JPH1034088A - ガラスカレット分別装置 - Google Patents

ガラスカレット分別装置

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JPH1034088A
JPH1034088A JP8196209A JP19620996A JPH1034088A JP H1034088 A JPH1034088 A JP H1034088A JP 8196209 A JP8196209 A JP 8196209A JP 19620996 A JP19620996 A JP 19620996A JP H1034088 A JPH1034088 A JP H1034088A
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順一 市瀬
Tatsunori Hayashi
辰憲 林
Yasuhiko Ikegami
保彦 池上
Yoshio Egashira
良夫 江頭
Makoto Kaneuchi
信 金内
Toshio Makawa
俊雄 真川
Takeya Kawamura
武也 川村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分別精度が低く、処理速度が遅い、処理速度を
上げようとすると装置が大型化する。 【解決手段】ホッパ(1) と、回転フィーダ(6) と、傾斜
ガイド板(5) と、搬送ベルト(17)と、搬送ベルトのスリ
ット上を通過するカレット表面にレーザ光を照射して発
光させ、この発光スペクトルを分析することにより異質
ガラスか否かを識別する異質ガラス識別器(37)と、色を
識別する1台の色識別装置(41)と、異質ガラス識別トリ
ガセンサー(33)と、色識別トリガセンサー(40)と、カレ
ットを異質ガラスと色毎のカレットに所定の位置で吹き
落とすエアノズル(44)と、エアノズル部のカレット通過
を検出するための非接触式光電センサー(45)と、吹き落
としたカレットを受ける回収シュータ(42)と、所定の信
号よりカレットを吹き落とすエアノズルの電磁弁の開閉
を制御する制御装置(28)とを具備することを特徴とする
ガラスカレット分別装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガラスカレット分別
装置に関し、特にリサイクルされるガラス瓶等の一般ガ
ラスカレット(割れガラス)の色分別及び混入する耐熱
ガラス等の異質ガラスカレットの分別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】使用後の空瓶等の再利用は、従来より行
われており、ビール瓶や酒瓶等のようなリサイクル可能
な瓶以外は、回収された瓶を一旦破砕機にかけて、数十
mmの大きさのカレット(屑ガラス)にした後、溶解さ
れリサイクル製品として再利用される。
【0003】これらの再生されるガラス瓶は、用途によ
って透明、各色ガラス毎に分離しておく必要があるが、
回収あるいは破砕の段階では種々の色のもの及び不要な
異物が混合している。また、中にはリサイクル時の溶解
されない耐熱ガラス(一般ガラスより溶解温度が高い)
が混入しているケースがある。
【0004】このように各色が混在したカレット及び異
物を各色毎に選別あるいは排除するため、従来は破砕し
たカレットをコンベア等で流し、鉄屑は磁石を、アルミ
片については金属検知器等を利用して取り除き、陶器等
の排除やカレット色毎の選別分離はコンベアライン沿い
に複数人が立ち並び、手作業でこれらの選別分離作業を
行っている。一方、耐熱ガラスについては、カレットの
状態では、色そのものが一般ガラスと見分けがほとんど
つきにくく、回収の段階で混入していると上記選別分離
作業では実質不可能である。このため、選別分離された
リサイクル対象のカレットに対し、ある定量単位で抜き
取り検査を行うか、あるいはリサイクルされた製品(瓶
等)を検査することで対応しているのが現状であり、い
ずれも多大な労力と品質管理が要求され、また中には膨
大な損失を被るケースも発生している。
【0005】一方、特願平3−89981(従来公報
1)は、図9に示すように、カレット中の異物選別作業
の機械化、自動化を実現するために、幾つかのコースに
分けて原料を検知する受像器(または光検出器)81とこ
れに対応して分けられたプッシャ82によって異物を除去
するものである。また、分析装置83によりカレットと異
物を選定判定し、異物の排除がなされている。更に、ホ
ッパ84から落下したカレット原料をスライドテーブル85
でカレットを運び、光源86と受像器(または光検出器)
81と分析装置83で異物を検出し、プッシャ82により異物
シュート87、良品シュート88を通って夫々図示しない容
器に収容されるようになっている。
【0006】次に、特願平7−132269(従来公報
2)は、図10に示すように、カレットを色別に自動的
に分別できる選別機及び選別方法を実現するために、回
転ドラム91よりふるい分けたカレットを複数列で構成し
た整列フィーダ92にて振動させながら選別コンベア93に
乗せ、各列に対応した色識別カメラ94より識別を行な
い、その識別結果に応じて蹴り出し具(ブラシ)95によ
って色毎の搬出ベルトへ払い移すようになっている。即
ち、図10の装置の構成は、上述した過小カレットをふ
るい分けする回転ドラム91、複数列で構成した整列フィ
ーダ92、選別コンベア93、色識別カメラ94、蹴り出し具
95及び払出されたカレットを色毎に搬出する搬出ベルト
96より成っている。
【0007】次に、特願平4−16273(従来公報
3)は、図11に示すように、カレットの色選別装置と
して、回転式寸法別選別装置101 よりサイズ分けしたカ
レット毎に、それぞれ整列レーン102 、搬送ベルトコン
ベア103 、第1色識別ベルトコンベア104 、第2色識別
ベルトコンベア105 、第3色識別ベルトコンベア106 及
び第4色識別ベルトコンベア107 から成る複数ラインを
形成させ、各色識別ベルトコンベア104 〜107 の下流側
に色識別センサー108 と識別結果から移動可能な滑り台
を構成した分離装置109 及び分離シュータ110 により色
選別を行なっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来は
人手に頼ったカレットの色分別、回収のため、次のよう
な問題点があった。 1)大量のカレットを迅速に処理することが不可能で、多
