JP5859609B2 - 等級選別装置の重量測定システム - Google Patents

等級選別装置の重量測定システム Download PDF

Info

Publication number
JP5859609B2
JP5859609B2 JP2014148710A JP2014148710A JP5859609B2 JP 5859609 B2 JP5859609 B2 JP 5859609B2 JP 2014148710 A JP2014148710 A JP 2014148710A JP 2014148710 A JP2014148710 A JP 2014148710A JP 5859609 B2 JP5859609 B2 JP 5859609B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
arm
conveyor
receiving
moving arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014148710A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016022434A (ja
Inventor
一美 川島
一美 川島
久幸 川島
久幸 川島
Original Assignee
株式会社川島製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社川島製作所 filed Critical 株式会社川島製作所
Priority to JP2014148710A priority Critical patent/JP5859609B2/ja
Publication of JP2016022434A publication Critical patent/JP2016022434A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5859609B2 publication Critical patent/JP5859609B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Sorting Of Articles (AREA)

Description

本発明は、等級選別装置の重量測定システムに関する。すなわち、対象物の重量を測定して、対象物を重量別に等級選別する等級選別装置において、対象物の重量を測定する重量測定システムに関するものである。
《技術的背景》
対象物の代表例である菊,その他の花卉は、多くの場合、次のように選別,結束,出荷される。まず重量を測定して、測定された重量別に等級選別し、等級選別されたグループ毎に結束して、市場に出荷されている。
すなわち出荷に先立ち、菊,その他の花卉をコンベアにて搬送しつつ、長さ揃え,葉落し,重量測定,等級選別,結束回収等の一連の作業が、連続的に行われている。
《従来技術》
図6は、従来技術の説明に供し、その等級選別装置1の重量測定システム2を示す。
同図にも示したように従来例では、花卉等の対象物Aを搬送,供給するベルトコンベア3の下流端下の位置に、重量計4が配置されていた。
すなわち、ベルトコンベア3にて搬送されてきた対象物Aは、ベルトコンベア3下流端から重量計4の受部5上に、落下供給され、このような受け渡し後に重量測定され、もって測定重量に基づき等級選別等が行われていた。
対象物Aが花卉等の場合、重量計4は、その受部5上での対象物Aの安定位置決め等の必要性もあり、従来よりベルトコンベア3とは完全分離位置せしめられると共に、より下位に配設されていた。
すなわち、受け渡しに際しての花卉等の対象物Aと受部5との側部接触回避や、部分的にはみ出し垂れ下がった対象物A対策等もあり、図示したように重量計4の受部5は、ベルトコンベア3による対象物Aの搬送ラインより下位に、配設されていた。
そして対象物Aは、上位のベルトコンベア3下流端から、下位の重量計4の受部5に向け、自然落下空間Pを介して、つまり空中を飛ばし自然落下により、受け渡され移し換えられていた。
図中6は、ベルトコンベア3の走行駆動用のスプロケット、7は、両スプロケット6間に掛け渡された無端チェーン、8は、無端チェーン7間に取付けられた、突片8´付の無端帯である。Bは搬送方向、Cは上下方向を示す。
このような従来例としては、例えば、次の特許文献1,2,3に示されたものが、挙げられる。
特開平11−29112号公報 特開平11−278650号公報 特開平11−285314号公報
ところで、このような従来技術については、次の課題が指摘されていた。
《第1の問題点》
第1に、処理能力に問題が指摘されていた。
従来の等級選別装置1の重量測定システム2では、上述したように、菊,その他の花卉等の対象物Aが、ベルトコンベア3から下位の重量計4の受部5に向け、自然落下空間Pを経由した空中自然落下,直接落下により受け渡されていた。
