JP3321281B2 - 長物農産物の重量選別機 - Google Patents

長物農産物の重量選別機

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JP3321281B2 JP01746094A JP1746094A JP3321281B2 JP 3321281 B2 JP3321281 B2 JP 3321281B2 JP 01746094 A JP01746094 A JP 01746094A JP 1746094 A JP1746094 A JP 1746094A JP 3321281 B2 JP3321281 B2 JP 3321281B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば花きなどの長物
農産物の重量選別機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の重量選別機は、左右一対
の無端回動チェン間に回転棒を回転自在に軸支し、この
回転棒に花きを横架して支持する支持アームを複数並設
し、前記回転棒の一端部に設けたスライダ(舌片)が、
前記無端回動チェンと平行に配設されたガイドレール上
を摺動するとその途中に設けられた秤量装置により支持
アーム上の花きを秤量する。そして、この秤量値が設定
重量より大きいと、前記支持アームが回転棒を中心とし
て下方に回動して支持アーム上の花きを落下排出するよ
うに構成している。(例えば実公平3ー56304号公
報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の重量
選別機によると、スライダ(舌片)を介して秤量される
重量としては、花きを支持アームにのせたときの重量に
よる回転棒に関するモーメントであるため、花きの載せ
位置(回転棒からの距離)の違いや重心の移動によって
同じ花きでも秤量した値が大きく異なるという欠点があ
った。
【0004】このため花きの供給作業に正確さを要求さ
れ、作業の能率が上がらないという問題があった。
【0005】又、従来の装置における花きの重量は、回
転棒の一端部に設けたスライダ(舌片)が細杆で形成さ
れた補完体の補完部を摺動移動するときに秤量機により
秤量されるようになっているため、花きの重量を受けた
スライダの摺動する部分の接触摩擦抵抗の変化により重
量を正確に秤量することができないという欠点があっ
た。
【0006】本発明は、上記従来の欠点を解消し、長物
農産物を高精度で選別すると共に作業の容易な長物農産
物の重量選別機を提供することを目的とする。
【0007】上記課題を解決するために、本発明の長物
物の重量選別機は、平行一対の無端コンベアに回動
自在に多数設けられ取付体に長物農産物を載せる支持
体を遊嵌状に取り付け、該支持体のそれぞれに長物農産
物を一個ずつ横向きで載せて搬送し、搬送途中において
秤量装置により、該秤量装置上を走行中の支持体と共に
該支持体上の長物農産物を秤量し、秤量結果に基づいて
前記支持体を回させて長物農産物を仕分け排出する
物農産物の重量選別機であって、前記秤量装置を無端コ
ンベアの対向内側下方に並設し、前記取付体を左右一対
の回動アームと該回動アームを連結する前後一対の連結
棒とにより枠状に形成し、該取付体の左右一対の回動ア
ームにガイドレール上を回転走行するコロをそれぞれ
置し、前記支持体の両端部に前記秤量装置上を回転走行
するための回転体をそれぞれ回転自在に軸支し、該回転
体が秤量装置上を回転走行する際に、支持体が前記取付
体に対して非接触状態になるように構成したことを特徴
とするものである。
【0008】以上のように構成された本発明によれば、
支持体上に載せられた長物農産物は、無端コンベアの走
行回転により、ガイドレール上を回転走行する左右一対
のコロを有する取付体に取付けられた支持体とともに水
平状態を維持しつつ搬送される。そして、長物農産物が
載せられた支持体が秤量装置上に達すると、支持体の両
側部に設けられた回転体が秤量装置上を回転走行する。
この回転体が秤量装置上を走行すると、長物農産物が載
せられた支持体が無端コンベアに回動自在に取り付けら
れた取付体に対して若干浮き上がらせた遊嵌状態(非接
触状態)となり、長物農産物の重量を正確に秤量するこ
とができる。この秤量結果に基づいて前記支持体を回動
させることにより支持体上の長物農産物を仕分排出する
