JPH0718668Y2 - 刷版脱荷装置 - Google Patents
刷版脱荷装置Info
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- JPH0718668Y2 JPH0718668Y2 JP1988134792U JP13479288U JPH0718668Y2 JP H0718668 Y2 JPH0718668 Y2 JP H0718668Y2 JP 1988134792 U JP1988134792 U JP 1988134792U JP 13479288 U JP13479288 U JP 13479288U JP H0718668 Y2 JPH0718668 Y2 JP H0718668Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば新聞等の印刷に用いられる刷版を搬送
装置から搬出し、これを水平姿勢で下方へ移送する刷版
脱荷装置に関する。
装置から搬出し、これを水平姿勢で下方へ移送する刷版
脱荷装置に関する。
(従来の技術) 一般に、新聞印刷用の刷版を搬送装置から搬出してこれ
を水平姿勢で下方へ移送する刷版脱荷装置としては、例
えば実開昭63−37669号公報に開示された構造のものが
知られている。
を水平姿勢で下方へ移送する刷版脱荷装置としては、例
えば実開昭63−37669号公報に開示された構造のものが
知られている。
即ち、前記刷版脱荷装置は、トロリコンベヤ型式の搬送
装置によって垂下状態で搬送されて来る刷版を脱荷位置
で停止させるストッパー装置と、脱荷位置に傾斜姿勢で
設けたシュートと、シュートの終端側に設けた水平のベ
ルトコンベヤと、ベルトコンベヤの上方位置にシュート
に連設して設けた開閉可能な刷版保持部材と、ベルトコ
ンベヤの終端部に設けた回転棚式エレベータ等から構成
されている。
装置によって垂下状態で搬送されて来る刷版を脱荷位置
で停止させるストッパー装置と、脱荷位置に傾斜姿勢で
設けたシュートと、シュートの終端側に設けた水平のベ
ルトコンベヤと、ベルトコンベヤの上方位置にシュート
に連設して設けた開閉可能な刷版保持部材と、ベルトコ
ンベヤの終端部に設けた回転棚式エレベータ等から構成
されている。
而して、搬送装置の常閉型の挟持機構により垂下状態で
搬送されて来た刷版は、ストッパー装置によって脱荷位
置で停止されると共に、この位置で挟持機構が開状態に
なって開放される。開放された刷版は、シュート上に落
下し、この上を滑走して刷版保持部材に送り込まれ、刷
版保持部材の開放によってベルトコンベヤに落下する。
その後、刷版は、ベルトコンベヤにより水平姿勢で回転
棚式エレベータに送り込まれ、エレベータによって水平
姿勢で下方へ移送される。
搬送されて来た刷版は、ストッパー装置によって脱荷位
置で停止されると共に、この位置で挟持機構が開状態に
なって開放される。開放された刷版は、シュート上に落
下し、この上を滑走して刷版保持部材に送り込まれ、刷
版保持部材の開放によってベルトコンベヤに落下する。
その後、刷版は、ベルトコンベヤにより水平姿勢で回転
棚式エレベータに送り込まれ、エレベータによって水平
姿勢で下方へ移送される。
(考案が解決しようとする課題) ところで、前記刷版脱荷装置は、搬送装置により垂下姿
勢で搬送されて来た刷版を水平姿勢に変更し、この姿勢
でエレベータに送り込んでいる為、搬送装置とエレベー
タとの間にシュートやベルトコンベヤ等を介設しなけれ
ばならない。その結果、装置自体が複雑化してコストの
高騰を招くと共に、組立も煩雑化すると云う問題が生じ
る。
勢で搬送されて来た刷版を水平姿勢に変更し、この姿勢
でエレベータに送り込んでいる為、搬送装置とエレベー
タとの間にシュートやベルトコンベヤ等を介設しなけれ
ばならない。その結果、装置自体が複雑化してコストの
高騰を招くと共に、組立も煩雑化すると云う問題が生じ
る。
又、刷版は、搬送装置からエレベータへ送り込まれる間
にシュート上を滑走したり、或は刷版保持部材上で受け
止められたりする為、そのときの衝撃により刷版が損傷
したりする虞れがある。
にシュート上を滑走したり、或は刷版保持部材上で受け