そこで、対象物Aの落下衝撃や落下バウンドによって重量計4の受部5に振動が生じることや、対象物Aの重量,大きさ,形状によって、落下状態や落下位置が異なり変化すること(同じ速度で同じ場所に落下しない)等に起因して、受部5の振動減衰に時間を要していた。又、対象物Aの受部5上での静止にも、時間を要していた。
このように、受部5や対象物Aが、重量測定可能な状態まで安定化し平衡に達するのに、時間を要していた。
従来技術については、このように、重量測定システム2での対象物Aの重量測定に時間がかかり、もって等級選別装置1全体についても、スピードアップが困難視されており、処理能力に問題が指摘されていた。
例えば、菊を対象物Aとした従来例の等級選別装置1では、3,000本/時間の処理本数が、限界とされていた。
《第2の問題点》
第2に、対象物Aの受け渡しトラブルが発生する、という問題も指摘されていた。
前述したように、従来の等級選別装置1の重量測定システム2では、菊,その他の花卉等の対象物Aが、ベルトコンベア3から下位の重量計4の受部5に、自然落下空間Pを経由した空中自然落下,直接落下により、受け渡されていた。
もってその際、対象物Aが重量計4受部5上に供給されず、受部5を通過して床や地面に落下するトラブルや、落下途中で例えば枝や葉が他に引っ掛って、対象物Aが受部5上に供給されないトラブルが、多発していた。
その原因としては、処理能力面について前述した所と同様、対象物Aの落下衝撃、落下バウンド、重量計4受部5の振動、対象物Aの重量,大きさ,形状が均一でないことに起因した対象物Aの落下状態や落下位置の異なり、等々が考えられる。
いずれにしても、このような受け渡しトラブル発生により、従来の重量測定システム2そして等級選別装置1は、安定性,信頼性に問題が指摘されていた。特に、前述した処理本数の増加に比例して、トラブル頻度が増大していた。
《本発明について》
本発明の等級選別装置の重量測定システムは、このような実情に鑑み、上記従来技術の課題を解決すべくなされたものである。
そして本発明は、第1に、処理能力が向上し、第2に、対象物の受け渡しトラブルが防止される、等級選別装置の重量測定システムを提案することを、目的とする。
《各請求項について》
このような課題を解決する本発明の技術的手段は、特許請求の範囲に記載したように、次のとおりである。
この等級選別装置の重量測定システムは、対象物(A)を重量別に等級選別する等級選別装置(10)において使用される。
そして、この重量測定システムでは、該対象物(A)を順次連続的に搬送,供給する第1コンベア(11)と、該対象物(A)を順次連続的に搬送しつつ等級選別が行われる第2コンベア(12)との間に、重量計(14)が設けられている。
該対象物(A)は、菊,バラ,その他の花卉、又はゴボウ,長ネギ,ニンジン,ナス,その他の長尺野菜よりなり、前後の搬送方向(B)に対し左右方向(D)に向けられた姿勢で、搬送,供給,重量測定される。
該第1コンベア(11)は、循環往復動する移動アーム(16)群を備えており、各該移動アーム(16)は、往動時に上向き姿勢で該対象物(A)を載せて搬送可能である。
該重量計(14)は、不動部に固設されており、該移動アーム(16)の対象物搬送ラインより下位に配設された受部(13)の受アーム(26)に、該対象物(A)を載せて重量測定可能である。
そして該移動アーム(16)は、該重量計(14)に対峙すると、前方に突出保持されると共に該対象物(A)を載せた上向き姿勢のまま、該対象物(A)をすくい取らせるように該受アーム(26)を上から下へと降下通過する。
もって該受アーム(26)は、該移動アーム(16)にて供給される該対象物(A)を、該移動アーム(16)の降下により、すくい取って重量測定に供する。
この重量測定システムでは、このように該対象物(A)は、該移動アーム(16)から該受アーム(26)へと、途中に自然落下空間が介在することもなく、直に供給,受取,移し換えられる。
もって、このように該対象物(A)を直接受け渡しするこの重量測定システムは、該受部(13)の振動発生回避機能、該対象物(A)の位置や状態変化回避機能、および、該対象物(A)の落下や引っ掛りトラブル回避機能を発揮すること、を特徴とする。
《作用等について》
本発明は、このような手段よりなるので、次のようになる。
(1)等級選別装置は、対象物を順次連続的に搬送しつつ、その重量を測定して、重量別に等級選別する。
(2)まず、等級選別装置の第1コンベアにおいて、投入された対象物は、位置揃え,長さ揃え切断,葉落等が行われる。
(3)それから対象物は、重量測定システムにおいて、第1コンベアから重量計に受け渡される。
(4)この受け渡しは、直接実施される。すなわち、途中に自然落下空間が介在することもなく、直に供給,受取,移し換えられる。
(5)代表的には、第1コンベアの移動アームにて供給される対象物が、移動アームの降下により、不動部に固設された重量計の受部の受アームに、すくい取られて受け渡される。
(6)重量計に受け渡された対象物は、重量測定された後、第2コンベアの取上アームに、取り上げられる。
(7)それから対象物は、第2コンベアにて搬送されつつ、測定重量別に等級選別され、もって選別グループ毎に結束,回収される。
