JPH07157119A - 折丁供給装置 - Google Patents

折丁供給装置

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JPH07157119A
JPH07157119A JP30789693A JP30789693A JPH07157119A JP H07157119 A JPH07157119 A JP H07157119A JP 30789693 A JP30789693 A JP 30789693A JP 30789693 A JP30789693 A JP 30789693A JP H07157119 A JPH07157119 A JP H07157119A
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Yasuo Toda
保男 戸田
Jun Kikuchi
順 菊池
Hideki Mori
秀樹 森
Tomoe Matsunami
智江 松涛
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Abstract

(57)【要約】 【目的】縦集積折丁群を縦方向に起立した状態で製本機
フィーダ部の折丁収納部に供給する自動供給装置であっ
て、折丁に中折れや、弯曲、皺、曲がり等が生じないよ
うにバッチ方式にて搬送供給することにある。 【構成】縦集積折丁Pの装架手段Aと、縦集積折丁群P
を前部縦集積折丁群P1と後部縦集積折丁群P2 に分離
する分離機構と分離された前部縦集積折丁群P1のみを
持上搬送する持上機構とを備えた第1中間搬送手段B
と、前記折丁群P1を挟持し且つ前方に水平に搬送する
第2中間搬送手段Cと、前記折丁群P1 を挟持し且つ下
方に搬送する第3中間搬送手段Dと、前記折丁群P1
挟持し且つ製本機フィーダ側に供給押送する供給押送手
段Eとを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製本機フィーダ部の折
丁収納部に、バッチ方式で折丁群を供給する折丁供給装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】製本機は、折丁を1枚ずつエンドレス状
のギャザリングチェーンや搬送コンベア等の丁合部に供
給して順に丁合し、更に適宜表紙を丁合した後、背部を
綴じ加工して、書籍や雑誌等を製本するものであるが、
製本機には、折丁を丁合部に1枚ずつ供給するためのフ
ィーダ部と、該フィーダ部に折丁収納部を備えている。
【0003】従来、上記製本機のフィーダ部における折
丁収納部に対する折丁の補給は、手作業によって所定枚
数の折丁を一纏めにして把持して収納部に装架するマニ
ュアル方式、あるいは自動搬送ローダー等によって折丁
をずれ重ね状態で搬送しながら収納部に搬送供給する自
動供給方式がある。自動供給方式は、折丁供給方法とし
ては作業の能率面や省力化にとって適当である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、折丁は用紙
を二つ折りや三つ折り等してシート状に形成したもので
あり、折り加工における折目位置や折圧力等の不均一に
よって1枚毎厚さにばらつきが生じ易く、厚さが不均一
であると搬送供給における不揃いが生じ易いものであ
る。また最近の雑誌等の本は、比較的薄い用紙を用いた
頁の使用頻度が増加しており、そのため製本に使用する
シート状の折丁は腰強度が弱いものがある。
【0005】従来の自動供給方式では、折丁を垂直に起
立させて縦方向集積(折目が上方又は下方のいずれかに
なるようにして集積)して横方向に又は縦方向に搬送す
る搬送過程がある。この過程での搬送中において起立し
た折丁に、中折れや、弯曲、皺、曲がり等が発生する場
合があり、このような現象が、製本の品質を良くしない
だけでなく、製本途中の製本機の停止等のトラブルに繋
がる場合が多々ある。
【0006】本発明は、縦集積折丁群を縦方向に起立し
た状態で搬送して、製本機フィーダ部の折丁収納部に供
給(補給)する自動供給装置であって、搬送中におい
て、起立した折丁に中折れや、弯曲、皺、曲がり等が生
じないようにバッチ方式にて折丁をフィーダ部の折丁収
納部に搬送供給することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、縦集積折丁P
の装架手段Aと、縦集積折丁群Pを前部縦集積折丁群P
1 と後部縦集積折丁群P2 に分離する分離機構と分離さ
れた前部縦集積折丁群P1 のみを持上搬送する持上機構
とを備えた第1中間搬送手段Bと、前記折丁群P1 を挟
持し且つ前方に水平に搬送する第2中間搬送手段Cと、
前記折丁群P1を挟持し且つ下方に搬送する第3中間搬
送手段Dと、前記折丁群P1 を挟持し且つ製本機フィー
ダ側に供給押送する供給押送手段Eとを設けたことを特
徴とする折丁供給装置である。
【0008】
【実施例】本発明の折丁供給装置を、図1の装置全体側
面図、及び、図2の装置部分側面図、及び、図3の装置
部分側面図に従って説明すれば、縦集積状態で折丁pを
装架し且つ挟持する装架台部1と、該装架台部1に前進
後退搬送機構とを備えた縦集積折丁装架手段Aが設けら
