JPS637398Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プレス機のプレス型内へプレス材
料となる鋼板シートを一枚宛自動供給するシート
フイーダ装置に関するものである。

成形プレス機へ材料である鋼板シートを供給す
る装置として従来よりシートフイーダ装置があ
る。このシートフイーダ装置は例えばシートを多
数積層してストツクするストツク台と、ストツク
台上のシートを一枚宛吸着して取出す取出し機構
と、取出されたシートをセンタリング位置へ搬送
する搬送機構と、センタリング位置でプレス型に
対するシートの位置決めを行なうセンタリング機
構と、位置決めされたシートを吸着保持してプレ
ス型内へ供給する供給機構と、前記取出し機構、
搬送機構、センタリング機構及び供給機構全体を
上下動させてプレス機のプレス型に合せて適度の
高さに調整する高さ調整機構とで構成されてい
る。

ところで、上記シートフイーダ装置の供給機構
は、例えば第１図に示す様に、所定ストローク移
動可能に支持された支持アーム１の下面にバキユ
ームカツプ２，２を設け、当該バキユームカツプ
２，２をコロコンベア３の先端部に待機させてお
き、コロコンベア３上を搬送されて来たシート４
の上面にバキユームカツプ２，２を接触させ、こ
れに吸引力を付与してシート４を吸着し、この状
態で支持アーム１を所定ストローク移動させ、シ
ート４をプレス型５内へ挿入し、シート４とプレ
ス型５の中心が一致した時にバキユームカツプ
２，２の吸着を解きシート４を落下供給して後、
支持アーム１を後退させるようになしたものが使
用されている。

一方支持アーム１を往復動させる手段として
は、チエーンコンベアが用いられ、チエーンコン
ベアの駆動はクランク機構及びラツクピニオン機
構を組合せて用いていた。これは、第２図に示す
様に、駆動モータ６を減速機７を介してクランク
機構８の回転軸に連結し、そのクランクアーム９
の先端をラツク１０に連結し、他方当該ラツク１
０と噛合するピニオン１１をチエーンコンベア１
２のスプロケツトホイールに結合させたものであ
る。尚、駆動モータ６としては交流モータが使用
される。これにより駆動モータ６の回転運動を往
復直線運動に変換してラツク１０に伝達し、ラツ
ク１０の往復動によりピニオン１１を介してチエ
ーンコンベア１２を時計方向或いは反時計方向に
循環させている。

そして、前記チエーンコンベア１２に支持板１
３を取付けて、当該支持板１３から支持アーム１
を導出させている。

上記構成の供給機構では、バキユームカツプ２
にてシート４を確実に吸着保持させるには、シー
ト４の三点或いは四点で吸着させねばならず、そ
の結果、支持アーム１がシート４の上面に被さ
り、支持アーム１をプレス型５内に深く挿入させ
ねばならず、支持アーム１の移動ストロークが長
くなると同時にアーム型５と支持アーム１との干
渉域が多くなる為にシートの供給時間及びプレス
機の作動時間が長くなり、サイクルタイムが長く
なつていた。また、ラツクピニオン機構は、前進
から後退、或いは後退から前進への変換時衝撃が
大きく振動を伴ない、装置に悪影響を及ぼすと共
に動作時の速度制御が困難で、バキユームカツプ
２からシート４を落下させるタイミングが難し
く、シート４の供給位置がずれることがあり、そ
の都度作業員が修正せねばならず、作業性が非常
に悪かつた。

また、他のシート供給装置として、特公昭53−
26344号公報や実公昭56−10416号公報にて開示さ
れているように、マグネツトコンベア等で一枚宛
所定位置まで送られてくるシートの後端を適宜の
保持手段にて掴んでプレス機へ供給するようにし
た装置がある。これらの装置では保持手段をプレ
ス形内へ入れなくてよいので動作時間を短縮する
ことができる。しかし、シートの後端を掴む保持
手段と送られてくるシートとの干渉を避けるため
に、保持手段を上下方向に移動させるように構成
せねばならず、構成が複雑になると共に装置全体
の高さが高くなり、設置スペースが広く必要であ
つた。

