JPH07163950A - びんの色選別装置 - Google Patents

びんの色選別装置

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JPH07163950A
JPH07163950A JP5315482A JP31548293A JPH07163950A JP H07163950 A JPH07163950 A JP H07163950A JP 5315482 A JP5315482 A JP 5315482A JP 31548293 A JP31548293 A JP 31548293A JP H07163950 A JPH07163950 A JP H07163950A
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bottle
bottles
conveyor
color
section
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Yoshihiro Hayashi
善弘 林
Hiroshi Kondo
弘 近藤
Jingo Tateiwa
甚吾 立岩
Mitsuaki Hirata
光明 平田
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】色認識部にびんを最適な状態で搬送することが
でき、正確にびんの色が認識でき信頼性の高い自動選別
を行うことができるびんの色選別装置を提供する。 【構成】びんを投入するホッパ部1と、ホッパ部1に投
入されたびんをスラット21,21間に載せて搬送する
スラットコンベアを備えたびん供給部2と、第1コンベ
ア31と幅寄せ板32とから構成され、前記スラットコ
ンベアから搬出されたびんを一側方に導き搬送方向に一
列に整列するびん整列部3と、びん整列部3から一列に
整列された状態で搬出されるびんを搬送速度の差により
離間させた状態で搬送する離間搬送手段4と、該離間搬
送手段4の途中に設けられ搬送されてくるびんの色を認
識する色認識部5と、色認識部5で認識されたびん色認
識結果に基づいてびんを選別する選別部6とを備えてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色の異なる複数種類の
びんをびん色ごとに自動的に選別するびんの色選別装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄された各種のびんを回収してリサイ
クルする場合、これら各種のびんを色別に選別する必要
があり、従来においては、この選別を作業者の手作業に
よって行っており、割れたびんによる怪我等の危険が伴
うとともに、重労働であった。
【0003】そこで、従来においては、特開平4−36
7774号公報記載のものに見られるように、びんを太
さ別に振り分けた後、これら太さ別に振り分けたびんを
定量供給装置から供給して整列送り装置により整列さ
せ、この状態で太さ別びん搬送コンベアに送り、色別セ
ンサによってびん色を認識し、この認識結果に応じて色
別払出し装置を作動させて色別搬送コンベアに送ること
で、自動的に各種のびんを色別に選別する選別装置が提
供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の選別装置では、各種のびんを予め太さ別に振り分け
る装置が使用されており、この装置により選別装置全体
が大型になるという問題があった。このようにびんを太
さ別に予め振り分けるのは、太さが異なるびんを搬送コ
ンベアで搬送すると、前後のびんが重なったり、隙間な
く連なった状態になるなど、各びんが適性な状態で色セ
ンサに搬送されないことが多々生じ、これによってびん
の色認識が良好に行えないからである。
【0005】ここで、リサイクルするために必要なびん
の選別は、びんの大小を問題とするのでなく、びん色が
問題となっており、このため、上述したびんを太さ別に
振り分ける装置は付随的なものにすぎなかった。
【0006】本発明では、びんを太さ別に振り分けるこ
となく、各びんの色選別をしようとするもので、このた
め、太さの異なるびんを適性な状態でびん色認識部に搬
送させることのできる装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のびんの色選別装