(8)このように対象物は、順次連続的に重量測定,等級選別される。
(9)本発明の重量測定システムでは、上述した降下すくい取り等により、対象物が第1コンベアから重量計に、直に供給,受取,移し換えられ、受け渡される。そこで、以下のようになる。
(10)自然落下によらず直接受け渡されるので、落下衝撃,落下バウンド,振動発生,落下状態変化,落下位置変化等は、回避される。
もって、重量計受部の振動減衰や対象物静止に時間を要せず、短時間のうちに重量測定可能な状態に安定するので、測定に要する時間が短縮化される。
(11)そして対象物は、トラブルなく確実に受け渡される。床や地面への落下や枝や葉の引っ掛り等は、回避される。
(12)更に対象物について、受け渡しに際しての傷発生も防止される。
(13)さてそこで、本発明は次の効果を発揮する。
《第1の効果》
第1に、処理能力が向上する。本発明の等級選別装置の重量測定システムでは、対象物を第1コンベアから重量計に、直接受け渡すシステムを採用してなる。
もって、第1コンベアと重量計との間で、菊,その他の花卉や長ねぎ,その他の長尺野菜よりなる対象物が、衝撃なくスムーズに移し換えられるようになる。
対象物を空中自然落下させていた前述した従来技術のように、落下衝撃や落下バウンドによる重量計受部での振動発生は、回避される。又、対象物の重量,大きさ,形状に左右されて、落下状態や落下位置が異なり変化することも、回避される。
もって、重量計受部の振動減衰や対象物の静止に、つまり安定した重量測定値取得のために、時間を取られることが無くなる。
そこで、対象物の重量測定がスピードアップされるので、重量測定システムそして等級選別装置の単位時間当りの処理能力が、大きく向上する。例えば、菊を対象物とした場合、4,000本/時間〜5,000本/時間の処理本数が可能となる(従来例では、3,000本/時間が限界とされていた)。
《第2の効果》
第2に、対象物の受け渡しトラブルが、防止される。本発明の等級選別装置の重量測定システムでは、対象物を第1コンベアから重量計に、直接受け渡すシステムを採用してなる。
もって、第1コンベアと重量計との間で、菊,その他の花卉や長ねぎ,その他の長尺野菜よりなる対象物が、トラブルなく確実に移し換えられるようになる。
対象物を空中自然落下させていた前述した従来技術のように、対象物が、床や地面に落下するトラブルや、枝や葉が他に引っ掛るトラブルは、回避される。又、ニンジン,ナス,その他の傷付き易い長尺野菜について、受け渡しに際しての傷トラブル発生が防止される。
もって、重量測定システムそして等級選別装置の安定性,信頼性に優れている。勿論、この面からも上述した処理能力が向上する。
このように、この種従来技術に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
本発明に係る等級選別装置の重量測定システムについて、発明を実施するための形態の説明に供し、正面説明図である。 同発明を実施するための形態の説明に供し、要部の斜視説明図である。そして、(1)図,(2)図,(3)図は、各ステップを順に示す。 同発明を実施するための形態の説明に供し、第1コンベアの要部の斜視説明図である。 同発明を実施するための形態の説明に供し、等級選別装置全体の正面説明図である。 同発明を実施するための形態の説明に供し、等級選別装置全体の平面説明図である。 この種従来技術に係る等級選別装置の説明に供し、その重量測定システムの正面説明図である。 本発明を実施するための形態の説明に供し、(1)図は、移動アームや取上アームの他の例を示す斜視図、(2)図は、受アームの他の例を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図1〜図5を参照して詳細に説明する。
《本発明の概要》
まず、本発明の概要について説明する。
本発明の重量測定システム9は、対象物Aである菊,その他の花卉や、長ねぎ,その他の長尺野菜について、重量を測定して測定重量別に等級選別する等級選別装置10において、使用される。
等級選別装置10は、例えば、全体で長さ約5m,高さ約2m,幅約3m程度よりなり、第1コンベア11、受部13を備えた重量計14、第2コンベア12等を、順に備えている。
重量測定システム9の重量計14は、対象物Aを順次連続的に搬送,供給する第1コンベア11と、対象物Aを順次連続的に搬送しつつ等級選別が行われる第2コンベア12との間に、設けられている。
そして、この重量測定システム9において、対象物Aは、第1コンベア11から重量計14の受部13へと、直接受け渡される。すなわち対象物Aは、途中に自然落下空間Pが介在することもなく、直に供給,受取,移し換えられる。
本発明の概要については、以上のとおり。以下、このような本発明について、更に詳述する。
《対象物Aや第1コンベア11について》
まず、対象物Aや第1コンベア11について、図1,図3,図4,図5等を参照して、説明する。等級選別装置10は、対象物Aを順次連続的に搬送,供給する第1コンベア11を、備えている。
