送ベルト12によって所定姿勢のままで搬送される。
図1及び図2に示すように、重量測定装置4は、基台20の上に設置された導入ベルトコンベア21と、秤量ベルトコンベア22と、操作表示パネル23を備えた制御部24とを有している。導入ベルトコンベア21は水平な搬送面を備え、供給装置1のベルトコンベア3の水平な最下流部分に対向している。秤量ベルトコンベア22は水平な搬送面を備え、導入ベルトコンベア21と同一高さで対向している。ベルトコンベア3から供給された所定姿勢の製品Wは、適速で運転される導入ベルトコンベア21で搬送されて間隔を調整され、秤量ベルトコンベア22に1個ずつ載せられて重量を測定される。
図5~図7に示したのは、それぞれ第2~4実施形態の各供給装置であるベルトコンベア3b,3c,3dである。図示はしないが、各図において右側の上流側には製品Wの供給元となるフィーダ2等の機器が設置され、左側の下流側には重量測定装置4等のような製品Wの供給先となる後段の機器等が設置される。第1実施形態の供給装置1のベルトコンベア3,3aは、下流側は水平であるが上流側が傾斜するように搬送ベルト12,12aが捩じれていたが、第2~4実施形態の各ベルトコンベア3b,3c,3dは、いずれも搬送ベルト12b,12c,12dが捩じれておらず、一様に平坦な搬送面Sを有しており、全体として傾斜して設置されている。すなわち、ベルトコンベア3b,3c,3dの入口側も出口側も同様に傾斜しており、その搬送長さの全長が傾斜搬送領域Aとなっている。従って、図5~図7には示していない上流側のフィーダ2等及び下流側の重量測定装置4等と、傾斜したベルトコンベア3b,3c,3dとの各間には、フィーダ2等及び重量測定装置4等との間で製品Wを受け渡すために必要な機能を備えた適宜の受け渡し装置が必要に応じて設けられる。
この供給装置は、第1~第4実施形態と同様、一個ずつ搬入された所定形状の製品Wをベルトコンベアの搬送ベルトに載置して搬送しながら、所定姿勢にない製品Wを搬送ベルトから排除して所定姿勢の製品Wのみを後段の装置へ搬送する装置である。この供給装置が第1~第4実施形態と異なる点は、ベルトコンベアの搬送ベルトが平ベルトではなく、複数本の線状ベルトからなる点である。線状ベルトとしては、丸ベルト(ひもベルト)、各種形状のVベルト、幅の狭い帯状ベルト、幅の狭い帯状の歯付きベルト等を用いることができる。そして、複数本の線状ベルトは互いに平行となるように配置され、その中の一部の線状ベルトで製品Wを支えて搬送するとともに、その中の少なくとも1本の線状ベルトが前記桟15等と同様の機能を果たす製品Wの保持部となる。この実施形態においても、所定姿勢以外の姿勢にある製品Wは図3参照して説明した原理によって自重で搬送ベルトから落下して排除され、所定姿勢の製品Wのみがその姿勢を維持して搬送され、後段に供給される。
2…フィーダ
3,3a,3b,3c,3d…ベルトコンベア
4…後段の装置としての重量測定装置
12,12a,12b,12c,12d…搬送ベルト
15,15a,15b,15c,15d…保持部としての桟
26,28,29…保持溝
W…製品(所定姿勢にある製品)
WB…製品(所定姿勢にない製品)
WL…製品(基準範囲を外れた相対的に重心Gが高い製品)
A…傾斜搬送領域
G…重心
S…搬送面
VL…垂線
Claims (3)
- 一個ずつ搬入された所定形状の製品(W)を下流側のローラ(10)と上流側のローラ(11)とに巻き付けられた搬送ベルト(12,12a,12b,12c,12d)に載置して所定の搬送方向に搬送しつつ所定姿勢にない製品(WB)を搬送ベルトから排除して所定姿勢の製品を後段の装置(4)へ搬送する供給装置(1)であって、
前記搬送ベルトには、
少なくとも前記上流側のローラが水平面に対して傾斜していることによって、前記搬送ベルトに載置された製品を水平面に対して傾斜して搬送する傾斜搬送領域(A)が設けられており、
かつ前記傾斜搬送領域において所定姿勢の製品を保持するとともに、所定姿勢にない製品の重心(G)が製品との接触点を通過する垂線(VL)を基準として前記搬送ベルトの傾斜方向の下方側に位置するように構成された保持部(15,15a,15b,15c,15d)が前記搬送方向に沿って設けられていることを特徴とする供給装置(1)。 - 前記保持部は、前記搬送ベルト(12,12a,12b,12c,12d)の搬送面(S)から突出して設けられた桟(15,15a,15b,15c,15d)であることを特徴とする請求項1記載の供給装置(1)。
- 前記桟(15b,15c,15d)には、隣り合う製品(W)を所定の間隔をおいて保持する保持溝(26,28,29)が設けられていることを特徴とする請求項2記載の供給装置(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019047287A JP7242356B2 (ja) | 2019-03-14 | 2019-03-14 | 供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019047287A JP7242356B2 (ja) | 2019-03-14 | 2019-03-14 | 供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020147413A JP2020147413A (ja) | 2020-09-17 |