止められたりする為、そのときの衝撃により刷版が損傷
したりする虞れがある。
本考案は、上記の問題点を解消する為に創案されたもの
であり、その目的は構造や組立の簡略化及びコスト低減
を図れると共に、刷版が損傷したりすることもなく、刷
版の適正な移送を行える刷版脱荷装置を提供するにあ
る。
であり、その目的は構造や組立の簡略化及びコスト低減
を図れると共に、刷版が損傷したりすることもなく、刷
版の適正な移送を行える刷版脱荷装置を提供するにあ
る。
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する為に、本考案に於ける刷版脱荷装置
は、搬送装置により垂下状態で搬送されて来た刷版を脱
荷位置で停止させるストッパー装置と、脱荷位置の下方
に配設され、脱荷位置で開放された刷版を受け取ってこ
れを水平姿勢で下方へ移送する回転棚式エレベータとか
ら構成した刷版脱荷装置であって、前記回転棚式エレベ
ータは、脱荷位置の下方に上下方向に離間して配設さ
れ、刷版の搬送経路に平行な軸廻りで回転するスプロケ
ットと、上下のスプロケットに巻回され、間欠的に周回
駆動される無端状のチェーンと、チェーンに一定間隔毎
に設けられ、脱荷位置で開放された刷版を脱荷位置で直
接受け取ってこれを水平姿勢で下方へ移送する複数の受
け棚とを備えて居り、前記各受け棚の刷版が載置される
面に、合成ゴム製若しくはプラスチック製の複数条のク
ッション材を取付けたことに特徴がある。
は、搬送装置により垂下状態で搬送されて来た刷版を脱
荷位置で停止させるストッパー装置と、脱荷位置の下方
に配設され、脱荷位置で開放された刷版を受け取ってこ
れを水平姿勢で下方へ移送する回転棚式エレベータとか
ら構成した刷版脱荷装置であって、前記回転棚式エレベ
ータは、脱荷位置の下方に上下方向に離間して配設さ
れ、刷版の搬送経路に平行な軸廻りで回転するスプロケ
ットと、上下のスプロケットに巻回され、間欠的に周回
駆動される無端状のチェーンと、チェーンに一定間隔毎
に設けられ、脱荷位置で開放された刷版を脱荷位置で直
接受け取ってこれを水平姿勢で下方へ移送する複数の受
け棚とを備えて居り、前記各受け棚の刷版が載置される
面に、合成ゴム製若しくはプラスチック製の複数条のク
ッション材を取付けたことに特徴がある。
(作用) 刷版は、搬送装置の挟持機構によりその上端部が挟持さ
れ、垂下状態で搬送されて来る。
れ、垂下状態で搬送されて来る。
搬送されて来た刷版が脱荷位置に達すると、搬送装置の
挟持機構が開動すると共に、ストッパー装置が作動して
刷版を脱荷位置で停止させる。これによって、挟持機構
のみが脱荷位置から立ち去り、刷版が開放される。
挟持機構が開動すると共に、ストッパー装置が作動して
刷版を脱荷位置で停止させる。これによって、挟持機構
のみが脱荷位置から立ち去り、刷版が開放される。
開放された刷版は、脱荷位置で待機している回転棚式エ
レベータの受け棚に受け取られる。
レベータの受け棚に受け取られる。
刷版が受け棚に載置されると、受け棚が間欠的に下降
し、刷版を水平姿勢で下方へ移送する。
し、刷版を水平姿勢で下方へ移送する。
下方へ移送された刷版は、適宜の方法により受け棚から
抽出される。
抽出される。
そして、刷版を抽出されて空になった受け棚は、順次上
昇して脱荷位置に復帰し、この位置で一定時間待機す
る。
昇して脱荷位置に復帰し、この位置で一定時間待機す
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図乃至第3図は本考案の実施例に係る刷版脱荷装置
であって、これは搬送装置1の刷版脱荷位置に設置され
て居り、ストッパー装置2と回転棚式エレベータ3とか
らその主要部が構成されている。
であって、これは搬送装置1の刷版脱荷位置に設置され
て居り、ストッパー装置2と回転棚式エレベータ3とか
らその主要部が構成されている。
前記搬送装置1は、製版機の近傍位置と輪転機の近傍位
置との間に亘って設けられて居り、製版機で作製された
刷版4を輪転機側へ搬送するものである。
置との間に亘って設けられて居り、製版機で作製された
刷版4を輪転機側へ搬送するものである。
本実施例に於いては、搬送装置1には従来公知のトロリ
コンベヤ型式のものが使用されて居り、これは天井付近
に架設されたトロリ5と、トロリ5に案内されて回走す
るチェーン6と、チェーン6に適宜間隔毎に設けられ、
刷版4の一端部を挟持し得る常閉型の挟持機構7等から
構成されている。
コンベヤ型式のものが使用されて居り、これは天井付近
に架設されたトロリ5と、トロリ5に案内されて回走す
るチェーン6と、チェーン6に適宜間隔毎に設けられ、
刷版4の一端部を挟持し得る常閉型の挟持機構7等から
構成されている。
そして、搬送装置1に於ける刷版4の脱荷位置には挟持
機構7を適宜に開動させる脱荷カム8及び流体圧シリン
ダ9等から成る開動機構10と、挟持機構7が揺動しない
ように案内する案内機構11とが夫々設けられて居り、こ
れらは従来公知のものと同様構造に構成されている。
機構7を適宜に開動させる脱荷カム8及び流体圧シリン
ダ9等から成る開動機構10と、挟持機構7が揺動しない
ように案内する案内機構11とが夫々設けられて居り、こ
れらは従来公知のものと同様構造に構成されている。
一方、搬送装置1により搬送される刷版4は、上下端部
が折曲げられて居り、上端の折曲げ部が挟持機構7によ
り挟持され、垂下状態で搬送されるようになっている。
又、刷版4は、通常二枚重ねの状態で搬送装置1により
搬送されている。
が折曲げられて居り、上端の折曲げ部が挟持機構7によ
り挟持され、垂下状態で搬送されるようになっている。
又、刷版4は、通常二枚重ねの状態で搬送装置1により
搬送されている。
尚、脱荷位置近傍には搬送装置1により垂下状態で搬送
されて来た刷版4を漸次傾斜状態にして脱荷位置へ供給
すると共に、搬出しない刷版4を再び垂下状態に戻す刷
版ガイド12が設けられて居り、これは、脱荷位置の左側
(第1図に於いて左側)に設けられ、脱荷位置へ近付く
に従い漸次後方(第3図に於いて上側)へ傾斜する水平
な進入側ガイド12aと、脱荷位置の右側に設けられ、脱
荷位置から離れるに従い漸次前方へ傾斜する水平な送出
側ガイド12bとから成り、これらは刷版脱荷装置のフレ
ーム本体13上面に設けられている。
されて来た刷版4を漸次傾斜状態にして脱荷位置へ供給
すると共に、搬出しない刷版4を再び垂下状態に戻す刷
版ガイド12が設けられて居り、これは、脱荷位置の左側
(第1図に於いて左側)に設けられ、脱荷位置へ近付く
に従い漸次後方(第3図に於いて上側)へ傾斜する水平
な進入側ガイド12aと、脱荷位置の右側に設けられ、脱
荷位置から離れるに従い漸次前方へ傾斜する水平な送出
側ガイド12bとから成り、これらは刷版脱荷装置のフレ
ーム本体13上面に設けられている。
前記ストッパー装置2は、フレーム本体13の上方に設け
られて居り、搬送装置1により搬送されて来た刷版4を
脱荷位置で適宜に停止させるものである。
られて居り、搬送装置1により搬送されて来た刷版4を
脱荷位置で適宜に停止させるものである。
具体的には、ストッパー装置2は、第4図及び第5図に
示す如く、送出側ガイド12bの始端部近傍位置で且つフ
レーム本体13の上面に立設した支柱14に設けられて居
り、支柱14の上下位置に設けた軸受15と、軸受15に軸支
された支軸16と、支軸16の両端部に嵌着され、刷版4の
搬送経路に出没可能で刷版4の端縁に当合し得るストッ
パー片と、ストッパー片17が刷版4の搬送経路に出没可
能になるように支軸16を回転させる流体圧シリンダ18等
から成る。
示す如く、送出側ガイド12bの始端部近傍位置で且つフ
レーム本体13の上面に立設した支柱14に設けられて居
り、支柱14の上下位置に設けた軸受15と、軸受15に軸支
された支軸16と、支軸16の両端部に嵌着され、刷版4の
搬送経路に出没可能で刷版4の端縁に当合し得るストッ
パー片と、ストッパー片17が刷版4の搬送経路に出没可
能になるように支軸16を回転させる流体圧シリンダ18等
から成る。
尚、第4図及び第5図に於いて、19は支柱14の内側に設
けられ、脱荷位置で刷版4を下方へ移送する際にこれを
良好に案内するガイド板、20は同じくガイドパイプであ
る。
けられ、脱荷位置で刷版4を下方へ移送する際にこれを
良好に案内するガイド板、20は同じくガイドパイプであ
る。