第1コンベア11では、対象物Aを搬送しつつ順次1本ずつ、位置揃え,長さ揃え切断,葉落し等が行われる。
対象物Aは、菊,バラ,その他の花卉、又は、ゴボウ,長ネギ,ニンジン,ナスその他の長尺野菜よりなり、搬送方向Bである前後方向に対し左右方向Dに向けられた姿勢で、搬送,受け渡し,測定される。
このような対象物Aや第1コンベア11について、更に詳述する。まず対象物Aは、図示例では菊よりなるが、その他各種の花卉、例えばバラ,ユリ,カーネーション等々も可能である。又、ゴボウ,長ネギ,その他各種の長尺野菜も可能であり、ニンジン,ナス,キューリ等も、本明細書では長尺野菜として把握される。
そして対象物Aは、搬送方向B(前後方向)に対し直交する左右方向Dに向けられた姿勢で、搬送される。図示例では、先端の花や蕾の花頭を左右方向D左側(紙面では上側)に向け、茎の根元,基端を右側(紙面では下側)に向けた姿勢で、搬送される。
(後述する重量計14での重量測定、第2コンベア12での搬送、運搬機構15での運搬等においても、同様の姿勢となっている。)
そして第1コンベア11は、循環往復動する移動アーム16群を備えており、各移動アーム16は、往動時に相互間に該対象物Aを載せて搬送可能である。
図1,図3に図示した第1コンベア11では、左右一対の走行駆動用スプロケット17が、前後にそれぞれ配設されている。そして、左側や右側で対応位置する前後のスプロケット17間には、それぞれ、無端チェーン18が掛け渡されている。
この左右の無端チェーン18間には、それぞれ突設固定されたブラケット19を介し、シャフト20が所定前後ピッチで多数掛け渡されている。
軸廻りで回動可能な各シャフト20には、取付部材21を介し、図2,図3,図5の図示例では、左右方向Dに沿って4個の移動アーム16が、それぞれ取付固定されている(図3では、下側・復動走行時についての図示は省略)。
なお移動アーム16は、図示例によらず、左右方向Dに2個,3個,5個等設けるようにしてもよい。つまり、それぞれ少なくとも左右2個一対よりなればよい。そして更に、図7の(1)図に示したように、左右方向Dに一連一体の溝体としてもよい。いずれにしても、移動アーム16の断面形状は、略V字状が適している。
なお図7の(1)図の場合、受アーム26は、図7の(2)図の一連一体タイプではなく、図2,図5中に示した左右2個タイプよりなると共に、その左右間隔が、移動アーム16の左右寸法より大となる。
図1中の22は、各シャフト20からそれぞれ突設された姿勢制御棒である。姿勢制御棒22は、無端チェーン18の外側要部に間隔を存しつつ添設されたガイド(図示せず)に、当接することにより、シャフト20を介し移動アーム16を姿勢制御する。
移動アーム16は、第1コンベア11の往動走行時(つまり上側走行時)には、第1コンベア11上で上向き水平姿勢を取る。
そして、第1コンベア11搬送ラインの下流端(つまり重量計14側)に至ると、図1中に示したように、第1コンベア11から前方に向け突出保持されると共に、上向き水平姿勢を維持する。
第1コンベア11の復動時(つまり下側走行時)では、第1コンベア11下で自重横向き姿勢を取る。
対象物Aは、往動走行時のコンベア11搬送ラインの上流端において、順次1本ずつ移動アーム16上に、載せられ投入される。
そして第1コンベア11には、位置揃え手段23,長さ揃え切断手段24,葉落し手段25等が、往動走行時の第1コンベア11搬送ラインの上流側から下流側に順に設けられており、搬送される対象物Aに対し、それぞれ処理を実施する。
位置揃え手段23は、搬送される対象物Aの左右方向D先端に当接して、左右方向D先端位置を、搬送方向Bに沿った一定線上に揃える。図示例では、花頭位置を一定線上に揃える。
長さ揃え切断手段24は、先端位置が揃えられた対象物Aの基端を切断して、すべての対象物Aの長さを均一に揃える。図示例では、茎の根本が切断される。
葉落し手段25は、対象物Aの基端側の葉を除去する。図示例では、茎の根本の葉が除去される。
なお、以上説明した位置揃え手段23,長さ揃え切断手段24,葉落し手段25等に関しては、例えば前述した特許文献1,2,3中に記載された所に準じ、従来技術と変わりがない。
対象物Aや第1コンベア11については、以上のとおり。
《重量測定システム9について》
次に重量測定システム9について、図1〜図5を参照して説明する。この等級選別装置10の重量測定システム9において、対象物Aは、第1コンベア11から重量計14の受部13に、直接受け渡される。
重量計14の受部13は、相互間に対象物Aを載せて重量測定可能である。そして対象物Aは、第1コンベア11の移動アーム16から重量計14の受アーム26へと、途中に自然落下空間P(図6を参照)が介在することもなく、直に供給,受取,移し換えられる。
このような重量測定システム9について、更に詳述する。重量計14は、第1コンベア11と第2コンベア12との間に配され、不動部に固設されている。
重量計14として、図示例ではロードセルが使用されており、対象物Aの重量を順次1本ずつ測定すると共に、対応した電気信号に変換して、制御部(図示せず)へと送信する。制御部は、測定された各対象物A毎の重量を記憶する。なおロードセルは、受アーム26それぞれについて設けられるか、図示例のように各受アーム26共通にもうけられる。