れている。該装架手段Aの前方には該装架手段Aに装架
された全ての縦集積折丁群Pを縦集積状態で受け取り挟
持する受取台部11と、該縦集積折丁群Pを前部縦集積
折丁群P1 と後部縦集積折丁群P2 に分離する分離機構
12と、分離された前部縦集積折丁群P1 のみをその前
後及び下部より保持し且つ上昇下降動作する持上機構1
3とを備えた第1中間搬送手段Bが設けられている。該
第1中間搬送手段Bの上方には、該第1中間搬送手段B
により上方に搬送された前記折丁群P1 を挟持部34に
より挟持して受け取り且つガイドレール30に沿って前
方に水平に搬送する第2中間搬送手段Cが設けられてい
る。該第2中間搬送手段Cの水平搬送往路の到着点下方
には、水平に搬送された前記折丁群P1 を挟持部41に
より受け取り挟持し且つ下方に搬送するために下降上昇
動作する第3中間搬送手段Dが設けられている。該第3
中間搬送手段Dの前方には第3中間搬送手段Dにより搬
送された前記折丁群P1 を挟持して受け取り且つ製本機
フィーダ側に供給する挟持供給部50と、供給された折
丁群P1 を押送支持する押送支持部60とを備えた供給
押送手段Eが設けられている。
【0009】本発明の折丁供給装置を、図1の装置全体
側面図、及び、図2の装置部分側面図、及び、図3の装
置部分側面図に従って以下に詳細に説明する。縦集積折
丁装架手段Aは、図1及び図2に示すように、折丁pの
折目側(背側)を下側にして(若しくは上側にして)、
複数折丁pを縦集積状態で順次装架し収容するための装
架台部1を備え、また装架台部1を矢印方向に前進後退
させる前進後退搬送機構2を備える。
【0010】前記装架台部1は、ストレートな水平ガイ
ドレール3に沿ってエアシリンダ等による駆動部4によ
り前進・後退動作する前進後退搬送機構2に一体に取付
けた支持台5を備える。支持台5上には、その後部にエ
アシリンダ等による挟持駆動部6(6aはエアシリンダ
6の水平作動ロッド)により前後開閉動作する可動挟持
板7及び該挟持板7と対向する固定挟持板8(又は可動
挟持板7側を固定し、固定挟持板8側を可動、又は、両
挟持板7,8を可動にしてもよい)とを備え、多数枚の
折丁pを起立姿勢で縦集積状態に該両挟持板7,8間に
装架するようになっている。
【0011】前進後退搬送機構2は、例えばガイドレー
ル3に沿って平行方向に設置したエアシリンダ等の駆動
源4と、該駆動源4にてガイドレール3にガイドされて
移動動作する可動体4aとを備えており、装架台部1の
支持台5は該可動体4a上に一体的に取付けてあり、折
丁装架手段Aの前記装架台部1は、駆動源4によって折
丁pを装架してガイドレール3に沿って前進・後退動作
するものである。
【0012】あるいは、前記装架台部1への折丁pの装
架を容易にするために、本発明の一実施例として、前記
水平ガイドレール3後端部を装置本体フレームF1 のブ
ラケット3bに、又は前記昇降部9上のブラケット3b
に、支軸3aにて回転・停止可能に軸支し、該レール3
を含めて装架手段A全体を水平状態からその前端部側を
低くして適宜角度(例えば水平に対して5°〜35°)
に傾斜状態に姿勢変換できるようにして、折丁pを装架
する際に低位側の挟持板8側に折丁pを寄せながら縦集
積することができるようにしてもよい。
【0013】前記ガイドレール3部分は、図1、図2に
示すように、他の実施例として、昇降部9上に一体的に
取付られ、ガイドレール3を含めて前記装架手段A全体
は上下に昇降移動可能である。
【0014】図1、図2に示すように、折丁装架手段A
の装架台部1の水平前進方向には、第1中間搬送手段B
を備える。該第1中間搬送手段Bは、折丁装架手段Aの
装架台部1に装架されて前記挟持板7,8によって挟持
された全縦集積折丁群Pを、縦集積状態で受け取る水平
な受取台部11と、該縦集積折丁群Pを前部縦集積折丁
群P1 と後部縦集積折丁群P2 に分離する分離機構12
と、分離された前部縦集積折丁群P1 のみをその前後及
び下部より保持し且つ上方に搬送するために上昇下降動
作する持上機構13とを備える。
【0015】前記受取台部11は、水平な受取台15
と、該受取台15上に突出乃至側方に水平に横倒する可
動支持板16(ロータリーエアシリンダーの回転作動軸
に取付けた支持フォーク等の支持板)とを備え、受取台
15は水平スライド台15aに取付けられ、該スライド
台に沿って水平に移動可能である。また該受取台15は
エアシリンダ等の受取台駆動源14の作動ロッド14a
に取付けたアーム14bを介して接続され、ガイド台1
5aに沿ってエアシリンダ等の駆動源14によって前進
・後退動作するものである。支持板16は、受取台15
の後端部に一体に立設保持され、受取台15と一体的に
前後移動可能であり、前記挟持板7,8によって挟持さ
れた全縦集積折丁群Pの後端部を起立姿勢で支持するた
めのものである。
【0016】前記分離機構12は、図1、図2に示すよ
うに、エアシリンダ18のリニアに前進・後退動作する
作動ロッド18a先端に取付けた垂直な支持板17と、
該支持板17に一体的に配置した上面が水平若しくは上
面が折丁進行方向に僅少低く傾斜(水平に対して1°乃
至5°程度)する分離支持板19を備え、該支持板17