前記回転棚式エレベータ3は、脱荷位置の下方に配設さ
れ、脱荷位置で開放された刷版4を傾斜姿勢で受け取っ
てこれを水平姿勢で下方へ移送するものである。
れ、脱荷位置で開放された刷版4を傾斜姿勢で受け取っ
てこれを水平姿勢で下方へ移送するものである。
具体的には、回転棚式エレベータ3は、脱荷位置下方の
フレーム本体13上面に設けた軸受21と、軸受21に軸支さ
れ、刷版4の搬送経路に沿う駆動軸22と、フレーム本体
13の下部に設けた軸受23と、軸受23に軸支され、駆動軸
22に平行な従動軸24と、駆動軸22に一定間隔を開けて嵌
着された一対の駆動側スプロケット25と、従動軸24に嵌
着され、駆動側スプロケット25に対向する従動側スプロ
ケット26と、上下のスプロケット25,26に夫々巻回され
た左右のチェーン27と、左右のチェーン27に一定間隔毎
に設けられ、脱荷位置で開放された刷版4を傾斜姿勢で
受け取ってこれを水平姿勢で下方へ移送する複数の受け
棚28と、駆動軸22に連動連結され、左右のチェーン27を
同期的且つ間欠的に周回駆動させて各受け棚28が所定の
位置で一定時間停止するように各受け棚28をピッチ送り
する駆動装置29等から構成されている。
フレーム本体13上面に設けた軸受21と、軸受21に軸支さ
れ、刷版4の搬送経路に沿う駆動軸22と、フレーム本体
13の下部に設けた軸受23と、軸受23に軸支され、駆動軸
22に平行な従動軸24と、駆動軸22に一定間隔を開けて嵌
着された一対の駆動側スプロケット25と、従動軸24に嵌
着され、駆動側スプロケット25に対向する従動側スプロ
ケット26と、上下のスプロケット25,26に夫々巻回され
た左右のチェーン27と、左右のチェーン27に一定間隔毎
に設けられ、脱荷位置で開放された刷版4を傾斜姿勢で
受け取ってこれを水平姿勢で下方へ移送する複数の受け
棚28と、駆動軸22に連動連結され、左右のチェーン27を
同期的且つ間欠的に周回駆動させて各受け棚28が所定の
位置で一定時間停止するように各受け棚28をピッチ送り
する駆動装置29等から構成されている。
又、各受け棚28は、矩形の板状を呈し、その一端部がア
ングル材30を介してチェーン27に略直角に固定されて居
り、刷版4が載置される面には複数条の合成ゴム製、プ
ラスチック製等のクッション材31が取付けられている。
このクッション材31は、開放された刷版4を受け取る
際、そのときの衝撃を緩和すると共に、受け棚28から刷
版4を取り出すときに両者間の摩擦抵抗を小さくして刷
版4の取り出しを容易にする為のものである。
ングル材30を介してチェーン27に略直角に固定されて居
り、刷版4が載置される面には複数条の合成ゴム製、プ
ラスチック製等のクッション材31が取付けられている。
このクッション材31は、開放された刷版4を受け取る
際、そのときの衝撃を緩和すると共に、受け棚28から刷
版4を取り出すときに両者間の摩擦抵抗を小さくして刷
版4の取り出しを容易にする為のものである。
更に、各受け棚28は、進入側ガイド12aの終端と送出側
ガイド12bの始端との間の位置に傾斜姿勢で一定時間停
止するように駆動装置29及びチェーン27等によってピッ
チ送りされて居り、そのときの受け棚28の傾斜角度は進
入側ガイド12aにより傾斜姿勢で脱荷位置へ案内されて
来た刷版4が同じ姿勢で傾斜姿勢の受け棚28上に乗り上
げるように位置決めされている。
ガイド12bの始端との間の位置に傾斜姿勢で一定時間停
止するように駆動装置29及びチェーン27等によってピッ
チ送りされて居り、そのときの受け棚28の傾斜角度は進
入側ガイド12aにより傾斜姿勢で脱荷位置へ案内されて
来た刷版4が同じ姿勢で傾斜姿勢の受け棚28上に乗り上
げるように位置決めされている。
そして、前記回転棚式エレベータ3の両側位置にはスト
ッカー32が設置されて居り、これはエレベータ3で下方
へ移送されて来た刷版4を受け棚28から受け取ってこれ
を取り出し可能に一定量貯蔵するものである。
ッカー32が設置されて居り、これはエレベータ3で下方
へ移送されて来た刷版4を受け棚28から受け取ってこれ
を取り出し可能に一定量貯蔵するものである。
具体的には、ストッカー32は、エレベータ3の両側位置