この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、一枚宛送られてくるシートと干渉することが
なく、しかもシートの後端を確実に掴んで供給で
きる装置を提供する。

即ち、この考案はシートを一枚宛所定位置まで
搬送するマグネツトコンベアと、マグネツトコン
ベアの上方で、これと平行に往復移動させられる
移動体と、先部を斜め下方に折曲げ、かつ先端を
水平に形成し、先端下面をシートのクランプ高さ
に設定して前記移動体の前面に取付けられる固定
爪と、固定爪に２本の平行リンクを介して前後に
平行移動自在に吊下げ支持され、後退時には固定
爪内に収容されて下面が固定爪の最下端面と同一
高さとなり、前進時には先端上面が固定爪の先端
下面と衝合する可動爪と、固定爪の高さの範囲内
でのマグネツトコンベアと平行に配置されて移動
体の下面に取付けられ、前記平行リンクを揺動さ
せるエアーシリンダとを備えたシートフイーダ装
置である。

以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。

第３図はシートフイーダ装置の全体を示す図面
で床面上を移動可能に構成されたベース１５上
に、被供給物であるシート１６を多数積層させて
ストツクするストツク台１７、ストツク台１７か
らシート１６を一枚宛取出す取出し機構１８、取
出し機構１８にて取出されたシート１６をセンタ
リング位置へ搬送する搬送機構１９、センタリン
グ位置からシート１６をプレス機２２のプレス型
２３内へ供給する供給機構２０、及び供給される
シート１６の高さをプレス型２３の高さに合せて
調整する調整機構２１とで構成される。

前記ストツク台１７は、ベース１５の後端に支
持具２４を介して水平に支持されており、その上
面に多数のシート１６が積層される。

取出し機構１８は、ストツク台１７の上方に配
置された支持フレーム２５にバキユームヘツド２
６，２６を貫通させて上下動自在に設け、当該バ
キユームヘツド２６，２６も上端を連結させて支
持フレーム２５上に起立固定したエアーシリンダ
２７のピストンロツド２７ａに結合してある。ま
た、支持フレーム２５の下面で且つバキユームヘ
ツド２６，２６の両側に第１のマグネツトコンベ
ア２８を適当な間隔を持たせて設けてある。この
第１のマグネツトコンベア２８は例えば無端状に
循環するベルト２９の内面側にマグネツト（図示
せず）を設けたもので、バキユームヘツド２６，
２６の下端のバキユームカツプ２６ａ，２６ａに
て吸着保持されて来たシート１６をマグネツトに
て吸着し、ベルト２９にて前方へ送る。３０は第
１のマグネツトコンベア２８を駆動する駆動モー
タである。尚、前記支持フレーム２５はベース１
５に起立固定された支持脚３１に軸受３２を介し
て上下動自在に支持された架台３３の後端に結合
されている。また、バキユームヘツド２６，２６
は積層されたシート１６の中央部上方に来る様に
配置する。

搬送機構１９は、架台３３の上面で且つ第１マ
グネツトコンベア２８より下方に第２のマグネツ
トコンベア３４を適当な間隔を持たせて複列配置
してある。この第２のマグネツトコンベア３４は
後端を第１のマグネツトコンベア２８の先端と一
部重合させ、先端をセンタリング位置まで設けて
あり、同一の駆動モータ３０にて駆動される。但
し、第１のマグネツトコンベア２８と第２のマグ
ネツトコンベア３４とは循環方向が逆になるよう
に駆動モータ３０に連結される。従つて第１のマ
グネツトコンベア２８にて送られて来たシート１
６はその先端で下方へ落下させられ、第２のマグ
ネツトコンベア３４の上面に載せられ、前方のセ
ンタリング位置へ搬送される。３５は第２のマグ
ネツトコンベア３４の先端両側に起伏自在に設け
られたストツパで、リミツトスイツチ等の検知手
段（図示せず）が設けられており、シート１６が
ストツパ３５にて停止させられ、これを検知する
と、駆動モータ３０を停止させて第１・第２のマ
グネツトコンベア２８，３４の送りを停止させる
様になしてあり、更にシート１６が前方へ送られ
る時は、ストツパ３５が倒伏してシート１６と干
渉しない様になしてある。また、ストツパ３５に
近接させてセンタリング機構（図示せず）を設け
てあり、停止させられたシート１６をプレス機２
２のプレス型２３に対する位置決めを行なうよう
になしてある。