は前記受取台部11に受け取られた前記縦集積折丁群P
の後端部を起立姿勢で支持する前記支持板16と対向す
るように設置されて、縦集積折丁群Pの前端部を支持す
るようになっている。また前記分離機構12は、分離支
持板19の後端部に対して近設直交する方向の垂直な分
離板21を備え、該分離板21はエアシリンダ20によ
って受取台15上に突出動作乃至受取台15下側に回避
動作可能である。
【0017】前記垂直支持板17の前方には、図1、図
2に示すように、水平方向にエアシリンダ24を備え、
該エアシリンダ24の作動ロッド24aの先端部には押
板25を備え、該押板25は、作動ロッド24aの伸長
・短縮動作によって垂直支持板17及び分離板21と交
差して、受取台15上を水平方向に前進後退できる。押
板25は、作動ロッド24aの伸長動作時に、前記可動
支持板16と押板25との間の間隔を、前述の縦集積折
丁群P(以下単に折丁群Pと云う)の集積長さwよりも
僅かに大きい間隔w+αに設定できるようになってお
り、受取台15上の可動支持板16と押板25との間隔
w+α内に、前述した折丁装架手段Aの前記装架台部1
に装架集積され支持板7,8によって挟持された折丁群
Pを受け取るものである。
【0018】受取台15上に折丁群Pを受け取った後
は、エアシリンダ14によって受取台15と、折丁群P
の後端部を支持して起立状態の支持板16とが折丁群P
を押送しつつ前進移動し、同時にエアシリンダ24の短
縮動作によって同速度で押板25が折丁群Pの前端部を
支持しながら前進移動することにより、受取台15下側
に回避動作している分離板21上側を通って折丁群Pを
支持板17によってその前端部が支持される位置まで搬
送する。
【0019】前記分離機構12のエアシリンダ18は、
前記受取台15の水平に対して適宜傾斜角度θ(例えば
θ=5°乃至20°程度)で縦集積折丁群Pの前端部方
向に低く傾斜させて装置本体フレームF1 側に取付けて
ある。したがって、傾斜方向に前進・後退動作する作動
ロッド18aによって垂直支持板17及び分離支持板1
9は斜め上方の上止点と斜め下方の下止点とにリニア
(直線的)に移動する。したがって前記分離支持板19
の上面は、下止点では縦集積折丁群P前端部を支持する
受取台15上面と面一で停止し、上止点では縦集積折丁
群P前端部の斜め上方にて停止する。
【0020】下止点にある前記垂直支持板17と分離支
持板19は、受取台15上に受け取られ且つ可動支持板
16によって後端部を押されて受取台15上を前進移動
した縦集積折丁群Pの前部側にある前部縦集積折丁群P
1 を保持する。
【0021】前記垂直支持板17と分離支持板19は、
前部縦集積折丁群P1 (以下単に折丁群P1 と云う)を
保持した後に斜め上方の上止点まで少し移動して、分離
支持板19上の折丁群P1 の各折丁下端部を全体的に斜
め上方に持ち上げることによって、折丁群P1 後端部
と、後部側の後部縦集積折丁群P2 前端部との間に隙間
を生じさせる。分離支持板19の後端部に対して近設直
交する姿勢の垂直な前記分離板21は備え、エアシリン
ダ20によって上昇動作して、前記隙間に突入して、折
丁群P1 と後部縦集積折丁群P2 とに区分し、区分され
た折丁群P1 は支持板17と分離板21との間に保持さ
れる。なお区分された折丁群P1 の折丁枚数は、分離支
持板19前後方向の幅の大小に概略対応するものであ
る。
【0022】持上機構13は、分離板21によって分離
された折丁群P1 の前後及び下部を保持し且つ上下動作
可能な概略U字形の保持部23(板状又は細棒状の垂直
な対向保持板23a,23bと、平坦な底板23cから
構成される)と、該保持部23を上下動作させるロッド
レスエアシリンダ22及び作動ロッド22aを備えてい
る。
【0023】前記保持部23は、該保持部23を支持す
る作動ロッド22aとともに前記分離支持板19と互い
違いに交差して支障なく嵌挿できるように、例えば、前
記分離支持板19と、保持部23(作動ロッド22aを
含む)のうち、いずれか一方は折丁群P1 の幅方向両端
部下側を、他方は同折丁群P1 の幅方向両端部以外の下
側を保持するように構成され、例えば前記支持板19,
保持部23のうちのいずれか一方が櫛刃状、又は両方が
櫛刃状となっている。また該U字形の保持部23の対向
支持板23a,23bの離間幅は、支持板17と分離板
21との間に保持されている折丁群P1 の集積長さより
も僅少幅広に設定されている。
【0024】前記保持部23は、下止点では分離支持板
19の真下であって第1中間搬送手段B下方の回避部位
で停止し、また上止点では分離支持板19真上の受取台
部11上方相当部位で停止する。なお、本発明において
は、下止点に下降した保持部23内に収納集積されてい
る前記折丁群P1 端部を突揃えるための突揃え手段(図
示せず)を備えるようにしてもよい。前記保持部23
は、回避部位の分離支持板19真下より上昇動作させて
支持板17と分離板21との間に保持されている折丁群
1 を保持して真上の上止点まで上昇して、次の第2中
間搬送手段Cに折丁群P1 を受け渡し、受け渡した後は
保持部23は受取台15下側の下止点にて待機する。
【0025】続いてエアシリンダ24により押板25が
分離板21部位まで移動して、分離板21にて支持され
ている後続の折丁群P2 の前端部を支持すると、分離板
21は下降動作して受取台15下側に回避動作する。続
いてエアシリンダ14と24によって、支持板16(受
取台15)と押板25とを同速度で搬送方向に移動さ
せ、該支持板16と押板25との間に挟持されている後
続の折丁群P2 を前方に搬送し、該折丁群P2 前端部を
支持板17にて支持させる。
【0026】次のタイミングの分離機構12による分離
動作によって、前記同様にして、折丁群P2 を、前縦集
積折丁群P2-1 と後縦集積折丁群P2-2 (図示せず)に
分離して隙間を形成し、その隙間に分離板21が突入し
て、分離板21と支持板17との間に保持した折丁群P
2-1 を、前記同様にして保持部23によって上昇搬送し
て、次の第2中間搬送手段Cに受け渡し、受け渡し後は
直ちに受取台15下側にて待機するものである。
【0027】このようにして受取台15上の折丁群を順
次分離して、最後に折丁群P2 後端部を支持する支持板
16が分離板21の真上に到達した時点で、エアシリン
ダ14により支持板16(受取台15)は後退動作して
元の位置に復帰し、且つ押板25はエアシリンダ24の
作動ロッド24aの伸長動作によって、受取台15上を
後退動作して、支持板16と押板25との間隔w+αの
位置にて待機する。
【0028】なお、本発明装置においては上記分離動作
の回数は特に限定するものではないが、支持板16と分
離板21との間の折丁群Pを支持する間隔wO と、分離
板21と支持板17との間の間隔w1 (即ち保持板23
の折丁群P1 を保持する間隔)との関係が、wO /w1
=m>0.8〜1であって、mがほぼ整数に近い値(少
数点以下の数値が0〜2)であるように設定することが
適当である。
【0029】図4(a)〜(e)は、本発明装置におけ
る上記縦集積折丁装架手段Aの一実施例における側面
図、及び第1中間搬送手段Bに縦集積折丁群Pを受け渡
す際の受け渡し動作を説明する側面図である。縦集積折
丁装架手段Aの装架台部1をガイドするガイドレール3
は、その後端部を装置本体フレームF1 側のブラケット
3bに支軸3aを介して支持され、ガイドレール3の中
程は、装置本体フレームF1 に軸支されたエアシリンダ
10の作動ロッド10aと連結させてある。
【0030】上記一実施例の縦集積折丁装架手段Aの装
架台部1に装架された複数折丁p(縦集積折丁群P)を
第1中間搬送手段Bに受け渡す場合における動作を下記
に説明する。まず図4(a)、縦集積折丁装架手段Aの
ガイドレール3の先端側を低く傾斜させた状態で装架台
部1の前端部を低く傾斜させて保持し、該装架台部1の
支持板7,8間に、予め折加工された多数の折丁pを折
目側を下にして起立姿勢で収納する。次に図4(b)、
支持板7,8が閉鎖方向に動作することにより装架台部
1に装架された縦集積折丁群Pを挟持(クランプ)す
る。次に図4(c)、ガイドレール3をエアシリンダ1
0の伸長動作によって水平状態に姿勢変換する。続いて
図4(d)、水平なガイドレール3に沿って装架台部1
がガイドレール3の右端に移動して、装架台部1と第1
中間搬送手段Bの受取台15とは互いにオーバーラップ
し、続いて受取台15後端部の支持板16が起立動作し
て折丁群P後端部を支持するとともに、支持板8前方よ
り押板25が水平移動して支持板8内に嵌入し、折丁群
P前端部を支持する。この際、装架台部1と受取台15
が互いに嵌入できるように、装架台部1と受取台15の
いずれか一方は他方を挟んで両側に形成されている。続
いて図4(e)に示すように、エアシリンダ10の短縮
動作によってガイドレール3が支軸3aを介して傾斜状
態に姿勢を変換するとともに、装架台部1が下降し、支
持板7,8が折丁群P前後より離脱して、折丁群Pは受
取台15上にてその前後端部を支持板16と押板25と
により支持されて受け取られ、その後、装架台部1はガ
イドレール3に沿って後退移動して元の位置(図8
(a))に復帰する。
【0031】また図5(a)〜(d)は、本発明装置に
おける上記縦集積折丁装架手段Aの他の実施例における
側面図、及び第1中間搬送手段Bに縦集積折丁群Pを受
け渡す際の受け渡し動作を説明する側面図である。縦集
積折丁装架手段Aの装架台部1をガイドするガイドレー
ル3は、その後端部を、装置本体フレームF1 に支持し
た昇降台部9上のブラケット3bに支軸3aを介して水
平乃至傾斜姿勢に変換できるように支持され、若しくは
装架台部1をガイドするガイドレール3はその全体を、
装置本体フレームF1 に支持した昇降台部9上に取付け
支持したものである。
【0032】上記他の実施例の縦集積折丁装架手段Aの
装架台部1に装架された複数折丁p(縦集積折丁群P)
を第1中間搬送手段Bに受け渡す場合における動作を下
記に説明する。まず図5(a)、縦集積折丁装架手段A
のガイドレール3を水平に保持した状態(又は図示しな
いがガイドレール3の先端側を低く傾斜させた状態)
で、装架台部1の支持板7,8間に、予め折加工された
多数の折丁pを折目側を下にして起立姿勢で収納した縦
集積折丁群Pを、支持板7,8が閉鎖方向に動作するこ
とにより挟持(クランプ)する。次に図5(b)、ガイ