くの人手を要する。
【0009】2)高速で色分別を行う場合、人手では限界
があり、色分別の正確さにかける。 3)作業効率が悪い。 4)塵埃等作業環境は決して良くない。
【0010】5)人手の場合、作業スペースがある程度必
要であり、全体的に大型化する(広い作業スペースを要
する)。 6)耐熱ガラスが混在したケースでは、分別(識別が難し
い)は不可であり、品質管理上からも問題である。
【0011】一方、前記従来公報1においては、 1)スライドテーブル上でカレットを滑走させながら対象
ガラスの識別及び分別を行なうため、カレットの形状、
向き(下面が凹面か凸面か)等により滑走速度がばらつ
きが生じ、このばらつきのもとで正確に色識別、分別可
能とするためにはカレット間隔を広げる必要があり、処
理速度が遅い。
【0012】2)カレットが受像器(又は光検出器)を通
過したあと、プッシャーを通過するまで次のカレットが
受像器(又は光検出器)を通過してはならない構成とな
っている。例えば、異物が受像器を通過したあと、プッ
シャーを通過するまで次のカレットが受像器を通過する
場合、先の異物の排出動作が終わらない内に後のカレッ
トがプッシャーに達し、同時にはね飛ばされたり、ある
いは噛み込みが生じるケースや、逆にカレットが先で異
物が後の場合、異物と判定されないケースが生じる。こ
うした構成のため、カレット間隔を広く取る必要があ
り、処理速度が遅くなったり、処理精度が悪くなる。
【0013】3)上記1)のケースでカレットの形状、向き
によって滑走速度がばらつくため、はね飛ばしのタイミ
ングミス等が起きると、異物が良品シュートに混入し、
異物混入率が高くなる。
【0014】4)このような構成では、耐熱ガラスの識
別、選別が行えない(識別が受像器又は光検出器のた
め)。次に、前記従来公報2においては、 1)選別コンベアは間欠動作であり、また蹴り出し具(ブ
ラシ)を用いて分別対象カレットを掃き落とす方式であ
るため、処理速度が遅い。
【0015】2)カレットをパレットに一個づつ離散的に
落としていく方式のため、処理速度が遅い。 3)このような構成では、耐熱ガラスの識別、選別が行え
ない(識別が色識別カメラのため)。
【0016】次に、前記従来公報3においては、 1)1つの識別用ベルトコンベアと分離機構で1種類の分
別しかできないため、分別対象が複種類になると多段の
識別コンベアと複数の色識別器及び分離機構が必要であ
り、装置が大きく、また複雑になる。
【0017】2)異物を最初に分離する構成で、下流側に
その他の排出シュータが無いため、分離にミスが生じる
と、いずれか選別対象のカレットに異物が混合する。 3)このような構成では、耐熱ガラスの識別、選別が行え
ない(識別が色識別カメラのため)。
【0018】以上のように従来の技術では、分別精度が
低かったり処理速度が遅く、また処理速度を上げるため
には、更に複数列の構成が必要になるなど装置が大型化
する等問題がある。
【0019】本発明はこうした事情を考慮してなされた
もので、従来行われているカレットの色分別作業及びリ
サイクルを行う上での問題点を解消するため、単位時間
当りの処理個数を上げ、装置の小型化や分別精度の向上
を図り、更にはガラス瓶再生の過程で重大な欠陥となる
異質ガラス(耐熱ガラス)の分別及びリサイクルするた
めの色分別を行うガラスカレット分別装置を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、耐熱ガラス等
の異質ガラスと一般ガラスカレットの分別及び色別に分
別する分別装置において、上流側より供給される異質ガ
ラスを含んだガラスカレットを一時溜めながら一定の割
合で下流に供給するホッパと、前記ホッパより供給され
るカレットを回転加速させ、遠心力により一列に整列さ
せ、高速且つ連続的に供出する整列供給手段と、前記整
列装置から出てくるカレット速度と搬送ベルト速度との
速度差分を加速するための傾斜連結板と、ベルト移動量
を計測する計測手段を設けたカレット搬送ベルトと、こ
の搬送ベルトのスリット上を通過するカレット表面にレ
ーザ光を照射することにより発光させ、この発光スペク
トルを分析することにより異質ガラスか否かを識別する
1台の異質ガラス識別装置と、前記カレット搬送ベルト
のスリットに照明光を透過させ、通過するカレットの透
過光を撮像することにより色を識別する1台の色識別装
置と、前記異質ガラス識別装置のセンシングタイミング
を取るためのトリガとなる第1の非接触式光電センサー
と、前記色識別装置のセンシングタイミングを取るため
のトリガとなる第2の非接触式光電センサーと、カレッ
トを異質ガラスと,また色毎のカレットに所定の位置で
吹き落とし、分別を行うためのエアノズルと、エアノズ
ル部のカレット通過を検出するための第3の非接触式光
電センサーと、前記エアノズルで吹き落としたカレット
を受けるための回収シュータと、下記1)〜6)の各信号よ
りカレットを吹き落とすエアノズルの電磁弁の開閉を制
御する制御装置とを具備することを特徴とするガラスカ
レット分別装置である。
【0021】1)異質ガラス識別用トリガセンサーより得
られる異質ガラス識別用トリガ信号 2)色識別用トリガセンサーより得られる色識別トリガ信
号 3)異質ガラス識別装置より得られる異質ガラス信号 4)色識別装置より得られるカレット色信号 5)ベルト移動量計測手段から得られるベルト移動距離パ
ルス信号 6)電磁弁トリガ用センサーより得られる電磁弁トリガ信
号 上記構成をとることにより、高速かつ高精度な異質ガラ
スの分別とカレット色分別、及びコンパクトな装置構成
を可能とする。
【0022】上記構成のガラスカレット分別装置におい
ては、下記の構成とすることが好ましい。 (1) 前記カレットを高速・連続的に供給する整列供給手
段が、遠心力を用いて回転円盤と円盤周囲の壁に沿って
カレットを整列させ,壁に設けた供出口より円盤接線方
向にカレットを供出する回転フィーダであることを特徴
とする。これにより、高速・連続なカレット供給を可能
とする。
【0023】(2) 前記制御装置は、異質ガラス識別トリ
ガ信号と色識別トリガ信号をトリガとしてカレットの移
動量をカウント開始し、ベルト移動距離パルス信号を用
いてカレット移動量を管理し、異質ガラス識別信号とカ
レット色識別信号より異質ガラス及びカレット各色に対
応するエアノズルの電磁弁に対し、カレットが電磁弁ト
リガ用センサーに到達したと予測される時点を基準にベ
ルトとカレットとのスリップを考慮した幅分の電磁弁許