重量計14の受部13の受アーム26は、図2,図5の図示例では左右2個一対よりなり、相互間に対象物Aを、順次1本ずつ載せて重量測定に供する。なお受アーム26は、このような図示例によらず、図7の(2)図に示したように、左右方向Dに一連一体の例えば略平溝体としてもよい。
なお図7の(2)図の場合、移動アーム16や取上アーム27は、図7の(1)図の一連一体タイプではなく、左右2個タイプよりなると共に、その左右間隔が、受アーム26の左右寸法より大となる。
受アーム26の断面形状は各種考えられ、図示例では、浅い略半円状(三日月状)のものが使用されている。その他、略V字状や、前後縁突条付のフラット状のもの、等も考えられる。
受アーム26の高さレベルについては、次のとおり。受アーム26は、第1コンベア11の移動アーム16による対象物Aの搬送ラインに対し、同じ高さレベルか又はより下位に、配設される。
すなわち、受け渡しに際しての対象物Aと受アーム26との側部接触回避の観点から、受アーム26が移動アーム16による搬送ラインより、上位に配設されることは回避される。
そして、特に対象物Aが花卉の場合は、その大きさ,形状,曲がり,重量偏在,広がり等々により、花部分,枝部分,葉部分等が、部分的に移動アーム16の搬送ラインから、下にはみ出し垂れ下がっていることも多々ある。この点を勘案すると、受アーム26は、移動アーム16による搬送ラインより下位に、配設しておく方が良い。
そして、このような重量計14の受部13の受アーム26は、移動アーム16にて供給される対象物Aを、移動アーム16の降下により、すくい取って重量測定に供する。
すなわち前述したように、第1コンベア11の移動アーム16は、第1コンベア11上を上向き水平姿勢で対象物Aを搬送した後、重量計14に対峙すると、前方に突出保持されると共に上向き水平姿勢を維持する。そして、対象物Aを載せた上向き水平姿勢のまま、重量計14の受部13の受アーム26間を、上から下へと降下通過する。
この降下通過過程で、受アーム26が対象物Aを、すくい取って受け取り、もって移し換えて載せて保持する。
このように対象物Aは、第1コンベア11の移動アーム16から、重量計14の受アーム26へと、直接・直に受け渡される。
なお後で詳述するように、第2コンベア12は、循環往復動する取上アーム27群を備えている。そして各取上アーム27は、重量計14の受部13の受アーム26上にある重量測定後の対象物Aを、上昇によりすくい上げて、取り上げ取り去って搬送に供する。
重量測定システム9については、以上のとおり。
《第2コンベア12等について》
次に、第2コンベア12等について、図1,図4,図5を参照して説明する。等級選別装置10の第2コンベア12では、対象物Aを順次連続的に搬送しつつ、重量別に等級選別が行われる。
このような第2コンベア12等について、更に詳述する。第2コンベア12は、循環往復動式コンベアよりなる。
図4に図示したように、第2コンベア12は、左右方向Dに左右一対の走行駆動用スプロケット28が、前後,上下にそれぞれ配設されている。これと共に、左側又は右側で順次対応位置する各スプロケット28間には、それぞれ無端チェーン29が掛け渡されている。
そして、左右の無端チェーン29間には、軸30が所定前後ピッチで多数掛け渡されており、各軸30には、取上アーム27がそれぞれ取付固定されている。取上アーム27は、先端部に対象物Aを保持可能な例えば略V字状部を備えると共に、軸30を中心に回動可能となっている。
なお、取上アーム27の構成(例えば、図示例以外にも各種可能等)については、移動アーム16について前述した所に準じる(図7の(1)図も参照)。
図4中、31,31’はガイドであり、走行される取上アーム27の外側又は内側に隣接すべく対向して、固定配設されている。ガイド31は板状をなし、ガイド31’は丸棒状をなす。
もって取上アーム27は、図4中に示したように、コンベア上側走行時においてはガイド31にて保持されて、上向き水平姿勢を取ると共に、コンベア上昇走行時つまり重量計14側では、ガイド31’にて突出保持されて上向き水平姿勢を取る。
これに対し、図1中に示されたガイド32は、図4中のものとは異なり、軸30に突設固定されたブラケット33と取上アーム27との間に配設されたピン34を、案内する。もって取上アーム27が、コンベア上昇走行時つまり重量計14側において、突出保持された上向き水平姿勢を取るようになっている。
そこで、重量計14の受部13上に保持されていた重量測定後の対象物Aは、このように突出した上向き水平姿勢の取上アーム27が、下から上へと上昇することにより、1本ずつすくい上げられる。それから、取上アーム27に載せられ保持されて、その走行と共に第2コンベア12上側を搬送される。
そして、まず第2コンベア12上流側の位置揃え手段35にて(図5を参照)、位置揃えが行われるが、この位置揃えについては、前述した第1コンベア11の位置揃え手段23に準じる。