ドレール3を傾斜している場合は水平に戻し、水平なガ
イドレール3に沿って装架台部1がガイドレール3の右
端に移動して、装架台部1と第1中間搬送手段Bの受取
台15とは互いにオーバーラップする。この際に、装架
台部1と受取台15が互いに嵌入できるように、装架台
部1と受取台15のいずれか一方は他方を挟んで両側に
形成されている。続いて図5(c)、受取台15後端部
の支持板16が起立動作して折丁群P後端部を支持する
とともに、支持板8前方より押板25が水平移動して支
持板8内に嵌入し、折丁群Pの前端部を支持する。続い
て図5(d)、昇降台部9が下降動作して装架台部1が
下降し、支持板7,8が折丁群P前後より離脱して、折
丁群Pは受取台15上にてその前後端部を支持板16と
押板25とにより支持されて受け取られ、その後、装架
台部1は、ガイドレール3に沿って後退移動して元の位
置に復帰し、昇降台部9も上昇動作して元の位置(図5
(a))に復帰する。
【0033】図6(a)〜(c)は、第1中間搬送手段
Bの受取台15の構造及び分離機構12による分離動作
を説明する概要側面図であり、図6(a)〜(c)に示
すように、受取台15の後端部には、該受取台15下側
に取付けたロータリーエアシリンダ16aにより、受取
台15側方(図6の前方又は後方)に横倒する横倒姿勢
と、該受取台15上に突出する突出姿勢とにそれぞれ回
動変換する支持板16を備える。
【0034】分離機構12による分離動作を以下に説明
すれば、まず図6(a)、受取台15上の突出姿勢の支
持板16と分離機構12の支持板17との間に折丁群P
を受け取る。続いて図6(b)、エアシリンダ18によ
って水平支持板19が斜め前上方に移動して、水平支持
板19上にある前縦集積折丁群P1 の下部を前方に持ち
上げることにより後縦集積折丁群P2 下部との間に隙間
dを形成する。続いて図6(c)、分離板21が上昇動
作して、隙間dに突入して、折丁群P1 と折丁群P2
分離するものである。
【0035】なお分離機構12については、例えば特開
平5−286284号公報に開示する起立板と水平板と
による分離方式を採用でき、また分離板21について
は、薄板状、細棒状など適宜形状のものでもよいが、例
えば、特開平5−286284号公報又は特開平5−2
86285号公報に開示するローラに支持されて上昇す
るベルト方式などを採用することができる。
【0036】次に、第2中間搬送手段Cについて以下に
説明すれば、上記第1中間搬送手段Bの保持部23に保
持されて上昇し受取台部11上方に搬送された折丁群P
1 を前後より挟持して保持しつつ受け取り、且つ前方に
水平に挟持搬送するものである。
【0037】該第2中間搬送手段Cは、装置本体フレー
ムF1 に支持フレームF2 を介して取付けた水平ガイド
レール30に沿ってスライド可能に取付けたトラバーサ
31を備え、該トラバーサ31に折丁を挟持する挟持部
32が取付支持されている。トラバーサ31は、水平カ
イドレール30に内装するロッドレスエアシリンダ30
aによって前後方向(図1にて矢印で示す左右方向)に
移動可能である。
【0038】挟持部32は、図1、図2の実施例におい
ては互いに前後に対向する垂直な挟持部34(後挟持板
34aと前挟持板34b)を支持フレーム33に備え
る。図1、図2に示す本発明の一実施例としては挟持部
34は支持フレーム33の側方に備え、よって挟持部3
4開閉先端部が横向きの姿勢に取付られているものであ
るが、他の実施例としては、挟持部34開放先端部を下
向きの姿勢に取付けるようにしてもよい。挟持部34の
いずれか一方又は両方は、支持フレーム33に前後にス
ライド移動可能に支持されている。例えばスライド移動
可能な後挟持板34aは、エアシリンダ35の作動ロッ
ド35aに取付けられ前後方向に移動動作して、折丁群
(前記保持部23によって保持され上止点に搬送された
折丁群P1 )を前後より挟持する。なおシーケンス制御
動作により、挟持部34は、折丁群P1 を保持した前記
保持部23が上止点まで上昇する以前に、トラバーサ3
1が図1に示すガイドレール30の左端から僅少右方向
に移動することにより保持部23の上止点相当部に待機
する。
【0039】前記保持部23が上止点に垂直上昇動作し
て、保持部23の上止点相当部に予め待機する挟持部3
4(前後クランブ板34a,34b)間に、折丁群P1
を保持した前記保持部23が嵌入する。なお保持部23
と挟持部34とは互いに衝突しないように、挟持部34
の対向内面は櫛刃状(2本以上の櫛刃状)の保持部23
が嵌入可能な垂直方向の溝部(保持部23板厚分と、挟
持動作のための前後クランブ板34a,34b閉鎖移動
距離分とを加算した十分深度のある溝部)を備える。
【0040】前記挟持部34は、保持部23 の嵌入後
にエアシリンダ35によって後挟持板34a,前挟持板
34bを閉鎖動作して、保持部23に保持されている折
丁群P1 を挟持する。挟持部34が折丁群P1 を挟持し
た後、直ちに保持部23はエアシリンダ22によって垂
直下降動作して下止点に復帰し、挟持部34はガイドレ
ール30に沿って図1右方向に水平に搬送し、ガイドレ
ール30右端部にて停止して折丁群P1 を挟持して待機
する。
【0041】次に第3中間搬送手段Dについて、図1の
