JPH1094762A - 廃棄容器分別装置 - Google Patents

廃棄容器分別装置

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JPH1094762A
JPH1094762A JP25056796A JP25056796A JPH1094762A JP H1094762 A JPH1094762 A JP H1094762A JP 25056796 A JP25056796 A JP 25056796A JP 25056796 A JP25056796 A JP 25056796A JP H1094762 A JPH1094762 A JP H1094762A
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JP
Japan
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waste container
waste
roller conveyor
sorting
roller
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Withdrawn
Application number
JP25056796A
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English (en)
Inventor
Akio Aoki
昭雄 青木
Hideyuki Miyamoto
英幸 宮本
Yasushi Akiyasu
慶志 秋保
Toshio Tsuboi
敏男 坪井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Publication of JPH1094762A publication Critical patent/JPH1094762A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
    • B65G2201/02Articles
    • B65G2201/0235Containers
    • B65G2201/0244Bottles

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  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄容器の色,形状,材質等の分別処理能力
に優れた廃棄容器分別装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 多数のローラ2で構成され、所定の間隔
を保って各ローラが同一方向に回転して移動するローラ
コンベア2の搬送面の上方に撮影手段4が備えられ、撮
影手段4により搬送面の廃棄容器が撮影され、その映像
信号から廃棄容器の特徴が抽出され、その特徴に基づい
て、廃棄容器が分別されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物処理に用い
られる廃棄容器分別装置に関し、詳しくは、不燃ゴミで
ある廃棄瓶を含む廃棄容器類の色別,形状別或いは材質
別に分別する廃棄容器分別装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の廃棄瓶色別選別装置は、廃棄瓶の
分別装置の一つであり、例えば、特開平4−36777
4号公報や特開平5−277447号公報がある。従来
の廃棄瓶色別選別装置について、図10を参照して説明
する。同図の廃棄瓶色別選別装置は、振動式コンベア2
1と、色検出器20と、廃棄容器の振り分け板28とか
ら構成され、振動式コンベア21はバネ22、コンベア
基台23、テーパ通路24、整列通路25、加振機26
から形成されている。
【0003】この廃棄瓶色別選別装置は、加振機26に
よってコンベア基台23に振動が与えられ、テーパ通路
24に投入された廃棄容器は、移動方向に向かって幅が
狭くなったテーパ通路24の案内に従って順次同一方向