可信号を生成するとともに、電磁弁開許可信号と電磁弁
トリガ信号との論理積を電磁弁の開信号とする構成であ
ることを特徴とする。これにより、高速で流れてくるカ
レットやベルトとのスリップでベルト上での位置が多少
ずれるカレットを色毎にエアノズルで確実に吹き飛ば
し、分別・回収させることを可能とする。
【0024】(3) カレット搬送ベルトは、駆動軸または
プーリ軸にエンコーダ等の回転量を計測する手段が設け
られていることを特徴とする。これにより、ベルトで搬
送されるカレットの移動量を計測することを可能とす
る。
【0025】(4) カレット搬送ベルトは、カレットを搬
送させながら、同ベルト上の一部に異質ガラスを識別す
る際に必要なレーザ光及びカレットの色識別する際に必
要な透過光(照明)が透過できるスリット(切り欠き
部)を形成したベルト構造にしたことを特徴とする。こ
れにより、1段構成でカレットを搬送しながら、異質ガ
ラスと色の識別及び多種類の分別を可能とする。
【0026】(5) カレットを搬送する前記搬送ベルトは
駆動にサーボモータを用いることを特徴とする。これに
より、分別用エアノズルの噴射開始,噴射時間等を正確
にタイミングをあわせることを可能とする。
【0027】(6) 前記ガラスカレット分別装置におい
て、分別したい対象とするカレットをエア吹き等の分別
手段(分離手段)を用いて回収シュータへ落とし、その
他の異物は搬送ベルトの末端で分別手段を用いずに回収
する構成とすることを特徴とする。これにより、分別
(分離)に失敗した場合でも、回収シュータの回収純度
を低下させないことを可能とする。
【0028】(7) 前記ガラスカレット分別装置におい
て、異質ガラスの識別と色識別及びそれらの複数分別が
1ラインで行えるよう構成したことを特徴とする。これ
により装置のコンパクト化を可能とする。
【0029】(作用)ホッパは、上流から供給されるカ
レットを一時溜めながら且つ一定量づつ、下流側の回転
フィーダにカレットを供給するバッファの役割を担う。
【0030】整列供給手段としての回転フィーダは、下
流側で行う異質ガラスの識別・判定とカレットの色識別
・判定、及びこれらの分別・回収を正確に且つ高速に行
うため、大きさ、形の異なるカレットを一列に整列させ
ながら連続供給させるための整列・供給装置である。そ
の構造はそれぞれ回転する内輪と外輪の2重構造となっ
ており、ホッパより内輪側に連続供給されたカレット
は、傾斜した内輪の回転により遠心力で駆け上がるよう
に内輪の外周を旋回する外輪に乗り移ることができる。
環状の外輪の幅はカレットとほぼ同等か若干小さめにし
てあるため、内輪からの乗り移りの際には1個づつが外
輪に乗せられる。カレットは外輪の回転による遠心力に
より外周部のガイド板に沿い、外輪上で円周方向に一列
に整列しながら回転し、外壁の一部に設けた供出口より
外輪の接線方向に連続的に供出することができる。
【0031】回転フィーダと搬送ベルトを結ぶ傾斜した
連結板は、回転フィーダから供出されたカレットを滑ら
かに搬送ベルトに載せ、回転フィーダから出てくるカレ
ット速度と搬送ベルト速度との速度差分を加速する働き
をもつ。
【0032】搬送ベルトは、前記連絡板を介して回転フ
ィーダから供給されるカレットをベルト上に乗せて搬送
するもので、回転フィーダより若干速い速度に設定する
ことでカレットが連なっていても速度差で間隔を広げる
ことができる。そのベルト構造は、4本のベルトを1個
の駆動軸で回転できるよう構成し、ベルト上面の中間に
スリット状の切り欠き部を形成した構造のため、多段
(多連)にすること無くレーザ光照射、照明光透過によ
る異質ガラスの識別及びカレット色識別が可能であり、
また下流側にそれらを分別するための分別部が配置構成
できるため、全体がコンパクト化できる。カレットが移
動するベルト面には、両側にガイド板が設けてありカレ
ットが広がらず、一列に並んだ状態での移動が可能であ
る。また、上記ガイド板の片側に羽根状のガイド部材を
設けることで、流れてくるカレットを一方のガイド板側
に寄せることができるため、カレットはこのガイド板側
へ構成したスリット上を常に通過することとなり、もれ
なく異質ガラスの識別と色識別及びそれらの判定が可能
となる。また、ベルトの駆動にエンコーダ内蔵のサーボ
モータを用いることで、速度コントロールが任意に行
え、且つ、エンコーダのパルス信号と後述する光電セン
サーのトリガ信号を組合わせることにより、通過カレッ
トの管理が可能となる。
【0033】異質ガラス識別装置はレーザ光源よりレー
ザ光を搬送ベルトのスリット上を通過するカレット表面
に照射し、瞬間的に発光させ、その発光スペクトルをリ
アルタイムで分析することで、一般ガラスカレットと耐
熱ガラスの高速識別し、耐熱ガラス(異質ガラス)信号
を出力する。一般に、耐熱ガラスではカルシウム等のア
ルカリ成分が一般ガラスより低い等の特性スペクトルの
差異を分析することで判別を可能としている。
【0034】色識別装置は搬送ベルトのスリットを通過
するカレットをスリット下方に配置した照明ランプから
の透過光を対抗位置の識別カメラに撮像させ、画像処理
により取り込んだカレット色が何色であるかを識別し、
色信号を出力することができる。
【0035】異質ガラスのトリガ用の第1の非接触式光
電センサーは、搬送ベルトのスリット上を通過するカレ
ットを検出することにより、異質ガラス識別装置のレー
ザ光源のレーザ光の照射タイミングの信号に用いる。
【0036】色識別装置のトリガ用の第2の非接触式光
電センサーは、同じく搬送ベルトのスリット上を通過す
るカレットを検出することにより色識別装置の識別カメ
ラでカレットを撮像するシャッタタイミングの信号に用
いる。
【0037】エアノズル部のカレット通過を検出するた
めの各第3の非接触式光電センサーは、分別対象の異質
ガラス及びカレット色毎のエアノズル手前に取り付けら
れ、通過するカレットを検出することで、エアノズルの
吹き飛ばしタイミングの信号に用いる。
【0038】エアノズルは分別する異質ガラス及びカレ
ット色毎の所定の位置で、制御装置からの指令によりそ
れぞれに接続された電磁弁を開くことによって、圧力空
気を噴射させ、分別対象のカレットを対抗配置した回収
シュータに吹き落すことができる。
【0039】回収シュータはカレットの色別に設けられ
た開口したシュータであり、エアノズルで吹かれたカレ
ットを収容する。制御装置は、異質ガラス識別トリガ信
号および色識別装置のトリガ信号を起点に、異質ガラス
識別信号とカレット色判識別信号及びベルト移動距離パ
