JPH0712363Y2 - 箱移載装置 - Google Patents

箱移載装置

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JPH0712363Y2
JPH0712363Y2 JP333288U JP333288U JPH0712363Y2 JP H0712363 Y2 JPH0712363 Y2 JP H0712363Y2 JP 333288 U JP333288 U JP 333288U JP 333288 U JP333288 U JP 333288U JP H0712363 Y2 JPH0712363 Y2 JP H0712363Y2
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JP
Japan
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box
sheet
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shaped
box body
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JP333288U
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JPH01172549U (ja
Inventor
久典 宮田
Original Assignee
石井工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば、ダンボール箱等の折畳まれた箱体
を吸着手段により開口する箱開口装置前段の移載面に、
多数枚積重ねられたシート状の箱体を所定枚数ずつ移載
する場合に用いられる箱移載装置並びに送出ローラに関
する。
(ロ)従来の技術 従来の箱移載装置に於いては、第4図に示すように、例
えば吸着手段により開口可能に折畳まれた所定枚数のシ
ート状箱体6を、装置両側部の所定間隔を隔てて軸支し
た正逆回転フリーな送出ローラ21と箱受け板22との上に
移載した後、箱受け板22をシート状箱体6の降下を許容
する下方向へ回動して、載置したシート状箱体6を降下
させつつ、シート状箱体6の降下により送出ローラ21を
フリー回転して、シート状箱体6を斜めに降下させて箱
開口装置(図示省略)の移載面20に移載するように構成
している。
(ハ)考案が解決しようとする課題 従来の技術で述べた箱移載装置は、送出ローラ21が正逆
回転フリーな状態に軸支されているので、箱受け板22の
回動によりシート状箱体6が自重で斜めに降下すると、
降下するシート状箱体6の上層部よりも、下層部のシー
ト状箱体6が先行して移載面20に当接し、ホ図に示すよ
うに、積重ねられたシート状箱体6の重みで最下部のシ
ート状箱体6の前端部が移載面20に押し付けられ、移載
面20との摩擦抵抗により最下部の1〜2枚のシート状箱
体6にブレーキ作用が働くため、ヘ図に示すように、積
重ねられたシート状箱体6の端部がずれて不揃いとなる
問題点を有する。
そこで、この考案は、上述のように最下部の1〜2枚の
シート状箱体6にブレーキ作用が働いてもシート状箱体
の端部が不揃になることなく整列された状態で下部の移
載面にシート状箱体を移載することのできる箱移載装置
の提供を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案は、整列されて積重ねられた所定枚数のシート
状箱体を所定間隔を隔てて配置した送出ローラと箱受け
板との上面に載置し、箱受け板を内側下方に回動させる
ことで、載置したシート状箱体を送出ローラと箱受け板
との間から下方の移載面に移載する箱移載装置であっ
て、前記送出しローラを、載置したシート状箱体を箱受
け板側へ送出す方向に強制駆動させた箱移載装置である
ことを特徴とし、さらに、前記送出ローラの回動を、前
記箱受け板の内側下方への回動と同期させた箱移載装置
であることを特徴とする。
(ホ)作用 この考案は、送出ローラと箱受け板の上に整列されて積
重ねられた所定枚数のシート状箱体を、箱受け板の内側
下方へのを回動と送出ローラの送出し回転とによって、
箱受け板にシート状箱体の前端部を接触させた状態でこ
れを降下させ、最下部のシート状箱体に対し送出力を積
極的に付与し、シート状箱体の端部が移載面との摩擦抵
抗でずれるのを防止しながら、下部の移載面にシート状
箱体を移載する。
(ヘ)考案の効果 この考案によれば、所定枚数のシート状箱体を移載面に
移載する際に、移載面と先行して当接する最下部のシー
ト状箱体に対し送出ローラによる送出力を積極的に付与
するので、移載面との摩擦抵抗で最下部のシート状箱体
がずれるのを確実に防止して、シート状箱体の端部を綺
麗に揃えて移載することができる。
しかも、上述のシート状箱体が揃えて移載されること
で、例えば、吸着手段により折畳まれたシート状箱体を
筒状に開口させる際、シート状箱体の吸着面を吸着手段
で正確に吸着してスムーズに開口することができ、シー
ト状箱体に瓶詰商品や缶詰商品等の各種物品を収納する
梱包作業が能率的に行える。
(ト)考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は多数枚積重ねられたシート状箱体を所定枚数ずつ
移載する箱移載装置を示し、第1図及び第2図に於い
て、この箱移載装置1は、装置前段に軸支したスプロケ
ット2にチェーン3を張架し、このチェーン3にプッシ
ャ板4を固定して箱供給装置5を構成すると共に、駆動
モータ等(図示省略)の駆動力により箱供給装置5を矢
印方向に回転して、所定枚数のシート状箱体6の装置両
側部の所定間隔を隔てて平行に軸支した回転出力を生じ
る送出ローラ7と箱受け板8との上に移載される。
同時に、装置上部の箱移載方向に沿って固定したエアー
シリンダ9のシリンダロッド先端にフック10を枢着し、
このフック10の両側部に軸支した各ガイドローラ11…
を、装置両側部の各支持枠12,12に架設した各ガイドレ
ール13…に係合して、エアーシリンダ9の作動でフック
10を移載方向に摺動させる。
すなわち、箱供給装置5の上部では各ガイドレール13…
を上方へ傾斜させているため、フック10が上方へ摺動し
て箱供給装置5によるシート状箱体6の搬送を許容し、
これより移載方向側は各ガイドレール13…を水平にして
いるため、エアーシリンダ9によるフック10の移載方向
への摺動で、箱供給装置5の上部より徐々にフック10が
降下してシート状箱体6の端部に係止され、シート状箱
体6を送出ローラ7と箱受け板8との上に移載する。
なお、上述のエアーシリンダ9の後方にフック10と対向
してエアーシリンダ14を固定し、このエアーシリンダ14
のシリンダロッドに固定した補正板15と、上述のフック
10との摺動でシート状箱体6の端部を揃える。
前述の送出ローラ7は、装置右側部の支持枠12の下部に
