JP2000118755A

JP2000118755A - 給紙機

Info

Publication number: JP2000118755A
Application number: JP10285089A
Authority: JP
Inventors: Toshihiro Yoneda; 利博米田; Junjiro Watanabe; 潤二郎渡辺
Original assignee: Rengo Co Ltd
Current assignee: Rengo Co Ltd
Priority date: 1998-10-07
Filing date: 1998-10-07
Publication date: 2000-04-25

Abstract

(57)【要約】【課題】コンパクトな機構で、シートを疵付けること
なく表裏面の向きを選択的に変更できる給紙機を提供す
ることである。【解決手段】積層シート１から分離されるシート束３
を搬送するコンベア５の搬送路を幅方向に分割し、この
分割した搬送路の隙間に、コ字形断面が背中合わせに形
成された枠体４５を配置し、この枠体４５を搬送路面の
上下に昇降可能で、搬送路に沿った搬送路面と垂直な断
面内で１８０°旋回可能とし、必要に応じて枠体４５を
搬送路面の上に上昇させ、前記コ字形断面内にシート束
３を安定した状態で収容して反転させ、シートを疵付け
ることなく選択的に表裏面の向きを変更できるようにし
たのである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、積層された板紙
を、表裏面の向きを揃えて印刷機等のシート加工機に連
続的に供給する給紙機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術および発明が解決しようとする課題】例え
ば、積層された段ボールシート等の板紙を上部から供給
して、シート加工機である印刷機で印刷加工を施す場
合、積層された板紙には、表面が上向きの状態で積層さ
れているものや、逆に表面が下向きの状態で積層されて
いるものがある。また、印刷機には、上側から印刷する
タイプや下側から印刷するタイプがある。したがって、
板紙の表裏を場合に応じて反転させて供給する必要があ
る。

【０００３】積層した板紙をシート加工機に連続して供
給する給紙機には、大別して２つのタイプがある。一つ
は、例えば特公平７−７６０６３号公報に開示された給
紙機のように、積層シートを傾動台で横転させ、この横
転した積層シートを将棋倒し状に倒して、排出端へ搬送
するものであり、もう一つは、例えば特開昭６０−８７
１５０号公報に開示された給紙機のように、積層シート
を昇降させ、分離装置で積層シートの上層から所定の枚
数のシート束を分離して、搬送装置でシート束を水平な
状態で排出端へ搬送するものである。

【０００４】前記シート加工機へ供給する板紙の表裏面
の向きを選択的に変える手段としては、前者では、特公
平７−７６０６３号公報に開示された、前記傾動台を水
平面内で旋回させる方法や、特公昭５７−３６２２６号
公報に開示された、横転した積層シートから前方に出す
上端縁または下端縁を選択的に変える方法が採用され、
後者では、特開昭６０−８７１５０号公報等に開示され
た、シート束搬送装置の途中でシート束をアームで起立
させたのち、別のアームで反対側へ寝かせる方法が採用
されている。

【０００５】前者における各方法は、積層シート全体を
反転処理するため、反転装置が大がかりなものとなる問
題がある。また、積層シートの横転やシートの縁出しの
際に、シートが疵付きやすい問題もある。後者における
方法は、反転装置をコンパクトにできる利点はあるが、
シート束を起立させたり、別のアームに受け渡す際にシ
ートの縁が疵付きやすい問題がある。

【０００６】そこで、この発明の課題は、コンパクトな
機構で、シートを疵付けることなく表裏面の向きを選択
的に変更できる給紙機を提供することである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、供給端に搬入される積層シートを所
定枚数のシート束に分離する分離装置と、この分離され
たシート束を、概ね水平な状態で排出端へ搬送する搬送
装置と、搬送されるシート束を反転する反転装置より成
る給紙機において、前記搬送装置の搬送路を幅方向に分
割して形成し、前記反転装置を、前記水平状態で搬送さ
れるシート束の上下面が嵌まり込むコ字形断面を有する
枠体を、前記分割された搬送路の隙間に配置し、この枠
体を搬送路面の上下に昇降し、かつ、搬送路に沿って搬
送路面と垂直な断面内で、前記コ字形断面の奥底側を旋
回中心として１８０°旋回するように形成した構成を採
用したのである。

【０００８】すなわち、幅方向に分割した搬送装置の搬
送路の隙間に、シート束の上下面が嵌まり込むコ字形断
面を有する枠体を配置し、この枠体を搬送路に沿った搬
送路面と垂直な断面内で１８０°旋回させることによ
り、前記コ字形断面内にシート束を安定した状態で収容
し、シートを疵付けることなく反転できるようにし、前
記枠体を搬送路面の上下に昇降させて搬送路から退避可
能とし、シートを選択的に表裏面の向きを変更できるよ
うにしたのである。

【０００９】前記枠体を、その旋回中心に関して前記コ
字形断面と対称なもう一つのコ字形断面を有するものと
することにより、枠体を１８０°旋回したままで、先に
反転したシート束を収容したコ字形断面の背面側に、次
に搬送されてくるシート束を収容するコ字形断面がセッ
トされるため、枠体を戻し旋回することなく、次々と搬
送されるシート束を効率よく反転することができる。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、図１乃至図１２に基づき、
この発明の実施形態を説明する。この給紙機は、図１に
示すように、搬入される段ボールの積層シート１を上昇
させるリフタ２と、積層シート１の上層から所定枚数の
シート束３を分離するプッシャ４と、分離されたシート
束３を排出端に送り出すコンベア５と、このコンベア５
の途中に配置されたシート束３の反転装置６とで構成さ
れ、コンベア５の排出端には搬送されるシート束３が投
入されるホッパ７と、ホッパ７内のシートをシート加工
機としての印刷機に連続供給するフィードコンベア８が
配置されている。

【００１１】前記リフタ２は、図２に示すように、その
マスト９を背面側へ傾斜させて配置され、このマスト９
に第１のフォーク１０と第２のフォーク１１が取り付け
られている。第１のフォーク１０は、マスト９の上下端
に取り付けられたプーリ１２に巻き掛けられたベルト１
３で昇降される。第２のフォーク１１は、マスト９の上
端に取り付けられ、上下に軸棒１４で連結された２つの
スプロケット１５に巻き掛けられたチェーン１６で昇降
される。この軸棒１４はマスト９の高さの概ね半分の長
さに形成されており、第２のフォーク１１はマスト９の
上部のみで昇降する。

【００１２】前記各フォーク１０、１１の上昇は、搭載
された積層シート１の上端が、光センサ（図示省略）で
所定の位置に検出されたときに、一旦停止されるように
なっている。また、マスト９の頂部には、後述する送り
ローラ１７と、マスト９の背面側へ傾動可能で、ばねで
直立するように付勢された複数のストッパ板１８が取り
付けられている。

【００１３】前記第１のフォーク１０は、図３に示すよ
うに、その先端部にフォーク１０基端側に重心を有する
回動自在な梃体１９が枢着されている。この梃体１９
は、図３（ａ）に示すように、フォーク１０の下降端位
置において床面上の受け台２０で水平に保持され、搬入
される積層シート１をスムーズに受け入れるようになっ
ている。フォーク１０が上昇すると、図３（ｂ）に示す
ように、梃体１９はフォーク１０に取り付けられた受け
板２１に支持され、フォーク１０と同一平面内に収納さ
れる。したがって、積層シート１は傾斜したフォーク１
０の上に移載され、マスト９に凭れ掛かった状態で上昇
する。

【００１４】前記第２のフォーク１１は、図４に示すよ
うに、前記チェーン１６に取り付けられた基台２２と、
この基台２２の上面をスライドする爪２３より成り、爪
２３が基端近くで屈曲してマスト９の隙間に収納されて
いる。また、前記軸棒１４はマスト９の背面側に設置さ
れたシリンダ２４で、下側のスプロケット１５と共に回
動されるようになっている。シリンダ２４は、第１のフ
ォーク１０がマスト９の上部まで上昇してきたときに伸
長され、基台２２がマスト９の前面側に押し出されると
ともに、爪２３が基台２２に取り付けられた支持ローラ
２５に支えられて、積層シート１を受けるように真っ直
ぐに起こされる。第１のフォーク１０は下降しながら積
層シート１を第２のフォーク１１に移載した後、次の積
層シート１を受け取るように下降端位置まで下降する。

【００１５】前記プッシャ４は、図２に示したように、
前記マスト９に垂直なレール２６に沿って前進、後退す
る門形台車２７の幅方向中央部に搭載されている。この
門形台車２７には、積層シート１の上面に追随して上下
にスライドし、積層シート１の横ずれを防止する押し板
２８も取り付けられている。また、門形台車２７には、
積層シート１の上端を検出する前記光センサも取り付け
られている。

【００１６】前記プッシャ４は、図５に示すように、第
１の押し出しシリンダ２９と、第１の押し出しシリンダ
２９に連結金具３０を介して連結された第２の押し出し
シリンダ３１と、第２の押し出しシリンダ３１に取り付
けられ、積層シート１の後端縁に押し当てられる押し出
し板３２と、第１の押し出しシリンダ２９に連結され、
シート束３が押し出されたあとの積層シート１上面を押
圧する押さえ板３３とで基本的に構成されている。

【００１７】前記第１の押し出しシリンダ２９は、その
両端が前記門形台車２７に固定された金具３４と前記連
結金具３０に枢着され、傾動自在になっている。また、
門形台車２７にはシリンダ３５で傾動されるベース金具
３６が枢着され、このベース金具３６の下面に第１の押
し出しシリンダ２９用のガイド棒３７が取り付けられて
いる。

【００１８】前記第２の押し出しシリンダ３１は、その
ガイド棒３８とともに、前記連結金具３０の下面に取り
付けられ、その先端に前記押し出し板３２が取り付けら
れている。前記押さえ板３３は、連結金具３０の前面側
に金具３９で取り付けられ、シリンダ４０で上下に回動
されるようになっている。

【００１９】前記プッシャ４でシート束３を送り出す際
には、まず門形台車２７が積層シート１の後端縁に前進
し、前記押し板２８が積層シート１の上面に押し当てら
れる。前記光センサの信号でリフタ２が上昇停止する
と、図５に示したように、第１の押し出しシリンダ２９
が駆動され、前記押し出し板３２が第２の押し出しシリ
ンダ３１と一体で前進して、積層シート１上層のシート
束３を前記ストッパ板１８の上端から送りローラ１７上
へと押し出し、同時に前進した押さえ板３３が、シート
束３の押し出されたあとの積層シート１上面にシリンダ
４０により押圧される。このとき、ストッパ板１８は、
シート束３の下側に接触して摩擦力で連れ出されようと
するシートを、傾動して緩衝させながら拘束する。

【００２０】前記押さえ板３３が積層シート１の上面を
押圧して、シート束３の下側のシートの移動を拘束する
と、第２の押し出しシリンダ３１が駆動され、図６に示
すように、押し出し板３２がさらに前進して、シート束
３をコンベア５上に送り出すと、押さえ板３３がシリン
ダ４０の作動によって上方へ開放される。こののち、押
し出し板３２と押さえ板３３が２つの押し出しシリンダ
２９、３１で元の位置に後退させられる。以上の手順を
繰り返すことにより、シート束３が積層シート１の上層
から順次コンベア５上に送り出される。

【００２１】前記コンベア５は、図７乃至図９に示すよ
うに、搬送方向の中央部で２つに分割され、この分割部
に前記反転装置６の回転軸４１が配置されている。ま
た、コンベア駆動軸４２のプーリ４３に巻き掛けられた
搬送ベルト４４は幅方向に５条に分割され、これらの搬
送ベルト４４の間の隙間に、コ字断面が背中合わせに形
成された４つの枠体４５が配置され、その中央部が回転
軸４１に取り付けられている。回転軸４１は、タイミン
グベルト４６でモータ４７の回転軸に連結され、このモ
ータ４７と一緒にシリンダ４８で昇降されるようになっ
ている。なお、枠体４５は、２つのコ字断面を背中合わ
せにしないで、一方のみで形成してもよい。

【００２２】図７は、コンベア５上を搬送されるシート
束３を反転させる場合であり、前記シリンダ４８で枠体
４５が回転軸４１と共に搬送路面の上側に上昇し、搬送
されてきたシート束３が枠体４５の前面側のコ字断面内
に収容されている。コ字断面を形成する上下の爪は、シ
ート束３をスムーズに受け入れるように、その先端が鋭
角になっており、下側の爪の上面は、搬送路面よりわず
かに下の位置にセットされている。

【００２３】前記前面側のコ字断面内にシート束３が収
容されると、図１０に示すように、前記モータ４７で枠
体４５が１８０°旋回され、シート束３が反転されて枠
体４５の後面側に移動し、コンベア５で排出端に搬送さ
れる。このとき、図７の状態で枠体４５の後面側に位置
したコ字断面が前面側へ移動し、次に搬送されてくるシ
ート束３を収容する。

【００２４】前記シート束３を反転しない場合は、図１
１に示すように、前記枠体４５はシリンダ４８で搬送路
面よりも下側に下降退避され、シート束３はコンベア５
上をそのままの姿勢で排出端へ搬送される。

【００２５】前記コンベア５で排出端に搬送されたシー
ト束３は、前記ホッパ７に投入される。このホッパ７
は、図１２に示すように、コンベア５の排出端に対向し
て配置された架台４９に、シート束３を受け取るフリー
ローラ付のアーム５０と、シート束３の先端縁を案内す
る前面案内板５１が設けられ、コンベア５の下方にシー
ト束３の後端縁を案内する後面案内板５２が配置されて
いる。

【００２６】前記アーム５０は、２組のスプロケット５
３とチェーンを介してシリンダ５４で昇降される昇降台
５５に取り付けられ、その上面がコンベア５の搬送路面
と同じ高さにセットされた後、シリンダ５６で架台４９
の前面側へ押し出されて、コンベア５からシート束３を
受け取るようになっている。シート束３を受け取ったア
ーム５０は、昇降台５５と共に下降し、シリンダ５６の
作動で架台４９の後面側に引き込まれて、シート束３を
ホッパ７内に投入する。

【００２７】前記前面案内板５１は、架台４９の上部に
取り付けられたモータ５７で駆動されるスプロケット５
８とチェーンで昇降可能に形成され、上部案内板５１ａ
と下部案内板５１ｂに分割されている。上部案内板５１
ａの受け面は若干上向きに傾斜し、その背面にはダンパ
５９が取り付けられて、アーム５０上に排出されるシー
ト束３からの衝撃を緩衝するようになっている。下部案
内板５１ｂは、上端位置が上部案内板５１ａの下端に合
わせられ、その受け面は下向きに傾斜している。

【００２８】前記後面案内板５２の受け面は上向きに傾
斜し、その下部に緩斜面５２ａが設けられている。この
緩斜面５２ａは、シート束３の後端縁をフィードコンベ
ア８から浮かせ、フィードコンベア８に接触しないよう
にしている。後面案内板５２は、その背面にシリンダ６
０が取り付けられており、ホッパ７内に最初のシート束
３が投入されたのちに前進して、シート束３を前面案内
板５１との間で保持するようになっている。

【００２９】前記前面案内板５１と後面案内板５２で保
持されたシート６１は、徐々に下降し、その先端縁が前
面案内板５１の下端から開放されると、その下側のシー
ト６１と少しずつ後方へずれて重なり合い、シート６１
間の摩擦力で前方に引き出される。このようにして、所
望の表裏面の向きに揃えられたシート６１が下層側から
順次繰り出され、フィードコンベア８で印刷機に供給さ
れる。