装置全体図、及び、図3の部分側面図、及び図7(a)
の第3中間搬送手段Dの部分側面図、図7(b)の部分
正面図に従って以下に詳細に説明すれば、該搬送手段D
は、水平に搬送された前記折丁群P1 をその前後及び下
部より保持して受け取り且つ下方に搬送するためのもの
である。該搬送手段Dは、折丁群P1 を前後及び下部よ
り保持する垂直な後挟持板41aと、これに対向する前
挟持板41bと平坦で水平な下部挟持板41cからなる
上方が開放した概略U字形の挟持部41を備え、該挟持
部41は上昇・下降動作するエアシリンダや送行・停止
動作するチェーンベルト等の昇降駆動部40に取付固定
されて、上止点と下止点との間を中間点にて一旦停止動
作しながら上昇・下降動作する。前記昇降駆動部40の
一実施例としては、図1、図3、及び図7(a)、図7
(b)に示すように、ロッドレスエアシリンダ42と該
シリンダ42の垂直長手方向に沿って昇降動作する可動
体42a(可動ブラケット)とを備え、可動体42aに
前記挟持部41が一体的に取付固定されているものであ
る。なお、前記挟持部41の後挟持板41aと前挟持板
41bとのいずれか一方又は両方はエアシリンダ41d
によって移動でき、その対向間を開閉動作して折丁群を
挟持できるようになっている。
【0042】挟持部41は昇降駆動部40によって上止
点まで上昇し、前述の第2中間搬送手段Cのガイドレー
ル30右端部にて折丁群P1 を挟持して待機する挟持部
34(櫛刃状)の後挟持板34a,前挟持板34b間に
下方より嵌入する。嵌入により前後挟持板34a,34
bはエアシリンダ35によって開放動作して、折丁群P
1 を開放して挟持部41が折丁群P1 を受け取り保持す
る。折丁群P1 を受け取り保持した挟持部41は、駆動
部40によって下降動作を開始して下止点まで下降動作
する一方、前後挟持板34a,34bはガイドレール3
0の左端に移動復帰して停止する。
【0043】挟持部41の下止点には折丁突揃え手段4
5を備え、該突揃え手段45は、バイブレータ45dに
よって振動する支持フレーム45c上に、折丁群P1
前後を支持する後支持板45aと前支持板45bを垂直
に立設する。該支持板45a,45bに対して直交する
水平支持板46aを備え、該水平支持板46aは該支持
板46aの一端部に備えたバイブレータ46bによって
振動する。支持板46a,45bは、前記挟持部41及
び該挟持部41を上昇・下降動作させるエアシリンダ4
2の可動体42aの動作に支障がないように櫛刃状に形
成され、また前記水平支持板46aも同様に前記挟持部
41及び該挟持部41を上昇・下降動作させるエアシリ
ンダ42の可動体42aの動作に支障がないように櫛刃
状に形成されている。なお前記支持板45a,45b、
又は水平支持板46aのいずれか一方のみを振動させる
ようにしてもよい。
【0044】下止点に移動した挟持部41は突揃え手段
45内に嵌入して、折丁群P1 の下部を水平支持板46
aによって保持するようにし、振動する水平支持板46
a、支持板45a,45bによって、折丁群P1 の下部
のみ、又は折丁群P1 の前後と下部、又は前後のみに振
動を与え、また必要に応じてエアノズル47より折丁群
1 の側方よりエアを噴出して、起立状態の折丁群P1
の突揃えを行ない、該挟持部41は下止点にて待機して
いる。
【0045】次に、供給押送手段Eについて、図1の装
置全体側面図、図3の部分側面図に従って以下に詳細に
説明すれば、該供給押送手段Eは上記第3中間搬送手段
Dにより中間点に搬送した折丁群P1 を上方より挟持し
て受け取り且つ前方の折丁加工機側に供給する挟持供給
部50と、折丁押送支持部60と、折丁搬送方向の前方
に低く傾斜する搬送台部57とを備える。
【0046】挟持供給部50は、図1、図3に示すよう
に搬送台部57上方に、装置本体フレームF1 のブラケ
ット53bに支軸53cを介して回動可能に後端部53
aを軸支したガイドシャフト53を備える。該ガイドシ
ャフト53の他端部は、エアシリンダ58の作動ロッド
58aに支持され、該ガイドシャフト53はエアシリン
ダ58の駆動によって前記搬送台部57に平行な傾斜姿
勢(実線部分)と、水平姿勢(点線部分)とに姿勢変換
可能になっている。
【0047】ガイドシャフト53には、該シャフト53
に沿って前後方向に移動可能なブラケット54を備え、
該ブラケット54は、該シャフト53と平行な所定速度
で駆動回転する螺子シャフト(図示せず)に螺着されて
(あるいは所定速度で駆動送行するチェーンベルトに取
付けられて)前後方向にスローモーション(折丁供給搬
送動作)及びクイックモーション(折丁搬送・復帰動
作)にて移動する。
【0048】該ブラケット54にはシャフト53に垂直
方向のエアシリンダ52と平行方向のエアシリンダ55
とを備え、該エアシリンダ52の作動ロッドにシャフト
53に対して垂直方向に前挟持板51bを取付け、エア
シリンダ55の作動ロッドに取付けたブラケット56に
シャフト53に対して垂直方向に後挟持板51aを取付
けてある。
【0049】また折丁押送支持部60は、装置本体フレ
ームF1 に前記搬送台部56に平行に傾斜するガイドシ
ャフト63が取付固定され、該シャフト63には、該シ