に整列されて、整列通路25に移動する。整列通路25
に設けられた色検出器20により判定された色に従い振
り分け板28を作動させて、廃棄容器Aが色別に選別さ
れている。
【0004】他の従来の廃棄瓶色選別装置においても、
上述に説明した装置と共通点がある。以下に列挙する
と、色別に分ける振動篩が用いられる。整列装置に
加振機による振動コンベアが用いられる。振動コンベ
アまたは振動コンベアから乗り継いだベルトコンベアの
途上に設けた色検出器により色を選別し、同じコンベア
の下流側に設けた振り分け機構により、色別に排出して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の廃棄瓶色選別装置には、以下のような問題点がある。
上記のような振動篩は、装置の振動音及び空瓶同志がぶ
つかり合う音が騒音となる問題がある。また、振動式で
あるために空容器同志がぶつかり合って傷付け易く、破
損するという問題があり、特に処理能力を上げるほど空
瓶が破損する割合、破損率が高くなり、リターナル瓶と
しての回収率が低下する問題があった。
【0006】また、空瓶が落下する時の篩の間隔と空瓶
の外径が必ず一致する箇所があるために、時として空瓶
が食い込むことがあり、その都度手作業によって回復し
なければならず、このような方式では、テーパ通路等で
空瓶が詰まる故障が発生するために、色別回収装置の処
理能力が十分に発揮できない欠点があった。
【0007】更に、振動方式の整列装置では、空瓶の投
入量を増加させて処理能力を高めようとすると、空瓶が
一列に整列されずに複数列のまま後段の色別回収装置に
搬送されることもあり、正常に空瓶を整列して分別でき
る処理能力は最高で1.5本/秒程度であり、それ以上
に処理速度を早めることができず、空瓶の処理能力に問
題があった。
【0008】更に、従来の色別回収装置では、振動コン
ベアまたは振動コンベアから乗り継いだベルトコンベア
途上の上流側に空瓶の色検出器を設けて、下流側に振り
分け機構を配置しており、空瓶の色を色検出器で判別
し、空瓶が色検出器を通過して、仕分けに至るまでの間
に空瓶の順番が狂う場合がある。更にまた、空瓶は長手
方向に流れるために、コンベアが長くなり、全体システ
ムのコンパクト化が阻害される欠点がある。
【0009】本発明は、上述のような課題に鑑みてなさ
れたものであって、廃棄容器の色、形状、材料等の分別
処理能力に優れた廃棄容器分別装置を提供することを目
的とするものである。
【0010】また、本発明は、廃棄容器の色、形状、材
料等の分別処理能力に優れているとともに、騒音の発生
や空瓶の破損が起きにくく、全体システムとしての設置
面積が小さくて済む廃棄容器分別装置を提供することを
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するためになされたものであり、請求項1の発明は、
所定の間隔を保って連結した複数本のローラとこれらの
ローラをローラ軸に対して直角方向に移動させる駆動系
とからなるローラコンベアの搬送面に廃棄容器をローラ
軸方向に整列させて前記廃棄容器の特徴を抽出し、搬送
面の廃棄容器を特定する位置信号に基づいて、廃棄容器
を特徴別に仕分けることを特徴とする廃棄容器分別装置
であり、ローラコンベアの搬送面で廃棄容器の特徴が抽
出され、廃棄容器が分別されており、搬送面で仕分がな
されている。
【0012】また、請求項2の発明は、所定の間隔を保
って連結した複数本のローラとこれらのローラをローラ
軸に対して直角方向に移動させる駆動系とからなるロー
ラコンベアの搬送面に廃棄容器をローラ軸方向に整列さ
せ、前記廃棄容器を撮影して得られた画像信号を画像処
理して廃棄容器の特徴を抽出し、搬送面の廃棄容器を特
定する位置信号に対応する廃棄容器の情報に基づいて、
搬送面の廃棄容器を仕分けることを特徴とする廃棄容器
分別装置であり、搬送面の廃棄容器が画像処理によって
抽出した情報に基づいて、廃棄容器が分別されている。
【0013】また、請求項3の発明は、所定の間隔を保
って連結した複数本のローラとこれらのローラをローラ