JP7242356B2 true JP7242356B2 (ja) | 2023-03-20 |
Family
ID=72430299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019047287A Active JP7242356B2 (ja) | 2019-03-14 | 2019-03-14 | 供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7242356B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5197974U (ja) * | 1975-02-05 | 1976-08-05 | ||
JPS5765738U (ja) * | 1980-10-08 | 1982-04-20 | ||
JP3691541B2 (ja) * | 1995-04-14 | 2005-09-07 | ヤンマー農機株式会社 | 作物選別装置における搬送装置 |
-
2019
- 2019-03-14 JP JP2019047287A patent/JP7242356B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020147413A (ja) | 2020-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6608839B2 (ja) | 特大の小荷物を除去するためのシフト及び保持コンベア装置 | |
JP6333394B2 (ja) | 固い小包および小さい小包の大きなバッグのためのシンギュレータコンベアシステム | |
JP5487248B2 (ja) | 作物整列機構およびそれを用いた作物選別装置 | |
JP5711011B2 (ja) | 物品選別装置 | |
JP2017006826A (ja) | 果菜自動選別方法と、果菜自動選別装置と、パック詰め装置と、果菜選別パック詰め装置と、果菜キャリア | |
JP7242356B2 (ja) | 供給装置 | |
JP5825637B2 (ja) | 供給装置 | |
JP2009061424A (ja) | 農産物分別装置 | |
JP6818347B2 (ja) | 果菜自動選別方法と果菜自動選別装置 | |
KR102123744B1 (ko) | 중량 측정 장치 및 이를 포함하는 선별 시스템 | |
JP4740154B2 (ja) | リッジベルトの選別装置 | |
JP7253799B2 (ja) | 果菜載せ体及び果菜自動選別装置 | |
JP5933657B2 (ja) | 供給装置 | |
JPS61111221A (ja) | 被搬送物整列装置 | |
KR20160034087A (ko) | 과일 선별기 | |
JP2582960B2 (ja) | 作物の選別用搬送装置 | |
JP5859609B2 (ja) | 等級選別装置の重量測定システム | |
JP2014213311A (ja) | 果菜自動選別箱詰め装置 | |
JP7462929B2 (ja) | 果菜自動選別装置 | |
JPS62111864A (ja) | 巻物細長片搬送装置 | |
JP6166538B2 (ja) | 搬送装置および物品の投入方法 | |
JPS63306121A (ja) | 果実選別機の果実供給装置 | |
JP7150407B2 (ja) | 整列搬送装置 | |
JP6930724B2 (ja) | 整列供給装置 | |
JPH063477U (ja) | 農産物の選別装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20210419 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211012 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220906 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221031 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230308 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7242356 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |