JPH11156309A - い草類の傷選別装置 - Google Patents

い草類の傷選別装置

Info

Publication number
JPH11156309A
JPH11156309A JP32590997A JP32590997A JPH11156309A JP H11156309 A JPH11156309 A JP H11156309A JP 32590997 A JP32590997 A JP 32590997A JP 32590997 A JP32590997 A JP 32590997A JP H11156309 A JPH11156309 A JP H11156309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wound
rushes
belt
transport
grass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32590997A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Otomo
篤 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUMAMOTO TECHNO POLICE ZAIDAN
Original Assignee
KUMAMOTO TECHNO POLICE ZAIDAN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KUMAMOTO TECHNO POLICE ZAIDAN filed Critical KUMAMOTO TECHNO POLICE ZAIDAN
Priority to JP32590997A priority Critical patent/JPH11156309A/ja
Publication of JPH11156309A publication Critical patent/JPH11156309A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 傷のあるい草類を自動的に選別し除去するこ
とができ、高品質の畳等の作成を可能とするい草類の傷
選別装置を提供する。 【解決手段】 個別に分離されたい草1は、搬送ベルト
32a,32bによって、その両端部が支持された状態
で搬送される。その過程において、い草1の中間部は傾
斜して配置された強制曲げベルトにより下方に押し下げ
られ、次いで水平に配置された強制曲げベルトにより水
平方向に案内され、更に傾斜して配置された強制曲げベ
ルト43a,43bにより上方に案内されて搬送ベルト
32a,32bによる搬送位置に戻される。これにより
い草1には曲げが加えられ、たわみが形成されると共
に、振動部50において振動が与えられる。傷のないい
草1aは円弧状の形のまま搬送されるが、傷のあるい草
1bは、傷の部分に応力が集中し折れ曲がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傷のあるものが混
在する複数本の細長いい草類から傷のあるものを選別
し、欠陥の無いい草類を得るためのい草類の傷選別装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、畳等に用いられるい草はい草収
穫機によって刈り取られるが、刈り取られる際や収穫後
の取扱い時において傷がつきやすい。このような傷のあ
るい草を織機に入れると、折れやすく、織った畳等の製
品が欠陥品となる場合がある。従って、このような欠陥
のあるい草は、織機に入れる前に予め選別して分離する
必要がある。従来、このような欠陥のあるい草の選別は
人手によらざるを得なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人手に
よる選別作業は非効率的であり、傷のあるい草を自動的
に選別することができる装置の開発が望まれていた。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、傷のあるい草類を自動的に選別し除
去することができ、高品質の畳等の作成を可能とするい
草類の傷選別装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のい草類の
傷選別装置は、細長く、かつ傷のあるものが混在する複
数本のい草類の中から傷のあるものを選別するためのも
のであって、複数本のい草類を投入するための投入部
と、この投入部から投入された複数本のい草類を個別に
分離する分離手段と、この分離手段により分離されたい
草類を順次搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬
送されるい草類に強制的に曲げ応力を加え、たわみをも
たせることにより傷のあるものを選別する傷選別手段と
を備えている。
【0006】このい草類の傷選別装置では、投入部に投
入された複数本のい草類は、分離手段によって個別に分
離されたのち、搬送手段によって順次搬送されつつ、傷
選別手段により強制的に曲げ応力が加えられてたわみが
形成される。たわみが形成されたい草類のうち傷のない
い草類は円弧状の形のまま搬送されるが、傷のあるい草
類は、傷の部分に応力が集中し折れ曲がって傷のないい
草類から分離される。
【0007】請求項2記載のい草類の傷選別装置は、請
求項1記載のものにおいて、傷選別手段が、い草類をそ
