JPH05254648A - ハンガーコンベアシステム - Google Patents

ハンガーコンベアシステム

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JPH05254648A
JPH05254648A JP8944192A JP8944192A JPH05254648A JP H05254648 A JPH05254648 A JP H05254648A JP 8944192 A JP8944192 A JP 8944192A JP 8944192 A JP8944192 A JP 8944192A JP H05254648 A JPH05254648 A JP H05254648A
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hanger
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rail
rail unit
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Takehisa Nozaki
剛寿 野崎
Atsuo Kurahashi
厚雄 倉橋
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンガーコンベアシステムにおいて、ワーク
装着や完成品の取り外しの作業性を向上させる。 【構成】 投入用レールユニット3A、3Bを振り分け
装着1を中心として対称状態になるように構成配置し、
各投入用レールユニット3A、3Bにおけるハンガーの
周回方向を相互に反対方向に設定することにより、投入
作業者6の移動範囲を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品をハンガーに吊持
して搬送するハンガーコンベアシステムに関し、特に物
品の投入と取り出しの作業性の向上を図ったものに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、縫製工場等において縫製加工品等
の物品をハンガーに吊持して搬送するハンガーコンベア
システムとしては、種々の機構のものが実用化されてい
る(例えば、特開昭62−201719号公報、特開平
3−56322公報号、特開平3−56323号公報参
照)。本願出願人の出願に係る特開平3−56322公
報号や特開平3−56323号公報に記載のハンガーコ
ンベアシステムは、ハンガーを前後左右の4方向へ振り
分ける複数の振り分け装置と、振り分け装置間を連結す
る複数の中間レール装置と、複数の振り分け装置に夫々
連結され振り分け装置からのハンガーを作業ステーショ
ンを経由して振り分け元の振り分け装置へ搬送する複数
の分配レール装置とを備えている。
【0003】前記ハンガーコンベアシステムの全体構成
は、物品に施す作業行程数や搬送する物品の種類数に応
じて種々のパターンに設定されるが、設計・製作の都合
上、図24に示すように、前記複数の振り分け装置14
1、複数の中間レール装置142、複数の分配レール装
置145は、夫々共通の装置に製作される。それ故、ハ
ンガーコンベアシステムの全体に亙って、平面視にてハ
ンガーの搬送方向又は周回方向は、例えば矢印で示すよ
うに、反時計回り方向に設定されている。そして、通
常、ハンガーコンベアシステムの搬送方向上流端部の振
り分け装置141には、物品や物品素材の投入の為、振
り分け装置141の左右両側に位置する一対の分配レー
ルユニット143が連結され、またハンガーコンベアシ
ステムの搬送方向下流端部の振り分け装置141には、
完成品の取出しの為、振り分け装置141の左右両側に
位置する一対の分配レールユニット144が連結されて
いる。尚、符号6は作業者、7は作業ステーション、1
43aは投入エリア、143bは投入待機エリア、14
4aは取出しエリア、144bは取出し待機エリアを示
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に記載のハンガーコンベアシステムにおいては、左右
一対の投入用分配レールユニットにおけるハンガーの周
回方向が共に反時計回り方向に設定される関係上、投入
作業自体の負荷はそれ程高くないにもかかわらず、左右
一対の投入エリア間に亙る移動経路Eが長いために、1
名の投入作業者6では対応できないので、一対の投入用
分配レールユニットに対して2名の投入作業者6が配置
される。このことは、取出し用分配レールユニットにお
いても同様であり、取出しエリア間に亙る移動径路Fが
長いために、2名の取出し作業者6が配置される。本発
明は、前記課題を解決するためになされたものであり、
その目的は、物品の投入や取出しの作業性を向上し得る
ようなハンガーコンベアシステムを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係るハンガーコンベアシステムは、物品
を吊持するハンガーを介して物品を搬送するようにした
ものであり、相互に間隔をおいて配置され、ハンガーを
受入れ保持してそれを別の方向へ振り分ける複数の振り
分け装置と、前記振り分け装置間に配設され、振り分け
装置からのハンガーを他の振り分け装置に搬送する為の
複数の中間レールユニットと、前記複数の振り分け装置
に夫々連結され、振り分け装置からのハンガーを作業ス
テーションを経由して振り分け元の振り分け装置へ搬送
する為の複数の分配レールユニットとを備え、物品の搬
送方向上流端に位置する振り分け装置と下流端に位置す
る振り分け装置の少なくとも一方に、振り分け装置の両
側に位置する一対の分配レールユニットを連結し、前記
一対の分配レールユニットにおけるハンガーの周回方向
を相互に反対方向となるように構成している。
【0006】
【作用】請求項1に係るハンガーコンベアシステムにお
いては、物品の搬送方向上流端側に位置する投入用分配
レールユニットに支持されたハンガーに物品が投入され
ると、そのハンガーは振り分け装置へ搬送され、次に振
り分け装置で振り分けられて中間レールユニットにより
他の振り分け装置へ搬送され、その振り分け装置で振り
分けられて次工程の作業ステーションの分配レールユニ
ットへ搬送され、作業ステーションにおいて物品に作業
を施してから、物品を吊持したハンガーは振り分け装置
に戻る。そして、設置されたユニット分だけ、前記同様
に、中間レールユニット、分配レールユニットにより順
々に次工程の作業ステーションに搬送されて、最終的に
は、物品の搬送方向下流端側の取出し用分配レールユニ
ットへ搬送され、ハンガーから物品が取り外される。そ
の後空のハンガーは、振り分け装置、中間レールユニッ
トにより順々に搬送されて、再び元の投入用分配レール
ユニットに移送される。
【0007】ここで、物品の搬送方向上流端に位置する
振り分け装置と下流端に位置する振り分け装置の少なく