ところで前述したように、重量計14で測定された各対象物A毎の重量は、制御部に記憶されると共に、例えば、「重」,「中」,「軽」の3等級にランキングされる。
そこで、測定重量が「重」の対象物Aが搬送されてきた場合は、制御部からの退避指示信号に基づき、対応するガイド31が、側方又は下方に退避動作する(図4を参照)。もって、「重」の対象物Aは、これを保持していた取上アーム27が、軸30を中心に下方に回動するので、保持するものがなくなり、下方へと落下する。
測定重量が「中」や「軽」の対象物Aや、対応するガイド31,31についても、このような「重」の対象物Aの落下や、ガイド31の動作に準じる。そして、これらガイド31,31,31、更には取上アーム27,軸30,制御部等の集合体が、等級選別手段36を構成する。
このようにして対象物Aは、例えば「重」,「中」,「軽」の重量別に、自動的に等級選別,分別,落下される。Sは、重量別に落下する対象物Aの本数をそれぞれ計測する、発受光センサである。
そして、「重」,「中」,「軽」の各落下地点には、対応する左右コンベア37が個別に設されており、それぞれに等級選別された対象物Aが落下する。「重」,「中」,「軽」用の各左右コンベア37は、等級選別,落下集積された対象物Aの本数が、センサSにて計測された結果、所定複数本数(例えば10本)に達すると、これを搬出する。
さて、このように第2コンベア12で測定重量別に等級選別された対象物Aは、「重」,「中」,「軽」の各選別グループ毎に、順次それぞれ結束されて回収される。すなわち、対象物Aの各選別グループ束は、運搬機構15で運搬されつつ(図5を参照)、それぞれ、結束手段38により基端部が紐で結束された後、等級別回収部39へと運搬,落下,回収される。
なお、以上説明した位置揃え手段35,等級選別手段36,結束手段38,回収部39等に関しては、例えば前述した特許文献1,2,3中に記載された所に準じ、従来技術と変わりがない。
第2コンベア12等については、以上のとおり。
《作用等》
本発明の等級選別装置10の重量測定システム9は、以上説明したように構成されている。そこで、以下のようになる。
(1)等級選別装置10は、対象物Aの花卉や長尺野菜を、順次連続的に搬送しつつ、流れ作業的に重量を測定して、測定された重量別に等級選別する。
(2)まず、等級選別装置10の第1コンベア11において、投入された対象物Aは、
移動アーム16により順次連続的に搬送されつつ、位置揃え,長さ揃え切断,葉落とし等が行われる(図1,図4,図5等を参照)。
(3)それから、等級選別装置10の重量測定システム9において、対象物Aは、第1コンベア11の移動アーム16上から、重量計14の受部13の受アーム26上へと、順次運ばれ受け渡される(図5を参照)。
(4)そして、この重量測定システム9において、対象物Aの受け渡しは、直接実施される。すなわち対象物Aは、移動アーム16から受アーム26へと、途中に自然落下空間P(図6を参照)が介在することもなく、直に供給,受取,移し換えられる(図4を参照)。
(5)このような対象物Aの直接受け渡しは、代表的には、次のように行われる。すなわち、第1コンベア11の移動アーム16にて供給される対象物Aは、移動アーム16の降下により、不動部に固設された重量計14の受部13の受アーム26に、すくい取られることにより、移し換えられ受け渡される(図1を参照)。
(6)このように受部13の受アーム26上に、すくい取られ受け渡しされた対象物Aは、ロードセル等の重量計14にて、重量が順次測定される。
そして、重量が測定された対象物Aは、第2コンベア12の取上アーム27の上昇すくい上げにて、順次取り上げられ取り去られる(図1,図4,図5を参照)。
このように移動アーム16と取上アーム27は、タイミングを取って順次交互に受アーム26を通過する。移動アーム16は上か下へ通過し、取上アーム27は下から上へ通過する。
(7)それから対象物Aは、第2コンベア12にて順次連続的に搬送されると共に、等級選別手段36にて、上述により測定された重量別に等級選別される。そして対象物Aは、等級選別されたグループ毎に順次結束されて回収される(図4,図5を参照)。
(8)図2は、上述した項目(5)の説明図である。図2の(1)図に示したように、移動アーム16にて供給される対象物Aは、図2の(2)図に示したように、受アーム26に受け渡される。
そして、その対象物Aの重量測定が終わり、取上アーム27にて取り去られると、次の移動アーム16にて供給される対象物Aが、図2の(3)図に示したように、受アーム26に受け渡されて、重量測定に供される。
図2の(3)図中には、更にその次の移動アーム16にて供給される対象物Aも、図示されている。
(9)さて、本発明に係る等級選別装置10の重量測定システム9では、上述したように、第1コンベア11の移動アーム16から、重量計14の受部13の受アーム26へと、対象物Aが直接受け渡される。
前述したこの種の従来例のように、途中に自然落下空間Pが介在することもなく、降下すくい取り等により、直にスムーズに移し換えられる。そこで、以下のようになる。