ルス信号(エンコーダ)よりエアノズルの電磁弁を開く
タイミングを管理し、エアノズル部のカレット通過信号
(電磁弁トリガ信号)と合致したら、電磁弁を開く。
【0040】前記制御装置の作用の詳細を以下に説明す
る。カレットが搬送ベルトのスリット上に流れてくる
と、異質ガラス識別トリガ信号及び色識別トリガ信号を
トリガとして、それぞれ異質ガラス識別用のレーザ照射
と識別カメラのシャッタが開かれ、通過カレットの識別
を開始する。同時に、カレットの移動量をカウント開始
し、ベルト移動距離パルス信号を用いてカレット移動量
を管理する。移動量をカウントしている間に異質ガラス
識別装置及び色識別装置より異質ガラスか否か、またカ
レット色が出力される。制御装置ではこの異質ガラス識
別信号と色識別信号をもとにカレットに対し、どれだけ
移動すればそのカレットに対応した分別するエアノズル
に到達するかを予測する。カレットはベルトとスリップ
して予測点より遅れたり、姿勢の変化等により予測点よ
り進む可能性がある。制御装置はその遅れ、進み分の幅
をもたせて、エアノズルを吹いてもよいという電磁弁開
許可信号を生成する。電磁弁開許可信号がON状態で弁
トリガスイッチがONとなると、カレット吹き落とし許
可とカレット吹き落としタイミングが合致するので、こ
のときエアノズルの電磁弁を開くと、カレットは丁度回
収シュータへ向けて吹き落とされる。このように電磁弁
開許可信号と電磁弁トリガ信号との論理積を電磁弁の開
信号とすることで、高速且つ連続して流れてくるカレッ
トやベルトとのスリップでベルト上での位置が多少ずれ
るカレットに対しても、異質ガラスと色毎に確実に分
別、回収できる。
【0041】前記搬送ベルトのプーリ軸にエンコーダ等
の回転量を計測する手段を設けることにより、カレット
がベルト回転に応じて移動量がパルス信号で出力でき
る。前記搬送ベルトは駆動にサーボモータを用いること
により、回転速度を検出するセンサの信号をフィードバ
ックでき、回転速度を制御することができるため、カレ
ットの移動速度がコントロール可能である。
【0042】前記カレット分別装置において、分別した
い対象とするカレットをエア吹き等の分別手段(分離手
段)を用いて回収シュータへ落とし、異物は搬送ベルト
の末端で分別手段を用いずに回収する構成とすると、分
別(分離)に失敗した場合、カレットは各色の回収シュ
ータに落ちないだけで、異物として搬送ベルト後端部の
異物回収シュータで回収される。
【0043】
【発明の実施の態様】以下、本発明の一実施例に係わる
ガラスカレット分別装置について図1〜図8を参照して
説明する。ここで、図1は同分別装置の正面図、図2は
図1の分別装置の上流側を拡大して示す正面図、図3は
図1の分別装置の下流側を拡大して示す正面図、図4は
図1の平面図、図5は図4のB−B線に沿う断面図、図
6は同分別装置の一構成である搬送ベルトの斜視図、図
7は図1の分別装置の一構成である色識別部の要部を拡
大して示す説明図、図8は図4のA−A線に沿う断面図
である。
【0044】図1〜図3において、本ガラスカレット色
分別装置の構成は、まず、色分別対象カレットの流れの
上流側にはホッパ1が設けられている。一般家庭や公共
施設等より回収された、各色が混在した空瓶等は図示し
ない破砕機等により、適度な大きさに破砕され、図示し
ないふるい機にかけられ、大きさ的には、例えば、10
〜30mm、30〜50mm、50〜70mm等数種類
にふるい分けられたものが各ラインに流されるように構
成されている。
【0045】図1〜図3に示したカレット色分別装置
は、前工程で上記ふるい分けられたカレット71の大きさ
毎に組み入れられた1ラインの構成例を示したもので、
ホッパ1に同前工程でふるい分けられた、例えば、上記
30〜50mmの大きさのカレット71が搬入ベルト2よ
り投入される。
【0046】ホッパ1内には、搬入ベルト2の投入量を
規制するための図示しないリミットスイッチ等で構成さ
れた検知センサーが取付けられており、ホッパ1内に投
入されるカレットの残量が常に一定量に保たれるようコ
ントロールされる。
【0047】ホッパ1の傾斜した底面には、バイブレー
タ3が取付けてあり、バイブレータ3を振動させること
により、ホッパ1内に溜ったカレットを投入口4より傾
斜ガイド板5を介して、下流側に設けた回転フィーダ6
に振動に応じた速度で定量供給する。
【0048】ホッパ1には、図示するような回転フィー
ダ6内のカレット71の量を検出するためのリミットスイ
ッチ等で構成した検知センサ7が取付けてあり、一定量
をオーバーしたときに(過剰供給時)バイブレータ3の
動作をOFF、また量が足りない時にはONさせること
で、自動的に回転フィーダ6への供給量をコントロール
する。
【0049】回転フィーダ6は、ホッパ1より供給され
たカレット71を、回転させながら遠心力で1個づつ1列
に整列させ、下流側に供出するもので、その断面構造例
を図5に示す。図5は、図4に示した回転フィーダ6の
B−B線に沿う断面図を示したものである。
【0050】図1〜図3及び図5において、符番8は回
転フィーダ6の外壁、符番9は内円盤、符番10は外円
盤、符番11はガイド壁である。外壁8の外周部には、カ
レットを供出するための供出口12が設けられている。内
円盤9と外円盤10は、それぞれ別のモータ13a,13bで
回転駆動される。内円盤9は、図示するように、すり鉢
状の外円盤9の中に組み入れられ、外円盤10の回転軸が
垂直方向に対して、回転軸が傾斜して回転するよう構成
し、また外円盤10の上面との交点部Kは高さが等しい位
置になるよう構成されている。
【0051】また、前記ガイド壁11は、図のように回転
する外円盤10の上面と接触しない範囲で回転フィーダ6
の外壁8に取付けられ、外円盤10の上面の内側の幅が交
点部Kから供出口12にかけ、回転方向に順次外側に広が
るよう構成している。
【0052】前記内円盤9,外円盤10の回転(矢印X)
により、内円盤9側に供給されたカレットは、矢印Yの
方向に遠心力で内円盤9の最外周部を駆け上げられるよ
うに1個づつ順次、環状を成した外円盤10の外周上面に
乗せられ、同様に遠心力により外側のガイド壁11に沿っ
て整列しながら移動し、外壁8に開口した供出口11より
連続して供出される。前記内円盤9,外円盤10の回転速
度は前記モータ13a,13bでそれぞれコントロールでき
るため、低速から高速での整列供給が可能である。
【0053】符番14は前記供出口12の近くに配置された
連結板であり、回転フィーダ6と下流側の搬送装置15を
連結するものである。前記連結板14により、回転フィー
ダ6のガイド板(案内板)16,供出口12よりから供出さ
れたカレットが減速することなく(加速させ)滑走で
き、且つ搬送ベルト17に乗り移る際、カレットが転がら
ないよう、上流側から下流側へ向かい下方に傾斜させて
いる。
【0054】搬送ベルト17は、傾斜した連結板を介して
上流側の回転フィダー6から連続的に供給されるカレッ
トを進行方向の間隔を広げつつ、また、幅方向を規制し
ながら移動させるものである。符番18は搬送装置本体
で、搬送ベルト17の駆動系19の構成や異質ガラス識別部
20、色識別部21、分別部22及び搬送ベルト17上のカレッ
トの幅方向の規制するための後述するガイド板等を構成
するものである。
【0055】前記搬送ベルト17の構成は、図6にその構
成を示すための説明図を示してあるが、図6に示す如
く、搬送ベルト17は、搬送ベルト17a,17b,17c,17
d,17eの合計4本から構成され、ベルト中央部に異質
ガラスの識別及びカレットの色識別を行うためのレーザ
光の照射並びに照明光の透過が可能なスリット23(切り
欠き部)を有する。ここで、前記スリット23の大きさは
カレット71の約半分である。また、前記スリット23の下
部には、図7に示すように後述する照明ランプからの照
明光が透過可能な透明板24が支持部材25a,25bにより
支持されている。
【0056】外側の前記搬送ベルト17a,17bは駆動プ
ーリ19aを基点に駆動プーリ19b,駆動プーリ19c,駆
動プーリ19d、駆動プーリ19eを結ぶ、ほぼ三角形状を
成すループ構成で回転させる。中央のベルト17cは駆動
プーリ19aと駆動プーリ19bを、またベルト17dは駆動
プーリ19cと駆動プーリ19dを介しループ回転させる。
これらの駆動は、搬送装置本体18の後部(下流側)に取
付けられた駆動モータ25によって、駆動プーリ19aを回
転させることにより各ベルト、プーリを介して回転が伝
達されるため、各ベルトの速度は同速度での移動が可能
である。また、これら構成により、駆動プーリ19b,19
c間の中央には前記スリット23が構成でき、ベルト17は
あたかも中央に切欠き部を設けた1本のベルト体で構成
される。スリット23の幅は、レーザ光照射及び色識別カ
メラが通過カレットの色識別に必要な数mm幅で、ベル
ト17c,17dの幅より形成できる。また、スリット23の
ベルト17の幅方向位置は、通過カレットの大きさに差が
あっても、必ず通過するガイド板26a側に寄せた位置と
している。
【0057】上流側回転フィーダ6から供給されたカレ
ットは、傾斜した前記連結板14を経て、上流側のベルト
17a,17b,17d上に乗せられが、ベルト17上のカレッ
ト通過幅は搬送装置本体18に取付けたガイド板26a,26
bより、通過カレットの最大きさより若干大きめの幅に
規制され、且つベルト17の上流側に設けた羽根状のガイ
ド部材27を構成しているため、移動カレットはベルト17
の中央よりガイド板26a側へ寄せられ、上記したスリッ
ト23上を必ず通過しながら下流側へ移動する。
【0058】前記駆動モータ22は、搬送ベルト17の速度
コントロールが容易に行え、また搬送ベルト17の移動距
離の検出が可能なエンコーダ付サーボモータである。前
記搬送ベルト17の速度は、通常は上流側の回転フィーダ
6の速度より若干速くし、速度差を設けることで回転フ
ィーダ6から供出されたカレットに連なりが生じて場合
でも間隔を広げることができる。前記駆動モータ22の制
御は、後述する分別制御装置28により行われ、それらは
ケーブル28aで接続されている。
【0059】前記異質ガラス識別部20は、カレットに対
しレーザ光を集光・照射させるレーザ光源29,ミラー3
0,集光レンズ31とスリット23の下部でレーザ光を遮断
するためのビームストッパ32,レーザ光源29の照射タイ
ミングを通過カレットに同期させるための透明体検出用
光電センサー(異質ガラス識別トリガ用光電センサー)
33及びカレット表面から発光する光を集光し、発光スペ
クトルを分析、異質ガラス(耐熱ガラス)の識別を行う
発光集光レンズ34、光ファイバ35、分析器36及び異質ガ
ラス識別器37より構成する。
【0060】前記レーザ光源29は、図1及び図3に示す
如く、上記搬送ベルト17のスリット17e上を通過するカ
レットの表面に照射できるよう配置し、ミラー30及び集
光レンズ31を介し集光させ、カレット表面に照射発光さ
せる。
【0061】ビームストッパ32は、搬送ベルト17のスリ
ット23下部のレーザ光29aが通過する直下位置に取付け
られ、スリット23を通過したレーザ光29aが搬送ベルト
17の下部以降へ照射しないようレーザ光29aを遮断す
る。
【0062】前記発光集光レンズ34は、レーザ光29aが
カレット表面に照射発光した光を集光するもので、図1
及び図3に示すような搬送ベルト17の上部に設置され、
集光された光は光ファイバ35を介して分析器36へ送られ
る。
【0063】前記分析器36は、集光した光のスペクトル
分析を行い、その分析信号を前記異質ガラス識別器37に
送り、異質ガラス識別器37はそのスペクトルの差異によ
り、一般ガラスか耐熱ガラスか等に識別を行う。
【0064】レーザ光29aの照射タイミングは、通過カ
レット毎に大きさ,形状,通過速度等が微妙に異なるた
め、高速で通過するカレットの表面に確実に照射させる
ためには、カレット通過と同時にタイミング良く、レー
ザ光源29と同期させることが必要である。このため、レ
ーザ光源29は後述する透明体検出用光電センサー33の信
号を受け、同時に照射が行えるよう構成されている。
【0065】透明体検出用光電センサー33は、上述した
ように通過カレットの通過を検出することにより、レー
ザ光源29の照射タイミングと同期させるためのトリガ信
号の役目と、前記分別部22で異質ガラスを分別するタイ
ミングを合わせるための信号として用い、搬送ベルト17
上に通過カレットが確実に捕らえられる位置に構成させ
ている。
【0066】異質ガラス識別器37は、分析器36からの信
号より通過カレットが異質ガラスであることの識別、ト
リガ信号(前記センサー33)とレーザ光源29の照射を同
期させるための制御機能や後述する異質ガラスを分別す
るための分別部22に異質ガラス判定結果の信号等を出力
する機能を有する。これらの信号の送受は、ケーブル37
a,37b,37cを介して行われる。
【0067】前記色識別部21は、照明ランプ38,色識別