とも一方に、振り分け装置の両側に位置する一対の分配
レールユニットを連結し、前記一対の分配レールユニッ
トにおけるハンガーの周回方向を相互に反対方向となる
ように構成したので、一対の分配レールユニットを振り
分け装置に対して対称の配置に設定できるため、作業者
の移動経路を短縮して、物品の投入や取出しの作業性を
高めることが出来る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。このハンガーコンベアシステムは、縫
製加工工場において搬送体としてのハンガー8(図10
〜図13参照)に吊持した種々のワーク(加工布片、半
完成品、完成品)をハンガー8とともに搬送する為のも
のである。図1に示すように、このハンガーコンベアシ
ステムHCには、複数の振り分け装置1が所定間隔おき
に直列状に配置されており、各対の振り分け装置1間に
複数の中間レールユニット2が架橋状に配置されてい
る。また、ワーク搬送方向上流端の振り分け装置1の左
右両側には一対のワーク投入用分配レールユニット3が
連結され、ワーク搬送方向下流端の振り分け装置1の左
右両側には一対のワーク取出し用分配レールユニット4
が連結されている。更に、搬送径路途中の各振り分け装
置1の左右両側には作業者6が配置された作業ステーシ
ョン7に延びる作業用分配レールユニット5が連結され
ている。そして、これらハンガーコンベアシステムHC
の全体に亙って多数のハンガー8(図3参照)が配設さ
れている。尚、以下の説明において、ワーク搬送方向を
基準として上流、下流を定義することとする。
【0009】前記複数の振り分け装置1は同一の構造で
あり、複数の中間レールユニット2も同一の構造であ
り、また一対の投入用分配レールユニット3(3A,3
B)は左右対称の構造であり、一対の取出し用分配レー
ルユニット4(4A,4B)は左右対称の構造であり、
複数の作業用分配レールユニット5は同一の構造であ
る。このため、このハンガーコンベアシステムHCにお
けるハンガー8の搬送方向は、複数の矢印で示すとおり
基本的に平面視にて搬送方向は反時計回り方向である
が、図1に示すように、右側の投入用分配レールユニッ
ト3Aおよび左側の取出し用分配レールユニット4Bに
おけるハンガー8の搬送方向は時計回り方向である。
【0010】次に、振り分け装置1の具体的構成につい
て図2〜図6を参照して説明する。各振り分け装置1
は、図3及び図6に示すように、独立の1個の装置とな
るように完全にユニット化された構造であり、床面に立
設される支柱10が設けられている。この支柱10の上
端には、図6に示すように、取付軸部材11が固定され
ており、その取付軸部材11の上端には支持板12が固
定されている。また、取付軸部材11には振り分け機構
13が回転自在に装着されており、その振り分け機構1
3の本体部材14は、タイミングベルト15とタイミン
グプーリ16を介してサーボモータ17により回転駆動
される。そのサーボモータ17は前記支持板12上に装
着されており、モータ軸に固定された駆動プーリ17a
とタイミングプーリ16との間にタイミングベルト15
が張設されている。
【0011】前記振り分け機構13は、図5に示すよう
に、45°間隔で放射方向に水平に配設され基端部にお
いて本体部材14に固定された8本の振り分けアーム1
9を有し、振り分けアーム19は、中間レールユニット
2や分配レールユニット3、4、5との間でハンガー8
を移動させる為のものであり、各振り分けアーム19に
は、後述するハンガー8のハンガーロッド51(図11
参照)を導入する為の先端開放状のスリット19aが形
成されている。また各振り分けアーム19の先端部に
は、スリット19aと同様のスリット20aを有する可
動アーム20がその外端部においてピン結合され、可動
アーム20は中間レールユニット2の出口部25bや分
配レールユニット3、4、5の出口部99bからハンガ
ー8の自重でハンガー8を導入する為内端側へ向かって
下り傾斜状に配置されている。更に、振り分けアーム1
9の下方にはエアシリンダ18が支柱10に固定配置さ
れており、そのエアシリンダ18のロッドを伸長させて
可動アーム20を図6に仮想線図示のように外端側へ向
かって下り傾斜状に傾けることにより、可動アーム20
から中間レールユニット2の入口部25aや分配レール
ユニット3,4,5の入口部99aへ前記自重でハンガ
ー8を送り出すように構成してある。
【0012】振り分け装置1は、中間レールユニット2
の出口部25b又は分配レールユニット3〜5の出口部
99bから、1組の振り分けアーム19と可動アーム2
0にハンガー8を受け取った後、振り分け機構13を指
令された角度(45°の整数倍)だけ回転させることに
より、その1組の振り分けアーム19と可動アーム20
を左右何れかの分配レールユニット3〜5の入口部99
a又は中間レールユニット2の入口部25aに一致さ
せ、その後対応するエアシリンダ18のロッドを伸長さ
せることで可動アーム20を起こしてハンガー8を前記
何れかの入口部へ供給する。
【0013】次に、中間レールユニット2の具体的構成
について図2〜図16を参照して説明する。各中間レー
ルユニット2は、図2及び図3に示すように、独立の1
個の装置となるように完全にユニット化された構造であ
り、左右一対の支枠24が平行に長く設けられ、図12
に示すように、両支枠24の各々の下面に、複数個所に
おいて支持片77が配置固定されている。左右の支枠2
4の下方には、支枠24と平行になるように、板材を折
曲することにより形成された矩形状の支持金具79が、
前記各支持片77にそれぞれ2本のボルト78により支
枠24と間隔を置いて複数個固定されている。各支持金
具79には、図12に示すように、ハンガー8のハンガ
ーロッド51の通過を許す開口79aが形成されてい
る。
【0014】前記複数の支持金具79の内側に亙って、
前記可動アーム20の外端部と同レベルに支持された2
条のレール25(25A,25B)が開口79aの幅と
同じだけ間隔を置いて配設されている。更に、レール2
5は、図4に示すように、その両端部が内側に折曲して
おり、その折曲部の上流側端部には、鉛直軸心を有する
3個のスプロケット26が設けられており、また、その
下流側端部には鉛直軸心を有する3個のスプロケット2
7が設けられている。前記6個のスプロケット26、2
7に掛装された無端チェーン28(移動体)は右側(図
4の上方側)の内側レール25Aと左側の内側レール2
5Aに沿ってレール25よりも所定高さ高く且つやや内
側に水平面内に配設されている。更に、複数の支持金具
79の内側部には、図12及び図13に示すように、チ
ェーン28を案内するチェーンガイド機構29が取付け
られている。
【0015】左右の支枠24は、図2に示すように、複
数の連結フレーム34により連結され、支枠24と連結
フレーム34とは梯子形状をしている。また、支枠24
の一端における連結フレーム34間には、図3,図7,
図8に示すように、前記スプロケット26うちの中央の
テンショナースプロケット26aを介してチェーン28
の張力を調節するテンション機構30が設けられてい
る。一方、支枠24に他端における連結フレーム34間
には、図3及び図6に示すように、前記スプロケット2
7のうちの中央の駆動スプロケット27aを駆動する駆
動モータ31(駆動手段)が設けられている。図5,図
14,図16に示すように、右側(図2の上方側)の支
枠24に対応するレール25のチェーン周回方向下流側
部分に対応する位置の支持金具79には、ストップ機構
32及び検出器33が取付けられている。また、図2に
示すように、左側の支枠24に対応するレール25のチ
ェーン周回方向下流側部分に対応する位置の支持金具7
9には、前記同様のストップ機構32及び検出器33が
取付けられている。
【0016】尚、支枠24の両端における連結フレーム
34間には、図2に示すように、支持フレーム34aが
それぞれ2個ずつ架設されており、それら支持フレーム
34aに支持片77が固定され、支枠24と同様に、2
本のボルト78により支持金具79が支持フレーム34
aに固定されている。これにより、レール25の折曲部
が保持されている。前記一対の支枠24の上流端部は、
図2及び図3に示すように、それが連結される振り分け
装置1の支持板12の上面に分配レールユニット3,
4,5の支枠96を介在させて複数のボルトにより分解
可能に固定され、同様に、一対の支枠24の下流端部
は、それが連結される振り分け装置1の支持板12の上
面に分配レールユニット3,4,5の支枠96を介在さ
せて複数のボルトにより分解可能に固定されている。
【0017】前記右側(図2の上方側)のレール25の
入口部25aとこれに対向する左側のレール25の出口
部25bとは、図4に示すように、振り分け装置1の一
対の隣接する可動アーム20に僅かの隙間をもって接続
するように、相互間の開角が45°をなすように相接近
側へ折曲され、同様に右側のレール25の出口部25b
と左側のレール25の入口部25aとは、図5に示す如
く、振り分け装置1の一対の隣接する可動アーム20に
僅かの隙間をもって接続するように、相互間の開角が4
5°をなすように相接近側へ折曲されている。前記スプ
ロケット27と駆動モータ31について、図4と図6を
参照しつつ説明すると、3個のスプロケット27は、一
対の支枠24の下流端部に固定されたブラケット37に
装着され、中央の1つの駆動スプロケット27aは、他
の2つのスプロケット27よりも所定距離上流側に配設
され、このように駆動スプロケット27aの配設位置を
上流側へシフトさせたことにより駆動モータ31を中間
レールユニット2の一対の支枠24に固定することが出
来た。
【0018】前記スプロケット26とテンション機構3
0について、図4、図7〜図9を参照しつつ説明する
と、3個のスプロケット26のうち左右のスプロケット
26は、図7に示すように、一対の連結フレーム34に
ボルト又はビスにより固定されたブラケット38に位置
固定的に装着され、また中央のテンショナースプロケッ
ト26aは、図4に示すように、左右の2個のスプロケ
ット26よりも下流側においてブラケット38にワーク
搬送方向に移動可能に装着されている。即ち、テンショ
ナースプロケット26aの軸部材39がブラケット38
のスリット40に挿通され、軸部材39の上端には、図
8に示すように、スライド部材41が設けられ、テンシ
ョナースプロケット26aはスリット40の範囲内でワ
ーク搬送方向に所定距離移動可能に構成してある。尚、
ハンガーコンベアシステムHCの使用中は、駆動モータ
31が常時同一方向へ回転駆動され、チェーン28は図
1の矢印方向へ周回移動している。
【0019】前記テンション機構30は、前記テンショ
ナースプロケット26aを移動可能に支持する構成に加
えて、図9に示すように、ブラケット38上に所定の間
隔を置いて平行に一対のガイド部材48が設けられてい
る。そのガイド部材48は前記スライド部材41(テン
ショナースプロケット26a)を案内するものであり、
また、スライド部材41には、図8に示すように、4個
のガイドローラ49が設けられており、このガイドロー
ラ49によりスライド部材41がガイド部材48に沿っ
て移動可能である。更に、ガイド部材48の下流側に
は、その上面に固定された支持片48aにより下ガイド
輪43が回転可能に支持されている。そして、図7に示
すように、一対の連結フレーム34にはフレーム42が
立設されており、そのフレーム42には、ワンウェイク
ラッチ付きガイド輪44と、上ガイド輪45とが支持さ
れている。
【0020】また、一端部をスライド部材41に固定さ
れたチェーン部材47は、図7に示すように、3つのガ
イド輪43,44,45に案内され、その他端部にウェ
イト46が固定されている。このため、ウェイト46に
作用する一定の重力によりチェーン部材47を介してテ
ンショナースプロケット26aを常に下流方向へ付勢す
ることで、チェーン28の張力を一定に維持することが
出来る。このように、3個のスプロケット26とテンシ
ョン機構30とを一対の連結フレーム34を介して中間
レールユニット2の一対の支枠24に取付けることが出
来た。
【0021】ここで、前記中間レールユニット2のチェ
ーンガイド機構29、ストップ機構32及び検出器33
について説明する前に、ハンガー8の具体的構造につい
て図10〜図13により説明する。各ハンガー8には、
図12に示すように、キャリア本体50の中央部から鉛
直下方に延びるハンガーロッド51が設けられ、キャリ
ア本体50の上端部には、チェーン28に外側から係合
するスプロケットからなる係合円板52が設けられてい
る。また、キャリア本体50と係合円板52との間に
は、図13に示すような摩擦クラッチ機構53が形成配
置されている。前記ハンガーロッド51の下部には、図
3に示すように、複数のワークを保持可能なワーク保持
部54が設けられている。尚、ハンガー8は基本的には
左右対称且つ前後対称の構造である。
【0022】図11に示すように、前記キャリア本体5
0は搬送方向に細長く形成され、このキャリア本体50
の長さ方向中央部の左右両側部には、軸部材55を介し
てレール25上を転動する転動ローラ56が夫々設けら
れている。左右一対の軸部材55は、図12に示すよう
に、転動ローラ56よりも外側へ所定長さ突出され、軸
部材55にはスリーブ57が回転自在に外嵌装着されて
いる。また、キャリア本体50の両端部の左右両側部に
は、図10及び図11に示すように、レール25の上面
よりも少し上方に位置しハンガー8が搬送方向に揺動し
たときにレール25の上面に当接してハンガー8の揺動
を規制する揺動規制輪58が設けられている。
【0023】更に、キャリア本体50の下部には、図1
1及び図12に示すように、ハンガーロッド51から上
流側と下流側へ所定距離あけた位置に一対の鉛直ボス5
9が一対のレール25間に突設されており、これら鉛直
ボス59にはガイドローラ60が鉛直軸心回りに回転可
能に夫々装着され、これらガイドローラ60と一対のレ
ール25によりキャリア本体50の鉛直軸回りの回動を
規制している。尚、キャリア本体50の両端部には、図
11に示すように、緩衝用のゴム部材61がビス62で
固定され、隣接して搬送されるハンガー8のゴム部材6
1同士が当接することでハンガーロッド51間間隔が所
定間隔に維持されるように構成してある。従って、ハン
ガー8は一対の転動ローラ56を一対のレール25上を
転動させることにより、レール25に沿って移動自在で
ある。
【0024】前記摩擦クラッチ機構53について図13
を参照して説明すると、キャリア本体50の長さ方向中
央部の上端のボス部66には鉛直の円筒穴67が形成さ
れ、係合円板52の中心部にメタル68を介して挿通し
て係合円板52を回転自在に支持する鉛直向きの軸部材
69が円筒穴67に挿入されてキャリア本体50に螺合
されている。また、係合円板52の上下両面には含油樹
脂からなるクラッチ板70が装着され、更に、両クラッ
チ板70は軸部材69に外嵌され、係合円板52の上下
両面の凸部52aを対応するクラッチ板70の小孔に嵌
合させることにより係合円板52と両クラッチ板70と
は相対回転不能に構成されている。また、下側のクラッ
チ板70とボス部66の上端間に座金71が装着される
とともに上側のクラッチ板70と軸部材69の頭部69
a間に座金71が装着され、円筒穴67内において軸部
材69に外装されたクラッチスプリング72により、係
合円板52と一対のクラッチ板70は一対の座金71間
に弾圧的に挟持されている。
【0025】前記クラッチスプリング72の弾性力によ
り、上下各対のクラッチ板70と座金71間に適度の摩
擦力が作用するため、ハンガー8のチェーン周回方向へ
の移動が規制されない状態では、チェーン28からの搬
送駆動力が係合円板52に作用しても係合円板52はキ
ャリア本体50に対して相対回転せず、ハンガー8がチ
ェーン28と一体的にレール25上を移動する。また、
ハンガー8の移動が後述のストップ機構32で阻止され
たときには、上下各対のクラッチ板70と座金71間に
滑りが生じて係合円板52はキャリッジ本体50に対し
て相対回転し、ハンガー8は停止状態に維持される。
【0026】前記係合円板52には、図10に示すよう
に、その円周部にチェーン28と噛合する複数の係合歯
52a(係合部)が等ピッチで形成されている。また、
係合円板52の平面部には、円周12等分位置に基準パ
ルス発生用の11個のビットスリット73が透設されて
おり、円周12等分位置のうちビットスリット73を形
成しない1個所が原点位置となる。更に、係合円板52
の平面部におけるビットスリット73よりも内側には、
係合円板52の回転中心とビットスリット73とを結ぶ
放射線上に、透孔74が11個形成されており、その透
孔74を塞ぐ閉鎖板75がハンガー8毎に異なるように
設けられている。このため、ハンガー8は、2の11乗
−1=2047種類作ることができる。このように構成
されたハンガー8が後述するストップ機構32により停
止され、係合円板52が図10において時計方向へ回転
している状態で、後述する検出器33が、これらのビッ
トスリット73、透孔74、閉鎖板75の位置を検出
し、ハンガー8の種類(番号)を識別するための識別コ
ード等の検出信号を出力する。
【0027】次に、中間レールユニット2のチェーンガ
イド機構29とストップ機構32と検出器33について
図2〜図4及び図10〜図16を参照しながら説明す
る。前記チェーンガイド機構29は、図12に示すよう
に構成されており、支持金具79の内側部には、チェー
ン28の内側部を案内する一体部品又は複数部品からな
る合成樹脂製の案内条材80と、チェーン28の底部を
案内する一体部品又は複数部品からなる合成樹脂製の案
内条材81とが、図4及び図12に示すように、各内側
レール25Aの斜め上方部に沿って配設されている。
尚、案内条材80及び81は、図4に示すように、レー
ル25の折曲部の上方には配置されていないが、連続し
て配置するようにしても良い。これら案内条材80,8
1は、ネジ84により取付け具82,83とともに一体
的に固定されており、また取付け具82,83は図示し
ないビスにより支持金具79に固定されている。
【0028】ここで、ハンガー8の左右方向への揺動に
より係合円板52がチェーン28から外れるのを規制す
る為、案内条材81の下面には、図12に示すように、
案内条材81及びレール25に沿って延びる断面L字形
の一体部品又は複数部品から構成される揺動規制部材8
5が配設されている。この揺動規制部材85は、前記ネ
ジ84により案内条材81に接するように固定されてお
り、図4には図示されていないが、揺動規制部材85は
内側レール25Aの全長に沿って配置されている。この
揺動規制部材85の先端部である規制部85aは図13
に示すように、ハンガー8のキャリア本体50の内方へ
突出する軸部材55及びスリーブ57の部分(突起部材
86に相当する)の上端に対して僅かの隙間をもって接
近する状態に設けられている。このためハンガーロッド
51が内方(図12の時計回り方向)へ僅かに揺動する
と、突起部材86が規制部85aに下方より当接してハ
ンガー8の揺動が規制される。尚、図12に仮想線で示
すように、外側の突起部材86に対応する揺動規制部材
85iを外側レール25Bに沿って設けることも可能で
ある。
【0029】次に、前記ストップ機構32と検出器33
について、図2、図5、図14〜図16を参照しつつ説
明すると、ストップ機構32と検出器33は、レール2
5の出口部25bに設けられた支持金具79よりも一つ
チェーン周回方向上流側の支持金具79の内部に配置さ
れ、その支持金具79を介して支枠24に支持される
が、ストップ機構32は、図16に示すように、支持金
具79の内部上面に、ボルト87により固定板が88が
固定され、その固定板88には、図14に示すように、
係止アーム90が折曲部で連結されている支軸89が段
付ネジにて取付けられており、係止アーム90は支軸8
9を中心に回動可能である。また、係止アーム90はハ
ンガー8のキャリア本体50の上端に突出した軸部材6
9の頭部69aをチェーン28の周回方向下流側から係
止するものであり、図14に実線で示す係止位置と仮想
線で示す退避位置とに亙って水平揺動自在である。
【0030】更に、支軸89には係止アーム90を係止
位置へ付勢するトーションバネ91が巻回されている。
そして、前記支持金具79の外側上面には、図14及び
図16に示すように、前記ボルト87により、保持板7
9aを介してエアシリンダ92が設けられており、その
エアシリンダ92は係止アーム90の当接腕部92cの
側面に当接しており、トーションバネ91に抗してピス
トン92aを突出させると、係止アーム90を支軸89
を中心として退避位置に回動させる。尚、当接腕部92
cの端面の当接部92bは、図14に示すように円弧状
に形成されている。また、通常、係止アーム90は係止
位置に配置されている。前記係止アーム90の先端部に
は軸部材69の頭部69aを係止するV形の係止部90
aが形成され、そのV形の係止部90aにより軸部材6
9が左右方向にずれることなく係止される。
【0031】ストップ機構32により停止したハンガー
8の係合円板52に対応する位置における取付金具79
の内部側面には、図14及び図16に示すように、二組
の発光部と受光部とを有するフォトインタラプタ33
a,33bから検出器33が形成されている。フォトイ
ンタラプタ33aは、ビットスリット73と対向する位
置に配置され、チェーン28の周回速度つまり係合円板
52の回転速度に基づいて原点位置及びビットスリット
73の位置を検出する。また、フォトインタラプタ33
bは、透孔74及び閉鎖板75と対向する位置に配置さ
れ、フォトインタラプタ33aのビットスリット73の
位置データに基づいて透孔74か閉鎖板75かを検出
し、そのデータを図示しないコントロールユニットに供
給する。そして、そのコントロールユニットがフォトイ
ンタラプタ33a,33bからのデータに基づいて、ハ
ンガー8の種類(番号)を識別すると共に、ストップ機
構32によりハンガー8が係止されていることを検出す
る。
【0032】このようにして、検出器33によりハンガ
ー8の番号が識別され、図5に示すように、振り分け装
置1の振り分けアーム19とレール25の出口部25b
とが一致していると、エアシリンダ92のロッド92a
が突出される。これにより、係止アーム90は、トーシ
ョンバネ91に抗して支軸89を中心として退避位置に
回動する。すると、係止アーム90によるハンガー8の
係止が解除され、ハンガー8がチェーン28の周回によ
りレール25の出口部25bの方(矢印A方向)に移動
する。このとき、後続のハンガー8は係止アーム90が
退避位置に配置されているため、係止アーム90の当接
部90bの円弧状端面により、その軸部材69の頭部6
9aが係止されており、続けてハンガー8が搬送される
ことがなく、確実に1個ずつハンガー8がストップされ
る。そして、エアシリンダ92のピストン92aが引き
込まれると、係止アーム90はトーションバネ91によ
り係止位置に回動される。この回動に伴い、後続のハン
ガー8の軸部材69の頭部69aと係止アーム90の当
接部90bの円弧状端面とが摺動し、後続のハンガー8
がスムーズに搬送され、V形の係止部90aにより軸部
材69が係止され、ハンガー8が係止される。このと
き、更に後続のハンガー8は、そのゴム部材61と係止
中のハンガー8のゴム部材61とが当接しているので、
同様に搬送されない。
【0033】次に、前記作業用分配レールユニット5に
ついて図1、図2、図5、図17を参照して説明する。
各作業用分配レールユニット5は、図2に示すように、
独立の1個の装置となるように完全にユニット化された
構造であり、平面視U形の支枠96は間隔を置いて平行
に配置されている。その支枠96の下面には、複数個所
に支持片97が配置固定されており、支枠96の下方に
は、各支持片97とそれぞれ2本の支持棒98により、
平面視にて略U形の一対のレール99(99A,99
B)が固定されている。また、一対のレール99の途中
には、図17に示すように、ワーク搬送方向上流側の部
分にはハンガー8を分配レールユニット5から取り外す
ためのレール分断機構102が設けられている。続い
て、一対のレール99の湾曲部のワーク搬送方向の下流
部には、図1及び図17に示すように、縫製作業のため
にハンガー8をストックするためのストップ機構100
が設けられている。更に、ストップ機構100よりも下
流側の一対のレール99には、ハンガー8を所定高さリ
フトさせるためのリフト機構101が配設されている。
そして、レール99の出口部99bのやや上流部には、
前記振り分け装置1にハンガー8を戻すタイミングを見
極めるためのタイミングストッパ機構130が設けられ
ている。
【0034】前記支枠96の端部は、図6に示すよう
に、振り分け装置1の支持板12に図示しないボルトに
より分解可能に固定されている。前記レール99の入口
部99aと出口部99bは、前記振り分け装置1の可動
アーム20の外端部と同じ高さであって、振り分け装置
1の一対の隣接する可動アーム20に僅かの隙間をもっ
て接続するように、相互間の開角が45°をなすように
相接近側へ折曲されている。また、レール99は、図1
7に示すように、入口部99aからレール分断機構10
2及びストップ機構100を通過してリフト機構101
の下端部まで緩傾斜状(例えば、傾斜角2〜5°)に形
成されている。更に、レール99は、リフト機構101
の上端部からタイミングストッパ機構130を通過して
出口部99bにかけて前記同様に緩傾斜状に形成されて
いる。
【0035】前記ストップ機構100においては、図1
7に示すように、支持板105にエアシリンダ103が
立設されており、その支持板105に回動可能に支持さ
れた係止アーム104は、その一端がエアシリンダ10
3のロッドに段付きネジにより固定されている。また、
係止アーム104はエアシリンダ103のロッドが伸長
されると、回動してハンガー8の突起部材86を係止す
る。更に、支持板105には、図示しない第1のセンサ
が取付けられており、その第1のセンサによりストップ
機構100にてハンガー8が停止されているか否かを判
断する。
【0036】次に、前記リフト機構101について、図
17〜図20を参照しつつ説明すると、作業用分配レー
ルユニット5においては、図17に示すように、一対の
レール99は、ワーク搬送方向下流側に向かって緩傾斜
状に形成され、ハンガー8とそのワークの自重によって
搬送駆動するように構成してあり、またレール99の入
口部99aと出口部99bの高さレベルが同一であるた
め、ハンガー8を出口部99bに送る為にはハンガー8
をリフト機構101により所定高さリフトさせる必要が
ある。このため、前記一対のレール99の出口部99b
のやや上流部には、図19に示すように、搬送方向下流
側に向かって上り傾斜状の一対のリフト用レール107
が設けられている。
【0037】また、一対のリフト用レール107の搬送
方向上流部(最下端位置)には、図示しない第2のセン
サが設けられており、その第2のセンサはハンガー8が
リフト用レール107の最下端位置に存在するか否かを
判断する。更に、内側のリフト用レール107の内側に
は揺動アーム108が回動可能に配設されており、揺動
アーム108の基端部は段付きネジ部材109により内
側のリフト用レール107に揺動自在に枢支されてい
る。更に揺動アーム108の先端部には、ハンガー8に
おいて内側のレール99Aの内側方へ突出する突起部材
86(係合部材に相当する)に下方より係合可能な係合