に設けられ、降下側の受け棚28に対向し得る複数の棚段
33を上下方向に一定間隔毎に設けた仕分け棚34と、各棚
段33に手前方向へ引き出し可能に設けられ、上方が開放
された刷版貯蔵用の受け箱35と、各受け箱35の上方位置
に設けられ、受け棚28上の刷版4を受け箱35内に移載す
る移載装置(図示省略)等から構成されている。
に設けられ、降下側の受け棚28に対向し得る複数の棚段
33を上下方向に一定間隔毎に設けた仕分け棚34と、各棚
段33に手前方向へ引き出し可能に設けられ、上方が開放
された刷版貯蔵用の受け箱35と、各受け箱35の上方位置
に設けられ、受け棚28上の刷版4を受け箱35内に移載す
る移載装置(図示省略)等から構成されている。
尚、前記搬送装置1及び刷版脱荷装置等は、コンピュー
タにより制御され、そのプログラム並びにデータに基づ
いて自動的に作動するようになっている。
タにより制御され、そのプログラム並びにデータに基づ
いて自動的に作動するようになっている。
次に、刷版脱荷装置の作用について説明する。
刷版4は、搬送装置1の挟持機構7によりその上端部が
挟持され、垂下状態で搬送されて来る。
挟持され、垂下状態で搬送されて来る。
搬送されて来た刷版4は、進入側ガイド12aにより垂下
状態から漸次傾斜状態になるように案内され、脱荷位置
にある傾斜姿勢の受け棚28上に達する。
状態から漸次傾斜状態になるように案内され、脱荷位置
にある傾斜姿勢の受け棚28上に達する。
若し、ここで刷版4を搬出しない場合には開動機構10及
びストッパー装置2が作動せず、受け棚28上に達した刷
版4は受け棚28上をスライドしながらここから脱し、送
出側ガイド12bに案内されて再び垂下状態で搬送されて
行く。
びストッパー装置2が作動せず、受け棚28上に達した刷
版4は受け棚28上をスライドしながらここから脱し、送
出側ガイド12bに案内されて再び垂下状態で搬送されて
行く。
そして、刷版4を搬出する場合には開動機構10が作動し
て挟持機構7を開動させると共に、ストッパー装置2が
作動してストッパー片17が刷版4の搬送経路に突出し、
刷版4を脱荷位置で停止させる。これによって、挟持機
構7のみがその場から立ち去り、刷版4が開放されるこ
とになる。
て挟持機構7を開動させると共に、ストッパー装置2が
作動してストッパー片17が刷版4の搬送経路に突出し、
刷版4を脱荷位置で停止させる。これによって、挟持機
構7のみがその場から立ち去り、刷版4が開放されるこ
とになる。
開放された刷版4は、若干落下し、傾斜姿勢の受け棚28
に受け取られる。
に受け取られる。
刷版4が受け棚28に載置されると、受け棚28が間欠的に
下降し、刷版4を水平姿勢で下方へ移送する。
下降し、刷版4を水平姿勢で下方へ移送する。
下方へ移送された刷版4は、これを載置した受け棚28が
所定の受け箱35の側方位置で停止したときに移載装置に
より受け棚28から受け箱35内に移載される。
所定の受け箱35の側方位置で停止したときに移載装置に
より受け棚28から受け箱35内に移載される。
このようにして、脱荷位置で開放された刷版4は、各受
け箱35内に積層状態で順次貯蔵されて行く。
け箱35内に積層状態で順次貯蔵されて行く。
そして、貯蔵された刷版4は、作業者によって受け箱35
内から取り出され、輪転機の版胴に装着される。
内から取り出され、輪転機の版胴に装着される。
一方、刷版4を抽出されて空になった受け棚28は、順次
上昇して脱荷位置に復帰し、この位置で一定時間待機す
る。
上昇して脱荷位置に復帰し、この位置で一定時間待機す
る。
尚、上記実施例に於いては、刷版ガイド12を設け、垂下
状態で搬送されて来る刷版4を傾斜状態にして脱荷位置
で開放し、これを回転棚式エレベータ3の受け棚28に受
け渡すようにしたが、他の実施例に於いては、刷版ガイ
ド12を省略し、刷版4を垂下状態にして脱荷位置で開放
し、これをエレベータ3の受け棚28に受け渡すようにし
ても良い。
状態で搬送されて来る刷版4を傾斜状態にして脱荷位置
で開放し、これを回転棚式エレベータ3の受け棚28に受
け渡すようにしたが、他の実施例に於いては、刷版ガイ
ド12を省略し、刷版4を垂下状態にして脱荷位置で開放