カメラ39と色識別カメラ39のシャッタ開閉を通過カレッ
トに同期させるための透明体検出用光電センサー(色識
別トリガ用光電センサー)40、及び色識別カメラ39の信
号より通過カレットの色識別及び判定を行うための色識
別装置41より構成されている。前記照明ランプ38は、前
記搬送ベルト17のスリット23の下部に取付けられ、スリ
ット23を介した対抗位置に取付けた色識別カメラ39に向
け光を当てる。前記色識別カメラ39は、スリット23上を
通過するカレット毎に、前記照明ランプ38の光を透過さ
せ、撮像した信号を色識別装置41に送り色識別を行う。
【0068】撮像のタイミングは、通過カレット毎に大
きさ,形状,通過速度等が微妙に異なりるため、高速で
通過するカレットの色を確実に識別させるためには、カ
レット通過と同時にタイミング良く色識別カメラ39のシ
ャッタをきることが必要である。このため、色識別カメ
ラ39は透明体検出用光電センサー40の信号を受け、同時
にシャッタが切れるようと同期できるよう構成してい
る。
【0069】前記透明体検出用光電センサー40は、上述
したように通過カレットの通過を検出することにより、
色識別カメラ39のシャッタタイミングと同期させるため
のトリガ信号の役目と、前記分別部22で色毎に分別する
タイミングを合わせるための信号として用い、搬送ベル
ト17上に通過カレットが確実に捕らえられる位置に構成
させている。
【0070】前記色識別装置41は、色識別カメラ39から
の信号より通過カレットの色識別や判定、トリガ信号
(センサー40)と色識別カメラ39のシャッタを同期させ
るための制御機能や後述するカレットの色毎に分別する
ための分別部22に色判定結果の信号等を出力する機能を
有する。これらの信号の送受は、ケーブル41a,41b,
41cを介して行われる。
【0071】前記分別部22は、異質ガラス識別部20及び
色識別部21で識別され順次搬送ベルト17上を流れてくる
カレットを管理し、異質ガラス、また、カレット色毎に
エアジェットで吹き飛ばし、それぞれ回収を行うもので
あり、図1〜図3に示すように、前記異質ガラス識別部
20及び色識別部21の下流側に位置し、本実施例では、上
流側(識別部20,21側)より異質ガラス,緑色,茶色及
び透明無色の四種類と異物を含めたその他の分別を行
う。
【0072】前記分別部22は、異質ガラスと各色毎に分
別,回収するための回収シュータ42(42a,42b,42
c,42d,42e)、電磁弁43(43a,43b,43c,43
d)、エアノズル44(44a,44b,44c,44d)、流れ
てくるカレットを検出する異質ガラス,色別トリガ用光
電センサー45(45a,45b,45c,45d)及び識別され
た上記4種類のカレットをそれぞれ異質ガラスと色毎に
分別するための吹き飛ばしタイミングを管理するための
分別制御装置28、また分別制御装置28からの信号を受け
電磁弁43(43a〜43d)を開閉するための電磁弁開閉回
路46及びこれらの信号の送受を行うケーブル46a,46b
より構成されている。
【0073】前記回収シュータ42は、異質ガラスの回収
シュータ42a,緑色の回収シュータ42b,茶色の回収シ
ュータ42c,透明無色の回収シュータ42d及びその他の
回収シュータ42eより構成され、それぞれ上流側より回
収シュータ42a〜42dが搬送ベルト17の側面に、回収シ
ュータ42eが搬送ベルト17の下流側端部に取付けられて
いる。また、回収シュータ42a〜42dのそれぞれに搬送
ベルト17を挟み、お互いに向き合うように、搬送ベルト
17の他方の側面には、異質ガラス用,緑色用,茶色用,
及び透明無色用の電磁弁43a,43b,43c,43dとエア
ノズル44a,44b,44c,44dが各1対で取付けられ、
各電磁弁44a〜44dには図示しない配管を経て外部の空
圧源より圧力空気が供給される。
【0074】更に、エアノズル44a〜44dの上流側には
通過カレットを検出し、そのタイミングに合わせ、各電
磁弁43a〜43dを開閉するための異質ガラス分別及び色
分別トリガ用光電(透明体検出用)センサー45a〜45d
の発光、受光側がそれぞれ搬送ベルト17の側面に一対づ
つ取付けられている。
【0075】前記電磁弁開閉回路46は、前記分別制御装
置28からの指令信号により、それぞれの電磁弁43a〜43
dを開閉させるための装置であり、それぞれはケーブル
43bを介して電源が供給される。
【0076】分別制御装置28は、搬送ベルト17の駆動用
モータ(サーボモータ)の速度コントロールと共に異質
ガラス識別用トリガセンサー33、色識別用トリガセンサ
ー40と上記駆動用モータ付随のエンコーダ信号よりベル
ト17のスリット23位置(識別用トリガセンサー33,40)
からカレットの位置を管理し、異質ガラス識別器37及び
色識別装置41から出される異質ガラス識別信号,カレッ
ト色識別信号と異質ガラス分別トリガ用及び色分別トリ
ガ用光電センサー45a〜45dの信号より各電磁弁43a〜
43dを開閉させ、エアノズル44a〜44dよりエアを噴射
させ、カレットを異質ガラス及び色毎の回収シュータ42
a〜42d及びその他の回収シュータ42eへ分別、回収さ
せる。
【0077】前記分別制御装置28の簡単な制御アルゴリ
ズム例を、以下に説明にする。分別制御装置28の内部で
は、タイマがプログラムとして構築されている。 1)カレットがスリット23を通過すると、まず、異質ガラ
ス識別トリガ用光電センサー33が働き、そのトリガ信号
がタイマへ送られる。タイマは、前記異質ガラス識別ト
リガ用光電センサー33のトリガ信号の立ち上がりでカウ
ントスタートする。カウントは、駆動モータ22付随のエ
ンコーダのパルス信号にもとづき行い、異質ガラス識別
トリガ用光電センサー33の検出位置からのカレット移動
量を意味する。一方、レーザ光源29は、前記光電センサ
ー33のトリガ信号によりレーザ光29aをスリット23上の
カレット表面に照射し、発光した光は発光集光レンズ34
より集光され、光ファイバ35を介して、分析器36に送ら
れスペクトル分析され、その分析信号は異質ガラス識別
装置20へ送られ、同時に異質ガラスか否かの識別が行わ
れ、更にその識別信号は分別制御装置28へ送られる。
【0078】2)タイマは、この異質ガラス識別信号が異
質ガラスであれば、異質ガラス分別用エアノズル44aま
での距離に相当するカウントアップ値を設定する。カレ
ットは、搬送ベルト17との間でのスリップ等でカウント
アップ点よりも遅れて到達するケースがあることから、