軸と直角方向に移動させる駆動系とからなるローラコン
ベアと、前記ローラコンベアのローラ間に整列した廃棄
容器を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により計測さ
れた前記廃棄容器の情報に基づいて搬送面の廃棄容器を
分別する仕分手段と、を具備することを特徴とする廃棄
容器分別装置であり、搬送面の廃棄容器を撮影手段によ
って得られた映像信号を画像処理して特徴が抽出され、
搬送面の廃棄容器がその特徴に応じて分別されている。
【0014】また、請求項4の発明は、所定の間隔を保
って連結した複数本のローラとこれらのローラをローラ
軸と直角方向に移動させる駆動系とからなるローラコン
ベアと、前記ローラコンベアのローラ間に整列した廃棄
容器を撮影する撮影手段と、前記撮影手段による画像信
号から廃棄容器の特徴を抽出する画像処理手段と、前記
ローラコンベアからの位置信号によって廃棄容器の位置
を特定する位置検出手段と、前記画像処理手段により計
測された廃棄容器情報と前記位置検出手段による位置信
号とによって搬送面の廃棄容器を分別する仕分手段と、
を具備することを特徴とする廃棄容器分別装置であり、
搬送面の廃棄容器が撮影手段によって撮影され、映像信
号を画像処理して特徴が抽出され、廃棄容器が分別され
ている。
【0015】また、請求項5の発明は、請求項3または
4に記載の廃棄容器分別装置に於いて、前記仕分手段
が、搬送面の廃棄容器を吸引する吸引機構と、前記吸引
機構によって吸引した廃棄容器を搬送面から引き上げる
上下移動機構と、前記ローラコンベアの搬送方向に対し
て直角水平方向に移動する横移動機構とからなることを
特徴とする廃棄容器分別装置であり、吸引機構と上下移
動機構と移動機構とからなる仕分機構が複数備えられ、
廃棄容器が高速に分別処理されている。
【0016】また、請求項6の発明は、請求項3,4ま
たは5に記載の廃棄容器分別装置に於いて、前記ローラ
コンベアの搬送面の廃棄容器を前記ローラコンベアの両
端に移動させる横寄せ手段と仕分手段と備え、前記仕分
手段が搬送面の廃棄容器を排出する排出機構と、前記排
出機構を上下に移動させる上下移動機構とからなること
を特徴とする廃棄容器分別装置であり、排出機構と上下
移動機構からなる仕分機構が複数備えられ、廃棄容器が
一層高速に分別処理されている。
【0017】また、請求項7の発明は、請求項1乃至6
の何れかに記載の廃棄容器分別装置に於いて、前記ロー
ラコンベアの終端まで搬送された廃棄容器を前記ローラ
コンベアの投入口またはそれ以前に戻す循環手段を具備
することを特徴とする廃棄容器分別装置であり、未分別
の廃棄容器を再循環させることにより、高速に分別する
ことができる。
【0018】本発明は、空瓶等の丸或いは多角形の廃棄
物容器がローラコンベアに投入され、ローラコンベアの
搬送面で回転してローラ間の隙間に納まり搬送される。
多数のローラはそれぞれ番地付けがなされており、エン
コーダからの信号に基づいてその位置は常に把握されて
いる。撮像手段直下を通過する複数の廃棄容器の映像を
撮像してそれぞれの形状とローラコンベアの幅方向の座
標、及び廃棄容器情報、例えば廃棄容器の色,形状或い
は材質等が計測されている。この廃棄容器情報に基づい
て廃棄容器に分別がなされている。撮像手段は、例えば
カラーTVカメラが用いられる。また、廃棄容器情報
は、カラーTVカメラによる撮像手段のみではなく、他
の公知の検出手段によった廃棄容器の特徴が計測し得る
ものであればよい。廃棄容器情報は、一旦記憶装置に書
き込まれ、記憶装置に書き込まれた廃棄容器情報に基づ
いて仕分手段により廃棄容器を分別して排出されてい
る。
【0019】仕分手段は、ローラコンベアの搬送面上に
設けられ、廃棄容器の廃棄容器情報に基づいて、仕分け
対象の廃棄容器を選別すべく、ローラ軸方向に駆動する
移動機構と、廃棄容器を吸引する吸引機構と、吸引機構
を上下動させるための上下駆動機構とからなる。また、
他の仕分手段は、一旦ローラコンベアの搬送面の廃棄容
器をローラコンベアの両端に集めて、両端に設けられた
廃棄容器を撮像手段によって、廃棄容器情報が検出さ