置は、びんを投入するホッパ部と、ホッパ部に投入され
たびんをスラット間に載せて搬送するスラットコンベア
を備えたびん供給部と、第1コンベアと幅寄せ板とから
構成され、前記スラットコンベアから搬出されたびんを
一側方に導き搬送方向に一列に整列するびん整列部と、
びん整列部から一列に整列された状態で搬出されるびん
を搬送速度の差により離間させた状態で搬送する離間搬
送手段と、該離間搬送手段の途中に設けられ搬送されて
くるびんの色を認識する色認識部と、色認識部で認識さ
れたびん色認識結果に基づいてびんを選別する選別部と
を備えたものである。
【0008】前記離間搬送手段は、前記びん整列部から
搬出されたびんを滑降部材に受けて振動送りする加振搬
送部と、この加振搬送部の下流端に連設された第2コン
ベアとからなる。
【0009】前記滑降部材は、断面V形状もしくはU形
状、又は上流側が幅広で下流側が幅狭の半円筒形状に形
成され、搬出端底部にカレット落下用の切欠を有するも
のである。
【0010】前記離間搬送手段は、前記びん整列部の第
1コンベアの搬出端に連設され、搬送速度が該第1コン
ベアの搬送速度よりも速く設定された第2コンベアであ
る。
【0011】前記離間搬送手段は、びん整列部から搬出
されたびんを載せて滑降させる左右一対の傾斜ガイド棒
と、滑降したびんを搬送する第3コンベアと、該第3コ
ンベアの下流側に連設された第2コンベアとを備え、第
3コンベアの搬送速度が第2コンベアの搬送速度よりも
遅く設定されたものである。
【0012】前記離間搬送手段は、所定の間隔を隔てて
平行に配置されるとともに、同調して循環駆動自在に構
成された紐状の2本のベルトを有する第4コンベアと、
該2本のベルトから搬出されたびんを搬送する第2コン
ベアとを備え、第2コンベアの搬送速度が第4コンベア
の搬送速度よりも速く設定されたものである。
【0013】前記ホッパ部内には、前記スラットコンベ
アのスラットと同方向に複数本のワイヤが略水平に張設
されてなる。
【0014】
【作用】ホッパ部に投入されたびんは、ホッパ部に張設
されたワイヤを通過する際に、びん供給部を構成するス
ラットコンベアのスラットの配設方向に整列されながら
落下し、順次スラット間に搬入される。スラット間に搬
入されたびんは、該スラット間に支持された状態でびん
整列部に搬送され、びん整列部の一側方に導かれるとと
もに、幅寄せ板の作用によって搬送方向にびんを一列に
整列させて搬出端部に搬送する。そして、離間搬送手段
による搬送速度の差により隣接するびんを所定間隔隔て
た状態で色認識部に搬送し、該色認識部でびんの色を認
識し、この認識結果に基づいて選別部でびんを色別ごと
に選別する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0016】図1及び図2は、本発明に係るびんの色選
別装置の全体構成を示している。
【0017】びんの色選別装置は、びんを投入するホッ
パ部1と、ホッパ部1に投入されたびんを搬送するびん
供給部2と、びん供給部2から搬出されたびんを整列す
るびん整列部3と、びん整列部3から搬出されたびんを
一列に並べ隣接するびんを所定間隔に離間させた状態で
搬送する離間搬送手段4と、該離間搬送手段4の途中に
設けられ搬送されてくるびんの色を認識する色認識部5
と、色認識部5で認識されたびん色認識結果に基づいて
びんを選別する選別部6とを備えている。
【0018】前記ホッパ部1は、上面開口部が投入口1
1に形成されるとともに、下端部が排出口12に形成さ
れており、大きさや色の異なる複数種のびんを投入口1
1から投入し、排出口12から排出する。
【0019】ホッパ1の内部には、図3に示すように、
複数本のワイヤ13が水平に張設されている。これらワ
イヤ13は後述するびん供給部3のスラット21の配設
方向と平行に張設されるとともに、上下二段に且つ上段
のワイヤ13間の略中央に下段のワイヤ13が位置する
ようにそれぞれ配置されている。このようにワイヤ13
が張設されたことで、ホッパ1内にびんを無造作に投入
してもびんがワイヤ13を通過する際に、該ワイヤ13
の張設方向に整列されながら排出口12に落下する。ま
た、投入したびんの衝撃緩和を図ることもできる。
【0020】前記ワイヤ13としては、若干の弾性を有
するピアノ線を用いるのが良好である。
【0021】前記びん供給部2は、図1及び図4に示す