遅れ距離を考慮し、カウントのカウントアップ点とカレ
ットの遅れ距離分の幅をもたせ、異質ガラス用エアノズ
ル44aの吹き落としを許可する弁開許可信号を形成す
る。カレットが前記ノズル44aを通過するとき、異質ガ
ラス分別トリガ用光電センサー45aがONする。弁開許
可信号がONのとき、分別トリガ用光電センサー(異質
ガラス用)45aがONとなると両者の論理積がONとな
り、電磁弁開閉回路46を介して異質ガラス用電磁弁43a
をある一定時間(カレットの通過時間)だけONさせ
る。前記異質ガラス分別用エアノズル44aが開くと、カ
レットは異質ガラス用回収シュータ42aに向かって吹き
落とされる。なお、タイマは通過するカレット順に割り
付けられ(最大;搬送ベルト17に並べられる数量)を、
それぞれカウントアップされる。
【0079】同様に、色カレットのケースについて説明
する。 1)カレットのスリット23の通過に伴い、前記色識別トリ
ガ用光電センサー40が働き、そのトリガ信号がタイマへ
送られる。タイマは色識別トリガ用光電センサー40のト
リガ信号の立ち上がりでカウントスタートする。カウン
トは駆動モータ22付随のエンコーダのパルス信号にもと
づき行い、前記色識別トリガ用光電センサー40の検出位
置からのカレット移動量を意味する。一方、色識別カメ
ラ39は色識別トリガ用光電センサー40のトリガ信号によ
りカメラシャッタが作動し、その撮像信号は色識別装置
41へ送られ同時に通過カレットの色判定が行われ、その
信号は分別制御装置28へ送られる。タイマは、この色信
号に基づき、それぞれの分別トリガ用光電センサー45
(45b,45c,45d)までの距離に相当するカウントア
ップ値を設定する(例えば、通過カレットが緑色であっ
たとすれば、光電センサー40から緑色用エアノズル44b
までの移動量設定する:以下は通過カレットが緑色であ
ったことで説明を進める)。
【0080】2)カレットは搬送ベルト17との間でのスリ
ップ等でカウントアップ点よりも遅れて到達するケース
があることから、遅れ距離を考慮してカウントのカウン
トアップ点とカレットの遅れ距離分の幅をもたせ、緑色
用エアノズル44bの吹き落としを許可する弁開許可信号
を形成する。カレットが緑色用エアノズル44bを通過す
るとき、分別トリガ用光電センサー(緑色用)45bがO
Nする。弁開許可信号がONのとき、分別トリガ用光電
センサー45bがONとなると、両者の論理積がONとな
り、電磁弁開閉回路46を介して緑色用電磁弁43bをある
一定時間(カレットの通過時間)だけONさせる。緑色
用エアノズル44bが開くと、カレットは緑用回収シュー
タ42bに向かって吹き落とされる。
【0081】茶色及び透明無色の場合も同様に、タイマ
カウントアップとそれぞれに対応した弁開許可信号が形
成されるため、各色毎の分別が可能となる。なお、色識
別信号がその他、または、識別不可であったときは弁開
許可信号はONとならないので、カレットはエアノズル
44で吹き落とされず、その他の用回収シュータ42eに流
れる。
【0082】以上の要領でそれぞれ上流側より供給され
るカレットは順次識別され、異質ガラス及び各色の回収
シュータ42a,42b,42c,42dに吹き落とされ、ま
た、その他で識別されたカレットは吹かれること無く、
その他回収シュータ42eに回収される。
【0083】なお、上記実施例では、異質ガラスと緑
色,茶色,透明無色の4種類及びその他の計5種類の分
別を可能としているが、上記以外のガラス種,色種ある
いは分別数についても分別目的,用途等によって任意な
組合せ構成が可能である。
【0084】また、上記実施例では、異質ガラスとカレ
ット色分別を行う例を示したものであるが、カレット色
のみの分別も可能であり、同様に分別目的、用途等によ
って使い分けすることができる。
【0085】その場合の装置構成は、図1〜図3に示し
た異質ガラス識別部20(29〜34で構成される)及びこれ
に係わる分別部22のうち回収シュータ42a,電磁弁43
a,エアノズル44aと分別トリガ用光電センサー45aを
除いたもので構成するにより、搬送ベルト17上を流れる
カレットの色識別及び分別が可能となる。
【0086】上記実施例に係るガラスカレット分別装置
によれば、以下に述べる効果を有する。 (1) 本分別装置の構成により、従来人手で行っていたカ
レットの色分別作業の自動化が可能となった。
【0087】(2) 本分別装置の構成により、従来できな
かった異質ガラスカレットの分別が自動で行えるように
なった。 (3) 本分別装置の構成により、カレットを整列させなが
ら高速供給でき、また通過カレット毎に異質ガラス識別
と色識別及び通過時間(移動距離)やノズルの噴射タイ
ミング等の管理がリアルタイムで行えるため、高速且つ
高純度の分別が可能となった。
【0088】(4) 本分別装置の構成により、カレットの
供給、整列、異質ガラス(耐熱ガラス)識別色識別及び
識別したカレットの分別・回収の一連の工程が1ライン
構成で行えるため、装置のコンパクト化が可能となっ
た。
【0089】(5) 前記の高速処理及び高い回収純度によ
り単位処理量あたりの装置コストを下げること可能とな
った。 (6) 前記の装置のコンパクト化により、単位処理量あた
りの設置スペースを下げ、建屋,土地等のコストを下げ
ることが可能となった。
【0090】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明にによれば、従
来行われているカレットの色分別作業及びリサイクルを
行う上での問題点を解消するため、単位時間当りの処理
個数を上げ、装置の小型化や分別精度の向上を図り、更
にはガラス瓶再生の過程で重大な欠陥となる異質ガラス
(耐熱ガラス)の分別及びリサイクルするための色分別
を行うガラスカレット分別装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るガラスビンカレット分
別装置の全体図。
【図2】図1の分別装置の上流側を拡大して示す正面
図。
【図3】図1の分別装置の下流側を拡大して示す正面
図。
【図4】図1の平面図。
【図5】図1のB−B線に沿う断面図。
【図6】図1のガラスビンカレット分別装置の一構成で
ある搬送ベルトの斜視図。
【図7】図6の搬送ベルトにおけるスリット周辺を詳細
に示す説明図。
【図8】図1のA−A線に沿う断面図。
【図9】従来技術1に係るカレット分別装置の基本構成
を示す図。
【図10】従来技術2に係るカレット分別装置の基本構