の両端部において支持しつつ搬送するための搬送ベルト
と、この搬送ベルトと協動して搬送中のい草類に曲げ応
力を加えるための強制曲げベルトとを含むように構成し
たものであり、い草は、搬送ベルトによりその両端部が
支持されながら搬送されると共に、強制曲げベルトによ
り曲げ応力が加えられる。
【0008】請求項3記載のい草類の傷選別装置は、請
求項2記載のものにおいて、強制曲げベルトが、搬送ベ
ルトにより搬送されるい草類を搬送ベルトの搬送位置と
異なる高さ位置へ案内するための第1の傾斜部と、この
第1の傾斜部に案内されたい草類を搬送ベルトに対して
平行に搬送するための水平部と、この水平部により搬送
されたい草類を搬送ベルトによる搬送位置へ戻すための
第2の傾斜部とを含むように構成したものである。
【0009】請求項4記載のい草類の傷選別装置は、請
求項1ないし3のいずれか1に記載のものにおいて、更
に、強制曲げベルトによりたわまされたい草類に振動を
与える振動付与手段を備えるように構成したものであ
る。これにより傷のあるい草類はより効果的に選別され
る。
【0010】請求項5記載のい草類の傷選別装置は、請
求項1ないし4のいずれか1に記載のものにおいて、更
に、傷選別手段によって選別された傷のあるい草類を切
断しまたは引き抜くことにより搬送経路から取り除くた
めの除去手段を備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。ここでは、傷選別の
対象がい草である場合について説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態に係るい草
類の傷選別装置の概念的な構成を表すものである。この
い草類の傷選別装置は、複数本のい草1を投入するため
の投入部10と、この投入部10から投入された複数本
のい草1を個別に分離する分離手段としての分離部20
と、この分離部20により分離されたい草1を順次搬送
する搬送手段としての搬送部30と、この搬送部30に
より搬送されるい草1に強制的に曲げ応力を加え、たわ
みをもたせることにより傷のあるものを選別する傷選別
手段としての傷選別部40とを備え、更に、傷選別部4
0によりたわまされたい草1に振動を与える振動付与手
段としての振動付与部50、および傷選別部40によっ
て選別された傷のあるい草1を切断しまたは引き抜くこ
とにより搬送経路から取り除くための除去手段としての
除去部60を備えている。い草1には傷の無いい草1a
の中に傷のあるい草1bが含まれているものとする。
【0013】図2ないし図4はそれぞれこの傷選別装置
の具体的構成を表すもので、図2は投入部10,搬送部
30および傷選別部40を含む平面構成、図3は分離部
20,傷選別部40および振動付与部50を正面から見
た状態、図4は投入部10,分離部20,搬送部30お
よび傷選別部40を側面から見た状態をそれぞれ表して
いる。
【0014】投入部10は、同時に多数本のい草1を収
容することができるホッパ11により構成されている。
このホッパ11は、下部になるにつれて滑らかに細くな
っており、投入されたい草1を1本ずつ取り出すことが
できるようになっている。
【0015】分離部20は、ホッパ11の下部位置に固
定された案内板21と、この案内板21に対向配置され
た揺動レバー22とにより構成されている。案内板21
には鉛直方向に案内面が形成されている。なお、揺動レ
バー22は図3に示したように案内板21に沿って複数
例えば5個設けられている。揺動レバー22は案内板2
1との対向面に鉛直部22aを有し、この案内板21と
鉛直部22aとの間にい草1を落下させるための案内路
21aを形成すると共に、鉛直部22aの上下の端部に
傾斜部22b,22cを有し、これら傾斜部22b,2
2cと案内板21との間にい草1の入口21bおよび出
口21cを形成している。案内路21aの幅はい草1の
最大径よりもやや大きい程度に設定する。揺動レバー2
2の鉛直部22aと傾斜部22cとの連結部には軸部2
2dが設けられ、この軸部22dの下方位置にばね23
の一端が固定されている。ばね23の他端は所定の位置
に固定されており、このばね23の弾性力により揺動レ
バー22の鉛直部21aおよび傾斜部22bが案内板2
1側へ弾性的に付勢されている。揺動レバー22の傾斜
部22cの下端部には例えば楕円形状のカム24が当接
している。カム24は図示しないモータにより回転軸2
4aを中心にして図に矢印で示す反時計回り方向に回転
可能となっており、このカム24の回転に伴い揺動レバ
ー22が軸部22dを中心に図に矢印で示す方向に間欠
的に揺動可能となっている。すなわち、案内板21と揺
動レバー22との間の案内路21aがタイミングをずら
して開放可能となっており、これによりホッパ11内の
い草1が1本1本分離され、搬送部30へ落下するよう
になっている。
【0016】搬送部30では、図に矢印で示す搬送方向
に沿った一端側に、軸受け35a1,35a2 により回
転可能に支持された回転軸34a、他端側に、軸受け3
5b1 ,35b2 により回転可能に支持された回転軸3
4bがそれぞれ配設されている。回転軸34aには所定
の間隔で一対のプーリ33a1 ,33b1 が取り付けら
れている。回転軸34bにはプーリ33a1 ,33b1
にそれぞれ対向して一対のプーリ33a2 ,33b2
取り付けられている。プーリ33a1 とプーリ33a2
との間には搬送ベルト32a、プーリ33b1 とプーリ
33b2 との間には搬送ベルト32bがそれぞれ架設さ