供給機構２０は対向する第２のマグネツトコン
ベア３４の中間部上方に配置されており、シート
１６の後端を保持する保持手段３６と、保持手段
３６を支持する移動体３７と、移動体３７を所定
ストロークで往復動させるチエーンコンベア３８
とより成る。前記保持手段３６は第４図及び第５
図に示す様に先端部を若干下方に折曲させた長尺
な一対の固定爪３９，３９と当該固定爪３９，３
９の下面側に平行リング４０，４１を介して平行
移動可能に連結された短尺な一対の可動爪４２，
４２とより成る。前記一対の固定爪３９，３９の
後端間をブラケツト４３にて結合し、且つ平行リ
ンク４０，４１の支軸４０ａ，４１ａを両者に跨
がつて回転自在に架設し、一方の支軸４１ａの中
間部に駆動リンク４４を一体に結合してある。ま
た、可動爪４２，４２は前進端では先端が固定爪
３９，３９の先端と合致し、後退端では固定爪３
９，３９内に入り込む大きさに形成されている。
そして前記固定爪３９，３９は先端下面をシート
のクランプ高さに設定して移動体３７に固定さ
れ、駆動リンク４４と移動体３７との間に復帰ス
プリング４５，４５が牽引状に張設されて可動爪
４２，４２が常時後退端に保持されている。４６
は移動体３７の下面に取付けられたエアーシリン
ダで、そのピストンロツド先端をブラケツト４７
を介して駆動リンク４４に当接させてあり、エア
ーシリンダ４６の伸長に伴なつて可動爪４２，４
２が前進し、一旦シート１６の下方へ入り込んで
後斜上方へ上昇し、固定爪３９，３９との間でシ
ート１６の後端を掴む。移動体３７は上面両側に
側板４８，４８に挾持ローラ４９，４９及びガイ
ドローラ５０を複数個回転自在に設けてあり、移
動体３７の両側に長手方向に沿つて設置されたレ
ール部材５１，５１に前記挾持ローラ４９，４９
及びガイドローラ５０を接触させて支持体３７を
スライド自在に支持させてある。チエーンコンベ
ア３８は架台３３の上方に設けた支持台５２の両
端にスプロケツトホイール５３，５３を設け、当
該スプロケツトホイール５３，５３にチエーン５
４を無端状に張設してある。このチエーンコンベ
ア３８は移動体３７の中心線上を通るように設置
され、移動体３７の上面に固定された結合ブラケ
ツト５５にてチエーン５４と結合してある。５６
は支持台５２上に設けられた正・逆回転可能な直
流モータで、第６図に示す様に減速機５７及び適
宜の動力伝達手段５８を介して一方のスプロケツ
トホイール５３に連結してあり、直流モータ５６
の回転によりチエーンコンベア３８を介して移動
体３７を往復動させる。この移動体３７のストロ
ークは、保持手段３６の先端でセンタリング位置
で停止しているシート１６の後端を掴み得る位置
からプレス機２２プレス型２３の側部に至る範囲
に設定してある。

調整機構２１は、ベース１５上の支持脚３１に
軸受３２を介して上下動自在に支持された架台３
３とベース１５との間の中心部に油圧シリンダ５
９を設置し、当該油圧シリンダ５９のピストンロ
ツド先端を架台３３の下面に結合してある。この
油圧シリンダ５９の伸縮動作により架台３３を上
下動させて第２のマグネツトコンベア３４上のシ
ート１６の高さをプレス機２２のプレス型２３の
高さに合せて調整する。尚、図中６０はベース１
５に取付けられた車輪、６１は車輪６０を駆動す
る駆動モータである。