ように、スプロケットに巻回された左右一対のチェーン
(図示省略)間に複数本のスラット21が所定間隔を隔
てて連結された従来周知のスラットコンベアで構成され
ている。
【0022】スラット21は、比較的細いびんでもこれ
らスラット21間で支持できる間隔で配置されており、
図示しない駆動装置によりチェーンを循環駆動させるこ
とでスラット21間に支持されたびんをホッパ部1から
びん整列部3に搬送する。
【0023】前記びん整列部3は、前記スラットコンベ
アの搬出端部に連設され搬送方向がスラットコンベアの
搬送方向と略直角になされた第1ベルトコンベア31
と、第1ベルトコンベア31の上面に配設された幅寄せ
板32とから構成されている。
【0024】第1ベルトコンベア31は、図4において
右下がりとなるように傾斜して配置されており、この傾
斜により前記びん供給部2から供給されたびんを一側部
(図4において右側部)に導くガイド的な役割を果たし
ている。
【0025】この第1ベルトコンベア31上の搬入端部
から前記一側部にかけてはL字状にストッパ35が配設
されており、該ストッパ35に第1ベルトコンベア31
上に搬入されたびんが当接することになる。
【0026】幅寄せ板32は、第1ベルトコンベア31
の上面の途中部から搬出端部にかけて該第1ベルトコン
ベア31の前記一側部に漸次張り出す幅寄せ部33が形
成されている。
【0027】この幅寄せ部33は、前記びん供給部2か
ら第1ベルトコンベア31に搬送されてきたびんを一方
向に整列させて前記離間搬送手段4に搬出するためのも
のである。すなわち、第1ベルトコンベア31の幅方向
に載せられた状態でびんが搬送されていくと、びんの頭
部もしくは底部が幅寄せ部33と当接し、これによりび
んが第1ベルトコンベア31の搬送方向に整列される。
【0028】また、幅寄せ板32の上面には、前記幅寄
せ部33に当接することなく幅寄せ板32上に乗り上げ
たびんを第1ベルトコンベア31上に導くガイド34が
設けられている。
【0029】前記離間搬送手段4は、びんを滑降させる
断面V字状に形成された滑降部材41と、滑降部材41
に振動を与える加振機43と、滑降部材41の搬出端部
に連設された第2ベルトコンベア45とから構成されて
いる。
【0030】滑降部材41は、一端が前記第1ベルトコ
ンベア31の搬出端の下方に配置されている。この滑降
部材41には、図5に示すように、滑降部材41に搬入
されたびんを支持する2本のガイドレール42,42が
設けられており、該ガイドレール42,42の搬出端部
は第2ベルトコンベア45の搬入端の上方に配置されて
いる。
【0031】前記加振機43は、滑降部材41を支持す
る支持部材44(図2参照)に連結部材43aを介して
連結されており、びんを第2ベルトコンベア45側に送
る方向に滑降部材41及びガイドレール42,42を振
動させるように構成されている。
【0032】また、滑降部材41の搬出端底部には、び
んの破片(以下、カレットという。)を下方に配置され
たカレット受け7に投入する切欠41aが形成されてい
る。
【0033】ここで、ガイドレール42,42は、加振
機43の振動によりびんを滑降案内するものであるが、
滑降速度が早くなると第2ベルトコンベア45にびんが
溜まるため、滑降速度が第2ベルトコンベア45に比し
て遅くなるよう摩擦係数の高い材質を用いるか、滑降面
に滑降を遅くする凸状等の障害物を形成したものなどが
用いられている。
【0034】前述した滑降部材41、ガイドレール4
2,42、及び加振機43により加振搬送部を構成して
いる。
【0035】なお、図5に示す符号41bは、滑降部材
41の背面に設けられた補強部材である。
【0036】前記第2ベルトコンベア45は、該第2ベ
ルトコンベア45に搬入されたびんを前記色認識部5を
経て選別部6に搬送するものである。
【0037】この第2ベルトコンベア45には、びんが
前記滑降部材41のガイドレール42,42からゆっく
りと搬入されるため、第2ベルトコンベア45上のびん
は、所定の間隔を隔てた状態で搬送されることになる。
【0038】前記色認識部5は、第2ベルトコンベア4
5の搬入端側に設けられており、第2ベルトコンベア4
5上を流れるびんに照明を照射する照明装置51と、該
照明装置51から照射されたびんの画像を撮像するカメ
ラ52と、該カメラ52で撮像された画像を処理してこ