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好ましい一実施例を図面を参
照して説明する。
【0010】図において、1は左右一対の無端回動チェ
ンであり、駆動スプロケット11と従動スプロケット1
2とに巻回されて図中矢印方向にエンドレスに走行回転
するようになっている。
【0011】2は後述する支持体5が上下及び左右方向
に遊嵌状に取り付けられる取付体である。この取付体2
は左右一対の回動アーム3、3とこの回動アーム3、3
をそれぞれ連結する平行な連結棒4、4とを組み合わせ
て構成している。回動アーム3は、小幅の板材でその一
端部3aが前記無端回動チェン1にベアリング(不図
示)を介して回動自在に取り付けられている。
【0012】そしてこの回動アーム3の他端部3bには
回動アーム3を水平に保持するためのコロ31を側方に
突出させている。このコロ31は無端回動チェン1と並
んで設けられたガイドレール6上を走行するときは、前
記回動アーム3を水平に保持して搬送するようになって
いる。又、このガイドレール6のないエリア(切欠部6
a)では、一端部3aを支点として他端部3bが下方へ
回動するようになっている。32は後述する支持体5の
横移動を規制するためのストッパであり、回動アーム3
の内側に突出させている。
【0013】前記連結棒4、4は前記無端回動チェン
1、1に取り付けられた回動アーム3、3を平行に連結
するもので、丸棒、丸パイプなどの棒状体が用いられ
る。
【0014】5は長物農産物Fを載せるための横長の支
持体であり、その上部には略V字形の支持アーム51が
複数横方向に設けられ、長物農産物Fを横架支持するよ
うになっている。52は前記支持体5の両側部に水平方
向に2個設けられた回転体である。この回転体52はベ
アリングやカムフォロアなど摩擦係数の少ないものが用
いられる。
【0015】53は支持体5の両側部で前記回転体52
の両側に形成された遊嵌孔である。そしてこの遊嵌孔5
3には前記連結棒4、4が遊嵌状態で貫通されている。
尚この遊嵌孔53は、支持体5を上下に移動させる距離
で設定されるが前後にも若干移動することが可能な大き
さに形成されている。
【0016】7、7は秤量装置であり、図3によく示す
如く、前記無端回動チェン1、1の内側下方に左右一対
で設けられている。この秤量装置7は入口レール71と
秤量台72と出口レール73とから構成されており、前
記支持体5の回転体52が秤量台72上を回転走行する
と支持体5が連結棒4に対して遊嵌状態(非接触状態)
となり、2台の秤量台72で支持体5上の長物農産物F
を支持体5と共に秤量するようになっている。尚、秤量
台72は例えばロードセルなどの秤が用いられる。
【0017】8は排出装置であり、前記秤量装置7より
下流側で前記ガイドレール6の一部を切り欠いて設けら
れている。81は舌片であり、ロータリーソレノイド8
2の作動部に取り付けられ、前記ガイドレール6の切欠
部6aを開閉可能に構成している。
【0018】図6において、ロータリーソレノイド82
が作動して舌片81が上方へ回動すると、ガイドレール
6の一部が切り欠かれた状態となり、このガイドレール
6上を回転走行する取付体2のコロ31がこの切欠部6
aから下方へ回動する。これにより取付体2が水平状態
から下方へ回動し、支持体5上の長物農産物Fを下方へ
排出する。
【0019】9は前記排出装置8に対応してその下方に
設けられた引出コンベアであり、前記無端回動チェン1
の搬送方向と直交する方向に長物農産物Fを搬出するよ
うになっている。
【0020】以上の構成による作用について説明する。
【0021】無端回動チェン1が走行回転することによ
りこれに取り付けられた多数の支持体5が図中の矢印方
向に順次搬送される。そしてこの搬送される支持体5上
に人手の作業により長物農産物Fが一個ずつ横向きに載
せられる。長物農産物Fが載せられた支持体5が秤量装
置7上に達すると、この支持体5の両側部にそれぞれ設
けられた回転体52が2台の秤量装置7上をそれぞれ回
転走行する。回転体52が回転走行すると支持体5が連
結棒4に対して若干浮き上がらせた遊嵌状態(非接触状
態)となり、支持体5上の長物農産物Fを支持体5と共
に2台の秤量装置7で秤量する。この秤量結果に基づい
て仕分けのための排出信号が支持体5の搬送と同期して
所定の排出位置へ送られる。秤量装置7を通過した支持