成を示す図。
【図11】従来技術3に係るカレット分別装置の基本構
成を示す図。
【符号の説明】
1…ホッパ、 3…バイブレータ、 4…投入口、 5…傾斜ガイド板、 6…回転フィーダ、 7…検知センサ、 8…外壁、 9…内円盤、 10…外円盤、 11…ガイド壁、 12…供出口、 13a,13b…モータ、 14…連結板、 15…搬送装置、 16…案内板、 17,17a〜17d…搬送ベルト、 19…駆動系(駆動モータ)、 19a〜19e…駆動プーリ、 20…異質ガラス識別部、 21…色識別部、 22…分別部、 23…スリット(切り欠け部)、 24…透明板、 25a,25b…支持部材、 26a,26b…ガイド板、 27…ガイド部材、 28…分別制御装置、 29…レーザ光源、 30…ミラー、 31…集光レンズ、 32…ビームストッパ、 33…透明板検出用光電センサー(異質識別トリガ用光電
センサー)、 34…発光集光レンズ、 35…光ファイバ、 36…分析器、 37…異質ガラス識別器、 38…照明ランプ、 39…色識別カメラ、 40…透明板検出用光電センサー(色識別トリガ用光電セ
ンサー)、 41…色識別装置、 42,42a〜42e…回収シュータ、 43,43a〜43e…電磁弁、 44,44a〜44d…エアノズル、 45,45a〜45d…色別トリガ用光電センサー、 46…電磁弁開閉装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江頭 良夫 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 金内 信 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 真川 俊雄 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 川村 武也 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱ガラス等の異質ガラスと一般ガラス
    カレットの分別及び色別に分別する分別装置において、 上流側より供給される異質ガラスを含んだガラスカレッ
    トを一時溜めながら一定の割合で下流に供給するホッパ
    と、前記ホッパより供給されるカレットを回転加速さ
    せ、遠心力により一列に整列させ、高速且つ連続的に供
    出する整列供給手段と、前記整列装置から出てくるカレ
    ット速度と搬送ベルト速度との速度差分を加速するため
    の傾斜連結板と、ベルト移動量を計測する計測手段を設
    けたカレット搬送ベルトと、この搬送ベルトのスリット
    上を通過するカレット表面にレーザ光を照射することに
    より発光させ、この発光スペクトルを分析することによ
    り異質ガラスか否かを識別する1台の異質ガラス識別装
    置と、前記カレット搬送ベルトのスリットに照明光を透
    過させ、通過するカレットの透過光を撮像することによ
    り色を識別する1台の色識別装置と、前記異質ガラス識
    別装置のセンシングタイミングを取るためのトリガとな
    る第1の非接触式光電センサーと、前記色識別装置のセ
    ンシングタイミングを取るためのトリガとなる第2の非
    接触式光電センサーと、カレットを異質ガラスと,また
    色毎のカレットに所定の位置で吹き落とし、分別を行う
    ためのエアノズルと、エアノズル部のカレット通過を検
    出するための第3の非接触式光電センサーと、前記エア
    ノズルで吹き落としたカレットを受けるための回収シュ
    ータと、下記1)〜6)の各信号よりカレットを吹き落とす
    エアノズルの電磁弁の開閉を制御する制御装置とを具備
    することを特徴とするガラスカレット分別装置。 1)異質ガラス識別用トリガセンサーより得られる異質ガ
    ラス識別用トリガ信号 2)色識別用トリガセンサーより得られる色識別トリガ信
    号 3)異質ガラス識別装置より得られる異質ガラス信号 4)色識別装置より得られるカレット色信号 5)ベルト移動量計測手段から得られるベルト移動距離パ
    ルス信号 6)電磁弁トリガ用センサーより得られる電磁弁トリガ信
  2. 【請求項2】 前記カレットを高速・連続的に供給する
    整列供給手段は、遠心力を用いて回転円盤と円盤周囲の
    壁に沿ってカレットを整列させ,壁に設けた供出口より
    円盤接線方向にカレットを供出する回転フィーダである
    ことを特徴する請求項1記載のガラスカレット分別装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、異質ガラス識別トリガ
    信号と色識別トリガ信号をトリガとしてカレットの移動
    量をカウント開始し、ベルト移動距離パルス信号を用い
    てカレット移動量を管理し、異質ガラス識別信号とカレ
    ット色識別信号より異質ガラス及びカレット各色に対応
    するエアノズルの電磁弁に対し、カレットが電磁弁トリ
    ガ用センサーに到達したと予測される時点を基準にベル
    トとカレットとのスリップを考慮した幅分の電磁弁許可
    信号を生成するとともに、電磁弁開許可信号と電磁弁ト
    リガ信号との論理積を電磁弁の開信号とする構成である
    ことを特徴とする請求項1記載のガラスカレット分別装
    置。
  4. 【請求項4】 前記回収シュータは、該回収シュータの
    回収配置順をカレットの混成比率の低いものから上流よ
    り配置したものであることを特徴とする請求項1記載の
    ガラスカレット分別装置。
  5. 【請求項5】 前記カレット搬送ベルトは、カレットを
    搬送させながら、同ベルト上の一部に異質ガラスを識別
    する際に必要なレーザ光及びカレットの色識別する際に
    必要な透過照明光が透過できる切り欠き部を形成した構
    成であることを特徴とする請求項1記載のガラスカレッ
    ト分別装置。
  6. 【請求項6】 異質ガラスの識別と色識別及びそれらの
    分別が1ラインで行う構成でああることを特徴とする請
    求項1記載のガラスカレット分別装置。
  7. 【請求項7】 前述した1台の色識別装置で複数の色識
    別を行うことを特徴とする請求項1記載のガラスカレッ
    ト分別装置。
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