部108aが形成されている。尚、前記一対のリフト用
レール107の最下端位置が縫製作業を行うハンガー8
の停止位置である。
【0038】前記揺動アーム108の内側には、図18
に示すように、エアシリンダ110(駆動シリンダに相
当する)が設けられており、エアシリンダ110のシリ
ンダ本体の基端部が内側のリフト用レール107に水平
のピン111にて枢着されるとともに、エアシリンダ1
10のロッド110aの先端に固定された連結具112
が揺動アーム108の基端側部分の上端部のブラケット
部108bに水平のピン113にて連結されている。前
記エアシリンダ110のロッド110aを完全に退入さ
せると、揺動アーム108は揺動下限位置(図19図示
の位置)となって、その係合部108aがレール99の
上面から突出しない状態に退き、またエアシリンダ11
0のロッド110aを伸長させると、係合部108aで
ハンガー8のキャリア本体50の内側の突起部材86を
押し上げていって上方へ約90度揺動した揺動上限位置
(図20図示の位置)になる。このように、エアシリン
ダ110で揺動アーム108を上方へ揺動させて内側の
突起部材86を押し上げることにより、ハンガー8をリ
フト用レール107の下端位置からリフト用レール10
7の上端位置までリフトさせ得るように構成してある。
【0039】更に、前記揺動アーム108を揺動上限位
置から揺動下限位置へ復帰させる際に揺動アーム108
の係合部108aが後続のハンガー8の突起部材86と
干渉するのを防止する為のストッパーアーム114が、
図20に示すように、内側のリフト用レール107と揺
動アーム108間に配設されている。そのストッパーア
ーム114の基端部は段付きネジ115により内側のリ
フト用レール107に揺動可能に枢着されており、また
ストッパーアーム114の先端部には、後続のハンガー
8の転動ローラ56のうちの内側のリフト用レール10
7から僅かに内側方へ突出した部分(これも、係合部材
に相当する)を下流側から係止する係止部114aが形
成され、ストッパーアーム114はそれとリフト用レー
ル107間に張架された引っ張りバネ116により上方
揺動方向へ付勢されている。
【0040】前記ストッパーアーム114には、図19
に示すように、揺動アーム108の係合部108aの下
端に係合可能なピン部材117が突設されている。揺動
アーム108が揺動下限位置に位置したときには、揺動
アーム108でピン部材117を下方へ押動することに
より、ストッパーアーム114がレール99の上面上に
突出しない退避位置(図19図示の位置)に保持され、
また揺動アーム108が揺動下限位置から上方へ移動し
ている間においては、ストッパーアーム114が揺動ア
ーム108で下方へ押動されないため、引っ張りバネ1
16の付勢力で上方へ揺動した係止位置(図20図示の
位置)まで揺動し、リフト用レール107に突設のピン
118に外嵌された緩衝部材119で位置規制される。
【0041】図20に示すように、前記ストッパーアー
ム114が係止位置のとき、後続のハンガー8は、リフ
ト用レール107の下端位置よりもやや上流側位置にお
いてその転動ローラ56がストッパーアーム114の係
止部114aにより下流側から係止されてその位置を保
持するため、揺動アーム108が揺動下限位置に復帰す
る際に、揺動アーム108の係合部108aが後続のハ
ンガー8の突起部材86と干渉することはない。そし
て、揺動アーム108が揺動下限位置に復帰すると、揺
動アーム108によりストッパーアーム114が退避位
置に切り換えられ、後続のハンガー8がリフト用レール
107が傾斜しているため、リフト用レール107の下
端位置(ハンガー8の縫製待機位置)へ自重で移動する
ことになる。尚、図示しないリフトボタンが押下される
と、エアシリンダ110のロッド110aが伸長し、揺
動アーム108によりハンガー8がリフトされる。この
とき、一対の転動ローラ56は一対のリフト用レール1
07の上端に沿って転動し、キャリア本体50は水平状
態を維持しつつリフトされる関係上、キャリア本体50
の下流側半分とそれに付設された一対の揺動規制輪58
は一対のリフト用レール107間を移動する。
【0042】前記タイミングストッパ機構130は、前
記リフト用レール107の上端位置とレール99の出口
部99bとの間に配置されており、前記ストップ機構1
00と同一の構成をしている。即ち、図17に示すよう
に、タイミングストッパ機構130においては、立設さ
れたエアシリンダ133のロッドに係止アーム134の
一端が連結されており、振り分け装置1の振り分けアー
ム19とレール99の出口部99bとが一直線上に並ん
でいない場合に、ハンガー8の突起部材86を係止アー
ム134で係止している。また、タイミングストッパ機
構130にも、その位置にハンガー8が存在するか否か
を判断するための第3のセンサ(図示せず)が設けられ
ている。
【0043】次に、前記レール分断機構102について
説明すると、レール分断機構102は、図17に示すよ
うに、レール99の入口部99aのやや下流位置におい
て外側のレール99Bに設けられるものであり、レール
99Bの所定長さ部分が分断レール120に形成され、
分断レール120は図22のようにレール99Bの幅の
1/2の幅に形成されている。また、分断レール120
の上流端部は、図21に示すように、レール99Bの狭
幅レール部121に形成された長穴122に挿通した段
付きネジ123により搬送方向へ移動可能に連結され、
更に分断レール120の下流端部には金具片124が固
着され、分断レール120の下流側のレール99Bの端
部にU形切欠125が形成され、ノブ126aを有する
ノブ付きネジ126がU形切欠125を挿通してその先
端部が金具片124のネジ穴に螺合されている。
【0044】通常のワーク搬送時には、分断レール12
0は図示の状態に保持されて、ノブ付きネジ126が締
結されているため、レール99Bは分断することなく連
続した状態となっているが、何れかのハンガー8を取り
外す必要のある場合に、ノブ付きネジ126を緩めて、
分断レール120を上流側(矢印B方向)へ移動させる
ことにより、図21に仮想線で図示のように、分断レー
ル120を下向き状態に切り換えて、レール99Bの分
断個所からキャリア本体50の一対の鉛直ボス59と揺
動規制輪60を外すことにより、ハンガー8を取り外す
ことが出来る。その取り外し後再び分断レール120を
図示の状態に復元するものとする。
【0045】次に、投入用分配レールユニット3と取出
し用分配レールユニット4について説明すると、左側の
投入用分配レールユニット3Bは、基本的には、前記作
業用分配レールユニット5における支枠96及び一対の
レール99の平行部の左右方向長さを拡大した構造であ
るが、図1に示すように、ストッパ機構100は、レー
ル99の湾曲部よりも上流側(図1における中間レール
ユニット2側)に配置されている。また、タイミングス