のびんの色を認識する制御装置53とから構成されてい
る。
【0039】前記制御装置53による画像処理として
は、例えば、前記カメラ52で撮像されたびんの透過光
におけるR(赤)、G(緑)、B(青)の輝度を解析す
ることによりびん色を認識する。
【0040】前記選別部6は、第2ベルトコンベア45
の下流側に配設され、前記制御装置53によるびん色の
認識結果に基づいて各びんを色別に適宜な振り分け手段
によって収容部61に収容していく。
【0041】収容部61は、図示例では4つ配設されて
いるが、その数はびん色の選別に適した数が用意され
る。
【0042】また、振り分け手段としては、各収容部6
1に対応してプッシャを設け、制御装置53の認識結果
に基づいて対応するプッシャを作動させることで、びん
を強制的に対応する収容部61に押し込みびんの選別を
行うものや、各収容部61に第2ベルトコンベア45の
上面に張り出し、この第2ベルトコンベア45上を流れ
るびんをその収容部61に導くガイド部材を設けたもの
などが用いられる。
【0043】次に、このように構成されたびんの色選別
装置の動作について説明する。
【0044】まず、回収された各種のびんをホッパ部1
にその投入口11から投入する。投入されたびんは、ホ
ッパ部1に張設されたワイヤ13を通過する際に、該ワ
イヤ13の張設方向、すなわち、びん供給部2を構成す
るスラットコンベアのスラット21の配設方向に整列さ
れながら排出口12に落下し、該排出口12を経て順次
スラット21,21間に落下し支持される。
【0045】このようにしてスラット21,21間に支
持されたびんは、チェーンの循環駆動によりスラット2
1,21間に支持された状態でびん整列部3の第1ベル
トコンベア31上に搬送される。
【0046】びん整列部3では、第1ベルトコンベア3
1の傾斜によりびんがストッパ35に当接することで図
4における右側部に寄せられた状態で搬送され、幅寄せ
部33の作用によって上記第1ベルトコンベア31の搬
送方向にびんを一列に整列させて搬出端部に搬送してい
く。
【0047】このようにびん整列部3で一列に整列され
たびんは、搬出端部から離間搬送手段4に移送される。
【0048】離間搬送手段4では、加振機43の振動に
よりびんがガイドレール42,42上を一列の状態でゆ
っくりと滑降し、このびんを順次第2ベルトコンベア4
5に搬送する。
【0049】第2ベルトコンベア45では、該第2ベル
トコンベア45の搬送速度が前記ガイドレール42,4
2をびんが滑降する滑降速度よりも速いため、搬入され
たびんを所定間隔隔てた状態で搬送する。
【0050】そして、びんが所定間隔隔てて且つ搬送方
向に沿った状態で色認識部5を通過する際、照明装置5
1によって照明が照射され、その画像をカメラ52が撮
像する。カメラ52により撮像された画像は、制御装置
53によって解析され、そのびんの色を認識する。この
後、色の認識を行ったびんが第2ベルトコンベア45に
よって選別部6に搬送されると、前記制御装置53の認
識結果に基づいて振り分け手段を作動し、認識したびん
の色に応じた収容部61にびんを収容させる。
【0051】このようにしてびんの色を認識し、この認
識結果に基づいてびんを対応する収容部61に収容する
ことで、色の異なる各種のびんを自動的に選別すること
ができる。
【0052】なお、本例の滑降部材41はV字状に形成
したものを用いたが、滑降部材41の形状はこれに限ら
ず、断面U字状に形成したものでもよいし、また、図6
及び図7に示すように、上流側が幅広で下流側が幅狭の
半円筒状に形成したものでもよい。なお、このように形
成された滑降部材41の搬出端底部にも前述の滑降部材
と同様にカレット落下用の切欠41aが形成されてい
る。
【0053】図8は、請求項4に記載の離間搬送手段の
実施例を示している。
【0054】この離間搬送手段4は、びん整列部3の第
1ベルトコンベア31の搬出端部に第2ベルトコンベア
45を直接連設し、且つ第2ベルトコンベア45の搬送
速度を第1ベルトコンベア31の搬送速度よりも速くし
たものである。よって、第1ベルトコンベア31上でび
んが連なった状態で搬送されていても、第2ベルトコン
ベア45に搬送された際に上述した搬送速度の差によっ
て、上流側のびんが離間され、離間された状態で第2ベ
ルトコンベア45上を搬送される。この離間搬送手段4
は、びんの大きさが予め同じ程度に決められている場合