(10)まず対象物Aは、第1コンベア11の移動アーム16から重量計14の受部13上に、自然落下により受け渡されるのではなく、降下すくい取り等により直に受け渡される。
もって、対象物Aの落下衝撃や落下バウンドによって、重量計14の受部13に振動が生じることは回避される。又、対象物Aの重量,大きさ,形状によって、落下状態や落下位置が異なり変化することも回避される。更に、対象物Aを移動アーム16と受アーム26間で受け渡すので、対象物Aを容易かつ確実に、その長手方向中心を基準に受け渡しできる。
従って本発明では、重量計14の受部13の振動減衰や対象物Aの静止に、時間を取られることはない。受部13や対象物Aは、極く短時間のうちに、重量測定可能な状態まで安定化し平衡に達するようになる。もって本発明によると、対象物Aの重量測定に要する時間が、短縮化される。
(11)又、本発明重量測定システム9では、直接受け渡しにより、対象物Aが、第1コンベア11の移動アーム16から重量計14の受部13に、トラブルなく確実に受け渡されるようになる。
すなわち、第1コンベア11から重量計14の受部13に、自然落下により受け渡される場合のように、対象物Aが受部13に受け渡されず、床や地面に落下するトラブル発生は、回避される。又、枝や葉が他に引っ掛って、対象物Aが受部13に受け渡されなくなるトラブル発生も、回避される。
特に、対象物Aが花卉の場合は、大きさ,形状,曲がり,広がり,重量偏在等が多種様々であり、そのはみ出しや垂れ下がりにより、これらのトラブル発生が懸念されていたが、直接受け渡しにより、これらのトラブル発生は、確実に回避されるようになる。
(12)更に、本発明重量測定システム9では、受け渡しが直接行われるので、受け渡しに際しての対象物Aの傷発生も防止される。特に、対象物Aがニンジン,ナス等の傷つき易い野菜の場合、この傷発生防止のメリットは大きい。
なお、第1コンベア11において、対象物Aを移動アーム16方式で搬送し、前述したこの種の従来例のように、ベルトコンベア3(図6を参照)方式で搬送する訳ではない。もって、第1コンベア11における位置揃え,長さ揃え切断,葉落とし等が、正確に実施できるようになる。対象物Aは、その長手方向への位置ずれなく、正確に処理されるようになる。
本発明の作用等については、以上のとおり。
A 対象物
B 搬送方向
C 上下方向
D 左右方向
P 自然落下空間
S センサ
1 等級選別装置(従来例)
2 重量測定システム(従来例)
3 ベルトコンベア(従来例)
4 重量計(従来例)
5 受部(従来例)
6 スプロケット
7 無端チェーン
8 無端帯
8´突片
9 重量測定システム(本発明)
10 等級選別装置(本発明)
11 第1コンベア
12 第2コンベア
13 受部(本発明)
14 重量計(本発明)
15 運搬機構
16 移動アーム
16 移動アーム
16 移動アーム
16 移動アーム
17 スプロケット
18 無端チェーン
19 ブラケット
20 シャフト
21 取付部材
22 姿勢制御棒
23 位置揃え手段
24 長さ揃え切断手段
25 葉落し手段
26 受アーム
27 取上アーム
28 スプロケット
29 無端チェーン
30 軸
31 ガイド
31 ガイド
31 ガイド
31 ガイド
31’ ガイド
32 ガイド
33 ブラケット
34 ピン
35 位置揃え手段
36 等級選別手段
37 左右コンベア
38 結束手段
39 回収部

Claims (1)

  1. 対象物(A)を重量別に等級選別する等級選別装置(10)において使用される、該対象物(A)の重量測定システムであって、
    該対象物(A)を順次連続的に搬送,供給する第1コンベア(11)と、該対象物(A)を順次連続的に搬送しつつ等級選別が行われる第2コンベア(12)との間に、重量計(14)が設けられており、
    該対象物(A)は、菊,バラ,その他の花卉、又はゴボウ,長ネギ,ニンジン,ナス,その他の長尺野菜よりなり、前後の搬送方向(B)に対し左右方向(D)に向けられた姿勢で、搬送,供給,重量測定され、
    該第1コンベア(11)は、循環往復動する移動アーム(16)群を備えており、各該移動アーム(16)は、往動時に上向き姿勢で該対象物(A)を載せて搬送可能であり、
    該重量計(14)は、不動部に固設されており、該移動アーム(16)の対象物搬送ラインより下位に配設された受部(13)の受アーム(26)に、該対象物(A)を載せて重量測定可能であり、
    該移動アーム(16)は、該重量計(14)に対峙すると、前方に突出保持されると共に該対象物(A)を載せた上向き姿勢のまま、該対象物(A)をすくい取らせるように該受アーム(26)を上から下へと降下通過し、
    該受アーム(26)は、該移動アーム(16)にて供給される該対象物(A)を、該移動アーム(16)の降下により、すくい取って重量測定に供し、
    この重量測定システムでは、このように該対象物(A)は、該移動アーム(16)から該受アーム(26)へと、途中に自然落下空間が介在することもなく、直に供給,受取,移し換えられ、