上記構成の装置においてシート１６の供給動作
を説明すると、先ずストツク台１７の多数のシー
ト１６を積層し、油圧シリンダ５９を動作させて
架台３３の高さを所定の高さに調整する。そして
取出し機構１８のエアーシリンダ２７を短縮させ
てバキユームヘツド２６，２６を下降させ、その
下端のバキユームカツプ２６ａ，２６ａをシート
１６の上面に接触させる。この後、バキユームカ
ツプ２６ａ，２６ａに負圧を作用させてシート１
６を吸着保持させる。同時にエアーシリンダ２７
を伸長させてバキユームヘツド２６，２６を上昇
させて吸着保持したシート１６を持ち上げ、第１
のマグネツトコンベア２８に吸着させる。そして
バキユームカツプ２６ａ，２６ａの負圧を解除す
ると共に駆動モータ３０を動作させて第１・第２
のマグネツトコンベア２８，３４を循環させ、第
１のマグネツトコンベア２８に吸着されたシート
１６を前方へ送り出し、第２のマグネツトコンベ
ア３４上に載置する。第２のマグネツトコンベア
３４に載せられたシート１６は更に前方のセンタ
リング位置へ搬送される。一方前記取出し機構１
８では、再びエアーシリンダ２７が短縮してバキ
ユームヘツド２６，２６を下降させて次のシート
１６を吸着させ、当対シート１６を持ち上げて第
１のマグネツトコンベア２８に吸着させ、同時に
バキユームヘツド２６ａ，２６ａの吸着を解いて
シート１６を第１のマグネツトコンベア２８から
第２のマグネツトコンベア３４へ載置する。

第２のマグネツトコンベア３４にて搬送されて
いるシート１６がセンタリング位置に達し、スト
ツパ３５にて停止させられ、検知手段にて検知さ
れると、駆動モータ３０が停止して第１・第２の
マグネツトコンベア２８，３４の送りが停止させ
られる。停止したシート１６はセンタリング機構
にてプレス型２３に対する位置決めがなされる。

シート１６が位置決めされると、供給機構２０
のエアーシリンダ４６が伸長して保持手段３６の
可動爪４２，４２を復帰スプリング４５，４５に
抗して前方へ押出し、固定爪３９，３９と可動爪
４２，４２との間でシート１６の後端２個所を保
持する。

シート１６が保持されると、ストツパ３５がシ
ート１６と干渉しない位置へ倒伏し、同時に直流
モータ５６が正回転し、チエーンコンベア３８を
循環させて移動体３７をレール部材５１，５１に
沿つて所定ストローク移動させ、保持手段３６に
て保持されたシート１６を第２のマグネツトコン
ベア３４から取出し、前方へ送つてプレス機２２
のプレス型２３内へ挿入する。続いてエアーシリ
ンダ４６へのエアーの供給が停止され、復帰スプ
リング４５，４５の牽引力により可動爪４２，４
２が後退し、シート１６を解放してプレス型２３
内へ供給する。

シート１６が供給されると、ストツパ３５が起
立し直流モータ５６が逆回転し、チエーンコンベ
ア３８を介して移動体３７及び保持手段３６が後
方へ復帰させられ、更に駆動モータ３０が動作し
て第１・第２のマグネツトコンベア２８，３４を
循環させて第２のマグネツトコンベア３４の後方
で待機しているシート１６を前方へ送る。また、
第１のマグネツトコンベア３４の動作中にバキユ
ームヘツド２６，２６が動作しストツク台１７上
のシート１６を吸着して取出し、当該シート１６
を第１のマグネツトコンベア２８から第２のマグ
ネツトコンベア３４へ供給する。

そして第２のマグネツトコンベア３４のシート
１６がストツパ３５にて停止させられると、第
１・第２のマグネツトコンベア２８，３４の送り
が停止させられ、センタリング機構にてシート１
６の位置決めがなされ、この後供給機構２０が前
記した動作を行ない、位置決めされたシート１６
をプレス型２３内へ供給する。