れている。これら搬送ベルト32a,32bは同じ高さ
位置に配設され、回転軸34bに連結された駆動モータ
36により同じタイミングで回転駆動されるようになっ
ている。これにより搬送ベルト32a,32bの表面に
落下したい草1は、搬送ベルト32a,32bによりそ
の両端部が支持された状態で図に矢印で示す方向に搬送
されるようになっている。なお、搬送ベルト32a,3
2bは次の傷選別部40における搬送ベルトを兼ねてい
る。
【0017】傷選別部40は、搬送部30を兼ねた搬送
ベルト32a,32bと、搬送ベルト32a,32b間
に配設された複数組例えば3組の強制曲げベルト41
a,41b、42a,42b、43a,43bを備えて
いる。強制曲げベルト41a,41bの各一端側は回転
軸44Aに取り付けられた一対のプーリ45a1 ,45
1 にそれぞれ巻回されている。強制曲げベルト41
a,41bの各他端側は回転軸44Bに取り付けられた
一対のプーリ45a2 ,45b2 にそれぞれ巻回されて
いる。強制曲げベルト42a,42bの各一端側は同じ
く回転軸44Bに取り付けられたプーリ45a2 ,45
2 にそれぞれ巻回されている。強制曲げベルト42
a,42bの各他端側は回転軸44Cに取り付けられた
一対のプーリ45a3 ,45b3 にそれぞれ巻回されて
いる。強制曲げベルト43a,43bの各一端側は同じ
く回転軸44Cに取り付けられたプーリ45a3 ,45
3 にそれぞれ巻回されている。強制曲げベルト43
a,43bの各他端側は回転軸44Dに取り付けられた
一対のプーリ45a4 ,45b4 にそれぞれ巻回されて
いる。
【0018】回転軸44Aは軸受け46a1 ,46
1 、回転軸44Dは軸受け46a4 ,46b4 により
それぞれ回転可能に支持されており、これら回転軸44
A,44Dはそれぞれ搬送方向の後方および前方位置に
おいて、搬送ベルト32a,32bにより形成される水
平面よりも上部位置に配設されている。一方、回転軸4
4Bは軸受け46a2 ,46b2 、回転軸44Cは軸受
け46a3 ,46b3 によりそれぞれ回転可能に支持さ
れており、これら回転軸44B,44Cは搬送ベルト3
2a,32bにより形成される水平面よりも下部位置に
配設されている。回転軸48の一端には駆動モータ47
が取り付けられ、この駆動モータ47の回転により強制
曲げベルト41a〜43bが同時に回転するようになっ
ている。
【0019】強制曲げベルト41a,41bは、図4に
要部を示したように、搬送ベルト32a,32bの上方
位置から搬送ベルト32a,32bの下方位置まで傾斜
して配設され、この強制曲げベルト41a,41bに連
続して強制曲げベルト42a,42bが搬送ベルト32
a,32bの下方位置において水平に配設され、更にこ
れら強制曲げベルト42a,42bに連続して強制曲げ
ベルト43a,43bが搬送ベルト32a,32bの下
方位置から搬送ベルト32a,32bの上方位置まで傾
斜して配設されている。すなわち、傷選別部40では、
図3に示したように、搬送ベルト32a,32bにより
い草1の両端部を支持しつつ、強制曲げベルト41a〜
43bによりい草1の中間部を強制的に下方に押し下
げ、い草1に対して曲げを加えながら搬送させるように
なっている。ここで、たわみを持たせても、傷のないい
草1aは円弧状の形のまま搬送されるが、傷のあるい草
1bは、傷の部分に応力が集中して図3に破線で示した
ように折れ曲がる。
【0020】振動付与部50は、例えばカム機構あるい
はバイブレータにより構成されており、強制曲げベルト
41a〜43bにより曲げられたい草1に対して振動を
与えることにより、傷のあるい草1bを更に折れやすく
するようになっている。
【0021】除去部60は、例えばカッタ機構あるいは
フック機構により構成されており、強制曲げベルト41
a〜43bにより曲げられたい草1bを切断しまたは引
き抜くことにより搬送経路から取り除くようになってい
る。
【0022】次に、このい草類の傷選別装置の作用につ
いて説明する。
【0023】この傷選別装置においては、図4に示した
ように投入部10のホッパ11に多数のい草1が投入さ
れると、い草1は案内板21と揺動レバー22との間の
入口21bまで送られる。ここで、カム24が図示しな
いモータにより軸部24aを中心に反時計回り方向に回
転し、それに伴い揺動レバー22が軸部22dを中心に
間欠的に揺動する。これにより案内路21aが間欠的に
開放され、い草1が1本ずつ搬送部30の搬送面31a
上に落下する。
【0024】搬送面31a上に落下したい草1は、駆動
モータ36により回転駆動される搬送ベルト32a,3
2bによって、図2に示したようにその両端部が支持さ
れた状態で前方方向に搬送される。この搬送ベルト32
a,32bにより搬送されている間にい草1のうち傷の
あるい草1bが傷選別部40において選別される。すな
わち、傷選別部40では駆動モータ47により強制曲げ
ベルト41a〜43bが図2に破線で示す方向に回転し
ており、い草1は、まず、傾斜した強制曲げベルト41
a,41bによりその中間部が下方に押し下げられ、次
いで強制曲げベルト42a,42bにより水平方向に案
内され、更に強制曲げベルト43a,43bにより上方
に案内され搬送ベルト32a,32bによる搬送位置に
戻される。
【0025】この過程において、い草1には曲げが加え
られ、図3に示したようにたわみが形成されると共に、
振動付与部50において振動が与えられる。その結果、
傷のないい草1aは円弧状の形のまま搬送されるが、傷