れ、廃棄容器情報に基づいて、排出機構を作動させて廃
棄容器を分別して排出されている。
【0020】また、仕分手段によって、仕分けができな
っかた廃棄容器はローラコンベアの終端まで搬送され
て、循環機構によって、ローラコンベアの廃棄容器の投
入側に搬送され、再度仕分けがなされる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る廃棄容器分別
装置の実施形態について、図面に基づいて説明する。
【0022】(実施形態1)図1は、本発明に係る廃棄
容器分別装置の一実施形態を示す斜視図である。図2
(a)はその平面図、同図(b)は側面図であり、図3
は廃棄容器分別装置の背面図である。
【0023】図1の廃棄容器分別装置は、主に廃棄容器
Aをローラ2間に整列させてローラ軸方向と直角方向に
搬送されるローラコンベア1と、ローラコンベア1の搬
送面の廃棄容器Aを撮影する撮影手段4と、ローラコン
ベア1の搬送面の廃棄容器Aを色,形状,材質等の廃棄
容器情報信号に基づいて仕分ける仕分機構5と、その制
御装置6とから構成されている。
【0024】ローラコンベア1は、公知であるが、簡単
に説明すると、複数のローラ2がチェーン等で接続さ
れ、ローラ間のピッチを保って移動する搬送面が構成さ
れている。ローラ2間のピッチは一定間隔を保って各ロ
ーラ2が進行方向に回転しながらローラ2間に廃棄容器
Aを長手方向に整列させて搬送する。ローラ2間の隙間
を調整することで、所定の直径の廃棄容器Aを選別する
ことができる。ローラコンベア1の回転軸には、各ロー
ラ2が連結したチェーンを回動するためのスプロケット
及びローラの位置信号を検出するためのエンコーダ3が
設けられている。エンコーダ3からのローラ位置信号は
制御装置6に入力されている。各ローラは番地が付与さ
れ、常にローラ位置が検出されている。
【0025】廃棄容器Aを撮影する撮像手段4は、例え
ば、カラーTVカメラであり、ローラコンベア1の搬送
面上に配置され、ローラコンベア1で整列された廃棄容
器Aが撮影され、その映像信号が制御装置6に入力され
ている。
【0026】制御装置6には、エンコーダ3からローラ
位置信号と、カラーTVカメラ4からの映像信号(廃棄
容器情報信号)が入力され、これらの信号によって、仕
分機構5を作動させて廃棄容器Aが色,形状,材質等に
仕分けられている。
【0027】仕分機構5は、ローラコンベア1の後方の
搬送面上に配置され、廃棄容器Aの色,形状,材質等の
廃棄容器情報信号とローラ位置信号とに基づいて、廃棄
容器の特徴に応じて所定のシュータ9に投入して仕分け
る装置である。
【0028】一方、本実施形態では、廃棄容器Aの分別
が未了のものが、ローラコンベア1の終端まで搬送さ
れ、ベルトコンベア12に移載されて矢印Y2に示した
ように、廃棄容器投入側に帰還され、再び分別処理がな
されている。なお、図1の実施形態では、分別未了廃棄
容器がベルトコンベア12で帰還するようになされてい
るが、本実施形態に限定することなく、バケットコンベ
ア等の種々公知の方法によって、ローラコンベア1の廃
棄容器投入側に帰還すればよい。廃棄容器の分別を高速
に処理する場合は、分別未了廃棄容器が多数発生するお
それがあるが、ベルトコンベア12等による帰還手段に
よって、再び分別処理がなし得るように構成され、高速
分別処理に支障を与えないようになされている。
【0029】次に、図2,図3を参照して、仕分機構5
について、詳細に説明する。矢印Y1方向からローラコ
ンベア1に投入された廃棄容器Aはその搬送面で整列し
た後に廃棄容器Aの特徴が抽出される。ローラコンベア
1の搬送面の廃棄容器Aの廃棄容器情報信号に基づい
て、横移動機構7の横移動車7aが軌道7bを移動し、
横移動車7aには上下移動機構7cが設けられ、上下移
動機構7cから垂設された吸引機構8が設けられてい
る。ローラ位置信号(番地)と廃棄容器情報信号に基づ
いて、横移動車7aが軌道7b上を移動し、分別すべき
廃棄容器Aの直上に移動し、上下移動機構7cを作動さ
せて吸引機構8を垂下させ、廃棄容器Aに接触させて廃