体5が所定の排出位置に達すると、前記排出信号により
該当する排出装置8が作動する。この作動により舌片8
1が上方へ回動すると、ガイドレール6の一部が切り欠
かれた状態となり、ガイドレール6上を回転走行する取
付体2のコロ31が、この切欠部6aから下方へ回動す
る。これにより支持体5上に載せられた長物農産物F
は、引出コンベア9上に排出され所定の方向へ搬出され
る。
【0022】以上述べた如く、本発明の長物農物の重
量選別機は、平行一対の無端コンベアに回動自在に多数
設けられ取付体に長物農産物を載せる支持体を遊嵌状
に取り付け、該支持体のそれぞれに長物農産物を一個ず
つ横向きで載せて搬送し、搬送途中において秤量装置に
より、該秤量装置上を走行中の支持体と共に該支持体上
の長物農産物を秤量し、秤量結果に基づいて前記支持体
を回させて長物農産物を仕分け排出する長物農産物の
重量選別機であって、前記秤量装置を無端コンベアの対
向内側下方に並設し、前記取付体を左右一対の回動アー
ムと該回動アームを連結する前後一対の連結棒とにより
枠状に形成し、該取付体の左右一対の回動アームにガイ
レール上を回転走行するコロをそれぞれ配置し、前記
支持体の両端部に前記秤量装置上を回転走行するための
回転体をそれぞれ回転自在に軸支し、該回転体が秤量装
置上を回転走行する際に、支持体が前記取付体に対して
非接触状態になるように構成したものであり、秤量装置
で秤量される長物農産物の重量は、従来のものように回
転棒に関する重量モーメントではなく支持体を含めた重
量そのものを秤量する方式であるため、支持体上に載せ
る位置が若干異なっていても秤量結果に差がない。
【0023】又、支持体が取付られた取付体はガイドレ
ール上を回転しながら水平に移動するコロにより支持さ
れるため、支持体を安定走行させることができる。さら
に、長物農産物が載せられた支持体は、秤量装置上を通
過する際に支持体の両側部に軸支した回転体が該秤量装
置上を回転走行するため、従来の摺動移動する方式と比
較して秤量装置上での摩擦抵抗が少なくなり支持体上の
長物農産物の重量を正確にはかることができる。
【0024】以上のことから本発明は、長物農産物の供
給作業が容易になって作業の能率が向上すると共に長物
農産物の選別を高精度で行えるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】重量選別機の正面図。
【図2】図1の前後を破断した平面図。
【図3】図1のAーAに沿った断面図。
【図4】支持体の部分詳細図。
【図5】秤量装置と支持体との関係を示す正面図。
【図6】仕分け排出部の部分詳細図。
【符号の説明】
1:無端回動チェン 11:駆動スプロケット 12:従動スプロケ
ット 2:取付体 3:回動アーム 31:コロ 32:ストッパ 4:連結棒 5:支持体 51:支持アーム 52:回転体 54:遊嵌孔 6:ガイドレール 7:秤量装置 71:入口レール 72:秤量台 73:出口レール 8:排出装置 81:舌片 82:ロータリーソレノイド 9:引出コンベア F:長物農産物

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行一対の無端コンベアに回動自在に
    数設けられ取付体に長物農産物を載せる支持体を遊嵌
    状に取り付け、該支持体のそれぞれに長物農産物を一個
    ずつ横向きで載せて搬送し、搬送途中において秤量装置
    により、該秤量装置上を走行中の支持体と共に該支持体
    上の長物農産物を秤量し、秤量結果に基づいて前記支持
    体を回させて長物農産物を仕分け排出する長物農産物
    重量選別機であって、前記秤量装置を無端コンベアの
    対向内側下方に並設し、前記取付体を左右一対の回動ア
    ームと該回動アームを連結する前後一対の連結棒とによ
    り枠状に形成し、該取付体の左右一対の回動アームにガ
    イドレール上を回転走行するコロをそれぞれ配置し、
    支持体の両端部に前記秤量装置上を回転走行するため
    の回転体をそれぞれ回転自在に軸支し、該回転体が秤量
    装置上を回転走行する際に、支持体が前記取付体に対し
    て非接触状態になるように構成したことを特徴とする長
    物農産物の重量選別機。
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