ャフト63に沿って前後方向(前方は製本機フィーダ7
0の折丁供給台71まで)に移動可能なブラケット64
を備え、該ブラケット64は、該シャフト63と平行な
所定速度で駆動回転する螺子シャフト(図示せず)に螺
着されて(あるいは所定速度で駆動送行するチェーンベ
ルトに取付けられて)前後方向にスローモーション(折
丁押送動作)及びクイックモーション(折丁押送位置復
帰動作・退避動作)にて移動する。
【0050】該ブラケット64にはシャフト63に垂直
方向のエアシリンダ62を備え、該エアシリンダ62の
作動ロッドにシャフト63に対して垂直方向に押送板6
1を取付けてある。
【0051】上記供給押送手段Eの供給動作について、
図8(a)〜(d)、図9(a)〜(d)の供給押送手
段Eの動作側面図に従って以下に詳細に説明する。まず
図8(a)に示すように、供給押送手段Eの挟持供給部
50は、前述の第3中間搬送手段Dの挟持部41が下止
点に移動した後に、ガイドシャフト53の水平姿勢にお
いてガイドシャフト53後端部に移動して、前記挟持部
41の移動経路の中間点(図1、図3の挟持部41実線
表示部分)相当部にて待機する。
【0052】次に図8(b)、下止点にて突揃えを終了
した折丁群P1 を保持して待機していた前記挟持部41
は、折丁群P1 を保持して中間点(図1、図3の挟持部
41実線表示部分)に上昇移動して、同中間点に待機し
ている挟持供給部50の前後挟持板51a,51b間に
折丁群P1 を嵌入し、折丁群P1 を嵌入した前後挟持板
51a,51bのいずれか一方は、エアシリンダ55の
駆動により閉鎖して、折丁群P1 を前後より挟持する。
図8(c)、前後挟持板51a,51bが折丁群P1
挟持した後は、プラケット54が水平姿勢のガイドシャ
フト53に沿って搬送方向前方に移動するとともに、ガ
イドシャフト53はエアシリンダ58によって傾斜する
搬送台部57(プレート状の台、若しくは供給速度で送
行するエンドレスベルト状の台)に平行な傾斜姿勢に変
換され、前後挟持板51a,51bは折丁群P1 を挟持
して搬送台部57に沿って移動して、前後挟持板51
a,51bの前部の搬送台部57上に待機している折丁
押送支持部60の押送板61(製本機フィーダ70の折
丁供給台71部位、又は既に供給途中の縦集積折丁群P
3 を支持している)の後部に移動する。
【0053】前後挟持板51a,51bが折丁群P1
挟持して押送板61後部に移動した後は、図8(d)、
直ちに押送支持部60の押送板61はエアシリンダ62
によって上昇動作して折丁群P3 は前挟持板bによって
支持される。また前記上昇動作した押送板61について
は、図9(a)に示すように、ブラケット64の後退動
作により後挟持板51aの後方位置(実線表示位置)に
移動し、続いて下降動作し、次に押送板61は前進移動
して、図9(b)、後挟持板51a間に嵌入して、押送
板61は、折丁群P1 後端部を後挟持板51aに交替し
て支持する。
【0054】続いて挟持供給部50の前挟持板51b
は、図9(c)に示すように、エアシリンダ52によっ
て上昇動作して折丁群P1 とP3 との間より抜き出さ
れ、挟持供給部50(後挟持板51a)は傾斜するガイ
ドシャフト53に沿って後退動作し、続いて図9
(d)、エアシリンダ58によりガイドシャフト53は
水平姿勢に変換されて、挟持供給部50は、前述の挟持
部41の中間点に復帰動作し、前挟持板51bを下降動
作終了して待機し、押送支持部60の押送板61は、折
丁群P1 後端部を支持して押送しつつ製本機フィーダ7
0側に折丁群を供給する。
【0055】
【作用】本発明装置は、縦集積折丁装架手段Aを設け、
該折丁装架手段Aに装架された全ての縦集積折丁群Pを
縦集積状態で受け取る受取台部11及び該受取台部11
上で該折丁群Pを前部縦集積折丁群P1 と後部縦集積折
丁群P2 に分離する分離機構12及び分離された前部縦
集積折丁群P1 のみを上方に搬送する持上機構3とを備
えた第1中間搬送手段Bを設けた。また、該第1中間搬
送手段Bにより搬送された前記折丁群P1 を挟持して水
平に搬送する第2中間搬送手段Cを設け、水平に搬送さ
れた前記折丁群P1 を挟持して受け取り搬送する第3中
間搬送手段Dを設け、第3中間搬送手段Dにより搬送さ
れた前記折丁群P1 を挟持して受け取り折丁加工機(製
本機フィーダ)側に供給する供給押送手段Eを設けた。
【0056】そのため、前記装架手段Aに装架された縦
集積折丁群Pの折丁姿勢を崩さずに第1中間搬送手段B
に受け渡すことができる。また第1中間搬送手段Bでは
分離機構12によって、縦集積折丁群Pを所定枚数の折
丁束(例えば折丁群P1 )として小分け分離することが
でき、以後の第2中間搬送手段C、第3搬送手段D、供
給押送手段Eに対してバッチ方式(束方式)で受け渡し
搬送することができ、折丁pを1枚ずつ搬送供給する方
式に比較して搬送途中における折丁1枚毎の姿勢制御な
どの搬送制御が不要であり、比較的容易に折丁を製本機
フィーダ側に供給することができる。
【0057】また、搬送途中における第3搬送手段Dの
挟持部41が、次の供給押送手段Eの挟持供給部50に
折丁群P1 を受け渡すために下止点に退避するのを利用
して折丁突揃え手段45による折丁の突揃えを行なうこ