に有効である。
【0055】なお、他の構成及びその動作については前
述した実施例と同様であり、同部材には同符号を付し説
明は省略する。
【0056】図9は、請求項5に記載の離間搬送手段の
実施例を示している。
【0057】この離間搬送手段4は、第1ベルトコンベ
ア31と第2ベルトコンベア45との間に、滑降部材4
6と第3ベルトコンベア47とが介装されたものであ
る。
【0058】滑降部材46は、所定間隔を隔てて平行に
配置された2本のガイド棒46a,46bから構成され
ており、図10に示すように一端がびん整列部3の搬出
端部の下方に、他端が第3ベルトコンベア47の搬入端
部に、該他端側下がりに傾斜させた状態で配置されてい
る。
【0059】よって、びん整列部3の搬出端部から搬出
されるびんは、2本のガイド棒46a,46b上を滑降
し、第3ベルトコンベア47に搬送される。
【0060】2本のガイド棒46a,46bの間隔は、
小さいびんでも支持できるように設定されている。ま
た、ガイド棒46a,46bは、間隔を持って配置され
ているため、カレットがガイド棒46a,46bに搬送
されるとこの間から下方に落下し、除去することができ
る。
【0061】第3ベルトコンベア47は、その搬出端部
が第2ベルトコンベア45に連設され、その搬送速度が
第2ベルトコンベア45の搬送速度よりも遅く設定され
ている。
【0062】これによりびん供給部3から搬出されるび
んは、ガイド棒46a,46b間で支持されながら滑降
して第3ベルトコンベア47に搬送され、第3ベルトコ
ンベア47から第2ベルトコンベア45に搬送される。
この際、第3ベルトコンベア47と第2ベルトコンベア
45との搬送速度の差によって上流側のびんが離間さ
れ、離間された状態で第2ベルトコンベア45上を搬送
される。
【0063】図11は、請求項6に記載の離間搬送手段
の実施例を示している。
【0064】この離間搬送手段4は、第1ベルトコンベ
ア31と第2ベルトコンベア45との間に第4コンベア
48が介装されたものである。
【0065】第4コンベア48は、紐状の2本のベルト
48a,48bから構成されている、2本のベルト48
a,48bは、所定の間隔を隔てて平行に配置されると
ともに、図示しない駆動装置により同調して循環駆動自
在に構成されている。
【0066】このベルト48a,48bによるびんの搬
送速度は、第2ベルトコンベア45の搬送速度よりも遅
く設定されている。よって、びん整列部3の搬出端部か
ら搬出されるびんは、2本のベルト48a,48bに載
り、このベルト48a,48bの駆動により第2ベルト
コンベア45に搬送される。この際、ベルト48a,4
8bによるびんの搬送速度と第2ベルトコンベア45と
の搬送速度の差によって上流側のびんが離間され、離間
された状態で第2ベルトコンベア45上を搬送される。
【0067】2本のベルト48a,48bの間隔は、小
さいびんでも支持できるように設定されている。また、
ベルト48a,48bは、間隔を持って配置されている
ため、カレットがベルト48a,48bに搬送されると
この間から下方に落下し、除去することができる。
【0068】また、図12に示すように、紐状のベルト
の代わりに、2本の所定幅のベルト49a,49bを所
定の間隔を隔ててV字状に配設し、図示しない駆動装置
により同調して循環駆動自在に構成することで、びんを
安定的に支持して搬送することができる。
【0069】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、び
んをびん整列部の一側方に導き、幅寄せ板の作用によっ
て搬送方向にびんを一列に整列させ、離間搬送手段によ
る搬送速度の差により隣接するびんを所定間隔隔てた状
態で色認識部に搬送するため、色認識部にびんを最適な
状態で搬送することができ、正確にびんの色が認識でき
信頼性の高い自動選別を行うことができる。
【0070】また、ホッパ部内に複数本のワイヤをスラ
ットコンベアのスラットと同方向に水平に張設したこと
で、ホッパ部に投入されたびんはこのワイヤを通過する
際にスラットと同じ方向に予め整列されながら排出口に
落下することになり、スラットコンベアへのびんの搬入
を円滑に且つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るびんの色選別装置の全体構成を示
す平面図である。