棄容器Aを吸引する。吸引機構8により廃棄容器Aは吸
引され、上下移動機構7cを駆動させて廃棄容器Aを上
方に持ち上げ、横移動車7aは軌道7b上を仕分け用の
シュータ9に移動する。シュータ9は、廃棄容器Aの種
別によって分別シュータ9a〜9dに分けられ、横移動
車7aは指示された分別シュータまで移動して、吸引機
構8による吸引動作を停止して、廃棄容器Aは吸引機構
8から切り離される。廃棄容器Aは、矢印Y3に示すよ
うに、所定の分別シュータに投入されて分別される。
【0030】(実施形態2)図4は、本発明に係る廃棄
容器分別装置の他の実施形態を示す斜視図である。図5
はその平面図である。図6(a)は図5のA−A線に沿
ったA−A断面図、図6(b)はその側面図である。図
7(a)は図5のB−B線に沿ったB−B断面図、図7
(b)はその側面図である。なお、図4の実施形態では
廃棄容器の整列動作は、図1と同じでであるのでその構
成と、動作説明を省略する。
【0031】図4に実施形態では、図1の廃棄容器分別
装置の構成を基本として、廃棄容器の分別方向が図1と
は異なっている。ローラコンベア1の搬送面上に設けら
れた廃棄容器Aの横寄せ機構10と、ローラコンベア1
の両端部には横寄せした廃棄瓶Aを撮影するカラーTV
カメラによる撮像手段4と、仕分機構5には廃棄瓶Aを
所定のシュータ9に排出するための廃棄容器排出機構1
1が設けられている。撮像手段4はローラコンベア1の
両端に移動した廃棄容器Aを撮影して、その映像信号を
制御装置6に送られて、画像処理され、廃棄容器Aの廃
棄容器情報信号が得られる。
【0032】廃棄容器Aの横寄せ機構10は、図6
(a),(b)に示したように、ローラコンベア1の搬
送面のローラ間に廃棄容器Aが整列した後、常時回転す
る横寄せ車10aによってローラ間に廃棄容器Aがロー
ラコンベア1の両端に移動させる機構である。
【0033】廃棄容器排出機構11は、図7(a),
(b)に示したように、排出車11aと上下移動機構1
1bから構成され、常時、仕分機構5内の上部に配置さ
れ、排出車11aは常時回転している。廃棄容器情報信
号に基づいて、上下移動機構11bにより排出車11a
を垂下させて、廃棄容器Aに接触させることによって、
廃棄容器Aは排出車11aの回転によって仕分けシュー
タ9に排出される。排出車11aは仕分けられる廃棄容
器の区分に対応する数だけ準備され、各シュータに排出
されている。仕分け未了の廃棄容器は、実施形態1と同
様に、ローラコンベア1の終端まで搬送されたローラコ
ンベア1の投入口またはそれ以前に戻す循環手段を備え
ている。
【0034】次に、制御装置6について、図8,図9を
参照して説明する。図8は、図1の廃棄容器分別装置の
制御系を示し、図9は、図4の廃棄容器分別装置の制御
系を示している。制御装置6では、ローラコンベア駆動
信号,ベルトコンベア駆動信号が発せられ、ローラコン
ベア等が所定の速度で作動している。先ず、図8の制御
系について説明する。制御装置6は、画像処理装置14
とコントローラ15とからなり、カラーTVカメラによ
る撮像手段4により、ローラコンベア2の幅方向のロー
ラ間の廃棄容器が撮影され、その画像信号が画像処理装
置14に入力される。その画像信号から廃棄容器の色,
形状等が特徴が抽出されるとともに、ローラコンベア1
の回転軸に設けられたエンコーダ3のローラ位置信号に
よってタイミングを取り、各ローラには番号が付与され
ており、ローラ位置信号によって番地が定められ、その
番地に対応した廃棄容器の位置,色,形状等がコントロ
ーラ15の記憶装置に記憶される。廃棄容器はローラコ
ンベア1の搬送面を仕分機構5に移動する。コントロー
ラ15の記憶装置に記憶されたローラ位置信号(番地)
に対応した廃棄容器の位置,色,形状等に基づいて、コ
ントローラ15は、移動機構7と吸引機構8に動作指令
(分別制御信号)を送る。その動作指令に基づいて、移
動機構7と吸引機構8が作動して、仕分機構5に搬送さ
れてきた所定の廃棄容器の直上に移動し、上下移動機構
を作動させて、エジェクタを開いて圧縮空気が吸引機構
8に送り込まれ、廃棄容器は吸引機構8に吸引される。