とができる。
【0058】
【発明の効果】本発明は、折丁の自動供給において、横
方向(ずれ重ね姿勢)にしたり縦方向(起立姿勢)にし
たりして搬送する搬送過程がなく、常に折丁を垂直に起
立させた状態でバッチ方式にて挟持搬送することがで
き、厚さが不均一な折丁や、腰強度が弱い薄い折丁の自
動供給方式において、搬送供給の過程での折丁の不揃
い、中折れ、弯曲、皺、曲がり等の発生を回避でき、搬
送供給中での折丁の折れ曲がり等による製本機停止等の
トラブルを解消して、製本品質の向上を図ることができ
る等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体側面図である。
【図2】本発明装置の縦集積折丁装架手段A、第1中間
搬送手段B、第2中間搬送手段Cを示す部分側面図であ
る。
【図3】本発明装置の第3中間搬送手段D、供給押送手
段Eを示す部分側面図である。
【図4】本発明装置における縦集積折丁装架手段Aの一
実施例を示す側面図である。
【図5】本発明装置における縦集積折丁装架手段Aの他
の実施例を示す側面図である。
【図6】本発明装置における第1中間搬送手段Bの側面
図である。
【図7】(a)は本発明装置における第3中間搬送手段
Dの側面図、(b)は正面図である。
【図8】(a)〜(d)は本発明装置における供給押送
手段Eの側面図である。
【図9】(a)〜(d)は本発明装置における供給押送
手段Eの側面図である。
【符号の説明】
A…縦集積折丁装架手段 B…第1中間搬送手段 C…
第2中間搬送手段 D…第3中間搬送手段 E…供給押送手段 F1 …装置
本体フレーム P…縦集積折丁群 P1 …前縦集積折丁群 P2 …後縦
集積折丁群 P3 …縦集積供給折丁群 w…縦集積折丁Pの集積長さ wO …縦集積折丁Pの集
積長さ w1 …縦集積折丁P1 の集積長さ 1…装架台部 2…可動部 3…ガイドレール 4…駆
動部 5…装架台 6…エアシリンダ 7…支持板 8…支持板 9…昇降
台部 10…駆動部 11…受取台部 12…分離機構 13…持上機構 1
4…駆動部 15…受取台 16…支持板 16a…ロータリエアシ
リンダ 17…支持板 18…駆動部 19…水平板 20…駆動部21…分離
板 22…駆動部 23…保持部 23a…後保持板 23b…前保持板
24…駆動部 25…押板 30…ガイドレール 31…トラバーサ 32…挟持部
33…支持フレーム 34…挟持板 34a…後挟持板 34b…前挟持板
35…エアシリンダ 40…昇降駆動部 41…挟持部 41a…後挟持板
41b…前挟持部 42…ロッドレスエアシリンダ 42a…可動部 45
…突揃え手段 45a…支持板 45b…支持板 45c…支持台 4
5d…バイブレータ 46…バイブレータ 46a…水平支持板 47…エア
ノズル 50…挟持供給部 51a…後挟持板 51b…前挟持
板 52…エアシリンダ 53…ガイドシャフト 53a…後端部 53b…ブラ
ケット 53c…支軸 54…ブラケット 55…エアシリンダ 56…ブラケ
ット 57…搬送台部 58…エアシリンダ60…押送支持部 61…押送板
62…エアシリンダ 63…ガイドシャフト 64…ブラケット 70…製本
機フィーダ 71…フィーダ台部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 5/14 A 7612−3F 33/02 7309−3F // B65H 3/24 E 8712−3F (72)発明者 松涛 智江 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦集積折丁Pの装架手段Aと、縦集積折丁
    群Pを前部縦集積折丁群P1 と後部縦集積折丁群P2
    分離する分離機構と分離された前部縦集積折丁群P1
    みを持上搬送する持上機構とを備えた第1中間搬送手段
    Bと、前記折丁群P1 を挟持し且つ前方に水平に搬送す
    る第2中間搬送手段Cと、前記折丁群P1 を挟持し且つ
    下方に搬送する第3中間搬送手段Dと、前記折丁群P1
    を挟持し且つ製本機フィーダ側に供給押送する供給押送
    手段Eとを設けたことを特徴とする折丁供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015500784A (ja) * 2011-12-23 2015-01-08 ソリスティック 端に段積みされた扁平物品を処理するための処理設備、及び端に段積みされた扁平物品を荷卸する方法
CN105644180A (zh) * 2016-04-18 2016-06-08 南通三精机械制造有限公司 一种胶订联动线的书芯翻转系统
CN105711284A (zh) * 2016-04-18 2016-06-29 南通三精机械制造有限公司 一种配页胶订联动线

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CN105711284B (zh) * 2016-04-18 2017-05-10 南通三精机械制造有限公司 一种配页胶订联动线

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