し、これをエレベータ3の受け棚28に受け渡すようにし
ても良い。
又、上記実施例に於いては、ストッパー装置2は、軸受
15、支軸16、ストッパー片17、流体圧シリンダ18等から
構成したが、これに限定されるものではなく、刷版4を
脱荷位置で停止させることができれば、如何なる構造の
ものであっても良い。例えば、流体圧シリンダ18にスト
ッパー片17を直結させても良い。
15、支軸16、ストッパー片17、流体圧シリンダ18等から
構成したが、これに限定されるものではなく、刷版4を
脱荷位置で停止させることができれば、如何なる構造の
ものであっても良い。例えば、流体圧シリンダ18にスト
ッパー片17を直結させても良い。
加えて、上記実施例に於いては、回転棚式エレベータ3
の両側位置にストッカー32を設け、受け棚28によって下
方へ移送された刷版4を受け棚28から自動的に取り出
し、これを貯蔵するようにしたが、他の実施例に於いて
は、刷版4を手動によって受け棚28から取り出すように
しても良い。
の両側位置にストッカー32を設け、受け棚28によって下
方へ移送された刷版4を受け棚28から自動的に取り出
し、これを貯蔵するようにしたが、他の実施例に於いて
は、刷版4を手動によって受け棚28から取り出すように
しても良い。
(考案の効果) 上述の通り、本考案の刷版脱荷装置は、刷版の脱荷位置
の下方に回転棚式エレベータを配設し、搬送装置により
搬送されて来た刷版をストッパー装置によって脱荷位置
で停止させ、この位置で開放された刷版を前記回転棚式
エレベータの受け棚で受け取ってこれを水平姿勢で下方
へ移送する構成とした為、冒頭で述べた従来の刷版脱荷
装置のように搬送装置とエレベータとの間にシュートや
ベルトコンベヤ等を介設する必要もない。その結果、本
考案の刷版脱荷装置は、従来の装置に比較して構造自体
が簡単になり、コスト低減や組立の簡略化等を図れる。
の下方に回転棚式エレベータを配設し、搬送装置により
搬送されて来た刷版をストッパー装置によって脱荷位置
で停止させ、この位置で開放された刷版を前記回転棚式
エレベータの受け棚で受け取ってこれを水平姿勢で下方
へ移送する構成とした為、冒頭で述べた従来の刷版脱荷
装置のように搬送装置とエレベータとの間にシュートや
ベルトコンベヤ等を介設する必要もない。その結果、本
考案の刷版脱荷装置は、従来の装置に比較して構造自体
が簡単になり、コスト低減や組立の簡略化等を図れる。
又、刷版を搬送装置から回転棚式エレベータの受け棚へ
直接受け渡している為、従来の刷版脱荷装置のように刷
版をシュート上で滑走させたりする必要もなく、刷版を
搬送装置から受け棚に移送するときに刷版が損傷する虞
れもない。その結果、刷版の適正な移送を行える。
直接受け渡している為、従来の刷版脱荷装置のように刷
版をシュート上で滑走させたりする必要もなく、刷版を
搬送装置から受け棚に移送するときに刷版が損傷する虞
れもない。その結果、刷版の適正な移送を行える。
更に、受け棚の刷版が載置される面には、合成ゴム製若
しくはプラスチック製の複数条のクッション材を取付け
ている為、刷版を受け取る際にそのときの衝撃を緩和す
ることができる。その結果、刷版の損傷をより防止する
ことができる。然も、受け棚に複数条のクッション材を
取付けると、刷版との接触面積が少なくなり、受け棚か
ら刷版を取り出すときに両者間の摩擦抵抗が小さくなっ
て刷版の取り出しも円滑且つ容易に行える。
しくはプラスチック製の複数条のクッション材を取付け
ている為、刷版を受け取る際にそのときの衝撃を緩和す
ることができる。その結果、刷版の損傷をより防止する
ことができる。然も、受け棚に複数条のクッション材を
取付けると、刷版との接触面積が少なくなり、受け棚か
ら刷版を取り出すときに両者間の摩擦抵抗が小さくなっ
て刷版の取り出しも円滑且つ容易に行える。
第1図は本考案の実施例に係る刷版脱荷装置の概略正面
図、第2図は同じく概略右側面図、第3図は同じく概略
平面図、第4図は同じく要部の拡大縦断側面図、第5図
は第4図のV−V線断面図である。 1は搬送装置、2はストッパー装置、3は回転棚式エレ
ベータ、4は刷版、25,26はスプロケット、27はチェー
ン、28は受け棚。