移動機構7により所定の分別シュータ9に搬送される。
吸引されて搬送された廃棄容器は圧縮空気の供給を遮断
することにより、吸引機構8から廃棄容器が切り離され
て所定の分別シュータ9に投入されて分別される。
【0035】次に、図9の制御系を参照して、図4の廃
棄容器分別装置の制御系について説明する。廃棄容器A
は、横寄せ機構10によってローラコンベア1の両端間
に集められている。ローラコンベア1の両端間に設けら
れたカラーTVカメラによる撮像手段4により、ローラ
コンベア1の両端間に移動した廃棄容器が撮影される。
その画像信号は画像処理装置14に入力される。その画
像信号から廃棄容器の形状,色が抽出されるとともに、
ローラコンベア1のエンコーダ3のローラ位置信号にて
タイミングを取り、あるローラ位置信号に対応した廃棄
容器の形状,色がコントローラ15の記憶装置に記憶さ
れる。コントローラ15は記憶装置に記憶された廃棄容
器の形状,色に基づいて、排出機構11によって廃棄容
器が仕分機構5によって分別処理がなされている。排出
機構11では分別制御信号によって廃棄容器が仕分けら
れる。
【0036】上記実施形態の廃棄容器分別装置では、例
えばローラコンベア1のローラ2は樹脂,或いは外表面
が樹脂被膜のスチール等の弾性のある材質で製作され
る。ローラコンベアの幅は、1,000mm、長さは
3,000mmとする。また、ローラ2の直径は、60
mm、ローラピッチは120mmとする。2本のローラ
の間隙は60mmとすると、廃棄容器Aの直径は60m
mから120mm未満のものが選別が可能である。ま
た、廃棄容器Aの直径は60mm以下のものを整列させ
て仕分けする場合にはローラ2の直径は60mm以下と
し、ローラ間の間隙は60mm以下に設定する。
【0037】上記実施形態2によって、廃棄容器の直径
が60mmから120mm未満のものを分別したとこ
ろ、毎秒3.0本程度の仕分け速度が達成され、高速で
廃棄容器の形状,色,材質等に分別処理がなされること
が立証された。
【0038】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、廃棄容
器がローラコンベアによってローラ軸方向に整列させて
搬送され、その搬送面で廃棄容器の特徴が計測され、そ
の特徴に基づいて廃棄容器が仕分けされているので、廃
棄容器分別装置の設置スペースが大幅に削減できる利点
があり、装置が小型にできるので、製造コストを低減で
きる利点がある。
【0039】また、本発明によれば、ローラコンベアの
搬送面の廃棄容器の特徴が画像処理によって検出されて
おり、高速に処理できる利点がある。
【0040】また、本発明によれば、廃棄容器を整列さ
せた後に、廃棄容器を他の装置に移載して色の識別等を
行う必要がないために、廃棄容器の乗り継ぎ時の損傷を
回避できるので、廃棄容器を洗浄・再利用するリターナ
ル瓶の分別に極めて効果的である。
【0041】また、本発明によれば、未分別の廃棄容器
が再度分別されるように帰還手段を備えており、高速に
分別がなし得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄容器分別装置の一実施形態を示す
斜視図である。
【図2】(a)は図1の実施形態の平面図、(b)はそ
の側面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】本発明の廃棄容器分別装置の他の実施形態を示
す斜視図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】(a)は図5のA−A断面図、(b)は側面図
である。
【図7】(a)は図5のB−B断面図、(b)は側面図
である。
【図8】図1の制御系を示す図である。
【図9】図4の制御系を示す図である。