トッパ機構130は、レール99の出口部99bの近傍
に配置されている。更に、タイミングストッパ機構13
0とリフト機構101との間には、ハンガー8にワーク
を装着しやすくするために所定の間隔を置いて複数のハ
ンガー8を保持する保持機構(図示せず)が設けられて
おり、またリフト機構101に最も近い位置のハンガー
8の有無を検出するための第4のセンサ(図示せず)が
リフト機構101の近傍に配設されている。一方、右側
の投入用分配レールユニット3Aは、図1に示すよう
に、振り分け装置1を中心に左側の投入用分配レールユ
ニット3Bと左右対称の構造をしている。これらの投入
用分配レールユニット3A,3Bに関する詳細な説明は
省略する。
【0046】また、右側の取出し用分配レールユニット
4Aは、図1のように、基本的には前記作業用分配レー
ルユニット5における支枠96及び一対のレール99の
平行部の左右方向の長さを拡大した構造であるが、前記
左側の投入用分配レールユニット3Bと同じように、ス
トップ機構100は、レール99の中間レールユニット
2側に配置されている。また、同様に、タイミングスト
ッパ機構130もレール99の出口部99bの近傍に配
置されている。そして、左側の取出し用分配レールユニ
ット4Bは、投入用分配レールユニット3と同じよう
に、右側の取出し用分配レールユニット4Aと左右対称
の構造である。これら投入用分配レールユニット4A、
4Bに関する詳細な説明は省略する。
【0047】左右一対の投入用分配レールユニット3
A,3Bを左右対称の構造としたのは、図1に示すよう
に、投入作業者6が矢印Cで示すように、左右に直線的
に往復移動しながら、これら投入用分配レールユニット
3A,3Bの多数のハンガー8にワークを能率的に投入
できるようにする為である。また、左右一対の取出し用
分配レールユニット4A,4Bを左右対称の構造とした
のは、図1に示すように、取出し作業者6が矢印Dで示
すように、左右に直線的に往復移動しながら、これら取
出し用分配レールユニット4A,4Bの多数のハンガー
8から完成品のワークを能率的に取外せるようにする為
である。
【0048】次に、前記ハンガーコンベアシステムHC
の制御系について簡単に説明すると、まず、複数の振り
分け装置1のサーボモータ17及びエアシリンダ18
と、複数の中間レールユニット2のモータ31及びスト
ップ機構32のエアシリンダ92と、複数の分配レール
ユニット3〜5のリフト機構101のエアシリンダ11
0などを制御するコントロールユニットが設けられてい
る。そして、複数の中間レールユニット2の検出器33
からの検出信号はコントロールユニットに供給され、コ
ントロールユニットには、キーボードと、CRTディス
プレイと、プリンタとが接続されている。尚、分配レー
ルユニット3〜5のストップ機構100のエアシリンダ
103は、作業者6によりフットスイッチ等を介して操
作される。前記コントロールユニットには、前記種々の
制御対象機器を制御する制御プログラムと、各ハンガー
8の識別コードと対応づけた各ハンガー8の搬送径路の
データとが予め入力され、又は、図示しないホストコン
ピュータからデータ転送され、コントロールユニット
は、検出器33からの検出信号に基いて種々の制御対象
機器を制御することにより、各ハンガー8の搬送径路を
制御するように構成してある。
【0049】以下、前記ハンガーコンベアシステムHC
の作用について説明する。まず、投入用分配レールユニ
ット3には、複数の空のハンガー8が待機しつつ矢印で
示すように矢印C側へ循環し、作業者6が空のハンガー
8に順々にワークを止めると、その各ハンガー8は最上
流部の振り分け装置1へ流れ、その振り分け装置1で振
り分けられてその下流側の中間レールユニット2へ供給
されて搬送される。その搬送途中において検出器33に
よりハンガー8の識別コードが検出されると、その検出
信号に基いて次の振り分け装置1が制御され、振り分け
装置1により2つの作業用分配レールユニット5と次の
中間レールユニット2の何れかに振り分けられる。
【0050】ハンガー8が作業用分配レールユニット5
に振り分けられた場合には、ハンガー8は分配レールユ
ニット5のレール99に沿って待機しつつ自重で移動し
ていき作業ステーションにてハンガー8からワークを取
り外して所定の縫製作業が施され、その後ワークは再び
ハンガー8に止められ、そのハンガー8は振り分け装置
1へ供給されて前記同様に振り分けられる。そして、以
下同様にしてハンガー8は順々に下流側へ複数の作業ス
テーションを経由しつつ搬送され、最後に取出し用分配
レールユニット4に搬送され、取出し用分配レールユニ
ット4のレール99に沿って待機しつつ矢印で示すよう
に矢印D側へ流れ、取出し作業者によりハンガー8から
完成品又は未完成品のワークが取り外される。その後、
空のハンガー8は、複数の振り分け装置1と複数の中間
レールユニット2を介して上流側へ搬送されて、再び投
入用分配レールユニット3に戻される。
【0051】このハンガーコンベアシステムHCにおい
ては、図1に示すように、一対の投入用分配レールユニ
ット3を左右対称に構成して、ハンガー8を搬送する搬
送方向を相互に反対方向に設定したので、一対の投入用
分配レールユニット3A、3Bにおける投入エリアを直
線状に配置できる。また、縫製作業が終了し、完成品が
取り外された空のハンガー8は、例えば、右側の取出し
用分配レールユニット4Aのタイミングストッパ機構1
30による係止が解除されと、出口部99bから振り分
け装置1に送られ、その振り分け装置1は反時計方向に
225度回転し、中間レールユニット2に空のハンガー
8を送る。そして、中間レールユニット2に送られた空
のハンガー8は、チェーン28の周回により出口部25
bに送られ、次の振り分け装置1に移動する。すると、
振り分け装置1は反時計方向に135度回転して、空の
ハンガー8は次の中の中間レールユニット2に送られ
る。
【0052】このようにして、図1に示す最も投入用分
配レールユニット3に近い中間レールユニット2まで空
のハンガー8が送られてきて、最後の振り分け装置1に
移動する。この最後の振り分け装置1は反時計方向に2
70度回転し、空のハンガー8は右側の投入用分配レー
ルユニット3Aの入口部99aに送られる。そして、右
側の投入用分配レールユニット3Aに送られた空のハン
ガー8は、レール99の傾斜によりストップ機構100
により係止される。係止された空のハンガー8は、第2
及び第4のセンサにより、各センサと対向する位置にハ
ンガー8がないと判断されたときに、ストップ機構10
0による係止が解除されて、リフト機構101の下端位
置まで移動し、リフト機構101により上方にリフトさ
れる。リフトされた空のハンガー8は保持機構により所
定の間隔を有するように保持され、先頭の空のハンガー
8はタイミングストッパ機構130により係止される。
そして、後続の空のハンガー8は保持機構によって所定