    もって、このように該対象物(A)を直接受け渡しするこの重量測定システムは、該受部(13)の振動発生回避機能、該対象物(A)の位置や状態変化回避機能、および、該対象物(A)の落下や引っ掛りトラブル回避機能を発揮すること、を特徴とする等級選別装置の重量測定システム。
JP2014148710A 2014-07-22 2014-07-22 等級選別装置の重量測定システム Active JP5859609B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014148710A JP5859609B2 (ja) 2014-07-22 2014-07-22 等級選別装置の重量測定システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014148710A JP5859609B2 (ja) 2014-07-22 2014-07-22 等級選別装置の重量測定システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016022434A JP2016022434A (ja) 2016-02-08
JP5859609B2 true JP5859609B2 (ja) 2016-02-10

Family

ID=55269716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014148710A Active JP5859609B2 (ja) 2014-07-22 2014-07-22 等級選別装置の重量測定システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5859609B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022061916A (ja) * 2020-10-07 2022-04-19 Toyo Tire株式会社 ベールゴムの切断方法及びベールゴムの切断装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3321281B2 (ja) * 1994-02-14 2002-09-03 株式会社マキ製作所 長物農産物の重量選別機
JP3122631B2 (ja) * 1997-07-08 2001-01-09 有限会社武藤選果機製作所 花卉の処理装置、処理方法および花卉
JP3642927B2 (ja) * 1997-07-14 2005-04-27 有限会社今村機械 重量計への被計量物供給装置
JP3052173U (ja) * 1998-01-23 1998-09-14 有限会社今村機械 重量計の被計量物供給、除去装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016022434A (ja) 2016-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107399550A (zh) 用于物品的滑道和用于使用这种滑道的方法
CA2645549A1 (en) System for sorting and packaging fruit
JP2018187633A (ja) 果菜自動選別方法と、果菜載せ体と、果菜自動選別装置
KR20200031378A (ko) 구형 농작물용 선별포장기
JP5859609B2 (ja) 等級選別装置の重量測定システム
KR101991293B1 (ko) 과일 선별용 과일 자동 적재 장치
JP2011217629A (ja) 農作物拾い上げ機
JP2008183539A (ja) 選別装置
JP5593020B2 (ja) 選別装置
JP6038624B2 (ja) 重量選別装置
JP2015078868A (ja) 等級選別装置の重量測定システム
JPH11292021A (ja) 長物農産物の仕分装置
JP7253799B2 (ja) 果菜載せ体及び果菜自動選別装置
KR20140144039A (ko) 농작물의 선별자동조합 계량장치
JPH0818013B2 (ja) 農作物の自動選別装置
JP5865151B2 (ja) 果菜選別装置
JP7081764B2 (ja) 作物収穫機
KR101750532B1 (ko) 장형 농산물 선별기
JP5964723B2 (ja) 果菜選別装置
JP2582960B2 (ja) 作物の選別用搬送装置
JP6502827B2 (ja) 果菜自動選別装置
JP7462929B2 (ja) 果菜自動選別装置
JP7242356B2 (ja) 供給装置
JP5640425B2 (ja) 作物選別装置
JP2012157823A (ja) 作物選別機

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5859609

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250