エアーシリンダ16を水平方向に固定し、このエアーシリ
ンダ16のシリンダロッドに補正板17を固定すると共に、
この補正板17の補正面側に送出ローラ7を水平に軸支
し、内蔵した駆動モータ等(図示省略)の駆動力により
箱降下方向(矢印方向)へ回転する。
なお、上述のエアーシリンダ16により補正板17の摺動
と、後述する箱受け板8の箱載置面に立設した揃え板8a
とでシート状箱体6の端部を揃える。
前述の箱受け板8は、装置左側部の支持枠12の下部に軸
支した支軸18に固定すると共に、この支軸18に固定した
クランクアーム18aの遊端部に、支持枠12に垂設したエ
アーシリンダ19のシリンダロッドを枢着して、前述の送
出ローラ7と水平な箱載置位置と、シート状箱体6の降
下を許容する内側下方へ回動される。
図示実施例は上記の如く構成するものにして以下作用動
作を説明する。
第2図に示すように、例えば箱移載装置1の側部に多数
枚積重ねられたシート状箱体6を箱供給装置5で所定枚
数ずつ搬送し、回転停止させた送出ローラ7と、水平な
箱載置位置に待機させた箱受け板8との上にシート状箱
体6を移載しつつ、フック10をシート状箱体6の端部に
係止して移載方向に摺動し、第1図及び第3図のイ図に
示すように、所定枚数のシート状箱体6を送出ローラ7
と箱受け板8の上に移載する。
そして、上述のフック10と補正板15とでシート状箱体6
の端部を揃えた後、フック10は箱供給装置5の上部に復
帰して待機し、同時に、装置側部の補正板17と箱受け板
8に立設した揃え板8aとでシート状箱体6の端部を揃え
る。
この後、ロ図に示すように、シート状箱体6の降下を許
容するす内側下方へ箱受け板8を回動して、シート状箱
体6の前端部を箱受け板8に接触させた状態で降下さ
せ、シート状箱体6の後端部を送出ローラ7で支持しな
がら送出し方向に回転させ、シート状箱体6を自重によ
り斜めに降下させつつ、ハ図に示すように、この箱受け
板8の回動と同期して、降下するシート状箱体6の前端
部が移載面20に当接し、このシート状箱体6の後端部が
送出ローラ7から離間するまで送出ローラ7を送出し方
向へ回転する。
そして、移載面20に押付けられる最下部のシート状箱体
6に、移載面20との摩擦抵抗よりも強い送出力を送出ロ
ーラ7の回転により積極的に付与し、シート状箱体6の
端部が移載時にずれるのを防止することで、シート状箱
体6の端部が揃えられて移載面20に移載され、箱受け板
8は送出ローラ7と水平な箱載置位置に復帰する。
このように所定枚数のシート状箱体6の移載面20に移載
する際に、移載面20と先行して当接する最下部のシート
状箱体6に対し送出ローラ7による送出力を積極的に付
与するので、移載面20との摩擦抵抗で最下部のシート状
箱体6がずれるのを確実に防止して、シート状箱体6の
端部を綺麗に揃えて移載することができる。
しかも、上述のシート状箱体6を揃えて移載されること
で、例えば、吸着手段により折畳まれたシート状箱体6
を筒状に開口させる際、シート状箱体6の吸着面を吸着
手段で正確に吸着してスムーズに開口することができ、
シート状箱体6に瓶詰商品や缶詰商品等の各種物品を収
納する梱包作業が能率的に行える。
なお、この考案は、上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
例えば、上述の箱受け板8下部の箱降下位置に、降下す
るシート状箱体6の降下側端部を揃えるためのストッパ
板を配設するもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図は箱移載装置の正面図、 第2図は箱移載装置の側面図、 第3図のイ〜ハは箱移載装置の動作説明図、 第4図のニ〜ヘは従来例を示す箱移載装置の動作説明図
である。 1…箱移載装置、5…箱供給装置 6…シート状箱体、7…送出ローラ 8…箱受け板、20…移載面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】整列されて積重ねられた所定枚数のシート
    状箱体を、所定間隔を隔てて配置した送出ローラと箱受
    け板との上面に載置し、箱受け板を内側下方に回動させ
    ることで、載置したシート状箱体を送出ローラと箱受け
    板との間から下方の移載面に移載する箱移載装置であっ
    て、 前記送出しローラを、載置したシート状箱体を箱受け板
    側へ送出す方向に強制駆動させた 箱移載装置。
  2. 【請求項2】前記送出ローラの回動を、前記箱受け板の
    内側下方への回動と同期させた請求項1記載の 箱移載装置。
JP333288U 1988-01-13 1988-01-13 箱移載装置 Expired - Lifetime JPH0712363Y2 (ja)

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JP333288U JPH0712363Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13 箱移載装置

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JP333288U JPH0712363Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13 箱移載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01172549U JPH01172549U (ja) 1989-12-07
JPH0712363Y2 true JPH0712363Y2 (ja) 1995-03-22

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ID=31204875

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JP333288U Expired - Lifetime JPH0712363Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13 箱移載装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5546075B1 (ja) * 2013-05-23 2014-07-09 Ckd株式会社 Ptpシート積み上げ装置
JP5449598B1 (ja) * 2013-05-23 2014-03-19 Ckd株式会社 Ptpシート積み上げ装置

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JPH01172549U (ja) 1989-12-07

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