【図2】本発明に係るびんの色選別装置の全体構成を示
す側面図である。
【図3】ホッパの構成を示す平面図である。
【図4】ホッパ部、びん供給部、びん整列部、及び離間
搬送手段を示す正面図である。
【図5】滑降部材の構成を示す正面図である。
【図6】滑降部材の他の例を示す斜視図である。
【図7】滑降部材の他の例を示す平面図である。
【図8】請求項4に記載の離間搬送手段の実施例を示す
平面図である。
【図9】請求項5に記載の離間搬送手段の実施例を示す
平面図である。
【図10】第1ベルトコンベアと第2ベルトコンベアと
の間に介装された滑降部材と、第3ベルトコンベアとを
示す側面図である。
【図11】請求項6に記載の離間搬送手段の実施例を示
す平面図である。
【図12】所定の間隔を隔ててV字状に配置した2本の
所定幅のベルトの配置状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ホッパ部 2 びん供給部 3 びん整列部 31 第1ベルトコンベア(第1コンベア) 4 離間搬送手段 41 滑降部材 42 ガイドレール 43 加振機 45 第2ベルトコンベア(第2コンベア) 46a,46b ガイド棒(傾斜ガイド棒) 47 第3ベルトコンベア(第3コンベア) 48 第4コンベア 48a,48b 紐状のベルト 5 色認識部 6 選別部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 光明 兵庫県小野市匠台30番地 新明和工業株式 会社環境システム事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 びんを投入するホッパ部と、ホッパ部に
    投入されたびんをスラット間に載せて搬送するスラット
    コンベアを備えたびん供給部と、第1コンベアと幅寄せ
    板とから構成され、前記スラットコンベアから搬出され
    たびんを一側方に導き搬送方向に一列に整列するびん整
    列部と、びん整列部から一列に整列された状態で搬出さ
    れるびんを搬送速度の差により離間させた状態で搬送す
    る離間搬送手段と、該離間搬送手段の途中に設けられ搬
    送されてくるびんの色を認識する色認識部と、色認識部
    で認識されたびん色認識結果に基づいてびんを選別する
    選別部とを備えたことを特徴とするびんの色選別装置。
  2. 【請求項2】 前記離間搬送手段は、前記びん整列部か
    ら搬出されたびんを滑降部材に受けて振動送りする加振
    搬送部と、この加振搬送部の下流端に連設された第2コ
    ンベアとからなる請求項1記載のびんの色選別装置。
  3. 【請求項3】 前記滑降部材は、断面V形状もしくはU
    形状、又は上流側が幅広で下流側が幅狭の半円筒形状に
    形成され、搬出端底部にカレット落下用の切欠を有する
    請求項2記載のびんの色選別装置。
  4. 【請求項4】 前記離間搬送手段は、前記びん整列部の
    第1コンベアの搬出端に連設され、搬送速度が該第1コ
    ンベアの搬送速度よりも速く設定された第2コンベアで
    ある請求項1記載のびんの色選別装置。
  5. 【請求項5】 前記離間搬送手段は、びん整列部から搬
    出されたびんを載せて滑降させる左右一対の傾斜ガイド
    棒と、滑降したびんを搬送する第3コンベアと、該第3
    コンベアの下流側に連設された第2コンベアとを備え、
    第3コンベアの搬送速度が第2コンベアの搬送速度より
    も遅く設定された請求項1記載のびんの色選別装置。
  6. 【請求項6】 前記離間搬送手段は、所定の間隔を隔て
    て平行に配置されるとともに、同調して循環駆動自在に
    構成された紐状の2本のベルトを有する第4コンベア
    と、該2本のベルトから搬出されたびんを搬送する第2
    コンベアとを備え、第2コンベアの搬送速度が第4コン
    ベアの搬送速度よりも速く設定された請求項1記載のび
    んの色選別装置。
  7. 【請求項7】 前記ホッパ部内には、前記スラットコン
    ベアのスラットと同方向に複数本のワイヤが略水平に張
    設されてなる請求項1、2、3、4、5、又は6記載の
    びんの色選別装置。
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