【００３０】

【発明の効果】以上のように、この発明の給紙機は、積
層シートから分離されたシート束を搬送する搬送装置の
搬送路を幅方向に分割し、この分割した搬送路の隙間
に、シート束の上下面が嵌まり込むコ字形断面を有する
枠体を配置し、この枠体を搬送路面の上下に昇降可能
で、搬送路に沿った搬送路面と垂直な断面内で１８０°
旋回させるようにしたので、必要に応じて枠体を搬送路
面の上側に上昇し、前記コ字形断面内にシート束を安定
した状態で収容して反転させ、シートを疵付けることな
く選択的に表裏面の向きを変更することができる。ま
た、前記枠体の旋回中心に関して前記コ字形断面と対称
に、もう一つのコ字形断面を設け、枠体を１８０°旋回
したままで、先に反転したシート束を収容したコ字形断
面の背面側に、次に搬送されてくるシート束を収容する
コ字形断面がセットされるようにしたので、枠体を戻し
旋回することなく、次々と搬送されるシート束を効率よ
く反転することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】給紙機の実施形態を示す正面図

【図２】図１のリフタ部とプッシャ部を示す正面図

【図３】ａ、ｂは、それぞれ図２のリフタ部の作動を説
明する正面図

【図４】図２のリフタ部の作動を説明する正面図

【図５】図１のプッシャ部を示す正面図

【図６】図５のプッシャ部の作動を説明する正面図

【図７】図１の搬送コンベアと反転装置を示す正面図

【図８】図７の平面図

【図９】図７の側面図

【図１０】図７の反転装置の作動を説明する正面図

【図１１】図７の反転装置の作動を説明する正面図

【図１２】図１のホッパを示す正面図

【符号の説明】

１積層シート２リフタ３シート束４プッシャ５コンベア６反転装置７ホッパ８コンベア９マスト１０、１１フォーク１２プーリ１３ベルト１４軸棒１５スプロケット１６チェーン１７ローラ１８ストッパ板１９梃体２０受け台２１受け板２２基台２３爪２４シリンダ２５ローラ２６レール２７台車２８押し板２９シリンダ３０金具３１シリンダ３２押し出し板３３押さえ板３４金具３５シリンダ３６金具３７、３８ガイド棒３９金具４０シリンダ４１回転軸４２駆動軸４３プーリ４４ベルト４５枠体４６タイミングベルト４７モータ４８シリンダ４９架台５０アーム５１、５１ａ、５１ｂ、５２案内板５２ａ緩斜面５３スプロケット５４シリンダ５５昇降台５６シリンダ５７モータ５８スプロケット５９ダンパ６０シリンダ６１シート

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続きＦターム(参考） 3F102 AA13 AB02 BA13 BB02 BB13 3F343 FA06 FB05 FC17 FC18 GA01 GB01 GC01 GD01 HA12 HB04 HD16 JC09 JC16

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】供給端に搬入される積層シートを所定枚
数のシート束に分離する分離装置と、この分離されたシ
ート束を、概ね水平な状態で排出端へ搬送する搬送装置
と、搬送されるシート束を反転する反転装置より成る給
紙機において、前記搬送装置の搬送路が幅方向に分割し
て形成され、前記反転装置が、前記水平状態で搬送され
るシート束の上下面が嵌まり込むコ字形断面を有する枠
体を、前記分割された搬送路の隙間に配置し、この枠体
が搬送路面の上下に昇降され、かつ、搬送路に沿って搬
送路面と垂直な断面内で、前記コ字形断面の奥底側を旋
回中心として１８０°旋回されるように形成されたこと
を特徴とする給紙機。
【請求項２】前記枠体が、その旋回中心に関して前記
コ字形断面と対称なもう一つのコ字形断面を有するもの
である請求項１に記載の給紙機。