のあるい草1bは、図3に破線で示したように傷の部分
に応力が集中し折れ曲がる。折れ曲がったい草1bは、
カッタあるいはフック機構により構成された除去部60
により搬送経路から取り除かれる。従って、搬送部30
の前方には傷の無いい草1aのみが送り出されることと
なる。
【0026】このように本実施の形態による傷選別装置
では、搬送中のい草1に対して搬送ベルト32a,32
bおよび強制曲げベルト41a〜43bによって強制的
に曲げ応力を加え、たわみをもたせることにより傷のあ
るい草1bを選別するようにしたので、傷の無いい草1
aのみを前方に送り出すことができる。よって傷の無い
い草によって織られた高品質の畳等を作成することがで
きる。
【0027】また、振動付与部50により強制曲げベル
ト41a〜43bにより曲げられたい草1に対して振動
を与えるようにしたので、傷のあるい草1bが折れやす
くなり、選別作業をより効率的に行うことができる。
【0028】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態にお
いては、搬送部30および傷選別部40の駆動源を別々
に設ける場合の構成について説明したが、1つの駆動源
で全体を作動させるようにしてもよい。また、上記実施
の形態においては、振動付与部50を設け、傷のあるい
草の選別を効率的に行うようにしたが、この振動付与部
50を設けることなく傷選別装置を構成することも可能
である。
【0029】また、上記実施の形態では傷選別部40を
3組の強制曲げベルトにより構成するようにしたが、そ
の数は任意であり、例えば図5に示したように、1組の
強制曲げベルト51a(51b)をベルト受けプーリ5
2a〜52dにより支持し、搬送方向を切り換えるよう
にしてもよい。
【0030】更に、上記実施の形態においては傷選別の
対象として、い草そのものを例として説明したが、い草
以外であっても細長く、傷の付いたものが混在するもの
であれば、同様に適用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし請求
項5のいずれかに記載のい草類の傷選別装置によれば、
個別に分離したい草類を搬送しつつ、傷選別手段によっ
て強制的に曲げ応力を加えることにより傷のあるい草類
を選別するようにしたので、選別作業を自動化できると
共に高品質の畳の作成が可能になるという効果を奏す
る。
【0032】特に、請求項4記載のい草類の傷選別装置
によれば、更に、傷選別手段により強制的に曲げられた
い草類に振動を与えるための振動手段を備えるようにし
たので、より効率的に選別作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るい草類の傷選別装
置の概略構成を表すブロック図である。
【図2】図1に示した傷選別装置のうちの投入部,搬送
部および傷選別部の平面構成を表す図である。
【図3】図1に示した傷選別装置のうちの分離部,傷選
別部および振動付与部を正面から見た状態を表す図であ
る。
【図4】図1に示した傷選別装置のうちの投入部,分離
部,搬送部および傷選別部を側面から見た状態を表す図
である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る傷選別部の構成
を表すブロック図である。
【符号の説明】
10…投入部、11…ホッパ、20…分離部、21…案
内板、21a…案内路、22…揺動レバー、23…ば
ね、24…カム、30…搬送部、32a,32b…搬送
ベルト、36…駆動モータ、40…傷選別部、41a,
41b,42a,42b,43a,43b,50a,5
0b…強制曲げベルト、50…振動付与部、60…除去

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長く、かつ傷のあるものが混在する複
    数本のい草類の中から傷のあるものを選別するためのい
    草類の傷選別装置であって、 複数本のい草類を投入するための投入部と、 この投入部から投入された複数本のい草類を個別に分離
    する分離手段と、 この分離手段により分離されたい草類を順次搬送する搬
    送手段と、 この搬送手段により搬送されるい草類に強制的に曲げ応
    力を加え、たわみをもたせることにより傷のあるものを
    選別する傷選別手段とを備えたことを特徴とするい草類
    の傷選別装置。
  2. 【請求項2】 前記傷選別手段は、い草類をその両端部
    において支持しつつ搬送するための搬送ベルトと、この
    搬送ベルトと協動して搬送中のい草類に曲げ応力を加え
    るための強制曲げベルトとを含むことを特徴とする請求
    項1記載のい草類の傷選別装置。
  3. 【請求項3】 前記強制曲げベルトは、搬送ベルトによ
    り搬送されるい草類を搬送ベルトの搬送位置と異なる高
    さ位置へ案内するための第1の傾斜部と、この第1の傾
    斜部に案内されたい草類を前記搬送ベルトに対して平行
    に搬送するための水平部と、この水平部により搬送され
    たい草類を前記搬送ベルトによる搬送位置へ戻すための
    第2の傾斜部とを含むことを特徴とする請求項2記載の
    い草類の傷選別装置。
  4. 【請求項4】 更に、前記傷選別手段により強制的に曲
    げられた搬送中のい草類に振動を与える振動付与手段を
    備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1