【図10】従来の廃棄瓶色別選別装置の一例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 ローラコンベア 2 ローラ 3 スプロケット及びエンコーダ 4 撮像手段 5 仕分装置 6 制御装置 7 横移動機構 7a 横移動車 7b 軌道 7c 上下移動機構 8 吸引機構 9 シュータ 10 横寄せ機構 10a 横寄せ車 11 排出機構 11a 排出車 11b 上下移動機構 12 ベルトコンベア 14 画像処理装置 15 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01B 11/24 G01B 11/24 H G01N 21/84 ZAB G01N 21/84 ZABC (72)発明者 坪井 敏男 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔を保って連結した複数本のロ
    ーラとこれらのローラをローラ軸に対して直角方向に移
    動させる駆動系とからなるローラコンベアの搬送面に廃
    棄容器をローラ軸方向に整列させて前記廃棄容器の特徴
    を抽出し、搬送面の廃棄容器を特定する位置信号に基づ
    いて、廃棄容器を特徴別に仕分けることを特徴とする廃
    棄容器分別装置。
  2. 【請求項2】 所定の間隔を保って連結した複数本のロ
    ーラとこれらのローラをローラ軸に対して直角方向に移
    動させる駆動系とからなるローラコンベアの搬送面に廃
    棄容器をローラ軸方向に整列させ、前記廃棄容器を撮影
    して得られた画像信号を画像処理して各廃棄容器の特徴
    を抽出し、搬送面の廃棄容器を特定する位置信号に対応
    する廃棄容器の情報に基づいて、搬送面の廃棄容器を仕
    分けることを特徴とする廃棄容器分別装置。
  3. 【請求項3】 所定の間隔を保って連結した複数本のロ
    ーラとこれらのローラをローラ軸と直角方向に移動させ
    る駆動系とからなるローラコンベアと、 前記ローラコンベアのローラ間に整列した廃棄容器を撮
    影する撮影手段と、 前記撮影手段により計測された前記廃棄容器の情報に基
    づいて搬送面の廃棄容器を分別する仕分手段と、を具備
    することを特徴とする廃棄容器分別装置。
  4. 【請求項4】 所定の間隔を保って連結した複数本のロ
    ーラとこれらのローラをローラ軸と直角方向に移動させ
    る駆動系とからなるローラコンベアと、 前記ローラコンベアのローラ間に整列した廃棄容器を撮
    影する撮影手段と、 前記撮影手段による画像信号から廃棄容器の特徴を抽出
    する画像処理手段と、 前記ローラコンベアからの位置信号に基づいて廃棄容器
    の位置を特定する位置検出手段と、 前記画像処理手段により計測された廃棄容器情報と前記
    位置検出手段による位置信号とに基づいて搬送面の廃棄
    容器を分別する仕分手段と、を具備することを特徴とす
    る廃棄容器分別装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の廃棄容器分別
    装置に於いて、 前記仕分手段が、搬送面の廃棄容器を吸引する吸引機構
    と、前記吸引機構によって吸引した廃棄容器を搬送面か
    ら引き上げる上下移動機構と、前記ローラコンベアの搬
    送方向に対して直角水平方向に移動する横移動機構とか
    らなることを特徴とする廃棄容器分別装置。
  6. 【請求項6】 請求項3,4または5に記載の廃棄容器
    分別装置に於いて、 前記ローラコンベアの搬送面の廃棄容器を前記ローラコ
    ンベアの両端に移動させる横寄せ手段と仕分手段と備
    え、前記仕分手段が搬送面の廃棄容器を排出する排出機
    構と、前記排出機構を上下に移動させる上下移動機構と
    からなることを特徴とする廃棄容器分別装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載の廃棄容
    器分別装置に於いて、 前記ローラコンベアの終端まで搬送された廃棄容器を前
    記ローラコンベアの投入口またはそれ以前に戻す循環手
    段を具備することを特徴とする廃棄容器分別装置。
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