JPH1179367A - 廃棄瓶整列装置および廃棄瓶仕分装置 - Google Patents

廃棄瓶整列装置および廃棄瓶仕分装置

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JPH1179367A
JPH1179367A JP25175497A JP25175497A JPH1179367A JP H1179367 A JPH1179367 A JP H1179367A JP 25175497 A JP25175497 A JP 25175497A JP 25175497 A JP25175497 A JP 25175497A JP H1179367 A JPH1179367 A JP H1179367A
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JP
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waste
waste bottle
bottles
bottle
transport
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Application number
JP25175497A
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English (en)
Inventor
Akio Aoki
昭雄 青木
Hideyuki Miyamoto
英幸 宮本
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄瓶処理において、廃棄瓶の整列処理能力
に優れており、比較的簡便な構造の廃棄瓶整列装置およ
び廃棄瓶仕分装置を提供することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 廃棄瓶2を色別或いは種別毎に仕分ける
ために、これらの廃棄瓶を一列に整列する廃棄瓶整列装
置であり、廃棄瓶の胴サイズ毎に選別するとともに、廃
棄瓶2を一列に整列する2条の丸棒状部材4a,4bに
よる搬送レール17と、2条の丸棒状部材4a,4bを
互いに外転させる駆動手段7と、搬送レール17に載置
した廃棄瓶2を搬送させる搬送コンベア5とを備え、廃
棄瓶2を載置した2条の丸棒状部材4a,4bを互いに
外転させて、廃棄瓶と丸棒状部材との摩擦力を小さくし
て、廃棄瓶を一列に整列させながら搬送コンベア5で廃
棄瓶を下流に搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物処理に用い
られる廃棄瓶を分別する廃棄瓶整列装置および廃棄瓶仕
分装置に関し、詳しくは、不燃ゴミである廃棄瓶を色
別、あるいは廃棄瓶の種類別に分別して再生資源として
回収するための廃棄瓶整列装置および廃棄瓶仕分装置に
係わるものである。
【0002】
【従来の技術】不燃ゴミである廃棄瓶は、色別あるいは
種別に分別することで、再使用や資源とし利用すること
ができる。再資源化に利用される廃棄瓶の回収装置とし
ては、廃棄瓶の色あるいは種別の識別処理を行って分別
する目的から、一般に廃棄瓶の投入手段、サイズ別に分
別する手段、その分別した瓶を一本づつ整列する整列手
段、瓶を一本づつ引き離す引き離し手段、空瓶の色また
は形状を識別する識別手段、廃棄瓶の識別結果に基づい
て仕分けする仕分け手段、及び排出・搬送手段から構成
されている。
【0003】従来の廃棄瓶整列装置としては、特開平9
−1084号公報に開示された廃棄瓶の色分別装置であ
る。図9を参照にして説明すると、廃棄瓶30を投入す
る供給コンベア31と、廃棄瓶を胴部の外径寸法によっ
てサイズ分けするローラー式サイズ分け機32と、サイ
ズ分けされた廃棄瓶30を瓶の長手方向に整列させる瓶
整列手段37と、瓶整列手段37から移送された廃棄瓶
30を一本づつ瓶の長手方向に対して直角方向に移送す
る開閉可能な底板を有する廃棄瓶30の識別結果にもと
づき所定の場所で瓶をバケットから落下させ仕分ける仕
分け手段であるバケットコンベア38と、バケットコン
ベア38上の廃棄瓶30の色を識別する瓶色識別手段3
9と、瓶色識別手段39の下流側に配置され廃棄瓶30
の色別に設けられたシュート40と、瓶色識別手段39
の検出信号にもとづいてバケットコンベアの底板を開放
して廃棄瓶30に対応する色別シュートへ落下させる制
御手段によって構成されている。
【0004】他の空瓶分装置として、特開平6−312
51号公報に開示された振動フィーダーを用いたガラス
瓶選別装置がある。このガラス瓶選別装置では、回収し
たガラス瓶を次段に供給する振動フィーダと、振動フィ
ーダから供給されたガラス瓶を、V字レールに送り込ん
で滑り落下させながら長手方向に一列に整列させる振動
整列機と、振動整列機から搬送されてくる空瓶を撮影す
る撮影装置と、撮影した空瓶の色を判別する画像処理装
置と、画像処理装置からの出力によって分別装置を制御
する制御装置と、制御装置からの信号に基づいて、ガラ
ス瓶を色別に分別する分別装置とから構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の廃棄瓶分別装置
では、上記に説明したように、廃棄瓶を一列に整列した
状態で廃棄瓶の色を検出して、色別に仕分けを行ってい
る。即ち、前者では、ベルトコンベア型の整列装置を、
後者では振動型整列装置を整列手段として用いている。
しかし、一般に、廃棄瓶には瓶のカケラ(カレット)が
混在していることが多い。このようなカレットが整列装
置の搬送手段に挟み込まれいる場合には、装置に損傷を
与えたり、瓶の整列を乱したり、或いは停止させて、稼
働率の低下をもたらす問題があった。特に、カレットの
挟み込みは、廃棄瓶を一列に並べる整列コンベアの後段
に、整列コンベアより高速で搬送する引き離しコンベア
を配置したとき、整列コンベアと引き離しコンベアの乗
り継ぎ部で起こりやすい欠点がある。
【0006】また、従来の廃棄瓶分別装置では、カレッ
トが整列装置に混在して、小さいカレットの場合には、
識別装置によって検知できないために、仕分けした廃棄
瓶にカレットが混入して、廃棄瓶の色別の仕分け精度を
低下させるといった問題があった。さらに、従来の整列
装置は、一般に複雑な機構であるために高価でかつ故障
しやすい等といった問題もあった。
【0007】本発明は、上述のような課題に鑑みなされ
たものであり、廃棄瓶処理において、廃棄瓶の整列処理
能力に優れており、比較的簡便な構造の廃棄瓶整列装置
および廃棄瓶仕分装置を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するためになされたものであり、請求項1の発明は、
廃棄瓶を色別或いは種別毎に仕分けるために、これらの
廃棄瓶を一列に整列する廃棄瓶整列装置において、廃棄
瓶胴サイズを選別するとともに、廃棄瓶を一列に整列す
るための2条の丸棒状部材による搬送レールと、前記2
条の丸棒状部材を互いに外転させる駆動手段と、前記搬
送レールに載置した廃棄瓶を搬送させる搬送手段とを具
備することを特徴とする廃棄瓶整列装置である。この発
明では、廃棄瓶を載置した2条の丸棒状部材を互いに外
転させることで、廃棄瓶と丸棒状部材との摩擦係数を小
さくして、所定の胴サイズの廃棄瓶を一列に整列させな
がら搬送手段で廃棄瓶を下流に搬送する。
【0009】また、請求項2の発明は、2条の丸棒状部
材による搬送レールを上下複数段に配置し、2条の丸棒
状部材の隙間が上段程広いことを特徴とする請求項1に
記載の廃棄瓶整列装置である。この発明では、2条の丸
棒状部材の隙間を廃棄瓶の胴サイズに合わせた幅に設定
して、上段に太い胴サイズの瓶を選択できるようにし、
順次下段の幅を狭くして細い胴サイズの瓶を選択する。
【0010】また、請求項3の発明は、前記搬送手段が
無限軌道状部材と該無限軌道状部材に固定された押板と
で構成され、前記2条の丸棒状部材に載置された廃棄瓶
を該押板で押圧して搬送することを特徴とする請求項1
または2に記載の廃棄瓶整列装置である。この発明は、
請求項1または2の発明を前提とし、互いに外転する2
条の丸棒状部材に載置された廃棄瓶は摩擦が少なく、回
転部材に固定された押板で押圧しながら下流に搬送す
る。
【0011】また、請求項4の発明は、前記搬送手段が
無限軌道状部材に廃棄瓶やカレットを落下させるための
開口を有することを特徴とする請求項1、2または3に
記載の廃棄瓶整列装置である。この発明は、請求項1、
2または3の発明を前提とし、無限軌道状部材に設けた
開口から廃棄瓶やカレットを落下させることで、選択す
べき廃棄瓶を選択することができる。
【0012】また、請求項5の発明は、前記無限軌道状
部材がチエーン、V字ベルト、開口を有するコンベアに
よることを特徴とする請求項3または4に記載の廃棄瓶
整列装置である。この発明は、請求項3または4の発明
を前提とし、廃棄瓶を押圧する押板をチエーン、V字ベ
ルト、開口を有するコンベアに設けて、チエーン、V字
ベルト、コンベアを回転させることで廃棄瓶を下流に搬
送させる。
【0013】また、請求項6の発明は、請求項1、2、
3、4または5に記載の廃棄瓶整列装置であって、前記
搬送レールの下流に、廃棄瓶の色別或いは種別に選別す
る検出装置と、前記検出装置からの制御信号によって廃
棄瓶を前記搬送レールから排出する排出機構により仕分
ける仕分手段とを具備することを特徴とする廃棄瓶仕分
装置である。この発明は、請求項1、2、3、4または
5の記載の廃棄瓶整列装置を、廃棄瓶仕分装置の整列装
置とし、2条の丸棒状部材を用いて、胴サイズ別に仕分
けて、廃棄瓶を、例えば空気の高圧噴流によるエアージ
ェットや仕分板によって、仕分ける装置である。
【0014】次に、本発明の理解を容易にするために、
廃棄瓶整列装置における原理について、図8を参照して
説明する。図8(a)、(b)に示したように、廃棄瓶
を鋼管で製作した2条のレールの上に、レールの軸と空
瓶の長手方向が同じになるように載置して、レールの一
方を持ち上げ傾けておき、水平面とレールの成す角θと
すると、tanθが搬送レールと空瓶との接触部の摩擦
係数を越えたとき、空瓶は徐々に下方に滑り出す。図8
(b)に示したように、搬送レールの傾斜角θをパラメ
ーターとし、搬送レールの外転する丸棒条部材の外周速
度と、廃棄瓶の搬送加速度(m/sec2 )を示したも
のである。この図から分かるように、傾斜角が一定であ
っても搬送レールの丸棒の回転数によって廃棄瓶の搬送
加速度をコントロールすることができる。
【0015】丸棒状部材である鋼管が回転していないと
き、廃棄瓶がこの搬送レールを滑り出す角度は、実験に
よると20度から25度であり、少なくとも15度では
どのような廃棄瓶でも静止したままであった。次に、こ
の角度を15度に保ったまま2本の鋼管を外転させると
滑り出すことが分かった。これは、空瓶がレールの外転
によりレール上方への力を受けて、空瓶がレール上で滑
るのを防いでいた摩擦力が減少するためであることが分
かった。
【0016】因みに、滑空中の動摩擦抵抗は、鋼管(丸
棒状部材)の周速度と関係し、周速度が早いほど動摩擦
抵抗は小さくなる。即ち、鋼管の周速度を上げることに
より、最高で廃棄瓶は重力加速度gのレール方向の分力
g*sinθの加速度により加速されることが分かっ
た。このように丸棒状部材を互いに外転させることによ
って、搬送レールを水平に配置したとしても、丸棒状部
材と廃棄瓶との摩擦力が減少することは明らかであり、
丸棒状部材からなる搬送レールに載置された廃棄瓶を少
ない押圧力によって下流に搬送させることができること
が分かった。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる実施の形態
について、図面を参照にして説明する。図1は、本発明
に係わる廃棄瓶整列装置および廃棄瓶仕分装置の一実施
形態の概略を示す斜視図であり、図2(a)〜(c)は
搬送コンベアを示す部分斜視図、図3は図1のX−X′
断面図、図4は図1のY−Y′断面図を示している。
【0018】図1において、1は廃棄瓶2を廃棄瓶整列
装置に投入するためのホッパー、3は廃棄瓶2を案内す
るガイド板、4は2条の丸棒状部材4a,4bからなる
搬送レール、5は搬送レール4に載置した廃棄瓶2を押
圧して下流に搬送するための押板6を備える搬送コンベ
ア(無限軌道部材)、7は、矢印Pで示したように、丸
棒状部材4aを時計方向、丸棒状部材4bを反時計方向
に回転(以下、外転)させる駆動機構、12は廃棄瓶2
に混入するカレット、13はカレット12を搬出するた
めの残渣コンベア、14は撮影装置等によるセンサー、
15はセンサー14からの信号が入力される制御装置、
16は廃棄瓶2を目的に応じて仕分けるための仕分け回
収箱、17は主に搬送レール4と搬送コンベア5とから
なる搬送レールユニット、18は搬送レールに載置され
た廃棄瓶2を排出するためのエアージエットを噴出する
ノズル、19は制御信号に応じて開閉する制御バルブで
ある。また、廃棄瓶整列装置としては、センサー14、
制御装置15、廃棄瓶の仕分け回収箱16、エアージエ
ットを噴出するノズル18、および制御バルブ19は必
要としないが、廃棄瓶仕分装置としては、これらの構成
部材を必要とする。なお、本実施形態では、廃棄瓶をエ
アージエットを用いて仕分けているが、制御装置15か
らの信号に基づいて、搬送レールの上方に設けた仕分板
を回動させて、搬送レール上の廃棄瓶を仕分け回収箱1
6に掃き出すようにしてもよいことは明らかである。
【0019】搬送レールユニット17は、主に搬送レー
ル4と搬送コンベア5とで構成され、搬送レール4は、
選択すべき廃棄瓶の胴サイズの幅を考慮して、落下しな
い程度に狭く設定した2条の丸棒状部材4a,4bから
なる。2条の丸棒状部材4a,4bは、それぞれモータ
による駆動機構7a,7bによって丸棒状部材4a,4
bを互いに外転するようになされている。無論、駆動機
構7は、一つのモータを歯車を組み合わせて丸棒状部材
4a,4bが外転するように構成してもよいことは明ら
かである。
【0020】搬送コンベア5は、通常のベルトコンベア
に押板6と、押板6間に開口を設けたものであってもよ
いが、他の実施例としては、その要部を示す図2(a)
〜(c)を参照して説明する。同図(a)の搬送コンベ
ア5は、搬送レール4の下部両端に設けられた鎖歯車に
チエーン8を掛けた構造であり、それぞれのチエーン8
間に、リンク8aに固定した架設部材9が設けられ、架
設部材9に搬送レール4に載置された廃棄瓶を押圧した
搬送するための押板6が垂設されている。チエーン8間
は、廃棄瓶やカレットを落下させるための開口5aが形
成されている。鎖歯車を所定の回転速度で回転させるこ
とにより、チエーン8を回動させて、押板6をチエーン
8の回動方向に移動させることで、2条の丸棒状部材4
a,4bに載置されている廃棄瓶2を下流に搬送される
ことができる。
【0021】また、同図(b)の搬送コンベア5は、搬
送レール4の下部両端に設けられたVベルト車にV字ベ
ルト10を掛けて、V字ベルト10間に固定した架設部
材11に押板6を垂設したものである。V字ベルト10
間には廃棄瓶やカレットを落下させるための開口5aが
形成されている。Vベルト車を回転させることによっ
て、V字ベルト10が回動して、押板6が回動方向に移
動することで、2条の丸棒状部材4a,4bに載置され
ている廃棄瓶2が下流に搬送させる。また、V字ベルト
10の代わりに比較的厚い平板ベルトを用いてもよい。
【0022】また、同図(c)の搬送コンベア5は、搬
送レール4の下部両端に設けられた歯車にチエーン8を
掛けて、チエーン8の一方のリンク8aに支持部材9a
を固定して設け、この支持部材9aに押板6を横設した
ものである。チエーン8間には、廃棄瓶やカレットを落
下させるための開口5aが形成されている。歯車を回転
させることによって、チエーン8を回動させて、搬送レ
ール4の側面から突出する押板6aをチエーン8の回動
方向に移動させることで、2条の丸棒状部材4a,4b
に載置された廃棄瓶2を下流に搬送させる。なお、搬送
コンベア5に設けた押板6の間隔は、押板6間に廃棄瓶
2が一本づつ配置されるように設けてもよいし、押板6
の押圧力で単に廃棄瓶を一列に搬送されるように配置し
てもよい。
【0023】次に、本実施形態の廃棄瓶の搬送動作につ
いて、図1〜図4を参照して説明する。ホッパー1より
搬送レールユニット17の上流に投入された廃棄瓶2
は、両ガイド板3に沿って転がって、搬送レール4の2
条の丸棒状部材4a,4b上に積載される。搬送レール
4の2条の丸棒状部材4a,4bは、先に説明したよう
に駆動機構7a,7bによって外転され、実質的に廃棄
瓶2と丸棒状部材4a,4bとの摩擦力は低減されてい
る。搬送レール4上の廃棄瓶2は、一本づつ長手方向に
整列して、搬送コンベア5による押板6によって押圧さ
れて下流へと滑走しながら搬送される。廃棄瓶2に混入
するカレット12は、2条の丸棒状部材4から落下し
て、残渣コンベア13で回収される。
【0024】そして、搬送レール17に搬送されてきた
廃棄瓶2は、搬送レール17の側面に設けられたセンサ
ー(TVカメラ等の撮影装置)14によって、搬送レー
ル6上の廃棄瓶2の色や種別が検出される。センサー1
4によって検出された情報は、制御装置15に送られて
認識され、制御装置15からの制御信号に基づいて制御
バルブ19を操作して、ノズル18からエアージエット
を噴出させて、廃棄瓶2を色別又は種類別に所定の仕分
け回収箱16へと回収される。
【0025】次に、本発明に係る廃棄瓶整列装置および
廃棄瓶仕分装置の他の実施形態について、図5〜図7を
参照して説明する。なお、図5は、本発明に係る廃棄瓶
整列装置および廃棄瓶仕分装置の斜視図であり、図6は
図5のX−X′断面図、図7は図5のY−Y′断面図を
示ている。
【0026】図5の廃棄瓶整列装置は、図1に示した搬
送レールユニット17と略同等の形状の搬送レールユニ
ットを、上下二段に配置したものである。搬送レールユ
ニット17の構成は、説明を省略するものとし、その下
段には、搬送レールユニット27が配置されている。搬
送レールユニット27は、2条の丸棒状部材24a,2
4bからなる搬送レール24と、丸棒状部材24a,2
4bを外転させるための駆動機構21a,21bと、搬
送レール24上の廃棄瓶2を下流に搬送させるための押
板26を備える搬送コンベア25とが設けられている。
搬送レールユニット27の上流には、ガイド板23が設
けられ、上方から落下する廃棄瓶2をガイド板23で受
けて、搬送レール27に積載される。搬送手段25に設
けられた押板26によって下流方向に搬送される。これ
らの搬送レール17、27に沿って下流に搬送される廃
棄瓶2は、搬送レール17,27の下流に設けられたセ
ンサー(TVカメラ等の撮影装置)14,22で廃棄瓶
の色が検出されて、その検出信号を制御装置15に入力
して廃棄瓶の色が識別され、エアージェットで色別に仕
分け回収箱16,28にそれぞれ排出して仕分けられ
る。搬送コンベア25は、図2に示した実施例を適用す
ることができる。
【0027】図6に示したように、搬送レール27は、
搬送レール17の直下に設けることなく、搬送レール1
7の丸棒状部材4a、4b間から落下する廃棄瓶がガイ
ド板23に落下して、その傾斜に沿って、搬送レール2
7に載置されるように構成されている。廃棄瓶の胴サイ
ズ別に選別するために、2条の丸棒状部材4a、4bの
隙間Aは、2条の丸棒条部材24a,24bの隙間Bよ
り広く設定されている。従って、胴サイズの異なる廃棄
瓶2がホッパー2からガイド板3に投入されたとして
も、搬送レール17に載置された廃棄瓶は、搬送レール
17を滑走して長手方向に一列に整列されて搬送され、
色別に仕分けられる。一方、搬送レール17の2条の丸
棒状部材4a,4bの隙間Aを通過した廃棄瓶は、搬送
レールユニット27のガイド板23に落下して、ガイド
板23に案内されて、2条の丸棒条部材24a,24b
に載置されて搬送される。このように上段には大瓶を、
下段には小瓶を処理し得るよう構成されている。
【0028】なお、上記実施形態では、搬送レールが水
平に設置されるが、昇り勾配あるいは下り勾配の傾斜を
与えたとしてもよいことは明らかである。
【0029】
【発明の効果】上述記載のように、本発明によれば、平
行する2条の搬送レール上に廃棄瓶を一列に整列するこ
とができるとともに、カレットが搬送レールの2条の丸
棒条部材間から自然落下するために、カレットによる廃
棄瓶の詰まりや装置の損傷が皆無となる利点がある。
【0030】また、本発明によれば、極めて構造が単純
なために、低コスト、かつ搬送レールを平行に配置する
ことができるとともに、設置スペースを節約できる廃棄
瓶整列装置或いは廃棄瓶仕分装置を提供することができ
る効果を有する。
【0031】また、本発明によれば、複数の搬送レール
ユニットを、上下方向に多段に配置することによって、
廃棄瓶の胴サイズ毎にサイズ分け機能を持たせることが
できる利点があり、その形状が小型であって、かつ処理
能力の大きい装置を実現することができる利点がある。
【0032】また、本発明によれば、搬送レール中央に
設けた搬送コンベアを設けることで、滑走のための傾斜
が不要となり、装置の背丈を低くすることができるの
で、建物に対する制約が軽減した他、搬送レール上流に
積載された廃棄瓶が傾斜で滑り落ちることがないので、
投入量の脈動による渋滞が解消される利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による廃棄瓶整列装置および廃棄瓶仕分
装置の一実施形態を示した斜視図である。
【図2】(a)〜(c)は、搬送コンベアの実施例を示
す一部切欠斜視図である。
【図3】図1のX−X′断面図である。
【図4】図1のY−Y′断面図である。
【図5】本発明による廃棄瓶整列装置および廃棄瓶仕分
装置の他の実施形態を示した斜視図である。
【図6】図5のX−X′断面図である。
【図7】図5のY−Y′断面図である。
【図8】(a)は搬送レールの廃棄瓶の滑走を説明する
図、(b)は丸棒状部材と搬送加速度を示す図である。
【図9】従来の廃棄瓶整列装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 廃棄瓶 3,23 ガイド板 4,24 搬送レール 4a,4b,24a,24b 丸棒状部材 5 搬送コンベア(無限軌道部材) 5a 開口 6,6a 押板 7a,7b,21a,21b 駆動機構 8 チエーン 9 架設部材 10 V字ベルト 11 架設部材 12 カレット 13 残渣コンベア 14,22 センサー 15 制御装置 16,28 回収箱 17,27 搬送レールユニット 18 ノズル 19 制御バルブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄瓶を色別或いは種別毎に仕分けるた
    めに、これらの廃棄瓶を一列に整列する廃棄瓶整列装置
    において、 廃棄瓶胴サイズを選別するとともに、廃棄瓶を一列に整
    列するための2条の丸棒状部材による搬送レールと、 前記2条の丸棒状部材を互いに外転させる駆動手段と、 前記搬送レールに載置した廃棄瓶を搬送させる搬送手段
    と、 を具備することを特徴とする廃棄瓶整列装置。
  2. 【請求項2】 2条の丸棒状部材による搬送レールを上
    下複数段に配置し、2条の丸棒状部材の隙間が上段程広
    いことを特徴とする請求項1に記載の廃棄瓶整列装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段が無限軌道状部材と該無限
    軌道状部材に固定された押板とで構成され、前記2条の
    丸棒状部材に載置された廃棄瓶を該押板で押圧して下流
    に搬送することを特徴とする請求項1または2に記載の
    廃棄瓶整列装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段が無限軌道状部材に廃棄瓶
    やカレットを落下させるための開口を有することを特徴
    とする請求項1、2または3に記載の廃棄瓶整列装置。
  5. 【請求項5】 前記無限軌道状部材がチエーン、V字ベ
    ルト、開口を有するコンベアによることを特徴とする請
    求項3または4に記載の廃棄瓶整列装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5に記載の
    廃棄瓶整列装置であって、前記搬送レールの下流に、廃
    棄瓶の色別或いは種別に選別する検出装置と、前記検出
    装置からの制御信号によって廃棄瓶を前記搬送レールか
    ら排出する排出機構により仕分ける仕分手段とを具備す
    ることを特徴とする廃棄瓶仕分装置。
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