    に記載のい草類の傷選別装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記傷選別手段によって選別され
    た傷のあるい草類を切断しまたは引き抜くことにより搬
    送経路から取り除くための除去手段を備えたことを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれか1に記載のい草類の
    傷選別装置。
JP32590997A 1997-11-27 1997-11-27 い草類の傷選別装置 Pending JPH11156309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32590997A JPH11156309A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 い草類の傷選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32590997A JPH11156309A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 い草類の傷選別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11156309A true JPH11156309A (ja) 1999-06-15

Family

ID=18181954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32590997A Pending JPH11156309A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 い草類の傷選別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11156309A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002302850A (ja) * 2001-04-02 2002-10-18 Yamazono Shokki Seisakusho:Kk い草の良否判定補助装置
JP2013500153A (ja) * 2009-07-24 2013-01-07 レツチユ・テクノロジー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 小片流の粒子をばらばらにする配分装置
CN113661828A (zh) * 2021-08-26 2021-11-19 中以集知(广州)科技有限公司 一种基于机器视觉的可分类西瓜收获运输机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002302850A (ja) * 2001-04-02 2002-10-18 Yamazono Shokki Seisakusho:Kk い草の良否判定補助装置
JP2013500153A (ja) * 2009-07-24 2013-01-07 レツチユ・テクノロジー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 小片流の粒子をばらばらにする配分装置
CN113661828A (zh) * 2021-08-26 2021-11-19 中以集知(广州)科技有限公司 一种基于机器视觉的可分类西瓜收获运输机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0544833A1 (en) PROGRAMMABLE, REGROUPABLE FEEDING DEVICE FOR WORKPIECES.
US6659287B1 (en) Apparatus and method for grading articles
JPH11156309A (ja) い草類の傷選別装置
JP2008183539A (ja) 選別装置
JP3307745B2 (ja) びんの色選別装置
JP2000006150A (ja) プラスチック容器の選別方法及びそれに使用される装置
JP3148738B2 (ja) 空容器サイズ分別装置
JP3589355B2 (ja) 物品供給方法及び物品供給装置
JPH07232136A (ja) 自動選別装置
JPH0593581U (ja) 農産物等の選別装置
US3071261A (en) Multiple operator sorting system
EP0646534B1 (en) The aligning of elongated objects
JP2001019147A (ja) 仕分装置
JPS5952137B2 (ja) 偏平物収集装置
JP3073410B2 (ja) 長尺野菜の等級別仕分け装置
JPH07132269A (ja) カレット色別自動選別機及び選別方法
JPH11622A (ja) 果物類の選別装置
JPH07232821A (ja) 自動選別方法
JP3837830B2 (ja) 搬送選別機の排出装置
JP2020000086A (ja) 作物収穫機
CN114769120A (zh) 一种果类分筛装置及方法
KR100569301B1 (ko) 과일 공급장치
JPH0657468U (ja) 果実選別機
JPH0797035A (ja) 被製本物の輸送装置
JPH07308640A (ja) 回収びん等の整列及び形状選別装置