上記した動作を順次繰り返してストツク台１７
上に積層されたシート１６を一枚宛取出してプレ
ス機２２のプレス型２３内へ供給する。

また、プレス機２２のプレス型２３を交換する
時は、ベース１５上に設けられた駆動モータ６０
を動作させて装置全体を移動させてプレス機２２
から離し、この状態でプレス型２３の交換を行な
い、この後、再び装置全体を移動させてプレス機
２２に接近させてシート１６の供給を行なう。こ
のプレス型２３の交換に伴ない、シート１６の被
供給高さが変わると、調整機構２１の油圧シリン
ダ５９を伸長或いは短縮させて架台３３を上下動
させてシート１６の供給高さを調整する。

尚、上記シートフイーダ装置は、移動体３７を
往復動させるチエーンコンベア３８を動力伝達手
段５８を介して直流モータ５６にて駆動させるよ
うにしたから、チエーンコンベア３８の駆動機構
を簡素化できると共に正逆回転を簡単に行うこと
ができ、しかも速度制御も容易に行え、移動体３
７のストローク端での停止時には速度を遅くして
衝撃を生じることなく確実に停止させることがで
き、保持手段におけるシート解放時のタイミング
を常に一定に保つことができ、シート供給時に位
置ずれを生じることがない。また大きな正逆回転
の変換時に大きな衝撃を生じないので、騒音もな
く振動も生じず、装置へ悪影響を及ぼすこともな
い。

以上説明した様に、この考案によれば、待機時
可動爪は固定爪の下部に収容されており、可動爪
やこれを動作させるエアーシリンダ等はシートを
搬送するマグネツトコンベアの上方に配置されて
いるため、マグネツトコンベア上のシートは可動
爪等と干渉することなく送られる。そしてシート
を保持するときはエアーシリンダにて平行リンク
を揺動させれば、可動爪が円弧状に平行移動して
一端シートより下方に沈み、この後上昇して固定
爪との間でシートの後端を保持でき、その後前進
してプレス機へ供給できる。従つて固定爪や可動
爪、エアーシリンダ等を上下方向に移動させる必
要がなく、これらをマグネツトコンベア上でこれ
と平行に往復移動する移動体に固設することがで
き、しかも、各部品をマグネツトコンベアと平行
に設置できるので、構造を簡単にすることができ
ると共に高さも低くして装置をコンパクトにする
ことができる。

さらにシートの後端を保持して供給するので、
シートをプレス型内に挿入した時、固定爪及び可
動爪はプレス型の側部に位置し、その送りストス
ークが短くなると共にプレス型との干渉域がなく
なるので、プレスの待ち時間が短くなり、シート
供給のサイクルタイムが大幅に短縮される。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のシートフイーダ装置におけるシ
ート供給機構を示す概略側面図、第２図は従来の
供給機構の駆動手段を示す斜視図、第３図は本考
案に係かるシートフイーダ装置の全体構成を示す
側面図、第４図は本考案に係る移動体及び保持手
段の平面図、第５図はその側面図、第６図はチエ
ーンコンベアの駆動手段を示す斜視図である。 １５……ベース、１６……シート、２０……供
給機構、３６……保持手段、３７……移動体、３
８……チエーンコンベア、３９……固定爪、４
０，４１……平行リンク、４２……可動爪、４５
……復帰スプリング、４６……エアーシリンダ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. シートを一枚宛所定位置まで搬送するマグネツ
   トコンベアと、マグネツトコンベアの上方で、こ
   れと平行に往復移動させられる移動体と、先部を
   斜め下方に折曲げ、かつ先端を水平に形成し、先
   端下面をシートのクランプ高さに設定して前記移
   動体の前面に取付けられる固定爪と、固定爪に２
   本の平行リンクを介して前後に平行移動自在に吊
   下げ支持され、後退時には固定爪内に収容されて
   下面が固定爪の最下端面と同一高さとなり、前進
   時には先端上面が固定爪の先端下面と衝合する可
   動爪と、固定爪の高さの範囲内でマグネツトコン
   ベアと平行に配置されて移動体の下面に取付けら
   れ、前記平行リンクを揺動させるエアーシリンダ
   とを具備したことを特徴とするシートフイーダ装
   置。