の間隔を保って停止される。
【0053】以上述べたように、右側の投入用分配レー
ルユニット3Aのワーク装置位置すなわち図1の矢印C
の領域と対向する位置に、空のハンガー8が間隔を置い
て所定個停止することになる。同様に、左側の投入用分
配レールユニット3Bの装着位置にも、空のハンガー8
が間隔を置いて所定個停止することになる。従って、投
入作業者の移動径路(移動範囲)が短縮され、投入作業
の作業能率が著しく向上し、1名の投入作業者で十分対
応可能になる。このことは、取出し用分配レールユニッ
ト4においても同様であり、取出し用分配レールユニッ
ト4A、4Bにおける取出しエリアを直線状に配置でき
るから、取出し作業者の移動径路が短縮され、取出し作
業の作業能率が著しく向上し、1名の取出し作業者で十
分対応可能になる。尚、一方の投入用分配レールユニッ
ト3の複数のハンガー8にワークを装着し終え、ハンガ
ー送出スイッチ(図示せず)を押すと、タイミングスト
ッパ機構130による係止が解除され、ハンガー8が1
つずつ順番に振り分け装着1に送り出される。このと
き、第4センサと対向する位置にハンガー8が存在しな
くなるので、ストップ機構100によるハンガー8の係
止が解除される。
【0054】尚、前記実施例では、分配レールユニット
3〜5は自重方式で搬送する構成としたが、これら分配
レールユニット3〜5にも中間レールユニット2のもの
と同様のチェーン駆動系を設けることも有り得るが、こ
の場合左右一対の投入用分配レールユニット3における
チェーンの周回方向は前記実施例と同様に設定するもの
とする。また、前記実施例におけるハンガー8や各ユニ
ット2〜5の構成は一例を示すものに過ぎず実施例の構
成に限定される訳ではない。また、投入用分配レールユ
ニット3や取出し用分配レールユニット4は、必要に応
じて分配レールユニット5と左右方向長さを同程度に短
縮してもよい。尚、ハンガーコンベアシステムHCの全
体構成としては、図23に示すように、複数の振り分け
装置1と、複数の中間レールユニット2と、一対の投入
用分配レールユニット3と、一対の取出し用分配レール
ユニット4と、複数の作業用分配レールユニット5を適
宜組み合わせて、種々の形態のハンガーコンベアシステ
ムとすることが可能である。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に係るハ
ンガーコンベアシステムによれば、物品の搬送方向上流
端に位置する振り分け装置と下流端に位置する振り分け
装置の少なくとも一方に、振り分け装置の両側に位置す
る一対の分配レールユニットを連結し、前記一対の分配
レールユニットにおけるハンガーの周回方向を相互に反
対方向となるように構成したことにより、一対の分配レ
ールユニットを振り分け装置に対して対称の配置に設定
できるため、作業者の移動経路を短縮して、物品の投入
や取出しの作業性を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るハンガーコンベアシステムの全体
構成平面図である。
【図2】振り分け装置と中間レールユニットと作業用分
配レールユニットの概略平面図である。
【図3】振り分け装置と中間レールユニットの側面図で
ある。
【図4】中間レールユニットの要部拡大平面図である。
【図5】振り分け装置と中間レールユニットの一部と作
業用分配レールユニットの要部拡大平面図である。
【図6】振り分け装置と中間レールユニットの要部拡大
側面図である。
【図7】テンショナ装置の縦断側面図である。
【図8】図7の8−8線断面図である。
【図9】図7の9−9線断面図である。
【図10】中間レールユニットのレール等とチェーンと
ハンガーの平面図である。
【図11】中間レールユニットのレール等とチェーンと
ハンガーの要部の側面図である。
【図12】ハンガーを含む図2の12−12線拡大断面
図である。
【図13】ハンガーの要部とチェーンガイド機構とレー
ルの縦断正面図である。
【図14】中間レールユニットのストップ機構の平面図
である。
【図15】ハンガーと中間レールユニットのストップ機
構の側面図である。
【図16】ハンガーを含む図2の16−16線拡大断面
図である。
【図17】作業用分配レールユニットの正面図(図2の
17矢視図)である。
【図18】作業用分配レールユニットのリフト機構の平
面図である。
【図19】作業用分配レールユニットのリフト機構のリ
フト前の正面図である。
【図20】作業用分配レールユニットのリフト機構のリ
フト後の正面図である。
【図21】作業用分配レールユニットのレール分断機構
の正面図である。
【図22】作業用分配レールユニットのレール分断機構
の平面図である。
【図23】変形例に係るハンガーコンベアシステムの全
体構成概略平面図である。
【図24】従来技術に係るハンガーコンベアシステムの
全体構成平面図である。
【符号の説明】
HC ハンガーコンベアシステム 1 振り分け装置 2 中間レールユニット 3 投入用分配レールユニット 4 取出し用分配レールユニット 5 作業用分配レールユニット 8 ハンガー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を吊持するハンガーを介して物品を
    搬送するようにしたハンガーコンベアシステムにおい
    て、 相互に間隔をおいて配置され、前記ハンガーを受入れ保
    持してそれを別の方向へ振り分ける複数の振り分け装置
    と、 前記振り分け装置間に配設され、振り分け装置からのハ
    ンガーを他の振り分け装置に搬送する為の複数の中間レ
    ールユニットと、 前記複数の振り分け装置に夫々連結され、振り分け装置
    からのハンガーを作業ステーションを経由して振り分け
    元の振り分け装置へ搬送する為の複数の分配レールユニ
    ットとを備え、 物品の搬送方向上流端に位置する振り分け装置と下流端
    に位置する振り分け装置の少なくとも一方に、振り分け
    装置の両側に位置する一対の分配レールユニットを連結
    し、 前記一対の分配レールユニットにおける前記ハンガーの
    周回方向を相互に反対方向となるように構成したことを
    特徴とするハンガーコンベアシステム。
  2. 【請求項2】 前記中間レールユニットと前記一対の分
    配レールユニットとを略直角に配置すると共に、その交
    差部分に振り分け装置を配置したことを特徴とする請求
    項1に記載のハンガーコンベアシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111217096A (zh) * 2018-11-26 2020-06-02 阿里巴巴集团控股有限公司 吊挂运行状态模拟演示过程中的指令控制方法及装置
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