図、第2図は同じく概略右側面図、第3図は同じく概略
平面図、第4図は同じく要部の拡大縦断側面図、第5図
は第4図のV−V線断面図である。 1は搬送装置、2はストッパー装置、3は回転棚式エレ
ベータ、4は刷版、25,26はスプロケット、27はチェー
ン、28は受け棚。
Claims (1)
- 【請求項1】搬送装置(1)により垂下状態で搬送され
て来た刷版(4)を脱荷位置で停止させるストッパー装
置(2)と、脱荷位置の下方に配設され、脱荷位置で開
放された刷版(4)を受け取ってこれを水平姿勢で下方
へ移送する回転棚式エレベータ(3)とから構成した刷
版脱荷装置であって、前記回転棚式エレベータ(3)
は、脱荷位置の下方に上下方向に離間して配設され、刷
版(4)の搬送経路に平行な軸廻りで回転するスプロケ
ット(25),(26)と、上下のスプロケット(25),
(26)に巻回され、間欠的に周回駆動される無端状のチ
ェーン(27)と、チェーン(27)に一定間隔毎に設けら
れ、脱荷位置で開放された刷版(4)を脱荷位置で直接
受け取ってこれを水平姿勢で下方へ移送する複数の受け
棚(28)とを備えて居り、前記各受け棚(28)の刷版
(4)が載置される面に、合成ゴム製若しくはプラスチ
ック製の複数条のクッション材(31)を取付けたことを
特徴とする刷版脱荷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988134792U JPH0718668Y2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 刷版脱荷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988134792U JPH0718668Y2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 刷版脱荷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0255658U JPH0255658U (ja) | 1990-04-23 |
JPH0718668Y2 true JPH0718668Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=31393861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988134792U Expired - Lifetime JPH0718668Y2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 刷版脱荷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718668Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5834095U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-05 | 石川島播磨重工業株式会社 | 原子力発電プラント等に用いられる計装管構造 |
JPS59162546U (ja) * | 1983-04-16 | 1984-10-31 | 西研グラフィックス株式会社 | 輪転印刷用薄肉印刷版の脱荷装置 |
JPS61169411A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-07-31 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 刷版脱荷装置 |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP1988134792U patent/JPH0718668Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0255658U (ja) | 1990-04-23 |
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